JP2003165202A - 多色刷り輪転機の見当調整装置 - Google Patents

多色刷り輪転機の見当調整装置

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JP2003165202A
JP2003165202A JP2001366292A JP2001366292A JP2003165202A JP 2003165202 A JP2003165202 A JP 2003165202A JP 2001366292 A JP2001366292 A JP 2001366292A JP 2001366292 A JP2001366292 A JP 2001366292A JP 2003165202 A JP2003165202 A JP 2003165202A
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宣之 笠井
Takafumi Inagaki
孝文 稲垣
Hirotaka Azuma
弘隆 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙継ぎ時に生じる見当ずれを速やかに修正で
きるようにする。 【解決手段】 最下流側に位置する印刷装置P2の下流
側に設けられ、各印刷装置にて印刷された画像の見当ず
れを検出する見当検出装置30と、ウエブ紙Wの走行方
向に隣接する印刷装置P1、P2の間のウエブ紙の案内
路に設けられ、この案内路の長さを変更可能に設けられ
た調整ローラー装置1と、給紙装置への紙継ぎ信号を受
けて見当検出装置の検出結果に基づいて調整ローラー装
置の動作を制御する制御装置50と、を有する構成にな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多色刷り輪転機
の印刷装置間に設けられた調整ローラーを印刷画像の見
当ずれに基づき移動させ、走行するウエブ紙の経路長さ
を調整することによって見当ずれを修正する見当調整装
置で、特に、給紙部での紙継ぎの後に突発的に生じる見
当ずれを検出し、これを速やかに修正することができる
多色刷り輪転機の見当調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエブ紙に多色刷り印刷をするオ
フセット輪転機などでは、給紙部に備えられた巻取紙か
ら繰り出されるウエブ紙は、複数の印刷部を経てシア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックなどのインキが重ね
刷りされる。ウエブ紙には張力が与えられており、これ
に湿し水やインキが順次印刷胴から転移される。これに
よって、ウエブ紙は伸長するので、ウエブ紙に重ね刷り
された印刷画像が見当ずれを起こしやすい。特に、給紙
部で紙継ぎが行われると、その後に重ね刷りされた印刷
画像が、突発的に大きな見当ずれを起こしやすい。
【0003】そこで、これらの見当ずれを修正しようと
する技術が、従来から種々開示されてきた。例えば、複
数の印刷部を上下方向に配列した多色刷り輪転機による
印刷において生じる印刷画像の見当ずれを修正しようと
する技術としては、特開平9−216334号公報が開
示されている。また、給紙部での紙継ぎの後に起こる見
当ずれを修正しようとする技術としては、「新聞技術」
第175号(社団法人日本新聞協会、2001年3月2
5日印刷発行、85ページ〜90ページに記載の「カラ
ートップ機ペースター後色ずれ対策」を参照)に開示さ
れている。
【0004】特開平9−216334号公報に開示され
ている技術は、複数の印刷部を上下方向に配列した多色
刷り印刷機において、上下に配置された印刷部の間に、
見当調整装置を設けたものである。この見当調整装置
は、ウエブ紙の経路長さを変更可能にする調整ローラー
を備え、予め設定されている印刷速度と、紙質と印刷速
度で決まる値を基準に、演算手段を有する制御系によっ
て調整ローラーの位置を演算させ、ウエブ紙の経路長さ
を制御し、見当ずれを修正しようとする技術である。
【0005】すなわち、調整ローラーを回転可能に取り
付けている偏心軸を、モーターの回転により偏心軸に取
り付けられているアームを介して角変位させることによ
り調整ローラーの位置を変え、この調整ローラーに巻き
掛かり走行するウエブ紙の経路長さを変えて見当ずれを
修正しようとするものである。つまり、ウエブ紙の紙質
や印刷条件等が同一であれは、ウエブ紙の伸び率は略一
様であることを前提に、この見当調整装置では、印刷速
度と紙質で決まる伸びに関する値を求め、調整ローラー
の移動方向と移動量を求めて、調整ローラーの位置を設
定しているものである。
【0006】一方、「新聞技術」第175号に開示され
ている技術は、印刷部を4段積みにし、通常の印刷のと
きに生じる見当ずれを検出する検出器を備えた印刷機に
おいて、基準印刷胴を有する最下段の印刷部を除く他の
印刷部に備えられた円周及び左右方向の版胴微動調整装
置を、紙継ぎ後に生じる大きな見当ずれが現れる前に、
予測されている修正量を与えるべく強制駆動させ、見当
ずれを修正しようとする技術である。
【0007】通常、損紙の多くは、紙継ぎ後に生じるウ
エブ紙の張力変動による見当ずれが原因で発生する。し
かし、前記版胴微動調整装置の駆動系は、版胴を微動さ
せるために極めて大きな減速比が与えられているので、
紙継ぎ後の突発的な大きな見当ずれに対応するには効率
が悪く損紙の大量発生を回避し得なかった。そこで、前
記検出器によらずに予測制御をするようにしている。
【0008】すなわち、張力を与えられながら走行する
1枚のウエブ紙は、印刷部を通過するときに、その両面
から湿し水やインキが供給されるので、それらを吸い込
み濡れ状態となって伸びたまま印刷されていく。ところ
が、粘着材によって貼り合わされ2枚となった紙継ぎ部
分が印刷部を通過して行くときには、各1枚のウエブ紙
に、片面から湿し水やインキが供給され量的には半分と
なるので、通常の1枚の部分に比べ紙継ぎの2枚の部分
の伸びは少なくなる。
【0009】伸びの少ない部分が通過するとき、一時的
に各印刷部間の張力が変動して印刷画像の位置が変化
し、見当ずれを起こし、また、紙継ぎが行われた部分の
ウエブ紙は、2枚重ねとなってドラッグローラー(ウエ
ブ紙を案内しかつ駆動されているガイドローラー)に巻
き掛かり、厚みを増した状態で駆動されるので、紙送り
量が一時的に増加するように変化して見当ずれを起こす
ことが述べられている。
【0010】これらの変化による見当ずれは、予め予測
されてデータ化され、見当ずれの修正量として制御装置
に入力され記憶される。そして、紙継ぎが行われると前
記版胴微動調整装置は、制御装置からの指令によって強
制駆動される。その駆動タイミングは、紙継ぎ信号の出
力によってウエブ紙が予め定めてある部数に相当する距
離を移動すると、前記版胴微動調整装置が強制駆動され
始め、一定時間動作するように制御装置によって制御さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術に開示
されている多色刷りオフセット輪転機における見当調整
装置には、次のような解決すべき課題があった。すなわ
ち、予め定めたウエブ紙の伸びに関するデータを制御装
置に入力して記憶させ、これらの入力設定されたデータ
のみを基準にして見当ずれを修正しようとしているが、
日常的にインキ、湿し水及びウエブ紙の物性などを管理
し、かつ印刷中に変化しやすいウエブ紙の伸びを正確に
予測することは極めて困難である。したがって、その状
況を正しく判断できず、見当ずれを思うように修正し得
ないので、損紙の増大を招きやすいという共通する課題
があった。
【0012】また、ウエブ紙に与えられる張力の大きさ
によってウエブ紙の伸びは変わる。特に、印刷中にウエ
ブ紙の紙継ぎが行われると、その後、ウエブ紙の伸びが
一時的に変化し、それによって生じる突発的な張力変動
が見当ずれをもたらしている。しかしながら、前記「新
聞技術」で開示されている従来の技術では、この見当ず
れを直接的に検出せず、極めて大きな減速比が与えられ
ている版胴微動調整装置を動作させ、予測制御によって
修正していることから、正確かつ速やかに見当ずれを修
正することができず、上記と同様に損紙の増大を招きや
すいという課題があった。
【0013】更に、前記予測制御による不正確な修正に
よる見当ずれを解消すべく、前述の検出器で見当ずれを
検出し、検出された見当ずれを基に、前記版胴微動調整
装置の版胴を円周方向に微動調整する方法(以後、円周
微動調整という)と組み合わせて実施可能とした場合で
も、この円周微動調整による修正速度が極めて遅く、突
発的に生じる大きな見当ずれを修正している間に多量の
印刷が行われてしまい、その見当ずれによって印刷品質
の損なわれた損紙が多量に発生するという課題がある。
【0014】この発明は、上記従来の技術が抱えていた
課題を一挙に解決しようとするもので、特に、紙継ぎを
行われた後に生じる見当ずれを速やかに修正して、見当
ずれによる損紙を減少させ、ランニングコストの低減を
図るとともに紙資源の有効利用を図り、印刷物の生産性
を向上させ得る多色刷り輪転機の見当調整装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、特許請求の
範囲に記載した構成によって、前記目的を達成しようと
するもので、請求項1の構成は、それぞれ少なくとも1
つの印刷部を有し隣接して設けられた複数の印刷装置
と、複数の巻取紙を順次紙継ぎしながら印刷装置にウエ
ブ紙を供給する給紙装置とを備え、ウエブ紙が順次複数
の印刷装置を経るように案内され、各印刷装置を経るこ
とにより多色刷りされるようにした多色刷り輪転機の見
当調整装置において、最下流側に位置する印刷装置の下
流側に設けられ、各印刷装置にて印刷された画像の見当
ずれを検出する見当検出装置と、ウエブ紙の走行方向に
隣接する印刷装置の間のウエブ紙の案内路に設けられ、
この案内路の長さを変更可能に設けられた調整ローラー
装置と、給紙装置への紙継ぎ信号を受けて見当検出装置
の検出結果に基づいて調整ローラー装置の動作を制御す
る制御装置と、を有する構成になっている。
【0016】また、請求項2の構成は、請求項1に記載
の構成において、複数の印刷部のうちの1つの基準とな
る印刷部を除く他の印刷部の版胴が、当該版胴による印
刷画像の見当を前記基準となる印刷部の版胴による印刷
画像と整合させるべく刷版の位置を版胴の周面方向及び
軸方向において変位させる版胴微動調整装置を備え、見
当検出装置が、前記基準となる印刷部の版胴による印刷
画像と他の版胴による印刷画像の見当ずれをも検出可能
に設けられ、制御装置が、前記版胴微動調整装置それぞ
れの動作をも制御可能に設けられ、当該制御装置が、紙
継ぎ信号を受けて予め定められた間前記版胴微動調整装
置の動作の制御を停止するとともに、調整ローラー装置
の動作の制御を行うように設けられた構成になってい
る。
【0017】そして請求項3の構成は、請求項2に記載
の基準となる印刷部が、版胴に版胴微動調整装置を備え
ている印刷部、あるいは版胴微動調整装置を備えていな
い印刷部のいずれか1つの印刷部とした構成となってい
る。
【0018】また、請求項4の構成は、調整ローラー装
置が、ウエブ紙を案内する調整ローラーを含み、この調
整ローラーの位置をウエブ紙の経路長さが変化する方向
に移動可能なローラー機構と、調整ローラーが予め定め
られた基準位置に有るか否かを検出する基準位置検出手
段と、モーターを含み、ローラー機構を動作させて調整
ローラーを移動させる調整ローラー移動手段と、調整ロ
ーラー移動手段のモーターの動作を制御するモーター駆
動制御部とを有する構成となっている。
【0019】そしてさらに、請求項5の構成は、制御装
置が、見当検出手段の検出結果に基づいて見当ずれ量を
演算する見当ずれ量演算処理部と、見当ずれ量演算処理
部の演算結果に基づいてモーターの動作方向及び動作量
を演算しその演算結果に基づく信号を出力する制御部と
を有する構成となっている。
【0020】
【作 用】各印刷装置にて印刷された画像の見当ずれは
見当検出装置にて検出される。そして、給紙装置にて紙
継ぎが行われたときに、この紙継ぎ信号を制御装置が受
けて、前記見当検出装置の検出結果に基づいて調整ロー
ラー装置が、ウエブ紙の経路長が長くなるように、ある
いは短くなるようにウエブ紙の経路方向に移動される。
【0021】各印刷装置の基準となる1つの印刷部を除
く他の印刷部の見当は、当該各印刷部による印刷画像と
基準となる印刷部による印刷画像との見当ずれを見当検
出装置にて検出し、その検出結果に基づいて基準となる
印刷部を除く他の印刷部が、それぞれの版胴に備えられ
た版胴微動調整装置にて基準となる印刷部に対して見当
調整される。
【0022】そして、前記基準となる印刷部に対する他
の印刷部との印刷画像の見当ずれと、前記紙継ぎ時にお
ける見当ずれの双方が見当検出装置にて検出され、通常
の場合におけるこの見当検出装置の検出結果に基づいて
制御装置により、前記版胴微動調整装置それぞれの動作
が行われる。そして制御装置は、紙継ぎ信号を受ける
と、予め定められた時間にわたって版胴微動調整装置の
動作を停止するとともに、調整ローラー装置の動作を行
う。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る1つの実施
の形態を図面を参照して説明する。図1は、この発明に
係る1つの実施の形態を示し、多色刷りオフセット輪転
機の第1印刷装置と第2印刷装置との間に調整ローラー
装置を有する見当調整装置の構成を示す説明図、図2
は、この発明に係る見当調整装置の調整ローラー装置と
基準位置検出手段を示す部分断面説明図、図3は、図2
における要部の部分断面斜視説明図、図4は基準位置検
出手段の基準位置における検出位置を示す説明図、図5
は、この発明に係る見当調整装置の1つの実施の形態に
おける動作説明図、図6乃至図8は、基準位置検出手段
の作動を示す斜視説明図である。そして、図6は、調整
ローラーが基準位置にあることを示し、双方の近接セン
サーがカムの凸部を検出しない関係にある状態を示す。
また、図7は、図6に示す偏心軸が時計方向に角変位
し、調整ローラーがウエブ紙の経路長さを短縮させ、一
方の近接センサーがカムの凸部を検出し、他方の近接セ
ンサーがカムの凸部を検出しない関係にある状態を示
す。更に、図8は、図6に示す偏心軸が反時計方向に角
変位し、調整ローラーがウエブ紙の経路長さを伸長さ
せ、一方の近接センサーがカムの凸部を検出せず、他方
の近接センサーがカムの凸部を検出する関係にある状態
を示す。
【0024】見当調整装置を備えた多色刷りオフセット
輪転機(以下、輪転機という)Pは、図1に示すよう
に、給紙部R、第1印刷装置P1、第2印刷装置P2及
び見当調整装置60を備えた構成になっている。
【0025】輪転機Pは、上流に複数の巻取紙R1を備
えた給紙部Rが設置され、第1印刷装置P1と第2印刷
装置P2が隣接して設置されている。また、上流側の第
1印刷装置P1及び下流側の第2印刷装置P2は、巻取
紙R1から繰り出されるウエブ紙Wに印刷し、ウエブ紙
Wを図示しない折部を向け送り出す。
【0026】第1印刷装置P1は、第1印刷部11及び
第2印刷部12を積み重ねてなり、各版胴C、…には、
紙継ぎが行われてない通常の印刷における見当ずれを修
正する版胴微動調整装置D、…が備えられ、同様に、第
2印刷装置P2は、第3印刷部23及び第4印刷部24
を積み重ねてなり、第3印刷部23の版胴C、Cには、
通常の印刷における見当ずれを修正する版胴微動調整装
置D、…が備えられいる。第4印刷部24は、いわゆる
基準印刷胴であって版胴C、Cには版胴微動調整装置が
備えられてない。
【0027】この発明に係る1つの実施の形態である前
記見当調整装置60の構成は、印刷中の給紙部Rにおけ
る紙継ぎを契機に生じる見当ずれを修正するために、調
整ローラー装置1、見当検出装置30及び制御装置50
から構成されている。
【0028】調整ローラー装置1は、第1印刷装置P1
と第2印刷装置P2との間に設けられ、その間を走行す
るウエブ紙Wを案内し、その経路長さを調整可能に構成
される。見当検出装置30は、ウエブ紙Wが通過する第
2印刷装置P2の下流側に設けられ、ウエブ紙Wを案内
し駆動する第1、第2のガイドローラーG1、G2に接
するウエブ紙Wを間にして第1・第2ガイドローラーG
1、G2に対向して第1、第2の見当検出器31、31
aが設けられて構成されている。制御装置50は、見当
検出装置30と電気的に接続される見当ずれ量演算処理
部34と、調整ローラー装置1と電気的に接続される制
御部40からなり、見当ずれ量演算処理部34と制御部
40とは電気的に接続されており、見当検出装置30で
検出された印刷画像の見当ずれを見当ずれ量演算処理部
34によって演算処理し、かつ見当ずれを修正すべく調
整ローラー装置1を制御部40によって制御可能に構成
されている。
【0029】次に、これらの詳細な構成について図面を
参照し説明する。調整ローラー装置1は、ローラー機構
2、基準位置検出手段4及び調整ローラー移動手段7か
ら構成されている。ローラー機構2は、図2及び図3に
示すように、フレームF、Fに組み込まれた軸受8、8
によって、両端側を支持された偏心軸6が角変位中心線
11を中心にして角変位可能であり、その一端側には、
フレームFを貫通して突出した軸端部6aを有してい
る。偏心軸6の中央側は、角変位中心線11から偏心し
て角変位中心線11と平行に設けられた回転中心線10
を有し、回転中心線10を中心に回転可能に、軸受9、
9(片側のみ図示)を介して調整ローラー2aが支持さ
れている。そして、軸端部6aが角変位すると偏心軸6
が回わされ、ウエブ紙Wを案内している調整ローラー2
aの位置が軸線に直角な方向に移動し、ウエブ紙Wの経
路長さが変えられるように構成されている。
【0030】基準位置検出手段4は、図2乃至図4に示
すように、前記ローラー機構2の偏心軸6の角変位中心
線11を中心とした軸上に2つのカム12、13が設け
られ、これらのカム12、13の外周から適宜離隔した
位置に、各カム12、13の外周面に対向して、該各カ
ム12、13の外周面に設けた段差を検出する近接セン
サー14、15を設けた構成になっている。
【0031】カム12、13は外周に凸部16、17と
凹部18、19が円周面を2分して設けてあり、凸部1
6、17が角変位中心線11において互いに反対方向に
位置する姿勢で設けられていて、各カム12、13の凸
部16、17と凹部18、19との段差部分の面20、
21が角変位方向にわずかにずれる位置にあって互いに
対向する位置関係になっている。
【0032】移動することによってウエブ紙Wの経路長
さを変えることができるようになっている調整ローラー
2aの位置は、予め定められた基準位置Sに復帰できる
ように基準位置検出手段4にて検出されるようになって
いる。そしてこの基準位置Sは図4(a)に示す中立姿
勢状態である。調整ローラー2aは、この基準位置Sか
ら調整ローラー移動手段7によって偏心軸6が角変位中
心線11を中心に一方(図4において反時計方向)へ角
変位することによってウエブ紙Wの経路長さが長くな
り、他方(図4において時計方向)へ角変位することに
よってウエブ紙Wの経路長さが短くなるようになってい
る。
【0033】各センサー14、15は、この基準位置S
における各カム12、13のそれぞれの段差部分の面2
0、21に近い凹部16、17に対向し、偏心軸6がい
ずれかの方向へ僅かに角変位して調整ローラー2aがど
ちらか一方へ僅かに移動したときに、いずれか一方の近
接センサ14、15が即座にカム12(13)の凸部1
6(17)を検出してそれぞれから検出信号14a(1
5a)を出力するようにした位置関係となるように取り
付けられている。これにより、調整ローラー2aの位置
が基準位置Sの状態にあるときには両近接センサー1
4、15の双方が各カム12、13の凹部18、19に
対向しており検出信号14a、15aを出力しない状態
となる。
【0034】調整ローラー移動手段7は、フレームF、
Fの内側に取り付けられたステッピングモーター(以
下、モーターという)5と、モーター5の出力軸23に
取り付けられたピニオン24と、ローラー機構2の偏心
軸6の軸端部6aに取り付けられ、かつ前記ピニオン2
4と噛み合うギヤー22とから構成されている。また、
図1及び図2に示すように、モーター5には、これの出
力軸23の角変位量を常時監視するエンコーダー25が
備えられているとともに、モーター5を制御するための
モーター駆動制御部35が電気的に接続されている。
【0035】モーター駆動制御部35は、図1に示すよ
うに、エンコーダー25からパルス信号26が入力さ
れ、また、制御部40から調整ローラー復帰信号27及
びモーター駆動用データ41が入力され、他方、モータ
ー駆動信号36をモーター5に向けて出力し、また、パ
ルス計数データ26a及び調整ローラー移動終了信号2
9を制御部40に向けて出力するように構成されてい
る。そしてモーター5は、後述する制御装置50からモ
ーター駆動制御部35に入力されたモーター駆動用デー
タ41を基に、モーター駆動制御部35から出力される
モーター駆動信号36によって回転制御されるようにな
っており、このモーター5の回転は、ピニオン24及び
ギヤー22によって偏心軸6に伝動されて偏心軸6が角
変位されるように構成されている。
【0036】次に、見当検出装置30は、図1に示すよ
うに、図示しない駆動手段にて駆動される第1・第2ガ
イドローラーG1、G2と第1・第2の見当検出器3
1、31aとからなっており、第1・第2の見当検出器
31、31aは、図示しない駆動手段によって駆動され
る第1・第2のガイドローラーG1、G2のそれぞれに
別の片面が順次接触して走行するウエブ紙Wの上面に対
向し適宜離れて設けられている。第1の見当検出器31
は、各印刷部P11、P12、P23、P24で印刷さ
れてきた図示しない見当検出用マーク(以下、レジスタ
ーマークという)の中の予め定められた色で印刷された
レジスターマークを基準として、他の指定された色のレ
ジスターマークのずれを検出できるように構成されてい
る。
【0037】この発明に係る1つの実施の形態の見当検
出装置60では、印刷中の給紙部Rにおける紙継ぎを契
機に生じる見当ずれを修正することから、ウエブ紙Wの
一方側紙面のレジスターマークのみを検出すればよく、
第1の見当検出器31で検出された見当ずれを基にし
て、前記調整ローラー移動手段7が動作し得るように構
成されている。
【0038】制御装置50は、図1に示すように、制御
部40及び見当ずれ量演算処理部34とから構成されて
いる。制御部40は、図示しない版胴の1回転毎に出力
される版胴回転信号(以下、部数信号という)28が入
力され、モーター駆動制御部35からパルス計数データ
26a及び調整ローラー移動終了信号29が入力され
る。また、基準位置検出手段4から検出信号14a、1
5aが入力され、更に、見当ずれ量演算処理部34から
見当ずれデータ33及び見当ずれ通常データ37が入力
される。また更に、調整ローラー復帰開始信号27を、
後述の見当ずれ量演算処理部34に向け出力し、また、
調整ローラー復帰開始信号27及びモーター駆動用デー
タ41をモーター駆動制御部35に向け出力するように
構成されている。
【0039】見当ずれ量演算処理部34は、前記部数信
号28が入力され、また、見当検出装置30から見当ず
れ検出信号32または見当ずれ通常検出信号30a、3
0bが入力され、制御部40から調整ローラー復帰開始
信号27が入力される。更に、図示しない輪転機制御盤
からインキ着け信号43及び紙継ぎ信号42が入力され
る。他方、見当ずれデータ33または見当ずれ通常デー
タ37を制御部40に向け出力するように構成されてい
る。
【0040】次に、この発明に係る1つの実施の形態に
おける動作を各ステップに分け、図1及び図5を参照し
てステップ毎に説明する。
【0041】〈ステップ1〉輪転機Pを運転させるため
に制御部40及び見当検出装置30からなる制御装置5
0に電源が供給されると、基準位置Sから外れている調
整ローラー2aは、図2及び図3に示すように、基準位
置検出手段4及び調整ローラー移動手段7によってロー
ラー機構2の偏心軸6が角変位し、基準位置Sに復帰さ
れる。すなわち、図7(または図8)に示すように、調
整ローラー2aが基準位置Sにないと、基準位置検出手
段4の一方の近接センサー14(15)が、偏心軸6に
取り付けられたカム12(13)の凸部16(17)を
検出し、図1に示す検出信号14a(15a)を出力し
制御部40に入力する。
【0042】制御部40は、前記検出信号14a(15
a)を基に調整ローラー復帰開始信号27を、調整ロー
ラー移動手段7のモーター駆動制御部35に入力する。
モーター駆動制御部35は、モーター駆動信号36をモ
ーター5に入力し、偏心軸6を角変位させ、図6に示す
ように、各近接センサー14、15から検出信号14
a、15aが出力されない位置、すなわち基準位置Sに
調整ローラー2aを復帰させ、モーター5を停止させ
る。これらの基準位置Sへの復帰は速やかに行われる。
【0043】〈ステップ2〉調整ローラー2aが基準位
置Sにあることが確認された後に、輪転機Pが始動され
運転速度が予め定められた速度に上昇し、各版胴C、…
の版面にインキと湿し水が供給され、印刷が開始され
る。このとき、いわゆるインキ着け信号43が図示しな
い輪転機制御盤から出力され、見当ずれ量演算処理部3
4に入力されて、見当ずれ量演算処理部34が動作可能
となる。給紙部Rに備えられた巻取紙R1から繰り出さ
れるウエブ紙Wは、図1に示すように、第1印刷装置P
1の第1印刷部P11及び第2印刷部P12を通り、更
に、調整ローラー2aを経由して、第2刷装置P2の第
3印刷部P23及び第4印刷部P24を通って順次印刷
される。ウエブ紙Wには、見当ずれを検出するための4
色のレジスターマークが印刷され、ウエブ紙Wは、図示
しない駆動手段によって駆動される第1・第2のガイド
ローラーG1、G2に案内され下流へ送られる。
【0044】〈ステップ3〉給紙部Rにおける紙継ぎが
行われてない印刷状態、いわゆる通常の印刷において、
第1・第2の見当検出器31、31aは、第2印刷装置
P2の第4印刷部P24で印刷されるブラックインキの
レジスターマークを基準として、第1印刷部P11、第
2印刷部P12及び第3印刷部P23でそれぞれ印刷さ
れたシアン、マゼンタ、イエローのレジスターマークの
見当ずれを常時検出する。
【0045】検出された見当ずれ通常検出信号30a、
30bは、見当ずれ量演算処理部34で演算処理され
る。そこで生成されたそれらの見当ずれ通常データ37
は、制御部40に入力され処理され、第1印刷部P1
1、第2印刷部P12及び第3印刷部P23に備えられ
ている版胴微動調整装置Dに入力される。そして、各版
胴C、…に対応する個々の制御モーター(図示せず)が
動作して、円周方向及び左右方向の見当調整が常時行わ
れる。なお、この発明に係る見当調整装置では、給紙部
Rでの紙継ぎ後に発生する突発的なウエブ紙Wの走行方
向の見当ずれの修正が課題であり、版胴微動調整装置D
についての詳細な説明は省略する。
【0046】〈ステップ4〉通常の印刷が行われている
ときに、巻取紙R1の消尽によって図示しない輪転機制
御盤から紙継ぎ信号42が出力されると、給紙部Rにお
いて紙継ぎが行われ、また、紙継ぎ信号42が見当ずれ
量演算処理部34へ入力される。すると、ウエブ紙Wの
両面を検出していた第1・第2の見当検出器31、31
aから出力されていた見当ずれ通常検出信号30a、3
0bの演算処理が、見当ずれ量演算処理部34において
停止され、見当ずれ通常データ37の出力が停止し、各
版胴微動調整装置Dの動作が停止する。
【0047】〈ステップ5〉一方、前記紙継ぎ信号42
は制御部40に入力され、制御部40が部数信号28の
計数を開始する。予め定められた数を計数完了し、紙継
ぎによって貼り合わされた紙が、第1印刷部P11乃至
第4印刷部P24を経て第1の見当検出器31の検出エ
リアに到達するようになっている。貼り合わされた紙
が、検出エリアを予め定められた紙長さだけ通過する
と、第1の見当検出器31から出力されている見当ずれ
検出信号32の演算処理が、見当ずれ量演算処理部34
によって再開される。つまり、見当ずれ量演算処理部3
4が予め設定された部数Yの見当ずれ検出信号32を取
り込み、1部当たりの見当ずれ量の平均値を演算し、そ
の演算結果が、見当ずれ量演算処理部34から制御部4
0に対して見当ずれデータ33として出力される。
【0048】〈ステップ6〉この平均化された見当ずれ
データ33を基に、ウエブ紙Wの経路長さを伸長または
短縮させ見当ずれを修正するために、制御部40では、
調整ローラー2aを移動させるモーター5へのモーター
駆動用データ41を演算し、モーター駆動制御部35に
入力する。そして、モーター駆動制御部35から適宜調
整ローラー2aを移動させるためのモーター駆動信号3
6が入力されると、モーター5は高速で指示された量を
図3において時計方向あるいは反時計方向に回転動作す
る。モーター5の出力軸23に取り付けられたピニオン
24の角変位が、ローラー機構2の軸端部6aに取り付
けられ噛み合っているギヤー22に伝達され、偏心軸6
が反時計方向あるいは時計方向に適宜角変位する。この
とき、モーター5に備えられたエンコーダー25から出
力されるパルス信号26が、モーター駆動制御部35に
入力され計数される。モーター5が、モーター駆動用デ
ータ41が指定する量の角変位を終了すると、エンコー
ダー25から出力されるパルス信号26の計数が完了
し、パルス計数データ26aが制御部40に入力され、
出力軸23の角変位量として制御部40に記憶される。
そして、モーター5がモーター駆動用データ41が指定
する量の角変位を終了することによって、調整ローラー
2aの移動が終了し、モーター駆動制御部35から調整
ローラー移動終了信号29が出力される。
【0049】調整ローラー装置1によるウエブWの経路
長さの修正によって、印刷途上にある走行中のウエブ紙
Wの見当ずれが僅かな時間で最小となり安定してくる。
この僅かな時間に相当する予め設定された部数Zに相当
する部数信号28が制御部44によって計数完了される
まで、調整ローラー2aは移動した位置に停止したまま
維持される。前記部数信号28を計数完了すると、制御
部40から調整ローラー復帰開始信号27が出力され
る。
【0050】〈ステップ7〉この調整ローラー復帰開始
信号27は、見当ずれ量演算処理部34に入力され、こ
の見当ずれ量演算処理部34を通常の印刷における動作
状態に復帰させ、入力される見当ずれ通常検出信号30
a、30bを基に演算を開始し、停止していた版胴微動
調整装置Dが動作可能となる。更に、調整ローラー復帰
開始信号27は、モーター駆動制御部35に入力されモ
ーター駆動信号36となって出力されモーター5を駆動
させる。そして、モーター5はゆっくりと戻り始め、調
整ローラー2aは基準位置Sに復帰する。復帰終了まで
の前記出力軸23の角変位量は、前記エンコーダー25
から出力され記憶されているパルス数分であり、戻りの
速さは、前記通常の印刷において、版胴微動調整装置D
が正常な動作を行い得ることを妨げない極めてゆっくり
とした速度である。すなわち、調整ローラー2aが基準
位置Sに向けてウエブ紙Wの経路長さを変化させながら
移動するとき、ゆっくりと偏心軸6が戻り方向に角変位
し、調整ローラー2aが基準位置Sへ復帰する。その後
は、給紙部Rにおいて紙継ぎが行われるまで、調整ロー
ラー2aは基準位置Sで待機する。一方、通常の印刷に
おける見当調整は、前記版胴微動調整装置Dによって行
われる。
【0051】
【発明の効果】以上記載のとおり、この発明によれば、
紙継ぎされ走行する貼り合わされた紙が各印刷部を経て
印刷されたとき、突発的に生じる印刷面の見当ずれを検
出するとともに、各印刷装置間を通るウエブ紙の経路上
に設けた調整ローラーの位置を、見当ずれの量に応じて
即座に移動させることによって、突発的な見当ずれを速
やかに修正することができるようになる。
【0052】すなわち、紙継ぎによって貼り合わされた
紙を印刷することにより突発的に生じる見当ずれを検出
し、即座にウエブ紙の経路長さを適宜変えることによっ
て、その後に印刷される画像の見当ずれを速やかに修正
することができるようになったので、従来、多量に発生
していた損紙となる不良印刷物の量を極めて少なくする
ことができる。また、損紙の発生を低減できるので、多
量な印刷物を日々印刷している新聞社などは、ライニン
グコストの低減とともに紙資源の有効利用が図れ、生産
効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る1つの実施の形態を示
し、多色刷りオフセット輪転機の第1印刷装置と第2印
刷装置との間に調整ローラー装置を有する見当調整装置
の構成を示す説明図である。
【図2】この発明に係る見当調整装置の調整ローラー装
置と基準位置検出手段を示す部分断面説明図である。
【図3】図2における要部を示す部分断面斜視説明図で
ある。
【図4】(a)、(b)、(c)は、基準位置検出手段
の基準位置における検出位置を示す説明図である。
【図5】この発明に係る見当調整装置の1つの実施の形
態における動作説明図である。
【図6】基準位置検出手段の作用を示す斜視説明図で、
調整ローラーが基準位置にあることを示し、双方のセン
サーがカムの凸部を検出しない関係にある状態を示す。
【図7】基準位置検出手段の作用を示す斜視説明で、図
6で示す偏心軸が時計方向に角変位し、調整ローラーが
ウエブ紙の経路長さを短縮させ、一方の近接センサーが
カムの凸部を検出せず、他方の近接センサーがカムの凸
部を検出する関係を示す。
【図8】基準位置検出手段の作用を示す斜視説明で、図
6で示す偏心軸が反時計方向に角変位し、調整ローラー
がウエブ紙の経路長さを伸長させ、一方の近接センサー
がカムの凸部を検出し、他方の近接センサーがカムの凸
部を検出しない関係を示す。
【符号の説明】
1…調整ローラー装置、2…ローラー機構、2a…調整
ローラー、4…基準位置検出手段、5…モーター、6…
偏心軸、6a…軸端部、7…調整ローラー移動手段、
8、9…軸受、10…回転中心線、11…角変位中心
線、12、13…カム、14、15…近接センサー、1
4a、15a…検出信号、16、17…凸部、18、1
9…凹部、20、21…面、22…ギヤー、23…出力
軸、24…ピニオン、25…エンコーダー、26…パル
ス信号、26a…パルス計数データ、27…調整ローラ
ー復帰開始信号、28…部数信号(版胴回転信号)、2
9…調整ローラー移動終了信号、30…見当検出装置、
30a、30b…見当ずれ通常検出信号、31、31a
…第1・第2の見当検出器、32…見当ずれ検出信号、
33…見当ずれデータ、34…見当ずれ量演算処理部、
35…モーター駆動制御部、36…モーター駆動信号、
37…見当ずれ通常データ、40…制御部、41…モー
ター駆動用データ、42…紙継ぎ信号、43…インキ着
け信号、50…制御装置、60…見当調整装置、P…輪
転機、P1…第1印刷装置、P2…第2印刷装置、P1
1…第1印刷部、P12…第2印刷部、P23…第3印
刷部、P24…第4印刷部(基準印刷胴)、C…版胴、
D…版胴微動調整装置、F…フレーム、G1、G2…第
1・第2のガイドローラー、R…給紙部、R1…巻取
紙、S…基準位置、W…ウエブ紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C250 EA34 EA42 EB26 3F105 AA01 AB03 BA14 CA13 DA68

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ少なくとも1つの印刷部を有し
    隣接して設けられた複数の印刷装置と、複数の巻取紙を
    順次紙継ぎしながら印刷装置にウエブ紙を供給する給紙
    装置とを備え、ウエブ紙が順次複数の印刷装置を経るよ
    うに案内され、各印刷装置を経ることにより多色刷りさ
    れるようにした多色刷り輪転機の見当調整装置におい
    て、 最下流側に位置する印刷装置の下流側に設けられ、各印
    刷装置にて印刷された画像の見当ずれを検出する見当検
    出装置と、 ウエブ紙の走行方向に隣接する印刷装置の間のウエブ紙
    の案内路に設けられ、この案内路の長さを変更可能に設
    けられた調整ローラー装置と、 給紙装置への紙継ぎ信号を受けて見当検出装置の検出結
    果に基づいて調整ローラー装置の動作を制御する制御装
    置と、 を有することを特徴とする多色刷り輪転機の見当調整装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の印刷部のうちの1つの基準となる
    印刷部を除く他の印刷部の版胴が、当該版胴による印刷
    画像の見当を前記基準となる印刷部の版胴による印刷画
    像と整合させるべく刷版の位置を版胴の周面方向及び軸
    方向において変位させる版胴微動調整装置を備え、 見当検出装置が、前記基準となる印刷部の版胴による印
    刷画像と他の版胴による印刷画像の見当ずれをも検出可
    能に設けられ、 制御装置が、前記版胴微動調整装置それぞれの動作をも
    制御可能に設けられ、 当該制御装置が、紙継ぎ信号を受けて予め定められた間
    前記版胴微動調整装置の動作の制御を停止するととも
    に、調整ローラー装置の動作の制御を行うように設けら
    れた請求項1に記載の多色刷り輪転機の見当調整装置。
  3. 【請求項3】 基準となる印刷部が、版胴に版胴微動調
    整装置を備えている印刷部、あるいは版胴微動調整装置
    を備えていない印刷部のいずれか1つの印刷部である請
    求項2に記載の多色刷り輪転機の見当調整装置。
  4. 【請求項4】 調整ローラー装置が、ウエブ紙を案内す
    る調整ローラーを含み、この調整ローラーの位置をウエ
    ブ紙の経路長さが変化する方向に移動可能なローラー機
    構と、調整ローラーが予め定められた基準位置に有るか
    否かを検出する基準位置検出手段と、モーターを含み、
    ローラー機構を動作させて調整ローラーを移動させる調
    整ローラー移動手段と、調整ローラー移動手段のモータ
    ーの動作を制御するモーター駆動制御部とを有する、請
    求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の多色刷り輪
    転機の見当調整装置。
  5. 【請求項5】 制御装置が、見当検出手段の検出結果に
    基づいて見当ずれ量を演算する見当ずれ量演算処理部
    と、見当ずれ量演算処理部の演算結果に基づいてモータ
    ーの動作方向及び動作量を演算しその演算結果に基づく
    信号を出力する制御部とを有する、請求項1乃至請求項
    3のいずれか1項記載の多色刷り輪転機の見当調整装
    置。
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