JP2003149904A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2003149904A
JP2003149904A JP2001345237A JP2001345237A JP2003149904A JP 2003149904 A JP2003149904 A JP 2003149904A JP 2001345237 A JP2001345237 A JP 2001345237A JP 2001345237 A JP2001345237 A JP 2001345237A JP 2003149904 A JP2003149904 A JP 2003149904A
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JP
Japan
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temperature
image forming
registration
color
forming apparatus
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JP2001345237A
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English (en)
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Yoshiki Matsuzaki
好樹 松崎
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 装置本体内の温度上昇に起因するカラー
レジずれを補正するレジコン動作を効率的に行うことを
可能とすることにより、画像形成動作が不可能な状態い
わゆるダウンタイムの軽減や、レジコンパッチ形成のた
めのトナー消費量の低減、あるいはクリーニング部材へ
の負荷の低減、更には廃却トナー回収容量などの低減を
可能としたカラー画像形成装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 各画像形成ユニットによって形成された
レジずれ検出用パターンを、同一のパターン検出用部材
上に転写し、当該パターン検出用部材上に転写されたレ
ジずれ検出用パターンを検出して、レジずれ補正動作を
実行するレジずれ補正動作実行手段と、前記カラー画像
形成装置本体内の温度を検出する温度検出手段と、前記
温度検出手段によって検出された装置本体内の温度の検
出値に応じて、変化する温度間隔でレジずれ補正動作の
開始条件を決定するレジずれ補正動作決定手段とを備え
るように構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラープリンタ
やカラー複写機等のカラー画像形成装置に関し、特に、
互いに色の異なる画像を形成する複数の画像形成ユニッ
トを備えた、所謂タンデム型のカラー画像形成装置にお
いて、複数の画像形成ユニットで形成される各色の画像
の画像形成位置であるレジストレーション(以下、単に
「レジ」とも略称する。)を制御するレジストレーショ
ンコントロール技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複数の画像形成ユニット
を備えたいわゆるタンデム型のカラー画像形成装置とし
ては、例えば、図30に示すようなものがある。このタ
ンデム型のカラー画像形成装置は、図30に示すよう
に、イエロー、マゼンタ、シアン、黒等の各々色の異な
るトナー像を形成する4つの画像形成ユニット100
Y、100M、100C、100Kを備え、これらの画
像形成ユニット100Y、100M、100C、100
Kは、水平方向に沿って一定の間隔を隔てて、並列的に
配置されている。上記4つの画像形成ユニット100
Y、100M、100C、100Kは、形成するトナー
像の色が異なるほかは、すべて同様に構成されており、
感光体ドラム101の表面を接触型の帯電装置102に
よって一様に帯電した後、当該感光体ドラム101の表
面に露光装置103によって画像露光を施して、各色の
画像情報に応じた静電潜像を形成する。上記感光体ドラ
ム101の表面に形成された静電潜像は、対応する色の
現像装置104により顕像化されてトナー像となり、当
該トナー像は、一次転写用の帯電器105によって中間
転写ベルト106上に順次多重に転写される。尚、上記
感光体ドラム101の表面に残留したトナーは、クリー
ニング装置107によって除去され、次の画像形成工程
に備える。
【0003】上記中間転写ベルト106は、4つの画像
形成ユニット100Y、100M、100C、100K
にわたってその下方に配設されているとともに、駆動ロ
ーラを含む複数本のローラ108〜111によって感光
体ドラム101の回転速度と等しい速度で循環駆動され
るようになっている。上記中間転写ベルト106上に順
次多重に転写されたイエロー、マゼンタ、シアン、黒の
各色のトナー像は、当該中間転写ベルト106の下方に
設けられた二次転写位置において、中間転写ベルト10
6の表面と接触する二次転写ロール112によって、所
定のタイミングで給紙される記録用紙113上に一括し
て転写される。その後、上記記録用紙113は、定着装
置114まで搬送され、当該定着装置114によって熱
及び圧力で定着処理を受け、装置の外部に排出され、フ
ルカラーや白黒の画像が形成される。
【0004】ところで、かかるタンデム型のカラー画像
形成装置では、複数の画像形成ユニット100Y、10
0M、100C、100Kで形成される各色の画像の画
像形成位置、即ち、レジストレーションを制御して、複
数の画像形成ユニット100Y、100M、100C、
100Kで形成される各色の画像のレジストレーション
を、互いに精度良く一致させるレジストレーションコン
トロール技術が採用されている。
【0005】このレジストレーションコントロール技術
が採用された画像形成装置に関するものとしては、例え
ば、特開平1−142674号公報、特開平1−142
680号公報、特開平1−183676号公報等に開示
されているように、図31に示す如く、各画像形成ユニ
ット100Y、100M、100C、100KのROS
103によって、予め決められた像位置認識用のパター
ン120を、感光体ドラム101上に形成し、当該各感
光体ドラム101上に形成された各色の画像位置認識用
パターン120を、中間転写ベルト106上に順次一次
転写して、最終段の画像形成ユニット100Kの下流側
に配置されたCCD121によってサンプリングし、当
該サンプリングデータの位置関係に、予め決められた各
色の像位置認識用パターン120の色ずれがなかったと
仮定したときの位置関係と、どれだけの差異があるかを
検出し、その検出データから各色のレジストレーション
ずれ(以下、「レジずれ」と称する。)量を演算する。
そして、上記画像形成装置では、各画像形成ユニット1
00Y、100M、100C、100KのROS103
の書き込みタイミング、あるいは光学系の部品の位置を
補正することでレジずれの少ない高品位な画質を提供す
る方法が提案されている。
【0006】なお、上記中間転写ベルト106上に転写
された各色の像位置認識用パターン120は、当該中間
転写ベルト106の表面をクリーニングするクリーニン
グ装置115によって除去される。
【0007】このレジストレーション制御装置に関する
技術としては、例えば、特開平1−142674号公
報、特開平1−142680号公報、特開平1−183
676号公報等に開示されているものがある。
【0008】また、機内の温度上昇に起因するカラーレ
ジずれ量の悪化を補正するための技術としては、特許第
2625130号や特許第2921856号公報などに
開示されたものが、既に提案されている。
【0009】これらの特許第2625130号や特許第
2921856号公報などに開示された技術は、機内の
温度上昇が電源投入時やレジコン実施から、所定の温度
だけ変化したとき、あるいは前回のレジコンを実施した
温度から所定の温度だけ変化したときに、レジコンシー
ケンスを動作させるというものである。
【0010】更に説明すると、上記特許公報第2525
130号に係る画像形成装置は、それぞれ画像担持体を
有する複数の画像ステーションと、前記複数の画像担持
体上に形成された各画像を転写位置にて転写するように
移動する移動体と、前記複数の画像ステーションにより
形成され、前記移動体上に転写された各レジストマーク
画像を読み取る読取り手段と、前記読取り手段の読取り
結果に基づいて前記複数の画像ステーションにより形成
される各画像間の位置ずれを補正する補正手段と、装置
内部の温度を検出する温度検出手段と、前記複数の画像
ステーションが前記レジストマーク画像を形成して前記
移動体上に各レジストマーク画像を転写し、前記読取り
手段が前記移動体上に転写された各レジストマーク画像
を読み取って前記補正手段が当該読取り結果に基づいて
上記補正動作を行うレジスト補正シーケンスの実行を前
記温度検出手段の出力に基づいて制御する制御手段と、
を備えるように構成したものである。
【0011】また、上記特許公報第2921856号に
係るカラー画像形成装置は、転写材を搬送する無端状搬
送手段と、この無端状搬送手段の移動方向に沿って所定
間隔に配置され、前記転写材に異なる色の画像を順次記
録する複数の画像記録手段とを有するカラー画像形成装
置において、装置内部の温度を検知する温度検出手段
と、この温度検出手段によって検出された温度が所定温
度上昇する毎に前記複数の画像形成手段によって前記無
端状搬送手段に各色に対応した検知用パターンを形成す
る制御手段と、この検出用パターンを検出するパターン
検出手段と、このパターン検出手段による検出結果に基
づいて各色の位置ずれ量を演算し、各色のずれ量を補正
する補正処理手段と、を備えるように構成したものであ
る。
【0012】一方、レジコンの開始条件を機内の温度で
はなく、電源投入時からの連続した装置作動時間とし、
その作動時間に応じてレジコンシーケンスの間隔を徐々
に延ばしていくという技術も、特開平5−188697
号公報に開示されているように、既に提案されている。
【0013】この特開平5−188697号公報に係る
画像形成装置は、共通の記録媒体に複数色の像を順次重
ねて形成する複数の像形成手段と、前記各画像形成手段
により形成される各色画像間の位置ずれを補正する補正
手段と、前記補正手段による補正処理を実行するタイミ
ングを制御する制御手段と、を有する画像形成装置にお
いて、画像形成装置本体に電源が投入されてから所定の
時間が経過する間、前記制御手段は前記補正処理を実行
開始する間隔を徐々に長くするように構成したものであ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記特許第2625130号公報や特許第2921
856号公報などに開示された技術の場合には、レジス
ト補正シーケンスの実行を、温度検出手段の出力に基づ
いて制御したり、装置内部の温度を検知する温度検出手
段によって検出された温度が、所定温度上昇する毎に、
複数の画像形成手段による検知用パターンの形成、及び
当該検出用パターンの検出並びに補正処理などを実行す
るように構成したものである。
【0015】ところが、上記画像形成装置においては、
画像形成動作を行う頻度や、実行する画像形成動作の内
容などによって、機内の温度上昇が一律ではなく、機内
の温度に対するカラーレジずれの変化特性が線形(リニ
ア)ではないため、単に、レジスト補正シーケンスの実
行を、温度検出手段の出力に基づいて制御したり、機内
の温度が所定温度だけ上昇する毎に、カラーレジずれの
補正動作を行った場合には、不必要にパターンの形成
や、検出動作を実行してしまい、レジコンシーケンス動
作のために、画像形成動作が不可能な状態いわゆるダウ
ンタイムの発生頻度や、レジコンパッチ形成のためのト
ナー消費量、あるいはクリーニング部材への負荷、更に
は廃却トナー回収容量などの不必要な増加を招くという
問題点を有していた。
【0016】また、上記特開平5−188697号公報
に係る画像形成装置の場合には、レジコンの開始条件を
機内の温度ではなく、電源投入時からの連続した装置作
動時間とし、その作動時間に応じてレジコンシーケンス
の間隔を徐々に延ばしていくするように構成したもので
あるが、この場合でも、電源投入時からの連続した装置
作動時間は、その間の装置の休止時間等によって、実際
に装置が画像形成を行った時間とは異なり、機内の温度
上昇とも相関関係を有しておらず、やはり、不必要にパ
ターンの形成や、検出動作を実行してしまい、レジコン
シーケンス動作のために、画像形成動作が不可能な状態
いわゆるダウンタイムの発生頻度や、レジコンパッチ形
成のためのトナー消費量、あるいはクリーニング部材へ
の負荷、更には廃却トナー回収容量などの不必要な増加
を招くという問題点を有していた。
【0017】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、装置本体内の温度上昇に起因するカラーレ
ジずれを補正するレジコン動作を効率的に行うことを可
能とすることにより、画像形成動作が不可能な状態いわ
ゆるダウンタイムの軽減や、レジコンパッチ形成のため
のトナー消費量の低減、あるいはクリーニング部材への
負荷の低減、更には廃却トナー回収容量などの低減を可
能としたカラー画像形成装置を提供することにある。
【0018】また、この発明の他の目的とするところ
は、ダウンタイムやレジコンパッチ形成のためのトナー
消費量、あるいはクリーニング部材への負荷等が、従来
の装置と同様であれば、レジコンの補正精度をより向上
させることが可能なカラー画像形成装置を提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、互いに色の異なる画
像を形成する複数の画像形成ユニットを備え、前記複数
の画像形成ユニットで形成された互いに色の異なる画像
を、直接又は中間転写体を介して記録媒体上に転写する
ことにより、カラー画像を形成するカラー画像形成装置
において、前記各画像形成ユニットによって形成された
レジずれ検出用パターンを、同一のパターン検出用部材
上に転写し、当該パターン検出用部材上に転写されたレ
ジずれ検出用パターンを検出して、レジずれ補正動作を
実行するレジずれ補正動作実行手段と、前記カラー画像
形成装置本体内の温度を検出する温度検出手段と、前記
温度検出手段によって検出された装置本体内の温度の検
出値に応じて、変化する温度間隔でレジずれ補正動作の
開始条件を決定するレジずれ補正動作決定手段とを備え
るように構成したものである。
【0020】ここで、「レジずれ補正動作」とは、レジ
ずれ検出用パターンを形成して、当該レジずれ検出用パ
ターンを検出して、レジずれを補正する動作を意味す
る。
【0021】また、上記「パターン検出用部材」として
は、例えば、各画像形成ユニットで形成された画像が、
一次転写される中間転写体が用いられるが、これに限定
されるものではなく、記録媒体を搬送するベルト状など
の記録媒体搬送部材や、中間転写体上に多重に転写され
た複数の画像を、記録媒体上に最終的に転写するための
転写部材などであっても良い。
【0022】また、請求項2に記載された発明は、前記
請求項1に記載されたカラー画像形成装置において、前
記レジずれ補正動作決定手段は、前記温度検出手段によ
って検出された装置本体内の各温度の検出値に対応し
て、当該装置本体内の温度が何度変化した場合に、レジ
ずれ補正動作を開始するかを決定する温度間隔を有し、
しかも、当該温度間隔は、前記装置本体内の温度の検出
値に応じて、異なる値に設定するように構成したもので
ある。
【0023】さらに、請求項3に記載された発明は、前
記請求項2に記載されたカラー画像形成装置において、
前記温度検出手段によって検出された装置本体内の各温
度の検出値に対応して、当該装置本体内の温度が何度変
化した場合に、レジずれ補正動作を開始するかを決定す
る温度間隔を、予め記憶した開始温度間隔テーブルを備
えているように構成したものである。
【0024】又、請求項4に記載された発明は、前記請
求項2に記載されたカラー画像形成装置において、前記
温度検出手段によって検出された装置本体内の各温度の
検出値に対応して、当該装置本体内の温度が何度変化し
た場合に、レジずれ補正動作を開始するかを決定する温
度間隔を求める演算式を備えているように構成したもの
である。
【0025】更に、請求項5に記載された発明は、前記
請求項1乃至4のいずれかに記載のカラー画像形成装置
において、レジずれ補正動作を実行する毎に、次回のレ
ジずれ補正動作を実行する温度間隔の上限値及び下限値
を決定するように構成したものである。
【0026】また、請求項6に記載された発明は、前記
請求項2に記載されたカラー画像形成装置において、前
記レジずれ補正動作を開始するかを決定する温度間隔
を、固定値として記憶した少なくとも1つの温度間隔テ
ーブルを有するように構成したものである。
【0027】さらに又、請求項7に記載された発明は、
前記請求項2に記載されたカラー画像形成装置におい
て、前記レジずれ補正動作を開始するかを決定する温度
間隔を、固定値として決定する少なくとも1つの温度間
隔演算式を有するように構成したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0029】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置とし
てのタンデム型のデジタルカラープリンタを示す概略構
成図である。また、このタンデム型のデジタルカラープ
リンタは、画像読取装置を備えており、フルカラー複写
機としても機能するようになっている。なお、上記デジ
タルカラープリンタは、画像読取装置を備えずに、図示
しないパーソナルコンピュータ等から出力される画像デ
ータに基づいて画像を形成するものであっても勿論よ
い。また、上記デジタルカラープリンタは、ファクシミ
リとしての機能を兼ね備えたものであっても良い。
【0030】図2において、1はタンデム型のデジタル
カラープリンタ(カラー画像形成装置)の本体を示すも
のであり、このデジタルカラープリンタ本体1は、その
一端側の上部に、原稿2の画像を読み取る画像読取装置
(IIT:Image Input Termina
l)4を備えているとともに、当該デジタルカラープリ
ンタ本体1の内部には、画像読取装置4や図示しないパ
ーソナルコンピュータ等から出力される画像データ、あ
るいは電話回線やLAN等を介して送られてくる画像デ
ータに、所定の画像処理を施す画像処理装置(IPS:
Image Processing System)1
2と、当該画像処理装置12で所定の画像処理が施され
た画像データに基づいて画像を出力する画像出力装置
(IOT:Image Output Termina
l)100とが配設されている。
【0031】上記デジタルカラープリンタ本体1の内部
には、画像出力装置100を構成する画像形成ユニット
として、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の各色の画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cが、水平方向に沿って一定の間隔を
おいて配列されている。さらに、上記4つの画像形成ユ
ニット13K、13Y、13M、13Cの下方には、こ
れらの画像形成ユニットで順次形成される各色のトナー
像を、互いに重ね合わせた状態で転写する中間転写体と
しての中間転写ベルト25が、矢印方向に沿って回動可
能に配設されている。そして、上記中間転写ベルト25
上に多重に転写された各色のトナー像は、給紙トレイ3
9等から給紙される記録媒体としての記録用紙34上に
一括して転写された後、定着器37によって記録用紙3
4上に定着され、外部に排出されるようになっている。
【0032】なお、図2に示す実施の形態では、画像出
力装置100が、各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cで形成された黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー
像を、中間転写ベルト25上に互いに重ね合わせた状態
で一次転写した後、当該中間転写ベルト25から記録用
紙34上に一括して二次転写することにより、カラー画
像を形成するように構成した場合について説明したが、
これに限定される訳ではなく、図23に示すように、各
画像形成ユニット13K、13Y、13M、13Cで形
成された黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の各色のトナー像を、記録媒体搬送部材と
しての用紙搬送ベルト25’によって搬送される記録用
紙34上に互いに重ね合わせた状態で転写することによ
り、カラー画像を形成するように構成したものにも適用
可能なことは勿論である。また、各画像形成ユニット1
3K、13Y、13M、13Cの色の順序は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の順に限定されるものではなく、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順
序など、任意であっても良いことは勿論である。
【0033】図3はこの発明の実施の形態1に係る画像
形成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリンタ
の構成を、更に詳細に示したものである。
【0034】なお、ここではタンデム型のデジタルカラ
ープリンタを用いて、本発明の構成を説明するが、本発
明は、カラー複写機/ファクシミリ等においても有効で
ある。以下の実施の形態においても同様である。
【0035】図3において、1はタンデム型のデジタル
カラープリンタの本体を示すものであり、このデジタル
カラープリンタ本体1の一端側の上部には、原稿2をプ
ラテンガラス5上に押圧するプラテンカバー3と、プラ
テンガラス5上に載置された原稿2の画像を読み取る画
像読取装置4が配設されている。この画像読取装置4
は、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6に
よって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミ
ラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ1
0からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読
取素子11上に走査露光して、この画像読取素子11に
よって原稿2の色材反射光像を所定のドット密度(例え
ば、16ドット/mm)で読み取るように構成されてい
る。
【0036】上記画像読取装置4によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとして画像処理装置12(Image Proce
ssing System)に送られ、この画像処理装
置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデ
ィング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ
補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施さ
れる。
【0037】そして、上記の如く画像処理装置12で所
定の画像処理が施された画像データは、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各
8bit)の4色の原稿色材階調データ(ラスタデー
タ)に変換され、次に述べるように、黒(K)、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の画像
形成ユニット13K、13Y、13M、13CのROS
14K、14Y、14M、14C(Raster Ou
tput Scanner)に送られ、これらのROS
14K、14Y、14M、14Cでは、所定の色の画像
データに応じてレーザー光による画像露光が行われる。
【0038】ところで、上記タンデム型のデジタルカラ
ープリンタ本体1の内部には、上述したように、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4つの画像形成ユニット13K、13Y、13
M、13Cが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に
配置されている。
【0039】これらの4つの画像形成ユニット13K、
13Y、13M、13Cは、形成する画像の色が異なる
他は、すべて同様に構成されており、大別して、矢印方
向に沿って所定の回転速度で回転する像担持体としての
感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一
様に帯電する帯電手段としての一次帯電用のスコロトロ
ン16と、当該感光体ドラム15の表面に各色に対応し
た画像を露光して静電潜像を形成する画像露光装置とし
てのROS14と、感光体ドラム15上に形成された静
電潜像を現像する現像器17、クリーニング装置18と
から構成されている。
【0040】上記ROS14は、図3に示すように、半
導体レーザー19を各色の画像データに応じて変調し
て、この半導体レーザー19からレーザー光LBを画像
データに応じて出射する。この半導体レーザー19から
出射されたレーザー光LBは、反射ミラー20、21を
介して回転多面鏡22によって偏向走査され、再び反射
ミラー21及び複数枚の反射ミラー23、24を介して
感光体ドラム15上に走査露光される。
【0041】上記画像処理装置12からは、黒(K)、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色
の画像形成ユニット13K、13Y、13M、13Cの
ROS14K、14Y、14M、14Cに各色の画像デ
ータ(ラスタデータ)が順次出力され、これらのROS
14K、14Y、14M、14Cから画像データに応じ
て出射されるレーザービームLBが、それぞれの感光体
ドラム15K、15Y、15M、15Cの表面に走査露
光されて静電潜像が形成される。上記各感光体ドラム1
5K、15Y、15M、15C上に形成された静電潜像
は、現像器17K、17Y、17M、17Cによって、
それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の各色のトナー像として現像される。
【0042】上記各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cの感光体ドラム15K、15Y、15
M、15C上に、順次形成された黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー
像は、各画像形成ユニット13K、13Y、13M、1
3Cの下方に配置された中間転写体としての中間転写ベ
ルト25上に、一次転写ロール26K、26Y、26
M、26Cによって多重に転写される。この中間転写ベ
ルト25は、ドライブロール27と、アイドルロール2
8と、ステアリングロール29と、アイドルロール30
と、バックアップロール31と、アイドルロール32と
の間に一定のテンションで掛け回されており、図示しな
い定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動
されるドライブロール27により、矢印方向に所定の速
度で循環駆動されるようになっている。上記中間転写ベ
ルト25としては、例えば、可撓性を有するポリイミド
等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成
された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって
接続することにより、無端ベルト状に形成したものが用
いられる。
【0043】上記中間転写ベルト25上に多重に転写さ
れた黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の各色のトナー像は、バックアップロール31
に圧接する二次転写ロール33によって、圧接力及び静
電気力で記録用紙34上に二次転写され、この各色のト
ナー像が転写された記録用紙34は、2連の搬送ベルト
35、36によって定着器37へと搬送される。そし
て、上記各色のトナー像が転写された記録用紙34は、
定着器37によって熱及び圧力で定着処理を受け、プリ
ンタ本体1の外部に設けられた排出トレイ38上に排出
される。
【0044】上記記録用紙34は、図3に示すように、
複数の給紙トレイ39、40、41のうちの何れかから
所定のサイズのものが、給紙ローラ42及び用紙搬送用
のローラ対43、44、45からなる用紙搬送経路46
を介して、1枚ずつレジストロール47まで一旦搬送さ
れる。上記給紙トレイ39、40、41のうちの何れか
から供給された記録用紙34は、所定のタイミングで回
転駆動されるレジストロール47によって中間転写ベル
ト25上へ送出される。
【0045】そして、上記黒色、イエロー色、マゼンタ
色及びシアン色の4つの画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cでは、上述したように、それぞれ黒
色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像が所
定のタイミングで順次形成されるようになっている。
【0046】なお、上記感光体ドラム15K、15Y、
15M、15Cは、トナー像の転写工程が終了した後、
クリーニング装置18K、18Y、18M、18Cによ
って残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プ
ロセスに備える。また、中間転写ベルト25は、ベルト
用のクリーニング装置48によって、クリーニングブレ
ードやブラシで残留トナーが除去される。
【0047】ところで、上記の如く構成されるタンデム
型のデジタルカラープリンタでは、次に示すように、運
搬・設置時の振動や、あるいは機内の温度変化など、種
々の要因によって、各画像形成ユニットの感光体ドラム
等に位置的な変動が生じ、画像の位置ずれ(レジずれ)
が発生する。
【0048】まず、各画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cにおいて、感光体ドラム15K、1
5Y、15M、15Cに位置ずれがあると、図4に示す
ように、ROS14K、14Y、14M、14Cと感光
体ドラム15K、15Y、15M、15C間の距離(光
路長)が変動し、主走査方向(レーザビームの走査方
向)の倍率のずれや、主走査方向の左右の倍率のずれが
発生する。また、各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cにおいて、ROS14K、14Y、14
M、14Cと感光体ドラム15K、15Y、15M、1
5Cに主走査方向に沿った位置ずれがあると、図5に示
すように、主走査方向のマージンずれが生じる。
【0049】さらに、各画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cにおいて、図6に示すように、感光
体ドラム15K、15Y、15M、15Cの回転軸に傾
きがあると、スキューずれが発生する。また、各感光体
ドラム15K、15Y、15M、15Cに、図7に示す
ように、副走査方向に沿った位置ずれがあると、副走査
方向のマージンのずれが発生する。
【0050】また、上記のレジずれに加えて、各画像形
成ユニット13K、13Y、13M、13Cにおいて、
図8に示すように、感光体ドラム15K、15Y、15
M、15Cや中間転写ベルト25に速度変動があると、
副走査方向の周期的な変動(AC変動)が生じ、これが
原因で互いに異なる色の間でカラーレジストレーション
ずれ(以下、「カラーレジずれ」という。)が発生す
る。さらに、中間転写ベルト25に主走査方向の蛇行が
あると、図9に示すように、主走査方向の周期的な変動
(AC変動)が生じ、これが原因で互いに異なる色の間
でカラーレジずれが発生する。
【0051】このように、種々の要因によって、主走査
方向の倍率のずれ、主走査方向の左右の倍率のずれ、ス
キューずれ、副走査マージンずれ、主走査マージンず
れ、副走査周期的ずれ、主走査周期的ずれが生じるが、
これらの画像の位置ずれが重ね合わされて、図10に示
すように、DC的なずれ(均一なずれ)やAC的なずれ
(周期的なずれ)が生じ、カラーレジずれとなって現れ
る。
【0052】そこで、この実施の形態では、図11に示
すように、中間転写ベルト25上に所定のタイミング
で、カラーレジずれ検出用のパターン50を形成し、こ
のカラーレジずれ検出用パターン50を検知手段60に
よって検知して、各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cのカラーレジずれを補正したレジずれ補
正動作を実行した後、カラー画像を形成するように構成
されている。なお、上記検知手段60は、例えば、中間
転写ベルト25の幅方向に沿ってその両端部に各々配置
されるが、必要に応じて、中間転写ベルト25の幅方向
に沿ってその両端部及び中央部、あるいは中間転写ベル
ト25の幅方向に沿って等間隔に複数個(3個以上)設
けてもよく、検知するカラーレジずれの種類に応じて適
宜配置される。
【0053】カラーレジずれ検出用パターン50として
は、図12及び図13に示すように、第1の基準色から
なる第1番目の山形マーク51KKと、第2の被測定色
からなる第2番目の山形マーク51YYと、第1の色と
第2の色からなる第3番目の山形マーク51KYマーク
を、1つの単位として被測定色のすべてを組み合わせた
パターンが用いられる。図12に示すパターン50の組
み合わせが基準色と対象色における1ブロックとする。
このパターンを実際に用いる場合には、図13に示すよ
うに、数ブロック分繰り返して形成してサンプリングす
る。ここでは、中間転写ベルト25の1周分のサンプリ
ングを仮定して、本発明の実施の形態1を説明する。な
お、上記カラーレジずれ検出用パターン50を出力する
信号は、例えば、後述する画像処理装置12のレジずれ
補正動作実行手段としてのプリンタ出力制御手段85の
ROM等に予め記憶されている。また、上記カラーレジ
ずれ検出用パターン50としては、他の形状のものを用
いても良いことは勿論である。
【0054】図14は上記カラーレジずれ検出用のパタ
ーン検出器60を示す斜視構成図である。
【0055】図14において、61はパターン検出器6
0の筐体であり、62a、62bは中間転写ベルト25
上に形成されたカラーレジずれ検出用のパターン50を
それぞれ照明する2つの発光素子であり、63a、63
b及び64a、64bは中間転写ベルト25上に形成さ
れたカラーレジずれ検出用パターン50の異なった山型
マーク51からからの反射光をそれぞれ受光する2組の
各受光素子を示すものである。なお、これら2組の各受
光素子63a、63b及び64a、64bは、図12に
示すように配置されている。上記2つの発光素子62
a、62bとしては、例えば、特定波長の光、あるいは
所定の波長分布を持った光を出射するLEDなどが用い
られ、これらの発光素子62a、62bは、中間転写ベ
ルト25上の1つの検出位置を、互いに所定の角度だけ
傾斜した反対側の斜め方向から照明するように配置され
ている。また、上記2組み受光素子63a、63b及び
64a、64bは、中央部が互いに対向乃至接触し、両
端部が水平方向に対して所定の角度だけ下方に傾斜した
状態で配置された、2つの受光素子63a、63bと6
4a、64bとを備えており、各受光素子63a、63
bと64a、64bは、図12に示すように、反射光の
検知タイミング及び検知角度が互いに異なるように設定
されている。
【0056】上記パターン検出器60は、図15に示す
ように、中間転写ベルト25上に形成されたカラーレジ
ずれ検出用パターン50を検出すると、当該カラーレジ
ずれ検出用パターン50の直線状のマーク51によっ
て、一方の受光素子63bからは、図15(a)に示す
ように、先に滑らかな山型の波形が出力され、幾らか遅
れて、他方の受光素子63aからも、図15(b)に示
すように、滑らかな山型の波形が出力される。そして、
これら2つの受光素子63b、63aから出力される波
形を増幅してから差分をとるか、差分をとってから増幅
することにより、図16(c)に示すように、一旦大き
く山型に立ち下がってから、今度は大きく山型に立ち上
がる出力波形が得られる。そこで、上記2つの受光素子
63a、63bから出力される波形の差分をとることに
より、CCD等の高精度のセンサーを使用しなくとも、
図15(d)に示すように、カラーレジずれ検出用パタ
ーン50の直線状のマーク51を、高解像度で精度良く
検出することが可能となる。
【0057】上記の如くカラーレジずれ検出用パターン
50を用いて、黒色、イエロー色、マゼンタ色及びシア
ン色の各画像形成ユニット13K、13Y、13M、1
3Cで形成される各色のトナー像のレジずれが検出され
る。
【0058】すると、この実施の形態に係るタンデム型
のデジタルカラープリンタでは、カラーレジずれ検出用
パターン50を用いて検出された各色のトナー像のレジ
ずれ量に応じて、各画像形成ユニットで形成される画像
の位置を補正する動作が行われる。なお、上記カラーレ
ジずれ検出用パターン50を用いて検出された各色のト
ナー像の位置ずれ量に応じて、各画像形成ユニットで形
成される画像の位置を補正する補正量の計算及び補正動
作は、例えば、後述するプリンタ出力調整手段74によ
って行なわれる。
【0059】まず、主走査方向の粗マージンを補正する
には、図16(a)に示すように、各画像形成ユニット
13K、13Y、13M、13CのROS14K、14
Y、14M、14Cで、感光体ドラム15K、15Y、
15M、15C上に画像を露光する際、主走査方向にお
ける画像の記録開始位置は、SOS(Start Of
Scan)信号の立ち上がりで決められるが、当該S
OS信号の立ち上がりから、実際に画像露光するイネー
ブル信号であるLS(Line Sync)信号をアク
ティブにするまでのクロック信号であるVCLKのカウ
ント数を変更することにより、1VCLK(画素)単位
で主走査方向における画像の記録開始位置を補正するこ
とができる。
【0060】また、副走査方向の粗マージンを補正する
には、図16(a)に示すように、各画像形成ユニット
13K、13Y、13M、13CのROS14K、14
Y、14M、14Cで、感光体ドラム15K、15Y、
15M、15C上に画像を露光する際、副走査方向にお
ける画像の記録開始位置は、TR0信号の立ち上がりで
決められるが、当該TR0信号の立ち上がりから、実際
に画像露光するイネーブル信号であるPS(Page
Sync)信号をアクティブにするまでのクロック信号
であるSOSのカウント数を変更することにより、1L
S(画素)単位で副走査方向における画像の記録開始位
置を補正することができる。
【0061】次に、スキューを補正するには、図16
(b)に示すように、ROS14K、14Y、14M、
14C内の最終段ミラー24をチルトすることにより、
感光体ドラム15K、15Y、15M、15C上に露光
されるレーザービームの傾きを補正するようになってい
る。
【0062】さらに、主走査方向に沿った倍率を補正す
るには、図16(c)に示すように、ROS14K、1
4Y、14M、14Cで主走査方向に沿って画像を露光
する際に、画素の間隔を決定するVCLK(ビデオクロ
ック:主走査画素出力クロック)信号の周波数を変更す
ることにより、画素幅を変更することができ、主走査方
向に沿った倍率を補正することができる
【0063】また、主走査方向に沿った微小なマージン
を補正するには、図17(a)に示すように、VCLK
信号の位相を変更することにより、1画素以下の主走査
方向に沿った微小なマージンを補正することができる。
【0064】一方、副走査方向に沿った微小なマージン
を補正するには、図17(b)に示すように、ポリゴン
ミラー22の回転を制御することにより、SOS信号の
位相を変更し、1画素以下の副走査方向に沿った微小な
マージンを補正することができる。
【0065】さらに、図18(a)に示すように、RO
S14K、14Y、14M、14Cと感光体ドラム15
K、15Y、15M、15C間の距離が、装置のIN側
とOUT側とで異なる場合には、図18(b)に示すよ
うに、VCLK信号の周波数を倍率バランスのずれに応
じて、バランス補正値を変更するとともに、傾きを変更
することにより、倍率バランスを補正するようになって
いる。
【0066】また、任意な倍率(倍率/バランス/部分
的倍率差)ずれを補正するには、図19に示すように、
VCLK(ビデオクロック:主走査画素出力クロック)
信号と、同周期でパルスの位相をずらした複数のパルス
VCLK1〜8を設定しておき、倍率・バランス(左右
倍率差)・あるいは部分的な倍率のずれに応じて、これ
ら複数のパルスVCLK1〜8を適宜選択して、VCL
Kを作成することにより、任意な倍率(倍率/バランス
/部分的倍率差)ずれを補正することが可能となる。
【0067】さらに、主走査方向と副走査方向の画像デ
ータの画素位置を変更するには、図20に示すように、
ずれ量から算出した画素位置の補正量が、例えば、主走
査方向−5画素、副走査方向+4画素に相当するとき、
(N,M)データアドレスのデータを、(N−5,M+
4)データアドレスに変更することにより、画像書き込
みクロックを変更することなく、画像データの処理だけ
で、主走査方向及び副走査方向のずれを補正することが
可能となる。
【0068】なお、画像露光装置として、ROSではな
く、LED素子を直線状に配列したLEDバーを使用し
た場合には、発光タイミングを変更することにより、副
走査方向の画素出力タイミングを制御することが可能で
ある。
【0069】ところで、この実施の形態では、各画像形
成ユニットによって形成されたレジずれ検出用パターン
を、同一のパターン検出用部材上に転写し、当該パター
ン検出用部材上に転写されたレジずれ検出用パターンを
検出して、レジずれ補正動作を実行するレジずれ補正動
作実行手段と、前記カラー画像形成装置本体内の温度を
検出する温度検出手段と、前記温度検出手段によって検
出された装置本体内の温度の検出値に応じて、変化する
温度間隔でレジずれ補正動作の開始条件を決定するレジ
ずれ補正動作決定手段とを備えるように構成されてい
る。
【0070】また、この実施の形態では、前記レジずれ
補正動作決定手段が、前記温度検出手段によって検出さ
れた装置本体内の各温度の検出値に対応して、当該装置
本体内の温度が何度変化した場合に、レジずれ補正動作
を開始するかを決定する温度間隔を有し、しかも、当該
温度間隔は、前記装置本体内の温度の検出値に応じて、
異なる値に設定するように構成されている。
【0071】さらに、この実施の形態では、前記温度検
出手段によって検出された装置本体内の各温度の検出値
に対応して、当該装置本体内の温度が何度変化した場合
に、レジずれ補正動作を開始するかを決定する温度間隔
を、予め記憶した開始温度間隔テーブルを備えているよ
うに構成されている。
【0072】また更に、この実施の形態では、レジずれ
補正動作を実行する毎に、次回のレジずれ補正動作を実
行する温度間隔の上限値及び下限値を決定するように構
成されている。
【0073】図2はこの発明の実施の形態1に係るカラ
ー画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラープ
リンタの制御回路を示すブロック図である。
【0074】図2において、71はデジタルカラープリ
ンタの画像出力装置100における画像形成動作を制御
するレジずれ補正動作実行手段及びレジずれ補正動作決
定手段としての機能を兼ね備えたIOTメインコントロ
ーラ、72はインターフェイス73を介して入力される
画像読取装置4や図示しないパーソナルコンピュータ等
から画像データが入力されるESS、74はESS73
の内部に設けられたRAM、75はプリンタ本体1の内
部の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ、
76は画像処理装置12の内部に設けられたRAM、6
0は中間転写ベルト25上に形成されたカラーレジずれ
検出用パターン50を検出するパターン検出器を、それ
ぞれ示すものである。なお、上記温度センサ75は、例
えば、プリンタ本体1の中央部に配置される。
【0075】以上の構成において、この実施の形態1に
係るタンデム型のデジタルカラープリンタでは、次のよ
うにして、装置本体内の温度上昇に起因するカラーレジ
ずれを補正するレジコン動作を効率的に行うことを可能
とすることにより、画像形成動作が不可能な状態いわゆ
るダウンタイムの軽減や、レジコンパッチ形成のための
トナー消費量の低減、あるいはクリーニング部材への負
荷の低減、更には廃却トナー回収容量などの低減が可能
となっている。
【0076】すなわち、この実施の形態1に係るタンデ
ム型のデジタルカラープリンタでは、図21に示すよう
に、IOTメインコントローラ71は、まず、装置の電
源がONされると(ステップ101)、レジずれ補正動
作を実行するタイミングか否かを判別する(ステップ1
02)。この実施の形態1では、装置の電源がONされ
たときには、必ず、レジずれ補正動作を実行するように
設定されているので、IOTメインコントローラ71
は、温度センサ75によってプリンタ本体1内の温度T
を検出して確認し(ステップ103)、当該プリンタ本
体1内の温度Tが、上限値Tu以上(T≧Tu)か、又
は下限値Tl以下(T≦Tl)かを判別する(ステップ
104)。なお、装置の電源がONされたときには、上
限値Tuの値などが必ず満たす値に設定されており、上
述したように、必ず、レジずれ補正動作が実行されるよ
うになっている(ステップ105)。また、ステップ1
02において、レジずれ補正動作を実行するタイミング
でないと判別された場合には、レジずれ補正動作を実行
するタイミングとなるまで判別を続けることになる。
【0077】ここで、レジずれ補正動作を実行するタイ
ミングとしては、装置の電源がONされたとき以外に、
装置の待機時一定時間経過した後、プリントジョブのス
タート時、プリントジョブの終了時、プリントジョブ中
の一定枚数経過後、プリントジョブ中の一定時間経過
後、スリープモード(省電力モード)への移行時、スリ
ープモードからの復帰時、などが挙げられる。
【0078】一方、プリンタ本体1内の温度Tが、上限
値Tu以上(T≧Tu)か、又は下限値Tl以下(T≦
Tl)でない場合は、ステップ102に戻る。
【0079】次に、IOTメインコントローラ71は、
レジずれ補正動作を実行する(ステップ105)。
【0080】このレジずれ補正動作は、図12に示すよ
うなカラーレジずれ検出用のパターン50を、中間転写
ベルト25上に形成し、当該カラーレジずれ検出用のパ
ターン50を、パターン検知器60によって検知して、
レジストコントロール動作が実行される。
【0081】上記パターン検知器60で検知されたカラ
ーレジずれ検出用のパターン50の位置データは、図2
に示すように、IOTメインコントローラ71に送ら
れ、当該IOTメインコントローラ71では、パターン
検知器60で検知されたカラーレジずれ検出用のパター
ン50の位置データに基づいて、各画像形成ユニット1
3Y、13M、13C、13Kで形成されるイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色のトナー像の形成位置を補正する補正量が求められ
る。
【0082】上記IOTメインコントローラ71では、
カラーレジずれ検出用パターン50の位置データに基づ
いて、図4〜図9に示すように、主走査方向の倍率のず
れ、スキューずれ、副走査マージンずれ、主走査マージ
ンずれ、副走査周期的ずれ、主走査周期的ずれのずれ量
が求められ、これらのずれ量を補正するための補正量が
計算される。
【0083】すると、デジタルカラープリンタの画像出
力装置100では、IOTメインコントローラ71で求
められた主走査方向の倍率のずれ、スキューずれ、副走
査マージンずれ、主走査マージンずれ、副走査周期的ず
れ、主走査周期的ずれの補正値は、画像処理装置12の
RAM76に送られる。
【0084】上記画像処理装置12のRAM76に送ら
れた画像の位置ずれの補正値に基づいて、IOTメイン
コントローラ71によって、画像の位置ずれを補正する
制御動作が行われる。
【0085】その後、上記IOTメインコントローラ7
1は、図21のステップ106に示すように、現状温度
TをT0として、図22(b)に示すような補正テーブ
ルを参照し、下記の式に基づいて、次にレジずれ補正動
作を実行する温度変化の上限値Tuと下限値Tlを決定
する。 Tu=T0+ΔTn Tl=T0−ΔTm
【0086】ここで、次にレジずれ補正動作を実行する
温度変化の上限値Tuと下限値Tlは、デジタルカラー
プリンタにおいて、図22(a)に示すように、カラー
レジずれの温度特性カーブの情報を予め求めておき、こ
のカラーレジずれの温度特性カーブに応じて決定され
る。
【0087】図22(b)は図22(a)のΔtに相当
する具体的な温度パラメータテーブルの例を示すもので
ある。なお、ここでは、デジタルカラープリンタの使用
可能温度が、10℃以上、45℃未満に設定されている
が、これ以外の温度範囲で使用可能となるように設定し
ても勿論良い。また、図22(b)において、絶対温度
は、温度センサ75によって検出されたプリンタ本体内
1の温度の検出値そのものを表しており、このテーブル
における絶対温度の数値は、その温度以上、次段温度未
満の温度範囲を示している。例えば、図22(b)にお
いて、絶対温度10(℃)とあるのは、10℃以上、1
5℃未満の温度範囲を意味している。また、ここで、絶
対温度と標記しているのは、物理的な絶対温度を示すも
のではなく、相対的な温度(ある温度とある温度との温
度差)に対する絶対的な温度、機内温度が10℃なら1
0℃、20℃なら20℃という温度を意味するためであ
る。
【0088】このテーブルは、図22(a)に示すよう
に、プリンタ本体1内の絶対温度が、例えば、温度TA
から温度TBにある温度Δt1(=TB−TA)だけ変
化したときの主走査倍率ずれの最大レジずれ量が、一定
量Δerrorだけ変化する際の温度変化量をパラメー
タとしたものである。ここでは、縦軸のカラーレジずれ
量の一例として、主走査倍率ずれの最大レジずれ量につ
いて説明するが、これに限定されるものではなく、前述
したように、他に副走査のレジずれ量:リードずれ、ス
キューずれ、BOWずれ、主走査のレジずれ量:サイド
レジずれ、左右倍率ずれ、部分的倍率ずれなどに基づい
て設定しても良いことは勿論である。
【0089】また、ここで、最大レジずれ量を問題とし
ているのは、プリンタ本体1内の絶対温度が、例えば、
温度TAから温度TBにある温度Δt1(=TB−T
A)だけ変化したときに、主走査倍率ずれが最大に発生
した場合でも、そのときにレジずれ補正動作を実行し
て、レジずれ量を抑制することを可能とするためであ
る。
【0090】さらに、ここで、最大レジずれ量が一定量
Δerrorだけ変化する際の温度変化量をパラメータ
としているのは、当該温度変化量だけ機内温度が変化し
たときに、例えば、主走査倍率ずれの最大レジずれ量
(許容値)だけ、レジずれが発生する虞れがあるため、
このタイミングでレジずれ補正動作を実行すれば、レジ
ずれ補正動作の回数をできるだけ少なくすることが可能
だからである。
【0091】また、最大レジずれ量が発生するずれ量の
種類が、絶対温度に応じて変わる場合、つまり、例え
ば、機内温度が10℃から20℃の間では、主走査倍率
のずれ量が最大であり、機内温度が20℃から30℃の
間では、主走査方向のスキューずれ量が最大である場合
などには、機内温度が10℃から20℃の間では、主走
査倍率の最大レジずれ量が一定量Δerror1だけ変
化する際の温度変化量をパラメータとし、機内温度が2
0℃から30℃の間では、主走査方向のスキューずれの
最大レジずれ量が一定量Δerror2だけ変化する際
の温度変化量をパラメータとするように設定してもよ
い。即ち、機内温度の範囲に応じて、最大ずれ量を決定
するレジずれの種類を異ならせても良い。
【0092】更に具体的に説明すると、初回のレジずれ
補正動作時の温度が、絶対温度で26.0℃であった場
合、次回のレジコン動作時の条件温度は、図22(b)
を参照して、以下の上限値Tu及び下限値Tlとなる。 Tupper=26.0+6.0=32.0℃ Tlower=26.0−5.5=20.5℃
【0093】ここで、上限値Tu及び下限値Tlを算出
する式中の6.0℃あるいは5.5℃は、図22(b)
に示すテーブル中の25℃以上30℃未満の行の上限
(upper)パラメータの6.0℃と、下限(low
er)パラメータの5.5℃の値である。
【0094】IOTメインコントローラ71は、上記の
ごとく、レジずれ補正動作(レジコン動作)を実行した
後、図21に示すように、現状温度Tに基づいて、次回
のレジずれ補正動作時の条件温度である上限値Tu及び
下限値Tlを決定し(ステップ106)、プリンタの電
源がOFFされたか否かを判別し(ステップ107)、
プリンタの電源がOFFされてしない場合には、ステッ
プ102に戻り、プリンタの電源がOFFされた場合に
は、当該制御動作を終了する。
【0095】そして、IOTメインコントローラ71
は、プリンタの電源がOFFされてしない場合には、ス
テップ102に戻り、レジコン動作タイミングか否かを
判別し、レジコン動作タイミングであれば、機内温度T
を確認する。
【0096】次に、IOTメインコントローラ71は、
機内温度Tが、前回のレジコン動作時に決定された上限
値Tu以上か、又は下限値Tl以下かを判別し(ステッ
プ104)、機内温度Tが上限値Tu以上か又は下限値
Tl以下でない場合には、ステップ102に戻り、機内
温度Tが上限値Tu以上か又は下限値Tl以下である場
合には、レジずれ補正動作を実行する(ステップ10
5)。
【0097】なお、この実施の形態1では、図21に示
すフローチャートに基づいて、機内温度Tの確認及びレ
ジずれ補正動作の実行等が行われるが、その際、ステッ
プ102〜ステップ104において、常時、機内温度T
を確認しており、機内温度Tが上限値Tu以上か又は下
限値Tl以下となった場合には、画像形成動作の途中で
あっても、レジずれ補正動作を優先させ、画像形成動作
を中断して、レジずれ補正動作を実行させるようにして
も良い。
【0098】こうすることにより、一連の画像形成動作
中に、デジタルカラープリンタの機内温度Tが上限値T
u以上か又は下限値Tl以下に達してしまい、許容され
ないレジずれが発生するのを確実に防止することができ
る。
【0099】さらに、デジタルカラープリンタの機内温
度が上昇し、上限値Tuである32.0℃に達した際
は、IOTメインコントローラ71は、図21のステッ
プ104において、機内温度が上限値Tu以上となった
ことを判別して、レジずれ補正動作を実行する(ステッ
プ105)。このレジずれ補正動作を実行した後に、新
たに算出する次回レジコン動作条件温度は、同様に以下
のようになる(ステップ106)。 Tupper=32.0+6.5=38.5℃ Tlower=32.0−6.0=26.0℃ となる。
【0100】このように、上記実施の形態1では、温度
センサ75によってプリンタ本体1内の温度を検出する
が、当該プリンタ本体1内の温度Tが一定温度以上変化
した場合に、レジずれ補正動作を実行するのではなく、
温度センサ75によって検出されたプリンタ本体1内の
温度の検出値に応じて、図22(b)に示すようなテー
ブルを参照し、変化する温度間隔でレジずれ補正動作の
開始条件を決定するレジずれ補正動作決定手段としての
IOTメインコントローラ71を備えるように構成され
ている。
【0101】そのため、上記温度センサ75によって検
出されたプリンタ本体1内の温度の検出値(絶対温度)
が、例えば、26.0℃であった場合、次回のレジコン
動作時の条件温度は、図22(b)を参照して、以下の
上限値Tu及び下限値Tlとなる。 Tupper=26.0+6.0=32.0℃ Tlower=26.0−5.5=20.5℃
【0102】つまり、この実施の形態1では、温度セン
サ75によってプリンタ本体1内の温度を検出し、この
検出された機内温度Tに応じて、検出された機内温度T
が26.0℃の場合は、次回のレジコン動作時の条件温
度は、上限値Tuが32.0℃、下限値Tlが20.5
℃であるが、検出された機内温度が24.0℃の場合
は、次回のレジコン動作時の条件温度は、上限値Tuが
29.5℃、下限値Tlが19.5℃というように、変
化する温度間隔でレジずれ補正動作の開始条件を決定す
るように構成されている。
【0103】ここで、プリンタ本体1内の温度Tに応じ
て変化する温度間隔は、図22(a)に示すように、カ
ラーレジずれ量のうち、許容できる最大のずれ量が生じ
る種類のずれ量が、一定の許容できる最大ずれ量Δer
rorだけずれる温度間隔に応じて、Δt1、Δt2、
Δt3、Δt4というように変化するように設定されて
いる。
【0104】すなわち、上記プリンタ本体1内の温度T
が低いと、当該機内温度Tの変化に伴うカラーレジずれ
量の勾配は大きいため、相対的に温度間隔Δtが小さい
温度だけ変化した場合に、レジずれ検出用パターン50
を形成して、当該レジずれ検出用パターン50を検出
し、レジずれを補正する動作を実行する。一方、プリン
タ本体1内の温度Tが高い場合には、当該機内温度Tの
変化に伴うカラーレジずれ量の勾配は小さいため、相対
的に温度間隔Δtが大きい温度だけ変化した場合に、レ
ジずれ検出用パターン50を形成して、当該レジずれ検
出用パターン50を検出し、レジずれを補正する動作を
実行するようになっている。
【0105】そのため、従来のように、プリンタ本体1
内の温度Tが一定の温度だけ変化した場合に、レジずれ
検出用パターン50を形成して、当該レジずれ検出用パ
ターン50を検出し、レジずれを補正する動作を実行す
ると、機内温度の変化に伴うカラーレジずれ量の勾配が
大きい、低温度域に対応させて、相対的に温度間隔Δt
が小さい温度だけ変化した場合に、レジずれ補正動作を
実行する必要がある。
【0106】そのため、頻繁に実行されるレジずれ補正
動作に伴って、画像形成動作が不可能な状態いわゆるダ
ウンタイムの発生頻度や、レジコンパッチ形成のための
トナー消費量、あるいはクリーニング部材への負荷、更
には廃却トナー回収容量などの不必要な増加を招くとい
う問題点を有していた。
【0107】これに対して、本発明の実施の形態1の場
合には、プリンタ本体1内の温度Tが低いと、当該機内
温度の変化に伴うカラーレジずれ量の勾配は大きいた
め、相対的に温度間隔Δtが小さい温度だけ変化した場
合に、レジずれ検出用パターン50を形成して、当該レ
ジずれ検出用パターン50を検出し、レジずれを補正す
る動作を実行するが、プリンタ本体1内の温度Tが高い
場合には、当該機内温度の変化に伴うカラーレジずれ量
の勾配は小さいため、相対的に温度間隔Δtが大きい温
度だけ変化した場合に、レジずれ検出用パターン50を
形成して、当該レジずれ検出用パターン50を検出し、
レジずれを補正する動作を実行すれば良く、レジずれ補
正動作の実行回数を少なくすることができる。
【0108】そのため、本発明の実施の形態1の場合に
は、プリンタ本体1内の温度上昇に起因するカラーレジ
ずれを補正するレジずれ補正動作を効率的に行うことが
可能となり、画像形成動作が不可能な状態いわゆるダウ
ンタイムの軽減や、レジコンパッチ形成のためのトナー
消費量の低減、あるいはクリーニング部材への負荷の低
減、更には廃却トナー回収容量などの低減が可能とな
る。
【0109】また、本発明の実施の形態1の場合には、
ダウンタイムやレジコンパッチ形成のためのトナー消費
量、あるいはクリーニング部材への負荷等が、従来の装
置と同様であれば、レジずれ補正動作の回数を増加さ
せ、レジずれ補正動作の精度をより向上させることが可
能となる。
【0110】実施の形態2 この実施の形態2について、前記実施の形態1と同一の
部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形
態2では、レジずれ補正動作を開始するかを決定する温
度間隔を、固定値として記憶した少なくとも1つの温度
間隔テーブルを有するように構成されている。
【0111】すなわち、上記実施の形態1では、図22
(a)(b)に示すように、予め、カラーレジ温度特性
カーブ情報を持ち、初期レジコン動作時の機内温度T0
を基準として、その後のレジずれ補正動作を実行する温
度間隔の上限値Tu及び下限値Tlを設定する処理を、
レジずれ補正動作ごとに実施するように構成していた。
【0112】しかし、カラー画像形成装置としてのデジ
タルカラープリンタ等を組み立てた後、当該装置を出荷
するためのレジずれ補正動作等の調整を、温度が一定に
調整された室内で行う場合には、初期レジコン動作時の
機内温度T0を、予め既知の一定値とすることができ
る。そのため、この場合は、初期レジコン動作時の機内
温度T0を固定値とし、カラーレジ許容ずれ量Δerr
orを考慮した、温度閾値TA、TB、TC、TD、T
Eも固定値とすることが可能となり、図22(a)
(b)に示すようなカラーレジ温度特性カーブ情報をも
つ必要がなく、プリンタが実際に使用される状況で、次
回のレジずれ補正動作を実行する温度閾値TA、TB、
TC、TD、TEを固定値として記憶手段に記憶させて
おけば良い。
【0113】そのため、この実施の形態2では、レジず
れ補正動作を開始するかを決定する温度間隔の閾値T
A、TB、TC、TD、TEを、固定値として記憶した
少なくとも1つの温度間隔テーブルを有するように構成
したものである。
【0114】さらに、図22(a)に基づいて説明する
と、初期レジコン時の絶対温度がTAの場合、T0=T
A、上限値Tu=TB、下限値Tl=TEと固定した値
に設定することができる。そして、プリンタ本体の機内
温度TがTBに達した場合は、レジずれ補正動作を実行
した後、T0=TB、上限値Tu=TC、下限値Tl=
TAと設定し、上記と同様にレジコン動作開始条件温度
を設定できる。
【0115】この場合、レジずれ補正動作が実行される
ときの機内温度Tは、初期レジコン動作時を除くTB、
TC、TD、TEのまったく同温度とすることは難し
い。なぜなら、温度条件を達成した時に即レジずれ補正
動作に入れれば問題はないが、レジずれ補正動作を実施
できるタイミングの制限があり、その温度は前に示す温
度からずれてしまう虞れがあるからである。このため、
レジずれ補正動作の実行温度が、固定値であるTB、T
C、TD、TEからずれてしまう不具合が生じる。この
誤差を踏まえて初期レジコン動作時を除くTB、TC、
TD、TEを設定しなければならない。前述したような
温度閾値を固定値としない、レジずれ補正動作ごとにT
u/Tl値を設定できる処理の方が有効である。
【0116】さらに、よりレジずれ補正動作の頻度を削
減するためには、装置の電源ON直後あるいはスリープ
モード復帰時のレジずれ動作も、温度情報T0、Tu、
Tlに基づいて開始条件を規定するように構成すること
も可能である。
【0117】上記温度情報T0、Tu、Tlは、通常の
レジずれ補正動作の制御部のRAM76等に保存される
が、装置の電源OFFあるいはスリープモードに入る場
合の通電遮断によりRAM76等の情報は消去される。
その場合は、通電遮断によらず情報が維持できる、例え
ば、不揮発性メモリNVMやROMなどのメモリ内に保
存すればよい。
【0118】また、スリープモード時でもIOTメイン
コントローラ71の通電状態は維持できるので、コント
ローラ71の図示しないRAMに温度情報T0、Tu、
Tlを保存しておいてもよい。
【0119】よって、本発明を適用する実施の形態とし
ては、以下のようなケースが考えられる。 (1)装置の電源ON/スリープモード復帰時:無条件
でレジずれ補正動作を実施 左記以外のタイミング:開
始条件成立時にレジずれ補正動作実施 (2)装置の電源ON:無条件でレジずれ補正動作実施
左記以外のタイミング:開始条件成立時にレジずれ補
正動作実施 (3)全レジずれ補正動作実施タイミング:開始条件成
立時にレジずれ補正動作実施
【0120】ここで説明したレジずれ補正動作タイミン
グは、装置の電源ON時、プリントジョブ先頭、プリン
トジョブ途中(一定枚数、一定時間経過後、コピー・プ
リントコンフィグ変化時)、プリントジョブ終了後、待
機時、スリープモード移行時、スリープモード復帰時、
パワーOFF直前などである。
【0121】なお、コピー・プリントコンフィグ変化と
は、画像のサイズ変更、解像度変更、画像解像度あるい
は用紙(厚紙、普通紙、OHP)に対応したプロセス速
度変更などの変化を意味している。
【0122】また、図22(a)に示すようなカラーレ
ジ温度特性に機差がある場合は、カラーレジ温度特性テ
ーブルをレジずれ補正動作を行うごとに比較し、比較の
結果ある許容量を越えるようであれば、テーブルを校正
するように構成してもよい。
【0123】例えば、一定のカラーレジずれ量Δerr
orを予測して設定された図22(b)に示すような温
度開始条件でレジずれ補正動作を行った場合、レジずれ
補正動作を実行して実際に検出されたずれ量が、予想値
Δerrorよりも大きい場合や小さい場合は、絶対温
度テーブルや演算一般式を変更(校正)するようにすれ
ば、機差によるカラーレジ絶対温度情報(テーブル・演
算一般式)の誤差を縮小することが可能である。
【0124】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0125】実施の形態3 図24及び図25はこの発明の実施の形態3を示すもの
であり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号
を付して説明すると、この実施の形態3では、温度検出
手段によって検出された装置本体内の各温度の検出値に
対応して、当該装置本体内の温度が何度変化した場合
に、レジずれ補正動作を開始するかを決定する温度間隔
を求める演算式を備えているように構成されている。
【0126】すなわち、前記実施の形態1においては、
図22(a)に示すように、プリンタ本体1内の温度
(絶対温度)に対して、カラーレジずれ量がどのように
変化するかを示すカラーレジ特性カーブを予め求め、こ
のカラーレジ特性カーブに基づいて、温度センサによっ
て検出されたプリンタ本体1内の各温度の検出値に対応
して、当該プリンタ本体1内の温度が何度変化した場合
に、レジずれ補正動作を開始するかを決定する温度間隔
を、予め記憶した開始温度間隔テーブルを備えるように
構成していた。
【0127】しかし、上記開始温度間隔テーブルに代え
て、当該レジずれ補正動作を開始するかを決定する温度
間隔を求める演算式を備えるように構成することも可能
である。
【0128】そこで、この実施の形態3の場合には、図
24に破線で示すようなカラーレジ特性カーブを、複数
の直線f(t)、g(t)、h(t)(あるいは少なく
とも1つの二次曲線)で近似したものを、RAMやNV
RAM等に記憶しておき、これらの近似式(演算式)f
(t)、g(t)、h(t)から、特定のずれ量Δer
rorに相当する温度上限・下限を毎回、算出するよう
に構成したものである。
【0129】例えば、レジずれ補正動作(レジコン動
作)時の温度を、T0としたとき、この絶対温度T0
は、演算式関数f(t)の範囲である。なお、各演算式
である関数f(t)が適用される温度範囲は、図24に
示すように、予め決められている。ここで、関数f
(t)は、下記の如く表すことができる。なお、A及び
aは、近似直線を表す関数f(t)の勾配及び切片を示
すものである。 f(t)=At+a (1)
【0130】いま、求める許容温度範囲をΔt、一定の
最大レジずれ量をΔerror=とすると、(1)式よ
り、 Δerror=AΔt+a (2) Δt=(1/A)(Δerror−a) (3) とんる。
【0131】よって、次回レジコン動作の開始条件を決
める温度上限値Tupper及び下限値Tlower
は、 Tupper=T0+Δt=T0+(1/A)(Δerror−a)(4) Tlower=T0−Δt=T0−(1/A)(Δerror−a)(5) Tlowerは、とすればよい。
【0132】上記RAMやNVRAM等に記憶される演
算式としては、各近似式を示す、 f(t)=At+a (1) g(t)=Bt+b (1)' h(t)=Ct+c (1)" とし、f(t)、g(t)、h(t)の情報をそのまま
格納しても良いし、近似式を表すパラメータA/a、B
/b、C/cを情報として格納しても良い。
【0133】また、(1/A)(Δerror−a)、
(1/B)(Δerror−b)、(1/C)(Δer
ror−c)を情報として格納しても良い。また、各近
似式f(t)、g(t)、h(t)の有効温度範囲も情
報として備えている。
【0134】一方、温度範囲が複数の関数にまたがる場
合は、その関数から外れたerror値分を、隣りの関
数で温度を算出しても良いし、条件が悪いつまり温度当
たりのずれ変化量が大きい(この場合傾きが大きい)方
の関数で温度条件を算出しても問題はない。
【0135】この場合、例えば、図25に示すように、
レジコン動作を実施したときの機内温度がT0であっ
て、当該温度T0がTb(近似式f(t)とg(t)の
切り替わり温度)の下近傍であった場合、一度、f
(t)の関数でTuとTlを算出し、TuがTbを越え
たずれ量Δerror2分だけ、g(t)の関数で温度
を算出し、上限値Tu’を求めれば良い。
【0136】しかし、傾きが大きい関数、この場合、f
(t)で算出したTuをそのまま上限値としても、許容
ずれ量をオーバーすることはないので、問題はない。こ
の場合、演算処理は軽減されるが、レジコンの動作回数
は増えることになる。
【0137】なお、この実施の形態3では、カラーレジ
特性カーブの近似式に基づいて、毎回演算処理を実行す
る場合について説明したが、実施の形態2と同様に、初
期レジコン動作時の機内温度T0を、予め既知の一定値
とすることができる場合には、当該初期レジコン動作時
の機内温度T0に基づいて、近似式(1) 等で求められる
各温度の値を、予め演算により求めて、記憶手段に記憶
させておいても良い。但し、プリンタが実際に使用され
る状態で、初期レジコン動作時の機内温度T0が異なる
場合を考慮し、温度間隔を固定値として決定する少なく
とも1つの温度間隔演算式を有し、機内温度T0が検出
された時点で、当該演算式に基づいて、レジずれ補正動
作を開始するかを決定する温度間隔を演算し、これらの
温度間隔を、固定値として記憶するように構成しても良
い。
【0138】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0139】実施の形態4 図26はこの発明の実施の形態4に係る画像形成装置と
してのタンデム型のフルカラープリンタを示すものであ
る。
【0140】図26において、200はタンデム型のフ
ルカラープリンタの本体を示すものであり、このプリン
タ本体200の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)用の各感光体ドラム
(像担持体)211、212、213、214を有する
画像形成ユニット201、202、203、204と、
これら感光体ドラム211、212、213、214に
接触する一次帯電用の帯電ロール(接触型帯電装置)2
21、222、223、224と、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のレーザ
光231、232、233、234を照射する画像書込
装置230と、上記感光体ドラム211、212、21
3、214上に形成された静電潜像を、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色のトナーで現像する現像装置241、242、24
3、244と、上記4つの感光体ドラム211、21
2、213、214のうちの2つの感光体ドラ211、
212に接触する第1の一次中間転写ドラム(中間転写
体)251及び他の2つの感光体ドラム213、214
に接触する第2の一次中間転写ドラム(中間転写体)2
52と、上記第1、第2の一次中間転写ドラム251、
252に接触する二次中間転写ドラム(中間転写体)2
53と、この二次中間転写ドラム253に接触する最終
転写ロール(転写部材)260とで、その主要部が構成
されている。
【0141】感光体ドラム211、212、213、2
14は、共通の接平面を有するように一定の間隔をおい
て配置されている。また、第1の一次中間転写ドラム2
51及び第2の一次中間転写ドラム252は、各回転軸
が該感光体ドラム211、212、213、214軸に
対し平行かつ所定の対称面を境界とした面対称の関係に
あるように配置されている。さらに、二次中間転写ドラ
ム253は、該感光体ドラム211、212、213、
214と回転軸が平行であるように配置されている。
【0142】上記感光体ドラム211、212、21
3、214の表面には、画像書き込み装置230によっ
てイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の各色に対応したレーザ光231、232、23
3、234が照射され、各色毎の入力画像情報に応じた
静電潜像が形成される。また、上記感光体ドラム21
1、212、213、214の表面に形成されたイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の
各色に対応した静電潜像は、対応する色の現像装置24
1、242、243、244によって現像され、感光体
ドラム211、212、213、214上にイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色のトナー像として可視化される。
【0143】次に、上記各感光体ドラム211、21
2、213、214上に形成されたイエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー
像は、第1の一次中間転写ドラム251及び第2の一次
中間転写ドラム252上に、静電的に二次転写される。
感光体ドラム211、212上に形成されたイエロー
(Y)およびマゼンタ(M)色のトナー像は、第1の一
次中間転写ドラム251上に、感光体ドラム213、2
14上に形成されたシアン(C)、黒(K)色のトナー
像は、第2の一次中間転写ドラム252上に、それぞれ
転写される。従って、第1の一次中間転写ドラム251
上には、感光体ドラム211または212のどちらから
転写された単色像と、感光体ドラム211及び212の
両方から転写された2色のトナー像が重ね合わされた二
重色像が形成されることになる。また、第2の一次中間
転写ドラム252上にも、感光体ドラム213、214
から同様な単色像と二重色像が形成される。
【0144】このように第1、第2の一次中間転写ドラ
ム251、252上に形成された単色又は二重色のトナ
ー像は、二次中間転写ドラム253上に静電的に3次転
写される。従って、二次中間転写ドラム253上には、
単色像からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)色の四重色像までの最終的なトナー像
が形成されることになる。
【0145】次に、上記二次中間転写ドラム253上に
形成された単色像から四重色像までの最終的なトナー像
は、最終転写ロール260によって、用紙搬送路を通る
用紙Pに3次転写される。この用紙Pは、紙送りロール
290から用紙搬送路を通過して、二次中間転写ドラム
253と最終転写ロール260のニップ部に送り込まれ
る。この最終転写工程の後、用紙上に形成された最終的
なトナー像は、定着装置270によって定着され、一連
の画像形成プロセスが完了する。
【0146】この実施の形態では、最終転写ロール26
0や二次中間転写ドラム253等の画像濃度検知媒体上
において、その軸方向の同じ位置に、プロセス方向には
位置をずらして、カラーレジずれ検出用パターン32
0、321を形成することにより、1つの光学濃度検知
手段で各色のカラーレジずれ検出用パターン320、3
21を検知することができるように構成されている。こ
のカラーレジずれ検出用パターン320、321として
は、例えば、図27に示すようなものが用いられる。
【0147】そして、この実施の形態では、最終転写ロ
ール260上にカラーレジずれ検出用パターン320、
321を転写し、当該最終転写ロール260上に転写さ
れたカラーレジずれ検出用パターン320、321の濃
度を、光学濃度センサ300で検知するように構成され
ている。
【0148】上記光学濃度センサ300は、図28に示
すように、最終転写ロール260の軸方向の中央部に、
当該最終転写ロール260の外周において、半径方向の
延長線上に位置するように配置されている。この光学濃
度センサ300は、ホルダ301内に固定した状態で取
り付けられている。また、最終転写ロール260の下部
には、ブレード状の最終クリーニング部材801を備え
たクリーニング装置800が配設されている。なお、図
28中、802はトナー回収ボックス、803は最終転
写ロール260の支持フレーム、804は支持フレーム
803に設けられた除電器、805はバイアスプレート
をそれぞれ示している。
【0149】また、上記光学濃度センサ300は、図2
9に示すように、鏡面反射光を検知する鏡面反射型のセ
ンサとなっており、最終転写ロール260表面の検知位
置に対して、所定の入射角度φだけ傾斜して配置された
LED等からなる発光素子302と、この発光素子30
2から最終転写ロール260表面の検知位置に照射さ
れ、当該検知位置から正反射される鏡面反射光を検知す
るため、最終転写ロール260表面の検知位置に対し
て、前記所定の入射角度と等しい反射角度だけ傾斜して
配置されたフォトトランジスタ等からなる受光素子30
3とから構成されている。
【0150】そして、上記光学濃度センサ300によっ
てカラーレジずれ検出用パターン320、321を検出
して、所定のタイミングでカラーレジずれを補正するよ
うになっている。
【0151】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、装置本体内の温度上昇に起因するカラーレジずれを
補正するレジコン動作を効率的に行うことを可能とする
ことにより、画像形成動作が不可能な状態いわゆるダウ
ンタイムの軽減や、レジコンパッチ形成のためのトナー
消費量の低減、あるいはクリーニング部材への負荷の低
減、更には廃却トナー回収容量などの低減を可能とした
カラー画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係るカラー
画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリ
ンタを示す概略構成図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係るカラー
画像形成装置としてのタンデム型プリンタの制御回路を
示すブロック図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係るカラー
画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリ
ンタを示す構成図である。
【図4】 図4(a)(b)は主走査方向の倍率ずれを
それぞれ示す説明図である。
【図5】 図5(a)(b)は主走査方向のマージンず
れをそれぞれ示す説明図である。
【図6】 図6(a)(b)はスキューずれをそれぞれ
示す説明図である。
【図7】 図7(a)(b)は副走査方向のマージンず
れをそれぞれ示す説明図である。
【図8】 図8は副走査方向の周期的な変動を示す説明
図である。
【図9】 図9は主走査方向の周期的な変動を示す説明
図である。
【図10】 図10は種々の要因によるカラーレジずれ
を示す説明図である。
【図11】 図11はカラーレジずれ検出用パターン及
び検知手段の配置を示す構成図である。
【図12】 図12はカラーレジずれ検出用パターンを
示す説明図である。
【図13】 図13はカラーレジずれ検出用パターンを
示す説明図である。
【図14】 図14はカラーレジずれ検出用パターンの
検知手段を示す斜視構成図である。
【図15】 図15はカラーレジずれ検出用パターンの
検知方法を示す説明図である。
【図16】 図16(a)〜(c)は主走査粗マージン
補正、副走査粗マージン補正及びスキュー補正の方法を
それぞれ示す説明図である。
【図17】 図17(a)(b)は主走査微マージン補
正、副走査微マージン補正及びスキュー補正の方法をそ
れぞれ示す説明図である。
【図18】 図18(a)〜(c)は倍率バランスずれ
及び倍率バランス補正の方法をそれぞれ示す説明図であ
る。
【図19】 図19は倍率バランス補正に用いられる各
クロック信号を示す波形図である。
【図20】 図20は主走査方向及び副走査方向の画素
位置の補正方法を示す説明図である。
【図21】 図21はこの発明の実施の形態1に係るカ
ラー画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
【図22】 図22(a)(b)はカラーレジ特性カー
ブを示すグラフ及び当該グラフに基づく温度範囲を示す
図表である。
【図23】 図23はこの発明の実施の形態1に係るカ
ラー画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー
プリンタの他の構成例を示す概略構成図である。
【図24】 図24はこの発明の実施の形態3に係るカ
ラー画像形成装置の制御に使用されるカラーレジ特性カ
ーブを近似する関数を示すグラフである。
【図25】 図25はこの発明の実施の形態3に係るカ
ラー画像形成装置の制御に使用されるカラーレジ特性カ
ーブを近似する関数を示すグラフである。
【図26】 図26はこの発明の実施の形態4に係るカ
ラー画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー
プリンタを示す概略構成図である。
【図27】 図27はカラーレジずれ検出用パターンを
示す説明図である。
【図28】 図28はカラーレジずれ検出用パターンを
検出するセンサを示す断面構成図である。
【図29】 図29はカラーレジずれ検出用パターンを
検出するセンサを示す説明図である。
【図30】 図30は従来のカラー画像形成装置を示す
構成図である。
【図31】 図31は従来のカラー画像形成装置におけ
るレジずれに使用されるパターンを示す斜視構成図であ
る。
【符号の説明】
1:プリンタ本体、13K、13Y、13M、13C:
画像形成ユニット、14:ROS、25:中間転写ベル
ト、50:カラーレジずれ検出用のパターン、60:検
知手段、71:IOTメインコントローラ(レジずれ補
正動作決定手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DA13 EA18 EB04 EC03 ED04 ED06 ZA07 2H030 AA01 AB02 AD11 AD16 BB02 BB22 BB42 BB43 BB56 2H200 FA01 FA16 GA12 GA23 GA33 GA44 GA47 GB12 GB25 GB41 HA02 HA12 HA28 HB03 HB12 HB22 HB26 JA02 JA30 JB10 JC02 JC03 JC20 LA12 PA00 PB16 PB27 PB39

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに色の異なる画像を形成する複数の
    画像形成ユニットを備え、前記複数の画像形成ユニット
    で形成された互いに色の異なる画像を、直接又は中間転
    写体を介して記録媒体上に転写することにより、カラー
    画像を形成するカラー画像形成装置において、 前記各画像形成ユニットによって形成されたレジずれ検
    出用パターンを、同一のパターン検出用部材上に転写
    し、当該パターン検出用部材上に転写されたレジずれ検
    出用パターンを検出して、レジずれ補正動作を実行する
    レジずれ補正動作実行手段と、前記カラー画像形成装置
    本体内の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出
    手段によって検出された装置本体内の温度の検出値に応
    じて、変化する温度間隔でレジずれ補正動作の開始条件
    を決定するレジずれ補正動作決定手段とを備えたことを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載されたカラー画像形
    成装置において、前記レジずれ補正動作決定手段は、前
    記温度検出手段によって検出された装置本体内の各温度
    の検出値に対応して、当該装置本体内の温度が何度変化
    した場合に、レジずれ補正動作を開始するかを決定する
    温度間隔を有し、しかも、当該温度間隔は、前記装置本
    体内の温度の検出値に応じて、異なる値に設定されてい
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載されたカラー画像形
    成装置において、前記温度検出手段によって検出された
    装置本体内の各温度の検出値に対応して、当該装置本体
    内の温度が何度変化した場合に、レジずれ補正動作を開
    始するかを決定する温度間隔を、予め記憶した開始温度
    間隔テーブルを備えていることを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項2に記載されたカラー画像形
    成装置において、前記温度検出手段によって検出された
    装置本体内の各温度の検出値に対応して、当該装置本体
    内の温度が何度変化した場合に、レジずれ補正動作を開
    始するかを決定する温度間隔を求める演算式を備えてい
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4のいずれかに記載の
    カラー画像形成装置において、レジずれ補正動作を実行
    する毎に、次回のレジずれ補正動作を実行する温度間隔
    の上限値及び下限値を決定することを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項2に記載されたカラー画像形
    成装置において、前記レジずれ補正動作を開始するかを
    決定する温度間隔を、固定値として記憶した少なくとも
    1つの温度間隔テーブルを有することを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項2に記載されたカラー画像形
    成装置において、前記レジずれ補正動作を開始するかを
    決定する温度間隔を、固定値として決定する少なくとも
    1つの温度間隔演算式を有することを特徴とするカラー
    画像形成装置。
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