JP2003178609A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

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JP2003178609A
JP2003178609A JP2001374728A JP2001374728A JP2003178609A JP 2003178609 A JP2003178609 A JP 2003178609A JP 2001374728 A JP2001374728 A JP 2001374728A JP 2001374728 A JP2001374728 A JP 2001374728A JP 2003178609 A JP2003178609 A JP 2003178609A
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reflector
optical axis
axis adjusting
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transmission member
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Yoshiro Iwamoto
美良 岩本
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Ichikoh Industries Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/068Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
    • B60Q1/0683Adjustable by rotation of a screw

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフレクタの回転運動とナット部材の直線運
動との移動誤差を吸収して適正な光軸調整を可能とする
車両用前照灯の提供を図る。 【解決手段】 光軸調整機構は、玉継手21、左右光
軸調整手段22、上下光軸調整手段23からなる。上下
光軸調整手段23は、ハウジング11に回転自在に支持
されたエイミングスクリュウ24と、前記エイミングス
クリュウ24の先端部のネジ部24cに螺合され該エイ
ミングスクリュウ24の軸方向に沿って進退可能なナッ
ト部材25と、該ナット部材25の進退移動をリフレク
タ14に伝達する伝達部材26と、を備えている。この
伝達部材26は、リフレクタ14に揺動自在に連結され
るとともに前記ナット部材25に揺動自在に連結され
て、傾動支点21cを中心とするリフレクタ14の回転
運動とナット部材25の直線運動との誤差を吸収する。
そのため、エイミングスクリュウ24を回動すると、伝
達部材26がリフレクタ14の回転運動とナット部材2
5の直線運動との移動誤差を吸収しつつ、リフレクタ1
4が傾動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用前照灯に関
し、特に、二つのリフレクタ部が前後二段で一体に設け
られた一体型のリフレクタを備える車両用前照灯に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図12〜図14は従来の車両用前照灯を
一例を示すものである。この車両用前照灯100は、図
に示すようにハウジング101と、このハウジング10
1に組み合わされ該ハウジング101との間に灯室10
3を形成する前面レンズ102と、灯室103内に配置
されるリフレクタ104と、リフレクタ104とハウジ
ング101との間の隙間を隠すためのインナーパネル1
05と、を備えている。
【0003】灯室103は、近年多く見られる前後方向
にスラントした縦長の形状からなっている。この灯室1
03内に配置されるリフレクタ104は、連結部104
Cを介して、走行ビーム用の下側リフレクタ部104A
と、すれ違いビーム用の上側リフレクタ部104Bと、
が前後二段で上下方向に連設された一体型リフレクタで
ある。
【0004】リフレクタ104は、光軸調整機構が介し
てハウジング101に支持されており、この光軸調整機
構により車体組立時に光軸調整できるようになってい
る。
【0005】この光軸調整機構は、傾動支点106cを
構成する玉継手106と、傾動支点106cを中心をし
てリフレクタ104を上下方向に傾動させる移動支点1
07cとしての上下光軸調整手段107と、および傾動
支点106cを中心をしてリフレクタ104を左右方向
に傾動させる移動支点108cとしての左右光軸調整手
段(図示せぬ)と、からなる。
【0006】光軸調整手段(ここでは上下光軸調整手段
107を図示して説明する)は、ハウジング101に回
転自在に支持されたエイミングスクリュウ109と、前
記リフレクタ104の孔部104aに装着されるととも
に前記エイミングスクリュウ109に螺合されたナット
部材110と、を備えている。そして、電動若しくは手
動でエイミングスクリュウ109を回転させると、ナッ
ト部材110がエイミングスクリュウ109に沿って前
進・後退し、傾動支点106cを中心にリフレクタ10
4が傾動する。これにより、求める配光パターンを得る
べく光軸調整できる。
【0007】なお、一般的には、ナット部材109がブ
ラケット部104aに対して多少揺動できるように構成
されることで、直線運動するナット部材109と、傾動
支点106cを中心として回転運動するリフレクタ10
4との、移動誤差は吸収できるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな前記従来の車両用前照灯にあっては、図13、14
に示すように、前後二段に形成されるリフレクタ部10
4A、104Bに亘って玉継手106と上下光軸調整手
段107を配置したため、上下光軸調整手段107のナ
ット部材109の進退移動方向(図14中矢示111)
に対してリフレクタ104(孔部104a)の回転運動
方向(図14中矢示112)が沿わず、回転運動するリ
フレクタ104(孔部104a)と直線運動するナット
部材109との移動誤差が大きくなってしまう。
【0009】そのため、この移動誤差によってリフレク
タ104に大きな応力がかって該リフレクタ104が歪
み、適正な配光パターンを得ることができないおそれが
ある。特に、適正な配光パターンは安全な夜間運転を可
能とする車両用前照灯としての必須構成要件であるた
め、このようなリフレクタ104の歪みは回避しなけれ
ばならない。なお、エイミングスクリュウおよびリフレ
クタのいずれも非可撓性である場合は光軸調整操作が成
立せず、また、エイミングスクリュウが可撓性を備える
場合はエイミングスクリュウが大きく応力変形して車載
耐久性に問題が生じる。
【0010】このような問題は、回転運動するリフレク
タと直線運動するナット部材との移動誤差に大小の差が
有るものの、その他のリフレクタ形状であっても同様で
ある。
【0011】本発明はこのような従来技術を背景に為さ
れたものであって、リフレクタの回転運動とナット部材
の直線運動との移動誤差を吸収し、適正な光軸調整を可
能とする車両用前照灯を提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ハウジングと、前記ハウジングに組み合わされて該ハウ
ジングとの間に灯室を形成する前面レンズと、前記灯室
内に収容され光源バルブから出射された照明光を反射す
るリフレクタと、前記ハウジングと前記リフレクタとの
間に介装され前記リフレクタを前記ハウジングに対して
傾動自在に支持する光軸調整機構と、を備え、前記光軸
調整機構は、傾動支点を構成する玉継手と、該傾動支点
を中心をして前記リフレクタを傾動させる移動支点を構
成する光軸調整手段と、を備える車両用前照灯におい
て、前記光軸調整手段は、前記ハウジングに回転自在に
支持されたエイミングスクリュウと、前記エイミングス
クリュウの先端部のネジ部に螺合され、該エイミングス
クリュウの軸方向に沿って進退可能なナット部材と、該
ナット部材の進退作動をリフレクタに伝達する伝達部材
と、を備え、該伝達部材は、前記リフレクタに揺動自在
に連結されるとともに前記ナット部材に揺動自在に連結
されて、傾動支点を中心とするリフレクタの回転運動と
ナット部材の直線運動との誤差を吸収することを特徴と
するものである。
【0013】請求項1記載の発明によれば、エイミング
スクリュウを回動すると、ナット部材の前後進退により
伝達部材を介してリフレクタの光軸を調整できる。この
とき、傾動支点を中心とするリフレクタの回転運動とエ
イミングスクリュウに沿うナット部材の直線運動との移
動誤差が伝達部材によって吸収される。そのため、リフ
レクタの回転運動とナット部材の直線運動との移動誤差
を吸収し、適正な光軸調整を可能とする車両用前照灯を
提供できる。
【0014】請求項2記載の発明は、ハウジングと、前
記ハウジングに組み合わされて該ハウジングとの間に灯
室を形成する前面レンズと、前記灯室内に収容され光源
バルブから出射された照明光を反射するリフレクタと、
前記ハウジングと前記リフレクタとの間に介装され前記
リフレクタを前記ハウジングに対して傾動自在に支持す
る光軸調整機構と、を備え、前記リフレクタは、それぞ
れ光源バルブを装着して該光源バルブからの照射光を反
射する2つのリフレクタ部が前後二段で一体に設けられ
た一体型のリフレクタであり、前記光軸調整機構は、傾
動支点を構成する玉継手と、該傾動支点を中心をしてリ
フレクタを傾動させる移動支点を構成する上下光軸調整
手段およびまたは左右光軸調整手段と、からなる車両用
前照灯において、前記リフレクタの一方のリフレクタ部
に玉継手を配設する一方、他方のリフレクタ部に上下光
軸調整手段および左右光軸調整手段のいずれか一方を配
設し、前記一方の光軸調整手段は、前記ハウジングに回
転自在に支持されたエイミングスクリュウと、前記エイ
ミングスクリュウの先端部のネジ部に螺合され、該エイ
ミングスクリュウの軸方向に沿って進退可能なナット部
材と、該ナット部材の進退作動を前記リフレクタに伝達
する伝達部材と、を備え、該伝達部材は、前記リフレク
タに揺動自在に連結されるとともに前記ナット部材に揺
動自在に連結されて、傾動支点を中心とするリフレクタ
の回転運動とナット部材の直線運動との誤差を吸収する
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項2記載の発明によれば、前後二段に
連設された一体型のリフレクタの、一方のリフレクタ部
に玉継手を配設するとともに他方のリフレクタ部に光軸
調整手段を配設したため、どちらか一方のリフレクタ部
が非支持となることなく、振動に対して有利な構造とな
る。
【0016】そして、このような構造によって傾動支点
を中心とするリフレクタの回転運動とエイミングスクリ
ュウに沿うナット部材の直線運動との移動誤差が大きく
なっても、この移動誤差が伝達部材によって吸収され
る。
【0017】このように請求項2記載の発明によれば、
前後二段に連設された一体型のリフレクタを備えた構造
であっても、振動に対して有利で且つ適正な光軸調整を
可能とする車両用前照灯を提供できる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
た請求項2記載の車両用前照灯において、前記ナット部
材に環状溝を形成し且つ前記伝達部材に前記環状溝に遊
嵌される孔部を設けることで、前記伝達部材をナット部
材に揺動自在に連結したことを特徴とするものである。
【0019】請求項3記載の発明によれば、ナット部材
の環状溝に伝達部材の孔部が遊支されて、伝達部材がナ
ット部材に対して揺動自在となる。そのため、比較的簡
素な構造で、請求項1または請求項2記載の発明の効果
を具現化することができる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項記載の車両用前照灯において前記リフレクタ
に回転ピボットを有するブラケットを設けて、該ブラケ
ットの回転ピボットを介して前記伝達部材を前記リフレ
クタに揺動自在に連結したことを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項4記載の発明によれば、ブラケット
の回転ピボットを介して伝達部材がリフレクタに対して
揺動自在となる。そのため、比較的簡素な構造で請求項
1または請求項2記載の発明を具現化できる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項記載の車両用前照灯において、前記リフレク
タとの間に回転摺動ガイド溝を形成するブラケットを該
リフレクタに固定し、前記伝達部材に前記回転摺動ガイ
ドに沿って摺動する摺動部を設けることで、前記伝達部
材を前記リクレクタに揺動自在に連結したことを特徴と
するものである。
【0023】請求項5記載の発明によれば、リフレクタ
とブラケットとの間に形成された回転摺動ガイド溝を介
して伝達部材がリフレクタに対して揺動自在となる。そ
のため、比較的簡素な構造で請求項1または請求項2記
載の発明を具現化できる。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項記載の車両用前照灯において、前記リフレク
タとの間に環状溝を形成するブラケットを該リフレクタ
に固定し、前記伝達部材を前記環状溝に遊嵌される孔部
を設けることで、前記伝達部材を前記リクレクタに揺動
自在に連結したことを特徴とするものである。
【0025】請求項6記載の発明によれば、リフレクタ
とブラケットとの間に形成された環状溝に伝達部材の孔
部が遊支されて、伝達部材がリフレクタに対して揺動自
在となる。そのため、比較的簡素な構造で請求項1また
は請求項2記載の発明を具現化できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を基に説明する。
【0027】第1実施形態:図1〜図5は本発明にかか
る車両用前照灯の第1実施形態を示すものであり、図1
は第1実施形態の車両用前照灯を示す正面図、図2は同
車両用灯具の図1中A−A線に沿う断面図、図3は同車
両用灯具の図1中B−B線に沿う断面図、図4はリフレ
クタの下向傾動状態を示す要部拡大図、図5はリフレク
タの上向傾動状態を示す要部拡大図である。
【0028】この実施形態の車両用前照灯1は、4灯式
ヘッドランプであって、ハウジング11と、前記ハウジ
ング11との間に灯室13を形成する前面レンズ12
と、前記灯室13内に設けられたリフレクタ14と、前
記ハウジング11および前記リフレクタ14の端部およ
びその間の隙間を隠すインナーパネル15と、を備えて
構成されている。
【0029】ハウジング11は、図示せぬ取付フランジ
を介して車体に固定されるもので、前面開口部の周縁に
組付溝16を有している。
【0030】前面レンズ12は、素通しレンズで構成さ
れている。この前面レンズ12の周縁には後方に延在す
る脚部17を有しており、該脚部17が前記ハウジング
11の組付溝16に挿入固定されることで、ハウジング
11との間に灯室13を形成する。
【0031】リフレクタ14は、2つのリフレクタ部1
4A、14Bが一体に形成された一体型のリフレクタで
あって、縦長の灯室形状に合わせて、走行ビーム用の図
示せぬ光源バルブを装着する下側リフレクタ部14A
と、すれ違いビーム用の光源バルブ19を装着する上側
リフレクタ部14Bと、が前後二段で連結部14Cを介
して上下方向に連設された構造となっている。
【0032】このリフレクタ14は、光軸調整機構を介
してハウジング11に固定されており、車体組立時に光
軸を調整できるようになっている。
【0033】光軸調整機構は、傾動支点21cを構成す
る玉継手21と、傾動支点21cを中心にリフレクタ1
4を左右方向に傾動させる移動支点22cを構成する図
示せぬ左右光軸調整手段と、同じく傾動支点21cを中
心りリフレクタ14を上下方向に傾動させる移動支点2
3cを構成する上下光軸調整手段23と、から構成され
ている。
【0034】この実施形態では、光軸調整機構は、リフ
レクタ14全体をカバーするように支持しているため、
振動に有利な支持構造となっている。つまり、光軸調整
機構は、リフレクタ14を、「一方のリフレクタ部」と
しての下側リフレクタ部14Aにおいて玉継手21と左
右光軸調整手段とにより支持する一方、「他方のリフレ
クタ部」としての上側リフレクタ部14Bにおいて上下
光軸調整手段23により支持するため、何れか一方のリ
フレクタ部14A,14Bが非支持となって振動に不利
な構造となることを回避してある。
【0035】このような基本構成からなる車両用灯具1
にあっては、上述のように玉継手21と上下光軸調整手
段23とが前後多段に配される二つのリフレクタ部14
A、14Bに亘って設けられているため、上下光軸調整
手段23における、リフレクタ14の回転運動方向が、
該上下光軸調整手段23のナット部材25の進退移動方
向に沿わず、これらの移動誤差が大きくなってしまうこ
とが懸念される。しかし、この実施形態では、このよう
な移動誤差を適正に吸収することが可能な上下光軸調整
手段23を備えることで、以上のような問題を解決して
いる。
【0036】上下光軸調整手段23は、エイミングスク
リュウ24と、ナット部材25と、伝達部材26と、を
備えて構成されている。
【0037】エイミングスクリュウ24は、ハウジング
11の筒状部27にOリングを介して後方から装着され
ている。このエイミングスクリュウ24は、該筒状部2
7に固定される回転支承部24aと、該回転支承部24
aに回転自在に保持されるスクリュウ本体24bと、ス
クリュウ本体24bの前端部に設けられたネジ部24c
と、該スクリュウ本体24bの後端に一体に設けられた
冠状歯車24dと、を備えて構成されている。そして、
ドライバーなどの工具で環状歯車24dを介してスクリ
ュウ本体24bを回転させることができるようになって
いる。
【0038】ナット部材25は、上述のようなエイミン
グスクリュウ24のネジ部24cに螺合されており、該
スクリュウ24が回転すると該スクリュウ24の軸方向
に沿って前後進退するようになっている。
【0039】伝達部材26は、ナット部材25に形成さ
れた環状溝25aに揺動自在に装着され、また、リフレ
クタ14に固定される「ブラケット」としてのL字状部
材29を介してリフレクタ14に揺動自在に装着され
て、前記ナット部材25の進退作動をリフレクタ14に
伝達するものである。
【0040】より詳しくは、「ブラケット」としてのL
字状部材29は、リフレクタ14の裏面に突設された一
対のボス部31、31にネジ止め固定される平板状の固
定部29aと、該固定部29aと略垂直で前方に向けて
突設され回転ピボット30を有する平板状の連結部29
bと、を備えて断面略L字状に構成されている。
【0041】一方、伝達部材26は、ナット部材25の
環状溝25aに遊嵌される孔部26cを有してナット部
材25に揺動自在に装着される平板状の装着部26a
と、該装着部26aから略垂直に後方に向けて設けら
れ、前記L字状部材29のピボット30を介してリフレ
クタ14に回転自在に連結される平板状の連結部26b
と、を備えて断面略L字状に形成されている。
【0042】伝達部材26の装着部26aの孔部26c
は、ナット部材25がエイミングスクリュウ24に連れ
回りしない程度で、且つ、伝達部材26がリフレクタ1
4の回転運動とナット部材25の直線運動の移動誤差方
向(上下方向)に揺動できるように、左右方向に短尺で
上下方向に長尺の楕円形で形成されている。また、回転
ピボット30は、伝達部材26がリフレクタ14の回転
運動とナット部材25の直線運動の移動誤差方向(上下
方向)に揺動できるように、リフレクタ14の回転運動
とナット部材25の直線運動の移動誤差方向(上下方
向)に対して直交するように配置されている。
【0043】このような構成により、上下光軸調整手段
23のエイミングスクリュウ24を回転させると、図4
に示すように伝達部材26がリフレクタ14の回転運動
とナット部材25の直線運動との移動誤差を吸収しつつ
ナット部材25の前進運動をリフレクタ14に伝達し
て、リフレクタ14を下向きに傾動させる。
【0044】一方、上下光軸調整手段23のエイミング
スクリュウ24を逆回転させると、図5に示すように伝
達部材26がリフレクタ14の回転運動とナット部材2
5の直線運動との移動誤差を吸収するように作用しつつ
ナット部材14の後退運動をリフレクタ14に伝達し
て、リフレクタ14を上向きに傾動させる。
【0045】以上のように、この第1実施形態の車両用
前照灯1にあっては、2つのリフレクタ部14A、14
Bを前後二段に連設した一体型のリフレクタ14の、一
方のリフレクタ部14Aに玉継手21を配設するととも
に他方のリフレクタ部14Bに少なくとも一方の光軸調
整手段23を配設したため、どちらか一方のリフレクタ
部14A,14Bが非支持となることなく、振動に対し
て有利な構造となる。
【0046】そして、このような振動に対して有利な構
造とすることで、傾動支点21cを中心とするリフレク
タ14の回転運動とナット部材25の直線運動との移動
誤差が大きくなっても、伝達部材26がリフレクタ14
の回転運動とナット部材25の直線運動との移動誤差を
吸収するように作用するため、リフレクタ14を歪ませ
ることなく光軸を調整できる。
【0047】つまり、この実施形態によれば、前後二段
に連設された一体型のリフレクタ14を備えた構造であ
っても、振動に対して有利で且つ適正な光軸調整を可能
とする車両用前照灯1とすることができる。
【0048】第2実施形態:図6〜図8はこの発明の第
2実施形態を示すものである。なお、第1実施形態と同
様の構成については同一符号を付して説明を省略する。
【0049】この第2実施形態の車両用前照灯2は、
「伝達部材」および「ブラケット」の構成が第1実施形
態と異なっている。
【0050】「ブラケット」としてのスクリュウ34
は、ネジ部34aがリフレクタ14の裏面に設けられる
1つのボス部35にねじ込み固定されていて、該スクリ
ュウ34の頭部34bとリフレクタ14のボス部35と
の間に回動摺動ガイド溝37を形成している。つまり、
リフレクタ14のボス部35の後端面が凹球面状に形成
される一方、この後端面とスペーサー34cを隔てて対
向位置にあるスクリュウ34の頭部34bの前面が、該
後端面35aに沿って凸球面状に形成されている。
【0051】「伝達部材」33は、第1実施形態と同様
にナット部材25の環状溝25aに遊嵌される孔部33
dを有して該ナット部材25に揺動自在に装着される平
板状の装着部33aを備えるとともに、前記回転摺動ガ
イド溝37に挿通孔33eを介して装着され、該回転摺
動ガイド溝37を摺動するドーム状の摺動部33bと、
これら装着部33aと摺動部33bとを連結する平板状
の連結部33cと、を備えて構成されている。
【0052】なお、伝達部材33の孔部33dは、ナッ
ト部材25がエイミングスクリュウ24に連れ回りしな
い程度で、且つ、伝達部材26がリフレクタ14の回転
運動とナット部材25の直線運動の移動誤差方向(上下
方向)に揺動できるように、左右方向に短尺で上下方向
に長尺の楕円形で形成されている。また、伝達部材33
の摺動部33bの挿通孔33eは、伝達部材33がリフ
レクタ14の回転運動とナット部材25の直線運動の移
動誤差方向(上下方向)に揺動できるように、少なくと
もリフレクタ14の回転運動とナット部材25の直線運
動の移動誤差方向(上下方向)に沿って、スぺーサー3
4cよりも大径で形成されている。
【0053】以上のような構成によって、上下光軸調整
手段23のエイミングスクリュウ24を回転させてナッ
ト部材25を前進させると、図7に示すように伝達部材
33がリフレクタ14の回転運動とナット部材25の直
線運動との移動誤差を吸収しつつナット部材25の前進
運動をリフレクタ14に伝達することで、リフレクタ1
4は下向きに傾動する。一方、上下光軸調整手段23の
エイミングスクリュウ24を逆回転させてナット部材2
5を後退させると、図8に示すように伝達部材33がリ
フレクタ14の回転運動とナット部材25の直線運動と
の移動誤差を吸収しつつナット部材25の後退運動をリ
フレクタ14に伝達することで、リフレクタ14は上向
きに傾動する。
【0054】このように第2実施形態の車両用前照灯2
によれば、比較的に簡素な構造で第1実施形態と同様の
効果を得ることができる。
【0055】第3実施形態:図9はこの発明の第3実施
形態を示すものである。なお、第2実施形態と同様の構
成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0056】この第3実施形態の車両用前照灯3は、
「伝達部材」および「ブラケット」の構成が第1、2実
施形態と異なっている。
【0057】「ブラケット」としてのスクリュウ40
は、リフレクタ14の裏面のボス部39に固定され、該
ボス部39との間に環状溝41を形成している。より詳
しくは、スクリュウ40の頭部40bの前面が平面状に
形成される一方で、リフレクタ14のボス部39の後端
面が平面状に形成されており、スペーサー40cを介し
てこれらボス部39の後端面とスクリュウ40の頭部4
0bの前面との間に環状溝41が形成されている。
【0058】「伝達部材」42は、第2実施形態と同様
にナット部材25の環状溝25aに遊嵌される孔部42
dを有し該ナット部材25に揺動自在に装着される平板
状の装着部42aと、前記リフレクタ14とスクリュウ
40との間の環状溝41に遊嵌される孔部42eを有し
該リフレクタ14に揺動自在に装着される平板状の装着
部42bと、これら装着部42a、42bを連結する平
板状の連結部42cと、を備えて構成されている。
【0059】そして、伝達部材42の装着部42bとボ
ス部39の後端面との間には、弾性部材としてパッキン
Pが介装されていて、伝達部材42がリフレクタ14に
対して揺動できるようになっている。また、ボス部39
の後端面には、該ボス部39の後端面に対して伝達部材
42がスムーズに揺動できるように、凸球面状の揺動ガ
イド突起43が設けられている。
【0060】なお、伝達部材42の孔部42dは、ナッ
ト部材25がエイミングスクリュウ24に連れ回りしな
い程度で、且つ、伝達部材42がリフレクタ14の回転
運動とナット部材25の直線運動の移動誤差方向(上下
方向)に揺動できるように、左右方向に短尺で上下方向
に長尺の楕円形で形成されている。また、伝達部材42
の装着部42bの孔部42eも、伝達部材42がリフレ
クタ14の回転運動とナット部材25の直線運動の移動
誤差方向(上下方向)に揺動できるように、少なくとも
リフレクタ14の回転運動とナット部材25の直線運動
の移動誤差方向(上下方向)に沿って、スぺーサー40
cよりも大径で形成されている。
【0061】このような構成によって、上下光軸調整手
段23のエイミングスクリュウ24を回転させてナット
部材25を前進させると、図10に示すように伝達部材
42がリフレクタ14の回転運動とナット部材25の直
線運動との移動誤差を吸収しつつナット部材25の前進
運動をリフレクタ14に伝達することで、リフレクタ1
4は下向きに傾動する。一方、上下光軸調整手段23の
エイミングスクリュウ24を逆回転させてナット部材2
5を後退させるとると、図11に示すように、伝達部材
42がリフレクタ14の回転運動とナット部材25の直
線運動との移動誤差を吸収しつつナット部材25の後退
運動をリフレクタ14に伝達することで、リフレクタ1
4は上向きに傾動する。
【0062】このように第3実施形態の車両用前照灯3
によれば、比較的簡素な構造で第1、2実施形態と同様
の効果を得ることができる。
【0063】なお、上述の実施形態では、玉継手および
左右光軸調整手段および上下光軸調整手段から構成され
る光軸調整機構を備える車両用前照灯の例を用いて説明
したが、玉継手および1つの光軸調整手段から構成され
る光軸調整機構を備える車両用前照灯にも適用できる。
また、上述の実施形態ではリフレクタ部が前後多段で連
設された一体型のリフレクタに適用した例を示したが、
本発明にあってはリフレクタ部が前後に多段に形成され
ていない一体型のリフレクタ、またさらには、一体型の
リフレクタに限られず単一のリフレクタ部からなるリフ
レクタであっても適用可能である。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、光軸調整手段は、前
記ハウジングに回転自在に支持されたエイミングスクリ
ュウと、前記エイミングスクリュウの先端部のネジ部に
螺合され、該エイミングスクリュウの軸方向に沿って前
後進退可能なナット部材と、該ナット部材の進退作動を
リフレクタに伝達する伝達部材と、を備え、該伝達部材
は、前記リフレクタに揺動自在に連結されるとともに前
記ナット部材に揺動自在に連結されて、傾動支点を中心
とするリフレクタの回転運動とナット部材の直線運動と
の誤差を吸収するものであるため、エイミングスクリュ
ウを回動すると、ナット部材の前後進退により伝達部材
を介してリフレクタの光軸を調整できる。このとき、傾
動支点を中心とするリフレクタの回転運動とエイミング
スクリュウに沿うナット部材の直線運動との移動誤差が
伝達部材によって吸収される。そのため、リフレクタの
回転運動とナット部材の直線運動との移動誤差を吸収
し、適正な光軸調整を可能とする車両用前照灯を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用前照灯の第1実施形態を示す正
面図。
【図2】同車両用前照灯の図1中A−A線に沿う断面
図。
【図3】同車両用前照灯の図1中B−B線に沿う断面
図。
【図4】同車両用前照灯のリフレクタの下向傾動状態を
示す要部拡大図。
【図5】同車両用前照灯のリフレクタの上向傾動状態を
示す要部拡大図。
【図6】本発明の車両用前照灯の第2実施形態を示す要
部拡大図。
【図7】同車両用前照灯のリフレクタの下向傾動状態を
示す要部拡大図。
【図8】同車両用前照灯のリフレクタの上向傾動状態を
示す要部拡大図。
【図9】本発明の車両用前照灯の第3実施形態を示す要
部拡大図。
【図10】同車両用前照灯のリフレクタの下向傾動状態
を示す要部拡大図。
【図11】同車両用前照灯のリフレクタの上向傾動状態
を示す要部拡大図。
【図12】従来の車両用前照灯を示す要部拡大図。
【図13】同車両用前照灯の図12中AC−C線に沿う
断面図。
【図14】同車両用前照灯の要部拡大図。
【符号の説明】
1 車両用前照灯 2 車両用前照灯 3 車両用前照灯 11 ハウジング 12 前面レンズ 13 灯室 14 リフレクタ 14A 下側リフレクタ部(一方のリフレクタ部) 14B 上側リフレクタ部(他方のリフレクタ部) 18 光源バルブ 19 光源バルブ 21 玉継手 21c 傾動支点 22 左右光軸調整手段 22c 移動支点 23 上下光軸調整手段(一方の光軸調整手段) 23c 移動支点 24 エイミングスクリュウ 24c ネジ部 25 ナット部材、 25a ナット部材の環状溝 26 伝達部材 26c 伝達部材の孔部 29 L字状部材(ブラケット) 30 回転ピボット 33 伝達部材 33b 摺動部 33d 孔部 34 スクリュウ(ブラケット) 37 回転摺動ガイド溝 40 スクリュウ(ブラケット) 41 環状溝 42 伝達部材 42d 孔部 42e 孔部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、前記ハウジングに組み合
    わされて該ハウジングとの間に灯室を形成する前面レン
    ズと、前記灯室内に収容され光源バルブから出射された
    照明光を反射するリフレクタと、前記ハウジングと前記
    リフレクタとの間に介装され前記リフレクタを前記ハウ
    ジングに対して傾動自在に支持する光軸調整機構と、を
    備え、前記光軸調整機構は、傾動支点を構成する玉継手
    と、該傾動支点を中心をして前記リフレクタを傾動させ
    る移動支点を構成する光軸調整手段と、を備える車両用
    前照灯において、 前記光軸調整手段は、 前記ハウジングに回転自在に支持されたエイミングスク
    リュウと、 前記エイミングスクリュウの先端部のネジ部に螺合さ
    れ、該エイミングスクリュウの軸方向に沿って進退可能
    なナット部材と、 該ナット部材の進退作動をリフレクタに伝達する伝達部
    材と、を備え、 該伝達部材は、前記リフレクタに揺動自在に連結される
    とともに前記ナット部材に揺動自在に連結されて、傾動
    支点を中心とするリフレクタの回転運動とナット部材の
    直線運動との誤差を吸収することを特徴とする車両用前
    照灯。
  2. 【請求項2】 ハウジングと、前記ハウジングに組み合
    わされて該ハウジングとの間に灯室を形成する前面レン
    ズと、前記灯室内に収容され光源バルブから出射された
    照明光を反射するリフレクタと、前記ハウジングと前記
    リフレクタとの間に介装され前記リフレクタを前記ハウ
    ジングに対して傾動自在に支持する光軸調整機構と、を
    備え、前記リフレクタは、それぞれ光源バルブを装着し
    て該光源バルブからの照射光を反射する2つのリフレク
    タ部が前後二段で一体に設けられた一体型のリフレクタ
    であり、前記光軸調整機構は、傾動支点を構成する玉継
    手と、該傾動支点を中心をしてリフレクタを傾動させる
    移動支点を構成する上下光軸調整手段およびまたは左右
    光軸調整手段と、からなる車両用前照灯において、 前記リフレクタの一方のリフレクタ部に玉継手を配設す
    る一方、他方のリフレクタ部に上下光軸調整手段および
    左右光軸調整手段のいずれか一方を配設し、 前記一方の光軸調整手段は、 前記ハウジングに回転自在に支持されたエイミングスク
    リュウと、 前記エイミングスクリュウの先端部のネジ部に螺合さ
    れ、該エイミングスクリュウの軸方向に沿って進退可能
    なナット部材と、 該ナット部材の進退作動を前記リフレクタに伝達する伝
    達部材と、を備え、 該伝達部材は、前記リフレクタに揺動自在に連結される
    とともに前記ナット部材に揺動自在に連結されて、傾動
    支点を中心とするリフレクタの回転運動とナット部材の
    直線運動との誤差を吸収することを特徴とする車両用前
    照灯。
  3. 【請求項3】 請求項1また請求項2記載の車両用前照
    灯において、 前記ナット部材に環状溝を形成し且つ前記伝達部材に前
    記環状溝に遊嵌される孔部を設けることで、前記伝達部
    材をナット部材に揺動自在に連結したことを特徴とする
    車両用前照灯。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の車両
    用前照灯において、 前記リフレクタに回転ピボットを有するブラケットを固
    定し、該ブラケットのの回転ピボットを介して前記伝達
    部材を前記リフレクタに揺動自在に連結したことを特徴
    とする車両用前照灯。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項記載の車両
    用前照灯において、 前記リフレクタとの間に回転摺動ガイド溝を形成するブ
    ラケットをリフレクタに固定し、前記伝達部材に前記回
    転摺動ガイドに沿って摺動する摺動部を設けることで、
    前記伝達部材を前記リクレクタに揺動自在に連結したこ
    とを特徴とする車両用前照灯。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項記載の車両
    用前照灯において、 前記リフレクタとの間に環状溝を形成するブラケットを
    該リフレクタに固定し、前記伝達部材を前記環状溝に遊
    嵌される孔部を設けることで、前記伝達部材を前記リク
    レクタに揺動自在に連結したことを特徴とする車両用前
    照灯。
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