JP2003166501A - プレスの圧締力制御方法 - Google Patents

プレスの圧締力制御方法

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JP2003166501A
JP2003166501A JP2001363073A JP2001363073A JP2003166501A JP 2003166501 A JP2003166501 A JP 2003166501A JP 2001363073 A JP2001363073 A JP 2001363073A JP 2001363073 A JP2001363073 A JP 2001363073A JP 2003166501 A JP2003166501 A JP 2003166501A
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JP
Japan
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pressure
cylinder
hydraulic
control
compression force
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Seiji Urano
省二 浦野
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Meiki Seisakusho KK
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Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電磁リリーフ弁を使用した圧締力の制
御方法においては制御性やコストに問題があった。 【解決手段】 油圧シリンダの加圧室に減圧シリンダの
大径室を連通させて、ポンプ圧力より低い油圧で圧締力
を制御するようにして、低圧領域の制御性と精度を向上
させたのである。さらに、減圧シリンダによって減圧し
ポンプ圧力より低い油圧で圧締力を制御する制御モード
1と、減圧シリンダによらずポンプ圧力と同圧で圧締力
を制御する制御モード2とを択一的に選択して広い圧締
力制御範囲が確保できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】油圧シリンダで発生する圧締
力を、特には低圧領域で精度良く制御するための制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】この技術分野に関する先行技術は、実公
平3−57360号公報に開示される。この中で最も基
本的な構成は、油圧シリンダの加圧室の管路に電磁リリ
ーフ弁を設け、加圧室の油圧を直接制御するものであ
る。しかしながら電磁リリーフ弁は機構上の問題からそ
の低圧特性が悪く、最大制御圧力の10%程度から低圧
域は制御不能となり、油圧を0MPa近傍まで低下させ
ることは不可能であり、被加工物の成形上問題があっ
た。そのため広い圧力制御範囲が要求される被加工物に
用いられるプレスは、コストが嵩むにも拘わらずサーボ
バルブを使用せざるを得なかった。また、実公平3−5
7360号公報に開示される考案は、油圧源とシリンダ
との間に設定圧が電磁リリーフ弁の最大不感能圧以上に
設定されたシーケンス弁を設けたものである。この考案
においては、シーケンス弁が常に一定の差圧を有すると
いう前提で成り立っているが、シーケンス弁は一次圧力
が設定圧力に達して弁が開いたとき差圧がなくなるとい
う機構上の特性があり、シーケンス弁が開いたときには
シリンダの油圧は油圧源と同圧まで上昇する。そのと
き、電磁リリーフ弁はシリンダの油圧を下げるように作
動するので、シリンダの油圧は振動的となって安定した
圧力制御は期待出来ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さらに、特公平3−4
3960号公報に開示の技術は、型締シリンダのラムを
大径部と小径部を有する復動式として、大径部と小径部
それぞれに連通する管路に電磁リリーフ弁を設けて、両
電磁リリーフ弁による圧力の均衡で低圧駆動を可能とし
たものである。しかしこの方式は特殊な復動式シリンダ
を必要とし、コスト高となる。このように、前記の電磁
リリーフ弁を使用した圧締力の制御方法における従来技
術では制御性やコストに問題があったので、本発明はこ
のような問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、油圧
シリンダの加圧室に減圧シリンダの大径室を連通させ
て、ポンプ圧力より低い油圧で圧締力を制御するように
して、低圧領域の制御性と精度を向上させたのである。
さらに、減圧シリンダによって減圧しポンプ圧力より低
い油圧で圧締力を制御する制御モード1と、減圧シリン
ダによらずポンプ圧力と同圧で圧締力を制御する制御モ
ード2とを択一的に選択して広い圧締力制御範囲が確保
できるようにしたのである。
【0005】
【発明の実施の形態】図面に基づいて本発明の実施の形
態を詳細に説明する。図1は本発明のホットプレスの概
略図とそれを駆動制御する油圧機器の回路図及び制御ブ
ロック図である。図2は油圧機器の回路図における各弁
のホットプレス作動工程での励磁状態を示す作動説明図
である。
【0006】図1に示すように、ホットプレス1は、シ
リンダ7の鍔に立設した4本のタイバ5を所定の距離を
隔てて固定盤2に挿着して成形空間を形成し、シリンダ
7に油圧密かつ往復動可能にラム6を嵌挿し、該ラム6
の上部端面に可動盤3を固着し、可動盤3と固定盤2と
の間に複数の熱板4を可動盤3が最下降したとき等間隔
となるように配設した構成となっている。可動盤3が最
下降したとき各熱板4上に被加工物を載置し、シリンダ
7とラム6からなる圧締装置により図示のように可動盤
3を固定盤2に近接させさらに圧締させることにより被
加工物を成形する。なお、図示しないが、前記成形空間
を遮蔽してその内部を減圧し、真空下で成形するように
構成することもある。
【0007】シリンダ7とラム6で形成された加圧室8
には油圧機器で調整された圧油が供給され、可動盤3を
各熱板4と被加工物とともに固定盤2に近接させさらに
圧締させる。油圧機器は、減圧シリンダ9、逆止弁1
4,15、シャトル弁16、圧力センサ17、油圧切換
弁18,19、電磁リリーフ弁20、ポンプ22、フィ
ルタ23及びタンク24からなる。ポンプ22はタンク
24からフィルタ23で濾過された作動油をモータ21
の駆動によって汲み上げ、加圧して吐出する。吐出され
た圧油は電磁リリーフ弁20で所定のポンプ圧力となる
ように制御装置28で制御される。所定のポンプ圧力を
有する圧油は、油圧切換弁18のソレノイドLが励磁さ
れたとき逆止弁15を経由してシリンダ7の加圧室8に
流入する。また、所定のポンプ圧力を有する圧油は、油
圧切換弁18のソレノイドCが励磁されたとき減圧シリ
ンダ9の小径室13に流入する。
【0008】減圧シリンダ9は大径室12と小径室13
を有し、大径室12にはピストン10が液圧密かつ往復
動可能に嵌挿され、ピストン10の小径室13側の端面
に固着されたロッド11は大径室12と小径室13との
隔壁を液圧密かつ往復動可能に挿通してなる。大径室1
2のピストン10で対向した部屋はタンク24に管路で
連通している。減圧シリンダ9において、ピストン10
及びロッド11が平衡を保つには、小径室13の油圧力
にロッド11の端面の面積を乗じて得た力が、大径室1
2の油圧力にピストン10の面積を乗じて得た力に等し
くなければならない。すなわち、小径室13に与えた油
圧は、ロッド11の端面の面積とピストン10の面積の
比に比例して減圧されるのである。そのため、電磁リリ
ーフ弁20で制御されるポンプ圧力も前記減圧比で減圧
されるので、制御可能な最低圧力が低下するとともに精
度も向上する。例えば、電磁リリーフ弁20の制御可能
圧力範囲(ポンプ圧力)が3MPa〜30MPaでその
圧力精度が±0.1MPaであったとき、減圧比が1/
4であれば加圧室8の油圧は0.75MPa〜7.5M
Paでその圧力精度は±0.025MPaとなり、成形
上十分な低圧と精度が得られる。
【0009】次に図2も参照して、ホットプレス1の作
動を説明する。ラム6を上昇させて可動盤3を固定盤2
に近接させる上昇工程は、油圧切換弁18のソレノイド
Lを励磁するとともに、電磁リリーフ弁20に上昇工程
に必要なポンプ圧力に応じた所定の電流を制御装置28
から出力して行う。ポンプ22から吐出された圧油は、
油圧切換弁18と逆止弁15を経由して加圧室8に供給
される。このとき、油圧切換弁18を出た圧油はシャト
ル弁16を通過して逆止弁14のプランジャを押し開く
ように作用するので、減圧シリンダ9の大径室12へ加
圧室8から圧油が流入する。なお、加圧室8から減圧シ
リンダ9の大径室12への管路は、図示に拘らず逆止弁
15から加圧室8への管路から分岐したものでもよい。
いずれにしても上記により、ピストン10はラム6の上
昇工程中に小径室13側の限度位置まで移動する。上昇
工程とは各熱板4上に載置した全ての被加工物が上方の
熱板4の下面に当接するまでをいう。
【0010】次に圧締工程に移る。圧締工程は上昇工程
と同じ弁を励磁して行う制御モード1と、ソレノイドL
に替えてソレノイドCを励磁して行う制御モード2があ
る。但し、電磁リリーフ弁20に通電する電流は後述す
るように設定モードと設定する圧締力に応じて変化す
る。制御モード2ではソレノイドCが励磁されるので、
ポンプ圧力は減圧シリンダ9の小径室13に与えられ、
ポンプ圧力は減圧シリンダ9で減圧されて加圧室8に供
給される。このとき、逆止弁14のプランジャはシャト
ル弁16を経由したポンプ圧力で押し開かれているの
で、加圧室8と大径室12とは相互に連通しており、小
径室13のポンプ圧力で加圧室8の油圧が制御可能とな
るのである。
【0011】所定時間圧締した後、加圧室8又は小径室
13の圧抜工程となる。圧抜工程で励磁される弁は、圧
抜工程に入る前に圧締工程で励磁されていた弁と同じで
ある。また、電磁リリーフ弁20の電流は、圧抜工程に
入る前に圧締工程で通電されていた値から圧抜工程中所
定の時間的変化により零まで降下させて、加圧室8又は
小径室13の油圧を零近傍まで低下させる。
【0012】圧抜が完了するとラム6を下降させる下降
工程となる。電磁リリーフ弁20には、逆止弁15のプ
ランジャを操作可能なパイロット圧力が発生するように
所定の電流が制御装置28から供給される。そのパイロ
ット圧力は、油圧切換弁19のソレノイドOが励磁され
ることにより、逆止弁15のプランジャを開かせ、加圧
室8がタンク24に連通するので、ラム6はその自重と
可動盤3等の重力によって下降する。その後次の成形サ
イクルにおける上昇工程の開始までの間、成形された被
加工物の搬出及び新しい被加工物の搬入が行われる。こ
の期間は、全ての弁は非励磁であり、ニュートラル状態
である。ニュートラルではポンプ22の吐出した作動油
は電磁リリーフ弁20からタンク24へ戻る。
【0013】制御装置28はマイクロプロセッサからな
り、ホットプレス1の作動を行う油圧機器のソレノイド
等へ指令するシーケンサと、電磁リリーフ弁20へ指令
して圧締力を制御する演算部と、熱板の温度制御を実行
する温度制御部を含む。演算部は、25の設定器1又は
26の設定器2のいずれかをスイッチ27で切換選択し
た設定信号と、加圧室8の油圧を検出する圧力センサ1
7からの圧力信号とに基づいて、圧力信号が設定信号に
一致するようにフィードバック制御するための信号を演
算出力する。スイッチ27が設定器1を選択したときは
制御モード1であり、減圧シリンダ9により制御され
る。制御モード1では、設定器1の設定値は電磁リリー
フ弁20で制御されるポンプ圧力より減圧された油圧分
低い。一方、スイッチ27が設定器2を選択したときは
制御モード2であり、減圧シリンダ9によらず直接制御
される。制御モード2では、設定器2の設定値は電磁リ
リーフ弁20で制御されるポンプ圧力と同圧である。ス
イッチ27による制御モードの切換は、被加工物の要求
する圧締力が低圧領域であるときは制御モード1を選択
し、被加工物の要求する圧締力が高圧領域であるときは
制御モード2を選択する。被加工物によっては圧締力が
高圧から低圧まで必要な場合があり、そのときは圧締工
程中にスイッチ27を切換えることも可能である。ま
た、上記説明はフィードバック制御すなわち閉ループ制
御をするように述べたが、圧力センサ17の圧力信号に
よらず設定信号のみで電磁リリーフ弁20を制御する開
ループ制御も出来る。
【0014】
【発明の効果】上記のように本発明は、比較的簡単で安
価な機構によって従来不可能であった低圧から高圧まで
の圧締力制御を精度良く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホットプレスの概略図とそれを駆動制
御する油圧機器の回路図及び制御ブロック図である。
【図2】油圧機器の回路図における各弁のホットプレス
作動工程での励磁状態を示す作動説明図である。
【符号の説明】
1 ……… ホットプレス 2 ……… 固定盤 3 ……… 可動盤 4 ……… 熱板 5 ……… タイバ 6 ……… ラム 7 ……… シリンダ 8 ……… 加圧室 16 …… シャトル弁 17 …… 圧力センサ 18,19 …… 油圧切換弁 20 …… 電磁リリーフ弁 21 …… モータ 22 …… ポンプ 23 …… フィルタ 24 …… タンク 25 …… 設定器1 26 …… 設定器2 27 …… スイッチ 28 …… 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱板上に載置した被加工物を油圧シリン
    ダにより圧締するプレスの圧締力制御方法において、 前記油圧シリンダの加圧室に減圧シリンダの大径室を連
    通させて、ポンプ圧力より低い油圧で圧締力を制御する
    ことを特徴とするプレスの圧締力制御方法。
  2. 【請求項2】 熱板上に載置した被加工物を油圧シリン
    ダにより圧締するプレスの圧締力制御方法において、 前記油圧シリンダの加圧室に減圧シリンダの大径室を連
    通させて、ポンプ圧力より低い油圧で圧締力を制御する
    制御モード1と、減圧シリンダによらずポンプ圧力と同
    圧で圧締力を制御する制御モード2とを択一的に選択し
    て圧締力を制御することを特徴とするプレスの圧締力制
    御方法。
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