JP2003174269A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2003174269A
JP2003174269A JP2001371272A JP2001371272A JP2003174269A JP 2003174269 A JP2003174269 A JP 2003174269A JP 2001371272 A JP2001371272 A JP 2001371272A JP 2001371272 A JP2001371272 A JP 2001371272A JP 2003174269 A JP2003174269 A JP 2003174269A
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Japan
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case
cover
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plate portion
electronic component
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JP2001371272A
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Inventor
Kenji Kamio
健治 神尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形凹部内に素子を収容した樹脂製箱形のケ
ースの開口部を弾性材料製のカバーで覆うタイプの電子
部品に関し、カバーが多少の外力を受けてもケースから
外れ難く、ケースの側面を平面状にできるものの提供を
目的とする。 【解決手段】 円形凹部11A内に素子を収容し、対向
する側面11B,11Cの両角部に窪み16,17を有
する樹脂製箱形のケース11の開口部を、窪み16,1
7と係合する内方への突出部14A,15Aを有すると
共に、ケース11の上面から浮き上がる方向の付勢力を
有する弾性材料製のカバー12で覆い、カバー12の付
勢力と協働して係合を外れ難くする外れ防止手段を設け
ることによって、カバー12が多少の外力を受けても外
れ難く、ケースの側面を平面状にすることができる電子
部品を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面が開口部とな
った円形凹部内に素子を収容した樹脂製箱形のケースの
開口部を、弾性材料製のカバーで覆うタイプの電子部品
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子部品について、図1
1〜図15を用いて説明する。
【0003】図11は従来の素子を収容した樹脂製箱形
のケースの開口部を弾性材料製のカバーで覆うタイプの
電子部品としてのプッシュスイッチの外観斜視図、図1
2は同正面図、図13は同側面図であり、同図におい
て、1は樹脂製箱形のケース、2は弾性金属薄板製のカ
バー、3はスイッチ操作用の押しボタンである。
【0004】そして、図14の正面断面図に示すよう
に、ケース1の平面状の上面に開口部を有する円形凹部
1A内にはスイッチ素子が収容されている。
【0005】すなわち、ケース1の円形凹部1Aの底面
には、固定接点4としての中央接点4Aおよび周辺接点
4Bがインサート成形固定され、それぞれと導通した複
数個の接続端子5が外周に設けられると共に、周辺接点
4B上に弾性金属薄板製の円形ドーム状可動接点6が載
せられて、その中央下面が所定の間隔をあけて中央接点
4Aと対峙しており、更に、上面には押しボタン3が載
せられて、その上端部3Aが円形凹部1Aの開口部を覆
うカバー2の平板状の覆い板部2Aの中央円形孔2Bか
ら上方に突出している。
【0006】このプッシュスイッチは、押しボタン3の
上端部3Aを押圧操作することによって、スイッチ素子
の円形ドーム状可動接点6が固定接点4の周辺接点4B
と中央接点4Aの間を接離させ、その信号が接続端子5
を通して使用機器の回路に伝達されるものである。
【0007】そして、上記のカバー2は、その覆い板部
2A端部の対向する二個所から折り曲げ形成されてケー
ス1を挟持する挟持部7,8のそれぞれに打抜き形成さ
れた窓状の孔7A,8Aが、ケース1の対向する平面状
の側面に、ケース1の上面側から下面側に向けて高くな
った傾斜を有するように設けられた係止用の突起9,1
0とそれぞれ係合する、すなわち孔7A,8Aの下方の
枠部7B,8Bを、ケース1の側面に対して垂直な突起
9,10の下端面9A,10Aに引掛けることによっ
て、ケース1に固定されている。
【0008】また、カバー2をケース1に組み合わせて
