JP2003178512A - ディスクプレーヤのスピンドル装置 - Google Patents

ディスクプレーヤのスピンドル装置

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JP2003178512A JP2002261939A JP2002261939A JP2003178512A JP 2003178512 A JP2003178512 A JP 2003178512A JP 2002261939 A JP2002261939 A JP 2002261939A JP 2002261939 A JP2002261939 A JP 2002261939A JP 2003178512 A JP2003178512 A JP 2003178512A
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錫一 呉
Young-Sun Seo
泳▲ソン▼ 徐
Young-Won Lee
泳源 李
Ki-Won Yoon
基源 尹
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己補償型バランサを備えるスピンドル装置
を提供する。 【解決手段】 ディスクが置かれるターンテーブルと、
このターンテーブルを回転させるスピンドルモータと、
ディスクのアンバランスによる偏心を補償する可動体及
び該可動体が移動するレースを含む自己補償型バランサ
を備え、バランサは、ターンテーブルの回転中心を取り
囲み、所定幅及び所定深さを有する環状のレースと、レ
ース内に収容されるものであり、環状のレース内で偏心
移動可能にレースの内径より大きな内径とレースの外径
より小さな外径とを有する環状可動体とを備える。よっ
て、従来のバランサと比較して部品点数が減ることか
ら、スピンドル装置が製造し易くて量産に好適であり、
部品が管理し易い他、コスト低減の効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクの偏心質量
による内部振動が抑制できる自己補償型バランサを有す
るディスクプレーヤのスピンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスクプレーヤは、コンパク
トディスク(CD)、CD−ROM及びデジタル多機能
ディスク(DVD)等の記録媒体に情報を記録したり、
記録された情報を再生したりする装置であり、外部の衝
撃及び内部振動からディスク及び光ピックアップを保護
する必要がある。
【0003】また、この種のディスクプレーヤでは、デ
ィスクの偏心質量が原因となってスピンドルモータの回
転時に内部振動が引き起こされ、かかる内部振動を緩和
するための各種の方法が提案されている。ここで、ディ
スクの偏心質量は、ディスクの製造工程上の誤差によっ
てディスクの回転中心と重心とが一致しないことから現
れるものであり、これはふれまわり(whirling)により
スピンドルモータの回転軸を公転させる。この種のスピ
ンドルモータの回転軸の公転の影響は1倍速又は2倍速
などの低倍速のものでは大した問題にならないものの、
6倍速又は8倍速などの高倍速のものでは情報の記録及
び再生が行い難いほど大きな問題となる。この理由か
ら、従来には、高倍速のディスクプレーヤにおいて、ス
ピンドルモータが設けられたデッキプレートの質量を高
めたり緩衝部材の剛性を大きくしたりしてディスクの偏
心質量によるデッキプレートの動きを抑えていた。しか
し、デッキプレートの質量を高める場合、高速回転時に
その効果が十分ではなく、コスト高となるほか、小型化
が困難になる。これに対し、前記緩衝部材の剛性を大き
くする場合、外部からの振動や衝撃を効率良く遮断でき
ないという短所がある。
【0004】これらの問題をより効果的に解決するため
に、図1の如きスピンドル装置が提案されている。図1
は、この種のスピンドル装置の概略断面図であり、図2
は、図1のスピンドル装置のターンテーブルの分解斜視
図である。ここで、図1及び図2のものには回転中心と
ディスクの偏心質量との関係を用いてディスクの偏心を
抑える自己補償型バランサが採用されている。
【0005】図1及び図2を参照すれば、スピンドルモ
ータ7の回転軸7aにディスク3が置かれるターンテー
ブル6が結合されている。このターンテーブル6の中央
に前記回転軸7aが挿通される円筒部6dが形成されて
おり、その周縁部に沿って自己補償型バランサが一体に
設けられる。
【0006】この自己補償型バランサは、ターンテーブ
ル6の周縁部に沿い所定幅及び所定深さをもって形成さ
れる環状のレース6aと、この環状のレース6aに所定
量満たされるオイル6bと、前記レース6a内でオイル
6bに浸される慣性質量体である多数の可動部材5及び
前記レース6aの上部を密閉する環状の蓋体6cを備え
る。ここで、前記可動部材5は球状又は円柱形などの様
々な形状を有することができる。図1中、参照符号4は
ディスク3の滑り止め機能及び外部衝撃の吸収機能をす
る緩衝部材である。
【0007】前記ターンテーブル6の上部にはディスク
3をターンテーブル6に固定するクランプ1が位置す
る。前記ターンテーブル6の中央部分近くに形成される
凹部6eには環状の永久磁石2が配され、前記クランプ
1内にはこの環状の永久磁石2に対応して磁性体1aが
設けられている。
【0008】しかしながら、このような自己補償型バラ
ンサを備える従来のスピンドル装置は下記の如き短所を
有する。先ず、慣性質量体である多数の可動部材5がオ
イルの満たされる環状のレース6a内を転がり回転する
ため、レース6aの内面を極めて滑らかにしなければな
らない。
【0009】さらに、スピンドル装置のターテーブルに
置かれるディスクの何らかの理由によるアンバランス量
に相当する可動部材がレース6a内に収容されなければ
ならない。
【0010】なおかつ、可動部材を極めて精度良く加工
し、且つ、可動部材間の機械的加工誤差を所定範囲内に
制限しなければならない。
【0011】これらの理由から、従来の技術による自己
補償型バランサはその設計及び加工が難しく、しかも量
産には向いていなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、その第1の目的は、ディスク
のアンバランスが補償できてディスクプレーヤの内部振
動が効率良く低減できるディスクプレーヤのスピンドル
装置を提供するところにある。
【0013】本発明の第2の目的は、構造が簡単であ
り、設計及び製作が容易であるに加えて量産にも好適な
ディスクプレーヤのスピンドル装置を提供するところに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ディスクが置かれるターンテーブルと、
このターンテーブルを回転させるスピンドルモータと、
ディスクのアンバランスによる偏心を補償する可動体及
びこの可動体が移動するレースを含む自己補償型バラン
サを備えるスピンドル装置において、前記自己補償型バ
ランサは、前記ターンテーブルの回転中心を取り囲み、
所定幅及び所定深さを有する環状のレースと、前記レー
ス内に収容されるものであり、前記環状のレース内で偏
心移動可能に前記レースの内径より大きな内径と前記レ
ースの外径より小さな外径とを有する環状可動体とを備
えることを特徴とするディスクプレーヤのスピンドル装
置を提供する。
【0015】望ましくは、前記環状のレースは前記ター
ンテーブルの周縁部に一体に形成される。前記バランサ
は前記ターンテーブルと分離可能な別途の独立した構造
よりなっても良く、前記ターンテーブルの底面に取り付
けられても良い。この時、前記バランサのレース内に前
記可動体が収容される。
【0016】望ましくは、前記レース内に前記可動体に
接触するオイルが満たされ、このレースの上部は蓋体に
よって密閉される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明に係るディスクプレーヤのスピンドル装置の望まし
い実施形態について詳細に説明する。以下では、図2の
部材と同一の部材に対し同一の参照符号を使用した。図
3は、本発明の一実施形態によるスピンドル装置の概略
的断面図である。
【0018】図3を参照すれば、ディスクプレーヤにお
いてディスク3を回転させる回転力を与えるスピンドル
モータ7には回転軸7aが立設されている。この回転軸
7aはターンテーブル6の円筒部6dに挿通されてい
る。この円筒部6dの周りには所定幅及び所定深さを有
する凹部6eが形成されており、この凹部6eには環状
の永久磁石2が配される。
【0019】前記ターンテーブル6の周縁部には、本発
明を特徴づける自己補償型バランサの1部材であるレー
ス6aが形成されている。前記レース6aは回転軸7a
を取り囲む環状よりなり、その内部には所定量のオイル
6bが満たされている。
【0020】前記レース6aは後述する環状可動体50
を収容し、環状可動体50がレース6a内で所定距離だ
け偏心移動できるほどの大きさを有する。
【0021】このために、前記環状可動体50は前記レ
ース6aの内径より大きな内径と前記レースの外径より
小さな外径とを有する。また、環状可動体50の断面積
は前記レース6aの断面積よりも狭い。すなわち、前記
環状可動体50は前記レース6a内で回転及び偏心移動
可能に設けられる。前記レース6aの上部にはレース6
aを密閉する環状の蓋体6cが設けられる。
【0022】そして、前記ターンテーブル6の上部には
ディスク3をターンテーブル6に固定するクランプ1が
位置する。前記クランプ1の内部には前記ターンテーブ
ル6の凹部6eに配された環状の永久磁石2に対応する
磁性体1aが設けられている。
【0023】図4A及び図4Bは、前記ターンテーブル
6のレース6a内に前記環状可動体50が位置する状態
を示している。
【0024】図5は、アンバランス状態のディスクがタ
ーンテーブル6に置かれてからの初期回転状態を示して
いる。ここで、ターンテーブル6上のレース6aに配さ
れた環状可動体50はまだ安定して静止していない状態
である。図5中、“A”はディスクのアンバランスによ
る偏心質量の方向及び位置を示す。
【0025】図6から明らかなように、図5の状態でタ
ーンテーブル6がある程度回転した後には、スピンドル
装置とディスクとの間の位相差(180°)による自己
バランシングにより前記環状可動体50が前記アンバラ
ンスを補償すべく偏心移動される。図6を参照すれば、
ターンテーブル6の回転が一定時間続けば、アンバラン
ス発生方向(0°)とは反対方向である180°方向へ
環状可動体50が偏心移動して、アンバランスが補償さ
れている。
【0026】図7は、図6のスピンドル装置のI−I’
線視断面図である。このように、ディスク3の偏心質量
を補償する自己バランシングは、従来のバランサでのよ
うに、ディスクの公転又は回転、ターンテーブルの固有
振動数などにより生じる。この原理の詳細は前述した文
献を参照すれば分かる。
【0027】図3及び図7において、前記環状可動体が
円形の断面を有すると示されているが、これに限定され
ることなく、可動体の運動に邪魔とならない範囲内であ
れば、いかなる変形も可能である。
【0028】また、以上の実施形態において、本発明に
係る自己補償型バランサがターンテーブル6に一体に形
成されると説明されたが、図8に示されたように、自己
補償型バランサ60が独立した部品として与えられても
良い。図8の自己補償型バランサ60は、底面及び両側
壁を有する“コ”字状断面のC字状下部部材61と、こ
の下部部材61を覆う上部部材62とを含む。前記下部
部材61内にはオイル6dが満たされ、また、前記下部
部材61内には環状可動体50が収容される。
【0029】図9は、図8の如き別途の自己補償型バラ
ンサ60を有する本発明に係るスピンドル装置の他の実
施形態を示している。図9に示されたように、自己補償
型バランサ60は、前記実施形態とは異なって、ターン
テーブル6の底面に取り付けられている。このような構
造は、バランサ60をターンテーブル6とは別途に製作
するのでターンテーブル6が製作し易く、しかも量産に
好適である。
【0030】図10A及び図10Bは、前記バランサに
採用可能な可動体の概略斜視図であって、図10Aは円
形の断面を有する環状可動体を、図10Bは矩形断面を
有する環状可動体を各々示す。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、タ
ーンテーブルに球状可動体を収容するために極めて滑ら
かな内面を有するレースを製造する必要がない。また、
一つのレースにつき一つの可動体が要されるので、多数
の可動体を要していた従来のバランサとは異なって部品
点数が減る。従って、スピンドル装置が製造し易く、且
つ、量産に好適である。さらに、部品点数が減るので部
品が管理し易く、コスト低減の結果ともなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術によるスピンドル装置の概略断面
図である。
【図2】 図1のスピンドル装置のターンテーブルの分
解斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるスピンドル装置の
概略断面図である。
【図4A】 各々図3のスピンドル装置のターンテーブ
ルの概略平面図である。
【図4B】 図3のスピンドル装置のターンテーブルの
分解斜視図である。
【図5】 本発明に係るスピンドル装置のターンテーブ
ルにディスクが置かれた後の初期回転状態を示す平面図
である。
【図6】 本発明に係るスピンドル装置において、ター
ンテーブルがある程度回転された後に自己補償バランシ
ングがなされた状態を示す図面である。
【図7】 図6の状態におけるスピンドル装置の概略断
面図である。
【図8】 本発明の一実施形態による自己補償型バラン
サを示す図面である。
【図9】 図8の如き自己補償型バランサが採用された
本発明の他の実施形態によるスピンドル装置の概略断面
図である。
【図10A】 本発明に係るバランサに採用される円形
断面を有する環状可動体を示す図面である。
【図10B】 本発明に係るバランサに採用される矩形
断面を有する環状可動体を示す図面である。
【符号の説明】
2 永久磁石 6 ターンテーブル 6a レース 6d 円筒部 50 可動体
フロントページの続き (72)発明者 李 泳源 大韓民国京畿道水原市八達区靈通洞965− 2番地 美洲アパート651棟1607号 (72)発明者 尹 基源 大韓民国京畿道水原市八達区梅灘4洞810 −2番地 東南アパート4棟312号 Fターム(参考) 5D109 DA12 DA16 5D138 RA05 RA11 SA17 TA02 TA23 TC19 TC22 5H607 BB01 DD02 DD16 EE40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが置かれるターンテーブルと、
    このターンテーブルを回転させるスピンドルモータと、
    ディスクのアンバランスによる偏心を補償する可動体及
    びこの可動体が移動するレースを含む自己補償型バラン
    サを備えるスピンドル装置において、 前記自己補償型バランサは、 前記ターンテーブルの回転中心を取り囲み、所定幅及び
    所定深さを有する環状のレースと、 前記レース内に収容されるものであり、前記環状のレー
    ス内で偏心移動可能に前記レースの内径より大きな内径
    と前記レースの外径より小さな外径とを有する環状可動
    体とを備えることを特徴とするディスクプレーヤのスピ
    ンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記環状のレースは、前記ターンテーブ
    ルの周縁部に一体に形成されることを特徴とする請求項
    1に記載のディスクプレーヤのスピンドル装置。
  3. 【請求項3】 前記自己補償型バランサは、前記ターン
    テーブルと分離可能な別途の独立した構造よりなること
    を特徴とする請求項1に記載のディスクプレーヤのスピ
    ンドル装置。
  4. 【請求項4】 前記自己補償型バランサは、前記ターン
    テーブルの底面に取り付けられることを特徴とする請求
    項3に記載のディスクプレーヤのスピンドル装置。
  5. 【請求項5】 前記レース内に前記可動体に接触するオ
    イルが満たされていることを特徴とする請求項1ないし
    4のうちいずれか一項に記載のディスクプレーヤのスピ
    ンドル装置。
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