JP2003160413A - 人体用害虫忌避組成物 - Google Patents

人体用害虫忌避組成物

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JP2003160413A
JP2003160413A JP2001360806A JP2001360806A JP2003160413A JP 2003160413 A JP2003160413 A JP 2003160413A JP 2001360806 A JP2001360806 A JP 2001360806A JP 2001360806 A JP2001360806 A JP 2001360806A JP 2003160413 A JP2003160413 A JP 2003160413A
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human body
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pest repellent
diet
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Katsuyoshi Kado
克好 加百
Teruki Yamamoto
輝樹 山本
Yuri Nakamura
百合 中村
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Earth Corp
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Earth Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 N,N−ジエチル−m−トルアミドによる異
臭を軽減し、使用感を改善した人体用害虫忌避組成物を
提供すること。 【解決手段】 N,N−ジエチル−m−トルアミドと共
に植物の溶媒抽出エキスを配合したことを特徴とする人
体用害虫忌避組成物。植物の溶媒抽出エキスを0.01
〜10重量%配合したもの、植物の溶媒抽出エキスがア
ロエエキス及び/又はモモエキスであることが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、N,N−ジエチル
−m−トルアミドを有効成分として含む人体用害虫忌避
組成物に関し、詳しくはN,N−ジエチル−m−トルア
ミドによる異臭を軽減し、使用感を改善した人体用害虫
忌避組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、蚊やブヨなどの刺咬性害虫か
らの被害を防ぐために、様々な形態の害虫忌避剤が検討
されており、代表的には、エアゾール剤、ローション
剤、ウェットティッシュ剤等の製剤が知られている。
【0003】これらの多くはN,N−ジエチル−m−ト
ルアミド(以下、ディートとも言う)を有効成分として
用いているが、ディートには独特の異臭があることから
製剤中に必要量を含有させた際に、またエアゾール剤の
ように微粒子として適用したりすると使用感が悪くなる
という欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な状況を鑑みてなされたものであり、ディートによる異
臭を軽減した人体用害虫忌避組成物を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、植物の溶媒抽出エ
キスがディートによる異臭を軽減するのに有効であるこ
とを見出し本発明に至った。すなわち本発明は、以下の
構成により達成されるものである。 (1)N,N−ジエチル−m−トルアミドと共に植物の
溶媒抽出エキスを配合したことを特徴とする人体用害虫
忌避組成物。 (2)植物の溶媒抽出エキスを0.01〜10重量%配
合したことを特徴とする(1)記載の人体用害虫忌避組
成物。 (3)植物の溶媒抽出エキスがアロエエキス及び/又は
モモエキスであることを特徴とする(1)又は(2)記
載の人体用害虫忌避組成物。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、植物の溶媒抽出
エキス(以下、エキスとも言う)としては、植物の花、
つぼみ、葉、茎等の部位から、水、エタノール、無水エ
タノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレング
リコール又はこれらの混合液にて抽出して得られたエキ
スを用いるのがよい。特に、水とエタノールとの混合溶
液を溶媒として抽出したものが好ましい。
【0007】植物としては、アロエ、モモ、トウキ、冬
虫夏草、トマト、ニンジン、ブクリョウ、アカブドウ、
アシタバ、アルテア、アルニカ、カイソウ、キューカン
バ、紅茶、ゴボウ、シイタケ、ジオウ、タイソウ、甜
茶、プハーン、ヘチマ、ボタン、ユリ、リンゴ、レイシ
等が挙げられる。また、エキスは単独でも、複数種を混
合して使用してもよい。
【0008】これらのエキスは、人体用害虫忌避組成物
全量に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.0
5〜5重量%となるように配合すればよい。エキスの配
合量が0.01重量%未満では、ディートによる異臭の
軽減が不十分となる。一方、エキスの配合量が10重量
%を超える場合は、べたつくなど使用感が劣ることがあ
り、好ましくない。また、エキスは、ディートによる異
臭をより効果的に軽減するために、ディート1に対して
0.01〜1の割合となるように配合するのが好まし
い。
【0009】エキスとしてはアロエエキス、モモエキス
がよく、これらの葉から抽出されたものが好ましい。
【0010】本発明における害虫忌避成分であるN,N
−ジエチル−m−トルアミドは、人体用害虫忌避組成物
全量に対して2〜15重量%、好ましくは3〜10重量
%となるように配合すればよい。
【0011】本発明の人体用害虫忌避組成物は、ディー
ト及びエキスのみで形成することができるが、さらに使
用感を向上させる、忌避効果を高める、殺菌効果を付与
する等を目的として、ディート以外の害虫忌避成分、粉
体、香料成分、殺菌・防腐成分、保湿成分等を配合する
ことができる。
【0012】具体的には、2−エチル−1,3−ヘキサ
ンジオール、ブチル−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−4−オキソ−2H−ピラン−6−カルボキシレー
ト、n−ヘキシルトリエチレングリコールモノエーテ
ル、メチル−6−n−ペンチル−シクロヘキセン−1−
カルボキシレート、ジメチルフタレート、ユーカリプト
ール、α−ピネン、ゲラニオール、シトロネラール、カ
ンファー、リナロール、テルペノール、カルボン、フタ
ル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、ナフタレン、桂
皮、樟脳、レモングラス、クローバ、タチジャコウソ
ウ、ジェラニウム、ベルガモント、月桂樹、松、アカモ
モ、ベニーロイアル、インドセダン、天然ピレトリン、
ピレトリン、アレスリン、フタルスリン、レスメトリ
ン、フラメトリン、フェノトリン、ペルメトリン、シフ
ェノトリン、プラレトリン、エトフェンプロックス、エ
ンペントリン、トランスフルトリン等のピレスロイド系
化合物等の害虫忌避成分;疎水性シリカ、ケイ酸カルシ
ウム、ケイソウ土、高純度シリカ、無水ケイ酸等のケイ
酸化合物;タルク、炭酸カルシウム、ステアリン酸マグ
ネシウム、酸性白土、ホワイトカーボン、パーライト等
の無機粉体;オクテニルコハク酸トウモロコシデンプン
エステルアルミニム等のアルケニルコハク酸デンプンの
金属塩、シルクパウダー等の天然パウダー;ナイロン、
ポリプロピレン等の樹脂等の粉体;メントール、ハッカ
オイル、ミントオイル等の香料成分;フェノール、パラ
オキシ安息香酸エステル、サリチル酸及びその塩、塩化
ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム、グルコン
酸クロルヘキシジン、フェノキシエタノール等の殺菌・
防腐成分;ソルビット、グリセリン、プロピレングリコ
ール、ヘチマエキス等の保湿成分;パラアミノ安息香酸
エチル、シノキサート、オキシベンゼン等の紫外線吸収
・遮断成分;クロルヒドロキシアルミニウム、アルミニ
ウム・ジルコニウムクロルヒドレート等の制汗・消臭成
分;色素成分等が挙げられる。
【0013】さらにミリスチン酸イソプロピル、ラウリ
ン酸ヘキシル等の高級脂肪酸エステル;シリコーン等を
配合することにより、害虫忌避効果の持続と、使用感の
更なる向上を図ることができる。
【0014】本発明の人体用害虫忌避組成物は、適切な
担体、乳化・分散剤、噴射剤、添加成分等を用いて、エ
アゾール剤、ポンプ剤、ローション剤、ウェットティッ
シュ剤等の製剤として用いることができる。
【0015】エアゾール剤とするには、人体用害虫忌避
組成物2〜65重量%に対して噴射剤35〜98重量%
となるようにエアゾール容器に加圧充填すればよい。噴
射剤としては、液化石油ガス、ジメチルエーテル、代替
フロン、圧縮ガス(酸素、窒素)、これらの混合物、等
を用いることができる。
【0016】またウェットティッシュ剤とするには、2
0〜80g/m2の目付量を有し、厚さが0.1〜5m
m程度の支持体に、人体用害虫忌避組成物を70〜30
0ml/m2程度保持させればよい。支持体としては、
ネル、綿、絹、ポリエステル、ナイロン、これらを素材
としたもの等の織布;ポリエステル、ポリオレフィン、
ナイロン、綿、レーヨン、ビニロン、セルロース、これ
らを素材としたもの等の不織布;ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビ
ニル等を発泡させたシート状の樹脂発泡体等を用いるこ
とができる。
【0017】担体としては、水道水、精製水、イオン水
等の水;エチルアルコール、イソプロピルアルコール、
ラウリルアルコール、セタノール、2−ヘキシルデカノ
ール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコー
ル、オレイルアルコール、ラノリンアルコール等の低級
アルコール;エチレングリコール、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、トリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−
ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;
炭化水素系溶剤等が挙げられる。
【0018】乳化・分散剤としては、ソルビタントリオ
レート、ポリオキシエチレンモノオレート、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
トリポリオキシエチレンアルキルエーテル、デカグリセ
リンモノオレート、ジオレイン酸プロピレングリコー
ル、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキ
シエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテルリン酸、グリセリン脂肪
酸エステル、ステアリルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ラノリン脂肪酸等の界面活性剤;低級アルコー
ル;多価アルコール等が挙げられる。
【0019】本発明の人体用害虫忌避組成物の対象とな
りうる害虫としては、各種の刺咬性害虫が挙げられ、
カ、ブユ、ダニ、ノミ、サシバエ、ナンキンムシ、ハ
チ、アリ、アブ、ツツガムシ等が例示できる。
【0020】
【実施例】以下に実施例によって本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0021】異臭の評価 表1に記載した処方からなる人体用害虫忌避剤を調製
し、モニター16名の腕に処方1〜3を2mlずつスプ
レーで塗布した。そして、ディートによる異臭がしない
と感じたときを5点、異臭がほとんどしないと感じたと
きを4点、異臭がわずかにすると感じたときを3点、異
臭がすると感じたときを2点、異臭がかなりすると感じ
たときを1点とし、平均点を求めた。
【0022】
【表1】
【0023】結果は表2に示したとおりであり、本発明
に係る処方1(モモ葉エキス配合)及び処方2(アロエ
エキス配合)は、ディートによる異臭を軽減するのに有
効であることがわかった。
【0024】
【表2】
【0025】以下に、本発明の人体用害虫忌避組成物を
用いた製剤例を示す。 製剤例1:エアゾール剤 (成分) (含量) ・ディート 2.0g ・1,3−ブチレングリコール 0.4g ・モノオレイン酸デカグリセリル 0.6g ・無水ケイ酸 1.0g ・アロエエキス 0.02g ・エタノール 7mlとする ・液化石油ガス 93ml
【0026】製剤例2:エアゾール剤 (成分) (含量) ・ディート 2.0g ・1,3−ブチレングリコール 0.4g ・モノオレイン酸デカグリセリル 0.6g ・無水ケイ酸 1.0g ・モモ葉エキス 0.02g ・エタノール 7mlとする ・液化石油ガス 93ml
【0027】 製剤例3:エアゾール剤 (成分) (含量) ・ディート 3.0g ・1,3−ブチレングリコール 0.6g ・モノオレイン酸デカグリセリル 0.6g ・無水ケイ酸 1.5g ・アロエエキス 0.03g ・モモ葉エキス 0.03g ・L−メントール 0.15g ・エタノール 30mlとする ・液化石油ガス 70ml
【0028】 製剤例4:ウェットティッシュ剤 (成分) (含量) ・ディート 7.0g ・1,3−ブチレングリコール 6.0g ・タルク 1.0g ・無水ケイ酸 1.0g ・パラオキシ安息香酸エステル 0.25g ・モモ葉エキス 0.1g ・エタノール 32.6g ・精製水 100mlとする 上記組成のものを目付量40〜50g/m2の不織布
(16×20cm)に70.4ml含浸した。
【0029】 製剤例5:クリーム剤 (成分) (含量) ・ディート 4.8g ・アニオン系アクリルポリマー 3.0g ・フェノキシエタノール 0.4g ・タルク 0.8g ・モモ葉エキス 0.08g ・L−メントール 0.08g ・エタノール 30.0g ・精製水 30.76g
【0030】 製剤例6:ポンプ剤 (成分) (含量) ・ディート 7.2g ・1,3−ブチレングリコール 2.4g ・アロエエキス 0.06g ・モモ葉エキス 0.06g ・エタノール 120mlとする 上記組成のものを150ml容量のポンプディスペンサ
ーに充填した。
【0031】
【発明の効果】本発明によって、N,N−ジエチル−m
−トルアミドによる異臭を軽減し、使用感を改善した人
体用害虫忌避組成物を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AB172 AB442 AC012 AC102 AC122 AC172 AC422 AC482 AC641 AC642 AD092 AD532 CC20 DD08 DD12 DD23 DD31 EE11 4H011 AC06 BA07 BB05 BB06 BB22 BC03 BC06 BC18 BC19 BC20 DA17 DA21 DB05 DE16 DG03 DH03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N,N−ジエチル−m−トルアミドと共
    に植物の溶媒抽出エキスを配合したことを特徴とする人
    体用害虫忌避組成物。
  2. 【請求項2】 植物の溶媒抽出エキスを0.01〜10
    重量%配合したことを特徴とする請求項1記載の人体用
    害虫忌避組成物。
  3. 【請求項3】 植物の溶媒抽出エキスがアロエエキス及
    び/又はモモエキスであることを特徴とする請求項1又
    は2記載の人体用害虫忌避組成物。
JP2001360806A 2001-11-27 2001-11-27 人体用害虫忌避組成物 Pending JP2003160413A (ja)

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