JP2003142192A - Icソケット及びコンタクト - Google Patents
Icソケット及びコンタクトInfo
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Abstract
クトを高密度に配置可能として端子数の多いIC製品を
容易に搭載可能とする。 【解決手段】 一方が開口する直穴に形成された挿入穴
14aを有するアウタースリーブ14と、前記挿入穴内
に装着されたインナーコンタクト30とを備えたICソ
ケット用のコンタクトにおいて、前記インナーコンタク
ト30が、前記挿入穴14aに挿入可能な円筒状に形成
されるとともに、両端の円筒部32、34に挟まれた中
間部分にインナーコンタクト30に挿入されるリードピ
ンの外周面を弾性的に押接する弾性片36が設けられ、
前記アウタースリーブ14の開口縁にかしめ加工が施さ
れて前記インナーコンタクト30がアウタースリーブ1
4から抜け止めされていることを特徴とする。
Description
用のリードピンを有するICの搭載に使用するICソケ
ット及びこれに用いるコンタクトに関する。
するICの実装には図12に示すようなICソケットが
使用されている。このICソケットは、ソケットの基板
10にICのリードピンと同一の配列で多数本のコンタ
クト12を貫通させて取り付けたものである。ICのリ
ードピンを各々のコンタクト12に挿入することによ
り、コンタクト12とリードピンとが電気的に接続され
てICが実装される。
ト12の従来の構成を示す正面図と断面図である。14
はコンタクト12の本体であるアウタースリーブ、16
はアウタースリーブ14に圧入したインナーコンタクト
である。アウタースリーブ14は、断面形状が円形のリ
ードピンを挿入可能とするため本体部分を円筒状に形成
するとともに、先端部をしぼり加工あるいは切削加工し
て、はんだ付け等によって実装基板に接合するためのピ
ン部18を形成している。20はアウタースリーブ14
の外周面から突出させて形成した抜け止め部である。抜
け止め部20は基板10に形成した貫通孔に圧入したコ
ンタクト12を基板10から抜け止めするために逆止形
状に形成されている。フランジ部22はコンタクト12
を基板10に圧入する際に基板10の表面に当接してコ
ンタクト12の圧入位置を規定する。
に挿入されるリードピンの外周面に弾性的に押接し、コ
ンタクト12とリードピンとが確実に電気的に接続する
作用をなす。インナーコンタクト16によってリードピ
ンの外周面を弾性的に押接するため、インナーコンタク
ト16は内径寸法をリードピンが挿通可能に形成すると
ともに、インナーコンタクト16の先端部にスリットを
形成してインナーコンタクト16の先端側が弾性的に可
動となる弾性片16aに形成し、弾性片16aの先端側
が徐々に縮径するテーパ角をもたせて形成している。
ト12でインナーコンタクト16の長さをアウタースリ
ーブ14の円筒部分の全長よりも短くし、かつインナー
コンタクト16をアウタースリーブ14の開口部側に位
置するように圧入しているのは、IC製品によってリー
ドピンの長さに長短があり、比較的短いリードピンの製
品の場合も確実にリードピンとコンタクト12とが電気
的に接続されるようにするためである。実際の製造工程
では、インナーコンタクト16の外径寸法をアウタース
リーブ14の内径寸法よりもわずかに大きく形成してお
き、インナーコンタクト16をアウタースリーブ14の
開口側から圧入する際に、インナーコンタクト16の開
口側の端面がアウタースリーブ14の開口端位置まで圧
入したところで止めるようにしている。フランジ部22
の内面を外開き状に形成しているのはインナーコンタク
ト16をガイドしてアウタースリーブ14に挿入できる
ようにするためである。
リードピンの配置に合わせてコンタクト12を配列する
から、ICのリードピンの本数が増えるとICソケット
に配置されるコンタクト12の数が増え、ICのリード
ピンの配置が高密度になるとICソケットのコンタクト
12の配置が高密度になる関係にある。最近はICの端
子数が多くなるとともにICが小型化しているから、リ
ードピンはますます細径で高密度に配置されるようにな
ってきた。これにともない、ICソケットに取り付ける
コンタクトはさらに細径でさらに高密度に配置する必要
が生じてきた。
れるIC製品には、リードピンの外径寸法が0.25〜
0.35mm程度の製品があり、これらの製品を搭載す
るICソケットには、コンタクトのアウタースリーブの
外径寸法を0.6mm程度以下にしなければならない製
