JP2003194673A - タイヤの残留コーナリングフォースの予測方法、タイヤの残留セルフアライニングトルクの予測方法、及びタイヤの測定装置 - Google Patents

タイヤの残留コーナリングフォースの予測方法、タイヤの残留セルフアライニングトルクの予測方法、及びタイヤの測定装置

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JP2003194673A
JP2003194673A JP2001397394A JP2001397394A JP2003194673A JP 2003194673 A JP2003194673 A JP 2003194673A JP 2001397394 A JP2001397394 A JP 2001397394A JP 2001397394 A JP2001397394 A JP 2001397394A JP 2003194673 A JP2003194673 A JP 2003194673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 残留コーナリングフォース、残留セルフアラ
イニングトルクを簡便に予測する。 【解決手段】 被測定タイヤ27と同一構造とされた複
数のタイヤのニューマチックトレールの平均値を求め、
これを記憶しておく(データベースとして持つ)。 次
に、被測定タイヤ27のプライステア及びプライステア
モーメントを測定する。ニューマチックトレールの平均
値、測定されたプライステア、及び測定されたプライス
テアモーメントをコンピュータで演算することにより、
残留コーナリングフォース及び残留セルフアライニング
トルクを簡単に求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの残留コー
ナリングフォースの予測方法、タイヤの残留セルフアラ
イニングトルクの予測方法、及びタイヤの残留コーナリ
ングフォース及び残留セルフアライニングトルクを測定
可能なタイヤの測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両の直進性及び片流れ現象
は、前輪のタイヤの残留コーナリングフォース、残留ア
ライニングトルクに関係があり、その影響を受けること
が知られている。
【0003】この残留コーナリングフォース、及び残留
アライニングトルクは、以下のように定義される。
【0004】タイヤ中心を原点として、車両の進行方向
に直角の方向(横方向)にY軸、接地面に対して垂直の
方向にZ軸をとると、スリップ角を与えたタイヤにおい
て、車両に及ぼす横向きの力としてのコーナリングフォ
ースの着力点は、タイヤ接地面の進行方向後半にあるた
め、コーナリングフォースはZ軸に対してモーメントを
持ち、その方向は与えられたスリップ角を減少させる方
向に働く。このモーメントをセルフアライニングトルク
という。
【0005】このスリップ角とコーナリングフォース
(CF)及びセルフアライニングトルク(SAT)と
は、スリップ角度±1度以内ではこれら特性はほぼ線形
であることが知られており、この傾きをコーナリングフ
ォース(CF)についてはコーナリングパワー(C
P)、セルフアライニングトルク(SAT)については
セルフアライニングトルクパワー(SATP)で定義さ
れ、セルフアライニングトルク(SAT)が0の時のス
リップ角で発生するコーナリングフォース(CF)を残
留コーナリングフォース(RCF)、コーナリングフォ
ース(CF)0の時のスリップ角で発生するセルフアラ
イニングトルク(SAT)を残留セルフアライニングト
ルク(RSAT)として読み取っている。
【0006】コーナリングパワー(CP)やセルフアラ
イニングトルクパワー(SATP)は操縦安定性の大き
な指標となり、また残留コーナリングフォース(RC
F)は0に近い値のものほど直進性が良いことが知られ
ている。
【0007】ただし、路面には雨水の排水性のために傾
き(カント)を有しており、それゆえ、この路面カント
に逆らって車両を直進させるように、右側通行地域向
け、あるいは左側通行地域向け等に応じて、適当な残留
コーナリングフォース(RCF)を与えて生産し出荷す
るのが普通である。
【0008】残留コーナリングフォース(RCF)や残
留セルフアライニングトルク(RSAT)、コーナリン
グパワー(CP)、セルフアライニングトルクパワー
(SATP)は、生産するタイヤのそれぞれに応じて設
計した適当な値に定めるが、特に残留コーナリングフォ
ース(RCF)や残留セルフアライニングトルク(RS
AT)はタイヤ製造段階でバラつきが生じ易く、その値
が異なるのが常であり、車両の片流れを防ぐには、残留
コーナリングフォース(RCF)を適当な値の範囲にコ
ントロールする必要がある。
【0009】そのため、製造段階において、何等かの手
段によりタイヤの残留コーナリングフォース(RCF)
を測定し、タイヤを選別する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来、タイヤの残留コ
