JP2003137921A - イソオレフィンコポリマーを製造する方法 - Google Patents
イソオレフィンコポリマーを製造する方法Info
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Abstract
マーの製法、特にニトロ化合物を使用せずにポリマー中
にイソプレン2%以上を有するブチルゴムの製法を提供
すること。 【解決手段】 重合を有機酸ハロゲン化物の存在で行
い、ハロゲン化ジルコニウムおよび/またはハロゲン化
ハフニウムの存在で高分子量のイソオレフィンコポリマ
ーを製造する方法。
Description
ゲン化ハフニウムおよび有機酸ハロゲン化物の存在でイ
ソオレフィンコポリマーを製造するための新規方法、特
にイソプレン高含量ブチルゴムを製造する方法、ならび
にイソブテン、イソプレンおよび場合により他のモノマ
ーから構成されるイソオレフィンコポリマーを製造する
方法を提供する。
は、例えば、Ullmann'sEncyclopedia of Industrial Ch
emistry、第A23巻、1993、288〜295ページから公知であ
る。塩化メチレンをプロセス溶剤として使用するスラリ
ー法でのイソブテンとイソプレンのカチオン共重合は、
三塩化アルミニウムを開始剤として用いて少量の水また
は塩化水素を添加し、−90℃で行われる。低い重合温
度がゴムの用途に十分に高い分子量を得るために必要で
ある。
りジエンコモノマーの分子量低下(=制御)効果を補償
することができる。しかし、この場合にはゲル形成を生
じる著しい副反応の発生がある。約−120℃の反応温
度でのゲル形成およびこれを還元する方法が記載されて
いる( W. A. Thaler, D. J. Buckley, Sr., Meetingof
the Rubber Division, ACS, Cleveland, Ohio, 第6〜
9、1975年5月、出版Rubber Chemistry & Technology 4
9, 960〜966ページ(1976)参照)。一方で、ここで必要
な助剤、例えば、CS2の取り扱いは困難であり、かつ
前記助剤はさらに比較的に高い濃度で利用されなくては
ならない。
四塩化バナジウムを使用し、ゴム用途に十分に高い分子
量を有する生成物を得るための、イソブテンと種々のコ
モノマーとのゲル不含共重合は公知である(EP-A1-0818
476)。
−エーテル複合体および特にイソオレフィンを重合する
ための触媒としてのその使用が記載されている。第2
欄、20行目以降には、四塩化ジルコニウムを単独で使
用することは、不満足な結果を生じることが強調されて
いる。有利に使用されているエーテルは、発ガン物質の
β,β’−ジクロロエチルエーテルである。例として同
様に記載されているジフェニルエーテルは、非常に高い
供給量の場合にしか高い活性を有さない僅にだけ溶解す
る複合体である。ジエチルエーテル(特に特許では可能
性のあるエーテルとして命名されている)は、完全に効
果のない複合体である。
ニトロ化合物の存在でハロゲン化ジルコニウムまたはハ
ロゲン化ハフニウムから製造される開始剤系を使用して
イソオレフィンコポリマーを製造するための方法が記載
されている。一方で、これらの開始剤系は、高度不飽和
ブチルゴムの製造を可能にするが、例えば、爆発の危険
性ゆえに、実際に大工業的な規模で有機ニトロ化合物を
使用することが非常に困難であるという欠点を有する。
課題は、低ゲル含量の高分子量イソオレフィンコポリマ
ーの製法、特にニトロ化合物を使用せずにポリマー中に
イソプレン2%以上を有するブチルゴムの製法を提供す
ることであった。
ハロゲン化物の存在で行うことを特徴とする、ハロゲン
化ジルコニウムおよび/またはハロゲン化ハフニウムの
存在で高分子量のイソオレフィンコポリマーを製造する
方法を提供する。
マーの存在で、4〜16個の炭素原子を有するイソオレ
フィンおよび前記イソオレフィンと共重合可能なジエン
を利用するのが有利である。より有利には、場合により
前記のものと共重合可能な他のモノマーの存在で、イソ
ブテンおよびイソプレンを利用する。
えばハロゲン化炭化水素およびハロゲン化されていない
炭化水素またはこれらの混合物中、特にクロロアルカン
およびクロロアルカン/アルカン混合物中、より有利に
は、塩化メチルおよび塩化メチレンまたはアルカンとの
これらの混合物中で実施するのが有利である。
ロゲン化ハフニウムは、モノマーの不在で有機酸ハロゲ
ン化物と混合するのが有利である。
公知であり、かつ一般的に入手可能である。本発明によ
り有利に使用される酸ハロゲン化物は、一般式(I) R-COX (I) [式中、Rは、C1−C18−アルキル、C3−C18
−シクロアルキルおよびC6−C24−シクロアリール
から成る群から選択される]により定義される。
の1〜18個の炭素原子を有する線状または分枝状の基
であると解釈され、例えばこれはメチル、エチル、n−
プロピル、i-プロピル、n−ブチル、i-ブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、i-ペンチル、ネオペンチル、
ヘキシルおよび他の同族体であり、これはその一部が置
換されていてもよい。ここで、アルキルならびにシクロ
アルキルまたはアリール、例えば、ベンジル、トリメチ
ルフェニル、エチルフェニルは、特に置換基として考慮
される。1〜18個の炭素原子を有する線状アルキル
基、より有利にはメチル、エチルおよびベンジルが有利
である。
の6〜24個の炭素原子を有する単環式または多環式の
アリール基であると解釈され、例えばこれはフェニル、
ナフチル、アントラセニル、フェナントラセニル、およ
びフルオレニルであり、これはその一部が置換されてい
てもよい。ここで、アルキルならびにシクロアルキルま
たはアリール、例えばトロイルおよびメチルフルオレニ
ルは、特に置換基として考慮される。フェニルが有利で
ある。
に公知の3〜18個の炭素原子を有する単環式または多
環式シクロアルキル基であると解釈され、これはシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル、シクロオクチルおよび他の同族
体であり、これはその一部が置換されていてもよい。こ
こで、アルキルならびにシクロアルキルまたはアリー
ル、例えばベンジル、トリメチルフェニル、エチルフェ
ニルは特に置換基として考慮される。シクロヘキシルお
よびシクロペンチルは有利である。
よびヨウ素から成る。Xは有利には塩素から成る。
は、有利には1〜500ppmの範囲内、より有利には
10〜100ppmの範囲内である。酸ハロゲン化物対
ジルコニウムおよび/またはハフニウムのモル比は、有
利には0.5〜50の範囲内、より有利には1〜30の
範囲内、最も有利には2〜10の範囲内である。
〜+20℃の範囲内、有利には−95℃〜−20℃の範
囲内の温度で、0.1〜4バールの範囲内の圧力でカチ
オン法により実施される。
たはハロゲン化ハフニウムは、例えば、二塩化ジルコニ
ウム、三塩化ジルコニウム、四塩化ジルコニウム、オキ
シ二塩化ジルコニウム、四フッ化ジルコニウム、四臭化
ジルコニウムおよび四ヨウ化ジルコニウム、二塩化ハフ
ニウム、三塩化ハフニウム、オキシ二塩化ハフニウム、
四フッ化ハフニウム、四臭化ハフニウムおよび四ヨウ化
ハフニウムおよび四塩化ハフニウムである。立体依存性
置換基を有するハロゲン化ジルコニウムおよび/または
ハロゲン化ハフニウム、例えば、ジルコノセンジクロリ
ドまたはビス−(メチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロリドが一般的に不適当である。四塩化ジル
コニウムが有利に利用される。これは、有利には4質量
%未満のジルコニウム濃度を有する無水の、酸不含アル
カンまたはクロロアルカンまたはこれら2つの混合物中
の溶液の形で利用してもよい。利用する前に、ジルコニ
ウム溶液を室温または室温以下で、数分から1000時
間の間貯蔵(エージング)するのが有利である。このエ
ージングを光の作用を用いて実施するのも有利である。
媒、例えばAlCl3およびAlCl 3から製造可能な
触媒系、ジエチル塩化アルミニウム、エチル塩化アルミ
ニウム、四塩化チタン、四塩化スズ、三フッ化ホウ素、
三塩化ホウ素、四塩化バナジウムまたはメチルアルモキ
サンとの混合物、特にAlCl3およびAlCl3から
製造可能な触媒系との混合物を利用するのが有利であ
る。この組合せも本発明により提供される。
イス酸:ジルコニウムおよび/またはハフニウムのモル
比は、99:1〜1:99の範囲内、有利には99:1
〜1:1、より有利には20:1〜5:1の範囲内であ
ってよい。
