JP2003200366A - ロボット - Google Patents
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- JP2003200366A JP2003200366A JP2001395265A JP2001395265A JP2003200366A JP 2003200366 A JP2003200366 A JP 2003200366A JP 2001395265 A JP2001395265 A JP 2001395265A JP 2001395265 A JP2001395265 A JP 2001395265A JP 2003200366 A JP2003200366 A JP 2003200366A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 首部の自由度が高く,表現力が豊かであり,
頭部に搭載された撮像装置により広範囲にわたり撮像す
ることが可能なロボットを提供すること。 【解決手段】 本発明によれば,頭部を胴部に対して回
動可能に連結する首部を有するロボットであって,首部
は,ロール軸方向に回動する第1の回動軸と,ピッチ軸
方向に回動する第2の回動軸と,ヨー軸方向に回動する
第3の回動軸と,ピッチ軸方向に回動する第4の回動軸
と,を具備することを特徴とする,ロボットが提供され
る。さらに,上記頭部は外界を撮像する撮像装置を備え
ているよう構成してもよい。かかる構成により,首部の
関節は4自由度を有するので,ロボットの表現力を高め
ることができる。また,撮像装置の視野角が制限される
ことがなく,足下を好適に撮像できる
頭部に搭載された撮像装置により広範囲にわたり撮像す
ることが可能なロボットを提供すること。 【解決手段】 本発明によれば,頭部を胴部に対して回
動可能に連結する首部を有するロボットであって,首部
は,ロール軸方向に回動する第1の回動軸と,ピッチ軸
方向に回動する第2の回動軸と,ヨー軸方向に回動する
第3の回動軸と,ピッチ軸方向に回動する第4の回動軸
と,を具備することを特徴とする,ロボットが提供され
る。さらに,上記頭部は外界を撮像する撮像装置を備え
ているよう構成してもよい。かかる構成により,首部の
関節は4自由度を有するので,ロボットの表現力を高め
ることができる。また,撮像装置の視野角が制限される
ことがなく,足下を好適に撮像できる
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ロボットにかか
り,特に,撮像装置を頭部に搭載したロボットに関す
る。
り,特に,撮像装置を頭部に搭載したロボットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年,脚式移動ロボットの研究開発が進
み,犬などの動作を表現可能なペット型ロボットや,人
間の形態や動作を模した2足歩行が可能なロボット(ヒ
ューマノイド・ロボット)などが提案されている。
み,犬などの動作を表現可能なペット型ロボットや,人
間の形態や動作を模した2足歩行が可能なロボット(ヒ
ューマノイド・ロボット)などが提案されている。
【0003】かかる脚式移動ロボットは,アクチュエー
タの小型化や制御技術の進歩などに伴い,脚部,腕部,
胴部,首部などに複数のリンク機構(関節)を有し,複
雑な動作やより実物に近い自然な動作が可能になってき
ている。例えば,首部に,直行する2軸方向にそれぞれ
回動可能なリンク機構を備え,頭部を前後または左右方
向に回動できるロボットなどがある。
タの小型化や制御技術の進歩などに伴い,脚部,腕部,
胴部,首部などに複数のリンク機構(関節)を有し,複
雑な動作やより実物に近い自然な動作が可能になってき
ている。例えば,首部に,直行する2軸方向にそれぞれ
回動可能なリンク機構を備え,頭部を前後または左右方
向に回動できるロボットなどがある。
【0004】また,カメラを頭部に搭載し,撮像した画
像情報を処理して,周辺環境を視覚的に認識可能な脚式
移動ロボットも提案されている。かかるロボットは,例
えば,足下の凹凸の状況や障害物の位置などに応じて自
律的に移動したり,認知した所定の物体や人物に反応し
て所定の動作を行うこともできる。
像情報を処理して,周辺環境を視覚的に認識可能な脚式
移動ロボットも提案されている。かかるロボットは,例
えば,足下の凹凸の状況や障害物の位置などに応じて自
律的に移動したり,認知した所定の物体や人物に反応し
て所定の動作を行うこともできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来のロボットでは,スペース的な制約等により首部に複
数のリンク機構を設けることができないため,首部の自
由度が低いとう問題があった。このため,頭部の可動範
囲が狭く,また,動作表現が不自然であり,表現力に欠
けるという問題があった。
来のロボットでは,スペース的な制約等により首部に複
数のリンク機構を設けることができないため,首部の自
由度が低いとう問題があった。このため,頭部の可動範
囲が狭く,また,動作表現が不自然であり,表現力に欠
けるという問題があった。
【0006】また,バッテリの設置や処理機能追加によ
る制御装置の増大などが原因で,胴部に大きな容積を必
要とするロボットが増えている。このため,2足歩行ロ
ボットの場合,人間でいう腹部に該当する部分が前方に
張り出してしまうことが多い。従って,単に1軸のリン
ク機構のみで頭部を前後に振る構成では,頭部に備えた
カメラにより足下を撮像する際に,張り出した胴部によ
り視野角が制限される。これにより,足下の状況を把握
することができず,歩行制御が困難になるという問題が
ある。また,2足歩行ロボットが上方を仰ぎ見る際に
は,後方に転倒しないようバランスをとる必要があり,
首部の可動範囲にも限界があるので,仰角が制限されて
しまうという問題もある。
る制御装置の増大などが原因で,胴部に大きな容積を必
要とするロボットが増えている。このため,2足歩行ロ
ボットの場合,人間でいう腹部に該当する部分が前方に
張り出してしまうことが多い。従って,単に1軸のリン
ク機構のみで頭部を前後に振る構成では,頭部に備えた
カメラにより足下を撮像する際に,張り出した胴部によ
り視野角が制限される。これにより,足下の状況を把握
することができず,歩行制御が困難になるという問題が
ある。また,2足歩行ロボットが上方を仰ぎ見る際に
は,後方に転倒しないようバランスをとる必要があり,
首部の可動範囲にも限界があるので,仰角が制限されて
しまうという問題もある。
【0007】本発明は,従来のロボットが有する上記問
題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,首
部の自由度が高く,表現力を豊かにすることの可能な,
新規かつ改良されたロボットを提供することである。
題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,首
部の自由度が高く,表現力を豊かにすることの可能な,
新規かつ改良されたロボットを提供することである。
【0008】また,本発明の別の目的は,頭部に搭載さ
れた撮像装置により広範囲にわたり撮像することが可能
な,新規かつ改良されたロボットを提供することであ
る。
れた撮像装置により広範囲にわたり撮像することが可能
な,新規かつ改良されたロボットを提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明の第1の観点によれば,頭部を胴部に対して
回動可能に連結する首部を有するロボットであって,首
部は,ロール軸方向に回動する第1の回動軸と,ピッチ
軸方向に回動する第2の回動軸と,ヨー軸方向に回動す
る第3の回動軸と,ピッチ軸方向に回動する第4の回動
軸と,を具備することを特徴とする,ロボットが提供さ
れる。
め,本発明の第1の観点によれば,頭部を胴部に対して
回動可能に連結する首部を有するロボットであって,首
部は,ロール軸方向に回動する第1の回動軸と,ピッチ
軸方向に回動する第2の回動軸と,ヨー軸方向に回動す
る第3の回動軸と,ピッチ軸方向に回動する第4の回動
軸と,を具備することを特徴とする,ロボットが提供さ
れる。
【0010】ここで,頭部は,動物・人間の頭のごとき
意匠を施した部分であって,操作者等がそのロボットと
のコミュニケーションをとるにあたって,注意をする部
分としての違和感がなくなるよう作用する。また,胴部
は,動物・人間の胴のごとき意匠を施した部分であっ
て,前記頭部を設置する基台となるように作用する。さ
らに,第1〜4の回動軸は,首部の4つリンク機構の回
動方向をそれぞれ決定するよう作用する。かかる4つの
回動軸により,首部の関節の自由度は,ロール軸方向に
1自由度,ピッチ軸方向に2自由度,ヨー軸方向に1自
由度となり,合計4自由度を有することができる。
意匠を施した部分であって,操作者等がそのロボットと
のコミュニケーションをとるにあたって,注意をする部
分としての違和感がなくなるよう作用する。また,胴部
は,動物・人間の胴のごとき意匠を施した部分であっ
て,前記頭部を設置する基台となるように作用する。さ
らに,第1〜4の回動軸は,首部の4つリンク機構の回
動方向をそれぞれ決定するよう作用する。かかる4つの
回動軸により,首部の関節の自由度は,ロール軸方向に
1自由度,ピッチ軸方向に2自由度,ヨー軸方向に1自
由度となり,合計4自由度を有することができる。
【0011】また,上記第1の回動軸は,頭部にリンク
されている,如く構成すれば,第1の回動軸を頭部に近
い位置に配することができるので,頭部を大きく振るこ
となく,首部の略上部で頭部をロール軸方向に回動でき
る。また,首部のスペースを有効活用できるので,首部
の全体形状を細くすることができる。
されている,如く構成すれば,第1の回動軸を頭部に近
い位置に配することができるので,頭部を大きく振るこ
となく,首部の略上部で頭部をロール軸方向に回動でき
る。また,首部のスペースを有効活用できるので,首部
の全体形状を細くすることができる。
【0012】さらに,上記第1の回動軸は,頭部の略質
量中心(重心)またはその近傍を通るように配される,
如く構成すれば,頭部の重量によって第1の回動軸をロ
ール軸方向に回動させるために要する負荷を低減するこ
とができる。このため,頭部を迅速かつ容易にロール軸
方向に回動させることができる。
量中心(重心)またはその近傍を通るように配される,
如く構成すれば,頭部の重量によって第1の回動軸をロ
ール軸方向に回動させるために要する負荷を低減するこ
とができる。このため,頭部を迅速かつ容易にロール軸
方向に回動させることができる。
【0013】また,上記第1〜4の回動軸は,頭部から
胴部にかけて,第1の回動軸,第2の回動軸,第3の回
動軸,第4の回動軸の順に配されている,如く構成すれ
ば,上記4つの回動軸を効率的に配設できるので,首部
のスペースを有効活用できる。また,首部の関節を効果
的に形成できるので,ロボットの表現力をより向上させ
ることができ,例えば,ロボットがあごを突き出す様な
仕草や,首をすくめる様な仕草などが可能になる。
胴部にかけて,第1の回動軸,第2の回動軸,第3の回
動軸,第4の回動軸の順に配されている,如く構成すれ
ば,上記4つの回動軸を効率的に配設できるので,首部
のスペースを有効活用できる。また,首部の関節を効果
的に形成できるので,ロボットの表現力をより向上させ
ることができ,例えば,ロボットがあごを突き出す様な
仕草や,首をすくめる様な仕草などが可能になる。
【0014】さらに,頭部は,外界を撮像する撮像装置
を備えている,如く構成すれば,例えば胴部の前面が張
り出しているロボットであっても,撮像装置の視野角が
制限されることがなく,足下を好適に撮像できる。従っ
て,足下の状況を十分に把握できるので,確実な歩行制
御を行うことができる。また,首部の可動範囲が広いた
め,撮像装置も例えば上下・左右方向など多様な方向を
撮像することができ,ロボットの視界が広まる。
を備えている,如く構成すれば,例えば胴部の前面が張
り出しているロボットであっても,撮像装置の視野角が
制限されることがなく,足下を好適に撮像できる。従っ
て,足下の状況を十分に把握できるので,確実な歩行制
御を行うことができる。また,首部の可動範囲が広いた
め,撮像装置も例えば上下・左右方向など多様な方向を
撮像することができ,ロボットの視界が広まる。
【0015】また,上記撮像装置は,左撮像装置と右撮
像装置からなり,この左撮像装置および右撮像装置は,
双方の光軸の中点が,第1の回動軸の略中心またはその
近傍にあるように配される,如く構成すれば,頭部が両
撮像装置(両目)の略中点を中心としてロール軸方向に
回動するので,ロボットが首を傾げる様相が自然にな
る。
像装置からなり,この左撮像装置および右撮像装置は,
双方の光軸の中点が,第1の回動軸の略中心またはその
近傍にあるように配される,如く構成すれば,頭部が両
撮像装置(両目)の略中点を中心としてロール軸方向に
回動するので,ロボットが首を傾げる様相が自然にな
る。
【0016】さらに,上記頭部には,撮像装置により撮
像された画像情報を処理する頭部電子基板を設ける,如
く構成すれば,撮像装置に近い位置で画像情報を例えば
一次的に処理した上で,メインの画像処理装置に送信で
きる。このため,画像情報のデータ量が低減し,処理の
迅速化と装置の簡素化を図ることができる。
像された画像情報を処理する頭部電子基板を設ける,如
く構成すれば,撮像装置に近い位置で画像情報を例えば
一次的に処理した上で,メインの画像処理装置に送信で
きる。このため,画像情報のデータ量が低減し,処理の
迅速化と装置の簡素化を図ることができる。
【0017】また,上記首部は,頭部が第1の回動軸を
中心に所定角度以上回動することを制限すべく,ストッ
パを具備してもよい。
中心に所定角度以上回動することを制限すべく,ストッ
パを具備してもよい。
【0018】また,上記ロボットは,二足歩行ロボット
であってもよい。
であってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構
成を有する構成要素については,同一の符号を付するこ
とにより重複説明を省略する。
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構
成を有する構成要素については,同一の符号を付するこ
とにより重複説明を省略する。
【0020】(第1の実施の形態)まず,本発明にかか
る第1の実施の形態について説明する。なお,本実施形
態にかかるロボットとして,以下では,ヒューマノイド
・ロボットの例を挙げて説明するが,本発明はかかる例
に限定されない。また,本実施形態にかかる撮像装置と
して,カメラの例を挙げて説明するが,本発明はかかる
例に限定されない。
る第1の実施の形態について説明する。なお,本実施形
態にかかるロボットとして,以下では,ヒューマノイド
・ロボットの例を挙げて説明するが,本発明はかかる例
に限定されない。また,本実施形態にかかる撮像装置と
して,カメラの例を挙げて説明するが,本発明はかかる
例に限定されない。
【0021】まず,図1に基づいて,本実施形態にかか
るロボットの概要について説明する。なお,図1は,本
実施形態にかかるロボット1の全体構成を示す斜視図で
ある。
るロボットの概要について説明する。なお,図1は,本
実施形態にかかるロボット1の全体構成を示す斜視図で
ある。
【0022】図1に示すように,ロボット1は,2足歩
行が可能なヒューマノイド・ロボット(人間型脚式移動
ロボット)であり,全長が例えば50〜60cmであ
る。かかるロボット1は,上端に配される頭部10と,
全身の略中央部に位置する胴部20と,頭部10を胴部
20とを連結する首部30と,胴部10の左右両側に設
けられた左腕部40および右腕部50と,胴部20から
下方に延設され脚式移動を行う左脚部60および右脚部
70とを具備する。
行が可能なヒューマノイド・ロボット(人間型脚式移動
ロボット)であり,全長が例えば50〜60cmであ
る。かかるロボット1は,上端に配される頭部10と,
全身の略中央部に位置する胴部20と,頭部10を胴部
20とを連結する首部30と,胴部10の左右両側に設
けられた左腕部40および右腕部50と,胴部20から
下方に延設され脚式移動を行う左脚部60および右脚部
70とを具備する。
【0023】頭部10は,首部30の関節により胴部2
0に対して回動可能に連結される。かかる頭部10は,
頭部外装12に覆われた内部には,外界を撮像するカメ
ラ14,外部からの音声等を収音するマイク16が搭載
されており,首部30との間に電子音声等を発音するス
ピーカ18を具備する。
0に対して回動可能に連結される。かかる頭部10は,
頭部外装12に覆われた内部には,外界を撮像するカメ
ラ14,外部からの音声等を収音するマイク16が搭載
されており,首部30との間に電子音声等を発音するス
ピーカ18を具備する。
【0024】胴部20は,胸部21と,腰部22と,胸
部21と腰部22を連結する胴関節23とから構成され
る。かかる胴部20は,内部に比較的大きな容積を確保
することができるので,電源部や後述する中央制御装置
(図示せず)などが配置される。電源部は,後述するア
クチュエータ,制御装置およびカメラ14などの各部が
消費する電力を供給するバッテリであり,例えばニッケ
ル水素電池などである。さらに,胴部20には,ロボッ
ト1の姿勢を制御するための姿勢制御用センサ(図示せ
ず)が設けられる。この姿勢制御用センサは,ロボット
1の加速度や回転運動の角速度を検出することができ,
例えばジャイロセンサなどである。なお,かかる姿勢制
御用センサは,頭部10など胴部20以外の箇所に設置
することも可能である。
部21と腰部22を連結する胴関節23とから構成され
る。かかる胴部20は,内部に比較的大きな容積を確保
することができるので,電源部や後述する中央制御装置
(図示せず)などが配置される。電源部は,後述するア
クチュエータ,制御装置およびカメラ14などの各部が
消費する電力を供給するバッテリであり,例えばニッケ
ル水素電池などである。さらに,胴部20には,ロボッ
ト1の姿勢を制御するための姿勢制御用センサ(図示せ
ず)が設けられる。この姿勢制御用センサは,ロボット
1の加速度や回転運動の角速度を検出することができ,
例えばジャイロセンサなどである。なお,かかる姿勢制
御用センサは,頭部10など胴部20以外の箇所に設置
することも可能である。
【0025】左腕部40および右腕部50は,肩関節4
1,51と,上腕42,52と,肘関節43,53と,
下腕44,54と,手首関節45,55と,手先部4
6,56とから構成され,肩関節41,51によって胴
部20の上部の両側に連結されている。
1,51と,上腕42,52と,肘関節43,53と,
下腕44,54と,手首関節45,55と,手先部4
6,56とから構成され,肩関節41,51によって胴
部20の上部の両側に連結されている。
【0026】左脚部60および右脚部70は,股関節6
1,71と,大腿部62,72と,膝関節63,73
と,脛部64,74と,足首関節65,75と,足平部
66,76とから構成され,股関節61,71によって
胴部20の下部に連結されている。さらに,両脚部6
0,70の足平部66,76には,地面の状態やそこか
ら受ける圧力を検出するセンサとして例えば圧力センサ
(図示せず)が設けられている。また,かかる圧力セン
サを手先部46,56などのロボット1が外部と接触し
うる箇所に設けて,各部における接触状態を検出できる
ようにしてもよい。
1,71と,大腿部62,72と,膝関節63,73
と,脛部64,74と,足首関節65,75と,足平部
66,76とから構成され,股関節61,71によって
胴部20の下部に連結されている。さらに,両脚部6
0,70の足平部66,76には,地面の状態やそこか
ら受ける圧力を検出するセンサとして例えば圧力センサ
(図示せず)が設けられている。また,かかる圧力セン
サを手先部46,56などのロボット1が外部と接触し
うる箇所に設けて,各部における接触状態を検出できる
ようにしてもよい。
【0027】以上のように,ロボット1は,各部に複数
の関節(リンク機構)を有しており,回動軸を中心に各
関節を好適な角度だけ回動させることで,2足歩行や各
種の動作が可能である。かかる各関節は,1または2以
上のアクチュエータから構成されている。アクチュエー
タは,例えば減速機を備えたサーボモータなどからな
り,中央制御装置からの指示信号に基づいて,関節を所
定の回動速度で回動させ,所定の回動角度で維持するこ
とができる。サーボモータは,例えば小型のACサーボ
モータまたはDCサーボモータなどであり,モータの駆
動を的確にフィードバック制御することができる。さら
に,かかるサーボモータには,その回転角度,角速度,
角加速度などを検出するためのセンサとして,例えばロ
ータリエンコーダが設けられている。また,減速機は,
サーボモータから大きなトルクを取り出すための機構で
あり,例えばハーモニック減速機等が用いられる。
の関節(リンク機構)を有しており,回動軸を中心に各
関節を好適な角度だけ回動させることで,2足歩行や各
種の動作が可能である。かかる各関節は,1または2以
上のアクチュエータから構成されている。アクチュエー
タは,例えば減速機を備えたサーボモータなどからな
り,中央制御装置からの指示信号に基づいて,関節を所
定の回動速度で回動させ,所定の回動角度で維持するこ
とができる。サーボモータは,例えば小型のACサーボ
モータまたはDCサーボモータなどであり,モータの駆
動を的確にフィードバック制御することができる。さら
に,かかるサーボモータには,その回転角度,角速度,
角加速度などを検出するためのセンサとして,例えばロ
ータリエンコーダが設けられている。また,減速機は,
サーボモータから大きなトルクを取り出すための機構で
あり,例えばハーモニック減速機等が用いられる。
【0028】各関節は,例えば設置されるアクチュエー
タおよび回動軸等の数に応じて所定の自由度を有してお
り,例えば,図1に示したロボット1では,肩関節4
1,51および股関節61,71が3自由度,足首関節
65,75および胴関節23が2自由度,手首関節4
5,55,肘関節43,53および膝関節63,73が
1自由度を有する。
タおよび回動軸等の数に応じて所定の自由度を有してお
り,例えば,図1に示したロボット1では,肩関節4
1,51および股関節61,71が3自由度,足首関節
65,75および胴関節23が2自由度,手首関節4
5,55,肘関節43,53および膝関節63,73が
1自由度を有する。
【0029】ここで,図2に基づいて,本実施形態の特
徴である首部30の関節自由度について説明する。な
お,図2は,本実施形態にかかる首部30の回動軸の構
成を模式的に示す斜視図である。
徴である首部30の関節自由度について説明する。な
お,図2は,本実施形態にかかる首部30の回動軸の構
成を模式的に示す斜視図である。
【0030】図2(a)に示すように,本実施形態にか
かる首部30の関節は,4つの回動軸を有しているの
で,首部30全体として4自由度を有する。具体的に
は,第1の回動軸31は,首部30の上部(即ち,頭部
10側)に配置され,ロール軸方向に回動する。また,
第2の回動軸32は,第1の回動軸31の例えば直下に
配置され,ピッチ軸方向に回動する。さらに,第3の回
動軸33は,第2の回動軸32の下方に配置され,ヨー
軸方向に回動する。加えて,第4の回動軸34は,第3
の回動軸33の下方で首部30の下部(即ち,胴部20
側)に配置され,ピッチ軸方向に回動する。このよう
に,首部30の関節は,ピッチ軸方向に2自由度,ロー
ル軸方向およびヨー方向にそれぞれ1自由度という合計
4自由度を有する。
かる首部30の関節は,4つの回動軸を有しているの
で,首部30全体として4自由度を有する。具体的に
は,第1の回動軸31は,首部30の上部(即ち,頭部
10側)に配置され,ロール軸方向に回動する。また,
第2の回動軸32は,第1の回動軸31の例えば直下に
配置され,ピッチ軸方向に回動する。さらに,第3の回
動軸33は,第2の回動軸32の下方に配置され,ヨー
軸方向に回動する。加えて,第4の回動軸34は,第3
の回動軸33の下方で首部30の下部(即ち,胴部20
側)に配置され,ピッチ軸方向に回動する。このよう
に,首部30の関節は,ピッチ軸方向に2自由度,ロー
ル軸方向およびヨー方向にそれぞれ1自由度という合計
4自由度を有する。
【0031】このような構成により,首部30の関節
は,図2(b)に示すように,頭部10を胴部20に対
して3方向に駆動させることが可能である。具体的に
は,首部30の関節は,第1の回動軸31を用いて頭部
10を左右に傾けること(首を傾げる動作)ができる。
また,第2の回動軸32および第4の回動軸34を用い
て,頭部10を前後に傾けること(頷く動作)ができ
る。さらに,第3の回動軸33を用いて,頭部10を回
動させること(首を横に振る動作)ができる。また,首
部30の関節は,このような3方向の駆動を複合的に組
み合わせることにより,頭部30に多様な運動をさせる
こともできる。
は,図2(b)に示すように,頭部10を胴部20に対
して3方向に駆動させることが可能である。具体的に
は,首部30の関節は,第1の回動軸31を用いて頭部
10を左右に傾けること(首を傾げる動作)ができる。
また,第2の回動軸32および第4の回動軸34を用い
て,頭部10を前後に傾けること(頷く動作)ができ
る。さらに,第3の回動軸33を用いて,頭部10を回
動させること(首を横に振る動作)ができる。また,首
部30の関節は,このような3方向の駆動を複合的に組
み合わせることにより,頭部30に多様な運動をさせる
こともできる。
【0032】次に,図3に基づいて,以上のような4自
由度を有する関節を実現するための首部30の機構につ
いて説明する。なお,図3(a)および図3(b)は,
本実施形態にかかる首部30の側面図および正面図であ
る。なお,図3では,首部30と隣接する胴部20の胴
部基台200と,頭部10の頭部基台100も示し,簡
単のためスピーカボックスの図示は省略する。
由度を有する関節を実現するための首部30の機構につ
いて説明する。なお,図3(a)および図3(b)は,
本実施形態にかかる首部30の側面図および正面図であ
る。なお,図3では,首部30と隣接する胴部20の胴
部基台200と,頭部10の頭部基台100も示し,簡
単のためスピーカボックスの図示は省略する。
【0033】以下に,首部30の主な構成要素と首部3
0が有する4つの回動軸の位置について説明する。図3
(a)および図3(b)に示すように,首部30は,主
に,首下ハウジング300と,首中ハウジング310
と,首上ハウジング320とから構成されている。また
首部30は,下端で胴部20の胴部基台200と,上端
で頭部10の頭部基台100と接続されている。
0が有する4つの回動軸の位置について説明する。図3
(a)および図3(b)に示すように,首部30は,主
に,首下ハウジング300と,首中ハウジング310
と,首上ハウジング320とから構成されている。また
首部30は,下端で胴部20の胴部基台200と,上端
で頭部10の頭部基台100と接続されている。
【0034】第1の回動軸31は,首部30の略上端で
ロー軸(X軸)方向に延長された回動軸であり,頭部基
台100と首上ハウジング320をリンクしている。か
かる第1の回動軸31は,第1のサーボモータM1の駆
動により,頭部基台100を首上ハウジング320に対
しロー軸方向に回動させることができる。
ロー軸(X軸)方向に延長された回動軸であり,頭部基
台100と首上ハウジング320をリンクしている。か
かる第1の回動軸31は,第1のサーボモータM1の駆
動により,頭部基台100を首上ハウジング320に対
しロー軸方向に回動させることができる。
【0035】第2の回動軸32は,ピッチ軸(Y軸)方
向に延長された回動軸であり,首上ハウジング320と
首中ハウジング310をリンクしている。かかる第2の
回動軸32は,第2のサーボモータM2の駆動により,
首上ハウジング320から上部を首中ハウジング310
に対しピッチ軸方向に回動させることができる。
向に延長された回動軸であり,首上ハウジング320と
首中ハウジング310をリンクしている。かかる第2の
回動軸32は,第2のサーボモータM2の駆動により,
首上ハウジング320から上部を首中ハウジング310
に対しピッチ軸方向に回動させることができる。
【0036】第3の回動軸33は,ヨー軸(Z軸)方向
に延長された回動軸であり,首中ハウジング310と首
下ハウジング300をリンクしている。かかる第3の回
動軸33は,第3のサーボモータM3の駆動により,首
中ハウジング310から上部を首下ハウジング300に
対しヨー軸方向に回動させることができる。
に延長された回動軸であり,首中ハウジング310と首
下ハウジング300をリンクしている。かかる第3の回
動軸33は,第3のサーボモータM3の駆動により,首
中ハウジング310から上部を首下ハウジング300に
対しヨー軸方向に回動させることができる。
【0037】第4の回動軸34は,ピッチ軸(Y軸)方
向に延長された回動軸であり,首下ハウジング300と
胴部基台200をリンクしている。かかる第4の回動軸
34は,第4のサーボモータM4の駆動により,首下ハ
ウジング300から上部(即ち,首部30および頭部1
0)を胴部基台200に対しピッチ軸方向に回動させる
ことができる。
向に延長された回動軸であり,首下ハウジング300と
胴部基台200をリンクしている。かかる第4の回動軸
34は,第4のサーボモータM4の駆動により,首下ハ
ウジング300から上部(即ち,首部30および頭部1
0)を胴部基台200に対しピッチ軸方向に回動させる
ことができる。
【0038】次に,上記のような首部30の構成要素と
それらを相互に連結させる態様について,図4に基づい
て,より詳細に説明する。なお,図4は,本実施形態に
かかる首部30を分解して示した分解組立図である。
それらを相互に連結させる態様について,図4に基づい
て,より詳細に説明する。なお,図4は,本実施形態に
かかる首部30を分解して示した分解組立図である。
【0039】図4に示すように,首下ハウジング300
は,首部30の下端に配されるハウジングであり,例え
ば,その中部から上部にかけては略中空円筒形状を有
し,下部が略半球面形状を有する。この首下ハウジング
300の両側には,ピッチ軸方向に回動する第4の回動
軸34が軸止され,その一側の先端には首プーリ301
が設けられる。かかる首下ハウジング300は,胴部2
0の略上端に位置する胴部基台200の上方に配置さ
れ,第4の回動軸34を胴部基台200にリンクさせる
ことにより,首部30を胴部20に対し回動可能に連結
する機能を有する。
は,首部30の下端に配されるハウジングであり,例え
ば,その中部から上部にかけては略中空円筒形状を有
し,下部が略半球面形状を有する。この首下ハウジング
300の両側には,ピッチ軸方向に回動する第4の回動
軸34が軸止され,その一側の先端には首プーリ301
が設けられる。かかる首下ハウジング300は,胴部2
0の略上端に位置する胴部基台200の上方に配置さ
れ,第4の回動軸34を胴部基台200にリンクさせる
ことにより,首部30を胴部20に対し回動可能に連結
する機能を有する。
【0040】また,上記の胴部基台200の内部には,
第4のサーボモータM4が設置されている。この第4の
サーボモータM4は,その駆動軸に胴プーリ201を備
えており,胴プーリ201を回動させる駆動力を発生す
る。さらに,この胴プーリ201と上記の首プーリ30
1との間にはベルト302が懸架されており,第4のサ
ーボモータM4の駆動力を第4の回動軸34に伝達する
ことができる。このため,第4のサーボモータM4を駆
動させると,第4の回動軸34がピッチ軸方向に回動す
るので,首下ハウジング300を第4の回動軸34を中
心に回動させて前後に傾けることができる。この際,首
下ハウジング300は,その下部が略半球面形状を有す
るので,胴部20に干渉されることなく円滑に回動でき
る。なお,上記第4のサーボモータM4を例えば胴部基
台200の上面に配設し,その駆動軸と第4の回動軸3
4を一体に形成して,首下ハウジング300に駆動力を
直接伝達できるように構成してもよい。
第4のサーボモータM4が設置されている。この第4の
サーボモータM4は,その駆動軸に胴プーリ201を備
えており,胴プーリ201を回動させる駆動力を発生す
る。さらに,この胴プーリ201と上記の首プーリ30
1との間にはベルト302が懸架されており,第4のサ
ーボモータM4の駆動力を第4の回動軸34に伝達する
ことができる。このため,第4のサーボモータM4を駆
動させると,第4の回動軸34がピッチ軸方向に回動す
るので,首下ハウジング300を第4の回動軸34を中
心に回動させて前後に傾けることができる。この際,首
下ハウジング300は,その下部が略半球面形状を有す
るので,胴部20に干渉されることなく円滑に回動でき
る。なお,上記第4のサーボモータM4を例えば胴部基
台200の上面に配設し,その駆動軸と第4の回動軸3
4を一体に形成して,首下ハウジング300に駆動力を
直接伝達できるように構成してもよい。
【0041】また,首下ハウジング300の内部には第
3のサーボモータM3が固設される。この第3のサーボ
モータM3の駆動軸が第3の回動軸33であり,かかる
第3の回動軸33は,首中ハウジング310の下面に接
続されている。従って,第3のサーボモータM3は,首
中ハウジング310を首下ハウジング300に対しヨー
軸方向に回動させるように,駆動力を発生させる。
3のサーボモータM3が固設される。この第3のサーボ
モータM3の駆動軸が第3の回動軸33であり,かかる
第3の回動軸33は,首中ハウジング310の下面に接
続されている。従って,第3のサーボモータM3は,首
中ハウジング310を首下ハウジング300に対しヨー
軸方向に回動させるように,駆動力を発生させる。
【0042】また,首中ハウジング310は,例えば略
中空円筒形状を有し,その下面は第3の回動軸33に接
続されている。また,上部には,前後2箇所に例えば略
方形のスピーカボックス用切込311が形成されてお
り,後述するスピーカボックス330が,このスピーカ
ボックス用切込311に収まるようになっている。
中空円筒形状を有し,その下面は第3の回動軸33に接
続されている。また,上部には,前後2箇所に例えば略
方形のスピーカボックス用切込311が形成されてお
り,後述するスピーカボックス330が,このスピーカ
ボックス用切込311に収まるようになっている。
【0043】また,首上ハウジング320は,例えば略
直方体形状を有するハウジングであり,頭部10を搭載
する部材として機能する。この首上ハウジング320
は,例えば左右側面から突出して配された第2の回動軸
32により,首中ハウジング310に回動可能に軸着さ
れる。この第2の回動軸32は,一側端32aが第1の
ベアリング324を介して首中ハウジング310に回動
自在に連結され,他側端32bが首中ハウジング310
に固着される。さらに,首上ハウジング320の内部に
は第2のサーボモータM2が固設されており,この第2
のサーボモータM2の駆動軸は上記第2の回動軸32の
他側端32bと一体形成されている。このため,首上ハ
ウジング320は,第2のサーボモータM2の駆動によ
って,首中ハウジング310に対しピッチ軸方向に回動
できるようになっている。
直方体形状を有するハウジングであり,頭部10を搭載
する部材として機能する。この首上ハウジング320
は,例えば左右側面から突出して配された第2の回動軸
32により,首中ハウジング310に回動可能に軸着さ
れる。この第2の回動軸32は,一側端32aが第1の
ベアリング324を介して首中ハウジング310に回動
自在に連結され,他側端32bが首中ハウジング310
に固着される。さらに,首上ハウジング320の内部に
は第2のサーボモータM2が固設されており,この第2
のサーボモータM2の駆動軸は上記第2の回動軸32の
他側端32bと一体形成されている。このため,首上ハ
ウジング320は,第2のサーボモータM2の駆動によ
って,首中ハウジング310に対しピッチ軸方向に回動
できるようになっている。
【0044】また,首上ハウジング320の下部には,
内部にスピーカ18を備えるスピーカボックス330が
首中ハウジング310との間に挟まるようにして設置さ
れる。このスピーカボックス330は,例えば下面が略
曲面となるような例えば略半円筒形状を有しており,首
上ハウジング320の回動に伴いピッチ軸方向に円滑に
回動できる。
内部にスピーカ18を備えるスピーカボックス330が
首中ハウジング310との間に挟まるようにして設置さ
れる。このスピーカボックス330は,例えば下面が略
曲面となるような例えば略半円筒形状を有しており,首
上ハウジング320の回動に伴いピッチ軸方向に円滑に
回動できる。
【0045】次に,かかる首上ハウジング320に頭部
基台100をリンクさせる機構について説明する。首上
ハウジング320は,減速器321,第1のサーボモー
タM1および第2のベアリング322を介して,頭部基
台100に連結される。なお,これら減速器321,第
1のサーボモータM1および第2のベアリング322の
各回動軸は,全体として第1の回動軸31を構成する。
基台100をリンクさせる機構について説明する。首上
ハウジング320は,減速器321,第1のサーボモー
タM1および第2のベアリング322を介して,頭部基
台100に連結される。なお,これら減速器321,第
1のサーボモータM1および第2のベアリング322の
各回動軸は,全体として第1の回動軸31を構成する。
【0046】頭部基台100は,頭部10の例えば略中
央部に配置されて各種装置が設置される板状部材であっ
て,ロボット1の進行方向前方および後方にそれぞれ基
台前面部材100aと基台後面部材100bを具備す
る。
央部に配置されて各種装置が設置される板状部材であっ
て,ロボット1の進行方向前方および後方にそれぞれ基
台前面部材100aと基台後面部材100bを具備す
る。
【0047】減速機321は,例えばハーモニックドラ
イブなどの減速機構であって,入力軸31bの回動が減
速されて,出力軸31aの回動を招くような構造を有す
る。この減速機321の入力軸31bは,第1のサーボ
モータM1の駆動軸31cに軸着されており,出力軸3
1aは,頭部基台100の基台後面部材100bに固着
されている。また,減速機321は,入力軸31bと出
力軸31aが同一軸方向に延長形成されている。かかる
構成により,減速機321として例えば遊星ギアなどを
用いることができ,より耐久性に優れた構造を実現でき
る。加えて,かかる遊星ギアなどの機構は,入手容易か
つ安価であるので,生産コストの低減を図ることもでき
る。また,このような減速機321を,上述した第2〜
4のサーボモータM2〜4に適用してもよい。
イブなどの減速機構であって,入力軸31bの回動が減
速されて,出力軸31aの回動を招くような構造を有す
る。この減速機321の入力軸31bは,第1のサーボ
モータM1の駆動軸31cに軸着されており,出力軸3
1aは,頭部基台100の基台後面部材100bに固着
されている。また,減速機321は,入力軸31bと出
力軸31aが同一軸方向に延長形成されている。かかる
構成により,減速機321として例えば遊星ギアなどを
用いることができ,より耐久性に優れた構造を実現でき
る。加えて,かかる遊星ギアなどの機構は,入手容易か
つ安価であるので,生産コストの低減を図ることもでき
る。また,このような減速機321を,上述した第2〜
4のサーボモータM2〜4に適用してもよい。
【0048】第1のサーボモータM1は,上記のように
駆動軸31cが減速機321の入力軸31bに軸着され
ているので,その駆動力によって減速機321の出力軸
31aの回動を招くような構成である。また,第1のサ
ーボモータM1の本体は,首上ハウジング320の例え
ば後面に固着されている。従って,第1のサーボモータ
M1を駆動させることにより,減速機321の出力軸3
1aを,首上ハウジング320を基準としてロール軸方
向に回動させることができる。
駆動軸31cが減速機321の入力軸31bに軸着され
ているので,その駆動力によって減速機321の出力軸
31aの回動を招くような構成である。また,第1のサ
ーボモータM1の本体は,首上ハウジング320の例え
ば後面に固着されている。従って,第1のサーボモータ
M1を駆動させることにより,減速機321の出力軸3
1aを,首上ハウジング320を基準としてロール軸方
向に回動させることができる。
【0049】第2のベアリング322は,ベアリング軸
受部322aと,ベアリング軸受部322aに対し回動
自在に付設されたベアリング軸31dとを備えた軸受で
ある。このベアリング軸31dは,上記減速機321の
出力軸31aと同一軸線(即ち,第1の回動軸31)上
となるように配設されており,その一側端が首上ハウジ
ング320の前面に固着される。また,ベアリング軸受
部322aは,頭部基台100の基台前面部材100a
に固着されている。かかる構成により,第2のベアリン
グ322は,頭部基台100を首上ハウジング320に
対しロール軸方向に回動自在に支持することができる。
受部322aと,ベアリング軸受部322aに対し回動
自在に付設されたベアリング軸31dとを備えた軸受で
ある。このベアリング軸31dは,上記減速機321の
出力軸31aと同一軸線(即ち,第1の回動軸31)上
となるように配設されており,その一側端が首上ハウジ
ング320の前面に固着される。また,ベアリング軸受
部322aは,頭部基台100の基台前面部材100a
に固着されている。かかる構成により,第2のベアリン
グ322は,頭部基台100を首上ハウジング320に
対しロール軸方向に回動自在に支持することができる。
【0050】以上のような構成により,頭部基台100
を第1の回動軸31を介して首上ハウジング320にリ
ンクさせることができる。また,第1のサーボモータM
1を駆動することにより,頭部基台100を第1の回動
軸31を中心にロール軸方向に回動させ,首上ハウジン
グ320に対して所定角度傾けることができる。
を第1の回動軸31を介して首上ハウジング320にリ
ンクさせることができる。また,第1のサーボモータM
1を駆動することにより,頭部基台100を第1の回動
軸31を中心にロール軸方向に回動させ,首上ハウジン
グ320に対して所定角度傾けることができる。
【0051】この際,第1のサーボモータM1にかかる
負荷は,頭部基台100に連接された各種装置の重量に
依存するので,他のサーボモータM2〜4にかかる負荷
と比して小さい。また,上記のような構成により,第1
の回動軸31を頭部10の質量中心に近い位置に配置で
きるので,第1の回動軸31を回動させても頭部10を
大きく振ることがない。このため,頭部10の重量が及
ぼす第1のサーボモータM1の負荷は,低減される。従
って,第1のサーボモータM1は,迅速かつ低負荷で頭
部基台100を回動させることができる。これにより,
第1のサーボモータM1として小型のモータを用いるこ
とも可能になる。
負荷は,頭部基台100に連接された各種装置の重量に
依存するので,他のサーボモータM2〜4にかかる負荷
と比して小さい。また,上記のような構成により,第1
の回動軸31を頭部10の質量中心に近い位置に配置で
きるので,第1の回動軸31を回動させても頭部10を
大きく振ることがない。このため,頭部10の重量が及
ぼす第1のサーボモータM1の負荷は,低減される。従
って,第1のサーボモータM1は,迅速かつ低負荷で頭
部基台100を回動させることができる。これにより,
第1のサーボモータM1として小型のモータを用いるこ
とも可能になる。
【0052】また,首上ハウジング320は,例えば両
側面の上端にメカニカルストッパ323a,323b
(以下,メカニカルストッパ323という場合もあ
る。)が付設されている。かかるメカニカルストッパ3
23は,首上ハウジング320と頭部基台100とのな
す角度(即ち,頭部基台100の回動角度)が所定範囲
内に収まるように,頭部基台100の回動を物理的に制
限する機能を有する。さらに,このメカニカルストッパ
323は,頭部基台100の接触の有無を検出するリミ
ッタスイッチを兼ねていることが好ましい。かかる構成
により,頭部基台100がメカニカルストッパ323
a,323bのいずれか一方と接触した際に,頭部基台
100の回動角度が限界角度に達したことを中央制御装
置(図示せず)に対し通知できる。
側面の上端にメカニカルストッパ323a,323b
(以下,メカニカルストッパ323という場合もあ
る。)が付設されている。かかるメカニカルストッパ3
23は,首上ハウジング320と頭部基台100とのな
す角度(即ち,頭部基台100の回動角度)が所定範囲
内に収まるように,頭部基台100の回動を物理的に制
限する機能を有する。さらに,このメカニカルストッパ
323は,頭部基台100の接触の有無を検出するリミ
ッタスイッチを兼ねていることが好ましい。かかる構成
により,頭部基台100がメカニカルストッパ323
a,323bのいずれか一方と接触した際に,頭部基台
100の回動角度が限界角度に達したことを中央制御装
置(図示せず)に対し通知できる。
【0053】次に,図5に基づいて,本実施形態にかか
るロボット1の頭部10について詳細に説明する。な
お,図5は本実施形態にかかる頭部10を分解して示す
分解組立図である。
るロボット1の頭部10について詳細に説明する。な
お,図5は本実施形態にかかる頭部10を分解して示す
分解組立図である。
【0054】図5に示すように,頭部10は,主に,頭
部基台100と,外界を撮像するカメラ14と,カメラ
固定部104と,頭部外装12とを有する。
部基台100と,外界を撮像するカメラ14と,カメラ
固定部104と,頭部外装12とを有する。
【0055】頭部基台100は,上記のように第1の回
動軸31を介して首上ハウジング320に回動可能にリ
ンクされる板状部材である。この頭部基台100には,
頭部10を構成する各種装置が設置されており,頭部基
台100がロール軸方向に回動することにより頭部10
全体を左右に傾けることができる。また,頭部基台10
0を回動させるための駆動機構の全てが,頭部基台10
0の下方に配されているので,頭部基台100上のスペ
ースを広く活用することができる。このため,本実施形
態では,頭部基台100の例えば上面には,電子回路を
形成する頭部電子基板430が搭載されている。
動軸31を介して首上ハウジング320に回動可能にリ
ンクされる板状部材である。この頭部基台100には,
頭部10を構成する各種装置が設置されており,頭部基
台100がロール軸方向に回動することにより頭部10
全体を左右に傾けることができる。また,頭部基台10
0を回動させるための駆動機構の全てが,頭部基台10
0の下方に配されているので,頭部基台100上のスペ
ースを広く活用することができる。このため,本実施形
態では,頭部基台100の例えば上面には,電子回路を
形成する頭部電子基板430が搭載されている。
【0056】カメラ14は,例えばステレオカメラであ
り,ロボット1の左目に相当する左カメラ14aと,右
目に相当する右カメラ14bの2つを有する。この左カ
メラ14aおよび右カメラ14bは,例えばCCDカメ
ラであり,外界を撮像して得た画像情報データを,頭部
電子基板430に送信する。
り,ロボット1の左目に相当する左カメラ14aと,右
目に相当する右カメラ14bの2つを有する。この左カ
メラ14aおよび右カメラ14bは,例えばCCDカメ
ラであり,外界を撮像して得た画像情報データを,頭部
電子基板430に送信する。
【0057】カメラ固定部104は,左カメラ14aお
よび右カメラ14bを固定的に支持する例えば平板状の
部材であり,両カメラ14a,14bを設置する位置に
開口部104a,104bがそれぞれ設けられている。
かかる構成により,一枚板であるカメラ固定部104に
より,両カメラ14a,14bの視線を略同一の方向
(例えば前方)に合わせて安定的に固定できるので,両
カメラ14a,14bの光軸が安定し,撮像精度が向上
する。
よび右カメラ14bを固定的に支持する例えば平板状の
部材であり,両カメラ14a,14bを設置する位置に
開口部104a,104bがそれぞれ設けられている。
かかる構成により,一枚板であるカメラ固定部104に
より,両カメラ14a,14bの視線を略同一の方向
(例えば前方)に合わせて安定的に固定できるので,両
カメラ14a,14bの光軸が安定し,撮像精度が向上
する。
【0058】また,カメラ固定部104は,カメラ固定
部取付板106を介して,頭部基台100に例えばねじ
止めして固定される。かかる構成により,カメラ固定部
取付板106の大きさや形状を変更するだけで,頭部基
台100に対するカメラ14の位置を容易に調整するこ
とができる。
部取付板106を介して,頭部基台100に例えばねじ
止めして固定される。かかる構成により,カメラ固定部
取付板106の大きさや形状を変更するだけで,頭部基
台100に対するカメラ14の位置を容易に調整するこ
とができる。
【0059】なお,かかるカメラ固定部取付板106を
用いて,左カメラ14aと右カメラ14bの光軸の中点
が,上記第1の回動軸31の略中心となるように調整す
ることが好ましい。かかる構成により,ロボット1の頭
部10が両目の中点を略中心として左右に回動するの
で,ロボット1の首を傾げる様相が,これを見る人間に
とってより自然に感じられ,親近感を抱かせるることが
できる。
用いて,左カメラ14aと右カメラ14bの光軸の中点
が,上記第1の回動軸31の略中心となるように調整す
ることが好ましい。かかる構成により,ロボット1の頭
部10が両目の中点を略中心として左右に回動するの
で,ロボット1の首を傾げる様相が,これを見る人間に
とってより自然に感じられ,親近感を抱かせるることが
できる。
【0060】なお,上記カメラ固定部取付板106は,
必ずしも具備されなくともよく,例えば,図6に示すよ
うに,頭部基台100とカメラ固定部104を一体形成
してもよい。
必ずしも具備されなくともよく,例えば,図6に示すよ
うに,頭部基台100とカメラ固定部104を一体形成
してもよい。
【0061】また,頭部外装12は,例えばプラスチッ
ク等で形成され,上記のような頭部10の各装置を覆う
ようにして配設される。この頭部外装12は,例えば前
側には,左右のカメラ14a,14bに対応する位置に
カメラ孔12a12bが形成されており,また,例えば
両側には,マイク16a,16bが設置される。かかる
頭部外装12は,頭部基台100に装着されており,首
部30の関節によって頭部基台100とともに例えば前
後,左右等に回動することができる。
ク等で形成され,上記のような頭部10の各装置を覆う
ようにして配設される。この頭部外装12は,例えば前
側には,左右のカメラ14a,14bに対応する位置に
カメラ孔12a12bが形成されており,また,例えば
両側には,マイク16a,16bが設置される。かかる
頭部外装12は,頭部基台100に装着されており,首
部30の関節によって頭部基台100とともに例えば前
後,左右等に回動することができる。
【0062】次に,図7に基づいて,本実施形態にかか
るロボットの制御システムについて説明する。なお,図
7は,本実施形態にかかるロボット1の制御システム4
00の全体構成を示すブロック図である。
るロボットの制御システムについて説明する。なお,図
7は,本実施形態にかかるロボット1の制御システム4
00の全体構成を示すブロック図である。
【0063】図7に示すように,制御システム400
は,ロボット1全体を統括的に制御する中央制御装置4
10と,各関節のサーボモータMに対応してそれぞれ設
けられた複数の関節制御回路420と,頭部基台100
上に設けられ画像情報などを処理する頭部電子基板43
0と,各種のセンサ(姿勢制御用センサ,圧力センサ,
メカニカルストッパ323のリミッタスイッチなど)4
40とから構成される。
は,ロボット1全体を統括的に制御する中央制御装置4
10と,各関節のサーボモータMに対応してそれぞれ設
けられた複数の関節制御回路420と,頭部基台100
上に設けられ画像情報などを処理する頭部電子基板43
0と,各種のセンサ(姿勢制御用センサ,圧力センサ,
メカニカルストッパ323のリミッタスイッチなど)4
40とから構成される。
【0064】中央制御装置410は,各関節の動作状況
(即ち,関節の回動角度等)や,カメラ14により撮像
された画像情報等の外部情報データ,各センサ440の
検出信号,外部からのロボット動作の指令情報等に基づ
いて,ロボット1に歩行などの所定の動作を起こさせる
べく,各関節のサーボモータMの駆動を指示するなど,
ロボット1全体を統括的に制御する機能を有し,例えば
胴部20に設けられる。
(即ち,関節の回動角度等)や,カメラ14により撮像
された画像情報等の外部情報データ,各センサ440の
検出信号,外部からのロボット動作の指令情報等に基づ
いて,ロボット1に歩行などの所定の動作を起こさせる
べく,各関節のサーボモータMの駆動を指示するなど,
ロボット1全体を統括的に制御する機能を有し,例えば
胴部20に設けられる。
【0065】かかる中央制御装置410は,図8に示す
ように,上記のような各種の入力情報に基づいて演算処
理を行い,各関節の回動角度や回動速度を指示する信号
等の制御信号を作成する制御演算部411と,各種セン
サ440や関節制御回路420および頭部電子基板43
0との間で各種のデータを送受信する内部入出力部41
3と,有線または無線により接続したコントローラその
他の外部装置(図示せず)との間で通信処理を行う外部
通信部415と,頭部電子基板430から入力された画
像情報データの解析処理を行う画像処理部417と,頭
部電子基板430から入力された音声情報データの解析
処理を行う音声処理部419から構成される。また,上
記以外にも,中央制御装置410は,例えば予め設定さ
れたロボット1の動作パターン等を格納しているハード
ディスクドライブなどの記憶装置からなる記憶部(図示
せず)を具備していてもよい。
ように,上記のような各種の入力情報に基づいて演算処
理を行い,各関節の回動角度や回動速度を指示する信号
等の制御信号を作成する制御演算部411と,各種セン
サ440や関節制御回路420および頭部電子基板43
0との間で各種のデータを送受信する内部入出力部41
3と,有線または無線により接続したコントローラその
他の外部装置(図示せず)との間で通信処理を行う外部
通信部415と,頭部電子基板430から入力された画
像情報データの解析処理を行う画像処理部417と,頭
部電子基板430から入力された音声情報データの解析
処理を行う音声処理部419から構成される。また,上
記以外にも,中央制御装置410は,例えば予め設定さ
れたロボット1の動作パターン等を格納しているハード
ディスクドライブなどの記憶装置からなる記憶部(図示
せず)を具備していてもよい。
【0066】また,関節制御回路420は,ロボット1
の各関節が具備する複数のサーボモータMに対応してそ
れぞれ配設されており,中央制御装置410から受信し
た指示信号に基づいて,サーボモータMの回動角度や回
動速度を制御する機能を有する。サーボモータMには,
上述のようにロータリエンコーダ421が設けられてお
り,サーボモータMの実際の回動角度や回動速度を検出
できる。従って,関節制御回路420は,ロータリエン
コーダ421の検出値に基づいて,サーボモータMをフ
ィードバック制御するとともに,かかる検出値を中央制
御装置410に送信することができる。
の各関節が具備する複数のサーボモータMに対応してそ
れぞれ配設されており,中央制御装置410から受信し
た指示信号に基づいて,サーボモータMの回動角度や回
動速度を制御する機能を有する。サーボモータMには,
上述のようにロータリエンコーダ421が設けられてお
り,サーボモータMの実際の回動角度や回動速度を検出
できる。従って,関節制御回路420は,ロータリエン
コーダ421の検出値に基づいて,サーボモータMをフ
ィードバック制御するとともに,かかる検出値を中央制
御装置410に送信することができる。
【0067】また,頭部電子基板430は,上記のよう
に頭部基台100上に配される電子回路であり,例えば
カメラ14からの画像信号や,マイク16からの音声情
報を入力するコネクタなどの各種電子部品も搭載されて
いる。かかる頭部電子基板430は,例えばマイクロコ
ンピュータなどからなる演算処理装置を具備しており,
カメラ14やマイク16などにより得た外部情報データ
を一次的に処理して,データ量を減少させた上で,中央
制御装置410に送信することができる。また,頭部電
子基板430は,中央制御装置410からの制御信号に
基づいて,例えば音声系アンプにより増幅された所定の
音声信号などをスピーカ18から発音するように制御す
ることもできる。
に頭部基台100上に配される電子回路であり,例えば
カメラ14からの画像信号や,マイク16からの音声情
報を入力するコネクタなどの各種電子部品も搭載されて
いる。かかる頭部電子基板430は,例えばマイクロコ
ンピュータなどからなる演算処理装置を具備しており,
カメラ14やマイク16などにより得た外部情報データ
を一次的に処理して,データ量を減少させた上で,中央
制御装置410に送信することができる。また,頭部電
子基板430は,中央制御装置410からの制御信号に
基づいて,例えば音声系アンプにより増幅された所定の
音声信号などをスピーカ18から発音するように制御す
ることもできる。
【0068】以上のような構成の制御システム400に
より,ロボット1の動作を好適に制御できる。例えば,
ロボット1が,障害物のある空間を歩行する場合を例に
あげて説明する。ロボット1の歩行中に,頭部10に搭
載したカメラ14が,進路上にある障害物を撮像する
と,撮像された障害物を含む画像情報は,頭部電子基板
430で一時的に処理された後,中央制御装置410の
画像処理部417に入力され,その障害物の大きさや距
離などが解析処理される。かかる障害物の解析データに
基づいて,制御演算部413はロボット1が障害物を回
避して歩行するように,各関節の回動角度の指示信号を
作成して,各関節制御回路420に送信する。かかる制
御信号に基づいて,各関節制御回路420が各サーボモ
ータMを所定角度回動させることにより,ロボット1が
障害物を回避するように進路を変えて歩行する。以上の
ような工程を定期的に繰り返すことにより,ロボット1
は障害物に衝突することなく,歩行を続けることができ
る。
より,ロボット1の動作を好適に制御できる。例えば,
ロボット1が,障害物のある空間を歩行する場合を例に
あげて説明する。ロボット1の歩行中に,頭部10に搭
載したカメラ14が,進路上にある障害物を撮像する
と,撮像された障害物を含む画像情報は,頭部電子基板
430で一時的に処理された後,中央制御装置410の
画像処理部417に入力され,その障害物の大きさや距
離などが解析処理される。かかる障害物の解析データに
基づいて,制御演算部413はロボット1が障害物を回
避して歩行するように,各関節の回動角度の指示信号を
作成して,各関節制御回路420に送信する。かかる制
御信号に基づいて,各関節制御回路420が各サーボモ
ータMを所定角度回動させることにより,ロボット1が
障害物を回避するように進路を変えて歩行する。以上の
ような工程を定期的に繰り返すことにより,ロボット1
は障害物に衝突することなく,歩行を続けることができ
る。
【0069】次に,図9および図10に基づいて,本実
施形態にかかるロボットの首部の特徴的な動作について
説明する。なお,図9および図10は,本実施形態にか
かるロボット1の首部30の特徴的な動作を示すための
頭部10および首部30の側面図および正面図である。
なお,図9および図10における二重丸◎は,首部30
の回動軸の位置を模式的に表している。
施形態にかかるロボットの首部の特徴的な動作について
説明する。なお,図9および図10は,本実施形態にか
かるロボット1の首部30の特徴的な動作を示すための
頭部10および首部30の側面図および正面図である。
なお,図9および図10における二重丸◎は,首部30
の回動軸の位置を模式的に表している。
【0070】ロボット1の首部30は,上述したよう
に,4自由度を有する関節を有しており,頭部10を多
様な方向に回動させることができる。これを利用して,
ロボット1は,以下に例示するような多彩な仕草を表現
することができる。
に,4自由度を有する関節を有しており,頭部10を多
様な方向に回動させることができる。これを利用して,
ロボット1は,以下に例示するような多彩な仕草を表現
することができる。
【0071】図9(a)は,ロボット1が,首部30の
4つの関節をいずれも回動させることなく,真っ直ぐ正
面を向いている状態を示す。
4つの関節をいずれも回動させることなく,真っ直ぐ正
面を向いている状態を示す。
【0072】これに対し,図9(b)に示すように,第
4の回動軸34をピッチ軸方向前側に所定角度αだけ回
動させるとともに,第2の回動軸32をピッチ軸方向後
側に所定角度αだけ回動させることにより,頭部10を
略平行に保ったまま首部30に対して前方に移動させる
ことができる。このようにして,ロボット1は,例えば
人間が驚いた時に行うような,顎を突き出す仕草を表現
できる。
4の回動軸34をピッチ軸方向前側に所定角度αだけ回
動させるとともに,第2の回動軸32をピッチ軸方向後
側に所定角度αだけ回動させることにより,頭部10を
略平行に保ったまま首部30に対して前方に移動させる
ことができる。このようにして,ロボット1は,例えば
人間が驚いた時に行うような,顎を突き出す仕草を表現
できる。
【0073】また,図9(c)に示すように,第4の回
動軸34をピッチ軸方向後側に所定角度βだけ回動させ
るとともに,第2の回動軸32をピッチ軸方向前側に所
定角度βだけ回動させることにより,頭部10を略平行
に保ったまま首部30に対して後方に移動させることが
できる。このようにして,ロボット1は,例えば人間が
怒られた時に行うような,首をすくめる仕草を表現でき
る。
動軸34をピッチ軸方向後側に所定角度βだけ回動させ
るとともに,第2の回動軸32をピッチ軸方向前側に所
定角度βだけ回動させることにより,頭部10を略平行
に保ったまま首部30に対して後方に移動させることが
できる。このようにして,ロボット1は,例えば人間が
怒られた時に行うような,首をすくめる仕草を表現でき
る。
【0074】また,図10(a)に示すように,第1の
回動軸31をロール軸方向に所定角度回動させることに
より,頭部10を傾けることができる。このようにし
て,ロボット1は,例えば人間が困った時に行うよう
な,首を傾げる仕草を表現できる。この際,上記のよう
に,ロボット1の頭部10が両目(左カメラ14aおよ
び右カメラ14b)の中点を略中心として回動するの
で,首を傾げる様相がより自然に感じられる。
回動軸31をロール軸方向に所定角度回動させることに
より,頭部10を傾けることができる。このようにし
て,ロボット1は,例えば人間が困った時に行うよう
な,首を傾げる仕草を表現できる。この際,上記のよう
に,ロボット1の頭部10が両目(左カメラ14aおよ
び右カメラ14b)の中点を略中心として回動するの
で,首を傾げる様相がより自然に感じられる。
【0075】また,4つの回動軸31〜34の回動を組
み合わせることにより,ロボット1は,図10(b)に
示すように,斜め上方を仰ぎ見るような仕草や,図10
(c)に示すように,斜め下方を覗き込むような仕草を
表現することもできる。
み合わせることにより,ロボット1は,図10(b)に
示すように,斜め上方を仰ぎ見るような仕草や,図10
(c)に示すように,斜め下方を覗き込むような仕草を
表現することもできる。
【0076】以上のように,本実施形態にかかる首部3
0が4軸構成を有することにより,ロボット1の表現力
を高めることができる。さらに,図9(b)および図9
(c)に示したように,ロボット1を歩行させることな
くその場で,頭部10を前後に移動させることができ
る。このため,頭部10に備えたカメラ14により対象
物を,例えば,頭部10を突き出した状態と,引っ込め
た状態で,例えば2回撮像できる。従って,双方の状態
で撮像した対象物の画像情報データを処理することによ
り,例えば単眼のカメラ14であっても,当該対象物ま
での距離を測定することができる。
0が4軸構成を有することにより,ロボット1の表現力
を高めることができる。さらに,図9(b)および図9
(c)に示したように,ロボット1を歩行させることな
くその場で,頭部10を前後に移動させることができ
る。このため,頭部10に備えたカメラ14により対象
物を,例えば,頭部10を突き出した状態と,引っ込め
た状態で,例えば2回撮像できる。従って,双方の状態
で撮像した対象物の画像情報データを処理することによ
り,例えば単眼のカメラ14であっても,当該対象物ま
での距離を測定することができる。
【0077】次に,図11および図12に基づいて,本
実施形態にかかるロボットの頭部に搭載されたカメラの
視界について説明する。なお,図11は,本実施形態に
かかるロボット1の頭部10に搭載されたカメラ14の
視野角を示す説明図であり,また,図12は,本実施形
態にかかるロボット1の頭部10に搭載されたカメラ1
4の仰角を示す説明図である。なお,図11(a)およ
び図12(a)には,比較のために従来のロボット1’
の視界を示してある。
実施形態にかかるロボットの頭部に搭載されたカメラの
視界について説明する。なお,図11は,本実施形態に
かかるロボット1の頭部10に搭載されたカメラ14の
視野角を示す説明図であり,また,図12は,本実施形
態にかかるロボット1の頭部10に搭載されたカメラ1
4の仰角を示す説明図である。なお,図11(a)およ
び図12(a)には,比較のために従来のロボット1’
の視界を示してある。
【0078】まず,図11に基づいて,本実施形態にか
かるロボット1の足下方向の視野角について,従来のロ
ボット1’の場合と比較して説明する。
かるロボット1の足下方向の視野角について,従来のロ
ボット1’の場合と比較して説明する。
【0079】図11(a)に示すように,従来のロボッ
ト1’は,首部30’にピッチ軸方向に回動可能な回動
軸を1つしか有していないので,所定の位置で頭部1
0’を上下方向に回動することしかできない。かかるロ
ボット1’が,頭部10’に搭載されたカメラ14’で
足下(移動する位置周辺)を撮像する場合には,上記回
動軸のみを中心に頭部10’を俯かせる動作を行う。こ
の際,各種装置の設置スペースの確保等が原因で胴部2
0’の前面が張り出している場合には,カメラ14’の
視界が,張り出した胴部20’により制限されてしま
う。即ち,カメラ14’の視野角が,本来有するθ度か
らγ度に減少し,足下側に死角が生じることとなる。従
って,ロボット1’は,頭部10’を最大限に俯かせて
も,足下の障害物80を撮像することができず,歩行に
支障を来すことになる。
ト1’は,首部30’にピッチ軸方向に回動可能な回動
軸を1つしか有していないので,所定の位置で頭部1
0’を上下方向に回動することしかできない。かかるロ
ボット1’が,頭部10’に搭載されたカメラ14’で
足下(移動する位置周辺)を撮像する場合には,上記回
動軸のみを中心に頭部10’を俯かせる動作を行う。こ
の際,各種装置の設置スペースの確保等が原因で胴部2
0’の前面が張り出している場合には,カメラ14’の
視界が,張り出した胴部20’により制限されてしま
う。即ち,カメラ14’の視野角が,本来有するθ度か
らγ度に減少し,足下側に死角が生じることとなる。従
って,ロボット1’は,頭部10’を最大限に俯かせて
も,足下の障害物80を撮像することができず,歩行に
支障を来すことになる。
【0080】これに対し,図11(b)に示すように,
本実施形態にかかるロボット1は,首部30にピッチ軸
方向に回動可能な回動軸を2つ有しているので,頭部1
0を胴部20に対して前方に突き出して,のぞき込むよ
うな動作が可能である。従って,胴部20の前面が張り
出している場合にも,カメラ14の視野角が,張り出し
た胴部20により制限されることなく,足下の障害物8
0を撮像することができる。このように,本実施形態に
かかるロボット1は,頭部10のカメラ14を用いて,
足下の状況を十分に把握できるので,好適に歩行制御を
行うことができる。
本実施形態にかかるロボット1は,首部30にピッチ軸
方向に回動可能な回動軸を2つ有しているので,頭部1
0を胴部20に対して前方に突き出して,のぞき込むよ
うな動作が可能である。従って,胴部20の前面が張り
出している場合にも,カメラ14の視野角が,張り出し
た胴部20により制限されることなく,足下の障害物8
0を撮像することができる。このように,本実施形態に
かかるロボット1は,頭部10のカメラ14を用いて,
足下の状況を十分に把握できるので,好適に歩行制御を
行うことができる。
【0081】続いて,図12に基づいて,本実施形態に
かかるロボット1の上方の視界について,従来のロボッ
ト1’の場合と比較して説明する。
かかるロボット1の上方の視界について,従来のロボッ
ト1’の場合と比較して説明する。
【0082】図12(a)に示すように,従来のロボッ
ト1’は,上記と同様に首部30’にピッチ軸方向に回
動可能な回動軸を1つしか有していない。かかるロボッ
ト1は,上方を見上げる場合,例えば頭部10’や胴部
30’の設計上の制限などにより,首部30’の可動範
囲が限定されている。このため,首部30’の回動だけ
では,頭部10’のカメラ14’の最大仰角Aが,比較
的小さい角度に制限されてしまい,例えば近くにいる人
の顔を直視することができない。また,かかるカメラ1
4’の最大仰角Aを増加させるために,胴部20’や脚
部60’ピッチ軸方向の回動軸を利用したとしても,ロ
ボット1’の上半身が後方に仰け反ることとなり,バラ
ンスを崩して後側に転倒してしまう。
ト1’は,上記と同様に首部30’にピッチ軸方向に回
動可能な回動軸を1つしか有していない。かかるロボッ
ト1は,上方を見上げる場合,例えば頭部10’や胴部
30’の設計上の制限などにより,首部30’の可動範
囲が限定されている。このため,首部30’の回動だけ
では,頭部10’のカメラ14’の最大仰角Aが,比較
的小さい角度に制限されてしまい,例えば近くにいる人
の顔を直視することができない。また,かかるカメラ1
4’の最大仰角Aを増加させるために,胴部20’や脚
部60’ピッチ軸方向の回動軸を利用したとしても,ロ
ボット1’の上半身が後方に仰け反ることとなり,バラ
ンスを崩して後側に転倒してしまう。
【0083】これに対し,図11(b)に示すように,
本実施形態にかかるロボット1は,首部30にピッチ軸
方向に回動可能な回動軸を2つ有しているので,首部3
0の2つの関節を利用して,カメラ14の最大仰角Bを
比較的大きくすることができる。これにより,ロボット
1は,カメラ14による撮像が可能な上方向の視界が広
くなる。例えば,身長が例えば0.6mのロボット1
は,例えば1m離れた場所にいる身長が例えば1.7m
の人の顔を直視することができる。また,ロボット1
は,上方を仰ぎ見る際に,胴部20等をほとんど移動さ
せることなく,頭部10だけを後方に移動させるので,
バランスを崩して転倒することもない。
本実施形態にかかるロボット1は,首部30にピッチ軸
方向に回動可能な回動軸を2つ有しているので,首部3
0の2つの関節を利用して,カメラ14の最大仰角Bを
比較的大きくすることができる。これにより,ロボット
1は,カメラ14による撮像が可能な上方向の視界が広
くなる。例えば,身長が例えば0.6mのロボット1
は,例えば1m離れた場所にいる身長が例えば1.7m
の人の顔を直視することができる。また,ロボット1
は,上方を仰ぎ見る際に,胴部20等をほとんど移動さ
せることなく,頭部10だけを後方に移動させるので,
バランスを崩して転倒することもない。
【0084】以上,添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に
限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載
された技術的思想の範疇内において各種の変更例または
修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについ
ても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解され
る。
適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に
限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載
された技術的思想の範疇内において各種の変更例または
修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについ
ても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解され
る。
【0085】例えば,上記実施形態では,ロボット1と
して二足歩行型ロボットの例を挙げて説明したが,本発
明はかかる例に限定されず,例えば,4足歩行型ロボッ
ト,多足(例えば6足)歩行型ロボットなど,任意の脚
数を有する脚式移動ロボットであってもよい。また,ロ
ボット1の移動態様としては,脚式移動に限定されず,
例えば,クローラ式,タイヤ式の移動機構などを設けて
もよい。さらに,移動を行わない固定型のロボットであ
ってもよい。
して二足歩行型ロボットの例を挙げて説明したが,本発
明はかかる例に限定されず,例えば,4足歩行型ロボッ
ト,多足(例えば6足)歩行型ロボットなど,任意の脚
数を有する脚式移動ロボットであってもよい。また,ロ
ボット1の移動態様としては,脚式移動に限定されず,
例えば,クローラ式,タイヤ式の移動機構などを設けて
もよい。さらに,移動を行わない固定型のロボットであ
ってもよい。
【0086】また,上記実施形態では,中央制御装置4
10は,胴部20の内部に設置されていたが,かかる例
に限定されず,例えば,胴部20の背面に露出して配設
されたり,胴部20以外の頭部10などに設置されても
よい。また,中央制御装置410をロボット1の外部に
設けて,有線または無線でロボット1と接続可能に構成
してもよい。この際,ロボット1には,外部と各種情報
を伝達するために,例えばケーブル接続用のインターフ
ェースや通信アンテナといった通信装置などを設けるこ
ともできる。また,電源部(バッテリ)も外部に設け
て,外部から例えばケーブル等でロボット1に電力を供
給してもよい。
10は,胴部20の内部に設置されていたが,かかる例
に限定されず,例えば,胴部20の背面に露出して配設
されたり,胴部20以外の頭部10などに設置されても
よい。また,中央制御装置410をロボット1の外部に
設けて,有線または無線でロボット1と接続可能に構成
してもよい。この際,ロボット1には,外部と各種情報
を伝達するために,例えばケーブル接続用のインターフ
ェースや通信アンテナといった通信装置などを設けるこ
ともできる。また,電源部(バッテリ)も外部に設け
て,外部から例えばケーブル等でロボット1に電力を供
給してもよい。
【0087】また,中央制御装置410は,外部通信部
415,画像処理部417,音声処理部419を必ずし
も具備しなくともよく,また,上記実施形態以外にも,
ロボット1の動作やセンサから入力される情報に応じて
各種の処理を行う装置を有してもよい。
415,画像処理部417,音声処理部419を必ずし
も具備しなくともよく,また,上記実施形態以外にも,
ロボット1の動作やセンサから入力される情報に応じて
各種の処理を行う装置を有してもよい。
【0088】また,上記実施形態では,頭部100に頭
部電子基板430を設けて,所定の画像情報処理等を行
ったが,かかる例に限定されず,頭部電子基板430を
設けなくてもよい。
部電子基板430を設けて,所定の画像情報処理等を行
ったが,かかる例に限定されず,頭部電子基板430を
設けなくてもよい。
【0089】また,上記実施形態では,ロボット1の関
節を駆動させるアクチュエータとしてサーボモータMを
用いたが,かかる例に限定されず,通常のモータ,油圧
・空圧シリンダ,形状記憶合金等を用いてもよい。ま
た,アクチュエータの駆動力を各関節に伝達する機構
は,上記実施形態の例に限定されず,例えばギヤ,ベル
ト,ワイヤ,チェーン等を介すなど,多様な態様でアク
チュエータの駆動力を伝達してもよい。
節を駆動させるアクチュエータとしてサーボモータMを
用いたが,かかる例に限定されず,通常のモータ,油圧
・空圧シリンダ,形状記憶合金等を用いてもよい。ま
た,アクチュエータの駆動力を各関節に伝達する機構
は,上記実施形態の例に限定されず,例えばギヤ,ベル
ト,ワイヤ,チェーン等を介すなど,多様な態様でアク
チュエータの駆動力を伝達してもよい。
【0090】また,上記実施形態では,ロボット1は,
カメラ14,マイク16,スピーカ18や,各種センサ
440を具備していたが,これらを必ずしも具備する必
要はない。また,圧力センサの代わりに,足裏の設置状
況を検出するオン/オフ式センサや,脚部が地面から受
ける圧力状態を詳細に検出する6軸力センサを設けても
よい。
カメラ14,マイク16,スピーカ18や,各種センサ
440を具備していたが,これらを必ずしも具備する必
要はない。また,圧力センサの代わりに,足裏の設置状
況を検出するオン/オフ式センサや,脚部が地面から受
ける圧力状態を詳細に検出する6軸力センサを設けても
よい。
【0091】また,上記実施形態では,ロボット1は,
頭部10,胴部20,両腕部40,50,両脚部60,
70の各所に複数の関節を有しており,また,各関節が
1〜3の自由度を有していたが,本発明はかかる例に限
定されない。例えば,上記実施形態で示した場所以外に
も関節を設けてもよく,また,各関節の自由度は,ロボ
ット1の用途や設計条件などに応じて増減可能である。
頭部10,胴部20,両腕部40,50,両脚部60,
70の各所に複数の関節を有しており,また,各関節が
1〜3の自由度を有していたが,本発明はかかる例に限
定されない。例えば,上記実施形態で示した場所以外に
も関節を設けてもよく,また,各関節の自由度は,ロボ
ット1の用途や設計条件などに応じて増減可能である。
【0092】また,上記実施形態では,首部30の関節
が有する4つの回動軸は,頭部10側から順に,第1の
回動軸31(ロール軸),第2の回動軸32(ピッチ
軸),第3の回動軸33(ヨー軸),第4の回動軸34
(ピッチ軸)の順に配設されていたが,かかる例に限定
されず,かかる第1〜4の回動軸31〜34は,任意の
順で配設されてもよい。
が有する4つの回動軸は,頭部10側から順に,第1の
回動軸31(ロール軸),第2の回動軸32(ピッチ
軸),第3の回動軸33(ヨー軸),第4の回動軸34
(ピッチ軸)の順に配設されていたが,かかる例に限定
されず,かかる第1〜4の回動軸31〜34は,任意の
順で配設されてもよい。
【0093】また,首部30を構成する3つのハウジン
グ310,320,330の形状および配置は,上記実
施形態に示す例に限定されず,ロボットやアクチュエー
タの種類,回動軸の配置位置などに応じて,ハウジング
の形状や配置を適宜変更したり,新たなハウジングを追
加したりしてもよい。
グ310,320,330の形状および配置は,上記実
施形態に示す例に限定されず,ロボットやアクチュエー
タの種類,回動軸の配置位置などに応じて,ハウジング
の形状や配置を適宜変更したり,新たなハウジングを追
加したりしてもよい。
【0094】また,上記実施形態では,カメラ14は左
カメラ14aと右カメラ14bの2つから構成された
が,かかる例に限定されず,1または3以上のカメラを
具備してもよい。また,カメラ14の配置は適宜変更可
能である。
カメラ14aと右カメラ14bの2つから構成された
が,かかる例に限定されず,1または3以上のカメラを
具備してもよい。また,カメラ14の配置は適宜変更可
能である。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
4自由度を有する首部の関節により,頭部を胴部に対し
て多様に回動させることができるので,ロボットの表現
力を向上させることができる。また,4つの回動軸を効
果的に配置することにより,頭部の質量中心の近傍にリ
ンク機構を配設できるので,頭部を迅速かつ低負荷で回
動することができる。
4自由度を有する首部の関節により,頭部を胴部に対し
て多様に回動させることができるので,ロボットの表現
力を向上させることができる。また,4つの回動軸を効
果的に配置することにより,頭部の質量中心の近傍にリ
ンク機構を配設できるので,頭部を迅速かつ低負荷で回
動することができる。
【0096】また,胴部の容積が大きいロボットであっ
ても,頭部に搭載した撮像装置の視野角が制限されにく
いので,足下の画像情報をより確実に取得することがで
きる。従って,ロボットは,足下の状況を十分に把握で
きるので,確実な歩行を実現することができる。
ても,頭部に搭載した撮像装置の視野角が制限されにく
いので,足下の画像情報をより確実に取得することがで
きる。従って,ロボットは,足下の状況を十分に把握で
きるので,確実な歩行を実現することができる。
【図1】図1は,第1の実施形態にかかるロボットの全
体構成を示す斜視図である。
体構成を示す斜視図である。
【図2】図2は,第1の実施形態にかかる首部の回動軸
の構成を模式的に示す斜視図である。
の構成を模式的に示す斜視図である。
【図3】図3(a)は,第1の実施形態にかかる首部の
側面図である。図3(b)は,第1の実施形態にかかる
首部の正面図である。
側面図である。図3(b)は,第1の実施形態にかかる
首部の正面図である。
【図4】図4は,第1の実施形態にかかる首部を分解し
て示した分解組立図である。
て示した分解組立図である。
【図5】図5は,第1の実施形態にかかる頭部を分解し
て示す分解組立図である。
て示す分解組立図である。
【図6】図6は,頭部基台の別の態様を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】図7は,第1の実施形態にかかるロボットの制
御システムの全体構成を示すブロック図である。
御システムの全体構成を示すブロック図である。
【図8】図8は,第1の実施形態にかかる中央制御装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図9】図9は,第1の実施形態にかかるロボットの首
部の特徴的な動作を示すための頭部および首部の側面図
である。
部の特徴的な動作を示すための頭部および首部の側面図
である。
【図10】図10は,第1の実施形態にかかるロボット
の首部の特徴的な動作を示すための頭部および首部の正
面図である
の首部の特徴的な動作を示すための頭部および首部の正
面図である
【図11】図11は,第1の実施形態にかかるロボット
の頭部に搭載されたカメラの視野角を示す説明図であ
る。
の頭部に搭載されたカメラの視野角を示す説明図であ
る。
【図12】図12は,第1の実施形態にかかるロボット
の頭部に搭載されたカメラの仰角を示す説明図である。
の頭部に搭載されたカメラの仰角を示す説明図である。
1 : ロボット
10 : 頭部
14 : カメラ
14a: 左カメラ
14b: 右カメラ
20 : 胴部
30 : 首部
31 : 第1の回動軸
32 : 第2の回動軸
33 : 第3の回動軸
34 : 第4の回動軸
100 : 頭部基台
104 : カメラ固定部
300 : 首下ハウジング
310 : 首中ハウジング
320 : 首上ハウジング
400 : 制御システム
410 : 中央制御装置
420 : 関節制御回路
430 : 頭部電子基板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C150 CA01 DA04 DA24 DA25 DA26
DA27 DA28 EB01 EB37 EC03
EC15 EC25 EC29 ED10 ED42
ED52 EF03 EF07 EF09 EF16
EF17 EF22 EF23 EF29 EF33
EF36
3C007 AS36 CS08 KS39 KT02 MT14
WA03 WA13 WB28 WC25
Claims (8)
- 【請求項1】 頭部を胴部に対して回動可能に連結する
首部を有するロボットであって,前記首部は,ロール軸
方向に回動する第1の回動軸と,ピッチ軸方向に回動す
る第2の回動軸と,ヨー軸方向に回動する第3の回動軸
と,ピッチ軸方向に回動する第4の回動軸と,を具備す
ることを特徴とする,ロボット。 - 【請求項2】 前記第1の回動軸は,前記頭部にリンク
されていることを特徴とする,請求項1に記載のロボッ
ト。 - 【請求項3】 前記第1の回動軸は,前記頭部の略質量
中心またはその近傍を通るように配されることを特徴と
する,請求項2に記載のロボット。 - 【請求項4】 前記第1〜4の回動軸は,前記頭部から
前記胴部にかけて,前記第1の回動軸,前記第2の回動
軸,前記第3の回動軸,前記第4の回動軸の順に配され
ていることを特徴とする,請求項2に記載のロボット。 - 【請求項5】 前記頭部は,外界を撮像する撮像装置を
備えていることを特徴とする,請求項1に記載のロボッ
ト。 - 【請求項6】 前記撮像装置は,左撮像装置と右撮像装
置からなり,前記左撮像装置および右撮像装置は,双方
の光軸の中点が,前記第1の回動軸の略中心またはその
近傍にあるように配されることを特徴とする,請求項5
に記載のロボット。 - 【請求項7】 前記頭部には,前記撮像装置により撮像
された画像情報を処理する頭部電子基板を設けることを
特徴とする,請求項5に記載のロボット。 - 【請求項8】 前記ロボットは,二足歩行ロボットであ
ることを特徴とする,請求項5に記載のロボット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001395265A JP2003200366A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001395265A JP2003200366A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | ロボット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003200366A true JP2003200366A (ja) | 2003-07-15 |
Family
ID=27639505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001395265A Withdrawn JP2003200366A (ja) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | ロボット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003200366A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005254433A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 対人ロボット及び対人ロボット制御プログラム |
| JP2008221431A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Hitachi Ltd | ロボット |
| JP2011115898A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Honda Motor Co Ltd | ロボット |
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| JP2011528622A (ja) * | 2008-05-29 | 2011-11-24 | ベイア | 連結アクチュエータを有する球形ヒンジを実装するヒューマノイドロボット |
| JP2013505147A (ja) * | 2009-09-22 | 2013-02-14 | ジーエム・グローバル・テクノロジー・オペレーションズ・インコーポレーテッド | 人間型ロボット |
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| CN103831828A (zh) * | 2014-03-21 | 2014-06-04 | 智慧城市系统服务(中国)有限公司 | 机器人及其颈部机构 |
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| CN109807878A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-28 | 广州映博智能科技有限公司 | 一种头部活动装置及机器人 |
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| CN111086012A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-01 | 深圳市优必选科技股份有限公司 | 头部结构及机器人 |
| CN117707225A (zh) * | 2024-02-06 | 2024-03-15 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种便携式两轴电动指向机构 |
-
2001
- 2001-12-26 JP JP2001395265A patent/JP2003200366A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |