JP2003220090A - ペット用使い捨ておむつ - Google Patents

ペット用使い捨ておむつ

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JP2003220090A
JP2003220090A JP2002020012A JP2002020012A JP2003220090A JP 2003220090 A JP2003220090 A JP 2003220090A JP 2002020012 A JP2002020012 A JP 2002020012A JP 2002020012 A JP2002020012 A JP 2002020012A JP 2003220090 A JP2003220090 A JP 2003220090A
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diaper
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Kunihiro Tabuchi
国広 田渕
Hiroyoshi Noguchi
裕義 野口
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Toa Kikoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペットに対する糞の付着を防止できるペット
用使い捨ておむつを提供する。 【解決手段】 このペット用使い捨ておむつは、おむつ
本体1の腹当て部2と背当て部3との間に糞排泄穴8を
備え、おむつ本体1の外側に、ペットAから排泄された
糞を受ける糞ポケット9を糞排泄穴8に対応して設け
る。糞排泄穴8と第1尻尾穴7はおむつ本体1の長手方
向に連続しており,また糞ポケット9に、おむつ本体1
側の第1尻尾穴7に対応して第2尻尾穴28を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、犬、猫等のペット
に使用するペット用使い捨ておむつに関し、ペットから
排泄された糞をおむつ本体の外側の糞ポケットで受ける
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】犬、猫等のペットに使用するペット用使
い捨ておむつは、従来、特許2983929号公報に記
載されるように、おむつ本体の腹当て部から背当て部に
跨がって設けられた不織布製の内側シートとプラスチッ
ク製の外側シートとの間にパルプ、高分子吸収剤等から
なる尿吸収体が介在され、腹当て部と背当て部との間に
尻尾穴が設けられている。
【0003】そして、この使い捨ておむつの使用に際し
ては、おむつ本体の腹当て部をペットの腹側に、背当て
部をペットの背中側に夫々あてがい、その腹当て部と背
当て部とをファスナーテープで止めてペットに装着す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の使い捨ておむつ
は、ペットから排泄された尿を尿吸収体で吸収し、糞を
おむつ本体の内側で受けるようになっている。このため
ペットが糞をした場合には直ぐに新しいものと交換する
等、適切な措置を講じる必要があり、糞の排泄後にその
まま放置しておけば、糞がペットの肛門部の周辺部分に
付着して、その後の措置が煩わしくなる欠点がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、ペットに対する糞の付着を防止できるペット用使い
捨ておむつを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、おむつ本体1
の腹当て部2と背当て部3との間に糞排泄穴8を備えた
ペット用使い捨ておむつにおいて、前記おむつ本体1の
外側に、ペットAから排泄された糞を受ける糞ポケット
9を前記糞排泄穴8に対応して設けたものである。また
前記おむつ本体1に前記糞排泄穴8と第1尻尾穴7とを
連続状に設け、前記糞ポケット9に、前記おむつ本体1
側の前記第1尻尾穴7に対応して第2尻尾穴28を設け
る。
【0007】前記糞ポケット9は装着状態でその糞溜ま
り部24が前記糞排泄穴8の下側となるように、前記お
むつ本体1の前記糞排泄穴8の周縁部分に前記糞ポケッ
ト9の上部を貼着する。前記糞ポケット9はガゼット部
25を有する。
【0008】前記おむつ本体1は、該おむつ本体1の内
外両側に前記腹当て部2と前記背当て部3との略全長に
跨がって設けられた不織布製の内側シート10及び外側
シート11と、前記腹当て部2側で前記内側シート10
と前記外側シート11との間に介在された前記尿吸収体
4と、該尿吸収体4と前記外側シート11との間に介在
された尿漏れ防止フィルム5とを備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1〜図5は本発明のペット用使
い捨ておむつの第1の実施形態を例示する。このペット
用使い捨ておむつは、図5に示すようにペットAのウエ
スト部から後側に装着して使用するものであり、図1〜
図4に示すように、おむつ本体1の長手方向に、ペット
Aの腹側に当てる腹当て部2と、ペットAの背中側に当
てる背当て部3とを備え、その腹当て部2側に尿吸収体
4と尿漏れ防止フィルム5とが介在され、少なくとも背
当て部3側が通気性を有する構造になっている。
【0010】またおむつ本体1には、その腹当て部2と
背当て部3との中間の尻当て部6にペットAの尻尾Bを
通す第1尻尾穴7と、ペットAの肛門部の後側を開放す
る糞排泄穴8とを備え、これらに対応しておむつ本体1
の外側に糞ポケット9を備えている。
【0011】おむつ本体1は内外両側にその腹当て部2
と背当て部3との略全長に跨がる不織布製の内側シート
10と外側シート11とを備え、長手方向の両端側が中
間部分よりも幅方向の両側に突出する広幅状の広幅部分
12,13となっている。そして、腹当て部2側の広幅
部分12に、その端縁に沿って幅方向に一方のウエスト
バンド14が設けられると共に、このウエストバンド1
4よりも長手方向の内側で幅方向の両端部にファスナー
テープ15が設けられている。また背当て部3側の広幅
部分13に、その端縁に沿って幅方向に他方のウエスト
バンド16とファスナーシート17とが設けられてい
る。なお、ファスナーシート17は他方のウエストバン
ド16よりも長手方向の内側に配置されている。
【0012】おむつ本体1の両広幅部分12,13間に
は、幅方向の両側にその端縁に沿って長手方向のフィッ
トギャザー19が設けられ、このフィットギャザー19
よりも幅方向の内側に長手方向のサイドギャザー21が
設けられている。
【0013】内側シート10及び外側シート11には、
尿等を通す通水性と空気を内外に通す通気性とを有する
材料、例えばプラスチック繊維、その他の繊維により構
成された不織布製の不織布シートが使用されており、後
述の尿吸収体4等の介在部分を除く略全面でホットメル
ト、その他により両者が内外に重合状に接着又は溶着さ
れている。
【0014】内側シート10は、センターシート22と
その幅方向の両側のサイドシート23とにより構成され
ている。センターシート22は少なくとも尿吸収体4を
覆う幅を有し、おむつ本体1の幅方向の中央部分にその
長手方向の略全長にわたって設けられ、外側シート11
に対応する部分がその外側シート11に接着又は溶着さ
れている。
【0015】各サイドシート23はおむつ本体1の幅方
向の両側部に配置され、センターシート22よりも外側
で外側シート11に接着又は溶着されると共に、センタ
ーシート22の幅方向の両端部の内面側に接着又は溶着
され、このセンターシート22との接着又は溶着部分よ
りも幅方向の内側が尿等の横漏れを防止するサイドギャ
ザー21となっている。
【0016】フィットギャザー19はペットAの後脚D
の付け根部におむつ本体1をフィットさせるためのもの
で、外側シート11とサイドシート23との間に長手方
向に沿って介在されたゴム紐等の弾性紐19aを有し、
尿吸収体4の両側から糞排泄穴8の両側に跨がる範囲に
設けられている。サイドギャザー21は、その内端縁に
長手方向に沿って配置されたゴム紐等の弾性紐21aを
有し、尿吸収体4の両側から第1尻尾穴7の両側又はそ
の近傍に跨がる範囲に設けられている。
【0017】なお、この実施形態ではサイドギャザー2
1は第1尻尾穴7の両側まで、又はそれ以上に背当て部
3側に延びており、糞排泄穴8の両側又はその近傍まで
のフィットギャザー19よりも背当て部3側に長くなっ
ている。しかし、サイドギャザー21の弾性紐21a
は、尿吸収体4の端部からファスナーシート17側に若
干延びた部分までになっている。
【0018】尿吸収体4はペットAが排泄した尿を吸収
するためのもので、パルプ、高分子吸収剤等からなり、
おむつ本体1の腹当て部2側の幅方向の中央部分に、そ
