JP2003172292A - ターボ分子ポンプ駆動用電源装置 - Google Patents

ターボ分子ポンプ駆動用電源装置

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JP2003172292A
JP2003172292A JP2001369994A JP2001369994A JP2003172292A JP 2003172292 A JP2003172292 A JP 2003172292A JP 2001369994 A JP2001369994 A JP 2001369994A JP 2001369994 A JP2001369994 A JP 2001369994A JP 2003172292 A JP2003172292 A JP 2003172292A
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heater
turbo
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Tomoo Ota
知男 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ターボ分子ポンプ内のモータおよびヒータに供
給する最大電力消費量を大幅に削減できるターボ分子ポ
ンプ駆動装置を提供する。 【解決手段】電力監視手段15からの電力モニター信号
をうけた供給電力計算手段13は、ターボ分子ポンプ1
のモータ2の回転速度が加速中であることを判断する
と、ヒータ5への供給電力を現在供給している電力量か
らモータ2に供給している電力相当分を差し引くようヒ
ータ制御手段14に出力し、モータ2およびヒータ5双
方のトータル電力量が予め定めた上限値を越えないよう
制御する。この制御により、これまでモータ2とヒータ
5がそれぞれ個別に電力制御されていた従来のターボ分
子ポンプ駆動用電源装置6に比較し、最大電力量を大幅
に削減できるため、電源設備の大幅なコストダウンに寄
与できるとともにターボ分子ポンプ1のランニングコス
トを軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
おけるチャンバーの排気等に有益なターボ分子ポンプの
電源装置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種のターボ分子ポンプは、チャンバ
ー内のガス排気と同時に、チャンバー内で生成される反
応生成物も排気することになり、この反応生成物がター
ボ分子ポンプ内に付着しないためにターボ分子ポンプ本
体の温度を上げるべくヒータを備えている。このターボ
分子ポンプの駆動装置は、ポンプ本体の温度を例えば7
0℃に制御する温度制御機構を備え、そのブロック線図
は図3に示す通りである。すなわち、図3において1は
ターボ分子ポンプであり、2はその主体をなすモータで
電源装置6からの電力を得て回転駆動される。3は温度
センサでターボ分子ポンプ1の温度を検出する。4は温
度検出手段で温度センサ3からの出力信号を受けて、こ
れを電源装置6の供給電力計算手段13に伝送する機能
を有する。5はターボ分子ポンプ1を加熱するためのヒ
ータである。 【0003】電源装置6は、ターボ分子ポンプ1のモー
タ2およびヒータ5に電力を供給し、モータ2の回転数
ならびにターボ分子ポンプ1の温度を制御する機能を備
えている。すなわち、この電源装置6は商用電源7から
の電源供給を受け、直流電源に変換するための整流回路
8と、モータ2の回転速度を設定するための目標速度設
定器10と、モータの回転速度を制御するための速度制
御計算手段11およびモータ2への回転用駆動供給電力
を制御するモータ制御手段9で構成されるモータ回転速
度制御機構部と、ターボ分子ポンプ1の温度を制御する
ための目標温度設定器12と温度制御するための供給電
力計算手段13とヒータ5に電力供給するヒータ制御手
段14で構成されるターボ分子ポンプ温度制御機構部と
からなる。このような従来のターボ分子ポンプにおいて
は、その駆動時の消費電力の状態は図4に示す通りであ
る。すなわち、図4(a)はターボ分子ポンプ駆動装置
の起動から被排気チャンバー内に反応用ガスを供給する
状態(以下、このような状態を「ガス負荷時」と云う)
を含め、ターボ分子ポンプ1の温度を目標温度に制御す
る時の温度変化を示している。図4(b)はターボ分子
ポンプ1内に具備されたヒータ5への供給電力を時系列
的に示したものであり、図4(c)はターボ分子ポンプ
1内で回転体を駆動するモータ2への供給電力を時系列
的に示したものである。図4(d)はヒータ5への供給
電力とモータ2への供給電力が加算される消費電力を時
