JP2003189636A - 昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータ - Google Patents
昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータInfo
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- JP2003189636A JP2003189636A JP2001378256A JP2001378256A JP2003189636A JP 2003189636 A JP2003189636 A JP 2003189636A JP 2001378256 A JP2001378256 A JP 2001378256A JP 2001378256 A JP2001378256 A JP 2001378256A JP 2003189636 A JP2003189636 A JP 2003189636A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な制御によって昇圧動作と降圧動作を行
うことができる昇降圧コンバータを用いた系統連系イン
バータを提供する。 【解決手段】 直流電圧を脈流に変換するコンバータ1
3と、コンバータから供給される脈流を交流に変換する
インバータ15と、コンバータ13の動作を制御する制
御回路16とを備える。コンバータ13は、直流電源に
直列に接続される第1及び第2のトランジスタと、イン
バータ15の入力端間に直列に接続された第3及び第4
のトランジスタと、第1及び第2のトランジスタの節点
と第3及び第4のトランジスタの節点との間に接続され
たリアクトルL1とを備える。制御回路16は、降圧用
信号波と搬送波とを比較することによって第1及び第2
のトランジスタをPWM駆動し、昇圧用信号波と搬送波
とを比較することによって第3及び第4のトランジスタ
をPWM駆動する。
うことができる昇降圧コンバータを用いた系統連系イン
バータを提供する。 【解決手段】 直流電圧を脈流に変換するコンバータ1
3と、コンバータから供給される脈流を交流に変換する
インバータ15と、コンバータ13の動作を制御する制
御回路16とを備える。コンバータ13は、直流電源に
直列に接続される第1及び第2のトランジスタと、イン
バータ15の入力端間に直列に接続された第3及び第4
のトランジスタと、第1及び第2のトランジスタの節点
と第3及び第4のトランジスタの節点との間に接続され
たリアクトルL1とを備える。制御回路16は、降圧用
信号波と搬送波とを比較することによって第1及び第2
のトランジスタをPWM駆動し、昇圧用信号波と搬送波
とを比較することによって第3及び第4のトランジスタ
をPWM駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降圧コンバータ
及びこれを用いた系統連系インバータに関し、さらに詳
細には、簡単な制御によって昇圧動作と降圧動作を行う
ことができる昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連
系インバータに関する。
及びこれを用いた系統連系インバータに関し、さらに詳
細には、簡単な制御によって昇圧動作と降圧動作を行う
ことができる昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連
系インバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、太陽電池や燃料電池などの直
流電源より供給される直流電力を系統に連系して交流電
力に変換する回路として、系統連系インバータが知られ
ている。系統連系インバータの例としては、特開200
0−152651号公報に記載されている。
流電源より供給される直流電力を系統に連系して交流電
力に変換する回路として、系統連系インバータが知られ
ている。系統連系インバータの例としては、特開200
0−152651号公報に記載されている。
【0003】図12は、同公報に記載された従来の系統
連系インバータの回路図である。
連系インバータの回路図である。
【0004】図12に示されるように、同公報に記載さ
れた従来の系統連系インバータは、入力電源1より供給
される直流電圧を昇圧するとともに波形成形を行う昇圧
コンバータ2と、昇圧コンバータからの出力を平滑する
中間段コンデンサ3と、出力電流Ioを正弦波に波形成
形するインバータ4と、出力電圧を平滑するフィルタ5
と、昇圧コンバータ2及びインバータ4の動作を制御す
る制御回路6とを備えており、制御回路6は、入力電源
1の電圧が系統電圧よりも低い状態においては、昇圧コ
ンバータ2を高周波でスイッチングさせるとともにイン
バータ4を系統電圧の極性に応じて低周波でスイッチン
グさせ、入力電源1の電圧が系統電圧よりも高い状態に
おいては、昇圧コンバータ2のスイッチングを停止させ
るとともにインバータ4を高周波でスイッチングさせて
いる。
れた従来の系統連系インバータは、入力電源1より供給
される直流電圧を昇圧するとともに波形成形を行う昇圧
コンバータ2と、昇圧コンバータからの出力を平滑する
中間段コンデンサ3と、出力電流Ioを正弦波に波形成
形するインバータ4と、出力電圧を平滑するフィルタ5
と、昇圧コンバータ2及びインバータ4の動作を制御す
る制御回路6とを備えており、制御回路6は、入力電源
1の電圧が系統電圧よりも低い状態においては、昇圧コ
ンバータ2を高周波でスイッチングさせるとともにイン
バータ4を系統電圧の極性に応じて低周波でスイッチン
グさせ、入力電源1の電圧が系統電圧よりも高い状態に
おいては、昇圧コンバータ2のスイッチングを停止させ
るとともにインバータ4を高周波でスイッチングさせて
いる。
【0005】これによって、入力電源1の電圧が系統電
圧よりも低い状態においては、昇圧コンバータ2によっ
て昇圧及び波形成形が行われるとともに、入力電源1の
電圧が系統電圧よりも高い状態においては、インバータ
4によって波形成形が行われることになる。
圧よりも低い状態においては、昇圧コンバータ2によっ
て昇圧及び波形成形が行われるとともに、入力電源1の
電圧が系統電圧よりも高い状態においては、インバータ
4によって波形成形が行われることになる。
【0006】図12に示される従来の系統連系インバー
タにおいては、昇圧コンバータ2の出力は直流であり、
その電圧を十分に安定させる必要があることから、中間
段コンデンサ3には非常に大きな容量(約5000μ
F)が要求される。このため、かかる中間段コンデンサ
3としては電解コンデンサが一般的に用いられる。
タにおいては、昇圧コンバータ2の出力は直流であり、
その電圧を十分に安定させる必要があることから、中間
段コンデンサ3には非常に大きな容量(約5000μ
F)が要求される。このため、かかる中間段コンデンサ
3としては電解コンデンサが一般的に用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
電解コンデンサは大型であり、しかも他のコンデンサと
比べて寿命が短いことから、このような部品を用いると
系統連系インバータ全体が大型化するばかりでなく、信
頼性が低下するという問題が生じる。ここで、電解コン
デンサの寿命を長くし信頼性を高めるためには、複数の
電解コンデンサを並列に用いることが有効であるが、こ
の場合、さらなる大型化をもたらしてしまう。
電解コンデンサは大型であり、しかも他のコンデンサと
比べて寿命が短いことから、このような部品を用いると
系統連系インバータ全体が大型化するばかりでなく、信
頼性が低下するという問題が生じる。ここで、電解コン
デンサの寿命を長くし信頼性を高めるためには、複数の
電解コンデンサを並列に用いることが有効であるが、こ
の場合、さらなる大型化をもたらしてしまう。
【0008】さらに、上述した従来の系統連系インバー
タにおいては、入力電源1の電圧が系統電圧よりも低い
状態における動作(昇圧動作)と、入力電源1の電圧が
系統電圧よりも高い状態における動作(降圧動作)とが
大きく異なるため、制御が複雑であるとともに、動作の
切り替わりにおける出力波形に乱れが生じやすいという
問題があった。
タにおいては、入力電源1の電圧が系統電圧よりも低い
状態における動作(昇圧動作)と、入力電源1の電圧が
系統電圧よりも高い状態における動作(降圧動作)とが
大きく異なるため、制御が複雑であるとともに、動作の
切り替わりにおける出力波形に乱れが生じやすいという
問題があった。
【0009】したがって、本発明の目的は、簡単な制御
によって昇圧動作と降圧動作を行うことができる昇降圧
コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータを提供
することである。
によって昇圧動作と降圧動作を行うことができる昇降圧
コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータを提供
