JP2003185035A - ゲートバルブ - Google Patents

ゲートバルブ

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JP2003185035A
JP2003185035A JP2001378770A JP2001378770A JP2003185035A JP 2003185035 A JP2003185035 A JP 2003185035A JP 2001378770 A JP2001378770 A JP 2001378770A JP 2001378770 A JP2001378770 A JP 2001378770A JP 2003185035 A JP2003185035 A JP 2003185035A
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JP
Japan
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port
valve
gate valve
bellows
pressing
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Application number
JP2001378770A
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English (en)
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Tsuneo Ishigaki
恒雄 石垣
Masayuki Hosono
正行 細野
Mitsuhiro Someya
満広 染谷
Shogo Miyazaki
省吾 宮崎
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SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流体通路と他のスペースとの連通を遮断するベ
ローズの耐久性を向上させることにある。 【解決手段】押圧機構64は、押圧プレート74ととも
に一体的に変位するように設けられ、第1開口部12と
第2開口部14との間に形成された連通室24と他のス
ペースであるゲート室26との連通を遮断するベローズ
90a、90bと、前記ベローズ90bの内周側に設け
られ、前記連通室24を流通する流体が該ベローズ90
b側に進入することを阻止する円筒部材92とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、半導体製
造装置等の高純度ガス系、超高真空系において使用する
ことが可能なゲートバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、半導体製造装置等の
高純度ガス系や超高真空系においてゲートバルブが使用
されている。このゲートバルブは、弁箱と、前記弁箱に
形成された弁座と、前記弁座に着座しまたは該弁座から
離間することにより流体通路を開閉する弁板と、前記弁
板を開閉操作するために前記弁箱内に設けられた弁板駆
動機構とから構成されている。
【0003】ところで、従来技術に係るゲートバルブで
は、流体通路に処理ガスを導入した場合、この処理ガス
が弁板駆動機構のスペース内に入り込み、吸着現象等に
よって弁板駆動機構の外表面およびスペースを形成する
弁箱内壁に付着するため、前記付着したガスの除去が難
しいという不具合がある。
【0004】そこで、従来技術に係るゲートバルブで
は、弁箱の外部に設けられた駆動ピストン機構によって
弁箱内に臨む弁棒を揺動させ、前記弁棒の端部に連結さ
れた弁板を振り子運動させることによって流体通路を開
閉する構成が採用されている(例えば、特開平3−23
9884号公報参照)。
【0005】この場合、前記特開平3−239884号
公報に開示されたゲートバルブでは、加圧通路を介して
供給される圧力流体の作用下に軸方向に沿って伸縮する
リング状のベローズと、前記ベローズに連動し弁座側に
向かって一体的に変位する弁板押えとが設けられてい
る。
【0006】すなわち、特開平3−239884号公報
に開示されたゲートバルブでは、弁箱の流体通路を弁板
によって閉塞する場合、加圧通路を介して圧力流体を導
入することによりベローズおよび弁板押えを一体的に弁
座側に向かって変位させ、前記弁板押えを弁板に当接さ
せる。さらに、弁座に着座した弁板を前記弁板押えによ
って弁座側に向かって押圧することにより流体通路を閉
塞している。
【0007】一方、前記閉塞状態のときから弁板が揺動
して弁箱の流体通路が開成している場合には、ベローズ
および弁板押えを前記閉塞状態のときよりもさらに弁座
側に向かって変位させ、前記弁板押えを弁座に対して直
接的に着座させる。
