JP2003154236A - 膜処理装置の運転方法 - Google Patents
膜処理装置の運転方法Info
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- JP2003154236A JP2003154236A JP2002332200A JP2002332200A JP2003154236A JP 2003154236 A JP2003154236 A JP 2003154236A JP 2002332200 A JP2002332200 A JP 2002332200A JP 2002332200 A JP2002332200 A JP 2002332200A JP 2003154236 A JP2003154236 A JP 2003154236A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 散気装置の散気孔の目詰まり等が簡便に解
消でき、分離膜のエアースクラビング洗浄が安定して継
続できる膜処理装置の運転方法の提供。 【解決手段】 分離膜モジュールと、その下方に配設
された散気装置とを有する膜処理装置において、散気装
置を洗浄するための洗浄液を、5秒〜5分の時間をかけ
て散気装置内へ供給する膜処理装置の運転方法。
消でき、分離膜のエアースクラビング洗浄が安定して継
続できる膜処理装置の運転方法の提供。 【解決手段】 分離膜モジュールと、その下方に配設
された散気装置とを有する膜処理装置において、散気装
置を洗浄するための洗浄液を、5秒〜5分の時間をかけ
て散気装置内へ供給する膜処理装置の運転方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理液を分離膜
モジュールによりろ過処理する膜処理装置の運転方法に
関し、特に汚濁性(殊に有機物の汚濁性)の高い液体を
ろ過するのに適した膜処理装置の運転方法に関する。
モジュールによりろ過処理する膜処理装置の運転方法に
関し、特に汚濁性(殊に有機物の汚濁性)の高い液体を
ろ過するのに適した膜処理装置の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、膜処理装置は、無菌水、飲料水、
高純度水等の製造や空気の浄化に用いられていたが、近
年ではこれらの用途に加えて、汚濁性の高い液体の処理
に用いることが検討され、一部実用化されている。汚濁
性の高い液体の処理としては、具体的には下水処理にお
ける二次処理および三次処理やその浄化槽における固液
分離等が挙げられる。
高純度水等の製造や空気の浄化に用いられていたが、近
年ではこれらの用途に加えて、汚濁性の高い液体の処理
に用いることが検討され、一部実用化されている。汚濁
性の高い液体の処理としては、具体的には下水処理にお
ける二次処理および三次処理やその浄化槽における固液
分離等が挙げられる。
【0003】図1は、分離膜モジュールを用いた膜処理
装置の一例を示す模式図である。この膜処理装置は、被
処理液槽2と、被処理液槽2内に配置された分離膜モジ
ュール4と、ろ過用配管9によって分離膜モジュール4
と接続されたポンプ6と、散気装置7とによって構成さ
れている。
装置の一例を示す模式図である。この膜処理装置は、被
処理液槽2と、被処理液槽2内に配置された分離膜モジ
ュール4と、ろ過用配管9によって分離膜モジュール4
と接続されたポンプ6と、散気装置7とによって構成さ
れている。
【0004】ポンプ6を稼働させると、分離膜モジュー
ル4内が負圧になり、被処理液槽2内の被処理液は分離
膜モジュール4によってろ過され、ろ液はろ液用配管9
の内部を通って系外に排出される。
ル4内が負圧になり、被処理液槽2内の被処理液は分離
膜モジュール4によってろ過され、ろ液はろ液用配管9
の内部を通って系外に排出される。
【0005】このろ過処理を継続すると、分離膜モジュ
ール4が次第に閉塞して、分離能が低下するが、これは
ろ液用配管9に設けられた圧力計10に表示される差圧
上昇とろ過流量の低下から知ることができる。このよう
な分離能の低下は、散気装置7による分離膜モジュール
のエアースクラビング洗浄によって、容易に回復するこ
とができる。特に、汚濁性の高い液体の処理において
は、分離膜モジュール4の閉塞が生じやすいことから、
エアースクラビング洗浄をろ過運転に関係なく常時実施
することによって、分離能の回復が図られる。
ール4が次第に閉塞して、分離能が低下するが、これは
ろ液用配管9に設けられた圧力計10に表示される差圧
上昇とろ過流量の低下から知ることができる。このよう
な分離能の低下は、散気装置7による分離膜モジュール
のエアースクラビング洗浄によって、容易に回復するこ
とができる。特に、汚濁性の高い液体の処理において
は、分離膜モジュール4の閉塞が生じやすいことから、
エアースクラビング洗浄をろ過運転に関係なく常時実施
することによって、分離能の回復が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアースクラ
ビングを行う散気装置7において、エアー吐出孔から被
処理液が侵入し、被処理液中の固形物が散気管8の吐出
孔を塞いでしまったり、エアーによって乾燥され吐出孔
の内側を乾燥物が覆ってしまったりしてエアー吐出の妨
げとなり、エアースクラビング洗浄が充分に行われない
ことがあった。
ビングを行う散気装置7において、エアー吐出孔から被
処理液が侵入し、被処理液中の固形物が散気管8の吐出
孔を塞いでしまったり、エアーによって乾燥され吐出孔
の内側を乾燥物が覆ってしまったりしてエアー吐出の妨
げとなり、エアースクラビング洗浄が充分に行われない
ことがあった。
【0007】また、このような散気管の孔の詰まりを防
ぐために、散気部の構造を管状ではなく、図2のように
コの字型部材の開口を下向きにしたような構造にして、
エアーをエアー注入口1より供給して側面のスリット3
から吐出させながら散気部材内に水が常に接するように
して検討を行った。しかし、この場合には処理槽の中で
かなり厳密に水平度を保って散気部材を設置しないと、
エアーの吐出に偏りがみられるため、あまり効果的な構
造とはいえなかった。
ぐために、散気部の構造を管状ではなく、図2のように
コの字型部材の開口を下向きにしたような構造にして、
エアーをエアー注入口1より供給して側面のスリット3
から吐出させながら散気部材内に水が常に接するように
して検討を行った。しかし、この場合には処理槽の中で
かなり厳密に水平度を保って散気部材を設置しないと、
エアーの吐出に偏りがみられるため、あまり効果的な構
造とはいえなかった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、分離膜モジュールを用いて被処理液のろ過処
理を行うと共に、この分離膜モジュールの下方に設けた
散気装置によってエアースクラビング洗浄を行う膜処理
装置であって、散気装置の被処理液侵入に起因する吐出
孔の詰まりを簡便に解消でき、エアースクラビング洗浄
を常に安定しておこなえる膜処理装置の運転方法を提供
することにある。
たもので、分離膜モジュールを用いて被処理液のろ過処
理を行うと共に、この分離膜モジュールの下方に設けた
散気装置によってエアースクラビング洗浄を行う膜処理
装置であって、散気装置の被処理液侵入に起因する吐出
孔の詰まりを簡便に解消でき、エアースクラビング洗浄
を常に安定しておこなえる膜処理装置の運転方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、分
離膜モジュールと、その下方に配設された散気装置とを
有する膜処理装置において、該散気装置を洗浄するため
の洗浄液を、5秒〜5分の時間をかけて該散気装置内へ
供給する膜処理装置の運転方法である。
離膜モジュールと、その下方に配設された散気装置とを
有する膜処理装置において、該散気装置を洗浄するため
の洗浄液を、5秒〜5分の時間をかけて該散気装置内へ
供給する膜処理装置の運転方法である。
【0010】本発明の運転方法において、散気装置の洗
浄は、エアーバブリング中、散気装置内に適量の洗浄液
を間欠的に圧入して実施する。この場合、簡便に洗浄を
実施するために、散気装置へのエアー供給配管に水等の
洗浄液の供給用配管を接続しておき、弁の開閉によって
洗浄液を供給して散気装置内の洗浄が行なえることが好
ましい。
浄は、エアーバブリング中、散気装置内に適量の洗浄液
を間欠的に圧入して実施する。この場合、簡便に洗浄を
実施するために、散気装置へのエアー供給配管に水等の
洗浄液の供給用配管を接続しておき、弁の開閉によって
洗浄液を供給して散気装置内の洗浄が行なえることが好
ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の運転方法が適用
される膜処理装置の一例を示す模式図である。この膜処
理装置は、被処理液槽2内に分離膜モジュール4と、そ
の下方に分離膜をエアースクラビング洗浄するための散
気装置7が配設されて構成され、分離膜モジュール4に
はポンプ6が接続されている。
される膜処理装置の一例を示す模式図である。この膜処
理装置は、被処理液槽2内に分離膜モジュール4と、そ
の下方に分離膜をエアースクラビング洗浄するための散
気装置7が配設されて構成され、分離膜モジュール4に
はポンプ6が接続されている。
【0012】分離膜モジュール4に用いられる分離膜の
形状や材質は、洗浄可能なものであれば特に限定される
ことはなく、例えばセルロース、ポリオレフィン、ポリ
スルフォン、ポリフッ化ビニリデン、ポリ四フッ化エチ
レン、セラミック等任意の材質よりなる、平膜タイプ、
中空糸膜タイプ、管状タイプあるいは袋形状のもの等各
種のものを用いることができる。
形状や材質は、洗浄可能なものであれば特に限定される
ことはなく、例えばセルロース、ポリオレフィン、ポリ
スルフォン、ポリフッ化ビニリデン、ポリ四フッ化エチ
レン、セラミック等任意の材質よりなる、平膜タイプ、
中空糸膜タイプ、管状タイプあるいは袋形状のもの等各
種のものを用いることができる。
【0013】分離膜モジュール4の分画性能は、そのろ
過の目的によって任意のものが選択でき、通常、0.0
1〜1μmのものが用いられる。また、この分離膜モジ
ュールを用いて、被処理液をろ過する方法としては、図
3のように被処理液槽に分離膜モジュールを浸漬して、
ろ液側を負圧にして吸引ろ過を行う方法、例えば自給式
給水ポンプによる方法、真空ポンプによる方法、水頭差
を利用するサイフォン方式などが主たる方法として挙げ
られる。また、分離膜モジュールを密閉容器に配設し
て、被処理液を加圧して分離膜を透過させるいわゆる加
圧ろ過法等も適用することができる。しかし、密閉容器
を作製することなく、既存の被処理液槽へ分離膜モジュ
ールを浸漬させることで簡単にろ過処理を行うことがで
きることから、ろ液側を負圧にして使用する吸引ろ過法
が好ましい。
過の目的によって任意のものが選択でき、通常、0.0
1〜1μmのものが用いられる。また、この分離膜モジ
ュールを用いて、被処理液をろ過する方法としては、図
3のように被処理液槽に分離膜モジュールを浸漬して、
ろ液側を負圧にして吸引ろ過を行う方法、例えば自給式
給水ポンプによる方法、真空ポンプによる方法、水頭差
を利用するサイフォン方式などが主たる方法として挙げ
られる。また、分離膜モジュールを密閉容器に配設し
て、被処理液を加圧して分離膜を透過させるいわゆる加
圧ろ過法等も適用することができる。しかし、密閉容器
を作製することなく、既存の被処理液槽へ分離膜モジュ
ールを浸漬させることで簡単にろ過処理を行うことがで
きることから、ろ液側を負圧にして使用する吸引ろ過法
が好ましい。
【0014】本発明の運転方法が適用される膜処理装置
は、洗浄液を散気装置内へ供給するための洗浄液供給手
段が付設されたものであるが、この例では洗浄液供給手
段は、エアー供給配管へ弁を経て接続された洗浄液供給
配管で構成されている。
は、洗浄液を散気装置内へ供給するための洗浄液供給手
段が付設されたものであるが、この例では洗浄液供給手
段は、エアー供給配管へ弁を経て接続された洗浄液供給
配管で構成されている。
【0015】すなわち、散気装置7のエアー配管11の
途中に、洗浄液配管13が接続されており、弁12によ
って散気管8にエアー配管11だけが接続された通常の
状態と、散気管8にエアー配管だけでなく洗浄液配管1
3も接続された散気管洗浄の状態に切り換えられる。弁
12は、洗浄液配管の接続状態を簡単に切り換えること
ができるものであれば特に制限なく各種の構造のものが
使用できる。
途中に、洗浄液配管13が接続されており、弁12によ
って散気管8にエアー配管11だけが接続された通常の
状態と、散気管8にエアー配管だけでなく洗浄液配管1
3も接続された散気管洗浄の状態に切り換えられる。弁
12は、洗浄液配管の接続状態を簡単に切り換えること
ができるものであれば特に制限なく各種の構造のものが
使用できる。
【0016】ろ過処理を行う際は、弁12を閉じ、散気
管8がエアー配管11だけに接続した状態にして、エア
ーバブリングを実施しながら、ポンプ6を稼働させるこ
とにより分離膜モジュールによる被処理液のろ過が行わ
れる。ろ液は、ろ液配管9を通って系外に排出される。
管8がエアー配管11だけに接続した状態にして、エア
ーバブリングを実施しながら、ポンプ6を稼働させるこ
とにより分離膜モジュールによる被処理液のろ過が行わ
れる。ろ液は、ろ液配管9を通って系外に排出される。
【0017】上述のようなろ過運転を行っているうち
に、散気管8のエアー吐出口が被処理液により詰まり、
均一にエアーが出なくなることがあり、その場合には以
下のような要領にて散気管を洗浄することができる。す
なわち、弁12を開き、散気管8と洗浄液配管13とを
接続し、洗浄液配管に接続されたポンプ14を稼働させ
散気管8内に洗浄液を送り込む。散気管8内の詰まりが
除去できれば、送り込む洗浄液の量には特に制限はない
が、50kPa〜500kPaの水圧で最低5秒〜5分
の時間をかけて洗浄するのが好ましい。この際、エアー
の供給を停止せずに洗浄液をエアーと混合した気液混合
流を散気管内に供給して散気孔から気液混合液を放出す
るのが好ましいが、エアーの供給を停止して洗浄液のみ
を供給して洗浄液を散気孔から放水することもできる。
また、洗浄液を送り込む方法として、ポンプによる方法
以外に、例えば水頭差による自然流下方式なども用いる
ことができる。洗浄液については、水道水、井戸水、被
処理液ろ過水、薬液水など特に制限く使用できるが、薬
液水などは被処理液へ影響を及ぼす可能性があることと
手軽に利用できることから、被処理液のろ過水を用いる
ことが好ましい。
に、散気管8のエアー吐出口が被処理液により詰まり、
均一にエアーが出なくなることがあり、その場合には以
下のような要領にて散気管を洗浄することができる。す
なわち、弁12を開き、散気管8と洗浄液配管13とを
接続し、洗浄液配管に接続されたポンプ14を稼働させ
散気管8内に洗浄液を送り込む。散気管8内の詰まりが
除去できれば、送り込む洗浄液の量には特に制限はない
が、50kPa〜500kPaの水圧で最低5秒〜5分
の時間をかけて洗浄するのが好ましい。この際、エアー
の供給を停止せずに洗浄液をエアーと混合した気液混合
流を散気管内に供給して散気孔から気液混合液を放出す
るのが好ましいが、エアーの供給を停止して洗浄液のみ
を供給して洗浄液を散気孔から放水することもできる。
また、洗浄液を送り込む方法として、ポンプによる方法
以外に、例えば水頭差による自然流下方式なども用いる
ことができる。洗浄液については、水道水、井戸水、被
処理液ろ過水、薬液水など特に制限く使用できるが、薬
液水などは被処理液へ影響を及ぼす可能性があることと
手軽に利用できることから、被処理液のろ過水を用いる
ことが好ましい。
【0018】散気管のエアー吐出口については、孔の形
状、数、配置などに特に制限はないが、2〜5mmφの
孔径であることが好ましい。また、散気管は、分離膜モ
ジュールの膜面にエアーが当たるように、任意の数が、
分離膜モジュールの下方に配置される。散気管を構成す
る素材は、例えばポリカーボネート、ポリスルフォン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ABS
樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂、金属、木材等を用
いることができるが、耐腐食性、加工の容易性、計量等
の点から合成樹脂で構成することが好ましい。
状、数、配置などに特に制限はないが、2〜5mmφの
孔径であることが好ましい。また、散気管は、分離膜モ
ジュールの膜面にエアーが当たるように、任意の数が、
分離膜モジュールの下方に配置される。散気管を構成す
る素材は、例えばポリカーボネート、ポリスルフォン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂、ABS
樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂、金属、木材等を用
いることができるが、耐腐食性、加工の容易性、計量等
の点から合成樹脂で構成することが好ましい。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。
る。
【0020】図1に示すような、膜処理装置を用いてろ
過試験を行った。分離膜モジュール4は、ステラポアー
F(商品名、三菱レイヨン(株)製、中空糸膜使用、分
画性能0.1μm)を5エレメント積層したものを使用
した(1エレメント当たりの膜面積は4m2 なので5エ
レメント積層体の膜面積は20m2 )。また、被処理液
には、SS=10000mg/Lの活性汚泥水を用い
た。
過試験を行った。分離膜モジュール4は、ステラポアー
F(商品名、三菱レイヨン(株)製、中空糸膜使用、分
画性能0.1μm)を5エレメント積層したものを使用
した(1エレメント当たりの膜面積は4m2 なので5エ
レメント積層体の膜面積は20m2 )。また、被処理液
には、SS=10000mg/Lの活性汚泥水を用い
た。
【0021】エアー供給用ポンプ15には、ルーツブロ
ワーを用いて、エアー量0.2m3/minで、孔径3
mmの散気孔を15個持つ内径20mmの円管を3本配
してなる散気装置からエアーをバブリングさせながら膜
処理装置のろ過運転を行った。
ワーを用いて、エアー量0.2m3/minで、孔径3
mmの散気孔を15個持つ内径20mmの円管を3本配
してなる散気装置からエアーをバブリングさせながら膜
処理装置のろ過運転を行った。
【0022】この結果、6か月後には、見た目で解る程
度に分離膜モジュールに対するバブリングエアーに偏り
が認められ、また、ろ過時の分離膜モジュールの差圧も
初期には−8kPaだったものが−60kPaへ上昇し
た。
度に分離膜モジュールに対するバブリングエアーに偏り
が認められ、また、ろ過時の分離膜モジュールの差圧も
初期には−8kPaだったものが−60kPaへ上昇し
た。
【0023】一方、図3に示すような散気装置のエアー
配管の途中に洗浄液配管を接続した膜処理装置を用いて
同様の試験を実施した。この場合、ろ過水を洗浄水とし
て100kPaの圧力で20秒間供給する洗浄を1日に
4回の割合で実施したところ、1年経過後においてもエ
アーの偏りが見られず、差圧の上昇も起こらなかった。
配管の途中に洗浄液配管を接続した膜処理装置を用いて
同様の試験を実施した。この場合、ろ過水を洗浄水とし
て100kPaの圧力で20秒間供給する洗浄を1日に
4回の割合で実施したところ、1年経過後においてもエ
アーの偏りが見られず、差圧の上昇も起こらなかった。
【0024】このように、本発明の運転方法が適用され
る膜処理装置においては、散気装置の洗浄を定期的に行
うことにより、被処理液による詰まりを起こすことがな
く、エアーバブリングの偏りの現象も起こらず順調なろ
過運転が可能であった。
る膜処理装置においては、散気装置の洗浄を定期的に行
うことにより、被処理液による詰まりを起こすことがな
く、エアーバブリングの偏りの現象も起こらず順調なろ
過運転が可能であった。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の運転方法
が適用される膜処理装置では、水等の液体を用いて散気
装置内の洗浄が簡便に実施できるので、これを定期的に
行うことにより、被処理液による詰まりを防止でき、エ
アー吐出の偏り等を生じることなく、長期にわたり順調
にスクラビング洗浄を行うことができる。その結果、膜
処理装置の運転も長期にわたり安定して継続することが
できた。
が適用される膜処理装置では、水等の液体を用いて散気
装置内の洗浄が簡便に実施できるので、これを定期的に
行うことにより、被処理液による詰まりを防止でき、エ
アー吐出の偏り等を生じることなく、長期にわたり順調
にスクラビング洗浄を行うことができる。その結果、膜
処理装置の運転も長期にわたり安定して継続することが
できた。
【図1】分離膜モジュールを用いた膜処理装置の一例を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図2】水接触型散気管の一例を下側からみた斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明の運転方法が適用される詰まり防止機構
を備えた散気装置を有する膜処理装置の一例を示す模式
図である。
を備えた散気装置を有する膜処理装置の一例を示す模式
図である。
1 エアー注入口
2 被処理液槽
3 エアー吐出スリット
4 分離膜モジュール
5 コの字型散気部材
6 ろ過用吸引ポンプ
7 散気装置
8 散気管
9 ろ液配管
10 圧力計
11 エアー配管
12 弁
13 洗浄液配管
14 洗浄液供給用ポンプ
15 エアー供給用ポンプ
フロントページの続き
(72)発明者 本城 賢治
愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号
三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内
(72)発明者 小林 真澄
愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号
三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内
(72)発明者 松田 正
東京都江東区木場二丁目8番3号 三菱レ
イヨン・エンジニアリング株式会社内
(72)発明者 村越 潤一
大阪府大阪市福島区野田五丁目17番22号
株式会社エス・エル内
(72)発明者 山本 達郎
愛知県常滑市港町三丁目77番地 株式会社
イナックス内
Fターム(参考) 4D006 GA06 GA07 HA01 HA93 JA31B
JA31C JA31Z KA43 KC14
KE30R LA10 MA01 MA02
MA03 MA04 MC03 MC11 MC22
MC29 MC30 MC62 PA01 PA05
PB08 PB15 PC62
Claims (7)
- 【請求項1】 分離膜モジュールと、その下方に配設さ
れた散気装置とを有する膜処理装置において、該散気装
置を洗浄するための洗浄液を、5秒〜5分の時間をかけ
て該散気装置内へ供給する膜処理装置の運転方法。 - 【請求項2】 前記洗浄液を、50〜500kPaの水
圧で前記散気装置内へ供給する請求項1に記載の膜処理
装置の運転方法。 - 【請求項3】 前記洗浄液が、水道水、井戸水、被処理
液ろ過水、薬液水から選ばれる少なくとも一つからなる
請求項1又は2に記載の膜処理装置の運転方法。 - 【請求項4】 前記散気装置へのエアー供給配管に、前
記洗浄液の供給用配管を接続し、弁の開閉によって前記
洗浄液を前記散気装置内へ供給する請求項1〜3のいず
れか一項に記載の膜処理装置の運転方法。 - 【請求項5】 前記洗浄液とエアーとを混合した気液混
合流を、前記散気装置内へ供給する請求項1〜4のいず
れか一項に記載の膜処理装置の運転方法。 - 【請求項6】 前記洗浄液のみを前記散気装置内へ供給
する請求項1〜4のいずれか一項に記載の膜処理装置の
運転方法。 - 【請求項7】 前記散気装置が、2〜5mmφの吐出口
を有する散気管からなる請求項1〜6のいずれか一項に
記載の膜処理装置の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002332200A JP2003154236A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 膜処理装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002332200A JP2003154236A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 膜処理装置の運転方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25642296A Division JP3668570B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 膜処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003154236A true JP2003154236A (ja) | 2003-05-27 |
Family
ID=19197718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002332200A Pending JP2003154236A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 膜処理装置の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003154236A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007136389A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Ngk Insulators Ltd | 散気装置 |
| JP2007209948A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd | 固液混合処理液のろ過液回収時における散気装置の洗浄方法 |
| JP5308028B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2013-10-09 | 三菱レイヨン株式会社 | 散気装置の洗浄方法 |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002332200A patent/JP2003154236A/ja active Pending
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