JP2003174304A - 伝送線路基板 - Google Patents

伝送線路基板

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JP2003174304A JP2001371835A JP2001371835A JP2003174304A JP 2003174304 A JP2003174304 A JP 2003174304A JP 2001371835 A JP2001371835 A JP 2001371835A JP 2001371835 A JP2001371835 A JP 2001371835A JP 2003174304 A JP2003174304 A JP 2003174304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送線路のインピーダンスの値をより高くす
ることができるとともに、所望の値に正確に設定するこ
とができる伝送線路基板を提供する。 【解決手段】 ベース5aの一方側に略波型パターンの
第1の伝送線路1aを形成し、ベース5aの他方側に第
1の伝送線路1aと線対称になるように略波型パターン
の第2の伝送線路2aを形成し、第1及び第2の伝送線
路1a,2aを連続して立体的に交差させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の伝送線路と
該第1の伝送線路に対して絶縁された第2の伝送線路と
が形成された伝送線路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高速化を達成するため
に電子機器に使用されるプリント基板が小型化され、プ
リント基板に形成される伝送線路が微細化されるととも
に、伝送線路により伝達される信号が高速化される傾向
にある。
【0003】上記のように微細化された伝送線路を用い
て信号を高速に伝送する場合、伝送線路のインピーダン
スの値を所望の値に設定するインピーダンス制御が重要
になってくる。すなわち、インピーダンス制御が正確に
行われない場合、高速信号を安定に伝送することができ
ず、電子機器が動作しなくなる場合がある。
【0004】ここで、伝送線路のインピーダンスは、伝
送線路の幅及び高さ、伝送線路とグランド層との間の距
離、伝送線路が形成されるプリント基板の絶縁層の誘電
率等に依存し、一般的に、伝送線路の断面積(幅×高
さ)に反比例するとともに、基板の誘電率にも反比例す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実現可
能な伝送線路の幅及び高さにはプリント基板の製造技術
による限界があり、ある一定値以上のインピーダンスを
実現することは困難である。特に、ポリイミド等の誘電
率が高い絶縁層を使用しなければならないフレキシブル
基板では、インピーダンスの値を高くすることがより困
難となっている。
【0006】また、伝送線路の微細化に伴い、伝送線路
等の加工精度のバラツキ等が伝送線路のインピーダンス
の値に大きく影響し、伝送線路のインピーダンスの値を
所望の値に正確に設定することも困難になってきてい
る。
【0007】本発明の目的は、伝送線路のインピーダン
スの値をより高くすることができるとともに、所望の値
に正確に設定することができる伝送線路基板を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
第1の発明 第1の発明に係る伝送線路基板は、第1の伝送線路と第
1の伝送線路に対して絶縁された第2の伝送線路とが形
成された伝送線路基板であって、第1及び第2の伝送線
路が連続して立体的に交差するものである。
【0009】本発明に係る伝送線路基板においては、第
1の伝送線路と第1の伝送線路に対して絶縁された第2
の伝送線路とが連続して立体的に交差するように形成さ
れているので、第1の伝送線路と第2の伝送線路との間
の間隔及び第1及び第2の伝送線路の交差間隔を増大さ
せることにより、第1及び第2の伝送線路のインピーダ
ンスの値を高くすることができる。したがって、第1及
び第2の伝送線路のパターン間隔及び交差間隔を調整す
ることにより、伝送線路のインピーダンスの値をより高
くすることができるとともに、所望の値に正確に設定す
ることができる。
【0010】(2)第2の発明 第2の発明に係る伝送線路基板は、第1の発明に係る伝
送線路基板の構成において、第1の伝送線路は、第1の
伝送線路と第2の伝送線路とを絶縁するための絶縁層の
一方側に形成され、第2の伝送線路は、絶縁層の他方側
に形成され、第1及び第2の伝送線路は、所定間隔で立
体的に交差する。
【0011】この場合、第1の伝送線路が絶縁層の一方
側に形成され、第2の伝送線路が絶縁層の他方側に形成
されるので、所定間隔で立体的に交差する第1及び第2
の伝送線路を絶縁層上に容易に形成することができる。
【0012】(3)第3の発明 第3の発明に係る伝送線路基板は、第1の発明に係る伝
送線路基板の構成において、第1の伝送線路は、第1の
伝送線路と第2の伝送線路とを絶縁するための絶縁層の
一方側に形成された複数の第1の導電部と、絶縁層の他
方側に形成された複数の第2の導電部とを含み、第2の
伝送線路は、絶縁層の他方側に形成された複数の第3の
導電部と、絶縁層の一方側に形成された複数の第4の導
電部とを含み、第1及び第2の導電部は、絶縁層を貫通
する第1の接続部を介して電気的に順次接続され、第3
及び第4の導電部は、絶縁層を貫通する第2の接続部を
介して電気的に順次接続され、第1及び第2の伝送線路
は、所定間隔で立体的に交差する。
【0013】この場合、絶縁層の一方側に形成された複
数の第1の導電部と絶縁層の他方側に形成された複数の
第2の導電部とが絶縁層を貫通する第1の接続部を介し
て電気的に順次接続されるとともに、絶縁層の他方側に
形成された複数の第3の導電部と絶縁層の一方側に形成
された複数の第4の導電部とが絶縁層を貫通する第2の
接続部を介して電気的に順次接続されるので、立体的に
螺旋状に交差した第1及び第2の伝送線路を容易に形成
することができる。
【0014】(4)第4の発明 第4の発明に係る伝送線路基板は、第1〜第3のいずれ
かの発明に係る伝送線路基板の構成において、第3の伝
送線路と第3の伝送線路に対して絶縁された第4の伝送
線路とをさらに含み、第1及び第2の伝送線路は、第1
の間隔で立体的に交差し、第3及び第4の伝送線路は、
第1及び第2の伝送線路に対して並列に配置されるとと
もに、第1の間隔と異なる第2の間隔で立体的に交差す
る。
【0015】この場合、第1及び第2の伝送線路が第1
の間隔で立体的に交差し、第3及び第4の伝送線路が第
1の間隔と異なる第2の間隔で立体的に交差しているの
で、第1及び第2の伝送線路により伝送される信号と第
3及び第4の伝送線路により伝送される信号との間のク
ロストークを低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態によ
る伝送線路基板について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による伝送線路基板
の構成を模式的に示す平面図であり、図2は、図1に示
す伝送線路基板の断面構造を模式的に示すA−A’断面
図である。
【0017】図1及び図2に示す伝送線路基板10a
は、フレキシブル基板であり、第1の伝送線路1a、第
2の伝送線路2a、第1のカバーレイ3a、第2のカバ
ーレイ4a及びベース5aを備える。なお、図1では、
図示を容易にするために、基板となるベース5aの下に
配置されている第2の伝送線路2aを実線で示すととも
に、第1のカバーレイ3a、第2のカバーレイ4a及び
ベース5aは外形のみを実線で示している。
【0018】絶縁層となるベース5aの一方側(図2に
おいて上側)に第1の伝送線路1aが形成され、第1の
伝送線路1aの上に絶縁層となる第1のカバーレイ3a
が形成される。一方、ベース5aの他方側(図2におい
て下側)に第2の伝送線路2aが形成され、第2の伝送
線路2aの上に絶縁層となる第2のカバーレイ4aが形
成される。例えば、第1及び第2の伝送線路1a,2a
は、厚さ約18μmの銅箔から構成され、第1及び第2
のカバーレイ3a,4aは、厚さ約35μmの接着層及
び厚さ約25μmのポリイミドから構成され、ベース5
aは、厚さ約22μmの接着層、厚さ約25μmのポリ
イミド及び厚さ約22μmの接着層から構成される。
【0019】なお、伝送線路基板10aの構成は、上記
の例に特に限定されず、種々の変更が可能である。ま
た、第1及び第2の伝送線路1a,2aの材質は、上記
の例に特に限定されず、他の導電性材料を用いてもよ
く、第1及び第2のカバーレイ3a,4a及びベース5
aの材質及び構造も、上記の例に特に限定されず、他の
絶縁性材料を用いてもよい。また、第1及び第2の伝送
線路1a,2a、第1及び第2のカバーレイ3a,4a
並びにベース5aの厚さも、上記の例に特に限定され
ず、種々の変更が可能である。
【0020】第1及び第2の伝送線路1a,2aは、線
対称な配線パターンを有し、第1の伝送線路1aは、直
線部P1と当該直線部P1に対して約45度屈曲された
交差部P2とを順次連結した略波型パターンから構成さ
れ、第2の伝送線路2aは、直線部P1と略平行に配置
された直線部P3と当該直線部P3に対して約45度屈
曲された交差部P4とを順次連結した略波型パターンか
ら構成される。
【0021】上記の配線パターンにより、パターン幅W
の直線部P1とパターン幅Wの直線部P3とがパターン
間隔Sを隔てて平行に配置され、交差部P3と交差部P
4とが約90度で交差し、第1及び第2の伝送線路1
a,2aは交差間隔Lで立体的に交差する。
【0022】上記のように構成された伝送線路基板10
aでは、例えば、第1及び第2の伝送線路1a,2aの
一方により高速信号が伝送され、他方はグランド線とし
て使用される。なお、第1及び第2の伝送線路1a,2
aにより伝送される信号は、上記の例に特に限定され
ず、第1及び第2の伝送線路1a,2aにより差動信号
等を伝送するようにしてもよい。
【0023】次に、第1及び第2の伝送線路1a,2a
のインピーダンスZに対するパターン幅W、パターン間
隔S及び交差間隔Lの影響について下記表1を用いて説
明する。なお、表1において、第1及び第2の伝送線路
1a,2aのインピーダンスZの単位は(Ω)であり、
パターン幅W、パターン間隔S及び交差間隔Lの単位は
(mil)である。
【0024】
【表1】
【0025】表1は、第1及び第2の伝送線路1a,2
aのインピーダンスZとパターン幅W、パターン間隔S
及び交差間隔Lとの関係を示し、表1に示す実施例1〜
5は、図1及び図2に示す伝送線路基板10aを表1に
示すパターン幅W、パターン間隔S及び交差間隔Lで作
成したものである。また、比較例1は、ベースの両面に
パターン幅W=6(mil)の直線状の伝送線路をそれ
ぞれ形成したものであり、比較例2は、ベースの一方側
にパターン幅W=5(mil)の直線状の2本の伝送線
路をパターン間隔S=19(mil)で形成したもので
あり、比較例1,2は、交差部を有しない2本の平行伝
送線路である。なお、オーバーレイ等は実施例1〜5及
び比較例1,2ともに同一のものを使用している。
【0026】実施例1〜5のインピーダンスZは、90
〜130(Ω)であり、比較例1のインピーダンスZ=
60(Ω)の約1.5〜2.17倍になり、比較例2の
インピーダンスZ=85(Ω)の約1.06〜1.53
倍になった。この結果、実施例1〜5のように第1及び
第2の伝送線路1a,2aを所定間隔で互いに交差させ
ることにより、インピーダンスZを向上できることがわ
かった。
【0027】また、パターン幅W=10(mil)の実
施例5のインピーダンスZは90(Ω)になり、パター
ン幅W=6(mil)の実施例1〜4のインピーダンス
Zは98〜130(Ω)になり、パターン幅Wを減少さ
せることによりインピーダンスZを向上できることがわ
かった。
【0028】また、パターン間隔S=4(mil)の実
施例1のインピーダンスZは100(Ω)になり、パタ
ーン間隔S=9(mil)の実施例3のインピーダンス
Zは110(Ω)になり、パターン間隔S=14(mi
l)の実施例4のインピーダンスZは130(Ω)にな
り、パターン間隔Sを増加させることによりインピーダ
ンスZを向上できることがわかった。
【0029】交差間隔L=45.5(mil)の実施例
2のインピーダンスZは98(Ω)になり、交差間隔L
=90(mil)の実施例1のインピーダンスZは10
0(Ω)になり、交差間隔Lを増加させることによりイ
ンピーダンスZを向上できることがわかった。
【0030】次に、伝送線路のインピーダンスに対する
パターン幅の影響について説明する。一般の伝送線路の
インピーダンスZ0は、近似的に次式により与えられる
(STEPHEN H. HALL,et all:High-Speed Digital Syst
em Design,A Handbook of Interconnect Theory and D
esign Practices,pp318を参照)。
【0031】 Z0=(μ0ε0/εe1/2・(1/Ca) …(1) Ca=2πε0/ln(8H/W+W/4H) …(2) εe=(εr+1)/2+((εr−1)/2)・(1+12H/W)-1/2+F −0.217(εr−1)・(T/(WH)1/2) …(3) F=0.02(εr−1)・(1−W/H)2 …(4) ここで、μ0は真空の透磁率であり、ε0は真空の誘電率
であり、Hは伝送線路とグランド層との距離であり、T
は伝送線路の高さであり、Wは伝送線路のパターン幅で
あり、εrは絶縁層となるベースの誘電率である。
【0032】上記の式(2)及び式(3)では、距離H
の係数(例えば、8,4,12)がパターン幅W及び高
さTの係数より大きくなっており、距離Hのバラツキす
なわちベースの厚さのバラツキはインピーダンスZ0
値に大きく影響するが、パターン幅Wのバラツキはあま
り影響しないことがわかる。
【0033】したがって、本実施の形態でも、製造バラ
ツキ等によるパターン幅Wのバラツキは第1及び第2の
伝送線路1a,2aのインピーダンスZにあまり影響し
ないので、第1及び第2の伝送線路1a,2aのパター
ン幅Wを減少させることにより、パターン幅Wのバラツ
キによる影響をあまり受けることなく、第1及び第2の
伝送線路1a,2aのインピーダンスZの値を高くする
ことができる。この結果、第1及び第2の伝送線路1
a,2aのパターン幅Wを調整することにより、第1及
び第2の伝送線路1a,2aのインピーダンスZを所望
の値に高精度に且つ容易に設定することができる。
【0034】また、本実施の形態では、第1の伝送線路
1aと第2の伝送線路2aとが連続して立体的に交差す
るように形成されているので、第1及び第2の伝送線路
1a,2aのパターン間隔Sを増加させることにより第
1及び第2の伝送線路1a,2aのインピーダンスZの
値を高くすることができるとともに、第1及び第2の伝
送線路1a,2aの交差間隔Lを増加させることによっ
ても第1及び第2の伝送線路1a,2aのインピーダン
スZの値を高くすることができる。
【0035】したがって、第1及び第2の伝送線路1
a,2aのパターン間隔S及び交差間隔Lを調整するこ
とにより、第1及び第2の伝送線路1a,2aのインピ
ーダンスの値をより高くすることができるとともに、所
望の値に正確に設定することができる。この結果、第1
及び第2の伝送線路1a,2aにより伝送される信号に
発生するノイズを低減することができ、より高速に信号
を伝送することができる。
【0036】さらに、本実施の形態では、第1の伝送線
路1aがベース5aの一方側に形成され、第2の伝送線
路2aがベース5aの他方側に形成されるので、第1及
び第2の伝送線路1a,2aをベース5a上に容易に形
成することができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態による伝
送線路基板について説明する。図3は、本発明の第2の
実施の形態による伝送線路基板の構成を模式的に示す平
面図であり、図4は、図3に示す伝送線路基板の断面構
造を模式的に示すB−B’断面図である。
【0038】図3及び図4に示す伝送線路基板10b
は、フレキシブル基板であり、第1の伝送線路1b、第
2の伝送線路2b、第1のカバーレイ3b、第2のカバ
ーレイ4b及びベース5bを備える。
【0039】第1の伝送線路1bは、複数の第1及び第
2の導電部D1,D2及び複数の第1のバイアホール6
aから構成され、第1及び第2の導電部D1,D2は、
第1の実施形態と同様に、直線部と当該直線部に対して
約45度屈曲された交差部とを有する。第2の伝送線路
2aは、複数の第3及び第4の導電部D3,D4及び複
数の第2のバイアホール6bから構成され、第3及び第
4の導電部D3,D4は、第1の実施形態と同様に、直
線部と当該直線部に対して約45度屈曲された交差部と
を有する。なお、図3では、図示を容易にするために、
基板となるベース5bの下に配置されている第2の導電
部D2及び第3及の導電部D3を実線で示すとともに、
第1のカバーレイ3b、第2のカバーレイ4b及びベー
ス5bは外形のみを実線で示している。
【0040】絶縁層となるベース5bの一方側(図4に
おいて上側)に複数の第1の導電部D1が形成され、ベ
ース5bの他方側(図4において下側)に複数の第2の
導電部D2が形成され、第1及び第2の導電部D1,D
2がベース5bを貫通する第1の接続部となるバイアホ
ール6aを介して順次接続され、略螺旋状に第1の伝送
線路1bが形成される。
【0041】一方、ベース5bの他方側に複数の第3の
導電部D3が形成され、ベース5bの一方側に複数の第
4の導電部D4が形成され、第3及び第4の導電部D
3,D4がベース5bを貫通する第2の接続部となるバ
イアホール6bを介して順次接続され、略螺旋状に第2
伝送線路2bが形成される。
【0042】第1及び第2のバイアホール6a,6b
は、例えば、銅からなり、第1のバイアホール6aは第
1及び第2の導電部D1,D2を電気的に接続し、第2
のバイアホール6bは第3及び第4の導電部D3,D4
を電気的に接続する。なお、第1及び第2のバイアホー
ル6a,6bの材質は、上記の例に特に限定されず、他
の導電性材料を用いてもよい。
【0043】また、第1及び第3の導電部D1,D3上
に絶縁層となる第1のカバーレイ3bが形成され、第2
及び第4の導電部D1,D3の上に絶縁層となる第2の
カバーレイ4bが形成される。なお、上記の点以外は、
第1の実施の形態と同様である。
【0044】上記のようにして、第1〜第4の導電部D
1〜D4を第1及び第2のバイアホール6a,6bを介
して順次接続することにより、螺旋状に立体的に交差し
た第1及び第2の伝送線路1b,2bが形成され、第1
の実施の形態と同様にパターン幅W、パターン間隔S及
び交差間隔Lの第1及び第2の伝送線路1b,2bを形
成することができる。
【0045】上記の構成により、本実施の形態でも、第
1の実施の形態と同様の効果を得ることができるととも
に、螺旋状に立体的に交差した第1及び第2の伝送線路
1b,2bを伝送線路基板10bに容易に形成すること
ができる。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態による伝
送線路基板について説明する。図5は、本発明の第3の
実施の形態による伝送線路基板の構成を模式的に示す平
面図である。
【0047】図5に示す伝送線路基板10cは、フレキ
シブル基板であり、第1の伝送線路1c、第2の伝送線
路2c、第3の伝送線路1d、第4の伝送線路2d及び
第1のカバーレイ3c等を備える。なお、第3の実施の
形態でも、第1の実施の形態と同様にベース及び第2の
カバーレイを備えているが、図3では、図示を容易にす
るために、基板となるベースの下に配置されている第2
の伝送線路2c及び第4の伝送線路2dを実線で示すと
ともに、第1のカバーレイ3c、第2のカバーレイ及び
ベースは外形のみを実線で示している。
【0048】第1及び第2の伝送線路1c,2cと第3
及び第4の伝送線路1d,2dとは、それぞれ第1の実
施形態の第1及び第2の伝送線路1a,2aと同様に作
成されるとともに、第1及び第2の伝送線路1c,2c
の交差間隔はL1に設定され、第3及び第4の伝送線路
1d,2dの交差間隔はL2(>L1)に設定されてい
る。
【0049】上記の構成により、本実施の形態では、第
1及び第2の伝送線路1c,2cと第3及び第4の伝送
線路1d,2dとでは、それぞれ第1の実施の形態と同
様の効果を得ることができるとともに、第1及び第2の
伝送線路1c,2cが交差間隔L1で互いに交差し、第
3及び第4の伝送線路1d,2dが交差間隔L1と異な
る交差間隔L2で互いに交差しているので、第1及び第
2の伝送線路1c,2cと第3及び第4の伝送線路1
d,2dとにより伝送される信号間のクロストークを低
減することができる。
【0050】なお、交差間隔L1と交差間隔L2との関
係は、単に異なるだけでなく、所定の距離L0に対する
第1及び第2の伝送線路1c,2cの交差数n(=L0
/L1)と第3及び第4の伝送線路1d,2dの交差数
m(=L0/L2)との差(=n−m、図5に示す例で
は、n=10,m=9)が1になることが好ましい。こ
の場合、第1及び第2の伝送線路1c,2cと第3及び
第4の伝送線路1d,2dとにより伝送される信号間の
クロストークをより低減することができる。
【0051】なお、上記の説明では、直線部と交差部と
を交互に構成することにより伝送線路を立体的に交差さ
せたが、この例に特に限定されず、直線部を省略して交
差部のみから三角波状のパターンを形成したり、サイン
波等の曲線パターンを形成するようにしてもよい。ま
た、直線部と交差部との角度も、上記の45度に特に限
定されず、30度、60度等の他の角度を用いて交差部
を形成するようにしてもよい。
【0052】また、ベースの両側の導体層を用いて一対
の伝送線路を形成したが、この例に特に限定されず、種
々の変更が可能であり、ベースの両側の導体層を用いて
ベースの主面方向に一対の伝送線路を3つ以上形成する
ようにしてもよい。また、導体層を4層以上にして基板
の厚み方向に一対の伝送線路を2つ以上形成してもよ
く、この場合、一対の伝送線路と他の一対の伝送線路と
の間の絶縁層としては、ポリイミド、ガラスエポキシ樹
脂FR4、絶縁処理されたアルミニウム基板等を用いる
ことができる。
【0053】また、上記の各実施の形態では、本発明を
フレキシブル基板に適用した例について説明したが、こ
の例に特に限定されず、硬質プリント基板、フレックス
リジッド基板等の他のプリント基板、IC(集積回路)
内部の配線等にも本発明を同様に適用することができ
る。
【0054】また、上記の各実施の形態では、伝送線路
のみを設ける例について説明したが、抵抗、コンデン
サ、IC等の電気部品等を伝送線路とともに各基板に設
けるようにしてもよいし、本発明の伝送線路以外に通常
の直線状の伝送線路を設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による伝送線路基板
の構成を模式的に示す平面図である。
【図2】図1に示す伝送線路基板の断面構造を模式的に
示すA−A’断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による伝送線路基板
の構成を模式的に示す平面図である。
【図4】図3に示す伝送線路基板の断面構造を模式的に
示すB−B’断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態による伝送線路基板
の構成を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
1a〜1c 第1の伝送線路 1d 第3の伝送線路 2a〜2c 第2の伝送線路 2d 第4の伝送線路 3a〜3c 第1のカバーレイ 4a,4b 第2のカバーレイ 5a,5b ベース 6a,6b バイアホール 10a〜10c 伝送線路基板 P1,P3 直線部 P2,P4 交差部 D1 第1の導電部 D2 第2の導電部 D3 第3の導電部 D4 第4の導電部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝送線路と前記第1の伝送線路に
    対して絶縁された第2の伝送線路とが形成された伝送線
    路基板であって、 前記第1及び第2の伝送線路が連続して立体的に交差す
    ることを特徴とする伝送線路基板。
  2. 【請求項2】 前記第1の伝送線路は、前記第1の伝送
    線路と前記第2の伝送線路とを絶縁するための絶縁層の
    一方側に形成され、 前記第2の伝送線路は、前記絶縁層の他方側に形成さ
    れ、 前記第1及び第2の伝送線路は、所定間隔で立体的に交
    差することを特徴とする請求項1記載の伝送線路基板。
  3. 【請求項3】 前記第1の伝送線路は、前記第1の伝送
    線路と前記第2の伝送線路とを絶縁するための絶縁層の
    一方側に形成された複数の第1の導電部と、前記絶縁層
    の他方側に形成された複数の第2の導電部とを含み、 前記第2の伝送線路は、前記絶縁層の他方側に形成され
    た複数の第3の導電部と、前記絶縁層の一方側に形成さ
    れた複数の第4の導電部とを含み、 前記第1及び第2の導電部は、前記絶縁層を貫通する第
    1の接続部を介して電気的に順次接続され、 前記第3及び第4の導電部は、前記絶縁層を貫通する第
    2の接続部を介して電気的に順次接続され、 前記第1及び第2の伝送線路は、所定間隔で立体的に交
    差することを特徴とする請求項1記載の伝送線路基板。
  4. 【請求項4】 第3の伝送線路と前記第3の伝送線路に
    対して絶縁された第4の伝送線路とをさらに含み、 前記第1及び第2の伝送線路は、第1の間隔で立体的に
    交差し、 前記第3及び第4の伝送線路は、前記第1及び第2の伝
    送線路に対して並列に配置されるとともに、前記第1の
    間隔と異なる第2の間隔で立体的に交差することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の伝送線路基板。
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