対ジルコニウムおよび/またはハフニウムのモル比は、
有利には0.5〜50の範囲内、より有利には1〜30
の範囲内、最も有利には2〜10の範囲内である。
ハロゲン化物またはハロゲン炭化水素を添加することも
有利である。
で実施してもよい。連続的な方法では、この方法は以下
の3個の供給流: 1.溶剤/希釈剤+イソオレフィン(有利にはイソブテ
ン) 2.ジエン(有利にはイソプレン) 3.ハロゲン化ジルコニウムおよび/またはハロゲン化
ハフニウム(有利には溶剤中のZrCl4)+有機酸ハ
ロゲン化物を用いて実施するのが有利である 不連続的方法では、該方法は例えば以下のように実施で
きる:反応温度まで前冷却した反応器を溶剤または希釈
剤およびモノマーで充填する。次に、問題のなく重合の
熱が除去されるように希釈溶液の形で開始剤と酸ハロゲ
ン化物を一緒にポンプ供給する。この反応の進行は、熱
発生により追跡することができる。触媒溶液は移送管を
介して少量ずつ添加することもできる。
重合の終了後、反応をフェノール抗酸化剤、例えば、エ
タノール中に溶解した2,2’−メチレン−ビス−(4
−メチル−6−t−ブチルフェノール)を用いて終了す
る。
レフィンコポリマーを製造することができる。二重結合
は、組み込まれたジエンの量により決定される。分子量
(M v)は、一般的には300〜1200kg/mol
(イソプレン含量および反応温度に依存して)であり、
ポリマーは非常に低いゲル含量を有する。
部材、特にタイヤ成分、特にいわゆるインナーライナ
ー、ならびにいわゆる工業用ゴム製品、例えば、ストッ
パー、制動部材、異形材、フィルム、コーティングを製
造するために好適である。これらの目的のために、ポリ
マーは純粋な形または他のゴム、例えばBR、HNBR、NB
R、SBR、EPDMまたはフッ素化ゴムとの混合物の形で利用
される。
供される:
/lでゲル含量をトルエン中で測定した。不溶性成分
は、超遠心分離により分離した(20000rpmおよ
び25℃で1時間)。高いゲル含量を有する試料を14
0℃でo−ジクロロベンゼン中で試験した。
0℃でウベローデ毛管粘度測定法(Ubbelohde capillar
y viscometry)により測定した。
の式: 1n(Mv)=12.48+1.565・1nηにより
測定した。
で測定した。
として使用した。
g point)”(J. L. White, T. D.Shaffer, C. J. Ruf
f, J. P. Cross: Macromolecules (1995) 28, 3290)を
高電界陽子共鳴により測定した。
社製, Germany, 2.8 quality)を酸化アルミニウム上の
ナトリウムで充填されたカラム(含量:10%)を通す
ことにより乾燥させた。
アルゴン下、乾燥させた酸化アルミニウムカラムを通し
て濾過して安定剤を除去し、アルゴン雰囲気下、水素化
カルシウム上で蒸留し、この形で重合のために使用し
た。水の含量は25ppmであった。
lity)を活性化チャコールカラムおよびシカペント(Si
capent)で充填された他のカラムを通すことにより精製
し、この形で使用した。
ISO)をアルゴン雰囲気下、五酸化リンを介して蒸留す
ることにより乾燥させた。
ルゴン下で蒸留した。
は、Fluka社から入手した。
は、Janssen Chemica社から入手した。
(Ciba社製)2gの冷却溶液を重合を終了させるために
使用した。
ュレンクタイプの容器中に秤量供給し、かつ塩化アセチ
ル60μlを添加した。次に、塩化メチル100gを−
40℃で縮合し、かつこの温度で4時間撹拌した。開始
剤溶液は僅かにくもっていた。開始剤をこのまま又は希
釈した形で使用してもよい。
に、乾燥塩化メチル700gおよびイソブテン300g
を−90℃で縮合して入れた。イソプレン24.5gを
液体の形で添加した。次にモノマー供給をして−80℃
まで温度調節した。例1に記載された開始剤を−40℃
まで冷却した滴下漏斗に移し入れた。温度が−80℃に
保持されるように開始剤溶液をゆっくり滴加することに
より重合を行った。開始剤溶液22mlを17分間以内
に滴加した。はじめに乳白色の懸濁溶液が16分後に非
常に強力に凝集したため、もはや初期温度を保持でき
ず、−75.2℃まで上昇した。反応を終了した。シュ
タウディンガ インデックス(Staudinger index)1.
