JP2003201343A - 芳香族ポリカーボネートの製造方法 - Google Patents
芳香族ポリカーボネートの製造方法Info
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- JP2003201343A JP2003201343A JP2002002140A JP2002002140A JP2003201343A JP 2003201343 A JP2003201343 A JP 2003201343A JP 2002002140 A JP2002002140 A JP 2002002140A JP 2002002140 A JP2002002140 A JP 2002002140A JP 2003201343 A JP2003201343 A JP 2003201343A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶融重合における原料モルバランス管理の困
難さを解消し、品質の優れたポリカーボネートを効率良
く得るための製造方法を提供することである。 【解決手段】 炭酸ジエステルとニューマチック輸送さ
れた粉体状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエ
ステルに対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1
対1.00〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以
下に維持して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の
存在下に溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造
する方法において、フレーク又はプリルの形状を有する
安息角35°〜50°の芳香族ジヒドロキシ化合物をニ
ューマチック輸送した後の安息角の増加が10°以下で
ある芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する芳香族ポリカ
ーボネートの製造方法を提供する。
難さを解消し、品質の優れたポリカーボネートを効率良
く得るための製造方法を提供することである。 【解決手段】 炭酸ジエステルとニューマチック輸送さ
れた粉体状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエ
ステルに対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1
対1.00〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以
下に維持して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の
存在下に溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造
する方法において、フレーク又はプリルの形状を有する
安息角35°〜50°の芳香族ジヒドロキシ化合物をニ
ューマチック輸送した後の安息角の増加が10°以下で
ある芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する芳香族ポリカ
ーボネートの製造方法を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリカーボネート樹
脂の製造方法に関し、さらに詳しくは、良好な品質を有
するポリカーボネートを溶融重合で安定且つ経済的に製
造する方法に関するものである。
脂の製造方法に関し、さらに詳しくは、良好な品質を有
するポリカーボネートを溶融重合で安定且つ経済的に製
造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】芳香族ポリカーボネート樹脂は、耐衝撃
性など機械的特性に優れ、しかも耐熱性、透明性などに
も優れており、成形材料として広く用いられている。こ
のような芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法として
は、ビスフェノールなどの芳香族ジヒドロキシ化合物と
ホスゲンとを直接反応させる方法(界面法)、あるいは
ビスフェノールなどの芳香族ジヒドロキシ化合物とジフ
ェニルカーボネートなどの炭酸ジエステルとをエステル
交換反応(溶融法)させる方法が知られている。このよ
うな製造方法のうち、芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸
ジエステルとのエステル交換反応によってポリカーボネ
ートを製造する方法は、有害なホスゲンやメチレンクロ
ライドを使用しない為、環境に優しい方法であり、ま
た、コスト的にも界面法を凌駕する可能性が指摘され注
目されている。しかしながら溶融法で得られるポリカー
ボネートの品質は、その厳しい反応条件等により色相や
分岐・ゲル等の面において界面法に及ばないと言う問題
を有しており、その解決の為に様々な検討が為されてき
た。その過程で溶融法に使用する2種類の原料である芳
香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルのモルバラン
スを厳密に管理する事が一つの有効な方法である事が明
らかにされた。しかし実際にモルバランスを厳密に管理
する事は困難であり、この実現の為に多大な労力を必要
としていた。
性など機械的特性に優れ、しかも耐熱性、透明性などに
も優れており、成形材料として広く用いられている。こ
のような芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法として
は、ビスフェノールなどの芳香族ジヒドロキシ化合物と
ホスゲンとを直接反応させる方法(界面法)、あるいは
ビスフェノールなどの芳香族ジヒドロキシ化合物とジフ
ェニルカーボネートなどの炭酸ジエステルとをエステル
交換反応(溶融法)させる方法が知られている。このよ
うな製造方法のうち、芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸
ジエステルとのエステル交換反応によってポリカーボネ
ートを製造する方法は、有害なホスゲンやメチレンクロ
ライドを使用しない為、環境に優しい方法であり、ま
た、コスト的にも界面法を凌駕する可能性が指摘され注
目されている。しかしながら溶融法で得られるポリカー
ボネートの品質は、その厳しい反応条件等により色相や
分岐・ゲル等の面において界面法に及ばないと言う問題
を有しており、その解決の為に様々な検討が為されてき
た。その過程で溶融法に使用する2種類の原料である芳
香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルのモルバラン
スを厳密に管理する事が一つの有効な方法である事が明
らかにされた。しかし実際にモルバランスを厳密に管理
する事は困難であり、この実現の為に多大な労力を必要
としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶融法において厳密に
原料のモルバランスを管理する事によって優れた品質の
ポリカーボネートを得る事が出来る原因は2種類の原料
の末端基が関与したエステル交換反応によって重合が進
行する為、両者の濃度が一致した場合重合速度が高ま
り、結果として厳しい重合条件にさらされる時間(熱履
歴)が短くなる為と考えられる。末端基濃度は重合の進
行と共に減少し、且つ、重合条件は重合の進行と共によ
り厳しくなるのが一般である為、末端基が減少した状態
において、なおも適正な末端のモルバランスを維持する
事が重要であり、この為に厳密なモルバランスの管理が
求められる。
原料のモルバランスを管理する事によって優れた品質の
ポリカーボネートを得る事が出来る原因は2種類の原料
の末端基が関与したエステル交換反応によって重合が進
行する為、両者の濃度が一致した場合重合速度が高ま
り、結果として厳しい重合条件にさらされる時間(熱履
歴)が短くなる為と考えられる。末端基濃度は重合の進
行と共に減少し、且つ、重合条件は重合の進行と共によ
り厳しくなるのが一般である為、末端基が減少した状態
において、なおも適正な末端のモルバランスを維持する
事が重要であり、この為に厳密なモルバランスの管理が
求められる。
【0004】特に近年、ポリカーボネートはDVD、M
O、CDRなどの高密度、高精度が必要な光学製品に使
用されてきており、この場合、ポリカーボネートの着色
や分岐・ゲルは直接的に最終製品のブロックエラーレー
トなどの光学特性および引張り、曲げ、靱性などの機械
特性に大きな影響を及ぼすため、この問題を避ける為に
原料モルバランス管理の重要性は増大してきている。
O、CDRなどの高密度、高精度が必要な光学製品に使
用されてきており、この場合、ポリカーボネートの着色
や分岐・ゲルは直接的に最終製品のブロックエラーレー
トなどの光学特性および引張り、曲げ、靱性などの機械
特性に大きな影響を及ぼすため、この問題を避ける為に
原料モルバランス管理の重要性は増大してきている。
【0005】一方、原料として使用する芳香族ジヒドロ
キシ化合物は融点が高く溶融状態における安定性が乏し
いものが多い為、粉体によるハンドリングが好ましく使
用されるが、粉体の輸送、計量は液体のそれに比較して
困難である。
キシ化合物は融点が高く溶融状態における安定性が乏し
いものが多い為、粉体によるハンドリングが好ましく使
用されるが、粉体の輸送、計量は液体のそれに比較して
困難である。
【0006】これらがあいまって、溶融重合における原
料モルバランス管理の困難さを増大させていると考えら
れる。従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点
を改善し、品質の優れたポリカーボネートを効率良く得
るための製造方法を提供することである。
料モルバランス管理の困難さを増大させていると考えら
れる。従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点
を改善し、品質の優れたポリカーボネートを効率良く得
るための製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以下のとおりで
ある。 1. 炭酸ジエステルとニューマチック輸送された粉体
状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエステルに
対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1対1.0
0〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以下に維持
して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の存在下に
溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造する方法
において、フレーク又はプリルの形状を有する安息角3
5°〜50°の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチ
ック輸送した後の安息角の増加が10°以下である芳香
族ジヒドロキシ化合物を使用する事を特徴とする芳香族
ポリカーボネートの製造方法であり 2. 炭酸ジエステルとニューマチック輸送された粉体
状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエステルに
対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1対1.0
0〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以下に維持
して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の存在下に
溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造する方法
において、粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物としてニュ
ーマチック輸送した後の帯電量が100kボルト以下の
芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事を特徴とする芳
香族ポリカーボネートの製造方法であり、 3.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送する配管内における、芳香族ジヒドロキシ化合物の
速度をA(kg/hr)、輸送媒体である不活性気体の
速度をB(kg/hr)とした場合、下式(1) 15≧A/B≧3 (1) の関係が成立する条件でニューマチック輸送した芳香族
ジヒドロキシ化合物を使用することを特徴とする上記1
〜2に記載の芳香族ポリカーボネートの製造方法であ
り、 4.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の風速が、芳
香族ジヒドロキシ化合物の混入部において10m/S以
上、40m/S以下であることを特徴とする上記1〜3
に記載の芳香族ポリカーボネートの製造方法であり、 5.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の露点を、−
1℃以下とすることを特徴とする上記1〜4に記載の芳
香族ポリカーボネートの製造方法であり、 6.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の中の酸素濃
度を、3%以下とすることを特徴とする上記1〜5に記
載の芳香族ポリカーボネートの製造方法であり、 7.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の0.5μm
以上の異物含有量が10000個/m3以下であること
を特徴とする上記1〜6に記載の芳香族ポリカーボネー
トの製造方法である。
ある。 1. 炭酸ジエステルとニューマチック輸送された粉体
状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエステルに
対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1対1.0
0〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以下に維持
して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の存在下に
溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造する方法
において、フレーク又はプリルの形状を有する安息角3
5°〜50°の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチ
ック輸送した後の安息角の増加が10°以下である芳香
族ジヒドロキシ化合物を使用する事を特徴とする芳香族
ポリカーボネートの製造方法であり 2. 炭酸ジエステルとニューマチック輸送された粉体
状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエステルに
対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1対1.0
0〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以下に維持
して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の存在下に
溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造する方法
において、粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物としてニュ
ーマチック輸送した後の帯電量が100kボルト以下の
芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事を特徴とする芳
香族ポリカーボネートの製造方法であり、 3.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送する配管内における、芳香族ジヒドロキシ化合物の
速度をA(kg/hr)、輸送媒体である不活性気体の
速度をB(kg/hr)とした場合、下式(1) 15≧A/B≧3 (1) の関係が成立する条件でニューマチック輸送した芳香族
ジヒドロキシ化合物を使用することを特徴とする上記1
〜2に記載の芳香族ポリカーボネートの製造方法であ
り、 4.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の風速が、芳
香族ジヒドロキシ化合物の混入部において10m/S以
上、40m/S以下であることを特徴とする上記1〜3
に記載の芳香族ポリカーボネートの製造方法であり、 5.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の露点を、−
1℃以下とすることを特徴とする上記1〜4に記載の芳
香族ポリカーボネートの製造方法であり、 6.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の中の酸素濃
度を、3%以下とすることを特徴とする上記1〜5に記
載の芳香族ポリカーボネートの製造方法であり、 7.粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック
輸送するための輸送媒体である不活性気体の0.5μm
以上の異物含有量が10000個/m3以下であること
を特徴とする上記1〜6に記載の芳香族ポリカーボネー
トの製造方法である。
【0008】本発明で用いられる芳香族ジヒドロキシ化
合物としては例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)プロパン、4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘプタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、ビス(3,5
−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、
p,p′−ジヒドロキシジフェニル、3,3′−ジクロ
ロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニル、ビス(ヒドロ
キシフェニル)スルホン、レゾルシノール、ハイドロキ
ノン、1,4−ジヒドロキシ−2,5−ジクロロベンゼ
ン、1,4−ジヒドロキシ−3−メチルベンゼン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド等が挙げられるが、特
に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンが
好ましい。
合物としては例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)プロパン、4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘプタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、ビス(3,5
−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、
p,p′−ジヒドロキシジフェニル、3,3′−ジクロ
ロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニル、ビス(ヒドロ
キシフェニル)スルホン、レゾルシノール、ハイドロキ
ノン、1,4−ジヒドロキシ−2,5−ジクロロベンゼ
ン、1,4−ジヒドロキシ−3−メチルベンゼン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド等が挙げられるが、特
に2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンが
好ましい。
【0009】本発明に用いられる炭酸ジエステルとして
は、例えばジフェニルカーボネート、ジトリールカーボ
ネート、ビス(クロロフェニル)カーボネート、m−ク
レジルカーボネート、ジナフチルカーボネート、ビス
(ジフェニル)カーボネート、ジメチルカーボネート、
ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネート、ジシク
ロヘキシルカーボネートなどが用いられる。これらのう
ち特にジフェニルカーボネートが好ましい。
は、例えばジフェニルカーボネート、ジトリールカーボ
ネート、ビス(クロロフェニル)カーボネート、m−ク
レジルカーボネート、ジナフチルカーボネート、ビス
(ジフェニル)カーボネート、ジメチルカーボネート、
ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネート、ジシク
ロヘキシルカーボネートなどが用いられる。これらのう
ち特にジフェニルカーボネートが好ましい。
【0010】本願発明に用いられる触媒は特に限定され
ないが、塩基性窒素化合物とアルカリ金属化合物および
/またはアルカリ土類金属化合物とよりなるエステル交
換触媒を使用することができる。
ないが、塩基性窒素化合物とアルカリ金属化合物および
/またはアルカリ土類金属化合物とよりなるエステル交
換触媒を使用することができる。
【0011】本願発明で使用されるアルカリ金属および
/またはアルカリ土類金属化合物についても、得られる
芳香族ポリカーボネートの色相を低下させるものでなけ
れば特に制限はなく種々の公知のものを使用することが
できる。
/またはアルカリ土類金属化合物についても、得られる
芳香族ポリカーボネートの色相を低下させるものでなけ
れば特に制限はなく種々の公知のものを使用することが
できる。
【0012】触媒として用いられるアルカリ金属化合物
としては、例えばアルカリ金属の水酸化物、炭酸水素化
物、炭酸塩、酢酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、亜硫酸塩、シ
アン酸塩、チオシアン酸塩、ステアリン酸塩、水素化ホ
ウ素塩、安息香酸塩、リン酸水素化物、ビスフェノー
ル、フェノールの塩等が挙げられる。
としては、例えばアルカリ金属の水酸化物、炭酸水素化
物、炭酸塩、酢酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、亜硫酸塩、シ
アン酸塩、チオシアン酸塩、ステアリン酸塩、水素化ホ
ウ素塩、安息香酸塩、リン酸水素化物、ビスフェノー
ル、フェノールの塩等が挙げられる。
【0013】具体例としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、酢酸リチウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウ
ム、硝酸リチウム、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウ
ム、亜硝酸リチウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウ
ム、亜硫酸リチウム、シアン酸ナトリウム、シアン酸カ
リウム、シアン酸リチウム、チオシアン酸ナトリウム、
チオシアン酸カリウム、チオシアン酸リチウム、ステア
リン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン
酸リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素カ
リウム、水素化ホウ素リチウム、フェニル化ホウ酸ナト
リウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息
香酸リチウム、リン酸水素ジナトリウム、リン酸水素ジ
カリウム、リン酸水素ジリチウム、ビスフェノールAの
ジナトリウム塩、ジカリウム塩、ジリチウム塩、フェノ
ールのナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などが挙
げられる。
化カリウム、水酸化リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム、酢酸リチウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウ
ム、硝酸リチウム、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウ
ム、亜硝酸リチウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウ
ム、亜硫酸リチウム、シアン酸ナトリウム、シアン酸カ
リウム、シアン酸リチウム、チオシアン酸ナトリウム、
チオシアン酸カリウム、チオシアン酸リチウム、ステア
リン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン
酸リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素カ
リウム、水素化ホウ素リチウム、フェニル化ホウ酸ナト
リウム、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息
香酸リチウム、リン酸水素ジナトリウム、リン酸水素ジ
カリウム、リン酸水素ジリチウム、ビスフェノールAの
ジナトリウム塩、ジカリウム塩、ジリチウム塩、フェノ
ールのナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などが挙
げられる。
【0014】触媒として用いられるアルカリ土類金属化
合物としては、例えばアルカリ土類金属の水酸化物、炭
酸水素化物、炭酸塩、酢酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、亜硫
酸塩、シアン酸塩、チオシアン酸塩、ステアリン酸塩、
安息香酸塩、ビスフェノール、フェノールの塩等が挙げ
られる。
合物としては、例えばアルカリ土類金属の水酸化物、炭
酸水素化物、炭酸塩、酢酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、亜硫
酸塩、シアン酸塩、チオシアン酸塩、ステアリン酸塩、
安息香酸塩、ビスフェノール、フェノールの塩等が挙げ
られる。
【0015】具体例としては、水酸化カルシウム、水酸
化バリウム、水酸化ストロンチウム、炭酸水素カルシウ
ム、炭酸水素バリウム、炭酸水素ストロンチウム、炭酸
カルシウム、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、酢酸
カルシウム、酢酸バリウム、酢酸ストロンチウム、硝酸
カルシウム、硝酸バリウム、硝酸ストロンチウム、亜硝
酸カルシウム、亜硝酸バリウム、亜硝酸ストロンチウ
ム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸バリウム、亜硫酸ストロ
ンチウム、シアン酸カルシウム、シアン酸バリウム、シ
アン酸ストロンチウム、チオシアン酸カルシウム、チオ
シアン酸バリウム、チオシアン酸ストロンチウム、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸ストロンチウム、水素化ホウ素カルシウム、水素化
ホウ素バリウム、水素化ホウ素ストロンチウム、安息香
酸カルシウム、安息香酸バリウム、安息香酸ストロンチ
ウム、ビスフェノールAのカルシウム塩、バリウム塩、
ストロンチウム塩、フェノールのカルシウム塩、バリウ
ム塩、ストロンチウム塩などが挙げられる。
化バリウム、水酸化ストロンチウム、炭酸水素カルシウ
ム、炭酸水素バリウム、炭酸水素ストロンチウム、炭酸
カルシウム、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、酢酸
カルシウム、酢酸バリウム、酢酸ストロンチウム、硝酸
カルシウム、硝酸バリウム、硝酸ストロンチウム、亜硝
酸カルシウム、亜硝酸バリウム、亜硝酸ストロンチウ
ム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸バリウム、亜硫酸ストロ
ンチウム、シアン酸カルシウム、シアン酸バリウム、シ
アン酸ストロンチウム、チオシアン酸カルシウム、チオ
シアン酸バリウム、チオシアン酸ストロンチウム、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸ストロンチウム、水素化ホウ素カルシウム、水素化
ホウ素バリウム、水素化ホウ素ストロンチウム、安息香
酸カルシウム、安息香酸バリウム、安息香酸ストロンチ
ウム、ビスフェノールAのカルシウム塩、バリウム塩、
ストロンチウム塩、フェノールのカルシウム塩、バリウ
ム塩、ストロンチウム塩などが挙げられる。
【0016】本願発明においては所望により、触媒のア
ルカリ金属化合物として、(a)周期律表第14族元素
のアート錯体のアルカリ金属塩または(b)周期律表第
14族元素のオキソ酸のアルカリ金属塩を用いることが
できる。ここで周期律表第14族の元素とは、ケイ素、
ゲルマニウム、スズのことをいう。
ルカリ金属化合物として、(a)周期律表第14族元素
のアート錯体のアルカリ金属塩または(b)周期律表第
14族元素のオキソ酸のアルカリ金属塩を用いることが
できる。ここで周期律表第14族の元素とは、ケイ素、
ゲルマニウム、スズのことをいう。
【0017】(a)周期率表第14族元素のアート錯体
のアルカリ金属塩としては、特開平7−268091号
公報に記載のものをいうが、具体的には、ゲルマニウム
(Ge)の化合物;NaGe(OMe)5、NaGe
(OEt)3、NaGe(OPr)5、NaGe(OB
u)5、NaGe(OPh)5、LiGe(OMe)5、
LiGe(OBu)5、LiGe(OPh)5を挙げるこ
とができる。
のアルカリ金属塩としては、特開平7−268091号
公報に記載のものをいうが、具体的には、ゲルマニウム
(Ge)の化合物;NaGe(OMe)5、NaGe
(OEt)3、NaGe(OPr)5、NaGe(OB
u)5、NaGe(OPh)5、LiGe(OMe)5、
LiGe(OBu)5、LiGe(OPh)5を挙げるこ
とができる。
【0018】スズ(Sn)の化合物としては、NaSn
(OMe)3、NaSn(OMe)2(OEt)、NaS
n(OPr)3、NaSn(O−n−C6H13)3、Na
Sn(OMe)5、NaSn(OEt)5、NaSn(O
Bu)5、NaSn(O−n−C12H25)5、NaSn
(OEt)、NaSn(OPh)5、NaSnBu2(O
Me)3を挙げることができる。
(OMe)3、NaSn(OMe)2(OEt)、NaS
n(OPr)3、NaSn(O−n−C6H13)3、Na
Sn(OMe)5、NaSn(OEt)5、NaSn(O
Bu)5、NaSn(O−n−C12H25)5、NaSn
(OEt)、NaSn(OPh)5、NaSnBu2(O
Me)3を挙げることができる。
【0019】また(b)周期律表第14族元素のオキソ
酸のアルカリ金属塩としては、例えばケイ酸(sili
cic acid)のアルカリ金属塩、スズ酸(sta
nic acid)のアルカリ金属塩、ゲルマニウム
(II)酸(germanous acid)のアルカ
リ金属塩、ゲルマニウム(IV)酸(germanic
acid)のアルカリ金属塩を好ましいものとして挙げ
ることができる。
酸のアルカリ金属塩としては、例えばケイ酸(sili
cic acid)のアルカリ金属塩、スズ酸(sta
nic acid)のアルカリ金属塩、ゲルマニウム
(II)酸(germanous acid)のアルカ
リ金属塩、ゲルマニウム(IV)酸(germanic
acid)のアルカリ金属塩を好ましいものとして挙げ
ることができる。
【0020】ケイ酸のアルカリ金属塩は、例えばモノケ
イ酸(monosilicic acid)またはその
縮合体の酸性あるいは中性アルカリ金属塩であり、その
例としては、オルトケイ酸モノナトリウム、オルトケイ
酸ジナトリウム、オルトケイ酸トリナトリウム、オルト
ケイ酸テトラナトリウムを挙げることができる。
イ酸(monosilicic acid)またはその
縮合体の酸性あるいは中性アルカリ金属塩であり、その
例としては、オルトケイ酸モノナトリウム、オルトケイ
酸ジナトリウム、オルトケイ酸トリナトリウム、オルト
ケイ酸テトラナトリウムを挙げることができる。
【0021】スズ酸のアルカリ金属塩は、例えばモノス
ズ酸(monostanic acid)またはその縮
合体の酸性あるいは中性アルカリ金属塩であり、その例
としてはモノスズ酸ジナトリウム塩(Na2SnO3・X
H2O、X=0〜5)、モノスズ酸テトラナトリウム塩
(Na4SnO4)を挙げることができる。
ズ酸(monostanic acid)またはその縮
合体の酸性あるいは中性アルカリ金属塩であり、その例
としてはモノスズ酸ジナトリウム塩(Na2SnO3・X
H2O、X=0〜5)、モノスズ酸テトラナトリウム塩
(Na4SnO4)を挙げることができる。
【0022】ゲルマニウム(II)酸(germano
us acid)のアルカリ金属塩は、例えばモノゲル
マニウム酸またはその縮合体の酸性あるいは中性アルカ
リ金属塩であり、その例としてはゲルマニウム酸モノナ
トリウム塩(NaHGeO2)を挙げることができる。
us acid)のアルカリ金属塩は、例えばモノゲル
マニウム酸またはその縮合体の酸性あるいは中性アルカ
リ金属塩であり、その例としてはゲルマニウム酸モノナ
トリウム塩(NaHGeO2)を挙げることができる。
【0023】ゲルマニウム(IV)酸(germani
c acid)のアルカリ金属塩は、例えばモノゲルマ
ニウム(IV)酸またはその縮合体の酸性あるいは中性
アルカリ金属塩であり、その例としてはオルトゲルマニ
ウム酸モノリチウム酸(LiH3GeO4)オルトゲルマ
ニウム酸ジナトリウム塩、オルトゲルマニウム酸テトラ
ナトリウム塩、ジゲルマニウム酸ジナトリウム塩(Na
2Ge2O5)、テトラゲルマニウム酸ジナトリウム塩
(Na2Ge4O9)、ペンタゲルマニウム酸ジナトリウ
ム塩(Na2Ge5O11)を挙げることができる。
c acid)のアルカリ金属塩は、例えばモノゲルマ
ニウム(IV)酸またはその縮合体の酸性あるいは中性
アルカリ金属塩であり、その例としてはオルトゲルマニ
ウム酸モノリチウム酸(LiH3GeO4)オルトゲルマ
ニウム酸ジナトリウム塩、オルトゲルマニウム酸テトラ
ナトリウム塩、ジゲルマニウム酸ジナトリウム塩(Na
2Ge2O5)、テトラゲルマニウム酸ジナトリウム塩
(Na2Ge4O9)、ペンタゲルマニウム酸ジナトリウ
ム塩(Na2Ge5O11)を挙げることができる。
【0024】触媒としてのアルカリ金属化合物またはア
ルカリ土類金属化合物は、当該触媒中のアルカリ金属元
素またはアルカリ土類金属元素が芳香族ジオール化合物
1モル当り1×10-8〜5×10-5当量となる場合で好
ましく使用される。より好ましい割合は同じ基準に対し
5×10-7〜1×10-5当量となる割合である。
ルカリ土類金属化合物は、当該触媒中のアルカリ金属元
素またはアルカリ土類金属元素が芳香族ジオール化合物
1モル当り1×10-8〜5×10-5当量となる場合で好
ましく使用される。より好ましい割合は同じ基準に対し
5×10-7〜1×10-5当量となる割合である。
【0025】当該触媒中のアルカリ金属元素量またはア
ルカリ土類金属元素量が芳香族ジオール化合物1モル当
り1×10-8〜5×10-5当量の範囲を逸脱すると、得
られる芳香族ポリカーボネートの諸物性に悪影響を及ぼ
し、また、エステル交換反応が充分に進行せず高分子量
の芳香族ポリカーボネートが得られない等の問題があり
好ましくない。
ルカリ土類金属元素量が芳香族ジオール化合物1モル当
り1×10-8〜5×10-5当量の範囲を逸脱すると、得
られる芳香族ポリカーボネートの諸物性に悪影響を及ぼ
し、また、エステル交換反応が充分に進行せず高分子量
の芳香族ポリカーボネートが得られない等の問題があり
好ましくない。
【0026】また、触媒としての含窒素塩基性化合物と
しては、例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド
(Me4NOH)、テトラエチルアンモニウムヒドロキ
シド(Et4NOH)、テトラブチルアンモニウムヒド
ロキシド(Bu4NOH)、ベンジルトリメチルアンモ
ニウムヒドロキシド(φ−CH2(Me)3NOH)、ヘ
キサデシルトリメチルアンモニウムヒドロキシドなどの
アルキル、アリール、アルキルアリール基などを有する
アンモニウムヒドロオキシド類、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、ジメチルベンジルアミン、ヘキサデシ
ルジメチルアミンなどの3級アミン類、あるいはテトラ
メチルアンモニウムボロハイドライド(Me4NB
H4)、テトラブチルアンモニウムボロハイドライド
(Bu4NBH4)、テトラブチルアンモニウムテトラフ
ェニルボレート(Me4NBPh4)、テトラブチルアン
モニウムテトラフェニルボレート(Bu4NBPh4)な
どの塩基性塩を挙げることができる。
しては、例えばテトラメチルアンモニウムヒドロキシド
(Me4NOH)、テトラエチルアンモニウムヒドロキ
シド(Et4NOH)、テトラブチルアンモニウムヒド
ロキシド(Bu4NOH)、ベンジルトリメチルアンモ
ニウムヒドロキシド(φ−CH2(Me)3NOH)、ヘ
キサデシルトリメチルアンモニウムヒドロキシドなどの
アルキル、アリール、アルキルアリール基などを有する
アンモニウムヒドロオキシド類、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、ジメチルベンジルアミン、ヘキサデシ
ルジメチルアミンなどの3級アミン類、あるいはテトラ
メチルアンモニウムボロハイドライド(Me4NB
H4)、テトラブチルアンモニウムボロハイドライド
(Bu4NBH4)、テトラブチルアンモニウムテトラフ
ェニルボレート(Me4NBPh4)、テトラブチルアン
モニウムテトラフェニルボレート(Bu4NBPh4)な
どの塩基性塩を挙げることができる。
【0027】上記含窒素塩基性化合物は、含窒素塩基性
化合物中のアンモニウム窒素原子が芳香族ジオール化合
物1モル当り1×10-5〜5×10-3当量となる割合で
用いるのが好ましい。より好ましい割合は同じ基準に対
し2×10-5〜5×10-4当量となる割合である。特に
好ましい割合は同じ基準に対し5×10-5〜5×10 -4
当量となる割合である。
化合物中のアンモニウム窒素原子が芳香族ジオール化合
物1モル当り1×10-5〜5×10-3当量となる割合で
用いるのが好ましい。より好ましい割合は同じ基準に対
し2×10-5〜5×10-4当量となる割合である。特に
好ましい割合は同じ基準に対し5×10-5〜5×10 -4
当量となる割合である。
【0028】なお、本願明細書において、仕込み芳香族
ジオール化合物(芳香族ジヒドロキシ化合物ともいう)
に対するアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合
物、含窒素塩基性化合物の割合を、「芳香族ジヒドロキ
シ化合物1モルに対し金属または塩基性窒素としてW
(数値)当量のZ(化合物名)量」として表現したが、
これは、例えば、Zがナトリウムフェノキシドや2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンモノナトリ
ウム塩のようにナトリウム原子が一つであり、またはト
リエチルアミンのように塩基性窒素が一つであれば、Z
の量がWモルに相当する量であることを意味し、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジナトリウ
ム塩のように二つであれば、W/2モルに相当する量で
あることを意味する。
ジオール化合物(芳香族ジヒドロキシ化合物ともいう)
に対するアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合
物、含窒素塩基性化合物の割合を、「芳香族ジヒドロキ
シ化合物1モルに対し金属または塩基性窒素としてW
(数値)当量のZ(化合物名)量」として表現したが、
これは、例えば、Zがナトリウムフェノキシドや2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンモノナトリ
ウム塩のようにナトリウム原子が一つであり、またはト
リエチルアミンのように塩基性窒素が一つであれば、Z
の量がWモルに相当する量であることを意味し、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジナトリウ
ム塩のように二つであれば、W/2モルに相当する量で
あることを意味する。
【0029】本願発明の重縮合反応には、上記触媒と一
緒に、必要により、周期律表第14族元素のオキソ酸お
よび同元素の酸化物よりなる群から選ばれる少なくとも
1種の助触媒を共存させることができる。
緒に、必要により、周期律表第14族元素のオキソ酸お
よび同元素の酸化物よりなる群から選ばれる少なくとも
1種の助触媒を共存させることができる。
【0030】これら助触媒を特定の割合で用いることに
より、末端の封鎖反応、重縮合反応速度を損なうことな
く、重縮合反応中に生成し易い分岐反応や、成形加工時
における装置内での異物の生成、やけといった好ましく
ない副反応をより効果的に抑制することができる。
より、末端の封鎖反応、重縮合反応速度を損なうことな
く、重縮合反応中に生成し易い分岐反応や、成形加工時
における装置内での異物の生成、やけといった好ましく
ない副反応をより効果的に抑制することができる。
【0031】本発明において、芳香族ジヒドロキシ化合
物と炭酸ジエステルをエステル交換させる温度及び圧力
は特に制限が無く、反応が開始し、且つ、反応で生成し
たモノヒドロキシ化合物が反応系外に速やかに除去され
る温度及び圧力であれば如何なる条件でも良いが、15
0℃〜200℃の温度及び300Torr〜100To
rrの圧力で反応を開始した後、反応の進行に伴うポリ
カーボネートの分子量の増大に従って反応温度を高め、
反応圧力を低下させ、最終的には270〜350℃の温
度及び1Torr以下の圧力で反応を実施する事が一般
的である。
物と炭酸ジエステルをエステル交換させる温度及び圧力
は特に制限が無く、反応が開始し、且つ、反応で生成し
たモノヒドロキシ化合物が反応系外に速やかに除去され
る温度及び圧力であれば如何なる条件でも良いが、15
0℃〜200℃の温度及び300Torr〜100To
rrの圧力で反応を開始した後、反応の進行に伴うポリ
カーボネートの分子量の増大に従って反応温度を高め、
反応圧力を低下させ、最終的には270〜350℃の温
度及び1Torr以下の圧力で反応を実施する事が一般
的である。
【0032】本発明を実施する設備形態は特に制限が無
く、回分式でも連続式でも実施する事が出来る。回分式
で実施する場合は、通常2基の反応器を直列に設置し、
前者に精留塔を設置した攪拌槽を使用し、後者に精留塔
を設置しない攪拌槽を使用し異なる条件で反応を実施す
る。この場合両者をバルブを備えた配管で接続し、外気
に触れる事無く前者の反応物を後者に移送し、後者で所
望の重合度まで反応を実施する事が好ましい。
く、回分式でも連続式でも実施する事が出来る。回分式
で実施する場合は、通常2基の反応器を直列に設置し、
前者に精留塔を設置した攪拌槽を使用し、後者に精留塔
を設置しない攪拌槽を使用し異なる条件で反応を実施す
る。この場合両者をバルブを備えた配管で接続し、外気
に触れる事無く前者の反応物を後者に移送し、後者で所
望の重合度まで反応を実施する事が好ましい。
【0033】連続式で実施する場合は通常2基以上の反
応器を直列に設置し、隣接する反応器をバルブを備えた
配管で接続し、必要に応じて反応液を移送する為のポン
プを備えた設備を用い、各々の反応器を異なる条件に維
持しつつ最初の反応器に原料と触媒を連続的に供給し、
最後の反応器から所望の重合度のポリカーボネートを連
続的に抜き出す事により実施される。
応器を直列に設置し、隣接する反応器をバルブを備えた
配管で接続し、必要に応じて反応液を移送する為のポン
プを備えた設備を用い、各々の反応器を異なる条件に維
持しつつ最初の反応器に原料と触媒を連続的に供給し、
最後の反応器から所望の重合度のポリカーボネートを連
続的に抜き出す事により実施される。
【0034】本発明において、使用する芳香族ジヒドロ
キシ化合物に対する炭酸ジエステルのモル比は1.0〜
1.1の範囲が好ましい。
キシ化合物に対する炭酸ジエステルのモル比は1.0〜
1.1の範囲が好ましい。
【0035】本発明者らの検討によると、上記範囲から
選択したモル比を精度良く維持する事が、良好な品質を
有するポリカーボネートの製造の為に極めて重要である
事が解った。即ち、本発明の目的を達成する為には、該
モル比の変動幅を±0.005以内に、好ましくは±
0.003以内に維持することが必要である。
選択したモル比を精度良く維持する事が、良好な品質を
有するポリカーボネートの製造の為に極めて重要である
事が解った。即ち、本発明の目的を達成する為には、該
モル比の変動幅を±0.005以内に、好ましくは±
0.003以内に維持することが必要である。
【0036】モル比設定精度を向上させる事によって、
色相を初めとするポリマーの品質が向上する理由はさだ
かではないが、原料モル比が重合速度に大きな影響を及
ぼす事から、モル比精度を高める事により過度な反応条
件、例えば、重合反応時間を長くしたり、重合反応温度
を高くしたり、重合触媒量を多くするといったポリマー
品質を低下させるような条件を避けることが出来、品質
の向上に繋がるものと考えられる。
色相を初めとするポリマーの品質が向上する理由はさだ
かではないが、原料モル比が重合速度に大きな影響を及
ぼす事から、モル比精度を高める事により過度な反応条
件、例えば、重合反応時間を長くしたり、重合反応温度
を高くしたり、重合触媒量を多くするといったポリマー
品質を低下させるような条件を避けることが出来、品質
の向上に繋がるものと考えられる。
【0037】本発明者らの検討によると、これらの目標
を達成するためには通常使用される高精度な計量システ
ムを用いるだけでは不十分である事が解った。即ち、融
液の熱安定性に優れる炭酸ジエステルは多くの場合、液
状で計量が実施され、例えば、高精度の流量計を用いた
使用量の管理が用いられる。また、熱安定性に劣る芳香
族ジヒドロキシ化合物の計量はニューマチック輸送した
後、粉体の状態で実施される場合が多く、例えば、周囲
から重量を絶縁された計量槽に粉体の芳香族ジヒドロキ
シ化合物を受け入れ、これをスクリューフィーダーなど
を使用して払い出しつつその重量をロードセルなどで計
量する事によって実施される。これらの計量システムは
それ自体では誤差0.5%以内の充分な計量精度を有す
る事が知られているが、この様な高精度な計量設備を使
用しても上記の厳密なモルバランスを実現することは困
難である。
を達成するためには通常使用される高精度な計量システ
ムを用いるだけでは不十分である事が解った。即ち、融
液の熱安定性に優れる炭酸ジエステルは多くの場合、液
状で計量が実施され、例えば、高精度の流量計を用いた
使用量の管理が用いられる。また、熱安定性に劣る芳香
族ジヒドロキシ化合物の計量はニューマチック輸送した
後、粉体の状態で実施される場合が多く、例えば、周囲
から重量を絶縁された計量槽に粉体の芳香族ジヒドロキ
シ化合物を受け入れ、これをスクリューフィーダーなど
を使用して払い出しつつその重量をロードセルなどで計
量する事によって実施される。これらの計量システムは
それ自体では誤差0.5%以内の充分な計量精度を有す
る事が知られているが、この様な高精度な計量設備を使
用しても上記の厳密なモルバランスを実現することは困
難である。
【0038】即ち、ニューマチック輸送の過程では芳香
族ジヒドロキシ化合物は配管壁面への衝突や、粉体相互
のぶつかりで粉砕を繰り返しており、このため多くの微
粉を含んでいる。これらの微粉は、計量システムにおい
て計量された後、炭酸ジエステルとの混合溶解槽へ移送
される配管の壁面に付着することで、計量した重量と実
際に炭酸ジエステルとの混合溶解槽へ払い出された量と
の間に誤差を生じさせるのであり、更には、配管壁面に
付着した芳香族ジヒドロキシ化合物の微粉は付着の度合
いを増して行き、終局的には配管閉塞という生産システ
ム全体に重篤な影響を及ぼすことにもなり得るのであ
る。
族ジヒドロキシ化合物は配管壁面への衝突や、粉体相互
のぶつかりで粉砕を繰り返しており、このため多くの微
粉を含んでいる。これらの微粉は、計量システムにおい
て計量された後、炭酸ジエステルとの混合溶解槽へ移送
される配管の壁面に付着することで、計量した重量と実
際に炭酸ジエステルとの混合溶解槽へ払い出された量と
の間に誤差を生じさせるのであり、更には、配管壁面に
付着した芳香族ジヒドロキシ化合物の微粉は付着の度合
いを増して行き、終局的には配管閉塞という生産システ
ム全体に重篤な影響を及ぼすことにもなり得るのであ
る。
【0039】なお、本願において芳香族ジヒドロキシ化
合物の微粉とは、直径250μm以下の粒子を指す。
合物の微粉とは、直径250μm以下の粒子を指す。
【0040】本発明の第1の芳香族ポリカーボネートの
製造方法は、フレーク又はプリルの形状を有する安息角
35°〜50°の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマ
チック輸送して得られた、ニューマチック輸送による安
息角の増加が10°以下である粉体状の芳香族ジヒドロ
キシ化合物を使用することで表される。本発明の第1の
対応ではニューマチック輸送による安息角の増加が6°
以下であるものを使用することが更に好ましく規定され
る。
製造方法は、フレーク又はプリルの形状を有する安息角
35°〜50°の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマ
チック輸送して得られた、ニューマチック輸送による安
息角の増加が10°以下である粉体状の芳香族ジヒドロ
キシ化合物を使用することで表される。本発明の第1の
対応ではニューマチック輸送による安息角の増加が6°
以下であるものを使用することが更に好ましく規定され
る。
【0041】本願発明者らの検討によると、芳香族ジヒ
ドロキシ化合物のニューマチック輸送後における粉体中
の微粉量は、芳香族ジヒドロキシ化合物のニューマチッ
ク輸送後における安息角の増加量が増すに連れて増加傾
向を示すことが判明し、芳香族ジヒドロキシ化合物のニ
ューマチック輸送後における安息角の増加量が11°以
上のものを用いた場合は、本願提示の厳密なモルバラン
スを達成することは極めて困難となる。
ドロキシ化合物のニューマチック輸送後における粉体中
の微粉量は、芳香族ジヒドロキシ化合物のニューマチッ
ク輸送後における安息角の増加量が増すに連れて増加傾
向を示すことが判明し、芳香族ジヒドロキシ化合物のニ
ューマチック輸送後における安息角の増加量が11°以
上のものを用いた場合は、本願提示の厳密なモルバラン
スを達成することは極めて困難となる。
【0042】なお、本願において芳香族ジヒドロキシ化
合物の安息角とは、標準篩を振動させ、サンプルをロー
トを通じ、注入法によって測定したものである。
合物の安息角とは、標準篩を振動させ、サンプルをロー
トを通じ、注入法によって測定したものである。
【0043】また、本発明の第2の芳香族ポリカーボネ
ートの製造方法は、粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物を
ニューマチック輸送した後の帯電量が100kボルト以
下の芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事で規定され
る。この第2の対応においては、帯電量が30kボルト
以下の芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事が更に好
ましく規定される。
ートの製造方法は、粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物を
ニューマチック輸送した後の帯電量が100kボルト以
下の芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事で規定され
る。この第2の対応においては、帯電量が30kボルト
以下の芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事が更に好
ましく規定される。
【0044】即ち、ニューマチック輸送した芳香族ジヒ
ドロキシ化合物が、一定以上の帯電を有する場合、芳香
族ジヒドロキシ化合物の微粉が芳香族ジヒドロキシ化合
物を計量システムから混合溶解槽へ移送する配管の壁面
に直接あるいは既に付着した芳香族ジヒドロキシ化合物
を介して静電付着する現象が見られ、これによって、同
配管壁面への芳香族ジヒドロキシ化合物の付着が増幅さ
れて、本願提示の厳密なモルバランスを達成することが
更に困難となる。
ドロキシ化合物が、一定以上の帯電を有する場合、芳香
族ジヒドロキシ化合物の微粉が芳香族ジヒドロキシ化合
物を計量システムから混合溶解槽へ移送する配管の壁面
に直接あるいは既に付着した芳香族ジヒドロキシ化合物
を介して静電付着する現象が見られ、これによって、同
配管壁面への芳香族ジヒドロキシ化合物の付着が増幅さ
れて、本願提示の厳密なモルバランスを達成することが
更に困難となる。
【0045】本発明は、このような特徴を有する芳香族
ジヒドロキシ化合物の粉体の製造方法に特に制限を受け
るものではないが、次の条件で芳香族ジヒドロキシ化合
物をニューマチック輸送する事により、上述の特徴を持
つ芳香族ジヒドロキシ化合物を好ましく得ることが出来
る。
ジヒドロキシ化合物の粉体の製造方法に特に制限を受け
るものではないが、次の条件で芳香族ジヒドロキシ化合
物をニューマチック輸送する事により、上述の特徴を持
つ芳香族ジヒドロキシ化合物を好ましく得ることが出来
る。
【0046】本発明において、ニューマチック輸送を行
う前の芳香族ジヒドロキシ化合物はフレーク又はプリル
の形状を有し、その安息角が35°〜50°のものが好
ましい。このような芳香族ジヒドロキシ化合物を用いる
事により、安定にニューマチック輸送を行う事が可能と
なる。
う前の芳香族ジヒドロキシ化合物はフレーク又はプリル
の形状を有し、その安息角が35°〜50°のものが好
ましい。このような芳香族ジヒドロキシ化合物を用いる
事により、安定にニューマチック輸送を行う事が可能と
なる。
【0047】本発明において、上述の芳香族ジヒドロキ
シ化合物をニューマチック輸送する際に、配管内におけ
る、芳香族ジヒドロキシ化合物の速度をA(kg/h
r)、輸送媒体である不活性気体の速度をB(kg/h
r)とした場合、下式(1) 15≧A/B≧3 (1) の関係が成立する条件で、より好ましくは15≧A/B
≧6の関係が成立する条件でニューマチック輸送を行う
ことが重要である。なお、本願においては、芳香族ジヒ
ドロキシ化合物の速度A(kg/hr)を、輸送媒体で
ある不活性気体の速度B(kg/hr)で除したもの
を、以下ニューマチック輸送における混合比と称する。
シ化合物をニューマチック輸送する際に、配管内におけ
る、芳香族ジヒドロキシ化合物の速度をA(kg/h
r)、輸送媒体である不活性気体の速度をB(kg/h
r)とした場合、下式(1) 15≧A/B≧3 (1) の関係が成立する条件で、より好ましくは15≧A/B
≧6の関係が成立する条件でニューマチック輸送を行う
ことが重要である。なお、本願においては、芳香族ジヒ
ドロキシ化合物の速度A(kg/hr)を、輸送媒体で
ある不活性気体の速度B(kg/hr)で除したもの
を、以下ニューマチック輸送における混合比と称する。
【0048】本願発明者らの検討において、芳香族ジヒ
ドロキシ化合物をニューマチック輸送する際に、ニュー
マチック輸送における混合比を除々に上げてゆくとニュ
ーマチック輸送後の芳香族ジヒドロキシ化合物中の微粉
量が減少傾向を示し、安息角の増加が抑えられ、帯電量
も減少する現象が判明したのである。
ドロキシ化合物をニューマチック輸送する際に、ニュー
マチック輸送における混合比を除々に上げてゆくとニュ
ーマチック輸送後の芳香族ジヒドロキシ化合物中の微粉
量が減少傾向を示し、安息角の増加が抑えられ、帯電量
も減少する現象が判明したのである。
【0049】この原因は定かではないが、輸送媒体であ
る不活性気体中の芳香族ジヒドロキシ化合物密度が高く
なると、芳香族ジヒドロキシ化合物粉体の自由度が制限
されるため、芳香族ジヒドロキシ化合物粉体間は静的な
状態となり、粉体相互のぶつかりによる粉砕が減少する
ことで、ニューマチック輸送後の芳香族ジヒドロキシ化
合物中の微粉量が減少し、安息角の増加が抑えられ、帯
電量も減少するものと考えられる。
る不活性気体中の芳香族ジヒドロキシ化合物密度が高く
なると、芳香族ジヒドロキシ化合物粉体の自由度が制限
されるため、芳香族ジヒドロキシ化合物粉体間は静的な
状態となり、粉体相互のぶつかりによる粉砕が減少する
ことで、ニューマチック輸送後の芳香族ジヒドロキシ化
合物中の微粉量が減少し、安息角の増加が抑えられ、帯
電量も減少するものと考えられる。
【0050】また、本発明において、粉体の芳香族ジヒ
ドロキシ化合物をニューマチック輸送するための媒体で
ある不活性気体の輸送配管内の風速が、芳香族ジヒドロ
キシ化合物の混入部において10m/S以上、40m/
S以下であることが極めて重要であり、さらに好ましく
は10m/S以上、20m/S以下である。
ドロキシ化合物をニューマチック輸送するための媒体で
ある不活性気体の輸送配管内の風速が、芳香族ジヒドロ
キシ化合物の混入部において10m/S以上、40m/
S以下であることが極めて重要であり、さらに好ましく
は10m/S以上、20m/S以下である。
【0051】即ち、粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物を
ニューマチック輸送するための輸送媒体である不活性気
体の配管内風速が遅くなると、同時に芳香族ジヒドロキ
シ化合物の移動速度も低下し、輸送配管曲折部の内部へ
の衝突速度も低下することで、芳香族ジヒドロキシ化合
物の粉砕度合いが低減され、その結果ニューマチック輸
送後の芳香族ジヒドロキシ化合物中の微粉量が減少し、
安息角の増加が抑えられ、帯電量も減少するものと考え
られる。しかし、本発明の範囲を超えて不活性気体の配
管内風速を遅くすると、芳香族ジヒドロキシ化合物の沈
降が起こり、輸送不良を生じる為に好ましくない。
ニューマチック輸送するための輸送媒体である不活性気
体の配管内風速が遅くなると、同時に芳香族ジヒドロキ
シ化合物の移動速度も低下し、輸送配管曲折部の内部へ
の衝突速度も低下することで、芳香族ジヒドロキシ化合
物の粉砕度合いが低減され、その結果ニューマチック輸
送後の芳香族ジヒドロキシ化合物中の微粉量が減少し、
安息角の増加が抑えられ、帯電量も減少するものと考え
られる。しかし、本発明の範囲を超えて不活性気体の配
管内風速を遅くすると、芳香族ジヒドロキシ化合物の沈
降が起こり、輸送不良を生じる為に好ましくない。
【0052】本発明において、粉体の芳香族ジヒドロキ
シ化合物をニューマチック輸送するための輸送媒体であ
る不活性気体の露点を、−1℃以下とすることが重要で
あり、さらに好ましくは−30℃以下とすることであ
る。
シ化合物をニューマチック輸送するための輸送媒体であ
る不活性気体の露点を、−1℃以下とすることが重要で
あり、さらに好ましくは−30℃以下とすることであ
る。
【0053】ニューマチック輸送された芳香族ジヒドロ
キシ化合物が計量システムにおいて計量された後、炭酸
ジエステルとの混合溶解槽へ移送される際に、該移送配
管の壁面に芳香族ジヒドロキシ化合物の微粉が付着する
原因には、静電付着の他に粘性による付着が考えられ
る。
キシ化合物が計量システムにおいて計量された後、炭酸
ジエステルとの混合溶解槽へ移送される際に、該移送配
管の壁面に芳香族ジヒドロキシ化合物の微粉が付着する
原因には、静電付着の他に粘性による付着が考えられ
る。
【0054】本願発明者らの検討によると、水分を帯び
た芳香族ジヒドロキシ化合物の微粉は粘性を持つ事が明
らかになっており、この知見に基づき、粉体の芳香族ジ
ヒドロキシ化合物をニューマチック輸送するための輸送
媒体である不活性気体の露点を下げることで、微粉の粘
性を取り省くことに成功したのである。
た芳香族ジヒドロキシ化合物の微粉は粘性を持つ事が明
らかになっており、この知見に基づき、粉体の芳香族ジ
ヒドロキシ化合物をニューマチック輸送するための輸送
媒体である不活性気体の露点を下げることで、微粉の粘
性を取り省くことに成功したのである。
【0055】本発明において、粉体の芳香族ジヒドロキ
シ化合物をニューマチック輸送するための輸送媒体であ
る不活性気体の中の酸素濃度を、3%以下とすることが
重要であり、さらに好ましくは1%以下にすることが重
要である。
シ化合物をニューマチック輸送するための輸送媒体であ
る不活性気体の中の酸素濃度を、3%以下とすることが
重要であり、さらに好ましくは1%以下にすることが重
要である。
【0056】芳香族ジヒドロキシ化合物を取り扱う場
合、通常その輸送雰囲気は、粉塵爆発の防止のために不
活性気体の中の酸素濃度を5%以下にして行われてい
る。
合、通常その輸送雰囲気は、粉塵爆発の防止のために不
活性気体の中の酸素濃度を5%以下にして行われてい
る。
【0057】しかしながら、不活性気体の中の酸素濃度
を、5%以下に保って取り扱った場合においても、ポリ
マーの色相が悪化すると言う問題が生じ、鋭意研究の結
果、不活性気体の中の酸素濃度を更に低下させること
で、ポリマーの色相を良化させることに成功したのであ
る。
を、5%以下に保って取り扱った場合においても、ポリ
マーの色相が悪化すると言う問題が生じ、鋭意研究の結
果、不活性気体の中の酸素濃度を更に低下させること
で、ポリマーの色相を良化させることに成功したのであ
る。
【0058】この理由は定かではないが、不活性気体中
に残存する酸素によって芳香族ジヒドロキシ化合物が酸
化、変色し、このためポリマーの色相を悪化させている
のもと考えられる。
に残存する酸素によって芳香族ジヒドロキシ化合物が酸
化、変色し、このためポリマーの色相を悪化させている
のもと考えられる。
【0059】また、本発明において、粉体の芳香族ジヒ
ドロキシ化合物をニューマチック輸送するための輸送媒
体である不活性気体の0.5μm以上の異物含有量が1
0000個/m3以下であることが重要であり、さらに
好ましくは、0.5μm以上の異物含有量が5000個
/m3以下にする事が重要である。従来、このような微
小な異物は溶融した原料や重合して得られた反応物中に
存在する事が解っていたが、大量の融液を0.5μm以
下の目開きを有する精密なフィルターで濾過する事は圧
力損失の観点などで困難であり、特別な対策は行われて
いないのが現状であった。
ドロキシ化合物をニューマチック輸送するための輸送媒
体である不活性気体の0.5μm以上の異物含有量が1
0000個/m3以下であることが重要であり、さらに
好ましくは、0.5μm以上の異物含有量が5000個
/m3以下にする事が重要である。従来、このような微
小な異物は溶融した原料や重合して得られた反応物中に
存在する事が解っていたが、大量の融液を0.5μm以
下の目開きを有する精密なフィルターで濾過する事は圧
力損失の観点などで困難であり、特別な対策は行われて
いないのが現状であった。
【0060】しかし、本発明者らは、ニューマチック輸
送に使用する不活性気体を0.5μm以下の目開きを有
する精密なフィルターで濾過し、0.5μm以上の異物
含有量を減少させ、このような不活性気体を使用してニ
ューマチック輸送した芳香族ジヒドロキシ化合物を使用
することにより、溶融した原料や重合して得られた反応
物中に存在する0.5μm以上の微小な異物が大幅に減
少することを見出した。
送に使用する不活性気体を0.5μm以下の目開きを有
する精密なフィルターで濾過し、0.5μm以上の異物
含有量を減少させ、このような不活性気体を使用してニ
ューマチック輸送した芳香族ジヒドロキシ化合物を使用
することにより、溶融した原料や重合して得られた反応
物中に存在する0.5μm以上の微小な異物が大幅に減
少することを見出した。
【0061】この原因は定かではないが、ニューマチッ
ク輸送において芳香族ジヒドロキシ化合物は不活性ガス
に均一に分散した状態になり、輸送過程での帯電などと
相まって、不活性ガスに含まれる微小異物が芳香族ジヒ
ドロキシ化合物に吸着されやすくなる。その結果、輸送
された芳香族ジヒドロキシ化合物を溶融した原料や重合
して得られた反応物中に存在する0.5μm以上の微小
な異物の量に大きな影響を及ぼすものと考えられる。
ク輸送において芳香族ジヒドロキシ化合物は不活性ガス
に均一に分散した状態になり、輸送過程での帯電などと
相まって、不活性ガスに含まれる微小異物が芳香族ジヒ
ドロキシ化合物に吸着されやすくなる。その結果、輸送
された芳香族ジヒドロキシ化合物を溶融した原料や重合
して得られた反応物中に存在する0.5μm以上の微小
な異物の量に大きな影響を及ぼすものと考えられる。
【0062】本発明においては上記方法で得られたポリ
カーボネートをベント式2軸ルーダーを用いて、触媒失
活剤の添加処理及び脱揮処理を行う事が出来る。この際
に、ポリカーボネートを重合機から直接溶融状態でルー
ダーに供給しても良く、一旦冷却・ペレット化してルー
ダーに供給しても良い。
カーボネートをベント式2軸ルーダーを用いて、触媒失
活剤の添加処理及び脱揮処理を行う事が出来る。この際
に、ポリカーボネートを重合機から直接溶融状態でルー
ダーに供給しても良く、一旦冷却・ペレット化してルー
ダーに供給しても良い。
【0063】本発明に使用する失活剤としては、公知の
失活剤が有効に使用されるが、この中でもスルホン酸の
アンモニウム塩、ホスホニウム塩が好ましく、更にドデ
シルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩等
のドデシルベンゼンスルホン酸の上記塩類やパラトルエ
ンスルホン酸テトラブチルアンモニウム塩等のパラトル
エンスルホン酸の上記塩類が好ましい。またスルホン酸
のエステルとしてベンゼンスルホン酸メチル、ベンゼン
スルホン酸エチル、ベンゼンスルホン酸ブチル、ベンゼ
ンスルホン酸オクチル、ベンゼンスルホン酸フェニル、
パラトルエンスルホン酸メチル、パラトルエンスルホン
酸エチル、パラトルエンスルホン酸ブチル、パラトルエ
ンスルホン酸オクチル、パラトルエンスルホン酸フェニ
ル等が好ましく用いられ、就中、ドデシルベンゼンスル
ホン酸テトラブチルホスホニウム塩が最も好ましく使用
される。
失活剤が有効に使用されるが、この中でもスルホン酸の
アンモニウム塩、ホスホニウム塩が好ましく、更にドデ
シルベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩等
のドデシルベンゼンスルホン酸の上記塩類やパラトルエ
ンスルホン酸テトラブチルアンモニウム塩等のパラトル
エンスルホン酸の上記塩類が好ましい。またスルホン酸
のエステルとしてベンゼンスルホン酸メチル、ベンゼン
スルホン酸エチル、ベンゼンスルホン酸ブチル、ベンゼ
ンスルホン酸オクチル、ベンゼンスルホン酸フェニル、
パラトルエンスルホン酸メチル、パラトルエンスルホン
酸エチル、パラトルエンスルホン酸ブチル、パラトルエ
ンスルホン酸オクチル、パラトルエンスルホン酸フェニ
ル等が好ましく用いられ、就中、ドデシルベンゼンスル
ホン酸テトラブチルホスホニウム塩が最も好ましく使用
される。
【0064】これらの失活剤の使用量はアルカリ金属化
合物及び/又はアルカリ土類金属化合物より選ばれた前
記重合触媒1モル当たり0.5〜50モルの割合で、好
ましくは0.5〜10モルの割合で、更に好ましくは
0.8〜5モルの割合で使用する事が出来る。
合物及び/又はアルカリ土類金属化合物より選ばれた前
記重合触媒1モル当たり0.5〜50モルの割合で、好
ましくは0.5〜10モルの割合で、更に好ましくは
0.8〜5モルの割合で使用する事が出来る。
【0065】これらの失活剤は直接、または適当な溶剤
に溶解又は分散させて溶融状態のポリカーボネートに添
加、混練する。
に溶解又は分散させて溶融状態のポリカーボネートに添
加、混練する。
【0066】また本願発明においては、本願発明の目的
を損なわない範囲でポリカーボネートにその他の添加剤
を添加することができる。
を損なわない範囲でポリカーボネートにその他の添加剤
を添加することができる。
【0067】このような添加剤としては、例えば、加工
安定剤、耐熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸
収剤、金属不活性化剤、金属石鹸類、造核剤、帯電防止
剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、滑剤、難燃
剤、離型剤、防黴剤、着色剤、防曇剤、天然油、合成
油、ワックス、有機系充填剤、無機系充填剤、エポキシ
化合物をあげることができる。
安定剤、耐熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸
収剤、金属不活性化剤、金属石鹸類、造核剤、帯電防止
剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、滑剤、難燃
剤、離型剤、防黴剤、着色剤、防曇剤、天然油、合成
油、ワックス、有機系充填剤、無機系充填剤、エポキシ
化合物をあげることができる。
【0068】これらの内でも耐熱安定剤、紫外線吸収
剤、離型剤、着色剤等が特に一般的に使用され、これら
は2種以上組み合わせて使用することができる。
剤、離型剤、着色剤等が特に一般的に使用され、これら
は2種以上組み合わせて使用することができる。
【0069】本願発明に用いられる加工安定剤、耐熱安
定剤、酸化防止剤等の目的のためには、例えば、燐化合
物、フェノール系安定剤、有機チオエーテル系安定剤、
ヒンダードアミン系安定剤等を挙げることができる。
定剤、酸化防止剤等の目的のためには、例えば、燐化合
物、フェノール系安定剤、有機チオエーテル系安定剤、
ヒンダードアミン系安定剤等を挙げることができる。
【0070】光安定剤、紫外線吸収剤等としては、一般
的な紫外線吸収剤が用いられ、例えば、サリチル酸系紫
外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾト
リアゾール系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外
線吸収剤等を挙げることができる。
的な紫外線吸収剤が用いられ、例えば、サリチル酸系紫
外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾト
リアゾール系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外
線吸収剤等を挙げることができる。
【0071】離型剤としては一般的に知られた離型剤を
用いることができ、例えば、パラフィン類などの炭化水
素系離型剤、ステアリン酸等の脂肪酸系離型剤、ステア
リン酸アミド等の脂肪酸アミド系離型剤、ステアリルア
ルコール、ペンタエリスリトール等のアルコール系離型
剤、グリセリンモノステアレート等の脂肪酸エステル系
離型剤、シリコーンオイル等のシリコーン系離型剤等を
挙げることができる。
用いることができ、例えば、パラフィン類などの炭化水
素系離型剤、ステアリン酸等の脂肪酸系離型剤、ステア
リン酸アミド等の脂肪酸アミド系離型剤、ステアリルア
ルコール、ペンタエリスリトール等のアルコール系離型
剤、グリセリンモノステアレート等の脂肪酸エステル系
離型剤、シリコーンオイル等のシリコーン系離型剤等を
挙げることができる。
【0072】着色剤としては有機系や無機系の顔料や染
料を使用することができる。
料を使用することができる。
【0073】金属不活性化剤としては、例えばN、N´
−〔3−(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニル〕ヒドラジン等が、金属石鹸類と
しては例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ニ
ッケル等が挙げられる。
−〔3−(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニル〕ヒドラジン等が、金属石鹸類と
しては例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ニ
ッケル等が挙げられる。
【0074】帯電防止剤としては、例えば(βーラウラ
ミドプロピル)トリメチルアンモニウムメチルスルフェ
ート等の第4級アンモニウム塩系、アルキルホスフェー
ト系化合物が挙げられる。
ミドプロピル)トリメチルアンモニウムメチルスルフェ
ート等の第4級アンモニウム塩系、アルキルホスフェー
ト系化合物が挙げられる。
【0075】造核剤としては、例えばジ(4−t−ブチ
ルフェニル)ホスホン酸ナトリウム、ジベンジリデンソ
ルビトール、メチレンビス(2,4−ジ−t−ブチルフ
ェノール)アシッドホスフェートナトリウム塩等のソル
ビトール系、リン酸塩系化合物が挙げられる。
ルフェニル)ホスホン酸ナトリウム、ジベンジリデンソ
ルビトール、メチレンビス(2,4−ジ−t−ブチルフ
ェノール)アシッドホスフェートナトリウム塩等のソル
ビトール系、リン酸塩系化合物が挙げられる。
【0076】滑剤としては、例えばエルカ酸アミド、ス
テアリン酸モノグリセリド等が、難燃剤としては、例え
ばトリス(2−クロロエチル)ホスフェートなどの含ハ
ロゲンリン酸エステル類、ヘキサブロモシクロドデカ
ン、デカブロモフェニルオキサイドなどのハロゲン化
物、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、水酸化アル
ミニウムなどの金属無機化合物類、これらの混合物等が
挙げられる。
テアリン酸モノグリセリド等が、難燃剤としては、例え
ばトリス(2−クロロエチル)ホスフェートなどの含ハ
ロゲンリン酸エステル類、ヘキサブロモシクロドデカ
ン、デカブロモフェニルオキサイドなどのハロゲン化
物、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、水酸化アル
ミニウムなどの金属無機化合物類、これらの混合物等が
挙げられる。
【0077】これらの添加剤は、直接に、または適当な
溶剤またはポリマーに溶解または分散させて、あるいは
マスターペレットとして、溶融状態のポリカーボネート
に添加、混練する。このような操作を実施するのに用い
られる設備に特に制限は無いが、例えば2軸押出機等が
好ましく、添加剤を溶液の形で供給する場合はプランジ
ャーポンプ等の定量ポンプが用いられ、添加剤をマスタ
ーポリマーの形で供給する場合はサイドフィーダー等が
一般に使用される。添加剤を溶剤に溶解または分散させ
た場合はベント付きの2軸押出機が特に好ましく使用さ
れる。
溶剤またはポリマーに溶解または分散させて、あるいは
マスターペレットとして、溶融状態のポリカーボネート
に添加、混練する。このような操作を実施するのに用い
られる設備に特に制限は無いが、例えば2軸押出機等が
好ましく、添加剤を溶液の形で供給する場合はプランジ
ャーポンプ等の定量ポンプが用いられ、添加剤をマスタ
ーポリマーの形で供給する場合はサイドフィーダー等が
一般に使用される。添加剤を溶剤に溶解または分散させ
た場合はベント付きの2軸押出機が特に好ましく使用さ
れる。
【0078】
【実施例】以下実施例によって説明する。なお実施例中
の%及び部は特に断らない限り重量%または重量部であ
る。なお以下の実施例において得られたポリカーボネー
トの物性は以下のようにして測定した。 (色相)日本電色工業(株)製の Color and
Color Difference Meter N
D−1001DPを用いてColor bを測定した。 (末端基構造)NMR測定法にて全末端基に対するOH
末端基の割合(%)を求めた。 (固有粘度及び粘度平均分子量)0.7g/dlの塩化
メチレン溶液をウベローデ粘度計を用い固有粘度を測定
し、次式により粘度平均分子量を求めた。 [η]=1.23×10-4M0.83 (0.5μm以上の異物含有量)ペレット40gを塩化
メチレン2Lに溶解し、光散乱、遮断法にて異物量をカ
ウントした。結果は個/gに換算した。
の%及び部は特に断らない限り重量%または重量部であ
る。なお以下の実施例において得られたポリカーボネー
トの物性は以下のようにして測定した。 (色相)日本電色工業(株)製の Color and
Color Difference Meter N
D−1001DPを用いてColor bを測定した。 (末端基構造)NMR測定法にて全末端基に対するOH
末端基の割合(%)を求めた。 (固有粘度及び粘度平均分子量)0.7g/dlの塩化
メチレン溶液をウベローデ粘度計を用い固有粘度を測定
し、次式により粘度平均分子量を求めた。 [η]=1.23×10-4M0.83 (0.5μm以上の異物含有量)ペレット40gを塩化
メチレン2Lに溶解し、光散乱、遮断法にて異物量をカ
ウントした。結果は個/gに換算した。
【0079】[実施例1]次のような反応設備を使用し
て、芳香族ポリカーボネートの溶融重縮合を実施した。 [芳香族ジヒドロキシ化合物の輸送]SUS304製で
ロータリーバルブを備え、粉体の芳香族ジヒドロキシ化
合物をトンバッグから受入れる第1ホッパー、該ホッパ
ー中の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック輸送
するためのブロワ−を備えた配管と、ニューマチック輸
送された芳香族ジヒドロキシ化合物を受入れる第2ホッ
パーからなる芳香族ジヒドロキシ化合物の輸送・貯蔵設
備を用いた。
て、芳香族ポリカーボネートの溶融重縮合を実施した。 [芳香族ジヒドロキシ化合物の輸送]SUS304製で
ロータリーバルブを備え、粉体の芳香族ジヒドロキシ化
合物をトンバッグから受入れる第1ホッパー、該ホッパ
ー中の芳香族ジヒドロキシ化合物をニューマチック輸送
するためのブロワ−を備えた配管と、ニューマチック輸
送された芳香族ジヒドロキシ化合物を受入れる第2ホッ
パーからなる芳香族ジヒドロキシ化合物の輸送・貯蔵設
備を用いた。
【0080】ニューマチック輸送における芳香族ジヒド
ロキシ化合物と不活性気体の混合比は12であり、不活
性気体の風速は、芳香族ジヒドロキシ化合物の混入部
(第1ホッパーの出口)において15m/Sとした。
ロキシ化合物と不活性気体の混合比は12であり、不活
性気体の風速は、芳香族ジヒドロキシ化合物の混入部
(第1ホッパーの出口)において15m/Sとした。
【0081】また、ニューマチック輸送するための輸送
媒体である窒素の酸素濃度は0.8%、露点は−60
℃、0.5μm以上の異物含有量は3200個/m3で
あった。
媒体である窒素の酸素濃度は0.8%、露点は−60
℃、0.5μm以上の異物含有量は3200個/m3で
あった。
【0082】以上の設備、方法を用いて安息角40°の
プリル状のビスフェノールAをトンバッグから第1ホッ
パーに受け入れ、第2ホッパーへニューマチック輸送し
た結果、安息角が46°、帯電量が5kボルトの粉体状
のビスフェノールAを得た。 [ポリカーボネートの製造]第2ホッパーから芳香族ジ
ヒドロキシ化合物と溶融炭酸ジエステル貯槽から溶融状
態の炭酸ジエステルを、それぞれ計量投入し加熱溶融・
攪拌混合できるモノマー混合物調製槽と、初期重合槽に
原料を連続的に定量供給することのできる原料ポンプ
と、重合触媒を調製する為の触媒調製槽と、初期重合槽
に触媒溶液を定量供給できる触媒ポンプと、初期重合槽
で得られたプレポリマーを更に重合させ、所定重合度の
ポリマーを製造する為の後期重合槽を有する重合装置を
用いて、連続的に溶融重縮合反応を実施した。後期重合
槽を出た芳香族ポリカーボネートは、ギヤポンプによっ
て2軸ルーダーに供給し、連続的にダイスより押出しス
トランドとした後、カッターによってペレットにした。
プリル状のビスフェノールAをトンバッグから第1ホッ
パーに受け入れ、第2ホッパーへニューマチック輸送し
た結果、安息角が46°、帯電量が5kボルトの粉体状
のビスフェノールAを得た。 [ポリカーボネートの製造]第2ホッパーから芳香族ジ
ヒドロキシ化合物と溶融炭酸ジエステル貯槽から溶融状
態の炭酸ジエステルを、それぞれ計量投入し加熱溶融・
攪拌混合できるモノマー混合物調製槽と、初期重合槽に
原料を連続的に定量供給することのできる原料ポンプ
と、重合触媒を調製する為の触媒調製槽と、初期重合槽
に触媒溶液を定量供給できる触媒ポンプと、初期重合槽
で得られたプレポリマーを更に重合させ、所定重合度の
ポリマーを製造する為の後期重合槽を有する重合装置を
用いて、連続的に溶融重縮合反応を実施した。後期重合
槽を出た芳香族ポリカーボネートは、ギヤポンプによっ
て2軸ルーダーに供給し、連続的にダイスより押出しス
トランドとした後、カッターによってペレットにした。
【0083】この設備において初期重合槽は、反応で発
生するモノヒドロキシ化合物と原料である炭酸ジエステ
ルを分離する為の還流機構を備えた精留塔を付設した内
部に加熱コイルを有するジャケット付き竪型攪拌槽であ
り、初期重合槽で得られた反応液を後期重合槽に連続的
に供給するためのギヤポンプを備えた配管によって後期
重合槽に接続されていた。
生するモノヒドロキシ化合物と原料である炭酸ジエステ
ルを分離する為の還流機構を備えた精留塔を付設した内
部に加熱コイルを有するジャケット付き竪型攪拌槽であ
り、初期重合槽で得られた反応液を後期重合槽に連続的
に供給するためのギヤポンプを備えた配管によって後期
重合槽に接続されていた。
【0084】後期重合槽は、精留塔は有していない横型
攪拌槽であり、ジャケットが全体に付設されていた。
攪拌槽であり、ジャケットが全体に付設されていた。
【0085】溶融重縮合は次の運転条件で実施した。芳
香族ジヒドロキシ化合物として上述のようにニューマチ
ック輸送し、第2ホッパーに貯蔵されたビスフェノール
Aを使用し、炭酸ジエステルとして溶融状態のジフェニ
ルカーボネートを用いた。
香族ジヒドロキシ化合物として上述のようにニューマチ
ック輸送し、第2ホッパーに貯蔵されたビスフェノール
Aを使用し、炭酸ジエステルとして溶融状態のジフェニ
ルカーボネートを用いた。
【0086】まず、ジフェニルカーボネートとビスフェ
ノールAをモル比でジフェニルカーボネート/ビスフェ
ノールA=1.01となるようにモノマー混合物調製槽
に供給し、攪拌混合・溶解した。
ノールAをモル比でジフェニルカーボネート/ビスフェ
ノールA=1.01となるようにモノマー混合物調製槽
に供給し、攪拌混合・溶解した。
【0087】重合触媒としては、ビスフェノールAのジ
ナトリウム塩を用いた。触媒は、触媒調製槽において、
触媒濃度が30ppmとなるように、フェノール/水=
90/10重量%の混合液に溶解した。
ナトリウム塩を用いた。触媒は、触媒調製槽において、
触媒濃度が30ppmとなるように、フェノール/水=
90/10重量%の混合液に溶解した。
【0088】初期重合槽へ原料を連続供給しつつ、触媒
溶液を原料中のビスフェノールA1モル当たりビスフェ
ノールAのジナトリウム塩が1μ当量となるように供給
し、連続溶融重縮合を実施した。
溶液を原料中のビスフェノールA1モル当たりビスフェ
ノールAのジナトリウム塩が1μ当量となるように供給
し、連続溶融重縮合を実施した。
【0089】各重合槽の運転条件は、初期重合槽が、内
温250℃、真空度4KPa(30Torr)、後期重
合槽が、270℃、真空度67Pa(0.5Torr)
であった。
温250℃、真空度4KPa(30Torr)、後期重
合槽が、270℃、真空度67Pa(0.5Torr)
であった。
【0090】運転時間は、連続600時間であった。ポ
リカーボネートのサンプルは、1回/100時間の頻度
で後期重合槽出口で採取し、品質評価した。結果を表1
に示した。また、第2ホッパーからモノマー混合物調整
槽へのビスフェノールAの移送は運転期間を通して安定
に操作可能であり、運転終了後の点検においても該移送
配管のビスフェノールAの付着は僅かであった。
リカーボネートのサンプルは、1回/100時間の頻度
で後期重合槽出口で採取し、品質評価した。結果を表1
に示した。また、第2ホッパーからモノマー混合物調整
槽へのビスフェノールAの移送は運転期間を通して安定
に操作可能であり、運転終了後の点検においても該移送
配管のビスフェノールAの付着は僅かであった。
【0091】[比較例1]実施例1の装置において、ニ
ューマチック輸送におけるビスフェノールAと窒素の混
合比は2であり、窒素の風速は、芳香族ジヒドロキシ化
合物の混入部(第1ホッパー出口)において45m/S
とした。
ューマチック輸送におけるビスフェノールAと窒素の混
合比は2であり、窒素の風速は、芳香族ジヒドロキシ化
合物の混入部(第1ホッパー出口)において45m/S
とした。
【0092】また、ニューマチック輸送するための輸送
媒体である窒素の酸素濃度は5.0%、露点は0℃、
0.5μm以上の異物含有量は28500個/m3であ
った。
媒体である窒素の酸素濃度は5.0%、露点は0℃、
0.5μm以上の異物含有量は28500個/m3であ
った。
【0093】以上の方法を用いて実施例1と同じビスフ
ェノールAを第1ホッパーから第2ホッパーへニューマ
チック輸送した結果、安息角が55°、帯電量が250
kボルトの粉体状のビスフェノールAを得た。
ェノールAを第1ホッパーから第2ホッパーへニューマ
チック輸送した結果、安息角が55°、帯電量が250
kボルトの粉体状のビスフェノールAを得た。
【0094】該芳香族ジヒドロキシ化合物を用いた以外
は、実施例1と同じ装置、同じ運転条件で600時間の
連続運転を実施した。
は、実施例1と同じ装置、同じ運転条件で600時間の
連続運転を実施した。
【0095】ポリカーボネートのサンプルは、1回/1
00時間の頻度で後期重合槽出口で採取し、品質評価し
た。結果を表1に示した。
00時間の頻度で後期重合槽出口で採取し、品質評価し
た。結果を表1に示した。
【0096】尚、第2ホッパーからモノマー混合物調整
槽へのビスフェノールAの移送は不安定であり間歇的な
移送が生じた。また、該移送配管の閉塞も頻発し、毎日
の点検、清掃が不可欠であった。
槽へのビスフェノールAの移送は不安定であり間歇的な
移送が生じた。また、該移送配管の閉塞も頻発し、毎日
の点検、清掃が不可欠であった。
【0097】
【表1】
【0098】
【発明の効果】芳香族ジヒドロキシ化合物の、配管での
輸送における安息角の増加を一定値以下に抑え、帯電量
を一定値以下に抑え、輸送媒体である不活性気体の速度
と搬送される原料との比を特定の数値範囲内に制御する
ことで移送配管での原料の付着が少なくモルバランス管
理が容易となり、品質の優れたポリカーボネートを効率
良く製造することが出来る。
輸送における安息角の増加を一定値以下に抑え、帯電量
を一定値以下に抑え、輸送媒体である不活性気体の速度
と搬送される原料との比を特定の数値範囲内に制御する
ことで移送配管での原料の付着が少なくモルバランス管
理が容易となり、品質の優れたポリカーボネートを効率
良く製造することが出来る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 佐脇 透
山口県岩国市日の出町2番1号 帝人株式
会社岩国研究センター内
(72)発明者 佐々木 勝司
山口県岩国市日の出町2番1号 帝人株式
会社岩国研究センター内
Fターム(参考) 4J029 AA09 AB04 AC01 BB03A
BB04A BB05A BB08A BB09A
BB10A BB11A BB12A BB13A
HC02 HC03 HC04 HC05 JA091
JA121 JA161 JA201 JA301
JB171 JC021 JC091 JF021
JF031 JF041 JF141 JF151
JF161 KA00 KB11 KE02
KE05 LB01
Claims (7)
- 【請求項1】 炭酸ジエステルとニューマチック輸送さ
れた粉体状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエ
ステルに対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1
対1.00〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以
下に維持して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の
存在下に溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造
する方法において、フレーク又はプリルの形状を有する
安息角35°〜50°の芳香族ジヒドロキシ化合物をニ
ューマチック輸送した後の安息角の増加が10°以下で
ある芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事を特徴とす
る芳香族ポリカーボネートの製造方法。 - 【請求項2】 炭酸ジエステルとニューマチック輸送さ
れた粉体状の芳香族ジヒドロキシ化合物とを、炭酸ジエ
ステルに対する芳香族ジヒドロキシ化合物のモル比を1
対1.00〜1.10の範囲で変動幅を±0.005以
下に維持して混合溶解し、次いで、エステル交換触媒の
存在下に溶融重縮合して芳香族ポリカーボネートを製造
する方法において、粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物と
してニューマチック輸送した後の帯電量が100kボル
ト以下の芳香族ジヒドロキシ化合物を使用する事を特徴
とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。 - 【請求項3】 粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニュ
ーマチック輸送する配管内における、芳香族ジヒドロキ
シ化合物の速度をA(kg/hr)、輸送媒体である不
活性気体の速度をB(kg/hr)とした場合、下式
(1) 15≧A/B≧3 (1) の関係が成立する条件でニューマチック輸送した芳香族
ジヒドロキシ化合物を使用することを特徴とする請求項
1または2に記載の芳香族ポリカーボネートの製造方
法。 - 【請求項4】 粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニュ
ーマチック輸送するための輸送媒体である不活性気体の
風速が、芳香族ジヒドロキシ化合物の混入部において1
0m/S以上、40m/S以下であることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の芳香族ポリカーボ
ネートの製造方法。 - 【請求項5】 粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニュ
ーマチック輸送するための輸送媒体である不活性気体の
露点が、−1℃以下であることを特徴とする請求項1〜
4のいずれか1項に記載の芳香族ポリカーボネートの製
造方法。 - 【請求項6】 粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニュ
ーマチック輸送するための輸送媒体である不活性気体の
中の酸素濃度を、3%以下とすることを特徴とする請求
項1〜5のいずれか1項に記載の芳香族ポリカーボネー
トの製造方法。 - 【請求項7】 粉体の芳香族ジヒドロキシ化合物をニュ
ーマチック輸送するための輸送媒体である不活性気体の
0.5μm以上の異物含有量が10000個/m3以下
であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
記載の芳香族ポリカーボネートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002002140A JP2003201343A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002002140A JP2003201343A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003201343A true JP2003201343A (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=27642090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002002140A Pending JP2003201343A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003201343A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005121213A1 (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 高品質芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
| JP2015059009A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 三菱化学株式会社 | 芳香族ジヒドロキシ化合物粉体の輸送方法及び芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法 |
| JP2015183083A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 三菱化学株式会社 | ポリカーボネート樹脂の製造方法 |
| JP2016079399A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
-
2002
- 2002-01-09 JP JP2002002140A patent/JP2003201343A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2005121213A1 (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 高品質芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
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| EA011129B1 (ru) * | 2004-06-14 | 2008-12-30 | Асахи Касеи Кемикалз Корпорейшн | Способ получения высококачественного ароматического поликарбоната |
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| JP2016079399A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 芳香族ポリカーボネートの製造方法 |
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