JP2003170977A - 耐食性エアゾール容器 - Google Patents

耐食性エアゾール容器

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JP2003170977A
JP2003170977A JP2001372539A JP2001372539A JP2003170977A JP 2003170977 A JP2003170977 A JP 2003170977A JP 2001372539 A JP2001372539 A JP 2001372539A JP 2001372539 A JP2001372539 A JP 2001372539A JP 2003170977 A JP2003170977 A JP 2003170977A
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aerosol container
inner cylinder
corrosion
resistant
outer diameter
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JP2001372539A
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Takami Sawada
孝美 沢田
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Takeuchi Press Industries Co Ltd
Original Assignee
Takeuchi Press Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内筒がスムーズに挿入できる耐食性エアゾー
ル容器 【解決手段】 金属製のエアゾール容器1と、エアゾー
ル容器1の口部から挿入され、エアゾール容器1の内面
に装着される合成樹脂製の内筒2とから構成される耐食
性エアゾール容器において、内筒2の胴体中央部6を除
いた胴体上部4及び(または)胴体下部5の表面に、横
方向に拡張、収縮する複数の折り目3を形成したことを
特徴とする耐食性エアゾール容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐食性エアゾー
ル容器に関し、さらに詳しくは合成樹脂製の内筒を、エ
アゾール容器内に抵抗なくスムーズに挿入できる耐食性
エアゾール容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、耐食性エアゾール容器として、パ
ーマネントウェイブ液、染毛剤等の内容物が収納される
内筒が、金属製のエアゾール容器の内周面に装着される
ことにより、内容物によるエアゾール容器の腐食が防止
された耐食性エアゾール容器がある。この耐食性エアゾ
ール容器では、エアゾール容器と内筒との間隙に圧縮ガ
スが充填されず、内容物がエアゾール容器内面に直接接
触するのを防止する目的から、内筒がエアゾール容器内
面に密着している。このような従来のエアゾール容器を
図8に示す。50はエアゾール容器であり、51はエア
ゾール容器50内に挿入される底部が平らな内筒であ
る。エアゾール容器50はインパクト成形等により胴部
及び底部が一体成形で造られ、その後開口部52にネッ
キング加工が施されて、胴部外径より小さく絞り込まれ
た後、カーリング加工により開口部52先端にカール部
53が形成されたものである。そして、図9に示すよう
に内筒51は挿入杆56の押圧力により、内筒51の底
部が押圧され、内筒51はエアゾール容器50内に挿入
される。そして、その後バルブ54を有するマウンティ
ングカップ55がカール部53にクリンチされ、内筒5
1内にはパーマネントウェイブ液、染毛剤等の内容物が
充填される。
【0003】次に、図7は内筒41の胴部表面全体に、
複数の折り目42が形成された二重エアゾール容器であ
る。エアゾール容器40は、同様にインパクト成形等に
より胴部及び底部が一体成形で造られる。この内筒41
は、エアゾール容器40の開口部43先端のカール部4
4で固定され、エアゾール容器40内に懸吊されてい
る。そして、エアゾール容器40と内筒41の間隙に
は、内筒41内に収納された内容物を押し出すプロペラ
ント45が充填されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな図8及び図9に示すエアゾール容器50にあって
は、内容物を抽出するバルブ54がクリンチされるカー
ル部53の開口径は、エアゾール容器50の胴部外径に
かかわらず一定である。これはクリンチされるバルブ5
4の外径が一定であること及び耐圧強度を保持すると共
に内容物の漏洩を防止するためである。しかし、胴部外
径が大きなエアゾール容器50にあっては、挿入される
内筒51の胴部外径は同様に大きく、かつ図9に示すよ
うに挿入杆56を用いて、内筒51の底部を押圧して内
筒51を挿入する際に、内筒51の底部が挿入容易な形
状に変形せず平らを維持する。したがって、カール部5
3における挿入抵抗が大きく、内筒51をスムーズにエ
アゾール容器50内に挿入できない欠点があった。特
に、内筒51の素材が、ナイロン、高密度ポリエチレン
又はガスバリア性を有する多層樹脂で構成される硬い素
材である場合、収縮性が少ないため、内筒51を無理挿
入すると、内筒51の首部、フランジ部に割れが発生
し、ガス漏れの原因になるという問題があった。
【0005】また、図7に示すエアゾール容器40にあ
っては、内筒41の胴部表面全体に複数の折り目42が
形成されいるため、エアゾール容器40内に挿入しやす
い利点はあるが、特に、内筒51の素材が、ナイロン、
高密度ポリエチレン又はガスバリア性を有する多層樹脂
で構成される硬い素材である場合、折り目42の収縮力
が強く内筒41が膨張し難いため、十分な内容量の内容
物を、内筒41内に充填することは不可能であるという
欠点があった。
【0006】この発明は、このような従来の課題に着目
してなされたもので、胴部外径の大きな内筒をエアゾー
ル容器内に抵抗なくスムーズに挿入でき、かつ十分な内
容量の内容物を収納できる耐食性エアゾール容器を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、請求項1記載の発明に対応する解決手段は、金属製
のエアゾール容器と、エアゾール容器の口部から挿入さ
れ、エアゾール容器の内面に装着される合成樹脂製の内
筒とから構成される耐食性エアゾール容器において、内
筒の胴部中央部を除いた胴体上部及び(または)胴体下
部の表面に、横方向に拡張、収縮する複数の折り目を形
成したことを特徴とする耐食性エアゾール容器である。
【0008】請求項2記載の発明に対応する解決手段
は、内筒の胴体中央部の外径寸法が、エアゾール容器の
胴体の内径寸法に近似することを特徴とする耐食性エア
ゾール容器である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図6は、この発明の実施
の形態を示すもので、エアゾール容器1内には、内筒2
が装着されている。エアゾール容器1はアルミ、スチー
ル等の金属を素材とし、インパクト加工等により胴部と
底部が一体的に造られる。他の方法として胴部と底部が
巻締められてもよい。
【0010】エアゾール容器1内に挿入される内筒2
は、ポリオレフィン系樹脂等の単層またはポリオレフィ
ン系樹脂等とバリア性樹脂等の多層で構成される。そし
て、内筒2には、複数の折り目3が形成されているが、
この内筒2の特徴は、内筒2の胴体中央部6を除いた、
胴体上部4及び胴体下部5の表面の、円周を等分する位
置に、複数の折り目線3(図面の実施の形態では8本)
が形成されている点にある。胴体上部4、胴体下部5に
形成されている折り目3の高さ寸法は、内筒2の丈に対
して、各々口部先端または底面から40%以内の寸法の
範囲内に形成されることが好ましい。なお、折り目線3
の数については、任意に決定できることは言うまでもな
い。
【0011】内筒2の胴体中央部6は断面円形状を呈
し、この胴体中央部6の外径寸法は、エアゾール容器1
の胴体の内径寸法に近似している。したがって、図2に
示すように、パーマネントウェイブ液、染毛剤等の内容
物10を充填した場合、胴体中央部6はエアゾール容器
1の内面に密接するため、エアゾール容器1の容積に、
ほぼ近似する十分な容積の内容物10を内筒2内に充填
することができる。
【0012】次に、この発明の作用について説明する。
エアゾール容器1内に内筒2を挿入する場合、内筒2が
エアゾール容器1のカール部7上に載置される。次に挿
入杆が内筒2内に挿入され、挿入杆の先端が内筒2の底
部内面に当接する。そして、挿入杆が内筒2の底部を押
圧することにより、内筒2の胴体下方からエアゾール容
器1内に挿入される。この際、内筒2の胴体上部4及び
胴体下部5は軸方向に引っ張られ、折り目3の凹所3a
は、内方に入り込むため、胴体上部4及び胴体下部5の
外径寸法は収縮して小さくなる。そして、エアゾール容
器1内にスムーズに挿入される。このように、折り目線
3の形成により、胴体中央部6の変形が均等になり、首
部、フランジ部の変形がなくなるため、内筒2のフラン
ジ割れを防止することができる。
【0013】内筒2がエアゾール容器1内に挿入された
後、内容物がバルブ8を通じて内筒2内に充填される
と、胴体上部4及び胴体下部5の折り目3の凹所3a
は、外方に膨出するため、胴体上部4及び胴体下部5の
外径寸法は拡大して、十分な内容積の内容物が内筒2内
に充填される。図2に示すように、内容物が充填された
内筒2は、エアゾール容器1の内周面に接触して装着さ
れる。なお、折り目3は、胴体上部4または胴体下部5
のいずれか一方に形成されてもよいが、挿入しやすさを
考慮した場合、胴体上部4及び胴体下部5の両方に形成
される方が好ましい。
【0014】
【実施例】従来から使用されている平らな底部を有する
内筒を用いて挿入試験を行った結果、挿入される内筒2
の胴部外径が43φ以下の内筒2は、胴部外径が45φ
以下のエアゾール容器1(カール部の内径26.6φ)
に挿入することができた。しかし、挿入される内筒2の
胴部外径が48φ以上の内筒2は、胴部外径50φ以上
のエアゾール容器1(カール部5の内径26.6φ)に
挿入することが著しく困難であった。そこで48φ以上
の内筒2について、胴体上部4及び胴体下部5に折り目
3を形成して、上記エアゾール容器1に挿入を試みたと
ころ、抵抗なくスムーズに挿入することができた。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
る耐食性エアゾール容器によれば、胴部外径の大きな内
筒を、エアゾール容器内に抵抗なくスムーズに挿入でき
ると共に、挿入時における内筒の割れを防止することが
できる。特に、内筒の素材が硬い素材の場合に効果的で
ある。さらに、十分な内容量のパーマネントウェイブ
液、染毛剤等の内容物を収納できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る耐食性エアゾール容器を示した
図面。
【図2】この発明に係る耐食性エアゾール容器の内筒
に、内容物を充填した状態を示す縦断面図。
【図3】この発明に係る耐食性エアゾール容器の内筒を
示す正面図。
【図4】この発明に係る耐食性エアゾール容器の内筒の
A−A線端面図。
【図5】この発明に係る耐食性エアゾール容器の内筒を
示す平面図。
【図6】この発明に係る耐食性エアゾール容器の内筒を
示す底面図。
【図7】従来のエアゾール容器に、全体に折り目を有す
る内筒を懸吊した二重エアゾール容器を示す正面断面
図。
【図8】従来のエアゾール容器に、折り目を有しない内
筒を懸吊した耐食性エアゾール容器を示す正面断面図。
【図9】従来のエアゾール容器に、折り目を有しない内
筒を挿入している状態を示す耐食性エアゾール容器を示
す正面断面図。
【符号の説明】
1 エアゾール容器 2 内筒 3 折り目 4 胴体上部 5 胴体下部 6 胴体中央部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のエアゾール容器と、該エアゾー
    ル容器の口部から挿入され、エアゾール容器の内面に装
    着される合成樹脂製の内筒とから構成される耐食性エア
    ゾール容器において、内筒の胴体中央部を除いた胴体上
    部及び(または)胴体下部の表面に、横方向に拡張、収
    縮する複数の折り目を形成したことを特徴とする耐食性
    エアゾール容器。
  2. 【請求項2】 前記内筒の胴体中央部の外径寸法が、エ
    アゾール容器の胴体の内径寸法に近似することを特徴と
    する請求項1記載の耐食性エアゾール容器。
JP2001372539A 2001-12-06 2001-12-06 耐食性エアゾール容器 Pending JP2003170977A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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