系列的に示したものである。 【0004】図4においてはターボ分子ポンプ1の起
動時であり、図4(b)に示すようにヒータ5には最大
電力量が供給され、モータ2には図4(c)に示すよう
に回転速度の上昇とともに増加する電力量が供給され、
ヒータ5およびモータ2の双方への供給電力は図4
(d)に示されるように双方が加算された最大電力量と
なる。はチャンバーが所定真空度になりモータ2の加
速工程が完了して定回転になった時点を示し、モータ2
への供給電力は図4(c)に示すように定回転維持に必
要な電力量に低下する。〜間はポンプを加熱中にガ
ス負荷が発生した状態を示し、この間はチャンバーの真
空度が低下するためモータ2にはガス負荷に応じて供給
される電力量が増加する。ガス負荷時はモータ2に供給
される電力が増加するため、この発熱により図4(a)
のAに示すようにポンプの温度上昇は加速する。この
間、モータ2およびヒータ5への電力量は双方の電力量
が加算されることになり、図4(d)に示すような最大
電力量となる。〜間はモータ2が定回転になり、モ
ータ2への供給電力は図4(c)に示すように定回転維
持に必要な電力量に低下するとともに、ポンプの温度が
目標温度に近づくためヒータ5への電力量を順次低下さ
せる経過を示す。〜間はポンプの温度が目標温度に
なり、ヒータ5への供給電力は目標温度維持に必要な最
低の電力量に制御するとともに、モータ2も定回転の状
態に必要な最低の電力供給量に制御する。〜間はポ
ンプが目標温度にある時点でガス負荷が発生した状態を
示し、その時のヒータ2およびヒータ5への供給電力量
を示す。この時はモータ2が最大負荷で回転するため、
この消費電力による発熱により図4(a)のBに示すよ
うにポンプの温度は目標温度をこえて上昇するため、ヒ
ータ5への電力をカットするとともに冷却水によりポン
プの温度を目標温度まで低下させる。時点以降はポン
プが目標温度を保ち且つモータ2が定回転の状態でのヒ
ータ5およびモータ2に供給する電力量を示す。 【0005】ターボ分子ポンプ1の加熱は、一般にヒー
タ5への電力供給によって行なうが、図4(c)に示す
ガス負荷時にはモータ2への供給電力が増大するため、
図4(a)のAおよびBに示すようにモータ2の電力消
費発熱によりターボ分子ポンプ1の温度が急上昇する。
ターボ分子ポンプ1の温度は目標温度として例えば70
℃に設定制御されるが、ターボ分子ポンプ1の温度が図
4(a)Bに示すように目標温度以上に上昇した場合は
冷却水によりポンプ本体を冷却し目標温度に制御するよ
うになっている。モータ2の回転を制御するためのモー
タ2への供給電力は図4(c)に示すように行ない、ま
た温度制御のためのヒータ5への供給電力は図4(b)
に示すように行なっている。しかもこれらはそれぞれ独
立した回路で制御されている。したがってターボ分子ポ
ンプ1全体の供給電力は図4(d)に示すように、モー
タ2およびヒータ5への各々の和となり、ポンプ加熱時
でのモータ2の回転加速度時およびガス負荷発生時には
双方の供給電力の和となり、多大な電力を消費する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】近年、ターボ分子ポン
プなど半導体製造装置に接続される機器は低消費電力化
が求められている。ターボ分子ポンプの加熱は規定され
た仕様時間内(例えば1時間以内)に目標温度に昇温を
完了できればよく、それ以上早く昇温させる必要はな
い。現状ではモータ2への供給電力と、ヒータ5への供
給電力がそれぞれ独自に制御されているため双方の総和
として供給される最大電力が大きくなり、これに対応す
るため大容量の電源設備が必要となっていた。本発明
は、このような課題を解決するターボ分子ポンプ駆動用
電源装置を提供するものである 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明が提供するターボ
分子ポンプの駆動用電源装置は、上記課題を解決するた
めに、ターボ機構のロータを回転駆動するモータとター
ボ分子ポンプを加熱するヒータを有するターボ分子ポン
プに電力を供給する電源装置において、モータに供給す
るモータ駆動用電力と同等の電力分をヒータに供給する
温度制御用電力から差し引くための電力監視手段を設
け、この電力監視手段によって電力の供給を一定以下に
制御する。 【0008】 【発明の実施の形態】図1に、本発明によるターボ分子
ポンプ駆動装置のブロック図を示す。すなわち、図1に
おいて1はターボ分子ポンプであり、2はその主体をな
すモータで電源装置6からの電力を得て回転駆動され
る。3は温度センサでターボ分子ポンプ1の温度を検出
する。4は温度検出手段で温度センサ3からの出力信号
を受けて、これを電源装置6の供給電力計算手段13に
伝送する機能を有する。5はターボ分子ポンプ1を加熱
するためのヒータである。 【0009】電源装置6は、ターボ分子ポンプ1のモー
タ2およびヒータ5に電力供給し、モータ2の回転数な
らびにターボ分子ポンプ1の温度を制御する機能を備え
ている。すなわち、この電源装置6は、商用電源7から
の電源供給を受け直流電源に変換するための整流回路8
と、モータ2の回転速度を設定するための目標速度設定
器10と、モータの回転速度を制御するための速度制御
計算手段11およびモータ2への回転用駆動電力供給を
制御するモータ制御手段9で構成されるモータ回転速度
制御機構部と、ターボ分子ポンプ1の温度を制御するた
めの目標温度設定器12と温度制御するための供給電力
計算手段13とヒータ5に電力供給するヒータ制御手段
14で構成されるターボ分子ポンプ温度制御機構部とか
らなる。15は本発明による電力監視手段でモータ2へ
の供給電力を監視し、この電力モニター信号をターボ分
子ポンプ温度制御機構部の供給電力計算手段13に伝達
し、ヒータ5への供給電力を制御する。 【0010】図2はターボ分子ポンプ駆動時の消費電力
の状態を示す。図2(a)はターボ分子ポンプ駆動装置
の起動からターボ分子ポンプ1の温度を目標温度に制御
する時の温度変化を示している。図2(b)はターボ分
子ポンプ1内に具備されたヒータ5への供給電力を時系
列的に示したものであり、図2(c)はターボ分子ポン
プ1内で回転体を駆動するモータ2への供給電力を時系
列的に示したものである。図2(d)はヒータ5への供
給電力とモータ2への供給電力が加算される消費電力を
時系列的に示したものである。図2においてはターボ
分子ポンプ1の起動時であり、はチャンバーが所定の
真空度になりモータ2の加速工程が完了して定回転にな
った時点を示す。〜はポンプの昇温中にガス負荷が
発生した状況での供給電力量を示し、〜はモータ2
が定回転になりポンプの温度が目標温度に近づいた状況
での供給電力量を示す。〜はポンプの温度が目標温
度になり、モータ2も定回転の状況での供給電力量を示
す。〜はポンプの温度が目標温度にある時点でガス
負荷が発生した状況を示し、の時点以降はポンプが目
標温度を保ち、モータ2が定回転の状況でのヒータ5お
よびモータ2に供給する電力量を示す。 【0011】本発明はターボ分子ポンプ1のモータ2お
よびヒータ5に供給する電力量を電源装置6内に新たに
設けた電力監視手段15によりヒータ5への供給電力を
制御することによりターボ分子ポンプ1を駆動するため
のトータル電力量を大幅に減少させることができる点に
特徴を有している。以下に本発明による電力監視手段1
5の機能を説明する。ターボ分子ポンプ1が駆動を開始
すると、モータ2の加速中は回転速度の増加にともなっ
て、モータ2への供給電力は図2(c)に示すように増
加する。始動開始とともに、目標温度設定器12で設定
された温度と温度センサ3からの温度信号とを供給電力
計算手段13で比較して偏差量を算出する。この偏差信
号はヒータ制御手段14に伝達され、ヒータ制御手段1
4からターボ分子ポンプ1を加熱するためのヒータ5に
図2(b)に示すような電力を供給開始する。この時、
電力監視手段15からの電力モニター信号をうけた供給
電力計算手段13は、ヒータ5への供給電力を最大供給
量からモータ2に供給している電力相当分を差し引く指
示信号をヒータ制御手段14に出力し、モータ2および
ヒータ5へのトータル電力量が一定値から増加しないよ
う制御する。すなわち、モータ2の回転加速時にはそれ
に必要な電力を図2(c)に示すようにモータ2に供給
するが、このときヒータ5への供給電力は図2(b)に
示すようにモータ2への供給電力と逆比例的に減少さ
せ、ターボ分子ポンプ駆動装置のトータル電力量のピー
ク値を抑える制御を電力監視手段15の電力モニター信
号により行なう。図2の〜間はモータ2の回転加速
中であり、モータ2自身の電力消費発熱による温度上昇
が加わるため、ヒータ5への電力が減少しても図2
(a)のAに示すようにターボ分子ポンプ1の温度は上
昇する。ターボ分子ポンプ1の回転加速が完了し、定回
転数即ち図2ののポンプ加速完了時点になると、モー
タ2への供給電力は最小供給量となる。図2の〜間
は、図2(b)に示すようにヒータ5への供給電力を最
大供給量とすべく供給電力計算手段13はヒータ制御手
段14を制御する。この時の温度上昇は、図2(a)の
Bに示す状態となる。ターボ分子ポンプ1を目標温度に
すべく加熱中において図2の〜に示すガス負荷が発
生した場合、モータ2への供給電力は図2(c)に示す
ように増加する。この時、電力監視手段15からの電力
