JP2003133424A - 容量素子及びその製造方法 - Google Patents
容量素子及びその製造方法Info
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Abstract
なる寄生容量を従来のものに比べて大幅に低減し、ま
た、外部ノイズを遮蔽しうる容量素子及びその製造方法
を提供する。 【解決手段】 基板10上に層間絶縁膜12を介して形
成された下層電極22と、下層電極22に対して層間絶
縁膜12を介して対向する上層電極24と、基板10と
下層電極22の間に形成され、上層電極24に電気的に
接続された下部配線層14とを有する。
Description
おいてアナログ回路等に使用される容量素子及びその製
造方法に関する。
いて、高周波数領域で直流成分をカットするために容量
素子が一般に用いられている。そして、外部部品削減や
端子数削減等によるコストダウンという理由から容量素
子をICに内蔵することが求められていた。また、その
ほか、ノイズ対策の容易さ等の理由からも容量素子をI
Cに内蔵することが求められていた。
生容量が存在する。この寄生容量は、容量素子が本来有
する容量の誤差となり精度の低下を招来する原因とな
る。また、容量自体は電力を消費することはないが、寄
生容量部で無駄な電力が消費されてしまう。このため、
ICにおける駆動増幅器にとっても、寄生容量が大きい
とその分だけ駆動能力を上げる必要があり、この結果、
消費電力が大きくなるという悪循環に陥ることにもな
る。このように、ICに内蔵した容量素子の寄生容量
は、ICの高速性能化の足かせともなっていた。
tal-Oxide-Semiconductor)容量から、以下に述べる2
層Poly容量やMIM(Metal-Insulator-Metal)容
量等のプロセス開発がなされてきた。また、寄生容量の
回路への影響を低減するための工夫が回路面やレイアウ
ト面からなされてきた。
略図であり、図13(a)は、2層Poly容量の構造
を示す断面図、図13(b)は、MIM容量の構造を示
す断面図である。
ように、シリコン基板100上の層間絶縁膜102中
に、多結晶シリコン膜からなる下層電極104及び上層
電極106を形成したものである。一方、MIM容量
は、図13(b)に示すように、シリコン基板100上
の層間絶縁膜102中にアルミニウムや、銅、窒化チタ
ン等の金属からなる下層電極108及び上層電極110
を形成したものである。最近は、寄生容量及び寄生抵抗
の点で有利なMIM容量が主流となりつつある。
上、下層電極に寄生容量が付き易くなっている。このた
め、このような容量素子をICに組み込むときには、回
路的に寄生容量の影響を受け難い側に下層電極を使用す
る。すなわち、例えば、電位が固定される側に下層電極
を使用する。そして、回路的に寄生容量の影響を受けや
すい側に上層電極を使用するのが一般的となっている。
て、サンプル・アンド・ホールド回路に適用した場合を
図14を用いて説明する。図14(a)は、サンプル・
アンド・ホールド回路に用いられたMIM容量の構造を
示す断面図であり、図14(b)は、MIM容量の構造
を示す上面図である。なお、図14(a)の断面図は、
図14(b)のA−A′線断面を示している。また、図
14に示す容量素子には、配線層間等に形成された複数
の層間絶縁膜が存在するが、以下の図14の説明では、
これら層間絶縁膜を一括して層間絶縁膜124と呼ぶこ
ととする。
ンド・ホールド回路では、入力電圧が入力される入力部
112と、出力電圧を出力する出力部114が、スイッ
チ116を介して接続されている。スイッチ116と出
力部114との間には、ノード118が設けられ容量1
20が接続されている。容量120のノード118に対
向する側が接地され電位が固定されている。この容量1
20として、MIM容量が用いられる。
に、基板122上に層間絶縁膜124を介して容量の下
層電極としても機能する下層電極兼下部配線層126が
形成されている。下層電極兼下部配線層126の上に
は、層間絶縁膜124を介して上層電極128が形成さ
れている。そして、上層電極128上側には、層間絶縁
膜124中に形成されたビア層130を介して上層電極
128に接続する上部配線層132が形成されている。
の動作中にノード118が高いインピーダンスとなる期
間がある。このため、容量120に寄生容量が存在する
