JP2003144285A - ふとん - Google Patents
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- JP2003144285A JP2003144285A JP2001345084A JP2001345084A JP2003144285A JP 2003144285 A JP2003144285 A JP 2003144285A JP 2001345084 A JP2001345084 A JP 2001345084A JP 2001345084 A JP2001345084 A JP 2001345084A JP 2003144285 A JP2003144285 A JP 2003144285A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ふとん内部の区画室内に充填された羽毛等の
区画室間の移動、偏在を防止する完全立体キルト構造の
ふとんを安価に提供する。 【解決手段】 ふとん1の縦方向の全長に亘り連続した
縦桟2と、前記縦桟2の間及び前記縦桟2とふとん周縁
部12の間に配された横桟3とにより区画された複数の
区画室11を内部に形成したふとんにおいて、前記縦桟
2と前記横桟3の交差部5に、前記縦桟2及び前記横桟
3に沿う当て布6を設け、前記縦桟2と前記当て布6及
び前記横桟3の間に、前記区画室11間を連通する通路
7を形成する。
区画室間の移動、偏在を防止する完全立体キルト構造の
ふとんを安価に提供する。 【解決手段】 ふとん1の縦方向の全長に亘り連続した
縦桟2と、前記縦桟2の間及び前記縦桟2とふとん周縁
部12の間に配された横桟3とにより区画された複数の
区画室11を内部に形成したふとんにおいて、前記縦桟
2と前記横桟3の交差部5に、前記縦桟2及び前記横桟
3に沿う当て布6を設け、前記縦桟2と前記当て布6及
び前記横桟3の間に、前記区画室11間を連通する通路
7を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ふとんの内部に縦
桟と横桟を配し、表地と裏地の周縁部を縫い合わせて複
数の区画室を形成し、各区画室内部に羽毛等の中わたを
充填した、立体キルト構造のふとんに関する。
桟と横桟を配し、表地と裏地の周縁部を縫い合わせて複
数の区画室を形成し、各区画室内部に羽毛等の中わたを
充填した、立体キルト構造のふとんに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、羽毛を中わたに使用した立体キ
ルト構造の羽毛ふとんでは、表地と裏地の間に通気性を
有するテープ状の複数の縦桟と横桟をキルトパターンに
沿って縫い込み、表地と裏地の周縁部を縫い合わせて複
数の区画室をふとん内部に形成し、その各区画室内部に
羽毛を充填する構造が一般的である。
ルト構造の羽毛ふとんでは、表地と裏地の間に通気性を
有するテープ状の複数の縦桟と横桟をキルトパターンに
沿って縫い込み、表地と裏地の周縁部を縫い合わせて複
数の区画室をふとん内部に形成し、その各区画室内部に
羽毛を充填する構造が一般的である。
【0003】上記構成の羽毛ふとんに羽毛を充填する方
法としては、羽毛充填用パイプが各区画室に挿入できる
通路をふとん内部に設け、充填用パイプを経て各区画室
に羽毛を送り込む方法が広く行われている。
法としては、羽毛充填用パイプが各区画室に挿入できる
通路をふとん内部に設け、充填用パイプを経て各区画室
に羽毛を送り込む方法が広く行われている。
【0004】従来の羽毛充填用パイプの通路は、縦桟と
横桟によってふとん内部に区画を形成する際に、図11
に示すように、ふとんの長手方向に連続的に配された縦
桟102と、縦桟102に格子状に配された横桟103
を表地(図示せず)と裏地106の間に挟み、その上下
の縫い代において立体的に縫い付け、縦桟102と横桟
103の交差部100に空間部101を設けて、その空
間部101を区画室105間の充填用パイプの通路とす
る構造が縫製作業や充填作業の点で多用されている。
横桟によってふとん内部に区画を形成する際に、図11
に示すように、ふとんの長手方向に連続的に配された縦
桟102と、縦桟102に格子状に配された横桟103
を表地(図示せず)と裏地106の間に挟み、その上下
の縫い代において立体的に縫い付け、縦桟102と横桟
103の交差部100に空間部101を設けて、その空
間部101を区画室105間の充填用パイプの通路とす
る構造が縫製作業や充填作業の点で多用されている。
【0005】しかし、上記構造の通路では、縦桟102
と横桟103の交差部100に設けられた空間101を
通路とするもので、各区画室に充填された羽毛がふとん
使用中に空間部101を通じて移動し、各区画室内の羽
毛量が変化して次第にふとんの一部に偏在し、嵩高さ性
やフィット性、保温性等の使用感が悪くなるという問題
がある。
と横桟103の交差部100に設けられた空間101を
通路とするもので、各区画室に充填された羽毛がふとん
使用中に空間部101を通じて移動し、各区画室内の羽
毛量が変化して次第にふとんの一部に偏在し、嵩高さ性
やフィット性、保温性等の使用感が悪くなるという問題
がある。
【0006】そこで、各区画室が完全に独立した羽毛の
移動のない完全立体キルト構造のふとんが要望されてい
るが、従来の完全立体キルト構造では各区画室毎に羽毛
の充填と、充填後にその区画室を密封する縫製作業を繰
り返す必要があり、作業が複雑となって生産性が悪く製
造コストが大幅に上昇する問題がある。
移動のない完全立体キルト構造のふとんが要望されてい
るが、従来の完全立体キルト構造では各区画室毎に羽毛
の充填と、充填後にその区画室を密封する縫製作業を繰
り返す必要があり、作業が複雑となって生産性が悪く製
造コストが大幅に上昇する問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ふとん内部
に区画室を形成する縦桟と横桟の交差部に羽毛充填用パ
イプを挿通できる通路を設け、その通路を密閉構造とす
ることで各区画室内に充填された羽毛の移動、偏在を防
止する完全立体キルト構造のふとんを安価に提供するこ
とを目的とする。
に区画室を形成する縦桟と横桟の交差部に羽毛充填用パ
イプを挿通できる通路を設け、その通路を密閉構造とす
ることで各区画室内に充填された羽毛の移動、偏在を防
止する完全立体キルト構造のふとんを安価に提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のふとんは、ふと
んの縦方向の全長に亘り連続した縦桟と、前記縦桟の間
及び前記縦桟とふとん周縁部の間に配された横桟とによ
り区画された複数の区画室を内部に形成したふとんにお
いて、前記縦桟と前記横桟の交差部に、前記縦桟及び前
記横桟に沿う当て布を設け、前記縦桟と前記当て布及び
前記横桟の間に、前記区画室間を連通する通路を形成し
たことを特徴とする。
んの縦方向の全長に亘り連続した縦桟と、前記縦桟の間
及び前記縦桟とふとん周縁部の間に配された横桟とによ
り区画された複数の区画室を内部に形成したふとんにお
いて、前記縦桟と前記横桟の交差部に、前記縦桟及び前
記横桟に沿う当て布を設け、前記縦桟と前記当て布及び
前記横桟の間に、前記区画室間を連通する通路を形成し
たことを特徴とする。
【0009】このように構成した本発明のふとんによれ
ば、縦桟と当て布及び横桟との間に形成された区画室間
を連通する通路に羽毛充填用のパイプを挿通し、パイプ
先端を区画室内に位置されることで、各区画室内に羽毛
等の中わたを確実に充填することができる。
ば、縦桟と当て布及び横桟との間に形成された区画室間
を連通する通路に羽毛充填用のパイプを挿通し、パイプ
先端を区画室内に位置されることで、各区画室内に羽毛
等の中わたを確実に充填することができる。
【0010】また、充填作業終了後にパイプ先端を区画
室から除去し通路から抜き取ると、通路を形成している
当て布が区画室内に充填された羽毛等の充填物によって
圧迫され、縦桟と当て布が密着し通路出入り口が閉塞さ
れるので、充填物の区画室間の移動が防止できる。
室から除去し通路から抜き取ると、通路を形成している
当て布が区画室内に充填された羽毛等の充填物によって
圧迫され、縦桟と当て布が密着し通路出入り口が閉塞さ
れるので、充填物の区画室間の移動が防止できる。
【0011】また、前記区画室間を連通する前記通路
が、前記縦桟全長に亘る前記交差部において、少なくと
も前記縦桟の片側に形成されたことを特徴とするふとん
である。 これにより、充填用パイプを縦桟に沿って、
交差部毎に形成された通路を挿通して縦桟の全長に亘り
挿入することができるので、パイプ先端をふとんの縦方
向の任意の区画室に位置させることができるようにな
り、羽毛等の充填作業を連続して効率よく行える。
が、前記縦桟全長に亘る前記交差部において、少なくと
も前記縦桟の片側に形成されたことを特徴とするふとん
である。 これにより、充填用パイプを縦桟に沿って、
交差部毎に形成された通路を挿通して縦桟の全長に亘り
挿入することができるので、パイプ先端をふとんの縦方
向の任意の区画室に位置させることができるようにな
り、羽毛等の充填作業を連続して効率よく行える。
【0012】さらに、前記区画室間を連通する前記通路
が、前記縦桟と前記横桟の前記交差部において、前記縦
桟と前記横桟を連通する開口部を設けて形成されたこと
を特徴とするふとんであり、充填用パイプの通路が縦桟
と横桟を横断して形成されるので、パイプを縦桟の左右
の区画室に挿入することができ、一度のパイプの挿入で
より多くの区画室内に充填作業を行うことができる。
が、前記縦桟と前記横桟の前記交差部において、前記縦
桟と前記横桟を連通する開口部を設けて形成されたこと
を特徴とするふとんであり、充填用パイプの通路が縦桟
と横桟を横断して形成されるので、パイプを縦桟の左右
の区画室に挿入することができ、一度のパイプの挿入で
より多くの区画室内に充填作業を行うことができる。
【0013】また、本発明のふとんでは、前記区画室間
を連通する前記通路が、段差を設けて形成することがで
きる。
を連通する前記通路が、段差を設けて形成することがで
きる。
【0014】これによって、通路出入り口から充填物が
通路内に侵入しても、段差部においてその移動が阻ま
れ、区画室間の充填物の移動をより確実に防止すること
ができるようになる。
通路内に侵入しても、段差部においてその移動が阻ま
れ、区画室間の充填物の移動をより確実に防止すること
ができるようになる。
【0015】さらに、本発明のふとんには、前記区画室
間を連通する前記通路が、前記通路の入口部及び出口部
に、前記当て布を内側に折り返した折返し部を設けて形
成することができる。
間を連通する前記通路が、前記通路の入口部及び出口部
に、前記当て布を内側に折り返した折返し部を設けて形
成することができる。
【0016】この折返し部によって、通路出入り口で
は、所謂「逆し弁効果」が働いてその閉塞作用が向上
し、通路内に侵入した充填物は出入り口の折返し部に阻
まれ、通路からの排出が防止されるようになり、区画室
間の充填物の移動をさらに確実に防ぐことができるよう
になる。
は、所謂「逆し弁効果」が働いてその閉塞作用が向上
し、通路内に侵入した充填物は出入り口の折返し部に阻
まれ、通路からの排出が防止されるようになり、区画室
間の充填物の移動をさらに確実に防ぐことができるよう
になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0018】図1は実施形態のふとん1を示す斜視図で
あり、ふとん1は図に示すように長手方向に5区画、幅
方向に3区画に区画され、表地13と裏地14が4辺の
周縁部12で縫合されてふとん内部に15マスの区画室
11を形成した立体キルト構造のふとんを構成してい
る。
あり、ふとん1は図に示すように長手方向に5区画、幅
方向に3区画に区画され、表地13と裏地14が4辺の
周縁部12で縫合されてふとん内部に15マスの区画室
11を形成した立体キルト構造のふとんを構成してい
る。
【0019】図2はふとん1の内部構造を示すものであ
り、裏地14の内側には、ふとん1の縦方向の全長に亘
り連続した2本の縦桟2,2と、前記縦桟の間に配され
た横桟3b及び縦桟と周縁部の間に配された横桟3a、
3cとが交差部5において格子状に配置され、その縫い
代21、31において裏地14に縫い付けられている。
り、裏地14の内側には、ふとん1の縦方向の全長に亘
り連続した2本の縦桟2,2と、前記縦桟の間に配され
た横桟3b及び縦桟と周縁部の間に配された横桟3a、
3cとが交差部5において格子状に配置され、その縫い
代21、31において裏地14に縫い付けられている。
【0020】上記交差部5は、図3の交差部5の説明図
に示すように、ふとん1の縦方向に連続した縦桟2が裏
地14に縫い代21において縫い付けられ、縦桟2の両
側にほぼ接するように所定の長さの横桟3a、3bが配
され、その縫い代31が裏地14に縫い付けられ交差部
5を形成している。
に示すように、ふとん1の縦方向に連続した縦桟2が裏
地14に縫い代21において縫い付けられ、縦桟2の両
側にほぼ接するように所定の長さの横桟3a、3bが配
され、その縫い代31が裏地14に縫い付けられ交差部
5を形成している。
【0021】なお、横桟は上記のように、所定長さに3
枚の横桟3a、3b、3cに分割されたものでもよい
が、縫い代31が連続したもので、交差部に縦桟の通る
切れ目を設けたものでもよい。
枚の横桟3a、3b、3cに分割されたものでもよい
が、縫い代31が連続したもので、交差部に縦桟の通る
切れ目を設けたものでもよい。
【0022】交差部5の4方には、縦桟2と横桟3a、
3bを接続して格子の要を形成する4枚の当て布6が、
縦桟2と横桟3aまたは3bに沿い跨って、それぞれ6
1、62、63、64が設けられている。
3bを接続して格子の要を形成する4枚の当て布6が、
縦桟2と横桟3aまたは3bに沿い跨って、それぞれ6
1、62、63、64が設けられている。
【0023】前記4枚の当て布6は、図4の交差部5の
X−X線の断面図に示すように、縦桟2と横桟3aを接
続する当て布61と、縦桟2と横桟3bを接続する当て
布62と,それぞれに対面する当て布64と、当て布6
3からなり、1枚の当て布が縦桟と横桟に沿って跨って
桟に接続されている。
X−X線の断面図に示すように、縦桟2と横桟3aを接
続する当て布61と、縦桟2と横桟3bを接続する当て
布62と,それぞれに対面する当て布64と、当て布6
3からなり、1枚の当て布が縦桟と横桟に沿って跨って
桟に接続されている。
【0024】この当て布6と縦桟2及び横桟3a、3b
との接続方法を、図3に表れる部分に従い説明する。
との接続方法を、図3に表れる部分に従い説明する。
【0025】縦桟2に沿う当て布部分61a、64aで
は、その上辺61c、64cと下辺61d、64dにお
いて縦桟2に接続され、当て布の中間部61a、64a
と縦桟2の間の未接続部に通路7Aと7Bが形成され、
また、横桟3aに沿う当て布部分61b、64bでは、
その全面において横桟3aに接続されている。
は、その上辺61c、64cと下辺61d、64dにお
いて縦桟2に接続され、当て布の中間部61a、64a
と縦桟2の間の未接続部に通路7Aと7Bが形成され、
また、横桟3aに沿う当て布部分61b、64bでは、
その全面において横桟3aに接続されている。
【0026】これによって縦桟2と横桟3aは2枚の当
て布61と64により接続され、交差部5を形成する
が、縦桟2にほぼ接している横桟3aの端部には未接続
部である空間40を残すため、通路7Aと7Bは連続状
態になり、横桟3aに隣り合う区画室を連通する通路7
を形成するものである。
て布61と64により接続され、交差部5を形成する
が、縦桟2にほぼ接している横桟3aの端部には未接続
部である空間40を残すため、通路7Aと7Bは連続状
態になり、横桟3aに隣り合う区画室を連通する通路7
を形成するものである。
【0027】また、横桟3bに隣り合う区画室を連通す
る通路は、当て布62、63と縦桟2、横桟3bとによ
って上記と同様の接続工程によって、前記通路7の縦桟
2の反対側に形成することができ、同時にこの接続作業
により縦桟と横桟を格子状に接続し交差部5を形成する
ことができる。
る通路は、当て布62、63と縦桟2、横桟3bとによ
って上記と同様の接続工程によって、前記通路7の縦桟
2の反対側に形成することができ、同時にこの接続作業
により縦桟と横桟を格子状に接続し交差部5を形成する
ことができる。
【0028】上記縦桟と横桟の接続と通路の形成作業を
ふとん内部の各交差部において行い所定の区画を裏地1
4上に形成した後、表地13を重ね合わせ、縦桟及び横
桟の上部縫い代と表地13を縫い合わせ、さらに表地1
3と裏地14の4辺の周縁部12を縫い合わせてふとん
側地を形成する。この時、縦桟端部に当たる周縁部12
には、羽毛充填用パイプ8をふとん内部に挿入するため
の開口部を残しておく必要がある。
ふとん内部の各交差部において行い所定の区画を裏地1
4上に形成した後、表地13を重ね合わせ、縦桟及び横
桟の上部縫い代と表地13を縫い合わせ、さらに表地1
3と裏地14の4辺の周縁部12を縫い合わせてふとん
側地を形成する。この時、縦桟端部に当たる周縁部12
には、羽毛充填用パイプ8をふとん内部に挿入するため
の開口部を残しておく必要がある。
【0029】上記の当て布6と縦桟2及び横桟3a、3
bとの接続は、縫製や熱などによる溶着、接着剤による
接着などが使用でき、特に限定されるものではない。
bとの接続は、縫製や熱などによる溶着、接着剤による
接着などが使用でき、特に限定されるものではない。
【0030】また、前記縦桟2及び横桟3a,3b,3
cは通気性及び柔軟性を有するメッシュ、ニットなどの
布地で構成され、羽毛充填時の空気の移動を可能にして
おく必要がある。
cは通気性及び柔軟性を有するメッシュ、ニットなどの
布地で構成され、羽毛充填時の空気の移動を可能にして
おく必要がある。
【0031】また、当て布6も熱溶着や接着剤による接
着が可能な素材、あるいは接着表面処理が施されたもの
が好ましく、かつ柔軟性と強靭性を有するものが好まし
い。
着が可能な素材、あるいは接着表面処理が施されたもの
が好ましく、かつ柔軟性と強靭性を有するものが好まし
い。
【0032】上記構成による交差部の通路7では、図5
に示すように、羽毛充填装置(図示せず)に連結された
充填用パイプ8をふとん周縁部12のパイプ挿入用開口
部から縦桟2に沿って挿入し、交差部5の通路7に挿通
させてパイプ先端の開口部8aを区画室内部に位置させ
ることで、所定の区画室に所定量の羽毛を容易にかつ確
実に充填することができる。
に示すように、羽毛充填装置(図示せず)に連結された
充填用パイプ8をふとん周縁部12のパイプ挿入用開口
部から縦桟2に沿って挿入し、交差部5の通路7に挿通
させてパイプ先端の開口部8aを区画室内部に位置させ
ることで、所定の区画室に所定量の羽毛を容易にかつ確
実に充填することができる。
【0033】そして、羽毛の充填作業の終了後に充填用
パイプ8を通路7から抜き取ると、通路7を形成する当
て布6が区画室内11に充填された羽毛等の充填物によ
って圧迫され、桟と当て布が密着し通路出入り口が閉塞
される。これにより、充填物は通路7内に入り込むこと
ができず、充填物の区画室間の移動が防止できる。
パイプ8を通路7から抜き取ると、通路7を形成する当
て布6が区画室内11に充填された羽毛等の充填物によ
って圧迫され、桟と当て布が密着し通路出入り口が閉塞
される。これにより、充填物は通路7内に入り込むこと
ができず、充填物の区画室間の移動が防止できる。
【0034】羽毛の充填作業が、ふとん1の全区画室に
おいて終了すると、パイプ挿入用のふとん周縁部12の
開口部を縫合してふとん1を完成させる。
おいて終了すると、パイプ挿入用のふとん周縁部12の
開口部を縫合してふとん1を完成させる。
【0035】従って、上記構成によるふとん1では、縦
桟と横桟の交差部に当て布を設けパイプの通路を形成す
るという簡単な構造により、区画室に羽毛を容易かつ確
実に充填し、さらに充填された羽毛の区画室間の移動を
防止することができる、完全立体キルト構造のふとんを
得ることができる。
桟と横桟の交差部に当て布を設けパイプの通路を形成す
るという簡単な構造により、区画室に羽毛を容易かつ確
実に充填し、さらに充填された羽毛の区画室間の移動を
防止することができる、完全立体キルト構造のふとんを
得ることができる。
【0036】図6は、第2の実施形態の通路を有するふ
とん内部の説明図であり、縦桟と横桟の交差部における
通路の配置を示すものである(図6では交差部が3カ所
の場合を示す。なお、図では要部の当て布のみ図示し、
他の当て布は省略している)。
とん内部の説明図であり、縦桟と横桟の交差部における
通路の配置を示すものである(図6では交差部が3カ所
の場合を示す。なお、図では要部の当て布のみ図示し、
他の当て布は省略している)。
【0037】図に示すように、交差部51、52、53
に形成された通路71、72、73が、縦桟2の片側に
直列して設けられたものである。
に形成された通路71、72、73が、縦桟2の片側に
直列して設けられたものである。
【0038】このように、縦桟2の全長に亘る交差部5
において、通路7が縦桟2に沿う片側に直列に形成され
ることによって、充填用パイプ8を縦桟2に沿って挿入
し、交差部毎に形成された通路71、72、73を挿通
し、縦桟2の全長に亘り挿入することができるので、パ
イプ先端の開口部8aをふとん縦方向の任意の区画室に
位置させることができる。これによって、羽毛の充填作
業を連続して効率よく、より迅速に行うことができる。
において、通路7が縦桟2に沿う片側に直列に形成され
ることによって、充填用パイプ8を縦桟2に沿って挿入
し、交差部毎に形成された通路71、72、73を挿通
し、縦桟2の全長に亘り挿入することができるので、パ
イプ先端の開口部8aをふとん縦方向の任意の区画室に
位置させることができる。これによって、羽毛の充填作
業を連続して効率よく、より迅速に行うことができる。
【0039】もちろん、上記の縦桟2に沿う交差部毎に
直列に形成される通路は、縦桟2の両側に形成すること
ができる。
直列に形成される通路は、縦桟2の両側に形成すること
ができる。
【0040】図7は、第3の実施形態の通路を有する交
差部を示し、図8a,bはそのY−Y線の断面図を示す
ものである。縦桟2と横桟3aの交差部における通路7
4は、連続した縦桟2と縦桟2の両側にほぼ接するよう
に配された横桟3a、3bと4枚の当て布6とで形成さ
れ、通路74とその反対側に通路75を形成するのは、
図3の交差部の場合と同様であり、縦桟2と横桟3a、
3bの間には通路74、75を形成するための空間40
がすでに開かれている。
差部を示し、図8a,bはそのY−Y線の断面図を示す
ものである。縦桟2と横桟3aの交差部における通路7
4は、連続した縦桟2と縦桟2の両側にほぼ接するよう
に配された横桟3a、3bと4枚の当て布6とで形成さ
れ、通路74とその反対側に通路75を形成するのは、
図3の交差部の場合と同様であり、縦桟2と横桟3a、
3bの間には通路74、75を形成するための空間40
がすでに開かれている。
【0041】この実施形態では、交差部において連続し
た縦桟2を横断してパイプ8が挿通される空間部41を
設けるものであり、予め交差部に当たる位置に開口部2
1を開設した縦桟を用いるか、あるいは縦桟2を裏地1
4に縫い付けた後に開口部21を開設しておく等の方法
により、交差部の通路74内に空間部41を容易に形成
することができ、交差部において通路74から通路75
へパイプを簡単に移動することができるようになる。
た縦桟2を横断してパイプ8が挿通される空間部41を
設けるものであり、予め交差部に当たる位置に開口部2
1を開設した縦桟を用いるか、あるいは縦桟2を裏地1
4に縫い付けた後に開口部21を開設しておく等の方法
により、交差部の通路74内に空間部41を容易に形成
することができ、交差部において通路74から通路75
へパイプを簡単に移動することができるようになる。
【0042】これによって、図8bに示すように、縦桟
2の片側に沿ってふとん内に挿入されたパイプ8は、区
画11Aから空間部41を通過して縦桟2の反対側の区
画室11Bにも容易に侵入することができるようにな
り、ふとん周縁部の1つの開口部から挿入されたパイプ
8は縦桟2の左右の区画室に自在に位置することができ
るので、羽毛の充填作業がより効率よく行え、作業工数
の低減を図ることができる。
2の片側に沿ってふとん内に挿入されたパイプ8は、区
画11Aから空間部41を通過して縦桟2の反対側の区
画室11Bにも容易に侵入することができるようにな
り、ふとん周縁部の1つの開口部から挿入されたパイプ
8は縦桟2の左右の区画室に自在に位置することができ
るので、羽毛の充填作業がより効率よく行え、作業工数
の低減を図ることができる。
【0043】図9は、第4の実施形態のふとんの通路7
5を示すもので、交差部5に形成された通路75内に、
クランク状の段差77を設けたものである。(なお、図
では要部の当て布のみ図示し、他の当て布は省略してい
る)。
5を示すもので、交差部5に形成された通路75内に、
クランク状の段差77を設けたものである。(なお、図
では要部の当て布のみ図示し、他の当て布は省略してい
る)。
【0044】これによって、例えば羽毛の充填作業終了
後に充填パイプを抜き取る際や、ふとん収納時に通路7
5が折れ曲がり出入り口76が開いた場合等、仮に通路
出入り口76から充填物が通路75内に侵入しても、段
差77部分においてその移動が阻まれるので、区画室間
の充填物の移動をより確実に防止することができるよう
になる。
後に充填パイプを抜き取る際や、ふとん収納時に通路7
5が折れ曲がり出入り口76が開いた場合等、仮に通路
出入り口76から充填物が通路75内に侵入しても、段
差77部分においてその移動が阻まれるので、区画室間
の充填物の移動をより確実に防止することができるよう
になる。
【0045】この段差77は通路75中央部の交差部に
設けるのが、充填物の移動防止、段差形成のし易さから
好ましいが、特に限定されない。また、その段差形状
も、充填用パイプが無理なく通過できるものであれば特
に限定されない。
設けるのが、充填物の移動防止、段差形成のし易さから
好ましいが、特に限定されない。また、その段差形状
も、充填用パイプが無理なく通過できるものであれば特
に限定されない。
【0046】図10は、第5の実施形態のふとんの通路
78を示すもので、交差部5に形成された通路78の充
填用パイプ8の入口部79及び出口部80に、当て布6
1、64の端部を通路78の内側に折り返した折返し部
81及び82を設けたものである。
78を示すもので、交差部5に形成された通路78の充
填用パイプ8の入口部79及び出口部80に、当て布6
1、64の端部を通路78の内側に折り返した折返し部
81及び82を設けたものである。
【0047】この折返し部81、82によって、通路出
入り口部79、80では、折返された当て布の端部が所
謂「逆し弁」の働きをし、通路78の閉塞効果をより向
上することができる。
入り口部79、80では、折返された当て布の端部が所
謂「逆し弁」の働きをし、通路78の閉塞効果をより向
上することができる。
【0048】従って、通路78内に侵入した充填物は、
通路78から出ようとすると鉤状に折返された当て布端
部に阻まれて通路78から出ることができず、区画室間
の充填物の移動をさらに確実に防ぐことができるように
なる。
通路78から出ようとすると鉤状に折返された当て布端
部に阻まれて通路78から出ることができず、区画室間
の充填物の移動をさらに確実に防ぐことができるように
なる。
【0049】なお、この折返し部の折返し形状は、図1
0に示す出入り口と平行に設けたもの、また傾斜を持つ
ものなど、特に限定されない。
0に示す出入り口と平行に設けたもの、また傾斜を持つ
ものなど、特に限定されない。
【0050】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば中わたに羽毛以外の綿、羊
毛、化学繊維等を使用したふとんに適用でき、掛けふと
ん、敷きふとん、座ぶとんなどの種々の用途のふとんに
使用することができる。
れるものではなく、例えば中わたに羽毛以外の綿、羊
毛、化学繊維等を使用したふとんに適用でき、掛けふと
ん、敷きふとん、座ぶとんなどの種々の用途のふとんに
使用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のふとんに
よれば、ふとん内部の複数の区画室に羽毛等の中わたを
確実かつ容易に、効率よく充填することができる。ま
た、区画室間の充填物の移動を確実に防ぎ、ふとん内部
での充填物の偏在を防止することができる。
よれば、ふとん内部の複数の区画室に羽毛等の中わたを
確実かつ容易に、効率よく充填することができる。ま
た、区画室間の充填物の移動を確実に防ぎ、ふとん内部
での充填物の偏在を防止することができる。
【0052】従って、長期にわたって嵩高さ性やフィッ
ト性、保温性などの快適な使用感を維持できる、完全立
体キルト構造のふとんを容易に得ることができる。
ト性、保温性などの快適な使用感を維持できる、完全立
体キルト構造のふとんを容易に得ることができる。
【図1】 本発明の実施形態のふとんの斜視図である。
【図2】 実施形態のふとん内部の説明図である。
【図3】 実施形態の縦桟と横桟の交差部の説明図であ
る。
る。
【図4】 図3のX−X線の断面図である。
【図5】 実施形態の使用例の説明図である。
【図6】 第2の実施形態の説明図である。
【図7】 第3の実施形態の説明図である。
【図8】 図7のY−Y線の断面図である。
【図9】 第4の実施形態の説明図である。
【図10】 第5の実施形態の説明図である。
【図11】 従来例のパイプ通路の説明図である。
1……ふとん
2……縦桟
3,3a,3b,3c……横桟
5……交差部
6,61,62,63,64……当て布
7,71,72,73,74,75,77……通路
8……充填用パイプ
11……区画室
12……周縁部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 波戸 武仁
滋賀県神崎郡能登川町猪子399 西川テッ
クス株式会社内
Fターム(参考) 3B102 BA02
Claims (5)
- 【請求項1】 ふとんの縦方向の全長に亘り連続した縦
桟と、前記縦桟の間及び前記縦桟とふとん周縁部の間に
配された横桟とにより区画された複数の区画室を内部に
形成したふとんにおいて、 前記縦桟と前記横桟の交差部に、前記縦桟及び前記横桟
に沿う当て布を設け、 前記縦桟と前記当て布及び前記横桟の間に、前記区画室
間を連通する通路を形成したことを特徴とするふとん。 - 【請求項2】 前記区画室間を連通する前記通路が、 前記縦桟全長に亘る前記交差部において、少なくとも前
記縦桟の片側に形成されたことを特徴とする請求項1に
記載のふとん。 - 【請求項3】 前記区画室間を連通する前記通路が、 前記縦桟と前記横桟の前記交差部において、前記縦桟と
前記横桟を連通する開口部を設けて形成されたことを特
徴とする請求項1または2に記載のふとん。 - 【請求項4】 前記区画室間を連通する前記通路が、 段差を設けて形成されたことを特徴とする請求項1〜3
のいずれか1項に記載のふとん。 - 【請求項5】 前記区画室間を連通する前記通路が、 前記通路の入口部及び出口部に、前記当て布を内側に折
り返した折返し部を設けて形成されたことを特徴とする
請求項1〜4のいずれか1項に記載のふとん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001345084A JP2003144285A (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | ふとん |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001345084A JP2003144285A (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | ふとん |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003144285A true JP2003144285A (ja) | 2003-05-20 |
Family
ID=19158490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001345084A Pending JP2003144285A (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | ふとん |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003144285A (ja) |
-
2001
- 2001-11-09 JP JP2001345084A patent/JP2003144285A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040922 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |