JP2003166558A - 潤滑装置 - Google Patents
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Abstract
を、適正に制御することのできる潤滑装置を提供する。 【解決手段】 オイルポンプ9からオイルが供給され、
かつ、相互に並列に接続された第1の油路35および第
2の油路32を有し、第1の油路35を経由して摩擦係
合装置4にオイルが供給され、第2の油路32を経由し
て摩擦係合装置4以外の被潤滑部5Aにオイルが供給さ
れる潤滑装置において、第1の油路35と第2の油路3
2との分岐部A1と、摩擦係合装置4との間に、オイル
ポンプ9から摩擦係合装置4に供給されるオイルの流量
を制御する弁機構26を設けた。
Description
ら、摩擦係合装置および被潤滑部にオイルが供給される
構成の潤滑装置に関するものである。
ッチやギヤなどの被潤滑部が設けられており、これらの
被潤滑部は、オイルの必要量やオイルの必要タイミング
が同じであるとは限らない。そこで、オイルポンプに対
して複数の油路を接続し、複数の油路を並列に配置し
て、各油路から別々の被潤滑部にオイルを供給する装置
が提案されており、その潤滑装置の一例が、特開200
0−205301号公報に記載されている。
ンの回転力を、トルクコンバータ、前後進切換機構、無
段変速機、減速機、発進クラッチ、デファレンシャルを
介して駆動輪に伝達するように構成されている。そし
て、車両の発進時には、解放されている発進クラッチ
が、その係合圧が高められてスリップ状態を経由して、
完全係合状態となる。このため、車両の発進時には発進
クラッチに供給する潤滑油量を、十分に確保する必要が
ある。これに対して、発進クラッチの完全係合状態で
は、発進クラッチの摺動が発生しないため、潤滑用のオ
イルを多く必要としない。一方、発進クラッチ以外の被
潤滑部、例えば、前後進切換機構、無段変速機、減速
機、デファレンシャルなどにおいては、発進時にはオイ
ルを多量に必要とせず、定常走行時や、高回転時には多
くのオイル供給量を必要とする。
吐出側に分岐部を介して第1の油路と第2の油路とを配
置し、第1の油路を発進クラッチ側に接続し、第2の油
路を発進クラッチ以外の被潤滑部に接続する構成を採用
している。また、分岐部と被潤滑部との間には流量制御
弁が設けられている。そして、流量制御弁の上流側と下
流側との圧力差に基づいて、流量制御弁が動作して、被
潤滑部に供給されるオイルの流量が制御され、流量制御
弁の下流側に供給する必要のないオイル、つまり余剰分
のオイルが、発進クラッチ側に供給される。
リング運転されている場合は、オイルポンプを駆動する
モータが低回転で回転するため、流量制御弁の上流側と
下流側との圧力差が比較的小さくなる。したがって、オ
イルポンプから吐出されたオイルは、潤滑必要部に多量
に流れ込み、発進クラッチには少量が流れ込む。これに
対して、車両の発進時には、モータの回転数が高められ
てオイルの吐出量が増加するとともに、流量制御弁の上
流側と下流側との圧力差が大きくなり、発進クラッチ側
に多量のオイルが供給され、被潤滑部側には少量のオイ
ルが供給される。
報に記載されている潤滑装置においては、オイルポンプ
から被潤滑部に供給するオイルの流量を、流量制御弁に
より制御し、その余剰分のオイルを発進クラッチに供給
するものであるため、発進クラッチに供給するオイルの
流量が、被潤滑部に供給するオイルの流量に影響を受け
易く、発進クラッチを潤滑するためのオイル必要量を、
適正に制御できないという問題があった。
たものであり、摩擦クラッチを潤滑するオイル量を、適
正に制御することのできる潤滑装置を提供することを目
的としている。
的を達成するために請求項1の発明は、オイルポンプか
らオイルが供給され、かつ、相互に並列に接続された第
1の油路および第2の油路を有し、前記第1の油路を経
由して供給されるオイルにより摩擦係合装置を潤滑し、
前記第2の油路を経由して供給されるオイルにより、前
記摩擦係合装置以外の被潤滑部を潤滑する潤滑装置にお
いて、前記第1の油路と前記第2の油路との分岐部と、
前記摩擦係合装置との間の油路に、前記オイルポンプか
ら前記摩擦係合装置に供給されるオイルの供給量に関連
する物理量を制御する弁機構を設けたことを特徴とする
ものである。
吐出量を制御することにより、摩擦係合装置に供給され
るオイルの供給量が制御される。したがって、摩擦係合
装置におけるオイル必要量に基づいて、実際に供給する
オイル量が調整される。
て、前記弁機構が、オイルポンプから吐出されたオイル
が供給され、かつ、前記被潤滑部に接続される入口と、
この入口および前記摩擦係合装置側に接続される排出口
とを有し、この弁機構が、前記入口から排出口に流れる
オイルの流量を制御することにより、前記被潤滑部に供
給されるオイルの油圧を減圧する機能を有していること
を特徴とするものである。
と同様の作用が生じるほかに、弁機構が、入口から排出
口に流れるオイルの流量を制御することにより、被潤滑
部に供給されるオイルの油圧が減圧される。
て、前記弁機構が、オイルポンプから吐出されたオイル
が供給される入口と、この入口および前記摩擦係合装置
側に接続される排出口とを有し、この弁機構が、前記入
口から排出口に流れるオイルの流量を制御することによ
り、前記摩擦係合装置に供給されるオイルの油圧を調圧
する機能を有していることを特徴とするものである。
と同様の作用が生じるほかに、弁機構が、入口から排出
口に流れるオイルの流量を制御することにより、摩擦係
合装置に供給されるオイルの油圧が調圧される。なお、
各請求項に記載されている“潤滑”には、“冷却”も含
まれる。
のできる車両の一例を、図4に基づいて説明する。図4
に示された車両1においては、駆動力源2と車輪3との
間の動力伝達経路に、摩擦係合装置4および変速機5が
設けられている。駆動力源2としては、エンジンまたは
電動機のうちの少なくとも一方を用いることができる。
エンジンは、燃料を燃焼させて動力を出力する形式の動
力装置である。このエンジンとしては、内燃機関、例え
ば、ガソリンエンジン、LPGエンジン、ディーゼルエ
ンジン、メタノールエンジン、水素エンジンなどを用い
ることができる。以下、駆動力源2としてエンジンを用
いた場合について説明する。したがって、駆動力源2に
代えて、便宜上、“エンジン2”と記す。
ディスクおよびプレートを交互に配置し、かつ、オイル
により潤滑および冷却される構成の湿式多板クラッチを
用いることができる。この実施例では、摩擦係合装置4
が、エンジン2の動力を車輪3に伝達もしくは遮断する
場合に、そのトルク容量が制御されるクラッチ、いわゆ
る、発進クラッチ(言い換えれば、フリクションクラッ
チ、または入力クラッチ)である。以下、摩擦係合装置
4に代えて、“発進クラッチ4”と記す。
構式の有段変速機、ベルト式の無段変速機、トロイダル
式の無段変速機などを用いることができる。いずれの変
速機においても、動力の伝達に際して発熱および摩耗が
発生する部位、すなわち被潤滑部5Aを、潤滑および冷
却する必要がある。被潤滑部5Aとしては、ギヤ同士の
噛み合い部分、ディスクとローラとの接触部分、プーリ
とベルトとの接触部分、回転軸を保持する軸受などが挙
げられる。そして、前記エンジン2の出力軸6と、変速
機5の入力軸7との間に、発進クラッチ4が配置されて
いる。なお、変速機5の出力軸8と車輪3とが動力伝達
可能に接続されている。
ともに、オイルポンプ9から吐出されたオイルが供給さ
れる油圧制御装置10が設けられている。オイルポンプ
9は、その吐出量を可変とすることができるもの、例え
ば、可変容量ポンプまたは電動オイルポンプを用いるこ
とができる。オイルポンプ9として可変容量ポンプを用
いる場合は、エンジン2の動力によりオイルポンプ9を
駆動することができる。オイルポンプ9として電動オイ
ルポンプを用いる場合は、駆動力源とは別に設けられて
いる電動機9Aにより、オイルポンプ9が駆動される。
0を制御するコントローラとして、電子制御装置11が
設けられている。電子制御装置11は、中央演算処理装
置(CPU)および記憶装置(ROM、RAM)ならび
に入出力インタフェースを主体とするマイクロコンピュ
ータにより構成されている。この電子制御装置11に
は、駆動力源回転数センサ12の信号、加速要求検知セ
ンサ13の信号、制動要求検知センサ14の信号、車速
センサ15の信号、シフトポジションセンサ16の信号
などが入力される。
制御態様を選択するシフト装置の操作状態を検知するも
のである。検知されるシフトポジションとしては、走行
ポジションおよび非走行ポジションがある。走行ポジシ
ョンとは、変速機5の入力軸7と出力軸8との間で動力
伝達をおこなうことができる状態を選択するポジション
であり、非走行ポジションとは、変速機5の入力軸7と
出力軸8との間で動力伝達をおこなうことができない状
態を選択するポジションである。走行ポジションとして
はD(ドライブ)ポジションなどがあり、非走行ポジシ
ョンとしてはN(ニュートラル)ポジション、P(パー
キング)ポジションがある。
0に用いる油圧回路の一例を、図1に基づいて説明す
る。この第1の実施例は、請求項1および2の発明に対
応する。オイルポンプ9の吐出口17には油路18が接
続されている。また、ライン圧制御弁19が設けられて
おり、ライン圧制御弁19は、入力ポート20および出
力ポート21および調圧ポート22およびスプール(図
示せず)およびスプールを押圧するスプリング23を有
している。油路18と並列な油路18Aが形成されてお
り、油路18Aが調圧ポート22に接続されている。ま
た、油路18には油路24が接続されている。
いる。さらに、減圧弁26が設けられている。減圧弁2
6は、入力ポート27および出力ポート28および調圧
ポート29および信号圧ポート30およびスプール(図
示せず)およびスプールを押圧するスプリング31を有
している。前記油路25が入力ポート27に接続され、
油路25と並列な油路25Aが形成されている。油路2
5Aが調圧ポート29に接続されている。油路25には
分岐部A1を介して油路32が接続されており、油路3
2は被潤滑部5Aに接続されている。なお、油路32に
はオリフィス33が設けられている。
おり、ソレノイドバルブ34に対する通電状態は、電子
制御装置11により制御される。そして、ソレノイドバ
ルブ34から出力される信号圧が、信号圧ポート30に
入力される。信号圧ポート30からスプールに作用する
油圧の向きは、スプリング31からスプールに作用する
押圧力の向きと同じである。そして、出力ポート28が
油路35を介して発進クラッチ4側に連通されている。
つまり、油路32と油路35とが、分岐路A1を介して
相互に並列に接続されている。
油圧制御装置10とを組み合わせた場合の作用を説明す
る。電子制御装置11に入力される各センサの信号、お
よび電子制御装置11に記憶されているデータに基づい
て、エンジン2の出力、発進クラッチ4のトルク容量、
変速機5の変速比などが制御される。例えば、エンジン
1が運転され、かつ、車両1が停止している場合は、発
進クラッチ4のトルク容量が所定値以下に制御される。
ついで、車両1を発進させる場合は、発進クラッチ4の
トルク容量を上昇させるとともに、車両1の走行中は、
エンジン1から発進クラッチ4に伝達されるトルクに基
づいて、発進クラッチ4のトルク容量が制御される。ま
た、発進クラッチ4は、油圧制御装置10から供給され
るオイルにより、冷却および潤滑される。
ョンセンサ16の信号および選択される変速比に基づい
て、変速比制御用の動作部材の動作が、油圧により制御
される。さらに、変速機5においては、被潤滑部5Aに
オイルが供給される。
供給作用を具体的に説明する。まず、エンジン2の動力
によりオイルポンプ9が駆動されると、オイルポンプ9
の吐出口17からオイルが吐出されて、そのオイルが油
路18,24に供給される。油路18,24の油圧が比
較的低圧である場合は、調圧ポート22に入力される油
圧も低いため、調圧ポート22の油圧とスプリング23
の押圧力とのバランスにより、ライン圧制御弁19の入
力ポート20と出力ポート21とが遮断される。このた
め、油路18,24の油圧が上昇する。
ことにともない、調圧ポート22の油圧とスプリング2
3の押圧力とのバランスが変化してスプールが動作する
と、入力ポート20と出力ポート21とが連通される。
すると、油路18のオイルが入力ポート20および出力
ポート21を経由して油路25に流れ込む。したがっ
て、油路18,24の油圧が低下する。そして、油路1
8,24の油圧が低下して調圧ポート22の油圧が低下
すると、再び入力ポート20と出力ポート21とが遮断
され、油路18,24の油圧が上昇する。
より、油路18,24の油圧、言い換えればライン圧が
調整される。なお、ライン圧制御弁19には、スプリン
グ23の押圧力と同じ向きの油圧を発生させる信号圧ポ
ート(図示せず)が設けられているとともに、この信号
圧ポートに信号圧を入力するソレノイドバルブ(図示せ
ず)が設けられている。したがって、前記ライン圧は、
このソレノイドバルブの信号圧に基づいて調整される。
このようにして調圧された油路24のオイルが、変速機
5の変速制御用の動作部材の動作を制御する油圧室、お
よび発進クラッチ4のトルク容量を制御する油圧室など
に供給される。
路32を経由して被潤滑部5Aに供給されて、被潤滑部
5Aが潤滑および冷却される。また、減圧弁26におい
ては、スプリング31の押圧力、および信号圧ポート3
0に入力される信号圧と、調圧ポート29の油圧とのバ
ランスにより、スプールの動作が制御される。油路25
の油圧が比較的低い場合は、調圧ポート29に入力され
る油圧も低いため、減圧弁26の入力ポート27と出力
ポート28とが遮断される。このため、油路25の油圧
が上昇し、オリフィス33を通過して被潤滑部5Aに供
給されるオイルの流量が増加する。
ともない、調圧ポート29の油圧とスプリング31の押
圧力および信号圧ポート30の油圧とのバランスが変化
してスプールが動作すると、入力ポート27と出力ポー
ト28とが連通される。すると、油路25のオイルが入
力ポート27および出力ポート28を経由して油路35
に排出される。したがって、油路25の油圧が低下す
る。そして、油路25の油圧が低下して調圧ポート29
の油圧が低下すると、再び入力ポート27と出力ポート
28とが遮断され、油路25の油圧が上昇する。
より、油路25の油圧が調整(減圧)されて、被潤滑部
5Aに供給されるオイルの流量が制御される。また、油
路35に排出されたオイルは、発進クラッチ4の潤滑お
よび冷却に用いられる。このように、図1に示す油圧制
御装置10においては、被潤滑部5Aに供給するオイル
の油圧を減圧するために、減圧弁26の出力ポート28
から排出されオイル、言い換えれば、被潤滑部5Aに供
給されない余剰分のオイルを、発進クラッチ4の冷却お
よび潤滑に用いている。さらに、オイルポンプ9の吐出
量を制御することにより、発進クラッチ4に供給するオ
イルの流量を調整することができる。
0によれば、発進クラッチ4側の油路委35に供給され
るオイルの流量と、被潤滑部5A側の油路32に供給さ
れるオイル量とを、車両1の走行条件などに基づいて任
意に変化させることができる。特に、油路35に供給さ
れるオイルの流量の制御は、オイルポンプ9のオイル吐
出量、言い換えれば、回転数を調整することで達成され
る。
4のトルク容量を所定値以下に制御する場合、または車
両1が所定車速以上で走行しており、発進クラッチ4の
トルク容量を高い状態に制御する場合は、発進クラッチ
4を構成する摩擦部材同士が摺動しないため、発進クラ
ッチ4の発熱や摩耗が発生しない。このような場合は、
油路35に供給するオイル量を可及的に少なくすること
ができる。
は、解放されている発進クラッチ4のトルク容量を高め
る過程で、発進クラッチ4がスリップするために、発進
クラッチ4の発熱および摩耗が発生しやすい。そこで、
このような場合は、油路35に供給されるオイルの流量
を増加することができる。
進クラッチ4を潤滑するオイルの必要量に基づいて、オ
イルポンプ9の仕事量の増加を抑制することができる。
言い換えれば、オイルポンプ9の駆動に必要なエネルギ
の増加を抑制することができる。つまり、オイルポンプ
9をエンジン2の動力により駆動している場合は、エン
ジン2に供給する燃料の増加を抑制することができる。
オイルポンプ9を電動機9Aの動力により駆動している
場合は、電動機9Aに供給される電力消費量の増加を抑
制することができる。
0に用いることのできる油圧回路のほかの例を、図2に
基づいて説明する。なお、図2の構成において、図1の
構成と同様の構成部分については、図1と同じ符号を付
してその説明を省略する。この第2の実施例は、請求項
1および3の発明に対応する。この第2実施例において
は、調圧弁40が設けられている。調圧弁40は、入力
ポート41と、出力ポート42と、フィードバックポー
ト43と、信号圧ポート44と、ドレーンポート45
と、スプール(図示せず)と、スプールを押圧するスプ
リング49とを有している。スプリング49からスプー
ルに作用する押圧力の向きと、フィードバックポート4
3からスプールに作用する油圧の向きとは同じである。
これに対して、信号圧ポート44からスプールに作用す
る押圧力の向きは、スプリング49およびフィードバッ
クポート43の力の向きとは逆向きである。
ラッチ4側に接続されている。つまり、油路46と油路
32とが、分岐部A1を介して相互に並列に接続されて
いる。油路46にはオリフィス47が設けられており、
油路46であって、オリフィス47と出力ポート42と
の間から、フィードバックポート43に接続される油路
46Aが設けられている。なお、ソレノイドバルブ48
が設けられており、このソレノイドバルブ48に対する
通電状態は、電子制御装置11により制御される。ソレ
ノイドバルブ48から出力される信号圧は、信号圧ポー
ト44に入力される。そして、スプールに作用する力の
バランスによりスプールが動作し、入力ポート41と、
出力ポート42またはドレーンポート45とが選択的に
接続される。
用を説明する。図2の実施例において、油路25にオイ
ルを供給する作用、油路25の油圧を制御する作用は、
図1の実施例と同じである。そして、信号圧ポート44
に信号圧が入力された場合は、入力ポート41と出力ポ
ート42とが連通され、油路25のオイルが油路46に
供給される。信号圧ポート44の油圧が低下すると、入
力ポート41とドレーンポート45が連通され、油路2
5のオイルがドレーンポート45からオイルパンにドレ
ーンされる。油路25のオイルが油路46側に供給され
た場合は、オリフィス47の機能により、オイルの流通
抵抗が高められているために、油路25のオイルの一部
が油路32側に流入する。
ドバックポート43に入力されており、油路46の油圧
が所定圧以上に高まると、信号圧入力ポート44の油圧
と、フィードバックポート43の油圧およびスプリング
49の押圧力とのバランスによりスプールが動作して、
入力ポート41とドレーンポート45とが連通し、油路
25のオイルがドレーンポート45から排出される。そ
して、信号圧入力ポート44の油圧を制御することによ
り、調圧弁40が制御されて、油路46側に供給される
オイルの油圧が調圧される。
チ4を潤滑するオイルの必要量に基づいて、オイルポン
プ9の吐出量を制御することにより、発進クラッチ4に
実際に供給されるオイルの流量を調整することができ
る。したがって、第2の実施例においても、第1の実施
例と同様の効果を得ることができる。また、第2の実施
例においては、発進クラッチ4側に、潤滑用のオイルを
供給する必要がない場合は、信号圧ポート44の油圧を
低下させることにより、油路25のオイルを全てドレー
ンポート44から排出させることができる。このような
制御により、油路46にはオイルが全く供給されなくな
る。
制御をおこなう場合に実行することができる。ニュート
ラル制御とは、シフトポジションとして走行ポジション
が選択され、かつ、車速零であること、加速要求がない
こと、制動要求があること、エンジン2が運転中である
こと、の全てが検知された場合におこなわれる制御であ
り、具体的には、発進クラッチ4が解放される。このニ
ュートラル制御をおこなうことにより、エンジン負荷が
軽減されて燃料消費量を低減させることができる。この
ようなニュートラル制御と並行して、油路46にオイル
を供給しない制御を実行すれば、エンジン負荷が一層低
減される。したがって、燃費の向上に寄与できる。
0の用いることのできる油圧制御回路のほかの例を示す
図である。図3の実施例においては、油路18に対して
分岐部B1を介して油路48が形成されている。分岐部
B1には油路24も接続されている。この油路48と調
圧弁40の入力ポート41とが接続されている。つま
り、油路46,48と油路32とが分岐部B1を介して
並列に接続されている。図3のそのほかの構成は図1お
よび図2と同様であるため、図1および図2と同じ符号
を付してその説明を省略する。この第3の実施例は、請
求項1の発明および3の発明に対応する。
から吐出されたオイルが、油路48を経由して調圧弁4
0に供給される。調圧弁40のスプールの動作は図2の
実施例と同じであり、油路48のオイルが油路46また
はドレーンポート45に対して選択的に流される。ま
た、オイルポンプ9から吐出されたオイルの一部は、ラ
イン圧制御弁19を経由して被潤滑部5に供給される。
この図3の実施例においても、第1の実施例および第2
の実施例と同様の構成部分については、第1の実施例お
よび第2の実施例と同様の効果を得られる。
いる場合は、この電動機によりオイルポンプ9が駆動さ
れる。この場合は、電動機9Aを設けなくともよい。な
お、変速機5が駆動力源2と発進クラッチ4との間に設
けられている車両に対しても、各実施例を適用できる。
また、被潤滑部が変速機の一部である場合について説明
したが、変速機以外の動力伝達装置の被潤滑部、例え
ば、前後進切り換え機構、差動装置の被潤滑部にオイル
を供給する場合に、各実施例を用いることもできる。さ
らに、摩擦係合装置は、発進クラッチ以外のもの、例え
ば、変速機の変速比を制御するクラッチやブレーキであ
ってもよい。
明の構成との対応関係を説明すれば、油路35,46,
48が、この発明の第1の油路に相当し、油路32がこ
の発明の第2の油路に相当し、発進クラッチ4およびク
ラッチやブレーキが、この発明の摩擦係合装置に相当
し、減圧弁26および調圧弁40が、この発明の弁機構
に相当し、入力ポート27,41が、この発明の入口に
相当し、出力ポート28,42が、この発明の排出口に
相当し、オイルの油圧および流量が、この発明の“オイ
ルの供給量に関連する物理量”に相当する。
オイルポンプの吐出量を制御することにより、摩擦係合
装置を潤滑するオイルの供給量が制御される。したがっ
て、摩擦係合装置を潤滑するオイルの必要量に基づい
て、実際に供給するオイル量を調整することができ、オ
イルの無駄を回避することができる。また、オイルポン
プの駆動に必要なエネルギの増加が抑制される。
と同様の効果を得られるほかに、弁機構が、入口から排
出口に流れるオイルの流量を制御することにより、被潤
滑部に供給されるオイルの油圧が減圧される。
と同様の効果を得られるほかに、弁機構が、入口から排
出口に流れるオイルの流量を制御することにより、摩擦
係合装置に供給されるオイルの油圧が調圧される。
示す油圧回路図である。
例を示す油圧回路図である。
例を示す油圧回路図である。
図である。
ンプ、 26…減圧弁、 27,41…入力ポート、
28,42…出力ポート、 32,35,46,48…
油路、 40…調圧弁、 A1,B1…分岐部。
Claims (3)
- 【請求項1】 オイルポンプからオイルが供給され、か
つ、相互に並列に接続された第1の油路および第2の油
路を有し、前記第1の油路を経由して供給されるオイル
により摩擦係合装置を潤滑し、前記第2の油路を経由し
て供給されるオイルにより、前記摩擦係合装置以外の被
潤滑部を潤滑する潤滑装置において、 前記第1の油路と前記第2の油路との分岐部と、前記摩
擦係合装置との間の油路に、前記オイルポンプから前記
摩擦係合装置に供給されるオイルの供給量に関連する物
理量を制御する弁機構を設けたことを特徴とする潤滑装
置。 - 【請求項2】 前記弁機構が、オイルポンプから吐出さ
れたオイルが供給され、かつ、前記被潤滑部に接続され
る入口と、この入口および前記摩擦係合装置側に接続さ
れる排出口とを有し、この弁機構が、前記入口から排出
口に流れるオイルの流量を制御することにより、前記被
潤滑部に供給されるオイルの油圧を減圧する機能を有し
ていることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。 - 【請求項3】 前記弁機構が、オイルポンプから吐出さ
れたオイルが供給される入口と、この入口および前記摩
擦係合装置側に接続される排出口とを有し、この弁機構
が、前記入口から排出口に流れるオイルの流量を制御す
ることにより、前記摩擦係合装置に供給されるオイルの
油圧を調圧する機能を有していることを特徴とする請求
項1に記載の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001366138A JP2003166558A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001366138A JP2003166558A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 潤滑装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003166558A true JP2003166558A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19176081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001366138A Pending JP2003166558A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 潤滑装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003166558A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2001-11-30 JP JP2001366138A patent/JP2003166558A/ja active Pending
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