JPH1052348A - 二層布団 - Google Patents
二層布団Info
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- JPH1052348A JPH1052348A JP22926896A JP22926896A JPH1052348A JP H1052348 A JPH1052348 A JP H1052348A JP 22926896 A JP22926896 A JP 22926896A JP 22926896 A JP22926896 A JP 22926896A JP H1052348 A JPH1052348 A JP H1052348A
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Landscapes
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Bedding Items (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 就寝時使用感を悪化させる小区画間での羽毛
の移動・偏在を確実に防止し、両面が夫々に異なる接合
模様で高い意匠性を備えたリバーシブルな二層構造の羽
毛布団を得る。併せて製造コストが低廉な二層布団の構
造を提案する。 【解決手段】 中央で非接合部(3) を残し接合された2
枚の中芯地(17A,17B) 夫々に表地(11)と裏地(12)を接合
して複数の小区画室(2,2, …) を形成し羽毛(1)を充填
した二層布団において、中芯地(17A,17B) には区画室個
々に対応した位置に開口部(18 ´) を覆うように開口縁
部を残して接合された閉塞片(19)を備えた充填口(18)が
設けられ、各中芯地(17A,17B) に異なる形状の繰り返し
模様を区画する接合線(14)に沿って予め接着層を設ける
とともに両中芯地を背中合わせにして間に非接合部(3)
を残して接合し、表地(11)及び裏地(12)を重ねて熱圧着
ローラ装置を通し接着して表裏層に連続した小区画室を
形成し、夫々に充填口(18)から羽毛(1) を充填したの
ち、周縁部で表裏二層を接合した構成とする。
の移動・偏在を確実に防止し、両面が夫々に異なる接合
模様で高い意匠性を備えたリバーシブルな二層構造の羽
毛布団を得る。併せて製造コストが低廉な二層布団の構
造を提案する。 【解決手段】 中央で非接合部(3) を残し接合された2
枚の中芯地(17A,17B) 夫々に表地(11)と裏地(12)を接合
して複数の小区画室(2,2, …) を形成し羽毛(1)を充填
した二層布団において、中芯地(17A,17B) には区画室個
々に対応した位置に開口部(18 ´) を覆うように開口縁
部を残して接合された閉塞片(19)を備えた充填口(18)が
設けられ、各中芯地(17A,17B) に異なる形状の繰り返し
模様を区画する接合線(14)に沿って予め接着層を設ける
とともに両中芯地を背中合わせにして間に非接合部(3)
を残して接合し、表地(11)及び裏地(12)を重ねて熱圧着
ローラ装置を通し接着して表裏層に連続した小区画室を
形成し、夫々に充填口(18)から羽毛(1) を充填したの
ち、周縁部で表裏二層を接合した構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は羽毛を充填した二層
構造を有する二層布団に係わり、特に側地の形成工程を
容易にした構造、並びに内部小区画室への羽毛の充填作
業を容易にした構造に関する。
構造を有する二層布団に係わり、特に側地の形成工程を
容易にした構造、並びに内部小区画室への羽毛の充填作
業を容易にした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】布団は一般に表裏の表布(側地)の間に
羽毛等の充填物が充填されている。特に羽毛を充填物と
した布団では羽毛の偏在を防止すると共に羽毛の飛び出
しを防止するために、表裏の側地間に内部に小区画室を
形成してこの中に羽毛を充填して構成している。
羽毛等の充填物が充填されている。特に羽毛を充填物と
した布団では羽毛の偏在を防止すると共に羽毛の飛び出
しを防止するために、表裏の側地間に内部に小区画室を
形成してこの中に羽毛を充填して構成している。
【0003】このような布団の多くは表地と裏地とを縫
着その他で接合することで小区画室を形成しているた
め、布団の表面と裏面には全く同一形状の小区画室とそ
の接合線が形成されている。この結果、機能上そして意
匠的に難点を有することとなる。即ち、第1に接合線部
分には羽毛や中綿などの中材が位置しないため、ここか
ら熱気が逃げ易く就寝時に内部の熱気が外部に逃げてし
まい保温性にとってマイナスの要因となってしまう。
着その他で接合することで小区画室を形成しているた
め、布団の表面と裏面には全く同一形状の小区画室とそ
の接合線が形成されている。この結果、機能上そして意
匠的に難点を有することとなる。即ち、第1に接合線部
分には羽毛や中綿などの中材が位置しないため、ここか
ら熱気が逃げ易く就寝時に内部の熱気が外部に逃げてし
まい保温性にとってマイナスの要因となってしまう。
【0004】そして、これらの布団においては表面と裏
面に全く同一形状で位置的にも変化のない接合線しか表
れず、かりに裏返したとしても同一外観であるからリバ
ーシブルとしても意味がなく意匠的魅力に欠ける形態で
あった。
面に全く同一形状で位置的にも変化のない接合線しか表
れず、かりに裏返したとしても同一外観であるからリバ
ーシブルとしても意味がなく意匠的魅力に欠ける形態で
あった。
【0005】ちなみに、羽毛布団は羽毛充填量の過多や
構成により保温特性が変わるから、保温性の問題解決の
ためには、単に羽毛や中綿などの中材の充填量を増やす
との対応も考えられるが、このような構成では布団質量
の増加や製品価格の高額化といったマイナス面が大き
く、実際には採用しがたい。この他、例えば、特公平6-
49015 号公報(布地接地方法及び布団: 以下では既提案
1と記す)には、隔壁布を用いて区画を形成した布団が
開示されており、保温性は心配ないが意匠的にはやはり
表裏に同一模様が表れる。
構成により保温特性が変わるから、保温性の問題解決の
ためには、単に羽毛や中綿などの中材の充填量を増やす
との対応も考えられるが、このような構成では布団質量
の増加や製品価格の高額化といったマイナス面が大き
く、実際には採用しがたい。この他、例えば、特公平6-
49015 号公報(布地接地方法及び布団: 以下では既提案
1と記す)には、隔壁布を用いて区画を形成した布団が
開示されており、保温性は心配ないが意匠的にはやはり
表裏に同一模様が表れる。
【0006】上記の保温性能上の不都合を解消した他の
構成例として、例えば実公平2-1095号公報(二重構造羽
毛布団: 以下では既提案2と記す)には二層構造を採っ
た羽毛布団が開示されており図7に同等の平面図及び縦
断面図を示した。同公報には夫々表裏布(51,52) 間の複
数の区画内に羽毛(53)を充填した表裏2枚の袋状体(50
A,50B:布団)を、互いの区画線(54、54´:キルテイン
グ)の位置を表裏で反区画分ずらして一体に固定した構
成が提案されている。
構成例として、例えば実公平2-1095号公報(二重構造羽
毛布団: 以下では既提案2と記す)には二層構造を採っ
た羽毛布団が開示されており図7に同等の平面図及び縦
断面図を示した。同公報には夫々表裏布(51,52) 間の複
数の区画内に羽毛(53)を充填した表裏2枚の袋状体(50
A,50B:布団)を、互いの区画線(54、54´:キルテイン
グ)の位置を表裏で反区画分ずらして一体に固定した構
成が提案されている。
【0007】袋状体(50A,50B) は相互に繋ぎ糸(56)によ
り間隔を存して適所で連結されている。また、周縁部で
は縁布(57)により接合されている。これにより片面側の
区画線(キルテイング)部は他面側の羽毛層と重なるた
めこの部位でも充分に保温効果を得られ全体としての保
温特性を向上させている。なお、該提案の説明において
は各区画への羽毛充填に関する説明は省略されており、
充填口等に関しては特には説明されていない。
り間隔を存して適所で連結されている。また、周縁部で
は縁布(57)により接合されている。これにより片面側の
区画線(キルテイング)部は他面側の羽毛層と重なるた
めこの部位でも充分に保温効果を得られ全体としての保
温特性を向上させている。なお、該提案の説明において
は各区画への羽毛充填に関する説明は省略されており、
充填口等に関しては特には説明されていない。
【0008】付言すれば、この既提案2の技術に準じて
接合線(キルティング)模様は異なる外周形状を揃えた
2枚の布団を用意して表裏二層にくみ上げるようにすれ
ば、裏返して用いて意味を持った意匠性の高いリバーシ
ブルな布団を得ることができる。
接合線(キルティング)模様は異なる外周形状を揃えた
2枚の布団を用意して表裏二層にくみ上げるようにすれ
ば、裏返して用いて意味を持った意匠性の高いリバーシ
ブルな布団を得ることができる。
【0009】然しながら、如上の既提案2で開示の二層
布団では、その製造に多くの過程を要し製造コストが高
いとの難点がある。即ち、独立した単層の羽毛布団を2
枚分完成させた後、更に両者を注意を払って繋ぎ糸(56)
で連結しなければならず、その後更に表裏二層の周縁を
縁布(57)で結合して当該布団が完成することになる。そ
の間、羽毛を充填した後の甚だ取扱いにくい大きな袋状
体同士を中央部で結合したり周縁全周を結合するために
は多大な労力が必要で当然に価格にも影響してしまう。
布団では、その製造に多くの過程を要し製造コストが高
いとの難点がある。即ち、独立した単層の羽毛布団を2
枚分完成させた後、更に両者を注意を払って繋ぎ糸(56)
で連結しなければならず、その後更に表裏二層の周縁を
縁布(57)で結合して当該布団が完成することになる。そ
の間、羽毛を充填した後の甚だ取扱いにくい大きな袋状
体同士を中央部で結合したり周縁全周を結合するために
は多大な労力が必要で当然に価格にも影響してしまう。
【0010】上記技術以外にも、例えば特開平7-246146
号公報(以下では既提案3と記す)には本出願人による
二層構造の布団が開示されている。図8は側断面図を、
また図9は一部切欠き平面図を夫々示している。この布
団は一枚の中芯地(17 ´) の両面から夫々表地(11)と裏
地(12)を接着(接合)することで二層(袋状体:10A,10
B )になった多数の小区画室(2,2, …) を形成し、各小
区画室内に羽毛(1) を充填している。
号公報(以下では既提案3と記す)には本出願人による
二層構造の布団が開示されている。図8は側断面図を、
また図9は一部切欠き平面図を夫々示している。この布
団は一枚の中芯地(17 ´) の両面から夫々表地(11)と裏
地(12)を接着(接合)することで二層(袋状体:10A,10
B )になった多数の小区画室(2,2, …) を形成し、各小
区画室内に羽毛(1) を充填している。
【0011】接合線は格子状で、個々の接合部(接着
層)は直線状に設けられていて、図10に示す如き長尺
な直線状の加熱部を持った熱圧着装置(30)で中芯地(17
´) のと表地(11)或いは裏地(12)が接着される。各符号
は既提案3に準じて付してありここでは各部の説明は省
略する。そして、表裏の小区画室同士は互いにずれた位
置となるように形成することで羽毛の少ない部分を無く
し保温性を高めている。縁部では表地と裏地が縁布(16)
で接合されている。
層)は直線状に設けられていて、図10に示す如き長尺
な直線状の加熱部を持った熱圧着装置(30)で中芯地(17
´) のと表地(11)或いは裏地(12)が接着される。各符号
は既提案3に準じて付してありここでは各部の説明は省
略する。そして、表裏の小区画室同士は互いにずれた位
置となるように形成することで羽毛の少ない部分を無く
し保温性を高めている。縁部では表地と裏地が縁布(16)
で接合されている。
【0012】しかし、この例示布団(20 ´) では表裏の
接合線(14)により表れる模様はその位置は違うが共に格
子模様であって、裏返しても似た外観であり、リバーシ
ブルに仕上げた場合でもやはりその意匠的効果は低い。
接合線(14)により表れる模様はその位置は違うが共に格
子模様であって、裏返しても似た外観であり、リバーシ
ブルに仕上げた場合でもやはりその意匠的効果は低い。
【0013】また、該提案においては、各小区画室(2,
2, …) への羽毛充填のために接合線(14)の一部を残し
て接合することで非接合部(間隙)を充填開口部(2a
´) として残しておき、該充填開口部間隙を通して外方
より充填ノズル(21)を小区画室に到達させて羽毛(1) を
吹き込んで充填し、同様に一連の小区画室に順に羽毛を
充填するようになっている。しかし、充填用の充填開口
部(2a ´) はそのまま残り特に閉じるようには工夫され
ていないため、通常は充填開口部は狭まった状態になっ
ているものの、布団の状態によっては口が開いた状態と
なってしまう結果、長期間使用する間には羽毛(1) が小
区画室間を移動して羽毛の偏在が生じて使用感が悪化し
てしまう場合も少数例ながら見られた。
2, …) への羽毛充填のために接合線(14)の一部を残し
て接合することで非接合部(間隙)を充填開口部(2a
´) として残しておき、該充填開口部間隙を通して外方
より充填ノズル(21)を小区画室に到達させて羽毛(1) を
吹き込んで充填し、同様に一連の小区画室に順に羽毛を
充填するようになっている。しかし、充填用の充填開口
部(2a ´) はそのまま残り特に閉じるようには工夫され
ていないため、通常は充填開口部は狭まった状態になっ
ているものの、布団の状態によっては口が開いた状態と
なってしまう結果、長期間使用する間には羽毛(1) が小
区画室間を移動して羽毛の偏在が生じて使用感が悪化し
てしまう場合も少数例ながら見られた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した状
況に鑑みてなされたもので、保温性に優れた二層構造の
羽毛布団において従来一般に見られる不都合の解消、即
ち1つには使用感を悪化させる小区画間での羽毛の移動
・偏在を確実に防止すること、また、両面が夫々に異な
る接合模様で高い意匠性を備えたリバーシブル使用に供
して好適な羽毛布団を得ること、更にはその製造コスト
を低廉化することを意図した新規な構成の二層構造の羽
毛布団を提案することを目的としたものである。
況に鑑みてなされたもので、保温性に優れた二層構造の
羽毛布団において従来一般に見られる不都合の解消、即
ち1つには使用感を悪化させる小区画間での羽毛の移動
・偏在を確実に防止すること、また、両面が夫々に異な
る接合模様で高い意匠性を備えたリバーシブル使用に供
して好適な羽毛布団を得ること、更にはその製造コスト
を低廉化することを意図した新規な構成の二層構造の羽
毛布団を提案することを目的としたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】課題解決のために本発明
では、厚み方向中央で非接合部(3) を残して互いに接合
された2枚の中芯地(17A,17B) 夫々に外方から表地(11)
と裏地(12)を接合して複数の小区画室(2,2, …) を形成
して各小区画室(2,2, …) に羽毛(1) を充填した二層構
造を有する二層布団において、前記2枚の中芯地(17A,1
7B) には前記小区画室(2,2, …) に個々に対応した位置
に1以上の充填口(18)が設けられており、且つ、両中芯
地(17A,17B) は間に周縁外方から全ての小区画室(2,2,
…) に達する前記非接合部(3) を残して接合されてい
て、且つ、中芯地(17A) と表地(11)及び他方の中芯地(1
7B) と裏地(12)は所定平面形状を区画する接合線(14)に
沿って接着により接合されて両層に連続して前記小区画
室(2,2, …) が形成されており、全ての内方小区画室
(2,2, …) に前記充填口(18)から羽毛(1) を充填すると
ともに縁部小区画室(2,2, …) にも羽毛を充填したの
ち、周縁部で表裏二層が接合されている構成とする。こ
れにより、簡単な工程で二層布団の側地が製造でき、羽
毛充填作業も容易で安価に製品が供給でき羽毛の移動も
少ない。
では、厚み方向中央で非接合部(3) を残して互いに接合
された2枚の中芯地(17A,17B) 夫々に外方から表地(11)
と裏地(12)を接合して複数の小区画室(2,2, …) を形成
して各小区画室(2,2, …) に羽毛(1) を充填した二層構
造を有する二層布団において、前記2枚の中芯地(17A,1
7B) には前記小区画室(2,2, …) に個々に対応した位置
に1以上の充填口(18)が設けられており、且つ、両中芯
地(17A,17B) は間に周縁外方から全ての小区画室(2,2,
…) に達する前記非接合部(3) を残して接合されてい
て、且つ、中芯地(17A) と表地(11)及び他方の中芯地(1
7B) と裏地(12)は所定平面形状を区画する接合線(14)に
沿って接着により接合されて両層に連続して前記小区画
室(2,2, …) が形成されており、全ての内方小区画室
(2,2, …) に前記充填口(18)から羽毛(1) を充填すると
ともに縁部小区画室(2,2, …) にも羽毛を充填したの
ち、周縁部で表裏二層が接合されている構成とする。こ
れにより、簡単な工程で二層布団の側地が製造でき、羽
毛充填作業も容易で安価に製品が供給でき羽毛の移動も
少ない。
【0016】また、特に前記充填口(18)が、中芯地(17
A,17B) に設けた開口部(18 ´) と、該開口部の片側或
いは両側を覆うように中芯地に開口縁部を残して縁部で
接合された布状の閉塞片(19)からなる構成にする。これ
により、更に確実に羽毛の移動を防止することができ
る。
A,17B) に設けた開口部(18 ´) と、該開口部の片側或
いは両側を覆うように中芯地に開口縁部を残して縁部で
接合された布状の閉塞片(19)からなる構成にする。これ
により、更に確実に羽毛の移動を防止することができ
る。
【0017】また、前記中芯地(17A) と表地(11)及び他
方の中芯地(17B) と裏地(12)は両中芯地の表裏で位置が
一致しない所定平面形状の接合線(14)に沿って接着によ
り接合され、以て両層間でずれて位置した連続する前記
小区画室(2,2, …) を形成する。これによって、保温性
を向上させることができる。
方の中芯地(17B) と裏地(12)は両中芯地の表裏で位置が
一致しない所定平面形状の接合線(14)に沿って接着によ
り接合され、以て両層間でずれて位置した連続する前記
小区画室(2,2, …) を形成する。これによって、保温性
を向上させることができる。
【0018】特に、表裏二層の小区画室(2,2, …) の形
状を、表裏で大きさが異なる相似図形の繰り返し模様、
或いは表裏で互いに異なる形状の繰り返し模様としても
良い。このようにすれば表裏で趣の全く違う意匠性が高
く商品価値の高い布団が得られる。
状を、表裏で大きさが異なる相似図形の繰り返し模様、
或いは表裏で互いに異なる形状の繰り返し模様としても
良い。このようにすれば表裏で趣の全く違う意匠性が高
く商品価値の高い布団が得られる。
【0019】また、厚み方向中央の1枚の中芯地(17C)
に外方から表地(11)と裏地(12)を接合して複数の小区画
室(2,2, …) を形成して各小区画室(2,2, …) に羽毛
(1) を充填した二層構造を有する二層布団において、前
記中芯地(17C) と表地(11)及び同中芯地(17C) と裏地(1
2)とは所定平面形状を区画する接合線(14)に沿って接着
により接合されて、連続した前記小区画室(2,2, …) が
中芯地(17C) の表裏面でずれた配置で両層に形成されて
おり、前記中芯地(17C) には前記各小区画室夫々に対応
する位置で中芯地反対側の小区画室に連通する2以上の
充填口(18)と該充填口を覆う閉塞片(19)が設けられてお
り、全ての小区画室(2,2, …) に外方より前記充填口(1
8)を経由して羽毛(1) を充填したのち、周縁部で表裏二
層を接合した構成とする。中芯地1枚のみを用いる構成
にて、簡単な工程で二層布団の側地が製造でき、羽毛充
填作業も容易で安価に製品が供給でき羽毛の移動も少な
い。
に外方から表地(11)と裏地(12)を接合して複数の小区画
室(2,2, …) を形成して各小区画室(2,2, …) に羽毛
(1) を充填した二層構造を有する二層布団において、前
記中芯地(17C) と表地(11)及び同中芯地(17C) と裏地(1
2)とは所定平面形状を区画する接合線(14)に沿って接着
により接合されて、連続した前記小区画室(2,2, …) が
中芯地(17C) の表裏面でずれた配置で両層に形成されて
おり、前記中芯地(17C) には前記各小区画室夫々に対応
する位置で中芯地反対側の小区画室に連通する2以上の
充填口(18)と該充填口を覆う閉塞片(19)が設けられてお
り、全ての小区画室(2,2, …) に外方より前記充填口(1
8)を経由して羽毛(1) を充填したのち、周縁部で表裏二
層を接合した構成とする。中芯地1枚のみを用いる構成
にて、簡単な工程で二層布団の側地が製造でき、羽毛充
填作業も容易で安価に製品が供給でき羽毛の移動も少な
い。
【0020】更には、前記中芯地(17A,17B:17C) 或いは
表地(11)及び裏地(12)に予め縫着等により接着層を取付
けた後、中芯地と表地及び裏地を重ねて熱圧着ローラ装
置を通すことによって中芯地と表地及び裏地を接着して
前記各小区画室(2,2, …) を形成する。熱圧着ローラ装
置の使用により、接着工程の簡略化が計れると同時に、
同じ大きさの三角形あるいは四角形が連続するのみの単
純な区画模様を脱皮して、異なる形状の図形の組み合わ
せ模様や、異なる大きさの図形の組み合わせ模様、更に
は曲線部を含む図形を組み合わせた模様等の意匠性に富
む多様な区画模様の布団が製造可能になり、表裏の区画
模様を異ならせてリバーシブルで一段と意匠性の高い布
団の製造が可能となる。
表地(11)及び裏地(12)に予め縫着等により接着層を取付
けた後、中芯地と表地及び裏地を重ねて熱圧着ローラ装
置を通すことによって中芯地と表地及び裏地を接着して
前記各小区画室(2,2, …) を形成する。熱圧着ローラ装
置の使用により、接着工程の簡略化が計れると同時に、
同じ大きさの三角形あるいは四角形が連続するのみの単
純な区画模様を脱皮して、異なる形状の図形の組み合わ
せ模様や、異なる大きさの図形の組み合わせ模様、更に
は曲線部を含む図形を組み合わせた模様等の意匠性に富
む多様な区画模様の布団が製造可能になり、表裏の区画
模様を異ならせてリバーシブルで一段と意匠性の高い布
団の製造が可能となる。
【0021】そして、厚み方向中央で非接合部(3) を残
して互いに接合された2枚の中芯地(17A,17B) 夫々に外
方から表地(11)と裏地(12)を接合して複数の小区画室
(2,2,…) を形成して各小区画室(2,2, …) に羽毛(1)
を充填した二層構造を有する二層布団であって、前記2
枚の中芯地(17A,17B) には前記小区画室(2,2, …) に個
々に対応した位置に開口部(18 ´) の片側或いは両側を
覆うように開口縁部を残して中芯地に縁部で接合された
布状の閉塞片(19)を備えた1以上の充填口(18)が設けら
れており、且つ、各中芯地(17A,17B) に互いに異なる形
状の繰り返し模様を区画する接合線(14)に沿って予め接
着層が設けられて両中芯地(17A,17B) を背中合わせにし
て間に周縁外方から全ての内方小区画室(2,2, …) に達
する前記非接合部(3) を残して接合されていて、中芯地
(17A,17B) と表地(11)及び裏地(12)を重ねて熱圧着ロー
ラ装置を通すことによって各部を接着して両層に連続し
て前記小区画室(2,2, …) を形成し、全ての小区画室
(2,2, …) に前記充填口(18)から羽毛(1) を充填したの
ち、周縁部で表裏二層を接合した構成とすれば、上述し
た各特徴を併せ備えた布団が提供できる。
して互いに接合された2枚の中芯地(17A,17B) 夫々に外
方から表地(11)と裏地(12)を接合して複数の小区画室
(2,2,…) を形成して各小区画室(2,2, …) に羽毛(1)
を充填した二層構造を有する二層布団であって、前記2
枚の中芯地(17A,17B) には前記小区画室(2,2, …) に個
々に対応した位置に開口部(18 ´) の片側或いは両側を
覆うように開口縁部を残して中芯地に縁部で接合された
布状の閉塞片(19)を備えた1以上の充填口(18)が設けら
れており、且つ、各中芯地(17A,17B) に互いに異なる形
状の繰り返し模様を区画する接合線(14)に沿って予め接
着層が設けられて両中芯地(17A,17B) を背中合わせにし
て間に周縁外方から全ての内方小区画室(2,2, …) に達
する前記非接合部(3) を残して接合されていて、中芯地
(17A,17B) と表地(11)及び裏地(12)を重ねて熱圧着ロー
ラ装置を通すことによって各部を接着して両層に連続し
て前記小区画室(2,2, …) を形成し、全ての小区画室
(2,2, …) に前記充填口(18)から羽毛(1) を充填したの
ち、周縁部で表裏二層を接合した構成とすれば、上述し
た各特徴を併せ備えた布団が提供できる。
【0022】
〔実施例〕以下、本発明の二層布団について実施例に基
づき添附図面に沿って詳細に説明する。図1の各図は本
発明の二層布団(羽毛布団)の一実施例を示す図で、図
1(a)は側断面図であり、図1(b) は側断面図の一部
(Z部)を拡大して示す図、また図1(c) は充填口部を
説明する拡大平面図を示している。
づき添附図面に沿って詳細に説明する。図1の各図は本
発明の二層布団(羽毛布団)の一実施例を示す図で、図
1(a)は側断面図であり、図1(b) は側断面図の一部
(Z部)を拡大して示す図、また図1(c) は充填口部を
説明する拡大平面図を示している。
【0023】図に示す羽毛布団(20)は、厚み方向中央部
に2枚の中芯地(17A,17B) を有しており、夫々の中芯地
に外方から表地(11)と裏地(12)を接合線に沿って接着に
より接合することで複数の小区画室(2,2, …) を形成し
た表裏二層の袋状体が形成されていて各小区画室(2,2,
…) には羽毛(1) が充填されて二層構造となっている。
中芯地(17A,17B) は、非接合部(3) を残して互いに縫合
により接合されていて二層が大きくずれるようなことは
無い。なお、後述するように外方より該非接合部(3) を
通して充填パイプ(4) を各小区画室(2,2, …) に挿入し
羽毛を充填することができる。
に2枚の中芯地(17A,17B) を有しており、夫々の中芯地
に外方から表地(11)と裏地(12)を接合線に沿って接着に
より接合することで複数の小区画室(2,2, …) を形成し
た表裏二層の袋状体が形成されていて各小区画室(2,2,
…) には羽毛(1) が充填されて二層構造となっている。
中芯地(17A,17B) は、非接合部(3) を残して互いに縫合
により接合されていて二層が大きくずれるようなことは
無い。なお、後述するように外方より該非接合部(3) を
通して充填パイプ(4) を各小区画室(2,2, …) に挿入し
羽毛を充填することができる。
【0024】実施例の布団は、接合の要部に接着を採用
することによって外表面部に縫着跡が露出しないで外観
的にも又、機能的にも優れた構成を採っている。以下で
は、実施例に於ける製造過程(加工順序)も踏まえて各
部について説明する。
することによって外表面部に縫着跡が露出しないで外観
的にも又、機能的にも優れた構成を採っている。以下で
は、実施例に於ける製造過程(加工順序)も踏まえて各
部について説明する。
【0025】先ず中芯地について詳述する。前記2枚の
中芯地(17A,17B) は略同じ平面形状で素材には不織布或
いは編布等を用いる。この中芯地には夫々に前記小区画
室(2,2, …) の全てに個々に対応した適宜位置に充填口
(18)が設けられている。即ち中芯地に開口部(18 ´) と
してスリットが開けられていて、このスリット(18 ´)
の片側(袋体内面となる)にはスリットを覆って布状の
閉塞片(19)が開口縁部を残して縁部で中芯地に接合(縫
着)されている(縫着部:19a)。
中芯地(17A,17B) は略同じ平面形状で素材には不織布或
いは編布等を用いる。この中芯地には夫々に前記小区画
室(2,2, …) の全てに個々に対応した適宜位置に充填口
(18)が設けられている。即ち中芯地に開口部(18 ´) と
してスリットが開けられていて、このスリット(18 ´)
の片側(袋体内面となる)にはスリットを覆って布状の
閉塞片(19)が開口縁部を残して縁部で中芯地に接合(縫
着)されている(縫着部:19a)。
【0026】なお、スリットの両側に閉塞片(19)を設け
るようにしても良い。もっとも閉塞片については2枚の
中芯地で夫々がずれた位置にスリットを設けるようにす
れば省略することも可能であって、布団として完成した
場合には小区画室内に充填された羽毛により押されて一
方の中芯地が他方の中芯地の各スリットに蓋をする恰好
となり羽毛の移動は実用上充分に抑制される。
るようにしても良い。もっとも閉塞片については2枚の
中芯地で夫々がずれた位置にスリットを設けるようにす
れば省略することも可能であって、布団として完成した
場合には小区画室内に充填された羽毛により押されて一
方の中芯地が他方の中芯地の各スリットに蓋をする恰好
となり羽毛の移動は実用上充分に抑制される。
【0027】同じ中芯地には、意図する区画模様に応じ
た接合線(14)に沿って熱硬化性の接着層が帯状に設けら
れる。この場合、先に挙げた特開平7-246146号公報にて
開示の技術と同様に予め用意した帯状布材を所定位置に
縫着すると作業が容易で好適である。即ち、不織布等で
なる所定幅の帯状の基布の片面に熱硬化性(又は、熱軟
化性)の接着剤を塗布或いは含浸させて接着剤側表面を
保護テープで被覆した帯状布材を接着剤側表面を外方に
して中芯地(17)に糸により帯状布材の幅方向中央部で縫
着する。なおゴミの付着防止等のための保護テープは、
後の接着処理(加熱)の直前に取り去られる。
た接合線(14)に沿って熱硬化性の接着層が帯状に設けら
れる。この場合、先に挙げた特開平7-246146号公報にて
開示の技術と同様に予め用意した帯状布材を所定位置に
縫着すると作業が容易で好適である。即ち、不織布等で
なる所定幅の帯状の基布の片面に熱硬化性(又は、熱軟
化性)の接着剤を塗布或いは含浸させて接着剤側表面を
保護テープで被覆した帯状布材を接着剤側表面を外方に
して中芯地(17)に糸により帯状布材の幅方向中央部で縫
着する。なおゴミの付着防止等のための保護テープは、
後の接着処理(加熱)の直前に取り去られる。
【0028】帯状布材は、縫着により決まる接合線で区
画される形状が例えば六角形等所望の連続模様となる様
に所定部位に縫着する。後述するように接着に熱圧着ロ
ーラ装置を用いるならば該模様は円形等の曲線を含むも
のを組み合わせることが可能である。当該接合線(14)に
従って表地(11)或いは裏地(12)が接合されて複数の小区
画室(2,2, …) が区分されることになる。そして、既述
したように各中芯地には、後に表地(裏地)と接着され
て形成される複数の小区画室に対応して、各小区画室に
少なくとも1つの充填口部(18)が設けてある。
画される形状が例えば六角形等所望の連続模様となる様
に所定部位に縫着する。後述するように接着に熱圧着ロ
ーラ装置を用いるならば該模様は円形等の曲線を含むも
のを組み合わせることが可能である。当該接合線(14)に
従って表地(11)或いは裏地(12)が接合されて複数の小区
画室(2,2, …) が区分されることになる。そして、既述
したように各中芯地には、後に表地(裏地)と接着され
て形成される複数の小区画室に対応して、各小区画室に
少なくとも1つの充填口部(18)が設けてある。
【0029】なお、2枚の中芯地の夫々の接合線(14)の
配置については、同一位置としても勿論良いが、同一区
画模様であっても表裏で半ピッチずれるように設けるこ
とで保温性能を上げることができる。更には、表裏各層
の区画模様に全く趣の異なる模様を選定してリバーシブ
ルな意匠性に富む製品とすることもできる。例えば、表
裏に相似の四角形を用いても表裏でその大きさを異なっ
たものにすれば意匠的に魅力ある製品を得ることができ
る。
配置については、同一位置としても勿論良いが、同一区
画模様であっても表裏で半ピッチずれるように設けるこ
とで保温性能を上げることができる。更には、表裏各層
の区画模様に全く趣の異なる模様を選定してリバーシブ
ルな意匠性に富む製品とすることもできる。例えば、表
裏に相似の四角形を用いても表裏でその大きさを異なっ
たものにすれば意匠的に魅力ある製品を得ることができ
る。
【0030】そして上述の中芯地(17A,17B) 同士は、前
記接着面を外側にして背中合わせに接合部(15)で接合さ
れている。該接合は、適切な部位を縫合することによっ
て達成されている。この時、両中芯地の間には周縁外方
から全ての小区画室(2,2, …) に達するように前記非接
合部(3) (容易に変形し隙間となる)を残して接合する
ように留意する。例えば、適当な間隔で離散した接合部
(15)で点状に縫着や接着によって接合する、或いは外方
一辺から一列に設けられた充填口群を含む帯状部分を残
すようにして線状或いは帯状に接合する。該非接合部
(3) には後の羽毛充填作業時に充填パイプ(4) が通る。
記接着面を外側にして背中合わせに接合部(15)で接合さ
れている。該接合は、適切な部位を縫合することによっ
て達成されている。この時、両中芯地の間には周縁外方
から全ての小区画室(2,2, …) に達するように前記非接
合部(3) (容易に変形し隙間となる)を残して接合する
ように留意する。例えば、適当な間隔で離散した接合部
(15)で点状に縫着や接着によって接合する、或いは外方
一辺から一列に設けられた充填口群を含む帯状部分を残
すようにして線状或いは帯状に接合する。該非接合部
(3) には後の羽毛充填作業時に充填パイプ(4) が通る。
【0031】上記部材には両面から表地(11)と裏地(12)
が接着で接合されて小区画室(2,2,…) が形成されて側
地が略完成する。該接着には側地の幅に対応した幅の熱
ローラを持った熱圧着ローラ装置を使用いることで格段
の省力化ができる。即ち、単に上記部材の両側に同じ平
面形状の表地(11)と裏地(12)を重ね合わせて一体として
この状態を保ったまま熱圧着ローラ装置の上下の所定温
度に保った熱ローラ間に送りこみ順次通過させるだけで
良く、上述帯状部材部の接着材が熱により溶融したのち
硬化して全体が一工程で接着されて意図した小区画室が
一度に形づくられる。周縁部については、例えば一辺を
充填開口辺として残し縁布を取付けて封止しておき各小
区画室(2,2, …) に羽毛を充填後全周を封止する、或い
は中央の小区画室に羽毛を充填した後、周縁部の小区画
室を羽毛を充填しながら縁布で封止する。
が接着で接合されて小区画室(2,2,…) が形成されて側
地が略完成する。該接着には側地の幅に対応した幅の熱
ローラを持った熱圧着ローラ装置を使用いることで格段
の省力化ができる。即ち、単に上記部材の両側に同じ平
面形状の表地(11)と裏地(12)を重ね合わせて一体として
この状態を保ったまま熱圧着ローラ装置の上下の所定温
度に保った熱ローラ間に送りこみ順次通過させるだけで
良く、上述帯状部材部の接着材が熱により溶融したのち
硬化して全体が一工程で接着されて意図した小区画室が
一度に形づくられる。周縁部については、例えば一辺を
充填開口辺として残し縁布を取付けて封止しておき各小
区画室(2,2, …) に羽毛を充填後全周を封止する、或い
は中央の小区画室に羽毛を充填した後、周縁部の小区画
室を羽毛を充填しながら縁布で封止する。
【0032】小区画室(2,2, …) 内部には、羽毛が充填
されている。充填は、少なくとも中央部の各小区画室に
ついては、中芯地間の空隙(前述非接合部)を介して充
填パイプを各小区画室に前述充填口部の前記開口縁部か
ら開口部を挿通させて、外部から適量の羽毛を吹き込む
ことで容易に行うことができる。充填完了後には外部に
通じる開口辺等を適宜手段で封止する。なお、羽毛充填
後には開口部(18 ´)を覆った閉塞片(19)が羽毛に押さ
れて中芯地に密着し開口部(18 ´) を確実に閉塞するた
め各小区画室内の羽毛が外部出ることは全く無く、羽毛
の偏在がおこらない。
されている。充填は、少なくとも中央部の各小区画室に
ついては、中芯地間の空隙(前述非接合部)を介して充
填パイプを各小区画室に前述充填口部の前記開口縁部か
ら開口部を挿通させて、外部から適量の羽毛を吹き込む
ことで容易に行うことができる。充填完了後には外部に
通じる開口辺等を適宜手段で封止する。なお、羽毛充填
後には開口部(18 ´)を覆った閉塞片(19)が羽毛に押さ
れて中芯地に密着し開口部(18 ´) を確実に閉塞するた
め各小区画室内の羽毛が外部出ることは全く無く、羽毛
の偏在がおこらない。
【0033】充填口には、他の構造を採用することもで
きる。図2(a) は、別な充填口の構造を示す平面図を、
図2(b) は対応したY−Y´部での側断面図を示してい
る。この充填口(18)は全ての小区画室に対応する適宜位
置で中芯地に開けられた開口部としてのスリット(18
´) と、このスリット覆うように両側に設けられた布状
・矩形の閉塞片(19)でなり、閉塞片(19)は対向辺部で中
芯地(17)に縫着されていて(縫着部:19a,19a )、残る
辺部は開口縁部となっている。従って、外部から充填パ
イプ(4) の先端を開口縁部からスリット(18 ´) を通っ
て小区画室に挿入することができる。羽毛充填後には閉
塞片(19)があるから小区画室内部の羽毛は外部に出るこ
とがなく布団全体として羽毛が移動してが偏在するよう
なことはない。なお、閉塞片はスリット(18 ´) の片側
面のみ(袋体内面側が好ましい)としても良い。
きる。図2(a) は、別な充填口の構造を示す平面図を、
図2(b) は対応したY−Y´部での側断面図を示してい
る。この充填口(18)は全ての小区画室に対応する適宜位
置で中芯地に開けられた開口部としてのスリット(18
´) と、このスリット覆うように両側に設けられた布状
・矩形の閉塞片(19)でなり、閉塞片(19)は対向辺部で中
芯地(17)に縫着されていて(縫着部:19a,19a )、残る
辺部は開口縁部となっている。従って、外部から充填パ
イプ(4) の先端を開口縁部からスリット(18 ´) を通っ
て小区画室に挿入することができる。羽毛充填後には閉
塞片(19)があるから小区画室内部の羽毛は外部に出るこ
とがなく布団全体として羽毛が移動してが偏在するよう
なことはない。なお、閉塞片はスリット(18 ´) の片側
面のみ(袋体内面側が好ましい)としても良い。
【0034】なお、充填口はより簡略化もでき、閉塞片
を設けることなしに中芯地に開口部としてスリット或い
は丸穴を開けた単純な構造としても充填後には2枚の中
芯地が充填した羽毛に押圧されて密着状態になり互いの
開口部を塞いだ状態になるので羽毛の移動は殆ど無く、
閉塞片を付けない構造も実用上充分足りる。勿論、閉塞
片を設けると羽毛移動防止効果がより確実で好ましい。
を設けることなしに中芯地に開口部としてスリット或い
は丸穴を開けた単純な構造としても充填後には2枚の中
芯地が充填した羽毛に押圧されて密着状態になり互いの
開口部を塞いだ状態になるので羽毛の移動は殆ど無く、
閉塞片を付けない構造も実用上充分足りる。勿論、閉塞
片を設けると羽毛移動防止効果がより確実で好ましい。
【0035】実施例の布団は、上述した如き構造である
から更に次の様な幾つかの利点を併せ持つ。即ち、第一
に従来よりも少ない工数で保温性の良い二層布団、或い
は意匠性に優れ商品価値の高いリバーシブルな布団を製
造できて安価に供給できる。また、小区画室の形状模様
に曲線や複雑な折れ線を組み合わせた意匠性が極めて高
いものが製造可能であり更に図3に例示するように表裏
別の模様を採用することで美的で商品価値も一段と高く
消費者にとっても好ましい布団が実現できる。
から更に次の様な幾つかの利点を併せ持つ。即ち、第一
に従来よりも少ない工数で保温性の良い二層布団、或い
は意匠性に優れ商品価値の高いリバーシブルな布団を製
造できて安価に供給できる。また、小区画室の形状模様
に曲線や複雑な折れ線を組み合わせた意匠性が極めて高
いものが製造可能であり更に図3に例示するように表裏
別の模様を採用することで美的で商品価値も一段と高く
消費者にとっても好ましい布団が実現できる。
【0036】小区画室の区画模様(接合線模様)は、単
純な同一多角形の連続模様のみでなくこれらを複雑に組
み合わせた模様が簡単に得られる。図4にそうした模様
の一例を示す。図4で示される羽毛布団(片側平面図の
み)では規則的に四方に連続配置された八角形の小区画
室(2m,2m, …) の間に、同じく規則的に離間して配置さ
れた四角形の小区画室(2n,2n, …) が美的に配置されて
いて、従来の羽毛布団に於ける模様とは一線を画してい
る。本発明に依れば、接着構造と熱ローラ装置を採用す
ることによってこのように複雑な接合線模様が極めて短
工数で得られる。なお、円形区画部を取り入れたデザイ
ンも可能である。
純な同一多角形の連続模様のみでなくこれらを複雑に組
み合わせた模様が簡単に得られる。図4にそうした模様
の一例を示す。図4で示される羽毛布団(片側平面図の
み)では規則的に四方に連続配置された八角形の小区画
室(2m,2m, …) の間に、同じく規則的に離間して配置さ
れた四角形の小区画室(2n,2n, …) が美的に配置されて
いて、従来の羽毛布団に於ける模様とは一線を画してい
る。本発明に依れば、接着構造と熱ローラ装置を採用す
ることによってこのように複雑な接合線模様が極めて短
工数で得られる。なお、円形区画部を取り入れたデザイ
ンも可能である。
【0037】その他にも、生産上でも種類を限って中芯
地部のみの半完成品(芯部)を多数ストックしておき
(図3参照)、表地及び裏地については最終需要に応じ
た枚数のみ用意して芯部と組み合わせて側地を完成する
ように配慮することで、多様なニーズへの細かな対応が
できる一方で同時に過度の材料在庫が不要となるし納期
短縮も可能になる利点もある。
地部のみの半完成品(芯部)を多数ストックしておき
(図3参照)、表地及び裏地については最終需要に応じ
た枚数のみ用意して芯部と組み合わせて側地を完成する
ように配慮することで、多様なニーズへの細かな対応が
できる一方で同時に過度の材料在庫が不要となるし納期
短縮も可能になる利点もある。
【0038】以上の実施例では、中芯地同士の接合を縫
合で行っているが、この接合部にも上述した如き接着技
術を用いて点状或いは線状に接着固定することにすれば
合計4枚の部材を用意し、所定向き(面)で重ねて一体
に保ちそのまま熱圧着ローラ装置を通すことで、一工程
のみで側地部分(夫々が(異なった)小区画室を持った
二層になったの袋体)が得られるから、後は各小区画室
に羽毛を充填し所定箇所を封止するのみで所望の二層布
団が完成する。
合で行っているが、この接合部にも上述した如き接着技
術を用いて点状或いは線状に接着固定することにすれば
合計4枚の部材を用意し、所定向き(面)で重ねて一体
に保ちそのまま熱圧着ローラ装置を通すことで、一工程
のみで側地部分(夫々が(異なった)小区画室を持った
二層になったの袋体)が得られるから、後は各小区画室
に羽毛を充填し所定箇所を封止するのみで所望の二層布
団が完成する。
【0039】ところで、中芯地を一枚のみの構造にても
同様の二層布団を得ることができる。次に、この構造に
ついて説明する。図5も、本発明の二層布団の一実施例
を示す側断面図であり、図6は対応する一部破断平面図
を示している。この第二の実施例の羽毛布団(20A) で
は、中芯地(17C) 一枚のみを使っている。
同様の二層布団を得ることができる。次に、この構造に
ついて説明する。図5も、本発明の二層布団の一実施例
を示す側断面図であり、図6は対応する一部破断平面図
を示している。この第二の実施例の羽毛布団(20A) で
は、中芯地(17C) 一枚のみを使っている。
【0040】矩形状の中芯地(17C) は、素材に不織布或
いは編布等を用いる。該中芯地には表裏面に形成される
意図する区画模様に応じた接合線(14)に沿って前実施例
と同様に帯状布材を所定位置に接着剤側表面を外方にし
て幅方向中央部で縫着した後、この部分で表地(11)そし
て反対側の裏地(12)と加熱により接着接合されていて、
両面に所定形状の小区画室(2,2, …) が連続的に形成さ
れた袋状体(10A) 及び(10B) の二層構造に形成されてい
る。後述する充填口との兼ね合いから、表面と裏面の接
合線(14)は例えば図6に示す如くに表裏の小区画室同士
が互いにずれていて位置するように取付ける必要があ
る。
いは編布等を用いる。該中芯地には表裏面に形成される
意図する区画模様に応じた接合線(14)に沿って前実施例
と同様に帯状布材を所定位置に接着剤側表面を外方にし
て幅方向中央部で縫着した後、この部分で表地(11)そし
て反対側の裏地(12)と加熱により接着接合されていて、
両面に所定形状の小区画室(2,2, …) が連続的に形成さ
れた袋状体(10A) 及び(10B) の二層構造に形成されてい
る。後述する充填口との兼ね合いから、表面と裏面の接
合線(14)は例えば図6に示す如くに表裏の小区画室同士
が互いにずれていて位置するように取付ける必要があ
る。
【0041】中芯地(17C) には、各小区画室(2,2, …)
に個々に対応して反対面で重なる小区画室(殆どの場合
2つ在る)に連通するように適宜位置に充填口(18)が設
けられている。従って、個々の小区画室については少な
くとも2か所の充填口(18)が設けられていることにな
る。なお、充填方向に沿って最後尾の小区画室について
は充填口(18)は1個で良い。充填口(18)の構造は、中芯
地に開口部(18 ´) としてスリット或いは小孔が開けら
れており、この開口部には袋体内面側となる片面側に開
口部を覆って布製の閉塞片(19)が開口縁部を残して弁状
に中芯地に接合(縫着或いは接着)されている。開口部
(18 ´) の両側に閉塞片(19)を設ける様にしても良い。
に個々に対応して反対面で重なる小区画室(殆どの場合
2つ在る)に連通するように適宜位置に充填口(18)が設
けられている。従って、個々の小区画室については少な
くとも2か所の充填口(18)が設けられていることにな
る。なお、充填方向に沿って最後尾の小区画室について
は充填口(18)は1個で良い。充填口(18)の構造は、中芯
地に開口部(18 ´) としてスリット或いは小孔が開けら
れており、この開口部には袋体内面側となる片面側に開
口部を覆って布製の閉塞片(19)が開口縁部を残して弁状
に中芯地に接合(縫着或いは接着)されている。開口部
(18 ´) の両側に閉塞片(19)を設ける様にしても良い。
【0042】中芯地(17C) と表地(11)及び裏地(11B) の
三部材からなる側地は、各部材を面向きを考慮して重ね
合わせて一体に保ちそのまま熱圧着ローラ装置に通し加
熱接着することにより1工程で組み上げが完成する。
三部材からなる側地は、各部材を面向きを考慮して重ね
合わせて一体に保ちそのまま熱圧着ローラ装置に通し加
熱接着することにより1工程で組み上げが完成する。
【0043】側地の全小区画室(2,2, …) には、羽毛
(1) が充填されている。充填作業は、図6に示すように
側地一端の開口部(21)から充填パイプ(4) を一方向に並
ぶ一連の小区画室(2,2, …) に開口部(2a)を順に通して
最先端の小区画室まで挿通させて、先ず最先端の小区画
室に羽毛を吹き込み充填し、充填パイプ(4) を手前(反
対面にある)の小区画室まで引抜き該小区画室に羽毛を
充填し、以下同様に一連の小区画室全てに適量の羽毛
(1) を充填する。充填完了後は開口部(21)を封止(接
合)する。
(1) が充填されている。充填作業は、図6に示すように
側地一端の開口部(21)から充填パイプ(4) を一方向に並
ぶ一連の小区画室(2,2, …) に開口部(2a)を順に通して
最先端の小区画室まで挿通させて、先ず最先端の小区画
室に羽毛を吹き込み充填し、充填パイプ(4) を手前(反
対面にある)の小区画室まで引抜き該小区画室に羽毛を
充填し、以下同様に一連の小区画室全てに適量の羽毛
(1) を充填する。充填完了後は開口部(21)を封止(接
合)する。
【0044】本実施例の構造では、充填作業の関係から
余り複雑な小区画室形状や表裏極端に異なる形状の小区
画室を組み合わせ意匠性を高めることには制限があるも
のの、製造の容易さや羽毛の移動・偏在を防止する点に
ついては前実施例と全く同等の効果を得ることができ
る。
余り複雑な小区画室形状や表裏極端に異なる形状の小区
画室を組み合わせ意匠性を高めることには制限があるも
のの、製造の容易さや羽毛の移動・偏在を防止する点に
ついては前実施例と全く同等の効果を得ることができ
る。
【0045】以上説明した各実施例では充填口を最小個
数設けた場合を説明したが、同等の充填口を二重以上設
けておき充填時にいずれかの充填口を利用して充填作業
を行うようにしても良く、充填口を重複して設けること
で充填作業性を向上させ得る。また、充填口に閉塞片を
使ったものは充填作業時に充填口位置の外部からの確認
が容易で充填パイプを挿通し易いとの利点がある。
数設けた場合を説明したが、同等の充填口を二重以上設
けておき充填時にいずれかの充填口を利用して充填作業
を行うようにしても良く、充填口を重複して設けること
で充填作業性を向上させ得る。また、充填口に閉塞片を
使ったものは充填作業時に充填口位置の外部からの確認
が容易で充填パイプを挿通し易いとの利点がある。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したとおり本発明では二層布団
を、厚み方向中央で非接合部を残して互いに接合された
2枚の中芯地夫々に外方から表地と裏地を接合して複数
の小区画室を形成して各小区画室に羽毛を充填した二層
構造を有し、前記2枚の中芯地には前記小区画室に個々
に対応した位置に1以上の充填口が設けられており、且
つ、両中芯地は間に周縁外方から全ての小区画室に達す
る前記非接合部を残して接合されていて、且つ、中芯地
と表地及び他方の中芯地と裏地は所定平面形状を区画す
る接合線に沿って接着により接合されて両層に連続して
前記小区画室が形成されており、全ての内方小区画室に
前記充填口から羽毛を充填するとともに縁部小区画室に
も羽毛を充填したのち、周縁部で表裏二層が接合された
構成としたので、小区画間での羽毛の移動・偏在を確実
に防止でき使用感が悪化することが無く、また、両面が
夫々に異なる接合模様で高い意匠性を備えリバーシブル
使用に好適な羽毛布団を得ることができ、同時に製造容
易で低価格化を達成できるという複数の有用な効果を奏
する。
を、厚み方向中央で非接合部を残して互いに接合された
2枚の中芯地夫々に外方から表地と裏地を接合して複数
の小区画室を形成して各小区画室に羽毛を充填した二層
構造を有し、前記2枚の中芯地には前記小区画室に個々
に対応した位置に1以上の充填口が設けられており、且
つ、両中芯地は間に周縁外方から全ての小区画室に達す
る前記非接合部を残して接合されていて、且つ、中芯地
と表地及び他方の中芯地と裏地は所定平面形状を区画す
る接合線に沿って接着により接合されて両層に連続して
前記小区画室が形成されており、全ての内方小区画室に
前記充填口から羽毛を充填するとともに縁部小区画室に
も羽毛を充填したのち、周縁部で表裏二層が接合された
構成としたので、小区画間での羽毛の移動・偏在を確実
に防止でき使用感が悪化することが無く、また、両面が
夫々に異なる接合模様で高い意匠性を備えリバーシブル
使用に好適な羽毛布団を得ることができ、同時に製造容
易で低価格化を達成できるという複数の有用な効果を奏
する。
【0047】前記充填口を、中芯地に設けた開口部と、
該開口部の片側或いは両側を覆うように中芯地に開口縁
部を残して縁部で接合された布状の閉塞片からなる構成
としたものでは、羽毛の偏在防止効果が一段と確実なも
のとする効果がある。
該開口部の片側或いは両側を覆うように中芯地に開口縁
部を残して縁部で接合された布状の閉塞片からなる構成
としたものでは、羽毛の偏在防止効果が一段と確実なも
のとする効果がある。
【0048】また、前記中芯地と表地及び他方の中芯地
と裏地を両中芯地の表裏で位置が一致しない所定平面形
状の接合線に沿って接着により接合して両層間でずれて
位置して連続する前記小区画室を形成すれば、保温性を
均一にするとの既知効果を合わせて持つ。
と裏地を両中芯地の表裏で位置が一致しない所定平面形
状の接合線に沿って接着により接合して両層間でずれて
位置して連続する前記小区画室を形成すれば、保温性を
均一にするとの既知効果を合わせて持つ。
【0049】表裏二層の小区画室の形状を、表裏で大き
さが異なる相似図形の繰り返し模様、或いは表裏で互い
に異なる形状の繰り返し模様とすることで、保温性向上
の他に、従来にない意匠性に優れた好ましい体裁を備え
た布団が得られる利点がある。
さが異なる相似図形の繰り返し模様、或いは表裏で互い
に異なる形状の繰り返し模様とすることで、保温性向上
の他に、従来にない意匠性に優れた好ましい体裁を備え
た布団が得られる利点がある。
【0050】また、二層布団を厚み方向中央の1枚の中
芯地に外方から表地と裏地を接合して複数の小区画室を
形成して各小区画室に羽毛を充填した二層構造を有し、
前記中芯地と表地及び同中芯地と裏地とは所定平面形状
を区画する接合線に沿って接着により接合されて、連続
した前記小区画室が中芯地の表裏面でずれた配置で両層
に形成されており、前記中芯地には前記各小区画室夫々
に対応する位置で中芯地反対側の小区画室に連通する2
以上の充填口と該充填口を覆う閉塞片が設けられてお
り、全ての小区画室に外方より前記充填口を経由して羽
毛を充填したのち、周縁部で表裏二層を接合した構成と
したものでは、より簡易な構成にて上述したものと同様
の小区画間での羽毛の移動・偏在を確実に防止でき、リ
バーシブル使用にも向く羽毛布団を、容易な製造過程で
低価格に得ることができる。
芯地に外方から表地と裏地を接合して複数の小区画室を
形成して各小区画室に羽毛を充填した二層構造を有し、
前記中芯地と表地及び同中芯地と裏地とは所定平面形状
を区画する接合線に沿って接着により接合されて、連続
した前記小区画室が中芯地の表裏面でずれた配置で両層
に形成されており、前記中芯地には前記各小区画室夫々
に対応する位置で中芯地反対側の小区画室に連通する2
以上の充填口と該充填口を覆う閉塞片が設けられてお
り、全ての小区画室に外方より前記充填口を経由して羽
毛を充填したのち、周縁部で表裏二層を接合した構成と
したものでは、より簡易な構成にて上述したものと同様
の小区画間での羽毛の移動・偏在を確実に防止でき、リ
バーシブル使用にも向く羽毛布団を、容易な製造過程で
低価格に得ることができる。
【0051】特に、上述各構成において、前記中芯地或
いは表地及び裏地に予め縫着等により接着層を取付けた
後、中芯地と表地及び裏地を重ねて熱圧着ローラ装置を
通すことによって中芯地と表地及び裏地を接着して前記
各小区画室を形成するならば、製造過程が一層簡単にな
りより低価格化が可能となる効果がある。
いは表地及び裏地に予め縫着等により接着層を取付けた
後、中芯地と表地及び裏地を重ねて熱圧着ローラ装置を
通すことによって中芯地と表地及び裏地を接着して前記
各小区画室を形成するならば、製造過程が一層簡単にな
りより低価格化が可能となる効果がある。
【0052】厚み方向中央で非接合部を残して互いに接
合された2枚の中芯地夫々に外方から表地と裏地を接合
して複数の小区画室を形成して各小区画室に羽毛を充填
した二層構造を有する二層布団であって、前記2枚の中
芯地には前記小区画室に個々に対応した位置に開口部の
片側或いは両側を覆うように開口縁部を残して中芯地に
縁部で接合された布状の閉塞片を備えた1以上の充填口
が設けられており、且つ、各中芯地に互いに異なる形状
の繰り返し模様を区画する接合線に沿って予め接着層が
設けられて両中芯地を背中合わせにして間に周縁外方か
ら全ての内方小区画室に達する前記非接合部を残して接
合されていて、中芯地と表地及び裏地とを重ねて熱圧着
ローラ装置を通すことによって各部を接着して両層に連
続して前記小区画室を形成し、全ての小区画室に前記充
填口から羽毛を充填したのち、周縁部で表裏二層を接合
することで構成した二層布団は、意匠的にも従来品と格
段に開きのある高度な区画模様を備えており、羽毛の移
動・偏在も確実に防止でき、製造容易で低価格であると
の多くの利点を有している。
合された2枚の中芯地夫々に外方から表地と裏地を接合
して複数の小区画室を形成して各小区画室に羽毛を充填
した二層構造を有する二層布団であって、前記2枚の中
芯地には前記小区画室に個々に対応した位置に開口部の
片側或いは両側を覆うように開口縁部を残して中芯地に
縁部で接合された布状の閉塞片を備えた1以上の充填口
が設けられており、且つ、各中芯地に互いに異なる形状
の繰り返し模様を区画する接合線に沿って予め接着層が
設けられて両中芯地を背中合わせにして間に周縁外方か
ら全ての内方小区画室に達する前記非接合部を残して接
合されていて、中芯地と表地及び裏地とを重ねて熱圧着
ローラ装置を通すことによって各部を接着して両層に連
続して前記小区画室を形成し、全ての小区画室に前記充
填口から羽毛を充填したのち、周縁部で表裏二層を接合
することで構成した二層布団は、意匠的にも従来品と格
段に開きのある高度な区画模様を備えており、羽毛の移
動・偏在も確実に防止でき、製造容易で低価格であると
の多くの利点を有している。
【図1】本発明の二層布団の一実施例を示す側断面図
(a) 及びその一部を拡大して示す拡大図(b) 並びに充填
口部を説明する平面図(c) である。
(a) 及びその一部を拡大して示す拡大図(b) 並びに充填
口部を説明する平面図(c) である。
【図2】本発明に係る、充填口部の他実施例を説明する
平面図(a) 、同じく側断面図(b) である。
平面図(a) 、同じく側断面図(b) である。
【図3】本発明に係る二層布団の構成例を説明する斜視
図である。
図である。
【図4】本発明による二層布団の区画線模様を例示する
平面図である。
平面図である。
【図5】本願他の発明の二層布団の一実施例を示す側断
面図である。
面図である。
【図6】図5の二層布団の一部破断平面図である。
【図7】従来の二層布団を示す平面図と側断面図であ
る。
る。
【図8】別な従来の二層布団を示す側断面図である。
【図9】図8の二層布団の一部破断平面図である。
【図10】従来の二層布団の製造に用いて好適な熱圧着
機の正面図である。
機の正面図である。
(1) …羽毛、 (2,2, …) …小区画室、 (3) …非接合部、 (11)…表地、 (12)…裏地、 (14)…接合線、 (17A,17B) …中芯地、 (17C) …中芯地、 (18)…充填口、 (18 ´) …開口部(スリット)、 (19)…閉塞片。
Claims (7)
- 【請求項1】 厚み方向中央で非接合部(3) を残して互
いに接合された2枚の中芯地(17A,17B) 夫々に外方から
表地(11)と裏地(12)を接合して複数の小区画室(2,2,
…) を形成して各小区画室(2,2, …) に羽毛(1) を充填
した二層構造を有する二層布団であって、 前記2枚の中芯地(17A,17B) には前記小区画室(2,2,
…) に個々に対応した位置に1以上の充填口(18)が設け
られており、且つ、両中芯地(17A,17B) は間に周縁外方
から全ての小区画室(2,2, …) に達する前記非接合部
(3) を残して接合されていて、且つ、中芯地(17A) と表
地(11)及び他方の中芯地(17B) と裏地(12)は所定平面形
状を区画する接合線(14)に沿って接着により接合されて
両層に連続して前記小区画室(2,2, …) が形成されてお
り、 全ての内方小区画室(2,2, …) に前記充填口(18)から羽
毛(1) を充填するとともに縁部小区画室(2,2, …) にも
羽毛を充填したのち、周縁部で表裏二層が接合されてい
ることを特徴とする二層布団。 - 【請求項2】 前記充填口(18)が、中芯地(17A,17B) に
設けた開口部(18 ´) と、該開口部(18 ´) の片側或い
は両側を覆うように中芯地に開口縁部を残して縁部で接
合された布状の閉塞片(19)からなることを特徴とする請
求項1に記載の二層布団。 - 【請求項3】 前記中芯地(17A) と表地(11)及び他方の
中芯地(17B) と裏地(12)は両中芯地の表裏で位置が一致
しない所定平面形状の接合線(14)に沿って接着により接
合され、以て両層間でずれて位置した連続する前記小区
画室(2,2, …) を形成したことを特徴とする請求項1〜
2に記載の二層布団。 - 【請求項4】 表裏二層の小区画室(2,2, …) の形状
を、表裏で大きさが異なる相似図形の繰り返し模様、或
いは表裏で互いに異なる形状の繰り返し模様としたこと
を特徴とする請求項1〜2に記載の二層布団。 - 【請求項5】 厚み方向中央の1枚の中芯地(17C) に外
方から表地(11)と裏地(12)を接合して複数の小区画室
(2,2, …) を形成して各小区画室(2,2, …) に羽毛(1)
を充填した二層構造を有する二層布団であって、 前記中芯地(17C) と表地(11)及び同中芯地(17C) と裏地
(12)とは所定平面形状を区画する接合線(14)に沿って接
着により接合されて、連続した前記小区画室(2,2, …)
が中芯地(17C) の表裏面でずれた配置で両層に形成され
ており、 前記中芯地(17C) には前記各小区画室夫々に対応する位
置で中芯地反対側の小区画室に連通する2以上の充填口
(18)と該充填口を覆う閉塞片(19)が設けられており、 全ての小区画室(2,2, …) に外方より前記充填口(18)を
経由して羽毛(1) を充填したのち、周縁部で表裏二層を
接合したことを特徴とする二層布団。 - 【請求項6】 前記中芯地(17A,17B:17C) 或いは表地(1
1)及び裏地(12)に予め縫着等により接着層を取付けた
後、中芯地と表地及び裏地を重ねて熱圧着ローラ装置を
通すことによって中芯地と表地及び裏地を接着して前記
各小区画室(2,2, …) を形成したことを特徴とする請求
項1〜5に記載の二層布団。 - 【請求項7】 厚み方向中央で非接合部(3) を残して互
いに接合された2枚の中芯地(17A,17B) 夫々に外方から
表地(11)と裏地(12)を接合して複数の小区画室(2,2,
…) を形成して各小区画室(2,2, …) に羽毛(1) を充填
した二層構造を有する二層布団であって、 前記2枚の中芯地(17A,17B) には前記小区画室(2,2,
…) に個々に対応した位置に開口部(18 ´) の片側或い
は両側を覆うように開口縁部を残して中芯地に縁部で接
合された布状の閉塞片(19)を備えた1以上の充填口(18)
が設けられており、 且つ、各中芯地(17A,17B) に互いに異なる形状の繰り返
し模様を区画する接合線(14)に沿って予め接着層が設け
られて両中芯地(17A,17B) を背中合わせにして間に周縁
外方から全ての内方小区画室(2,2, …) に達する前記非
接合部(3) を残して接合されていて、中芯地(17A,17B)
と表地(11)及び裏地(12)を重ねて熱圧着ローラ装置を通
すことによって各部を接着して両層に連続して前記小区
画室(2,2, …) を形成し、 全ての小区画室(2,2, …) に前記充填口(18)から羽毛
(1) を充填したのち、周縁部で表裏二層を接合したこと
を特徴とする二層布団。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22926896A JPH1052348A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 二層布団 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22926896A JPH1052348A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 二層布団 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052348A true JPH1052348A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16889457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22926896A Pending JPH1052348A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 二層布団 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1052348A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GR1003504B (el) * | 1999-04-26 | 2001-01-03 | Συστημα ηλωσης των καταγματων του ανω ακρου του μηριαιου οστου με συμπιεστικον ολισθαινοντα ηλον και δυνατοτητα ρυθμισεως της γωνιας βλαισσοτητος και ραιβοτητος | |
| EP1075812A3 (de) * | 1999-08-12 | 2002-05-02 | Gebr. Sanders GmbH & Co. | Zudecke |
| EP1166691A3 (de) * | 2000-06-29 | 2003-09-10 | Nord Feder GmbH & Co. KG Wohntextilien | Bettdecke und Herstellungsverfahren hierfür |
| DE102010035845A1 (de) * | 2010-08-30 | 2012-03-01 | Johnson Controls Gmbh | Fahrzeugsitzbezug |
| JP2012164547A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Koden:Kk | 面状電熱採暖器具の製造方法 |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP22926896A patent/JPH1052348A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GR1003504B (el) * | 1999-04-26 | 2001-01-03 | Συστημα ηλωσης των καταγματων του ανω ακρου του μηριαιου οστου με συμπιεστικον ολισθαινοντα ηλον και δυνατοτητα ρυθμισεως της γωνιας βλαισσοτητος και ραιβοτητος | |
| EP1075812A3 (de) * | 1999-08-12 | 2002-05-02 | Gebr. Sanders GmbH & Co. | Zudecke |
| EP1166691A3 (de) * | 2000-06-29 | 2003-09-10 | Nord Feder GmbH & Co. KG Wohntextilien | Bettdecke und Herstellungsverfahren hierfür |
| DE102010035845A1 (de) * | 2010-08-30 | 2012-03-01 | Johnson Controls Gmbh | Fahrzeugsitzbezug |
| DE102010035845B4 (de) * | 2010-08-30 | 2016-05-12 | Johnson Controls Gmbh | Fahrzeugsitzbezug |
| US9340134B2 (en) | 2010-08-30 | 2016-05-17 | Johnson Controls Technology Company | Vehicle seat cover |
| JP2012164547A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Koden:Kk | 面状電熱採暖器具の製造方法 |
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Legal Events
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |