JP2003182303A - タイヤホイール - Google Patents

タイヤホイール

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JP2003182303A
JP2003182303A JP2001392678A JP2001392678A JP2003182303A JP 2003182303 A JP2003182303 A JP 2003182303A JP 2001392678 A JP2001392678 A JP 2001392678A JP 2001392678 A JP2001392678 A JP 2001392678A JP 2003182303 A JP2003182303 A JP 2003182303A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リムの板厚を確保して強度を維持しつつ、ホ
イール全体としての軽量化等を図る。 【解決手段】 左右のリム構成体20を接合することに
よって一体とされたリム3を外周部に備えているタイヤ
ホイールにおいて、いずれか一方のリム構成体20に、
双方のリム構成体20の接合部分から径方向内方に延伸
して車両の車軸側に取り付けられる取付部14を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤホイールに
係り、特に縦2分割された左右のリム構成体を接合する
ことによって一体とされたリムを外周部に有しているも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイヤホイールとして、本願出
願人は図4に示すものを従前に提案した。これは、左右
のリム構成体B’、B’を相互に接合することによって
一体とされたリムBを外周部に有するものであり、各リ
ム構成体B’、B’は、リム底部B1の幅方向外端部か
ら立ち上がるフランジ部B2と、リム底部B2から径方
向内方に延伸する接合部B4と、この接合部B4からさ
らに径方向内方に延伸する取付部B5とを、一様な厚さ
の板材をプレス加工することによって一体に形成したも
のとなっている。
【0003】また、各接合部B4には、リム構成体
B’、B’を相互に接合するためにボルト挿通孔B6が
周方向に複数形成され、各取付部B5には車軸J側にホ
イールを取り付けるためのボルト挿通孔B7が周方向に
複数形成されている。上記リムBにはソリッドタイヤA
が嵌着され、フランジ部B2の外端部B3が幅方向内側
に屈曲してタイヤ外面に係合されており、かかる外端部
B3によるカシメ作用によって強固にタイヤAが結合さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のホイールでは、
接合部B4及び取付部B5において2つのリム構成体
B’が重ね合わされるために厚さが増し、重量が増大す
るという問題があった。このような問題を解消するた
め、各リム構成体B’、B’をより薄い板材で形成する
ことで軽量化を図ることも考えられるが、この場合、リ
ムBの強度が弱くなってタイヤAの保持力を低下させて
しまうという弊害が生じる。特に、上記のようにフラン
ジ外端部B3をタイヤ外面に係合させている場合、薄肉
とされた外端部B3が変形し易くなり、十分なカシメ作
用が得られなくなる。
【0005】また、上記のホイールでは、各リム構成体
B’、B’における接合部B4のボルト挿通孔B6同
士、取付部B5のボルト挿通孔B7同士の位置だけでな
く、接合部B4のボルト挿通孔B6と取付部B5のボル
ト挿通孔B7との相対位置をも厳密に合わせて孔加工し
なければならず、当該加工にかなりの精度が要求され、
生産性が悪くなり、組立の際に各孔を全て合わせながら
接合しなければならないために手間がかかっていた。ま
た、上記取付部B5が車軸方向にオフセットしたタイプ
のホイールの場合、左右のリム構成体B’、B’が非対
称となり、左右リム構成体B’をそれぞれ異なるプレス
型で曲げ加工しなくてはならないため、製造コストが高
騰するという課題もあった。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、リムの板厚を確保して強度を維持しつつ
軽量化等を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の技術的手段を講じた。すなわち、本
発明は、左右のリム構成体20を接合することによって
一体とされたリム3を外周部に備えているタイヤホイー
ルにおいて、いずれか一方のリム構成体20には、双方
のリム構成体20の接合部分から径方向内方に延伸し車
両の車軸側に取り付けられる取付部14が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0008】これによれば、左右のリム構成体20を接
合した状態で、取付部14における板厚が一方のリム構
成体20のみの板厚となり、リム3の強度を落とさなく
ともホイール全体としての軽量化が図れるようになる。
また、取付部14に車軸側に取り付けるためのボルト挿
通孔を形成している場合であっても、従来のように両リ
ム構成体のボルト挿通孔同士を厳密に適合させる必要が
無くなるため、孔加工の精度が緩和されるし、組立作業
も容易となる。前記リム3は、リム底部10の幅方向両
側から径方向外側に立ち上がるフランジ部11と、該フ
ランジ部11から幅方向内方へ突出してタイヤ外面に係
合する係合部13とを有し、該係合部13が取付部14
と略同じ厚さに形成されていることが好ましい。
【0009】前記取付部14が車軸方向にオフセットし
ているタイヤホイールの場合、当該取付部14が一方の
リム構成体20のみに形成されていることから、1種類
のプレス型により曲げ成型すれば足り、製造コストを削
減することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面を参照して説明する。図1は、ソリッドタイヤよりな
るタイヤ本体2を、タイヤホイールのリム3に組み付け
たリム組付ソリッドタイヤ1を示している。このリム組
付ソリッドタイヤ1は、主に電動カート、フォークリフ
ト等の運搬車、田植機等の農業車両等の小型の車両に好
適に利用されるものであり、そのタイヤ本体2は、その
外面部全体を構成する外郭部5と、この外郭部5の内部
に周方向に渡って内包されたコア部6とを有している。
【0011】外郭部5は、天然ゴム、ポリイソプレンゴ
ム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合
ゴムなど、一般的なソリッドタイヤ、空気入りタイヤ等
のトレッド等を構成するために相応しい耐摩耗性、グリ
ップ性等を有する非発泡性のゴム成分により形成されて
いる。一方、コア部6は、ゴム組成物に対して発泡剤と
して中空形成体物質を含有させた発泡ゴムにより構成さ
れており、ゴム組成物は、ポリマー成分(ゴム成分)と
して天然ゴム、共役ジオレフィンのホモポリマー、共役
ジオレフィンとエチレン性不飽和モノマーとのコポリマ
ー、およびこれらの混合物からなる群から選択される。
具体的なゴム成分としては、ポリイソプレンゴム、乳化
重合スチレンーブタジエン共重合ゴム、溶液重合スチレ
ン−ブタジエン共重合ゴム、低シスポリブタジエンゴ
ム、高シスポリブタジエンゴム、スチレン−イソプレン
共重合ゴム、ブタジエン−イソプレン共重合ゴムなどが
挙げられる。
【0012】ただし、外郭部5及びコア部6を構成する
素材や成分は上記に限られるものではない。上記外郭部
5のトレッド部分には、その用途に応じてリブやラグ、
ブロック等が形成される。タイヤホイールの外周部に備
えた環状のリム3は、リム底部10と、このリム底部1
0の幅方向両側から径方向に立ち上がるフランジ部11
と、リム底部10の幅方向中途部から径方向内方に延伸
する接合部12等とを有している。
【0013】前記フランジ部11の径方向外端部には、
幅方向内方に突出(屈曲)する係合部13が周方向に渡
って形成されており、この係合部13はタイヤ本体2
(外郭部5)の幅方向外面に形成した凹部7に嵌り込ん
で係合している。このため、タイヤ本体2がリム3に強
固に接合され、リムズレ等が好適に防止されている。リ
ム3は、リム底部10の幅方向中途部(中央部)におい
て左右に2分割された2つのリム構成体20を相互に結
合することによって構成されており、各リム構成体20
は、それぞれリム底部10及び接合部12の半分と片側
のフランジ部11、係合部13とを、一様な厚さの板材
をプレス加工により屈曲成形することで一体に備えてい
る。
【0014】各リム構成体20の接合部12は、互いに
重ね合わせた状態でこれらに形成したボルト挿通孔12
Aを介してボルト、ナットよりなる締結具21によって
相互に接合されるようになっており、更に、一方のリム
構成体20には、接合部12から径方向内方に延伸した
取付部14が設けられている。この取付部14は、車両
の車軸側に対してボルト等の締結具にて連結される部分
であり、その板面には複数のボルト挿通孔14Aが周方
向に間隔おいて形成してある。したがって、本実施形態
のリム3は、接合部12よりも径方向内側においては一
方のリム構成体20に形成した取付部14のみの板厚と
なり、図4に示した従来に比べて薄肉化、軽量化が図れ
るようになっており、他方、リム底部10やフランジ部
11、係合部13等は、従来と同等の肉厚によって強度
を確保でき、タイヤとの接合も強固になされるようにな
っている。
【0015】なお、上記接合部12,取付部14は、リ
ム3の周方向全周に渡って連続した形態(リング状)と
するに限らず周方向に部分的に形成してもよく、取付部
14は、リム3の径方向内側全体を覆うように円板状に
形成してもよい。左右リム構成体20は、溶接等の他の
接合手段により接合することができる。係合部13は、
リム3の周方向に渡って連続した形態としてもよいし、
周方向に間隔をおいて部分的に形成したものであっても
よい。図3は、本発明の第2実施形態を示すものであ
る。
【0016】本実施形態では、リム3のフランジ部11
が、その基端部から径方向外側へいくに従い幅方向外側
へ広がるように傾斜されており、その径方向外端部はさ
らに外側へ弯曲した形状となっている。タイヤ本体2
は、両側のフランジ部11に挟まれた径方向内側部分か
らフランジ部11より突出する径方向外側部分にかけて
左右幅が拡大しており、また、コア部6も、タイヤ本体
2の外郭形状に倣ってフランジ部11の外広がり形状に
略沿うように径方向外側が拡幅されている。係合部13
は、フランジ部11の径方向の中途部に形成されていて
タイヤ本体2におけるコア部6よりも径方向内方に位置
し、そのリム底部10からの高さt1は、タイヤ本体2
のリム底部10からの高さt2の10%以下(t1≦
0.1t2)に設定されている。
【0017】このため、コア部6は、タイヤ本体2の高
さt2の90%(0.9t2)を越える範囲Sを限度と
して径方向に広い範囲で内包することが可能となってお
り、これによって軽量化が図れ、クッション性も向上さ
れるようになっている。また、フランジ部11は、コア
部6の内周面6Aよりも径方向外側に高く立ち上がって
おり、比較的剛性が低くなるコア部6を含んだ径方向の
範囲Sを幅方向両側から支持することによって、横力が
付与されたときの変形を可及的に抑制することが可能と
なっており、これによって横滑りやリムズレが好適に防
止されるようになっている。
【0018】また、係合部13は、コア部6よりも径方
向内方の比較的剛性の高い外郭部5のみで構成された範
囲に係合しているため、高い圧で強く係合することが可
能であり、リム3とタイヤ本体2との結合を一層強固に
することができる。また、断面変化の大きい凹部7(係
合部分)から亀裂等が発生するのを可及的に防止するこ
とが可能となっている。なお、係合部13は、リム3の
周方向に渡って連続した形態としてもよいし、周方向に
間隔をおいて部分的に形成したものであってもよい。
【0019】また、本実施形態においては、一方のリム
構成体20に形成した取付部14が車軸方向にオフセッ
トされており、かかるオフセット加工は一方のリム構成
体20に対して行えばよいことからプレス型が一種で済
み、製造コストを低減することができるようになってい
る。本発明にかかるタイヤホイールは、上記実施形態の
ような発泡ソリッドタイヤや非発泡性のソリッドタイヤ
に用いるのが好適であるが、空気入りタイヤに対しても
用いることができる。
【0020】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲内で適宜設計変更できるもの
である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明よれば、リ
ムの板厚を確保して強度を維持しつつ、ホイール全体と
しての軽量化等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるタイヤホイールの正
面断面図である。
【図2】タイヤホイールの側面図である。
【図3】第2の実施形態示すタイヤホイールの正面断面
図である。
【図4】従来技術を示す正面断面図である。
【符号の説明】
3 リム 10 リム底部 12 接合部 14 取付部 20 リム構成体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のリム構成体(20)を接合するこ
    とによって一体とされたリム(3)を外周部に備えてい
    るタイヤホイールにおいて、 いずれか一方のリム構成体(20)には、双方のリム構
    成体(20)の接合部分から径方向内方に延伸し車両の
    車軸側に取り付けられる取付部(14)が設けられてい
    ることを特徴とするタイヤホイール。
  2. 【請求項2】 前記リム(3)は、リム底部(10)の
    幅方向両側から径方向外側に立ち上がるフランジ部(1
    1)と、該フランジ部(11)から幅方向内方へ突出し
    てタイヤ外面に係合する係合部(13)とを有し、該係
    合部(13)が取付部(14)と略同じ厚さに形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のタイヤホイー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記取付部(14)が車軸方向にオフセ
    ットされていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のタイヤホイール。
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