JP2003198413A - 差動無線通信装置 - Google Patents
差動無線通信装置Info
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- H04B1/40—Circuits
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Abstract
く、差動低雑音増幅器の差動特性によってカップリング
が少なくなる差動無線装置を提供する。 【解決手段】 差動アンテナ12が、デュプレクサ14
に接続されている。デュプレクサ14の受信部分は、差
動低雑音増幅器(LNA)16の入力である。第1のフ
ィルタ18が、LNA16の差動出力と第1のミキサ2
0間に介在している。信号処理部22が、第1のミキサ
20からの差動出力信号を受信する。第2のミキサ24
が、信号処理部22からの差動出力信号を受信する。第
2のフィルタ26が、第2のミキサ24からの差動出力
信号を受信する。電力増幅器(PA)28が、第2のフ
ィルタ26とデュプレクサ14の送信部分間に介在して
いる。
Description
に関する。 【0002】 【従来の技術】最近の携帯電話は、シングルエンドの(s
ingle ended)フロントエンドを用いている。特に、電力
増幅器(PA)、デュプレクサ、および、低雑音増幅器
(LNA)は、すべてシングルエンドである。このアー
キテクチャは、しばしば、第1の周波数変換器を介して
さらに連鎖の下流に伝搬される。変換器以後の回路にお
いて、電話は、差動的となる。 【0003】当初の設計のすべては、差動的に構成する
には非常に困難であるとともに高価である個別のトラン
ジスタを使った。新規な技術の着手時における最良のパ
フォーマンスは、通常は個別のコンポーネントによるも
のであり、当初の要請は、最高技術水準のパフォーマン
スを要求した。もはやパフォーマンスを優先させる必要
がないほど十分に技術が進展したとき、回路の集積化が
選択事項となる。 【0004】図1は、従来周知の技術における携帯受話
器に対応した機能的なブロック図である。アンテナは、
シングルエンドの通信路と同じくシングルエンドの受信
路に接続されている。両方の路は、IF、ベースバン
ド、プロセッサ、および、ソフトウェアを含むであろう
他の無線通信装置に接続されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】アンテナは、本質的に
差動的である。プリント回路板の接地面は、ダイポール
の第2のポールのように、反射器および大地帰路として
働く。それにもかかわらず、アンテナは、シングルエン
ドであるように、いやおうなしに駆動される。この構成
には、いくつかの問題がある。LNAとPAの両方の接
地は、多大な犠牲を払っても最小にしなければならな
い。アンテナの帰還電流は、電話機にくまなく配分され
て干渉を生じる。PAそれ自身が漏洩を生じるので、電
話機内に遮蔽を必要とする。いかなる干渉もいずれかの
シングルエンンドの増幅器によって拾われる。 【0006】 【課題を解決するための手段】携帯受話器は、完全に差
動化されたモードで起動される。アンテナ(例えば反射
器を備えた簡単なダイポールあるいは小さなヤギ・ウダ
アンテナ)は、プリント回路板に印刷できる。LNA
(低雑音増幅器)とPA(電力増幅器)は、共に差動的
であることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】図2は、本発明による機能的なブ
ロック図10である。差動アンテナ12が、デュプレク
サ14に接続されている。デュプレクサ14の受信部分
は、差動低雑音増幅器(LNA)16の入力である。第
1のフィルタ18が、LNA16の差動出力と第1のミ
キサ20間に介在している。信号処理部22が、第1の
ミキサ20からの差動出力信号を受信する。第2のミキ
サ24が、信号処理部22からの差動出力信号を受信す
る。第2のフィルタ26が、第2のミキサ24からの差
動出力信号を受信する。電力増幅器28が、第2のフィ
ルタ26とデュプレクサ14の送信部分間に介在してい