固定する方法は、図15の部分断面の分解正面図に示す
ように、カバー2の対向する挟持部7,8がケース1の
対向する側面を挟持するように、挟持部7,8下端の枠
部7B,8Bの少し開いた先端部をガイドとして、スイ
ッチ素子および押しボタン3を収容したケース1の上方
から組み合わせて、挟持部7,8の孔7A,8Aに側面
の突起9,10をはめ込み、図12および図14に示す
ように、孔7A,8Aの枠部7B,8Bを突起9,10
の下端面9A,10Aに引掛けて係止させるものであっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の、素子を収容した樹脂製箱形のケースの開口部を弾性
材料製のカバーで覆うタイプの電子部品としてのプッシ
ュスイッチにおいては、カバー2の挟持部7,8の孔7
A,8Aの枠部7B,8Bをケース1側面の係止用の突
起9,10の下端面9A,10Aに確実に引掛けさせる
ためには、孔7A,8Aの枠部7B,8Bと突起9,1
0の下端面9A,10Aとの間に隙間を設ける必要があ
り、このために、カバー2がケース1に対してガタツキ
を生じたり、このプッシュスイッチが落下等により衝撃
を受けると、カバー2の挟持部7,8の間隔が瞬間的に
開いてカバー2がケース1から外れることがあり、ま
た、ケース1の外周の対向する側面に突起9,10の先
端部等が突出しているので、自動実装等における取扱い
に不利であるという課題があった。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、カバーがケースに対してガタツキを生じ
難くて、多少の衝撃等の外力を受けてもカバーがケース
から外れ難く、しかもケースの外周の対向する側面を平
面状にすることができる、素子を収容した樹脂製箱形の
ケースの開口部を弾性材料製のカバーで覆うタイプの電
子部品を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有するものである。
【0012】本発明の請求項1に記載の発明は、外形が
上面視方形で、その上面に開口部を有する凹部内に素子
を収容し、対向する側面の両角部の下端部から上方に所
定高さの窪みを有する樹脂製箱形のケースと、このケー
スの上面を覆い、中央部分がケースの上面に当接すると
共に、中央部分を挟む両側方部分の各端部がケースの上
面から所定寸法だけ浮き上がるように付勢された覆い板
部および、浮き上がった両側方部分の各端部からケース
の対向する側面に沿って延ばされ、先端両側に上記窪み
とそれぞれ係合する内方への突出部を有する挟持部から
なる弾性材料製のカバーと、このカバーの覆い板部の両
側方部分端部の上方への付勢力と協働して、ケースの側
面の窪みとカバーの挟持部の突出部との係合を外れ難く
する外れ防止手段とを備えた電子部品としたものであ
り、凹部を有する方形であるケースの角部に設けられた
窪みと、カバーの挟持部に設けられた内方への突出部が
大きな掛り代で係合すると共に、カバーの弾性による付
勢力と協働する外れ防止手段により、カバーがケースに
対してガタツキを生じ難くて、多少の衝撃等の外力を受
けてもカバーがケースから外れ難く、しかもケースの外
周の対向する側面を平面状にすることができる、素子を
収容した樹脂製箱形のケースの開口部を弾性材料製のカ
バーで覆うタイプの電子部品を実現できるという作用効
果が得られる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、特に、ケースの側面の窪みとカバーの挟
持部の突出部との外れ防止手段が、窪みの上端面のケー
スの側面に対向する角度が90°未満であるように傾斜
させ、挟持部の突出部の上面を、先端部が根元部よりも
高くなるように傾斜させたものであり、構成部材の数量
・価格および組立工数等をアップさせることなく、カバ
ーの挟持部の突出部がケースの側面の窪みと安定して係
合する、すなわちカバーがケースに対してガタツキを生
じることが少なくて、多少の外力を受けてもカバーがケ
ースから外れ難い電子部品を実現できるという作用効果
が得られる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、特に、ケースの側面の窪みとカバーの挟
持部の突出部との外れ防止手段が、窪みの上端面に凹部
を、挟持部の突出部の上面に上記凹部に係合する凸部
を、それぞれ設けたものであり、構成部材の数量・価格
および組立工数等をアップさせることなく、カバーの挟
持部の突出部がケースの側面の窪みに確実に係合・保持
される電子部品を実現できるという作用効果が得られ
る。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、特に、ケースの上面を平面状
とし、カバーの覆い板部の中央部分をケースの上面に当
接させ、両側方部分の各端部をケースの上面から離れる
方向に反らせたものであり、一般的に構成材料の中で最
も高価である、ケースを樹脂形成する成形金型の構成が
簡単で安価となるので、電子部品全体として安価にでき
るという作用効果が得られる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、特に、ケースの上面を、中央
部分が高くて対向する側面に近い部分が低くなるように
傾斜させ、カバーの覆い板部を平板状としたものであ
り、ケースを樹脂形成する成形金型の構成は多少複雑と
なるが、電子部品のカバーの上面が平板状であるので、
自動実装等に対して有利であるという作用効果が得られ
る。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
発明において、特に、上面側から見たケースの外形およ
びカバーの覆い板部の形状が方形で、覆い板部の両側方
部分を下方に押してケースの側面の窪みとカバーの挟持
部の突出部を係合させた後に、ケースの側面に沿う方向
へ折り曲げ可能な副平板部を、覆い板部の挟持部が設け
られた対向する二辺とは異なる他の二辺の端部に設けた
ものであり、完成した電子部品において、カバーの覆い
板部を押されても覆い板部が変形し難く、従ってケース
の側面の窪みとカバーの挟持部の突出部との係合をより
外れ難くすることができるという作用効果が得られる。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
発明において、特に、副平板部の折り曲げ線に沿ってハ
ーフカット部を設けると共に、折り曲げ線に沿った副平
板部の幅寸法を、カバーの覆い板部の両側方部分がケー
スの上面から浮き上がっている寸法と同等以上としたも
のであり、副平板部の折り曲げ加工が容易であると共
に、折り曲げ位置が正確であり、しかも折り曲げた副平
板部によって、カバーの覆い板部の両側方部分とケース
の上面との間の隙間部分を塞ぐことができるという作用
効果が得られる。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、特に、ケースの対向する側面の上端角部
にテーパ部を設けて上端の間隔を小さくし、カバーの挟
持部の各突出部を、下面の先端部が根元部よりも高いテ
ーパ状としたものであり、カバーとケースを組み合わせ
係合させる際に、カバーの挟持部の突出部下面とケース
の対向する側面の上端部とがスムーズに噛み合って、両
者を容易に組み合わせることができるという作用効果が
得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図10を用いて説明する。
【0021】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【0022】(実施の形態1)実施の形態1を用いて、
本発明の特に請求項1〜4および8に記載の発明につい
て説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施の形態による素
子を収容した樹脂製箱形のケースの開口部を弾性材料製
のカバーで覆うタイプの電子部品としてのプッシュスイ
ッチの正面図、図2は同側面図、図3は同分解斜視図で
ある。
【0024】同図に示すように、本実施の形態によるプ
ッシュスイッチは、外形が上面視方形である樹脂製箱形
のケース11の、平面状の上面の中央位置に開口部を有
する円形凹部11A内にスイッチ素子が収容されている
こと、すなわち円形凹部11Aの底面に接続端子5と導
通した固定接点4(図示せず)がインサート成形固定さ
れ、その上部に円形ドーム状可動接点6(図示せず)が
載せられて、更に、円形ドーム状可動接点6の上面に載
せられた押しボタン3の上端部3Aが中央円形孔12A
から上方に突出するように、弾性金属薄板製のカバー1
2の覆い板部13がケース11の凹部11Aの開口部を
覆っていること、およびその動作は、従来の技術の場合
と同じである。
【0025】しかし、カバー12の覆い板部13の端部
の対向する二個所から折り曲げ形成されてケース11の
対向する側面11B,11Cに沿って延ばされた平板状
の挟持部14,15それぞれの下端両側に、内方へ向け
て設けられた突出部14A,15Aが、ケース11の対
向する側面11B,11Cの厚肉部である両角部の下端
部から所定高さに設けられた窪み16,17とそれぞれ
係合することにより、カバー12がケース11に固定さ
れている。
【0026】そして、図1に示すように、この係合部に
おいて、ケース11の対向する側面11B,11Cの両
角部の窪み16,17の上端面16A,17Aは、各側
面に対する角度が90°未満で内側が外側よりも高くな
って傾斜しており、また、カバー12の挟持部14,1
5に設けられた突出部14A,15Aの上面も、先端部