することである。
【0010】また、本発明の他の目的は、昇圧動作と降
圧動作の切り替わりをスムーズに行うことができる昇降
圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータを提
供することである。
圧動作の切り替わりをスムーズに行うことができる昇降
圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータを提
供することである。
【0011】また、本発明のさらに他の目的は、中間段
コンデンサとして電解コンデンサを用いる必要のない系
統連系インバータを提供することである。
コンデンサとして電解コンデンサを用いる必要のない系
統連系インバータを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
直流電源からの電力を交流負荷及び系統の少なくとも一
方に供給する系統連系インバータであって、前記直流電
源より供給される直流電圧を脈流に変換するコンバータ
と、前記コンバータから供給される前記脈流を交流に変
換するインバータと、少なくとも前記コンバータの動作
を制御する制御回路とを備え、前記コンバータが、前記
直流電源に直列に接続される第1及び第2のトランジス
タと、前記インバータの入力端間に直列に接続された第
3及び第4のトランジスタと、前記第1及び第2のトラ
ンジスタの節点と前記第3及び第4のトランジスタの節
点との間に接続されたリアクトルとを備え、前記制御回
路は、降圧用信号波と搬送波とを比較することによって
前記第1及び第2のトランジスタからなるアームをPW
M駆動し、昇圧用信号波と前記搬送波とを比較すること
によって前記第3及び第4のトランジスタからなるアー
ムをPWM駆動することを特徴とする系統連系インバー
タによって達成される。
直流電源からの電力を交流負荷及び系統の少なくとも一
方に供給する系統連系インバータであって、前記直流電
源より供給される直流電圧を脈流に変換するコンバータ
と、前記コンバータから供給される前記脈流を交流に変
換するインバータと、少なくとも前記コンバータの動作
を制御する制御回路とを備え、前記コンバータが、前記
直流電源に直列に接続される第1及び第2のトランジス
タと、前記インバータの入力端間に直列に接続された第
3及び第4のトランジスタと、前記第1及び第2のトラ
ンジスタの節点と前記第3及び第4のトランジスタの節
点との間に接続されたリアクトルとを備え、前記制御回
路は、降圧用信号波と搬送波とを比較することによって
前記第1及び第2のトランジスタからなるアームをPW
M駆動し、昇圧用信号波と前記搬送波とを比較すること
によって前記第3及び第4のトランジスタからなるアー
ムをPWM駆動することを特徴とする系統連系インバー
タによって達成される。
【0013】本発明によれば、搬送波と降圧用信号波及
び昇圧用信号波とを比較することによりコンバータを構
成する第1乃至第4のトランジスタを制御していること
から制御が容易であり、さらに、昇圧動作と降圧動作の
切り替わりをスムーズに行うことができる。
び昇圧用信号波とを比較することによりコンバータを構
成する第1乃至第4のトランジスタを制御していること
から制御が容易であり、さらに、昇圧動作と降圧動作の
切り替わりをスムーズに行うことができる。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、前
記コンバータと前記インバータとの間に設けられた中間
コンデンサをさらに備え、前記中間コンデンサがフィル
ムコンデンサからなる。
記コンバータと前記インバータとの間に設けられた中間
コンデンサをさらに備え、前記中間コンデンサがフィル
ムコンデンサからなる。
【0015】本発明の好ましい実施態様によれば、中間
コンデンサに要求される容量値が小さいことから、装置
全体のサイズを小型化することが可能となるとともに、
装置全体の信頼性を高めることが可能となる。
コンデンサに要求される容量値が小さいことから、装置
全体のサイズを小型化することが可能となるとともに、
装置全体の信頼性を高めることが可能となる。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記中間コンデンサの容量値が数μF〜数十μFで
ある。
は、前記中間コンデンサの容量値が数μF〜数十μFで
ある。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記制御回路が、前記降圧用信号波の生成に用いる
降圧用テーブルと、前記昇圧用信号波の生成に用いる昇
圧用テーブルとを有する。
は、前記制御回路が、前記降圧用信号波の生成に用いる
降圧用テーブルと、前記昇圧用信号波の生成に用いる昇
圧用テーブルとを有する。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記制御回路が、前記降圧用テーブルより生成され
る第1の原信号を前記直流電圧に基づいて補正すること
により前記降圧用信号波を生成する第1の補正手段と、
前記昇圧用テーブルより生成される第2の原信号を前記
直流電圧に基づいて補正することにより前記昇圧用信号
波を生成する第2の補正手段とをさらに有する。
は、前記制御回路が、前記降圧用テーブルより生成され
る第1の原信号を前記直流電圧に基づいて補正すること
により前記降圧用信号波を生成する第1の補正手段と、
前記昇圧用テーブルより生成される第2の原信号を前記
直流電圧に基づいて補正することにより前記昇圧用信号
波を生成する第2の補正手段とをさらに有する。
【0019】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1の補正手段は、前記直流電圧が基準値より
も高い場合には前記第1の原信号を収縮し、前記直流電
圧が基準値よりも低い場合には前記第1の原信号を伸張
することにより前記降圧用信号波を生成する。
は、前記第1の補正手段は、前記直流電圧が基準値より
も高い場合には前記第1の原信号を収縮し、前記直流電
圧が基準値よりも低い場合には前記第1の原信号を伸張
することにより前記降圧用信号波を生成する。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第2の補正手段は、前記直流電圧が基準値より
も高い場合には前記第2の原信号の直流レベルを上昇さ
せ、前記直流電圧が基準値よりも低い場合には前記第2
の原信号の直流レベルを低下させることにより前記昇圧
用信号波を生成する。
は、前記第2の補正手段は、前記直流電圧が基準値より
も高い場合には前記第2の原信号の直流レベルを上昇さ
せ、前記直流電圧が基準値よりも低い場合には前記第2
の原信号の直流レベルを低下させることにより前記昇圧
用信号波を生成する。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1及び第2の補正手段は、前記降圧用信号波
のレベルが前記搬送波のピーク電圧に達するタイミング
と、前記昇圧用信号波のレベルが前記搬送波のピーク電
圧に達するタイミングとを実質的に一致させる。
は、前記第1及び第2の補正手段は、前記降圧用信号波
のレベルが前記搬送波のピーク電圧に達するタイミング
と、前記昇圧用信号波のレベルが前記搬送波のピーク電
圧に達するタイミングとを実質的に一致させる。
【0022】本発明の前記目的はまた、入力端間に供給
される直流電圧を脈流に変換する昇降圧コンバータであ
って、前記入力端間に直列に接続された第1及び第2の
トランジスタと、出力端間に直列に接続された第3及び
第4のトランジスタと、前記第1及び第2のトランジス
タの節点と前記第3及び第4のトランジスタの節点との
間に接続されたリアクトルと、降圧用信号波と搬送波と
を比較することによって前記第1及び第2のトランジス
タからなるアームをPWM駆動し、昇圧用信号波と前記
搬送波とを比較することによって前記第3及び第4のト
ランジスタからなるアームをPWM駆動する制御回路と
を備える昇降圧コンバータによって達成される。
される直流電圧を脈流に変換する昇降圧コンバータであ
って、前記入力端間に直列に接続された第1及び第2の
トランジスタと、出力端間に直列に接続された第3及び
第4のトランジスタと、前記第1及び第2のトランジス
タの節点と前記第3及び第4のトランジスタの節点との
間に接続されたリアクトルと、降圧用信号波と搬送波と
を比較することによって前記第1及び第2のトランジス
タからなるアームをPWM駆動し、昇圧用信号波と前記
搬送波とを比較することによって前記第3及び第4のト
ランジスタからなるアームをPWM駆動する制御回路と
を備える昇降圧コンバータによって達成される。
【0023】本発明によれば、搬送波と降圧用信号波及
び昇圧用信号波とを比較することによりコンバータを構
成する第1乃至第4のトランジスタを制御していること
から制御が容易であり、さらに、昇圧動作と降圧動作の
切り替わりをスムーズに行うことができる。
び昇圧用信号波とを比較することによりコンバータを構
成する第1乃至第4のトランジスタを制御していること
から制御が容易であり、さらに、昇圧動作と降圧動作の
切り替わりをスムーズに行うことができる。
【0024】本発明の好ましい実施態様においては、前
記制御回路が、前記降圧用信号波の生成に用いる降圧用
テーブルと、前記昇圧用信号波の生成に用いる昇圧用テ
ーブルとを有する。
記制御回路が、前記降圧用信号波の生成に用いる降圧用
テーブルと、前記昇圧用信号波の生成に用いる昇圧用テ
ーブルとを有する。
【0025】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記制御回路が、前記降圧用テーブルより生成され
る第1の原信号を前記直流電圧に基づいて補正すること
により前記降圧用信号波を生成する第1の補正手段と、
前記昇圧用テーブルより生成される第2の原信号を前記
直流電圧に基づいて補正することにより前記昇圧用信号
波を生成する第2の補正手段とをさらに有する。
は、前記制御回路が、前記降圧用テーブルより生成され
る第1の原信号を前記直流電圧に基づいて補正すること
により前記降圧用信号波を生成する第1の補正手段と、
前記昇圧用テーブルより生成される第2の原信号を前記
直流電圧に基づいて補正することにより前記昇圧用信号
波を生成する第2の補正手段とをさらに有する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。本
実施態様にかかる系統連系インバータは、直流電源より
供給される直流電力を系統に連系して交流電力に変換す
る回路であり、特に限定されないが、直流電源としては
太陽電池や燃料電池からの電源を用いることができる。
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。本
実施態様にかかる系統連系インバータは、直流電源より
供給される直流電力を系統に連系して交流電力に変換す
る回路であり、特に限定されないが、直流電源としては
太陽電池や燃料電池からの電源を用いることができる。
【0027】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る系統連系インバータ10の回路図である。
る系統連系インバータ10の回路図である。
【0028】図1に示されるように、本実施態様にかか
る系統連系インバータ10は、直流電源11からの直流
電力を受け、これを交流に変換して交流負荷18及び系
統19に供給する回路であり、直流電源11の両端間に
接続され直流電源11の電圧を昇圧又は降圧するととも
に波形成形を行う昇降圧コンバータ13と、昇降圧コン
バータ13の出力端間に接続された中間コンデンサ14
と、昇降圧コンバータ13の出力端間に接続され出力電
流Ioが正弦波となるよう極性切り替えを行うインバー
タ15と、インバータ15の出力と交流負荷18及び系
統19との間に接続された平滑回路17と、昇降圧コン
バータ13及びインバータ15の動作を制御する制御回
路16とを備えており、平滑回路17の出力は、交流負
荷18及び系統19に接続されている。
る系統連系インバータ10は、直流電源11からの直流
電力を受け、これを交流に変換して交流負荷18及び系
統19に供給する回路であり、直流電源11の両端間に
接続され直流電源11の電圧を昇圧又は降圧するととも
に波形成形を行う昇降圧コンバータ13と、昇降圧コン
バータ13の出力端間に接続された中間コンデンサ14
と、昇降圧コンバータ13の出力端間に接続され出力電
流Ioが正弦波となるよう極性切り替えを行うインバー
タ15と、インバータ15の出力と交流負荷18及び系
統19との間に接続された平滑回路17と、昇降圧コン
バータ13及びインバータ15の動作を制御する制御回
路16とを備えており、平滑回路17の出力は、交流負
荷18及び系統19に接続されている。
【0029】昇降圧コンバータ13は、直列に接続され
た第1のトランジスタQ1及び第2のトランジスタQ2
からなる第1のアームと、直列に接続された第3のトラ
ンジスタQ3及び第4のトランジスタQ4からなる第2
のアームと、第1及び第2のトランジスタQ1、Q2の
節点と第3及び第4のトランジスタQ3、Q4の節点と
の間に接続されたエネルギー蓄積用のリアクトルL1
と、それぞれ第1〜第4のトランジスタQ1〜Q4に並
列に接続されたダイオードD1〜D4とを備える。図1
に示されるように、第1及び第2のトランジスタQ1、
Q2からなる第1のアームは、直流電源11の両端間に
接続されている。また、第3及び第4のトランジスタQ
3、Q4からなる第2のアームは、昇降圧コンバータ1
3の出力端となる。
た第1のトランジスタQ1及び第2のトランジスタQ2
からなる第1のアームと、直列に接続された第3のトラ
ンジスタQ3及び第4のトランジスタQ4からなる第2
のアームと、第1及び第2のトランジスタQ1、Q2の
節点と第3及び第4のトランジスタQ3、Q4の節点と
の間に接続されたエネルギー蓄積用のリアクトルL1
と、それぞれ第1〜第4のトランジスタQ1〜Q4に並
列に接続されたダイオードD1〜D4とを備える。図1
に示されるように、第1及び第2のトランジスタQ1、
Q2からなる第1のアームは、直流電源11の両端間に
接続されている。また、第3及び第4のトランジスタQ
3、Q4からなる第2のアームは、昇降圧コンバータ1
3の出力端となる。
【0030】以下に詳述するが、昇降圧コンバータ13
は、直流電源11からの入力電圧Epvが系統電源19
の電圧Voの絶対値よりも低い場合には昇圧動作を行
い、直流電源11からの入力電圧Epvが系統電源19
の電圧Voの絶対値よりも高い場合には降圧動作を行
う。
は、直流電源11からの入力電圧Epvが系統電源19
の電圧Voの絶対値よりも低い場合には昇圧動作を行
い、直流電源11からの入力電圧Epvが系統電源19
の電圧Voの絶対値よりも高い場合には降圧動作を行
う。
【0031】中間コンデンサ14は、昇降圧コンバータ
13に含まれるリアクトルL1とともにフィルタを構成
する。その容量値としては、昇降圧コンバータ13が昇
圧動作を行う際に発生するリップル電流を吸収するのに
十分な値が求められ、具体的には、インダクタンスが5
μH程度のリアクトルL1を用いた場合には、数μF〜
数十μF程度に設定すればよい。このため、中間コンデ
ンサ14としては、特に限定されるものではないが、フ
ィルムコンデンサを用いることが好ましい。フィルムコ
ンデンサは電解コンデンサと比べてその寿命が非常に長
いため、本実施態様にかかる系統連系インバータ10の
信頼性を損ねることはない。また、必要とする容量値が
比較的小さいため、系統連系インバータ10の大型化が
防止される。
13に含まれるリアクトルL1とともにフィルタを構成
する。その容量値としては、昇降圧コンバータ13が昇
圧動作を行う際に発生するリップル電流を吸収するのに
十分な値が求められ、具体的には、インダクタンスが5
μH程度のリアクトルL1を用いた場合には、数μF〜
数十μF程度に設定すればよい。このため、中間コンデ
ンサ14としては、特に限定されるものではないが、フ
ィルムコンデンサを用いることが好ましい。フィルムコ
ンデンサは電解コンデンサと比べてその寿命が非常に長
いため、本実施態様にかかる系統連系インバータ10の
信頼性を損ねることはない。また、必要とする容量値が
比較的小さいため、系統連系インバータ10の大型化が
防止される。
【0032】インバータ15は、いわゆるフルブリッジ
回路であり、直列に接続された第5のトランジスタQ5
及び第6のトランジスタQ6からなる第3のアームと、
直列に接続された第7のトランジスタQ7及び第8のト
ランジスタQ8からなる第4のアームと、それぞれ第5
〜第8のトランジスタQ5〜Q8に並列に接続されたダ
イオードD5〜D8とを備える。図1に示されるよう
に、第5及び第6のトランジスタQ5、Q6からなる第
3のアーム及び第7及び第8のトランジスタQ7、Q8
からなる第4のアームは、いずれも昇降圧コンバータ1
3の出力端間に接続されており、第5及び第6のトラン
ジスタQ5、Q6の節点と第7及び第8のトランジスタ
Q7、Q8の節点との間に平滑回路17が接続される。
回路であり、直列に接続された第5のトランジスタQ5
及び第6のトランジスタQ6からなる第3のアームと、
直列に接続された第7のトランジスタQ7及び第8のト
ランジスタQ8からなる第4のアームと、それぞれ第5
〜第8のトランジスタQ5〜Q8に並列に接続されたダ
イオードD5〜D8とを備える。図1に示されるよう
に、第5及び第6のトランジスタQ5、Q6からなる第
3のアーム及び第7及び第8のトランジスタQ7、Q8
からなる第4のアームは、いずれも昇降圧コンバータ1
3の出力端間に接続されており、第5及び第6のトラン
ジスタQ5、Q6の節点と第7及び第8のトランジスタ
Q7、Q8の節点との間に平滑回路17が接続される。
【0033】平滑回路17は、ノイズ除去用のリアクト
ルL2及びコンデンサCOからなる。
ルL2及びコンデンサCOからなる。
【0034】図2は、制御回路16の構成を概略的に示
すブロック図である。
すブロック図である。
【0035】図2に示されるように、制御回路16は、
A/Dコンバータ20と、クロック信号生成器21と、
除算器22と、減算器23と、降圧用テーブル24と、
昇圧用テーブル25と、乗算器40と、D/Aコンバー
タ26と、絶対値生成器27と、搬送波生成器28と、
除算器29と、D/Aコンバータ30と、コンパレータ
31〜33と、ドライバ34、36及び38と、インバ
ータ35、37及び39とを備える。
A/Dコンバータ20と、クロック信号生成器21と、
除算器22と、減算器23と、降圧用テーブル24と、
昇圧用テーブル25と、乗算器40と、D/Aコンバー
タ26と、絶対値生成器27と、搬送波生成器28と、
除算器29と、D/Aコンバータ30と、コンパレータ
31〜33と、ドライバ34、36及び38と、インバ
ータ35、37及び39とを備える。
【0036】A/Dコンバータ20は、直流電源11か
らの入力電圧Epvを受けてそのアナログ電圧値をデジ
タル値に変換する回路であり、その出力は除算器22、
29に供給される。
らの入力電圧Epvを受けてそのアナログ電圧値をデジ
タル値に変換する回路であり、その出力は除算器22、
29に供給される。
【0037】クロック信号生成器21は、系統電源19
の周波数よりも十分に高い周波数を持つクロック信号C
LKを生成する回路であり、かかるクロック信号CLK
は降圧用テーブル24及び昇圧用テーブル25に供給さ
れる。特に限定されるものではないが、クロック信号C
LKとしては、16KHz程度に設定することが好まし
い。
の周波数よりも十分に高い周波数を持つクロック信号C
LKを生成する回路であり、かかるクロック信号CLK
は降圧用テーブル24及び昇圧用テーブル25に供給さ
れる。特に限定されるものではないが、クロック信号C
LKとしては、16KHz程度に設定することが好まし
い。
【0038】除算器22は、A/Dコンバータ20から
の出力を受け、これを直流電源11の基準電圧Epvn
で除算する回路であり、その出力は減算器23に供給さ
れる。したがって、現在の入力電圧Epvが基準電圧E
pvnと一致している場合に除算器22の出力は「1」
となる。また、現在の入力電圧Epvが基準電圧Epv
nよりも低い場合には除算器22の出力は「1」未満と
なり、高い場合には「1」を越えることになる。
の出力を受け、これを直流電源11の基準電圧Epvn
で除算する回路であり、その出力は減算器23に供給さ
れる。したがって、現在の入力電圧Epvが基準電圧E
pvnと一致している場合に除算器22の出力は「1」
となる。また、現在の入力電圧Epvが基準電圧Epv
nよりも低い場合には除算器22の出力は「1」未満と
なり、高い場合には「1」を越えることになる。
【0039】減算器23は、値「2」から除算器22の
出力値を減算する回路であり、その出力は乗算器40に
供給される。したがって、現在の入力電圧Epvが基準
電圧Epvnと一致しているために除算器22の出力が
「1」となっている場合には、減算器23の出力も
「1」となる。また、現在の入力電圧Epvが基準電圧
Epvnよりも低いために除算器22の出力が「1」未
満となっている場合には、減算器23の出力は「1」を
越えることになり、逆に、現在の入力電圧Epvが基準
電圧Epvnよりも高いために除算器22の出力が
「1」を越えている場合には、減算器23の出力は
「1」未満となる。
出力値を減算する回路であり、その出力は乗算器40に
供給される。したがって、現在の入力電圧Epvが基準
電圧Epvnと一致しているために除算器22の出力が
「1」となっている場合には、減算器23の出力も
「1」となる。また、現在の入力電圧Epvが基準電圧
Epvnよりも低いために除算器22の出力が「1」未
満となっている場合には、減算器23の出力は「1」を
越えることになり、逆に、現在の入力電圧Epvが基準
電圧Epvnよりも高いために除算器22の出力が
「1」を越えている場合には、減算器23の出力は
「1」未満となる。
【0040】降圧用テーブル24は、クロック信号生成
器21より供給されるクロック信号CLKを受け、これ
に応答して降圧用信号波DNの原信号DN’を連続的に
出力するテーブルであり、ROM(リード・オンリ・メ
モリ)によって構成される。
器21より供給されるクロック信号CLKを受け、これ
に応答して降圧用信号波DNの原信号DN’を連続的に
出力するテーブルであり、ROM(リード・オンリ・メ
モリ)によって構成される。
【0041】図3は、降圧用テーブル24に格納されて
いる降圧用データをアナログ的に示す波形図であり、図
4は、降圧用テーブル24より出力される降圧用信号波
DNの原信号DN’をアナログ的に示す波形図である。
いる降圧用データをアナログ的に示す波形図であり、図
4は、降圧用テーブル24より出力される降圧用信号波
DNの原信号DN’をアナログ的に示す波形図である。
【0042】図3に示されるように、降圧用テーブル2
4には、系統電源19の波長λの半分に相当する降圧用
データが格納されており、これがクロック信号CLKに
応答して往復するように読み出される。その結果、図4
に示されるように、降圧用テーブル24からは、系統電
源19の波長λと実質的に一致する原信号DN’が生成
されることになる。ここで、図3及び図4に示す「0」
は、後述する搬送波生成器28より生成される搬送波S
の下限値であり、「Peak」は、搬送波Sの上限値で
ある。
4には、系統電源19の波長λの半分に相当する降圧用
データが格納されており、これがクロック信号CLKに
応答して往復するように読み出される。その結果、図4
に示されるように、降圧用テーブル24からは、系統電
源19の波長λと実質的に一致する原信号DN’が生成
されることになる。ここで、図3及び図4に示す「0」
は、後述する搬送波生成器28より生成される搬送波S
の下限値であり、「Peak」は、搬送波Sの上限値で
ある。
【0043】ここで、降圧用テーブル24に格納されて
いる降圧用データは、入力電圧Epvが基準電圧Epv
nと一致している場合に対応するデータである。したが
って、原信号DN’は、入力電圧Epvが基準電圧Ep
vnと一致していると仮定した場合に、これが系統電源
19の電圧の絶対値と一致するタイミングにおいて、が
「Peak」または「−Peak」と一致することにな
る。尚、実際の入力電圧Epvが基準電圧Epvnと異
なる場合には、後述するように、原信号DN’に対して
補正がなされる。
いる降圧用データは、入力電圧Epvが基準電圧Epv
nと一致している場合に対応するデータである。したが
って、原信号DN’は、入力電圧Epvが基準電圧Ep
vnと一致していると仮定した場合に、これが系統電源
19の電圧の絶対値と一致するタイミングにおいて、が
「Peak」または「−Peak」と一致することにな
る。尚、実際の入力電圧Epvが基準電圧Epvnと異
なる場合には、後述するように、原信号DN’に対して
補正がなされる。
【0044】昇圧用テーブル25は、クロック信号生成
器21より供給されるクロック信号CLKを受け、これ
に応答して昇圧用信号波UPの原信号UP’を連続的に
出力するテーブルであり、降圧用テーブル24と同様、
ROM(リード・オンリ・メモリ)によって構成され
る。
器21より供給されるクロック信号CLKを受け、これ
に応答して昇圧用信号波UPの原信号UP’を連続的に
出力するテーブルであり、降圧用テーブル24と同様、
ROM(リード・オンリ・メモリ)によって構成され
る。
【0045】図5は、昇圧用テーブル25に格納されて
いる昇圧用データをアナログ的に示す波形図であり、図
6は、昇圧用テーブル25より出力される昇圧用信号波
UPの原信号UP’をアナログ的に示す波形図である。
いる昇圧用データをアナログ的に示す波形図であり、図
6は、昇圧用テーブル25より出力される昇圧用信号波
UPの原信号UP’をアナログ的に示す波形図である。
【0046】図5に示されるように、昇圧用テーブル2
5には、系統電源19の波長λの1/4に相当する昇圧
用データが格納されており、これがクロック信号CLK
に応答して往復するように読み出される。その結果、図
6に示されるように、昇圧用テーブル25からは、系統
電源19の波長λと実質的に一致する原信号UP’が生
成されることになる。尚、昇圧用テーブル25に格納さ
れている昇圧用データは、降圧用テーブル24と同様、
入力電圧Epvが基準電圧Epvnと一致している場合
に対応するデータであり、実際の入力電圧Epvが基準
電圧Epvnと異なる場合には、後述するように、原信
号UP’に対して補正がなされる。
5には、系統電源19の波長λの1/4に相当する昇圧
用データが格納されており、これがクロック信号CLK
に応答して往復するように読み出される。その結果、図
6に示されるように、昇圧用テーブル25からは、系統
電源19の波長λと実質的に一致する原信号UP’が生
成されることになる。尚、昇圧用テーブル25に格納さ
れている昇圧用データは、降圧用テーブル24と同様、
入力電圧Epvが基準電圧Epvnと一致している場合
に対応するデータであり、実際の入力電圧Epvが基準
電圧Epvnと異なる場合には、後述するように、原信
号UP’に対して補正がなされる。
【0047】乗算器40は、減算器23からの出力と降
圧用テーブル24からの出力DN’とを乗じる回路であ
り、その出力となる降圧用信号波DNはD/Aコンバー
タ26に供給される。
圧用テーブル24からの出力DN’とを乗じる回路であ
り、その出力となる降圧用信号波DNはD/Aコンバー
タ26に供給される。
【0048】図7は、原信号DN’と降圧用信号波DN
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
【0049】図7に示されるように、降圧用信号波DN
は、減算器23からの出力に基づいて原信号DN’を伸
縮した波形となる。より具体的には、減算器23からの
出力が「1」である場合(Epv=Epvn)には降圧
用信号波DNは原信号DN’と一致し、減算器23から
の出力が「1」未満である場合(Epv>Epvn)に
は降圧用信号波DNは原信号DN’を収縮した波形とな
り、減算器23からの出力が「1」を越えている場合
(Epv<Epvn)には降圧用信号波DNは原信号D
N’を伸張した波形となる。
は、減算器23からの出力に基づいて原信号DN’を伸
縮した波形となる。より具体的には、減算器23からの
出力が「1」である場合(Epv=Epvn)には降圧
用信号波DNは原信号DN’と一致し、減算器23から
の出力が「1」未満である場合(Epv>Epvn)に
は降圧用信号波DNは原信号DN’を収縮した波形とな
り、減算器23からの出力が「1」を越えている場合
(Epv<Epvn)には降圧用信号波DNは原信号D
N’を伸張した波形となる。
【0050】D/Aコンバータ26は、乗算器40によ
り供給される降圧用信号波DNをアナログ値に変換する
回路であり、その出力は、絶対値生成器27及びコンパ
レータ31に供給される。本明細書においては、D/A
コンバータ26の出力についても、降圧用信号波DNと
呼ぶことがある。
り供給される降圧用信号波DNをアナログ値に変換する
回路であり、その出力は、絶対値生成器27及びコンパ
レータ31に供給される。本明細書においては、D/A
コンバータ26の出力についても、降圧用信号波DNと
呼ぶことがある。
【0051】絶対値生成器27は、D/Aコンバータ2
6によってアナログ値に変換された降圧用信号波DNを
受け、その絶対値波形|DN|を生成する回路である。
6によってアナログ値に変換された降圧用信号波DNを
受け、その絶対値波形|DN|を生成する回路である。
【0052】図8は、絶対値生成器27の出力信号|D
N|の波形を示す波形図である。
N|の波形を示す波形図である。
【0053】上述の通り、降圧用信号波DNは減算器2
3からの出力に基づいて伸縮された波形となることか
ら、図8に示されるように、絶対値生成器27の出力信
号|DN|も、減算器23からの出力に基づいて伸縮し
た波形となる。これにより、減算器23からの出力が
「1」未満である場合(Epv>Epvn)には、出力
信号|DN|が「Peak」を越える期間が短くなり、
逆に、減算器23からの出力が「1」を越えている場合
(Epv<Epvn)には、出力信号|DN|が「Pe
ak」を越える期間が長くなる。
3からの出力に基づいて伸縮された波形となることか
ら、図8に示されるように、絶対値生成器27の出力信
号|DN|も、減算器23からの出力に基づいて伸縮し
た波形となる。これにより、減算器23からの出力が
「1」未満である場合(Epv>Epvn)には、出力
信号|DN|が「Peak」を越える期間が短くなり、
逆に、減算器23からの出力が「1」を越えている場合
(Epv<Epvn)には、出力信号|DN|が「Pe
ak」を越える期間が長くなる。
【0054】ここで、降圧用信号波DNが「Peak」
以下のレベルである期間においては、昇降圧コンバータ
13は降圧動作を行う。
以下のレベルである期間においては、昇降圧コンバータ
13は降圧動作を行う。
【0055】搬送波生成器28は、系統電源19の周波
数よりも十分に高い周波数を持つ搬送波Sを生成する回
路であり、かかる搬送波Sはコンパレータ32、33に
供給される。搬送波Sは、その下限値が「0」、上限値
が「Peak」である三角波であり、特に限定されるも
のではないが、その周波数としては16KHz程度に設
定することが好ましい。
数よりも十分に高い周波数を持つ搬送波Sを生成する回
路であり、かかる搬送波Sはコンパレータ32、33に
供給される。搬送波Sは、その下限値が「0」、上限値
が「Peak」である三角波であり、特に限定されるも
のではないが、その周波数としては16KHz程度に設
定することが好ましい。
【0056】除算器29は、A/Dコンバータ20から
の出力をY、昇圧用テーブル25からの出力UP’をX
とした場合に、Y/Xの演算を行う回路であり、その出
力となる昇圧用信号波UPはD/Aコンバータ30に供
給される。
の出力をY、昇圧用テーブル25からの出力UP’をX
とした場合に、Y/Xの演算を行う回路であり、その出
力となる昇圧用信号波UPはD/Aコンバータ30に供
給される。
【0057】図9は、昇圧用信号波UPをアナログ的に
示す波形図である。
示す波形図である。
【0058】図9に示されるように、昇圧用信号波UP
は、A/Dコンバータ20からの出力に基づいて原信号
UP’を水平移動させた波形となる。より具体的には、
A/Dコンバータ20からの出力が基準電圧Epvnと
一致している場合(Epv=Epvn)には昇圧用信号
波UPは原信号UP’と一致し、A/Dコンバータ20
からの出力が基準電圧Epvn未満である場合(Epv
<Epvn)には昇圧用信号波UPは原信号UP’の直
流レベルを低下させた波形となり、A/Dコンバータ2
0からの出力が基準電圧Epvnを越えている場合(E
pv>Epvn)には昇圧用信号波UPは原信号UP’
の直流レベルを上昇させた波形となる。これにより、A
/Dコンバータ20からの出力が基準電圧Epvnを越
えている場合(Epv>Epvn)には、昇圧用信号波
UPが「Peak」を下回る期間が短くなり、逆に、A
/Dコンバータ20からの出力が基準電圧Epvnを下
回っている場合(Epv<Epvn)には、昇圧用信号
波UPが「Peak」を下回る期間が長くなる。
は、A/Dコンバータ20からの出力に基づいて原信号
UP’を水平移動させた波形となる。より具体的には、
A/Dコンバータ20からの出力が基準電圧Epvnと
一致している場合(Epv=Epvn)には昇圧用信号
波UPは原信号UP’と一致し、A/Dコンバータ20
からの出力が基準電圧Epvn未満である場合(Epv
<Epvn)には昇圧用信号波UPは原信号UP’の直
流レベルを低下させた波形となり、A/Dコンバータ2
0からの出力が基準電圧Epvnを越えている場合(E
pv>Epvn)には昇圧用信号波UPは原信号UP’
の直流レベルを上昇させた波形となる。これにより、A
/Dコンバータ20からの出力が基準電圧Epvnを越
えている場合(Epv>Epvn)には、昇圧用信号波
UPが「Peak」を下回る期間が短くなり、逆に、A
/Dコンバータ20からの出力が基準電圧Epvnを下
回っている場合(Epv<Epvn)には、昇圧用信号
波UPが「Peak」を下回る期間が長くなる。
【0059】ここで、昇圧用信号波UPが「Peak」
以下のレベルである期間においては、昇降圧コンバータ
13は昇圧動作を行う。
以下のレベルである期間においては、昇降圧コンバータ
13は昇圧動作を行う。
【0060】図9には、降圧用信号波DNの原信号D
N’の絶対値|DN’|も併せて示されており、図9に
示されるように、A/Dコンバータ20からの出力が基
準電圧Epvnと一致している場合(Epv=Epv
n)、昇圧用信号波UPが「Peak」を上回るタイミ
ング及び下回るタイミングは、それぞれ降圧用信号波D
Nの原信号DN’の絶対値|DN’|が「Peak」を
下回るタイミング及び上回るタイミングと実質的に一致
している。
N’の絶対値|DN’|も併せて示されており、図9に
示されるように、A/Dコンバータ20からの出力が基
準電圧Epvnと一致している場合(Epv=Epv
n)、昇圧用信号波UPが「Peak」を上回るタイミ
ング及び下回るタイミングは、それぞれ降圧用信号波D
Nの原信号DN’の絶対値|DN’|が「Peak」を
下回るタイミング及び上回るタイミングと実質的に一致
している。
【0061】図7乃至図9を用いて説明したように、降
圧用信号波DN及び昇圧用信号波UPの波形は、いずれ
も実際の入力電圧Epvのレベルに応じて変化するが、
降圧用信号波DNの絶対値|DN|が「Peak」を越
える期間と、昇圧用信号波UPが「Peak」を下回る
期間は実質的に一致する。したがって、降圧用信号波D
Nの絶対値|DN|が「Peak」を越えている期間に
おいては、昇圧用信号波UPは「Peak」を下回り、
降圧用信号波DNの絶対値|DN|が「Peak」を下
回っている期間においては、昇圧用信号波UPは「Pe
ak」を越えることになる。このため、昇降圧コンバー
タ13は昇圧動作と降圧動作を交互に繰り返すことにな
る。
圧用信号波DN及び昇圧用信号波UPの波形は、いずれ
も実際の入力電圧Epvのレベルに応じて変化するが、
降圧用信号波DNの絶対値|DN|が「Peak」を越
える期間と、昇圧用信号波UPが「Peak」を下回る
期間は実質的に一致する。したがって、降圧用信号波D
Nの絶対値|DN|が「Peak」を越えている期間に
おいては、昇圧用信号波UPは「Peak」を下回り、
降圧用信号波DNの絶対値|DN|が「Peak」を下
回っている期間においては、昇圧用信号波UPは「Pe
ak」を越えることになる。このため、昇降圧コンバー
タ13は昇圧動作と降圧動作を交互に繰り返すことにな
る。
【0062】D/Aコンバータ30は、除算器29より
供給される昇圧用信号波UPをアナログ値に変換する回
路であり、その出力はコンパレータ33に供給される。
本明細書においては、D/Aコンバータ30の出力につ
いても、昇圧用信号波UPと呼ぶことがある。
供給される昇圧用信号波UPをアナログ値に変換する回
路であり、その出力はコンパレータ33に供給される。
本明細書においては、D/Aコンバータ30の出力につ
いても、昇圧用信号波UPと呼ぶことがある。
【0063】コンパレータ31は、非反転入力端(+)
及び反転入力端(−)を有し、非反転入力端(+)には
D/Aコンバータ26の出力が供給され、反転入力端
(−)には「0」レベルが供給されている。ここで、図
7に示すように、降圧用信号波DNが「0」レベルを横
切るタイミングは、原信号DN’に対する補正の程度に
関わらず常に一定であることから、コンパレータ31の
出力は、常に、系統電源19に連動して反転することに
なる。図2に示すように、コンパレータ31の出力はド
ライバ34及びインバータ35に供給され、ドライバ3
4の出力はインバータ駆動信号C5、C8となり、イン
バータ35の出力はインバータ駆動信号C6、C7とな
る。図1に示すように、インバータ駆動信号C5〜C8
は、それぞれインバータ15を構成する第5のトランジ
スタQ5〜第8のトランジスタQ8に対する駆動信号と
して用いられる。
及び反転入力端(−)を有し、非反転入力端(+)には
D/Aコンバータ26の出力が供給され、反転入力端
(−)には「0」レベルが供給されている。ここで、図
7に示すように、降圧用信号波DNが「0」レベルを横
切るタイミングは、原信号DN’に対する補正の程度に
関わらず常に一定であることから、コンパレータ31の
出力は、常に、系統電源19に連動して反転することに
なる。図2に示すように、コンパレータ31の出力はド
ライバ34及びインバータ35に供給され、ドライバ3
4の出力はインバータ駆動信号C5、C8となり、イン
バータ35の出力はインバータ駆動信号C6、C7とな
る。図1に示すように、インバータ駆動信号C5〜C8
は、それぞれインバータ15を構成する第5のトランジ
スタQ5〜第8のトランジスタQ8に対する駆動信号と
して用いられる。
【0064】また、コンパレータ32は、非反転入力端
(+)及び反転入力端(−)を有し、非反転入力端
(+)には絶対値生成器27の出力|DN|が供給さ
れ、反転入力端(−)には搬送波生成器28の出力であ
る搬送波Sが供給されている。図2に示すように、コン
パレータ32の出力はドライバ36及びインバータ37
に供給され、ドライバ36の出力は昇降圧コンバータ駆
動信号C1となり、インバータ37の出力は昇降圧コン
バータ駆動信号C2となる。図1に示すように、昇降圧
コンバータ駆動信号C1、C2は、それぞれ昇降圧コン
バータ13を構成する第1のトランジスタQ1及び第2
のトランジスタQ2に対する駆動信号として用いられ
る。
(+)及び反転入力端(−)を有し、非反転入力端
(+)には絶対値生成器27の出力|DN|が供給さ
れ、反転入力端(−)には搬送波生成器28の出力であ
る搬送波Sが供給されている。図2に示すように、コン
パレータ32の出力はドライバ36及びインバータ37
に供給され、ドライバ36の出力は昇降圧コンバータ駆
動信号C1となり、インバータ37の出力は昇降圧コン
バータ駆動信号C2となる。図1に示すように、昇降圧
コンバータ駆動信号C1、C2は、それぞれ昇降圧コン
バータ13を構成する第1のトランジスタQ1及び第2
のトランジスタQ2に対する駆動信号として用いられ
る。
【0065】さらに、コンパレータ33は、非反転入力
端(+)及び反転入力端(−)を有し、非反転入力端
(+)にはD/Aコンバータ30の出力が供給され、反
転入力端(−)には搬送波生成器28の出力である搬送
波Sが供給されている。図2に示すように、コンパレー
タ33の出力はドライバ38及びインバータ39に供給
され、ドライバ38の出力は昇降圧コンバータ駆動信号
C3となり、インバータ39の出力は昇降圧コンバータ
駆動信号C4となる。図1に示すように、昇降圧コンバ
ータ駆動信号C3、C4は、それぞれ昇降圧コンバータ
13を構成する第3のトランジスタQ3及び第4のトラ
ンジスタQ4に対する駆動信号として用いられる。
端(+)及び反転入力端(−)を有し、非反転入力端
(+)にはD/Aコンバータ30の出力が供給され、反
転入力端(−)には搬送波生成器28の出力である搬送
波Sが供給されている。図2に示すように、コンパレー
タ33の出力はドライバ38及びインバータ39に供給
され、ドライバ38の出力は昇降圧コンバータ駆動信号
C3となり、インバータ39の出力は昇降圧コンバータ
駆動信号C4となる。図1に示すように、昇降圧コンバ
ータ駆動信号C3、C4は、それぞれ昇降圧コンバータ
13を構成する第3のトランジスタQ3及び第4のトラ
ンジスタQ4に対する駆動信号として用いられる。
【0066】図10は、コンパレータ32、33による
比較動作を説明するための波形図である。
比較動作を説明するための波形図である。
【0067】図10に示されるように、昇圧用信号波U
Pが搬送波Sの上限値「Peak」を越え、降圧用信号
波DNの絶対値|DN|が搬送波Sの上限値「Pea
k」を下回っている期間においては、コンパレータ32
の出力はPWM変調される一方、コンパレータ33の出
力はハイレベルに固定される。このため、昇降圧コンバ
ータ駆動信号C1、C2はPWM変調された信号とな
り、昇降圧コンバータ駆動信号C3はハイレベル、昇降
圧コンバータ駆動信号C4はローレベルに固定されるの
で、昇降圧コンバータ13は、第1のトランジスタQ1
及び第3のトランジスタQ3がオンとなり、第2のトラ
ンジスタQ2及び第4のトランジスタQ4がオフとなる
状態(状態1)と、第2のトランジスタQ2及び第3の
トランジスタQ3がオンとなり、第1のトランジスタQ
1及び第4のトランジスタQ4がオフとなる状態(状態
2)を繰り返すことになる。
Pが搬送波Sの上限値「Peak」を越え、降圧用信号
波DNの絶対値|DN|が搬送波Sの上限値「Pea
k」を下回っている期間においては、コンパレータ32
の出力はPWM変調される一方、コンパレータ33の出
力はハイレベルに固定される。このため、昇降圧コンバ
ータ駆動信号C1、C2はPWM変調された信号とな
り、昇降圧コンバータ駆動信号C3はハイレベル、昇降
圧コンバータ駆動信号C4はローレベルに固定されるの
で、昇降圧コンバータ13は、第1のトランジスタQ1
及び第3のトランジスタQ3がオンとなり、第2のトラ
ンジスタQ2及び第4のトランジスタQ4がオフとなる
状態(状態1)と、第2のトランジスタQ2及び第3の
トランジスタQ3がオンとなり、第1のトランジスタQ
1及び第4のトランジスタQ4がオフとなる状態(状態
2)を繰り返すことになる。
【0068】一方、昇圧用信号波UPが搬送波Sの上限
値「Peak」を下回り、降圧用信号波DNの絶対値|
DN|が搬送波Sの上限値「Peak」を越えている期
間においては、コンパレータ33の出力はPWM変調さ
れる一方、コンパレータ32の出力はハイレベルに固定
される。このため、昇降圧コンバータ駆動信号C3、C
4はPWM変調された信号となり、昇降圧コンバータ駆
動信号C1はハイレベル、昇降圧コンバータ駆動信号C
2はローレベルに固定されるので、昇降圧コンバータ1
3は、第1のトランジスタQ1及び第3のトランジスタ
Q3がオンとなり、第2のトランジスタQ2及び第4の
トランジスタQ4がオフとなる状態(状態1)と、第1
のトランジスタQ1及び第4のトランジスタQ4がオン
となり、第2のトランジスタQ2及び第3のトランジス
タQ3がオフとなる状態(状態3)を繰り返すことにな
る。
値「Peak」を下回り、降圧用信号波DNの絶対値|
DN|が搬送波Sの上限値「Peak」を越えている期
間においては、コンパレータ33の出力はPWM変調さ
れる一方、コンパレータ32の出力はハイレベルに固定
される。このため、昇降圧コンバータ駆動信号C3、C
4はPWM変調された信号となり、昇降圧コンバータ駆
動信号C1はハイレベル、昇降圧コンバータ駆動信号C
2はローレベルに固定されるので、昇降圧コンバータ1
3は、第1のトランジスタQ1及び第3のトランジスタ
Q3がオンとなり、第2のトランジスタQ2及び第4の
トランジスタQ4がオフとなる状態(状態1)と、第1
のトランジスタQ1及び第4のトランジスタQ4がオン
となり、第2のトランジスタQ2及び第3のトランジス
タQ3がオフとなる状態(状態3)を繰り返すことにな
る。
【0069】ここで、降圧用信号波DNの絶対値|DN
|及び昇圧用信号波UPは、入力電圧Epvが系統電源
19の電圧の絶対値と一致したタイミングにおいて、搬
送波Sの上限値「Peak」を横切ることになる。この
場合、入力電圧Epvが系統電源19の電圧の絶対値と
一致するタイミングは、入力電圧Epvのレベルによっ
て変動するものの、原信号DN’及びUP’に対する補
正により、降圧用信号波DNの絶対値|DN|及び昇圧
用信号波UPが搬送波Sの上限値「Peak」を横切る
タイミングもこれに合わせて変動することから、入力電
圧Epvのレベルに関わらず、常に、入力電圧Epvが
系統電源19の電圧の絶対値と一致したタイミングにお
いて、降圧用信号波DNの絶対値|DN|及び昇圧用信
号波UPが搬送波Sの上限値「Peak」を横切る。
|及び昇圧用信号波UPは、入力電圧Epvが系統電源
19の電圧の絶対値と一致したタイミングにおいて、搬
送波Sの上限値「Peak」を横切ることになる。この
場合、入力電圧Epvが系統電源19の電圧の絶対値と
一致するタイミングは、入力電圧Epvのレベルによっ
て変動するものの、原信号DN’及びUP’に対する補
正により、降圧用信号波DNの絶対値|DN|及び昇圧
用信号波UPが搬送波Sの上限値「Peak」を横切る
タイミングもこれに合わせて変動することから、入力電
圧Epvのレベルに関わらず、常に、入力電圧Epvが
系統電源19の電圧の絶対値と一致したタイミングにお
いて、降圧用信号波DNの絶対値|DN|及び昇圧用信
号波UPが搬送波Sの上限値「Peak」を横切る。
【0070】図11(a)〜(c)は、それぞれ状態1
〜状態3における系統連系インバータ10の等価回路図
である。
〜状態3における系統連系インバータ10の等価回路図
である。
【0071】図11から明らかなように、状態1と状態
2が繰り返される場合、昇降圧コンバータ13の出力電
圧は直流電源11からの入力電圧Epvよりも低くなり
(降圧動作)、状態1と状態3が繰り返される場合、昇
降圧コンバータ13の出力電圧は直流電源11からの入
力電圧Epvよりも高くなる(昇圧動作)。
2が繰り返される場合、昇降圧コンバータ13の出力電
圧は直流電源11からの入力電圧Epvよりも低くなり
(降圧動作)、状態1と状態3が繰り返される場合、昇
降圧コンバータ13の出力電圧は直流電源11からの入
力電圧Epvよりも高くなる(昇圧動作)。
【0072】以上説明した動作により、昇降圧コンバー
タ13の出力端間の電圧波形は脈流波形となって系統電
源19の電圧の絶対値と実質的に一致し、これがインバ
ータ15によって正弦波に変換された後、系統電源19
に供給される。
タ13の出力端間の電圧波形は脈流波形となって系統電
源19の電圧の絶対値と実質的に一致し、これがインバ
ータ15によって正弦波に変換された後、系統電源19
に供給される。
【0073】このように、本実施態様によれば、昇降圧
コンバータ13による降圧動作を降圧用信号波DNを用
いて行い、昇降圧コンバータ13による昇圧動作を昇圧
用信号波UPを用いて行うとともに、これら降圧用信号
波DN及び昇圧用信号波UPをそれぞれ降圧用テーブル
24及び昇圧用テーブル25を用いて生成していること
から、非常に簡単な演算によって、昇降圧コンバータ1
3による昇降圧動作を制御することが可能となる。この
ため、制御回路16の大部分を容易にワンチップマイコ
ン化することができ、大幅なコストダウンが可能とな
る。さらに、昇降圧コンバータ13が降圧動作を行う場
合及び昇圧動作を行う場合において、共通の搬送波Sを
用いていることから、昇降圧コンバータ13による降圧
動作と昇圧動作の切り替わりをスムーズに行うことがで
きる。
コンバータ13による降圧動作を降圧用信号波DNを用
いて行い、昇降圧コンバータ13による昇圧動作を昇圧
用信号波UPを用いて行うとともに、これら降圧用信号
波DN及び昇圧用信号波UPをそれぞれ降圧用テーブル
24及び昇圧用テーブル25を用いて生成していること
から、非常に簡単な演算によって、昇降圧コンバータ1
3による昇降圧動作を制御することが可能となる。この
ため、制御回路16の大部分を容易にワンチップマイコ
ン化することができ、大幅なコストダウンが可能とな
る。さらに、昇降圧コンバータ13が降圧動作を行う場
合及び昇圧動作を行う場合において、共通の搬送波Sを
用いていることから、昇降圧コンバータ13による降圧
動作と昇圧動作の切り替わりをスムーズに行うことがで
きる。
【0074】また、本実施態様においては、中間コンデ
ンサ14は昇降圧コンバータ13が昇圧動作を行う際に
発生するリップル電流を吸収すればよいことから、その
容量値としては数μF〜数十μF程度でよく、小型なフ
ィルムコンデンサを用いることができる。これにより、
系統連系インバータ10全体を小型化することが可能と
なる。また、上述の通り、フィルムコンデンサは電解コ
ンデンサと比べてその寿命が非常に長いことから、本実
施態様にかかる系統連系インバータ10の信頼性が大幅
に高められる。
ンサ14は昇降圧コンバータ13が昇圧動作を行う際に
発生するリップル電流を吸収すればよいことから、その
容量値としては数μF〜数十μF程度でよく、小型なフ
ィルムコンデンサを用いることができる。これにより、
系統連系インバータ10全体を小型化することが可能と
なる。また、上述の通り、フィルムコンデンサは電解コ
ンデンサと比べてその寿命が非常に長いことから、本実
施態様にかかる系統連系インバータ10の信頼性が大幅
に高められる。
【0075】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0076】例えば、上記実施態様においては、原信号
DN’及びUP’に対する補正により、入力電圧Epv
のレベルに関わらず、昇圧用信号波UPが「Peak」
を上回るタイミング及び下回るタイミングと、降圧用信
号波DNの絶対値|DN|が「Peak」を下回るタイ
ミング及び上回るタイミングとを実質的に一致させてい
るが、これらを一致させるのではなく、昇圧用信号波U
P及び降圧用信号波DNの絶対値|DN|の両方が、搬
送波Sの上限値「Peak」を下回る期間を設けても構
わない。
DN’及びUP’に対する補正により、入力電圧Epv
のレベルに関わらず、昇圧用信号波UPが「Peak」
を上回るタイミング及び下回るタイミングと、降圧用信
号波DNの絶対値|DN|が「Peak」を下回るタイ
ミング及び上回るタイミングとを実質的に一致させてい
るが、これらを一致させるのではなく、昇圧用信号波U
P及び降圧用信号波DNの絶対値|DN|の両方が、搬
送波Sの上限値「Peak」を下回る期間を設けても構
わない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な制御によって昇圧動作と降圧動作を行うことがで
きる昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバ
ータを提供することが可能となる。また、本発明によれ
ば、小型であり且つ信頼性の高い系統連系インバータを
提供することが可能となる。
簡単な制御によって昇圧動作と降圧動作を行うことがで
きる昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバ
ータを提供することが可能となる。また、本発明によれ
ば、小型であり且つ信頼性の高い系統連系インバータを
提供することが可能となる。
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかる系統連系イ
ンバータ10の回路図である。
ンバータ10の回路図である。
【図2】制御回路16の構成を概略的に示すブロック図
である。
である。
【図3】降圧用テーブル24に格納されている降圧用デ
ータをアナログ的に示す波形図である。
ータをアナログ的に示す波形図である。
【図4】降圧用テーブル24より出力される降圧用信号
波DNの原信号DN’ をアナログ的に示す波形図であ
る。
波DNの原信号DN’ をアナログ的に示す波形図であ
る。
【図5】昇圧用テーブル25に格納されている昇圧用デ
ータをアナログ的に示す波形図である。
ータをアナログ的に示す波形図である。
【図6】昇圧用テーブル25より出力される昇圧用信号
波UPの原信号UP’ をアナログ的に示す波形図であ
る。
波UPの原信号UP’ をアナログ的に示す波形図であ
る。
【図7】原信号DN’と降圧用信号波DNとの関係を示
す図である。
す図である。
【図8】絶対値生成器27の出力信号|DN|の波形を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図9】昇圧用信号波UPをアナログ的に示す波形図で
ある。
ある。
【図10】コンパレータ32、33による比較動作を説
明するための波形図である。
明するための波形図である。
【図11】(a)〜(c)は、それぞれ状態1〜状態3
における系統連系インバータ10の等価回路図である。
における系統連系インバータ10の等価回路図である。
【図12】従来の系統連系インバータの回路図である。
10 系統連系インバータ
11 直流電源
13 昇降圧コンバータ
14 中間コンデンサ
15 インバータ
16 制御回路
17 平滑回路
18 交流負荷
19 系統電源
20 A/Dコンバータ
21 クロック信号生成器
22 除算器
23 減算器
24 降圧用テーブル
25 昇圧用テーブル
26 D/Aコンバータ
27 絶対値生成器
28 搬送波生成器
29 除算器
30 D/Aコンバータ
31〜33 コンパレータ
34,36,38 ドライバ
35,37,39 インバータ
40 乗算器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5H007 AA06 BB07 CA02 CB05 CC01
CC12 DA06 DB02 DB12 DC05
EA02
5H730 AA15 AS04 AS05 BB13 BB14
DD04 FD11 FF02 FF06 FG05
FG26
Claims (11)
- 【請求項1】 直流電源からの電力を交流負荷及び系統
の少なくとも一方に供給する系統連系インバータであっ
て、前記直流電源より供給される直流電圧を脈流に変換
するコンバータと、前記コンバータから供給される前記
脈流を交流に変換するインバータと、少なくとも前記コ
ンバータの動作を制御する制御回路とを備え、前記コン
バータが、前記直流電源に直列に接続される第1及び第
2のトランジスタと、前記インバータの入力端間に直列
に接続された第3及び第4のトランジスタと、前記第1
及び第2のトランジスタの節点と前記第3及び第4のト
ランジスタの節点との間に接続されたリアクトルとを備
え、前記制御回路は、降圧用信号波と搬送波とを比較す
ることによって前記第1及び第2のトランジスタからな
るアームをPWM駆動し、昇圧用信号波と前記搬送波と
を比較することによって前記第3及び第4のトランジス
タからなるアームをPWM駆動することを特徴とする系
統連系インバータ。 - 【請求項2】 前記コンバータと前記インバータとの間
に設けられた中間コンデンサをさらに備え、前記中間コ
ンデンサがフィルムコンデンサからなることを特徴とす
る請求項1に記載の系統連系インバータ。 - 【請求項3】 前記中間コンデンサの容量値が数μF〜
数十μFであることを特徴とする請求項2に記載の系統
連系インバータ。 - 【請求項4】 前記制御回路が、前記降圧用信号波の生
成に用いる降圧用テーブルと、前記昇圧用信号波の生成
に用いる昇圧用テーブルとを有することを特徴とする請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の系統連系インバー
タ。 - 【請求項5】 前記制御回路が、前記降圧用テーブルよ
り生成される第1の原信号を前記直流電圧に基づいて補
正することにより前記降圧用信号波を生成する第1の補
正手段と、前記昇圧用テーブルより生成される第2の原
信号を前記直流電圧に基づいて補正することにより前記
昇圧用信号波を生成する第2の補正手段とをさらに有す
ることを特徴とする請求項4に記載の系統連系インバー
タ。 - 【請求項6】 前記第1の補正手段は、前記直流電圧が
基準値よりも高い場合には前記第1の原信号を収縮し、
前記直流電圧が基準値よりも低い場合には前記第1の原
信号を伸張することにより前記降圧用信号波を生成する
こと特徴とする請求項5に記載の系統連系インバータ。 - 【請求項7】 前記第2の補正手段は、前記直流電圧が
基準値よりも高い場合には前記第2の原信号の直流レベ
ルを上昇させ、前記直流電圧が基準値よりも低い場合に
は前記第2の原信号の直流レベルを低下させることによ
り前記昇圧用信号波を生成すること特徴とする請求項5
または6に記載の系統連系インバータ。 - 【請求項8】 前記第1及び第2の補正手段は、前記降
圧用信号波のレベルが前記搬送波のピーク電圧に達する
タイミングと、前記昇圧用信号波のレベルが前記搬送波
のピーク電圧に達するタイミングとを実質的に一致させ
ることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記
載の系統連系インバータ。 - 【請求項9】 入力端間に供給される直流電圧を脈流に
変換する昇降圧コンバータであって、前記入力端間に直
列に接続された第1及び第2のトランジスタと、出力端
間に直列に接続された第3及び第4のトランジスタと、
前記第1及び第2のトランジスタの節点と前記第3及び
第4のトランジスタの節点との間に接続されたリアクト
ルと、降圧用信号波と搬送波とを比較することによって
前記第1及び第2のトランジスタからなるアームをPW
M駆動し、昇圧用信号波と前記搬送波とを比較すること
によって前記第3及び第4のトランジスタからなるアー
ムをPWM駆動する制御回路とを備える昇降圧コンバー
タ。 - 【請求項10】 前記制御回路が、前記降圧用信号波の
生成に用いる降圧用テーブルと、前記昇圧用信号波の生
成に用いる昇圧用テーブルとを有することを特徴とする
請求項9に記載の昇降圧コンバータ。 - 【請求項11】 前記制御回路が、前記降圧用テーブル
より生成される第1の原信号を前記直流電圧に基づいて
補正することにより前記降圧用信号波を生成する第1の
補正手段と、前記昇圧用テーブルより生成される第2の
原信号を前記直流電圧に基づいて補正することにより前
記昇圧用信号波を生成する第2の補正手段とをさらに有
することを特徴とする請求項10に記載の昇降圧コンバ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001378256A JP2003189636A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001378256A JP2003189636A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003189636A true JP2003189636A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27590857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001378256A Withdrawn JP2003189636A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 昇降圧コンバータ及びこれを用いた系統連系インバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003189636A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN102611174A (zh) * | 2012-03-08 | 2012-07-25 | 航天科工深圳(集团)有限公司 | 一种智能电源管理系统及其实现方法 |
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| JP2019515618A (ja) * | 2016-04-26 | 2019-06-06 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | エネルギー貯蔵システムにおいて使用するための電力変換器トポロジ |
| JP2021027705A (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-22 | 株式会社デンソー | 非接触給電装置 |
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-
2001
- 2001-12-12 JP JP2001378256A patent/JP2003189636A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7295529B2 (ja) | 2019-08-06 | 2023-06-21 | 株式会社デンソー | 非接触給電装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |