JP2003222018A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】内燃機関の排気浄化装置において、燃費の悪化
を抑制しつつ排気浄化触媒に還元剤を供給することがで
きる技術を提供する。 【解決手段】内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒9と、燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを
電気エネルギとして取り出す燃料電池11と、燃料電池
11及び排気浄化触媒9に気体状の燃料を供給する燃料
供給手段11と、を備え、燃料電池11にて酸化される
前の気体状の燃料を排気浄化触媒9に還元剤として供給
することにより、内燃機関の運転状態によらずNOxの
還元、排気浄化触媒9の昇温等を行うことができるよう
にした。
を抑制しつつ排気浄化触媒に還元剤を供給することがで
きる技術を提供する。 【解決手段】内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒9と、燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを
電気エネルギとして取り出す燃料電池11と、燃料電池
11及び排気浄化触媒9に気体状の燃料を供給する燃料
供給手段11と、を備え、燃料電池11にて酸化される
前の気体状の燃料を排気浄化触媒9に還元剤として供給
することにより、内燃機関の運転状態によらずNOxの
還元、排気浄化触媒9の昇温等を行うことができるよう
にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気浄
化装置に関する。
化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気を浄化する排気浄化装置
として、排気通路に例えばNOx触媒を配置することが
ある。
として、排気通路に例えばNOx触媒を配置することが
ある。
【0003】NOx触媒は、ディーゼルエンジンやリー
ンバーンガソリンエンジンなど希薄燃焼可能な内燃機関
から排出される排気を浄化可能な触媒であり、これには
選択還元型NOx触媒や吸蔵還元型NOx触媒等が挙げら
れる。
ンバーンガソリンエンジンなど希薄燃焼可能な内燃機関
から排出される排気を浄化可能な触媒であり、これには
選択還元型NOx触媒や吸蔵還元型NOx触媒等が挙げら
れる。
【0004】例えば、吸蔵還元型NOx触媒は、流入排
気の酸素濃度が高いときはNOxを吸蔵し、流入排気の
酸素濃度が低下すると吸蔵していたNOxの還元を行
う。
気の酸素濃度が高いときはNOxを吸蔵し、流入排気の
酸素濃度が低下すると吸蔵していたNOxの還元を行
う。
【0005】この吸蔵還元型NOx触媒の場合、前記内
燃機関では通常運転時の排気の空燃比がリーンとなるた
め、排気中のNOxがNOx触媒に吸蔵されることとな
る。しかしながら、リーン空燃比の排気がNOx触媒に
供給され続けると、NOx触媒のNOx吸蔵能力が飽和
し、それ以上NOxを吸蔵できなくなり、NOxがリーク
されることとなる。そこで、吸蔵還元型NOx触媒で
は、NOx吸蔵能力が飽和する前に所定のタイミングで
流入排気の酸素濃度を低下させるとともに排気中の炭化
水素(HC)、一酸化炭素(CO)等の還元剤成分量を
増加させ、NOx触媒に吸蔵されていたNOxをN2に還
元し、吸蔵還元型NOx触媒のNOx吸蔵能力を解消させ
る必要がある。
燃機関では通常運転時の排気の空燃比がリーンとなるた
め、排気中のNOxがNOx触媒に吸蔵されることとな
る。しかしながら、リーン空燃比の排気がNOx触媒に
供給され続けると、NOx触媒のNOx吸蔵能力が飽和
し、それ以上NOxを吸蔵できなくなり、NOxがリーク
されることとなる。そこで、吸蔵還元型NOx触媒で
は、NOx吸蔵能力が飽和する前に所定のタイミングで
流入排気の酸素濃度を低下させるとともに排気中の炭化
水素(HC)、一酸化炭素(CO)等の還元剤成分量を
増加させ、NOx触媒に吸蔵されていたNOxをN2に還
元し、吸蔵還元型NOx触媒のNOx吸蔵能力を解消させ
る必要がある。
【0006】このようにリーンNOx触媒を利用した排
気浄化装置では、NOxが浄化されるために間欠的に排
気の酸素濃度を低下させ、還元剤成分を供給する必要が
ある。そして、間欠的に排気の酸素濃度を低下させる方
法として排気中の燃料添加や気筒内で燃料が主噴射され
た後の膨張行程中に更に燃料を噴射する副噴射等が挙げ
られる。
気浄化装置では、NOxが浄化されるために間欠的に排
気の酸素濃度を低下させ、還元剤成分を供給する必要が
ある。そして、間欠的に排気の酸素濃度を低下させる方
法として排気中の燃料添加や気筒内で燃料が主噴射され
た後の膨張行程中に更に燃料を噴射する副噴射等が挙げ
られる。
【0007】例えば、特開平6−117225号公報で
は、気筒内に燃料を噴射する電子制御式の燃料噴射弁を
備えた内燃機関の排気浄化装置において、機関の膨張行
程又は排気行程にて筒内噴射を実行させるようにしてい
る。このように燃料噴射弁を電子制御することにより、
副噴射の時期及び量を微調整可能とし、運転状態の変化
にも対応することができ、NOx浄化率の向上、HCエ
ミッション悪化の抑制を図ることを可能としている。
は、気筒内に燃料を噴射する電子制御式の燃料噴射弁を
備えた内燃機関の排気浄化装置において、機関の膨張行
程又は排気行程にて筒内噴射を実行させるようにしてい
る。このように燃料噴射弁を電子制御することにより、
副噴射の時期及び量を微調整可能とし、運転状態の変化
にも対応することができ、NOx浄化率の向上、HCエ
ミッション悪化の抑制を図ることを可能としている。
【0008】一方、吸蔵還元型NOx触媒には燃料に含
まれる硫黄分が燃焼して生成される硫黄酸化物(SO
x)もNOxと同じメカニズムで吸蔵される。このように
吸蔵されたSOxはNOxよりも放出されにくく、NOx
触媒内に蓄積される。これを硫黄被毒(SOx被毒)と
いい、NOx浄化率が低下するため、適宜の時期にSOx
被毒から解消させる被毒解消処理を施す必要がある。こ
の被毒解消処理は、NOx触媒を高温にしつつ酸素濃度
を低下させた排気をNOx触媒に流通させて行われてい
る。
まれる硫黄分が燃焼して生成される硫黄酸化物(SO
x)もNOxと同じメカニズムで吸蔵される。このように
吸蔵されたSOxはNOxよりも放出されにくく、NOx
触媒内に蓄積される。これを硫黄被毒(SOx被毒)と
いい、NOx浄化率が低下するため、適宜の時期にSOx
被毒から解消させる被毒解消処理を施す必要がある。こ
の被毒解消処理は、NOx触媒を高温にしつつ酸素濃度
を低下させた排気をNOx触媒に流通させて行われてい
る。
【0009】ところが希薄燃焼運転時の排気の温度は低
いため、SOx被毒の解消に必要とされる温度まで触媒
を昇温することは困難である。
いため、SOx被毒の解消に必要とされる温度まで触媒
を昇温することは困難である。
【0010】また、触媒には排気を効果的に浄化するこ
とができる温度範囲があり、機関始動時には早期にこの
温度範囲内に触媒の温度を上昇し、その後その温度を維
持することが重要となる。
とができる温度範囲があり、機関始動時には早期にこの
温度範囲内に触媒の温度を上昇し、その後その温度を維
持することが重要となる。
【0011】ところで、ディーゼルエンジンは経済性に
優れている反面、排気中に含まれる浮遊粒子状物質であ
る煤に代表されるパティキュレートマター(Particulat
e Matter:以下特に断らない限り「PM」という。)の
除去が重要な課題となっている。このため、大気中にP
Mが放出されないようにディーゼルエンジンの排気系に
PMの捕集を行うパティキュレートフィルタ(以下、単
に「フィルタ」とする)を設ける技術が周知である。
優れている反面、排気中に含まれる浮遊粒子状物質であ
る煤に代表されるパティキュレートマター(Particulat
e Matter:以下特に断らない限り「PM」という。)の
除去が重要な課題となっている。このため、大気中にP
Mが放出されないようにディーゼルエンジンの排気系に
PMの捕集を行うパティキュレートフィルタ(以下、単
に「フィルタ」とする)を設ける技術が周知である。
【0012】このフィルタにより排気中のPMが一旦捕
集され大気中へ放出されることを防止することができ
る。しかし、フィルタに捕集されたPMが該フィルタに
堆積しフィルタの目詰まりを発生させることがある。こ
の目詰まりが発生すると、フィルタ上流の排気の圧力が
上昇し内燃機関の出力低下やフィルタの毀損を誘発する
虞がある。このようなときには、フィルタ上に堆積した
PMを着火燃焼せしめることにより該PMを除去するこ
とができる。このようにフィルタに堆積したPMを除去
することをフィルタの再生という。
集され大気中へ放出されることを防止することができ
る。しかし、フィルタに捕集されたPMが該フィルタに
堆積しフィルタの目詰まりを発生させることがある。こ
の目詰まりが発生すると、フィルタ上流の排気の圧力が
上昇し内燃機関の出力低下やフィルタの毀損を誘発する
虞がある。このようなときには、フィルタ上に堆積した
PMを着火燃焼せしめることにより該PMを除去するこ
とができる。このようにフィルタに堆積したPMを除去
することをフィルタの再生という。
【0013】しかし、前記フィルタに捕集されたPMを
着火燃焼させるためには、フィルタの温度を高温にする
必要があるが、ディーゼルエンジンの排気の温度は通常
この温度よりも低いためPMを燃焼除去するのは困難で
あった。
着火燃焼させるためには、フィルタの温度を高温にする
必要があるが、ディーゼルエンジンの排気の温度は通常
この温度よりも低いためPMを燃焼除去するのは困難で
あった。
【0014】このように、触媒等を温度上昇させ、更に
その温度を維持する必要が生じたときに、例えば電気ヒ
ータ、バーナ等を用いて、SOx被毒解消に必要となる
温度まで、または捕集されたPMの着火燃焼が生じる温
度まで、更には触媒浄化率が高い温度まで触媒等を昇温
させることが考えられる。また、前記燃料添加や副噴射
による触媒での酸化反応熱を利用して温度上昇させ、そ
の温度を維持することも可能である。
その温度を維持する必要が生じたときに、例えば電気ヒ
ータ、バーナ等を用いて、SOx被毒解消に必要となる
温度まで、または捕集されたPMの着火燃焼が生じる温
度まで、更には触媒浄化率が高い温度まで触媒等を昇温