品もある。このようにアウタースリーブの外径寸法がき
わめて細径になった場合は、アウタースリーブの強度が
不足するため、従来のようにインナーコンタクトをアウ
タースリーブに圧入する方法によってコンタクトを組み
立てることが困難になる。
にインナーコンタクト16を圧入した際にアウタースリ
ーブ14の内面でインナーコンタクト16を保持できる
のは、アウタースリーブ14の肉厚が十分でありインナ
ーコンタクト16を圧入してもアウタースリーブ14が
変形したりすることがなく十分な保持力を有しているこ
とによる。しかしながら、アウタースリーブ14が細径
となって肉厚が薄くなると、アウタースリーブ14がイ
ンナーコンタクト16を保持する保持力が弱くなり、ア
ウタースリーブ14に圧入したインナーコンタクト16
がアウタースリーブ14から抜けてしまったり、アウタ
ースリーブ14にインナーコンタクト16を圧入する際
に所定位置よりもインナーコンタクト16を押し込み過
ぎてしまったりする。
にせざるを得ないICソケットでは、従来のコンタクト
の構成をそのまま適用したのではコンタクトを精度よく
組み立てることができず、端子数が多く、リードピンが
高密度に配置されるICを搭載するICソケットには使
用することができないという課題があった。本発明は、
これらの課題を解決すべくなされたものであり、その目
的とするところは、ICの多ピン化及びリードピンの高
密度配置に適切に対応することができ、端子数が多くリ
ードピンが高密度で配置されたICであっても確実に搭
載することができるICソケット及びこのICソケット
に好適に使用できるコンタクトを提供するにある。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、一方が開口
する直穴に形成された挿入穴を有するアウタースリーブ
と、前記挿入穴内に装着されたインナーコンタクトとを
備えたICソケット用のコンタクトにおいて、前記イン
ナーコンタクトが、前記挿入穴に挿入可能な円筒状に形
成されるとともに、両端の円筒部に挟まれた中間部分に
インナーコンタクトに挿入されるリードピンの外周面を
弾性的に押接する弾性片が設けられ、前記アウタースリ
ーブの開口縁にかしめ加工が施されて前記インナーコン
タクトがアウタースリーブから抜け止めされていること
を特徴とする。
トが略同長に形成され、前記かしめ加工によりアウター
スリーブの挿入穴内に前記インナーコンタクトが係止さ
れていることを特徴とする。また、前記インナーコンタ
クトの両端に設けた円筒部が、周方向に離間して形成さ
れた複数の支持枠を介して連結され、前記支持枠の各々
の中間に前記円筒部の一方から先端が自由端となって軸
線方向に延出するとともに、先端部が互いに接近する向
きに成形された弾性片が設けられていることを特徴とす
る。また、前記インナーコンタクトの両端に設けた円筒
部が、周方向に離間して形成された複数の弾性片を介し
て連結され、該弾性片が軸線方向の中途位置で互いに接
近する向きに曲げ加工されていることを特徴とする。
クトが、ICソケットの基板に貫通して形成した装着孔
に圧入されて固定されていることを特徴とする。
ついて添付図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明
に係るコンタクト12の第1の実施形態の構成を示す断
面図である。同図で14はアウタースリーブ、18はア
ウタースリーブ14と一体に形成したピン部、30はア
ウタースリーブ14に組み込んだインナーコンタクトで
ある。本実施形態のコンタクト12では、アウタースリ
ーブ14にインナーコンタクト30を装着するための挿
入穴を直穴に形成し、挿入穴をインナーコンタクト30
を挿入する大径穴部14aと小径穴部14bに形成して
いる。
小径穴部14bを形成しているのは、IC製品によって
リードピンの長さに長短があることから、比較的長いリ
ードピンを有するIC製品の場合は小径穴部14bまで
リードピンの先端が挿通されるようにし、比較的短いリ
ードピンを有するIC製品の場合は大径穴部14a内で
リードピンの先端が止まるようにするためである。この
ため小径穴部14bは、リードピンが挿通できる内径寸
法とし、インナーコンタクト30はリードピンが挿通可
能な内径寸法に形成する。インナーコンタクト30はリ
ードピンを内挿するため、その外径寸法は小径穴部14
bの内径寸法よりも大径になる。したがって、大径穴部
14aと小径穴部14bとの接続部は段差状となってい
る。
とする構成は、インナーコンタクト30の全体形状を筒
形とし、インナーコンタクト30をアウタースリーブ1
4に圧入せず、アウタースリーブ14の開口部からアウ
タースリーブ14の内部に挿入して組み立てることがで
きるようにした点にある。すなわち、インナーコンタク
ト30の外径寸法をアウタースリーブ14の大径穴部1
4aの内径寸法よりもわずかに小さく設定し、インナー
コンタクト30を圧入せずにアウタースリーブ14に挿
入できるようにする。
ブ14の内部に挿入して組み立てる方法による場合は、
インナーコンタクト30のアウタースリーブ14内での
挿入位置が定まらないから、アウタースリーブ14の大
径穴部14aの長さ(深さ)とインナーコンタクト30
の全長(軸線方向の長さ)とを一致させるようにし、イ
ンナーコンタクト30をアウタースリーブ14の大径穴
部14aの底部まで挿入することによってインナーコン
タクト30の挿入位置が定まるようにした。本実施形態
のコンタクト12では、大径穴部14aと小径穴部14
bが接続する段差部でインナーコンタクト30の挿入位
置が規制される。
ーコンタクト30を挿入した状態でアウタースリーブ1
4の開口端にかしめ加工を施してインナーコンタクト3
0を抜け止めするとともに、アウタースリーブ14内で
インナーコンタクト30を位置決めしている。15がか
しめ部である。アウタースリーブ14の大径穴部14a
の長さをインナーコンタクト30の長さよりもわずかに
長く設定し、インナーコンタクト30を大径穴部14a
に挿入した状態でインナーコンタクト30の端面から延
出するアウタースリーブ14の開口縁にかしめ加工を施
すことができるようにしている。アウタースリーブ14
の開口縁をかしめ加工することによって、インナーコン
タクト30がアウタースリーブ14から抜けたり押し込
まれたりすることが防止できる。
使用しているインナーコンタクト30の構成を拡大して
示す正面図である。このインナーコンタクト30は周方
向に等間隔で配置される支持枠38を介して一体的に支
持された円筒部32、34と、一方の円筒部34から先
端部を径方向の内方に向けて延出した弾性片36とから
なる。なお、支持枠38は必ずしも周方向に等間隔に配
置しなければならないものではない。図3(a)は、イン
ナーコンタクト30を円筒部34の開口側から見た側面
図、図3(b)は、図3(a)のA−A線断面図である。本実
施形態のコンタクト12で使用しているインナーコンタ
クト30は図3(a)に示すように3つの弾性片36を周
方向に等間隔で配置し、弾性片36の先端を互いに当接
させて形成したものである。弾性片36の先端側をすぼ
めた形態とすることにより、コンタクト12にリードピ
ンを挿入した際にリードピンの外周面に弾性片36が弾
性的に確実に押接され、コンタクト12とリードピンと
の電気的接続が確実になされることになる。
は、板状体を円筒状に丸め加工して形成する。図4はイ
ンナーコンタクト30を形成する際に使用する板状体4
0の平面図を示す。32a、34aがインナーコンタク
ト30の円筒部32、34となる部位、36aが弾性片
36となる部位、38aが支持枠38となる部位であ
る。支持枠38を周方向に離間して配置し、各々の支持
枠38の中間に弾性片36を配置している。インナーコ
ンタクト30を成形する場合は、板状体40を丸めて円
筒状に形成した後、弾性片36となる部位36aを先端
側が内側に傾斜するように曲げ加工する。
片36の先端が挿入先側となるようにアウタースリーブ
14にインナーコンタクト30を挿入し、アウタースリ
ーブ14の開口縁をかしめ加工する。インナーコンタク
ト30はアウタースリーブ14に挿入するだけで加圧す
ることはないから、アウタースリーブ14が細径で十分
な強度を有していない場合であっても、組み立て時にア
ウタースリーブ14がふくらんでしまったり、割れたり
することがなく、アウタースリーブ14を変形させずに
組み立てることができる。
ーブにインナーコンタクトを圧入した際にインナーコン
タクトが斜めに押し込まれることがあったが、本実施形
態ではインナーコンタクト30が筒状に形成されて両端
に円筒部32、34を設けた形態としたことにより、イ
ンナーコンタクト30がアウタースリーブ14の挿入穴
にまっすぐに挿入され、アウタースリーブ14内でイン
ナーコンタクト30が斜めになることがなく、ICのリ
ードピンの挿抜操作を確実に行うことができるようにな
る。
が多少劣る場合であっても、かしめ加工することによっ
てインナーコンタクト30が抜け止めされるから、使用
可能である。また、アウタースリーブ14の開口端をか
しめ加工し、あるいはアウタースリーブ14の外周を変
形させてインナーコンタクト30とアウタースリーブ1
4とを接触させることにより、アウタースリーブ14と
インナーコンタクト30とを確実に電気的に導通させる
ことができる。アウタースリーブ14が細径となること
によっって、アウタースリーブ14の内面に確実にめっ
きを施すことが困難になるが、アウタースリーブ14の
内面にめっきがついていない場合でも、かしめ加工によ
ってアウタースリーブ14とインナーコンタクト30と
の電気的導通を確実にとることができるという利点があ
る。
用したコンタクト12の他の実施形態を示す。上記実施
形態のコンタクト12ではアウタースリーブ14に大径
穴部14aと小径穴部14bとを設けたが、本実施形態
のコンタクト12ではアウタースリーブ14にインナー
コンタクト30を挿入するための挿入穴のみを設けてい
る。このように、アウタースリーブ14にインナーコン
タクト30を挿入する挿入孔のみを設けてももちろんか
まわない。この場合は、インナーコンタクト30は挿入
孔の内底面に当接して位置決めされ、アウタースリーブ
14の開口縁をかしめ加工することによって、インナー
コンタクト30が抜け止めされて支持される。
てコンタクト12を形成するインナーコンタクトの他の
例を示す。上述した実施形態で使用したインナーコンタ
クト30は、円筒部32、34の中間に形成した弾性片
36を周方向に3個設けたが、図6、7に示すインナー
コンタクト42では、2個の弾性片36を対称配置した
ことを特徴とする。図7(a)はインナーコンタクト42
を円筒部34の開口側から見た図、図7(b)は、図7(a)
のA−A線断面図である。図7(a)に示すように、イン
ナーコンタクト42は一対の弾性片36、36を対向さ
せ、弾性片36、36の先端を互いに当接させるように
加工している。
る際に使用する板状体44の平面図を示す。円筒部3
2、34となる部位32a、34aが支持枠38となる
部位38aによって連結されていること、円筒部34と
なる部位から弾性片36となる部位36aが延出して形
成されている。板状体44を丸めて円筒状とし、弾性片
36となる部位36a、36aを先端側が内向きとなる
ように曲げ成形してインナーコンタクト42を形成する
ことができる。
してコンタクト12を形成する方法は、図1、5に示す
ように、アウタースリーブ14に形成したインナーコン
タクトの挿入穴に上記インナーコンタクト42を挿入
し、アウタースリーブ14の開口縁部をかしめ加工して
インナーコンタクト42を抜け止めするようにすればよ
い。
6に示すインナーコンタクト42は、従来のコンタクト
で使用しているインナーコンタクトと比較して弾性片3
6が比較的長く延出する形態となっていることから、こ
のように従来よりも長く延出させた場合には弾性片36
によるクランプ力が従来のインナーコンタクトにくらべ
て弱くなる。したがって、このインナーコンタクト30
を使用して組み立てたICソケットは、リードピンの挿
入力が弱く、端子数の多いIC製品の搭載に適してい
る。端子数が多い場合には、リードピンが細くなり、個
々のリードピンの強度が低下して挿入力が弱くなるか
ら、このようなIC製品を搭載する場合にはインナーコ
ンタクトに軽く挿入できるICソケットが好適に用いら
れる。
してコンタクト12を形成するインナーコンタクトの他
の例を示す。このインナーコンタクト46の場合も両端
部に円筒部32、34を設け、円筒部32、34に挟ま
れた中間部に弾性片36を形成した点においては上述し
た実施形態でのインナーコンタクト30、42と変わら
ない。図9、10に示すインナーコンタクト46の構成
において上述したインナーコンタクト30、42と相違
している点は、弾性片36を介して円筒部32、34を
直結した構成としたこと、弾性片36を軸線方向の中央
部で弾性片36をすぼめるように曲げ加工して左右対称
形としたことである。
筒部34の開口側から見た状態を示す。弾性片36が周
方向に等間隔で3個設けられ、弾性片36の中間位置で
弾性片36の端縁が当接するように曲げ成形されてい
る。弾性片36の端縁が互いに当接することによって中
央部に三角形状の空隙が形成されている。図10(b)
は、図10(a)のA−A線断面図である。図11はイン
ナーコンタクト46を形成する際に使用する板状体48
の平面図を示す。円筒部32、34となる部位32a、
34aが弾性片36となる部位36aを介して連結して
いる。インナーコンタクト46を形成する際には、ま
ず、板状体48を丸め加工して円筒部32、34を形成
し、次に、弾性片36となる部位36aをすぼめるよう
に曲げ成形する。
てコンタクト12を形成する場合も上述したインナーコ
ンタクト30、42を使用する場合と同様である。すな
わち、コンタクト12のアウタースリーブ14に形成し
たインナーコンタクトの挿入穴に上記インナーコンタク
ト46を挿入し、アウタースリーブ14の開口縁をかし
め加工し、インナーコンタクト46を抜け止めするよう
にしてコンタクト12を形成する。
は、円筒部32、34が同形であること、弾性片36が
中央位置で曲げ成形されて左右対称形に形成されている
から、アウタースリーブ14にインナーコンタクト46
を挿入する際の挿入方向が問題にならず、どちらの向き
にも挿入して組み立てできるという利点がある。また、
図2、図6に示すインナーコンタクト30、42と比べ
て図9に示すインナーコンタクト46の弾性片36は円
筒部32、34間を連結しているから、弾性片36の保
持性が高くなり、コンタクト12にリードピンを挿入し
た際にリードピンをクランプする保持力が強くなる。
筒部32、34を連結して弾性片36を設ける形態のイ
ンナーコンタクトの場合は、弾性片36を曲げ成形する
曲げ位置を中央位置から一方へ偏位させるようにするこ
とでリードピンをクランプした際の保持力を調節するこ
とが可能である。弾性片36の曲げ位置を中央位置から
一方側へ変位させた場合は、弾性片36を中央位置で曲
げ成形した場合にくらべてクランプ力が強くなる。この
ように、弾性片36の曲げ位置を変えることによってリ
ードピンのクランプ力を調節することが可能である。
36と円筒部32、34とを直結して形成しているか
ら、インナーコンタクト46にリードピンを挿入した際
に、弾性片36が押し広げられることによってインナー
コンタクト46の軸線方向の長さが若干伸びる。したが
って、アウタースリーブ14のインナーコンタクト46
を挿入する挿入穴の長さは、インナーコンタクト46の
通常時の長さよりも若干長く設定しておく必要がある。
アウタースリーブ14の開口縁をかしめ加工してかしめ
部15を形成することにより、挿入穴内でインナーコン
タクト46を伸縮させることができ、また、インナーコ
ンタクト46を抜け止めすることができる。
内でインナーコンタクト46を伸縮させる構成とした場
合は、リードピンの径寸法によってインナーコンタクト
46の伸縮量が変動し、アウタースリーブ14の挿入穴
内で規制されるインナーコンタクト46の伸び量とのか
ねあいから、インナーコンタクト46の弾性片36によ
るリードピンに対するクランプ力が可変になる。リード
ピンが太径のものの場合は、インナーコンタクト46の
伸び量が大きくなるがアウタースリーブ14の挿入穴に
よってインナーコンタクト46の伸びを規制することに
よってリードピンに作用するクランプ力を強めることが
できる。逆に、リードピンが細径のものの場合は、イン
ナーコンタクト46の伸び量が小さくなってリードピン
に作用するクランプ力は弱くなる。
ンが太径で強いクランプ力が必要となり、リードピンの
本数が多いときはリードピンが細径になってリードピン
の挿入力が弱くなることを考慮すれば、上記のようにリ
ードピンの太さによってリードピンに作用するクランプ
力が可変になることは効果的である。このように、弾性
片36によって円筒部32、34を直結した構造のイン
ナーコンタクト46を使用する場合は、インナーコンタ
クト46の長さ寸法とともにアウタースリーブ14に形
成する挿入穴の長さ寸法を適宜設定することによってリ
ードピンに作用するクランプ力を調節することができ
る。
コンタクト30、42、46は図1、5に示すように、
コンタクト12のアウタースリーブ14の挿入穴に挿入
することによって1本のコンタクトを組み立てることが
できる。ICソケットは、これらのコンタクト12をI
Cソケットの基板に取り付けて形成される。ICソケッ
トの基板には、コンタクト12の取り付け位置に合わせ
てあらかじめ装着孔を貫通して形成しておき、これらの
装着孔にコンタクト12を圧入してICソケットを組み
立てる。本実施形態のコンタクト12を使用して組み立
てたICソケットの全体形状も図12に示す形態と同様
である。
は、コンタクトとしてアウタースリーブ14の挿入穴に
筒状に形成したインナーコンタクトを挿入して組み立て
たものを使用しているから、きわめて細径のコンタクト
12であっても変形等がなく高精度に形成することがで
きる。コンタクト12が細径に形成されることから、端
子数が多くリードピンが高密度に配置されるIC製品の
搭載用として好適に使用することが可能となる。なお、
ICソケットに取り付けるコンタクトの本数、配置等は
製品に応じて適宜選択できることはいうまでもない。
トによれば、上述したように、インナーコンタクトを筒
状に形成してアウタースリーブにインナーコンタクトを
挿入してコンタクトを組み立てる構造としたことによっ
て、コンタクトの外径寸法をより細径に形成することを
可能とし、変形等のない精度のよいコンタクトとして提
供できるとともに、製造が容易なコンタクトとして提供
する事が可能となる。また、コンタクトをより高密度に
配置することが可能となることから、端子数が多く、高
密度にリードピンが配置されたIC製品の搭載用として
好適に利用することが可能になる等の著効を奏する。
示す断面図である。
る。
面図である。
体の平面図である。
である。
である。
面図である。
体の平面図である。
正面図である。
断面図である。
状態の平面図である。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一方が開口する直穴に形成された挿入穴
を有するアウタースリーブと、前記挿入穴内に装着され
たインナーコンタクトとを備えたICソケット用のコン
タクトにおいて、 前記インナーコンタクトが、前記挿入穴に挿入可能な円
筒状に形成されるとともに、両端の円筒部に挟まれた中
間部分にインナーコンタクトに挿入されるリードピンの
外周面を弾性的に押接する弾性片が設けられ、 前記アウタースリーブの開口縁にかしめ加工が施されて
前記インナーコンタクトがアウタースリーブから抜け止
めされていることを特徴とするコンタクト。 - 【請求項2】 前記挿入穴と前記インナーコンタクトが
略同長に形成され、前記かしめ加工によりアウタースリ
ーブの挿入穴内に前記インナーコンタクトが係止されて
いることを特徴とする請求項1記載のコンタクト。 - 【請求項3】 前記インナーコンタクトの両端に設けた
円筒部が、周方向に離間して形成された複数の支持枠を
介して連結され、 前記支持枠の各々の中間に前記円筒部の一方から先端が
自由端となって軸線方向に延出するとともに、先端部が
互いに接近する向きに成形された弾性片が設けられてい
ることを特徴とする請求項1または2記載のコンタク
ト。 - 【請求項4】 前記インナーコンタクトの両端に設けた
円筒部が、周方向に離間して形成された複数の弾性片を
介して連結され、 該弾性片が軸線方向の中途位置で互いに接近する向きに
曲げ加工されていることを特徴とする請求項1または2
記載のコンタクト。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載のコンタ
クトが、ICソケットの基板に貫通して形成した装着孔
に圧入されて固定されていることを特徴とするICソケ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338004A JP2003142192A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | Icソケット及びコンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001338004A JP2003142192A (ja) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | Icソケット及びコンタクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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-
2001
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008098090A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Nidec-Read Corp | コネクタ |
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| DE102012106741B4 (de) * | 2012-07-25 | 2021-04-01 | Harting Electric Gmbh & Co. Kg | Kontaktelement |
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