JP2003168892A - 実装精度確認方法、実装方法及び装置、実装精度確認用ジグ - Google Patents

実装精度確認方法、実装方法及び装置、実装精度確認用ジグ

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JP2003168892A JP2001368674A JP2001368674A JP2003168892A JP 2003168892 A JP2003168892 A JP 2003168892A JP 2001368674 A JP2001368674 A JP 2001368674A JP 2001368674 A JP2001368674 A JP 2001368674A JP 2003168892 A JP2003168892 A JP 2003168892A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被実装体に対する部品の実装精度を容易且つ
短時間で確認することができる実装精度確認方法及びそ
れに用いる実装精度確認用冶具を提供する。 【解決手段】 実装装置のステージ800上の回路基板
が載置される部位に載置した実装精度確認用冶具1上
に、実装した状態の部品B1,B2の搭載面上に設けた
実装基準ポイントA、Bとの位置と実装精度確認用冶具
1の実装位置確認ポイントP1、P2の位置とを電子顕
微鏡2により認識する。この実装位置認識ポイントP
1、P2と実装基準ポイントA、Bとの位置関係を二次
元測定器3により測定して、回路基板の所定の部品実装
位置に部品B1,B2が正しく実装された場合の実装位
置認識ポイントP1、P2と実装基準ポイントA、Bと
の位置関係とのズレ量を得る。このズレ量をデータよ
り、所定の部品実装位置に各部品B1,B2が正しく実
装されるか否かを、容易且つ短時間で確認することがで
きるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装精度確認方
法、実装方法及び装置、実装精度確認用ジグに関し、例
えば、トレイまたはエキスパンドシート上の部品である
ICチップを、実装ヘッドのピックアップノズル(吸着
ノズル)によりピックアップして、ステージ上に載置さ
れた回路基板や実装基板等の被実装体の所定の部品実装
位置に実装する実装方法及び装置、該実装装置の被実装
体上に実装される部品の実装精度を確認するための実装
精度確認方法、該実装精度確認方法により上記位置精度
を確認する際に使用される実装精度確認用ジグに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、BGA(ボールグリッドアレイ)
や、MCM(マルチチップモジュール)及びCSP(チ
ップサイズパッケージ)に代表されるフリップチップな
どのバンプボンディングによる実装は、ワイヤボンディ
ングによる実装よりも回路基板等の被実装体の小型化が
可能になることから、半導体実装の分野で主流になりつ
つある。
【0003】この種の半導体実装を行う実装装置は、フ
リップチップなどの部品を吸着保持するための複数の吸
着ノズルを有する実装ヘッドを備えている。この実装ヘ
ッドは、XYロボットに搭載されており、このXYロボ
ットの駆動によりX−Y方向に水平移動されるようにな
っている。また、上記実装ヘッドの各吸着ノズルは、Z
軸方向に上下移動され、且つ該Z軸を中心としてθ方向
に回転移動されるようになっている。
【0004】このような実装装置において、部品の実装
が開始されると、まず、該部品の供給を行う部品供給装
置あるいはテープフィーダにより、実装対象となる部品
が、所定のピックアップ部位に送り出される。そして、
上記実装ヘッドが、XYロボットの駆動によりX−Y方
向に水平移動される。この実装ヘッドの移動は、上記各
吸着ノズルが、該ピックアップ部位に送り出された各吸
着ノズルに対応する部品の上方に臨んだ状態で順次停止
される。この各吸着ノズルの部品吸着位置は、NCデー
タとして予めインプットされている。この状態で、各吸
着ノズルがZ軸方向に沿って下降し、該当する部品をそ
れぞれ吸着保持する。
【0005】このようにして、上記各吸着ノズルによ
り、該当する部品がそれぞれ吸着保持されると、上記実
装ヘッドが再び移動して、各吸着ノズルの移動経路に対
向配置されている第1の認識カメラにより、各部品の形
状が連続的に一括認識される。そして、この部品認識し
た第1の認識カメラの中心と、認識した部品の中心との
ズレ量が補正される。この補正量は、上記NCデータに
反映される。
【0006】一方、上記部品が実装される被実装体とし
ての回路基板は、所定の実装部位に臨んだ状態でステー
ジ上に載置される。この状態で、上記実装ヘッドがX−
Y方向に移動し、この実装ヘッドに搭載されている第2
の認識カメラにより、上記ステージ上の実装部位に載置
された回路基板の部品実装位置が認識される。そして、
上記第1の認識カメラと第2の認識カメラとの各認識結
果に基いて、上記各吸着ノズルの移動量が制御される。
【0007】これにより、上記各吸着ノズルに吸着され
た各部品が、上記ステージ上の実装部位に載置された回
路基板の該当する各部品実装位置の上方に臨んだ状態
で、上記実装ヘッドの移動が順次停止される。この状態
で、上記各吸着ノズルがZ軸方向に沿って下降し、各部
品が回路基板の各部品実装位置にそれぞれ搭載される。
このようにして、上記回路基板の各部品実装位置に搭載
された各部品は、リフロー装置によりリフローされて回
路基板上に固定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の実
装装置においては、前述したように、部品認識した第1
の認識カメラの中心と、認識した部品の中心とのズレ量
を補正し、この補正量をNCデータに反映して、上記実
装ヘッドの移動量を制御することで、実装される部品の
実装精度を高めるように構成されている。
【0009】ところが、この種の従来の実装装置におい
ては、上述のようにして実装ヘッドの移動量を制御し
て、被実装体への部品の実装精度を高めるようにして
も、被実装体上の所定の部品実装位置から部品が位置ズ
レして実装されることがあった。このような部品の実装
位置のズレの発生原因の1つは、上記吸着ノズルのZ軸
の傾斜にあると考えられている。すなわち、吸着ノズル
のZ軸に傾きがあると、該吸着ノズルがZ軸に沿って上
下動することにより、該吸着ノズルの先端中心のX−Y
座標が変化する。このため、上記第2の認識カメラによ
り認識して算出した該部品及び被実装体の中心点を示す
計算上のX−Y座標と、上記吸着ノズルの先端中心のX
−Y座標とが正確に一致するように、上記実装ヘッドの
X−Y方向の移動量を制御しても、上記ピックアップ部
位及び上記実装部位での吸着ノズルの上下動によって、
該吸着ノズルの先端中心が位置ズレすることになる。
【0010】このため、このような実装装置では、上記
吸着ノズルにより部品を被実装体の部品実装位置に搭載
する際に、各認識カメラにより認識したX−Y座標デー
タに基づいて、該部品の姿勢や該吸着ノズルの移動量等
を補正して、該部品が被実装体の所定の部品実装位置に
正しく搭載されるように制御しているにも関わらず、被
実装体の所定の部品実装位置から外れた位置に部品が搭
載された状態で実装されて、不良品が発生してしまうこ
とがあった。
【0011】このような不良品の発生を未然に防止する
ためには、被実装体に対して部品が正しく実装されるか
否かを定期的にチェックしながら設備を管理運用して、
被実装体への部品の実装精度を保証する必要がある。し
かしながら、現状では、被実装体に対してBGAやCP
Sなどの部品が精度良く実装されるか否かを事前にチェ
ックするツールや方法が確立されていない。そこで、こ
れまでは、X線により被実装体に対する部品の実装精度
を確認して、設備を管理運用するようにしていた。
【0012】ところが、上述のようなX線を用いた方法
では、上記実装精度の確認に著しく時間を要する。ま
た、このような実装精度の確認作業は、実装される部品
や被実装体の種類を切り替える度に行う必要がある。こ
のため、この種の実装装置は、その立ち上げに多大な時
間が浪費されて設備稼働率が極端に低下し、製品の歩留
まりが非常に悪くなるおそれが高かった。
【0013】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、被実装体に対する部
品の実装精度を容易且つ短時間で確認することができる
実装精度確認方法、該実装精度確認方法により現状の設
備稼働率を最低限維持しながら設備を管理運用して被実
装体への部品の実装精度を保証することができる実装方
法及び装置、上記該実装精度確認方法により被実装体に
対する部品の実装精度を確認する際に用いる実装精度確
認用ジグを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、ピックアップノズルによりピッ
クアップした部品を、ステージ上に載置した被実装体の
所定の部品実装位置に搭載して実装する際の、該被実装
体への該部品の実装精度を確認するための実装精度確認
方法であって、上記ピックアップノズルによりピックア
ップした部品の上記被実装体に対する部品実装位置を特
定するための実装位置認識ポイントを設けた実装精度確
認用ジグを、上記ステージ上の上記被実装体が載置され
る部位に載置し、上記ピックアップノズルによりピック
アップした部品を、上記被実装体への部品実装時と同様
にして上記実装精度確認用ジグ上に搭載して固定した状
態で、該実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイントの
位置と、上記実装精度確認用ジグ上に搭載して固定した
部品の搭載面上に設けた実装基準ポイントとの位置とを
認識手段より認識し、該認識手段により認識した該実装
精度確認用ジグの実装位置認識ポイントと該部品の実装
基準ポイントとの位置関係を二次元測定器により測定
し、該二次元測定器により測定した実装位置認識ポイン
トと実装基準ポイントとの位置関係と、上記被実装体の
所定の部品実装位置に上記部品が正しく実装された場合
の該実装位置認識ポイントと実装基準ポイントとの位置
関係とのズレ量の大きさにより、上記被実装体への上記
部品の実装精度を確認することを特徴とするものであ
る。
【0015】この実装精度確認方法においては、まず、
上記実装精度確認用ジグを、上記ステージ上の上記被実
装体が載置される部位に載置する。次いで、この実装精
度確認用ジグ上に、上記ピックアップノズルによりピッ
クアップした部品を、上記被実装体に対して部品を搭載
する時と同様にして搭載して固定する。この状態で、該
実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイントの位置と、
上記実装精度確認用ジグ上に搭載して固定した部品の搭
載面上に設けた実装基準ポイントとの位置とを認識手段
より認識する。そして、上記二次元測定器により、該認
識手段により認識した該実装精度確認用ジグの実装位置
認識ポイントと該部品の実装基準ポイントとの位置関係
を測定する。この二次元測定器により測定した実装位置
認識ポイントと実装基準ポイントとの位置関係と、上記
被実装体の所定の部品実装位置に上記部品が正しく実装
された場合の該実装位置認識ポイントと実装基準ポイン
トとの位置関係とのズレ量の大きさにより、上記被実装
体への上記部品の実装精度を確認する。ここで、上記部
品の搭載面上の実装基準ポイントは、上記被実装体に実
装される部品の種類に応じて予め設けられたもので、例
えば、該部品の搭載面に設けた凹部(座ぐり部)で形成
される。また、上記認識手段により認識される実装精度
確認用ジグの実装位置認識ポイントと部品の実装基準ポ
イントとの位置とは、各ポイントの中心座標である。従
って、上記被実装体の所定の部品実装位置に上記部品が
正しく搭載されて実装された場合の該実装位置認識ポイ
ントと実装基準ポイントとの位置関係と、上記二次元測
定器により測定した該実装位置認識ポイントと実装基準
ポイントとの位置関係とを比較することにより、上記実
装精度確認用ジグの所定の部品実装位置に上記部品が正
しく搭載されているか否かを確認することができる。こ
のような確認作業を被実装体への部品の実装に先立って
行うことにより、実際の部品実装時において被実装体の
所定の部品実装位置に部品が正しく搭載されて実装され
るか否かを、容易且つ短時間で確認することができるよ
うになる。
【0016】請求項2の発明は、請求項2の実装精度確
認方法において、上記部品は、上記被実装体としての回
路基板にバンプにより実装される電子部品からなり、上
記二次元測定器により測定する上記実装基準ポイント
を、該電子部品のバンプとしたことを特徴とするもので
ある。
【0017】上記電子部品を被実装体の部品実装位置に
位置決めして搭載する方法の1つとして、該電子部品の
パッケージの形状や、該パッケージに設けた凹部や印刷
ポイントなどの実装基準ポイントを認識して、被実装体
に対する電子部品の搭載位置を特定する方法が知られて
いる。しかし、この種の電子部品のパッケージの寸法は
必ずしも一定ではなく、同一種類のものであっても、メ
ーカーや製造ロットの違いにより多少異なっている。こ
れに対し、この種の電子部品のバンプは、メーカーや製
造ロットの違いに関係なく、所定の位置に形成されてい
る。従って、この種の電子部品は、そのパッケージに設
けた実装基準ポイントとバンプとが必ずしも所定の位置
関係をなしていない。このため、上記方法では、電子部
品のパッケージに対してバンプ位置が位置ズレしている
と、被実装体の部品実装位置に対して電子部品のバンプ
が正確に位置決めされて実装されなくなる。本請求項の
実装精度確認方法においては、上記電子部品のバンプを
実装基準ポイントとして認識して、被実装体に対する電
子部品の搭載位置が特定される。この電子部品のバンプ
は、上述のように、実装される電子部品の種類に応じて
予め設計された極めて正確な位置に設けられており、同
一種類のものであれば、上記パッケージのようにメーカ
ーや製造ロットの違いによって異なるといったことがな
い。従って、この実装精度確認方法においては、このよ
うなバンプを実装基準ポイントとして、上記二次元測定
器により該実装位置認識ポイントと実装基準ポイントと
の位置関係が測定されるので、実際の部品実装時におい
て被実装体の所定の部品実装位置に部品が正しく搭載さ
れるか否かを、予め確実且つ正確に確認することができ
るようになる。
【0018】請求項3の発明は、ピックアップノズルに
よりピックアップした部品を、ステージ上に載置した被
実装体の所定の部品実装位置に搭載して実装する実装方
法であって、上記ピックアップノズルによりピックアッ
プした部品の上記被実装体に対する部品実装位置を特定
するための実装位置認識ポイントを設けた実装精度確認
用ジグを、上記ステージ上の上記被実装体が載置される
部位に載置し、上記ピックアップノズルによりピックア
ップした部品を、上記被実装体への部品実装時と同様に
して上記実装精度確認用ジグ上に搭載して固定した状態
で、該実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイントの位
置と該部品の搭載面上に設けた実装基準ポイントとの位
置とを認識手段より認識し、該認識手段により認識した
該実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイントと該部品
の実装基準ポイントとの位置関係を二次元測定器により
測定し、該二次元測定器により測定した実装位置認識ポ
イントと実装基準ポイントとの位置関係と、上記被実装
体の所定の部品実装位置に上記部品が正しく実装された
場合の該実装位置認識ポイントと実装基準ポイントとの
位置関係とのズレ量が、上記被実装体への上記部品の実
装精度の許容誤差範囲内のズレ量であることを確認した
後に、上記被実装体への部品の実装を開始することを特
徴とするものである。
【0019】請求項4の発明は、部品をピックアップす
るピックアップノズルと、該部品が搭載される被実装体
を載置するステージと、該ピックアップノズルにより該
当する部品をピックアップするピックアップ部位と上記
ステージ上に載置された被実装体に該部品を実装する実
装部位との間で上記ピックアップノズルを往復移動させ
るノズル移動手段と、上記ピックアップ部位でピックア
ップした部品の形状を認識するための第1の認識手段
と、上記ステージ上の実装部位に載置された被実装体の
部品実装位置を認識するための第2の認識手段と、該第
1の認識手段と第2の認識手段との各認識結果に基いて
上記被実装体の所定の部品実装位置に該当する部品を搭
載するように上記ピックアップノズルの移動量を制御す
るノズル移動量制御手段とを備えた実装装置において、
上記ピックアップノズルによりピックアップした部品の
上記被実装体に対する部品実装位置を特定するための実
装位置認識ポイントを設けた実装精度確認用ジグを、上
記ステージ上の上記被実装体が載置される部位に載置
し、該ピックアップノズルによりピックアップした部品
を、被実装体への部品実装時と同様にして該実装精度確
認用ジグ上に搭載して固定した状態で、該実装精度確認
用ジグの実装位置認識ポイントの位置と、該実装精度確
認用ジグ上に搭載して固定した部品の搭載面上に設けた
実装基準ポイントとの位置とを認識する第3の認識手段
と、該第3の認識手段より認識した該実装精度確認用ジ
グの実装位置認識ポイントと該部品の実装基準ポイント
との位置関係を測定する二次元測定器と、を有すること
を特徴とするものである。
【0020】この実装方法及び実装装置においては、ま
ず、上記実装精度確認用ジグを、上記ステージ上の上記
被実装体が載置される部位に載置する。次いで、この実
装精度確認用ジグ上に、上記ピックアップノズルにより
ピックアップした部品を、上記被実装体に対して部品を
搭載する時と同様にして搭載して固定する。この状態
で、該実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイントの位
置と、上記実装精度確認用ジグ上に搭載して固定した部
品の搭載面上に設けた実装基準ポイントとの位置とを認
識手段より認識する。そして、上記二次元測定器によ
り、該認識手段により認識した該実装精度確認用ジグの
実装位置認識ポイントと該部品の実装基準ポイントとの
位置関係を測定する。この二次元測定器により測定した
実装位置認識ポイントと実装基準ポイントとの位置関係
と、上記被実装体の所定の部品実装位置に上記部品が正
しく実装された場合の該実装位置認識ポイントと実装基
準ポイントとの位置関係とのズレ量の大きさから、上記
被実装体への上記部品の実装精度を確認することができ
るようになり、被実装体への部品の実装を開始する前
に、不良品が発生する虞があるか否かを事前に予測でき
るようになる。そして、例えば、上記ズレ量が上記許容
誤差範囲内のズレ量である場合にのみ被実装体への部品
の実装を開始し、該ズレ量が上記許容誤差範囲外のズレ
量である場合に被実装体への部品の実装を取り止めるよ
うに、現状の設備稼働率を最低限維持しながら設備を管
理運用することによって、被実装体への部品の実装精度
を保証することができるようになる。
【0021】請求項5の発明は、ピックアップノズルに
よりピックアップした部品を、ステージ上に載置した被
実装体の所定の部品実装位置に搭載して実装する際の、
該被実装体への該部品の実装精度を確認する際に使用さ
れる実装精度確認用ジグであって、上記ピックアップノ
ズルによりピックアップした部品の上記被実装体に対す
る部品実装位置を特定するための実装位置認識ポイント
が設けられており、上記ステージ上の上記被実装体が載
置される部位に載置され、且つ上記ピックアップノズル
によりピックアップされた部品が被実装体への部品実装
時と同様にして搭載して固定された状態で、該部品の搭
載面上に設けた実装基準ポイントを透視できる構成を有
していることを特徴とするものである。
【0022】この実装精度確認用ジグは、請求項1で述
べたように、上記ステージ上の上記被実装体が載置され
る被実装体載置部位に載置される。そして、この実装精
度確認用ジグ上に、上記ピックアップノズルによりピッ
クアップした部品が、上記被実装体に対して部品を実装
する時と同様にして搭載して固定される。この状態で、
該実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイントの位置
と、該実装精度確認用ジグ上に搭載して固定した部品の
搭載面上に設けた実装基準ポイントとの位置とが認識手
段より認識される。そして、該認識手段により認識した
該実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイントと該部品
の実装基準ポイントとの位置関係が二次元測定器により
測定される。この二次元測定器により測定した実装位置
認識ポイントと実装基準ポイントとの位置関係から、上
記被実装体の所定の部品実装位置に上記部品が正しく実
装された場合の該実装位置認識ポイントと実装基準ポイ
ントとの位置関係に対するズレ量の大きさを知ることが
できる。このように、この実装精度確認用ジグを使用す
ることにより、上記被実装体への上記部品の実装精度を
容易且つ短時間で確認することができるようになる。こ
の実装精度確認用ジグは、例えば、透明なアクリル板よ
って構成することができる。
【0023】請求項6の発明は、請求項5の実装精度確
認用ジグにおいて、上記実装位置認識ポイントが、SU
Sからなる平板に穿った貫通孔により形成され、且つ上
記部品を上記被実装体への部品実装時と同様にして搭載
して固定した状態で、該部品の搭載面上に設けた実装基
準ポイントを露呈する開口を有していることを特徴とす
るものである。
【0024】ところで、上記認識手段による上記実装位
置認識ポイントと実装基準ポイントとの認識、及び上記
二次元測定器による該実装位置認識ポイントの位置と実
装基準ポイントの位置との測定は、上述したように、上
記ステージに載置された実装精度確認用ジグ上に部品が
搭載して固定されている状態で行われる。従って、該認
識手段による各ポイントの認識、及び該二次元測定器に
よる各ポイント位置の測定は、該実装精度確認用ジグの
部品が搭載・固定されている面(表面)と反対側の、該
実装精度確認用ジグの裏面側から行う必要がある。その
ため、この実装精度確認用ジグは、該部品の搭載面上の
実装基準ポイントを透視することができるように構成さ
れている。しかしながら、上述のような透明なアクリル
板に上記実装位置認識ポイントを設けた構成の実装精度
確認用ジグは、使用環境の熱の影響による伸縮や変形が
大きく、該実装位置認識ポイントの位置ズレが発生し易
い。この実装精度確認用ジグの実装位置認識ポイント
は、上述したように、上記ピックアップノズルによりピ
ックアップした部品を上記被実装体に実装する際の指標
となるポイントである。従って、この実装位置認識ポイ
ントの位置にズレが発生すると、上記実装精度確認用ジ
グの所定の部品実装位置に上記部品が正しく搭載された
としても、実際の部品実装時において被実装体の所定の
部品実装位置に部品が正しく搭載されなくなることがあ
る。また、上記実装位置認識ポイントは、例えば、直径
1mm±0.05という極めて小さな点で形成される。
このような実装位置認識ポイントを上記透明なアクリル
板上に直接形成することは極めて難しい。そこで、上記
アクリル板からなる実装精度確認用ジグにおいては、ま
ず、該アクリル板上に比較的大きな正方形の白色下地部
を形成し、この白色下地部の上に該実装位置認識ポイン
トを形成するようにしていた。しかし、このように、白
色下地部の上に該実装位置認識ポイントを形成した場合
には、この実装位置認識ポイントを該アクリル板の裏側
から認識することができなくなる。このため、このよう
なアクリル板からなる実装精度確認用ジグを使用する場
合には、上記認識手段によって上記実装位置認識ポイン
トの位置と実装基準ポイントの位置との認識を行う際
に、該実装位置認識ポイントの認識を実装精度確認用ジ
グの表面側から行い、該実装基準ポイントの認識を該実
装精度確認用ジグの裏面側から行う必要があり、該認識
作業に手間がかかる不具合があった。これに対し、本請
求項の実装精度確認用ジグは、上記実装位置認識ポイン
トが、SUSからなる平板に穿った貫通孔により形成さ
れている。このSUSからなる実装精度確認用ジグは、
上記アクリル板からなる実装精度確認用ジグに比較し
て、使用環境の熱の影響による伸縮や変形が少なく、上
記実装位置認識ポイントの熱影響による位置ズレが、該
実装位置認識ポイントの直径の誤差範囲に収まる程度と
なる。また、本請求項の実装精度確認用ジグは、その実
装位置認識ポイントが貫通孔により形成され、且つ上記
部品の搭載面上の実装基準ポイントが上記開口から露呈
されるので、上記認識手段による各ポイントの位置の認
識を、該実装精度確認用ジグの裏面側から一括して行う
ことができ、該認識作業に手間がかかることがなくな
る。
【0025】請求項7の発明は、請求項5の実装精度確
認用ジグにおいて、上記実装位置認識ポイントが、透明
なガラス板に蒸着した蒸着体により形成されていること
を特徴とするものである。
【0026】この実装精度確認用ジグにおいては、上記
実装位置認識ポイントが透明なガラス板に蒸着した蒸着
体により形成されているので、請求項6のSUSの平板
からなる実装精度確認用ジグの場合と同様に、使用環境
の熱の影響による伸縮や変形が少なく、上記実装位置認
識ポイントの熱影響による位置ズレが、該実装位置認識
ポイントの直径の誤差範囲に収まる程度となる。また、
本請求項の実装精度確認用ジグは、透明なガラス板で構
成されているので、上記SUSの平板からなる実装精度
確認用ジグのように、上記部品の搭載面上の実装ポイン
トを露呈するための開口を設ける必要がなく比較的安価
に構成できる。更に、透明なガラス板で構成することに
より、上記実装位置認識ポイントを蒸着体により直接形
成できるようになるので、上記アクリル板からなる実装
精度確認用ジグのように、該アクリル板上に上記実装位
置認識ポイントの白色下地部を形成する必要がなくな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、BGA(ボール
バンプアレイ)や、MCM(マルチチップモジュール)
及びCSP(チップサイズパッケージ)などのフリップ
チップを実装するための実装装置に適用した実施形態に
ついて説明する。図1に、上記実装装置の一例を示す。
この実装装置100は、フリップチップなどの部品を吸
着保持するための複数(本例では4個)の吸着ノズル2
01,202,203,204を有する実装ヘッド20
0を備えている。実装ヘッド200は、XYロボット3
00に搭載されており、このXYロボット300の駆動
によりXY方向に水平移動される。また、実装ヘッド2
00の各吸着ノズル201,202,203,204
は、図示しないシリンダの駆動によりZ軸方向に上下移
動され、且つ図示しないサーボモータの駆動によりZ軸
を中心としてθ方向に回転移動される(図2参照)。
【0028】図1において、部品の実装が開始される
と、まず、実装装置100の背面側に配設されている部
品供給装置400、あるいは実装装置100の前面側に
配設されているテープフィーダ500により、実装対象
となる部品が、所定のピックアップ部位に送り出され
る。そして、実装ヘッド200が、XYロボット300
の駆動によりXY方向に水平移動される。この実装ヘッ
ド200の移動は、各吸着ノズル201,202,20
3,204が、該ピックアップ部位に送り出された各吸
着ノズルに対応する部品の上方に臨んだ状態で順次停止
される。この各吸着ノズル201,202,203,2
04の部品吸着位置は、NCデータとして予めインプッ
トされている。この状態で、各吸着ノズル201,20
2,203,204がZ軸方向に沿って下降し、該当す
る部品をそれぞれ吸着保持する。
【0029】このようにして、各吸着ノズル201,2
02,203,204により、該当する部品B1,B
2,B3,B4がそれぞれ吸着保持されると、図2に示
すように、実装ヘッド200が再び移動して、各吸着ノ
ズル201,202,203,204の移動経路に対向
配置されている第1の認識カメラ600Aにより、各部
品B1,B2,B3,B4の形状が連続的に一括認識さ
れる。そして、この第1の認識カメラ600Aの中心
と、認識した各部品B1,B2,B3,B4の中心のズ
レ量が補正される。この補正量は、上記NCデータに反
映される。
【0030】一方、上記部品が実装される被実装体とし
ての回路基板700は、コンベアーの駆動により搬送さ
れ、所定の実装部位に臨んだ状態で、ステージ800上
に載置される。この状態で、上記実装ヘッド200がX
Y方向に移動し、この実装ヘッド200に搭載されてい
る第2の認識カメラ600Bにより、ステージ800上
の実装部位に載置された回路基板700の部品実装位置
が認識される。そして、上記第1の認識カメラ600A
と第2の認識カメラ600Bとの各認識結果に基いて、
図示しない位置決めコントローラ、サーボドライバ、及
びサーボモータ等からなるノズル移動量制御手段によ
り、各吸着ノズル201,202,203,204の移
動量が制御される。
【0031】これにより、各吸着ノズル201,20
2,203,204に吸着された各部品B1,B2,B
3,B4が、ステージ800上の実装部位に載置された
回路基板700の該当する各部品実装位置の上方に臨ん
だ状態で、実装ヘッド200の移動が順次停止される。
この状態で、各吸着ノズルがZ軸方向に沿って下降し、
各部品がB1,B2,B3,B4が、回路基板700の
各部品実装位置にそれぞれ搭載される。このようにし
て、回路基板700の各部品実装位置に搭載された各部
品B1,B2,B3,B4は、上記コンベアーの駆動に
より図示しないリフロー装置に搬送されてリフローされ
ることによって、回路基板700上に固定される。
【0032】ところで、上述のような構成の実装装置1
00においては、上述のように、部品認識した第1の認
識カメラ600Aの中心と、認識した部品の中心とのズ
レ量を補正し、この補正量をNCデータに反映して、上
記実装ヘッド200の移動量を制御することで、実装さ
れる部品の実装精度を高めるように構成されている。回
路基板700上に実装される部品の実装精度を高めるよ
うにしている。ところが、このようにして回路基板70
0への部品の実装精度を高めるようにしても、前述した
ような吸着ノズル201,202,203,204のZ
軸の傾斜などが原因となって、ピックアップされた部品
が回路基板700の所定の部品実装位置から位置ズレし
て実装されることがあった。
【0033】このような回路基板700への部品実装時
における部品の位置ズレによる不良品の発生を未然に防
止するために、これまでは、X線により回路基板700
に対する部品の実装精度を定期的にチェックしながら設
備を管理運用して、回路基板700への部品の実装精度
を保証するようにしていた。しかし、このようなX線を
用いた方法では、上記実装精度の確認に著しく時間を要
し、また、実装される部品や回路基板700の種類を切
り替える度に上記チェックを行う必要があるため、実装
装置100の立ち上げに多大な時間が浪費されて設備稼
働率が極端に低下し、製品の歩留まりが非常に悪くなる
おそれが高かった。
【0034】本発明は、上記課題を解決する実装精度確
認方法を提案するもので、回路基板700に対する部品
の実装精度を、実装精度確認用ジグを用いて確認するよ
うにしたものである。図3に、この実装精度確認方法に
用いる実装精度確認用ジグの一例を示す。図3に示す実
装精度確認用ジグ1は、透明なアクリル板で構成されて
おり、この実装精度確認用ジグ1の表面には、上記吸着
ノズル201,202によりピックアップした確認対象
としての部品B1,B2の回路基板700に対する部品
実装位置を特定するための実装位置確認ポイントP1、
P2が形成されている。
【0035】本発明の実装精度確認方法においては、ま
ず、上記実装装置100のステージ800上の回路基板
700が載置される部位に、上述した実装精度確認用ジ
グ1を載置する。次いで、この実装精度確認用ジグ1上
に、吸着ノズル201,202によりピックアップした
確認対象としての部品B1,B2を、回路基板700に
対して該部品を搭載する時と同様にして搭載して固定す
る。ここで、実装精度確認用ジグ1上に各部品を搭載し
て固定するために、実装精度確認用ジグ1の表面に対向
する各部品B1,B2の搭載面に、予め両面テープを添
付しておく。
【0036】このように、実装精度確認用ジグ1上に各
部品B1,B2を搭載して固定した状態で、図4に示す
ように、実装精度確認用ジグ1の実装位置認識ポイント
P1、P2の位置と、実装精度確認用ジグ1上に搭載し
て固定した各部品B1,B2の搭載面上に設けた実装基
準ポイントA、Bとの位置とを、認識手段としての電子
顕微鏡2により認識する。この電子顕微鏡2による各ポ
イント位置の認識は、実装精度確認用ジグ1が実装装置
100のステージ800上に載置されているため、実装
精度確認用ジグ1の上方側から行う必要がある。ここ
で、実装精度確認用ジグ1の表面に形成されている実装
位置認識ポイントP1、P2の電子顕微鏡2による位置
認識は、図4(a)に示すように、各部品B1,B2が
固定された状態で、実装精度確認用ジグ1の表面側から
行うことができる。しかし、各部品B1,B2の搭載面
上に設けられている実装基準ポイントA、Bの位置は、
各部品B1,B2が固定された状態で、実装精度確認用
ジグ1の背面側から透視して認識する必要がある。そこ
で、この各部品B1,B2の搭載面上に設けられている
実装基準ポイントA、Bの電子顕微鏡2による位置認識
は、図4(b)に示すように、実装精度確認用ジグ1の
表面に各部品B1,B2が固定された状態で、実装精度
確認用ジグ1の表裏を反転した状態で行うようにする。
このとき、ステージ800上に表裏反転して載置した実
装精度確認用ジグ1が、各部品の形状等に違いにより傾
斜する虞がある場合には、ステージ800と実装精度確
認用ジグ1との間にスペーサ(図示せず)を配置するよ
うにする。
【0037】そして、電子顕微鏡2により認識した実装
精度確認用ジグ1の実装位置認識ポイントP1、P2
と、各部品B1,B2の実装基準ポイントA、Bとの位
置関係を、二次元測定器3により測定する。この二次元
測定器3としては、例えば、(株)TOPCON(トプ
コン)社製の万能工具顕微鏡(TUM−220ES)を
用いることができる。本例の二次元測定器3は、電子顕
微鏡2により認識した各部品B1,B2の実装基準ポイ
ントA、Bの座標を原点(0,0)とする、実装精度確
認用ジグ1の実装位置認識ポイントP1、P2の座標
(X,Y)を測定するように構成されている。次いで、
この二次元測定器3により測定した実装位置認識ポイン
トP1、P2と実装基準ポイントA、Bとの位置関係
と、上記回路基板700の所定の部品実装位置にこれら
の部品B1,B2が正しく実装された場合の実装位置認
識ポイントP1、P2と実装基準ポイントA、Bとの位
置関係とのズレ量を、PC(パーソナルコンピュータ)
4により演算する。そして、このPC4の演算結果を、
プリンタ5によりグラフ化して出力する。ここで、各部
品B1,B2の搭載面上の実装基準ポイントA、Bは、
例えば、回路基板700に実装される部品のパッケージ
に予め設けた凹部(座ぐり部)を用いることができる。
また、実装精度確認用ジグ1の実装位置認識ポイントP
1、P2と、部品B1,B2の実装基準ポイントA、B
との、電子顕微鏡2による認識位置は、各ポイントの中
心座標とする。
【0038】このようにして、二次元測定器3により測
定した実装位置認識ポイントP1、P2と、実装基準ポ
イントA、Bとの位置関係と、上記回路基板700の所
定の部品実装位置にこれらの部品B1,B2が正しく実
装された場合の実装位置認識ポイントP1、P2と実装
基準ポイントA、Bとの位置関係とのズレ量をグラフ化
して比較することにより、実装精度確認用ジグ1の所定
の部品実装位置に各部品B1,B2が正しく搭載されて
いるか否かを、容易且つ短時間で確認することができる
ようになる。従って、このような確認作業を回路基板7
00への各部品B1,B2の実装に先立って行うことに
より、実際の部品実装時において回路基板700の所定
の部品実装位置に各部品B1,B2が正しく搭載されて
実装されるか否かを、容易且つ短時間で確認することが
できるようになる。なお、この方法により、他の部品B
3,B4の実装精度も容易且つ短時間で確認できること
はいうまでもない。
【0039】ところで、回路基板700に実装される各
部品B1,B2,B3,B4のパッケージの寸法は、必
ずしも一定ではなく、同一種類のものであっても、メー
カーや製造ロットの違いにより多少異なっている。これ
に対し、各部品B1,B2,B3,B4のバンプは、メ
ーカーや製造ロットの違いに関係なく、所定の位置に形
成されている。このため、上述のように、各部品B1,
B2,B3,B4のパッケージに設けた凹部(座ぐり
部)を実装基準ポイントA、Bとして実装精度の確認を
行った場合には、実装基準ポイントA、Bとバンプ位置
とに位置ズレがあると、回路基板700の部品実装位置
に対して各部品のバンプが正確に位置決めされて実装さ
れなくなる。
【0040】そこで、上記実装精度確認方法において
は、各部品B1,B2,B3,B4のバンプを実装基準
ポイントとして、回路基板700に対する各部品の搭載
位置を特定するようにすることが好ましい。この各部品
のバンプは、上述のように、実装される部品の種類に応
じて予め設計された極めて正確な位置に設けられてお
り、同一種類のものであれば、上記パッケージのように
メーカーや製造ロットの違いによって異なるといったこ
とがない。従って、このバンプを実装基準ポイントとし
て、上記二次元測定器3により実装位置認識ポイントと
実装基準ポイントとの位置関係を測定することにより、
実際の部品実装時において回路基板700の所定の部品
実装位置に各部品が正しく搭載されるか否かを、予め確
実且つ正確に確認することができるようになる。
【0041】上述のように、二次元測定器3により測定
した実装位置認識ポイントP1、P2と実装基準ポイン
トA、Bとの位置関係と、上記回路基板700の所定の
部品実装位置にこれらの部品B1,B2が正しく実装さ
れた場合の実装位置認識ポイントP1、P2と実装基準
ポイントA、Bとの位置関係とのズレ量を確認すること
で、回路基板700への各部品B1,B2,B3,B4
の実装を開始する前に、不良品が発生する虞があるか否
かを事前に予測できるようになる。そこで、例えば、上
記ズレ量が許容誤差範囲内のズレ量である場合には回路
基板700への各部品の実装を開始し、該ズレ量が許容
誤差範囲外のズレ量である場合には回路基板700への
各部品の実装を取り止めるようにする。このように、現
状の設備稼働率を最低限維持しながら設備を管理運用す
ることによって、回路基板700への各部品の実装精度
を保証することができるようになる。
【0042】ところで、上記実装精度確認方法では、上
述したように、各部品B1,B2の搭載面上に設けられ
ている実装基準ポイントA、Bの位置を、各部品B1,
B2が固定された状態で、実装精度確認用ジグ1の背面
側から透視して認識する必要がある。そこで、この実装
精度確認方法では、実装精度確認用ジグ1を透明なアク
リル板などで構成していた。しかしながら、このような
透明なアクリル板に実装位置認識ポイントP1、P2を
設けた構成の実装精度確認用ジグ1は、使用環境の熱の
影響による伸縮や変形が大きく、実装位置認識ポイント
P1、P2の位置ズレが発生し易い。この実装精度確認
用ジグ1の実装位置認識ポイントP1、P2は、上記吸
着ノズルによりピックアップした部品を回路基板700
に実装する際の指標となるポイントである。従って、こ
の実装位置認識ポイントP1、P2の位置にズレが発生
すると、実装精度確認用ジグ1の所定の部品実装位置に
各部品が正しく搭載されたとしても、実際の部品実装時
において回路基板700の所定の部品実装位置に部品が
正しく搭載されなくなることがある。
【0043】また、上記実装位置認識ポイントP1、P
2は、例えば、直径1mm±0.005という極めて小
さな点で形成される。このような実装位置認識ポイント
P1、P2を透明なアクリル板上に直接形成することは
極めて難しい。そこで、このアクリル板からなる実装精
度確認用ジグ1においては、図1に示すように、まず、
該アクリル板上に比較的大きな正方形の白色下地部6を
形成し、この白色下地部6の上に実装位置認識ポイント
P1、P2を形成するようにしていた。しかし、このよ
うに、白色下地部6の上に実装位置認識ポイントP1、
P2を形成した場合には、この実装位置認識ポイントP
1、P2をアクリル板を透視して実装精度確認用ジグ1
の裏側から認識することができなくなる。このため、こ
のようなアクリル板からなる実装精度確認用ジグ1を使
用する場合には、図4(a)に示したように、実装位置
認識ポイントP1、P2の認識を実装精度確認用ジグ1
の表面側から行い、図4(b)に示したように、実装基
準ポイントA、Bの認識を実装精度確認用ジグ1の裏面
側から行う必要があり、各ポイントの認識作業に手間が
かかる。
【0044】図5に、このような実装精度確認用ジグ1
の不具合を解消した実装精度確認用ジグ10の一例を示
す。この実装精度確認用ジグ10は、各部品の実装中心
に対応する複数の実装位置認識ポイントPが、SUS
(ステンレススチール)からなる平板に穿った小さな貫
通孔により形成されている。また、この実装精度確認用
ジグ10に形成された各実装位置認識ポイントPの周り
には、各実装位置認識ポイントPを実装中心として実装
精度確認用ジグ10上に固定された各部品の搭載面上の
四隅に位置する各バンプb1、b2、b3、b4を露呈
するための比較的大きな開口11、12,13、14が
形成されている。図6に、実装精度の確認対象となる1
つの部品の実装中心に対応する実装位置認識ポイントP
と、この部品の搭載面上の四隅に位置する各バンプb
1、b2、b3、b4を露呈する各開口11、12,1
3、14との拡大図を示す。
【0045】この実装精度確認用ジグ10を用いた各部
品の実装精度確認は、次のようにして行われる。まず、
上記実装装置100のステージ800上の回路基板70
0が載置される部位に、上述した実装精度確認用ジグ1
0を載置する。次いで、図7に示すように、この実装精
度確認用ジグ10上に、吸着ノズル201,202によ
りピックアップした確認対象としての各部品B1〜B1
2を、回路基板700に対して該部品を搭載する時と同
様にして、各部品B1〜B12の実装中心が各実装位置
認識ポイントPに一致するように搭載して固定する。こ
の実装精度確認用ジグ10上への各部品の固定は、各部
品B1〜B12の搭載面に予め添付した両面テープによ
り行う。
【0046】このようにして、実装精度確認用ジグ10
上に各部品B1〜B12を搭載して固定した状態で、図
4に示した前記実装精度確認方法の場合と同様に、実装
精度確認用ジグ10の各実装位置認識ポイントPの位置
と、実装精度確認用ジグ10上に搭載して固定した各部
品B1〜B12の実装基準ポイントとしての四隅の各バ
ンプb1、b2、b3、b4の位置とを、認識手段とし
ての電子顕微鏡2により認識する。この電子顕微鏡2に
よる各ポイント位置の認識は、前述したように、実装精
度確認用ジグ1が実装装置100のステージ800上に
載置されているため、実装精度確認用ジグ1の上方側か
ら行う。
【0047】ここで、図1に示した実装精度確認用ジグ
1を用いる場合には、その電子顕微鏡2による各実装位
置認識ポイントの位置認識を、図4(a)に示したよう
に、実装精度確認用ジグ1の表面側から行い、各部品の
搭載面上に設けられている実装基準ポイントの位置認識
を、図4(b)に示したように、実装精度確認用ジグ1
の表裏を反転した状態で行う必要があり手間がかかる。
これに対し、このSUSからなる実装精度確認用ジグ1
0を用いた場合には、その各実装位置認識ポイントPが
貫通孔で形成されているので、電子顕微鏡2による各実
装位置認識ポイントPの位置認識と、各部品B1〜B1
2の実装基準ポイントである四隅の各バンプb1、b
2、b3、b4の位置認識とを、実装精度確認用ジグ1
0の裏面側から一括して行うことができるようになり、
該認識作業に手間がかかることがなくなる。また、この
実装精度確認用ジグ10は、上記アクリル板からなる実
装精度確認用ジグ1に比較して、使用環境の熱の影響に
よる伸縮や変形が少なく、その各実装位置認識ポイント
Pの熱影響による位置ズレが、各実装位置認識ポイント
Pを形成している貫通孔の直径の誤差範囲に収まる程度
となる。
【0048】次に、電子顕微鏡2により認識した実装精
度確認用ジグ10の各実装位置認識ポイントPと、実装
精度確認用ジグ10の各開口11,12,13,14を
通して露呈された各部品B1〜B12の実装基準ポイン
トである四隅の各バンプb1、b2、b3、b4との位
置関係を、二次元測定器3により測定する。そして、こ
の二次元測定器3により測定した各実装位置認識ポイン
トPを原点とする各部品B1〜B12の各バンプb1、
b2、b3、b4の位置座標の、上記回路基板700の
所定の部品実装位置にこれらの部品B1〜B12が正し
く実装された場合の各実装位置認識ポイントPを原点と
する各部品B1〜B12の各バンプb1、b2、b3、
b4の位置座標に対するズレ量を、PC(パーソナルコ
ンピュータ)4により演算する。そして、このPC4の
演算結果を、プリンタ5によりグラフ化して出力する。
【0049】ここで、各実装位置認識ポイントPを原点
とする各部品B1〜B12の各バンプb1、b2、b
3、b4の位置座標のズレ量には、図8に示すような、
各バンプb1、b2、b3、b4の実装中心線に対する
実装指令座標のX軸方向のズレ量と、図9に示すよう
な、各バンプb1、b2、b3、b4の実装中心線に対
する実装指令座標のY軸方向のズレ量とがある。図10
(a)、(b)、(c)、(d)に、各部品B1〜B1
2の各バンプb1、b2、b4、b3の、実装角度が0
度の場合のX軸方向座標のズレ量のグラフを示す。ま
た、図11(a)、(b)、(c)、(d)に、各部品
B1〜B12の各バンプb1、b2、b4、b3の、実
装角度が0度の場合のY軸方向座標のズレ量のグラフを
示す。さらに、図12(a)、(b)、(c)、(d)
に、各部品B1〜B12の各バンプb1、b2、b4、
b3の、実装角度が180度の場合のX軸方向座標のズ
レ量のグラフを示す。また、図13(a)、(b)、
(c)、(d)に、各部品B1〜B12の各バンプb
1、b2、b4、b3の、実装角度が180度の場合の
Y軸方向座標のズレ量のグラフを示す。
【0050】これらの各グラフは、上記ズレ量を白抜き
の角柱で示たもので、各角柱の上部の辺aが測定値の最
大値、各角柱の下部の辺bが測定値の最小値、各角柱の
中心を上下に貫く棒線cが測定値からの標準偏差(±3
σ;ただし簡便型標準偏差計算式による)を表している
(図12(a)参照)。また、図10乃至図13に示す
各グラフは、ズレ量が「0」の横軸を境に、上方のプラ
ス領域と、下方のマイナス領域とに分けられており、簡
単に各バンプb1、b2、b3、b4毎の実装位置が判
るようになっている。つまり、各グラフのプラス領域
は、図8及び図9において、各バンプb1、b2、b
3、b4の中心が、実装指令座標の外側の位置に実装さ
れていることを示し、各グラフのマイナス領域は、図8
及び図9において、各バンプb1、b2、b3、b4の
中心が、実装指令座標の内側の位置に実装されているこ
とを示すようになっている。
【0051】例えば、図8において、バンプb1の実装
位置がマイナス領域に入った場合には、図14に示すよ
うに、このバンプb1のX軸方向座標のズレ量を示す角
柱がマイナス領域に入っているグラフが出力される。従
って、この図14のグラフから、確認対象となる部品の
バンプb1の実際の実装位置が、実装指令位置よりも−
αmmズレた位置に実装されることを知ることができ
る。逆に、図8において、バンプb1の実装位置がプラ
ス領域に入った場合には、このバンプb1のX軸方向座
標のズレ量を示す角柱がプラス領域に入っているグラフ
が出力され、確認対象となる部品のバンプb1の実際の
実装位置が、実装指令位置よりも+αmmズレた位置に
実装されることを、このグラフから知ることができる。
同様に、図9において、バンプb1の実装位置がプラス
領域に入った場合には、図15に示すように、このバン
プb1のY軸方向座標のズレ量を示す角柱がマイナス領
域に入っているグラフが出力される。そして、この図1
5のグラフから、確認対象となる部品のバンプb1の実
際の実装位置が、実装指令位置よりも+αmmズレた位
置に実装されることを知ることができる。逆に、図9に
おいて、バンプb1の実装位置がマイナス領域に入った
場合には、このバンプb1のY軸方向座標のズレ量を示
す角柱がマイナス領域に入っているグラフが出力され、
確認対象となる部品のバンプb1の実際の実装位置が、
実装指令位置よりも−αmmズレた位置に実装されるこ
とを、このグラフから知ることができる。ここで、上記
実装精度を表すグラフは、同一実装角度の部品でも、図
10乃至図13に示すように、X軸方向とY軸方向とに
分けて表現する。これは、1つのグラフにX軸とY軸の
2軸を表示できないことによる。
【0052】このように、実装精度確認用ジグ10に各
部品を実装し、二次元測定器3により測定した各実装位
置認識ポイントPを原点とする各部品の各バンプb1、
b2、b3、b4の位置と、上記回路基板700の所定
の部品実装位置にこれらの部品が正しく実装された場合
の各実装位置認識ポイントPを原点とする各バンプb
1、b2、b3、b4の位置とのズレ量をグラフ化して
比較することにより、実装精度確認用ジグ10の所定の
部品実装位置に各部品が正しく搭載されているか否か
を、容易且つ短時間で確認することができるようにな
る。従って、このような確認作業を回路基板700への
各部品B1,B2の実装に先立って行うことにより、実
際の部品実装時において回路基板700の所定の部品実
装位置に各部品が正しく搭載されて実装されるか否か
を、容易且つ短時間で確認することができるようにな
る。
【0053】図16に、上記実装精度確認方法により得
たグラフの実装ズレ量が最大値に到達した場合のアクシ
ョンの一例を示す。図16において、実装ズレ量が最大
値に到達した場合には、まず、ステップS1に示すよう
に、実装精度を調整するための差立て調整を行う。ここ
で、調整不能の場合には、実装ズレ量が限界値に達して
いないので、とりあえず実装は行っておく。そして、上
記差立て調整が「OK」の場合には、実装装置100の
ティーチングをかけ(ステップS2)、実装精度確認を
行う(ステップS3)。なお、ステップS3の差立て調
整が「NG」の場合には、ステップS2に戻って再度テ
ィーチングをかける。そして、ステップS3で「OK」
となったら、パラメータ変更点を見つけ、その値に関係
する実装装置100の機械的部分を観察する(ステップ
S4)。
【0054】図17に、上記実装精度確認方法により得
たグラフの実装ズレ量が規格外となった場合のアクショ
ンの一例を示す。図17において、規格外となるズレ量
が確認された場合には、まず、ステップS1に示すよう
に、その旨を実装ラインの関係区(組み立て・生準)へ
連絡して、ラインを停止する(ステップS2)。また、
これと平行して、実装装置100の差立て調整を依頼し
(ステップS3)、設備のティーチングを行う(ステッ
プS4)。調整が完了して「OK」がでたら、パラメー
タ変更点を見つけ、その項目に関係する部品を観察する
(ステップS5)。その後、生産を再開し、変化項目を
ウオッチングする(ステップS6)。なお、ステップS
4の設備のティーチングにおいて、調整不可となり「N
G」と判断された場合には、実装装置100のメーカ
(製造元)に連絡して対応を図る(ステップS7)。こ
のように、現状の設備稼働率を最低限維持しながら設備
を管理運用することによって、回路基板700への部品
の実装精度を保証することができるようになる。
【0055】図18に、上記実装精度確認方法に用いる
他の実装精度確認用ジグ20を示す。この実装精度確認
用ジグ20は、透明なガラス板で構成されており、上記
実装位置認識ポイントが、該ガラス板に蒸着した多数の
蒸着体21により形成されている。この実装精度確認用
ジグ20においては、実装位置認識ポイントが透明なガ
ラス板に蒸着した多数の蒸着体21により形成されてい
るので、前述したようなSUSの平板からなる実装精度
確認用ジグ10の場合と同様に、使用環境の熱の影響に
よる伸縮や変形が少なく、実装位置認識ポイントの熱影
響による位置ズレが、各蒸着体21の直径の誤差範囲に
収まる程度となる。また、この実装精度確認用ジグ20
は、透明なガラス板で構成されているので、上記SUS
の平板からなる実装精度確認用ジグ10のように、確認
対象としての部品の搭載面上の四隅のバンプを露呈する
ための開口11、12,13,14を設ける必要がなく
比較的安価に構成できる。更に、この実装精度確認用ジ
グ20は、透明なガラス板で構成することにより、上記
実装位置認識ポイントを蒸着体21により直接形成でき
るようになるので、前述したようなアクリル板からなる
実装精度確認用ジグ1のように、該アクリル板上に実装
位置認識ポイントの白色下地部6を形成する必要がなく
なる。
【0056】
【発明の効果】請求項1及び2の発明によれば、被実装
体の所定の部品実装位置に部品が正しく搭載されて実装
された場合の実装位置認識ポイントと実装基準ポイント
との位置関係と、二次元測定器により測定した実装位置
認識ポイントと実装基準ポイントとの位置関係とを比較
することにより、実装精度確認用ジグの所定の部品実装
位置に上記部品が正しく搭載されているか否かを確認す
ることができる。このような確認作業を被実装体への部
品の実装に先立って行うことにより、実際の部品実装時
において被実装体の所定の部品実装位置に部品が正しく
搭載されて実装されるか否かを、容易且つ短時間で確認
することができるようになるという優れた効果がある。
【0057】特に、請求項2の発明によれば、バンプを
実装基準ポイントとして、上記二次元測定器により該実
装位置認識ポイントと実装基準ポイントとの位置関係が
測定されるので、実際の部品実装時において被実装体の
所定の部品実装位置に部品が正しく搭載されるか否か
を、予め確実且つ正確に確認することができるようにな
るという優れた効果がある。
【0058】請求項3及び4の発明によれば、二次元測
定器により測定した実装位置認識ポイントと実装基準ポ
イントとの位置関係と、被実装体の所定の部品実装位置
に部品が正しく実装された場合の実装位置認識ポイント
と実装基準ポイントとの位置関係とのズレ量の大きさか
ら、被実装体への部品の実装精度を確認することができ
るようになり、被実装体への部品の実装を開始する前
に、不良品が発生する虞があるか否かを事前に予測でき
るようになる。そして、例えば、上記ズレ量が上記許容
誤差範囲内のズレ量である場合にのみ被実装体への部品
の実装を開始し、該ズレ量が上記許容誤差範囲外のズレ
量である場合に被実装体への部品の実装を取り止めるよ
うに、現状の設備稼働率を最低限維持しながら設備を管
理運用することによって、被実装体への部品の実装精度
を保証することができるようになるという優れた効果が
ある。
【0059】請求項5、6、7の発明によれば、被実装
体への上記部品の実装精度を容易且つ短時間で確認する
ことができる実装精度確認用ジグを提供できるという優
れた効果がある。
【0060】特に、請求項6の発明によれば、実装精度
確認用ジグがSUSで構成されているので、アクリル板
からなる実装精度確認用ジグに比較して、使用環境の熱
の影響による伸縮や変形が少なく、上記実装位置認識ポ
イントの熱影響による位置ズレが、該実装位置認識ポイ
ントの直径の誤差範囲に収まる程度となる。また、その
実装位置認識ポイントが貫通孔により形成され、且つ上
記部品の搭載面上の実装基準ポイントが、その開口から
露呈されるので、認識手段による各ポイントの位置の認
識を、該実装精度確認用ジグの裏面側から一括して行う
ことができ、該認識作業に手間がかかることがなくなる
という優れた効果がある。
【0061】また、請求項7の発明によれば、実装位置
認識ポイントが透明なガラス板に蒸着した蒸着体により
形成されているので、SUSの平板からなる実装精度確
認用ジグの場合と同様に、使用環境の熱の影響による伸
縮や変形が少なく、実装位置認識ポイントの熱影響によ
る位置ズレが、該実装位置認識ポイントの直径の誤差範
囲に収まる程度となる。また、上記SUSの平板からな
る実装精度確認用ジグのように、部品の搭載面上の実装
ポイントを露呈するための開口を設ける必要がなく比較
的安価に構成できる。更に、透明なガラス板上に実装位
置認識ポイントを蒸着体により直接形成できるようにな
るので、アクリル板からなる実装精度確認用ジグのよう
に、該アクリル板上に実装位置認識ポイントの白色下地
部を形成する必要がなくなるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る実装装置の全体構成
を示す概略斜視図。
【図2】上記実装装置における実装ヘッドの各吸着ノズ
ルにより部品を吸着保持した状態を示す概略図。
【図3】本発明の実装精度確認方法に用いる実装精度確
認用ジグの一例を示す概略平面図。
【図4】(a)は、上記実装装置のステージ上に載置し
た上記実装精度確認用ジグの表面側から実装位置認識ポ
イントを認識している状態を示す概略斜視図。(b)
は、該実装精度確認用ジグの裏面側から実装基準ポイン
トを認識している状態を示す概略斜視図。
【図5】本発明の実装精度確認方法に用いるSUSから
なる実装精度確認用ジグの一例を示す概略平面図。
【図6】上記SUSからなる実装精度確認用ジグの要部
拡大図。
【図7】上記SUSからなる実装精度確認用ジグ上に確
認対象となる部品を搭載して固定した状態を示す概略平
面図。
【図8】上記SUSからなる実装精度確認用ジグ上に固
定された部品の各バンプの実装中心線に対する実装指令
座標のX軸方向のズレ量を説明するための概略図。
【図9】上記SUSからなる実装精度確認用ジグ上に固
定された部品の各バンプの実装中心線に対する実装指令
座標のY軸方向のズレ量を説明するための概略図。
【図10】(a)、(b)、(c)、(d)は、上記S
USからなる実装精度確認用ジグに搭載して固定された
各部品の四隅の各バンプの、実装角度が0度の場合のX
軸方向座標のズレ量を示すグラフ。
【図11】(a)、(b)、(c)、(d)は、上記S
USからなる実装精度確認用ジグに搭載して固定された
各部品の四隅の各バンプの、実装角度が0度の場合のY
軸方向座標のズレ量を示すグラフ。
【図12】(a)、(b)、(c)、(d)は、上記S
USからなる実装精度確認用ジグに搭載して固定された
各部品の四隅の各バンプの、実装角度が180度の場合
のX軸方向座標のズレ量を示すグラフ。
【図13】(a)、(b)、(c)、(d)は、上記S
USからなる実装精度確認用ジグに搭載して固定された
各部品の四隅の各バンプの、実装角度が180度の場合
のY軸方向座標のズレ量を示すグラフ。
【図14】上記部品のバンプのX軸方向座標のズレ量を
示す角柱がマイナス領域に入っている状態を示すグラ
フ。
【図15】上記部品のバンプのY軸方向座標のズレ量を
示す角柱がプラス領域に入っている状態を示すグラフ。
【図16】本発明の実装精度確認方法により得たグラフ
の実装ズレ量が最大値に到達した場合のアクションの一
例を示すフローチャート。
【図17】本発明の実装精度確認方法により得たグラフ
の実装ズレ量が規格外となった場合のアクションの一例
を示すフローチャート。
【図18】本発明の実装精度確認方法に用いる他の実装
精度確認用ジグを示す概略平面図。
【符号の説明】 1、10、20 実装精度確認用ジグ 2 電子顕微鏡 3 二次元測定器 4 パーソナルコンピュータ(PC) 5 プリンタ 6 実装位置確認ポイントの白色下地部 11,12,13,14 部品の各バンプを露呈す
るための実装精度確認用ジグの開口 21 実装精度確認用ジグに蒸着された実装位置認
識ポイントとしての蒸着体 100 実装装置 200 実装ヘッド 201,202,203,204 吸着ノズル 300 XYロボット 400 部品供給装置 500 テープフィーダ 600A 第1の認識カメラ 600B 第2の認識カメラ 700 回路基板 800 ステージ A,B 確認対象としての部品の実装基準ポイント B1〜B12 確認対象としての部品 b1,b2,b3,b4 確認対象としての部品の
四隅のバンプ P,P1,P2 実装精度確認用ジグの実装位置認
識ポイント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピックアップノズルによりピックアップし
    た部品を、ステージ上に載置した被実装体の所定の部品
    実装位置に搭載して実装する際の、該被実装体への該部
    品の実装精度を確認するための実装精度確認方法であっ
    て、 上記ピックアップノズルによりピックアップした部品の
    上記被実装体に対する部品実装位置を特定するための実
    装位置認識ポイントを設けた実装精度確認用ジグを、上
    記ステージ上の上記被実装体が載置される部位に載置
    し、上記ピックアップノズルによりピックアップした部
    品を、上記被実装体への部品実装時と同様にして上記実
    装精度確認用ジグ上に搭載して固定した状態で、該実装
    精度確認用ジグの実装位置認識ポイントの位置と、上記
    実装精度確認用ジグ上に搭載して固定した部品の搭載面
    上に設けた実装基準ポイントとの位置とを認識手段より
    認識し、該認識手段により認識した該実装精度確認用ジ
    グの実装位置認識ポイントと該部品の実装基準ポイント
    との位置関係を二次元測定器により測定し、該二次元測
    定器により測定した実装位置認識ポイントと実装基準ポ
    イントとの位置関係と、上記被実装体の所定の部品実装
    位置に上記部品が正しく実装された場合の該実装位置認
    識ポイントと実装基準ポイントとの位置関係とのズレ量
    の大きさにより、上記被実装体への上記部品の実装精度
    を確認することを特徴とする実装精度確認方法。
  2. 【請求項2】請求項2の実装精度確認方法において、 上記部品は、上記被実装体としての回路基板にバンプに
    より実装される電子部品からなり、上記二次元測定器に
    より測定する上記実装基準ポイントを、該電子部品のバ
    ンプとしたことを特徴とする実装精度確認方法。
  3. 【請求項3】ピックアップノズルによりピックアップし
    た部品を、ステージ上に載置した被実装体の所定の部品
    実装位置に搭載して実装する実装方法であって、 上記ピックアップノズルによりピックアップした部品の
    上記被実装体に対する部品実装位置を特定するための実
    装位置認識ポイントを設けた実装精度確認用ジグを、上
    記ステージ上の上記被実装体が載置される部位に載置
    し、上記ピックアップノズルによりピックアップした部
    品を、上記被実装体への部品実装時と同様にして上記実
    装精度確認用ジグ上に搭載して固定した状態で、該実装
    精度確認用ジグの実装位置認識ポイントの位置と該部品
    の搭載面上に設けた実装基準ポイントとの位置とを認識
    手段より認識し、該認識手段により認識した該実装精度
    確認用ジグの実装位置認識ポイントと該部品の実装基準
    ポイントとの位置関係を二次元測定器により測定し、該
    二次元測定器により測定した実装位置認識ポイントと実
    装基準ポイントとの位置関係と、上記被実装体の所定の
    部品実装位置に上記部品が正しく実装された場合の該実
    装位置認識ポイントと実装基準ポイントとの位置関係と
    のズレ量が、上記被実装体への上記部品の実装精度の許
    容誤差範囲内のズレ量であることを確認した後に、上記
    被実装体への部品の実装を開始することを特徴とする実
    装方法。
  4. 【請求項4】部品をピックアップするピックアップノズ
    ルと、該部品が搭載される被実装体を載置するステージ
    と、該ピックアップノズルにより該当する部品をピック
    アップするピックアップ部位と上記ステージ上に載置さ
    れた被実装体に該部品を実装する実装部位との間で上記
    ピックアップノズルを往復移動させるノズル移動手段
    と、上記ピックアップ部位でピックアップした部品の形
    状を認識するための第1の認識手段と、上記ステージ上
    の実装部位に載置された被実装体の部品実装位置を認識
    するための第2の認識手段と、該第1の認識手段と第2
    の認識手段との各認識結果に基いて上記被実装体の所定
    の部品実装位置に該当する部品を搭載するように上記ピ
    ックアップノズルの移動量を制御するノズル移動量制御
    手段とを備えた実装装置において、 上記ピックアップノズルによりピックアップした部品の
    上記被実装体に対する部品実装位置を特定するための実
    装位置認識ポイントを設けた実装精度確認用ジグを、上
    記ステージ上の上記被実装体が載置される部位に載置
    し、該ピックアップノズルによりピックアップした部品
    を、被実装体への部品実装時と同様にして該実装精度確
    認用ジグ上に搭載して固定した状態で、該実装精度確認
    用ジグの実装位置認識ポイントの位置と、該実装精度確
    認用ジグ上に搭載して固定した部品の搭載面上に設けた
    実装基準ポイントとの位置とを認識する第3の認識手段
    と、該第3の認識手段より認識した該実装精度確認用ジ
    グの実装位置認識ポイントと該部品の実装基準ポイント
    との位置関係を測定する二次元測定器と、を有すること
    を特徴とする実装装置。
  5. 【請求項5】ピックアップノズルによりピックアップし
    た部品を、ステージ上に載置した被実装体の所定の部品
    実装位置に搭載して実装する際の、該被実装体への該部
    品の実装精度を確認する際に使用される実装精度確認用
    ジグであって、 上記ピックアップノズルによりピックアップした部品の
    上記被実装体に対する部品実装位置を特定するための実
    装位置認識ポイントが設けられており、上記ステージ上
    の上記被実装体が載置される部位に載置され、且つ上記
    ピックアップノズルによりピックアップされた部品が被
    実装体への部品実装時と同様にして搭載して固定された
    状態で、該部品の搭載面上に設けた実装基準ポイントを
    透視できる構成を有していることを特徴とする実装精度
    確認用ジグ。
  6. 【請求項6】請求項5の実装精度確認用ジグにおいて、 上記実装位置認識ポイントが、SUSからなる平板に穿
    った貫通孔により形成され、且つ上記部品を上記被実装
    体への部品実装時と同様にして搭載して固定した状態
    で、該部品の搭載面上に設けた実装基準ポイントを露呈
    する開口を有していることを特徴とする実装精度確認用
    ジグ。
  7. 【請求項7】請求項5の実装精度確認用ジグにおいて、 上記実装位置認識ポイントが、透明なガラス板に蒸着し
    た蒸着体により形成されていることを特徴とする実装精
    度確認用ジグ。
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