7dl/gおよびゲル含量0.9%を有する乾燥ポリマ
ー54.6gが得られた。組み込まれた1,4−イソプ
レン含量は、2.4mol%であった。
ル700gおよびイソブテン300gを−90℃で縮合
して入れた。イソプレン32.7gを液体の形で添加し
た。次にモノマー供給をして−90℃まで温度調節し
た。例1と同じ方法で製造したが、但し−40℃で2時
間だけ撹拌した開始剤溶液を−40℃まで冷却した滴下
漏斗に移し入れた。温度が−90℃に保持されるように
開始剤溶液をゆっくり滴加することにより重合を行っ
た。開始剤溶液44mlを30分間以内に滴加した。は
じめに乳白色の懸濁溶液が非常に強力に凝集したため、
初期温度は−89.4℃まで上昇した。反応を30分後
に終了した。シュタウディンガインデックス1.71d
l/gおよびゲル含量0.9%を有する乾燥ポリマー2
5.9gが得られた。組み込まれた1,4−イソプレン
含量は、3.84mol%であった。
ル700gおよびイソブテン300gを−90℃で縮合
して入れた。イソプレン40.9gを液体の形で添加し
た。次にモノマー供給をして−90℃まで温度調節し
た。例1と同じ方法で製造したが、但し−40℃で2時
間だけ撹拌した開始剤溶液を−40℃まで冷却した滴下
漏斗に移し入れた。温度が−90℃に保持されるように
開始剤溶液をゆっくり滴加することにより重合を行っ
た。開始剤溶液56mlを30分間以内に滴加した。は
じめに乳白色の懸濁溶液が急速に著しく曇り、かつ42
ml後に凝集し、かつ内部温度は−89.7℃まで上昇
した。反応は27分後に終了した。シュタウディンガ
インデックス1.47dl/gおよびゲル含量0.8%
を有する乾燥ポリマー32.6gが得られた。組み込ま
れた1,4−イソプレン含量は、4.77mol%であっ
た。
ル700gおよびイソブテン300gを−90℃で縮合
して入れた。イソプレン8.2gを液体の形で添加し
た。次にモノマー供給をして−90℃まで温度調節し
た。−40℃でZrCl4 268mg、塩化ベンゾイ
ル5mlおよび塩化メチル100gから製造された開始
剤溶液を、30分間エージングした後に−40℃まで冷
却した滴下漏斗に移し入れた。温度が−90℃に保持さ
れるように開始剤溶液をゆっくり滴加することにより重
合を行った。開始剤溶液82mlを48分間以内に滴加
した。はじめに乳白色の懸濁溶液が20ml後に凝集
し、かつ内部温度は−89.6℃まで上昇した。シュタ
ウディンガ インデックス2.44dl/gおよびゲル
含量0.8%を有する乾燥ポリマー26.5gが得られ
た。
溶液) 3a シュレンクタイプの4つ首フラスコ中に、乾燥塩化メチ
ル460gおよびイソブテン36gを−90℃で縮合し
て入れた。イソプレン2.55gを液体の形で添加し
た。次にモノマー供給をして−90℃まで温度調節し
た。例1と同じ方法で製造した開始剤溶液を−40℃ま
で冷却した滴下漏斗に移し入れた。シュレンクタイプの
管を用いて開始剤溶液を添加することにより重合を開始
した。温度は−86.5℃まで上昇した。反応を5分後
に終了した。シュタウディンガ インデックス0.8d
l/gおよびゲル含量0.4%を有する乾燥ポリマー1
4.1gが得られた。組み込まれた1,4−イソプレン
含量は、2.12mol%であった。
が、このような詳細は単にこのような目的のためであ
り、かつこの中で、請求項により限定されることを除い
て、本発明の意図および範囲から外れることなく、当業
者によりバリエーションが効くことものと解釈されるべ
きである。
Claims (5)
- 【請求項1】 ハロゲン化ジルコニウムおよび/または
ハロゲン化ハフニウムの存在でイソオレフィンコポリマ
ーを製造する方法において、モノマーを有機酸ハロゲン
化物の存在で重合する工程を含むことを特徴とする、イ
ソオレフィンコポリマーを製造する方法。 - 【請求項2】 ハロゲン化ジルコニウムおよび/または
ハロゲン化ハフニウムおよび一般式(I) R-COX (I) [式中、Rは、C1−C18−アルキル、C3−C18
−シクロアルキルおよびC6−C24−シクロアリール
から成る群から選択され、かつXはフッ素、塩素、臭素
またはヨウ素であってもよい]に相応する有機酸ハロゲ
ン化物の混合物。 - 【請求項3】 ハロゲン化ジルコニウムおよび/または
ハロゲン化ハフニウムおよび一般式(I) R-COX (I) [式中、Rは、C1−C18−アルキル、C3−C18
−シクロアルキルおよびC6−C24−シクロアリール
から成る群から選択され、かつXはフッ素、塩素、臭素
またはヨウ素であってもよい]に相応する有機酸ハロゲ
ン化物の混合物を含む触媒。 - 【請求項4】 モノマーをi)ハロゲン化ジルコニウム
および/またはハロゲン化ハフニウムならびにii)有
機酸ハロゲン化物の存在で重合させることにより製造さ
れるポリマー。 - 【請求項5】 i)ハロゲン化ジルコニウムおよび/ま
たはハロゲン化ハフニウムならびに ii)有機酸ハロゲン化物の存在でモノマーを重合させ
ることにより製造されるポリマーを含む成形体。
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