JP2003142525A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2003142525A JP2003142525A JP2002327226A JP2002327226A JP2003142525A JP 2003142525 A JP2003142525 A JP 2003142525A JP 2002327226 A JP2002327226 A JP 2002327226A JP 2002327226 A JP2002327226 A JP 2002327226A JP 2003142525 A JP2003142525 A JP 2003142525A
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- bump
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/01—Manufacture or treatment
- H10W72/012—Manufacture or treatment of bump connectors, dummy bumps or thermal bumps
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の信頼性に影響を与えることなく、耐熱
サイクル性を向上できる半導体装置を提供すること 【解決手段】 半導体基板1上及び電極パッド2a〜2
c上に形成され、電極パッド各々に達する開口部を有す
るパッシベーション膜3と、電極パッド上および開口部
近傍上に形成された金属層4a〜4cと、金属層に電極
パッド各々に対応して形成されたバンプ電極5a〜5c
と、パッシベーション膜上に形成され、バンプ電極の周
囲並びにバンプ電極間を被覆する樹脂膜6と、バンプ電
極に接続された電気的配線10a〜10cとを具備す
る。そして、バンプ電極の頂上部7を樹脂膜の上端部8
から突出させ、かつ電気的配線を樹脂膜に接触させずに
バンプ電極に接続する。
サイクル性を向上できる半導体装置を提供すること 【解決手段】 半導体基板1上及び電極パッド2a〜2
c上に形成され、電極パッド各々に達する開口部を有す
るパッシベーション膜3と、電極パッド上および開口部
近傍上に形成された金属層4a〜4cと、金属層に電極
パッド各々に対応して形成されたバンプ電極5a〜5c
と、パッシベーション膜上に形成され、バンプ電極の周
囲並びにバンプ電極間を被覆する樹脂膜6と、バンプ電
極に接続された電気的配線10a〜10cとを具備す
る。そして、バンプ電極の頂上部7を樹脂膜の上端部8
から突出させ、かつ電気的配線を樹脂膜に接触させずに
バンプ電極に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置に係わ
り、特にバンプ電極間が樹脂膜により被覆されている半
導体装置に関する。
り、特にバンプ電極間が樹脂膜により被覆されている半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板内に形成された半導体
素子の信号入出力用の電極としてバンプ電極がある。バ
ンプ電極は基板表面より突出しているため、TAB方式
の半導体装置やCOB(Chip On Bord )方式等を用
いる半導体装置の電極構造として有用である。
素子の信号入出力用の電極としてバンプ電極がある。バ
ンプ電極は基板表面より突出しているため、TAB方式
の半導体装置やCOB(Chip On Bord )方式等を用
いる半導体装置の電極構造として有用である。
【0003】図4(a)〜(c)は、この発明の前提と
なったバンプ電極を有する装置、およびその装置が有す
る問題点を説明する断面図である。
なったバンプ電極を有する装置、およびその装置が有す
る問題点を説明する断面図である。
【0004】図4(a)に示すように、半導体基板10
1上にバンプ電極102が形成されており、バンプ電極
102以外の装置表面上を、樹脂膜103等で被覆する
構造が考えられている。このような装置であると、基板
の表面が樹脂膜103で保護されるためリードと基板と
が直接に接触する問題(リード・ショ−ト)がなくな
る、樹脂膜103が形成されることにより耐熱サイクル
性が向上する等の利点が考えられる(特許文献1:特開
平1−164041号公報“バンプ構造を有するIC素
子とその製造方法”)。
1上にバンプ電極102が形成されており、バンプ電極
102以外の装置表面上を、樹脂膜103等で被覆する
構造が考えられている。このような装置であると、基板
の表面が樹脂膜103で保護されるためリードと基板と
が直接に接触する問題(リード・ショ−ト)がなくな
る、樹脂膜103が形成されることにより耐熱サイクル
性が向上する等の利点が考えられる(特許文献1:特開
平1−164041号公報“バンプ構造を有するIC素
子とその製造方法”)。
【0005】しかしながら、図4(a)に示す装置で
は、バンプ電極102の頂上部104と樹脂膜103の
上端部105とが同一平面上に位置するため、次に説明
するような問題を生じる。
は、バンプ電極102の頂上部104と樹脂膜103の
上端部105とが同一平面上に位置するため、次に説明
するような問題を生じる。
【0006】
【特許文献1】特開平1−164041号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4(a)に示す装置
にリードをボンディングした時、図4(b)に示すよう
に、ボンディング・ツール106の圧力Pによりリード
107が押され、リード107がバンプ電極102内に
押し込まれる。この時、バンプ電極102が押し出され
るように変形する。この変形により、樹脂膜103に参
照符号108に示すようなクラックが入る。樹脂膜10
3にクラック108が入ると、このクラック108を介
して基板101内(装置内部)に、水分や有害な不純物
が侵入する恐れがある。このため、装置信頼性に影響が
でる。
にリードをボンディングした時、図4(b)に示すよう
に、ボンディング・ツール106の圧力Pによりリード
107が押され、リード107がバンプ電極102内に
押し込まれる。この時、バンプ電極102が押し出され
るように変形する。この変形により、樹脂膜103に参
照符号108に示すようなクラックが入る。樹脂膜10
3にクラック108が入ると、このクラック108を介
して基板101内(装置内部)に、水分や有害な不純物
が侵入する恐れがある。このため、装置信頼性に影響が
でる。
【0008】図4(c)は、図4(b)に示す装置をこ
の紙面に垂直な方向から見た場合の断面を示している。
図4(c)に示すように、図4(a)に示す装置では、
リード107と樹脂膜103とが互いに接触する。この
状態で、リード107を熱圧着を利用してボンディング
すると、熱がリード107を介して樹脂膜103に伝わ
る。この熱により樹脂膜103が変質する。変質した箇
所を、参照符号109を付して示す。樹脂膜103が変
質すると、上記同様、装置の信頼性に影響がでる。
の紙面に垂直な方向から見た場合の断面を示している。
図4(c)に示すように、図4(a)に示す装置では、
リード107と樹脂膜103とが互いに接触する。この
状態で、リード107を熱圧着を利用してボンディング
すると、熱がリード107を介して樹脂膜103に伝わ
る。この熱により樹脂膜103が変質する。変質した箇
所を、参照符号109を付して示す。樹脂膜103が変
質すると、上記同様、装置の信頼性に影響がでる。
【0009】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、装置の信頼性に影響を与えることな
く、耐熱サイクル性を向上できる半導体装置を提供する
ことにある。
で、その目的は、装置の信頼性に影響を与えることな
く、耐熱サイクル性を向上できる半導体装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、半導体基板上に形成された複数の電極パッドと、
前記半導体基板上および前記複数の電極パッド上に形成
され、前記複数の電極パッド各々に達する複数の開口部
を有するパッシベーション膜と、前記複数の電極パッド
上および前記パッシベーション膜の複数の開口部近傍上