が根元部よりも高くなるように傾斜している。
【0027】また、カバー12の覆い板部13の中央部
分13Aはケース11の開口部のある平面状の上面に当
接しているが、この中央部分13Aを挟んで両側の、ケ
ース11の対向する側面11B,11Cに近い両側方部
分13B,13Cは、挟持部14,15が設けられてい
る端部が所定寸法だけケース11の平板状の上面から浮
き上がる方向に反っており、この反りによる付勢力によ
って、挟持部14,15すなわち突出部14A,15A
を上方に引張り、その上面が窪み16,17の上端面1
6A,17Aに、隙間なく安定して係合するように付勢
している。
【0028】ここで、このカバー12をケース11に組
み合わせて固定する方法を、図4(a),(b)の組合
わせ方法を説明する正面図を用いて説明する。
【0029】まず、同図(a)に示すように、カバー1
2の対向する挟持部14,15の下端両側の突出部14
A,15A下面のテーパ部14B,15Bと、ケース1
1の対向する側面11B,11Cの上端角部に設けたテ
ーパ部18A,18Bを噛み合わせることによって、カ
バー12をスイッチ素子および押しボタン3を収容した
ケース11の上方から組み合わせ、同図(b)に示すよ
うに、カバー12の覆い板部13の上方に反った側方部
分13B,13Cに挟まれた中央部13Aを、図中に細
い矢印で示すようにケース11の平板状の上面に押し付
けると共に、挟持部14,15の下端両側の突出部14
A,15Aの先端がケース11の対向する側面11B,
11Cに当たって押し広げられ、挟持部14,15が弾
性変形した状態とする。
【0030】次に、この状態において、カバー12の覆
い板部13の側方部分13B,13Cの挟持部14,1
5が折り曲げ形成された端部を、同図(b)に二本の太
い矢印で示すように上方から強く押して、側方部分13
B,13Cをケース11の上面に押し付けることによ
り、各挟持部14,15下端両側の突出部14A,15
Aの上面をケース11の対向する側面11B,11Cの
窪み16,17の上端面16A,17Aよりも下方とな
る位置まで押し下げ、押し広げられた挟持部14,15
の弾性復元力によって突出部14A,15Aを窪み1
6,17の上端面16A,17Aの下方に入り込ませて
引掛ける。
【0031】この後、カバー12の覆い板部13の端部
に加える押し力を除くと、覆い板部13の側方部分13
B,13Cが弾性復元力により上方へ反ることによっ
て、図1に示すように、各挟持部14,15の突出部1
4A,15Aの傾斜した上面は、ケース11側面の窪み
16,17の上端面16A,17Aの傾斜面に安定して
保持される。
【0032】ここで、ケース11の対向する側面11
B,11Cの窪み16,17の上端面と、カバー12の
挟持部14,15下端の突出部14A,15Aの上面と
の係合部の構成を、図5のケースとカバーの係合部の他
の構成の部分拡大正面図に示すように、ケースの側面の
窪み19の上端面に凹部19Aを、カバーの挟持部の突
出部20の上面に凸部20Aをそれぞれ設けて、両者を
係合させる構成とすることによって、カバーの挟持部の
突出部20がケース側面の窪み19に、より確実に安定
して係合・保持される。
【0033】そして、カバー12は必ずしも弾性金属薄
板で形成する必要はなく、弾性を有する樹脂材料等で形
成してもよいものであり、また、ケース11の対向する
側面11B,11Cの上端角部に設けるテーパ部18
A,18Bは、必ずしも対向する側面11B,11Cの
幅全体に亘って設ける必要はなく、対向する側面11
B,11Cの上端角部の両端部のみに設けても、カバー
12の挟持部14,15の突出部14A,15Aの下面
のテーパ部14B,15Bとスムーズに噛み合って、ス
イッチケース11とカバー12を容易に組み合わせるこ
とができる。
【0034】以上のように本実施の形態によれば、弾性
金属薄板製のカバー12の弾性による付勢力および、ケ
ース11の対向する側面の厚肉の角部に設けられた窪み
16,17の傾斜した上端面16A,17Aの傾斜面と
カバー12の挟持部14,15の突出部14A,15A
の傾斜した上面との大きな掛り代での係合、またはケー
スの側面の窪み19の上端面の凹部19Aとカバーの挟
持部の突出部20の上面の凸部20Aとの係合による外
れ防止手段によって、カバー12がケース11に対して
ガタツキを生じ難くて、多少の衝撃等の外力を受けても
カバー12がケース11から外れ難く、しかも外周の対
向する側面を突出部のない平面状にすることができる、
素子を収容した樹脂製箱形のケースの開口部を弾性材料
製のカバーで覆うタイプの電子部品を、構成部材の数量
・価格および組立工数をアップさせることなく安価に実
現できるものである。
【0035】(実施の形態2)実施の形態2を用いて、
本発明の特に請求項5〜7に記載の発明について説明す
る。
【0036】なお、実施の形態1の構成と同一構成の部
分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0037】図6は本発明の第2の実施の形態による素
子を収容した樹脂製箱形のケースの開口部を弾性材料製
のカバーで覆うタイプの電子部品としてのプッシュスイ
ッチの正面図、図7は同分解斜視図であり、同図に示す
ように、本実施の形態によるプッシュスイッチは、上記
実施の形態1によるものに対して、円形凹部の開口部が
あるケースの上面およびこの上面を覆うカバーの覆い板
部の構成が異なるものである。
【0038】すなわち、図6および図7に示すように、
カバー23の覆い板部24が平板状であり、ケース21
の上面22は、円形凹部21Aの開口部がある中央部分
22Aが高くなって覆い板部24の下面に当接している
が、この中央部分22Aを挟む両側の、対向する側面2
1B,21Cに近い両側方部分22B,22Cは、端部
が覆い板部24の下面から離れるように傾斜している。
【0039】そして、図6に示す状態において、カバー
23の覆い板部24端部の対向する二個所から折り曲げ
形成された平板状の挟持部25,26がケース21の対
向する側面21B,21Cに沿って延ばされ、それぞれ
の下端両側から内方へ設けられた突出部25A,26A
の傾斜した上面が、ケース21の対向する側面21B,
21Cの厚肉部である両角部の所定高さに設けられた窪
み27,28の傾斜した上端面27A,28Aとそれぞ
れ隙間なく安定して係合するように、カバー23の覆い
板部24の弾性力により、挟持部25,26すなわち突
出部25A,26Aが上方に引張られる方向に付勢され
ていることは、実施の形態1の場合と同様である。
【0040】ここで、カバー23をケース21に組み合
わせて固定する方法を、図8(a),(b)の組合わせ
方法を説明する正面図を用いて説明する。
【0041】まず、同図(a)に示すように、ケース2
1の対向する側面21B,21Cの上端と上面22の傾
斜した両側方部分22B,22Cとが交わる部分に設け
たテーパ部29A,29Bに対して、カバー23の対向
する挟持部25,26の下端両側の突出部25A,26
A下面のテーパ部25B,26Bを噛み合わせることに
よって、カバー23をスイッチ素子および押しボタン3
を収容したケース21の上方から組み合わせ、同図
(b)に示すように、カバー23の覆い板部24を、図
中に細い矢印で示すようにケース21の上面22の中央
部分22Aに押し付けると共に、挟持部25,26の下
端両側の突出部25A,26Aの先端がケース21の対
向する側面21B,21Cに当たって押し広げられ、挟
持部25,26が弾性変形した状態とする。
【0042】次に、この状態において、カバー23の覆
い板部24の対向する端部に挟持部25,26が折り曲
げ形成された端部側を、同図(b)に二本の太い矢印で
示すように上方から強く押して、平板状の覆い板24の
側方部分をケース21上面22の傾斜した両側方部分2
2B,22Cに押し付けることにより、各挟持部25,
26下端両側の突出部25A,26Aの上面をケース2
1の対向する側面21B,21Cの窪み27,28の上
端面27A,28Aよりも下方となる位置まで押し下
げ、押し広げられた挟持部25,26の弾性復元力によ
って突出部25A,26Aを窪み27,28の上端面2
7A,28Aの下方に入り込ませて引掛ける。
【0043】この後、カバー23の覆い板部24の端部
に加える押し力を除くと、弾性変形した覆い板部24が
弾性復元力により平板状に戻ることにより、図6に示す
ように、各挟持部25,26の突出部25A,26Aの
傾斜した上面は、ケース21の側面21B,21Cの窪
み27,28の上端面27A,28Aの傾斜面に安定し
て保持される。
【0044】なお、本実施の形態においても、ケース2
1の対向する側面21B,21Cの窪み27,28の上
端面と、カバー23の挟持部25,26下端の突出部2
5A,26Aの上面との係合部の構成を、図5に示した
ように、ケースの側面の窪みの上端面に凹部を、カバー
の挟持部の突出部上面に凸部をそれぞれ設けて、両者を
係合させる構成とすることによって、カバーの挟持部の
突出部がケース側面の窪みに、より確実に安定して係合
・保持されるようにしてもよいことは、実施の形態1の
場合と同様である。
【0045】以上のように本実施の形態によれば、実施
の形態1の場合と同様に、カバー23がケース21に対
してガタツキを生じ難くて、多少の外力を受けてもカバ
ー23がケース21から外れ難く、しかも外周の対向す
る側面を突出部のない平面状にすることができる、素子
を収容した樹脂製箱形のケースの開口部を弾性材料製の
カバーで覆うタイプの電子部品を、構成部材の数量・価
格および組立工数をアップさせることなく安価に実現で
きると共に、電子部品のカバーの上面がフラットである
ので、自動実装等に対して有利なものとすることができ
る。
【0046】そして、図9は本実施の形態による他の構
成のプッシュスイッチの側面図、図10はこれに使用す
るカバーの外観斜視図であり、上記に説明したものに対
してカバーの覆い板部の構成が異なるものである。
【0047】すなわち、カバー30の平板状で長方形の
覆い板部31の一方の対向する二辺の端部に挟持部3
2,33が折り曲げ形成され、それぞれの下端両側に設
けられた突出部32A,33A(33Aは図示せず)が
ケース36の対向する側面36B,36Cの窪み37,
38(36C,38は図示せず)に係合していること
は、上記のカバー23と同様であるが、他方の対向する
二辺の端部は、長方形であるためケース36の上面を覆
う中央平板部31Aよりも大きくなっており、大きくな
った副平板部34,35と中央平板部31Aとの境目に
は、図10に点線で示す、直線状のハーフカット部34
A,35Aが設けられている。
【0048】このカバー30をケース36に組み合わせ
る方法は、上記に図8を用いて説明したように、カバー
30の覆い板部31の対向する端部に挟持部32,33
が折り曲げ形成された端部を強く押して、挟持部32,
33の突出部32A,33Aをケース36の対向する側
面36B,36Cの窪み37,38に係合させた後に、
覆い板部31の副平板部34,35を、図9に矢印で示
すように、ケース36の側面36B,36Cに沿う方向
へハーフカット部34A,35Aで折り曲げるものであ
る。
【0049】この副平板部34,35の折り曲げ加工
は、ハーフカット部34A,35Aに合わせて行なうこ
とにより、容易に正確な位置で折り曲げることができ
る。
【0050】このような構成とすることによって、プッ
シュスイッチのカバー30の覆い板部31に外力が加わ
っても、上記の場合よりも覆い板部31を変形し難くす
ることができるので、カバー30の挟持部32,33の
突出部32A,33Aとケース36の対向する側面36
B,36Cの窪み37,38との係合をより外れ難くす
ることができる。
【0051】そして、折り曲げ線である上記ハーフカッ
ト部34A,35Aに沿った副平板部34,35の幅寸
法を、覆い板部31の中央平板部31Aの両側方部分が
ケース36の上面と離れている寸法と同等以上とするこ
とによって、両者の隙間部分をこの副平板部34,35
で塞ぐことができるものである。
【0052】なお、本説明において、カバー30の覆い
板部31は長方形であるとしたが、これは対向する二辺
を有する方形であればよいものである。
【0053】また、実施の形態1および2において、素
子を収容した樹脂製箱形のケースの開口部を弾性材料製
のカバーで覆うタイプの電子部品として、押しボタンで
操作するプッシュスイッチを例として説明したが、本発
明は操作部を有しない電子部品にも適用できるものであ
る。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カバーの
弾性による付勢力、およびケースの対向する側面の厚肉
の角部に設けられた窪みとカバーの挟持部の突出部との
大きな掛り代での係合、並びにその外れ防止手段によっ
て、カバーがケースに対しガタツキを生じ難くて、多少
の衝撃等の外力を受けてもカバーがケースから外れ難
く、しかも外周の対向する側面を突出部のない平面状に
することができる、素子を収容した樹脂製箱形のケース
の開口部を弾性材料製のカバーで覆うタイプの電子部品
を安価に実現できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子部品とし
てのプッシュスイッチの正面図
【図2】同側面図
【図3】同分解斜視図
【図4】(a),(b)同カバーとケースの組合わせ方
法を説明する正面図
【図5】同ケースとカバーの係合部の他の構成の部分拡
大正面図
【図6】本発明の第2の実施の形態による電子部品とし
てのプッシュスイッチの正面図
【図7】同分解斜視図
【図8】(a),(b)同カバーとケースの組合わせ方
法を説明する正面図
【図9】同他の構成のプッシュスイッチの側面図
【図10】同カバーの外観斜視図
【図11】従来の電子部品としてのプッシュスイッチの
外観斜視図
【図12】同正面図
【図13】同側面図
【図14】同正面断面図
【図15】同カバーとケースの組合わせ方法を説明する
部分断面の分解正面図
【符号の説明】
3 押しボタン 3A 上端部 4 固定接点 5 接続端子 6 円形ドーム状可動接点 11,21,36 ケース 11A,21A 円形凹部 11B,11C,21B,21C,36B,36C 側
面 12,23,30 カバー 12A 中央円形孔 13,24,31 覆い板部 13A,22A 中央部分 13B,13C,22B,22C 側方部分 14,15,25,26,32,33 挟持部 14A,15A,20,25A,26A,32A,33
A 突出部 14B,15B,18A,18B,25B,26B,2
9A,29B テーパ部 16,17,19,27,28,37,38 窪み 16A,17A,27A,28A 上端面 19A 凹部 20A 凸部 22 上面 31A 中央平板部 34,35 副平板部 34A,35A ハーフカット部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形が上面視方形で、その上面に開口部
    を有する凹部内に素子を収容し、対向する側面の両角部
    の下端部から上方に所定高さの窪みを有する樹脂製箱形
    のケースと、このケースの上記上面を覆い、中央部分が
    上記ケースの上面に当接すると共に、上記中央部分を挟
    む両側方部分の、上記ケースの対向する側面に対応する
    各端部が上記ケースの上面から所定寸法だけ浮き上がる
    ように付勢された覆い板部および、浮き上がった上記両
    側方部分の各端部から上記ケースの対向する側面に沿っ
    て延ばされ、先端内側に上記窪みとそれぞれ係合する内
    方への突出部を有する平板状の挟持部からなる弾性材料
    製のカバーと、このカバーの上記覆い板部の両側方部分
    端部の上方への付勢力と協働して、上記ケースの対向す
    る側面の窪みと上記カバーの挟持部の突出部との係合を
    外れ難くする外れ防止手段とを備えた電子部品。
  2. 【請求項2】 ケースの対向する側面の窪みとカバーの
    挟持部の突出部との外れ防止手段が、上記窪みの上端面
    の上記ケースの側面に対向する角度が90°未満である
    ように傾斜させ、上記挟持部の突出部の上面を、先端部
    が根元部よりも高くなるように傾斜させたものである請
    求項1記載の電子部品。
  3. 【請求項3】 ケースの対向する側面の窪みとカバーの
    挟持部の突出部との外れ防止手段が、上記窪みの上端面
    に凹部を、上記挟持部の突出部の上面に上記凹部に係合
    する凸部を、それぞれ設けたものである請求項1記載の
    電子部品。
  4. 【請求項4】 ケースの上面を平面状とし、カバーの覆
    い板部の中央部分を上記ケースの上面に当接させ、両側
    方部分の各端部を上記ケースの上面から離れる方向に反
    らせた請求項2または3に記載の電子部品。
  5. 【請求項5】 ケースの上面を、中央部分が高くて対向
    する側面に近い部分が低くなるように傾斜させ、カバー
    の覆い板部を平板状とした請求項2または3に記載の電
    子部品。
  6. 【請求項6】 上面側から見たケースの外形およびカバ
    ーの覆い板部の形状が方形であり、上記覆い板部の両側
    方部分を下方に押して上記ケースの対向する側面の窪み
    と上記カバーの挟持部の突出部を係合させた後に、上記
    ケースの側面に沿う方向へ折り曲げ可能な副平板部を、
    上記覆い板部の挟持部が設けられた対向する二辺とは異
    なる他の二辺の端部に設けた請求項5記載の電子部品。
  7. 【請求項7】 副平板部の折り曲げ線に沿ってハーフカ
    ット部を設けると共に、上記折り曲げ線に沿った上記副
    平板部の幅寸法を、カバーの覆い板部の両側方部分がケ
    ースの上面から浮き上がっている寸法と同等以上とした
    請求項6記載の電子部品。
  8. 【請求項8】 ケースの対向する側面の上端角部にテー
    パ部を設けて上端の間隔を小さくし、カバーの各挟持部
    の突出部を、下面の先端部が根元部よりも高いテーパ状
    とした請求項1記載の電子部品。
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WO2008113315A3 (de) * 2007-03-19 2008-12-31 Conti Temic Microelectronic Gehäuse mit einem elektronischen bauteil

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008113315A3 (de) * 2007-03-19 2008-12-31 Conti Temic Microelectronic Gehäuse mit einem elektronischen bauteil
US8253042B2 (en) 2007-03-19 2012-08-28 Conti Temic Microelectronic Gmbh Housing comprising an electronic component

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