ーナリングフォース、残留セルフアライニングトルクを
測定するには、タイヤ分力計を備えた試験機でタイヤを
負荷し、スリップ角を徐々に変化させることによりセル
フアライニングトルクが0となる残留コーナリングフォ
ース、またはコーナリングフォースが0となる残留セル
フアライニングトルクを直接探して求めるか、または測
定したデータにより補間して求める方法が一般的であっ
た(例えば、特開平6−294709号公報。)しか
し、実際に測定するには、高価で大掛かりなコーナリン
グ試験機で測定する必要があり、また、スリップ角を振
るため、残留コーナリングフォースや残留セルフアライ
ニングトルクを判別するには時間がかかった。
【0011】また、残留コーナリングフォース値や残留
セルフアライングトルク値を求めるには、事前に代用値
との関係を確認したり、ばらつきを考慮する必要があ
る。
【0012】判別する一つの代用値としてコニシティも
あるが、通常の低速ユニフォミティ試験機では、モーメ
ント成分を測定できないため、正確な残留コーナリング
フォース値や残留セルフアライニングトルク値とは対応
しない場合がある。
【0013】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたもので、簡単に、タイヤの残留コーナリングフォ
ースを予測できるタイヤの残留コーナリングフォース予
測方法、タイヤの残留セルフアライニングトルクを予測
できるタイヤの残留セルフアライニングトルク予測方
法、及びタイヤの残留コーナリングフォースや残留セル
フアライニングトルクを簡単に測定可能なタイヤの測定
装置を提供することが目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のタイヤ
の残留コーナリングフォースの予測方法は、同一構造の
複数のタイヤのニューマチックトレールの平均値を求め
て記憶する工程と、前記複数のタイヤと同一構造の被測
定タイヤのプライステアを測定する工程と、前記被測定
タイヤのプライステアモーメントを測定する工程と、前
記ニューマチックトレールの平均値、測定されたプライ
ステア、及び測定されたプライステアモーメントとから
残留コーナリングフォースを求める工程と、を有するこ
とを特徴としている。
【0015】次に、請求項1に記載のタイヤの残留コー
ナリングフォースの予測方法の作用を説明する。
【0016】最初の工程では、被測定タイヤと同一構造
とされた複数のタイヤのニューマチックトレールの平均
値を求め、これを記憶しておく(データベースとして持
つ)。
【0017】このニューマチックトレールは、スリップ
角を振って、SAT及びCFを測定できる試験装置で予
め求めることができる。
【0018】例えば、スリップ角を振った時のデータを
X軸にSAT、Y軸にCFをプロットし、プロットした
点を結ぶ直線の傾きCF/SATをニューマチックトレ
ールの逆数と定義することができる。
【0019】次に、被測定タイヤのプライステア及びプ
ライステアモーメントを測定する。
【0020】プライステア、及びプライステアモーメン
トは周知の方法で求めれば良い。例えば、プライステア
(PS)は、下式(1)から求められる。
【0021】 PS=(LFD(表)+LFD(裏))/2・・・・・・(1) 「LFD」はラテラルフォースディビエイションのこと
である。また、「LFD(表)+LFD(裏)」は、試
験機にて被測定タイヤのLFDを測定した後、その被測
定タイヤを逆向きに取り付けてLFDを測定することを
意味している。これによりコニシティ(CON)の影響
が除かれる。
【0022】また、プライステアモーメント(PSM)
は、下式(2)から求められる。
【0023】 PSM=(ATD(表)+ATD(裏))/2・・・・・・(2) 「ATD」はアライニングトルクディビエイションのこ
とである。また、「ATD(表)+ATD(裏)」は、
試験機にて被測定タイヤのATDを測定した後、その被
測定タイヤを逆向きに取り付けてATDを測定すること
を意味している。
【0024】このプライステア及びプライステアモーメ
ントは、例えば、所定のスリップ角度(例えば、スリッ
プ角0度)で被測定タイヤに作用するCF及びSATを
測定可能な構造の簡単な試験機にて測定することがで
き、高価で構造の複雑なコーナリング試験機を用いる必
要はない。
【0025】次に、ニューマチックトレールの平均値、
測定されたプライステア、及び測定されたプライステア
モーメントとから残留コーナリングフォースを求める。
【0026】即ち、図6に示すように、X軸をSAT、
Y軸をCFとし、所定のスリップ角度(例えば0度)で
の点(プライステア、プライステアモーメント)を通る
直線(傾きはニューマチックトレールの逆数)を引け
ば、SATが0のときのCFが、残留コーナリングフォ
ース(RCF)となる。
【0027】このように、請求項1のタイヤの残留コー
ナリングフォースの予測方法では、予めニューマチック
トレールをデータベースとして持っていれば、あとはニ
ューマチックトレールと測定したプライステア及びプラ
イステアモーメントとから簡単な演算を行って残留コー
ナリングフォースを簡単に求めることができる。
【0028】請求項2に記載のタイヤの残留セルフアラ
イニングトルクの予測方法は、同一構造の複数のタイヤ
のニューマチックトレールの平均値を求めて記憶する工
程と、前記複数のタイヤと同一構造の被測定タイヤのプ
ライステアを測定する工程と、前記被測定タイヤのプラ
イステアモーメントを測定する工程と、前記ニューマチ
ックトレールの平均値、測定されたプライステア、及び
測定されたプライステアモーメントから残留セルフアラ
イニングトルクを求める工程と、を有することを特徴と
している。
【0029】次に、請求項2に記載のタイヤの残留セル
フアライニングトルクの予測方法の作用を説明する。
【0030】請求項2に記載の残留セルフアライニング
トルクの予測方法は、請求項1に記載の残留コーナリン
グフォースと同様にして、ニューマチックトレールの平
均値を求めてこれを記憶しておき、被測定タイヤのプラ
イステア及びプライステアモーメントを測定する。
【0031】その後、ニューマチックトレールの平均
値、測定されたプライステア、及び測定されたプライス
テアモーメントとから残留セルフアライニングトルクを
求める。
【0032】即ち、図6に示すように、X軸をSAT、
Y軸をCFとし、所定のスリップ角度(例えば0度)で
の点(プライステア、プライステアモーメント)を通る
直線(傾きはニューマチックトレールの逆数)を引け
ば、CFが0のときのSATが、残留セルフアライニン
グトルク(RSAT)となる。
【0033】このように、請求項2のタイヤの残留セル
フアライニングトルクの予測方法では、予めニューマチ
ックトレールをデータベースとして持っていれば、あと
はニューマチックトレールと測定したプライステア及び
プライステアモーメントとから簡単な演算を行って残留
セルフアラインングトルクを簡単に求めることができ
る。
【0034】請求項3に記載のタイヤの残留コーナリン
グフォースの予測方法は、被測定タイヤのプライステア
及びプライステアモーメントを第1のスリップ角で測定
する工程と、被測定タイヤのプライステア及びプライス
テアモーメントを第2のスリップ角で測定する工程と、
第1のスリップ角で測定されたプライステア及びプライ
ステアモーメントと、第2のスリップ角で測定されたプ
ライステア及びプライステアモーメントから、残留コー
ナリングフォースを求める工程と、を有することを特徴
としている。
【0035】次に、請求項3に記載のタイヤの残留コー
ナリングフォースの予測方法の作用を説明する。
【0036】請求項1に記載のタイヤの残留コーナリン
グフォースの予測方法では、予め被測定タイヤと同一構
造とされた複数のタイヤのニューマチックトレールの平
均値を求め、これをデータベースとして持っていたが、
請求項3に記載の残留コーナリングフォースの予測方法
では、データベースを持つ代わりに被測定タイヤを異な
る2つのスリップ角で各々プライステア及びプライステ
アモーメントを求め、例えば、2つの異なるスリップ角
のデータをX軸にSAT、Y軸にCFをプロットし、プ
ロットした2点を結ぶ直線の傾きCF/SATをニュー
マチックトレールとしている。
【0037】なお、その後、所定のスリップ角(例えば
0度)で被測定タイヤのプライステア及びプライステア
モーメントを測定し、請求項1に記載のタイヤの残留コ
ーナリングフォースの予測方法と同様にしてニューマチ
ックトレール、測定されたプライステア、及び測定され
たプライステアモーメントとから残留コーナリングフォ
ースを求めることができる。
【0038】請求項4に記載のタイヤの残留セルフアラ
イニングトルクの予測方法は、発明は、被測定タイヤの
プライステア及びプライステアモーメントを第1のスリ
ップ角で測定する工程と、被測定タイヤのプライステア
及びプライステアモーメントを第2のスリップ角で測定
する工程と、第1のスリップ角で測定されたプライステ
ア及びプライステアモーメントと、第2のスリップ角で
測定されたプライステア及びプライステアモーメントと
から、残留セルフアライニングトルクを求める工程と、
を有することを特徴としている。
【0039】次に、請求項4に記載のタイヤの残留セル
フアライニングトルクの予測方法の作用を説明する。
【0040】請求項2に記載のタイヤの残留セルフアラ
イニングトルクの予測方法では、予め被測定タイヤと同
一構造とされた複数のタイヤのニューマチックトレール
の平均値を求め、これをデータベースとして持っていた
が、請求項4に記載の残留セルフアライニングトルクの
予測方法では、データベースを持つ代わりに被測定タイ
ヤを異なる2つのスリップ角で各々プライステア及びプ
ライステアモーメントを求め、例えば、2つの異なるス
リップ角のデータをX軸にSAT、Y軸にCFをプロッ
トし、プロットした2点を結ぶ直線の傾きCF/SAT
をニューマチックトレールとしている。
【0041】なお、その後、所定のスリップ角(例えば
0度)で被測定タイヤのプライステア及びプライステア
モーメントを測定し、請求項2に記載のタイヤの残留セ
ルフアライニングトルクの予測方法と同様にしてニュー
マチックトレール、測定されたプライステア、及び測定
されたプライステアモーメントとから残留セルフアライ
ニングトルクを求めることができる。
【0042】請求項5に記載のタイヤの測定装置は、被
測定タイヤを回転可能に支持するタイヤ支持手段と、外
周面が前記被測定タイヤの走行面とされるタイヤ回転手
段と、前記タイヤ支持手段に支持された前記被測定タイ
ヤのトレッドと、前記タイヤ回転手段の外周面とを荷重
をかけて接触させる荷重付与手段と、前記タイヤ支持手
段に支持された被測定タイヤを回転させる回転駆動手段
と、前記タイヤ支持手段または前記タイヤ支持手段に設
けられ、前記被測定タイヤに作用する力の方向及び値を
測定する測定センサーと、記憶手段に予め記憶しておい
たタイヤのニューマチックトレールと、測定センサーで
測定されて得られた前記被測定タイヤのプライステアと
プライステアモーメントとから残留コーナリングフォー
ス、及び残留セルフアライニングトルクを求める演算装
置と、を有することを特徴としている。
【0043】次に、請求項5に記載のタイヤの測定装置
の作用を説明する。
【0044】この請求項5に記載のタイヤの測定装置
は、前述したタイヤの残留コーナリングフォースの予測
方法及びタイヤの残留セルフアライニングトルクの予測
方法を簡単に行うためのものである。
【0045】先ず、演算装置には、被測定タイヤと同一
構造とされた複数のタイヤのニューマチックトレール
(平均値)が記憶されている。
【0046】被測定タイヤはタイヤ支持手段に支持さ
れ、該測定タイヤは、荷重付与手段によりタイヤ回転手
段へ荷重をかけられた状態で接触し、回転駆動手段にて
回転させられる。なお、このときのスリップ角は、例え
ば0度でよい。
【0047】測定センサーは、回転する被測定タイヤに
作用する力の方向及び値、請求項1の作用で説明したよ
うに、LFD及びATDを測定し、測定値から演算装置
はプライステア及びプライステアモーメントを演算す
る。
【0048】さらに演算装置は、ニューマチックトレー
ル、演算したプライステア、及びプライステアモーメン
トとから残留コーナリングフォース、及び残留セルフア
ライニングトルクを演算する。この演算の過程は、請求
項1、2で説明した方法と同一の方法である。
【0049】このように、請求項5のタイヤの測定装置
では、予め記憶しておいたニューマチックトレールと、
測定して得たプライステア及びプライステアモーメント
とから演算を行って残留コーナリングフォースや残留セ
ルフアライニングトルクを簡単に求めることができる。
【0050】なお、演算装置としては、例えば、パーソ
ナルコンピュータ等を用いることができる。
【0051】また、タイヤの測定装置の機構部分は、タ
イヤのスリップ角を振る必要がなく、コーナリング試験
機よりも簡単な構成ですむ。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
タイヤの測定装置10を図面を照して詳細に説明する。
【0053】図1に示すように、タイヤの測定装置10
では、矩形枠体11の支柱12の略中央部間に、水平方
向に平行に延びる一対のレール14が架け渡されてい
る。
【0054】このレール14には、レールと嵌合する一
対の溝が底面に形成された矩形の支持枠16が、溝部で
レールと嵌合され、レールに沿って移動可能に設けられ
てる。
【0055】支持枠16には、図2にも示すように、扁
平な円柱状でかつ中心に回転軸を備えた第1のロードド
ラム18が、鉛直方向を中心に回転可能に軸支されてい
る(即ち、第1のロードドラム18の赤道面は水
平。)。
【0056】第1のロードドラム18の回転軸の下端に
は、第1のロードドラム18を回転させるためのモータ
20が連結されている。
【0057】また、支持枠16の底面略中央部には、中
心部に雌螺子が形成されたブロック22が固定されてお
り、このブロック22には、レール14に対して平行と
なるように矩形枠体11に回転可能に架け渡された螺子
棒24が螺合されている。
【0058】この螺子棒24の一端にはプーリが固定さ
れており、このプーリはベルトを介してモータ26の回
転軸に連結されている。
【0059】ブロック22、螺子棒24、及びモータ2
6は、第1のロードドラム18をレール14に沿って水
平方向に移動させる移動機構として作用し、モータ26
を回転させることにより、支持枠16、第1のロードド
ラム18、及びモータ20を一体に水平方向、すなわち
被測定タイヤ27に対して接近及び離反する方向に移動
させることができる。
【0060】矩形枠体11の側部には、多数の搬送ロー
ラを水平面内で平行に支持枠28の上部に回転可能に支
持して構成されたローラコンベア30が配置されてい
る。
【0061】このローラコンベア30は、搬送ローラが
図示しないモータにより回転され、被測定タイヤ27を
搬送する。
【0062】ローラコンベア30の途中には、長さが短
い搬送ローラを対向させて複数配置させることにより、
下側ハーフリム通過用空間が形成されている。
【0063】下側ハーフリム通過用空間より上流側のロ
ーラコンベア30を挟んだ位置には、固定配置されたス
トッパーアーム32Aと、ストッパーアーム32A方向
に常時付勢されると共に揺動自在に設けられたセンタリ
ングアーム32Bとで構成されたセンタリング機構が配
置されている。
【0064】ローラコンベア30により搬送されてきた
被測定タイヤ27は、ストッパーアーム32Aにより停
止され、ストッパーアーム32Aとセンタリングアーム
32Bとで挟むようにして被測定タイヤ27をローラコ
ンベア30のセンターに位置させ、以後被測定タイヤ2
7がローラコンベア30の中心位置を搬送されるように
位置決めする。
【0065】下側ハーフリム通過用空間の上流側位置に
は、通過する被測定タイヤ27を検出するための発光素
子と受光素子とで構成されたタイヤ通過センサ31が設
けられている。
【0066】また、下側ハーフリム通過用空間を挟んだ
左右の位置には、被測定タイヤ27を四方から挟んで下
側ハーフリム通過用空間上に位置させる4本の位置決め
アーム34が揺動自在に設けられている。
【0067】位置決めアーム34は、図示しないモータ
の回転軸に連結されており、タイヤ通過センサ31によ
って被測定タイヤ27の通過が検出されたタイミングで
被測定タイヤ27を四方から挟むように駆動される。
【0068】また、下側ハーフリム通過用空間を挟んで
下方には、回転軸を鉛直方向とした下側スピンドル37
が油圧シリンダ36によって上下動可能に配置されてい
る。
【0069】この下側スピンドル37の先端には、第1
のロック・アンロック機構を介して下側ハーフリム38
が取り付けられている。
【0070】油圧シリンダ36は、図示しない油圧配管
を介して油圧発生装置に連結されている。
【0071】この油圧発生装置は、空気源に接続された
電磁弁に接続されており、電磁弁を切り換え制御するこ
とにより発生する油圧の大きさが制御される。
【0072】下側ハーフリム通過用空間を挟んで上方に
は、スピンドル軸受けに軸支された上側スピンドル42
が配置されている。
【0073】上側スピンドル42も下側スピンドル37
と同様に回転軸を鉛直方向としている。
【0074】この上側スピンドル42のスピンドル軸受
けは、2本のアームによって矩形枠体11の支柱12の
側面に回転可能に支持されている。
【0075】上側スピンドル42の上端は、ベルト44
及びギヤボックス46を介して矩形枠体11の上部に固
定されたスピンドルモータ48の回転軸に連結されてい
る。
【0076】また、上側スピンドル42の下端には、上
側ハーフリム40が固定されている。
【0077】図3に示すように、下側ハーフリム38の
上側及び上側ハーフリム40の下側には、各ハーフリム
をロック及びアンロックさせるための第2のロック・ア
ンロック機構52が形成されている。
【0078】第2のロック・アンロック機構52の側面
には、被測定タイヤ27内に空気を導入すると共に被測
定タイヤ27内の空気を排気するための電磁弁54、及
び被測定タイヤ27の内圧を検出する圧力センサ56が
設けられている。
【0079】この電磁弁54は、配管を介して図示しな
い空気源に接続されている。
【0080】また、上側スピンドル42には、x、y、
z3軸方向(被測定タイヤ27の上下方向、前後方向、
及び左右方向の3方向)の力の変動と各軸周りのモーメ
ントを検出する3成分力型センサ58A(図3では図示
せず。図4参照。)、上側スピンドル42の1回転あた
りに1つのパルスを出力するエンコーダ58B(図3で
は図示せず。図4参照。)、及び第1のロードドラム1
8、及び後述する第2のロードドラム18’から被測定
タイヤ27に作用する押し付け荷重を測定するロードセ
ル38C(図3では図示せず。図4参照。)を備えた測
定センサ58が内蔵されている。
【0081】この3成分力型センサ58Aにより、タイ
ヤ上下軸力Fz、タイヤ前後軸力Fx、タイヤ左右軸力
Fy、タイヤ上下軸回りのモーメントを検出することが
できる。
【0082】なお、タイヤ左右軸力Fyが残留コーナリ
ングフォースに対応し、タイヤ上下軸回りのモーメント
がセルフアライニングトルクに対応する。
【0083】また、エンコーダ58Bから出力されるパ
ルスにより測定タイミング、被測定タイヤ27の回転速
度、被測定タイヤ27と接触して回転している状態での
ロードドラムの回転速度を検出することができる。
【0084】このセンサは、下側スピンドル37にも同
様に取付可能である。
【0085】図4に示すように、測定センサ58の3成
分力型センサ58Aは、プリアンプ60及びフィルタ6
2を介して高速フーリエ変換(FFT)アナライザ64
に接続されている。
【0086】また、FFTアナライザ64には、エンコ
ーダ58Bが接続されている。FFTアナライザ64
は、パーソナルコンピュータ66に接続されており、パ
ーソナルコンピュータによりフーリエ変換のタイミング
が制御されると共に、フーリエ変換の結果をパーソナル
コンピュータに入力する。
【0087】また、第1のロック・アンロック機構、第
2のロック・アンロック機構52、モータ20、26、
36、スピンドルモータ48、電磁弁54、油圧を制御
する電磁弁等の制御対象部MCは、シーケンス制御ユニ
ット68を介してパーソナルコンピュータ66に接続さ
れている。
【0088】また、パーソナルコンピュータ66には、
タイヤ内圧を検出する圧力センサ56、エンコーダ58
B、及び被測定タイヤ27の押し付け荷重を検出するロ
ードセル58Cが接続されている。 (作用)以下、本実施形態のタイヤの測定装置の動作に
ついて図5のフローチャートを参照しながら説明する。
【0089】ストッパーアーム32Aとセンタリングア
ーム32Bとでローラコンベア30のセンターに位置す
るように位置決めされ、ローラコンベア30で搬送され
てきた被測定タイヤ27が、タイヤ通過センサ31によ
り検出されると、ステップ200で測定位置に到達した
と判断され、ステップ202で4本の位置決めアーム3
4を駆動して被測定タイヤ27を挟持することにより下
側ハーフリム通過用空間上に被測定タイヤ27が停止さ
れる。
【0090】ステップ204では、油圧シリンダ36を
制御することにより下側スピンドル37を上昇させる。
【0091】このとき、第1のロック・アンロック機構
により下側スピンドル37の先端には下側ハーフリム3
8がロックされている。
【0092】このため、下側スピンドル37の上昇に伴
って下側ハーフリム38が上昇する。
【0093】これにより、下側ハーフリム38に被測定
タイヤ27が載置された状態で、下側スピンドル37は
上側ハーフリム40が取り付けられた上側スピンドル4
2まで上昇される。
【0094】このとき、下側スピンドル37は、予め規
格で定められたリム幅で停止され、上側ハーフリム40
と下側ハーフリム38との間に被測定タイヤ27が挟持
される。
【0095】次にステップ206で第2のロック・アン
ロック機構52を制御して上側ハーフリム及び下側ハー
フリムをロックさせ、ステップ208で電磁弁54を制
御することにより被測定タイヤ27に空気を圧入し、圧
力センサ56からの信号を取り込み内圧が規定の圧力に
なるようにコントロールする。
【0096】内圧が規定の圧力になるとステップ210
で、下側スピンドルと下側ハーフリムとのロックを解除
し、下側ハーフリムを下側スピンドルに対してフリーと
する。
【0097】これにより、被測定タイヤ27は、上側ハ
ーフリム40及び下側ハーフリム38と共に回転可能に
なる。
【0098】ステップ212で被測定タイヤ27の内圧
を検査した後、ステップ214でモータ26を回転させ
て第1のロードドラム18を前進させて空気が圧入され
た被測定タイヤ27に第1のロードドラム18を押し付
け、押し付け荷重をかける。
【0099】ステップ216で測定センサ58に内臓さ
れているロードセル38Cの出力に基づいて押し付け荷
重が規定値になったか否かを判断し、押し付け荷重が規
定値になったと判断されると、ステップ218に移行
し、第1のロードドラム18またはスピンドルモータ4
8で被測定タイヤ27を予め定めた速度で第1の方向に
回転させ、3成分力型センサ58Aで検出された信号を
コンピュータで処理する。
【0100】ここでは、少なくともLFDとATDの測
定を行う。なお、スピンドル軸受け側に3成分力型セン
サ58Aを取り付けているので、このステップ218に
おいて、RFV等を測定することもできる。
【0101】次のステップ220では、ステップ218
の場合とは逆方向である第2の方向に被測定タイヤ27
を予め定めた速度で回転させ、3成分力型センサ58A
で検出された信号をコンピュータで処理する。ここで
は、ステップ118と同様に少なくともLFDとATD
の測定を行う。
【0102】次のステップ222では、コンピュータ
は、先ず、第1の方向に回転させたときのLFDと第2
の方向に回転させたときのLFDとからPSを演算し、
第1の方向に回転させたときのATDと第2の方向に回
転させたときのATDとからPSMを演算し、その後、
このPS、及びPSMと、予め記憶しておいたニューマ
チックトレールとからRCF、及びRSATを演算す
る。
【0103】なお、演算して得られたRCFの値及びR
SATの値は、コンピュータのディスプレイに表示され
る。
【0104】次に、ステップ224に移行し、ロードド
ラム18を後退させて、待機位置まで移動させる。
【0105】被測定タイヤ27の回転が停止した後、ス
テップ226で電磁弁54を制御することにより被測定
タイヤ27内の空気を排気する。
【0106】ステップ228で圧力センサ56出力に基
づいて被測定タイヤ27の内圧が0になったか否かを判
断し、被測定タイヤ27の内圧が0になったと判断され
ると、ステップ230で下側ハーフリムを下側スピンド
ルにロックし、ステップ232で第2のロック・アンロ
ック機構を制御して上側ハーフリムと下側ハーフリムと
のロックを解除する。
【0107】上側ハーフリムと下側ハーフリムとのロッ
ク解除後、ステップ234で下側スピンドルを下降す
る。
【0108】これにより、被測定タイヤ27が下側ハー
フリムに載置された状態で下側スピンドルが下降され
る。
【0109】下側スピンドルが下側スピンドル通過空間
より下に下降すると被測定タイヤ27が搬送ローラに当
接して下側ハーフリムよりリリースされ、次にステップ
236へ移行し、リリースされた被測定タイヤ27はロ
ーラコンベア30により下流方向に搬送される。
【0110】上記の動作を連続で行うことにより、全自
動運転で連続して被測定タイヤ27を測定し、測定後の
処理を自動的に行うことができる。
【0111】本実施の形態によれば、タイヤの製造ライ
ンで、残留コーナリングフォース及び残留アライニング
トルクを精度良く簡単に得ることができる。
【0112】また、全自動で測定が行われるので、運転
のための人手が不要になる。 [その他の実施形態]上記実施形態では、予め記憶して
おいたタイヤ(被測定タイヤ27と同一構造のタイヤ)
のニューマチックトレール(複数のタイヤの平均値)を
用いて残留コーナリングフォース及び残留アライニング
トルクを得たが、被測定タイヤ27のニューマチックト
レールを用いても良い。
【0113】例えば、スリップ角0度の時の点と、スリ
ップ角1度の時の点とを結ぶ直線からニューマチックト
レールを求めれば良い。
【0114】上記実施形態のタイヤの測定装置10で
は、予め定めたスリップ角での測定しかできないが、例
えば、ロードドラム18のタイヤに対する角度を変更可
能に改造する、ロードドラム18とは被測定タイヤ27
に対するスリップ角が異なる別のロードドラムを別に設
ける、被測定タイヤを保持する機構部分(軸)の角度を
変更可能に改造する等すれば良い。
【0115】例えば、別のロードドラムを設ける例とし
ては、図13(A)に示すように、上側スピンドル42
及び下側スピンドル37の軸線を境にして第1のロード
ドラム18の反対側には、第1のロードドラム18と同
様の機構(矩形枠体11’、支柱12’、レール1
4’、支持枠16’、モータ20’、ブロック22’、
螺子棒24’、モータ26’等)で駆動される第2のロ
ードドラム18’を配置する。
【0116】図13(B)に示すように、この第2のロ
ードドラム18’の赤道面CL’は、第2のロードドラ
ム18’の中心と被測定タイヤ27の中心とを結ぶ軸S
の回りに、該被測定タイヤ27の赤道面CLに対して角
度θ(例えば0.5度)で傾斜している。なお、この角
度θは、スリップ角に相当するものである。
【0117】図13の装置の場合、測定を2回行う必要
はあるが、スリップアングルを徐々に変えながら測定す
る従来装置よりは機構も簡単であり、測定時間も短時間
で済む。
【0118】なお、図7には、RSATと車両操縦時の
微小舵域での剛性感評点との関係が示されており、図8
には、RSATと車両流れ評点との関係が示されてい
る。
【0119】また、図9及び図10に示すように、RS
ATを大きく振った場合に、従来通りRCFとは対応す
るが、コニシティ(CON)とは対応しないケースもあ
る。
【0120】図11は、ある種類のタイヤについて、従
来の方法で測定された実測RSAT(横軸)と、本発明
により求めた予測RSATとの関係が示されており、図
12は、図11とは別のある種のタイヤについて従来の
方法で測定された実測RSAT(横軸)と、本発明によ
り求めた予測RSATとの関係が示されている。
【0121】何れのケースも、RSAT精度良く予測で
きていることが分かる。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
タイヤの残留コーナリングフォースの予測方法によれ
ば、簡単に精度良くタイヤの残留コーナリングフォース
を求めることができる、という優れた効果を有する。
【0123】請求項2に記載のタイヤの残留セルフアラ
イニングトルクの予測方法によれば、簡単に精度良くタ
イヤの残留セルフアライニングトルクを求めることがで
きる、という優れた効果を有する。
【0124】請求項3に記載のタイヤの残留コーナリン
グフォースの予測方法によれば、簡単に精度良くタイヤ
の残留コーナリングフォースを求めることができる、と
いう優れた効果を有する。
【0125】請求項4に記載のタイヤの残留セルフアラ
イニングトルクの予測方法によれば、簡単に精度良くタ
イヤの残留セルフアライニングトルクを求めることがで
きる、という優れた効果を有する。
【0126】また、請求項5に記載のタイヤの測定装置
によれば、簡単に精度良くタイヤの残留コーナリングフ
ォース、及び残留セルフアライニングトルクを求めるこ
とができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のタイヤの測定装置の側面図であ
る。
【図2】本実施の形態のタイヤの測定装置の測定部分を
示す斜視図である。
【図3】本実施の形態のタイヤの測定装置の測定部分を
示す側面図である。
【図4】本実施の形態のタイヤの測定装置の演算部分の
ブロック図である。
【図5】本実施の形態のタイヤの測定装置による測定制
御ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】残留コーナリングフォース、及び残留セルフア
ライニングトルクの求め方を示すグラフである。
【図7】RSATと車両操縦時の剛性感評点との関係を
示したグラフである。
【図8】RSATと車両流れ評点との関係を示したグラ
フである。
【図9】RSATとRCFとの関係を示すグラフであ
る。
【図10】RSATとコニシティ(CON)との関係を
示すグラフである。
【図11】ある種類のタイヤについて、従来の方法で測
定された実測RSATと、本発明により求めた予測RS
ATとの関係を示すグラフである。
【図12】別のある種のタイヤについて従来の方法で測
定された実測RSATと、本発明により求めた予測RS
ATとの関係を示したグラフである。
【図13】(A)は他の実施形態に係るタイヤの測定装
置の側面図であり、(B)は被測定タイヤと第2のロー
ドドラムとの位置関係を示した説明図である。
【符号の説明】
10 タイヤの測定装置 11 矩形枠体(荷重付与手段) 12 支柱(荷重付与手段) 14 レール(荷重付与手段) 16 支持枠(荷重付与手段) 18 ロードドラム(タイヤ回転手段) 20 モータ(回転駆動手段) 22 ブロック(荷重付与手段) 24 螺子棒(荷重付与手段) 26 モータ(荷重付与手段) 27 被測定タイヤ 37 下側スピンドル(タイヤ支持手段) 38 下側ハーフリム(タイヤ支持手段) 40 上側ハーフリム(タイヤ支持手段) 42 上側スピンドル(タイヤ支持手段) 48 スピンドルモータ 58 測定センサー 64 FFTアナライザ(演算装置) 66 パーソナルコンピュータ(演算装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一構造の複数のタイヤのニューマチッ
    クトレールの平均値を求めて記憶する工程と、 前記複数のタイヤと同一構造の被測定タイヤのプライス
    テアを測定する工程と、 前記被測定タイヤのプライステアモーメントを測定する
    工程と、 前記ニューマチックトレールの平均値、測定されたプラ
    イステア、及び測定されたプライステアモーメントとか
    ら残留コーナリングフォースを求める工程と、 を有するタイヤの残留コーナリングフォースの予測方
    法。
  2. 【請求項2】 同一構造の複数のタイヤのニューマチッ
    クトレールの平均値を求めて記憶する工程と、 前記複数のタイヤと同一構造の被測定タイヤのプライス
    テアを測定する工程と、 前記被測定タイヤのプライステアモーメントを測定する
    工程と、 前記ニューマチックトレールの平均値、測定されたプラ
    イステア、及び測定されたプライステアモーメントから
    残留セルフアライニングトルクを求める工程と、 を有するタイヤの残留セルフアライニングトルクの予測
    方法。
  3. 【請求項3】 被測定タイヤのプライステア及びプライ
    ステアモーメントを第1のスリップ角で測定する工程
    と、 被測定タイヤのプライステア及びプライステアモーメン
    トを第2のスリップ角で測定する工程と、 第1のスリップ角で測定されたプライステア及びプライ
    ステアモーメントと、第2のスリップ角で測定されたプ
    ライステア及びプライステアモーメントから、残留コー
    ナリングフォースを求める工程と、を有するタイヤの残
    留コーナリングフォースの予測方法。
  4. 【請求項4】 被測定タイヤのプライステア及びプライ
    ステアモーメントを第1のスリップ角で測定する工程
    と、 被測定タイヤのプライステア及びプライステアモーメン
    トを第2のスリップ角で測定する工程と、 第1のスリップ角で測定されたプライステア及びプライ
    ステアモーメントと、第2のスリップ角で測定されたプ
    ライステア及びプライステアモーメントとから、残留セ
    ルフアライニングトルクを求める工程と、 を有するタイヤの残留セルフアライニングトルクの予測
    方法。
  5. 【請求項5】 被測定タイヤを回転可能に支持するタイ
    ヤ支持手段と、 外周面が前記被測定タイヤの走行面とされるタイヤ回転
    手段と、 前記タイヤ支持手段に支持された前記被測定タイヤのト
    レッドと、前記タイヤ回転手段の外周面とを荷重をかけ
    て接触させる荷重付与手段と、 前記タイヤ支持手段に支持された被測定タイヤを回転さ
    せる回転駆動手段と、 前記タイヤ支持手段または前記タイヤ支持手段に設けら
    れ、前記被測定タイヤに作用する力の方向及び値を測定
    する測定センサーと、 記憶手段に予め記憶しておいたタイヤのニューマチック
    トレールと、測定センサーで測定されて得られた前記被
    測定タイヤのプライステアとプライステアモーメントと
    から残留コーナリングフォース、及び残留セルフアライ
    ニングトルクを求める演算装置と、 を有することを特徴とするタイヤの測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021085790A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 Toyo Tire株式会社 タイヤのプライステア残留コーナリングフォースを推定するシステム、方法及びプログラム

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