させることが考えられる。また、前記燃料添加や副噴射
による触媒での酸化反応熱を利用して温度上昇させ、そ
の温度を維持することも可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機関から多量
の排気が排出される場合においては、副噴射等により排
気の酸素濃度を低下させるためには多量の燃料を必要と
し、燃費の悪化を招いてしまう。
の排気が排出される場合においては、副噴射等により排
気の酸素濃度を低下させるためには多量の燃料を必要と
し、燃費の悪化を招いてしまう。
【0016】また、電気ヒータ等によりフィルタを加熱
するためには多大なエネルギを供給する必要があるが、
車両に搭載された内燃機関の排気浄化装置では必要とな
る多大なエネルギを得ることは困難である。
するためには多大なエネルギを供給する必要があるが、
車両に搭載された内燃機関の排気浄化装置では必要とな
る多大なエネルギを得ることは困難である。
【0017】本発明は、上記したような問題に鑑みてな
されたものであり、内燃機関の排気浄化装置において、
燃費の悪化を抑制しつつ排気浄化触媒に還元剤を供給す
ることができる技術を提供することにある。
されたものであり、内燃機関の排気浄化装置において、
燃費の悪化を抑制しつつ排気浄化触媒に還元剤を供給す
ることができる技術を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明の内燃機関の排気浄化装置は、以下の手段を採
用した。即ち、第1の発明は、内燃機関からの排気を浄
化する排気浄化触媒と、燃料が酸化される際に発生する
化学エネルギを電気エネルギとして取り出す燃料電池
と、前記燃料電池及び前記排気浄化触媒に気体状の燃料
を供給する燃料供給手段と、を備えたことを特徴とす
る。
に本発明の内燃機関の排気浄化装置は、以下の手段を採
用した。即ち、第1の発明は、内燃機関からの排気を浄
化する排気浄化触媒と、燃料が酸化される際に発生する
化学エネルギを電気エネルギとして取り出す燃料電池
と、前記燃料電池及び前記排気浄化触媒に気体状の燃料
を供給する燃料供給手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0019】本発明の最大の特徴は、燃料電池にて酸化
される前の燃料を排気浄化触媒に供給することによりN
Oxの還元、触媒の昇温等を行い触媒浄化率の向上を図
ることにある。
される前の燃料を排気浄化触媒に供給することによりN
Oxの還元、触媒の昇温等を行い触媒浄化率の向上を図
ることにある。
【0020】このように構成された内燃機関の排気浄化
装置では、燃料供給手段により燃料の供給を受けて燃料
電池は発電を行う。ここで、燃料供給手段が供給する燃
料には酸化作用があるため、該燃料を排気浄化触媒へ供
給することにより還元剤として作用させることが可能と
なる。尚、前記排気浄化触媒は、触媒を担持したフィル
タであっても良い。
装置では、燃料供給手段により燃料の供給を受けて燃料
電池は発電を行う。ここで、燃料供給手段が供給する燃
料には酸化作用があるため、該燃料を排気浄化触媒へ供
給することにより還元剤として作用させることが可能と
なる。尚、前記排気浄化触媒は、触媒を担持したフィル
タであっても良い。
【0021】上記課題を達成するために本発明の内燃機
関の排気浄化装置は、以下の手段を採用した。即ち、第
2の発明は、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒と、燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを電
気エネルギとして取り出す燃料電池と、前記燃料電池に
燃料を供給する燃料供給手段と、前記燃料電池の燃料極
側からの排気を前記排気浄化触媒に供給する燃料極側排
気供給手段と、を備えたことを特徴とする。
関の排気浄化装置は、以下の手段を採用した。即ち、第
2の発明は、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒と、燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを電
気エネルギとして取り出す燃料電池と、前記燃料電池に
燃料を供給する燃料供給手段と、前記燃料電池の燃料極
側からの排気を前記排気浄化触媒に供給する燃料極側排
気供給手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】本発明の最大の特徴は、燃料電池の燃料極
側からの排気を排気浄化触媒に供給することにより触媒
浄化率の向上を図ることにある。
側からの排気を排気浄化触媒に供給することにより触媒
浄化率の向上を図ることにある。
【0023】このように構成された内燃機関の排気浄化
装置では、燃料供給手段から燃料の供給を受けて燃料電
池は発電する。このときに、燃料電池の燃料極側から温
度の高い排気が排出される。このように燃料極側から排
出される排気を排気浄化触媒へ供給することにより、内
燃機関の運転状態によらず該排気浄化触媒の温度を上昇
又は維持させることが可能となる。
装置では、燃料供給手段から燃料の供給を受けて燃料電
池は発電する。このときに、燃料電池の燃料極側から温
度の高い排気が排出される。このように燃料極側から排
出される排気を排気浄化触媒へ供給することにより、内
燃機関の運転状態によらず該排気浄化触媒の温度を上昇
又は維持させることが可能となる。
【0024】第1及び第2の発明においては、燃料を改
質する燃料改質手段を備え、前記燃料供給手段は、燃料
改質手段により改質された燃料を供給することができ
る。前記燃料改質手段は、内燃機関運転用の燃料等を水
素に改質することができる。従って、内燃機関の運転に
用いられる燃料を燃料電池に供給することが可能とな
り、燃料の共通化を図ることが可能となる。
質する燃料改質手段を備え、前記燃料供給手段は、燃料
改質手段により改質された燃料を供給することができ
る。前記燃料改質手段は、内燃機関運転用の燃料等を水
素に改質することができる。従って、内燃機関の運転に
用いられる燃料を燃料電池に供給することが可能とな
り、燃料の共通化を図ることが可能となる。
【0025】上記課題を達成するために本発明の内燃機
関の排気浄化装置は、以下の手段を採用した。即ち、第
3の発明は、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒と、燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを電
気エネルギとして取り出す燃料電池と、前記燃料電池に
より取り出された電気エネルギを供給されて前記排気浄
化触媒を加熱するヒータと、を備えたことを特徴とす
る。
関の排気浄化装置は、以下の手段を採用した。即ち、第
3の発明は、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒と、燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを電
気エネルギとして取り出す燃料電池と、前記燃料電池に
より取り出された電気エネルギを供給されて前記排気浄
化触媒を加熱するヒータと、を備えたことを特徴とす
る。
【0026】本発明の最大の特徴は、燃料電池により発
電された電力を、排気浄化触媒を加熱するためのヒータ
に供給して発熱させることにより、該排気浄化触媒の温
度を上昇させることにある。
電された電力を、排気浄化触媒を加熱するためのヒータ
に供給して発熱させることにより、該排気浄化触媒の温
度を上昇させることにある。
【0027】このように構成された内燃機関の排気浄化
装置では、燃料の供給を受けた燃料電池が発電を行う。
このときに得られた電力をヒータに供給することで、該
ヒータにより機関始動前及び始動直後において早期に排
気浄化触媒の温度を上昇させることが可能となり、更に
この温度を維持することが可能となる。
装置では、燃料の供給を受けた燃料電池が発電を行う。
このときに得られた電力をヒータに供給することで、該
ヒータにより機関始動前及び始動直後において早期に排
気浄化触媒の温度を上昇させることが可能となり、更に
この温度を維持することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>以下、本発
明に係る内燃機関の具体的な実施態様について図面に基
づいて説明する。ここでは、本発明に係る内燃機関を車
両駆動用のディーゼル機関に適用した場合を例に挙げて
説明する。
明に係る内燃機関の具体的な実施態様について図面に基
づいて説明する。ここでは、本発明に係る内燃機関を車
両駆動用のディーゼル機関に適用した場合を例に挙げて
説明する。
【0029】図1は、本実施の形態によるエンジン1と
その吸排気系の概略構成を示す図である。
その吸排気系の概略構成を示す図である。
【0030】図1に示すエンジン1は、水冷式の4サイ
クル・ディーゼル機関である。
クル・ディーゼル機関である。
【0031】エンジン1は、燃料供給管2を介して燃料
ポンプ3と接続されている。この燃料ポンプ3は、バッ
テリ4から電力の供給を受けて作動するポンプである。
燃料ポンプ3は更に燃料供給管2を介して燃料を貯留す
る燃料タンク5に接続されている。
ポンプ3と接続されている。この燃料ポンプ3は、バッ
テリ4から電力の供給を受けて作動するポンプである。
燃料ポンプ3は更に燃料供給管2を介して燃料を貯留す
る燃料タンク5に接続されている。
【0032】このように構成された燃料供給系では、バ
ッテリ4から燃料ポンプ3へ電力が供給されると該燃料
ポンプ3が作動して、燃料タンク5から燃料を吸い上げ
た後、燃料を吐出する。
ッテリ4から燃料ポンプ3へ電力が供給されると該燃料
ポンプ3が作動して、燃料タンク5から燃料を吸い上げ
た後、燃料を吐出する。
【0033】前記燃料ポンプ3から吐出された燃料は、
燃料供給管2を介して燃料噴射弁(図示省略)へ分配さ
れ該燃料噴射弁から気筒内へ燃料が噴射される。
燃料供給管2を介して燃料噴射弁(図示省略)へ分配さ
れ該燃料噴射弁から気筒内へ燃料が噴射される。
【0034】次に、エンジン1には、吸気管6が接続さ
れており、該吸気管6の途中には、排気のエネルギを駆
動源として作動する遠心過給機(ターボチャージャ)7
のコンプレッサハウジング7aが設けられている。
れており、該吸気管6の途中には、排気のエネルギを駆
動源として作動する遠心過給機(ターボチャージャ)7
のコンプレッサハウジング7aが設けられている。
【0035】このように構成された吸気系では、吸気
は、吸気管6を介してコンプレッサハウジング7aに流
入する。コンプレッサハウジング7aに流入した吸気
は、該コンプレッサハウジング7aに内装されたコンプ
レッサホイールの回転によって圧縮される。前記コンプ
レッサハウジング7a内で圧縮されて高圧となった吸気
は、各気筒の燃焼室へ分配され、各気筒の燃料噴射弁か
ら噴射された燃料を着火源として燃焼される。
は、吸気管6を介してコンプレッサハウジング7aに流
入する。コンプレッサハウジング7aに流入した吸気
は、該コンプレッサハウジング7aに内装されたコンプ
レッサホイールの回転によって圧縮される。前記コンプ
レッサハウジング7a内で圧縮されて高圧となった吸気
は、各気筒の燃焼室へ分配され、各気筒の燃料噴射弁か
ら噴射された燃料を着火源として燃焼される。
【0036】一方、エンジン1には、排気管8が接続さ
れ、排気管8は排気ポート(図示省略)を介して各気筒
の燃焼室と連通している。
れ、排気管8は排気ポート(図示省略)を介して各気筒
の燃焼室と連通している。
【0037】前記排気管8は、前記遠心過給機7のター
ビンハウジング7bと接続されている。前記タービンハ
ウジング7bは、排気管8と接続され、この排気管8
は、下流にてマフラー(図示省略)に接続されている。
ビンハウジング7bと接続されている。前記タービンハ
ウジング7bは、排気管8と接続され、この排気管8
は、下流にてマフラー(図示省略)に接続されている。
【0038】前記排気管8の途中には、吸蔵還元型NO
x触媒を担持したパティキュレートフィルタ9が備えら
れている。このフィルタ9の上流側には、バッテリ4か
ら電力の供給を受けて発熱するヒータ10が備えられて
いる。
x触媒を担持したパティキュレートフィルタ9が備えら
れている。このフィルタ9の上流側には、バッテリ4か
ら電力の供給を受けて発熱するヒータ10が備えられて
いる。
【0039】このように構成された排気系では、エンジ
ン1の各気筒で燃焼された混合気(既燃ガス)が排気ポ
ートを介して排気管8へ排出され、次いで排気管8から
遠心過給機7のタービンハウジング7bへ流入する。タ
ービンハウジング7bに流入した排気は、該排気が持つ
エネルギを利用してタービンハウジング7b内に回転自
在に支持されたタービンホイールを回転させる。その
際、タービンホイールの回転トルクは、前述したコンプ
レッサハウジング7aのコンプレッサホイールへ伝達さ
れる。
ン1の各気筒で燃焼された混合気(既燃ガス)が排気ポ
ートを介して排気管8へ排出され、次いで排気管8から
遠心過給機7のタービンハウジング7bへ流入する。タ
ービンハウジング7bに流入した排気は、該排気が持つ
エネルギを利用してタービンハウジング7b内に回転自
在に支持されたタービンホイールを回転させる。その
際、タービンホイールの回転トルクは、前述したコンプ
レッサハウジング7aのコンプレッサホイールへ伝達さ
れる。
【0040】前記タービンハウジング7bから排出され
た排気は、排気管8を介してフィルタ9へ流入し、排気
中のパティキュレートマター(以下、単にPMとす
る。)が捕集される。また、フィルタ9に担持された吸
蔵還元型NOx触媒(以下、単にNOx触媒とする。)
は、該NOx触媒に流入する排気の酸素濃度が高いとき
は排気中の窒素酸化物(NOx)を吸蔵(吸収、吸着)
する。一方、NOx触媒は、該NOx触媒に流入する排気
の酸素濃度が低下したときは吸蔵していた窒素酸化物
(NOx)を放出する。その際、排気中に炭化水素(H
C)や一酸化炭素(CO)等の還元成分が存在していれ
ば、窒素酸化物(NOx)は窒素(N2)に還元される。
た排気は、排気管8を介してフィルタ9へ流入し、排気
中のパティキュレートマター(以下、単にPMとす
る。)が捕集される。また、フィルタ9に担持された吸
蔵還元型NOx触媒(以下、単にNOx触媒とする。)
は、該NOx触媒に流入する排気の酸素濃度が高いとき
は排気中の窒素酸化物(NOx)を吸蔵(吸収、吸着)
する。一方、NOx触媒は、該NOx触媒に流入する排気
の酸素濃度が低下したときは吸蔵していた窒素酸化物
(NOx)を放出する。その際、排気中に炭化水素(H
C)や一酸化炭素(CO)等の還元成分が存在していれ
ば、窒素酸化物(NOx)は窒素(N2)に還元される。
【0041】そして、フィルタ9にてPMを捕集された
排気はマフラーを介して大気中に放出される。
排気はマフラーを介して大気中に放出される。
【0042】また、フィルタ9を加熱する必要が生じた
ときには、前記ヒータ10はバッテリ4から電力の供給
を受けて発熱する。
ときには、前記ヒータ10はバッテリ4から電力の供給
を受けて発熱する。
【0043】本実施の形態による内燃機関の排気浄化装
置では、燃料電池11を備えている。この燃料電池11
は、電動ウォータポンプ14の他、電動エアコンコンプ
レッサ、電動オイルポンプ、電動パワーステアリングポ
ンプ等の補記類19にバッテリ4を介して電気的に接続
されており、該補機類19に電力を供給する。尚、本実
施の形態では、構造及び制御が簡素で、また燃料電池用
の触媒を必要とせず、燃料電池内部で燃料の改質が可能
な固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:以
下、SOFCとする。)を採用した。
置では、燃料電池11を備えている。この燃料電池11
は、電動ウォータポンプ14の他、電動エアコンコンプ
レッサ、電動オイルポンプ、電動パワーステアリングポ
ンプ等の補記類19にバッテリ4を介して電気的に接続
されており、該補機類19に電力を供給する。尚、本実
施の形態では、構造及び制御が簡素で、また燃料電池用
の触媒を必要とせず、燃料電池内部で燃料の改質が可能
な固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:以
下、SOFCとする。)を採用した。
【0044】SOFC11は、燃料極11a、電解質1
1b、空気極11cの三種類の酸化物電解質を備えて構
成されている。SOFC11には、燃料供給管2を介し
てFC用燃料ポンプ12と接続され、該FC用燃料ポン
プ12は、更に燃料供給管2を介して燃料タンク5に接
続されている。
1b、空気極11cの三種類の酸化物電解質を備えて構
成されている。SOFC11には、燃料供給管2を介し
てFC用燃料ポンプ12と接続され、該FC用燃料ポン
プ12は、更に燃料供給管2を介して燃料タンク5に接
続されている。
【0045】また、SOFC11には該SOFC11に
冷却水を循環させるための冷却水通路13が接続されて
いる。該冷却水通路13は、電動ウォータポンプ14、
エンジン1及び暖房用のヒータコア15に接続されてい
る。電動ウォータポンプ14は、バッテリ4から電力の
供給を受けて作動し冷却水を循環させる。
冷却水を循環させるための冷却水通路13が接続されて
いる。該冷却水通路13は、電動ウォータポンプ14、
エンジン1及び暖房用のヒータコア15に接続されてい
る。電動ウォータポンプ14は、バッテリ4から電力の
供給を受けて作動し冷却水を循環させる。
【0046】更に、SOFC11には該SOFC11の
空気極11cに空気を送るための空気ポンプ16が空気
供給通路17を介して接続されている。該空気ポンプ1
6は、バッテリ4から電力の供給を受けて作動し空気を
吐出する。
空気極11cに空気を送るための空気ポンプ16が空気
供給通路17を介して接続されている。該空気ポンプ1
6は、バッテリ4から電力の供給を受けて作動し空気を
吐出する。
【0047】SOFC11を作動させるために必要な燃
料はエンジン1と同様の軽油が用いられる。FC用燃料
ポンプ12によりSOFC11に供給された燃料は、燃
料極11a上で水蒸気と反応して水素(H2)と一酸化
炭素(CO)に改質される。このように、SOFC11
では電池内で燃料の改質を行うことが可能である。一
方、空気極11cには空気ポンプ16により空気が供給
される。空気極11cでは、空気中の酸素が電解質11
bとの界面において解離して酸素イオン(O2-)とな
り、電解質11b中を燃料極11a側へ移動する。電解
質11bと燃料極11aとの界面に到達した酸素イオン
(O2-)は、水素(H2)及び一酸化炭素(CO)と反
応して、水(H2O)及び二酸化炭素(CO2)を生成す
る。SOFC11による発電は、このときに放出された
電子を取り出すことによりなされる。このようにして、
燃料の持つ化学エネルギを直接電気エネルギへ変換する
ため、エネルギ変換による損失が少なく、高効率な発電
が可能となる。このような発電は、例えば700乃至1
000℃の温度下で行われる。
料はエンジン1と同様の軽油が用いられる。FC用燃料
ポンプ12によりSOFC11に供給された燃料は、燃
料極11a上で水蒸気と反応して水素(H2)と一酸化
炭素(CO)に改質される。このように、SOFC11
では電池内で燃料の改質を行うことが可能である。一
方、空気極11cには空気ポンプ16により空気が供給
される。空気極11cでは、空気中の酸素が電解質11
bとの界面において解離して酸素イオン(O2-)とな
り、電解質11b中を燃料極11a側へ移動する。電解
質11bと燃料極11aとの界面に到達した酸素イオン
(O2-)は、水素(H2)及び一酸化炭素(CO)と反
応して、水(H2O)及び二酸化炭素(CO2)を生成す
る。SOFC11による発電は、このときに放出された
電子を取り出すことによりなされる。このようにして、
燃料の持つ化学エネルギを直接電気エネルギへ変換する
ため、エネルギ変換による損失が少なく、高効率な発電
が可能となる。このような発電は、例えば700乃至1
000℃の温度下で行われる。
【0048】このように構成されたSOFC11は、E
CU18からの信号により作動する。発電により得られ
た電力の一部は一旦バッテリ4に蓄えられる。バッテリ
4には、電動ウォータポンプ14の他、電動エアコンコ
ンプレッサ、電動オイルポンプ、電動パワーステアリン
グポンプ等の補機類19が電気的に接続されており、こ
れらの装置に電力が供給される。
CU18からの信号により作動する。発電により得られ
た電力の一部は一旦バッテリ4に蓄えられる。バッテリ
4には、電動ウォータポンプ14の他、電動エアコンコ
ンプレッサ、電動オイルポンプ、電動パワーステアリン
グポンプ等の補機類19が電気的に接続されており、こ
れらの装置に電力が供給される。
【0049】また、本実施の形態によるSOFC11で
は、燃料極11a側で燃料が改質された結果発生した水
素(H2)及び一酸化炭素(CO)をフィルタ9へ供給
するため還元剤供給通路21の一端が接続され、該還元
剤供給通路21の他端はフィルタ9上流の排気管8に接
続されている。SOFC11と還元剤供給通路21との
接続部には、ECU18からの信号により開閉する遮断
弁20が設けられている。
は、燃料極11a側で燃料が改質された結果発生した水
素(H2)及び一酸化炭素(CO)をフィルタ9へ供給
するため還元剤供給通路21の一端が接続され、該還元
剤供給通路21の他端はフィルタ9上流の排気管8に接
続されている。SOFC11と還元剤供給通路21との
接続部には、ECU18からの信号により開閉する遮断
弁20が設けられている。
【0050】このように構成された還元剤供給機構で
は、フィルタ9へ還元剤を供給する必要が生じたとき
に、ECU18はSOFC11を起動させる。SOFC
11で燃料の改質により発生した水素(H2)及び一酸
化炭素(CO)は、開弁された遮断弁20を通過して還
元剤供給通路21を流通し、フィルタ9上流から該フィ
ルタ9へと流入する。このようにして、フィルタ9へ還
元剤を供給することが可能となる。
は、フィルタ9へ還元剤を供給する必要が生じたとき
に、ECU18はSOFC11を起動させる。SOFC
11で燃料の改質により発生した水素(H2)及び一酸
化炭素(CO)は、開弁された遮断弁20を通過して還
元剤供給通路21を流通し、フィルタ9上流から該フィ
ルタ9へと流入する。このようにして、フィルタ9へ還
元剤を供給することが可能となる。
【0051】また、このときに供給される水素(H2)
及び一酸化炭素(CO)は高温であるためフィルタ9の
温度を上昇させることが可能となる。
及び一酸化炭素(CO)は高温であるためフィルタ9の
温度を上昇させることが可能となる。
【0052】このようなエンジン1には、該エンジン1
を制御するための電子制御ユニット(ECU:Electron
ic Control Unit)18が併設されている。このECU
18は、エンジン1の運転条件や運転者の要求に応じて
エンジン1の運転状態を制御するユニットである。
を制御するための電子制御ユニット(ECU:Electron
ic Control Unit)18が併設されている。このECU
18は、エンジン1の運転条件や運転者の要求に応じて
エンジン1の運転状態を制御するユニットである。
【0053】ECU18には、各種センサが電気配線を
介して接続され、上記した各種センサの出力信号がEC
U18に入力されるようになっている。また、ECU1
8には、SOFC11を制御するためのFC用ECU2
2が接続されている。
介して接続され、上記した各種センサの出力信号がEC
U18に入力されるようになっている。また、ECU1
8には、SOFC11を制御するためのFC用ECU2
2が接続されている。
【0054】ところで、エンジン1が希薄燃焼運転され
ている場合は、エンジン1から排出される排気の空燃比
がリーン雰囲気となり排気の酸素濃度が高くなるため、
排気中に含まれる窒素酸化物(NOx)がNOx触媒に吸
蔵されることになるが、エンジン1の希薄燃焼運転が長
期間継続されると、NOx触媒のNOx吸蔵能力が飽和
し、排気中の窒素酸化物(NOx)がNOx触媒にて除去
されずに大気中へ放出されてしまう。
ている場合は、エンジン1から排出される排気の空燃比
がリーン雰囲気となり排気の酸素濃度が高くなるため、
排気中に含まれる窒素酸化物(NOx)がNOx触媒に吸
蔵されることになるが、エンジン1の希薄燃焼運転が長
期間継続されると、NOx触媒のNOx吸蔵能力が飽和
し、排気中の窒素酸化物(NOx)がNOx触媒にて除去
されずに大気中へ放出されてしまう。
【0055】特に、エンジン1のようなディーゼル機関
では、大部分の運転領域においてリーン空燃比の混合気
が燃焼され、それに応じて大部分の運転領域において排
気の空燃比がリーン空燃比となるため、NOx触媒のN
Ox吸蔵能力が飽和し易い。尚、ここでリーン空燃比と
は、ディーゼル機関にあっては例えば20乃至50で、
三元触媒ではNOxを浄化できない領域を意味する。
では、大部分の運転領域においてリーン空燃比の混合気
が燃焼され、それに応じて大部分の運転領域において排
気の空燃比がリーン空燃比となるため、NOx触媒のN
Ox吸蔵能力が飽和し易い。尚、ここでリーン空燃比と
は、ディーゼル機関にあっては例えば20乃至50で、
三元触媒ではNOxを浄化できない領域を意味する。
【0056】従って、エンジン1が希薄燃焼運転されて
いる場合は、NOx触媒のNOx吸蔵能力が飽和する前に
NOx触媒に流入する排気中の酸素濃度を低下させると
ともに還元剤の濃度を高め、NOx触媒に吸蔵された窒
素酸化物(NOx)を還元させる必要がある。
いる場合は、NOx触媒のNOx吸蔵能力が飽和する前に
NOx触媒に流入する排気中の酸素濃度を低下させると
ともに還元剤の濃度を高め、NOx触媒に吸蔵された窒
素酸化物(NOx)を還元させる必要がある。
【0057】ここで、従来の内燃機関の排気浄化装置で
は、フィルタ若しくはNOx触媒に還元剤の供給が必要
となったときには、排気中へ燃料添加をし、または機関
の膨張、排気行程において燃料を噴射する副噴射を行っ
ていた。しかし、これら燃料添加や副噴射では、多量の
燃料を供給する必要があり、燃費の悪化を招いていた。
また、燃料添加においては、水素(H2)及び一酸化炭
素(CO)が直接フィルタ若しくはNOx触媒へ供給さ
れず、更に、ガス化しないとフィルタ等へ均一に供給す
ることが困難となる。このような状態では、還元効率が
低く、やはり多量の燃料供給が必要となる。
は、フィルタ若しくはNOx触媒に還元剤の供給が必要
となったときには、排気中へ燃料添加をし、または機関
の膨張、排気行程において燃料を噴射する副噴射を行っ
ていた。しかし、これら燃料添加や副噴射では、多量の
燃料を供給する必要があり、燃費の悪化を招いていた。
また、燃料添加においては、水素(H2)及び一酸化炭
素(CO)が直接フィルタ若しくはNOx触媒へ供給さ
れず、更に、ガス化しないとフィルタ等へ均一に供給す
ることが困難となる。このような状態では、還元効率が
低く、やはり多量の燃料供給が必要となる。
【0058】そこで、本実施の形態では、SOFCの発
電時に生成される改質燃料をフィルタに供給する。この
ように、SOFCの発電時に生成される改質燃料を使用
することにより、内燃機関の作動状態に関係なくフィル
タへ還元剤を供給することが可能となる。従って、機関
への燃料噴射制御を変更する必要がないため機関の運転
状態を悪化させることもない。また、水素(H2)及び
一酸化炭素(CO)等の還元力の強いガスをフィルタへ
供給することが可能となる。このときの水素(H2)及
び一酸化炭素(CO)等は、ガス化しているためフィル
タへ均一に還元剤を供給することが可能である。このよ
うに、SOFCの発電時に生成される改質燃料を還元剤
として用いることにより、燃費の悪化を抑制することが
可能となる。
電時に生成される改質燃料をフィルタに供給する。この
ように、SOFCの発電時に生成される改質燃料を使用
することにより、内燃機関の作動状態に関係なくフィル
タへ還元剤を供給することが可能となる。従って、機関
への燃料噴射制御を変更する必要がないため機関の運転
状態を悪化させることもない。また、水素(H2)及び
一酸化炭素(CO)等の還元力の強いガスをフィルタへ
供給することが可能となる。このときの水素(H2)及
び一酸化炭素(CO)等は、ガス化しているためフィル
タへ均一に還元剤を供給することが可能である。このよ
うに、SOFCの発電時に生成される改質燃料を還元剤
として用いることにより、燃費の悪化を抑制することが
可能となる。
【0059】次に、本実施の形態による還元剤供給制御
のフローについて説明する。
のフローについて説明する。
【0060】図2は、本実施の形態による還元剤供給制
御のフローを示したフローチャート図である。
御のフローを示したフローチャート図である。
【0061】ステップS101では、フィルタ9の還元
処理が必要であるか否か判定する。判定には、フィルタ
9下流に排気中のNOx濃度を検出するNOxセンサ(図
示省略)を設け、NOx濃度が所定値以上となった場合
にフィルタ9の還元処理が必要であるとしても良い。こ
れは、フィルタ9のNOx吸蔵量が増加すると、フィル
タ9に吸蔵されないで通過してしまうNOxが増加し、
該フィルタ9下流のNOx濃度が高くなることによる。
判定として用いる所定値は、予め実験等により求めてお
く。また、車両の走行距離が所定距離以上となったこと
や、エンジン1の運転時間が所定時間以上になったこと
や、噴射量の累積値が所定値以上になったこと等により
NOxの吸蔵量を推定しても良い。
処理が必要であるか否か判定する。判定には、フィルタ
9下流に排気中のNOx濃度を検出するNOxセンサ(図
示省略)を設け、NOx濃度が所定値以上となった場合
にフィルタ9の還元処理が必要であるとしても良い。こ
れは、フィルタ9のNOx吸蔵量が増加すると、フィル
タ9に吸蔵されないで通過してしまうNOxが増加し、
該フィルタ9下流のNOx濃度が高くなることによる。
判定として用いる所定値は、予め実験等により求めてお
く。また、車両の走行距離が所定距離以上となったこと
や、エンジン1の運転時間が所定時間以上になったこと
や、噴射量の累積値が所定値以上になったこと等により
NOxの吸蔵量を推定しても良い。
【0062】ステップS101で肯定判定がなされた場
合にはステップS102へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合には本ルーチンを終了させる。
合にはステップS102へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合には本ルーチンを終了させる。
【0063】ステップS102では、フィルタ9の床温
が所定温度以上になったか否かを判定する。触媒の温度
は、フィルタ9に設けられたフィルタ温度センサ23に
より求めることができる。また、ヒータ10の通電電流
とバッテリ4の電圧とからヒータ10の電気抵抗を求め
て、予め求めておいたヒータ10の抵抗とヒータ10温
度とのマップによりヒータ10温度を求めても良い。更
に、ヒータ10の通電時間から推定しても良い。このと
きの所定温度とは、例えば250℃である。
が所定温度以上になったか否かを判定する。触媒の温度
は、フィルタ9に設けられたフィルタ温度センサ23に
より求めることができる。また、ヒータ10の通電電流
とバッテリ4の電圧とからヒータ10の電気抵抗を求め
て、予め求めておいたヒータ10の抵抗とヒータ10温
度とのマップによりヒータ10温度を求めても良い。更
に、ヒータ10の通電時間から推定しても良い。このと
きの所定温度とは、例えば250℃である。
【0064】ステップS102で肯定判定がなされた場
合にはステップS103へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合にはステップS104へ進む。
合にはステップS103へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合にはステップS104へ進む。
【0065】ステップS103では、フィルタ9の上流
にSOFC11で生成された改質燃料が供給される。E
CU18は、FC用ECU22へ信号を送りSOFC1
1を作動させると共に、遮断弁20を開弁させて改質燃
料をフィルタ9の上流へ供給する。
にSOFC11で生成された改質燃料が供給される。E
CU18は、FC用ECU22へ信号を送りSOFC1
1を作動させると共に、遮断弁20を開弁させて改質燃
料をフィルタ9の上流へ供給する。
【0066】ステップS104では、フィルタ9をヒー
タ10で加熱する。ヒータ10で加熱することにより吸
蔵還元型NOx触媒をNOxの放出に必要となる温度まで
上昇させる。
タ10で加熱する。ヒータ10で加熱することにより吸
蔵還元型NOx触媒をNOxの放出に必要となる温度まで
上昇させる。
【0067】ステップS105では、還元処理終了条件
が成立したか否か判定される。ここで、還元処理終了条
件とは、フィルタ9下流に設けられたNOxセンサから
得られる排気中のNOx濃度が所定値以下となった、ま
たは所定の時間改質燃料がフィルタ9に供給された等に
よるもので、吸蔵還元型NOx触媒の還元能力が回復し
たことを示している。
が成立したか否か判定される。ここで、還元処理終了条
件とは、フィルタ9下流に設けられたNOxセンサから
得られる排気中のNOx濃度が所定値以下となった、ま
たは所定の時間改質燃料がフィルタ9に供給された等に
よるもので、吸蔵還元型NOx触媒の還元能力が回復し
たことを示している。
【0068】ステップS106では、還元剤の供給が停
止される。ECU18は、遮断弁20を閉弁して、改質
燃料の供給を停止する。発電する必要がない場合には、
FC用ECU22に信号を送りSOFC11の作動も同
時に停止させる。
止される。ECU18は、遮断弁20を閉弁して、改質
燃料の供給を停止する。発電する必要がない場合には、
FC用ECU22に信号を送りSOFC11の作動も同
時に停止させる。
【0069】このようにして、フィルタ9へ還元剤たる
改質燃料を供給することが可能となる。
改質燃料を供給することが可能となる。
【0070】また、改質燃料の供給により、吸蔵還元型
NOx触媒からのNOxの放出に限らず、SOx被毒解消
時に還元剤を供給することやSOx被毒解消時及びPM
除去時にフィルタ9の昇温を行うことも可能である。
NOx触媒からのNOxの放出に限らず、SOx被毒解消
時に還元剤を供給することやSOx被毒解消時及びPM
除去時にフィルタ9の昇温を行うことも可能である。
【0071】次に、被毒解消制御について説明する。
【0072】ここで、エンジン1の燃料には硫黄(S)
が含まれている場合があり、そのような燃料がエンジン
1で燃焼されると、二酸化硫黄(SO2)や三酸化硫黄
(SO3)などの硫黄酸化物(SOx)が生成される。
が含まれている場合があり、そのような燃料がエンジン
1で燃焼されると、二酸化硫黄(SO2)や三酸化硫黄
(SO3)などの硫黄酸化物(SOx)が生成される。
【0073】硫黄酸化物(SOx)は、排気とともにフ
ィルタ9に流入し、窒素酸化物(NOx)と同様のメカ
ニズムによってフィルタ9に吸蔵される。
ィルタ9に流入し、窒素酸化物(NOx)と同様のメカ
ニズムによってフィルタ9に吸蔵される。
【0074】具体的には、フィルタ9に流入する排気の
酸素濃度が高いときには、流入排気ガス中の二酸化硫黄
(SO2)や三酸化硫黄(SO3)等の硫黄酸化物(SO
x)が白金(Pt)の表面上で酸化され、硫酸イオン
(SO4 2-)の形でフィルタ9に吸蔵される。更に、フ
ィルタ9に吸蔵された硫酸イオン(SO4 2-)は、酸化
バリウム(BaO)と結合して硫酸塩(BaSO4)を
形成する。
酸素濃度が高いときには、流入排気ガス中の二酸化硫黄
(SO2)や三酸化硫黄(SO3)等の硫黄酸化物(SO
x)が白金(Pt)の表面上で酸化され、硫酸イオン
(SO4 2-)の形でフィルタ9に吸蔵される。更に、フ
ィルタ9に吸蔵された硫酸イオン(SO4 2-)は、酸化
バリウム(BaO)と結合して硫酸塩(BaSO4)を
形成する。
【0075】ところで、硫酸塩(BaSO4)は、硝酸
バリウム(Ba(NO3)2)に比して安定していて分解
し難く、フィルタ9に流入する排気の酸素濃度が低くな
っても分解されずにフィルタ9内に残留してしまう。
バリウム(Ba(NO3)2)に比して安定していて分解
し難く、フィルタ9に流入する排気の酸素濃度が低くな
っても分解されずにフィルタ9内に残留してしまう。
【0076】フィルタ9における硫酸塩(BaSO4)
の量が増加すると、それに応じて窒素酸化物(NOx)
の吸蔵に関与することができる酸化バリウム(BaO)
の量が減少するため、フィルタ9のNOx吸蔵能力が低
下する、いわゆるSOx被毒が発生する。
の量が増加すると、それに応じて窒素酸化物(NOx)
の吸蔵に関与することができる酸化バリウム(BaO)
の量が減少するため、フィルタ9のNOx吸蔵能力が低
下する、いわゆるSOx被毒が発生する。
【0077】フィルタ9のSOx被毒を解消する方法と
しては、フィルタ9の雰囲気温度をおよそ600乃至6
50℃の高温域まで昇温させるとともに、フィルタ9に
流入する排気の酸素濃度を低くすることにより、フィル
タ9に吸蔵されている硫酸バリウム(BaSO4)をS
O3 -やSO4 -に熱分解し、次いでSO3 -やSO4 -を排気
中の炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)と反応させ
て気体状のSO2 -に還元する方法を例示することができ
る。
しては、フィルタ9の雰囲気温度をおよそ600乃至6
50℃の高温域まで昇温させるとともに、フィルタ9に
流入する排気の酸素濃度を低くすることにより、フィル
タ9に吸蔵されている硫酸バリウム(BaSO4)をS
O3 -やSO4 -に熱分解し、次いでSO3 -やSO4 -を排気
中の炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)と反応させ
て気体状のSO2 -に還元する方法を例示することができ
る。
【0078】そこで、本実施の形態に係る被毒解消処理
では、ECU18は、先ずフィルタ9の床温を高める触
媒昇温制御を実行した上で、フィルタ9に流入する排気
の酸素濃度を低くするようにした。
では、ECU18は、先ずフィルタ9の床温を高める触
媒昇温制御を実行した上で、フィルタ9に流入する排気
の酸素濃度を低くするようにした。
【0079】触媒昇温制御では、ECU18は、FC用
ECU22へ信号を送りSOFC11を作動させると共
に、遮断弁20を開弁させ、改質燃料を排気中へ添加さ
せることにより、それらをフィルタ9において酸化させ
る。そして、酸化の際に発生する熱によってフィルタ9
の床温を高めることができる。
ECU22へ信号を送りSOFC11を作動させると共
に、遮断弁20を開弁させ、改質燃料を排気中へ添加さ
せることにより、それらをフィルタ9において酸化させ
る。そして、酸化の際に発生する熱によってフィルタ9
の床温を高めることができる。
【0080】上記したような触媒昇温処理によりフィル
タ9の床温が600℃乃至650℃程度の高温域まで上
昇すると、ECU18は、フィルタ9に改質燃料を間欠
的に供給する。
タ9の床温が600℃乃至650℃程度の高温域まで上
昇すると、ECU18は、フィルタ9に改質燃料を間欠
的に供給する。
【0081】このように被毒解消処理が実行されると、
フィルタ9の床温が高い状況下で、フィルタ9に流入す
る排気の酸素濃度が低くなるため、フィルタ9に吸蔵さ
れている硫酸バリウム(BaSO4)がSO3 -やSO4 -
に熱分解され、それらSO3 -やSO4 -が排気中の炭化水
素(HC)や一酸化炭素(CO)と反応して還元され、
以てフィルタ9のSOx被毒が解消されることになる。
フィルタ9の床温が高い状況下で、フィルタ9に流入す
る排気の酸素濃度が低くなるため、フィルタ9に吸蔵さ
れている硫酸バリウム(BaSO4)がSO3 -やSO4 -
に熱分解され、それらSO3 -やSO4 -が排気中の炭化水
素(HC)や一酸化炭素(CO)と反応して還元され、
以てフィルタ9のSOx被毒が解消されることになる。
【0082】一方、エンジンの運転状態によってはフィ
ルタ9に捕獲されたPMが燃え残って堆積し該フィルタ
9の目詰まりを誘発させる要因となる。このように燃え
残ったPMを効果的に除去する方法の一つとしても前記
燃料添加による昇温制御は有効である。フィルタ9に流
入した改質燃料により活性酸素が放出されることによっ
て、PMが酸化されやすいものに変質し単位時間あたり
の酸化除去可能量が向上する。また、改質燃料添加によ
り、触媒の酸素被毒が除去され、触媒の活性が上がるた
め活性酸素を放出し易くなる。更に、改質燃料の酸化反
応によりフィルタ9の温度が上昇する。そして、活性酸
素によりPMは酸化燃焼され除去される。
ルタ9に捕獲されたPMが燃え残って堆積し該フィルタ
9の目詰まりを誘発させる要因となる。このように燃え
残ったPMを効果的に除去する方法の一つとしても前記
燃料添加による昇温制御は有効である。フィルタ9に流
入した改質燃料により活性酸素が放出されることによっ
て、PMが酸化されやすいものに変質し単位時間あたり
の酸化除去可能量が向上する。また、改質燃料添加によ
り、触媒の酸素被毒が除去され、触媒の活性が上がるた
め活性酸素を放出し易くなる。更に、改質燃料の酸化反
応によりフィルタ9の温度が上昇する。そして、活性酸
素によりPMは酸化燃焼され除去される。
【0083】一方、燃料極11a側からの排気は高温で
あるため、この排気をフィルタ9へ供給することによ
り、フィルタ9を昇温させることができる。ここで、燃
料極11a側からの排気を排出するための通路(図示省
略)の途中から流路切換弁(図示省略)を介してフィル
タ9の上流の排気管8に接続する排気通路を設けること
によりフィルタ9上流へ燃料極11a側からの排気が供
給される。ECU18は、フィルタ9の温度を上昇させ
る必要が生じたときに流路切換弁に信号を送り燃料極1
1a側からの排気をフィルタ9に供給する。
あるため、この排気をフィルタ9へ供給することによ
り、フィルタ9を昇温させることができる。ここで、燃
料極11a側からの排気を排出するための通路(図示省
略)の途中から流路切換弁(図示省略)を介してフィル
タ9の上流の排気管8に接続する排気通路を設けること
によりフィルタ9上流へ燃料極11a側からの排気が供
給される。ECU18は、フィルタ9の温度を上昇させ
る必要が生じたときに流路切換弁に信号を送り燃料極1
1a側からの排気をフィルタ9に供給する。
【0084】このようにして、フィルタ9の温度を上昇
させることが可能となる。従って、機関始動前及び機関
始動直後であってもフィルタ9を活性化させることが可
能となり、機関始動直後のエミッションの悪化を抑制す
ることが可能である。また、燃料極11a側からの高温
の排気によりSOx被毒解消時やPM除去時にフィルタ
9の昇温を行うことも可能である。フィルタ9の温度制
御は、改質燃料を供給する場合と同様に行うことが可能
である。
させることが可能となる。従って、機関始動前及び機関
始動直後であってもフィルタ9を活性化させることが可
能となり、機関始動直後のエミッションの悪化を抑制す
ることが可能である。また、燃料極11a側からの高温
の排気によりSOx被毒解消時やPM除去時にフィルタ
9の昇温を行うことも可能である。フィルタ9の温度制
御は、改質燃料を供給する場合と同様に行うことが可能
である。
【0085】ここで、従来の内燃機関の排気浄化装置で
は、フィルタ若しくは触媒に還元剤の供給が必要となっ
たとき、またはフィルタ若しくは触媒の温度を上昇させ
る必要が生じたときには、排気中へ燃料添加をし、また
は機関の膨張、排気行程において燃料を噴射する副噴射
を行っていた。しかし、これら燃料添加や副噴射では、
多量の燃料を供給する必要があり、燃費の悪化を招いて
いた。また、燃料添加においては、水素(H2)及び一
酸化炭素(CO)が直接フィルタ若しくは触媒へ供給さ
れず、更に、ガス化しないとフィルタ9へ均一に供給す
ることが困難となる。このような状態では、還元効率が
低く、やはり多量の燃料供給が必要となっていた。
は、フィルタ若しくは触媒に還元剤の供給が必要となっ
たとき、またはフィルタ若しくは触媒の温度を上昇させ
る必要が生じたときには、排気中へ燃料添加をし、また
は機関の膨張、排気行程において燃料を噴射する副噴射
を行っていた。しかし、これら燃料添加や副噴射では、
多量の燃料を供給する必要があり、燃費の悪化を招いて
いた。また、燃料添加においては、水素(H2)及び一
酸化炭素(CO)が直接フィルタ若しくは触媒へ供給さ
れず、更に、ガス化しないとフィルタ9へ均一に供給す
ることが困難となる。このような状態では、還元効率が
低く、やはり多量の燃料供給が必要となっていた。
【0086】その点、本実施の形態では、SOFC11
の発電時に生成される改質燃料をフィルタ9へ供給する
ことにより、内燃機関の作動状態に関係なくフィルタ9
へ還元剤を供給することが可能となる。従って、機関へ
の燃料噴射制御を変更する必要がないため機関の運転状
態を悪化させることもない。また、水素(H2)及び一
酸化炭素(CO)等の還元力の強いガスをフィルタ9へ
供給することが可能となる。このときの水素(H2)及
び一酸化炭素(CO)等は、ガス化しているためフィル
タ9へ均一に還元剤を供給することが可能である。この
ように、SOFC11の発電時に生成される改質燃料を
還元剤として用いることにより、燃費の悪化を抑制する
ことが可能となる。
の発電時に生成される改質燃料をフィルタ9へ供給する
ことにより、内燃機関の作動状態に関係なくフィルタ9
へ還元剤を供給することが可能となる。従って、機関へ
の燃料噴射制御を変更する必要がないため機関の運転状
態を悪化させることもない。また、水素(H2)及び一
酸化炭素(CO)等の還元力の強いガスをフィルタ9へ
供給することが可能となる。このときの水素(H2)及
び一酸化炭素(CO)等は、ガス化しているためフィル
タ9へ均一に還元剤を供給することが可能である。この
ように、SOFC11の発電時に生成される改質燃料を
還元剤として用いることにより、燃費の悪化を抑制する
ことが可能となる。
【0087】更に、SOFC11を用いて発電を行いこ
の電力を用いて補機類を駆動することにより、補機類の
駆動損失を無くし機関効率を向上させることができる。
また、要求出力が同じならば内燃機関の排気量を小さく
することができ、燃費の向上を図ることができる。
の電力を用いて補機類を駆動することにより、補機類の
駆動損失を無くし機関効率を向上させることができる。
また、要求出力が同じならば内燃機関の排気量を小さく
することができ、燃費の向上を図ることができる。
【0088】また、SOFC11の冷却にエンジン1冷
却水を使用することができるため、該SOFC11のた
めの冷却システムを新たに設ける場合と比較してコスト
を低減することができ、信頼性も向上させることができ
る。 <第2の実施の形態>本実施の形態は、SOFC11の
発電により得られた電力をヒータ10に供給してフィル
タ9の昇温を行う。
却水を使用することができるため、該SOFC11のた
めの冷却システムを新たに設ける場合と比較してコスト
を低減することができ、信頼性も向上させることができ
る。 <第2の実施の形態>本実施の形態は、SOFC11の
発電により得られた電力をヒータ10に供給してフィル
タ9の昇温を行う。
【0089】尚、本実施の形態においては、適用対象と
なるエンジン1やその他ハードウェアの基本構成につい
ては、第1の実施の形態と共通なので説明を割愛する。
なるエンジン1やその他ハードウェアの基本構成につい
ては、第1の実施の形態と共通なので説明を割愛する。
【0090】ここで、従来の内燃機関の排気浄化装置で
は、機関始動直後で触媒の温度が低い場合には排気の浄
化が十分に行われていなかった。これは、触媒が活性化
するにはある程度の温度が必要となるため、この温度に
到達するまでは触媒の浄化能力が低下しているためであ
る。更に、ターボ過給機を備えた直噴ディーゼルエンジ
ン等では、排気温度が低いために触媒が活性化する温度
まで上昇させるには時間を要する。また、このようなエ
ンジンにおいて、吸蔵還元型NOx触媒を備えている場
合には、SOx被毒解消に必要とされる温度まで上昇さ
せることが困難となる。一方、排気中のPMを捕集する
ためのフィルタを備えている場合には、フィルタを高温
にしてPMを燃焼除去させる必要があるが、このような
温度までフィルタの温度を上昇させるのはやはり困難で
ある。
は、機関始動直後で触媒の温度が低い場合には排気の浄
化が十分に行われていなかった。これは、触媒が活性化
するにはある程度の温度が必要となるため、この温度に
到達するまでは触媒の浄化能力が低下しているためであ
る。更に、ターボ過給機を備えた直噴ディーゼルエンジ
ン等では、排気温度が低いために触媒が活性化する温度
まで上昇させるには時間を要する。また、このようなエ
ンジンにおいて、吸蔵還元型NOx触媒を備えている場
合には、SOx被毒解消に必要とされる温度まで上昇さ
せることが困難となる。一方、排気中のPMを捕集する
ためのフィルタを備えている場合には、フィルタを高温
にしてPMを燃焼除去させる必要があるが、このような
温度までフィルタの温度を上昇させるのはやはり困難で
ある。
【0091】また、触媒若しくはフィルタの温度を上昇
させるために、機関からの排気の温度を上昇させる、若
しくは触媒に還元剤を供給する等を行うと、ターボ過給
機を備えた直噴ディーゼルエンジン等では、排気の温度
が低く更に排気の量も多いので、還元剤を多量に消費
し、還元剤に燃料を用いた場合には燃費の悪化を生じ
る。
させるために、機関からの排気の温度を上昇させる、若
しくは触媒に還元剤を供給する等を行うと、ターボ過給
機を備えた直噴ディーゼルエンジン等では、排気の温度
が低く更に排気の量も多いので、還元剤を多量に消費
し、還元剤に燃料を用いた場合には燃費の悪化を生じ
る。
【0092】更に、触媒等にヒータを備え、バッテリか
らの電力により該触媒等を加熱することも可能である
が、バッテリの劣化が早くなり早期の交換が必要となっ
てしまう。また、バッテリの容量を大きくする必要があ
り車両への搭載が困難となる。更に、発電のための燃料
の消費により燃費が悪化する虞が生じる。
らの電力により該触媒等を加熱することも可能である
が、バッテリの劣化が早くなり早期の交換が必要となっ
てしまう。また、バッテリの容量を大きくする必要があ
り車両への搭載が困難となる。更に、発電のための燃料
の消費により燃費が悪化する虞が生じる。
【0093】そこで、本実施の形態では、フィルタに電
気ヒータを備え、このヒータにSOFCで発生した電力
を供給して発熱させフィルタの昇温を行う。ここで、S
OFCでの発電は、一般的に車両に搭載されているオル
タネータ(発電機)よりも効率が高い。従って、燃費の
悪化を抑制することが可能となる。また、機関停止時に
も発電することが可能なのでバッテリの容量を大きくす
る必要もない。更に、機関運転状態によらずフィルタの
温度を上昇させることができる。従って、機関始動前か
らフィルタ9の昇温が可能となる。また、機関運転状態
に影響を与えることもない。触媒の温度を上昇させて効
率を高めることができるので触媒の容量を小さくするこ
とができ、小型化及び触媒貴金属使用量の低減を図るこ
とができる。
気ヒータを備え、このヒータにSOFCで発生した電力
を供給して発熱させフィルタの昇温を行う。ここで、S
OFCでの発電は、一般的に車両に搭載されているオル
タネータ(発電機)よりも効率が高い。従って、燃費の
悪化を抑制することが可能となる。また、機関停止時に
も発電することが可能なのでバッテリの容量を大きくす
る必要もない。更に、機関運転状態によらずフィルタの
温度を上昇させることができる。従って、機関始動前か
らフィルタ9の昇温が可能となる。また、機関運転状態
に影響を与えることもない。触媒の温度を上昇させて効
率を高めることができるので触媒の容量を小さくするこ
とができ、小型化及び触媒貴金属使用量の低減を図るこ
とができる。
【0094】次に、本実施の形態による、機関始動時に
予め触媒を昇温させておくための触媒昇温制御について
説明する。
予め触媒を昇温させておくための触媒昇温制御について
説明する。
【0095】図3は、機関始動時に予め触媒を昇温させ
ておくためのフローを示したフローチャート図である。
ておくためのフローを示したフローチャート図である。
【0096】ステップS201では、運転席側のドア
(図示省略)が開かれたか否か判定する。本制御実行開
始条件となるトリガー信号には、例えば、ドア開閉セン
サ(図示省略)が発信する運転席側のドアの開閉信号を
用いる。車両運転者が、車両に搭載されたエンジン1を
始動するには、その前に車両のドアを開いて乗車する動
作が当然に伴う。そこで、車両のドアが開けられたと検
知した場合には、ECU18が起動してフィルタ9の昇
温を行い、車両運転者がエンジン1を始動するときには
フィルタ9が活性状態にあるようにする。
(図示省略)が開かれたか否か判定する。本制御実行開
始条件となるトリガー信号には、例えば、ドア開閉セン
サ(図示省略)が発信する運転席側のドアの開閉信号を
用いる。車両運転者が、車両に搭載されたエンジン1を
始動するには、その前に車両のドアを開いて乗車する動
作が当然に伴う。そこで、車両のドアが開けられたと検
知した場合には、ECU18が起動してフィルタ9の昇
温を行い、車両運転者がエンジン1を始動するときには
フィルタ9が活性状態にあるようにする。
【0097】ステップS201で肯定判定がなされた場
合にはステップS202へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合には本ルーチンを終了させる。
合にはステップS202へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合には本ルーチンを終了させる。
【0098】ステップS202では、SOFC11を起
動させる。ECU18は、FC用ECU22へ信号を送
りSOFC11を起動させて発電を開始させる。
動させる。ECU18は、FC用ECU22へ信号を送
りSOFC11を起動させて発電を開始させる。
【0099】ステップS203では、ヒータ10へ通電
する。
する。
【0100】ステップS204では、触媒の床温が所定
温度以上になったか否か判定する。触媒床温は、例え
ば、フィルタ9に設けたフィルタ温度センサ23により
求めることが可能となる。また、ヒータ10の通電電流
とバッテリ4電圧とからヒータ10の電気抵抗を求め
て、予め求めておいたヒータ10抵抗とヒータ10温度
とのマップによりヒータ10温度を求めても良い。更
に、ヒータ10の通電時間から推定しても良い。ここ
で、所定温度とは、例えば250℃である。
温度以上になったか否か判定する。触媒床温は、例え
ば、フィルタ9に設けたフィルタ温度センサ23により
求めることが可能となる。また、ヒータ10の通電電流
とバッテリ4電圧とからヒータ10の電気抵抗を求め
て、予め求めておいたヒータ10抵抗とヒータ10温度
とのマップによりヒータ10温度を求めても良い。更
に、ヒータ10の通電時間から推定しても良い。ここ
で、所定温度とは、例えば250℃である。
【0101】ステップS204で肯定判定がなされた場
合にはステップS205へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合にはステップS203へ戻る。
合にはステップS205へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合にはステップS203へ戻る。
【0102】このようにして、機関始動前であってもフ
ィルタ9を昇温させ、吸蔵還元型NOx触媒を活性化す
ることが可能となる。
ィルタ9を昇温させ、吸蔵還元型NOx触媒を活性化す
ることが可能となる。
【0103】次に、吸蔵還元型NOx触媒のSOx被毒を
解消するときに必要となる昇温制御について説明する。
解消するときに必要となる昇温制御について説明する。
【0104】図4は、フィルタ9昇温時の制御フローを
示したフローチャート図である。
示したフローチャート図である。
【0105】ステップS301では、フィルタ9の再生
(SOx被毒解消)処理が必要であるか否か判定する。
判定には、フィルタ9下流に排気中のNOx濃度を検出
するNOxセンサ(図示省略)を設け、NOx濃度が所定
値以上となった場合にフィルタ9の再生処理が必要であ
るとしても良い。これは、フィルタ9に吸蔵されたSO
x量が増加すると、フィルタ9に吸蔵されないで通過し
てしまうNOxが増加し、該フィルタ9下流のNOx濃度
が高くなることによる。判定として用いる所定値は、予
め実験等により求めておく。また、車両の走行距離が所
定距離以上となったことや、エンジン1の運転時間が所
定時間以上になった等によりSOxの吸蔵量を推定して
も良い。
(SOx被毒解消)処理が必要であるか否か判定する。
判定には、フィルタ9下流に排気中のNOx濃度を検出
するNOxセンサ(図示省略)を設け、NOx濃度が所定
値以上となった場合にフィルタ9の再生処理が必要であ
るとしても良い。これは、フィルタ9に吸蔵されたSO
x量が増加すると、フィルタ9に吸蔵されないで通過し
てしまうNOxが増加し、該フィルタ9下流のNOx濃度
が高くなることによる。判定として用いる所定値は、予
め実験等により求めておく。また、車両の走行距離が所
定距離以上となったことや、エンジン1の運転時間が所
定時間以上になった等によりSOxの吸蔵量を推定して
も良い。
【0106】ステップS301で肯定判定がなされた場
合にはステップS302へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合には本ルーチンを終了させる。
合にはステップS302へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合には本ルーチンを終了させる。
【0107】ステップS302では、SOFC11を起
動させる。ECU18は、FC用ECU22へ信号を送
りSOFC11を起動させて発電を開始させる。
動させる。ECU18は、FC用ECU22へ信号を送
りSOFC11を起動させて発電を開始させる。
【0108】ステップS303では、ヒータ10へ通電
する。
する。
【0109】ステップS304では、触媒の床温が所定
温度以上になったか否か判定する。触媒床温は、例え
ば、フィルタ9に設けた温度センサ(図示省略)により
求めることが可能となる。また、ヒータ10の通電電流
とバッテリ4電圧とからヒータ10の電気抵抗を求め
て、予め求めておいたヒータ10抵抗とヒータ10温度
とのマップによりヒータ10温度を求めても良い。更
に、ヒータ10の通電時間から推定しても良い。ここ
で、所定温度とは、例えば500℃である。
温度以上になったか否か判定する。触媒床温は、例え
ば、フィルタ9に設けた温度センサ(図示省略)により
求めることが可能となる。また、ヒータ10の通電電流
とバッテリ4電圧とからヒータ10の電気抵抗を求め
て、予め求めておいたヒータ10抵抗とヒータ10温度
とのマップによりヒータ10温度を求めても良い。更
に、ヒータ10の通電時間から推定しても良い。ここ
で、所定温度とは、例えば500℃である。
【0110】ステップS204で肯定判定がなされた場
合にはステップS305へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合にはステップS303へ戻る。
合にはステップS305へ進み、一方、否定判定がなさ
れた場合にはステップS303へ戻る。
【0111】このようにして、SOx被毒解消に必要と
なる温度までフィルタ9を昇温させることが可能とな
る。この後、排気中の酸素濃度を低下させることにより
吸蔵還元型NOx触媒の再生が行われる。
なる温度までフィルタ9を昇温させることが可能とな
る。この後、排気中の酸素濃度を低下させることにより
吸蔵還元型NOx触媒の再生が行われる。
【0112】尚、本実施の形態においては、触媒再生時
の昇温制御について説明したが、フィルタ9に捕集され
たPMを除去するPM再生時の昇温制御についても適用
することができる。この場合、ステップS301におい
ては、フィルタ9のPM再生処理が必要であるか否か判
定する。判定には、フィルタ9上流及び下流の排気の圧
力差を測定する差圧センサ(図示省略)を設け、この出
力信号に基づいてフィルタ9に捕集されたPMの量を判
定しても良い。他にも、例えば、フィルタ9前圧(フィ
ルタ9上流の背圧)や吸入空気量の減少によりPMの捕
集量を判定することが可能である。
の昇温制御について説明したが、フィルタ9に捕集され
たPMを除去するPM再生時の昇温制御についても適用
することができる。この場合、ステップS301におい
ては、フィルタ9のPM再生処理が必要であるか否か判
定する。判定には、フィルタ9上流及び下流の排気の圧
力差を測定する差圧センサ(図示省略)を設け、この出
力信号に基づいてフィルタ9に捕集されたPMの量を判
定しても良い。他にも、例えば、フィルタ9前圧(フィ
ルタ9上流の背圧)や吸入空気量の減少によりPMの捕
集量を判定することが可能である。
【0113】判定として用いる所定値は、予め実験等に
より求めておく。また、車両の走行距離が所定距離以上
となったことや、エンジン1の運転時間が所定時間以上
になった等によりPMの捕集量を推定しても良い。
より求めておく。また、車両の走行距離が所定距離以上
となったことや、エンジン1の運転時間が所定時間以上
になった等によりPMの捕集量を推定しても良い。
【0114】このようにしてフィルタ9を昇温させPM
を燃焼除去させることが可能となる。 <その他>前述の第1及び第2の実施の形態では、フィ
ルタ9及び該フィルタ9に担持された吸蔵還元型NOx
触媒について説明したが、これに代えて酸化機能を有す
る排気浄化触媒を昇温させる場合に適用しても良い。
を燃焼除去させることが可能となる。 <その他>前述の第1及び第2の実施の形態では、フィ
ルタ9及び該フィルタ9に担持された吸蔵還元型NOx
触媒について説明したが、これに代えて酸化機能を有す
る排気浄化触媒を昇温させる場合に適用しても良い。
【0115】また、第1及び第2の実施の形態では、燃
料電池内部で燃料の改質が可能な固体酸化物型燃料電池
を用いる例について説明したが、これに代えて他の種類
の燃料電池、例えば高分子型燃料電池等を用いても良
い。この場合、燃料の改質手段を備えず、水素を貯留可
能な手段を別途設けて、水素を直接燃料電池及び排気浄
化触媒等に供給するようにしても良い。また、内燃機関
運転用の燃料やメタノール、天然ガス等を水素に改質す
る改質器を別途設けて燃料電池及び排気浄化触媒等に水
素を供給するようにしても良い。
料電池内部で燃料の改質が可能な固体酸化物型燃料電池
を用いる例について説明したが、これに代えて他の種類
の燃料電池、例えば高分子型燃料電池等を用いても良
い。この場合、燃料の改質手段を備えず、水素を貯留可
能な手段を別途設けて、水素を直接燃料電池及び排気浄
化触媒等に供給するようにしても良い。また、内燃機関
運転用の燃料やメタノール、天然ガス等を水素に改質す
る改質器を別途設けて燃料電池及び排気浄化触媒等に水
素を供給するようにしても良い。
【0116】
【発明の効果】本発明に係る内燃機関の排気浄化装置で
は、内燃機関の運転状態によらず、また、運転状態を悪
化させることなく燃料電池で発電のために用いる気体状
の燃料を排気浄化触媒へ供給することができる。この燃
料は気体状であるため、該排気浄化触媒全体へ均一に供
給することができる。また、気体状の燃料は触媒上で還
元力の強い還元剤として作用するため、燃料の消費を少
量に抑えることができる。従って、燃料電池の燃料に、
内燃機関の運転に用いられる燃料を用いた場合には、燃
費を向上させることができる。
は、内燃機関の運転状態によらず、また、運転状態を悪
化させることなく燃料電池で発電のために用いる気体状
の燃料を排気浄化触媒へ供給することができる。この燃
料は気体状であるため、該排気浄化触媒全体へ均一に供
給することができる。また、気体状の燃料は触媒上で還
元力の強い還元剤として作用するため、燃料の消費を少
量に抑えることができる。従って、燃料電池の燃料に、
内燃機関の運転に用いられる燃料を用いた場合には、燃
費を向上させることができる。
【0117】また、本発明に係る内燃機関の排気浄化装
置では、燃料電池が発電を行うときに排出される燃料極
からの排気を触媒に供給することにより、内燃機関の運
転状態によらず該触媒を昇温させることができる。更
に、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置では、燃料電
池から得られる電気エネルギをヒータへ供給することに
より、機関始動前から該触媒の温度を上昇させることが
でき、機関始動後は運転状態によらず該触媒の温度を上
昇若しくは維持させることができる。従って、触媒の排
気浄化率を上昇させることができ、排気エミッション悪
化を抑制することができる。
置では、燃料電池が発電を行うときに排出される燃料極
からの排気を触媒に供給することにより、内燃機関の運
転状態によらず該触媒を昇温させることができる。更
に、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置では、燃料電
池から得られる電気エネルギをヒータへ供給することに
より、機関始動前から該触媒の温度を上昇させることが
でき、機関始動後は運転状態によらず該触媒の温度を上
昇若しくは維持させることができる。従って、触媒の排
気浄化率を上昇させることができ、排気エミッション悪
化を抑制することができる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る内燃機関の排気浄
化装置を適用するエンジンとその吸排気系とを併せ示す
概略構成図である。
化装置を適用するエンジンとその吸排気系とを併せ示す
概略構成図である。
【図2】 第1の実施の形態による還元剤供給制御のフ
ローを示したフローチャート図である。
ローを示したフローチャート図である。
【図3】 機関始動時に予め触媒を昇温させておくため
のフローを示したフローチャート図である。
のフローを示したフローチャート図である。
【図4】 フィルタ昇温時の制御フローを示したフロー
チャート図である。
チャート図である。
1・・・・エンジン
2・・・・燃料供給管
3・・・・燃料ポンプ
4・・・・バッテリ
5・・・・燃料タンク
6・・・・吸気管
7・・・・遠心過給機
8・・・・排気管
9・・・・パティキュレートフィルタ
10・・・ヒータ
11・・・燃料電池(SOFC)
12・・・FC用燃料ポンプ
13・・・冷却水通路
14・・・電動ウォータポンプ
15・・・ヒータコア
16・・・空気ポンプ
17・・・空気供給通路
18・・・ECU
19・・・補機類
20・・・遮断弁
21・・・還元剤供給通路
22・・・FC用ECU
23・・・フィルタ温度センサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F01N 9/00 H01M 8/00 ZABZ
H01M 8/00 ZAB 8/06 G
8/06 8/12
// H01M 8/12 B01D 53/36 103B
Fターム(参考) 3G091 AA02 AA10 AA18 AB06 AB13
AB14 BA03 BA04 BA11 BA14
CA03 CA18 CA19 CB08 DB10
EA15 EA18 HA14
4D048 AA06 AA18 AB01 BB02 CC53
CD05 DA02 DA08 DA13
5H026 AA06
5H027 AA06 BA01 DD00 MM08
Claims (4)
- 【請求項1】内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒と、 燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを電気エネ
ルギとして取り出す燃料電池と、 前記燃料電池及び前記排気浄化触媒に気体状の燃料を供
給する燃料供給手段と、を備えたことを特徴とする内燃
機関の排気浄化装置。 - 【請求項2】内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒と、 燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを電気エネ
ルギとして取り出す燃料電池と、 前記燃料電池に燃料を供給する燃料供給手段と、 前記燃料電池の燃料極側からの排気を前記排気浄化触媒
に供給する燃料極側排気供給手段と、を備えたことを特
徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 【請求項3】燃料を改質する燃料改質手段を備え、前記
燃料供給手段は、燃料改質手段により改質された燃料を
供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃
機関の排気浄化装置。 - 【請求項4】内燃機関からの排気を浄化する排気浄化触
媒と、 燃料が酸化される際に発生する化学エネルギを電気エネ
ルギとして取り出す燃料電池と、 前記燃料電池により取り出された電気エネルギを供給さ
れて前記排気浄化触媒を加熱するヒータと、を備えたこ
とを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002020119A JP2003222018A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002020119A JP2003222018A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003222018A true JP2003222018A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27743708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002020119A Pending JP2003222018A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003222018A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005225455A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両の電源装置 |
| JP2007524966A (ja) * | 2003-11-19 | 2007-08-30 | ハイドロジェンソース エルエルシー | 燃料電池の補助発電と組み合わせたNOx再生のための合成ガスの生成 |
| US7359790B2 (en) * | 2004-02-04 | 2008-04-15 | Robert Bosch Gmbh | Apparatus for converting energy that can be operated with fuel, in particular fuel cell assembly |
| JP2008530417A (ja) * | 2005-02-07 | 2008-08-07 | イートン コーポレーション | 排出後処理装置及びアンチアイドル装置sofcapuのための燃料の改質と供給とを複合したシステムの機構及び方法 |
| JP2008215253A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Asahi Kasei Corp | 排NOx浄化方法及び排NOx浄化装置 |
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| JP7567748B2 (ja) | 2021-10-27 | 2024-10-16 | トヨタ自動車株式会社 | 冷却液貯蔵容器 |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002020119A patent/JP2003222018A/ja active Pending
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| JP7567748B2 (ja) | 2021-10-27 | 2024-10-16 | トヨタ自動車株式会社 | 冷却液貯蔵容器 |
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