JP2003214902A - 回転検出センサ - Google Patents

回転検出センサ

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JP2003214902A JP2002017349A JP2002017349A JP2003214902A JP 2003214902 A JP2003214902 A JP 2003214902A JP 2002017349 A JP2002017349 A JP 2002017349A JP 2002017349 A JP2002017349 A JP 2002017349A JP 2003214902 A JP2003214902 A JP 2003214902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの上昇を招くことなく、安定した
検出精度を得ることができる回転検出センサを提供す
る。 【解決手段】 回転検出センサ31は、リード線45を接続
したケース側端子47がインサート成形された有底筒状の
センサケース33と、ケース側端子47に接続可能なセンサ
側端子57に接続された回転検出手段3が組み付けられた
センサハウジング37と、センサハウジング37が所定位置
に収容されたセンサケース33内を封止するセンサカバー
39とを備える。センサケース33内にセンサハウジング37
を挿着した際に、センサ側端子57の弾性接続部57aが、
ケース側端子47の端子接続部47aに弾性的に接触する。
そして、センサカバー39をセンサハウジング37の上から
被せた際に、センサカバー39の内面に突設された端子用
押圧突起39dが、弾性接続部57aをケース側端子47に圧接
させる方向へ押圧付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
エンジンやミッション等に用いられるギヤの回転数を検
出する回転検出用半導体式ピックアップセンサ等の回転
検出センサに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンやミッション等に用い
られるギヤの回転数を検出する回転検出センサとして、
図8乃至図10に示す回転検出用半導体式ピックアップ
センサが知られている。図8に示した回転検出センサ1
0は、例えば特開2001−264350号公報等に開
示されたもので、回転検出手段3が一対の端子9,9を
介して組付けられたセンサ本体5と、これら回転検出手
段3と一対の端子9,9の各基端側を除く部分とを収容
して被覆するべく合成樹脂により有底筒状に成形された
センサケース1と、前記センサ本体5の上端よりも外側
に露出するように突出形成された前記一対の端子9,9
の各基端に各芯線14aが接続された一対のリード線1
4,14と、各リード線14を貫通して前記センサ本体
5の上端に嵌合された可撓性の防水キャップ7とを備え
た構成である。
【0003】そして、前記回転検出センサ10は、図8
に示したように、前記センサケース1の外周に突設した
取付用フランジ部1aをギヤケース21に固定すること
で、該センサケース1の底部1b側に収容されている前
記回転検出手段3の先端部が、ギヤ23の外周から一定
距離離間させた状態に設置される。
【0004】前記センサケース1内の回転検出手段3
は、例えば、半導体式回転検出素子として知られている
ホールIC等の回転検出素子にコンデンサ等を組み合わ
せた構成であり、先端部のホールICに内蔵されたマグ
ネットとギヤ23とで形成される磁気回路の磁束変化か
ら、被検出体である該ギヤ23の回転検出を行う。
【0005】前記センサ本体5は、図9に示したよう
に、先端に回転検出手段3が接続された一対の端子9,
9と、これら端子9,9の中間部を支持する合成樹脂製
のハウジング12とで構成されている。一対の端子9,
9は、インサート成形によってハウジング12に一体化
されている。又、前記ハウジング12のフード部12a
から突出した一対のリード端子9,9の基端には、回転
測定装置に接続される一対のリード線14,14の各芯
線14aが、溶接や半田付け等によって接続されてい
る。
【0006】前記センサケース1の挿入用開口部17の
周縁には、図9に示すように、センサ本体5を挿入した
際に、前記ハウジング12の下面外周に形成された突き
合わせ面12bに当接する溶着用突起18が形成されて
いる。そこで、前記センサ本体5は、図10に示すよう
に、ハウジング12の突き合わせ面12bをセンサケー
ス1の溶着用突起18に当接させて、超音波溶着やオー
ビタル振動溶着等の溶着工法で溶着させることで、該セ
ンサケース1に固定される。
【0007】前記防水キャップ7は、防水構造を備えた
各電線貫通孔7bにリード線14を気密に挿通した後、
下面に形成された嵌合溝7aを前記ハウジング12のフ
ード部12aに嵌合させることにより、センサ本体5の
上端に突出する各端子9の基端と各リード線14の芯線
14aとの電気的導通性及び防水信頼性を維持してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の回転検出センサ10では、センサ本体5をセ
ンサケース1内に組み付ける際、予めセンサケース1内
に接着剤を充填して収容した回転検出手段3を固定す
る。その為、センサケース1に充填した接着剤が、溶着
作業時に漏れ出すことがないように、該センサケース1
を下方に設置した姿勢(図10に示した姿勢)で、溶着
作業を行わなければならない。
【0009】そこで、前記センサ本体5は、リード線1
4,14が上方へ導出された状態でセンサケース1に対
する溶着作業を行わなければならず、これらリード線1
4,14が溶着ホーン等の溶着治工具の降下操作等の邪
魔になるので、溶着作業に手間がかかり、生産性の低下
を招くという問題があった。
【0010】また、前記リード線14,14の各芯線1
4aは、センサ本体5の上端よりも外側に露出するよう
に突出形成された一対のリード端子9,9の各基端に、
溶接や半田付け等によって接続された構成である。そこ
で、前記センサ本体5をセンサケース1に装着する際
や、前記防水キャップ7をハウジング12に嵌合させる
際等には、リード線14とリード端子9との接続部分に
無理な負荷が加わり、該接続部分の破損等による接続不
良等が発生する虞があった。
【0011】更に、上述のような回転検出センサ10で
は、ギヤケース21内におけるセンサケース1の底部1
bの位置が、取付用フランジ部1aをギヤケース21の
外表面に当接させることによって、適正位置に位置決め
される。しかしながら、溶着固定された突き合わせ面1
2b及び溶着用突起18相互の溶融量のバラツキによ
り、センサケース1の底部1bと回転検出手段3の先端
部との隙間Sにはバラツキが生じる。そして、この隙間
Sのバラツキは、ギヤケース21に取り付けられた回転
検出センサ10における回転検出手段3の先端部とギヤ
23との間の離間距離Hのバラツキとなり、検出精度の
低下を招く。
【0012】そこで、センサ本体5のハウジング12を
センサケース1に溶着固定する際の突き合わせ面12b
及び溶着用突起18相互の溶融量のバラツキを防止する
ために、これら突き合わせ面12b及び溶着用突起18
の成形精度や、溶着治工具の精度を上げる必要があり、
製造コストの上昇を招くという問題も生じた。
【0013】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることに係り、製造コストの上昇を招くことなく、安定
した検出精度を得ることができる回転検出センサを提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、リ
ード線を接続したケース側端子がインサート成形された
有底筒状のセンサケースと、前記ケース側端子に接続可
能なセンサ側端子に接続された回転検出手段が組み付け
られたセンサハウジングと、前記センサハウジングが所
定位置に収容された前記センサケース内を封止するセン
サカバーとを備えた回転検出センサであって、前記セン
サ側端子が、前記ケース側端子に弾性的に接触する弾性
接続部を備えると共に、前記センサカバーの内面に突設
された端子用押圧突起が、前記弾性接続部を前記ケース
側端子に圧接させる方向へ押圧付勢することを特徴とす
る回転検出センサにより達成される。
【0015】上記構成によれば、センサハウジングをセ
ンサケースに収容した時、センサハウジング側に装備さ
れたセンサ側端子の弾性接続部が、センサケース側に装
備されたケース側端子に弾性的に接触し、更に、センサ
カバーがセンサケースに装着されることにより、該セン
サカバーの端子用押圧突起が、前記弾性接続部を前記ケ
ース側端子に圧接させる方向へ押圧付勢する。そして、
これらセンサ側端子とケース側端子との圧接によって、
センサハウジングに組み付けられた回転検出手段と、ケ
ース側端子に接続されてセンサケースにインサート成形
されたリード線とが、電気的に接続された状態になる。
【0016】そこで、センサハウジングの収容を済ませ
たセンサケースの上にセンサカバーを被せ、該センサカ
バーをセンサケースに装着される際には、センサケース
内に収容された回転検出手段に接続されるリード線がセ
ンサケースから導出されており、センサカバーの上方に
は導出されないので、溶着ホーン等の溶着治工具の降下
操作等の邪魔になることがない。
【0017】また、センサケースから導出されているリ
ード線は、ケース側端子との接続部分がセンサケース内
にインサートされているので、センサハウジングやセン
サカバーの組み付け操作の際に、溶接部や半田付け部等
のリード線の接続部分に無理な負荷が加わる虞がなく、
接続不良等の発生を防止することができる。
【0018】更に、前記センサ側端子と前記ケース側端
子との電気的な接続は、センサカバーに設けた端子用押
圧突起による押圧付勢を利用した圧接であり、センサケ
ースに対するセンサハウジング及びセンサカバーの組み
付けによって自動的に達成されるので、溶接や半田付け
等による接続作業工程が不要になる。従って、組立工程
数の低減により、組立作業の迅速化と、コストダウンを
図ることができる。
【0019】尚、好ましくは前記センサカバーが、該セ
ンサカバーの内面に突設された押圧突起によって前記セ
ンサハウジングを挿入方向へ押圧付勢しながら、前記セ
ンサケースの挿入用開口部に溶着される。この場合、セ
ンサハウジングをセンサケース内の所定位置に収容した
後、押圧突起によって前記センサハウジングを挿入方向
へ押圧付勢しながらセンサカバーが、前記センサケース
の挿入用開口部に溶着されて、センサケース内を封止す
る。
【0020】そこで、センサケース内の所定部位に当接
して所定位置に位置決めされたセンサハウジング自体
は、センサケースに対して溶着される部位が存在せず、
センサケースに対する位置決め位置がバラツキを生じる
ことはない。又、センサケース内の所定位置に収容され
たセンサハウジングは、センサカバーの押圧突起によっ
て挿入方向へ押圧付勢された状態で保持されるので、ガ
タつきを生じることもない。従って、センサケースの底
部とセンサハウジングに組み付けた回転検出手段の先端
部との隙間は、センサケース及びセンサカバー相互の溶
融量のバラツキに関係なく、常に適正値に維持されるの
で、安定した検出精度を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る回転検出センサを詳細に説明する。
本実施形態に係る回転検出センサ31は、図8に示した
回転検出センサ10と同様に、自動車のエンジンやミッ
ション等に用いられるギヤの回転数を検出する回転検出
用半導体式ピックアップセンサである。
【0022】図1及び図2に示したように、本実施形態
の回転検出センサ31は、有底筒状のセンサケース33
と、回転検出手段35が組み付けられたセンサハウジン
グ37と、前記センサハウジング37が所定位置に収容
された前記センサケース33内を封止するセンサカバー
39とを備えた構成である。
【0023】前記センサケース33は、センサハウジン
グ37を収容する有底筒状部41と、該有底筒状部41
の挿入用開口部50の開口縁に鍔状に突出形成された取
付用フランジ部42とが、合成樹脂により一体成形され
ている。この取付用フランジ部42は、下面42aをギ
ヤケース21等の外表面に当接させた状態で固定するこ
とにより、図5に示すように、有底筒状部41のギヤケ
ース内への突出長Lを規制しており、有底筒状部41の
底部41aは、回転検出すべきギヤ(図示せず)の外周
から一定距離離間させた状態に設置される。
【0024】図2に示したように、前記取付用フランジ
部42の外方へ膨出したケース取付け部51には、貫通
孔51aが形成されており、回転検出センサ31は、図
示しないボルト等の締結手段を介してギヤケース21に
取り付けられる。そして、前記取付用フランジ部42の
外方へ膨出したリード線導出部42bには、リード線4
5を接続したケース側端子47がインサート成形されて
いる。これらのリード線45及びケース側端子47は、
センサハウジング37に組付けられた回転検出手段35
の一対のセンサ側端子57,57に接続すべきもので、
周方向に間隔をあけて一対装備されている。
【0025】前記リード線45は、図1に示したよう
に、防水性を確保するためのゴムブッシュ49を挿通し
た状態でケース側端子47に接続された後、該ゴムブッ
シュ49と一緒に前記取付用フランジ部42のリード線
導出部42bにインサート成形される。そこで、前記リ
ード線45は、センサケース33の取付用フランジ部4
2から半径方向外方へ導出され、車両側の図示しない制
御用コントローラに接続されている。
【0026】前記ケース側端子47は金属板をプレス成
形したバスバーであり、一端には溶接等によってリード
線45の芯線45aが電気的に接続される電線接続部4
7bを有し、他端には前記挿入用開口部50側に上面が
露呈して前記センサ側端子57が電気的に接続される端
子接続部47aを有する。
【0027】前記センサケース33の挿入用開口部50
には、前記有底筒状部41に挿入されたセンサハウジン
グ37を所定位置に位置決めするための位置決め用段差
部52と、該位置決め用段差部52よりも上方に位置す
る溶着用段差部53とが設けられている。
【0028】前記センサハウジング37は、下面が前記
位置決め用段差部52に当接して挿入用開口部50に嵌
合されるケース嵌合部55aと、組み付けられた前記回
転検出手段35を支持するハウジング本体55bとを合
成樹脂により一体形成した構成である。そして、これら
ケース嵌合部55a及びハウジング本体55bには、回
転検出手段35に接続された金属板製のセンサ側端子5
7がインサート成形されており、該センサ側端子57の
端部がケース嵌合部55aの外側面から半径方向外側に
向かって突出している。
【0029】前記ケース嵌合部55aから突出したセン
サ側端子57の端部には、図1及び図2に示したよう
に、中央部が凸状にプレス成形されて前記ケース側端子
47に弾性的に接触する弾性接続部57aが形成されて
いる。そこで、図4に示すように、センサハウジング3
7をセンサケース33内に挿入し、ケース嵌合部55a
を前記位置決め用段差部52に着座させた際に、前記セ
ンサ側端子57の弾性接続部57aが、前記ケース側端
子47の端子接続部47aに弾性的に接触する。
【0030】前記回転検出手段35は、例えば、半導体
式回転検出素子として知られているホールIC35aに
コンデンサ35b等を組み合わせた構成であり、先端部
のホールIC35aに内蔵されたマグネットと検出対象
のギヤ(図示せず)とで形成される磁気回路の磁束変化
から、被検出体である該ギヤの回転検出を行う。
【0031】そして、本実施形態の回転検出センサ31
では、図4に示したように、センサケース33の有底筒
状部41内に接着剤61を充填した状態でセンサハウジ
ング37を挿着し、センサ側端子57の弾性接続部57
aをケース側端子47の端子接続部47aに弾性接触さ
せた後に、該センサケース33の挿入用開口部50にセ
ンサカバー39を被嵌装着させる。
【0032】前記センサカバー39は、センサケース3
3に収容されたセンサハウジング37の上から挿入用開
口部50を覆って、該センサケース33内への水滴や塵
埃等の侵入を防止するものである。前記センサカバー3
9は、図3に示したように、合成樹脂の一体成形品であ
り、挿入用開口部50を覆う天板39aの内面に、押圧
突起39bと溶着用リブ39cと端子用押圧突起39d
とが突設されている。
【0033】前記押圧突起39bは、先端部が前記ケー
ス嵌合部55aの上面を押圧付勢し、前記センサハウジ
ング37を位置決め用段差部52に押し付けて位置決め
できるように、前記天板39aの中心寄り位置に略U字
状に突出して設けられている。また、前記溶着用リブ3
9cは、センサカバー39をセンサハウジング37の上
から被せた際に、先端部が前記溶着用段差部53に接触
するように、前記天板39aの周縁に沿って環状に突出
して設けられている。
【0034】尚、前記押圧突起39bと前記溶着用リブ
39cとは、それぞれ先端部が略同時に前記ケース嵌合
部55aの上面と前記溶着用段差部53とに当接する高
さに設定されるが、前記押圧突起39bの先端部も、セ
ンサカバー39の溶着用リブ39cを溶着する際の超音
波振動により適宜溶融するので、若干高めに設定するこ
ともできる。
【0035】更に、前記端子用押圧突起39dは、図5
及び図6に示したように、センサカバー39をセンサハ
ウジング37の上から被せた際に、先端部が前記各弾性
接続部57aを前記各端子接続部47aに圧接させる方
向へ押圧付勢するように、前記弾性接続部57aに対向
する位置に突出して設けられている。
【0036】即ち、前記端子用押圧突起39dは、セン
サカバー39を挿入用開口部50に被嵌させた時に、先
端部が前記各弾性接続部57aを前記各端子接続部47
aに圧接させる方向へ押圧付勢して、これら弾性接続部
57aと端子接続部47aとの圧接力を強めると共に不
用意な弾性接続部57aの浮き上がりを防止するので、
センサ側端子57とケース側端子47との間には、良好
な電気的接続性を得ることができる。
【0037】尚、前記端子用押圧突起39dの押圧量
は、センサカバー39を溶着する際の溶着用リブ39c
の溶融量に応じて変化するが、凸状にプレス成形された
前記弾性接続部57aが適宜弾性変形することにより吸
収されるので、電気的接続性やセンサハウジング37の
位置決め精度への影響は生じない。
【0038】上述した本実施形態の回転検出センサ31
においては、センサハウジング37をセンサケース33
内に挿入し、ケース嵌合部55aを位置決め用段差部5
2に着座させることにより所定位置に収容した後、セン
サカバー39をセンサハウジング37の上から被せる。
【0039】そして、図5に示したように、前記端子用
押圧突起39dによって前記各弾性接続部57aを前記
各端子接続部47aに圧接させる方向へ押圧付勢すると
共に、前記押圧突起39bによって前記センサハウジン
グ37を挿入方向へ押圧付勢しながら溶着用リブ39c
を溶着用段差部53に溶着することによって、センサカ
バー39がセンサケース33の挿入用開口部50を覆っ
た状態に一体化され、センサケース33内を封止する。
【0040】そこで、センサケース33内の所定部位で
ある前記位置決め用段差部52に前記ケース嵌合部55
aが当接して所定位置に位置決めされたセンサハウジン
グ37自体は、センサケース33に対して溶着される部
位が存在せず、センサケース33に対する位置決め位置
がバラツキを生じることはない。
【0041】又、前記センサケース33内の所定位置に
収容されたセンサハウジング37は、センサカバー39
の押圧突起39bによって挿入方向へ押圧付勢された状
態で保持されるので、ガタつきを生じることもない。
尚、前記押圧突起39bの先端部が、センサカバー39
の溶着用リブ39cを溶着する際の超音波振動により、
溶着用リブ39cの溶融量に応じて適宜溶融するが、セ
ンサハウジング37の位置決め精度等への影響は生じな
い。
【0042】即ち、前記センサケース33における有底
筒状部41の底部41aとセンサハウジング37に組み
付けた回転検出手段35の先端部との隙間は、前記溶着
用段差部53及び前記溶着用リブ39c相互の溶融量の
バラツキに関係なく、前記位置決め用段差部52と前記
ケース嵌合部55aとの当接状態のみによって決まり、
常に適正値に維持される。そこで、本実施形態の回転検
出センサ31は、安定した検出精度を得ることができ
る。従って、本実施形態の回転検出センサ31は、コス
トアップの原因となる前記溶着用段差部53及び前記溶
着用リブ39cの成形精度や、溶着治工具の精度を上げ
るといった対策が必要なく、製造コストの上昇を抑える
ことができる。
【0043】また、本実施形態の回転検出センサ31で
は、センサハウジング37をセンサケース33に収容し
た時に、該センサハウジング37に装備されているセン
サ側端子57の弾性接続部57aをセンサケース33に
装備されたケース側端子47の端子接続部47aに圧接
させることで、センサケース33側に装備されているリ
ード線45が回転検出手段35に電気的に接続された状
態になる。
【0044】そこで、接着剤61が充填されるセンサケ
ース33を下にして、センサハウジング37の収容を済
ませたセンサケース33の上にセンサカバー39を被
せ、該センサカバー39を挿入用開口部50に溶着する
際には、図5に示したように、センサケース33内に収
容された回転検出手段35に接続されたリード線45が
センサケース33の側方へ導出されており、センサカバ
ーの33上方には導出されない。従って、前記リード線
45が溶着作業の邪魔になるという従来の問題を解消で
き、溶着作業の迅速化によって生産性の向上を図ること
ができる。
【0045】更に、本実施形態の回転検出センサ31で
は、センサケース33から導出されているリード線45
は、ケース側端子47の端子接続部47aとの接続部分
がセンサケース33のリード線導出部42bにインサー
トされているので、センサハウジング37やセンサカバ
ー39の組み付け操作の際に、溶接部や半田付け部等の
リード線45の接続部分に無理な負荷が加わる虞がな
く、接続不良等の発生を防止することができる。
【0046】更に、センサ側端子57の弾性接続部57
aとケース側端子47の端子接続部47aとの電気的な
接続は、センサカバー39に設けた端子用押圧突起39
dによる押圧付勢を利用した圧接であり、センサケース
33に対するセンサハウジング37及びセンサカバー3
9の組み付けによって自動的に達成されるので、溶接や
半田付け等による接続作業工程が不要になる。
【0047】その上、狭い挿入用開口部50内奥での前
記弾性接続部57aと前記端子接続部47aとの半田付
けによる接続作業が不必要となり、上記回転検出センサ
31は半田フリー化による製造コスト低減が可能とな
る。即ち、狭い挿入用開口部50内奥では、前記弾性接
続部57aと前記端子接続部47aとの溶接による接続
作業が困難であり、上述した如き圧接による電気的な接
続を用いない場合には、半田付けによる接続作業が必要
となってしまう。従って、組立工程数の低減により、組
立作業の迅速化と、コストダウンを図ることができる。
【0048】尚、本発明の回転検出センサにおけるセン
サケース、回転検出手段、センサ側端子、ケース側端
子、センサハウジング、センサカバー、及び端子用押圧
突起等の具体的な構成は、上記実施形態の構成に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態
を採りうることは言うまでもない。
【0049】例えば、図7に示したセンサ側端子57の
弾性接続部57bは、前記ケース嵌合部55aから突出
したセンサ側端子57の先端部下面に、接点突起57c
が突設されている。そこで、センサハウジング37をセ
ンサケース33内に挿入し、ケース嵌合部55aを前記
位置決め用段差部52に着座させた際には、前記弾性接
続部57bの接点突起57cが、前記ケース側端子47
の端子接続部47aに弾性的に接触する。
【0050】更に、センサカバー39を挿入用開口部5
0に被嵌させた時には、該端子用押圧突起39dの先端
部による押圧付勢によって、前記接点突起57cが高い
接触圧力で前記端子接続部47aに押し付けられるの
で、センサ側端子57とケース側端子47との間には、
良好な電気的接続性を得ることができる。尚、前記端子
用押圧突起39dの押圧量は、センサカバー39を溶着
する際の溶着用リブ39cの溶融量に応じて変化する
が、前記接点突起57cによって前記弾性接続部57b
の下面側にはクリアランスが形成されおり、該弾性接続
部57bが適宜弾性変形して吸収できるので、電気的接
続性やセンサハウジング37の位置決め精度への影響は
生じない。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の回転検
出センサによれば、センサハウジングをセンサケースに
収容した時、センサハウジング側に装備されたセンサ側
端子の弾性接続部が、センサケース側に装備されたケー
ス側端子に弾性的に接触し、更に、センサカバーがセン
サケースに装着されることにより、該センサカバーの端
子用押圧突起が、前記弾性接続部を前記ケース側端子に
圧接させる方向へ押圧付勢する。そして、これらセンサ
側端子とケース側端子との圧接によって、センサハウジ
ングに組み付けられた回転検出手段と、ケース側端子に
接続されてセンサケースにインサート成形されたリード
線とが、電気的に接続された状態になる。
【0052】そこで、センサハウジングの収容を済ませ
たセンサケースの上にセンサカバーを被せ、該センサカ
バーをセンサケースに装着される際には、センサケース
内に収容された回転検出手段に接続されるリード線がセ
ンサケースから導出されており、センサカバーの上方に
は導出されないので、溶着ホーン等の溶着治工具の降下
操作等の邪魔になることがなく、溶着作業の迅速化によ
って生産性の向上を図ることができる。
【0053】また、センサケースから導出されているリ
ード線は、ケース側端子との接続部分がセンサケース内
にインサートされているので、センサハウジングやセン
サカバーの組み付け操作の際に、溶接部や半田付け部等
のリード線の接続部分に無理な負荷が加わる虞がなく、
接続不良等の発生を防止することができる。
【0054】更に、前記センサ側端子と前記ケース側端
子との電気的な接続は、センサカバーに設けた端子用押
圧突起による押圧付勢を利用した圧接であり、センサケ
ースに対するセンサハウジング及びセンサカバーの組み
付けによって自動的に達成されるので、溶接や半田付け
等による接続作業工程が不要になる。従って、組立工程
数の低減により、組立作業の迅速化と、コストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る回転検出センサを分
解した状態の縦断面図である。
【図2】図1に示した回転検出センサの分解斜視図であ
る。
【図3】図1に示したセンサカバーの内面を示す拡大斜
視図である。
【図4】図1に示したセンサケースにセンサハウジング
を組み付けた状態の縦断面図である。
【図5】図1に示した回転検出センサを組立てた状態の
縦断面図である。
【図6】図5に示したケース側端子とセンサ側端子の接
続状態を示す要部拡大図である。
【図7】図6に示したセンサ側端子の変形例を示す要部
拡大図である。
【図8】従来の回転検出センサの被検出部への取付状態
を説明する縦断面図である。
【図9】図8に示した回転検出センサを分解した状態の
縦断面図である。
【図10】図9に示したセンサケースにセンサ本体を組
み付けた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
31 回転検出センサ 33 センサケース 35 回転検出手段 37 センサハウジング 39 センサカバー 39b 押圧突起 39d 端子用押圧突起 45 リード線 47 ケース側端子 50 挿入用開口部 57 センサ側端子 57a 弾性接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード線を接続したケース側端子がイン
    サート成形された有底筒状のセンサケースと、前記ケー
    ス側端子に接続可能なセンサ側端子に接続された回転検
    出手段が組み付けられたセンサハウジングと、前記セン
    サハウジングが所定位置に収容された前記センサケース
    内を封止するセンサカバーとを備えた回転検出センサで
    あって、 前記センサ側端子が、前記ケース側端子に弾性的に接触
    する弾性接続部を備えると共に、前記センサカバーの内
    面に突設された端子用押圧突起が、前記弾性接続部を前
    記ケース側端子に圧接させる方向へ押圧付勢することを
    特徴とする回転検出センサ。
  2. 【請求項2】 前記センサカバーが、該センサカバーの
    内面に突設された押圧突起によって前記センサハウジン
    グを挿入方向へ押圧付勢しながら、前記センサケースの
    挿入用開口部に溶着されることを特徴とする請求項1に
    記載の回転検出センサ。
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