JP3206094U - 車椅子使用者用の長袖上着およびこれを用いたスーツ - Google Patents

車椅子使用者用の長袖上着およびこれを用いたスーツ Download PDF

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Abstract

【課題】袖口が損傷されにくくした車椅子使用者用の長袖上着、およびこの上着を用いた車椅子使用者用のスーツを提供する。【解決手段】スーツSを構成する上着S2における袖口の外周面に、車椅子1のハンドリムあるいは車輪3に接触したときの摩耗を防止するための袖口用補強布51が設けられる。肘部の外周面に肘用補強布52を設けたり、脇下用の補強布53を設けることが好ましい。またスーツ用のズボンS1は、膝部分の後部から側部に渡って内側に向けて余り部が位置するようにダーツ21が形成されることにより、側面視において、膝部から下方部分の後折り線が上方部分に対して後方に向けて屈曲される。【選択図】図1

Description

本考案は、車椅子使用者用の長袖上着およびこれを用いたスーツに関するものである。
車椅子使用者にあっては、車輪を駆動させるためにハンドリムを操作する際に、上半身に大きな動きを伴うことになる。特許文献1には、車椅子使用者用が着用するスーツ用の上着として、着心地や運動機能性を向上させたものが開示されている。
特開2003−147610号公報
ところで、車椅子使用者用の長袖上着、例えばスーツ用の上着にあっては、ハンドリムを操作して車輪を駆動させる際に、袖口がハンドリムや車輪に触れて、損傷されやすいものとなる。
本考案は以上のような事情を勘案してなされたもので、その第1の目的は、袖口が損傷されにくくした車椅子使用者用の長袖上着を提供することにある。本考案の第2の目的は、上記長袖上着を含む車椅子使用者用のスーツを提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案における車椅子使用者用の長袖上着にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
車椅子使用者用の長袖上着であって、
袖口の外周面に、車椅子のハンドリムあるいは車輪に接触したときの摩耗を防止するための袖口用補強布が設けられている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、車椅子使用者が、車椅子に乗った状態でハンドリムを操作した際に袖口がハンドリムや車輪に接触しても、袖口用補強布によってその損傷が防止あるいは抑制されることになる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2〜請求項9に記載のとおりである。すなわち、
前記袖口用補強布が、袖口の全周囲のうち、内袖に相当する部分にのみ設けられている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、袖口用補強布を、内袖と外袖とに跨がって位置させる場合に比して、袖の製作が容易となる。また、車椅子使用者は、車椅子に乗った状態では周囲の者によって側方から目視されやすいが、側方から目視されにくい部分に袖口用補強布が位置されることとなって、見栄えをよくする上でも好ましいものとなる。
袖の肘部分の外周面に、車椅子と接触したときの摩耗を防止する肘用補強布が設けられている、ようにしてある(請求項3対応)。この場合、肘部分は、車椅子の車輪やアームレストを接触される可能性が高い部位となるが、肘用補強布によって、肘部分の損傷を防止あるいは抑制することができる。
脇下部分の外周面に、車椅子のハンドリムを操作したときの擦れを防止する脇下用補強布が設けられている、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、ハンドリムを操作する際に、脇下部分が擦れやすいものとなるが、脇下用補強布を設けておくことにより、脇下部分の損傷を防止あるいは抑制することができる。
前記脇下用補強布が、袖の付け根部分の外周面に設けられた第1補強布と、該第1補強布と対向するように身丈の側部外周面に設けられた第2補強布と、によって構成されている、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、擦れやすい脇下部分の損傷をより一層効果的に防止あるいは抑制することができる。
袖口の外周面に、車椅子と接触したときの摩耗を防止する袖口用補強布が設けられ、
袖の肘部分の外周面に、車椅子と接触したときの摩耗を防止する肘用補強布が設けられ、
脇下部分の外周面に、車椅子のハンドリムを操作したときの擦れを防止する脇下用補強布が設けられ、
前記脇下用補強布が、袖の付け根部分の外周面に設けられた第1補強布と、該第1補強布と対向するように身丈の側部外周面に設けられた第2補強布と、によって構成されている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、請求項3〜請求項5に対応した効果を全て得ることができる。
長袖上着がスーツ用とされている、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、損傷されやすいスーツ用の上着において、その損傷を防止する上で好ましいものとなる。
前身丈の下端位置が袖口の下端付近となるように前身丈が短くされている、ようにしてある(請求項8対応)。この場合、ハンドリムを操作した際に、前身丈が捲れ上がってしまう事態を防止あるいは抑制する上で好ましいものとなる。
サイドベンツを有しないものとされている、ようにしてある(請求項9対応)。この場合、請求項8に対応した効果と同様の効果を得る上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本発明における車椅子使用者用のスーツにあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項10に記載のように、
長袖の上着とズボンとからなる車椅子使用者用のスーツであって、
上着の袖口の外周面に、車椅子のハンドリムあるいは車輪に接触したときの摩耗を防止するための袖口用補強布が設けられ、
ズボンの膝部分の後部から側部に渡って内側に向けて余り部が位置するようにダーツが形成されることにより、側面視において、後折り線が膝部から下方部分が上方部分に対して後方に向けて屈曲されている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、請求項1、請求項7に対応した効果を得ることができる。また、車椅子に乗ったときの着座姿勢において、屈曲されている膝部分での衣服の余りが外方へ大きく脹らんでしまうことをダーツを形成しておくことによって防止あるいは抑制して、ズボンの見栄えを良くすることができる。
本考案によれば、袖口が損傷されにくい車椅子使用者用の長袖上着を提供することができる。また、上記長袖上着を含む車椅子使用者用のスーツのズボンにおいて、車椅子に乗った着座姿勢での膝部分の見栄えをよくすることができる。
車椅子使用者としての男性が、スーツを着て車椅子に座っている状態を示す図。 本考案によるスーツ用ズボンの側面図。 図2に示すズボンの正面図。 図2に示すズボンの背面図。 図2に示すズボンを作成する際に用いる後身頃用となる生地の展開図。 図2に示すズボンを作成する際に用いる前身頃用となる生地の展開図。 本考案によるスーツ用上着の前方斜視図。 図7に示すスーツ用上着の後方斜視図。 図7に示すスーツ用上着の袖をまくり上げて脇下の状態を示す図。 図7に示すスーツ用上着を作成する際に用いる内袖用の生地を、肘用補強布と共に示す展開図。
図1において、1は車椅子である。車椅子1は、既知のように、着座シート2、左右一対の駆動用の車輪3、左右一対のキャスタ4(一方のキャスタ図示略)、フットレスト5、アームレスト6等を有する。そして、車輪3の直外方には、円環状のハンドリム(駆動操作部)7が配設されている。車椅子使用者Mは、着座シート2に座り、足をフットレスト5に置いた状態で、ハンドリム7を操作して車輪3を回転駆動することにより、車椅子1と共に移動することになる。
図1では、車椅子使用者MがスーツSを着用した状態が示される。スーツSのズボンがS1で示され、上着がS2で示される。以下、ズボンS1、上着S2について説明するが、まずズボンS1について説明することとする。
車椅子1での着座姿勢では、ズボンS1における膝部が大きく屈曲されることから、衣服の余りが左右の外側にはみ出る(脹らむ)こととなり、そのままでは見栄えが悪いものとなる。このため、ズボンS1においては、後述するように、膝部での衣服の余りを無くして、見栄えが良くなるようにしてある。
本考案が適用されたズボンS1について、図2〜図4を参照しつつ説明する。まず、ズボンS1は、健常者用となる一般的なスーツ用のズボンと同様に、左右の前身頃11と左右の後身頃12とを縫い合わせることにより形成されている。前身頃11と後身頃12との外側の接ぎラインが符号13で示され、内側の接ぎラインも外側の接ぎライン13と同様とされている。なお、図中、14は前折り線、15は後折り線である。また、16はベルト部である。
左右の後身頃12には、その膝部に相当する位置において、後部から左右側部に渡って伸びるダーツ21が形成されている(施されている)。ダーツ21は、実施形態では3本形成されている。ダーツ21は、衣服(生地)の余りが内方側に位置するように形成されている。
ダーツ21の形成によって、ズボンS1は、図2に示す側面視から理解されるように、後折り線15が、膝部から下方部分15aが、上方部分15bに対して後方に向けて屈曲(湾曲)されたものとなる。また、前折り線14も、後折り線15に対応して、膝部よりも下方部分14aが、上方部分14bに対して後方へ屈曲(湾曲)されたものとなる。後折り線15の下方部分15aと上方部分15bとがなす屈曲角度は、例えば140度〜180度程度の範囲でもって適宜選択でき、実施形態では略160度とされている。勿論、ダーツ21の本数は適宜選択できるが、1本のみだと衣服の余りを十分に除去することが難しいことから、少なくとも2本、好ましくは3本以上形成しておくのが好ましい。
前身頃11用の生地31が図6に示され、後身頃12用の生地32が図5に示される。なお、図5、図6中、破線で示す部分が、縫い目あるいは他の生地との接ぎラインとなる。ダーツ21を形成するための縫い目が符号21aと21bとで示される。21aと21bとを縫い合わせることにより、その間の余り部がズボンの内部に向けて突出される。つまり、ズボンS1の外部には、ダーツ21を形成することに伴う余り部が突出しないことになる。
図5において、ダーツ幅t1が例えば2.5cmとされ、ダーツ21同士の間隔t2が例えば1.25cmとされ、ダーツ21の縫い始めおよび縫い終わりの裁ち切りからの間隔t3、t4がそれぞれ例えば3.0cmとしてある。
ズボンS1においては、図2に示すように、その裾端17が、前下がりとなるように形成されている(逆モーニングカット)。前下がりの度合いは、例えば、後折り線15の下端を通り、前折り線14と直角をなす基準線αに対してなす裾端17の角度θ1が、例えば10度〜20度となるように設定され、実施形態では角度θ1が15度程度とされている。
ズボンS1において、図3に示すように、その前立ての上端位置18が、尻繰りの上端位置19よりも下方に位置されている。この点について説明すると、まず、机上等の平坦面上に、尻繰りの上に前立てが重なるようにした畳み状態において、ズボンS1の左右端(腰骨付近に相当)同士を結ぶ基準線をβとする。このとき、基準線βに対して、前立ての上端位置18が5cm以上(実施形態では6cm)下方に位置するように設定されている。また、基準線βに対して、尻繰りの上端位置19が5cm以上(実施形態では6cm)上方に位置されている。
図2、図4に示すように、後身頃15には、尻ポケット用の飾り20が形成されている。飾り20は、尻ポケットの開口部を縁取る形状とされている。ただし、尻ポケットの袋部は有しないものとされて、飾り20のみを有している(飾りポケットの設定)。
以上のような構成のズボンS1を車椅子使用者Mが直用して、図1に示すように車椅子1に着座した状態を考える。このとき、ダーツ21の形成によって、膝部分が外側に脹れるような衣服の余りが殆ど生じないものとなり、見栄えがよいものとなる。また、裾端17が前下がりとされていることにより、ズボンS1の前裾が上方へ大きく持ち上がってしまって、車椅子使用者Mの足首等が大きく露出してしまう事態が防止される。
前立ての上端位置18が、十分に下方に位置されていることから、車椅子使用者Mの下腹部分において、衣服が余って上方へ膨れてしまうことが防止され、この前立て部分での見栄えも良好になる。
尻繰りの上端位置19が、十分に上方に位置されていることから、ハンドリム7を操作している際に、尻繰りがずり下がってしまう事態が防止される。尻ポケットは、飾り20を有するのみで袋部を有しないことから、長時間の着座においても、尻ポケットの袋部を押しつけている際に感じやすい違和感というものをなんら感じさせないものとなる。
ここで、ダーツ21の形成に代えて、後身頃15のうち膝部分でその一部を切り欠いたり、複数に分断された生地を縫い合わせることにより後身頃15を形成することにより、着座姿勢のときの膝部での衣服の余りを防止することも考えられる。しかしながら上記のように、後身頃15を構成する生地そのものを部分的にでも裁断して構成することは、裁断の手間や裁断された後の縫製に手間を要する他、その後の修正や調整等が困難になる場合もあり、好ましくないものである。
次に、ズボンS1と共に使用して好適な上着S2について、図7〜図9を参照しつつ説明する。上着S2の特徴として、袖口と、肘部と、脇下との3箇所において、補強布をあてがったものとなっている。すなわち、袖口用の補強布が符号51で示され、肘部用の補強布が符号52で示され、脇下用の補強布が符号53で示される。各補強布51〜53は、車椅子使用者Mが、車椅子を駆動する際の動きによって摩耗しやすい位置に設けてある。
補強布51〜53は、例えば、上着S2を構成する布地と同じものを使用することもできるが、摩耗に強い布地となる皮革を用いることもでき、実施形態では人工皮革(商品名:セクセーヌを使用)を用いてある。
袖口用の補強布51は、実施形態では、袖口外周面に、その周回り方向全長に渡って環状に設けてある。補強布51の幅は、例えば1〜4cm程度とすることができる。袖口の摩耗は、特にハンドリム7を操作する際に、袖口の内側の側面(車椅子使用者Mに臨む側の面)で生じやすい一方、袖口の外側の側面では生じにくいことから、補強布51を、袖口の内側の側面にのみ設けるようにしてもよい(補強布51が、袖口の周回り方向において、内側の側面に対応した略180度程度の範囲のみ設けられる設定)。
肘用の補強布52は、肘を中心とする大きな面積範囲に渡って設けられている。肘部分は、車輪3やアームレスト6に接触される可能性が高く、補強布52を設けておくことにより、肘部分での摩耗防止の上で好ましいものとなる。
肘用の補強布52について、図10を参照しつつさらに詳細に説明する。図10中、41は、内袖用の生地であり、破線はその縫い目を示す。図中、γ1は、生地41の上下方向中心線であり、γ2は、生地41の巾方向中心線であり、その交点が符号x1で示される。補強布52は、上下方向を長円とする略楕円形状とされていて、その中心が符号x2で示される。中心x2は、肘の突端(肘を曲げたときにもっとも突出する部分)に位置するようにされて、中心x1に対して、上下方向においては袖口側に1cm程度オフセットされ、巾方向においては内袖縫い側へ1cm程度オフセットされている。補強布52は、生地41に対して縫合されている。このように、補強布52を内袖用生地41のみに設けることにより、外袖に跨がって補強布52を設ける場合に比して、袖の製作を容易に行う上で好ましいものとなる。
脇下用の補強布53は、車椅子Mがハンドリム7を操作する際に、擦れやすい部分となる。補強布53を設けておくことにより、脇下部分での摩耗防止の上で好ましいものとなる。補強布53は、実施形態では、袖の付け根部分に設けた第1補強布53Aと、身丈の側面上部に設けた第2補強布53Bとの分割構成とされている。脇下用の補強布53(53A、53B)は、擦れる部分の面積範囲が小さいことから、肘用の補強布52に比して、十分に小さい面積のものとされている。
上着S2においては、前丈(前身丈)が長いと、着座姿勢のときに前丈が不必要に余って、上方へと膨らみやすくなって体裁が悪くなるばかりでなく、車椅子1を操作する際に捲れ上がって邪魔になる。よって、上着S2においては、前丈を十分に短くしてあり(実施形態では、前丈の下端位置を、袖口の下端位置とほぼ同じに設定)、またフロントを大きめにカットしてある。さらに、サイドベンツなしとされ(ノーベンツ)、また脇ポケット61はスレンダーポケットとしてある。以上に加えて、図示を略すが、前身頃のラペル部分へゴージカットを入れて、ラペル浮きを抑えるようにしてある。
なお、本考案とは直接的には関係しないが、視覚障害者(盲目者、弱視者)が衣服を着用する場合、その前後がすぐにはわかりずらい場合がある。前後を手の感触によって識別できるように、例えば、スカートにあっては、例えば帯内側の前等の適宜の位置に、前側を示す(逆の見方をすれば後側を示す)紋章等の飾りを付けたり刺繍しておくことができる。同様の観点から、衣服の裏表の識別のために、例えば表側(あるいは裏側)を示す識別標識を施しておくこともできる。
また、スーツ等、上下の組み合わせで着用される衣服にあっては、その組み合わせを手の感触で識別できるように、同じ手触りとなる識別用の標識を、組となる上下の衣服の特定位置(例えば上着においては内ポケット付近、ズボンやスカートではベルト帯やポケット部分)に、紋章等の識別標識を付けたり、刺繍しておくことができる。勿論、別の組となる衣服には、別の手触りとなる識別標識を付しておくことになる。前述した各種の識別標識は、デザインを工夫して、衣服の表側に露出させるようにして、積極的に衣服の飾りとして利用することもできる。
以上実施形態について説明したが、本考案は、実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。上着S2は、スーツ用に限らず、ジャケットであってもよく、また男性用に限らず女性用であってもよい。同様に、上着S2と共に用いられるズボンS1は、男性用に限らず女性用であってもよい。勿論、本考案の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本考案における長袖上着は、ハンドリムを操作する際の袖口の損傷を補強布によって防止あるいは抑制することができ、この長袖上着を含むスーツにあっては着座姿勢のときの膝部の体裁が良いものとなり、車椅子使用者用として好適である。
M:車椅子使用者
1:車椅子
2:シート
3:車輪
5:フットレスト
6:アームレスト
7:ハンドリム
S1ズボン
11:前身頃
12:後身頃
13:接ぎライン
14:前折り線
14a:下方部分
14b:上方部分
15:後折り線
15a:下方部分
15b:上方部分
17:裾端
18:前立ての上端位置
19:尻繰りの上端位置
20:飾り(飾りポケット用)
21:ダーツ
21a:縫い目(ダーツ形成用)
21b:縫い目(ダーツ形成用)
31:生地(前身頃用)
32:生地(後身頃用)
S2:上着
51:補強布(袖口用)
52:補強布(肘用)
53:補強布(脇下用)
53A:第1補強布
53B:第2補強布

Claims (10)

  1. 車椅子使用者用の長袖上着であって、
    袖口の外周面に、車椅子のハンドリムあるいは車輪に接触したときの摩耗を防止するための袖口用補強布が設けられている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  2. 請求項1において、
    前記袖口用補強布が、袖口の全周囲のうち、内袖に相当する部分にのみ設けられている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  3. 請求項1または請求項2において、
    袖の肘部分の外周面に、車椅子と接触したときの摩耗を防止する肘用補強布が設けられている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    脇下部分の外周面に、車椅子のハンドリムを操作したときの擦れを防止する脇下用補強布が設けられている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  5. 請求項4において、
    前記脇下用補強布が、袖の付け根部分の外周面に設けられた第1補強布と、該第1補強布と対向するように身丈の側部外周面に設けられた第2補強布と、によって構成されている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  6. 請求項1において、
    袖口の外周面に、車椅子と接触したときの摩耗を防止する袖口用補強布が設けられ、
    袖の肘部分の外周面に、車椅子と接触したときの摩耗を防止する肘用補強布が設けられ、
    脇下部分の外周面に、車椅子のハンドリムを操作したときの擦れを防止する脇下用補強布が設けられ、
    前記脇下用補強布が、袖の付け根部分の外周面に設けられた第1補強布と、該第1補強布と対向するように身丈の側部外周面に設けられた第2補強布と、によって構成されている、
    ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
    長袖上着がスーツ用とされている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  8. 請求項7において、
    前身丈の下端位置が袖口の下端付近となるように前身丈が短くされている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  9. 請求項7または請求項8において、
    サイドベンツを有しないものとされている、ことを特徴とする車椅子使用者用の長袖上着。
  10. 長袖の上着とズボンとからなる車椅子使用者用のスーツであって、
    上着の袖口の外周面に、車椅子のハンドリムあるいは車輪に接触したときの摩耗を防止するための袖口用補強布が設けられ、
    ズボンの膝部分の後部から側部に渡って内側に向けて余り部が位置するようにダーツが形成されることにより、側面視において、後折り線が膝部から下方部分が上方部分に対して後方に向けて屈曲されている、
    ことを特徴とする車椅子使用者用のスーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110959928A (zh) * 2019-12-04 2020-04-07 北京服装学院 一种轮椅用雨衣

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