に形成された金属層と、前記金属層に、前記複数の電極
パッド各々に対応して形成された複数のバンプ電極と、
前記パッシベーション膜上に形成され、前記複数のバン
プ電極の周囲並びに前記複数のバンプ電極どうしの間を
被覆する樹脂膜と、前記複数のバンプ電極各々に接続さ
れた複数の電気的配線とを具備する。そして、前記複数
のバンプ電極各々の頂上部を前記樹脂膜の上端部から突
出させ、かつ前記電気的配線を前記樹脂膜に接触させず
に前記複数のバンプ電極各々に接続する。
置は、半導体基板上に形成された複数の電極パッドと、
前記半導体基板上および前記複数の電極パッド上に形成
され、前記複数の電極パッド各々に達する複数の開口部
を有するパッシベーション膜と、前記複数の電極パッド
上および前記パッシベーション膜の複数の開口部近傍上
に形成された金属層と、前記金属層に、前記複数の電極
パッド各々に対応して形成された複数のバンプ電極と、
前記パッシベーション膜上に形成され、前記複数のバン
プ電極の周囲並びに前記複数のバンプ電極どうしの間を
被覆する樹脂膜と、前記複数のバンプ電極各々に接続さ
れた複数の電気的配線とを具備する。そして、前記複数
のバンプ電極各々の頂上部を前記樹脂膜の上端部から突
出させ、かつ前記電気的配線を前記樹脂膜に接触させず
に前記複数のバンプ電極各々に接続する。
【0011】上記半導体装置にあっては、樹脂膜がバン
プ電極間を被覆する。このような樹脂膜は、バンプ電極
が電気的配線から受ける熱膨脹係数差による引張力に対
して抵抗となる。従って、装置の耐熱サイクル性が向上
する。
プ電極間を被覆する。このような樹脂膜は、バンプ電極
が電気的配線から受ける熱膨脹係数差による引張力に対
して抵抗となる。従って、装置の耐熱サイクル性が向上
する。
【0012】また、上記バンプ電極間を被覆する樹脂膜
は、電気的配線をバンプ電極にボンディングする際の押
圧力に対して抵抗となり得る。従って、装置の信頼性が
向上する。
は、電気的配線をバンプ電極にボンディングする際の押
圧力に対して抵抗となり得る。従って、装置の信頼性が
向上する。
【0013】バンプ電極の頂上部は、樹脂膜の上端部か
ら突出する。このため、電気的配線をボンディングする
際の押圧力によってバンプ電極が変形したとしても、そ
の変形によって樹脂膜にクラックが入ることを抑制でき
る。
ら突出する。このため、電気的配線をボンディングする
際の押圧力によってバンプ電極が変形したとしても、そ
の変形によって樹脂膜にクラックが入ることを抑制でき
る。
【0014】電気的配線は、樹脂膜に接触されずにバン
プ電極に接続される。このため、例えば、電気的配線を
バンプ電極にボンディングする際に熱を利用したとして
も樹脂膜の変質を防止できる。これらの点からも、装置
の信頼性が向上する。
プ電極に接続される。このため、例えば、電気的配線を
バンプ電極にボンディングする際に熱を利用したとして
も樹脂膜の変質を防止できる。これらの点からも、装置
の信頼性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を、ICチップ(基板1)周囲をモ−ルド樹脂で固める
TAB−FP(FP:Flat Package)構造の装置に適
用した一実施例により説明する。
を、ICチップ(基板1)周囲をモ−ルド樹脂で固める
TAB−FP(FP:Flat Package)構造の装置に適
用した一実施例により説明する。
【0016】図1(a)〜(d)は、この発明の一実施
例に係わる半導体装置を主要な工程毎に示した断面図で
ある。
例に係わる半導体装置を主要な工程毎に示した断面図で
ある。
【0017】まず、図1(a)に示すように、図示せぬ
半導体素子が形成されたシリコン基板1上には、素子に
電気的に接続されたアルミニウム電極パッド2a〜2c
が形成されている。電極パッド2a〜2cは、実際には
基板1上に酸化膜を介して形成されるが、この明細書で
は、基板1をこの酸化膜等を含んだ半導体集積回路体と
定義し、基板1内の詳細については省略することにす
る。電極パッド2a〜2c上を含み基板1上には、PS
Gあるいは窒化シリコン等で構成されたパッシベーショ
ン膜3が形成されている。パッシベーション膜3には、
電極パッド2a〜2cにそれぞれ通じる開口部が形成さ
れている。この開口部近傍のパッシベーション膜3上に
は、パラジウム(Pd)/ニッケル(Ni)/チタン
(Ti)の積層構造で構成された金属層4a〜4cが形
成されている。この金属層4a〜4cは4000オング
ストロ−ム程度の膜厚を有し、開口部を介して電極パッ
ド2a〜2cに電気的に接続されている。金属層4a〜
4c上には電解メッキ法により析出された金(Au)で
構成された、高さ18±2μm程度の金バンプ電極5a
〜5cが形成されている。
半導体素子が形成されたシリコン基板1上には、素子に
電気的に接続されたアルミニウム電極パッド2a〜2c
が形成されている。電極パッド2a〜2cは、実際には
基板1上に酸化膜を介して形成されるが、この明細書で
は、基板1をこの酸化膜等を含んだ半導体集積回路体と
定義し、基板1内の詳細については省略することにす
る。電極パッド2a〜2c上を含み基板1上には、PS
Gあるいは窒化シリコン等で構成されたパッシベーショ
ン膜3が形成されている。パッシベーション膜3には、
電極パッド2a〜2cにそれぞれ通じる開口部が形成さ
れている。この開口部近傍のパッシベーション膜3上に
は、パラジウム(Pd)/ニッケル(Ni)/チタン
(Ti)の積層構造で構成された金属層4a〜4cが形
成されている。この金属層4a〜4cは4000オング
ストロ−ム程度の膜厚を有し、開口部を介して電極パッ
ド2a〜2cに電気的に接続されている。金属層4a〜
4c上には電解メッキ法により析出された金(Au)で
構成された、高さ18±2μm程度の金バンプ電極5a
〜5cが形成されている。
【0018】図1(a)に示す構造の装置に対し、約1
000cPの粘度を持つポリイミド樹脂溶液を滴下し、
基板1を順次、500rpmで10秒間、1000〜1
200rpmで10秒間回転させ、バンプ電極5a〜5
c上を含み基板1上にポリイミド樹脂溶液を塗布する。
この後、ポリイミド樹脂溶液を窒素ガス(N2 )雰囲気
中、温度150℃、60分間の条件で乾燥し固化させ、
図1(b)に示すように、バンプ電極5a〜5cの頂上
部7上で約1〜2μm(図中t1)、パッシベーション
膜3上で7〜8μm(図中t2)の膜厚を有するポリイ
ミド樹脂膜6を得る。
000cPの粘度を持つポリイミド樹脂溶液を滴下し、
基板1を順次、500rpmで10秒間、1000〜1
200rpmで10秒間回転させ、バンプ電極5a〜5
c上を含み基板1上にポリイミド樹脂溶液を塗布する。
この後、ポリイミド樹脂溶液を窒素ガス(N2 )雰囲気
中、温度150℃、60分間の条件で乾燥し固化させ、
図1(b)に示すように、バンプ電極5a〜5cの頂上
部7上で約1〜2μm(図中t1)、パッシベーション
膜3上で7〜8μm(図中t2)の膜厚を有するポリイ
ミド樹脂膜6を得る。
【0019】次に、通常のスキャン・ノズルタイプのポ
ジ型レジスト現像装置を用いて、基板1を450rp
m、30秒間回転させながら、コリン溶液を噴霧する。
これによって樹脂膜1の全面がエッチバックされ、バン
プ電極5a〜5cの頂上部7が露出するようになる。さ
らにエッチバックを続行することにより、バンプ電極5
a〜5cの頂上部7を、ポリイミド樹脂膜6の上端部8
より突出させる。この時、コリン溶液は実質的に金をエ
ッチングしないので、ポリイミド樹脂膜6のみを効果的
にエッチングすることができる。このエッチバックを行
う時間の一例としては、図1(b)に示す膜厚t2が、
5〜6μmになる程度の時間に設定することが好まし
い。この後、窒素ガス雰囲気中、温度320℃の条件
で、ポリイミド樹脂膜6を最終固化させることにより、
図1(c)に示すように、パッシベーション膜3上で4
〜5μm(図中t3)の膜厚を有する保護膜としてのポ
リイミド樹脂膜6が得られる。この時、バンプ電極5a
〜5cの周辺を固めているポリイミド樹脂膜6の高さ
(図中t4)は最低、バンプ電極5a〜5cの高さの大
体2割以上あれば、耐湿性や後に説明する耐熱サイクル
性を損なわない。また、上限としては、この後の行われ
るボンディング工程におけるバンプ電極5a〜5cの変
形を考慮し、リードが押し込まれる量程度、頂上部7を