る。 【0008】システム全体が差動であるとき、接地面
は、アンテナから独立している。さらに、PAの差動特
性によって漏れが少なく、LNAの差動特性によってカ
ップリングが少なくなる。カップリングは減らされるの
で、遮断の必要が少なくなる。差動モードはパッケージ
の寄生振動と基板の漏洩の効果を抑えるので、この集積
回路技術には、差動モードが好ましい。その結果、本発
明は、従来周知の技術における回路技術よりも高いレベ
ルの集積回路技術をサポートすることになる。 【0009】図3は、従来周知の技術におけるシングル
エンド電力増幅器を示している。効果的に機能するため
に、増幅器の各段のソースにおけるインダクタは、でき
るだけ短くする必要がある。実際には、これは、20以
上の別個のボンドワイヤを必要とする。 【0010】図4は、図2に示される差動電力増幅器
(PA)28を示している。入力マッチングネットワー
ク(IMN)30は、2つの入力および第1と第2の出
力を備えている。差動入力は、IMN30の2つの入力
にまたがって印加される。第1の電界効果トランジスタ
(FET)32のゲートが、IMN30の第1の出力に
接続されている。第1のキャパシタ34が、第1のFE
T32のドレインと第2のFET36のゲート間に挿入
されている。出力マッチングネットワーク(OMN)3
8が、第2のFET36のドレインと第3のFET40
のドレインにまたがって接続されている。差動出力の読
み取りは、OMN38の2つの出力から取り出される。
第2と第3のFET36、40のソースは、ノードAに
おいて接続されている。第1のインダクタ42は、ノー
ドAと接地間に接続されている。第2のキャパシタ44
は、第3のFET40のゲートと第4のFET46のド
レイン間に接続されている。第4のFET46のゲート
は、IMN30の第2の出力に接続されている。第1と
第4のFET32、46のソースは、ノードBにおいて
接続されている。第2のインダクタ48は、ノードBと
接地間に接続されている。 【0011】差動PAを設けることは、いくつかの利点
をもたらす。従来周知の技術に用いられるのと同じ信号
に対して、それぞれの装置における出力電圧は、電圧全
体の半分である。これはトランジスタの余裕(headroom)
を有効に増加し、効率を高める。さらに、それぞれの装
置は半分の電流しか必要としないので、出力インピーダ
ンスは、等価な従来周知の技術におけるシングルエンド
PAの2倍となる。これによって、出力における変換損
失が小さくなる。 【0012】差動的に駆動されると、差動PAは、必要
とされる多数の接地ボンドワイヤを不要にする仮想接地
を有することになる。共通のノードにおける接地に対す
る高いインピーダンスは、高い共通ノード拒絶を生じる
ので利点がある。シングルエンド設計における多くのボ
ンドワイヤが、利得を直接減少させる共通のリードイン
ピーダンスを小さくすることを要求される。出力段にお
ける低利得は、ドライバ段においてより大きなパワーを
必要とし、PA全体の効率を落とす。 【0013】差動PAは、信号が送信線内により効率的
に含まれているので、ずっと少しの干渉しか生じない。
遠隔フィールド干渉が共通のモードであるので、受話器
の受信部分における問題は少ない。従って、遮蔽の必要
が少ない。 【0014】一つの産業上の要求は、アンテナが20:
1のような大きなミスマッチを生じ、PAの出力に大き
な定常波を発生しても耐えることである。この定常波
は、増幅器電流が最小であるとともにトランジスタが高
いインピーダンスを示すとき、周期の半分において最高
の強度を有する。これは、耐え抜くには高いブレークダ
ウン電圧を必要とし、従って、非常に非線形な条件であ
る。多くの受話器は、PAと受話器間に絶縁装置を配置
してこの要請に対応している。しかしながら、差動段
は、最悪の定常波に耐える事態には対面しない。1つの
トランジスタが高いインピーダンス状態になると、他方
は、瞬間電圧を大きく下げるように低くなる。性能の改
善は、必要な絶縁装置を不要とするのに十分である。絶
縁装置を不要にすると、PAのピーク出力電力が低減さ
れて効率が再び上がる。 【0015】図5は、図2に示された低雑音電力増幅器
(LNA)16を示す。第1と第2のFET50、52
のソースは、ノードCにおいて互いに接続されている。
インダクタ54は、ノードCと接地間を接続している。
差動入力が、第1と第2のFET50、52のゲート間
に印加できる。差動出力の読み出しが、第1と第2のF
ET50、52のソース間で取り出される。 【0016】LNAは、PAからの干渉に鋭敏である。
この干渉は、本発明において共通のモードであり、従っ
て、要因はずっと小さなものとなる。そのために電流の
低減が必要となる。 【0017】図6は、図2に示されたデュプレクサ14
を示している。差動アンテナの出力は、ノードDとノー
ドE間に印加される。第1と第2のデュプレクサブロッ
ク56、58は、ノードDとノードE間を接続してい
る。第1のデュプレクサブロック56は、差動受信機出
力を提供する。第2のデュプレクサブロック58は、差
動送信機入力を提供する。 【0018】デュプレクサブロックは同一であるので、
第1のデュプレクサブロック56を、例として説明す
る。直列の共振器がブロック中において参照ラベルAで
示され、分流共振器がブロック中において参照ラベルB
で示されている。第1の分流共振器60が、ノードDと
ノードE間を接続している。第1の直列の共振器62
が、ノードDに接続され、第2の直列の共振器64が、
ノードEに接続されている。第2の分流共振器66が、
第1と第2の直列の共振器62、64に接続されてい
る。第3の直列共振器68が、第1の直列の共振器62
と第1のポートに直列に接続されている。第4の直列共
振器70が、第2の直列の共振器64と第2のポートに
直列に接続されている。 【0019】デュプレクサにおける一つの大きな制限要
因は、接地の質である。差動構造には、接地が存在しな
い。他の従来からの問題は、接地路を介しての漏れであ
る。シングルエンドアンテナと推定されるものは、デュ
プレクサがあるはずの、その隣接接地面にパワーを送り
続ける。 【0020】薄膜バルク音響共振器(FBAR)技術を
用いるときは、デュプレクサは、シングルエンド構造に
限定されない。 【0021】図7A−Bは、図2に示されたアンテナ1
2を示している。図7Aは、印刷回路板(PCB)の上
面を示している。図7Bは、PCBの底面を示してい
る。このアンテナは、ヤギ・ウダアンテナとして実現さ
れることが好ましい。そのもっとも単純な構造は、λ/
2ダイポールと、その背後の0.048λリフレクタを
備えている。0.048λは、ほぼPCBの厚さである
ので、この構造は、受話器そのものを構成しているPC
Bに内蔵することができる。リフレクタと給電される部
材間の層の厚さは、それほど重要なものではないので、
高い精度を要求されない。得られたアンテナは、それ以
上のコンポーネントを必要としない。これにより、受話
器のコストを低くすることができるとともに設計が簡単
になる。 【0022】ヤギ・ウダアンテナは、2:1VSWRリ
ミットにおいて約10%の帯域幅で70オームのインピ
ーダンスを有している。デュアルバンドの携帯電話のよ
うな狭い帯域へのアプリケーションに対しては十分であ
るが、2つのアンテナが使われることになろう。この構
成の利点の一つは、指向性を有していることにある。こ
の指向性により、受話器は、送信されるパワーの大部分
を、ユーザの頭から離れて選択的に送ることができる。 【0023】本発明の態様を以下に例示する。 【0024】1.入力と出力を備えた差動アンテナ(1
2)と、2つの受信信号を発生するとともに2つの送信
信号を受信し、前記差動アンテナの前記入力と前記出力
に電気的に接続された差動デュプレクサ(14)と、2
つの受信信号を受信するとともに2つのLNA信号を発
生する差動低雑音増幅器(16)と、2つのLNA信号
を受信するとともに第1の差動フィルタ信号を発生する
第1の差動フィルタ(18)と、前記第1の差動信号を
受信するとともに第1の差動ミキサ出力信号を発生する
第1の差動ミキサ(20)と、前記第1の差動ミキサ出
力信号を受信するとともに調節された差動信号を発生す
る信号調節回路(22)と、前記調節された差動信号を
受信するとともに第2の差動ミキサ出力信号を発生する
第2の差動ミキサ(24)と、前記第2の差動ミキサ出
力信号を受信するとともに第2の差動フィルタ信号を発
生する第2の差動フィルタ(26)と、前記第2の差動
フィルタ信号を受信するとともに前記2つの送信信号を
発生する差動電力増幅器(28)とを有する差動無線通
信装置(10)。 【0025】2.前記デュプレクサ(14)が、FBA
Rである上記1に記載の差動無線通信装置(10)。 【0026】3.前記差動アンテナ(12)が、ヤギ・
ウダアンテナである上記1に記載の差動無線通信装置
(10)。 【0027】4.前記差動アンテナ(12)が、印刷回
路板に内蔵されている上記3に記載の差動無線通信装置
(10)。 【0028】5.前記差動電力増幅器(28)が、差動
入力および第1と第2のIMN出力を備えている入力マ
ッチングネットワーク(30)と、前記第1のIMN出
力に接続されたゲートを備えた第1の電界効果トランジ
スタ(FET)(32)と、前記第1のFETのドレイ
ンに接続された第1のキャパシタ(34)と、前記第1
のキャパシタに接続されたゲートを備えた第2のFET
(36)と、第1のノードにおいて前記第2のFETの
ソースに接続されたソースを備えた第3のFET(4
0)と、前記第2のFETのドレインに接続された第1
の入力および前記第3のFETのドレインに接続された
第2の入力を備えた出力マッチング(OMN)(38)
と、前記第1のノードと接地間に接続された第1のイン
ダクタ(42)と、第3のFET(40)のゲートに接
続された第2のキャパシタ(44)と、前記第2のキャ
パシタに接続されたドレイン、前記第2のIMN出力に
接続されたゲート、および、第2のノードにおいて前記
第1のFETのソースに接続されたソースを有する第4
のFET(46)と、前記第2のノードと接地間に接続
された第2のインダクタ(48)を有するようにした上
記1に記載の差動無線通信装置(10)。 【0029】6.前記デュプレクサ(14)が、薄膜バ
ルク音響共振器を含む上記5に記載の差動無線通信装置
(10)。 【0030】7.前記差動アンテナ(12)が、印刷回
路板に内蔵されている上記5に記載の差動無線通信装置
(10)。
ック図である。 【図2】本発明による差動的な受話器を示す。 【図3】図1に示されるシングルエンドの電力増幅器を
示す。 【図4】図2に示される差動的な電力増幅器を示す。 【図5】図2に示される差動的な低雑音増幅器を示す。 【図6】図2に示されるデュプレクサを示す。 【図7A】図2に示されるアンテナを示す。 【図7B】図2に示されるアンテナを示す。 【符号の説明】 10 差動無線通信装置 12 差動アンテナ 14 差動デュプレクサ 16 差動低雑音増幅器 18 第1の差動フィルタ 20 第1の差動ミキサ 22 信号調節回路 24 第2の差動ミキサ 26 第2の差動フィルタ 28 差動電力増幅器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】入力と出力を備えた差動アンテナと、 2つの受信信号を発生するとともに2つの送信信号を受
信し、前記差動アンテナの前記入力と前記出力に電気的
に接続された差動デュプレクサと、 2つの受信信号を受信するとともに2つのLNA信号を
発生する差動低雑音増幅器と、 2つのLNA信号を受信するとともに第1の差動フィル
タ信号を発生する第1の差動フィルタと、 前記第1の差動信号を受信するとともに第1の差動ミキ
サ出力信号を発生する第1の差動ミキサと、 前記第1の差動ミキサ出力信号を受信するとともに調節
された差動信号を発生する信号調節回路と、 前記調節された差動信号を受信するとともに第2の差動
ミキサ出力信号を発生する第2の差動ミキサと、 前記第2の差動ミキサ出力信号を受信するとともに第2
の差動フィルタ信号を発生する第2の差動フィルタと、 前記第2の差動フィルタ信号を受信するとともに前記2
つの送信信号を発生する差動電力増幅器とを有する差動
無線通信装置。
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