JP2003148108A - サーボ弁システム及びその動作方法 - Google Patents
サーボ弁システム及びその動作方法Info
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- Servomotors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 一の制御系が故障しても、制御対象の制御量
が変化しにくいサーボ弁システムを提供する。 【解決手段】 制御対象3の制御量に基づいてサーボ弁
2を制御する複数のサーボ制御系1A、1B、1Cのそ
れぞれの故障を検出する故障検出器8A、8B、8Cを
備える。サーボ制御系1A、1B、1Cのそれぞれは、
制御対象3の制御量YA、YB、YCを検出する制御量
検出器と、その制御量YA、YB、YCと所定の目標値
Uとの偏差に応答して、サーボ弁2に電力を供給するサ
ーボアンプ12A、12B、12Cと、サーボアンプ1
2A、12B、12Cとサーボ弁2との間に介設された
遮断スイッチ7A、7B、7Cとを含む。複数のサーボ
制御系1A、1B、1Cのうちの一のサーボ制御系の故
障が検出されたとき、その一のサーボ制御系に含まれる
遮断スイッチ7A、7B、7Cのうちの一は、サーボ弁
2に供給される電力を遮断する。
が変化しにくいサーボ弁システムを提供する。 【解決手段】 制御対象3の制御量に基づいてサーボ弁
2を制御する複数のサーボ制御系1A、1B、1Cのそ
れぞれの故障を検出する故障検出器8A、8B、8Cを
備える。サーボ制御系1A、1B、1Cのそれぞれは、
制御対象3の制御量YA、YB、YCを検出する制御量
検出器と、その制御量YA、YB、YCと所定の目標値
Uとの偏差に応答して、サーボ弁2に電力を供給するサ
ーボアンプ12A、12B、12Cと、サーボアンプ1
2A、12B、12Cとサーボ弁2との間に介設された
遮断スイッチ7A、7B、7Cとを含む。複数のサーボ
制御系1A、1B、1Cのうちの一のサーボ制御系の故
障が検出されたとき、その一のサーボ制御系に含まれる
遮断スイッチ7A、7B、7Cのうちの一は、サーボ弁
2に供給される電力を遮断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボ弁システム
に関する。本発明は、特に、サーボ弁を制御する制御系
が多重化されたサーボ弁システムに関する。
に関する。本発明は、特に、サーボ弁を制御する制御系
が多重化されたサーボ弁システムに関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンプラントその他のプラント
では、サーボ弁が広く使用される。サーボ弁によって、
アクチュエータ、弁、その他の制御対象が駆動される。
では、サーボ弁が広く使用される。サーボ弁によって、
アクチュエータ、弁、その他の制御対象が駆動される。
【0003】サーボ弁を制御する制御系は、しばしば多
重化される。制御系が多重化されたサーボ弁システムで
は、サーボ弁に供給されるコイル電流の和に応答して、
サーボ弁が駆動される。制御系が多重化されることによ
り、一の制御系の故障が発生したときに、制御対象の制
御が不可能に陥る事態が防がれている。
重化される。制御系が多重化されたサーボ弁システムで
は、サーボ弁に供給されるコイル電流の和に応答して、
サーボ弁が駆動される。制御系が多重化されることによ
り、一の制御系の故障が発生したときに、制御対象の制
御が不可能に陥る事態が防がれている。
【0004】サーボ弁を制御する制御系が多重化された
サーボ弁システムが、特許公報(第2684866号)
に知られている。公知のそのサーボ弁システムは、制御
系が三重化されているサーボ弁システムである。公知の
そのサーボ弁システムは、制御対象の制御量を制御する
制御指令信号を出力するコントローラと、制御指令信号
をサーボ弁を駆動できるように増幅するサーボアンプ
と、増幅された制御指令信号に応じた弁開度になるよう
にサーボ弁を駆動するコイルとを有する制御系を、3つ
備えている。3つの制御系のうち1つ又は2つの制御系
に異常が発生したとき、残りの正常な制御系を使用し
て、サーボ弁が駆動される。公知のそのサーボ弁システ
ムでは、3つの制御系のうちの1つ又は2つが異常であ
る場合にも、正常な制御系によりサーボ弁が駆動され
る。これにより、3つの制御系のうちの1つ又は2つが
異常である場合にも、プラントの運転継続が可能であ
る。
サーボ弁システムが、特許公報(第2684866号)
に知られている。公知のそのサーボ弁システムは、制御
系が三重化されているサーボ弁システムである。公知の
そのサーボ弁システムは、制御対象の制御量を制御する
制御指令信号を出力するコントローラと、制御指令信号
をサーボ弁を駆動できるように増幅するサーボアンプ
と、増幅された制御指令信号に応じた弁開度になるよう
にサーボ弁を駆動するコイルとを有する制御系を、3つ
備えている。3つの制御系のうち1つ又は2つの制御系
に異常が発生したとき、残りの正常な制御系を使用し
て、サーボ弁が駆動される。公知のそのサーボ弁システ
ムでは、3つの制御系のうちの1つ又は2つが異常であ
る場合にも、正常な制御系によりサーボ弁が駆動され
る。これにより、3つの制御系のうちの1つ又は2つが
異常である場合にも、プラントの運転継続が可能であ
る。
【0005】しかし、制御系が多重化されたサーボ弁シ
ステムでは、一の制御系が故障すると、制御対象の制御
性が悪くなる。
ステムでは、一の制御系が故障すると、制御対象の制御
性が悪くなる。
【0006】第1に、一の制御系が故障すると、目標値
が一定に保たれるにも関わらず、制御対象の制御量が変
化することがある。サーボ弁の開度を大きくする方向に
作用する最大の電流をサーボ弁に出力しつづける故障が
一の制御系に発生した場合、健全な他の制御系は、その
出力された電流を打ち消すように動作する。従って、制
御系に比例制御を採用していると、故障した制御系の出
力に応じたオフセットが発生し、制御量に変動が生じ得
る。
が一定に保たれるにも関わらず、制御対象の制御量が変
化することがある。サーボ弁の開度を大きくする方向に
作用する最大の電流をサーボ弁に出力しつづける故障が
一の制御系に発生した場合、健全な他の制御系は、その
出力された電流を打ち消すように動作する。従って、制
御系に比例制御を採用していると、故障した制御系の出
力に応じたオフセットが発生し、制御量に変動が生じ得
る。
【0007】第2に、一の制御系が故障すると、制御系
全体の出力が低下することがある。故障した制御系が、
最大電流を出力しつづける故障が発生したとき、その電
流と、健全な他の制御系の出力する電流とが打ち消し合
うことがある。故障した制御系の出力電流と、健全な他
の制御系の出力する電流が打ち消し合うと、制御系全体
の出力が低下する。この出力の低下は、サーボ弁の動作
時間を遅くする。
全体の出力が低下することがある。故障した制御系が、
最大電流を出力しつづける故障が発生したとき、その電
流と、健全な他の制御系の出力する電流とが打ち消し合
うことがある。故障した制御系の出力電流と、健全な他
の制御系の出力する電流が打ち消し合うと、制御系全体
の出力が低下する。この出力の低下は、サーボ弁の動作
時間を遅くする。
【0008】第3に、一の制御系が故障すると、制御対
象を制御するための応答性が悪くなる。制御系が一つ減
少すると、制御系全体のゲインがその分だけ小さくな
る。これにより、制御対象を制御するための応答性が悪
くなる。
象を制御するための応答性が悪くなる。制御系が一つ減
少すると、制御系全体のゲインがその分だけ小さくな
る。これにより、制御対象を制御するための応答性が悪
くなる。
【0009】一の制御系が故障しても、制御対象の制御
量が変化しにくいサーボ弁システムが提供されることが
望まれる。
量が変化しにくいサーボ弁システムが提供されることが
望まれる。
【0010】また、一の制御系が故障しても、制御系全
体の出力が低下しないサーボ弁システムが提供されるこ
とが望まれる。
体の出力が低下しないサーボ弁システムが提供されるこ
とが望まれる。
【0011】また、一の制御系が故障しても、制御対象
を制御するための応答性が悪くならないサーボ弁システ
ムが提供されることが望まれる。
を制御するための応答性が悪くならないサーボ弁システ
ムが提供されることが望まれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一の
制御系が故障しても、制御対象の制御量が変化しにくい
サーボ弁システムを提供することにある。
制御系が故障しても、制御対象の制御量が変化しにくい
サーボ弁システムを提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、一の制御系が故障し
ても、制御系全体の出力が低下しないサーボ弁システム
を提供することにある。
ても、制御系全体の出力が低下しないサーボ弁システム
を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、一の制御系が故
障しても、制御対象を制御するための応答性が悪くなら
ないサーボ弁システムを提供することにある。
障しても、制御対象を制御するための応答性が悪くなら
ないサーボ弁システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
【0016】本発明によるサーボ弁システムは、制御対
象(3)を駆動するサーボ弁(2)と、制御対象(3)
の制御量に基づいてサーボ弁(2)を制御する複数のサ
ーボ制御系(1A、1B、1C)と、サーボ制御系(1
A、1B、1C)のそれぞれの故障を検出する故障検出
器(8A、8B、8C)とを備えている。サーボ制御系
(1A、1B、1C)のそれぞれは、制御対象(3)の
制御量(YA、YB、YC)を検出する制御量検出器
(5A、5B、5C、9A、9B、9C)と、その制御
量(YA、YB、YC)と所定の目標値(U)との偏差
に応答して、サーボ弁(2)に電力を供給するサーボア
ンプ(12A、12B、12C)と、サーボアンプ(1
2A、12B、12C)とサーボ弁(2)との間に介設
された遮断スイッチ(7A、7B、7C)とを含む。故
障検出器(8A、8B、8C)により複数のサーボ制御
系(1A、1B、1C)のうちの一のサーボ制御系の故
障が検出されたとき、その一のサーボ制御系に含まれる
遮断スイッチ(7A、7B、7Cのうちの一)は、一の
サーボ制御系に含まれるサーボアンプ(12A、12
B、12Cのうちの一)からサーボ弁(2)に供給され
る電力を遮断する。
象(3)を駆動するサーボ弁(2)と、制御対象(3)
の制御量に基づいてサーボ弁(2)を制御する複数のサ
ーボ制御系(1A、1B、1C)と、サーボ制御系(1
A、1B、1C)のそれぞれの故障を検出する故障検出
器(8A、8B、8C)とを備えている。サーボ制御系
(1A、1B、1C)のそれぞれは、制御対象(3)の
制御量(YA、YB、YC)を検出する制御量検出器
(5A、5B、5C、9A、9B、9C)と、その制御
量(YA、YB、YC)と所定の目標値(U)との偏差
に応答して、サーボ弁(2)に電力を供給するサーボア
ンプ(12A、12B、12C)と、サーボアンプ(1
2A、12B、12C)とサーボ弁(2)との間に介設
された遮断スイッチ(7A、7B、7C)とを含む。故
障検出器(8A、8B、8C)により複数のサーボ制御
系(1A、1B、1C)のうちの一のサーボ制御系の故
障が検出されたとき、その一のサーボ制御系に含まれる
遮断スイッチ(7A、7B、7Cのうちの一)は、一の
サーボ制御系に含まれるサーボアンプ(12A、12
B、12Cのうちの一)からサーボ弁(2)に供給され
る電力を遮断する。
【0017】このとき、故障検出器(8A、8B、8
C)により一のサーボ制御系の故障が検出されたとき、
複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)のうちの健全
な他のサーボ制御系に含まれるサーボアンプ(12A、
12B、12C)のゲインは増加されることが好まし
い。
C)により一のサーボ制御系の故障が検出されたとき、
複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)のうちの健全
な他のサーボ制御系に含まれるサーボアンプ(12A、
12B、12C)のゲインは増加されることが好まし
い。
【0018】また、故障検出器(8A、8B、8C)
は、制御量がとることが期待される期待制御量(Y*)
を、目標値(U)に基づいて算出する期待制御量算出器
(31、32)と、期待制御量(Y*)と前記制御量
(YA、YB、YC)とに基づいて、複数のサーボ制御
系(1A、1B、1C)の故障を検出するサーボループ
故障検出器(24)を含むことが好ましい。
は、制御量がとることが期待される期待制御量(Y*)
を、目標値(U)に基づいて算出する期待制御量算出器
(31、32)と、期待制御量(Y*)と前記制御量
(YA、YB、YC)とに基づいて、複数のサーボ制御
系(1A、1B、1C)の故障を検出するサーボループ
故障検出器(24)を含むことが好ましい。
【0019】また、制御量検出器(5A、5B、5C)
は、制御量(YA、YB、YC)に対応した出力電圧
(VL1 A、VL2 A、VL1 B、VL2 B、
VL1 C、VL 2 C)を出力する線形可変差動変成器
(LVDT)(5A、5B、5C)と、出力電圧(V
L1 A、VL2 A、VL1 B、VL2 B、VL1 C、V
L2 C)に基づいて、制御量を算出する制御量算出回路
(9A、9B、9C)とを含むことがある。このとき、
故障検出器(8A、8B、8C)は、出力電圧(VL1
A、V L2 A、VL1 B、VL2 B、VL1 C、VL2
C)に基づいて、複数のサーボ制御系(1A、1B、1
C)の故障を検出するLVDT故障検出器(23)を含
むことが好ましい。
は、制御量(YA、YB、YC)に対応した出力電圧
(VL1 A、VL2 A、VL1 B、VL2 B、
VL1 C、VL 2 C)を出力する線形可変差動変成器
(LVDT)(5A、5B、5C)と、出力電圧(V
L1 A、VL2 A、VL1 B、VL2 B、VL1 C、V
L2 C)に基づいて、制御量を算出する制御量算出回路
(9A、9B、9C)とを含むことがある。このとき、
故障検出器(8A、8B、8C)は、出力電圧(VL1
A、V L2 A、VL1 B、VL2 B、VL1 C、VL2
C)に基づいて、複数のサーボ制御系(1A、1B、1
C)の故障を検出するLVDT故障検出器(23)を含
むことが好ましい。
【0020】また、故障検出器(8A、8B、8C)
は、サーボアンプ(12A、12B、12C)によって
サーボ弁(2)に印加されることが期待される期待電圧
(VA *)を、制御量(YA、YB、YC)と目標値
(U)とに基づいて算出する印加電圧期待値算出器(3
6、37、38)と、期待電圧(VA *)と、サーボア
ンプ(12A、12B、12C)によってサーボ弁
(2)に印加されるサーボ弁印加電圧(VA、VB、V
C)とに基づいて、複数のサーボ制御系(1A、1B、
1C)の故障を検出するサーボアンプ故障検出器(3
9、40、41)とを含むことが好ましい。
は、サーボアンプ(12A、12B、12C)によって
サーボ弁(2)に印加されることが期待される期待電圧
(VA *)を、制御量(YA、YB、YC)と目標値
(U)とに基づいて算出する印加電圧期待値算出器(3
6、37、38)と、期待電圧(VA *)と、サーボア
ンプ(12A、12B、12C)によってサーボ弁
(2)に印加されるサーボ弁印加電圧(VA、VB、V
C)とに基づいて、複数のサーボ制御系(1A、1B、
1C)の故障を検出するサーボアンプ故障検出器(3
9、40、41)とを含むことが好ましい。
【0021】また、故障検出器(8A、8B、8C)
は、サーボアンプ(12A)にパルスを入力するパルス
印加回路(27)と、そのパルスに応答してサーボアン
プ(12A)が出力するサーボアンプ出力(VA)に基
づいて複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)の故障
を検出する第2サーボアンプ診断回路(26)とを含む
ことが好ましい。
は、サーボアンプ(12A)にパルスを入力するパルス
印加回路(27)と、そのパルスに応答してサーボアン
プ(12A)が出力するサーボアンプ出力(VA)に基
づいて複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)の故障
を検出する第2サーボアンプ診断回路(26)とを含む
ことが好ましい。
【0022】本発明によるサーボ弁システムの動作方法
は、サーボ弁(2)により制御対象(3)を駆動するこ
とと、複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)によ
り、サーボ弁(2)を制御することと、サーボ制御系
(1A、1B、1C)のそれぞれの故障を検出すること
とを備えている。サーボ弁(2)を制御することは、制
御対象の制御量(YA、YB、YC)を検出すること
と、制御量(YA、YB、YC)と所定の目標値(U)
との偏差に応答して、サーボ弁(2)に電力を供給する
ことと、複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)のう
ちの一のサーボ制御系の故障が検出されたとき、前記一
のサーボ制御系からサーボ弁(2)に供給される電力を
遮断することとを含む。
は、サーボ弁(2)により制御対象(3)を駆動するこ
とと、複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)によ
り、サーボ弁(2)を制御することと、サーボ制御系
(1A、1B、1C)のそれぞれの故障を検出すること
とを備えている。サーボ弁(2)を制御することは、制
御対象の制御量(YA、YB、YC)を検出すること
と、制御量(YA、YB、YC)と所定の目標値(U)
との偏差に応答して、サーボ弁(2)に電力を供給する
ことと、複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)のう
ちの一のサーボ制御系の故障が検出されたとき、前記一
のサーボ制御系からサーボ弁(2)に供給される電力を
遮断することとを含む。
【0023】このとき、サーボ弁(2)を制御すること
は、更に、一のサーボ制御系の故障が検出されたとき、
複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)のうちの健全
な他のサーボ制御系のゲインを増加することを含むこと
が好ましい。
は、更に、一のサーボ制御系の故障が検出されたとき、
複数のサーボ制御系(1A、1B、1C)のうちの健全
な他のサーボ制御系のゲインを増加することを含むこと
が好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明によるサーボ弁システムの実施の一形態を説明す
る。
本発明によるサーボ弁システムの実施の一形態を説明す
る。
【0025】図1に示されているように、本発明による
サーボ弁システムの実施の第1形態は、A系統サーボ制
御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ
制御系1Cを備えている。A系統サーボ制御系1A、B
系統サーボ制御系1B及びC系統サーボ制御系1Cは、
サーボ弁2に接続され、サーボ弁2を駆動する。サーボ
弁2は、弁3に作動油4を供給し、弁3の開度を調整す
る。
サーボ弁システムの実施の第1形態は、A系統サーボ制
御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ
制御系1Cを備えている。A系統サーボ制御系1A、B
系統サーボ制御系1B及びC系統サーボ制御系1Cは、
サーボ弁2に接続され、サーボ弁2を駆動する。サーボ
弁2は、弁3に作動油4を供給し、弁3の開度を調整す
る。
【0026】サーボ弁2は、A系統サーボ制御系1A、
B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1C
のそれぞれにより独立に制御される。A系統サーボ制御
系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ制
御系1Cは、それぞれ、独立して弁3の開度を検出し、
更に、検出した開度に基づいて、サーボ弁2に供給する
電流の大きさを決定する。サーボ弁2は、A系統サーボ
制御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サー
ボ制御系1Cによって供給される電流の和に応じて弁3
に作動油4を供給し、弁3の開度を調整する。なお、本
明細書の以下において、弁3の開度は、0%から100
%までの値に規格化されて表現される。0%は、弁3が
全閉の状態を示し、100%は、弁3が全開の状態を示
す。
B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1C
のそれぞれにより独立に制御される。A系統サーボ制御
系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ制
御系1Cは、それぞれ、独立して弁3の開度を検出し、
更に、検出した開度に基づいて、サーボ弁2に供給する
電流の大きさを決定する。サーボ弁2は、A系統サーボ
制御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サー
ボ制御系1Cによって供給される電流の和に応じて弁3
に作動油4を供給し、弁3の開度を調整する。なお、本
明細書の以下において、弁3の開度は、0%から100
%までの値に規格化されて表現される。0%は、弁3が
全閉の状態を示し、100%は、弁3が全開の状態を示
す。
【0027】A系統サーボ制御系1A、B系統サーボ制
御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cには、それぞれ
A系統故障診断器8A、B系統故障診断器8B、及びC
系統故障診断器8Cが接続されている。A系統故障診断
器8A、B系統故障診断器8B、及びC系統故障診断器
8Cは、それぞれ、A系統サーボ制御系1A、B系統サ
ーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cの故障の
有無を診断する。
御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cには、それぞれ
A系統故障診断器8A、B系統故障診断器8B、及びC
系統故障診断器8Cが接続されている。A系統故障診断
器8A、B系統故障診断器8B、及びC系統故障診断器
8Cは、それぞれ、A系統サーボ制御系1A、B系統サ
ーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cの故障の
有無を診断する。
【0028】A系統故障診断器8Aは、A系統サーボ制
御系1Aの故障を検出すると、A系統サーボ制御系1A
の故障が発生したことを示すA系統故障発生信号ALM
Aを出力する。B系統故障診断器8Bは、B系統サーボ
制御系1Bの故障を検出すると、B系統サーボ制御系1
Bの故障が発生したことを示すB系統故障発生信号AL
MBを出力する。C系統故障診断器8Cは、C系統サー
ボ制御系1Cの故障を検出すると、C系統サーボ制御系
1Cの故障が発生したことを示すC系統故障発生信号A
LMCを出力する。
御系1Aの故障を検出すると、A系統サーボ制御系1A
の故障が発生したことを示すA系統故障発生信号ALM
Aを出力する。B系統故障診断器8Bは、B系統サーボ
制御系1Bの故障を検出すると、B系統サーボ制御系1
Bの故障が発生したことを示すB系統故障発生信号AL
MBを出力する。C系統故障診断器8Cは、C系統サー
ボ制御系1Cの故障を検出すると、C系統サーボ制御系
1Cの故障が発生したことを示すC系統故障発生信号A
LMCを出力する。
【0029】A系統サーボ制御系1A、B系統サーボ制
御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのいずれかに故
障が発生すると、故障が発生したサーボ制御系は、サー
ボ弁2から切り離される。これにより、故障したサーボ
制御系がサーボ弁2に出力する電流により、弁3の弁開
度のオフセットがずれることが防がれ、弁開度の変動が
防止される。A系統サーボ制御系1A、B系統サーボ制
御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのサーボ弁2か
らの切り離しは、それぞれ、A系統故障発生信号ALM
A、B系統故障発生信号ALMB、及びC系統故障発生
信号ALMCに応答して行われる。
御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのいずれかに故
障が発生すると、故障が発生したサーボ制御系は、サー
ボ弁2から切り離される。これにより、故障したサーボ
制御系がサーボ弁2に出力する電流により、弁3の弁開
度のオフセットがずれることが防がれ、弁開度の変動が
防止される。A系統サーボ制御系1A、B系統サーボ制
御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのサーボ弁2か
らの切り離しは、それぞれ、A系統故障発生信号ALM
A、B系統故障発生信号ALMB、及びC系統故障発生
信号ALMCに応答して行われる。
【0030】更に、A系統サーボ制御系1A、B系統サ
ーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのいずれ
かに故障が発生すると、他の健全なサーボ制御系のゲイ
ンが増加される。これにより、弁3の制御の応答性の低
下が防がれる。他の健全なサーボ制御系のゲインの増加
は、A系統故障発生信号ALMA、B系統故障発生信号
ALMB、及びC系統故障発生信号ALMCに応答して
行われる。
ーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのいずれ
かに故障が発生すると、他の健全なサーボ制御系のゲイ
ンが増加される。これにより、弁3の制御の応答性の低
下が防がれる。他の健全なサーボ制御系のゲインの増加
は、A系統故障発生信号ALMA、B系統故障発生信号
ALMB、及びC系統故障発生信号ALMCに応答して
行われる。
【0031】以下では、A系統サーボ制御系1A、B系
統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cを、
より詳細に説明する。
統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cを、
より詳細に説明する。
【0032】A系統サーボ制御系1Aは、線形可変差動
変成器5A(Linear Variable−Dif
ference Transformer:以下、「L
VDT」という。)、サーボカード6A、スイッチ7A
を含む。
変成器5A(Linear Variable−Dif
ference Transformer:以下、「L
VDT」という。)、サーボカード6A、スイッチ7A
を含む。
【0033】LVDT5Aは、弁3に取りつけられてい
る。LVDT5Aは、サーボカード6Aに接続されてい
る。サーボカード6Aは、サーボ弁2に接続されてい
る。スイッチ7Aは、サーボカード6Aとサーボ弁2と
の間に介設されている。
る。LVDT5Aは、サーボカード6Aに接続されてい
る。サーボカード6Aは、サーボ弁2に接続されてい
る。スイッチ7Aは、サーボカード6Aとサーボ弁2と
の間に介設されている。
【0034】図2は、A系統サーボ制御系1Aをより詳
細に示す。LVDT5Aは、可動鉄心15、一次側コイ
ル16、二次側コイル17、及び18を含む。サーボカ
ード6Aは、A系統弁開度検出器9A、減算器10A、
重畳器11A、サーボアンプ12A、A系統ゲイン調節
器13Aを含む。A系統弁開度検出器9Aは、ドライブ
回路19、整流回路20、21、及び弁開度算出器22
を含む。
細に示す。LVDT5Aは、可動鉄心15、一次側コイ
ル16、二次側コイル17、及び18を含む。サーボカ
ード6Aは、A系統弁開度検出器9A、減算器10A、
重畳器11A、サーボアンプ12A、A系統ゲイン調節
器13Aを含む。A系統弁開度検出器9Aは、ドライブ
回路19、整流回路20、21、及び弁開度算出器22
を含む。
【0035】LVDT5Aの可動鉄心15は、弁3に取
りつけられている。可動鉄心15の位置は、弁3の開度
に一対一に対応して変化する。可動鉄心15を包囲する
ように、一次側コイル16、二次側コイル17、18が
設けられている。一次側コイル16は、A系統弁開度検
出器9Aのドライブ回路19に接続されている。ドライ
ブ回路19は、所定の周波数を有する交流電圧を一次側
コイル16に入力する。一次側コイル16に交流電圧が
印加されることにより、二次側コイル17、18に、そ
れぞれ、2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aが誘起され
る。二次側コイル17、18は、2次側出力電圧VL1
A、VL2 Aを出力する。2次側出力電圧VL1 A、V
L2 Aは、交流電圧である。出力される2次側出力電圧
VL1 A、VL2 Aの実効値は、可動鉄心15の位置に
依存する。即ち、2次側出力電圧VL1 A、V
L2 Aは、いずれも、弁3の開度に一対一に対応する。
2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aは、それぞれ、整流
回路20、21に入力される。整流回路20、21は、
それぞれ、2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aを整流し
て、弁開度算出器22に出力する。
りつけられている。可動鉄心15の位置は、弁3の開度
に一対一に対応して変化する。可動鉄心15を包囲する
ように、一次側コイル16、二次側コイル17、18が
設けられている。一次側コイル16は、A系統弁開度検
出器9Aのドライブ回路19に接続されている。ドライ
ブ回路19は、所定の周波数を有する交流電圧を一次側
コイル16に入力する。一次側コイル16に交流電圧が
印加されることにより、二次側コイル17、18に、そ
れぞれ、2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aが誘起され
る。二次側コイル17、18は、2次側出力電圧VL1
A、VL2 Aを出力する。2次側出力電圧VL1 A、V
L2 Aは、交流電圧である。出力される2次側出力電圧
VL1 A、VL2 Aの実効値は、可動鉄心15の位置に
依存する。即ち、2次側出力電圧VL1 A、V
L2 Aは、いずれも、弁3の開度に一対一に対応する。
2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aは、それぞれ、整流
回路20、21に入力される。整流回路20、21は、
それぞれ、2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aを整流し
て、弁開度算出器22に出力する。
【0036】弁開度算出器22は、整流された2次側出
力電圧VL1 A、VL2 Aに基づいて、弁3の開度を算
出する。A系統弁開度検出器9Aの弁開度算出器22が
算出した開度は、A系実弁開度YAと記載される。A系
実弁開度YAは、0%〜100%の範囲の値をとる。A
系統弁開度検出器9Aは、A系実弁開度YAを、減算器
10Aに出力する。減算器10Aには、更に、弁3の開
度の目標値である弁開度目標値Uが入力される。弁開度
目標値Uは、−12.5%から112.5%の間の値を
取り得る。弁開度目標値Uが、負の値及び100%を超
える値を取り得るのは、弁3に全閉又は全開を指示する
ときに、それぞれ全閉方向又は全開方向に弁に作用力が
働くようにするためである。減算器10Aは、A系実弁
開度YAと弁開度目標値Uとの偏差EAを示す偏差信号
71Aを出力する。偏差信号71Aは、偏差EAに比例
した電圧を有する。サーボアンプ12Aは、偏差信号7
1Aの電圧に比例したサーボ出力電圧VAを出力する。
このとき、サーボアンプ12Aは、サーボ弁2に駆動電
流IAを供給することになる。サーボアンプ12Aのゲ
インは、KAである。サーボアンプ12Aは、A系統ゲ
イン調節器13Aに接続されている。
力電圧VL1 A、VL2 Aに基づいて、弁3の開度を算
出する。A系統弁開度検出器9Aの弁開度算出器22が
算出した開度は、A系実弁開度YAと記載される。A系
実弁開度YAは、0%〜100%の範囲の値をとる。A
系統弁開度検出器9Aは、A系実弁開度YAを、減算器
10Aに出力する。減算器10Aには、更に、弁3の開
度の目標値である弁開度目標値Uが入力される。弁開度
目標値Uは、−12.5%から112.5%の間の値を
取り得る。弁開度目標値Uが、負の値及び100%を超
える値を取り得るのは、弁3に全閉又は全開を指示する
ときに、それぞれ全閉方向又は全開方向に弁に作用力が
働くようにするためである。減算器10Aは、A系実弁
開度YAと弁開度目標値Uとの偏差EAを示す偏差信号
71Aを出力する。偏差信号71Aは、偏差EAに比例
した電圧を有する。サーボアンプ12Aは、偏差信号7
1Aの電圧に比例したサーボ出力電圧VAを出力する。
このとき、サーボアンプ12Aは、サーボ弁2に駆動電
流IAを供給することになる。サーボアンプ12Aのゲ
インは、KAである。サーボアンプ12Aは、A系統ゲ
イン調節器13Aに接続されている。
【0037】A系統ゲイン調節器13Aは、B系統故障
診断器8Bから出力されるB系統故障発生信号ALMB
と、C系統故障診断器8Cから出力されるC系統故障発
生信号ALMCとに応答して、サーボアンプ12Aのゲ
インKAを調整する。サーボアンプ12AのゲインKA
は、B系統サーボ制御系1Bと、C系統サーボ制御系1
Cのいずれも故障していないとき、K1である。A系統
ゲイン調節器13Aは、B系統故障発生信号ALMBと
C系統故障発生信号ALMCとによりB系統サーボ制御
系1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれかに故障が
発生していること知ると、ゲインKAを増加して、ゲイ
ンKAを1.5K1に設定する。これにより、B系統サ
ーボ制御系1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれか
に故障が発生して、サーボ弁2から切り離されたとき
に、弁3の制御の応答性が低下することが防がれてい
る。
診断器8Bから出力されるB系統故障発生信号ALMB
と、C系統故障診断器8Cから出力されるC系統故障発
生信号ALMCとに応答して、サーボアンプ12Aのゲ
インKAを調整する。サーボアンプ12AのゲインKA
は、B系統サーボ制御系1Bと、C系統サーボ制御系1
Cのいずれも故障していないとき、K1である。A系統
ゲイン調節器13Aは、B系統故障発生信号ALMBと
C系統故障発生信号ALMCとによりB系統サーボ制御
系1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれかに故障が
発生していること知ると、ゲインKAを増加して、ゲイ
ンKAを1.5K1に設定する。これにより、B系統サ
ーボ制御系1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれか
に故障が発生して、サーボ弁2から切り離されたとき
に、弁3の制御の応答性が低下することが防がれてい
る。
【0038】サーボアンプ12Aが出力した駆動電流I
Aは、スイッチ7Aを介してサーボ弁2に供給される。
スイッチ7Aには、A系統故障診断器8AからA系統故
障発生信号ALMAが供給される。スイッチ7Aは、A
系統故障発生信号ALMAにより、A系統サーボ系制御
系1Aに故障が発生したことを知らされると、遮断状態
になる。A系統サーボ系制御系1Aに故障が発生する
と、サーボアンプ12Aとサーボ弁2とは切り離され、
サーボアンプ12Aからサーボ弁2への駆動電流IAの
供給は遮断される。
Aは、スイッチ7Aを介してサーボ弁2に供給される。
スイッチ7Aには、A系統故障診断器8AからA系統故
障発生信号ALMAが供給される。スイッチ7Aは、A
系統故障発生信号ALMAにより、A系統サーボ系制御
系1Aに故障が発生したことを知らされると、遮断状態
になる。A系統サーボ系制御系1Aに故障が発生する
と、サーボアンプ12Aとサーボ弁2とは切り離され、
サーボアンプ12Aからサーボ弁2への駆動電流IAの
供給は遮断される。
【0039】A系統故障診断器8Aは、図1に示されて
いるように、A系統サーボ系制御系1Aの故障の診断を
するために、テストパルス信号72Aを出力する。テス
トパルス信号72Aは、減算器10Aとサーボアンプ1
2Aとの間に介設された重畳器11Aに入力される。重
畳器11Aは、テストパルス信号72Aが供給されたと
き、偏差信号71Aにテストパルス信号72Aを重畳す
る。テストパルス信号72Aが重畳器11Aに供給され
ているときは、サーボアンプ12Aは、テストパルス信
号72Aが重畳された偏差信号71Aに比例したサーボ
出力電圧VAを出力する。
いるように、A系統サーボ系制御系1Aの故障の診断を
するために、テストパルス信号72Aを出力する。テス
トパルス信号72Aは、減算器10Aとサーボアンプ1
2Aとの間に介設された重畳器11Aに入力される。重
畳器11Aは、テストパルス信号72Aが供給されたと
き、偏差信号71Aにテストパルス信号72Aを重畳す
る。テストパルス信号72Aが重畳器11Aに供給され
ているときは、サーボアンプ12Aは、テストパルス信
号72Aが重畳された偏差信号71Aに比例したサーボ
出力電圧VAを出力する。
【0040】A系統故障診断器8Aには、トリガクロッ
ク発生器14が接続されている。トリガクロック発生器
14は、A系統故障診断器8AにトリガクロックCLK
Aを供給する。A系統故障診断器8Aは、トリガクロッ
クCLKAに同期して前述のテストパルス信号72Aを
出力する。
ク発生器14が接続されている。トリガクロック発生器
14は、A系統故障診断器8AにトリガクロックCLK
Aを供給する。A系統故障診断器8Aは、トリガクロッ
クCLKAに同期して前述のテストパルス信号72Aを
出力する。
【0041】A系統サーボ制御系1Aとともに設けられ
るB系統サーボ制御系1Bは、図1に示されているよう
に、既述のA系統サーボ制御系1Aと同様の構成を有す
る。B系統サーボ制御系1Bは、LVDT5B、サーボ
カード6B、及びスイッチ7Bを含む。サーボカード6
Bは、B系統弁開度検出器9B,減算器10B、重畳器
11B、サーボアンプ12B、B系統ゲイン調節器13
Bを含む。
るB系統サーボ制御系1Bは、図1に示されているよう
に、既述のA系統サーボ制御系1Aと同様の構成を有す
る。B系統サーボ制御系1Bは、LVDT5B、サーボ
カード6B、及びスイッチ7Bを含む。サーボカード6
Bは、B系統弁開度検出器9B,減算器10B、重畳器
11B、サーボアンプ12B、B系統ゲイン調節器13
Bを含む。
【0042】LVDT5Bは、弁3に取りつけられてい
る。LVDT5Bは、既述のLVDT5Aと同様の構成
を有する。LVDT5Bの1次側には、B系統弁開度検
出器9Bから、所定の周波数を有する電圧信号が供給さ
れる。LVDT5Bの2次側からは、2次側出力電圧V
L1 B、VL2 Bが出力される。2次側出力電圧VL 1
B、VL2 Bは、いずれも、弁3の開度に一対一に対応
している。2次側出力電圧VL1 B、VL2 Bは、サー
ボカード6BのB系統弁開度検出器9Bに入力される。
る。LVDT5Bは、既述のLVDT5Aと同様の構成
を有する。LVDT5Bの1次側には、B系統弁開度検
出器9Bから、所定の周波数を有する電圧信号が供給さ
れる。LVDT5Bの2次側からは、2次側出力電圧V
L1 B、VL2 Bが出力される。2次側出力電圧VL 1
B、VL2 Bは、いずれも、弁3の開度に一対一に対応
している。2次側出力電圧VL1 B、VL2 Bは、サー
ボカード6BのB系統弁開度検出器9Bに入力される。
【0043】B系統弁開度検出器9Bは、2次側出力電
圧VL1 B、VL2 Bに基づいて、弁3の開度を算出
し、算出された開度を示すB系実弁開度YBを算出す
る。B系統弁開度検出器9Bの構成は、既述のA系統弁
開度検出器9Aと同様である。B系統弁開度検出器9B
は、B系実弁開度YBを、減算器10Bに出力する。減
算器10Bには、更に、弁3の開度の弁開度目標値Uが
入力される。減算器10Bは、B系実弁開度YBと弁開
度目標値Uとの偏差EBを示す偏差信号71Bを出力す
る。偏差信号71Bは、偏差EBに比例した電圧を有す
る。サーボアンプ12Bは、偏差信号71Bの電圧に比
例したサーボ出力電圧VBを出力する。サーボアンプ1
2Bは、偏差信号71Bに応答して駆動電流IBを出力
することになる。サーボアンプ12Bは、B系統ゲイン
調節器13Bに接続されている。
圧VL1 B、VL2 Bに基づいて、弁3の開度を算出
し、算出された開度を示すB系実弁開度YBを算出す
る。B系統弁開度検出器9Bの構成は、既述のA系統弁
開度検出器9Aと同様である。B系統弁開度検出器9B
は、B系実弁開度YBを、減算器10Bに出力する。減
算器10Bには、更に、弁3の開度の弁開度目標値Uが
入力される。減算器10Bは、B系実弁開度YBと弁開
度目標値Uとの偏差EBを示す偏差信号71Bを出力す
る。偏差信号71Bは、偏差EBに比例した電圧を有す
る。サーボアンプ12Bは、偏差信号71Bの電圧に比
例したサーボ出力電圧VBを出力する。サーボアンプ1
2Bは、偏差信号71Bに応答して駆動電流IBを出力
することになる。サーボアンプ12Bは、B系統ゲイン
調節器13Bに接続されている。
【0044】B系統ゲイン調節器13Bは、C系統故障
診断器8Cから出力されるC系統故障発生信号ALMC
とA系統故障発生信号ALMAとに応答して、サーボア
ンプ12BのゲインKBを調整する。サーボアンプ12
BのゲインKBは、C系統サーボ制御系1CとA系統サ
ーボ制御系1Aとのいずれも故障していないとき、K 1
である。B系統ゲイン調節器13Bは、A系統故障発生
信号ALMAとC系統故障発生信号ALMCとにより、
C系統サーボ制御系1CとA系統サーボ制御系1Aとの
いずれかに故障が発生していることを知ると、ゲインK
Bを増加して、ゲインKBを1.5K1に設定する。こ
れにより、A系統サーボ制御系1AとC系統サーボ制御
系1Cとのいずれかに故障が発生して、サーボ弁2から
切り離されたときに、弁3の制御の応答性が低下するこ
とが防がれている。
診断器8Cから出力されるC系統故障発生信号ALMC
とA系統故障発生信号ALMAとに応答して、サーボア
ンプ12BのゲインKBを調整する。サーボアンプ12
BのゲインKBは、C系統サーボ制御系1CとA系統サ
ーボ制御系1Aとのいずれも故障していないとき、K 1
である。B系統ゲイン調節器13Bは、A系統故障発生
信号ALMAとC系統故障発生信号ALMCとにより、
C系統サーボ制御系1CとA系統サーボ制御系1Aとの
いずれかに故障が発生していることを知ると、ゲインK
Bを増加して、ゲインKBを1.5K1に設定する。こ
れにより、A系統サーボ制御系1AとC系統サーボ制御
系1Cとのいずれかに故障が発生して、サーボ弁2から
切り離されたときに、弁3の制御の応答性が低下するこ
とが防がれている。
【0045】サーボアンプ12Bが出力した駆動電流I
Bは、スイッチ7Bを介してサーボ弁2に供給される。
スイッチ7Bには、B系統故障診断器8BからB系統故
障発生信号ALMBが供給される。スイッチ7Bは、B
系統故障発生信号ALMBにより、B系統サーボ系制御
系1Bに故障が発生したことを知らされると、遮断状態
になる。B系統サーボ系制御系1Bに故障が発生する
と、サーボアンプ12Bとサーボ弁2とは切り離され、
サーボアンプ12Bからサーボ弁2への駆動電流IBの
供給は遮断される。
Bは、スイッチ7Bを介してサーボ弁2に供給される。
スイッチ7Bには、B系統故障診断器8BからB系統故
障発生信号ALMBが供給される。スイッチ7Bは、B
系統故障発生信号ALMBにより、B系統サーボ系制御
系1Bに故障が発生したことを知らされると、遮断状態
になる。B系統サーボ系制御系1Bに故障が発生する
と、サーボアンプ12Bとサーボ弁2とは切り離され、
サーボアンプ12Bからサーボ弁2への駆動電流IBの
供給は遮断される。
【0046】B系統故障診断器8Bは、B系統サーボ系
制御系1Bの故障の診断をするために、テストパルス信
号72Bを出力する。テストパルス信号72Bは、減算
器10Bとサーボアンプ12Bとの間に介設された重畳
器11Bに入力される。重畳器11Bは、テストパルス
信号72Bが供給されたとき、偏差信号71Bにテスト
パルス信号72Bを重畳する。テストパルス信号72B
が重畳器11Bに供給されているときは、サーボアンプ
12Bは、テストパルス信号72Bが重畳された偏差信
号71Bに応答してサーボ出力電圧VBを出力する。
制御系1Bの故障の診断をするために、テストパルス信
号72Bを出力する。テストパルス信号72Bは、減算
器10Bとサーボアンプ12Bとの間に介設された重畳
器11Bに入力される。重畳器11Bは、テストパルス
信号72Bが供給されたとき、偏差信号71Bにテスト
パルス信号72Bを重畳する。テストパルス信号72B
が重畳器11Bに供給されているときは、サーボアンプ
12Bは、テストパルス信号72Bが重畳された偏差信
号71Bに応答してサーボ出力電圧VBを出力する。
【0047】B系統故障診断器8Bには、トリガクロッ
ク発生器14が接続されている。トリガクロック発生器
14は、B系統故障診断器8BにトリガクロックCLK
Bを供給する。B系統故障診断器8Bは、トリガクロッ
クCLKBに同期して前述のテストパルス信号72Bを
出力する。
ク発生器14が接続されている。トリガクロック発生器
14は、B系統故障診断器8BにトリガクロックCLK
Bを供給する。B系統故障診断器8Bは、トリガクロッ
クCLKBに同期して前述のテストパルス信号72Bを
出力する。
【0048】C系統サーボ制御系1Cも、既述のA系統
サーボ制御系1Aと同様の構成を有する。C系統サーボ
制御系1Cは、LVDT5C、サーボカード6C、及び
スイッチ7Cを含む。サーボカード6Cは、C系統弁開
度検出器9C,減算器10C、重畳器11C、サーボア
ンプ12C、C系統ゲイン調節器13Cを含む。
サーボ制御系1Aと同様の構成を有する。C系統サーボ
制御系1Cは、LVDT5C、サーボカード6C、及び
スイッチ7Cを含む。サーボカード6Cは、C系統弁開
度検出器9C,減算器10C、重畳器11C、サーボア
ンプ12C、C系統ゲイン調節器13Cを含む。
【0049】LVDT5Cは、弁3に取りつけられてい
る。LVDT5Cの1次側には、所定の周波数を有する
電圧信号が供給される。LVDT5Cの2次側からは、
2次側出力電圧VL1 C、VL2 Cが出力される。2次
側出力電圧VL1 C、VL2 Cは、いずれも、弁3の開
度に一対一に対応している。2次側出力電圧VL1 C、
VL2 Cは、サーボカード6CのC系統弁開度検出器9
Cに入力される。
る。LVDT5Cの1次側には、所定の周波数を有する
電圧信号が供給される。LVDT5Cの2次側からは、
2次側出力電圧VL1 C、VL2 Cが出力される。2次
側出力電圧VL1 C、VL2 Cは、いずれも、弁3の開
度に一対一に対応している。2次側出力電圧VL1 C、
VL2 Cは、サーボカード6CのC系統弁開度検出器9
Cに入力される。
【0050】C系統弁開度検出器9Cは、2次側出力電
圧VL1 C、VL2 Cに基づいて、弁3の開度を算出
し、算出された開度を示すC系実弁開度YCを算出す
る。C系統弁開度検出器9Cの構成は、図2に示された
A系統弁開度検出器9Aの構成と同様である。C系統弁
開度検出器9Cは、図1に示されているように、C系実
弁開度YCを、減算器10Cに出力する。減算器10C
には、更に、弁3の開度の弁開度目標値Uが入力され
る。減算器10Cは、C系実弁開度YCと弁開度目標値
Uとの偏差ECを示す偏差信号71Cを出力する。偏差
信号71Cは、偏差E Cに比例した電圧を有する。サー
ボアンプ12Cは、偏差信号71Cの電圧に比例したサ
ーボ出力電圧VCを出力する。サーボアンプ12Cは、
偏差信号71Cに応答して駆動電流ICを出力すること
になる。サーボアンプ12Cは、C系統ゲイン調節器1
3Cに接続されている。
圧VL1 C、VL2 Cに基づいて、弁3の開度を算出
し、算出された開度を示すC系実弁開度YCを算出す
る。C系統弁開度検出器9Cの構成は、図2に示された
A系統弁開度検出器9Aの構成と同様である。C系統弁
開度検出器9Cは、図1に示されているように、C系実
弁開度YCを、減算器10Cに出力する。減算器10C
には、更に、弁3の開度の弁開度目標値Uが入力され
る。減算器10Cは、C系実弁開度YCと弁開度目標値
Uとの偏差ECを示す偏差信号71Cを出力する。偏差
信号71Cは、偏差E Cに比例した電圧を有する。サー
ボアンプ12Cは、偏差信号71Cの電圧に比例したサ
ーボ出力電圧VCを出力する。サーボアンプ12Cは、
偏差信号71Cに応答して駆動電流ICを出力すること
になる。サーボアンプ12Cは、C系統ゲイン調節器1
3Cに接続されている。
【0051】C系統ゲイン調節器13Cは、A系統故障
診断器8Aから出力されるA系統故障発生信号ALMA
とB系統故障発生信号ALMBとに応答して、サーボア
ンプ12CのゲインKCを調整する。サーボアンプ12
CのゲインKCは、A系統サーボ制御系1AとB系統サ
ーボ制御系1Bとのいずれも故障していないとき、K 1
である。C系統ゲイン調節器13Cは、A系統故障発生
信号ALMAとB系統故障発生信号ALMBとにより、
A系統サーボ制御系1AとB系統サーボ制御系1Bとの
いずれかに故障が発生していることを知ると、ゲインK
Cを増加して、ゲインKCを1.5K1に設定する。こ
れにより、A系統サーボ制御系1AとB系統サーボ制御
系1Bとのいずれかに故障が発生してサーボ弁2から切
り離されたときに、弁3の制御の応答性が低下すること
が防がれている。
診断器8Aから出力されるA系統故障発生信号ALMA
とB系統故障発生信号ALMBとに応答して、サーボア
ンプ12CのゲインKCを調整する。サーボアンプ12
CのゲインKCは、A系統サーボ制御系1AとB系統サ
ーボ制御系1Bとのいずれも故障していないとき、K 1
である。C系統ゲイン調節器13Cは、A系統故障発生
信号ALMAとB系統故障発生信号ALMBとにより、
A系統サーボ制御系1AとB系統サーボ制御系1Bとの
いずれかに故障が発生していることを知ると、ゲインK
Cを増加して、ゲインKCを1.5K1に設定する。こ
れにより、A系統サーボ制御系1AとB系統サーボ制御
系1Bとのいずれかに故障が発生してサーボ弁2から切
り離されたときに、弁3の制御の応答性が低下すること
が防がれている。
【0052】サーボアンプ12Cが出力した駆動電流I
Cは、スイッチ7Cを介してサーボ弁2に供給される。
スイッチ7Cには、C系統故障診断器8CからC系統故
障発生信号ALMCが供給される。スイッチ7Cは、C
系統故障発生信号ALMCによりC系統サーボ系制御系
1Cに故障が発生したことを知らされると、遮断状態に
なる。C系統サーボ系制御系1Cに故障が発生すると、
サーボアンプ12Cとサーボ弁2とは切り離され、サー
ボアンプ12Cからサーボ弁2への駆動電流I Cの供給
は遮断される。
Cは、スイッチ7Cを介してサーボ弁2に供給される。
スイッチ7Cには、C系統故障診断器8CからC系統故
障発生信号ALMCが供給される。スイッチ7Cは、C
系統故障発生信号ALMCによりC系統サーボ系制御系
1Cに故障が発生したことを知らされると、遮断状態に
なる。C系統サーボ系制御系1Cに故障が発生すると、
サーボアンプ12Cとサーボ弁2とは切り離され、サー
ボアンプ12Cからサーボ弁2への駆動電流I Cの供給
は遮断される。
【0053】C系統故障診断器8Cは、C系統サーボ系
制御系1Cの故障の診断をするために、テストパルス信
号72Cを出力する。テストパルス信号72Cは、減算
器10Cとサーボアンプ12Cとの間に介設された重畳
器11Cに入力される。重畳器11Cは、テストパルス
信号72Cが供給されたとき、偏差信号71Cにテスト
パルス信号72Cを重畳する。テストパルス信号72C
が重畳器11Cに供給されているときは、サーボアンプ
12Cは、テストパルス信号72Cが重畳された偏差信
号71Cに応答してサーボ出力電圧VCを出力する。
制御系1Cの故障の診断をするために、テストパルス信
号72Cを出力する。テストパルス信号72Cは、減算
器10Cとサーボアンプ12Cとの間に介設された重畳
器11Cに入力される。重畳器11Cは、テストパルス
信号72Cが供給されたとき、偏差信号71Cにテスト
パルス信号72Cを重畳する。テストパルス信号72C
が重畳器11Cに供給されているときは、サーボアンプ
12Cは、テストパルス信号72Cが重畳された偏差信
号71Cに応答してサーボ出力電圧VCを出力する。
【0054】C系統故障診断器8Cには、トリガクロッ
ク発生器14が接続されている。トリガクロック発生器
14は、C系統故障診断器8CにトリガクロックCLK
Cを供給する。C系統故障診断器8Cは、トリガクロッ
クCLKCに同期して前述のテストパルス信号72Cを
出力する。
ク発生器14が接続されている。トリガクロック発生器
14は、C系統故障診断器8CにトリガクロックCLK
Cを供給する。C系統故障診断器8Cは、トリガクロッ
クCLKCに同期して前述のテストパルス信号72Cを
出力する。
【0055】続いて、A系統故障診断器8A、B系統故
障診断器8B、及びC系統故障診断器8Cを詳細に説明
する。図2に示されているように、スイッチ7AにA系
統故障発生信号ALMAを供給するA系統故障診断器8
Aは、LVDT故障検出器23、サーボループモニタ2
4、中間開度時サーボアンプ診断回路25、全開全閉時
サーボアンプ診断回路26、テストパルス出力回路2
7、二系偏差モニタ回路28及びOR回路29を含む。
障診断器8B、及びC系統故障診断器8Cを詳細に説明
する。図2に示されているように、スイッチ7AにA系
統故障発生信号ALMAを供給するA系統故障診断器8
Aは、LVDT故障検出器23、サーボループモニタ2
4、中間開度時サーボアンプ診断回路25、全開全閉時
サーボアンプ診断回路26、テストパルス出力回路2
7、二系偏差モニタ回路28及びOR回路29を含む。
【0056】LVDT故障検出器23は、LVDT5A
が出力する2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aの実効値
が所定の範囲にあるか否かに基づいて、LVDT5Aが
故障しているか否かを判断する。図3は、LVDT5A
が正常であるときに、2次側出力電圧VL1 A、VL2
Aの実効値が取り得る範囲を示す。LVDT5Aが正常
であるとき、2次側出力電圧VL1 Aの実効値は、V
MIN1以上、VMAX 1以下の値をとる。2次側出力
電圧VL1 Aの実効値がVMIN1以上VMAX 1以下
でない場合、LVDT故障検出器23は、LVDT5A
に故障が発生していると判断する。同様に、2次側出力
電圧VL2 Aの実効値は、VMIN2以上VMAX2以
下の値をとる。2次側出力電圧VL2 Aの実効値がV
MIN2以上VMAX2以下でない場合、LVDT故障
検出器23は、LVDT5Aに故障が発生していると判
断する。LVDT5Aが故障していると判断したとき、
LVDT故障検出器23は、出力ALMA 1を”H”レ
ベルに設定する。図2に示されているように、出力AL
MA 1は、OR回路29に出力される。
が出力する2次側出力電圧VL1 A、VL2 Aの実効値
が所定の範囲にあるか否かに基づいて、LVDT5Aが
故障しているか否かを判断する。図3は、LVDT5A
が正常であるときに、2次側出力電圧VL1 A、VL2
Aの実効値が取り得る範囲を示す。LVDT5Aが正常
であるとき、2次側出力電圧VL1 Aの実効値は、V
MIN1以上、VMAX 1以下の値をとる。2次側出力
電圧VL1 Aの実効値がVMIN1以上VMAX 1以下
でない場合、LVDT故障検出器23は、LVDT5A
に故障が発生していると判断する。同様に、2次側出力
電圧VL2 Aの実効値は、VMIN2以上VMAX2以
下の値をとる。2次側出力電圧VL2 Aの実効値がV
MIN2以上VMAX2以下でない場合、LVDT故障
検出器23は、LVDT5Aに故障が発生していると判
断する。LVDT5Aが故障していると判断したとき、
LVDT故障検出器23は、出力ALMA 1を”H”レ
ベルに設定する。図2に示されているように、出力AL
MA 1は、OR回路29に出力される。
【0057】サーボループモニタ24は、弁開度算出器
22が出力するA系実弁開度YAと弁開度目標値Uとに
基づいて、A系統サーボ制御系1Aに故障が発生してい
るか否かを判断する。サーボループモニタ24は、A系
統サーボ制御系1Aに故障があると判断したとき、出力
ALMA 2を”H”レベルに設定する。図4は、サーボ
ループモニタ24の構成を示す。サーボループモニタ2
4は、リミッタ31、変化率制限器32、減算器33、
偏差モニタ34及びタイマ35を含む。
22が出力するA系実弁開度YAと弁開度目標値Uとに
基づいて、A系統サーボ制御系1Aに故障が発生してい
るか否かを判断する。サーボループモニタ24は、A系
統サーボ制御系1Aに故障があると判断したとき、出力
ALMA 2を”H”レベルに設定する。図4は、サーボ
ループモニタ24の構成を示す。サーボループモニタ2
4は、リミッタ31、変化率制限器32、減算器33、
偏差モニタ34及びタイマ35を含む。
【0058】リミッタ31と変化率制限器32とは、弁
3の開度がとることが期待される期待開度Y*を弁開度
目標値Uに基づいて算出する。期待開度Y*は、概ね、
弁開度目標値Uと同一である。但し、弁開度目標値Uが
リミッタ31と変化率制限器32とにより補正された値
が、期待開度Y*として出力される。
3の開度がとることが期待される期待開度Y*を弁開度
目標値Uに基づいて算出する。期待開度Y*は、概ね、
弁開度目標値Uと同一である。但し、弁開度目標値Uが
リミッタ31と変化率制限器32とにより補正された値
が、期待開度Y*として出力される。
【0059】リミッタ31は、A系実弁開度YAは、0
%以上100%の間の値で表現されるのに対し、リミッ
タ31に入力される弁開度目標値Uは、−12.5%以
上112.5%以下の値をとり得ることに対応して設け
られている。前述のとおり、弁3を全開、又は全閉に設
定する場合に、弁3に全閉方向又は全開方向に力を作用
させておくことを可能にするために、弁開度目標値U
は、−12.5%以上112.5%以下の値をとり得
る。しかし、A系実弁開度YAは、0%以上100%以
下の値のみしか取り得ない。そこで、リミッタ31が設
けられ、リミッタ31が弁開度目標値Uに応答して出力
する出力値は、0%以上100%との間に制限される。
%以上100%の間の値で表現されるのに対し、リミッ
タ31に入力される弁開度目標値Uは、−12.5%以
上112.5%以下の値をとり得ることに対応して設け
られている。前述のとおり、弁3を全開、又は全閉に設
定する場合に、弁3に全閉方向又は全開方向に力を作用
させておくことを可能にするために、弁開度目標値U
は、−12.5%以上112.5%以下の値をとり得
る。しかし、A系実弁開度YAは、0%以上100%以
下の値のみしか取り得ない。そこで、リミッタ31が設
けられ、リミッタ31が弁開度目標値Uに応答して出力
する出力値は、0%以上100%との間に制限される。
【0060】変化率制限器32は、弁3の開度が実際に
変化する速度は、ある範囲に制限されることに対応して
設けられている。変化率制限器32には、リミッタ31
により0%以上100%以下の値にリミットされた出力
値が入力される。変化率制限器32が出力する期待開度
Y*は、リミッタ31の出力値を追随する。但し、期待
開度Y*の変化率は、所定の範囲内に制限される。これ
により、弁3の開度の実際の動きが期待開度Y*に反映
される。
変化する速度は、ある範囲に制限されることに対応して
設けられている。変化率制限器32には、リミッタ31
により0%以上100%以下の値にリミットされた出力
値が入力される。変化率制限器32が出力する期待開度
Y*は、リミッタ31の出力値を追随する。但し、期待
開度Y*の変化率は、所定の範囲内に制限される。これ
により、弁3の開度の実際の動きが期待開度Y*に反映
される。
【0061】減算器33は、A系実弁開度YAと期待開
度Y*との差ΔYAを算出する。偏差モニタ34は、差
ΔYAの絶対値が所定の基準値よりも大きいとき、その
出力を”H”レベルにして出力する。偏差モニタ34の
出力は、タイマ35の入力に接続される。タイマ35
は、偏差モニタ34の出力が、ある一定の時間、継続し
て”H”レベルであるならば、出力ALMA 2を”H”
レベルにして出力する。A系実弁開度YAと期待開度Y
*との差が大きい状態が一定時間継続したとき、出力A
LMA 2は”H”レベルになる。A系実弁開度YAと期
待開度Y*との差が大きい状態が一定時間継続したとき
に、サーボループモニタ24は、A系統サーボ制御系1
Aに故障が発生したと判断することになる。これによ
り、故障の誤検出が防がれる。図2に示されているよう
に、出力ALMA 2は、OR回路29に出力される。
度Y*との差ΔYAを算出する。偏差モニタ34は、差
ΔYAの絶対値が所定の基準値よりも大きいとき、その
出力を”H”レベルにして出力する。偏差モニタ34の
出力は、タイマ35の入力に接続される。タイマ35
は、偏差モニタ34の出力が、ある一定の時間、継続し
て”H”レベルであるならば、出力ALMA 2を”H”
レベルにして出力する。A系実弁開度YAと期待開度Y
*との差が大きい状態が一定時間継続したとき、出力A
LMA 2は”H”レベルになる。A系実弁開度YAと期
待開度Y*との差が大きい状態が一定時間継続したとき
に、サーボループモニタ24は、A系統サーボ制御系1
Aに故障が発生したと判断することになる。これによ
り、故障の誤検出が防がれる。図2に示されているよう
に、出力ALMA 2は、OR回路29に出力される。
【0062】中間開度時サーボアンプ診断回路25は、
A系実弁開度YAと弁開度目標値Uとサーボアンプ12
Aが出力するサーボ出力電圧VAとに基づいて、サーボ
アンプ12Aが正常に動作しているか否かを判断する。
サーボアンプ12Aが故障していると判断したとき、中
間開度時サーボアンプ診断回路25は、出力ALMA 3
を”H”レベルにする。
A系実弁開度YAと弁開度目標値Uとサーボアンプ12
Aが出力するサーボ出力電圧VAとに基づいて、サーボ
アンプ12Aが正常に動作しているか否かを判断する。
サーボアンプ12Aが故障していると判断したとき、中
間開度時サーボアンプ診断回路25は、出力ALMA 3
を”H”レベルにする。
【0063】図5は、中間開度時サーボアンプ診断回路
25の構成を示す。中間開度時サーボアンプ診断回路2
5は、減算器36、乗算器37、リミッタ38、減算器
39、偏差モニタ40、及びタイマ41を含む。
25の構成を示す。中間開度時サーボアンプ診断回路2
5は、減算器36、乗算器37、リミッタ38、減算器
39、偏差モニタ40、及びタイマ41を含む。
【0064】減算器36、乗算器37、及びリミッタ3
8は、弁開度目標値U及びA系実弁開度YAに基づい
て、サーボアンプ12Aの動作をシミュレートして、サ
ーボアンプ12Aの出力として期待される期待電圧VA
*を算出する。減算器36は、弁開度目標値UとA系統
弁開度検出器9Aにより算出されたA系実弁開度YAと
の差である偏差EA *を算出する。減算器36は、偏差
EA *に比例した電圧を出力する。乗算器37は、減算
器36の出力する電圧のP倍の電圧を出力する。Pは、
サーボアンプ12AのゲインKAに一致する。乗算器3
7が出力した電圧は、リミッタ38により、サーボアン
プ12Aが出力し得る電圧の範囲に制限される。サーボ
アンプ12Aが出力しうる最大の電圧及び最低の電圧を
それぞれ100%、−100%として規格化したとき、
リミッタ38は、乗算器37が出力した電圧を−100
%から100%の間に制限し、期待電圧VA *として出
力する。
8は、弁開度目標値U及びA系実弁開度YAに基づい
て、サーボアンプ12Aの動作をシミュレートして、サ
ーボアンプ12Aの出力として期待される期待電圧VA
*を算出する。減算器36は、弁開度目標値UとA系統
弁開度検出器9Aにより算出されたA系実弁開度YAと
の差である偏差EA *を算出する。減算器36は、偏差
EA *に比例した電圧を出力する。乗算器37は、減算
器36の出力する電圧のP倍の電圧を出力する。Pは、
サーボアンプ12AのゲインKAに一致する。乗算器3
7が出力した電圧は、リミッタ38により、サーボアン
プ12Aが出力し得る電圧の範囲に制限される。サーボ
アンプ12Aが出力しうる最大の電圧及び最低の電圧を
それぞれ100%、−100%として規格化したとき、
リミッタ38は、乗算器37が出力した電圧を−100
%から100%の間に制限し、期待電圧VA *として出
力する。
【0065】減算器39は、サーボアンプ12Aが出力
するサーボ出力電圧VAと、期待電圧VA *との差ΔV
Aを出力する。偏差モニタ40は、差ΔVAの絶対値が
所定の基準値Vstdよりも大きいとき、その出力を”
H”レベルにして出力する。偏差モニタ40の出力は、
タイマ41の入力に接続される。タイマ41は、偏差モ
ニタ40の出力が、ある一定の時間、継続して”H”レ
ベルであるならば、出力ALMA 3を”H”レベルにし
て出力する。サーボ出力電圧VAと、期待電圧VA *と
の差が大きい状態が一定時間継続したときに、タイマ4
1は、出力ALMA 3は、”H”レベルになる。中間開
度時サーボアンプ診断回路25は、サーボ出力電圧VA
と、期待電圧VA *との差が大きい状態が一定時間継続
したときに、A系統サーボ制御系1Aに故障が発生した
と判断することになる。これにより、故障の誤検出が防
がれる。図2に示されているように、出力ALM
A 3は、OR回路29に出力される。
するサーボ出力電圧VAと、期待電圧VA *との差ΔV
Aを出力する。偏差モニタ40は、差ΔVAの絶対値が
所定の基準値Vstdよりも大きいとき、その出力を”
H”レベルにして出力する。偏差モニタ40の出力は、
タイマ41の入力に接続される。タイマ41は、偏差モ
ニタ40の出力が、ある一定の時間、継続して”H”レ
ベルであるならば、出力ALMA 3を”H”レベルにし
て出力する。サーボ出力電圧VAと、期待電圧VA *と
の差が大きい状態が一定時間継続したときに、タイマ4
1は、出力ALMA 3は、”H”レベルになる。中間開
度時サーボアンプ診断回路25は、サーボ出力電圧VA
と、期待電圧VA *との差が大きい状態が一定時間継続
したときに、A系統サーボ制御系1Aに故障が発生した
と判断することになる。これにより、故障の誤検出が防
がれる。図2に示されているように、出力ALM
A 3は、OR回路29に出力される。
【0066】上述の中間開度時サーボアンプ診断回路2
5は、弁開度目標値Uが、全開又は全閉を指示してお
り、そのためにサーボアンプ12Aが出力するサーボ出
力電圧VAが飽和していると、サーボアンプ12Aの故
障の検出ができない。そこで、中間開度時サーボアンプ
診断回路25に加えて、全開全閉時サーボアンプ診断回
路26とテストパルス出力回路27とがサーボアンプ1
2Aの故障の検出のために使用される。
5は、弁開度目標値Uが、全開又は全閉を指示してお
り、そのためにサーボアンプ12Aが出力するサーボ出
力電圧VAが飽和していると、サーボアンプ12Aの故
障の検出ができない。そこで、中間開度時サーボアンプ
診断回路25に加えて、全開全閉時サーボアンプ診断回
路26とテストパルス出力回路27とがサーボアンプ1
2Aの故障の検出のために使用される。
【0067】全開全閉時サーボアンプ診断回路26とテ
ストパルス出力回路27とは、サーボアンプ12Aの応
答性に基づいて、サーボアンプ12Aが正常に動作して
いるか否かを判断する。テストパルス出力回路27は、
図2に示されているように、トリガクロックCLKAに
同期して、テストパルス信号72Aを重畳器11Aに出
力する。重畳器11Aは、テストパルス信号72Aを偏
差信号71Aに重畳してサーボアンプ12Aに出力す
る。テストパルス信号72Aは、図6に示されているよ
うに、双極性の矩形パルスである。サーボ弁2が、テス
トパルス信号72Aの印加による影響を受けにくくする
ために、テストパルス信号72Aのパルス幅は、サーボ
弁2の動作の時定数に対して充分に小さく定められてい
る。例えば、テストパルス信号72Aのパルス幅は、1
kHzの周波数に相当するパルス幅(0.5ms)に定
められる。サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力電
圧V Aは、全開全閉時サーボアンプ診断回路26により
監視される。テストパルス信号72Aとして矩形パルス
が入力されたときに、サーボアンプ12Aが出力するサ
ーボ出力電圧VAが変動すれば、サーボアンプ12Aの
出力が振り切れる故障が発生していないと判断する。テ
ストパルス信号72Aとして矩形パルスが入力されて
も、サーボ出力電圧VAが変動しなければ、全開全閉時
サーボアンプ診断回路26は、サーボアンプ12Aに故
障が発生していると判断し、出力ALMA 4を”H”レ
ベルにして出力する。出力ALMA 4は、OR回路29
に出力される。
ストパルス出力回路27とは、サーボアンプ12Aの応
答性に基づいて、サーボアンプ12Aが正常に動作して
いるか否かを判断する。テストパルス出力回路27は、
図2に示されているように、トリガクロックCLKAに
同期して、テストパルス信号72Aを重畳器11Aに出
力する。重畳器11Aは、テストパルス信号72Aを偏
差信号71Aに重畳してサーボアンプ12Aに出力す
る。テストパルス信号72Aは、図6に示されているよ
うに、双極性の矩形パルスである。サーボ弁2が、テス
トパルス信号72Aの印加による影響を受けにくくする
ために、テストパルス信号72Aのパルス幅は、サーボ
弁2の動作の時定数に対して充分に小さく定められてい
る。例えば、テストパルス信号72Aのパルス幅は、1
kHzの周波数に相当するパルス幅(0.5ms)に定
められる。サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力電
圧V Aは、全開全閉時サーボアンプ診断回路26により
監視される。テストパルス信号72Aとして矩形パルス
が入力されたときに、サーボアンプ12Aが出力するサ
ーボ出力電圧VAが変動すれば、サーボアンプ12Aの
出力が振り切れる故障が発生していないと判断する。テ
ストパルス信号72Aとして矩形パルスが入力されて
も、サーボ出力電圧VAが変動しなければ、全開全閉時
サーボアンプ診断回路26は、サーボアンプ12Aに故
障が発生していると判断し、出力ALMA 4を”H”レ
ベルにして出力する。出力ALMA 4は、OR回路29
に出力される。
【0068】テストパルス出力回路27は、上述の中間
開度時サーボアンプ診断回路25によってはサーボアン
プ12Aの故障が判断できないと判断したとき、テスト
パルス信号72Aを重畳器11Aに出力する。テストパ
ルス出力回路27は、サーボアンプ12Aが出力するサ
ーボ出力電圧VA、サーボアンプ12Bが出力するサー
ボ出力電圧VB、サーボアンプ12Cが出力するサーボ
出力電圧VC、及び弁開度目標値Uに基づいて、テスト
パルス信号72Aを出力すべきか否かを判断する。
開度時サーボアンプ診断回路25によってはサーボアン
プ12Aの故障が判断できないと判断したとき、テスト
パルス信号72Aを重畳器11Aに出力する。テストパ
ルス出力回路27は、サーボアンプ12Aが出力するサ
ーボ出力電圧VA、サーボアンプ12Bが出力するサー
ボ出力電圧VB、サーボアンプ12Cが出力するサーボ
出力電圧VC、及び弁開度目標値Uに基づいて、テスト
パルス信号72Aを出力すべきか否かを判断する。
【0069】図7は、テストパルス出力回路27の構成
を示す。テストパルス出力回路27は、全開側弁開度目
標値判定器42、全開側自系統サーボ電圧判定器43、
全開側他系統サーボ電圧判定器44、全閉側弁開度目標
値判定器45、全閉側自系統サーボ電圧判定器46、全
閉側他系統サーボ電圧判定器47、AND回路48、A
ND回路49、OR回路50、AND回路51及びパル
ス出力回路52を含む。
を示す。テストパルス出力回路27は、全開側弁開度目
標値判定器42、全開側自系統サーボ電圧判定器43、
全開側他系統サーボ電圧判定器44、全閉側弁開度目標
値判定器45、全閉側自系統サーボ電圧判定器46、全
閉側他系統サーボ電圧判定器47、AND回路48、A
ND回路49、OR回路50、AND回路51及びパル
ス出力回路52を含む。
【0070】全開側弁開度目標値判定器42、全開側自
系統サーボ電圧判定器43、全開側他系統サーボ電圧判
定器44、及びAND回路48は、弁開度目標値Uが、
全開を指示しており、且つ、サーボアンプ12Aが出力
するサーボ出力電圧VAが中間開度時サーボアンプ診断
回路25により故障が検出不能な範囲にある場合に、”
H”レベルをとる全開指示信号TRGHを生成する。
系統サーボ電圧判定器43、全開側他系統サーボ電圧判
定器44、及びAND回路48は、弁開度目標値Uが、
全開を指示しており、且つ、サーボアンプ12Aが出力
するサーボ出力電圧VAが中間開度時サーボアンプ診断
回路25により故障が検出不能な範囲にある場合に、”
H”レベルをとる全開指示信号TRGHを生成する。
【0071】全開側弁開度目標値判定器42には、弁開
度目標値Uが入力される。弁開度目標値Uが100%以
上であるとき、全開側弁開度目標値判定器42の出力
は、”H”レベルになる。弁開度目標値Uが100%未
満であるとき、全開側弁開度目標値判定器42の出力
は、”L”レベルになる。
度目標値Uが入力される。弁開度目標値Uが100%以
上であるとき、全開側弁開度目標値判定器42の出力
は、”H”レベルになる。弁開度目標値Uが100%未
満であるとき、全開側弁開度目標値判定器42の出力
は、”L”レベルになる。
【0072】全開側自系統サーボ電圧判定器43には、
サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが入
力される。サーボ出力電圧VAが、100−V
std(%)以上であるとき、全開側自系統サーボ電圧
判定器43の出力は”H”レベルになる。ここで、V
stdは、上述されているように、中間開度時サーボア
ンプ診断回路25の偏差モニタ40が、サーボ出力電圧
VAと、期待電圧VA *との差ΔVAの判断の基準値で
ある。ただし、サーボ出力電圧VAと、基準値Vstd
とは、サーボアンプ12A、サーボアンプ12B、サー
ボアンプ12Cが出力しうる最大の電圧及び最低の電圧
をそれぞれ100%、−100%として規格化して表現
されている。サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力
電圧VAが、100−Vstd(%)以上であるとき、
中間開度時サーボアンプ診断回路25では、サーボアン
プ12Aの異常を検出できない。このような場合、全開
側自系統サーボ電圧判定器43の出力は、”H”レベル
に設定される。
サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが入
力される。サーボ出力電圧VAが、100−V
std(%)以上であるとき、全開側自系統サーボ電圧
判定器43の出力は”H”レベルになる。ここで、V
stdは、上述されているように、中間開度時サーボア
ンプ診断回路25の偏差モニタ40が、サーボ出力電圧
VAと、期待電圧VA *との差ΔVAの判断の基準値で
ある。ただし、サーボ出力電圧VAと、基準値Vstd
とは、サーボアンプ12A、サーボアンプ12B、サー
ボアンプ12Cが出力しうる最大の電圧及び最低の電圧
をそれぞれ100%、−100%として規格化して表現
されている。サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力
電圧VAが、100−Vstd(%)以上であるとき、
中間開度時サーボアンプ診断回路25では、サーボアン
プ12Aの異常を検出できない。このような場合、全開
側自系統サーボ電圧判定器43の出力は、”H”レベル
に設定される。
【0073】全開側他系統サーボ電圧判定器44には、
サーボアンプ12Bが出力するサーボ出力電圧VBと、
サーボアンプ12Cが出力するサーボ出力電圧VCとが
入力される。サーボ出力電圧VBとサーボ出力電圧VC
との和が100%以上であるとき、全開側他系統サーボ
電圧判定器44の出力は”H”レベルになる。サーボ出
力電圧VBとサーボ出力電圧VCとの和が100%未満
であるとき、全開側他系統サーボ電圧判定器44の出力
は”L”レベルになる。
サーボアンプ12Bが出力するサーボ出力電圧VBと、
サーボアンプ12Cが出力するサーボ出力電圧VCとが
入力される。サーボ出力電圧VBとサーボ出力電圧VC
との和が100%以上であるとき、全開側他系統サーボ
電圧判定器44の出力は”H”レベルになる。サーボ出
力電圧VBとサーボ出力電圧VCとの和が100%未満
であるとき、全開側他系統サーボ電圧判定器44の出力
は”L”レベルになる。
【0074】全開側弁開度目標値判定器42、全開側自
系統サーボ電圧判定器43及び全開側他系統サーボ電圧
判定器44の出力は、AND回路48の入力に接続され
る。AND回路48は、全開側弁開度目標値判定器4
2、全開側自系統サーボ電圧判定器43及び全開側他系
統サーボ電圧判定器44の出力の論理積を全開指示信号
TRGHとして出力する。全開指示信号TRGHは、弁
開度目標値Uが、全開を指示しており、サーボアンプ1
2Aが出力するサーボ出力電圧VAが中間開度時サーボ
アンプ診断回路25により故障が検出不能な範囲にある
場合に”H”レベルになる。このとき、サーボ出力電圧
VBとサーボ出力電圧VCとの和が100%以上である
ときのみ、全開指示信号TRGHは、”H”レベルにな
り、弁3が実際には全開でない場合には、全開指示信号
TRGHは、”H”レベルにならない。
系統サーボ電圧判定器43及び全開側他系統サーボ電圧
判定器44の出力は、AND回路48の入力に接続され
る。AND回路48は、全開側弁開度目標値判定器4
2、全開側自系統サーボ電圧判定器43及び全開側他系
統サーボ電圧判定器44の出力の論理積を全開指示信号
TRGHとして出力する。全開指示信号TRGHは、弁
開度目標値Uが、全開を指示しており、サーボアンプ1
2Aが出力するサーボ出力電圧VAが中間開度時サーボ
アンプ診断回路25により故障が検出不能な範囲にある
場合に”H”レベルになる。このとき、サーボ出力電圧
VBとサーボ出力電圧VCとの和が100%以上である
ときのみ、全開指示信号TRGHは、”H”レベルにな
り、弁3が実際には全開でない場合には、全開指示信号
TRGHは、”H”レベルにならない。
【0075】一方、全閉側弁開度目標値判定器45、全
閉側自系統サーボ電圧判定器46、全閉側他系統サーボ
電圧判定器47、及びAND回路49は、弁開度目標値
Uが、全閉を指示しており、且つ、サーボアンプ12A
が出力するサーボ出力電圧V Aが中間開度時サーボアン
プ診断回路25により故障が検出不能な範囲にある場合
に、”H”レベルをとる全閉指示信号TRGLを生成す
る。
閉側自系統サーボ電圧判定器46、全閉側他系統サーボ
電圧判定器47、及びAND回路49は、弁開度目標値
Uが、全閉を指示しており、且つ、サーボアンプ12A
が出力するサーボ出力電圧V Aが中間開度時サーボアン
プ診断回路25により故障が検出不能な範囲にある場合
に、”H”レベルをとる全閉指示信号TRGLを生成す
る。
【0076】全閉側弁開度目標値判定器45には、弁開
度目標値Uが入力される。弁開度目標値Uが0%以下で
あるとき、全閉側弁開度目標値判定器45の出力は、”
H”レベルになる。弁開度目標値Uが100%よりも大
きいとき、全閉側弁開度目標値判定器45の出力は、”
L”レベルになる。
度目標値Uが入力される。弁開度目標値Uが0%以下で
あるとき、全閉側弁開度目標値判定器45の出力は、”
H”レベルになる。弁開度目標値Uが100%よりも大
きいとき、全閉側弁開度目標値判定器45の出力は、”
L”レベルになる。
【0077】全閉側自系統サーボ電圧判定器46には、
サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが入
力される。サーボ出力電圧VAが、Vstd(%)以下
であるとき、全閉側自系統サーボ電圧判定器46の出力
は”H”レベルになる。ここで、Vstdは、上述され
ているように、中間開度時サーボアンプ診断回路25の
偏差モニタ40が、サーボ出力電圧VAと、期待電圧V
A *との差ΔVAの判断の基準値である。サーボアンプ
12Aが出力するサーボ出力電圧VAが、V
s td(%)以下であるとき、中間開度時サーボアンプ
診断回路25では、サーボアンプ12Aの異常を検出で
きない。このような場合、全閉側自系統サーボ電圧判定
器46の出力は、”H”レベルに設定される。
サーボアンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが入
力される。サーボ出力電圧VAが、Vstd(%)以下
であるとき、全閉側自系統サーボ電圧判定器46の出力
は”H”レベルになる。ここで、Vstdは、上述され
ているように、中間開度時サーボアンプ診断回路25の
偏差モニタ40が、サーボ出力電圧VAと、期待電圧V
A *との差ΔVAの判断の基準値である。サーボアンプ
12Aが出力するサーボ出力電圧VAが、V
s td(%)以下であるとき、中間開度時サーボアンプ
診断回路25では、サーボアンプ12Aの異常を検出で
きない。このような場合、全閉側自系統サーボ電圧判定
器46の出力は、”H”レベルに設定される。
【0078】全閉側他系統サーボ電圧判定器47には、
サーボアンプ12Bが出力するサーボ出力電圧VBと、
サーボアンプ12Cが出力するサーボ出力電圧VCとが
入力される。サーボ出力電圧VBとサーボ出力電圧VC
との和が0%以下であるとき、全閉側他系統サーボ電圧
判定器47の出力は”H”レベルになる。サーボ出力電
圧VBとサーボ出力電圧VCとの和が0%より大きいと
き、全閉側他系統サーボ電圧判定器47の出力は”L”
レベルになる。
サーボアンプ12Bが出力するサーボ出力電圧VBと、
サーボアンプ12Cが出力するサーボ出力電圧VCとが
入力される。サーボ出力電圧VBとサーボ出力電圧VC
との和が0%以下であるとき、全閉側他系統サーボ電圧
判定器47の出力は”H”レベルになる。サーボ出力電
圧VBとサーボ出力電圧VCとの和が0%より大きいと
き、全閉側他系統サーボ電圧判定器47の出力は”L”
レベルになる。
【0079】全閉側弁開度目標値判定器45、全閉側自
系統サーボ電圧判定器46及び全閉側他系統サーボ電圧
判定器47の出力は、AND回路49の入力に接続され
る。AND回路49は、全閉側弁開度目標値判定器4
5、全閉側自系統サーボ電圧判定器46及び全閉側他系
統サーボ電圧判定器47の出力の論理積を全閉指示信号
TRGLとして出力する。全閉指示信号TRGLは、弁
開度目標値Uが、全閉を指示しており、且つ、サーボア
ンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが中間開度時
サーボアンプ診断回路25により故障が検出不能な範囲
にある場合に”H”レベルになる。このとき、サーボ出
力電圧VBとサーボ出力電圧VCとの和が0%以下であ
るときのみ、全閉指示信号TRGLは、”H”レベルに
なり、弁3が実際には全閉でない場合には、全閉指示信
号TRGLは、”H”レベルにならない。
系統サーボ電圧判定器46及び全閉側他系統サーボ電圧
判定器47の出力は、AND回路49の入力に接続され
る。AND回路49は、全閉側弁開度目標値判定器4
5、全閉側自系統サーボ電圧判定器46及び全閉側他系
統サーボ電圧判定器47の出力の論理積を全閉指示信号
TRGLとして出力する。全閉指示信号TRGLは、弁
開度目標値Uが、全閉を指示しており、且つ、サーボア
ンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが中間開度時
サーボアンプ診断回路25により故障が検出不能な範囲
にある場合に”H”レベルになる。このとき、サーボ出
力電圧VBとサーボ出力電圧VCとの和が0%以下であ
るときのみ、全閉指示信号TRGLは、”H”レベルに
なり、弁3が実際には全閉でない場合には、全閉指示信
号TRGLは、”H”レベルにならない。
【0080】全開指示信号TRGHと全閉指示信号TR
GLとは、OR回路50に入力される。OR回路50
は、全開指示信号TRGHと全閉指示信号TRGLとの
論理和を出力する。OR回路50の出力は、弁開度目標
値Uが、全開又は全閉を指示しており、且つ、サーボア
ンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが中間開度時
サーボアンプ診断回路25により故障が検出不能な範囲
にある場合に”H”レベルになる。OR回路50の出力
は、AND回路51の一の入力に接続される。
GLとは、OR回路50に入力される。OR回路50
は、全開指示信号TRGHと全閉指示信号TRGLとの
論理和を出力する。OR回路50の出力は、弁開度目標
値Uが、全開又は全閉を指示しており、且つ、サーボア
ンプ12Aが出力するサーボ出力電圧VAが中間開度時
サーボアンプ診断回路25により故障が検出不能な範囲
にある場合に”H”レベルになる。OR回路50の出力
は、AND回路51の一の入力に接続される。
【0081】AND回路51の他の入力には、トリガク
ロック発生器14が生成するトリガクロックCLKAが
入力される。図8に示されているように、トリガクロッ
クCLKAは、周期3Tを有し、周期3Tごとに”H”
レベルになるパルス信号である。AND回路51は、ト
リガクロックCLKAと、OR回路50の出力との論理
積をとって、パルス出力回路52に入力する。
ロック発生器14が生成するトリガクロックCLKAが
入力される。図8に示されているように、トリガクロッ
クCLKAは、周期3Tを有し、周期3Tごとに”H”
レベルになるパルス信号である。AND回路51は、ト
リガクロックCLKAと、OR回路50の出力との論理
積をとって、パルス出力回路52に入力する。
【0082】パルス出力回路52は、AND回路51の
出力の立ち上がりエッジを検出すると、図6に示された
波形を有するテストパルス信号72Aを出力する。図2
に示されているように、テストパルス信号72Aは、重
畳器11Aによって偏差信号71Aに重畳され、サーボ
アンプ12Aに入力される。サーボアンプ12Aが出力
するサーボ出力電圧VAがテストパルス信号72Aに応
答して変化するか否かによって、全開全閉時サーボアン
プ診断回路26は、サーボアンプ12Aの故障の有無を
判断する。全開全閉時サーボアンプ診断回路26は、サ
ーボアンプ12Aに故障があると判断したとき、ALM
A 4を”H”にしてOR回路29に出力する。
出力の立ち上がりエッジを検出すると、図6に示された
波形を有するテストパルス信号72Aを出力する。図2
に示されているように、テストパルス信号72Aは、重
畳器11Aによって偏差信号71Aに重畳され、サーボ
アンプ12Aに入力される。サーボアンプ12Aが出力
するサーボ出力電圧VAがテストパルス信号72Aに応
答して変化するか否かによって、全開全閉時サーボアン
プ診断回路26は、サーボアンプ12Aの故障の有無を
判断する。全開全閉時サーボアンプ診断回路26は、サ
ーボアンプ12Aに故障があると判断したとき、ALM
A 4を”H”にしてOR回路29に出力する。
【0083】一方、二系偏差モニタ回路28は、A系統
弁開度検出器9Aが算出したA系実弁開度YAとB系統
弁開度検出器9Bが算出したB系実弁開度YBとの偏差
ΔY AB、及び、A系実弁開度YAとC系統弁開度検出
器9Cが算出したC系実弁開度YCとの偏差ΔYACに
基づいて、A系統サーボ制御系1Aに故障が発生してい
るか否かを判断する。偏差ΔYABと偏差ΔYACとの
いずれもが大きい場合、他のB系統サーボ制御系1B、
C系統サーボ制御系1Cには発生していない事態が、A
系統サーボ制御系1Aに発生していることが推定され
る。偏差ΔYABと偏差ΔYACとの両方が大きい場
合、二系偏差モニタ回路28は、A系統サーボ制御系1
Aに故障が発生していると判断する。二系偏差モニタ回
路28がA系統サーボ制御系1Aに故障が発生している
と判断したとき、二系偏差モニタ回路28の出力ALM
A 5は、”H”レベルになる。
弁開度検出器9Aが算出したA系実弁開度YAとB系統
弁開度検出器9Bが算出したB系実弁開度YBとの偏差
ΔY AB、及び、A系実弁開度YAとC系統弁開度検出
器9Cが算出したC系実弁開度YCとの偏差ΔYACに
基づいて、A系統サーボ制御系1Aに故障が発生してい
るか否かを判断する。偏差ΔYABと偏差ΔYACとの
いずれもが大きい場合、他のB系統サーボ制御系1B、
C系統サーボ制御系1Cには発生していない事態が、A
系統サーボ制御系1Aに発生していることが推定され
る。偏差ΔYABと偏差ΔYACとの両方が大きい場
合、二系偏差モニタ回路28は、A系統サーボ制御系1
Aに故障が発生していると判断する。二系偏差モニタ回
路28がA系統サーボ制御系1Aに故障が発生している
と判断したとき、二系偏差モニタ回路28の出力ALM
A 5は、”H”レベルになる。
【0084】図9は、二系偏差モニタ回路28の構成を
示す。二系偏差モニタ回路28は、減算器53、偏差モ
ニタ54、減算器55、偏差モニタ56、AND回路5
7、及びタイマ58を含む。減算器53は、A系実弁開
度YAとB系実弁開度YBとの差ΔYABを算出して、
偏差モニタ54に出力する。差ΔYABの絶対値が、所
定の基準値よりも大きいとき、偏差モニタ54の出力
は、”H”レベルになる。
示す。二系偏差モニタ回路28は、減算器53、偏差モ
ニタ54、減算器55、偏差モニタ56、AND回路5
7、及びタイマ58を含む。減算器53は、A系実弁開
度YAとB系実弁開度YBとの差ΔYABを算出して、
偏差モニタ54に出力する。差ΔYABの絶対値が、所
定の基準値よりも大きいとき、偏差モニタ54の出力
は、”H”レベルになる。
【0085】減算器55は、A系実弁開度YAとC系実
弁開度YCとの差ΔYCAを算出して、偏差モニタ56
に出力する。差ΔYCAの絶対値が、所定の基準値より
も大きいとき、偏差モニタ56の出力は”H”レベルに
なる。
弁開度YCとの差ΔYCAを算出して、偏差モニタ56
に出力する。差ΔYCAの絶対値が、所定の基準値より
も大きいとき、偏差モニタ56の出力は”H”レベルに
なる。
【0086】AND回路57の一の入力は、偏差モニタ
54の出力に接続され、AND回路57の他の入力は、
偏差モニタ56の出力に接続されている。AND回路5
7は、偏差モニタ54の出力と、偏差モニタ56の出力
との論理積を出力する。タイマ58は、AND回路57
の出力が一定の時間、継続して”H”レベルであると
き、出力ALMA 5を”H”レベルにして出力する。出
力ALMA 5は、A系実弁開度YAとB系実弁開度YB
との差ΔYABの絶対値と、A系実弁開度YAとC系実
弁開度YCとの差ΔYCAの絶対値とが、いずれも、所
定の基準値よりも大きい場合、”H”レベルになる。
54の出力に接続され、AND回路57の他の入力は、
偏差モニタ56の出力に接続されている。AND回路5
7は、偏差モニタ54の出力と、偏差モニタ56の出力
との論理積を出力する。タイマ58は、AND回路57
の出力が一定の時間、継続して”H”レベルであると
き、出力ALMA 5を”H”レベルにして出力する。出
力ALMA 5は、A系実弁開度YAとB系実弁開度YB
との差ΔYABの絶対値と、A系実弁開度YAとC系実
弁開度YCとの差ΔYCAの絶対値とが、いずれも、所
定の基準値よりも大きい場合、”H”レベルになる。
【0087】以上の構成を有する二系偏差モニタ回路2
8は、差ΔYABと差ΔYCAとのいずれもが大きい状
態が継続すると、A系統サーボ制御系1Aが故障してい
ると判断し、出力ALMA 5を”H”レベルにして出力
する。出力ALMA 5は、図2に示されているように、
OR回路29に出力される。
8は、差ΔYABと差ΔYCAとのいずれもが大きい状
態が継続すると、A系統サーボ制御系1Aが故障してい
ると判断し、出力ALMA 5を”H”レベルにして出力
する。出力ALMA 5は、図2に示されているように、
OR回路29に出力される。
【0088】OR回路29には、LVDT故障検出器2
3の出力ALMA 1、サーボループモニタ24の出力A
LMA 2、中間開度時サーボアンプ診断回路25の出力
ALMA 3、全開全閉時サーボアンプ診断回路26の出
力ALMA 4、及び二系偏差モニタ回路28の出力AL
MA 5が入力される。OR回路29は、出力ALMA 1
〜ALMA 5のいずれかが”H”レベルであるとき、A
系統故障発生信号ALMAを出力する。LVDT故障検
出器23、サーボループモニタ24、中間開度時サーボ
アンプ診断回路25、全開全閉時サーボアンプ診断回路
26、二系偏差モニタ回路28のいずれかが、A系統サ
ーボ制御系1Aに故障があると判断した場合に、A系統
故障発生信号ALMAが出力される。
3の出力ALMA 1、サーボループモニタ24の出力A
LMA 2、中間開度時サーボアンプ診断回路25の出力
ALMA 3、全開全閉時サーボアンプ診断回路26の出
力ALMA 4、及び二系偏差モニタ回路28の出力AL
MA 5が入力される。OR回路29は、出力ALMA 1
〜ALMA 5のいずれかが”H”レベルであるとき、A
系統故障発生信号ALMAを出力する。LVDT故障検
出器23、サーボループモニタ24、中間開度時サーボ
アンプ診断回路25、全開全閉時サーボアンプ診断回路
26、二系偏差モニタ回路28のいずれかが、A系統サ
ーボ制御系1Aに故障があると判断した場合に、A系統
故障発生信号ALMAが出力される。
【0089】A系統故障発生信号ALMAが出力される
と、スイッチ7Aは遮断状態になって、サーボアンプ1
2Aからサーボ弁2への駆動電流IAの供給は遮断され
る。同時に、サーボアンプ12B、及びサーボアンプ1
2CのゲインKB、KCが、K1から1.5K1に増加
され、サーボアンプ12Aが分離されたことによるサー
ボ弁2の駆動能力の低下が防がれる。
と、スイッチ7Aは遮断状態になって、サーボアンプ1
2Aからサーボ弁2への駆動電流IAの供給は遮断され
る。同時に、サーボアンプ12B、及びサーボアンプ1
2CのゲインKB、KCが、K1から1.5K1に増加
され、サーボアンプ12Aが分離されたことによるサー
ボ弁2の駆動能力の低下が防がれる。
【0090】B系統故障診断器8B及びC系統故障診断
器8Cは、それに入力される信号と、それが出力する信
号とが異なる以外、A系統故障診断器8Aと同一の構成
を有し、同一の動作を行う。B系統故障診断器8Bは、
A系実弁開度YAの代わりにB系実弁開度YBが、B系
実弁開度YBの代わりにC系実弁開度YCが、C系実弁
開度YCの代わりにA系実弁開度YAが、サーボ出力電
圧VAの代わりにサーボ出力電圧VBが、サーボ出力電
圧VBの代わりにサーボ出力電圧VCが、サーボ出力電
圧VCの代わりにサーボ出力電圧VAが、トリガクロッ
クCLKAの代わりにトリガクロックCLKBが入力さ
れ、A系統故障発生信号ALMAの代わりにB系統故障
発生信号ALMBが出力される点以外、A系統故障診断
器8Aと同一の構成を有し、同一の動作を行う。同様
に、C系統故障診断器8Cは、A系実弁開度YAの代わ
りにC系実弁開度YCが、B系実弁開度YBの代わりに
A系実弁開度YAが、C系実弁開度YCの代わりにB系
実弁開度YBが、サーボ出力電圧VAの代わりにサーボ
出力電圧VCが、サーボ出力電圧VBの代わりにサーボ
出力電圧VAが、サーボ出力電圧VCの代わりにサーボ
出力電圧VBが、トリガクロックCLKAの代わりにト
リガクロックCLKCが入力され、A系統故障発生信号
ALMAの代わりにC系統故障発生信号ALMCが出力
される点以外、A系統故障診断器8Aと同一の構成を有
し、同一の動作を行う。B系統故障診断器8B及びC系
統故障診断器8Cの詳細な説明は行われない。
器8Cは、それに入力される信号と、それが出力する信
号とが異なる以外、A系統故障診断器8Aと同一の構成
を有し、同一の動作を行う。B系統故障診断器8Bは、
A系実弁開度YAの代わりにB系実弁開度YBが、B系
実弁開度YBの代わりにC系実弁開度YCが、C系実弁
開度YCの代わりにA系実弁開度YAが、サーボ出力電
圧VAの代わりにサーボ出力電圧VBが、サーボ出力電
圧VBの代わりにサーボ出力電圧VCが、サーボ出力電
圧VCの代わりにサーボ出力電圧VAが、トリガクロッ
クCLKAの代わりにトリガクロックCLKBが入力さ
れ、A系統故障発生信号ALMAの代わりにB系統故障
発生信号ALMBが出力される点以外、A系統故障診断
器8Aと同一の構成を有し、同一の動作を行う。同様
に、C系統故障診断器8Cは、A系実弁開度YAの代わ
りにC系実弁開度YCが、B系実弁開度YBの代わりに
A系実弁開度YAが、C系実弁開度YCの代わりにB系
実弁開度YBが、サーボ出力電圧VAの代わりにサーボ
出力電圧VCが、サーボ出力電圧VBの代わりにサーボ
出力電圧VAが、サーボ出力電圧VCの代わりにサーボ
出力電圧VBが、トリガクロックCLKAの代わりにト
リガクロックCLKCが入力され、A系統故障発生信号
ALMAの代わりにC系統故障発生信号ALMCが出力
される点以外、A系統故障診断器8Aと同一の構成を有
し、同一の動作を行う。B系統故障診断器8B及びC系
統故障診断器8Cの詳細な説明は行われない。
【0091】但し、図8に示されているように、トリガ
クロックCLKA、トリガクロックCLKB、及びトリ
ガクロックCLKCが、”H”レベルになる時間は、T
ずつずらされ、同時には、”H”レベルにならない。ト
リガクロックCLKA、トリガクロックCLKB、及び
トリガクロックCLKCにそれぞれ同期して出力される
テストパルス信号72A、テストパルス信号72B、テ
ストパルス信号72Cは、同時には出力されない。これ
により、サーボアンプ12A、サーボアンプ12B、サ
ーボアンプ12Cに、同時にテストパルス信号72A、
テストパルス信号72B、テストパルス信号72Cが入
力されることが避けられている。サーボアンプ12A、
サーボアンプ12B、サーボアンプ12Cに、同時にテ
ストパルス信号72A、テストパルス信号72B、テス
トパルス信号72Cが入力されると、サーボ弁2の動作
に影響が発生するおそれがある。そこで、テストパルス
信号72A、テストパルス信号72B、テストパルス信
号72Cが出力する時刻がずらされている。
クロックCLKA、トリガクロックCLKB、及びトリ
ガクロックCLKCが、”H”レベルになる時間は、T
ずつずらされ、同時には、”H”レベルにならない。ト
リガクロックCLKA、トリガクロックCLKB、及び
トリガクロックCLKCにそれぞれ同期して出力される
テストパルス信号72A、テストパルス信号72B、テ
ストパルス信号72Cは、同時には出力されない。これ
により、サーボアンプ12A、サーボアンプ12B、サ
ーボアンプ12Cに、同時にテストパルス信号72A、
テストパルス信号72B、テストパルス信号72Cが入
力されることが避けられている。サーボアンプ12A、
サーボアンプ12B、サーボアンプ12Cに、同時にテ
ストパルス信号72A、テストパルス信号72B、テス
トパルス信号72Cが入力されると、サーボ弁2の動作
に影響が発生するおそれがある。そこで、テストパルス
信号72A、テストパルス信号72B、テストパルス信
号72Cが出力する時刻がずらされている。
【0092】上述のように、本実施の形態では、A系統
サーボ制御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系
統サーボ制御系1Cのいずれかに故障が発生すると、故
障が発生したサーボ制御系は、サーボ弁2から切り離さ
れる。これにより、故障したサーボ制御系がサーボ弁2
に出力する電流により、弁3の弁開度のオフセットがず
れることが防がれ、弁開度の変動が防止される。
サーボ制御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系
統サーボ制御系1Cのいずれかに故障が発生すると、故
障が発生したサーボ制御系は、サーボ弁2から切り離さ
れる。これにより、故障したサーボ制御系がサーボ弁2
に出力する電流により、弁3の弁開度のオフセットがず
れることが防がれ、弁開度の変動が防止される。
【0093】更に、A系統サーボ制御系1A、B系統サ
ーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのいずれ
かに故障が発生すると、他の健全なサーボ制御系のゲイ
ンが増加される。これにより、弁3の制御の応答性の低
下が防がれる。
ーボ制御系1B、及びC系統サーボ制御系1Cのいずれ
かに故障が発生すると、他の健全なサーボ制御系のゲイ
ンが増加される。これにより、弁3の制御の応答性の低
下が防がれる。
【0094】更に、本実施の形態では、多様な方法によ
りA系統サーボ制御系1A、B系統サーボ制御系1B、
及びC系統サーボ制御系1Cの故障が検出され、多面的
な故障の検出が実現されている。
りA系統サーボ制御系1A、B系統サーボ制御系1B、
及びC系統サーボ制御系1Cの故障が検出され、多面的
な故障の検出が実現されている。
【0095】図10は、本発明によるサーボ弁システム
の実施の第2形態を示す。実施の第2形態では、サーボ
カード6A、サーボカード6B、及びサーボカード6C
に、A系統ゲイン調節器13A、B系統ゲイン調節器1
3B、C系統ゲイン調節器13Cが設けられない。サー
ボアンプ12A、サーボアンプ12B、サーボアンプ1
2Cのゲインは、Kに固定される。その代りに、弁開度
目標値Uに基づいてA系統弁開度目標値UA、B系統弁
開度目標値UB、C系統弁開度目標値UCをそれぞれ算
出するA系統弁開度目標値演算部59A、B系統弁開度
目標値演算部59B、C系統弁開度目標値演算部59C
が設けられている。A系統弁開度目標値UA、B系統弁
開度目標値UB、C系統弁開度目標値UCは、それぞ
れ、サーボカード6A、サーボカード6B、及びサーボ
カード6Cに入力される。A系統弁開度目標値UA、B
系統弁開度目標値UB、及びC系統弁開度目標値UCに
それぞれ基づいて、サーボアンプ12A、サーボアンプ
12B、及びサーボアンプ12Cはその出力を定める。
の実施の第2形態を示す。実施の第2形態では、サーボ
カード6A、サーボカード6B、及びサーボカード6C
に、A系統ゲイン調節器13A、B系統ゲイン調節器1
3B、C系統ゲイン調節器13Cが設けられない。サー
ボアンプ12A、サーボアンプ12B、サーボアンプ1
2Cのゲインは、Kに固定される。その代りに、弁開度
目標値Uに基づいてA系統弁開度目標値UA、B系統弁
開度目標値UB、C系統弁開度目標値UCをそれぞれ算
出するA系統弁開度目標値演算部59A、B系統弁開度
目標値演算部59B、C系統弁開度目標値演算部59C
が設けられている。A系統弁開度目標値UA、B系統弁
開度目標値UB、C系統弁開度目標値UCは、それぞ
れ、サーボカード6A、サーボカード6B、及びサーボ
カード6Cに入力される。A系統弁開度目標値UA、B
系統弁開度目標値UB、及びC系統弁開度目標値UCに
それぞれ基づいて、サーボアンプ12A、サーボアンプ
12B、及びサーボアンプ12Cはその出力を定める。
【0096】本実施の形態のサーボ弁システムの他の部
分の構成及び動作は、実施の第1形態と同様であり、そ
の説明は行われない。
分の構成及び動作は、実施の第1形態と同様であり、そ
の説明は行われない。
【0097】A系統弁開度目標値UA、B系統弁開度目
標値UB、C系統弁開度目標値UCは、A系統サーボ制
御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ
制御系1Cのいずれにも故障が発生していないとき、弁
開度目標値Uに一致する。A系統サーボ制御系1Aに故
障が発生すると、B系統サーボ制御系1BとC系統サー
ボ制御系1Cのゲインが実質的に1.5倍になるよう
に、B系統弁開度目標値UB、C系統弁開度目標値UC
とが定められ、それぞれサーボカード6B、及びサーボ
カード6Cに入力される。同様に、B系統サーボ制御系
1Bに故障が発生すると、C系統サーボ制御系1CとA
系統サーボ制御系1Aのゲインが実質的に1.5倍にな
るように、C系統弁開度目標値UC、A系統弁開度目標
値UAとが定められ、それぞれサーボカード6C、及び
サーボカード6Aに入力される。更に、C系統サーボ制
御系1Cに故障が発生すると、A系統サーボ制御系1A
とB系統サーボ制御系1Bのゲインが実質的に1.5倍
になるように、A系統弁開度目標値UA、B系統弁開度
目標値UBとが定められ、それぞれサーボカード6A、
及びサーボカード6Bに入力される。
標値UB、C系統弁開度目標値UCは、A系統サーボ制
御系1A、B系統サーボ制御系1B、及びC系統サーボ
制御系1Cのいずれにも故障が発生していないとき、弁
開度目標値Uに一致する。A系統サーボ制御系1Aに故
障が発生すると、B系統サーボ制御系1BとC系統サー
ボ制御系1Cのゲインが実質的に1.5倍になるよう
に、B系統弁開度目標値UB、C系統弁開度目標値UC
とが定められ、それぞれサーボカード6B、及びサーボ
カード6Cに入力される。同様に、B系統サーボ制御系
1Bに故障が発生すると、C系統サーボ制御系1CとA
系統サーボ制御系1Aのゲインが実質的に1.5倍にな
るように、C系統弁開度目標値UC、A系統弁開度目標
値UAとが定められ、それぞれサーボカード6C、及び
サーボカード6Aに入力される。更に、C系統サーボ制
御系1Cに故障が発生すると、A系統サーボ制御系1A
とB系統サーボ制御系1Bのゲインが実質的に1.5倍
になるように、A系統弁開度目標値UA、B系統弁開度
目標値UBとが定められ、それぞれサーボカード6A、
及びサーボカード6Bに入力される。
【0098】図11は、A系統弁開度目標値UAを算出
するA系統弁開度目標値演算部59Aを示す。A系統弁
開度目標値演算部59Aは、減算器60、乗算器61、
スイッチ62及び加算器63を含む。減算器60には、
弁開度目標値Uと、A系統弁開度検出器9Aが算出する
A系実弁開度YAとが入力される。減算器60は、弁開
度目標値UからA系実弁開度YAを減じて、偏差EA’
を算出する。乗算器61は、偏差EA’に0.5を乗じ
る。乗算器61の出力は、0.5EA’である。
するA系統弁開度目標値演算部59Aを示す。A系統弁
開度目標値演算部59Aは、減算器60、乗算器61、
スイッチ62及び加算器63を含む。減算器60には、
弁開度目標値Uと、A系統弁開度検出器9Aが算出する
A系実弁開度YAとが入力される。減算器60は、弁開
度目標値UからA系実弁開度YAを減じて、偏差EA’
を算出する。乗算器61は、偏差EA’に0.5を乗じ
る。乗算器61の出力は、0.5EA’である。
【0099】スイッチ62は、B系統故障発生信号AL
MBとC系統故障発生信号ALMCとに応じて、乗算器
61と加算器63とを接続し、又は乗算器61と加算器
63との間を遮断する。B系統故障発生信号ALMBと
C系統故障発生信号ALMCにより、B系統サーボ制御
系1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれかに故障が
発生していることを認知すると、スイッチ62は、乗算
器61と加算器63とを接続する。B系統サーボ制御系
1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれかにも故障が
発生していないとき、スイッチ62は、乗算器61を加
算器63から切り離す。
MBとC系統故障発生信号ALMCとに応じて、乗算器
61と加算器63とを接続し、又は乗算器61と加算器
63との間を遮断する。B系統故障発生信号ALMBと
C系統故障発生信号ALMCにより、B系統サーボ制御
系1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれかに故障が
発生していることを認知すると、スイッチ62は、乗算
器61と加算器63とを接続する。B系統サーボ制御系
1BとC系統サーボ制御系1Cとのいずれかにも故障が
発生していないとき、スイッチ62は、乗算器61を加
算器63から切り離す。
【0100】加算器63は、乗算器61と加算器63と
が接続されているとき、乗算器61の出力と、弁開度目
標値Uとを加算して、A系統弁開度目標値UAを出力す
る。乗算器61と加算器63とが接続されていないと
き、加算器63は弁開度目標値Uをそのまま、A系統弁
開度目標値UAとして出力する。
が接続されているとき、乗算器61の出力と、弁開度目
標値Uとを加算して、A系統弁開度目標値UAを出力す
る。乗算器61と加算器63とが接続されていないと
き、加算器63は弁開度目標値Uをそのまま、A系統弁
開度目標値UAとして出力する。
【0101】B系統サーボ制御系1BとC系統サーボ制
御系1Cとのいずれにも故障が発生していないとき、A
系統弁開度目標値UAは、弁開度目標値Uに等しい。
御系1Cとのいずれにも故障が発生していないとき、A
系統弁開度目標値UAは、弁開度目標値Uに等しい。
【0102】一方、B系統サーボ制御系1BとC系統サ
ーボ制御系1Cとのいずれかに故障が発生すると、乗算
器61と加算器63とが接続され、A系統弁開度目標値
UAは、 UA=1.5U−0.5YA, になる。このとき、減算器10Aが出力する偏差E
Aは、 EA=1.5(U−YA) になる。従って、サーボアンプ12Aの出力は、1.5
K(U−YA)となり、乗算器61と加算器63とが接
続されると、A系統サーボ制御系1Aのゲインは、実質
的に、乗算器61と加算器63とが接続されない状態の
1.5倍になる。即ち、実施の第2形態では、サーボア
ンプ12AのゲインKをそのままに維持した状態で、実
施の第1形態と同様に、A系統サーボ制御系1Aのゲイ
ンが1.5倍に増加される。
ーボ制御系1Cとのいずれかに故障が発生すると、乗算
器61と加算器63とが接続され、A系統弁開度目標値
UAは、 UA=1.5U−0.5YA, になる。このとき、減算器10Aが出力する偏差E
Aは、 EA=1.5(U−YA) になる。従って、サーボアンプ12Aの出力は、1.5
K(U−YA)となり、乗算器61と加算器63とが接
続されると、A系統サーボ制御系1Aのゲインは、実質
的に、乗算器61と加算器63とが接続されない状態の
1.5倍になる。即ち、実施の第2形態では、サーボア
ンプ12AのゲインKをそのままに維持した状態で、実
施の第1形態と同様に、A系統サーボ制御系1Aのゲイ
ンが1.5倍に増加される。
【0103】B系統弁開度目標値演算部59Bは、B系
統故障発生信号ALMBの代わりにA系統故障発生信号
ALMAが入力される点以外、A系統弁開度目標値演算
部59Aと同一の構成を有し、同一の動作を行う。同様
に、C系統弁開度目標値演算部59Cは、C系統故障発
生信号ALMCの代わりにA系統故障発生信号ALM A
が入力される点以外、A系統弁開度目標値演算部59A
と同一の構成を有し、同一の動作を行う。B系統弁開度
目標値演算部59BとC系統弁開度目標値演算部59C
の説明は省略する。
統故障発生信号ALMBの代わりにA系統故障発生信号
ALMAが入力される点以外、A系統弁開度目標値演算
部59Aと同一の構成を有し、同一の動作を行う。同様
に、C系統弁開度目標値演算部59Cは、C系統故障発
生信号ALMCの代わりにA系統故障発生信号ALM A
が入力される点以外、A系統弁開度目標値演算部59A
と同一の構成を有し、同一の動作を行う。B系統弁開度
目標値演算部59BとC系統弁開度目標値演算部59C
の説明は省略する。
【0104】本実施の形態のように、サーボカード6
A、サーボカード6B、及びサーボカード6Cに、A系
統ゲイン調節器13A、B系統ゲイン調節器13B、C
系統ゲイン調節器13Cが設けられず、その代りにA系
統弁開度目標値演算部59A、B系統弁開度目標値演算
部59B、C系統弁開度目標値演算部59Cが設けられ
ることは、サーボカード6A、サーボカード6B、及び
サーボカード6Cに回路を追加することが困難な場合に
有効である。
A、サーボカード6B、及びサーボカード6Cに、A系
統ゲイン調節器13A、B系統ゲイン調節器13B、C
系統ゲイン調節器13Cが設けられず、その代りにA系
統弁開度目標値演算部59A、B系統弁開度目標値演算
部59B、C系統弁開度目標値演算部59Cが設けられ
ることは、サーボカード6A、サーボカード6B、及び
サーボカード6Cに回路を追加することが困難な場合に
有効である。
【0105】
【発明の効果】本発明により、一の制御系が故障して
も、制御対象の制御量が変化しにくいサーボ弁システム
が提供される。
も、制御対象の制御量が変化しにくいサーボ弁システム
が提供される。
【0106】また、本発明により、一の制御系が故障し
ても、制御系全体の出力が低下しないサーボ弁システム
が提供される。
ても、制御系全体の出力が低下しないサーボ弁システム
が提供される。
【0107】また、本発明により、一の制御系が故障し
ても、制御対象を制御するための応答性が悪くならない
サーボ弁システムが提供される。
ても、制御対象を制御するための応答性が悪くならない
サーボ弁システムが提供される。
【図1】図1は、本発明によるサーボ弁システムの実施
の第1形態を示す。
の第1形態を示す。
【図2】図2は、A系統サーボ制御系1AとA系統故障
診断器8Aとの構成を示す。
診断器8Aとの構成を示す。
【図3】図3は、LVDT5Aが出力する2次側出力電
圧VL1 A、及びVL2 Aとが取り得る範囲を示す。
圧VL1 A、及びVL2 Aとが取り得る範囲を示す。
【図4】図4は、サーボループモニタ24の構成を示
す。
す。
【図5】図5は、中間開度時サーボアンプ診断回路25
の構成を示す。
の構成を示す。
【図6】図6は、テストパルス信号72Aの波形を示
す。
す。
【図7】図7は、テストパルス出力回路27の構成を示
す。
す。
【図8】図8は、トリガクロック発生器14が出力する
トリガクロックCLKA、CLKB、CLKCの波形を
示す。
トリガクロックCLKA、CLKB、CLKCの波形を
示す。
【図9】図9は、二系偏差モニタ回路28の構成を示
す。
す。
【図10】図10は、本発明によるサーボ弁システムの
実施の第2形態を示す。
実施の第2形態を示す。
【図11】図11は、A系統弁開度目標値演算部59A
の構成を示す。
の構成を示す。
1A:A系統サーボ制御系
1B:B系統サーボ制御系
1C:C系統サーボ制御系
2:サーボ弁
3:弁
4:作動油
5:線形可変差動変成器(LVDT)
6A〜6C:サーボカード
7A〜7C:スイッチ
8A:A系統故障診断器
8B:B系統故障診断器
8C:C系統故障診断器
9A:A系統弁開度検出器
9B:B系統弁開度検出器
9C:C系統弁開度検出器
10A〜10C:減算器
11A〜11C:重畳器
12A〜12C:サーボアンプ
13A:A系統ゲイン調節器
13B:B系統ゲイン調節器
13C:C系統ゲイン調節器
14:トリガクロック発生器
15:可動鉄心
16:一次側コイル
17:二次側コイル
18:二次側コイル
19:ドライブ回路
20:整流回路
21:整流回路
22:弁開度算出器
23:LVDT故障検出器
24:サーボループモニタ
25:中間開度時サーボアンプ診断回路
26:全開全閉時サーボアンプ診断回路
27:テストパルス出力回路
28:二系偏差モニタ回路
29:OR回路
31:リミッタ
32:変化率制限器
33:減算器
34:偏差モニタ
35:タイマ
36:減算器
37:乗算器
38:リミッタ
39:減算器
40:偏差モニタ
41:タイマ
42:全開側弁開度目標値判定器
43:全開側自系統サーボ電圧判定器
44:全開側他系統サーボ電圧判定器
45:全閉側弁開度目標値判定器
46:全閉側自系統サーボ電圧判定器
47:全閉側他系統サーボ電圧判定器
48、49、51、57:AND回路
50:OR回路
52:パルス出力回路
53:減算器
54:偏差モニタ
55:減算器
56:偏差モニタ
58:タイマ
59A〜59C:A系統弁開度目標値演算部
60:減算器
61:乗算器
62:スイッチ
63:加算器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3G071 BA22 BA25 BA31 CA09 DA01
EA03 EA05 FA07 GA04 GA06
HA00 JA02
5H004 GA08 GA29 GB04 HA02 HA07
HB02 HB07 JA03 KA66 LB08
MA33
5H303 AA18 BB01 BB06 BB11 CC03
CC10 DD07 EE03 FF04 GG07
HH05 LL01 MM05
Claims (8)
- 【請求項1】 制御対象を駆動するサーボ弁と、 前記制御対象の制御量に基づいて前記サーボ弁を制御す
る複数のサーボ制御系と、 前記サーボ制御系のそれぞれの故障を検出する故障検出
器とを備え、 前記サーボ制御系のそれぞれは、 前記制御量を検出する制御量検出器と、 前記制御量と所定の目標値との偏差に応答して、前記サ
ーボ弁に電力を供給するサーボアンプと、 前記サーボアンプと前記サーボ弁との間に介設された遮
断スイッチとを含み、 前記故障検出器により前記複数のサーボ制御系のうちの
一のサーボ制御系の故障が検出されたとき、前記一のサ
ーボ制御系に含まれる前記遮断スイッチは、前記一のサ
ーボ制御系に含まれる前記サーボアンプから前記サーボ
弁に供給される電力を遮断するサーボ弁システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のサーボ弁システムにお
いて、 前記故障検出器により前記一のサーボ制御系の故障が検
出されたとき、前記複数のサーボ制御系のうちの他のサ
ーボ制御系に含まれる前記サーボアンプのゲインは増加
されるサーボ弁システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載のサーボ弁システムにお
いて、 前記故障検出器は、 前記制御量がとることが期待される期待制御量を、前記
目標値に基づいて算出する期待制御量算出器と、 前記期待制御量と前記制御量とに基づいて、前記複数の
サーボ制御系の故障を検出するサーボループ故障検出器
を含むサーボ弁システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載のサーボ弁システムにお
いて、 前記制御量検出器は、 前記制御量に対応した出力電圧を出力する線形可変差動
変成器(LVDT)と前記出力電圧に基づいて、前記制
御量を算出する制御量算出回路とを含み、 前記故障検出器は、前記出力電圧に基づいて、前記複数
のサーボ制御系の故障を検出するLVDT故障検出器を
含むサーボ弁システム。 - 【請求項5】 請求項1に記載のサーボ弁システムにお
いて、 前記故障検出器は、 前記サーボアンプによって前記サーボ弁に印加されるこ
とが期待される期待電圧を、前記制御量と前記目標値と
に基づいて算出する印加電圧期待値算出器と、 前記期待電圧と、前記サーボアンプによって前記サーボ
弁に印加されるサーボ弁印加電圧とに基づいて、前記複
数のサーボ制御系の故障を検出するサーボアンプ故障検
出器とを含むサーボ弁システム。 - 【請求項6】 請求項1に記載のサーボ弁システムにお
いて、 前記故障検出器は、 前記サーボアンプにパルスを入力するパルス印加回路
と、 前記パルスに応答して前記サーボアンプが出力するサー
ボアンプ出力に基づいて前記複数のサーボ制御系の故障
を検出する第2サーボアンプ診断回路とを含むサーボ弁
システム。 - 【請求項7】 サーボ弁により制御対象を駆動すること
と、 複数のサーボ制御系により、前記サーボ弁を制御するこ
とと、 前記サーボ制御系のそれぞれの故障を検出することとを
備え、 前記サーボ弁を制御することは、 前記制御対象の制御量を検出することと、 前記制御量と所定の目標値との偏差に応答して、前記サ
ーボ弁に電力を供給することと、 前記複数のサーボ制御系のうちの一のサーボ制御系の故
障が検出されたとき、前記一のサーボ制御系から前記サ
ーボ弁に供給される電力を遮断することとを含むサーボ
弁システムの動作方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載のサーボ弁システムの動
作方法において、 前記サーボ弁を制御することは、更に、前記一のサーボ
制御系の故障が検出されたとき、前記複数のサーボ制御
系のうちの健全な他のサーボ制御系のゲインを増加する
ことを含むサーボ弁システムの動作方法。
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