JP2003147610A - スーツ - Google Patents
スーツInfo
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- JP2003147610A JP2003147610A JP2001338266A JP2001338266A JP2003147610A JP 2003147610 A JP2003147610 A JP 2003147610A JP 2001338266 A JP2001338266 A JP 2001338266A JP 2001338266 A JP2001338266 A JP 2001338266A JP 2003147610 A JP2003147610 A JP 2003147610A
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- knee
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D1/00—Garments
- A41D1/02—Jackets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車椅子に乗った状態での着心地や運動機能性
に優れたスーツを提供する。 【解決手段】 スーツ10は、後身頃16と、後身頃1
6の中央に配置され、背縫線を構成する後身頃中央接ぎ
ライン18と、後身頃中央接ぎライン18と左半身の脇
縫目20との間に配置され、左半身の後身頃16Aをそ
の幅方向の中間部で切替える左後身頃切替えライン22
と、後身頃中央接ぎライン18と右半身の脇縫目24と
の間に配置され、右半身の後身頃16Bをその幅方向の
中間部で切替える右後身頃切替えライン26とを備えた
上衣12を含む。
に優れたスーツを提供する。 【解決手段】 スーツ10は、後身頃16と、後身頃1
6の中央に配置され、背縫線を構成する後身頃中央接ぎ
ライン18と、後身頃中央接ぎライン18と左半身の脇
縫目20との間に配置され、左半身の後身頃16Aをそ
の幅方向の中間部で切替える左後身頃切替えライン22
と、後身頃中央接ぎライン18と右半身の脇縫目24と
の間に配置され、右半身の後身頃16Bをその幅方向の
中間部で切替える右後身頃切替えライン26とを備えた
上衣12を含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、スーツに関し、
特に、日常生活において、車椅子の利用を余儀なくされ
ている人々が着用して好適なビジネススーツおよびフォ
ーマルスーツ等のスーツに関する。
特に、日常生活において、車椅子の利用を余儀なくされ
ている人々が着用して好適なビジネススーツおよびフォ
ーマルスーツ等のスーツに関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、本願発明の背景となる従来の
ビジネススーツにおける上衣の左半身(左身)を構成す
る生地の展開図解図である。図13は、本願発明の背景
となる従来のビジネススーツにおけるズボンの左半身
(左身)を構成する生地の展開図解図であって、図13
(A)はそのスボンにおける前身頃の左半身(左身)を
構成する生地の図解図であり、図13(B)はそのズボ
ンにおける後身頃の左半身(左身)を構成する生地の図
解図である。
ビジネススーツにおける上衣の左半身(左身)を構成す
る生地の展開図解図である。図13は、本願発明の背景
となる従来のビジネススーツにおけるズボンの左半身
(左身)を構成する生地の展開図解図であって、図13
(A)はそのスボンにおける前身頃の左半身(左身)を
構成する生地の図解図であり、図13(B)はそのズボ
ンにおける後身頃の左半身(左身)を構成する生地の図
解図である。
【0003】従来のビジネススーツの上衣は、図12に
示すように、所定の形状に裁断された前身頃1、細腹
2、後身頃3、山袖4および下袖5を含む。前身頃1の
ラインaは、細腹2のラインbに接ぎ合わされる。細腹
2のラインcは、後身頃3の一方のラインdと接ぎ合わ
される。後身頃3の他方のラインeは、右後身頃と接ぎ
合わされる左右後身頃縫着線となる。このラインeは、
後身頃中心のふくらみをくせ取りして背中の丸みを出す
ための機能も有している。また、袖は、山袖4のライン
f,gと下袖5のラインh,iとが接ぎ合わされること
によって、筒状に形成される。前身頃1のラインjおよ
び後身頃3のラインkが接ぎ合わされて肩縫目部が形成
され、前身頃1のラインmおよび後身頃3のラインnが
接ぎ合わされて袖代縫目が形成される。さらに、前身頃
1には、胸部をふくらして、且つ、ウエストを細くする
ための胸ダーツ6が設けられる。なお、上衣の右半身
(右身)を構成する生地の展開図解図は、図12に示す
上衣の左半身(左身)を構成する生地の展開図解図と線
対称になるため、図示およびその説明を省略している。
示すように、所定の形状に裁断された前身頃1、細腹
2、後身頃3、山袖4および下袖5を含む。前身頃1の
ラインaは、細腹2のラインbに接ぎ合わされる。細腹
2のラインcは、後身頃3の一方のラインdと接ぎ合わ
される。後身頃3の他方のラインeは、右後身頃と接ぎ
合わされる左右後身頃縫着線となる。このラインeは、
後身頃中心のふくらみをくせ取りして背中の丸みを出す
ための機能も有している。また、袖は、山袖4のライン
f,gと下袖5のラインh,iとが接ぎ合わされること
によって、筒状に形成される。前身頃1のラインjおよ
び後身頃3のラインkが接ぎ合わされて肩縫目部が形成
され、前身頃1のラインmおよび後身頃3のラインnが
接ぎ合わされて袖代縫目が形成される。さらに、前身頃
1には、胸部をふくらして、且つ、ウエストを細くする
ための胸ダーツ6が設けられる。なお、上衣の右半身
(右身)を構成する生地の展開図解図は、図12に示す
上衣の左半身(左身)を構成する生地の展開図解図と線
対称になるため、図示およびその説明を省略している。
【0004】また、従来のビジネススーツのズボンは、
図13に示すように、所定の形状に裁断された前身頃7
および後身頃8を含む。前身頃7のラインpと後身頃8
のラインqとが接ぎ合わされて、脇縫目(合引)が形成
され、前身頃7のラインrと後身頃8のラインsとが接
ぎ合わされて、内股縫目が形成される。そして、前身頃
7のラインuは、前折線(フロント・クリーズ)を形成
し、後身頃8のラインvは、後折り線(バック・クリー
ズ)を形成している。さらに、後身頃8には、ヒップの
ふくらみを出し、ウエストをフィットさせるための後ダ
ーツ9a,9bが設けられる。なお、ズボンにおける前
身頃の右半身および後身頃の右半身を構成する生地の図
解図は、図13に示すスボンの前身頃および後身頃の左
半身と線対称になるため、図示およびその説明を省略し
ている。後身頃8のラインtは、左身頃および右身頃の
縫着線(尻縫目)を形成している。
図13に示すように、所定の形状に裁断された前身頃7
および後身頃8を含む。前身頃7のラインpと後身頃8
のラインqとが接ぎ合わされて、脇縫目(合引)が形成
され、前身頃7のラインrと後身頃8のラインsとが接
ぎ合わされて、内股縫目が形成される。そして、前身頃
7のラインuは、前折線(フロント・クリーズ)を形成
し、後身頃8のラインvは、後折り線(バック・クリー
ズ)を形成している。さらに、後身頃8には、ヒップの
ふくらみを出し、ウエストをフィットさせるための後ダ
ーツ9a,9bが設けられる。なお、ズボンにおける前
身頃の右半身および後身頃の右半身を構成する生地の図
解図は、図13に示すスボンの前身頃および後身頃の左
半身と線対称になるため、図示およびその説明を省略し
ている。後身頃8のラインtは、左身頃および右身頃の
縫着線(尻縫目)を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12および図13に
示すような従来のビジネススーツは、基本的に、立位姿
勢を基準としているため、立位姿勢における運動機能お
よび着心地のよさなどについては比較的問題のないもの
であった。しかしながら、たとえば車椅子での日常生活
を余儀なくされているような人々、つまり、座位姿勢に
おける運動機能性および着心地などについては、種々の
問題があり、到底、満足するものではなかった。
示すような従来のビジネススーツは、基本的に、立位姿
勢を基準としているため、立位姿勢における運動機能お
よび着心地のよさなどについては比較的問題のないもの
であった。しかしながら、たとえば車椅子での日常生活
を余儀なくされているような人々、つまり、座位姿勢に
おける運動機能性および着心地などについては、種々の
問題があり、到底、満足するものではなかった。
【0006】具体的に言うと、図12に示すような従来
のビジネススーツの上衣では、車椅子に着座したとき
に、上衣の腹部周りが立位状態よりも大きくなるため、
お腹の突っ張り感が解消されない。また、車椅子をこぐ
ときに、上衣の後身頃(背)がつっぱるため、非常にこ
ぎ難いものであった。さらに、座位姿勢では、上衣のク
リーズライン(ラペル折れ線)が浮いて、前身頃の打ち
合わせが開いてしまうので、見栄えが悪く、審美性が欠
如するものであった。
のビジネススーツの上衣では、車椅子に着座したとき
に、上衣の腹部周りが立位状態よりも大きくなるため、
お腹の突っ張り感が解消されない。また、車椅子をこぐ
ときに、上衣の後身頃(背)がつっぱるため、非常にこ
ぎ難いものであった。さらに、座位姿勢では、上衣のク
リーズライン(ラペル折れ線)が浮いて、前身頃の打ち
合わせが開いてしまうので、見栄えが悪く、審美性が欠
如するものであった。
【0007】この場合、上衣の左右後身頃縫着線となる
後身頃3のラインeのふくらみだけでは、車椅子をこぐ
ときの運動量が不足するものであった。しかも、通常、
ビジネススーツの上衣の肩には、肩パットが設けられて
いるので、この肩パットが車椅子をこぐときの抵抗とな
る。
後身頃3のラインeのふくらみだけでは、車椅子をこぐ
ときの運動量が不足するものであった。しかも、通常、
ビジネススーツの上衣の肩には、肩パットが設けられて
いるので、この肩パットが車椅子をこぐときの抵抗とな
る。
【0008】さらに、従来の上衣では、サイドベンツが
設けられた場合、その深さと幅とが不充分なため、前裾
が後側にとられて、だぶついてしまう。また、上衣の袖
は、立位姿勢において、腕が真っ直ぐ下がるように構成
されているため、車椅子に着座したときに肘が曲げ難い
ものであった。さらに、袖のラインoイセ込み量が少な
いため、腕の運動量が不充分となり、車椅子をこぐには
不向きなものであった。そして、車椅子をこぐことによ
り、袖口がハンドリムや車輪に擦れて汚れたり傷んだり
することが多かった。
設けられた場合、その深さと幅とが不充分なため、前裾
が後側にとられて、だぶついてしまう。また、上衣の袖
は、立位姿勢において、腕が真っ直ぐ下がるように構成
されているため、車椅子に着座したときに肘が曲げ難い
ものであった。さらに、袖のラインoイセ込み量が少な
いため、腕の運動量が不充分となり、車椅子をこぐには
不向きなものであった。そして、車椅子をこぐことによ
り、袖口がハンドリムや車輪に擦れて汚れたり傷んだり
することが多かった。
【0009】一方、図13に示すような従来のビジネス
スーツのズボンでは、前股上と後股上との寸法差がほと
んどないため、臀部周りの大きさが不足する。そのた
め、座位姿勢のときに後身頃上部のベルトが下方に引っ
張られてずり下がると共に、前身頃部上部のベルトが上
にせり上がる。この場合、前がだぶついて、反対に、背
中が露出してしまう。
スーツのズボンでは、前股上と後股上との寸法差がほと
んどないため、臀部周りの大きさが不足する。そのた
め、座位姿勢のときに後身頃上部のベルトが下方に引っ
張られてずり下がると共に、前身頃部上部のベルトが上
にせり上がる。この場合、前がだぶついて、反対に、背
中が露出してしまう。
【0010】さらに、従来のビジネススーツのズボン
は、立位姿勢のときの審美性を確保するように形成され
ているので、座位姿勢では、腰周りおよび臀部周りが立
位姿勢のときよりも大きくなる。そのため、腰部および
臀部が身体に密着し、腰周りおよび臀部周りがきつくな
る。また、従来のズボンでは、立位姿勢において膝部分
が略水平になるように形成されているため、車椅子に着
座したときに膝が突っ張って曲がり難いものとなる。
は、立位姿勢のときの審美性を確保するように形成され
ているので、座位姿勢では、腰周りおよび臀部周りが立
位姿勢のときよりも大きくなる。そのため、腰部および
臀部が身体に密着し、腰周りおよび臀部周りがきつくな
る。また、従来のズボンでは、立位姿勢において膝部分
が略水平になるように形成されているため、車椅子に着
座したときに膝が突っ張って曲がり難いものとなる。
【0011】さらに、従来のズボンでは、前裾が立位姿
勢のときに略水平になるように形成されているため、車
椅子に長時間着座していると、前裾が吊りあがってしま
う。そのため、足首や踝が露出し、見栄えの悪いものと
なっていた。
勢のときに略水平になるように形成されているため、車
椅子に長時間着座していると、前裾が吊りあがってしま
う。そのため、足首や踝が露出し、見栄えの悪いものと
なっていた。
【0012】上記したような種々の問題点は、車椅子を
利用したときの座位姿勢における運動に対して、図12
および図13に示す従来のビジネススーツでは、その動
きにスムーズに対応・追従することができないことに起
因している。
利用したときの座位姿勢における運動に対して、図12
および図13に示す従来のビジネススーツでは、その動
きにスムーズに対応・追従することができないことに起
因している。
【0013】一方、本願発明者は、車椅子での生活を余
儀なくされている人々にとっての前向きで積極的な社会
参加を促進するためにも、車椅子に乗った状態での着心
地や運動機能性を追及したビジネススーツやフォーマル
スーツの研究・開発に鋭意努力を重ねてきた。その結
果、本願発明者は、上記した種々の問題点を解決し、さ
らなる附加価値を加えるに至った。
儀なくされている人々にとっての前向きで積極的な社会
参加を促進するためにも、車椅子に乗った状態での着心
地や運動機能性を追及したビジネススーツやフォーマル
スーツの研究・開発に鋭意努力を重ねてきた。その結
果、本願発明者は、上記した種々の問題点を解決し、さ
らなる附加価値を加えるに至った。
【0014】それゆえに、本願発明の主たる目的は、車
椅子に乗った状態での着心地や運動機能性に優れたスー
ツを提供することである。
椅子に乗った状態での着心地や運動機能性に優れたスー
ツを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる本願発
明のスーツは、後身頃と、後身頃の中央に配置され、背
縫線を構成する後身頃中央接ぎラインと、後身頃中央接
ぎラインと左半身の脇縫目との間に配置され、左半身の
後身頃をその幅方向の中間部で切替える左後身頃切替え
ラインと、後身頃中央接ぎラインと右半身の脇縫目との
間に配置され、右半身の後身頃をその幅方向の中間部で
切替える右後身頃切替えラインとを具備することを特徴
とする上衣を含む、スーツである。請求項2にかかる本
願発明のスーツは、請求項1にかかる発明に従属するス
ーツであって、左後身頃切替えラインおよび右後身頃切
替えラインは、それぞれ、少なくともその一部が着用者
の肩甲骨に略沿うように配置されることを特徴としてい
る。請求項3にかかる本願発明のスーツは、請求項1ま
たは請求項2にかかる発明に従属するスーツであって、
左後身頃切替えラインおよび右後身頃切替えラインは、
それぞれ、その一端が肩縫まで達し、その他端が後身頃
裾線まで達することを特徴としている。請求項4にかか
る本願発明のスーツは、請求項1〜請求項3のいずれか
にかかる発明に従属するスーツであって、面ファスナに
より開閉自在となる袖口を有することを特徴とする袖を
さらに含むものである。請求項5にかかる本願発明のス
ーツは、請求項1〜請求項4のいずれかにかかる発明に
従属するスーツであって、肩パットを設けないことを特
徴としている。請求項6にかかる本願発明のスーツは、
後身頃と、後身頃の膝の関節部分に対応する位置に配置
され、立位姿勢で後身頃の膝部分を曲げるための膝部切
替えラインとを含み、膝部切替えラインから上の後身頃
部分が曲線状の接ぎラインにより複数に区画されたこと
を特徴とするズボンを含む、スーツである。請求項7に
かかる本願発明のスーツは、請求項6にかかる発明に従
属するスーツであって、膝部切替えラインから上の後身
頃部分は、複数の接ぎラインによって、少なくとも4つ
以上に区画されることを特徴としている。請求項8にか
かる本願発明のスーツは、請求項6または請求項7にか
かる発明に従属するスーツであって、膝部切替えライン
は、その一端が後身頃の合引に達し、その他端が後身頃
の内股縫目に達することを特徴としている。請求項9に
かかる本願発明のスーツは、請求項6〜請求項8のいず
れかにかかる発明に従属するスーツであって、ズボンの
尻ぐり(後縫目)を傾倒させ、且つ、前股上よりも後股
上を長く形成したことを特徴とするズボンを含むもので
ある。請求項10にかかる本願発明のスーツは、請求項
6〜請求項9のいずれかにかかる発明に従属するスーツ
であって、後身頃と縫着される前身頃を含み、前身頃の
裾前中心を後身頃の裾後中心よりも下方に配置すること
を特徴とするズボンを含むものである。請求項11にか
かる本願発明のスーツは、請求項6〜請求項10のいず
れかにかかる発明に従属するスーツであって、脇ポケッ
トおよび/または後ポケットを設けないことを特徴とし
ている。
明のスーツは、後身頃と、後身頃の中央に配置され、背
縫線を構成する後身頃中央接ぎラインと、後身頃中央接
ぎラインと左半身の脇縫目との間に配置され、左半身の
後身頃をその幅方向の中間部で切替える左後身頃切替え
ラインと、後身頃中央接ぎラインと右半身の脇縫目との
間に配置され、右半身の後身頃をその幅方向の中間部で
切替える右後身頃切替えラインとを具備することを特徴
とする上衣を含む、スーツである。請求項2にかかる本
願発明のスーツは、請求項1にかかる発明に従属するス
ーツであって、左後身頃切替えラインおよび右後身頃切
替えラインは、それぞれ、少なくともその一部が着用者
の肩甲骨に略沿うように配置されることを特徴としてい
る。請求項3にかかる本願発明のスーツは、請求項1ま
たは請求項2にかかる発明に従属するスーツであって、
左後身頃切替えラインおよび右後身頃切替えラインは、
それぞれ、その一端が肩縫まで達し、その他端が後身頃
裾線まで達することを特徴としている。請求項4にかか
る本願発明のスーツは、請求項1〜請求項3のいずれか
にかかる発明に従属するスーツであって、面ファスナに
より開閉自在となる袖口を有することを特徴とする袖を
さらに含むものである。請求項5にかかる本願発明のス
ーツは、請求項1〜請求項4のいずれかにかかる発明に
従属するスーツであって、肩パットを設けないことを特
徴としている。請求項6にかかる本願発明のスーツは、
後身頃と、後身頃の膝の関節部分に対応する位置に配置
され、立位姿勢で後身頃の膝部分を曲げるための膝部切
替えラインとを含み、膝部切替えラインから上の後身頃
部分が曲線状の接ぎラインにより複数に区画されたこと
を特徴とするズボンを含む、スーツである。請求項7に
かかる本願発明のスーツは、請求項6にかかる発明に従
属するスーツであって、膝部切替えラインから上の後身
頃部分は、複数の接ぎラインによって、少なくとも4つ
以上に区画されることを特徴としている。請求項8にか
かる本願発明のスーツは、請求項6または請求項7にか
かる発明に従属するスーツであって、膝部切替えライン
は、その一端が後身頃の合引に達し、その他端が後身頃
の内股縫目に達することを特徴としている。請求項9に
かかる本願発明のスーツは、請求項6〜請求項8のいず
れかにかかる発明に従属するスーツであって、ズボンの
尻ぐり(後縫目)を傾倒させ、且つ、前股上よりも後股
上を長く形成したことを特徴とするズボンを含むもので
ある。請求項10にかかる本願発明のスーツは、請求項
6〜請求項9のいずれかにかかる発明に従属するスーツ
であって、後身頃と縫着される前身頃を含み、前身頃の
裾前中心を後身頃の裾後中心よりも下方に配置すること
を特徴とするズボンを含むものである。請求項11にか
かる本願発明のスーツは、請求項6〜請求項10のいず
れかにかかる発明に従属するスーツであって、脇ポケッ
トおよび/または後ポケットを設けないことを特徴とし
ている。
【0016】
【作用】請求項1にかかる本願発明のスーツでは、後身
頃中央接ぎライン、左後身頃切替えラインおよび右後身
頃切替えラインの位置で生地が接ぎ合わされることによ
って後身頃(背)が構成されるため、後身頃(背)全体
にふくらみが設けられる。そのため、このスーツの上衣
は、着用者が車椅子に着座したときの背中の丸みを包み
込み、着心地がよいものとなる。しかも、車椅子をこい
だときの肘および肩の動きに対応・追従する運動機能性
に優れているため、従来のスーツを着用した場合に比べ
て、背中部分の突っ張り感がなく、必要な運動量を確保
できる。請求項2にかかる本願発明のスーツでは、左後
身頃切替えラインおよび右後身頃切替えラインの一部が
少なくとも着用者の肩甲骨に略沿うように配置されるの
で、車椅子をこぐときの肘および肩の回転運動がスムー
ズに行われる。請求項3にかかる本願発明のスーツで
は、左後身頃切替えラインおよび右後身頃切替えライン
の一端および他端が、それぞれ、肩縫および後身頃裾線
まで到達しているので、到達しない場合に比べて、後身
頃(背)全体のふくらみを充分にとることができる。そ
のため、より一層、車椅子をこぐときの運動機能性が向
上する。請求項4にかかる本願発明のスーツでは、袖
が、面ファスナにより開閉自在となる袖口を有するの
で、その袖口を捲り上げて、面ファスナで止めることが
可能となる。そのため、着用者が車椅子のハンドリムを
回すときに、袖口が邪魔にならず、車輪に袖口が巻き込
まれることもない。また、袖口周りがハンドリムに擦れ
て傷むことも防止される。請求項5にかかる本願発明の
スーツでは、肩パットを設けていないため、上衣の軽量
化が図られると共に、車椅子をこぐときの肩の動きに対
する抵抗を軽減することができる。請求項6にかかる本
願発明のスーツでは、後身頃に膝部切替えラインが配設
されるので、立位姿勢においては後身頃の膝部分が曲が
った状態となる。そのため、車椅子に着座したときに
は、膝のあまりを解消することができる。さらに、膝部
切替えラインから上の後身頃部分が曲線状の接ぎライン
により複数に区画されるため、腰周りから臀部周りにか
けて、たとえて言うと紙風船状の丸みをもった立体的空
間を確保することができる。そのため、車椅子に着座し
たときの臀部周りは、身体に密着することなく、ゆとり
をもった状態で座位姿勢を維持することができる。請求
項7にかかる本願発明のスーツでは、膝部切替えライン
から上の後身頃部分が、複数の接ぎラインによって、少
なくとも4つ以上に区画されるので、より一層、腰周り
から臀部周りにかけてのふくらみ構造を形成することが
できる。そのため、さらにゆとりをもった状態の座位姿
勢となる。請求項8にかかる本願発明のスーツでは、膝
部切替えラインの一端および他端が、それぞれ、後身頃
の合引および内股縫目に到達するので、立位姿勢での膝
部分の曲がりが大きくとることができる。そのため、座
位姿勢における膝のあまりをより一層解消することがで
きる。請求項9にかかる本願発明のスーツでは、ズボン
の尻ぐり(後縫目)が傾倒され、さらに、前股上よりも
後股上が長く形成されているので、ゆったりとした座位
姿勢がとれる。この場合、臀部周りに余裕ができるの
で、車椅子に長時間着座していても、前裾がだぶって背
中がでるようなことがない。請求項10にかかる本願発
明のスーツでは、ズボンの前身頃の裾前中心を後身頃の
裾後中心よりも下方に配置しているので、車椅子に着座
したときに、ズボンの前裾が吊り上がらず、見栄えの良
いものとなる。請求項11にかかる本願発明のスーツで
は、ズボンに、脇ポケットおよび/または後ポケットを
設けていないので、それらのポケットを構成した部位
は、上口布,下口布,当布,フラップ,片返し等の生地
の重なり部分が極力少なくなる。そのため、それらのポ
ケットを配設した場合に比べて、脇ポケットおよび/ま
たは後ポケットの部位とその近傍における通気性が良く
なると共に、それらの部位と身体との密着性も緩和され
る。したがって、着用者が車椅子に長時間着座していて
も、床ずれを防止することができる。
頃中央接ぎライン、左後身頃切替えラインおよび右後身
頃切替えラインの位置で生地が接ぎ合わされることによ
って後身頃(背)が構成されるため、後身頃(背)全体
にふくらみが設けられる。そのため、このスーツの上衣
は、着用者が車椅子に着座したときの背中の丸みを包み
込み、着心地がよいものとなる。しかも、車椅子をこい
だときの肘および肩の動きに対応・追従する運動機能性
に優れているため、従来のスーツを着用した場合に比べ
て、背中部分の突っ張り感がなく、必要な運動量を確保
できる。請求項2にかかる本願発明のスーツでは、左後
身頃切替えラインおよび右後身頃切替えラインの一部が
少なくとも着用者の肩甲骨に略沿うように配置されるの
で、車椅子をこぐときの肘および肩の回転運動がスムー
ズに行われる。請求項3にかかる本願発明のスーツで
は、左後身頃切替えラインおよび右後身頃切替えライン
の一端および他端が、それぞれ、肩縫および後身頃裾線
まで到達しているので、到達しない場合に比べて、後身
頃(背)全体のふくらみを充分にとることができる。そ
のため、より一層、車椅子をこぐときの運動機能性が向
上する。請求項4にかかる本願発明のスーツでは、袖
が、面ファスナにより開閉自在となる袖口を有するの
で、その袖口を捲り上げて、面ファスナで止めることが
可能となる。そのため、着用者が車椅子のハンドリムを
回すときに、袖口が邪魔にならず、車輪に袖口が巻き込
まれることもない。また、袖口周りがハンドリムに擦れ
て傷むことも防止される。請求項5にかかる本願発明の
スーツでは、肩パットを設けていないため、上衣の軽量
化が図られると共に、車椅子をこぐときの肩の動きに対
する抵抗を軽減することができる。請求項6にかかる本
願発明のスーツでは、後身頃に膝部切替えラインが配設
されるので、立位姿勢においては後身頃の膝部分が曲が
った状態となる。そのため、車椅子に着座したときに
は、膝のあまりを解消することができる。さらに、膝部
切替えラインから上の後身頃部分が曲線状の接ぎライン
により複数に区画されるため、腰周りから臀部周りにか
けて、たとえて言うと紙風船状の丸みをもった立体的空
間を確保することができる。そのため、車椅子に着座し
たときの臀部周りは、身体に密着することなく、ゆとり
をもった状態で座位姿勢を維持することができる。請求
項7にかかる本願発明のスーツでは、膝部切替えライン
から上の後身頃部分が、複数の接ぎラインによって、少
なくとも4つ以上に区画されるので、より一層、腰周り
から臀部周りにかけてのふくらみ構造を形成することが
できる。そのため、さらにゆとりをもった状態の座位姿
勢となる。請求項8にかかる本願発明のスーツでは、膝
部切替えラインの一端および他端が、それぞれ、後身頃
の合引および内股縫目に到達するので、立位姿勢での膝
部分の曲がりが大きくとることができる。そのため、座
位姿勢における膝のあまりをより一層解消することがで
きる。請求項9にかかる本願発明のスーツでは、ズボン
の尻ぐり(後縫目)が傾倒され、さらに、前股上よりも
後股上が長く形成されているので、ゆったりとした座位
姿勢がとれる。この場合、臀部周りに余裕ができるの
で、車椅子に長時間着座していても、前裾がだぶって背
中がでるようなことがない。請求項10にかかる本願発
明のスーツでは、ズボンの前身頃の裾前中心を後身頃の
裾後中心よりも下方に配置しているので、車椅子に着座
したときに、ズボンの前裾が吊り上がらず、見栄えの良
いものとなる。請求項11にかかる本願発明のスーツで
は、ズボンに、脇ポケットおよび/または後ポケットを
設けていないので、それらのポケットを構成した部位
は、上口布,下口布,当布,フラップ,片返し等の生地
の重なり部分が極力少なくなる。そのため、それらのポ
ケットを配設した場合に比べて、脇ポケットおよび/ま
たは後ポケットの部位とその近傍における通気性が良く
なると共に、それらの部位と身体との密着性も緩和され
る。したがって、着用者が車椅子に長時間着座していて
も、床ずれを防止することができる。
【0017】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0018】
【実施例】本実施例では、特に、たとえば男子用のビジ
ネススーツの上衣およびズボンについて説明する。先
ず、上衣について、図1〜図6および図9〜図11等を
参照しながら説明する。
ネススーツの上衣およびズボンについて説明する。先
ず、上衣について、図1〜図6および図9〜図11等を
参照しながら説明する。
【0019】図1は、本願発明の一実施例にかかる上衣
の一例を示す図解図であって、図1(A)はその正面図
解図であり、図1(B)はその背面図解図である。本実
施例にかかるビジネススーツ10は、上衣12を含む。
上衣12は、前身頃14および後身頃16を含む。前身
頃14は、図1(A)に示すように、左半身の前身頃1
4A(以下、左前身頃14Aという。)および右半身の
前身頃14B(以下、右前身頃14Bという。)を有す
る。後身頃16は、図1(B)に示すように、左半身の
後身頃16A(以下、左後身頃16Aという。)および
右半身の後身頃16B(以下、右後身頃16Bとい
う。)を有する。
の一例を示す図解図であって、図1(A)はその正面図
解図であり、図1(B)はその背面図解図である。本実
施例にかかるビジネススーツ10は、上衣12を含む。
上衣12は、前身頃14および後身頃16を含む。前身
頃14は、図1(A)に示すように、左半身の前身頃1
4A(以下、左前身頃14Aという。)および右半身の
前身頃14B(以下、右前身頃14Bという。)を有す
る。後身頃16は、図1(B)に示すように、左半身の
後身頃16A(以下、左後身頃16Aという。)および
右半身の後身頃16B(以下、右後身頃16Bとい
う。)を有する。
【0020】上衣12の後身頃16には、その幅方向の
中央に配置され、縦方向に延びる後身頃中央接ぎライン
18が形成される。後身頃中央接ぎライン18は、背縫
線(左右後身頃縫着線)として構成される。さらに、上
衣12の後身頃16には、後身頃中央接ぎライン18お
よび左半身の脇縫目20間に配置され、縦方向に延びる
左後身頃切替えライン22が形成される。そして、後身
頃中央接ぎライン18および右半身の脇縫目24間に
は、縦方向に延びる右後身頃切替えライン26が形成さ
れる。この場合、左半身の脇縫目20は、左細腹と左後
身頃との縫着線のことを示し、右半身の脇縫目24は、
右細腹と右後身頃との縫着線のことを示すものである。
中央に配置され、縦方向に延びる後身頃中央接ぎライン
18が形成される。後身頃中央接ぎライン18は、背縫
線(左右後身頃縫着線)として構成される。さらに、上
衣12の後身頃16には、後身頃中央接ぎライン18お
よび左半身の脇縫目20間に配置され、縦方向に延びる
左後身頃切替えライン22が形成される。そして、後身
頃中央接ぎライン18および右半身の脇縫目24間に
は、縦方向に延びる右後身頃切替えライン26が形成さ
れる。この場合、左半身の脇縫目20は、左細腹と左後
身頃との縫着線のことを示し、右半身の脇縫目24は、
右細腹と右後身頃との縫着線のことを示すものである。
【0021】左後身頃切替えライン22および右後身頃
切替えライン26は、それぞれ、その一端が肩縫(肩縫
目)28まで到達し、その他端が後身頃裾線30まで到
達するように形成される。そして、左後身頃切替えライ
ン22および右後身頃切替えライン26は、それぞれ、
左後身頃16Aおよび右後身頃16Bをその幅方向の中
間部で切替えている。また、左後身頃切替えライン22
および右後身頃切替えライン26は、それぞれ、少なく
ともその一部が着用者の肩甲骨に略沿うように配置され
る。
切替えライン26は、それぞれ、その一端が肩縫(肩縫
目)28まで到達し、その他端が後身頃裾線30まで到
達するように形成される。そして、左後身頃切替えライ
ン22および右後身頃切替えライン26は、それぞれ、
左後身頃16Aおよび右後身頃16Bをその幅方向の中
間部で切替えている。また、左後身頃切替えライン22
および右後身頃切替えライン26は、それぞれ、少なく
ともその一部が着用者の肩甲骨に略沿うように配置され
る。
【0022】図2は、図1(A),図1(B)の上衣1
2における左半身(左身)の要部を示す生地の展開図解
図である。上衣12の右半身(右身)を構成する生地の
展開図解図は、図2に示す左半身(左身)の生地の展開
図解図と線対称になるため、図示およびその説明を省略
している。上衣12の左半身は、たとえば図2および図
3に示すように、それぞれ所定の形状に裁断された左前
身頃14A、左身細腹32A、左後身頃16A、左袖3
8Aの山袖40aおよび下袖42aを含む。左後身頃1
6Aは、第1の左後身頃34aおよび第2の左後身頃3
6bを有する。
2における左半身(左身)の要部を示す生地の展開図解
図である。上衣12の右半身(右身)を構成する生地の
展開図解図は、図2に示す左半身(左身)の生地の展開
図解図と線対称になるため、図示およびその説明を省略
している。上衣12の左半身は、たとえば図2および図
3に示すように、それぞれ所定の形状に裁断された左前
身頃14A、左身細腹32A、左後身頃16A、左袖3
8Aの山袖40aおよび下袖42aを含む。左後身頃1
6Aは、第1の左後身頃34aおよび第2の左後身頃3
6bを有する。
【0023】前身頃14AのラインAは、細腹32Aの
ラインBに接ぎ合わされる。細腹32AのラインCは、
第1の左後身頃34aのラインDと接ぎ合わされる。第
1の左後身頃34aのラインEは、第2の左後身頃36
aのラインFと接ぎ合わされる。第2の左後身頃36a
のラインGは、右後身頃16Bと接ぎ合わされて背縫線
(左右後身頃縫着線)となる。
ラインBに接ぎ合わされる。細腹32AのラインCは、
第1の左後身頃34aのラインDと接ぎ合わされる。第
1の左後身頃34aのラインEは、第2の左後身頃36
aのラインFと接ぎ合わされる。第2の左後身頃36a
のラインGは、右後身頃16Bと接ぎ合わされて背縫線
(左右後身頃縫着線)となる。
【0024】前身頃14AのラインHに、第1の左後身
頃34aのラインIおよび第2の左後身頃36aのライ
ンJとが接ぎ合わされることによって、肩縫(肩縫目)
28のラインが形成される。それと共に、前身頃14A
のラインKと第1の左後身頃34aのラインLとが接ぎ
合わされることによって、左半身の袖付縫目44Aが形
成される。
頃34aのラインIおよび第2の左後身頃36aのライ
ンJとが接ぎ合わされることによって、肩縫(肩縫目)
28のラインが形成される。それと共に、前身頃14A
のラインKと第1の左後身頃34aのラインLとが接ぎ
合わされることによって、左半身の袖付縫目44Aが形
成される。
【0025】また、上衣12の左半身の袖38Aは、た
とえば図3に示すように、山袖40aのラインM,N
と、下袖42aのラインO,Pとが接ぎ合わされること
によって筒状に形成される。ラインM,NとラインO,
Pとの接ぎ合わせにおける縫い合わせ方法(縫い合わせ
処理)の一例としては、図9(A)に示すような、たと
えば割りはぎ処理が施される。この場合、袖38Aのラ
インQ部位のイセ込み量を多くとり、肩部位の立体的な
ふくらみを大きくすることによって、肩部および肘部の
運動機能性が高めることができる。さらに、ラインM,
NおよびラインO,Pの曲がり角度を大きくとることに
よって、肘部の運動機能性をより一層高めることができ
る。同様の方法により、上衣12の左半身の袖38Bが
形成される。
とえば図3に示すように、山袖40aのラインM,N
と、下袖42aのラインO,Pとが接ぎ合わされること
によって筒状に形成される。ラインM,NとラインO,
Pとの接ぎ合わせにおける縫い合わせ方法(縫い合わせ
処理)の一例としては、図9(A)に示すような、たと
えば割りはぎ処理が施される。この場合、袖38Aのラ
インQ部位のイセ込み量を多くとり、肩部位の立体的な
ふくらみを大きくすることによって、肩部および肘部の
運動機能性が高めることができる。さらに、ラインM,
NおよびラインO,Pの曲がり角度を大きくとることに
よって、肘部の運動機能性をより一層高めることができ
る。同様の方法により、上衣12の左半身の袖38Bが
形成される。
【0026】本実施例では、第1の左後身頃34aのラ
インEと第2の左後身頃36aのラインFとが接ぎ合わ
されることにより、図1(B)に示した左後身頃切替え
ライン22が形成される。そして、第2の左後身頃36
aのラインGと右後身頃16Bとが接ぎ合わさせること
により、後身頃中央接ぎライン18が形成される。同様
の方法によって、上衣12の右半身(右身)の右後身頃
には、右後身頃切替えライン26により、第1の右後身
頃34bおよび第2の右後身頃36bが形成される。な
お、後身頃中央接ぎライン18、左後身頃切替えライン
22、右後身頃切替えライン26における縫い合わせ方
法(縫い合わせ処理)の一例としては、図9(A)に示
すような、たとえば割りはぎ処理が施され、縫代の端末
処理には、図10(B)に示すようなたとえばパイピン
グ処理が施される。
インEと第2の左後身頃36aのラインFとが接ぎ合わ
されることにより、図1(B)に示した左後身頃切替え
ライン22が形成される。そして、第2の左後身頃36
aのラインGと右後身頃16Bとが接ぎ合わさせること
により、後身頃中央接ぎライン18が形成される。同様
の方法によって、上衣12の右半身(右身)の右後身頃
には、右後身頃切替えライン26により、第1の右後身
頃34bおよび第2の右後身頃36bが形成される。な
お、後身頃中央接ぎライン18、左後身頃切替えライン
22、右後身頃切替えライン26における縫い合わせ方
法(縫い合わせ処理)の一例としては、図9(A)に示
すような、たとえば割りはぎ処理が施され、縫代の端末
処理には、図10(B)に示すようなたとえばパイピン
グ処理が施される。
【0027】また、本実施例では、左前身頃14Aにマ
ニュピレーション部46Aを有する。このマニュピレー
ション部46Aは、胸ダーツ部48Aを含む。胸ダーツ
部48Aには、その下端部から左前身頃14Aのライン
Aに直線状に延びる腹ダーツ部50Aが配設される。胸
ダーツ部48Aおよび腹ダーツ部50Aを設けることに
よって、腹ぐせを大きくとって、上衣12の腹部周りに
ふくらみを出しゆとりを持たすことができる。同様の方
法により、右前身頃14Bは、胸ダーツ部48Bおよび
腹ダーツ部50Bで構成されたマニュピレーション部4
6Bを有する。
ニュピレーション部46Aを有する。このマニュピレー
ション部46Aは、胸ダーツ部48Aを含む。胸ダーツ
部48Aには、その下端部から左前身頃14Aのライン
Aに直線状に延びる腹ダーツ部50Aが配設される。胸
ダーツ部48Aおよび腹ダーツ部50Aを設けることに
よって、腹ぐせを大きくとって、上衣12の腹部周りに
ふくらみを出しゆとりを持たすことができる。同様の方
法により、右前身頃14Bは、胸ダーツ部48Bおよび
腹ダーツ部50Bで構成されたマニュピレーション部4
6Bを有する。
【0028】また、本実施例では、たとえば図2および
図4(B)に示すように、上衣の左半身にサイドベンツ
52Aが形成される。サイドベンツ52Aは、着用者の
体形に応じて、その深さ53aを深く、且つ、その幅5
4aを着用者の着丈よりも広く形成し、サイドベンツの
重ね部分を多くとっている。また、その裁断も曲線状を
採用した。同様の構成により、右半身にもサイドベンツ
52Bが形成される。そのため、本実施例では、前裾の
だぶつきを防止することができる。なお、本実施例で
は、サイドベンツ52A,52Bに変えて、たとえば両
脇にスリット,ボックスブリーツを深く入れるようにし
ても良い。〜前丈と着丈を短くして、サイドベンツまた
は脇にスリットを深く入れることにより、前裾がだぶつ
かないように、
図4(B)に示すように、上衣の左半身にサイドベンツ
52Aが形成される。サイドベンツ52Aは、着用者の
体形に応じて、その深さ53aを深く、且つ、その幅5
4aを着用者の着丈よりも広く形成し、サイドベンツの
重ね部分を多くとっている。また、その裁断も曲線状を
採用した。同様の構成により、右半身にもサイドベンツ
52Bが形成される。そのため、本実施例では、前裾の
だぶつきを防止することができる。なお、本実施例で
は、サイドベンツ52A,52Bに変えて、たとえば両
脇にスリット,ボックスブリーツを深く入れるようにし
ても良い。〜前丈と着丈を短くして、サイドベンツまた
は脇にスリットを深く入れることにより、前裾がだぶつ
かないように、
【0029】さらに、本実施例では、図5および図6に
示すように、上衣12の左袖38Aの裾口38aが、面
ファスナ56Aによって開閉自在に係合される。この場
合、袖口38aは、たとえば本開きの構造を有する。そ
して、面ファスナ56Aの一方のファスナ面57aは、
下袖42aの釦付け部分に相当する位置に配設され、面
ファスナ56Aの他方のファスナ面58aは、山袖40
aの折り返し部分の穴かがりに相当する位置に配設され
る。一方のファスナ面57aと他方のファスナ面58a
とは、対向配置される。一方のファスナ面57aおよび
他方のファスナ面58aは、それぞれ、縫着されること
によって、前記した位置に取付けられる。また、山袖4
0aには、他方のファスナ面57aの反対側面に装飾用
の釦部59aが配設される。
示すように、上衣12の左袖38Aの裾口38aが、面
ファスナ56Aによって開閉自在に係合される。この場
合、袖口38aは、たとえば本開きの構造を有する。そ
して、面ファスナ56Aの一方のファスナ面57aは、
下袖42aの釦付け部分に相当する位置に配設され、面
ファスナ56Aの他方のファスナ面58aは、山袖40
aの折り返し部分の穴かがりに相当する位置に配設され
る。一方のファスナ面57aと他方のファスナ面58a
とは、対向配置される。一方のファスナ面57aおよび
他方のファスナ面58aは、それぞれ、縫着されること
によって、前記した位置に取付けられる。また、山袖4
0aには、他方のファスナ面57aの反対側面に装飾用
の釦部59aが配設される。
【0030】したがって、本実施例では、袖38A,3
8Bが、面ファスナ56A,56Bにより開閉自在とな
る袖口38a,38bを有するので、その袖口38a,
38bを捲り上げて、面ファスナ56A,56Bで止め
ることが可能となる。そのため、着用者が車椅子のハン
ドリムを回すときに、袖口38a,38bが邪魔になら
ず、車輪に袖口38a,38bが巻き込まれることもな
い。また、袖口38a,38b周りがハンドリムに擦れ
て傷むことも防止される。
8Bが、面ファスナ56A,56Bにより開閉自在とな
る袖口38a,38bを有するので、その袖口38a,
38bを捲り上げて、面ファスナ56A,56Bで止め
ることが可能となる。そのため、着用者が車椅子のハン
ドリムを回すときに、袖口38a,38bが邪魔になら
ず、車輪に袖口38a,38bが巻き込まれることもな
い。また、袖口38a,38b周りがハンドリムに擦れ
て傷むことも防止される。
【0031】同様の配置,構成により、上衣12の右袖
38Bの裾口38bにも、雄片57aおよび雌片58a
を有する面ファスナ56Bが配設される。なお、本実施
例では、面ファスナ56Aおよび56Bが縫着により、
前記所定の位置に配設されたが、面ファスナ56Aおよ
び56Bは、たとえば接着剤により所定の位置に接着し
て配設するようにしても良い。
38Bの裾口38bにも、雄片57aおよび雌片58a
を有する面ファスナ56Bが配設される。なお、本実施
例では、面ファスナ56Aおよび56Bが縫着により、
前記所定の位置に配設されたが、面ファスナ56Aおよ
び56Bは、たとえば接着剤により所定の位置に接着し
て配設するようにしても良い。
【0032】さらに、本実施例では、たとえば図1
(A)および図4(A)に示すように、上衣12のVゾ
ーン60を小さめにして、上衿61,下衿(ラペル)6
2を有する衿元が開くのを防ぐようにしている。この場
合、第1ボタン64の取付け位置を高い位置に配置する
ことによって、Vゾーン60を小さくしている。従来の
ビジネススーツを着用した場合では、座位姿勢におい
て、クリーズライン(ラペル折れ線)が浮き、前身頃の
打ち合わせが開いてしまい見栄えが悪くなるが、本実施
例ではそのようなことがない。さらに、本実施例にかか
る上衣12では、肩パットが設けられていない。
(A)および図4(A)に示すように、上衣12のVゾ
ーン60を小さめにして、上衿61,下衿(ラペル)6
2を有する衿元が開くのを防ぐようにしている。この場
合、第1ボタン64の取付け位置を高い位置に配置する
ことによって、Vゾーン60を小さくしている。従来の
ビジネススーツを着用した場合では、座位姿勢におい
て、クリーズライン(ラペル折れ線)が浮き、前身頃の
打ち合わせが開いてしまい見栄えが悪くなるが、本実施
例ではそのようなことがない。さらに、本実施例にかか
る上衣12では、肩パットが設けられていない。
【0033】次に、ズボンについて、図7〜図8および
図9〜図11等を参照しながら説明する。図7は、本願
発明の一実施例にかかるズボンの一例を示す図解図であ
って、図7(A)はその正面図解図であり、図7(B)
はその左側面図解図であり、図7(C)はその背面図解
図である。
図9〜図11等を参照しながら説明する。図7は、本願
発明の一実施例にかかるズボンの一例を示す図解図であ
って、図7(A)はその正面図解図であり、図7(B)
はその左側面図解図であり、図7(C)はその背面図解
図である。
【0034】本実施例にかかるビジネススーツ10は、
ズボン66を含む。ズボン66は、前身頃68および後
身頃70を含む。前身頃68は、図7(A)に示すよう
に、左半身の前身頃68A(以下、左前身頃68Aとい
う。)および右半身の前身頃68B(以下、右前身頃6
8Bという。)を有する。後身頃70は、図7(C)に
示すように、左半身の後身頃70A(以下、左後身頃7
0Aという。)および右半身の後身頃70B(以下、右
後身頃70Bという。)を有する。
ズボン66を含む。ズボン66は、前身頃68および後
身頃70を含む。前身頃68は、図7(A)に示すよう
に、左半身の前身頃68A(以下、左前身頃68Aとい
う。)および右半身の前身頃68B(以下、右前身頃6
8Bという。)を有する。後身頃70は、図7(C)に
示すように、左半身の後身頃70A(以下、左後身頃7
0Aという。)および右半身の後身頃70B(以下、右
後身頃70Bという。)を有する。
【0035】ズボン66の左後身頃70Aには、膝の関
節部分に対応する位置に配置される膝部切替えライン7
2Aを含む。膝部切替えライン72Aは、立位姿勢で左
後身頃70Aの膝部分を曲げるためのものである。この
膝部切替えライン72Aから上の左後身頃70A部分
は、曲線状の接ぎライン72a,74aにより複数に区
画される。この場合、膝部切替えライン72Aは、その
一端が左後身頃70Aの合引76に到達し、その他端が
左後身頃70Aの内股縫目78に到達するように形成さ
れる。また、接ぎライン72a,74aは、膝部切替え
ライン72Aから縦方向に延び、ベルト(帯)80まで
到達するように形成される。
節部分に対応する位置に配置される膝部切替えライン7
2Aを含む。膝部切替えライン72Aは、立位姿勢で左
後身頃70Aの膝部分を曲げるためのものである。この
膝部切替えライン72Aから上の左後身頃70A部分
は、曲線状の接ぎライン72a,74aにより複数に区
画される。この場合、膝部切替えライン72Aは、その
一端が左後身頃70Aの合引76に到達し、その他端が
左後身頃70Aの内股縫目78に到達するように形成さ
れる。また、接ぎライン72a,74aは、膝部切替え
ライン72Aから縦方向に延び、ベルト(帯)80まで
到達するように形成される。
【0036】本実施例では、膝部切替えライン72Aか
ら上の左後身頃70A部分が、たとえば2つの曲線状の
接ぎライン72a,74aによって、たとえば3つの曲
面部82A,84A,86Aが区画される。さらに、膝
部切替えライン72Aから下には、左後身頃膝下部88
Aが区画される。同様にして、ズボン66の右後身頃7
0Bは、膝部切替えライン72Bおよび曲線状の接ぎラ
イン72b,74bを有し、膝部切替えライン72Bか
ら上の右後身頃70B部分には、図7(C)に示すよう
に、3つの曲面部82B,84B,86Bが形成され
る。さらに、膝部切替えライン72Bから下には、右後
身頃膝下部88Bが区画される。
ら上の左後身頃70A部分が、たとえば2つの曲線状の
接ぎライン72a,74aによって、たとえば3つの曲
面部82A,84A,86Aが区画される。さらに、膝
部切替えライン72Aから下には、左後身頃膝下部88
Aが区画される。同様にして、ズボン66の右後身頃7
0Bは、膝部切替えライン72Bおよび曲線状の接ぎラ
イン72b,74bを有し、膝部切替えライン72Bか
ら上の右後身頃70B部分には、図7(C)に示すよう
に、3つの曲面部82B,84B,86Bが形成され
る。さらに、膝部切替えライン72Bから下には、右後
身頃膝下部88Bが区画される。
【0037】図8は、図7(A),図7(B)および図
7(C)のズボンの左半身(左身)を構成する生地の要
部展開図解図であって、図8(A)はそのスボンにおけ
る前身頃の左半身(左身)を構成する生地の図解図であ
り、図8(B)はそのスボンにおける後身頃の左半身
(左身)を構成する生地の図解図であり、図8(C)は
図8(B)その分解図解図である。なお、ズボンにおけ
る前身頃の右半身および後身頃の右半身を構成する生地
の展開図解図は、図13に示すスボンの前身頃および後
身頃の左半身と線対称になるため、図示およびその説明
を省略している。
7(C)のズボンの左半身(左身)を構成する生地の要
部展開図解図であって、図8(A)はそのスボンにおけ
る前身頃の左半身(左身)を構成する生地の図解図であ
り、図8(B)はそのスボンにおける後身頃の左半身
(左身)を構成する生地の図解図であり、図8(C)は
図8(B)その分解図解図である。なお、ズボンにおけ
る前身頃の右半身および後身頃の右半身を構成する生地
の展開図解図は、図13に示すスボンの前身頃および後
身頃の左半身と線対称になるため、図示およびその説明
を省略している。
【0038】ズボン66の左半身は、図8(A),図8
(B),図8(C)に示すように、所定の形状に裁断さ
れた左前身頃68Aおよび左後身頃70Aを含む。さら
に、左後身頃70Aは、所定の形状に裁断された3つの
曲面部82A,84A,86Aと、左後身頃膝下部88
Aとを含む。
(B),図8(C)に示すように、所定の形状に裁断さ
れた左前身頃68Aおよび左後身頃70Aを含む。さら
に、左後身頃70Aは、所定の形状に裁断された3つの
曲面部82A,84A,86Aと、左後身頃膝下部88
Aとを含む。
【0039】左後身頃70Aにおいて、曲面部86Aの
ラインAと曲面部84AのラインBとが接ぎ合わされ、
曲面部84AのラインCと曲面部82AのラインDとが
接ぎ合わされる。また、曲面部86AのラインEと左後
身頃膝下部88A,曲面部84AのラインF1と左後身
頃膝下部88AのラインHとが接ぎ合わされ、曲面部8
4AのラインF2,曲面部82AのラインGと左後身頃
膝下部88AのラインIとが接ぎ合わされる。さらに、
曲面部82A,84A,86AのラインJ,K,Lとベ
ルト(帯)のラインMとが接ぎ合わされる。そして、図
8(B)に示すような左後身頃70Aが構成される。
ラインAと曲面部84AのラインBとが接ぎ合わされ、
曲面部84AのラインCと曲面部82AのラインDとが
接ぎ合わされる。また、曲面部86AのラインEと左後
身頃膝下部88A,曲面部84AのラインF1と左後身
頃膝下部88AのラインHとが接ぎ合わされ、曲面部8
4AのラインF2,曲面部82AのラインGと左後身頃
膝下部88AのラインIとが接ぎ合わされる。さらに、
曲面部82A,84A,86AのラインJ,K,Lとベ
ルト(帯)のラインMとが接ぎ合わされる。そして、図
8(B)に示すような左後身頃70Aが構成される。
【0040】本実施例では、左後身頃70Aにおいて、
曲面部86AのラインAと曲面部84AのラインBとが
接ぎ合わされることにより、図7,図8に示した曲線状
の接ぎライン74aが形成され、曲面部84Aのライン
Cと曲面部82AのラインDとが接ぎ合わされることに
より、曲線状の接ぎライン72aが形成される。同様
に、右後身頃70Bのにおいて、曲線状の接ぎライン7
2b,74bが形成される。また、曲面部82Aのライ
ンEと左後身頃膝下部88A,曲面部84AのラインF
1と左後身頃膝下部88AのラインHとが接ぎ合わされ
ることにより、図7(B),図7(C)に示した膝部切
替えライン72A,72Bが形成される。
曲面部86AのラインAと曲面部84AのラインBとが
接ぎ合わされることにより、図7,図8に示した曲線状
の接ぎライン74aが形成され、曲面部84Aのライン
Cと曲面部82AのラインDとが接ぎ合わされることに
より、曲線状の接ぎライン72aが形成される。同様
に、右後身頃70Bのにおいて、曲線状の接ぎライン7
2b,74bが形成される。また、曲面部82Aのライ
ンEと左後身頃膝下部88A,曲面部84AのラインF
1と左後身頃膝下部88AのラインHとが接ぎ合わされ
ることにより、図7(B),図7(C)に示した膝部切
替えライン72A,72Bが形成される。
【0041】さらに、左後身頃70AのラインNと左前
身頃68AのラインOとが接ぎ合わされて、合引76
(脇縫目)が形成され、後身頃70AのラインPと左前
身頃68AのラインQと接ぎ合わされて、内股縫目78
が形成される。そして、図7に示すように、前身頃68
のライン90A,90Bは、前折線(フロント・クリー
ズ)を形成し、後身頃70のライン92A,92Bは、
後折り線(バック・クリーズ)を形成している。左後身
頃70AのラインRは、左身頃および右身頃の縫着線
(尻縫目)を形成している。
身頃68AのラインOとが接ぎ合わされて、合引76
(脇縫目)が形成され、後身頃70AのラインPと左前
身頃68AのラインQと接ぎ合わされて、内股縫目78
が形成される。そして、図7に示すように、前身頃68
のライン90A,90Bは、前折線(フロント・クリー
ズ)を形成し、後身頃70のライン92A,92Bは、
後折り線(バック・クリーズ)を形成している。左後身
頃70AのラインRは、左身頃および右身頃の縫着線
(尻縫目)を形成している。
【0042】なお、膝部切替えライン72A,72B、
曲線状の接ぎライン72a,74a,72b,74b、
膝部切替えライン72A,72B、合引76(脇縫目)
および内股縫目78における縫い合わせ方法(縫い合わ
せ処理)の一例としては、図9(A)に示すような、た
とえば割りはぎ処理、あるいは、図9(B)に示すよう
な、たとえば片返し(片倒し)処理が施され、縫代の端
末処理としては、図10(A)に示すように、たとえば
オーバーロックミシンにより千鳥縫い処理が施される。
曲線状の接ぎライン72a,74a,72b,74b、
膝部切替えライン72A,72B、合引76(脇縫目)
および内股縫目78における縫い合わせ方法(縫い合わ
せ処理)の一例としては、図9(A)に示すような、た
とえば割りはぎ処理、あるいは、図9(B)に示すよう
な、たとえば片返し(片倒し)処理が施され、縫代の端
末処理としては、図10(A)に示すように、たとえば
オーバーロックミシンにより千鳥縫い処理が施される。
【0043】上述したように、本実施例では、うしろ膝
を曲げやすくするために、うしろ膝の関節部分に、切れ
目を入れて縫い合わせて、膝部切替えライン72A,7
2Bを配設すると共に、前折り線90A,90Bおよび
後折り線92A,92Bで見たときのズボン66の前後
を曲線で仕立てることで、膝のあまりを消している。さ
らに、臀部周りは、曲線状の接ぎライン72a,74
a,72b,74bによる立体裁断で分割された部位を
紙風船の構造で曲面部82A,84A,86A〜82
B,84B,86Bに仕立てることで、臀部周りにゆと
りを持たせることができ、その上、立位姿勢においても
何ら審美性を損なうことがない。
を曲げやすくするために、うしろ膝の関節部分に、切れ
目を入れて縫い合わせて、膝部切替えライン72A,7
2Bを配設すると共に、前折り線90A,90Bおよび
後折り線92A,92Bで見たときのズボン66の前後
を曲線で仕立てることで、膝のあまりを消している。さ
らに、臀部周りは、曲線状の接ぎライン72a,74
a,72b,74bによる立体裁断で分割された部位を
紙風船の構造で曲面部82A,84A,86A〜82
B,84B,86Bに仕立てることで、臀部周りにゆと
りを持たせることができ、その上、立位姿勢においても
何ら審美性を損なうことがない。
【0044】また、本実施例では、図7,図8に示すよ
うに、ズボン66の尻ぐり(後縫目)のラインRを傾倒
させ、且つ、前股上のラインSよりも、後股上を長く形
成している。そのため、臀部周りにさらにゆとりができ
る。この場合、ベルト(帯)80部分を曲線状にするこ
とでも、後股上を深くしているので、より一層、ゆった
りとした仕立てで、楽な座位姿勢がとれる。さらに、ズ
ボン66の前身頃68の裾前中心94を後身頃70の裾
後中心94よりも下方に配置される。言いかえると、ズ
ボン66の裾上げは、逆モーニングカットで、前裾を長
くして、前裾が吊り上がらないようにしている。
うに、ズボン66の尻ぐり(後縫目)のラインRを傾倒
させ、且つ、前股上のラインSよりも、後股上を長く形
成している。そのため、臀部周りにさらにゆとりができ
る。この場合、ベルト(帯)80部分を曲線状にするこ
とでも、後股上を深くしているので、より一層、ゆった
りとした仕立てで、楽な座位姿勢がとれる。さらに、ズ
ボン66の前身頃68の裾前中心94を後身頃70の裾
後中心94よりも下方に配置される。言いかえると、ズ
ボン66の裾上げは、逆モーニングカットで、前裾を長
くして、前裾が吊り上がらないようにしている。
【0045】また、本実施例では、ズボン66の脇ポケ
ットおよび後ポケットが設けられていない。そのため、
それらのポケットを配設した場合に比べて、脇ポケット
および後ポケットの部位とその近傍における通気性が良
くなると共に、それらの部位と身体との密着性も緩和さ
れる。つまり、着用者が車椅子に長時間着座していて
も、床ずれを防止できる。
ットおよび後ポケットが設けられていない。そのため、
それらのポケットを配設した場合に比べて、脇ポケット
および後ポケットの部位とその近傍における通気性が良
くなると共に、それらの部位と身体との密着性も緩和さ
れる。つまり、着用者が車椅子に長時間着座していて
も、床ずれを防止できる。
【0046】本実施例にかかるスーツ10の上衣12で
は、後身頃中央接ぎライン18、左後身頃切替えライン
22および右後身頃切替えライン26の位置で生地が接
ぎ合わされることによって後身頃16(背)が構成され
るため、後身頃16(背)全体にふくらみが構築され
る。そのため、このスーツ10の上衣12は、着用者が
車椅子に着座したときの背中の丸みを包み込み、着心地
がよいものとなる。しかも、車椅子をこいだときの肘お
よび肩の動きに対応・追従する運動機能性に優れている
ため、図12,図13に示すような従来のスーツを着用
した場合に比べて、背中部分の突っ張り感がなく、必要
な運動量を確保できる。本実施例では、特に、左後身頃
切替えライン22,右後身頃切替えライン26の一部が
着用者の肩甲骨に略沿うように配置されるので、車椅子
をこぐときの肘および肩の回転運動がスムーズに行われ
る。また、肩パットを設けていないため、上衣の軽量化
が図られると共に、車椅子をこぐときの肩の動きに対す
る抵抗を軽減することができる。
は、後身頃中央接ぎライン18、左後身頃切替えライン
22および右後身頃切替えライン26の位置で生地が接
ぎ合わされることによって後身頃16(背)が構成され
るため、後身頃16(背)全体にふくらみが構築され
る。そのため、このスーツ10の上衣12は、着用者が
車椅子に着座したときの背中の丸みを包み込み、着心地
がよいものとなる。しかも、車椅子をこいだときの肘お
よび肩の動きに対応・追従する運動機能性に優れている
ため、図12,図13に示すような従来のスーツを着用
した場合に比べて、背中部分の突っ張り感がなく、必要
な運動量を確保できる。本実施例では、特に、左後身頃
切替えライン22,右後身頃切替えライン26の一部が
着用者の肩甲骨に略沿うように配置されるので、車椅子
をこぐときの肘および肩の回転運動がスムーズに行われ
る。また、肩パットを設けていないため、上衣の軽量化
が図られると共に、車椅子をこぐときの肩の動きに対す
る抵抗を軽減することができる。
【0047】さらに、本実施例にかかるスーツ10のズ
ボン66では、後身頃70に膝部切替えライン72A,
72Bが設けられるので、立位姿勢においては後身頃7
0の膝部分が曲がった状態となる。そのため、車椅子に
着座したときには、膝のあまりを解消することができ
る。さらに、膝部切替えライン72A,72Bから上の
後身頃70部分が曲線状の接ぎライン72a,74a,
72b,74bにより複数に区画されるため、腰周りか
ら臀部周りにかけて、紙風船状の丸みをもった立体的空
間を確保することができる。そのため、車椅子に着座し
たときの臀部周りは、身体に密着することなく、ゆとり
をもった状態で座位姿勢を維持することができる。
ボン66では、後身頃70に膝部切替えライン72A,
72Bが設けられるので、立位姿勢においては後身頃7
0の膝部分が曲がった状態となる。そのため、車椅子に
着座したときには、膝のあまりを解消することができ
る。さらに、膝部切替えライン72A,72Bから上の
後身頃70部分が曲線状の接ぎライン72a,74a,
72b,74bにより複数に区画されるため、腰周りか
ら臀部周りにかけて、紙風船状の丸みをもった立体的空
間を確保することができる。そのため、車椅子に着座し
たときの臀部周りは、身体に密着することなく、ゆとり
をもった状態で座位姿勢を維持することができる。
【0048】なお、上述の実施例にかかる上衣12で
は、2つの左後身頃切替えライン22および右後身頃切
替えライン26によって、左後身頃16Aに2つの第1
の左後身頃34a,第2の左後身頃36aが形成され、
右後身頃16Bにさらに2つの第1の右後身頃34b,
第2の右後身頃36bが形成されたが、左後身頃切替え
ラインおよび右後身頃切替えラインの数は、左後身頃1
6A側および右後身頃16B側に、それぞれ、2つ以上
形成されてもよい。
は、2つの左後身頃切替えライン22および右後身頃切
替えライン26によって、左後身頃16Aに2つの第1
の左後身頃34a,第2の左後身頃36aが形成され、
右後身頃16Bにさらに2つの第1の右後身頃34b,
第2の右後身頃36bが形成されたが、左後身頃切替え
ラインおよび右後身頃切替えラインの数は、左後身頃1
6A側および右後身頃16B側に、それぞれ、2つ以上
形成されてもよい。
【0049】また、上述の実施例にかかるズボン66で
は、膝部切替えライン72A,72Bから上の後身頃7
0部分が4つの曲線状の接ぎライン72a,74a,7
2b,74bにより、6つの曲面部82A,84A,8
6A,82B,84B,86Bに区画されたが、曲線状
の接ぎラインの数は、左後身頃70A側および右後身頃
70B側に、それぞれ、3つ以上形成されてもよく、ま
た、左後身頃70A側および右後身頃70B側に、それ
ぞれ、1つずつ形成されても良い。
は、膝部切替えライン72A,72Bから上の後身頃7
0部分が4つの曲線状の接ぎライン72a,74a,7
2b,74bにより、6つの曲面部82A,84A,8
6A,82B,84B,86Bに区画されたが、曲線状
の接ぎラインの数は、左後身頃70A側および右後身頃
70B側に、それぞれ、3つ以上形成されてもよく、ま
た、左後身頃70A側および右後身頃70B側に、それ
ぞれ、1つずつ形成されても良い。
【0050】さらに、上述の実施例にかかるズボン66
では、脇ポケットおよび後ポケットの双方を設けないよ
うにしたが、いずれか一方のポケットだけを設けないよ
うにしてもよい。
では、脇ポケットおよび後ポケットの双方を設けないよ
うにしたが、いずれか一方のポケットだけを設けないよ
うにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】本願発明によれば、車椅子に乗った状態
での着心地や運動機能性に優れたスーツが得られる。
での着心地や運動機能性に優れたスーツが得られる。
【図1】本願発明の一実施例にかかる上衣の一例を示す
図解図であって、図1(A)はその正面図解図であり、
図1(B)はその背面図解図である。
図解図であって、図1(A)はその正面図解図であり、
図1(B)はその背面図解図である。
【図2】図1(A),図1(B)の上衣における左半身
(左身)の要部を構成する生地の展開図解図である。
(左身)の要部を構成する生地の展開図解図である。
【図3】図3は、図1(A)および図1(B)の上衣に
おける左袖を示す図解図であって、図3(A)はその山
袖および下袖を構成する生地の展開図解図であり、図3
(B)はその右側面図解図である。
おける左袖を示す図解図であって、図3(A)はその山
袖および下袖を構成する生地の展開図解図であり、図3
(B)はその右側面図解図である。
【図4】図1(A),図1(B)の上衣の要部を示す図
解図であって、図4(A)はその正面図解図であり、図
4(B)はその背面図解図である。
解図であって、図4(A)はその正面図解図であり、図
4(B)はその背面図解図である。
【図5】図1(A),図1(B)の上衣における他の要
部(袖口部分)を示す図解図であって、図5(A)はそ
の袖口部分を閉じた状態を示す要部図解図であり、図5
(B)はその袖口部分を開いた状態を示す要部図解図で
ある。
部(袖口部分)を示す図解図であって、図5(A)はそ
の袖口部分を閉じた状態を示す要部図解図であり、図5
(B)はその袖口部分を開いた状態を示す要部図解図で
ある。
【図6】図5に示す袖口部分を袖内側から見たところを
示し、裏地を一部破断した要部図解図である。
示し、裏地を一部破断した要部図解図である。
【図7】本願発明の一実施例にかかるズボンの一例を示
す図解図であって、図7(A)はその正面図解図であ
り、図7(B)はその左側面図解図であり、図7(C)
はその背面図解図である。
す図解図であって、図7(A)はその正面図解図であ
り、図7(B)はその左側面図解図であり、図7(C)
はその背面図解図である。
【図8】図8は、図7(A),図7(B)および図7
(C)のズボンを構成する生地の要部展開図解図であっ
て、図8(A)はそのスボンにおける前身頃の左半身
(左身)を構成する生地の図解図であり、図8(B)は
そのスボンにおける後身頃の左半身(左身)を構成する
生地の図解図であり、図8(C)は図8(B)の分解図
解図である。
(C)のズボンを構成する生地の要部展開図解図であっ
て、図8(A)はそのスボンにおける前身頃の左半身
(左身)を構成する生地の図解図であり、図8(B)は
そのスボンにおける後身頃の左半身(左身)を構成する
生地の図解図であり、図8(C)は図8(B)の分解図
解図である。
【図9】本願発明の一実施例にかかる上衣およびズボン
における布の縫代処理の一例を示す図解図であって、図
9(A)は割りはぎによる縫い合わせ方法を示す要部図
解図であって、図9(B)は片返しによる縫い合わせ方
法を示す要部図解図である。
における布の縫代処理の一例を示す図解図であって、図
9(A)は割りはぎによる縫い合わせ方法を示す要部図
解図であって、図9(B)は片返しによる縫い合わせ方
法を示す要部図解図である。
【図10】本願発明の一実施例にかかる上衣およびズボ
ンにおける布の裁目処理の一例を示す図解図であって、
図10(A)はオーバーロックミシンによる裁目処理を
示す要部図解図であって、図10(B)はパイピングに
よる裁目処理を示す要部図解図である。
ンにおける布の裁目処理の一例を示す図解図であって、
図10(A)はオーバーロックミシンによる裁目処理を
示す要部図解図であって、図10(B)はパイピングに
よる裁目処理を示す要部図解図である。
【図11】本願発明の一実施例にかかる上衣の肩縫い等
に用いられるイセ込み処理の一例を示す要部図解図であ
る。
に用いられるイセ込み処理の一例を示す要部図解図であ
る。
【図12】本願発明の背景となる従来のビジネススーツ
における上衣の左半身(左身)を構成する生地の展開図
解図である。
における上衣の左半身(左身)を構成する生地の展開図
解図である。
【図13】本願発明の背景となる従来のビジネススーツ
におけるズボンの左半身(左身)を構成する生地の展開
図解図であって、図13(A)はそのスボンにおける前
身頃の左半身(左身)を構成する生地の図解図であり、
図13(B)はそのズボンにおける後身頃の左半身(左
身)を構成する生地の図解図である。
におけるズボンの左半身(左身)を構成する生地の展開
図解図であって、図13(A)はそのスボンにおける前
身頃の左半身(左身)を構成する生地の図解図であり、
図13(B)はそのズボンにおける後身頃の左半身(左
身)を構成する生地の図解図である。
10 スーツ
12 上衣
14 上衣の前身頃
16 上衣の後身頃
18 後身頃中央接ぎライン
20,24 脇縫目
22 左後身頃切替えライン
26 右後身頃切替えライン
28 肩縫
30 後身頃裾線
38A,38B 袖
38a,38b 袖口
56A,56B 面ファスナ
66 ズボン
68 ズボンの前身頃
70 ズボン後身頃
72A,72B 膝部切替えライン
72a,72b,74a,74b 曲線状の接ぎライン
76 合引
78 内股縫目
82A,82B,84A,84B,86A,86B 曲
面部 94 ズボンの前裾中心 96 ズボンの後裾中心 A〜S ライン
面部 94 ズボンの前裾中心 96 ズボンの後裾中心 A〜S ライン
Claims (11)
- 【請求項1】 後身頃、 前記後身頃の中央に配置され、背縫線を構成する後身頃
中央接ぎライン、 前記後身頃中央接ぎラインと左半身の脇縫目との間に配
置され、左半身の後身頃をその幅方向の中間部で切替え
る左後身頃切替えライン、および前記後身頃中央接ぎラ
インと右半身の脇縫目との間に配置され、右半身の後身
頃をその幅方向の中間部で切替える右後身頃切替えライ
ンを具備することを特徴とする上衣を含む、スーツ。 - 【請求項2】 前記左後身頃切替えラインおよび前記右
後身頃切替えラインは、それぞれ、少なくともその一部
が着用者の肩甲骨に略沿うように配置されることを特徴
とする、請求項1に記載のスーツ。 - 【請求項3】 前記左後身頃切替えラインおよび前記右
後身頃切替えラインは、それぞれ、その一端が肩縫まで
達し、その他端が後身頃裾線まで達することを特徴とす
る、請求項1または請求項2に記載のスーツ。 - 【請求項4】 面ファスナにより開閉自在となる袖口を
有することを特徴とする袖をさらに含む、請求項1〜請
求項3のいずれかに記載のスーツ。 - 【請求項5】 肩パットを設けないことを特徴とする、
請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスーツ。 - 【請求項6】 後身頃、および前記後身頃の膝の関節部
分に対応する位置に配置され、立位姿勢で後身頃の膝部
分を曲げるための膝部切替えラインを含み、 前記膝部切替えラインから上の前記後身頃部分が曲線状
の接ぎラインにより複数に区画されたことを特徴とする
ズボンを含む、スーツ。 - 【請求項7】 前記膝部切替えラインから上の前記後身
頃部分は、複数の接ぎラインによって、少なくとも4つ
以上に区画されることを特徴とする、請求項6に記載の
スーツ。 - 【請求項8】 前記膝部切替えラインは、その一端が前
記後身頃の合引に達し、その他端が前記後身頃の内股縫
目に達することを特徴とする、請求項6または請求項7
に記載のスーツ。 - 【請求項9】 前記ズボンの尻ぐり(後縫目)を傾倒さ
せ、且つ、前股上よりも後股上を長く形成したことを特
徴とするズボンを含む、請求項6〜請求項8のいずれか
に記載のスーツ。 - 【請求項10】 前記後身頃と縫着される前身頃を含
み、前記前身頃の裾前中心を前記後身頃の裾後中心より
も下方に配置することを特徴とするズボンを含む、請求
項6〜請求項9のいずれかに記載のスーツ。 - 【請求項11】 脇ポケットおよび/または後ポケット
を設けないことを特徴とする、請求項6〜請求項10の
いずれかに記載のスーツ。
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