JP2003201550A - めっき槽への浴機器の設置方法及びその装置 - Google Patents
めっき槽への浴機器の設置方法及びその装置Info
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Abstract
位置決めしてめっき槽に設置することができる。 【解決手段】 設備では、基礎100に配置されてお
り、降下されてめっき槽10上に設置されるまでの間の
浴機器セット30を、鋼帯300の供給ライン芯401
を基準に位置決めするための位置決め機構40及び押し
付け機構50を備えている。位置決め機構40には供給
ライン芯401に対して所定の位置関係をなすガイド面
43aを有し、位置決めは、このガイド面43aに、降
下される浴機器セット30のころ35を沿わせることで
行っている。
Description
浴機器の設置方法及びその装置に関し、特に、めっき槽
が移動自在とされており、そのめっき槽上に浴機器を設
置するためのめっき槽に対する浴機器の設置方法及びそ
の装置に関する。
ものとして、鋼帯の溶融亜鉛めっきがある。そして、鋼
帯の溶融亜鉛めっきにおいて、更なる耐食性等を付与す
るためZn−Alの合金めっきが広く行われている。例
えば、合金めっきでは、5%Alのものや55%Alの
ものが一般的である。このような溶融亜鉛めっきの製造
ラインにおいて、例えば、亜鉛めっきから合金めっきへ
とめっきの種類を切り換える際には、めっきに使用する
溶融金属を保管するめっき槽(サブポット)と実際に使
用するオンライン上のめっき槽との間でポンプ等により
汲み替えるか、移動式に構成しためっき槽を複数用意し
ておいて、めっき槽ごと入れ替えるかのいずれかの方法
が採られている。これは、各めっき槽に満たされている
溶融金属の成分が異なるのみで、それ以外の工程は同じ
だからである。
気酸化による多量のドロスが発生してしまう。この場
合、ドロス除去作業に時間を要し、また、そのドロス除
去作業が危険作業でもあり、このようなことから、めっ
き槽ごと入れ替える方法が広く行われている。また、溶
融亜鉛めっきのみを行うめっきラインにおいても、Fe
とZnの金属間化合物であるボトムドロス除去を効率よ
く行うため、2台のめっき槽を移動可能にして入れ替え
て使用するものがある。すなわち、オンライン位置のめ
っき槽において通常のめっきを行い、オフライン位置の
めっき槽においてボトムドロス除去作業を行うような方
法である。
置との間でめっき槽を移動させる必要があるが、その移
動装置として、以下のようなものが開示されている。例
えば、特開昭62−130267号公報(以下、文献1
という。)には、めっき槽を床面から浮上させるために
エアベアリングを使用し、このエアベアリングにチエン
等の連結具とモータ等の駆動装置を連結することにより
めっき槽を移動させる、といった技術が開示されてい
る。
下、文献2という。)には、めっき槽に載置されていた
浴機器を当該めっき槽から退避させて、その状態で、め
っき槽を水平移動可能な待機位置まで下降させてからオ
フライン位置にめっき槽を水平移動させ、その一方で、
もう1つのめっき槽をオンライン位置まで移動した後、
待機位置から所定高さまで上昇させる、といっためっき
槽の交換のための技術が開示されている。
るためのシンクロール、パスラインを決めるとともにイ
ンターメッシュ量の調整で反りを矯正するための浴中サ
ポートロール、或いは余剰の金属を絞るためのワイピン
グノズル等の種々の機器を備えている。また、この文献
2では、めっき槽の水平移動を移動台車により行ってお
り、その移動台車として、水平移動をするための移動手
段と、めっき槽を昇降可能にするための昇降手段とを有
するものや、移動手段のみを有するものが開示されてい
る。
段とともに昇降手段を備えている移動台車の構成を示
し、図11は、文献2で開示されている移動手段のみを
有する移動台車の構成を示す。図10に示すように、各
移動台車200a,200b,200cは、移動手段と
しての車輪201と、溶融金属211が入れてあるめっ
き槽210を昇降させるための昇降装置202とを備え
ている。そして、オンライン位置に、シンクロール22
1やサポートロール222等を備えた浴機器220が配
置され、鋼帯300が通板されている。これにより、オ
ンライン位置に車輪201により水平移動された移動台
車200bは、昇降装置202によりめっき槽210を
浴機器220が溶融金属211に浸されるように待機位
置から所定位置まで上昇させる。そして、めっき槽を交
換する際には、移動台車200は、昇降装置202によ
りめっき槽210を水平移動とされる待機位置まで下降
させ、オフライン位置に移動される。
00a,200bは、移動手段としての車輪201のみ
を有している。このような構成においては、めっき槽2
10は、車輪201を有し移動可能とされている移動台
車200bにより水平移動されてオフライン位置からオ
ンライン位置に移動される。そして、このオンライン位
置に停止されためっき槽210に、クレーン等の移動装
置により浴機器220が降下されて、めっき槽210上
に設置され、その後、浴機器220に鋼帯300が通板
される。一方、めっき槽を交換する際には、めっき槽2
10は、移動台車200によりオフライン位置まで水平
移動される。
段のみを有する構成でも、オンライン位置の地上側に昇
降装置が設けてあり、その昇降装置により、移動台車2
00をめっき槽210ごと昇降させてめっきを行うもの
もある。また、特開平7−109555号公報(以下、
文献3という。)には、めっき槽と浴機器とが一体とさ
れているものが開示されている。この文献3では、オン
ライン位置においてめっき槽(浴機器が一体とされてい
るめっき槽)を昇降装置により水平移動可能な待機位置
まで下降させた後、オフライン位置へ水平移動させ、次
いで、オフライン位置で待機中のめっき槽(このめっき
槽も浴機器を一体として具備している)を水平移動し、
オンライン位置で昇降装置により待機位置から所定高さ
まで上昇させる、というものである。
融金属めっきを可能にするめっき槽の移動方式が種々開
示されているが、実際の操業では供給ライン芯に対する
浴機器の設置精度が問題となるにもかかわらず、その設
置方法及び設置装置は前述の文献1〜文献3を含めほと
んど開示されていない。すなわち、浴機器は、前述した
ようにシンクロールや浴中サポートロールを備えている
が、これらの位置関係が供給ライン芯に対して精度よく
セットされない場合は、供給ライン芯を基準に供給及び
その排出がなされる鋼帯に蛇行が生じる問題や、ワイピ
ング時に板エッジの影響を避けるために設置しているバ
ッフルプレートとパス位置がずれてしまいスプラッシュ
が多発する等の問題が生じてしまう。ここで、浴機器は
供給ライン芯に対する位置関係として、シンクロール等
が供給ライン芯に対して直角になることが要求されてい
る。
場合が多い。この場合には、浴機器がめっき槽に対して
位置決めされるようになっており、特に、めっき槽が移
動する場合には、移動台車の停止精度により浴機器の供
給ライン芯に対する精度が決まってしまうという問題が
ある。一方、前述の文献2や文献3のようにオンライン
位置で昇降可能とされている場合は、昇降装置を供給ラ
イン芯に対して位置関係が固定された部位に配置し、昇
降装置とめっき槽の接触部位(座)において位置決めす
ることが可能(例えばインロウとする)であり、移動台
車の停止精度が多少悪くても、昇降装置に装着されるこ
とでめっき槽が供給ライン芯に対して精度よく位置決め
することが可能になる。その結果、めっき槽に固定され
た浴機器は供給ライン芯に対して精度良く位置決めされ
たものになる。
の重量(例えば、大きいものでは400〜500to
n)のため、昇降装置は大掛かりかつ高価である。ま
た、めっき槽を昇降させて、水平移動するような構成を
採用した場合、設備において基礎深さを深くしなければ
ならない等の問題があった。また、図10に示したよう
に移動台車でめっき槽の移動のみを行う場合、移動台車
の停止精度が浴機器の供給ライン芯に対する設置精度を
決まってしまうという問題点があった。さらに、文献3
に開示されているような技術の場合、そのような問題点
を含む上に、各めっき槽に浴機器が一体として具備され
ているので設備が高価なものになってしまう。
れたものであり、めっき槽と分離されている浴機器を、
供給ライン芯上に簡単且つ精度よく位置決めしてめっき
槽に設置することができるめっき槽への浴機器の設置方
法及びその装置の提供を目的としている。
に、請求項1記載の発明に係るめっき槽への浴機器の設
置方法は、帯状の被めっき材をめっき槽中で処理するた
めの浴機器を、移動自在とされためっき槽上に設置する
めっき槽への浴機器の設置方法において、前記帯状の被
めっき材の供給ライン芯に対して位置関係が固定されて
いる固定部に配置した位置決め手段により、前記供給ラ
イン芯を基準に前記浴機器の位置決めを行うことを特徴
としている。
への浴機器の設置方法は、請求項1記載の発明に係るめ
っき槽への浴機器の設置方法において、前記位置決め手
段が、前記供給ライン芯に対して所定の位置関係をなす
位置決め部材を有し、該位置決め部材に対して前記浴機
器の一部を沿わせることで前記位置決めを行うことを特
徴としている。また、請求項3記載の発明に係るめっき
槽への浴機器の設置方法は、請求項2記載の発明に係る
めっき槽への浴機器の設置方法において、前記浴機器の
一部を前記位置決め部材に押し付けることを特徴として
いる。
への浴機器の設置装置は、帯状の被めっき材をめっき槽
中で処理するための浴機器を、移動自在とされためっき
槽上に設置するめっき槽への浴機器の設置装置におい
て、前記帯状の被めっき材の供給ライン芯に対して位置
関係が固定されている固定部に配置されており、前記浴
機器を、前記供給ライン芯を基準に位置決めする位置決
め手段を備えていることを特徴としている。
への浴機器の設置装置は、請求項4記載の発明に係るめ
っき槽への浴機器の設置装置において、前記位置決め手
段が、前記供給ライン芯に対して所定の位置関係をなす
位置決め部材を有し、該位置決め部材は、前記浴機器の
一部を沿わせることで該浴機器が前記供給ライン芯に対
して所定の位置関係に固定されるように配置されるよう
になることを特徴としている。
への浴機器の設置装置は、請求項5記載の発明に係るめ
っき槽への浴機器の設置装置において、前記位置決め手
段が、前記浴機器の一部を前記位置決め部材に押し付け
る押し付け手段を備えていることを特徴としている。こ
こで、請求項1及び4記載の発明においては、位置決め
手段をめっき槽ではない部分であり、前記帯状の被めっ
き材の供給ライン芯に対して位置関係が固定されている
固定部に配置しているので、位置決め手段は常にめっき
槽の移動にかかわらず供給ライン芯に対して常に一定の
位置関係を有するようになる。
は、供給ライン芯に対して所定の位置関係をなす位置決
め部材に、浴機器の一部を沿わせて該浴機器を位置決め
している。また、請求項3及び6記載の発明において
は、浴機器の一部を位置決め部材に押し付けて該浴機器
の位置決めを実施している。
を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、複
数のめっき槽を備えて連続溶融金属めっきを行う設備に
本発明を適用したものである。この設備では、図1及び
図2に示すように、溶融金属11で満たされ、移動自在
とされためっき槽10と、このめっき槽10を水平移動
するための移動台車20と、浴機器セット30と、この
浴機器セット30を帯状の被めっき材である鋼帯300
の供給ライン芯401に対して位置決めするための位置
決め機構40及び押し付け機構50とを備えている。そ
して、めっき槽10が基礎100に設けた移動用ピット
101内を水平移動可能にされている。ここで、供給ラ
イン芯401とは、鋼帯300の供給及び排出ラインの
軸線に位置するものである。
有底四角筒形状とされている。このめっき槽10の上面
には、浴機器セット30が載置されるベースプレート1
0aが適宜設けられている。本実施の形態では、ベース
プレート10aは4箇所に形成されている。移動台車2
0は、めっき槽10が載置される基台21と、基台21
を移動可能にする移動部22とを備えている。例えば、
この設備では、移動用ピット101の底面であって、め
っき槽10の移動ライン上(図面において紙面に手前及
び奥行き方向)になるように平行のレール25a,25
bが設けてあり、移動部22は、このレール25a,2
5b上に載る車輪22aを備えて構成されている。
駆動装置を備えて自走式とされているものや、チェーン
等で牽引されるもの等が挙げられる。このような移動台
車20により、めっき槽10は、移動用ピット101内
においてオンライン位置及びオフライン位置の間を移動
自在になされている。浴機器セット30は、めっき槽1
0において鋼帯300に各種処理を施してめっきを行う
ための浴機器である。この浴機器セット30は、鋼帯3
00の進行方向を転換するためのシンクロール31と、
パスラインを決めるとともにインターメッシュ量の調整
で反りを矯正するための浴中サポートロール32と、余
剰の金属を絞るためのワイピングノズル33とを備えて
いる。そして、浴機器セット30は、本体部34を備え
ている。例えば、浴機器セット30は、シンクロール3
1、浴中サポートロール32及びワイピングノズル33
とが本体部34と一体構造として構成されている。
て駆動が必要とされている機器を駆動するためのものと
して駆動部が内蔵されている。また、本体部34の筐体
34aの外側面に、回転自在とされた一対のころ35が
取り付けられている。この一対のころ35は、浴機器セ
ット30の筐体34aの一側面における幅方向において
所定の距離離間されて配置されている。ころ35はそれ
ぞれ、浴機器セット30が供給ライン芯401に対して
位置決めされた際に、後述の位置決め機構40における
各ガイド部43に当接された状態になされている。ま
た、一対のころ35は、図6に示すように、その先端3
5aと先端35bとを結ぶ仮想線403とシンクロール
31のロール軸線404とが、上方から見たときに平行
となるように、その取り付け位置が調整されている。
い移動装置により昇降可能とされている。すなわち、め
っき槽10をオンライン位置に位置させる際やオフライ
ン位置に移動する際に浴機器セット30は移動装置によ
り昇降される。例えば、移動装置は、クレーンであり、
これにより、浴機器セット30は、図3にのみ示したよ
うに、クレーンにつられて昇降自在になされている。位
置決め機構40は、浴機器セット30を供給ライン芯4
01に対して位置決めをするためのものである。この位
置決め機構40は、基礎100上であって移動用ピット
101の近傍に設置されている。ここで、基礎100
は、被めっき材の供給ライン芯401に対して位置関係
が固定されている固定部をなしており、位置決め機構4
0は、この固定部に配置されて、めっき槽10上に設置
される浴機器セット30を、供給ライン芯401を基準
に位置決めする位置決め手段をなしている。
一対の第1及び第2の支持構造40a,40bにより構
成されている。第1及び第2の各支持構造40a,40
bは、基礎100上に立設された一対の架構41、該架
構41に支持され、めっき槽10の上方までその端部が
延びる支持部42を有する。そして、この支持部42の
端部に位置決め部材としてのガイド部43が設置されて
いる。ガイド部43は、上下垂直方向に延びた断面四角
の板状体である。一対のガイド部43の浴機器の設置位
置側の面43aは、ある仮想平面402内に位置される
ものであり、この仮想平面402は供給ライン芯401
に対して垂直となる関係を有している。そして、この仮
想平面402は、浴機器セット30をめっき槽10上に
設置する際の位置決め面をなしており、すなわち、前記
ガイド部43における一面43aは、そのような位置決
め面を構成するものになる。そして、この面43aは浴
機器セット30のころ35をガイドするガイド面をなし
ている。以下、この面43aをガイド面43aという。
一部であるころ35を位置決め部材であるガイド面43
aに押し付けるための押し付け手段である。この押し付
け機構50は、図2に示すように、一対のセット50
a,50bとして構成されている。第1及び第2の各セ
ット50a,50bは、移動用ピット101を挟んで位
置決め機構40に対向されて基礎100上に設置されて
おり、具体的には、位置決め機構40の第1及び第2の
各支持構造40a,40bに対応してそれぞれ配置され
ている。
40側に向かって延び、その先端にころ52が回転自在
に取り付けられている押し付け部53と、基礎100上
に設置され、押し付け部53を水平方向に伸縮させる押
し付け装置51とを備えている。これにより、各セット
50a,50bは、浴機器セット30の筐体34aの側
面にころ52を押し付けて、浴機器セット30を位置決
め機構40側に移動させることができる。
示すように、浴機器セット30にそのパスラインを通し
て鋼帯300が通板されて、鋼帯300がめっき槽10
の溶融金属11に浸漬されてめっきされる。このような
設備における浴機器セット30を位置決めして、めっき
槽10上に設置する手順を説明する。先ず、図3及び図
4に示すように、移動台車20により水平移動して、オ
ンライン位置にめっき槽10を配置する。また、このと
き、浴機器セット30は、クレーン等の移動装置により
上方に退避されている。例えば、この状態では、押し付
け機構50の押し付け部53を縮めて、ころ52を所定
のオフセット位置まで退避させておくようにしてもよ
い。この時点では、図4に示すように、供給ライン芯4
01に対してシンクロール31のロール軸線404は直
交していない。
5に示すように、所定の高さからはガイド部43のそれ
ぞれのガイド面43aで浴機器セット30のそれぞれの
ころ35が案内されるようにして浴機器セット30を降
下させる。そして、所定高さ位置、例えば浴機器セット
30がめっき槽10の上面のベースプレート10aに接
触される直前の位置から、図6に示すように、押し付け
装置51を駆動させて押し付け部53を延ばしてころ5
2を浴機器セット30の筐体34a側面に押し当てる。
この時点で、図2に示すように、ガイド部43の面43
aが位置する仮想平面402上に、ころ35の先端35
a,35bを結ぶ仮想線403が位置することとなり、
シンクロール31のロール軸線404と供給ライン芯4
01とが、精度よく直交する。さらに、図1に示すよう
に最終的に浴機器セット30をめっき槽10上に載置す
る。そして、このように設置された浴機器セット30に
鋼帯300を通板する。
めして、めっき槽10上に設置している。前述したよう
に、供給ライン芯401に対して直交する関係をなすガ
イド面43aを有するガイド部43が位置決め機構40
に備えられ、さらに、この位置決め機構40が基礎10
0上に設置されている。すなわち、位置決め機構40が
基礎100に対して固定されていることから、ガイド面
43aと供給ライン芯401とが直交する位置関係は変
化することなく保持されている。すなわち、移動台車2
0の移動とは無関係にその位置関係が維持される。
上に設置する際には、浴機器セット30の一対のころ3
5を対応されるガイド部43ぞれぞれのガイド面43a
に押し当てつつ降下させて、設置直前では、さらに押し
付け機構50により浴機器セット30を押し付けてい
る。このようにすることで、浴機器セット30は、供給
ライン芯401に対して所定の位置関係を確保してめっ
き槽10上に載置されることになる。
のは、浴機器セット30の特にシンクロール31が供給
ライン芯401に対して直交関係になるようにすること
である。このようなことから、ここでいう浴機器セット
30と供給ライン芯401との所定の位置関係とは、シ
ンクロール31が供給ライン芯401に対して直交関係
になるような位置関係である。めっき用の設備では、こ
のように浴機器セット30をめっき槽10上に設置する
ことで、供給ライン芯401を基準にセットされる鋼帯
300に蛇行を生じさせることなく、めっき後の排出等
をすることができるようになる。これにより、浴機器セ
ット30の供給ライン芯ズレによる鋼帯の品質欠陥をな
くすことができる。
イド部43を精度よく設置して、ガイド部43のガイド
面43aにより位置決め部材を形成する、といったこと
により実現できるので、簡単かつ安価の構造として実現
することができる。また、これにより、めっき槽10或
いは移動台車20のオンライン位置で停止位置の位置決
め精度を要求する必要がなくなる。すなわち、鋼帯30
0にめっきを行うには、浴機器セット30の機器がめっ
き槽10の溶融金属11中に浸れば十分であり、めっき
槽10がほぼオンライン位置に停止していればよく、こ
れにより、浴機器セット30とめっき槽10との位置関
係について精度を要求する必要がなくなる。
のつばとレール25a,25bとの間には、余裕をとっ
ている分、隙間があり、この隙間が移動台車20の停止
位置精度に影響することから、移動台車20が供給ライ
ン芯401に対して直角に停止する保証はない。しか
し、このような場合でも、浴機器セット30とめっき槽
10との位置関係について精度を要求する必要はないの
で、本発明が適用された設備からみれば、十分に停止位
置精度が確保されたものになる。
20のオンライン位置で停止位置の位置決め精度を要求
する必要がなくなることで、移動台車20に対する位置
決め機構等が不要になり、移動式のめっき槽10を簡単
かつ安価にすることができるようになる。 (他の実施の形態)なお、本発明は前述の実施の形態に
適用されることに限定されるものではない。
め手段として、位置決め機構40及び押し付け機構50
を設けた場合について説明しているが、これに限定され
るものではない。例えば、図7に示すように、位置決め
機構40のみを備えるようにしてもよい。この場合、所
定の高さからはガイド部43にころ35が案内されるよ
うにして浴機器セット30を降下させて、最終的に浴機
器セット30をめっき槽10上に載置する。このように
すれば、前述した実施の形態の場合と同様に、供給ライ
ン芯401に対して所定の位置関係になるようにして、
浴機器セット30をめっき槽10上に設置することがで
きる。例えば、浴機器セット30は、重量が多いことか
ら、慣性力が高いといえるので、このような構成を採っ
た場合でも、位置決め精度を維持してめっき槽10上に
浴機器セット30を設置することができるといえる。
の供給ライン芯401に対して位置関係が固定されてい
る固定部として基礎100を挙げて説明しているが、こ
れに限定されるものではなく、固定部は他の部分でもよ
い。すなわち位置決め機構40が供給ライン芯401に
対して常に一定の位置関係になるように維持できる部分
であればよい。また、前述の実施の形態では、供給ライ
ン芯401とガイド面43a(位置決め面)との位置関
係が直交する関係になる場合について説明したが、これ
に限定されるものではない。すなわち例えば、浴機器セ
ット30の筐体34aが斜めであれば、それに応じ、供
給ライン芯401とガイド面43a(位置決め面)との
位置関係が斜めになるようにする。すなわち、少なくと
も浴機器セット30のシンクロール31が供給ライン芯
401に対して直交する関係になるようにすればよく、
このようにすることで、供給ライン芯401を基準にセ
ットされる鋼帯300に蛇行を生じさせることなく、め
っき後の排出等をすることができるようになる。
ト30をシンクロール31、浴中サポートロール32、
ワイピングノズル33及び本体部34を備えたものとし
て具体的に説明したが、浴機器セット30がこのような
構成とされることに限定されるものではなく、他の機器
等により構成してもよい。少なくと、浴機器セット30
が供給ライン芯401に対して所定位置に設置されるこ
とが要求されるものであり、めっき槽10と分離可能と
されているものであればよい。
0の上面にベースプレート10aを設けている。例え
ば、これ対応して、浴機器セット30の筐体34aの下
面に凸部を設けてもよい。また、前述の実施の形態で
は、板状体の一対のガイド部43により位置決め部材を
実現しているが、これに限定されるものではない。例え
ば、第1の支持構造40aと第2の支持構造40bとに
わたって支持される平板であってもよい。しかし、前述
したように、上下方向に延びる一対のガイド部43によ
り位置決め部材を実現することで、この一対のガイド部
43に浴機器セット30の各ころ35をそれぞれセット
するだけで、例えば、図1における紙面に直交方向であ
る帯状の被めっき材の幅方向への位置決めが必要なくな
るという効果はある。
確に位置決めする必要がある場合には、図8に示すよう
に、支持部65を介して基礎100に対して固定され、
すなわち、供給ライン芯に対して固定され、浴機器セッ
ト30の本体部34を幅方向(図中矢印A方向)に位置
決めするための位置決め部材63を有する位置決め機構
60を配置しておき、さらに本体部34の位置決め部材
63に対向させる側面にころ64を設けおき、本体部3
4を位置決め部材63に沿わせるようにすればよい。さ
らに、位置決め機構60と浴機器を挟んで対向する側に
は、支持部73を介して基礎100に対して固定され、
押付け機構50の1セット50a又は50bと同様の構
成を有し、押付け方向が幅方向である押付け機構70を
配置しておき、該押付け機構70により本体部34を位
置決め面63に押付けるようにするとよい。
ロール、浴中サポートロール、ワイピングノズルの全て
が本体部34と一体構造として構成され、浴機器セット
30を構成しており、この浴機器セット30を位置決め
手段を用いて1回めっき槽上に設定すれば、シンクロー
ル、浴中サポートロール、ワイピングノズルの全ての位
置決めができるようになっているが、本発明はこれに限
らず、例えば図9に示すように、シンクロールの支持す
るシンクロール支持本体81と、浴中サポートロールを
支持する浴中サポートロール支持本体82と、ワイピン
グノズルを支持するワイピングノズル支持本体83とを
別個順番に載置していく場合にも適用できる。
れるシンクロール支持本体81のみが、前述のライン芯
に対して固定された位置決め機構40により位置決めで
きる構成となっている。ここで、浴中サポートロール支
持本体82はシンクロール支持本体81の上に載置する
ようになっており、シンクロール支持本体82の上面に
は、浴中サポートロール82が所定の位置に位置決めさ
れて嵌合されるように、溝部81aが設けられている。
また、ワイピングノズル支持本体83は、浴中サポート
ロール支持本体82の上に載置するようになっており、
浴中サポートロール支持本体82の上面には、ワイピン
グノズル支持本体83が所定の位置に位置決めされて嵌
合されるように、溝部82aが設けられている。このよ
うに、最初にめっき槽上に載置されるシンクロール支持
本体81が、供給ライン芯に対して固定された位置決め
機構40により、供給ライン芯を基準に正確に位置決め
されるので、シンクロール支持本体81を基準に位置決
めされる浴中サポートロール支持本体82も供給ライン
芯に対して正確に位置決めされ、さらに浴中サポートロ
ール支持本体82を基準として位置決めされるワイピン
グノズル支持本体83も供給ライン芯に対して正確に位
置決めされる。
ール支持本体81、浴中サポートロール支持本体82、
ワイピングノズル支持本体83を個別に載置する点は図
9(A)に示す実施の態様と同一であるが、シンクロー
ル支持本体81、浴中サポートロール支持本体82、ワ
イピングノズル支持本体83のそれぞれを位置決め機構
40を用いて位置決めできる構成となっている。この場
合も当然、シンクロール支持本体81、浴中サポートロ
ール支持本体82、ワイピングノズル支持本体83の全
てが供給ライン芯に対して正確に位置決めされる。
レールスパン5m、前後の車輪間隔4mの移動台車20
で2基のめっき槽10を移動させ、切り替えて使用する
めつきラインに本発明を適用した。移動台車20の停止
精度は車輪22aのつばとレール25a,25bの隙間
5mmにより決まり、供給ライン芯401に対する傾き
は±10/4000であったが、浴中機セット30が供
給ライン芯401に対して精度良く直角に裾付けること
を確認できた。
位置決め手段がめっき槽の移動にかかわらず供給ライン
芯に対して常に一定の位置関係を有しているので、移動
自在とされているめっき槽に対しても、浴機器を、供給
ライン芯に精度を高くして位置決めして設置することが
できるという効果がある。また、請求項2及び5記載の
発明によれば、供給ライン芯に対して所定の位置関係を
なす位置決め部材に、降下される浴機器の一部を沿わせ
て位置決めをしているので、簡単な構造として精度よい
位置決めを実現することができるという効果がある。ま
た、請求項3及び6記載の発明によれば、降下される前
記浴機器の一部を前記位置決め部材に押し付けて位置決
めをしているので、位置決め部材による位置決めを確実
なものにすることができる。
えて連続溶融金属めっきを行う設備であって、めっき槽
上に浴機器セットが設置されているものを示す断面図で
ある。
えて連続溶融金属めっきを行う設備であって、めっき槽
上に浴機器セットが設置されているものを示す平面図で
ある。
図である。
図である。
ある。
により押し付けされている状態を示す断面図である。
浴機器セットが設置されているものを示す断面図であ
る。
浴機器セットが設置されているものを示す平面図であ
る。
に設置していく場合を説明する断面図である。
置の備えるものを示す図である。
えるものを示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 帯状の被めっき材をめっき槽中で処理す
るための浴機器を、移動自在とされためっき槽上に設置
するめっき槽への浴機器の設置方法において、 前記帯状の被めっき材の供給ライン芯に対して位置関係
が固定されている固定部に配置した位置決め手段によ
り、前記供給ライン芯を基準に前記浴機器の位置決めを
行うことを特徴とするめっき槽への浴機器の設置方法。 - 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記供給ライン芯
に対して所定の位置関係をなす位置決め部材を有し、該
位置決め部材に対して前記浴機器の一部を沿わせること
で前記位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載の
めっき槽への浴機器の設置方法。 - 【請求項3】 前記浴機器の一部を前記位置決め部材に
押し付けることを特徴とする請求項2記載のめっき槽へ
の浴機器の設置方法。 - 【請求項4】 帯状の被めっき材をめっき槽中で処理す
るための浴機器を、移動自在とされためっき槽上に設置
するめっき槽への浴機器の設置装置において、前記帯状
の被めっき材の供給ライン芯に対して位置関係が固定さ
れている固定部に配置されており、前記浴機器を、前記
供給ライン芯を基準に位置決めする位置決め手段を備え
ていることを特徴とするめっき槽への浴機器の設置装
置。 - 【請求項5】 前記位置決め手段は、前記供給ライン芯
に対して所定の位置関係をなす位置決め部材を有し、該
位置決め部材は、前記浴機器の一部を沿わせることで該
浴機器が前記供給ライン芯に対して所定の位置関係に固
定されるように配置されるようになることを特徴とする
請求項4記載のめっき槽への浴機器の設置装置。 - 【請求項6】 前記位置決め手段は、前記浴機器の一部
を前記位置決め部材に押し付ける押し付け手段を備えて
いることを特徴とする請求項5記載のめっき槽への浴機
器の設置装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002001504A JP2003201550A (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | めっき槽への浴機器の設置方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002001504A JP2003201550A (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | めっき槽への浴機器の設置方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003201550A true JP2003201550A (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=27641610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002001504A Pending JP2003201550A (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | めっき槽への浴機器の設置方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003201550A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010100922A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Jfe Steel Corp | 溶融金属めっき鋼帯製造装置 |
-
2002
- 2002-01-08 JP JP2002001504A patent/JP2003201550A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010100922A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Jfe Steel Corp | 溶融金属めっき鋼帯製造装置 |
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