モニター信号をうけた供給電力計算手段13はヒータ5
への供給電力量を図2(b)に示すようにモータ2への
供給電力相当分を低く抑えるようヒータ制御手段14に
指示する。このときもモータ2自身の電力消費発熱によ
り、ヒータ5への電力が減少しても図2(a)のCに示
すようにターボ分子ポンプ1の温度は上昇する。ガス負
荷が終わりポンプの温度が目標設定値に近づく図2の
〜の間は、ヒータ5への電力は最大量を供給しポンプ
を加熱する。この時の温度上昇過程を図2(a)のDに
示す。ポンプの温度が目標温度に近づくに従って、ヒー
タ5への供給電力は図2の〜間に示すように順次減
少させる。モータ2が定回転でポンプの温度が目標温度
に制御されている図2の〜間は、モータ2およびヒ
ータ5への供給電力はそれぞれその状態維持に必要な最
小電力となる。また、ポンプの温度が目標温度に制御さ
れている状況下で、図2の〜の間で示されるガス負
荷が発生した場合、モータ2には図2(c)に示すよう
に最大電力が供給されるが、このモータ2の電力消費に
よる発熱のためポンプの温度が目標温度を上回るため、
ヒータ5への供給電力は図2(b)に示すように零に落
し、冷却水によりポンプを冷却し目標温度に制御する。
図2の以降は図2の〜の供給電力状況と同じであ
る。 【0012】図2(d)は本発明による電力監視手段1
5を備えたことによるモータ2およびヒータ5で消費さ
れる総電力量を示したものであり、図4(d)に示す従
来の方式でのモータ2およびヒータ5で消費される総電
力量と比較すると、ターボ分子ポンプ1の起動時および
ポンプ加熱中のガス負荷時における最大消費電力量が大
きく軽減されることがわかる。このように新設した電力
監視手段15の電力モニター信号により、モータ2加速
時のヒータ5への供給電力量は、ヒータ5への最大電力
量からモータ2への供給電力相当量を差し引いた電力量
を供給するよう制御することで、ターボ分子ポンプ駆動
用電源装置の最大電力消費量を大幅に削減することがで
きる。このように本発明による電力監視手段15を新設
したターボ分子ポンプ駆動用電源装置は、これまでモー
タ2とヒータ5がそれぞれ個別に電力制御されていた従
来のターボ分子ポンプ駆動装置に比較し、最大電力量を
大幅に削減できるため、電源設備の大幅なコストダウン
に寄与できるとともにターボ分子ポンプ駆動装置のラン
ニングコストを軽減することができる。 【0013】 【発明の効果】本発明のターボ分子ポンプ駆動装置は上
記のように構成されており、ターボ分子ポンプ内のモー
タおよびヒータに供給する電力を電力監視手段によりタ
ーボ分子ポンプ駆動装置で消費する電力をトータル的に
最小化するべく制御することにより最大電力量を大幅に
削減できるため、従来の個別制御方式に比較し電源設備
の大幅なコストダウンに寄与できるとともにターボ分子
ポンプ駆動装置のランニングコストを軽減することがで
きる。 【0014】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるターボ分子ポンプ駆動装置のブロ
ック線図を示す。 【図2】本発明によるターボ分子ポンプ駆動装置の電力
消費量を示す。 【図3】従来のターボ分子ポンプ駆動装置のブロック線
図を示す。 【図4】従来のターボ分子ポンプ駆動装置の電力消費量
を示す。 【符号の説明】 1---ターボ分子ポンプ 2---モータ 3---温度センサ 4---温度検出手段 5---ヒータ 6---電源装置 7---商用電源 8---整流回路 9---モータ制御手段 10---目標速度設定器 11---速度制御計算手段 12---目標温度設定器 13---供給電力計算手段 14---ヒータ制御手段 15---電力監視手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】排気機能を有するターボ機構のロータを回
    転駆動するモータとターボ分子ポンプを加熱するヒータ
    を有するターボ分子ポンプに電力を供給する電源装置に
    おいて、モータに供給するモータ駆動用電力と同等の電
    力分をヒータに供給する温度制御用電力から差し引くた
    めの電力監視手段を設け、この電力監視手段によって電
    力の供給を一定以下に制御するようにしたことを特徴と
    するターボ分子ポンプ駆動用電源装置。
JP2001369994A 2001-12-04 2001-12-04 ターボ分子ポンプ駆動用電源装置 Pending JP2003172292A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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