と、その寄生容量を介してノイズが乗り易くなり誤差の
原因となる。そこで、このようなサンプル・アンド・ホ
ールド回路にMIM容量を適用する場合には、一般に、
図14(a)に示すように上層配線128がノード11
8に接続される。一方、下層電極兼下部配線層126
が、接地され電位が固定される側となっている。このよ
うに、寄生容量の付き易い傾向にあるMIM容量の下層
電極を固定電位とすることにより、寄生容量の影響を可
能な限り低減しようとする工夫がなされていた。
内蔵した容量素子の寄生容量を低減し或いは除去するた
めに、プロセス開発や回路設計等の種々の観点からのア
プローチがこれまでなされてきた。
は、十分に寄生容量を低減することができなかった。ま
た、従来のMIM容量の構造では、外来ノイズの影響を
受けやすいという難点も存在していた。
消費電力等の原因となる寄生容量を従来のものに比べて
大幅に低減し、また、外部ノイズを遮蔽しうる容量素子
及びその製造方法を提供することにある。
1の絶縁膜を介して形成された下層電極と、前記下層電
極に対して第2の絶縁膜を介して対向する上層電極と、
前記基板と前記下層電極の間に形成され、前記上層電極
に電気的に接続された下部配線層とを有することを特徴
とする容量素子により達成される。
を介して形成された下層電極と、前記下層電極に対して
第2の絶縁膜を介して対向する上層電極と、前記基板と
前記下層電極の間に形成され、前記下層電極に電気的に
接続された下部配線層と、前記上層電極上に第3の絶縁
膜を介して形成され、前記下部配線層に電気的に接続さ
れた上部配線層とを有することを特徴とする容量素子に
より達成される。
を介して下層電極を形成する工程と、前記下層電極に対
して第2の絶縁膜を介して対向する上層電極を形成する
工程とを有する容量素子の形成方法であって、前記基板
と前記下層電極の間に、前記上層電極に電気的に接続さ
れた下部配線層を形成する工程を更に有することを特徴
とする容量素子の形成方法により達成される。
を介して下層電極を形成する工程と、前記下層電極に対
して第2の絶縁膜を介して対向する上層電極を形成する
工程と、前記基板と前記下層電極の間に、前記下層電極
に電気的に接続された下部配線層を形成する工程と、前
記上層電極上に第3の絶縁膜を介して、前記下部配線層
に電気的に接続された上部配線層を形成する工程とを有
することを特徴とする容量素子の製造方法により達成さ
れる。
施形態による容量素子及びその製造方法について図1乃
至図4を用いて説明する。図1は、本実施形態による容
量素子の構造を示す概略図、図2乃至図4は、本実施形
態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
図1を用いて説明する。図1(a)は、本実施形態によ
る容量素子の構造を示す断面図、図1(b)は、本実施
形態による容量素子の構造を示す上面図である。図1
(a)では、本実施形態による容量素子を、サンプル・
アンド・ホールド回路に適用した場合を示している。サ
ンプル・アンド・ホールド回路は、一般に、IC等にお
いてA/D変換器等の入力電圧を標本化し、保持するた
めに使用される回路である。なお、図1(a)は、図1
(b)のA−A′線断面を示している。また、本実施形
態による容量素子には、配線層間等に形成された複数の
層間絶縁膜が存在するが、便宜上以下の説明では、これ
ら層間絶縁膜を一括して層間絶縁膜12と呼ぶこととす
る。
上に、層間絶縁膜12を介して下部配線層14が形成さ
れている。下部配線層14の上には、層間絶縁膜12を
介し中間配線層16aが形成されている。中間配線層1
6a上には、層間絶縁膜12を介してMIM容量の下層
電極22が形成されている。中間配線層と16aと下層
電極22とは、ビア層18a、中継用配線層20aを介
して電気的に接続されている。
してMIM容量の上層電極24が形成されている。上層
電極24上には、層間絶縁膜12を介して上部配線層2
8が形成されている。上層電極24と上部配線層28と
は、ビア層26aを介して電気的に接続されている。
間配線層16b、ビア層18b、中継用配線層20b、
ビア層26bを介して下部配線層14に電気的に接続さ
れている。中間配線層16bは、中間配線層16aと同
層に形成されている。中継用配線層20bは、中継用配
線層20aと同層に形成されている。
に中継用配線層20cが形成されており、上部配線層2
8と中継用配線層20cとがビア層26cを介して接続
されている。ビア層26c及び中継用配線層20cは、
図1(b)に示すように、下層電極22及び上層電極2
4の周囲を囲むように複数形成されている。
ド・ホールド回路では、入力電圧が入力される入力部3
0と、出力電圧を出力する出力部32が、スイッチ34
を介して接続されている。スイッチ34と出力部32と
の間には、ノード36が設けられ容量38が接続されて
いる。容量38のノード36に対向する側が接地され電
位が固定されている。この容量38として、上記構造を
有する本実施形態による容量素子が用いられる。
路において、本実施形態による容量素子の中間配線層1
6aがノード36に接続され、下部配線層14に電気的
に接続している上部配線層28が、接地され電位が常時
固定される側となっている。
2と基板10との間に形成された下部配線層14と、下
部配線層14と上部配線層28とを接続するビア層29
等からなる配線類と、下層電極22及び上層電極24の
側方に形成されたビア層26cとを有することに特徴が
ある。このように、MIM容量の下層電極22及び上層
電極24を配線類で被うことにより寄生容量が生じるの
を防止することができる。さらに、MIM容量の下層電
極22及び上層電極24を被う配線類がシールドとして
機能し、外来ノイズを遮蔽することができる。
る容量素子をサンプル・アンド・ホールド回路の容量3
8として適用した場合の効果について説明する。
イッチ34を短時間オンにすることにより、容量38に
入力電位を充電する。この期間をサンプリング期間とい
う。次いで、スイッチ34をオフにすると、容量38に
充電された電圧は保持され次にスイッチ34をオンにす
るまで保持された電位は変化しない。この期間をホール
ド期間という。このホールド期間中は、ノード36が高
いインピーダンスとなるため、容量38に寄生容量が存
在すると、その寄生容量を介してノイズが乗りやすく誤
差の原因となる。
類により被われた下層電極22を寄生容量の影響を受け
やすいノード36側の電極として使用し、上層電極24
を固定電位側とすることにより、寄生容量に影響され
ず、より精度の高い回路を実現することができる。
法について図2乃至図4を用いて説明する。
する。次いで、層間絶縁膜12上に、例えばアルミニウ
ム膜を形成し、下部配線層14にパターニングする(図
2(a))。
し、層間絶縁膜12中に、下部配線層14に達するビア
ホールを形成する。次いで、全面に金属膜を形成しビア
ホールに金属膜を埋め込む。次いで、CMP(Chemical
Mechanical Polishing)により、ビアホールに埋め込
まれたもの以外の余分な金属膜を除去する。こうして、
下部配線層14に電気的に接続するビア層29を形成す
る(図2(b))。
形成し、通常のリソグラフィー技術により、中間配線層
16a、16bにパターニングする(図2(c))。
し、層間絶縁膜12中に、中間配線層16aに達するビ
アホールと、中間配線層16bに達するビアホールとを
形成する。次いで、全面に金属膜を形成し、これらビア
ホールに金属膜を埋め込む。次いで、CMPにより、ビ
アホールに埋め込まれたもの以外の余分な金属膜を除去
する。こうして、中間配線層16aに電気的に接続する
ビア層18aと、中間配線層16bに電気的に接続する
ビア層18bとを形成する(図2(d))。
シン法を用いて中継用配線層20a、20b、20cを
形成する。すなわち、全面に、層間絶縁膜12を形成
し、層間絶縁膜12中にビア層18a、18bに達する
溝と、いずれにも達しない溝とを形成する。次いで、全
面に例えば銅膜を形成し、これら溝中に銅膜を埋め込
む。 次いで、CMPにより、溝に埋め込まれたもの以
外の余分な銅膜を除去する。こうして、ビア層18aに
電気的に接続する中継用配線層20aと、ビア層18b
に電気的に接続する中継用配線層20bと、いずれにも
接続しない中継用配線層20cとを形成する(図3
(a))。
間絶縁膜12、窒化チタン膜40bを順次形成する。
(図3(b))。
り、積層された窒化チタン膜40a、層間絶縁膜12、
窒化チタン膜40bをパターニングし、溝に埋め込まれ
た中継用配線層20aと接触する下層電極50と、層間
絶縁膜12を介して下層電極22に対向する上層電極2
4とを形成する(図3(c))。
し、層間絶縁膜12中に上層電極24に達するビアホー
ルと、中継用配線層20b、20cに達するビアホール
とを形成する。次いで、全面に金属膜を形成し、これら
ビアホールに金属膜を埋め込む。次いで、CMPによ
り、ビアホールに埋め込まれたもの以外の余分な金属膜
を除去する。こうして、上層電極24に電気的に接続す
るビア層26aと、中継用配線層20bに電気的に接続
するビア層26bと、中継用配線層20cに電気的に接
続するビア層26cとを形成する(図4(a))。
接続する上部配線層28を形成する。次いで、全面に、
層間絶縁膜12を形成し、本実施形態による容量素子の
製造を終了する(図4(b))。
容量の下層電極22及び上層電極24を配線類により上
下側方から被うので、寄生容量が生じるのを防止するこ
とができ、また、外来ノイズを遮断することができる。
よる容量素子及びその製造方法について図5を用いて説
明する。図5は、本実施形態による容量素子の構造を示
す断面図である。なお、第1実施形態による容量素子及
びその製造方法と同一の構成要素については同一の符号
を付し説明を省略或いは簡略にする。
態による容量素子の中継用配線層20a、20b、20
cと中間配線層16a、16bとの間に、配線層を一層
追加し、下層電極22に対してアレイ状の配線パターン
からなる配線容量を形成したものである。
20cには、ビア層18a、18b、18cを介して、
配線層41a、41b、41cが接続されている。
を介して中間配線層16aが接続している。配線層41
bは、ビア層42bを介して中間配線層16bに接続し
ている。また、下部配線層14には、中間配線層16a
に接続していない配線層41aに対向するように、中間
配線層16cがビア層29aを介して接続されている。
中継用配線層20aと配線層41aと中間配線層16c
とはほぼ同一の面積を有している。また、配線層41a
と中間配線層16cとは層間絶縁膜12を介して対向し
ている。
は、中継用配線層20a及び配線層41aと、中間配線
層16cとからなるアレイ状の配線パターンが配線間容
量をなしていることに主たる特徴がある。このように、
MIM容量の下層電極22と下部配線層14との間にア
レイ状の配線パターンからなる配線間容量を形成するこ
とにより、これらがMIM容量に対して一定比率の容量
となるため、MIM容量の精度の低下を防止することが
できる。
態による容量素子の製造方法において、中継用配線層2
0a、20b、20cを形成する工程の前段に、配線層
41a、41b、41cを形成する工程を追加すること
により製造することができる。なお、中間配線層16
a、16bを製造する際に、ビア層29aを介して下部
配線層14に接続され、配線層41aに対向する中間配
線層16cを同時に形成する必要がある。
容量の下層電極22及び上層電極24を配線類により上
下側方から被うので、寄生容量が生じるのを防止するこ
とができ、また、外来ノイズを遮断することができる。
さらに、下層電極22に対してアレイ状の配線間容量を
形成するので、より精度の高い容量を実現することがで
きる。
0a及び配線層41aとの2層とからなるアレイ状の配
線パターンを形成していたが、配線層41aのみならず
複数の配線層を追加してアレイ状の配線パターンを構成
してもよい。
間のビア層を、同じ配線マスク及び同じビアマスクを用
いたリソグラフィー技術により、配線層及びビア層を積
み重ねて形成してもよい。こうすることで、簡単にアレ
イ状の配線パターンを形成することができる。
20a及び配線層41aと対向する中間配線層16cの
組み合わせの数は、下層電極の面積に比例するように設
定することが望ましい。これにより、より正確に容量を
算出することができ、より精度の高いMIM容量を得る
ことができる。
よる容量素子及びその製造方法について図6乃至図9を
用いて説明する。図6は、本実施形態による容量素子の
構造を示す概略図、図7乃至図9は、本実施形態による
容量素子の製造方法を示す工程断面図である。なお、第
1実施形態による容量素子及びその製造方法と同一の構
成要素については同一の符号を付し説明を省略或いは簡
略にする。
図6を用いて説明する。図6(a)は、本実施形態によ
る容量素子の構造を示す断面図、図6(b)は、本実施
形態による容量素子の構造を示す上面図である。図6
(a)では、第1実施形態と同様に、本実施形態による
容量素子をサンプル・アンド・ホールド回路に適用した
場合を示している。なお、図6(a)は、図6(b)の
A−A′線断面を示している。
上に、層間絶縁膜12を介してMIM容量の下層電極と
して機能する下層電極兼下部配線層44が形成されてい
る。下層電極兼下部配線層44の上には、層間絶縁膜1
2を介してMIM容量の上層電極46が形成されてい
る。上層電極46上には、層間絶縁膜12を介して中間
配線層50が形成されている。上層電極46と中間配線
層50とは、ビア層48を介して電気的に接続されてい
る。
介して上部配線層52が形成されている。上部配線層5
2は、ビア層54、中間配線層56、ビア層58を介し
て下層電極兼下部配線層44に電気的に接続されてい
る。中間配線層56は、中間配線層50と同層に形成さ
れている。
同様に、サンプル・アンド・ホールド回路の容量38と
して、上記構造を有する本実施形態による容量素子が用
いられる。すなわち、サンプル・アンド・ホールド回路
において、本実施形態による容量素子の中間配線層50
がノード36に接続され、下層電極兼下部配線層44に
電気的に接続している上部配線層52が、接地され電位
が常時固定される側となっている。
6の上側に、下層電極兼下部配線層44に接続され、下
層電極兼下部配線層44とともにMIM容量の上層電極
46を挟む上部配線層52を有することに主たる特徴が
ある。このように、下層電極兼下部配線層44と上部配
線層52とにより上層電極46を挟む構造とすることに
より、寄生容量が生ずるのを抑えることができる。ま
た、上部配線層52がシールドとして機能し、外来のノ
イズから上層電極46を遮断することができる。
法について図7乃至9を用いて説明する。
する。次いで、層間絶縁膜12上に、例えばアルミニウ
ム膜を形成する。次いで、形成したアルミニウム膜を通
常のリソグラフィー技術により、MIM容量の下層電極
及び配線として機能する下層電極兼下部配線層44にパ
ターニングする(図7(a))。
タン膜60とを順次形成する(図7(b))。
り、層間絶縁膜12及び窒化チタン膜60をパターニン
グし、層間絶縁膜12を介して下層電極兼下部配線層4
4に対向する上層電極46を形成する(図7(c))。
し、層間絶縁膜12中に、上層電極46に達するビアホ
ール62と、下層電極兼下部配線層44に達するビアホ
ール64とを形成する(図7(d))。
62、44に金属膜を埋め込む。次いで、CMPによ
り、ビアホール62、44に埋め込まれたもの以外の余
分な金属膜を除去する。こうして、上層電極46に電気
的に接続するビア層48と、下層電極兼下部配線層44
に電気的に接続するビア層54とを形成する(図8
(a))。
形成する。次いで、通常のリソグラフィー技術により、
形成したアルミニウム膜を各ビア層48、54に接続す
る中間配線層50、56にパターニングする(図8
(b))。
し、下層電極兼下部配線層44に接続する中間配線層5
6に達するビアホール66を形成する(図8(c))。
ル66に金属膜を埋め込む。次いで、CMPにより、ビ
アホール66に埋め込まれたもの以外の余分な金属膜を
除去する。こうして、中間配線層56に電気的に接続す
るビア層58を形成する(図9(a))。
形成し、通常のリソグラフィー技術により、アルミニウ
ム膜をビア層58に接続する上部配線層52にパターニ
ングする(図9(b))。
し、本実施形態による容量素子の製造を終了する(図9
(c))。
容量の上層電極46を下層電極兼下部配線層44と、下
層電極兼下部配線層44に電気的に接続された上部配線
層52とにより被うので、寄生容量が生じるのを防止す
ることができ、また、外来ノイズを遮断することができ
る。
c及び中継用配線層20cを、下層電極22及び上層電
極24の周囲と囲むように複数形成していたように、本
実施形態においても、下層電極兼下部配線層44に接続
されたビア層等を上層電極46の周囲を囲むように複数
形成してもよい。こうすることで、より効果的に外来ノ
イズを遮断することができる。
よる容量素子及びその製造方法について図10乃至図1
2を用いて説明する。図10は、本実施形態による容量
素子の構造を示す概略図、図11及び図12は、本実施
形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図であ
る。なお、第1乃至第3実施形態による容量素子及びそ
の製造方法と同一の構成要素については同一の符号を付
し説明を省略或いは簡略にする。
図10を用いて説明する。図10(a)は、本実施形態
による容量素子の構造を示す断面図、図10(b)は、
本実施形態による容量素子の構造を示す上面図である。
図10(a)では、第1実施形態と同様に、本実施形態
による容量素子をサンプル・アンド・ホールド回路に適
用した場合を示している。なお、図10(a)は、図1
0(b)のA−A′線断面を示している。
(a)に示すように、基板10上に層間絶縁膜12を介
して下部配線層68が形成されている。下部配線層68
上には、層間絶縁膜12を介してMIM容量の下層電極
70が形成されている。下部配線層68と下層電極70
とは、ビア層72、中継用配線層74を介して電気的に
接続されている。
してMIM容量の上層電極46が形成されている。上層
電極46上には、層間絶縁膜12を介して中間配線層5
0が形成されている。上層電極46と中間配線層50と
は、ビア層48を介して電気的に接続されている。
を介して上部配線層52が形成されている。上部配線層
52は、ビア層76、中継用配線層78、ビア層80、
中間配線層56、ビア層58を介して下部配線層68に
電気的に接続されている。中継用配線層78は、中継用
配線層74と同層に形成されている。中間配線層56
は、中間配線層50と同層に形成されている。
は、第3実施形態と同様に、中間配線層50がノード3
6に接続され、下層電極70に接続する上部配線層52
が、接地され電位が固定される側となっている。
6の上側に、下部配線層68に電気的に接続され、下部
配線層68とともにMIM容量の上層電極46を挟む上
部配線層52を有することに主たる特徴がある。このよ
うに、下部配線層68と上部配線層52とにより上層電
極46を挟む構造とすることにより、寄生容量が生ずる
のを抑えることができる。また、上部配線層52がシー
ルドとして機能し、外来のノイズから上層電極46を遮
断することができる。
法について図11及び図12を用いて説明する。
する。次いで、層間絶縁膜12上に、例えばアルミニウ
ム膜を形成する。次いで、形成したアルミニウム膜を通
常のリソグラフィー技術により、下部配線層68にパタ
ーニングする(図11(a))。
し、層間絶縁膜12中に下部配線層68に達するビアホ
ールを形成する。次いで、全面に、金属膜を形成しビア
ホール中に金属膜を埋め込む。次いで、CMPにより、
ビアホールに埋め込まれたもの以外の余分な金属膜を除
去する。こうして、下部配線層68に電気的に接続する
ビア層72、76を形成する(図11(b))。
シン法を用いて中継用配線層74、78を形成する。す
なわち、全面に、層間絶縁膜12を形成し、層間絶縁膜
12中にビア層72、76に達する溝を形成する。次い
で、全面に例えば銅膜を形成し溝中に銅膜を埋め込む。
次いで、CMPにより、溝に埋め込まれたもの以外の余
分な銅膜を除去する。こうして、ビア層72、76に電
気的に接続する中継用配線層74、78を形成する(図
11(c))。
間絶縁膜12、窒化チタン膜82bを順次形成する。
(図11(d))。
り、積層された窒化チタン膜82a、層間絶縁膜12、
窒化チタン膜82bをパターニングし、溝に埋め込まれ
た中継用配線層74と接触する下層電極70と、層間絶
縁膜12を介して下層電極70に対向する上層電極46
とを形成する(図12(a))。
し、層間絶縁膜12中に上層電極46に達するビアホー
ルと、中継用配線層78に達するビアホールとを形成す
る。次いで、全面に金属膜を形成しビアホールに金属膜
を埋め込む。次いで、CMPにより、ビアホールに埋め
込まれたもの以外の余分な金属膜を除去する。こうし
て、上層電極46に電気的に接続するビア層48と、中
継用配線層78に電気的に接続するビア層80とを形成
する(図12(b))。
8に接続する中間配線層50と、ビア層80に接続する
中間配線層56とを形成する。次いで、全面に層間絶縁
膜12を形成した後、中間配線層56にビア層58を介
して接続する上部配線層52を形成する。次いで、全面
に層間絶縁膜12を形成し、本実施形態による容量素子
の製造を終了する(図12(c))。
容量の上層電極46を下部配線層68と、下部配線層6
8に電気的に接続する上部配線層52とにより被うの
で、寄生容量が生じるのを防止することができ、また、
外来ノイズを遮断することができる。
限らず種々の変形が可能である。
4や、中間配線層16a、16b、上部配線層28、下
層電極兼下部配線層44、中間配線層50、上部配線層
52、中間配線層56、下部配線層68等の配線層を、
通常のリソグラフィー技術によりアルミニウム配線とし
て形成していたが、これら配線層を、ダマシン法により
銅配線として形成してもよい。
量素子をサンプル・アンド・ホールド回路に適用した場
合を示していたが、適用可能な回路はサンプル・アンド
・ホールド回路に限定されるものではない。他の回路に
適用する場合においても、サンプル・アンド・ホールド
回路に適用した場合と同様に電位等を考慮して、上層電
極及び下層電極の接続を決定することが望ましい。
子及びその製造方法の特徴をまとめると以下の通りにな
る。
て形成された下層電極と、前記下層電極に対して第2の
絶縁膜を介して対向する上層電極と、前記基板と前記下
層電極の間に形成され、前記上層電極に電気的に接続さ
れた下部配線層とを有することを特徴とする容量素子。
て、前記上層電極に電気的に接続され、前記下層電極を
側方から被うように形成された側部配線層を更に有する
ことを特徴とする容量素子。
において、前記下層電極と前記下部配線層との間に、前
記下層電極に接続された第1の配線パターンと、前記第
1の配線パターンに対向し、前記下部配線層に接続され
た第2の配線パターンとを更に有することを特徴とする
容量素子。
て、前記第1の配線パターンは、複数の配線容量用配線
層がアレイ状に配列されたものであり、前記第2の配線
パターンは、前記第1の配線パターンの配線容量用配線
層の各々に対向するように配列された複数の配線容量用
配線層がアレイ状に配列されたものであることを特徴と
する容量素子。
て形成された下層電極と、前記下層電極に対して第2の
絶縁膜を介して対向する上層電極と、前記基板と前記下
層電極の間に形成され、前記下層電極に電気的に接続さ
れた下部配線層と、前記上層電極上に第3の絶縁膜を介
して形成され、前記下部配線層に電気的に接続された上
部配線層とを有することを特徴とする容量素子。
て、前記下層電極に電気的に接続され、前記下層電極を
側方から被うように形成された側部配線層を更に有する
ことを特徴とする容量素子。
て下層電極を形成する工程と、前記下層電極に対して第
2の絶縁膜を介して対向する上層電極を形成する工程と
を有する容量素子の形成方法であって、前記基板と前記
下層電極の間に、前記上層電極に電気的に接続された下
部配線層を形成する工程を更に有することを特徴とする
容量素子の形成方法。
方法において、前記上層電極に電気的に接続され、前記
下層電極を側方から被う側部配線層を形成する工程を更
に有することを特徴とする容量素子の形成方法。
の製造方法において、前記下層電極と前記下部配線層と
の間に、前記下層電極に接続された第1の配線パターン
を形成する工程と、前記第1の配線パターンに対向し、
前記下部配線層に接続された第2の配線パターンとを形
成する工程とを更に有することを特徴とする容量素子の
製造方法。
造方法において、複数の配線容量用配線層をアレイ状に
配列するように形成して前記第1の配線パターンを形成
し、前記第1の配線パターンの配線容量用配線層の各々
に対向するように、複数の配線容量用配線層をアレイ状
に配列するように形成して前記第2の配線パターンを形
成することを特徴とする容量素子の製造方法。
素子の製造方法において、前記第1の配線パターン及び
前記第2の配線パターンの形成には、同一の配線形成用
マスク及びビア形成用マスクを用いることを特徴とする
容量素子の製造方法。
して下層電極を形成する工程と、前記下層電極に対して
第2の絶縁膜を介して対向する上層電極を形成する工程
と、前記基板と前記下層電極の間に、前記下層電極に電
気的に接続された下部配線層を形成する工程と、前記上
層電極上に第3の絶縁膜を介して、前記下部配線層に電
気的に接続された上部配線層を形成する工程とを有する
ことを特徴とする容量素子の製造方法。
製造方法において、前記下層電極に電気的に接続され、
前記下層電極を側方から被う側部配線層を形成する工程
を更に有することを特徴とする容量素子の製造方法。
第1の絶縁膜を介して形成された下層電極と、下層電極
に対して第2の絶縁膜を介して対向する上層電極と、基
板と下層電極の間に形成され、上層電極に電気的に接続
された下部配線層とを有するので、容量の精度低下や無
駄な消費電力等の原因となる寄生容量を従来のものに比
べて大幅に低減することができ、また、外部ノイズを遮
蔽することができる。
された下層電極と、下層電極に対して第2の絶縁膜を介
して対向する上層電極と、基板と前記下層電極の間に形
成され、下層電極に電気的に接続された下部配線層と、
上層電極上に第3の絶縁膜を介して形成され、下部配線
層に電気的に接続された上部配線層とを有するので、同
様に寄生容量を大幅に低減することができ、また、外来
ノイズを遮蔽することができる。
示す概略図である。
法を示す工程断面図(その1)である。
法を示す工程断面図(その2)である。
法を示す工程断面図(その3)である。
示す断面図である。
示す概略図である。
法を示す工程断面図(その1)である。
法を示す工程断面図(その2)である。
法を示す工程断面図(その3)である。
を示す概略図である。
方法を示す工程断面図(その1)である。
方法を示す工程断面図(その2)である。
ールド回路に適用した場合を示す概略図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 基板上に第1の絶縁膜を介して形成され
た下層電極と、 前記下層電極に対して第2の絶縁膜を介して対向する上
層電極と、 前記基板と前記下層電極の間に形成され、前記上層電極
に電気的に接続された下部配線層とを有することを特徴
とする容量素子。 - 【請求項2】 請求項1記載の容量素子において、 前記上層電極に電気的に接続され、前記下層電極を側方
から被うように形成された側部配線層を更に有すること
を特徴とする容量素子。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の容量素子におい
て、 前記下層電極と前記下部配線層との間に、前記下層電極
に接続された第1の配線パターンと、 前記第1の配線パターンに対向し、前記下部配線層に接
続された第2の配線パターンとを更に有することを特徴
とする容量素子。 - 【請求項4】 基板上に第1の絶縁膜を介して形成され
た下層電極と、 前記下層電極に対して第2の絶縁膜を介して対向する上
層電極と、 前記基板と前記下層電極の間に形成され、前記下層電極
に電気的に接続された下部配線層と、 前記上層電極上に第3の絶縁膜を介して形成され、前記
下部配線層に電気的に接続された上部配線層とを有する
ことを特徴とする容量素子。 - 【請求項5】 請求項4記載の容量素子において、 前記下層電極に電気的に接続され、前記下層電極を側方
から被うように形成された側部配線層を更に有すること
を特徴とする容量素子。 - 【請求項6】 基板上に第1の絶縁膜を介して下層電極
を形成する工程と、 前記下層電極に対して第2の絶縁膜を介して対向する上
層電極を形成する工程とを有する容量素子の形成方法で
あって、 前記基板と前記下層電極の間に、前記上層電極に電気的
に接続された下部配線層を形成する工程を更に有するこ
とを特徴とする容量素子の形成方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の容量素子の形成方法にお
いて、 前記上層電極に電気的に接続され、前記下層電極を側方
から被う側部配線層を形成する工程を更に有することを
特徴とする容量素子の形成方法。 - 【請求項8】 請求項6又は7記載の容量素子の製造方
法において、 前記下層電極と前記下部配線層との間に、前記下層電極
に接続された第1の配線パターンを形成する工程と、 前記第1の配線パターンに対向し、前記下部配線層に接
続された第2の配線パターンとを形成する工程とを更に
有することを特徴とする容量素子の製造方法。 - 【請求項9】 基板上に第1の絶縁膜を介して下層電極
を形成する工程と、 前記下層電極に対して第2の絶縁膜を介して対向する上
層電極を形成する工程と、 前記基板と前記下層電極の間に、前記下層電極に電気的
に接続された下部配線層を形成する工程と、 前記上層電極上に第3の絶縁膜を介して、前記下部配線
層に電気的に接続された上部配線層を形成する工程とを
有することを特徴とする容量素子の製造方法。 - 【請求項10】 請求項9記載の容量素子の製造方法に
おいて、 前記下層電極に電気的に接続され、前記下層電極を側方
から被う側部配線層を形成する工程を更に有することを
特徴とする容量素子の製造方法。
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