【0008】この結果、流体通路を流通するガスが弁箱
内の他の空間部に流入しないようにベローズによってシ
ールしている。換言すると、弁箱内において弁板駆動機
構が占めるスペースは、前記ベローズによって流体通路
から完全に遮断されるように設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平3−239884号公報に開示された従来技術に係
るゲートバルブでは、流体通路中を流通する副生成物が
金属製のベローズの内壁面を構成する襞に付着し、前記
付着した副生成物が冷却されて固化される。前記ベロー
ズが縮小する際、前記固化された副生成物が該ベローズ
の襞の間に挟持されることにより該ベローズに損傷を与
えるおそれがある。この結果、ベローズの耐久性が劣化
して、流体通路と弁板駆動機構が占めるスペースとを遮
断する機能が低下するという不具合がある。
【0010】本発明は、前記の不具合を考慮してなされ
たものであり、流体通路と他のスペースとの連通を遮断
する遮断部材の耐久性を向上させることが可能なゲート
バルブを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、一方の第1ポートと他方の第2ポート
とを連通させる流体通路が形成された本体部と、駆動機
構の付勢作用下に円弧状に揺動自在に設けられ、前記流
体通路を開閉する弁ディスクと、前記弁ディスクを押圧
しまたは着座部に着座する押圧部材に連結され、前記第
1ポートと第2ポートとの間に形成された連通室と他の
スペースとの連通を遮断する遮断部材が設けられた押圧
機構と、前記遮断部材の内周側に設けられ、前記連通室
を流通する流体が遮断部材側に進入することを阻止する
保護部材と、を備えることを特徴とする。
【0012】この場合、前記遮断部材をリング状に形成
された金属製のベローズによって構成し、前記保護部材
を前記ベローズの内周側に配設された円筒部材によって
構成するとよい。
【0013】なお、前記円筒部材の軸線方向に沿った一
端部を押圧部材に固着し、その他端部を流体通路に沿っ
て延在する自由端とし、該円筒部材が押圧部材と一体的
に変位自在に設けられるとよい。
【0014】さらに、前記第1ポートまたは第2ポート
を囲繞するシール部材が装着されたプレートを、該第1
ポートまたは第2ポートに近接する本体部の内壁面に着
脱自在に保持することにより、前記プレートの交換が簡
便となり、メンテナンス作業時間が短縮できてよい。
【0015】本発明によれば、遮断部材によって連通室
と他のスペースとの連通が遮断された際、連通室に流入
する流体が保護部材によって遮断部材側に進入すること
が阻止される。従って、遮断部材に流体中に含有する副
生成物等が付着することを防止して該遮断部材の耐久性
が劣化することが阻止される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係るゲートバルブについ
て好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
【0017】図1および図2において、参照符号10
は、本発明の第1の実施の形態に係るゲートバルブを示
す。このゲートバルブ10は、チャンバー側に連通する
第1開口部(第1ポート)12と真空ポンプ側に連通す
る第2開口部(第2ポート)14とが相互に対向して形
成され、前記第1開口部12と第2開口部14とを連通
させる流体通路が形成されたボデイ(本体部)18と、
枢軸20を回動中心として前記ボデイ18の内部空間内
を所定角度の範囲内において揺動自在に設けられた弁デ
ィスク22とを備える。
【0018】なお、前記ボデイ18の内部空間は、チャ
ンバー側の第1開口部12と真空ポンプ側の第2開口部
14とが連通して負圧流体が流通する連通室24と、前
記連通室24の上部側に設けられボデイ18の内壁面に
よって形成された他のスペースとして機能するゲート室
26とを含む。
【0019】前記弁ディスク22は、枢軸20に軸着さ
れた軸部28と、略円盤状に形成された円盤部30とが
一体的に構成され、図2に示されるように、側面方向か
らみた場合、軸部28の軸線が円盤部30の軸線に対し
て所定の角度だけ交差するように設けられている。前記
円盤部30には、略円形状の環状溝に沿って第1シール
部材32が装着され、前記第1シール部材32がボデイ
18の内壁面に形成された着座部34に着座することに
より、第1開口部12が気密に閉塞される。
【0020】前記ボデイ18の上部には、駆動機構とし
て機能するシリンダ機構36が設けられ、前記シリンダ
機構36は、シリンダ室に連通する一組の圧力流体出入
ポート(図示せず)が形成されたシリンダチューブ38
と、前記シリンダ室に沿って往復動作する図示しないピ
ストンと、一端部が前記弁ディスク22の軸部28に連
結され他端部が前記ピストンに連結されたピストンロッ
ド40とを有する。
【0021】この場合、図1および図2に示されるよう
に、弁ディスク22の軸部28の一端部には長溝42を
有する矩形状の連結部44が設けられ、前記軸部28の
一端部とピストンロッド40の断面半円状に形成された
一端部とがピン部材46を介して連結される。すなわ
ち、弁ディスク22の軸部28は、ピン部材46に係合
する長溝42を介して上下方向に変位自在に設けられて
いるとともに、ピン部材46の一端部に形成された係止
部48によってピストンロッド40の一端部から略水平
方向に沿って僅かだけ離間自在に設けられている。
【0022】さらに、前記ボデイ18の上部側には、弁
ディスク22の軸部28が臨む孔部50が形成され、前
記孔部50は、軸部28の一部を被覆し揺動自在に形成
された金属製のベローズ52によって閉塞される。前記
ベローズ52の一端部はボデイ18に固着された第1プ
レート54aに係止され、他端部は軸部28に嵌合する
第2プレート54bによって係止されている。なお、前
記ベローズ52は、弁ディスク22の円盤部30が円弧
状にスイングする際、前記円盤部30と一体的にスイン
グする軸部28に沿って伸縮自在に形成されている。
【0023】前記枢軸20は弁ディスク22の軸部28
に形成された貫通孔内に嵌合され、該枢軸20の一端部
20aはボデイ18に形成された長孔56を貫通して所
定長だけ外部に露呈するように設けられる(図2参
照)。また、枢軸20の他端部には球状部58が形成さ
れ、前記球状部58は、ボデイ18の内壁面に形成され
た球状孔部内に嵌挿され、前記球状部58を支点として
ボデイ18の外部に露呈する枢軸20の一端部20aが
変位自在に設けられる。前記ボデイ18の外部に露呈す
る枢軸20の一端部20aにはばね部材60が装着さ
れ、前記ばね部材60はボデイ18から所定長だけ略水
平方向に突出して形成された凸部62に係着される。
【0024】従って、前記枢軸20は、ばね部材60の
ばね力によって常時上方側に向かって付勢された状態に
あり、前記ばね部材60のばね力に打ち勝つことによ
り、枢軸20が長孔56に沿って傾動可能に設けられて
いる。
【0025】前記ボデイ18内には、弁ディスク22の
円盤部30を略水平方向に沿って押圧することにより第
1シール部材32を着座部34に着座させる押圧機構6
4が設けられる。
【0026】この押圧機構64は、図2に示されるよう
に、第2開口部14を有するボデイ18の一側面に固定
され、第1開口部12と第2開口部14とを連通させる
孔部66が形成された固定プレート68と、前記孔部6
6を囲繞するように設けられた略ドーナツ状のアクチュ
エータ70と、前記アクチュエータ70の駆動作用下に
弁ディスク22の円盤部30に向かって進退動作する環
状の押圧プレート(押圧部材)74とを備える。
【0027】なお、前記押圧プレート74には、断面略
円形状の開口部72が形成され、さらに、前記開口部7
2を囲繞する環状溝に沿って第2シール部材76が装着
される。前記第2シール部材76は、ボデイ18の内壁
面に形成された着座部34に着座することによりシール
機能が営まれるとともに(図5参照)、該第2シール部
材76が円盤部30に当接する際の衝撃を吸収する緩衝
機能が営まれる。
【0028】前記アクチュエータ70は、固定プレート
68の断面矩形状の環状凹部とボデイ18の断面矩形状
の環状凹部とが合体して形成され、圧力流体供給ポート
78を介して圧力流体が供給される環状の圧力室80
と、前記圧力室80の軸線方向に沿って摺動変位する環
状の押圧ピストン82と、前記環状の押圧ピストン82
に所定角度離間して連結された複数の押圧ロッド84
と、前記押圧ピストン82を付勢する環状のばね部材8
6とをそれぞれ有する。
【0029】前記押圧ロッド84の端部には環状の押圧
プレート74が連結され、前記押圧ピストン82、押圧
ロッド84および押圧プレート74はそれぞれ一体的に
変位するように設けられている。
【0030】また、図3に示されるように、一端部が前
記押圧プレート74に連結され且つ他端部が前記固定プ
レート88に連結された一組のリング状のベローズ(遮
断部材)90a、90bが設けられる。このベローズ9
0a、90bは、それぞれ異なる直径からなる金属製材
料によって形成され、外周側のベローズ90aと内周側
のベローズ90bとの二重構造に構成されている。前記
一組のベローズ90a、90bの間には複数の押圧ロッ
ド84が配設され、前記押圧ロッド84は前記ベローズ
90a、90bによってシールされる。なお、前記ベロ
ーズ90a、90bは、後述するように、連通室24と
ゲート室26との連通を遮断する機能を営む。
【0031】さらに、ベローズ90bの内周側には、図
3に示されるように、第1開口部12と第2開口部14
とを連通させる流体通路に沿って延在する円筒部材(保
護部材)92が設けられる。前記円筒部材92の一端部
92aは押圧プレート74に固着され、該押圧プレート
74と一体的に変位するように設けられている。前記円
筒部材92の他端部92bは、第2開口部14の内壁面
と所定のクリアランスを介して移動可能に設けられた自
由端に形成される。流体通路を流通する流体は、チャン
バー側の第1開口部12から真空ポンプ側の第2開口部
14に向かって流通するため、円筒部材92の第2開口
部14側を自由端としても差し支えないからである。
【0032】前記円筒部材92を設けることにより、流
体通路を流通する流体がベローズ90a、90b側に導
入することが阻止され、該ベローズ90a、90bの襞
に副生成物が付着することを防止することができる。
【0033】この場合、押圧ピストン82、押圧ロッド
84および押圧プレート74は、ばね部材86のばね力
によって着座部34(弁ディスク22の円盤部30)側
に向かって一体的に変位するように付勢されており、一
方、圧力流体供給ポート78から圧力室80に圧力流体
が供給されることにより、ばね部材86のばね力に抗し
て押圧ピストン82、押圧ロッド84および押圧プレー
ト74が着座部34(弁ディスク22の円盤部30)か
ら離間する方向に一体的に変位するように設けられてい
る。
【0034】本発明の第1の実施の形態に係るゲートバ
ルブ10は、基本的には以上のように構成されるもので
あり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0035】先ず、チャンバー側の第1開口部12と真
空ポンプ側の第2開口部14とが連通した状態に設定さ
れているとともに、図示しない圧力流体供給源から圧力
流体を圧力室80に供給して押圧ピストン82、押圧ロ
ッド84および押圧プレート74がばね部材86のばね
力に抗して弁ディスク22の円盤部30から離間する方
向に付勢された状態を初期位置とする。なお、前記初期
位置では、弁ディスク22の円盤部30は、図1の二点
鎖線で示す位置にあるものとする。
【0036】前記初期位置において、図示しない圧力流
体供給源から一方のシリンダ室に圧力流体を供給してシ
リンダ機構36を付勢することにより、ピストンおよび
ピストンロッド40が矢印X1方向に沿って変位する。
ピン部材46を介して前記ピストンロッド40の一端部
に係合する軸部28を介して弁ディスク22の円盤部3
0は、枢軸20を回動中心として円弧状に所定の角度だ
けスイングする。
【0037】この場合、軸部28の一端部に設けられた
連結部44の長溝42に係合するピン部材46が長溝4
2に沿って変位することにより、枢軸20を回動中心と
して円盤部30を円滑にスイングさせることができる。
【0038】シリンダ機構36を構成するピストンロッ
ド40の変位作用下に、弁ディスク22の円盤部30が
所定角度だけスイングして第1開口部12に対向する位
置に到達したときに円盤部30のスイング動作を停止さ
せる。その際、円盤部30に装着された第1シール部材
32は、着座部34に着座しておらず、着座部34との
間で所定の離間間隔が設けられた状態にある(図4参
照)。
【0039】弁ディスク22の円盤部30が所定間隔離
間して第1開口部12と対向する状態において、圧力室
80に供給されていた圧力流体の供給を停止し、前記圧
力室80内の圧力流体を外部に排出する。圧力室80内
の圧力が減圧されてばね部材86のばね力が圧力室80
内の圧力に打ち勝つことにより、押圧ピストン82、押
圧ロッド84、押圧プレート74および円筒部材92が
一体的に円盤部30側に向かって変位し、該円盤部30
を押圧する。
【0040】ばね部材86のばね力の作用下に押圧プレ
ート74が前記円盤部30を着座部34側に向かって押
圧することにより、枢軸20および弁ディスク22が一
体的に僅かに傾動し、前記円盤部30に装着された第1
シール部材32が着座部34に着座して第1開口部12
が閉塞される。押圧プレート74の第2シール部材76
が円盤部30の側面に当接する際、緩衝機能が営まれる
(図2参照)。
【0041】なお、枢軸20が弁ディスク22と一体的
に傾動する際、該枢軸20の一端部20aに係着された
ばね部材60を押圧し、ボデイ18に形成された長孔5
6に沿って変位する。
【0042】このようにして第1開口部12が弁ディス
ク22の円盤部30によって閉塞された状態において、
前記第1開口部12を開成するためには、図示しない圧
力流体供給源によって圧力室80に圧力流体を供給し、
ばね部材86のばね力に抗して押圧ピストン82、押圧
ロッド84および押圧プレート74を前記とは逆方向に
変位させ、押圧プレート74を弁ディスク22の円盤部
30から離間させる。
【0043】押圧プレート74が離間して弁ディスク2
2の円盤部30に対する押圧力が解除された際、前記弁
ディスク22の円盤部30は、枢軸20の一端部20a
に係着されたばね部材60のばね力によって該枢軸20
を僅かに上方に向かって付勢する力が作用し、軸部28
を介して前記枢軸20に連結された弁ディスク22が着
座部34から所定間隔離間した状態となる。
【0044】なお、前記弁ディスク22が着座部34か
ら所定間隔離間した状態では、押圧プレート74との間
に所定のクリアランスが形成されて該弁ディスク22は
ボデイ18の内壁面に対して非接触状態にあるものとす
る。
【0045】そこで、シリンダ機構36を付勢して弁デ
ィスク22の円盤部30を前記とは逆方向に円弧状にス
イングさせることにより、初期位置に復帰する。
【0046】前記初期位置において、圧力室80内の圧
力流体を外部に排出させる。圧力室80内の圧力が減圧
されてばね部材86のばね力が圧力室80内の圧力に打
ち勝つことにより、押圧ピストン82、押圧ロッド8
4、押圧プレート74および円筒部材92が一体的に第
1開口部12側に向かって変位し、押圧プレート74の
第2シール部材76が第1開口部12の着座部34に直
接当接することによりシールされる(図5参照)。
【0047】前記押圧機構64の付勢作用下に押圧プレ
ート74が変位して第1開口部12の着座部34に着座
することにより、チャンバー側の第1開口部12と真空
ポンプ側の第2開口部14とがそれぞれ連通する連通室
24が形成され、前記連通室24は、シール機能を営む
ベローズ90a、90bによって閉塞されることにより
ボデイ18内の他の空間であるゲート室26と気密に分
離形成される。従って、連通室24を流通するガス等が
該連通室24から外部に漏出することを阻止することが
できる。
【0048】この結果、弁ディスク22がスイングして
第1開口部12から所定角度だけ離間している状態、換
言すると弁ディスク22が第1開口部12と対向してい
ない状態においても、押圧プレート74を変位させて第
1開口部12に直接着座させることにより、連通室24
の気密性を保持することができる。
【0049】本発明の第1の実施の形態では、ベローズ
90bの内周側に円筒部材92を設け、該ベローズ90
b側に流体通路を流通する流体が進入しないように該ベ
ローズ90bを保護している。従って、第1の実施の形
態では、流体通路を流通する流体中に含有する副生成物
がベローズ90bの襞に付着して該ベローズ90bの耐
久性が劣化することを防止することができる。この結
果、ベローズ90bの耐久性を向上させ、該ベローズ9
0bに対するメンテナンス周期を延長させることができ
る。
【0050】また、第1の実施の形態では、連通室24
を流通するガスが、常時、ゲート室26側に進入しない
構成となっているため、腐蝕を減少させることができ
る。
【0051】さらに、第1の実施の形態では、チェンバ
ー側にガスを流し真空ポンプ側で真空引きして排気して
いる際、弁ディスク22がチェンバー側の第1開口部1
2と対向する状態にないため、副生成物の付着によるシ
ール不良を防止することができるとともに、副生成物の
付着を防止するためのヒータをゲート近傍に取り付ける
必要がない。従って、第1シール部材32への副生成物
の付着を防止することにより、剥離した副生成物による
ダストの発生を阻止してクリーンな環境を保持すること
ができる。
【0052】さらにまた、第1の実施の形態では、弁デ
ィスク22を押圧する押圧機構64を簡素な構造によっ
て構成することにより、安価に製造することができる。
【0053】次に、本発明の第2の実施の形態に係るゲ
ートバルブ100を図6に示す。なお、以下の実施の形
態において、同一の構成要素には同一の参照符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0054】この第2の実施の形態に係るゲートバルブ
100は、第1開口部12の内壁面に近接する部位に、
該第1開口部12を囲繞するシール部材102が装着さ
れたシール用プレート104を一組の突起部105a、
105bを介して保持し、前記シール用プレート104
を第1開口部12の内壁面と弁ディスク22の円盤部3
0との間に着脱自在に介装している点に特徴がある。前
記シール用プレート104には円形状の孔部が形成さ
れ、前記孔部の周縁部に形成された薄肉のシール保持部
106にシール部材102の溝部が装着される。
【0055】前記シール部材102が装着されたシール
用プレート104を着脱自在に設けることにより、前記
シール用プレート104を簡便に短時間で交換すること
ができ、メンテナンスの作業時間の短縮化を図ることが
できる。
【0056】また、弁ディスク22に第1シール部材3
2を直接装着する必要がないため、弁ディスク22の厚
みを減少させることができる。また、従来技術と比較し
てベローズ90a、90bの伸張量を減少させることに
より、該ベローズ90a、90bの耐久性を向上させる
ことができる。
【0057】次に、本発明の第3の実施の形態に係るゲ
ートバルブ110を図7に示す。
【0058】この第3の実施の形態に係るゲートバルブ
110では、一組の軸受部材112a、112bを介し
て枢軸114をボデイ18に回動自在に軸支し、また、
弁ディスク22の軸部28の一部を薄肉状にしてばね性
を有する材質によって揺動自在に形成されたばね部11
6を設けている。従って、前記軸部28のばね部116
の作用下に円盤部30を傾動させている点に特徴があ
る。
【0059】このように、弁ディスク22の軸部28の
一部にばね性を有するばね部116を設けることによ
り、ばね部材60および凸部62が不要となり、部品点
数を削減して製造コストを低減することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0061】すなわち、遮断部材によって連通室と他の
スペースとの連通が遮断された際、連通室に流入する流
体が保護部材によって遮断部材側に進入することが阻止
されることにより、流体中に含有する副生成物等が遮断
部材に付着することを防止して該遮断部材の耐久性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るゲートバルブ
の縦断面正面図である。
【図2】図1に示すゲートバルブの縦断面側面図であ
る。
【図3】図2に示すゲートバルブの一部省略拡大縦断面
図である。
【図4】図1に示すゲートバルブの動作説明図である。
【図5】図1に示すゲートバルブの動作説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るゲートバルブ
の縦断面側面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るゲートバルブ
の縦断面側面図である。
【符号の説明】
10、100、110…ゲートバルブ 12、14…開
口部 18…ボデイ 20、114…
枢軸 22…弁ディスク 24…連通室 26…ゲート室 28…軸部 30…円盤部 32、76、1
02…シール部材 34…着座部 36…シリンダ
機構 44…連結部 46…ピン部材 52、90a、90b…ベローズ 56…長孔 58…球状部 60、86…ば
ね部材 64…押圧機構 70…アクチュ
エータ 74…押圧プレート 80…圧力室 82…押圧ピストン 84…押圧ロッ
ド 92…円筒部材 104…シール
用プレート 116…ばね部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染谷 満広 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内 (72)発明者 宮崎 省吾 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内 Fターム(参考) 3H053 AA02 AA21 AA31 BD05 DA08 DA09 3H066 AA03 BA11 BA38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の第1ポートと他方の第2ポートとを
    連通させる流体通路が形成された本体部と、 駆動機構の付勢作用下に円弧状に揺動自在に設けられ、
    前記流体通路を開閉する弁ディスクと、 前記弁ディスクを押圧しまたは着座部に着座する押圧部
    材に連結され、前記第1ポートと第2ポートとの間に形
    成された連通室と他のスペースとの連通を遮断する遮断
    部材が設けられた押圧機構と、 前記遮断部材の内周側に設けられ、前記連通室を流通す
    る流体が遮断部材側に進入することを阻止する保護部材
    と、 を備えることを特徴とするゲートバルブ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゲートバルブにおいて、 前記遮断部材はリング状に形成された金属製のベローズ
    からなり、前記保護部材は、前記ベローズの内周側に配
    設された円筒部材からなることを特徴とするゲートバル
    ブ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のゲートバルブにおいて、 前記円筒部材の軸線方向に沿った一端部は押圧部材に固
    着され、他端部は流体通路に沿って延在する自由端から
    なり、該円筒部材は押圧部材と一体的に変位自在に設け
    られることを特徴とするゲートバルブ。
  4. 【請求項4】請求項1記載のゲートバルブにおいて、 前記第1ポートまたは第2ポートに近接する本体部の内
    壁面には、該第1ポートまたは第2ポートを囲繞するシ
    ール部材が装着されたプレートが着脱自在に保持される
    ことを特徴とするゲートバルブ。
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