上端部8より突出させておく。リードが押し込まれる量
は、ボンディング・ツールの精度により種々変わるが、
現在の一般的なツールでは、約4μm程度である。この
ような条件を満たすために、この実施例では、ポリイミ
ド樹脂膜6の高さt4は、4μm程度とした。これであ
ればバンプ電極5a〜5cの高さ18±2μmの時、バ
ンプ電極5a〜5cの高さの2割はポリイミド樹脂膜6
で囲まれ、また、頂上部7は上端部8より12〜16μ
m程度突出する。
ジ型レジスト現像装置を用いて、基板1を450rp
m、30秒間回転させながら、コリン溶液を噴霧する。
これによって樹脂膜1の全面がエッチバックされ、バン
プ電極5a〜5cの頂上部7が露出するようになる。さ
らにエッチバックを続行することにより、バンプ電極5
a〜5cの頂上部7を、ポリイミド樹脂膜6の上端部8
より突出させる。この時、コリン溶液は実質的に金をエ
ッチングしないので、ポリイミド樹脂膜6のみを効果的
にエッチングすることができる。このエッチバックを行
う時間の一例としては、図1(b)に示す膜厚t2が、
5〜6μmになる程度の時間に設定することが好まし
い。この後、窒素ガス雰囲気中、温度320℃の条件
で、ポリイミド樹脂膜6を最終固化させることにより、
図1(c)に示すように、パッシベーション膜3上で4
〜5μm(図中t3)の膜厚を有する保護膜としてのポ
リイミド樹脂膜6が得られる。この時、バンプ電極5a
〜5cの周辺を固めているポリイミド樹脂膜6の高さ
(図中t4)は最低、バンプ電極5a〜5cの高さの大
体2割以上あれば、耐湿性や後に説明する耐熱サイクル
性を損なわない。また、上限としては、この後の行われ
るボンディング工程におけるバンプ電極5a〜5cの変
形を考慮し、リードが押し込まれる量程度、頂上部7を
上端部8より突出させておく。リードが押し込まれる量
は、ボンディング・ツールの精度により種々変わるが、
現在の一般的なツールでは、約4μm程度である。この
ような条件を満たすために、この実施例では、ポリイミ
ド樹脂膜6の高さt4は、4μm程度とした。これであ
ればバンプ電極5a〜5cの高さ18±2μmの時、バ
ンプ電極5a〜5cの高さの2割はポリイミド樹脂膜6
で囲まれ、また、頂上部7は上端部8より12〜16μ
m程度突出する。
【0020】次に、図1(d)に示すように、ボンディ
ング・ツール9に圧力Pおよび熱を加えることにより、
TAB方式のリード10a〜10cをそれぞれ、バンプ
電極5a〜5cに熱圧着させる。図2は、図1(d)に
示す装置をこの紙面に垂直な方向から見た断面図であ
る。図2に示すようにリード10(10aのみ図示)
は、ポリイミド樹脂で構成されたフィルム・キャリア・
テープ11上に配置されている。
ング・ツール9に圧力Pおよび熱を加えることにより、
TAB方式のリード10a〜10cをそれぞれ、バンプ
電極5a〜5cに熱圧着させる。図2は、図1(d)に
示す装置をこの紙面に垂直な方向から見た断面図であ
る。図2に示すようにリード10(10aのみ図示)
は、ポリイミド樹脂で構成されたフィルム・キャリア・
テープ11上に配置されている。
【0021】上記のような半導体装置であると、ボンデ
ィング・ツール9の圧力Pによりリード10a〜10c
がバンプ電極5a〜5c内に押し込まれ、バンプ電極5
a〜5cが変形したとしても、それらの頂上部7がポリ
イミド樹脂膜6の上端部8よりも突出していることによ
り、ポリイミド樹脂膜6にクラックが入ることを抑制で
きる。
ィング・ツール9の圧力Pによりリード10a〜10c
がバンプ電極5a〜5c内に押し込まれ、バンプ電極5
a〜5cが変形したとしても、それらの頂上部7がポリ
イミド樹脂膜6の上端部8よりも突出していることによ
り、ポリイミド樹脂膜6にクラックが入ることを抑制で
きる。
【0022】また、頂上部7が上端部8よりも突出され
ているので、リード10a〜10cとポリイミド樹脂膜
6とが互いに接触しなくなり、リード10a〜10cを
バンプ電極5a〜5cに熱圧着を利用してボンディング
したとしても、ポリイミド樹脂膜6の変質を防止でき
る。
ているので、リード10a〜10cとポリイミド樹脂膜
6とが互いに接触しなくなり、リード10a〜10cを
バンプ電極5a〜5cに熱圧着を利用してボンディング
したとしても、ポリイミド樹脂膜6の変質を防止でき
る。
【0023】さらに上記実施例によれば、表面保護膜と
しての樹脂膜6を、フィルム・キャリア・テープ11を
構成する樹脂と同一系のポリイミド樹脂で構成してい
る。その構成の一例は、例えばポリイミド樹脂膜6はC
RC−6061(商品名:住友ベ−クライト社製)、フ
ィルム・キャリア・テープ11はユーピレクス(商品
名:宇部興産社製)である。
しての樹脂膜6を、フィルム・キャリア・テープ11を
構成する樹脂と同一系のポリイミド樹脂で構成してい
る。その構成の一例は、例えばポリイミド樹脂膜6はC
RC−6061(商品名:住友ベ−クライト社製)、フ
ィルム・キャリア・テープ11はユーピレクス(商品
名:宇部興産社製)である。
【0024】このように、樹脂膜6の樹脂とテープ11
の樹脂とを同一系の樹脂で構成することにより、半導体
装置の耐熱サイクル性が良好となる、という効果が得ら
れる。これは、テープ11の熱膨脹係数と表面保護膜と
しての樹脂膜6との熱膨張係数がほぼ等しくなり、テー
プ11が膨脹/収縮を繰り返しても、それと同じ量、樹
脂膜6が膨脹/収縮を繰り返すようになるためである。
即ち、樹脂膜6と熱膨張係数とテープ11の熱膨脹係数
との差がほとんど無くなるため、バンプ電極5a〜5c
近傍の樹脂膜6、パッシベーション膜3および基板1等
に応力が残留し難くなる。
の樹脂とを同一系の樹脂で構成することにより、半導体
装置の耐熱サイクル性が良好となる、という効果が得ら
れる。これは、テープ11の熱膨脹係数と表面保護膜と
しての樹脂膜6との熱膨張係数がほぼ等しくなり、テー
プ11が膨脹/収縮を繰り返しても、それと同じ量、樹
脂膜6が膨脹/収縮を繰り返すようになるためである。
即ち、樹脂膜6と熱膨張係数とテープ11の熱膨脹係数
との差がほとんど無くなるため、バンプ電極5a〜5c
近傍の樹脂膜6、パッシベーション膜3および基板1等
に応力が残留し難くなる。
【0025】また、TAB−FP構造では、表面保護膜
としての樹脂膜6をポリイミド樹脂で構成することは、
ポリイミド樹脂が、モ−ルド樹脂がチップに対して及ぼ
すせん断応力に対して緩衝部材となるため、特に有効で
ある。
としての樹脂膜6をポリイミド樹脂で構成することは、
ポリイミド樹脂が、モ−ルド樹脂がチップに対して及ぼ
すせん断応力に対して緩衝部材となるため、特に有効で
ある。
【0026】図3は、MIL規格に従って行われたTC
T(Thermal Cycle Test )試験の結果を示す図で
ある。図3において、縦軸は製品の不良率を、横軸は熱
サイクル印加回数をそれぞれ表している。
T(Thermal Cycle Test )試験の結果を示す図で
ある。図3において、縦軸は製品の不良率を、横軸は熱
サイクル印加回数をそれぞれ表している。
【0027】図3に示す線Iは上記実施例で説明したT
AB−FPを示している。線Iに示されるように、この
発明を適用したTAB−FPでは、熱サイクルの印加回
数が1000回に達しても、不良品はほとんど発生して
いない。また、線IIは、樹脂膜6を形成しなかったTA
B−FPを示しているが、熱サイクルの印加回数が上昇
するにつれ、不良品が増加する傾向が明らかになった。
AB−FPを示している。線Iに示されるように、この
発明を適用したTAB−FPでは、熱サイクルの印加回
数が1000回に達しても、不良品はほとんど発生して
いない。また、線IIは、樹脂膜6を形成しなかったTA
B−FPを示しているが、熱サイクルの印加回数が上昇
するにつれ、不良品が増加する傾向が明らかになった。
【0028】この試験結果より、この発明に係わる装置
では、装置の耐熱サイクル性が向上することが確認され
た。耐熱サイクル性が向上した要因としては、バンプ電
極5a〜5cの周囲が樹脂膜6により固められ、バンプ
電極5a〜5c周囲の強度が増していることや、樹脂膜
6を構成する樹脂とテープ11を構成する樹脂とを実質
的に同一の樹脂で構成したことにより、両者の熱整合性
が高められていること等が考えられる。
では、装置の耐熱サイクル性が向上することが確認され
た。耐熱サイクル性が向上した要因としては、バンプ電
極5a〜5cの周囲が樹脂膜6により固められ、バンプ
電極5a〜5c周囲の強度が増していることや、樹脂膜
6を構成する樹脂とテープ11を構成する樹脂とを実質
的に同一の樹脂で構成したことにより、両者の熱整合性
が高められていること等が考えられる。
【0029】この耐熱サイクル性向上の効果について
は、前者、即ち、バンプ電極5a〜5cの周囲が樹脂膜
6により固められていることが大きく寄与している、と
考えられる。即ち、バンプ電極5a〜5cの周囲に形成
された樹脂膜6は、リード10a〜10cとのボンディ
ング時の熱膨張係数差による残留応力、およびボンディ
ング時の荷重によるバンプ電極5a〜5cの変形に対し
て抵抗となる。また、樹脂膜6は、バンプ電極5a〜5
cがリード10a〜10cから受ける熱応力に対しても
抵抗となる。これらの点から、電極パッド2a〜2c下
に形成された図示せぬ酸化膜や、電極パッド2a〜2c
周囲に形成されたパッシベーション膜3等にクラックが
入り難くなり、装置の耐熱サイクル性が向上する以上、
この発明を、TAB−FP構造の装置に適用した一実施
例により説明してきたが、この発明はこの種の装置に限
られるものではない。この発明はその他のバンプ電極を
有する装置、例えばTCP(Tape Carrier Packag
e)構造、COB(Chip On Bord )構造、COG
(Chip On Glass)構造、SOW(Silicon On W
affer )構造の装置等に適用することも可能である。
は、前者、即ち、バンプ電極5a〜5cの周囲が樹脂膜
6により固められていることが大きく寄与している、と
考えられる。即ち、バンプ電極5a〜5cの周囲に形成
された樹脂膜6は、リード10a〜10cとのボンディ
ング時の熱膨張係数差による残留応力、およびボンディ
ング時の荷重によるバンプ電極5a〜5cの変形に対し
て抵抗となる。また、樹脂膜6は、バンプ電極5a〜5
cがリード10a〜10cから受ける熱応力に対しても
抵抗となる。これらの点から、電極パッド2a〜2c下
に形成された図示せぬ酸化膜や、電極パッド2a〜2c
周囲に形成されたパッシベーション膜3等にクラックが
入り難くなり、装置の耐熱サイクル性が向上する以上、
この発明を、TAB−FP構造の装置に適用した一実施
例により説明してきたが、この発明はこの種の装置に限
られるものではない。この発明はその他のバンプ電極を
有する装置、例えばTCP(Tape Carrier Packag
e)構造、COB(Chip On Bord )構造、COG
(Chip On Glass)構造、SOW(Silicon On W
affer )構造の装置等に適用することも可能である。
【0030】さらに、この発明により得られる副次的な
効果として、その実施に際し、樹脂の塗布工程、樹脂の
乾燥工程、樹脂の除去工程程度で済み、大規模な設備投
資が要らないこと、写真蝕刻工程を必要とせず、歩留り
の向上やコストを低減できること、かつリード・ショー
トの問題もないので微細化に適すること等がある。
効果として、その実施に際し、樹脂の塗布工程、樹脂の
乾燥工程、樹脂の除去工程程度で済み、大規模な設備投
資が要らないこと、写真蝕刻工程を必要とせず、歩留り
の向上やコストを低減できること、かつリード・ショー
トの問題もないので微細化に適すること等がある。
【0031】
【発明の効果】以上、この発明によれば、装置の信頼性
に影響を与えることなく、耐熱サイクル性を向上できる
半導体装置を提供できる。
に影響を与えることなく、耐熱サイクル性を向上できる
半導体装置を提供できる。
【図1】図1はこの発明の一実施例に係わる半導体装置
を示す図で、(a)〜(d)はそれぞれ主要な工程毎に
示した断面図
を示す図で、(a)〜(d)はそれぞれ主要な工程毎に
示した断面図
【図2】図2は図1(d)に示す装置をこの紙面に垂直
な方向から見た時の断面図
な方向から見た時の断面図
【図3】図3はTCT試験の結果を示す図
【図4】図4(a)〜(c)は、この発明の前提となっ
たバンプ電極を有する装置、およびその装置が有する問
題点を説明する断面図
たバンプ電極を有する装置、およびその装置が有する問
題点を説明する断面図
1…シリコン基板
2a〜2c…電極パッド
3…パッシベーション膜
4a〜4c…金属層
5a〜5c…バンプ電極
6…樹脂膜
7…頂上部
8…上端部
9…ボンディング・ツール
10a〜10c…リード
11…フィルム・キャリア・テープ
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された複数の電極パ
ッドと、 前記半導体基板上および前記複数の電極パッド上に形成
され、前記複数の電極パッド各々に達する複数の開口部
を有するパッシベーション膜と、 前記複数の電極パッド上および前記パッシベーション膜
の複数の開口部近傍上に形成された金属層と、 前記金属層に、前記複数の電極パッド各々に対応して形
成された複数のバンプ電極と、 前記パッシベーション膜上に形成され、前記複数のバン
プ電極の周囲並びに前記複数のバンプ電極どうしの間を
被覆する樹脂膜と、 前記複数のバンプ電極各々に接続された複数の電気的配
線とを具備し、 前記複数のバンプ電極各々の頂上部が前記樹脂膜の上端
部から突出し、前記電気的配線が前記樹脂膜に接触され
ずに前記複数のバンプ電極各々に接続されていることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記電気的配線が前記バンプ電極に接合
される位置は、前記樹脂膜の上端部よりも高い位置にあ
ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002327226A JP2003142525A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002327226A JP2003142525A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | 半導体装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22834392A Division JP3383329B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003142525A true JP2003142525A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19197672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002327226A Pending JP2003142525A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003142525A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7125788B2 (en) | 2004-03-25 | 2006-10-24 | Tdk Corporation | Circuit device and method of manufacturing the circuit device |
| CN1322566C (zh) * | 2003-09-19 | 2007-06-20 | 卡西欧计算机株式会社 | 半导体装置 |
-
2002
- 2002-11-11 JP JP2002327226A patent/JP2003142525A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1322566C (zh) * | 2003-09-19 | 2007-06-20 | 卡西欧计算机株式会社 | 半导体装置 |
| US7125788B2 (en) | 2004-03-25 | 2006-10-24 | Tdk Corporation | Circuit device and method of manufacturing the circuit device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040427 |