JP2003190689A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JP2003190689A
JP2003190689A JP2001400141A JP2001400141A JP2003190689A JP 2003190689 A JP2003190689 A JP 2003190689A JP 2001400141 A JP2001400141 A JP 2001400141A JP 2001400141 A JP2001400141 A JP 2001400141A JP 2003190689 A JP2003190689 A JP 2003190689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
motor
rotation speed
detecting
tub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001400141A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Matsui
正一 松井
Wataru Uchiyama
亘 内山
Takeshi Fukuda
毅 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001400141A priority Critical patent/JP2003190689A/ja
Publication of JP2003190689A publication Critical patent/JP2003190689A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯兼脱水槽を回転駆動したとき、洗濯物の
アンバランスによる振動判定を行う洗濯機において、安
全スイッチによる安全停止機能が働かずに大きな振動が
発生した場合、これを検知して停止することで異常振動
状態が長時間続くのを防止し、洗濯兼脱水槽内の洗濯物
のアンバランス修正を行う。 【解決手段】 水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼
脱水槽内に撹拌翼を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽ま
たは撹拌翼をモータ14により駆動し、洗濯兼脱水槽内
に給水弁10により給水し、モータ14を駆動するとき
の電流を検知する電流検知手段26とモータ14の回転
数を検知する回転数検知手段の出力信号を制御手段18
に入力し、モータ14などの動作を制御する。制御手段
18は、洗濯兼脱水槽を駆動する脱水の略定常回転時
に、電流検知手段26で検知された電流が所定値以上と
なった場合に修正シーケンスに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯兼脱水槽を回
転駆動したとき、洗濯物のアンバランスによる振動判定
を行う洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機は図10に示すように構成
していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、洗濯機外枠1は、4本の
吊り棒2により水受け槽3を吊り下げている。洗濯兼脱
水槽4は外周部全面に多数の通水孔(図示せず)を設
け、水受け槽3内に回転自在に配設し、この洗濯兼脱水
槽4の底部に撹拌翼5を回転自在に配設している。モー
タ6は減速装置7を介して撹拌翼5および洗濯兼脱水槽
4を駆動する。
【0004】排水弁8は洗濯兼脱水槽4内の水を排水ホ
ース9を通して排水し、給水弁10は洗濯兼脱水槽4内
に給水するものである。11はエアトラップで、12は
水受け槽3内の水位を検知するための水位検知手段であ
る。制御装置13は水位検知手段12などからのデータ
を入力し、モータ6、排水弁8、給水弁10などの動作
を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の行程を逐次制
御する。
【0005】上記構成において動作を説明すると、洗い
行程では、給水弁10より給水を行い、洗濯兼脱水槽4
および撹拌翼5を切り換えて駆動することにより、洗濯
兼脱水槽4内に投入された衣類に機械力を加えて洗浄を
行う。すすぎ行程においても、排水弁8による排水をは
さんで同様の動作を行う。脱水行程においては、洗濯兼
脱水槽4は、高速で回転駆動され、洗濯兼脱水槽4内の
衣類は遠心脱水される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
において、洗濯兼脱水槽4を回転駆動する際に、洗濯兼
脱水槽4内の洗濯物がアンバランスになった場合は、水
受け槽3は大きく横に振動して洗濯機外枠1に当たった
り、上下の振動で突き上げたりして、騒音、製品移動、
転倒などを発生する可能性がある。これについては、洗
濯機外枠1側に安全スイッチ(図示せず)を設け、この
安全スイッチにより水受け槽3の大きな振動を検知した
とき停止させ、安全を確保している。
【0007】この安全スイッチは脱水立ち上がり直後
の、水受け槽3の第1次共振(主に横振れによる)時に
動作する場合が多い。しかし、この方式では、所定以上
の大きな横振動に対する安全停止機能は備えているが、
安全スイッチが動作しない場合、振動そのものの挙動は
分からない。
【0008】このため、第1次共振時には比較的大きな
振れでも安全スイッチが動作せず、脱水定常回転数まで
立ち上がってしまった場合には異常振動状態となり、長
時間にわたり製品の振動や騒音が大きくなるが、これを
検知してすぐに停止することができないという問題を有
していた。
【0009】また、脱水立ち上がり直後の水受け槽3の
第1次共振時には振動が小さいが、脱水の回転数の上昇
に伴い、洗濯物が洗濯兼脱水槽4内に張り付く段階でア
ンバランスが大きくなり、この状態で脱水定常回転数ま
で立ち上がってしまった場合にも異常振動状態となって
しまうが、これを検知してすぐに停止することができな
いという問題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、安全スイッチによる安全停止機能が働かずに脱水定
常回転まで立ち上がって大きな振動が発生した場合に、
これを検知して停止することで異常振動状態が長時間続
くのを防止し、また洗濯兼脱水槽内の洗濯物のアンバラ
ンス修正を行うことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱
水槽内に撹拌翼を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽また
は撹拌翼をモータにより駆動し、洗濯兼脱水槽内に給水
手段により給水し、モータの駆動トルクを検知するトル
ク検知手段とモータの回転数を検知する回転数検知手段
の出力信号を制御手段に入力し、モータなどの動作を制
御するよう構成し、制御手段は、洗濯兼脱水槽を駆動す
る脱水の略定常回転時に、トルク検知手段で検知された
トルクが所定値以上となった場合に修正シーケンスに移
行するようにしたものである。
【0012】これにより、安全スイッチによる安全停止
機能が働かずに脱水定常回転に達して大きな振動が発生
してしまった場合に、モータにかかる負荷トルクの増大
を検知して修正シーケンスに移行することで、異常振動
状態による大きな振動や騒音が長時間続くのを防止で
き、洗濯兼脱水槽内の洗濯物のアンバランス修正を行う
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽と、
前記洗濯兼脱水槽内に回転自在に配設した撹拌翼と、前
記洗濯兼脱水槽または前記撹拌翼を駆動するモータと、
前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記モータ
の駆動トルクを検知するトルク検知手段と、前記モータ
の回転数を検知する回転数検知手段と、前記トルク検知
手段および前記回転数検知手段の出力信号を入力し前記
モータなどの動作を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記洗濯兼脱水槽を駆動する脱水の略定常回
転時に、前記トルク検知手段で検知されたトルクが所定
値以上となった場合に修正シーケンスに移行するように
したものであり、洗濯兼脱水槽内の洗濯物がアンバラン
スの状態で脱水定常状態を維持するためにはモータに必
要な負荷トルクは通常よりも大きくなるので、安全スイ
ッチによる安全停止機能が働かずに脱水定常回転に達し
て大きな振動が発生してしまった場合に、モータにかか
る負荷トルクの増大を検知して修正シーケンスに移行す
ることで、異常振動状態による大きな振動や騒音が長時
間続くのを防止でき、洗濯兼脱水槽内の洗濯物のアンバ
ランス修正を行うことができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、少なくとも水受け槽
内に給水し撹拌翼をモータで駆動するようにして修正シ
ーケンスを行うようにしたものであり、撹拌を行うこと
で洗濯物の状態を均一化し、バランス状態をよくしてか
ら排水することで、次の脱水時の振動を低減することが
できる。
【0015】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、報知動作を行う報知手段
を備え、制御手段は、修正シーケンスを所定回数繰り返
しても洗濯物のアンバランスが改善されない場合は、前
記報知手段により異常報知するようにしたものであり、
洗濯物のアンバランス修正は困難だと判定して異常報知
により使用者に知らせ、使用者の手で修正してもらうこ
とにより運転を継続することができ、使い勝手を向上す
ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、運転コースなどを設定する入力設
定手段を備え、制御手段は、前記入力設定手段の特殊操
作によりトルクの所定値を変えられるようにしたもので
あり、洗濯機本体の振動性能に応じた適切な判定が可能
となる。すなわち、洗濯機本体の振動性能は、洗濯機を
構成する部品のばらつきや、組立時のばらつきにより大
きく影響を受けるが、予め振動性能を把握しておき、こ
の振動性能に応じて異常状態を判定するための基準値を
変更することで、所定の振動性能を確保することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明による実施例について、図面を
参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
【0018】(実施例1)図2に示すように、モータ1
4は、直流ブラシレスモータで構成し、このモータ14
からの駆動力を減速装置15に連結し、洗濯時には減速
して、例えば減速比6対1で撹拌翼5に伝達し、脱水時
には1対1で洗濯兼脱水槽4に伝達する。
【0019】すなわち、モータ14が600r/min
で回転したとすれば、洗濯時には撹拌翼5の回転数は1
00r/min、脱水時には洗濯兼脱水槽4の回転数は
600r/minで回転駆動されることになる。
【0020】位置検出手段16は、モータ14に取り付
けており、モータ14の回転に応じた信号を出力し、そ
の信号を制御装置17に入力するように構成している。
【0021】制御装置17は、図1に示すように、排水
弁8、給水弁(給水手段)10、減速装置15、モータ
14などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水などの一
連の行程を逐次制御する制御手段18などで構成してい
る。
【0022】制御手段18は、マイクロコンピュータで
構成し、運転コース等を設定する入力設定手段19から
の情報を入力して、その情報を基に表示手段(報知手
段)20で表示して使用者に知らせるとともに、入力設
定手段19により運転開始が設定されると、水位検知手
段12などからのデータを入力して負荷駆動手段21を
介して排水弁8や給水弁10、減速装置15の動作を制
御して洗濯運転をおこなう。
【0023】このとき、回転制御手段22は、位置検出
手段16からの情報に基づいて駆動回路23を介してイ
ンバータ回路24を制御することによりモータ14を回
転制御するようにしている。
【0024】モータ14は、直流ブラシレスモータで、
図示していないが、3相巻線を有するステータと、リン
グ上に2極の永久磁石を配設しているロータから構成さ
れ、ステータは3相巻線を構成する第1の巻線14a、
第2の巻線14b、第3の巻線14cをスロットを設け
た鉄心に巻き付けることで構成している。
【0025】インバータ回路24は、パワートランジス
タ(IGBT)と逆導通ダイオードの並列回路からなる
スイッチング素子で構成している。スイッチング素子2
4aとスイッチング素子24bの直列回路と、スイッチ
ング素子24cとスイッチング素子24dの直列回路
と、スイッチング素子24eとスイッチング素子24f
の直列回路で構成し、スイッチング素子の直列回路は並
列接続している。
【0026】ここで、スイッチング素子の直列回路の両
端は入力端子で、直流電源が接続され、スイッチング素
子の直列回路を構成する2つのスイッチング素子の接続
点に、それぞれ出力端子を接続している。出力端子は、
3相巻線の3つの端子、U端子、V端子、W端子に接続
し、スイッチング素子の直列回路を構成する2つのスイ
ッチング素子のオン、オフの組合せにより、U端子、V
端子、W端子をそれぞれ正電圧、零電圧、開放の3状態
にする。
【0027】スイッチング素子のオン、オフは、ホール
ICからなる3つの位置検出手段16a、16b、16
cからの情報に基づいて回転制御手段22により制御さ
れる。位置検出手段16a、16b、16cは電気角で
120度の間隔でロータが有する永久磁石に対向するよ
うに、ステータに配設している。
【0028】図3に示すように、ロータが1回転する間
に、3つの位置検出手段16a、16b、16cは、そ
れぞれ図に示したようなタイミングでパルスを出力す
る。回転制御手段22は、図に示した矢印のタイミング
(3つの位置検出手段のいずれかの信号の状態が変わっ
たとき)を検知して、位置検出手段16a、16b、1
6cの信号を基に、スイッチング素子24a〜24fの
オン、オフ状態を変えていくことで、U端子、V端子、
W端子を正電圧、零電圧、開放の3状態にし、ステータ
の第1の巻線14a、第2の巻線14b、第3の巻線1
4cにより磁界を作り、ロータを回転させる。
【0029】また、スイッチング素子24a、24c、
24eは、それぞれPWM制御され、例えば繰り返し周
波数10kHzでハイ、ローの通電比を制御すること
で、ロータの回転数を制御するようにしてあり、回転制
御手段22は、3つの位置検出手段16a、16b、1
6cのいずれかの信号の状態が変わるたびにその周期を
検出し、その周期よりロータの回転数を算出して、設定
回転数になるようにスイッチング素子24a、24c、
24eをPWM制御する。
【0030】抵抗25は電流を検知するもので、電流検
知手段(トルク検知手段)26は、抵抗25の両端電圧
でのインバータ24の入力電流値をもとにモータ14に
流れる電流を検知する。本実施例でのモータ14は、直
流ブラシレスモータで構成しており、この電流−トルク
特性は比例関係である。
【0031】したがって、電流検知手段26によりモー
タ14に流れる電流を検知し、制御手段18に入力する
ことで、モータ14の発生トルクを入力したのと等価の
動作をさせることができる。
【0032】商用電源27は、ダイオードブリッジ2
8、チョークコイル29、平滑用コンデンサ30からな
る直流電源変換装置を介して、インバータ24に接続し
ている。記憶手段31は不揮発性メモリーなどで構成
し、洗濯運転に必要な各種情報を記憶しており、制御手
段18は電源投入時に記憶手段31より記憶されている
情報を読み込むようにしている。
【0033】なお、これらは一例であり、直流ブラシレ
スモータ14の構成、インバータ24の構成などは、こ
れに限定されたものではない。
【0034】回転制御手段22は、図4に示すように、
位置検出手段16からの信号を入力してモータ14の回
転数を検知する回転数検知手段22aと、モータ14の
回転数を設定する回転数設定手段22bと、回転数設定
手段22bと回転数検知手段22aで検知された回転数
とを比較する回転数比較手段22cと、回転数の変化量
を検知する回転数変化量検知手段22dと、回転数比較
手段22cと回転数変化量検知手段22dからの入力に
基づき、モータ14の回転数を設定回転数に近づけるた
めにスイッチング素子24a、24c、24eのPWM
デューティの操作量を決定する操作量決定手段22e
と、操作量決定手段22eにより操作された後のスイッ
チング素子24a、24c、24eのPWMデューティ
を設定し駆動回路23に出力する通電比設定手段22f
と、モータ14の起動からの経過時間に応じて徐々に増
加したスイッチング素子24a、24c、24eのPW
Mデューティを記憶し駆動回路23に出力する通電比記
憶手段22gとで構成している。
【0035】回転制御手段22では、モータ14の起動
時に、3つの位置検出手段16a、16b、16cのい
ずれかの信号の状態が変わる回数が3回まで、すなわち
モータ14が1/2回転するまでは、通電比記憶手段2
2gの出力信号で、それ以後は通電比設定手段22fの
出力信号で駆動回路23を駆動することにより、スイッ
チング素子24a、24c、24eのPWMデューティ
を制御するようにしている。
【0036】図5は、洗濯時のモータ14の回転の様子
を示しており、モータ14が600r/minになるよ
うに、すなわち撹拌翼5が100r/minになるよう
に1.6秒オン1秒オフで、正転反転を繰り返すように
している。
【0037】上記構成において動作を説明する。洗濯機
は、通常、洗い行程、すすぎ行程、最終脱水行程の順に
行う。まず、洗濯兼脱水槽4に洗濯物および洗剤等を投
入し運転を開始すると、給水と撹拌翼5または洗濯兼脱
水槽4の駆動とによって洗い行程を行う。洗い行程が終
わると排水を行い、すすぎ行程に移行する。ここでは数
回の中間脱水と給水をくり返し、洗濯物をしっかりとす
すぐ。この後、最終脱水を行って運転を終了する。
【0038】この中間脱水と最終脱水時の回転数の制御
について、図6を参照しながら説明する。洗濯兼脱水槽
4の回転数は、図6(a)に示すように、まず時刻t1
(例えば10秒)で第1の回転数N1(例えば100r
/min)に立ち上げる。この第1の回転数N1までの
立ち上げ時に大きな振動が発生した場合は、水受け槽3
の振動を検知するために外枠1側に取り付けた安全スイ
ッチ(図示せず)が動作するようにしている。
【0039】つぎに、時刻t2(例えば1分)までで第
2の回転数N2(例えば200r/min)に上昇させ
る。これにより洗濯物をかるく洗濯兼脱水槽4に張り付
け、ほどよく絞って軽くし、振動を軽減する。
【0040】そして、時刻t3(例えば2分)までで定
常回転数Nc(例えば800r/min)に上昇させて
洗濯物を強固に洗濯兼脱水槽4に張り付け、定常回転数
Nc一定となるようにモータ14の回転数を制御するこ
とにより洗濯物の脱水を行う。
【0041】また、このときのモータ電流については、
モータ14の起動とともに電流が流れ始めるが、モータ
14に必要なトルクに応じて電流は変化するものであ
り、モータ回転数の上昇の傾きが大きいほど必要なトル
クは大きく、一旦定常回転数Ncに達すればその回転数
を維持するだけのトルクで済むので、脱水回転数の変化
に対応したモータ電流の変化は図6(b)に示すように
なる。
【0042】図6(b)において、曲線(ア)(イ)は
それぞれモータ14にかかる負荷が小さい場合と大きい
場合の電流であり、曲線(ア)は洗濯物がバランスよく
洗濯兼脱水槽に張り付いて振動が小さくなる状態で、曲
線(イ)は洗濯物がアンバランスな状態で定常回転数N
cに達して異常振動をおこすような状態である。そこ
で、ほぼ定常回転数Ncになった状態でモータ電流が設
定値Ic以上の状態が続けば異常振動状態であることを
検知できる。
【0043】図7は、異常振動状態を検知するときの様
子を示すものであり、制御手段18は、まず、ステップ
50で脱水を開始し、ステップ51でモータ14の回転
数が図6に示した設定回転数になるようにフィードバッ
ク制御する。モータ14の回転数フィードバック制御に
ついては後述する。そして、ステップ52でモータ14
の回転数を入力してNとし、ステップ53でNがNc
(例えば800r/min)−20r/min以上かど
うか判定し、そうでなければステップ51に戻る。Nc
−20r/min以上であればステップ54へいって、
タイマー1をスタートさせ異常振動検知動作を行うよう
にする。
【0044】ステップ55では脱水時間は終了したかど
うかを判定し、終了していればステップ56で脱水動作
を終了させる。そうでなければステップ57でステップ
51と同じようにモータ14の回転数をフィードバック
制御する。そして、ステップ58で電流検知手段26よ
りモータ電流を入力してIとし、ステップ59でIがI
c(予め決められた電流値)以上かどうかを判定し、そ
うでなければステップ60でタイマー1をクリアしてス
テップ55に戻る。
【0045】そうであればステップ61でタイマー1は
10秒に達したかどうかを判定し、10秒になっていな
ければステップ55に戻るが、10秒になっていればス
テップ62へいき修正シーケンスを行う。すなわち、ス
テップ55からステップ62までで、脱水終了までに1
0秒連続してI≧Icであれば、異常振動状態であると
検知して修正シーケンスを行う。
【0046】つぎに、異常振動状態を検知した場合の修
正シーケンスについて説明する。
【0047】異常振動状態が発生した場合、洗濯兼脱水
槽4をいくら起動し直しても洗濯物のアンバランス状態
を修正することができない。そこで、脱水立ち上がり不
良時の修正シーケンスとしては、水受け槽3内に給水を
行い、撹拌翼5で撹拌を行うことで洗濯物の状態を均一
化し、バランスをとってから排水することで、脱水時の
振動を低減し、動作を継続する。
【0048】また、この修正シーケンスが所定回数(例
えば3回)行われても脱水できない場合は、洗濯物のバ
ランス修正は困難として、表示手段20で異常報知する
ことにより、使用者に知らせる。このようにすることに
より、使用者に洗濯物のバランス状態を修正してもら
い、運転を継続することができる。
【0049】図8は、モータ14の回転数フィードバッ
ク制御サブルーチンのフローチャートであり、ステップ
70で、位置検出手段16a、16b、16cのいずれ
かの信号の状態が変わるまでの時間、すなわち、モータ
14の回転周期を検知し、ステップ71で回転周期デー
タを回転数データに変換する。そして、ステップ72で
回転数の変化量ΔNを算出し、ステップ73で設定回転
数Nsと現在の回転数Naiとの偏差Neを計算する。
【0050】ステップ74で、変化量ΔNと偏差Neに
基づき、スイッチング素子24a、24c、24eのP
WMデューティの操作量ΔDxを決定する。そして、ス
テップ75で、モータ14の回転数が設定回転数になる
ように、現在出力中のスイッチング素子24a、24
c、24eのPWMデューティをΔDxだけ操作するよ
う駆動回路23を駆動する。
【0051】なお、本実施例では、異常振動状態の検知
をモータ回転数が定常回転数−20r/min以上とな
ってから検知するようにしたが、これは検知を早くする
ための一方法であり、定常回転数に達してから検知する
ようにしてもよい。
【0052】また、検知時間を10秒としたが、これは
モータ回転制御の安定性が悪い場合にモータ電流の変動
が大きくなっても誤検知しないようにするための一方法
であり、モータ回転制御の安定度を向上して異常振動状
態の検知時間を2秒等に短縮すれば、より一層の効果が
ある。
【0053】(実施例2)図9に示すように、入力設定
手段19は、水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を
それぞれ個別に設定する水位スイッチ19a、洗いスイ
ッチ19b、すすぎスイッチ19c、脱水スイッチ19
dと、洗い行程での異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水
時間を有する「標準コース」、「弱洗いコース」、「ゴ
シゴシコース」などを設定するコース設定スイッチ19
eと、動作のスタート・一時停止を入力するスタート・
一時停止スイッチ19fと、電源スイッチ19gとで構
成している。
【0054】表示手段20は、水位スイッチ19a、洗
いスイッチ19b、すすぎスイッチ19c、脱水スイッ
チ19dにより個別に設定された水位、洗い時間、すす
ぎ回数、脱水時間を表示する水位表示部20a、洗い時
間表示部20b、すすぎ回数表示部20c、脱水時間表
示部20dと、運転終了までの残時間を表示する残時間
表示部20eと、コース設定スイッチ19eにより設定
されたコースを表示するコース表示部20fとで構成し
ている。
【0055】そこで、制御手段18は、電源スイッチ1
9gが押されたときに、水位スイッチ19aと洗いスイ
ッチ19bが同時に押されているかどうかを判定し、同
時に押されていれば異常振動を判定するための基準値
(上記実施例1のモータ電流設定値Ic)を補正するよ
うにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0056】上記構成において動作を説明すると、基準
値の補正なしの場合は、モータ電流が10秒間Ic以上
流れた場合に異常振動状態を検知するが、補正ありの場
合は、例えば0.8×Ic以上流れた場合異常振動状態
を検知するようにし、検知の感度を上げるようにするこ
とができる。
【0057】しかも、基準値の補正を記憶手段31で記
憶するようにして、以後の運転では補正された基準値で
異常振動を判定する。
【0058】したがって、入力設定手段19の特殊操作
により異常振動状態を検知するためのモータ電流設定値
を変えられるようにしたので、洗濯機本体の振動性能に
応じた適切な判定が可能となる。すなわち、洗濯機本体
の振動性能は、洗濯機を構成する部品のばらつきや、組
立時のばらつきにより大きく影響を受けるが、予め振動
性能を把握しておき、この振動性能に応じて異常状態を
判定するための基準値を変更することで、所定の振動性
能を確保することができる。
【0059】なお、本実施例では、基準値の補正をする
か、しないかの2通りの設定方法の一例であるが、これ
は各種入力スイッチと各種表示部をうまく組み合わせる
ことにより、基準値を複数レベルに補正できるようにす
れば、より一層の効果がある。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼
脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に回転自在に配設した撹
拌翼と、前記洗濯兼脱水槽または前記撹拌翼を駆動する
モータと、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、
前記モータの駆動トルクを検知するトルク検知手段と、
前記モータの回転数を検知する回転数検知手段と、前記
トルク検知手段および前記回転数検知手段の出力信号を
入力し前記モータなどの動作を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽を駆動する脱水
の略定常回転時に、前記トルク検知手段で検知されたト
ルクが所定値以上となった場合に修正シーケンスに移行
するようにしたから、安全スイッチによる安全停止機能
が働かずに脱水定常回転に達して大きな振動が発生して
しまった場合でも、異常振動状態による大きな振動や騒
音が長時間続くのを防止でき、洗濯兼脱水槽内の洗濯物
のアンバランス修正を行うことができる。
【0061】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、少なくとも水受け槽内に給水し撹拌翼をモー
タで駆動するようにして修正シーケンスを行うようにし
たから、撹拌を行うことで洗濯物の状態を均一化し、バ
ランス状態をよくしてから排水することで、次の脱水時
の振動を低減することができる。
【0062】また、請求項3に記載の発明によれば、報
知動作を行う報知手段を備え、制御手段は、修正シーケ
ンスを所定回数繰り返しても洗濯物のアンバランスが改
善されない場合は、前記報知手段により異常報知するよ
うにしたから、洗濯物のアンバランス修正は困難だと判
定して異常報知により使用者に知らせ、使用者の手で修
正してもらうことにより運転を継続することができ、使
い勝手を向上することができる。
【0063】また、請求項4に記載の発明によれば、運
転コースなどを設定する入力設定手段を備え、制御手段
は、前記入力設定手段の特殊操作によりトルクの所定値
を変えられるようにしたから、洗濯機本体の振動性能に
応じた適切な判定が可能となる。すなわち、洗濯機本体
の振動性能は、洗濯機を構成する部品のばらつきや、組
立時のばらつきにより大きく影響を受けるが、予め振動
性能を把握しておき、この振動性能に応じて異常状態を
判定するための基準値を変更することで、所定の振動性
能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の一部ブロック
化した回路図
【図2】同洗濯機の断面図
【図3】同洗濯機のインバータ回路のタイミングチャー
【図4】同洗濯機の回転制御手段のブロック図
【図5】同洗濯機の洗濯時のタイミングチャート
【図6】同洗濯機の脱水時のタイミングチャート
【図7】同洗濯機の脱水時のフローチャート
【図8】同洗濯機のモータ回転数のフィードバック制御
サブルーチンのフローチャート
【図9】本発明の第2の実施例の洗濯機の操作表示部の
正面図
【図10】従来の洗濯機の断面図
【符号の説明】 3 水受け槽 4 洗濯兼脱水槽 5 撹拌翼 10 給水弁(給水手段) 14 モータ 18 制御手段 22a 回転数検知手段 26 電流検知手段(トルク検知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 毅 大阪府大阪市北区梅田1丁目3番1−400 号 株式会社エクセルテクノ内 Fターム(参考) 3B155 AA06 BA04 BA16 BB02 CB06 HB09 JB06 JC09 KA32 KA33 LB26 LB35 LC07 MA02 MA05 MA06 MA07 MA08 MA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水受け槽内に回転自在に配設した洗濯兼
    脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に回転自在に配設した撹
    拌翼と、前記洗濯兼脱水槽または前記撹拌翼を駆動する
    モータと、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、
    前記モータの駆動トルクを検知するトルク検知手段と、
    前記モータの回転数を検知する回転数検知手段と、前記
    トルク検知手段および前記回転数検知手段の出力信号を
    入力し前記モータなどの動作を制御する制御手段とを備
    え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽を駆動する脱水
    の略定常回転時に、前記トルク検知手段で検知されたト
    ルクが所定値以上となった場合に修正シーケンスに移行
    するようにした洗濯機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、少なくとも水受け槽内に給
    水し撹拌翼をモータで駆動するようにして修正シーケン
    スを行うようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 報知動作を行う報知手段を備え、制御手
    段は、修正シーケンスを所定回数繰り返しても洗濯物の
    アンバランスが改善されない場合は、前記報知手段によ
    り異常報知するようにした請求項1または2記載の洗濯
    機。
  4. 【請求項4】 運転コースなどを設定する入力設定手段
    を備え、制御手段は、前記入力設定手段の特殊操作によ
    りトルクの所定値を変えられるようにした請求項1記載
    の洗濯機。
JP2001400141A 2001-12-28 2001-12-28 洗濯機 Pending JP2003190689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001400141A JP2003190689A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001400141A JP2003190689A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003190689A true JP2003190689A (ja) 2003-07-08

Family

ID=27604862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001400141A Pending JP2003190689A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003190689A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099983A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JP2010075217A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機
CN102535119A (zh) * 2012-01-16 2012-07-04 宁波鑫士模具有限公司 商用脱水机撞桶检测及控制方法
JP2020081459A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 洗濯機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099983A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JP2010075217A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機
CN102535119A (zh) * 2012-01-16 2012-07-04 宁波鑫士模具有限公司 商用脱水机撞桶检测及控制方法
JP2020081459A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 洗濯機
JP7204445B2 (ja) 2018-11-27 2023-01-16 三星電子株式会社 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100323348B1 (ko) 세탁기
KR102603618B1 (ko) 세탁물 처리기기 및 그 제어방법
JP3134848B2 (ja) 洗濯機
JP3966268B2 (ja) 洗濯機
JP2003190689A (ja) 洗濯機
JP2000014961A (ja) 洗濯機
JP4157460B2 (ja) 洗濯機
JP2007020993A (ja) ドラム式洗濯機
JP4831046B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP4380468B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP4103250B2 (ja) 洗濯機
JP4329641B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2006075477A (ja) ドラム式洗濯機
JP2000024373A (ja) 洗濯機
JP4367098B2 (ja) 洗濯機
JP2000350886A (ja) 洗濯機
JP2006068053A (ja) 洗濯機
JP2011120755A (ja) ドラム式洗濯機
JP2000024366A (ja) 洗濯機
JP2011139812A (ja) ドラム式洗濯機
JP2011143041A (ja) 洗濯機
JP3791164B2 (ja) 洗濯機
JP2000024372A (ja) 洗濯機
JP2003210889A (ja) 洗濯機
JP3812112B2 (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060328