JP2003205268A - 目詰まり防止用ブラシ - Google Patents

目詰まり防止用ブラシ

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JP2003205268A
JP2003205268A JP2002325223A JP2002325223A JP2003205268A JP 2003205268 A JP2003205268 A JP 2003205268A JP 2002325223 A JP2002325223 A JP 2002325223A JP 2002325223 A JP2002325223 A JP 2002325223A JP 2003205268 A JP2003205268 A JP 2003205268A
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JP2002325223A
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Akira Matsumoto
明 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高振動で篩を駆動した場合においても篩網の目
詰まりを防止可能で、支持網に溜まった粉をも排除でき
る。 【解決手段】ブラシ1は、矩形の板部材から構成された
本体11と、本体11の片面に突出して形成された突出
部12とを備え、枠体の振動時には、突出部12を支点
として本体11が揺動し、篩網に本体11の端部を当接
させて、篩網の目詰まりを抑制する。突出部12はクリ
ンプ網の溝に沿って配置されるので、クリンプ網の粉落
とし作用も発揮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製粉装置の篩に
装填され篩網の目詰まりを防止するブラシに係り、詳し
くは、支持網の目詰まりをも抑制するブラシに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、小麦粉等の製粉工場においては、
多段式篩い分け選別機が用いられている。この選別機
は、篩網が貼り付けられた枠体を上下方向に複数段収納
した振動体を、駆動装置で振動させる構成であり、収納
された枠体には、異なる大きさの網目を有する篩網が貼
り付けられている。目詰まり防止用ブラシは、この篩網
の網目の目詰まりを防止するために、各枠体内に装填さ
れるものである。枠体は、矩形の枠で構成され、その枠
の一方の面に篩網が貼り付けられ、他方の面には、クリ
ンプ網が装着されており、この篩網とクリンプ網の間
に、目詰まり防止用ブラシが装填される。
【0003】このブラシの従来の構造は、図14に示さ
れているように、矩形又は三角形の板部材51の片面に
半球状の突起部52を設けた構成である。図15に示さ
れているように、突起部52は、クリンプ網62に接触
し、枠体の振動によって、ブラシ5がクリンプ網62上
を移動すると、ブラシ5の板部材51の端が篩網61の
下側面に接触しながら移動し、この接触しながらの移動
によって、篩網61の目に詰まった粉が落とされる構造
となっている。このようなブラシ5の接触は、枠体内に
おいて、ブラシ5の板部材51が斜めに傾斜した状態
(図15における想像線)となることで、板部材51の
端が篩網61の下面に到達でき、粉落としが可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のブラシ
では、以下のような問題があった。枠体の振動は、篩網
の平面に沿って枠体を中心から偏心した位置を中心に回
転させることにより、振動を与えるもので、垂直方向へ
加えられる振動は少ない。ここで、駆動装置の回転を速
くすると、ブラシ5自体が突起部52を中心にコマのよ
うに回転してしまい、図15に示されているように、板
部材51が篩網61に対して傾斜することなく平行な状
態となってしまう。このため、振動のための駆動回転を
速くすると、ブラシ5が篩網61に接触しなくなり、十
分な目詰まり防止効果が得られてない。
【0005】さらに、支持網についても問題がある。支
持網を構成する線材の交差部分に粉が溜まり、粉の溜ま
った部分が広がって、支持網の網目も粉によって小さく
なってしまう。このように支持網の網目が小さくなって
しまうと、振るい落とされた粉の回収効率が悪くなる。
支持網上に載せられるブラシは、突起部が球形であり、
また支持網を構成する線材は特定ピッチで構成された波
形であるため、突起部は支持網と点接触することとな
り、縦横の線材の交差部分に接触して溜まった粉を落と
すという作用は期待できない。この発明の目的は、高い
振動で篩を駆動した場合でも篩網の目詰まりを防止で
き、さらに支持網に溜まった粉をも排除できる目詰まり
防止用ブラシを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような目的は、以
下の本発明によって達成される。 (1) 枠部材の一方の側に設けられ、波形に形成され
た線材を縦横に編み上げて形成された支持網と、他方の
側に設けられた篩網とを有し、枠部材を振動させること
により粉体を篩い分ける選別装置の、篩網と支持網の間
に介挿されるブラシであって、板状の本体と、該本体の
支持網側の面に、直線状に連続して突出形成された突出
部を備え、該突出部は、先端辺が尖状に形成され、その
横断面における頂点の角度が135度以下に形成されて
いる目詰まり防止用ブラシ。
【0007】(2) 突出部は、本体の重心に重ねて形
成されている上記(1)に記載の目詰まり防止用ブラ
シ。
【0008】(3) 本体と突出部は、樹脂で構成され
ている上記(1)又は(2)に記載の目詰まり防止用ブ
ラシ。
【0009】(4) 相互に直交する2つの突出部を有
する上記(1)から(3)のいずれか1に記載の目詰ま
り防止用ブラシ。
【0010】(5) 枠部材の一方の側に設けられ、波
形に形成された線材を縦横に編み上げて形成された支持
網と、他方の側に設けられた篩網とを有し、枠部材を振
動させることにより粉体を篩い分ける選別装置の、篩網
と支持網の間に介挿されるブラシであって、板状の本体
と、該本体の支持網側の面に、直線状に連続して突出形
成された突出部を備え、該突出部は、先端辺の横断面形
状において2の角部を有し、その角部の頂点の角度は、
それぞれ85度以上95度以下に形成されている目詰ま
り防止用ブラシ。
【0011】
【発明の実施の形態】以上のような目的を達成するため
の本発明は以下の構成を有する。図1は本発明の目詰ま
り防止用ブラシ1が装填される枠体2を複数装填した選
別機3の模式図であり、図2は枠体2の全体斜視図であ
る。図1に示されているように、本発明が使用される選
別機3は、枠体2を上下方向に複数段収納する収納部3
1と、収納部31を振動駆動させる駆動装置32とを備
えている。枠体2は、枠部材21と、枠部材21の一方
の側に張設された篩網22と、他方の面に調節された支
持網23とを備えており、選別機3に装填される枠体2
の篩網22は、上から下へ向かう順に、篩の目が細かく
なるように構成されている。
【0012】図3に示されているように、この枠体2の
支持網23は、同じピッチの波状に形成された線材を、
縦材231と横材232として、縦横に編み込んで形成
されている。そして、縦材231と横材232の交差部
分230は、それぞれの線材の山の部分と谷の部分が交
差するように構成されており、図4に示されているよう
に、一本の線材に注目すると、谷の部分231aが交差
すると、隣の交差部分は山の部分231bとなるように
編み込まれており、網目はほぼ正方形となるように形成
されている。このように構成されて支持網23は、縦材
231又は横材232の軸方向に沿って、支持網23を
横方向(網目の面に平行な方向)に見ると、前後に重な
っている線材は、交互に山の部分と谷の部分が重なった
状態に見える。しかし、線材に対して斜めに交差する方
向に角度を変えて支持網23を横方向に見てみると、図
4に示されているように、各線材の山の部分と谷の部分
が重なって、溝234が現れる。
【0013】一方、支持網23と篩網22の間には、目
詰まり防止用ブラシ1(以下、「ブラシ」という)が介
挿されている。図5は、ブラシ1の正面図、図6は同じ
く側面図、図7は同じく底面図である。図5及び図6に
示されているように、ブラシ1は、矩形の板部材から構
成された本体11と、本体11の支持網23側の面に突
出して形成された突出部12とを備えている。突出部1
2は、本体11の長辺111に沿って、平行に連続して
設けられ、図7に示されているように、本体11の重心
110に重なる位置に形成されている。突出部12の両
端は、長辺111に直行する各短辺112まで達してい
る。突出部12の横断面の形状は、長辺方向に沿ってほ
ぼ同一で、頂点の角度が、ほぼ60度となるように構成
されている。つまり、突出部12の先端辺121は、尖
状に形成されている。この実施形態では、突出部12と
本体11は同一の材料で一体に形成されている。例え
ば、合成樹脂で構成され、射出成形によって一体形成す
ることもできる。
【0014】図8は、枠体2に装填されているブラシ1
の状態を示す側面図である。以上のような構成におい
て、ブラシ1は、突出部12の先端辺121が支持網2
3に接触し、この接触点を中心して本体11が揺動し、
枠体2内では、常に斜めに傾斜状態に維持され、本体1
1の一方の長辺111が、常に篩網22の下面に接触し
た状態となる。突出部12は、先端辺で支持網23に線
接触することになるので、枠体2の回転振動が速くなっ
ても、コマのように回転することがなく、本体11を常
に傾斜した状態とすることができる。また、枠体2の回
転によって揺動し、傾斜方向が前後に揺動変化する度
に、或いは同じ姿勢で揺動する度に、本体11の長辺部
分が篩網22を下側から叩く作用を発揮する。この本体
11の縁辺によって篩網を叩く作用によって、篩網22
の目詰まりが抑制される。
【0015】さらに、突出部12の先端辺121は、図
4に示される支持網23の溝234に嵌り込み、支持網
23の線材の谷の部分や交差部分に溜まった粉に接触
し、これを落とす作用がある。枠体2の振動によって、
ブラシ1が移動すると、突出部12は、いずれかの溝2
34に嵌り込み、支持網23に溜まった粉を排除する。
このような作用は、突出部12の先端辺が尖状に形成さ
れているためであり、かつ、先端の頂角は、135度以
下であることが好ましい。これ以上の角度であると、突
出部12の先端が溝234の底まで到達しないことが多
く、十分なクリーン作用が発揮されない。突出部12の
頂角は、好ましくは100度以下、より好ましくは90
度以下であるとよい。この実施形態では、60度となっ
ている。また、頂角は、45度以上でることが好まし
い。磨耗に対する耐久性が維持されるからである。ま
た、先端辺が尖状に形成されていることで、溝234に
深く嵌り込み、溝234の底まで、あるいは線材23
1、232の交差部分230の細かい場所230aま
で、溜まった粉を掻き出す効果が得られる。
【0016】以上説明した構成の実施形態の他、図9に
示されているように、突出部12に直交する突出部13
を設けてもよい。図10に示されているように、この突
出部13は重心点に交差し、本体11が傾斜姿勢を取れ
るように、両端へ向けて突出高さが漸減する構成となっ
ている。このような構成とすることによって、支持網2
3の溝234に嵌る突出部の先端辺が増し、粉を除去す
る効果が向上する。
【0017】なお、突出部12は、本体11と一体形成
することなく、別個に形成して、本体11に固定しても
よく、本体11とは異なる材質、例えば、金属や他の合
成樹脂等で構成してもよい。突出部12の長さは、本体
11の両端に達していなくても良く、少なくとも、支持
網23の網目において、対角線の長さより大きければ、
いかなる長さでもよい。さらに、本体11の形状は、矩
形に限らず、正方形や、三角形等の他の多角形、円形で
あってもよい。
【0018】さらに、他の実施形態としては、図11〜
図13に示されているように、突出部12の横断面にお
ける先端部に2つの角部122、122を設けた構成と
なっている。この構成では、本体11が揺動する際、そ
れぞれ片方の角部122が支点となって揺動する。この
ため、縁辺111の上下動する距離が増大し、篩網22
を下側から叩く作用が増大する。また、2つの角部12
2、122の間隔は、突出部12の先端を中心とする本
体11の揺動を妨げない範囲で、離れていることが好ま
しく、例えば、図4に示されているような、支持網23
に形成された溝234の間隔と同程度の距離とすること
ができる。このような距離とすると、溝234に角部1
22が一層接触し易くなり、支持網23の線材の谷の部
分や交差部分に溜まった粉に接触し、これを落とす作用
が一層十分に発揮される。この角部122、122の横
断面における角度は、85度〜95度の間、好ましく
は、88度〜92度の間であるとよい。本実施形態で
は、90度となっている。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、突出部
の先端辺が支持網に接触し、この接触点を中心して本体
が揺動する。そして、枠部材内では、ブラシの本体は、
常に斜めに傾斜した状態に維持され、本体の一方の端辺
が、常に篩網の下面に接触した状態となる。突出部は、
先端辺で支持網に線接触することになるので、枠体の回
転振動が速くなっても、コマのように回転することがな
く、本体を常に傾斜した状態とすることができる。ま
た、枠部材の回転によって、本体の傾斜方向が変化・揺
動する度に、本体の縁辺が篩網を下側から叩く作用を発
揮する。この本体の縁辺による篩網を叩く作用によっ
て、篩網の目詰まりが抑制される。さらに、突出部の先
端辺は、支持網に形成される溝に嵌り込み、支持網上に
溜まった粉を落とす作用がある。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、突出部を
本体の重心に重ねることで、本体の揺動が容易となり、
篩網の目詰まりを防止する効果が向上する。請求項3に
記載の発明によれば、本体と突出部を樹脂で構成するこ
とによって、安価に製造できる。請求項4に記載の発明
によれば、交差する2つの突出部を設けることにより、
支持網のクリーン効果がさらに向上する。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、本体の揺
動を妨げない範囲の距離で、2つの角部を突出部に設け
ることで、本体縁辺の上下揺動距離が増し、本体の縁辺
が篩網を叩く作用がさらに向上する。また、2つの角部
が、支持網での粉の体積を防止する作用を倍化させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の目詰まり防止用ブラシが装填される枠
体を複数装填した選別機の模式図である。
【図2】本発明の目詰まり防止用ブラシが装填される枠
体の全体斜視図である。
【図3】支持網の全体斜視図である。
【図4】支持網の側面視図である。
【図5】本発明の目詰まり防止用ブラシの正面図であ
る。
【図6】同じく側面図である。
【図7】同じく底面図である。
【図8】枠体に装填されている目詰まり防止用ブラシの
状態を示す側面図である。
【図9】他の実施形態を示す目詰まり防止用ブラシの底
面図である。
【図10】同じく側面図である。
【図11】他の実施形態を示す目詰まり防止用ブラシの
側面図である。
【図12】他の実施形態を示す目詰まり防止用ブラシの
底面図である。
【図13】他の実施形態を示す目詰まり防止用ブラシの
正面図である。
【図14】従来のブラシの構造を示す全体斜視図であ
る。
【図15】従来のブラシの枠体内での姿勢を示す、枠体
の部分断面図である。
【符号の説明】
1 目詰まり防止用ブラシ 11 本体 110 重心 111 長辺 112 短辺 12 突出部 121 先端辺 2 枠体 21 枠部材 22 篩網 23 支持網 231 縦材 232 横材 234 溝 3 選別機
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月8日(2002.11.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このブラシの従来の構造は、図14に示さ
れているように、矩形又は三角形の板部材51の片面に
半球状の突起部52を設けた構成である。図15に示さ
れているように、突起部52は、クリンプ網62に接触
し、枠体の振動によって、ブラシ5がクリンプ網62上
を移動すると、ブラシ5の板部材51の端が篩網61の
下側面に接触しながら移動し、この接触しながらの移動
によって、篩網61の目に詰まった粉が落とされる構造
となっている。このようなブラシ5の接触は、枠体内に
おいて、ブラシ5の板部材51が斜めに傾斜した状態
(図15における想像線)となることで、板部材51の
端が篩網61の下面に到達でき、粉落としが可能とな
る。以上のような構成のほか、従来のブラシ構造として
は、実開平02− 48180号に記載のブラシがあ
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠部材の一方の側に設けられ、波形に形
    成された線材を縦横に編み上げて形成された支持網と、
    他方の側に設けられた篩網とを有し、枠部材を振動させ
    ることにより粉体を篩い分ける選別装置の、篩網と支持
    網の間に介挿されるブラシであって、 板状の本体と、該本体の支持網側の面に、直線状に連続
    して突出形成された突出部を備え、該突出部は、先端辺
    が尖状に形成され、その横断面における頂点の角度が1
    35度以下に形成されている目詰まり防止用ブラシ。
  2. 【請求項2】 突出部は、本体の重心に重ねて形成され
    ている請求項1に記載の目詰まり防止用ブラシ。
  3. 【請求項3】 本体と突出部は、樹脂で構成されている
    請求項1又は2に記載の目詰まり防止用ブラシ。
  4. 【請求項4】 相互に直交する2つの突出部を有する請
    求項1から3のいずれか1に記載の目詰まり防止用ブラ
    シ。
  5. 【請求項5】 枠部材の一方の側に設けられ、波形に形
    成された線材を縦横に編み上げて形成された支持網と、
    他方の側に設けられた篩網とを有し、枠部材を振動させ
    ることにより粉体を篩い分ける選別装置の、篩網と支持
    網の間に介挿されるブラシであって、 板状の本体と、該本体の支持網側の面に、直線状に連続
    して突出形成された突出部を備え、該突出部は、先端辺
    の横断面形状において2の角部を有し、その角部の頂点
    の角度は、それぞれ85度以上95度以下に形成されて
    いる目詰まり防止用ブラシ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110538792A (zh) * 2019-09-29 2019-12-06 吕浩 一种用于新材料生产的节能环保振动筛

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