のウエストバンド14の近傍から糞排泄穴8の近傍にわ
たって偏平状に介在されている。なお、尿吸収体4はペ
ットAが排泄した尿を吸収できるものであれば、パル
プ、高分子吸収剤等以外のものを使用しても良い。
【0019】尿漏れ防止フィルム5は尿吸収体4に吸収
された尿の外側への漏れを防止するためのもので、尿吸
収体4と外側シート11との間に介在されている。この
尿漏れ防止フィルム5は防水性を有するプラスチック製
のフィルム等により構成され、尿吸収体4の全体を外側
から完全に覆うように、尿吸収体4に対応してそれより
も若干広い範囲に設けられている。
【0020】そして、この尿漏れ防止フィルム5は、そ
の外側面の略全面、一部又は少なくとも外周縁部が外側
シート11にホットメルト、その他により接着又は溶着
され、また尿吸収体4が動かないように内側面の外周縁
部がセンターシート22及び/又はサイドシート23に
ホットメルト、その他により接着又は溶着されている。
なお、尿漏れ防止フィルム5には、防水処理を施した薄
手の紙等を使用しても良い。
【0021】第1尻尾穴7と糞排泄穴8は腹当て部2と
背当て部3との中間の尻当て部6の幅方向の略中央に、
その第1尻尾穴7が背当て部3側となり糞排泄穴8が腹
当て部2となるように、おむつ本体1の長手方向に連続
する長穴状に設けられている。そして、糞排泄穴8は大
径丸穴状に形成され、また第1尻尾穴7はこの糞排泄穴
8に連続し且つ糞排泄穴8よりも小さい小径穴状に形成
され、両者が全体として略ダルマ穴状になっている。
【0022】糞排泄穴8はペットAの肛門部に対応させ
たときに、排泄された糞がおむつ本体1に付着しないよ
うに、肛門部の後側を十分に開放し得る程度の大きさで
ある。また第1尻尾穴7と糞排泄穴8は、ペットAに対
しておむつ本体1を装着した場合に、ペットAの尻尾B
が第1尻尾穴7を通り、且つ糞排泄穴8がペットAの肛
門部に対応してその後側を開放する程度の長さになって
いる。
【0023】糞ポケット9はペットAから排泄された糞
を受けるためのものであり、この糞ポケット9は、少な
くとも装着状態において糞排泄穴8よりも下側となる糞
溜まり部24側の周縁に適宜ガゼット部25を有する袋
状であって、防水性を有するプラスチック製のフィルム
等の適宜シート材により、おむつ本体1の長手方向に沿
って縦長状に構成されている。
【0024】そして、この糞ポケット9は、上部の内側
におむつ本体1の糞排泄穴8及び第1尻尾穴7を取り囲
む大きさの開口部26と、この開口部26の外周側に形
成された貼着部27とを有し、装着状態において下部側
の糞溜まり部24が糞排泄穴8よりも下側に垂れ下がる
ように、開口部26を糞排泄穴8及び第1尻尾穴7に対
応させて上部側の貼着部27がおむつ本体1の尻当て部
6の外側で外側シート11に、ホットメルト、その他の
接着又は溶着により貼着されている。
【0025】従って、ペットAから排泄された糞は、お
むつ本体1の糞排泄穴8を経て開口部26から糞ポケッ
ト9内に入り、その糞排泄穴8よりも下側の糞溜まり部
24に溜まるようになっている。
【0026】糞ポケット9には、その外側の上部におむ
つ本体1の第1尻尾穴7に対応する第2尻尾穴28が設
けられている。なお、第1尻尾穴7、糞排泄穴8、糞ポ
ケット9は、おむつ本体1の幅方向の略中央に配置され
ている。
【0027】ウエストバンド14,16はプラスチック
製等の弾性帯からなり、内側シート10と外側シート1
1との間に介在してホットメルト、その他により接着又
は溶着されている。ファスナーシート17はホットメル
ト、その他によりおむつ本体1の外側面に接着又は溶着
されている。ファスナーテープ15は、ファスナーシー
ト17の端部に貼付して止めるためのもので、おむつ本
体1の幅方向の両端に設けられ、通常はおむつ本体1の
内側に折り込まれている。
【0028】このペット用使い捨ておむつを使用する場
合には、犬等のペットAに対して図5に示すように装着
する。装着に際しては、犬等のペットAの股間を経て腹
当て部2が腹側となり、背当て部3が背中側となるよう
におむつ本体1をあてがい、幅方向の両側のファスナー
テープ15をファスナーシート17に貼着する。
【0029】装着状態では、ウエストバンド14,16
により腹当て部2及び背当て部3が適度な締まりでペッ
トAのウエスト部分に巻き付き、またフィットギャザー
19が適度な締まりで後脚Dの付け根部に巻き付いて、
おむつ本体1でペットAのウエスト部から後側を包み込
む。
【0030】この場合、おむつ本体1の糞排泄穴8をペ
ットAの肛門部に対応させておれば、糞ポケット9はお
むつ本体1の外側で垂れ下がった状態になる。しかし、
糞ポケット9には、おむつ本体1の第1尻尾穴7に対応
して第2尻尾穴28があるので、その両尻尾穴7,28
に尻尾Bを通せば良く、糞ポケット9が尻尾Bの邪魔に
なることはない。
【0031】ペットAが糞を排泄した場合には、その糞
は糞排泄穴8から開口部26を経て糞ポケット9に入
り、その下側の糞溜まり部24に溜まる。従って、従来
のおむつ本体1の内側で糞を受ける場合のようにペット
Aの肛門部の周辺に糞が付着することはない。また糞ポ
ケット9の糞溜まり部24に糞が溜まっているので、使
用後には糞の入った糞ポケット9をおむつ本体1に丸め
込んでファスナーテープ15で止めて廃棄する等、使用
後の処理も容易にできる。
【0032】夏等の暑い季節に使い捨ておむつを装着す
る場合、おむつ本体1の内部の温度、湿度等が上昇して
蒸れが発生する惧れがある。しかし、この使い捨ておむ
つでは、内側シート10の他に外側シート11に不織布
シートが使用されており、おむつ本体1の少なくとも背
当て部3、即ち尿吸収体4の外側の尿漏れ防止フィルム
5に対応する部分以外の部分を、通気性を有する不織布
により構成しているので、尿漏れ防止フィルム5に対応
する部分以外では常に所定の通気性を確保できる。従っ
て、おむつ本体1、取り分けその背当て部3側に所定の
通気性があるため、夏等の暑い季節でも内部の蒸れの発
生を極力少なくできる。このためペットAは、装着状態
でも快適に過ごすことができる。
【0033】また外側シート11に通気性を有する不織
布シートを使用しているにも拘らず、尿吸収体4とその
外側の外側シート11との間に尿漏れ防止フィルム5を
設けているので、尿吸収体4に吸収された尿が漏れた場
合でも、その尿が外側シート11側に漏れることはな
い。
【0034】図6、図7は本発明の第2の実施形態を例
示する。このペット用使い捨ておむつは、おむつ本体1
の尻当て部6を含む背当て部3側に、その糞ポケット9
の幅方向に通気穴29が設けられている。
【0035】この実施形態では、おむつ本体1のセンタ
ーシート22の幅方向の両端側から、その両側の各サイ
ドシート23に対応する部分に通気穴29が配置されて
いる。そして、通気穴29はおむつ本体1の長手方向に
長い長穴状に形成され、ファスナーシート17の近傍か
ら、腹当て部2側の端部が糞排泄穴8の両側近傍に達す
る範囲に設けられている。センターシート22とサイド
シート23は、通気穴29の周辺部分ではホットメル
ト、その他で接着又は溶着されており、サイドギャザー
21の通気穴29側の端部近傍までとなっている。他の
構成は、第1の実施形態と略同一である。
【0036】このようにおむつ本体1の背当て部3側に
通気穴29を設けることによって、内側シート10及び
外側シート11が通気性を有する不織布製であることと
相まって、背当て部3側の通気性を更に向上させること
ができる。
【0037】また通気穴29はファスナーシート17の
近傍から、通気穴29の腹当て部2の端部が糞排泄穴8
側とおむつ本体1の長手方向にオーバーラップする範囲
に形成しているので、通気領域を十分に確保できる。
【0038】図8〜図10は本発明の第3の実施形態を
例示する。このペット用使い捨ておむつは、糞ポケット
9がおむつ本体1の外側シート11と、この外側シート
11の外側面に貼着されたシート材30とにより構成さ
れている。
【0039】シート材30は縦長状であって、幅方向の
両側にガゼット部25を有し、その上部側が第1尻尾穴
7及び糞排泄穴8に対応し且つ糞排泄穴8よりも下側に
糞溜まり部24ができるように、上下両端部と左右両端
部がおむつ本体1の外側シート11にホットメルト、そ
の他の接着又は溶着されている。
【0040】糞ポケット9の上部には、第1尻尾穴7に
対応する第2尻尾穴28が設けられるとともに、この第
2尻尾穴28よりも上側、例えばその上端の固着部30
aの近傍等に幅方向に開封部31が形成されている。開
封部31はシート材30の上端側に幅方向にミシン目、
ハーフカット等を形成することにより、必要に応じて容
易に開封できるようになっており、糞ポケット9内の糞
をおむつ本体1と別に廃棄する場合には、この開封部3
1を開封して糞を排出する。なお、開封部31は第2尻
尾穴28よりも下側に設けても良い。その他の構成は第
1の実施形態と同様である。
【0041】糞ポケット9はこの実施形態に例示するよ
うに、おむつ本体1の外側にシート材30を貼着して構
成しても良い。この場合にもシート材30にガゼット部
25を設ける等によって、糞溜まり部24の容積を確保
できる。また糞ポケット9の上部にミシン目等の開封部
31を設けておれば、糞をトイレの便器に流す場合に
は、この開封部31を開封してそこから糞を排出するこ
ともできる。
【0042】従って、使用後の使い捨ておむつと糞とを
一緒に処理する場合は勿論のこと、おむつ本体1と糞と
を別々に処理する場合にも便利である。なお、糞ポケッ
ト9の上端を開口状に構成し、その開口部分から糞ポケ
ット9内の糞を排出するようにしても良い。
【0043】図11〜図14は本発明の第4の実施形態
を例示する。このペット用使い捨ておむつは、糞ポケッ
ト9が内側シート材32と外側シート材33との周縁部
を貼着して構成され、その内側シート材32がおむつ本
体1の外側に貼着されている。
【0044】内側シート材32、外側シート材33には
防水性を有するプラスチック製のフィルム、その他のシ
ート材が使用されている。なお、内側シート材32、外
側シート材33の両方、又は内側シート材32には通気
性を有するものを使用しても良い。
【0045】内側シート材32はおむつ本体1の第1尻
尾穴7及び糞排泄穴8に対応する開口部26が形成さ
れ、その開口部26の周縁部分と内側シート材32の外
周縁部分、又は全面がおむつ本体1の外側シート11に
ホットメルト、その他の接着又は溶着等により貼着され
ている。なお、内側シート材32の外周縁部は装着状態
で上側となる部分を除いて周方向に所定の間隔を置いて
スポット的に貼着しても良い。
【0046】外側シート材33は図14(A)及び
(B)に示すように、その幅方向の両側を2カ所の折れ
線34,35に沿ってZ状に、次いでその長手方向の一
端側で且つ装着状態で下側となる側を同様に折れ線3
6,37に沿ってZ状に夫々折り畳み、その後に折れ線
35,37よりも外側で外側シート材33の端縁部を内
側シート材32の端縁部に重ねて、内側シート材32と
外側シート材33との端縁部をホットメルト、その他の
接着又は溶着している。従って、糞ポケット9は上端側
が開口状になっている。外側シート材33には第2尻尾
穴28が形成されている。他の構成は、第1の実施形態
と同様である。
【0047】糞ポケット9は、この実施形態に例示する
ように内側シート材32と外側シート材33とを貼着し
て構成しても良い。この場合にも糞ポケット9の外周に
ガゼット部25があるので、糞溜まり部24の容積を容
易に確保できる。また糞ポケット9の上端側が開口にな
っているので、糞の廃棄も容易にできる。
【0048】図15は本発明の第5の実施形態を例示す
る。このペット用使い捨ておむつは、外側シート材33
の長手方向の両端側を折れ線36,37に沿ってZ状に
夫々折り畳み、その後に折れ線35,37よりも外側で
外側シート材33の端縁部を内側シート材32の端縁部
に重ねて貼着している。他の構成は第4の実施形態と同
様である。この場合にも、糞ポケット9の上側を密封状
にできる。外側シート材33に開封部31を設けても良
い。
【0049】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、
その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であ
る。第1の実施形態では、外側シート11と内側シート
10とに不織布製を用いて背当て部3側の通気性を確保
し、第2の実施形態では外側シート11と内側シート1
0とを不織布製とし、更にこれに通気穴29を形成して
背当て部3側の通気性を確保しているが、通気穴29を
形成する場合には、外側シート11を通気性のない材
料、例えばプラスチック製のフィルム等により構成する
ことも可能である。従って、通気穴29を形成する場合
には、必ずしも外側シート11を不織布製にする必要は
ない。
【0050】また第2の実施形態では、糞ポケット9の
左右両側に通気穴29をおむつ本体1の長手方向に長い
長穴状に形成しているが、糞ポケット9の貼着部分以外
において、その背当て部3、又は背当て部3及び尻当て
部6の略全域に多数の小さい通気穴29を略均等に分散
させて配置することも可能である。
【0051】尿漏れ防止フィルム5は尿吸収体4よりも
若干広い範囲に設け、尿漏れ防止フィルム5以外の部分
では内側シート10、外側シート11の通気性を確保で
きるようにしているが、尿吸収体4の尿が漏れない部分
であれば、尿漏れ防止フィルム5の幅方向の両側で腹当
て部2側に通気穴29を設けることも可能である。
【0052】通気穴29が小穴状の場合には、ファスナ
ーシート17の部分に設けても良い。更に通気穴29
は、その一部がサイドギャザー21の外側に位置するよ
うに、おむつ本体1の幅方向の両端部を除く略全範囲に
わたって広範囲に設けることが望ましい。通気穴29は
長穴、丸穴、その他の適宜形状にすれば良い。通気穴2
9はおむつ本体1をペットAに装着したときに開口状に
なるようにスリット状に形成しても良いし、装着したと
きにもスリット状のままとなるように形成しても良い。
【0053】第1尻尾穴7と糞排泄穴8とをダルマ穴状
に設けているが、これはおむつ本体1の長手方向に沿っ
た長穴状であれば、長円状、長角穴状にする等、他の穴
形状でも良いし、また糞排泄穴8と第1尻尾穴7とを夫
々独立して設けても良い。
【0054】外側シート11に通気性を有する不織布等
を使用する場合には、尿吸収体4の尿が漏れないように
尿漏れ防止フィルム5を設ける必要があるが、外側シー
ト11に通気性のないプラスチックフィルム等を使用し
て、おむつ本体1の背当て部3側に通気穴29を形成す
る場合には、外側シート11で尿の漏れを防止できるの
で、尿漏れ防止フィルム5を設ける必要はない。
【0055】尿漏れ防止フィルム5は腹当て部2側の幅
方向の略全体に設けても良い。尿吸収体4は腹当て部2
側から糞排泄穴8の幅方向の両側に達する範囲に設けて
も良い。センターシート22とサイドシート23とを1
枚の内側シート10により構成しても良い。
【0056】糞ポケット9は各実施形態に例示以外の構
造、形状にしても良い。例えば、各実施形態では背面視
形状をおむつ本体1の長手方向に長い矩形状に構成して
いるが、装着状態で下側となる糞溜まり部24側の幅を
広くし、上部側の幅を狭くすることも可能である。また
糞ポケット9は、その左右両側にガゼット部25のない
構造でも良い。
【0057】更に糞ポケット9は、おむつ本体1の外側
にあれば十分であり、例えばおむつ本体1の外側シート
11に防水性のプラスチック製フィルム等を使用する場
合には、その外側シート11の一部をおむつ本体1の外
側に膨らませる等によって、外側シート11により構成
することも可能である。要するに糞ポケット9はペット
Aから排泄された糞を受け得るものであれば、その構
造、形状等は問題ではない。
【0058】また糞ポケット9をおむつ本体1の外側に
着脱自在に設け、必要に応じておむつ本体1に対して着
脱するようにしても良い。また糞ポケット9の上側を開
放状に構成する場合に、その開口側を塞ぐ蓋を粘着剤等
により開閉自在に設けても良い。糞ポケット9に糞排出
用の開口を設ける場合には、その第2尻尾穴28を幅方
向に長く形成する等によって、第2尻尾穴28から糞を
排出するようにしても良い。また所定の大きさの第2尻
尾穴28と、この第2尻尾穴28の幅方向の両側又は一
方に拡開用のミシン目等の拡開部とを設けておき、その
拡開部を破断又は切り裂いて糞を排出するようにしても
良い。
【0059】
【発明の効果】本発明では、おむつ本体1の腹当て部2
と背当て部3との間に糞排泄穴8を備えたペット用使い
捨ておむつにおいて、おむつ本体1の外側に、ペットか
ら排泄された糞を受ける糞ポケット9を糞排泄穴8に対
応して設けているので、ペットに対する糞の付着を防止
でき、その後の処理も容易にできる。
【0060】またおむつ本体1に糞排泄穴8と第1尻尾
穴7とを連続状に設け、糞ポケット9に、おむつ本体1
側の第1尻尾穴7に対応して第2尻尾穴28を設けてい
るので、糞ポケット9がペットAの尻尾Bの邪魔になる
こともない。
【0061】装着状態で糞ポケット9の糞溜まり部24
が糞排泄穴8の下側となるように、おむつ本体1の糞排
泄穴8の周縁部分に糞ポケット9の上部を貼着している
ので、糞排泄穴8からの糞を糞溜まり部24で受けるこ
とができる。また糞ポケット9がガゼット部25を有す
るため、その容積を確保できる。
【0062】おむつ本体1は、該おむつ本体1の内外両
側に腹当て部2と背当て部3との略全長に跨がって設け
られた不織布製の内側シート10及び外側シート11
と、腹当て部2側で内側シート10と外側シート11と
の間に介在された尿吸収体4と、該尿吸収体4と外側シ
ート11との間に介在された尿漏れ防止フィルム5とを
備えているので、おむつ本体1の通気性を容易に確保で
き、尿の漏れ等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの内側の一部破断斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの外側の分解斜視図である。
【図4】(A)は図1のX−X線断面図、(B)は図1
のY−Y線断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの使用状態の斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの使用状態の斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの平面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示すペット用使い捨
ておむつの縦断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示すペット用使い
捨ておむつの横断面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態を示すペット用使い
捨ておむつの分解斜視図である。
【図12】本発明の第4の実施形態を示す糞ポケットの
斜視図である。
【図13】本発明の第4の実施形態を示すペット用使い
捨ておむつの横断面図である。
【図14】本発明の第4の実施形態を示す外側シート材
の折り畳み過程の説明図である。
【図15】本発明の第5の実施形態を示すペット用使い
捨ておむつの分解斜視図である。
【符号の説明】 1 おむつ本体 2 腹当て部 3 背当て部 4 尿吸収体 5 尿漏れ防止フィルム 7 第1尻尾穴 8 糞排泄穴 9 糞ポケット 10 内側シート 11 外側シート 24 糞溜まり部 25 ガゼット部 28 第2尻尾穴 A ペット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おむつ本体(1)の腹当て部(2)と背
    当て部(3)との間に糞排泄穴(8)を備えたペット用
    使い捨ておむつにおいて、前記おむつ本体(1)の外側
    に、ペット(A)から排泄された糞を受ける糞ポケット
    (9)を前記糞排泄穴(8)に対応して設けたことを特
    徴とするペット用使い捨ておむつ。
  2. 【請求項2】 前記おむつ本体(1)に前記糞排泄穴
    (8)と第1尻尾穴(7)とを連続状に設け、前記糞ポ
    ケット(9)に、前記おむつ本体(1)側の前記第1尻
    尾穴(7)に対応して第2尻尾穴(28)を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のペット用使い捨ておむ
    つ。
  3. 【請求項3】 装着状態で前記糞ポケット(9)の糞溜
    まり部(24)が前記糞排泄穴(8)の下側となるよう
    に、前記おむつ本体(1)の前記糞排泄穴(8)の周縁
    部分に前記糞ポケット(9)の上部を貼着したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のペット用使い捨ておむ
    つ。
  4. 【請求項4】 前記糞ポケット(9)がガゼット部(2
    5)を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに
    記載のペット用使い捨ておむつ。
  5. 【請求項5】 前記おむつ本体(1)は、該おむつ本体
    (1)の内外両側に前記腹当て部(2)と前記背当て部
    (3)との略全長に跨がって設けられた不織布製の内側
    シート(10)及び外側シート(11)と、前記腹当て
    部(2)側で前記内側シート(10)と前記外側シート
    (11)との間に介在された前記尿吸収体(4)と、該
    尿吸収体(4)と前記外側シート(11)との間に介在
    された尿漏れ防止フィルム(5)とを備えたことを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載のペット用使い捨て
    おむつ。
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