JP2003149135A - 液体クロマトグラフィ用検出器 - Google Patents
液体クロマトグラフィ用検出器Info
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- JP2003149135A JP2003149135A JP2001351666A JP2001351666A JP2003149135A JP 2003149135 A JP2003149135 A JP 2003149135A JP 2001351666 A JP2001351666 A JP 2001351666A JP 2001351666 A JP2001351666 A JP 2001351666A JP 2003149135 A JP2003149135 A JP 2003149135A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のカラムから排出されたサンプルの成分
を同時に特定することが可能であって、調整が比較的容
易なものとする。 【解決手段】 液体クロマトグラフィ用検出器6は、1
つの水銀ランプ(光源)12と、光源12からの光が通
過するように配置されており、2つのカラムから排出さ
れた複数の成分に分離されたサンプルがそれぞれ順次供
給される2つのフローセル17a、17bと、2つのフ
ローセル17a、17bを通過した光をそれぞれ受光し
て電気信号に変換する2つの試料側光電管(光電変換装
置)18a、18bとを有している。
を同時に特定することが可能であって、調整が比較的容
易なものとする。 【解決手段】 液体クロマトグラフィ用検出器6は、1
つの水銀ランプ(光源)12と、光源12からの光が通
過するように配置されており、2つのカラムから排出さ
れた複数の成分に分離されたサンプルがそれぞれ順次供
給される2つのフローセル17a、17bと、2つのフ
ローセル17a、17bを通過した光をそれぞれ受光し
て電気信号に変換する2つの試料側光電管(光電変換装
置)18a、18bとを有している。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラムを通過した
サンプルの成分を特定するための液体クロマトグラフィ
用検出器に関する。 【0002】 【従来の技術】移動層として液体溶媒(溶離液)を用い
る液体クロマトグラフィにおいては、溶離液を送出する
ポンプにインジェクターが接続され、インジェクターか
ら試料(サンプル)がカラムへと送出される。そして、
固定相が充填されたカラムにてサンプルの分離が行われ
る。カラムを通過後のサンプルはその成分が検出器にて
特定され、その後フラクションコレクターによって成分
毎に分取される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような液体クロ
マトグラフィを迅速に行うためには、カラムを複数設け
て並列処理を行うことが好ましい。その場合、同じサン
プルを流した時に同じ結果が得られるように、光源等を
含めて各検出器を調節する必要がある。しかしながら、
このような調節のうち特に光源に関する調節は煩雑で時
間がかかるという問題がある。 【0004】そこで、本発明の主な目的は、複数のカラ
ムから排出されたサンプルを同時に処理することが可能
であって、調整が比較的容易な液体クロマトグラフィ用
検出器を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の液体クロマトグラフィ用検出器は、
一つの光源と、前記光源からの光を複数の光路に分ける
光学系と、前記光学系で分けられた各光路の光が通過す
るように配置されており、複数のカラムから排出された
複数の成分に分離されたサンプルがそれぞれ順次供給さ
れる複数のフローセルと、複数の前記フローセルを通過
した光をそれぞれ受光して電気信号に変換する複数の光
電変換装置とを備えている。 【0006】請求項1に記載の液体クロマトグラフィ用
検出器によると、1つの光源を有する1つの検出器によ
って複数のカラムから排出されたサンプルを同時に処理
することができるので、それぞれに1つの光源を有する
複数の検出器を用いる場合と比較して、同じサンプルを
流した時に同じ結果が得られるようにするために行う光
源の調整作業を短時間で終わらせることができると共
に、光源の数が削減されるために消費電力を減少させる
ことができる。 【0007】また、複数のカラムから排出されたサンプ
ルのそれぞれに検出器を用いることなく一つの検出器で
分析を行うことができるため、複数のカラムに対応して
それぞれに1つの光源を有する複数の検出器を用いる場
合と比較して、光源を安定させるための電源及び電源回
路が一つで済み、液体クロマトグラフィの装置全体にか
かるコスト及び占有スペースを削減することができる。 【0008】なお、検出器内部には、例えば4つのフロ
ーセルとそれぞれのフローセルに対応する4つの光電変
換装置を平面的に設置することが可能である。検出器内
のフローセル及び光電変換装置の数は、2以上であれば
任意に変更することが可能である。また、例えば、フロ
ーセル及び光電変換装置を検出器内に5つ以上配置する
場合には、これらを立体的に配置するようにしてよい。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好適な一実施の形態について説明する。 【0010】図1は、本実施の形態に係る検出器6を含
む液体クロマトグラフ装置の概略的な模式図である。こ
の液体クロマトグラフ装置は、それぞれで分取液体クロ
マトグラフィが行われる2つの経路1a、1bを含んで
いる。 【0011】経路1aには、溶媒が貯溜された容器2a
と、容器2aから溶媒を汲み上げるためのポンプ3a
と、サンプルを送出するためのループインジェクター4
aと、サンプルの分離が行われるカラム5aと、検出器
6と、検出器6での分析結果に基づいてサンプルをその
成分ごとに分取するための多数の試験管を支持したフラ
クションコレクター7aとが含まれる。 【0012】経路1aでは、溶媒が容器2aからポンプ
3aにより送出され、サンプルが満たされたループイン
ジェクター4aを通過して、サンプルと溶媒とがカラム
5aへと送出される。そして、固定相が充填されたカラ
ム5aにおいてサンプルの分離が行われ、検出器6から
の分析結果のデータにより、サンプルがフラクションコ
レクター7aの各試験管に各成分毎に分取される。 【0013】経路1bは、経路1aと同様に、容器2b
と、ポンプ3bと、ループインジェクター4bと、カラ
ム5bと、検出器6と、フラクションコレクター7bと
を有する。このように、2つの経路1a、1bは、サン
プルの分析が行われる検出器6を共有している。 【0014】経路1bでも同様に、溶媒が容器2bから
ポンプ3bにより送出され、サンプルが満たされたルー
プインジェクター4bを通過して、サンプルと溶媒とが
カラム5bへと送出される。そして、固定相が充填され
たカラム5bにおいてサンプルの分離が行われ、検出器
6からの分析結果のデータにより、サンプルがフラクシ
ョンコレクター7bの各試験管に各成分毎に分取され
る。 【0015】なお、各経路1a、1bの装置構成は、図
1に示したものに限らず、適宜変更が可能である。例え
ば、容器2a、2bとして異なる種類の溶媒が貯溜され
た複数の容器を使用し、各容器から取り出した溶媒を混
合してカラム5a、5bに供給してもよい。また、ルー
プインジェクター4a、4bの代わりに、フローインジ
ェクター等が用いられてもよい。インジェクター及び/
又はカラムは、選択的に切換えられるように溶媒の流路
に対して並列に複数配置されていてもよい。 【0016】図2に、本実施の形態に係る検出器6のブ
ロック図を示す。図2に示すように、電気系部6aと光
学系部6bとから構成される検出器6は、それぞれにお
いてサンプルの成分分析が行われる2つの分析回路21
a、21bを有している。電気系部6aは、光学系部6
bにある部材の電気的な制御及び光学系部6bから送ら
れてきた信号の処理を行い、光学系部6bは、サンプル
の吸光度を示す電気信号を電気系部6aに供給する。 【0017】図2に示すように、分析回路21aは、光
源電源11と、水銀ランプ(光源)12と、干渉フィル
ター13aと、球面鏡(光学系)14aと、ハーフミラ
ー15aと、補償側光電管16aと、フローセル17a
と、試料側光電管18aと、制御部19aとを有してお
り、分析回路21bは、光源電源11と、水銀ランプ
(光源)12と、干渉フィルター13bと、球面鏡14
b(光学系)と、ハーフミラー15bと、補償側光電管
16bと、フローセル17bと、試料側光電管18b
と、制御部19bとを有している。このように、分析回
路21a及び分析回路21bは、光源電源11と水銀ラ
ンプ(光源)12とを共有している。また、干渉フィル
ター13a、13b、球面鏡14a、14b、ハーフミ
ラー15a、15b、補償側光電管16a、16b、フ
ローセル17a、17b、及び、試料側光電管18a、
18bは、光源12に対して対称に配置されている。
尚、光学系は、光を複数の光路に分けることができるも
のであればよく、例えばレンズ等によるものであっても
よい。 【0018】電気系部6aには、光源12に電力を供給
する光源電源11と、光学部6bからの電気信号を受信
し、受信した電気信号に基づいてサンプルの吸光度を算
出する制御部19a及び制御部19bとが含まれてい
る。 【0019】光源電源11は、光源にのみ電力を供給す
るものであって、スイッチ等により、ON/OFF操作
される。光源電源11からの電力を調整することによ
り、光源である水銀ランプ12内の水銀蒸気圧を設定
し、目的に応じて水銀ランプ12からの光信号の波長が
設定されている。例えば、医薬品等の分析で汎用される
検出器内の水銀ランプから放射される主波長は254n
mであって、これは、ベンゼン環を含む物質に対応する
値である。また、光源電源の電力の強さを調整すること
ができるものとし、水銀ランプからの光信号の波長を可
変なものとすることも可能である。また、他のランプ、
例えば重水素ランプを用いることも可能である。 【0020】制御部19aは、光学系部6bから経路1
aの検出結果の電気信号を受信し、その電気信号に基づ
いて吸光度を算出する。そして、レコーダ及びインテグ
レータへの出力信号を供給すると共に、サンプルの成分
毎の分取を実現するための電気信号をフラクションコレ
クター7aに送る。制御部19aは吸光度を算出するた
めに、補償側光電管16aから受信した電気信号を減衰
器で調整して光強度I 0に変換すると共に試料側光電管
18aから受信した電気信号を減衰器で調整して光強度
Iに変換し、それぞれ変換された値により、アンプでl
og(I0/I)を算出する。 【0021】また、制御部19bも制御部19aと同様
に、光学系部6bから経路1bの検出結果の電気信号を
受信し、その電気信号に基づいて吸光度を算出する。そ
して、レコーダ及びインテグレータへの出力信号を供給
すると共に、サンプルの成分毎の分取を実現するための
電気信号をフラクションコレクター7bに送る。 【0022】光学系部6bには、光を放射する水銀ラン
プ12と、水銀ランプ12からの光を分光する2つの干
渉フィルター13a及び干渉フィルター13bと、水銀
ランプ12からの光を直角方向に反射させる2つの球面
鏡14a及び球面鏡14bと、球面鏡14a及び球面鏡
14bからの光を一部直角に反射させる2つのハーフミ
ラー15a及びハーフミラー15bと、ハーフミラー1
5a及びハーフミラー15bからの光を受光して電気信
号に変換する2つの補償側光電管16a及び補償側光電
管16bと、ハーフミラー15a及びハーフミラー15
bからの光が通過するように配置されており、カラム5
a、5bから排出されたサンプルがそれぞれ順次供給さ
れる2つのフローセル17a及びフローセル17bと、
フローセル17a及びフローセル17bを通過した光を
受光して電気信号に変換する2つの試料側光電管18a
及び試料側光電管18bとが含まれている。 【0023】水銀ランプ12は、内部の発光管に封入し
た水銀蒸気中放電により得られる水銀輝線を利用したラ
ンプである。使用する目的に応じて、水銀ランプ12か
らの光の波長は設定されている。また、水銀ランプ12
の放射スペクトルは、動程中の発光管内の水銀蒸気圧に
より変化するため、水銀ランプからの光の波長を使用す
るたびに目的に応じて調整することのできる、可変型の
ものとすることも可能である。 【0024】干渉フィルター13a及び干渉フィルター
13bは、透明非金属物質の薄膜であり、水銀ランプ1
2からの光が通過する際、特定の波長の光を選択的に透
過し、それ以外の波長の光を反射する。 【0025】球面鏡14a及び球面鏡14bは、干渉フ
ィルター13a及び干渉フィルター13bを透過した光
を、直角方向に反射させる。このとき、表面凹部の曲率
により、フローセル17a及びフローセル17bに達す
る時点で一点に集中するように光を集光する。これによ
り、効率よくフローセル17a及びフローセル17b内
を流れるサンプルの分析を行うことができる。このよう
に、複数の球面鏡14a、14bを設けることで、水銀
ランプ12からの光を分岐させて、複数の経路1a、1
bを設けることを可能としている。 【0026】ハーフミラー15a及びハーフミラー15
bは、球面鏡14a及び球面鏡14bに反射された光の
一部を直角方向に反射させる。反射した光は、補償側光
電管16a及び補償側光電管16bに到達する。ハーフ
ミラー15a及びハーフミラー15bを透過した光は、
方向を変更することなく進む。 【0027】補償側光電管16a及び補償側光電管16
bは、ハーフミラー15a及びハーフミラー15bから
送られてきた光を電気信号に変換し、電気系部6aの制
御部19a及び制御部19bにその電気信号を送信す
る。この電気信号は、サンプルを通過した光に基づく試
料側光電管18a及び試料側光電管18bからの電気信
号との比較により正確な算出結果を得るために用いられ
る。 【0028】フローセル17a及びフローセル17bの
内部には、球面鏡14a及び球面鏡14bからの光が直
角に透過するように配置された、サンプルが満たされな
がら通過するスリットが設けられている。管20a、2
0bを経てカラム5a及びカラム5bから送られてきた
サンプルはスリットを通過し、フラクションコレクター
7a及びフラクションコレクター7bに送出される。球
面鏡14a及び球面鏡14bにより集光された特定波長
の光は、フローセル17a及びフローセル17b内のサ
ンプルが満たされたスリットを透過することで、サンプ
ル内の成分に特有の吸光度に応じてその強度が変更され
る。 【0029】試料側光電管18a及び試料側光電管18
bは、フローセル17a及びフローセル17bを通過し
た光を受信して電気信号に変換し、電気系部6aの制御
部19a及び制御部19bにその電気信号を送信する。 【0030】次に、検出器6内部での動作について説明
する。分析回路21aでは、光源電源11から電流が流
れ、水銀ランプ12が点灯する。水銀ランプ12から射
出された光は干渉フィルター13aにより波長を選択さ
れ分光され、球面鏡14aにより直角方向に反射され
る。球面鏡14aの表面の曲面形状により、光は集光さ
れてフローセル17aに達する。 【0031】フローセル17aに光が達する前に、ハー
フミラー15aにより、光の一部は直角方向に反射さ
れ、補償側光電管16aに送られる。補償側光電管16
aに送られた光は、電気信号に変換されて、制御部19
aに送られる。 【0032】フローセル17aに到達した光は、フロー
セル17aのスリット内に満たされたサンプルを通過し
て、試料側光電管18aに到達する。試料側光電管18
aに送られた光は、電気信号に変換されて、制御部19
aに送られる。 【0033】そして、制御部19aにて、補償側光電管
16aから送られてきた電気信号と、試料側光電管18
aから送られてきた電気信号との比により、サンプルの
吸光度が算出される。分析回路21bでも、同様の作動
によりサンプルの分析がなされ吸光度が算出される。 【0034】本実施の形態の検出器6によると、分析回
路21a及び分析回路21bで同じ成分を分析する場
合、光源12からの波長及び強度が確実に同じとなるた
め、分析の精度が向上する。また、1つの光源12を有
する1つの検出器6によって2つのカラム5a、5bか
ら排出されたサンプルを同時に処理することができるの
で、それぞれに1つの光源を有する複数の検出器を用い
る場合と比較して、同じサンプルを流した時に同じ結果
が得られるようにするために行う光源12の調整作業を
短時間で終わらせることができると共に、光源の数が削
減されるために消費電力を減少させることができる。 【0035】また、2つのカラム5a、5bから排出さ
れたサンプルのそれぞれに検出器を用いることなく一つ
の検出器6で分析を行うことができるため、2つのカラ
ム5a、5bに対応してそれぞれに1つの光源を有する
複数の検出器を用いる場合と比較して、液体クロマトグ
ラフィの装置全体にかかるコスト及び占有スペースを削
減することができる。 【0036】さらに、光源として水銀ランプ12を用い
ているので、以下の利点がある。 (1)水銀ランプの点灯特性として、水銀ランプに電源
電圧が加わると同時に、主電源とその近傍の補助電極と
の間にグロー放電が始まり、グロー放電はただちに主電
源のアーク放電に移行する。発光管内の水銀は、放電の
熱によって徐々に蒸発し、数分後に全部気化して高圧の
水銀蒸気となり、ランプは安定状態に達する。電源電圧
を印加した後、安定するまでのランプ特性は水銀の蒸気
圧力の変化と共に徐々に変化していく。この間の特性を
始動特性といい、電圧が印加されてから特性が安定する
までの時間を始動時間といい、水銀ランプの始動時間は
通常3〜8分である。複数の分析回路に対して光源が同
一であると、検出器それぞれに光源が設けられている場
合に比べて、水銀ランプののべ始動時間を合理的に短縮
することができる。 【0037】(2)ランプ電圧は、不飽和蒸気圧形ラン
プでは発光感度による蒸気圧の変動が少ないので、電源
電圧変動に対して殆ど影響されないが、ランプ電流及び
電力は、水銀蒸気圧だけによって決まるものではないの
で、電源電圧が高くなるほど大きくなる。このため、電
源変動の大きいところで水銀ランプを使用する場合に
は、定電力形安定器が用いられる。複数の分析回路に対
して光源が同一であると、ランプ電流及び電圧は確実に
同じ条件となるため、特に同じ物質を分析する場合、分
析の精度が向上する。 【0038】(3)ランプ特性が点灯時間の経過と共に
徐々に変化することを動程特性といい、光束に対する動
程特性は、点灯中、電極から徐々に蒸発する電子放射物
質が管壁に付着して発光管の透過率を低下させること、
蛍光体が強い紫外線や赤外線の照射を受けて劣化するこ
と、発光管の石英そのものが失透現象等のために透過率
が低下すること、等によって生ずる。複数の分析回路に
対して光源が同一であると、光束に対する動程特性は確
実に同じ条件となるため、特に同じ物質を分析する場
合、分析の精度が向上する。 【0039】(4)紫外線可視領域の吸収スペクトル
は、分子の基底状態から各励起状態への遷移に対応して
現れる。比較するための光の強度をI0、試料を通過し
た光の光強度をIとすると、各波長での吸光度は、lo
g(I0/I)で表される。この吸光度は試料の濃度と厚
みに比例するため、液体クロマトグラフィの成分の分析
に効果的に利用されるが、複数の分析回路に対して同一
の光源であると、吸光度を算出するための、比較するた
めの光の強度I0及び試料を通過した光の光強度Iの条
件が全く同じとなるため、確実に同じ条件で分析を行う
ことができ、分析の精度が向上する。 【0040】 【発明の効果】請求項1に記載の液体クロマトグラフィ
用検出器によると、1つの光源を有する1つの検出器に
よって複数のカラムから排出されたサンプルを同時に処
理することができるので、それぞれに1つの光源を有す
る複数の検出器を用いる場合と比較して、同じサンプル
を流した時に同じ結果が得られるようにするために行う
光源の調整作業を短時間で終わらせることができると共
に、光源の数が削減されるために消費電力を減少させる
ことができる。 【0041】また、複数のカラムから排出されたサンプ
ルのそれぞれに検出器を用いることなく一つの検出器で
分析を行うことができるため、複数のカラムに対応して
それぞれに1つの光源を有する複数の検出器を用いる場
合と比較して、光源を安定させるための電源及び電源回
路が一つで済み、液体クロマトグラフィの装置全体にか
かるコスト及び占有スペースを削減することができる。
サンプルの成分を特定するための液体クロマトグラフィ
用検出器に関する。 【0002】 【従来の技術】移動層として液体溶媒(溶離液)を用い
る液体クロマトグラフィにおいては、溶離液を送出する
ポンプにインジェクターが接続され、インジェクターか
ら試料(サンプル)がカラムへと送出される。そして、
固定相が充填されたカラムにてサンプルの分離が行われ
る。カラムを通過後のサンプルはその成分が検出器にて
特定され、その後フラクションコレクターによって成分
毎に分取される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような液体クロ
マトグラフィを迅速に行うためには、カラムを複数設け
て並列処理を行うことが好ましい。その場合、同じサン
プルを流した時に同じ結果が得られるように、光源等を
含めて各検出器を調節する必要がある。しかしながら、
このような調節のうち特に光源に関する調節は煩雑で時
間がかかるという問題がある。 【0004】そこで、本発明の主な目的は、複数のカラ
ムから排出されたサンプルを同時に処理することが可能
であって、調整が比較的容易な液体クロマトグラフィ用
検出器を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の液体クロマトグラフィ用検出器は、
一つの光源と、前記光源からの光を複数の光路に分ける
光学系と、前記光学系で分けられた各光路の光が通過す
るように配置されており、複数のカラムから排出された
複数の成分に分離されたサンプルがそれぞれ順次供給さ
れる複数のフローセルと、複数の前記フローセルを通過
した光をそれぞれ受光して電気信号に変換する複数の光
電変換装置とを備えている。 【0006】請求項1に記載の液体クロマトグラフィ用
検出器によると、1つの光源を有する1つの検出器によ
って複数のカラムから排出されたサンプルを同時に処理
することができるので、それぞれに1つの光源を有する
複数の検出器を用いる場合と比較して、同じサンプルを
流した時に同じ結果が得られるようにするために行う光
源の調整作業を短時間で終わらせることができると共
に、光源の数が削減されるために消費電力を減少させる
ことができる。 【0007】また、複数のカラムから排出されたサンプ
ルのそれぞれに検出器を用いることなく一つの検出器で
分析を行うことができるため、複数のカラムに対応して
それぞれに1つの光源を有する複数の検出器を用いる場
合と比較して、光源を安定させるための電源及び電源回
路が一つで済み、液体クロマトグラフィの装置全体にか
かるコスト及び占有スペースを削減することができる。 【0008】なお、検出器内部には、例えば4つのフロ
ーセルとそれぞれのフローセルに対応する4つの光電変
換装置を平面的に設置することが可能である。検出器内
のフローセル及び光電変換装置の数は、2以上であれば
任意に変更することが可能である。また、例えば、フロ
ーセル及び光電変換装置を検出器内に5つ以上配置する
場合には、これらを立体的に配置するようにしてよい。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好適な一実施の形態について説明する。 【0010】図1は、本実施の形態に係る検出器6を含
む液体クロマトグラフ装置の概略的な模式図である。こ
の液体クロマトグラフ装置は、それぞれで分取液体クロ
マトグラフィが行われる2つの経路1a、1bを含んで
いる。 【0011】経路1aには、溶媒が貯溜された容器2a
と、容器2aから溶媒を汲み上げるためのポンプ3a
と、サンプルを送出するためのループインジェクター4
aと、サンプルの分離が行われるカラム5aと、検出器
6と、検出器6での分析結果に基づいてサンプルをその
成分ごとに分取するための多数の試験管を支持したフラ
クションコレクター7aとが含まれる。 【0012】経路1aでは、溶媒が容器2aからポンプ
3aにより送出され、サンプルが満たされたループイン
ジェクター4aを通過して、サンプルと溶媒とがカラム
5aへと送出される。そして、固定相が充填されたカラ
ム5aにおいてサンプルの分離が行われ、検出器6から
の分析結果のデータにより、サンプルがフラクションコ
レクター7aの各試験管に各成分毎に分取される。 【0013】経路1bは、経路1aと同様に、容器2b
と、ポンプ3bと、ループインジェクター4bと、カラ
ム5bと、検出器6と、フラクションコレクター7bと
を有する。このように、2つの経路1a、1bは、サン
プルの分析が行われる検出器6を共有している。 【0014】経路1bでも同様に、溶媒が容器2bから
ポンプ3bにより送出され、サンプルが満たされたルー
プインジェクター4bを通過して、サンプルと溶媒とが
カラム5bへと送出される。そして、固定相が充填され
たカラム5bにおいてサンプルの分離が行われ、検出器
6からの分析結果のデータにより、サンプルがフラクシ
ョンコレクター7bの各試験管に各成分毎に分取され
る。 【0015】なお、各経路1a、1bの装置構成は、図
1に示したものに限らず、適宜変更が可能である。例え
ば、容器2a、2bとして異なる種類の溶媒が貯溜され
た複数の容器を使用し、各容器から取り出した溶媒を混
合してカラム5a、5bに供給してもよい。また、ルー
プインジェクター4a、4bの代わりに、フローインジ
ェクター等が用いられてもよい。インジェクター及び/
又はカラムは、選択的に切換えられるように溶媒の流路
に対して並列に複数配置されていてもよい。 【0016】図2に、本実施の形態に係る検出器6のブ
ロック図を示す。図2に示すように、電気系部6aと光
学系部6bとから構成される検出器6は、それぞれにお
いてサンプルの成分分析が行われる2つの分析回路21
a、21bを有している。電気系部6aは、光学系部6
bにある部材の電気的な制御及び光学系部6bから送ら
れてきた信号の処理を行い、光学系部6bは、サンプル
の吸光度を示す電気信号を電気系部6aに供給する。 【0017】図2に示すように、分析回路21aは、光
源電源11と、水銀ランプ(光源)12と、干渉フィル
ター13aと、球面鏡(光学系)14aと、ハーフミラ
ー15aと、補償側光電管16aと、フローセル17a
と、試料側光電管18aと、制御部19aとを有してお
り、分析回路21bは、光源電源11と、水銀ランプ
(光源)12と、干渉フィルター13bと、球面鏡14
b(光学系)と、ハーフミラー15bと、補償側光電管
16bと、フローセル17bと、試料側光電管18b
と、制御部19bとを有している。このように、分析回
路21a及び分析回路21bは、光源電源11と水銀ラ
ンプ(光源)12とを共有している。また、干渉フィル
ター13a、13b、球面鏡14a、14b、ハーフミ
ラー15a、15b、補償側光電管16a、16b、フ
ローセル17a、17b、及び、試料側光電管18a、
18bは、光源12に対して対称に配置されている。
尚、光学系は、光を複数の光路に分けることができるも
のであればよく、例えばレンズ等によるものであっても
よい。 【0018】電気系部6aには、光源12に電力を供給
する光源電源11と、光学部6bからの電気信号を受信
し、受信した電気信号に基づいてサンプルの吸光度を算
出する制御部19a及び制御部19bとが含まれてい
る。 【0019】光源電源11は、光源にのみ電力を供給す
るものであって、スイッチ等により、ON/OFF操作
される。光源電源11からの電力を調整することによ
り、光源である水銀ランプ12内の水銀蒸気圧を設定
し、目的に応じて水銀ランプ12からの光信号の波長が
設定されている。例えば、医薬品等の分析で汎用される
検出器内の水銀ランプから放射される主波長は254n
mであって、これは、ベンゼン環を含む物質に対応する
値である。また、光源電源の電力の強さを調整すること
ができるものとし、水銀ランプからの光信号の波長を可
変なものとすることも可能である。また、他のランプ、
例えば重水素ランプを用いることも可能である。 【0020】制御部19aは、光学系部6bから経路1
aの検出結果の電気信号を受信し、その電気信号に基づ
いて吸光度を算出する。そして、レコーダ及びインテグ
レータへの出力信号を供給すると共に、サンプルの成分
毎の分取を実現するための電気信号をフラクションコレ
クター7aに送る。制御部19aは吸光度を算出するた
めに、補償側光電管16aから受信した電気信号を減衰
器で調整して光強度I 0に変換すると共に試料側光電管
18aから受信した電気信号を減衰器で調整して光強度
Iに変換し、それぞれ変換された値により、アンプでl
og(I0/I)を算出する。 【0021】また、制御部19bも制御部19aと同様
に、光学系部6bから経路1bの検出結果の電気信号を
受信し、その電気信号に基づいて吸光度を算出する。そ
して、レコーダ及びインテグレータへの出力信号を供給
すると共に、サンプルの成分毎の分取を実現するための
電気信号をフラクションコレクター7bに送る。 【0022】光学系部6bには、光を放射する水銀ラン
プ12と、水銀ランプ12からの光を分光する2つの干
渉フィルター13a及び干渉フィルター13bと、水銀
ランプ12からの光を直角方向に反射させる2つの球面
鏡14a及び球面鏡14bと、球面鏡14a及び球面鏡
14bからの光を一部直角に反射させる2つのハーフミ
ラー15a及びハーフミラー15bと、ハーフミラー1
5a及びハーフミラー15bからの光を受光して電気信
号に変換する2つの補償側光電管16a及び補償側光電
管16bと、ハーフミラー15a及びハーフミラー15
bからの光が通過するように配置されており、カラム5
a、5bから排出されたサンプルがそれぞれ順次供給さ
れる2つのフローセル17a及びフローセル17bと、
フローセル17a及びフローセル17bを通過した光を
受光して電気信号に変換する2つの試料側光電管18a
及び試料側光電管18bとが含まれている。 【0023】水銀ランプ12は、内部の発光管に封入し
た水銀蒸気中放電により得られる水銀輝線を利用したラ
ンプである。使用する目的に応じて、水銀ランプ12か
らの光の波長は設定されている。また、水銀ランプ12
の放射スペクトルは、動程中の発光管内の水銀蒸気圧に
より変化するため、水銀ランプからの光の波長を使用す
るたびに目的に応じて調整することのできる、可変型の
ものとすることも可能である。 【0024】干渉フィルター13a及び干渉フィルター
13bは、透明非金属物質の薄膜であり、水銀ランプ1
2からの光が通過する際、特定の波長の光を選択的に透
過し、それ以外の波長の光を反射する。 【0025】球面鏡14a及び球面鏡14bは、干渉フ
ィルター13a及び干渉フィルター13bを透過した光
を、直角方向に反射させる。このとき、表面凹部の曲率
により、フローセル17a及びフローセル17bに達す
る時点で一点に集中するように光を集光する。これによ
り、効率よくフローセル17a及びフローセル17b内
を流れるサンプルの分析を行うことができる。このよう
に、複数の球面鏡14a、14bを設けることで、水銀
ランプ12からの光を分岐させて、複数の経路1a、1
bを設けることを可能としている。 【0026】ハーフミラー15a及びハーフミラー15
bは、球面鏡14a及び球面鏡14bに反射された光の
一部を直角方向に反射させる。反射した光は、補償側光
電管16a及び補償側光電管16bに到達する。ハーフ
ミラー15a及びハーフミラー15bを透過した光は、
方向を変更することなく進む。 【0027】補償側光電管16a及び補償側光電管16
bは、ハーフミラー15a及びハーフミラー15bから
送られてきた光を電気信号に変換し、電気系部6aの制
御部19a及び制御部19bにその電気信号を送信す
る。この電気信号は、サンプルを通過した光に基づく試
料側光電管18a及び試料側光電管18bからの電気信
号との比較により正確な算出結果を得るために用いられ
る。 【0028】フローセル17a及びフローセル17bの
内部には、球面鏡14a及び球面鏡14bからの光が直
角に透過するように配置された、サンプルが満たされな
がら通過するスリットが設けられている。管20a、2
0bを経てカラム5a及びカラム5bから送られてきた
サンプルはスリットを通過し、フラクションコレクター
7a及びフラクションコレクター7bに送出される。球
面鏡14a及び球面鏡14bにより集光された特定波長
の光は、フローセル17a及びフローセル17b内のサ
ンプルが満たされたスリットを透過することで、サンプ
ル内の成分に特有の吸光度に応じてその強度が変更され
る。 【0029】試料側光電管18a及び試料側光電管18
bは、フローセル17a及びフローセル17bを通過し
た光を受信して電気信号に変換し、電気系部6aの制御
部19a及び制御部19bにその電気信号を送信する。 【0030】次に、検出器6内部での動作について説明
する。分析回路21aでは、光源電源11から電流が流
れ、水銀ランプ12が点灯する。水銀ランプ12から射
出された光は干渉フィルター13aにより波長を選択さ
れ分光され、球面鏡14aにより直角方向に反射され
る。球面鏡14aの表面の曲面形状により、光は集光さ
れてフローセル17aに達する。 【0031】フローセル17aに光が達する前に、ハー
フミラー15aにより、光の一部は直角方向に反射さ
れ、補償側光電管16aに送られる。補償側光電管16
aに送られた光は、電気信号に変換されて、制御部19
aに送られる。 【0032】フローセル17aに到達した光は、フロー
セル17aのスリット内に満たされたサンプルを通過し
て、試料側光電管18aに到達する。試料側光電管18
aに送られた光は、電気信号に変換されて、制御部19
aに送られる。 【0033】そして、制御部19aにて、補償側光電管
16aから送られてきた電気信号と、試料側光電管18
aから送られてきた電気信号との比により、サンプルの
吸光度が算出される。分析回路21bでも、同様の作動
によりサンプルの分析がなされ吸光度が算出される。 【0034】本実施の形態の検出器6によると、分析回
路21a及び分析回路21bで同じ成分を分析する場
合、光源12からの波長及び強度が確実に同じとなるた
め、分析の精度が向上する。また、1つの光源12を有
する1つの検出器6によって2つのカラム5a、5bか
ら排出されたサンプルを同時に処理することができるの
で、それぞれに1つの光源を有する複数の検出器を用い
る場合と比較して、同じサンプルを流した時に同じ結果
が得られるようにするために行う光源12の調整作業を
短時間で終わらせることができると共に、光源の数が削
減されるために消費電力を減少させることができる。 【0035】また、2つのカラム5a、5bから排出さ
れたサンプルのそれぞれに検出器を用いることなく一つ
の検出器6で分析を行うことができるため、2つのカラ
ム5a、5bに対応してそれぞれに1つの光源を有する
複数の検出器を用いる場合と比較して、液体クロマトグ
ラフィの装置全体にかかるコスト及び占有スペースを削
減することができる。 【0036】さらに、光源として水銀ランプ12を用い
ているので、以下の利点がある。 (1)水銀ランプの点灯特性として、水銀ランプに電源
電圧が加わると同時に、主電源とその近傍の補助電極と
の間にグロー放電が始まり、グロー放電はただちに主電
源のアーク放電に移行する。発光管内の水銀は、放電の
熱によって徐々に蒸発し、数分後に全部気化して高圧の
水銀蒸気となり、ランプは安定状態に達する。電源電圧
を印加した後、安定するまでのランプ特性は水銀の蒸気
圧力の変化と共に徐々に変化していく。この間の特性を
始動特性といい、電圧が印加されてから特性が安定する
までの時間を始動時間といい、水銀ランプの始動時間は
通常3〜8分である。複数の分析回路に対して光源が同
一であると、検出器それぞれに光源が設けられている場
合に比べて、水銀ランプののべ始動時間を合理的に短縮
することができる。 【0037】(2)ランプ電圧は、不飽和蒸気圧形ラン
プでは発光感度による蒸気圧の変動が少ないので、電源
電圧変動に対して殆ど影響されないが、ランプ電流及び
電力は、水銀蒸気圧だけによって決まるものではないの
で、電源電圧が高くなるほど大きくなる。このため、電
源変動の大きいところで水銀ランプを使用する場合に
は、定電力形安定器が用いられる。複数の分析回路に対
して光源が同一であると、ランプ電流及び電圧は確実に
同じ条件となるため、特に同じ物質を分析する場合、分
析の精度が向上する。 【0038】(3)ランプ特性が点灯時間の経過と共に
徐々に変化することを動程特性といい、光束に対する動
程特性は、点灯中、電極から徐々に蒸発する電子放射物
質が管壁に付着して発光管の透過率を低下させること、
蛍光体が強い紫外線や赤外線の照射を受けて劣化するこ
と、発光管の石英そのものが失透現象等のために透過率
が低下すること、等によって生ずる。複数の分析回路に
対して光源が同一であると、光束に対する動程特性は確
実に同じ条件となるため、特に同じ物質を分析する場
合、分析の精度が向上する。 【0039】(4)紫外線可視領域の吸収スペクトル
は、分子の基底状態から各励起状態への遷移に対応して
現れる。比較するための光の強度をI0、試料を通過し
た光の光強度をIとすると、各波長での吸光度は、lo
g(I0/I)で表される。この吸光度は試料の濃度と厚
みに比例するため、液体クロマトグラフィの成分の分析
に効果的に利用されるが、複数の分析回路に対して同一
の光源であると、吸光度を算出するための、比較するた
めの光の強度I0及び試料を通過した光の光強度Iの条
件が全く同じとなるため、確実に同じ条件で分析を行う
ことができ、分析の精度が向上する。 【0040】 【発明の効果】請求項1に記載の液体クロマトグラフィ
用検出器によると、1つの光源を有する1つの検出器に
よって複数のカラムから排出されたサンプルを同時に処
理することができるので、それぞれに1つの光源を有す
る複数の検出器を用いる場合と比較して、同じサンプル
を流した時に同じ結果が得られるようにするために行う
光源の調整作業を短時間で終わらせることができると共
に、光源の数が削減されるために消費電力を減少させる
ことができる。 【0041】また、複数のカラムから排出されたサンプ
ルのそれぞれに検出器を用いることなく一つの検出器で
分析を行うことができるため、複数のカラムに対応して
それぞれに1つの光源を有する複数の検出器を用いる場
合と比較して、光源を安定させるための電源及び電源回
路が一つで済み、液体クロマトグラフィの装置全体にか
かるコスト及び占有スペースを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る検出器を用いた分
取液体クロマトグラフィの模式図である。 【図2】図1に示された液体クロマトグラフィ用検出器
のブロック図である。 【符号の説明】 6 検出器 6a 電気系部 6b 光学系部 11 光源電源 12 水銀ランプ(光源) 13a 干渉フィルター 13b 干渉フィルター 14a 球面鏡(光学系) 14b 球面鏡(光学系) 15a ハーフミラー 15b ハーフミラー 16a 補償側光電管 16b 補償側光電管 17a フローセル 17b フローセル 18a 試料側光電管(光電変換装置) 18b 試料側光電管(光電変換装置) 19a 制御部 19b 制御部 20a 管 20b 管 21a 分析回路a 21b 分析回路b
取液体クロマトグラフィの模式図である。 【図2】図1に示された液体クロマトグラフィ用検出器
のブロック図である。 【符号の説明】 6 検出器 6a 電気系部 6b 光学系部 11 光源電源 12 水銀ランプ(光源) 13a 干渉フィルター 13b 干渉フィルター 14a 球面鏡(光学系) 14b 球面鏡(光学系) 15a ハーフミラー 15b ハーフミラー 16a 補償側光電管 16b 補償側光電管 17a フローセル 17b フローセル 18a 試料側光電管(光電変換装置) 18b 試料側光電管(光電変換装置) 19a 制御部 19b 制御部 20a 管 20b 管 21a 分析回路a 21b 分析回路b
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G01N 30/78 G01N 30/78
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一つの光源と、 前記光源からの光を複数の光路に分ける光学系と、 前記光学系で分けられた各光路の光が通過するように配
置されており、複数のカラムから排出された複数の成分
に分離されたサンプルがそれぞれ順次供給される複数の
フローセルと、 複数の前記フローセルを通過した光をそれぞれ受光して
電気信号に変換する複数の光電変換装置とを備えている
液体クロマトグラフィ用検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001351666A JP2003149135A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 液体クロマトグラフィ用検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001351666A JP2003149135A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 液体クロマトグラフィ用検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003149135A true JP2003149135A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19163948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001351666A Pending JP2003149135A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 液体クロマトグラフィ用検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003149135A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007255993A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Kobe Steel Ltd | 分離精製分析装置 |
| WO2007119399A1 (ja) | 2006-03-22 | 2007-10-25 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 分析装置 |
| JP2017161318A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社島津製作所 | 分析装置 |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001351666A patent/JP2003149135A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007255993A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Kobe Steel Ltd | 分離精製分析装置 |
| WO2007119399A1 (ja) | 2006-03-22 | 2007-10-25 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 分析装置 |
| US8023118B2 (en) | 2006-03-22 | 2011-09-20 | Kobe Steel, Ltd. | Analyzer for absorption spectrometry of impurity concentration contained in liquid using exciting light |
| EP2369322A1 (en) | 2006-03-22 | 2011-09-28 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | Analyzer |
| JP2017161318A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 株式会社島津製作所 | 分析装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |