JP2003227239A - 移動観覧席用折り畳み式ステップ - Google Patents
移動観覧席用折り畳み式ステップInfo
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Abstract
に、ステップの紛失のおそれをなくすことにある。 【解決手段】 移動観覧席の床台上に、各組をなす複数
のリンク部材の下端部が同一直線上に位置するととも
に、異なる組をなすリンク部材の下端部が互いに平行な
異なる直線上に位置する配置にて、各々下端部を前記直
線に直角かつ前記床台に平行な軸線周りに揺動可能に連
結されて、前記床台に対し起倒可能とされた複数組のリ
ンク部材3,3,4,4と、前記複数組のリンク部材の
各々の上端部と下端部とを結ぶ直線が互いに平行に延在
するようにそれら複数組のリンク部材の各々に揺動可能
に連結されて前記床台に平行に配置され、前記各組のリ
ンク部材および前記床台と共に平行リンクを構成する一
または複数枚のステップ板9,10と、前記複数組のリ
ンク部材の少なくとも一つを前記床台に対して起きた所
定支持位置に解除可能に掛止して前記ステップ板を前記
床台から上昇した所定使用位置に固定するリンク部材掛
止手段11と、を具えるものである。
Description
ステップに関し、特には折り畳み式のステップに関する
ものである。
に用いられるもので、一般に、横並びに配置された複数
の椅子を起倒可能に支持する複数の床台を具え、それら
の床台を互いに上下に整列する縮小状態と互いに階段状
にずれる展開状態との間で移動させるとともに、その縮
小状態では各床台上の椅子を倒して床台の上下間隔を少
なくすることで全体にコンパクトに纏まって壁際等の収
納位置に収納され、またその展開状態では各床台上の椅
子を起こして階段状の観覧席を形成する。
席の迫り出し部の下の引っ込んだ壁際の収納位置に収納
される場合があり、その場合には、展開状態とした複数
の床台のうちの最上部の床台と二階席の迫り出し部との
間で人が行き来できるようにする必要があることから、
移動観覧席の最上部の床台上には、一段または複数段の
ステップを設ける必要がある。
した複数の床台のうちの最上部の床台と、二階席の迫り
出し部との間には、ステップがそのまま入る程の隙間が
開かないのが通常である。これがため、従来の上記ステ
ップは、箱状に形成されて別の場所に収納され、複数の
床台が展開状態とされた時に二階席の迫り出し部に添わ
されて最上部の床台上に置かれていた。
ようにステップを別の場所に収納したのでは、床台を展
開状態にする度に最上部の床台までそのステップを運ん
で来る必要があって手間がかかるとともに、ステップを
紛失してしまう可能性があった。
んで中間部を互いに軸結合した複数組のリンク部材でパ
ンタグラフ式にステップを昇降させる構成も考えられる
が、かかるリンク構成では、ステップの昇降移動全体に
亘って関連する比較的長い摺動部が必要となるため、円
滑な作動を維持するには保守に手間がかかるという不都
合があった。
の発明は、上記課題を有利に解決したステップを提供す
ることを目的とするものであり、この発明の移動観覧席
用折り畳み式ステップは、移動観覧席の床台上に、各組
をなす複数のリンク部材の下端部が同一直線上に位置す
るとともに、異なる組をなすリンク部材の下端部が互い
に平行な異なる直線上に位置する配置にて、各々下端部
を前記直線に直角かつ前記床台に平行な軸線周りに揺動
可能に連結されて、前記床台に対し起倒可能とされた複
数組のリンク部材と、前記複数組のリンク部材の各々の
上端部と下端部とを結ぶ直線が互いに平行に延在するよ
うにそれら複数組のリンク部材の各々に揺動可能に連結
されて前記床台に平行に配置され、前記各組のリンク部
材および前記床台と共に平行リンクを構成する一または
複数枚のステップ板と、前記複数組のリンク部材の少な
くとも一つを前記床台に対して起きた所定支持位置に解
除可能に掛止して前記ステップ板を前記床台から上昇し
た所定使用位置に固定するリンク部材掛止手段と、を具
えることを特徴とするものである。
数組のリンク部材が、各組をなす複数のリンク部材の下
端部が同一直線上に位置するとともに、異なる組をなす
リンク部材の下端部が互いに平行な異なる直線上に位置
する配置にて、移動観覧席の床台上に各々下端部を前記
直線に直角かつその床台に平行な軸線周りに揺動可能に
連結されてその床台に対し起倒可能とされ、また、一ま
たは複数枚のステップ板が、上記複数組のリンク部材の
各々の上端部と下端部とを結ぶ直線が互いに平行に延在
するようにそれら複数組のリンク部材の各々に揺動可能
に連結されて上記床台に平行に配置され、各組のリンク
部材および床台と共に平行リンクを構成しており、これ
により、複数組のリンク部材が床台に対して倒れた位置
と起きた所定支持位置との間で揺動すると、それら複数
組のリンク部材が構成する、同一直線上に位置しない複
数の平行リンクの作用で、一または複数枚のステップ板
が床台に近接した収納位置と床台から上昇した所定使用
位置との間で床台に対し平行移動する。そして複数組の
リンク部材の少なくとも一つがリンク部材掛止手段によ
って床台に対して起きた所定支持位置に掛止されると、
ステップ板が上記使用位置に固定され、またリンク部材
掛止手段がその掛止を解除すると、全てのリンク部材が
揺動可能となって、それらのリンク部材を倒れた位置へ
向けて揺動させることで当該ステップを折り畳んでステ
ップ板を上記収納位置へ移動させることが可能となる。
ステップによれば、ステップを構成するリンク部材およ
びステップ板が床台に連結されているので、床台を展開
状態にする度に最上部の床台までステップを運んで来る
必要をなくし得てステップの設置の手間を少なくし得る
とともに、ステップの紛失のおそれをなくすことがで
き、しかもリンク部材の揺動によってステップ板を折り
畳み収納位置と使用位置との間で床台に対し平行移動さ
せる簡易な構成となっているので、円滑な作動を維持す
るための保守の手間も少なくすることができる。
ステップにおいては、前記複数組のリンク部材の上端部
に、前記床台の前後方向へ延在する手摺りが設けられて
いても良く、かかる手摺りが設けられていれば、ステッ
プを使用位置に移動させる最に手摺りも一緒にステップ
の上方へ移動させ得て、手摺り付きのステップを容易に
設置することができる。
ステップにおいては、前記複数組のリンク部材が、前記
床台の横方向へ揺動するものであっても良く、リンク部
材が横方向へ揺動するものであれば、床台上の前後方向
にスペースの少ない場所でもステップを設置することが
でき、また、前後方向へ延在する手摺りをリンク部材に
固定してもリンク部材を揺動可能とすることができるの
で、折り畳み式ステップ全体の剛性を高めることができ
る。
ステップにおいては、前記複数組のリンク部材が、前記
床台の前後方向へ揺動するものであっても良く、リンク
部材が前後方向へ揺動するものであれば、床台上の横方
向にスペースの少ない場所でもステップを設置すること
ができる。
式ステップにおいては、前記掛止手段は、前記床台上に
移動可能に支持され、前記支持位置に位置したリンク部
材の少なくとも一つを掛合対象としてその掛合対象のリ
ンク部材と掛合する位置に移動されるとそのリンク部材
をその支持位置に掛止し、前記掛合対象のリンク部材か
ら分離する位置に移動されるとそのリンク部材の掛止を
解除するロック部材を具えていても良く、かかるロック
部材によれば、容易にリンク部材の掛止と解除とを行う
ことができる。
ステップにおいては、前記掛止手段は、前記床台上で、
前記複数組のリンク部材のうちの、それらのリンク部材
の揺動方向の一端に位置する複数のリンク部材の下端部
を上下移動可能に支持し、前記複数のリンク部材が前記
床台に対し概略起きた位置からその下方の前記支持位置
に下ろされるとそれら複数のリンク部材の少なくとも一
つを掛止対象としてその掛止対象のリンク部材を前記支
持位置に掛止し、前記複数のリンク部材が前記支持位置
から持ち上げられると前記掛止対象のリンク部材の掛止
を解除する支持部材を具えていても良く、かかる支持部
材によれば、別途にロック部材を設けなくても、リンク
部材を支持するとともにそのリンク部材の掛止と解除と
を行うことができるので、ステップの構成を簡易ならし
めることができる。
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1(a)は、この発明の移動観覧席用折り畳み式
ステップの一実施例をステップ板が使用位置に位置する
状態で示す正面図、図1(b)は、その実施例の折り畳
み式ステップをステップ板が使用位置に位置する状態で
示す側面図、図2は、その実施例の折り畳み式ステップ
をステップ板が収納位置に位置する状態で示す正面図、
図3(a)は、その実施例の折り畳み式ステップをステ
ップ板が収納位置に位置する状態で示す斜視図、そして
図3(b)は、その実施例の折り畳み式ステップをステ
ップ板が使用位置に位置する状態で示す斜視図である。
示す如き移動観覧席MSの最上部の床台、また2は、こ
の実施例の折り畳み式ステップを示し、この実施例の折
り畳み式ステップ2は、各々角パイプ状をなしている二
本ずつ二組のリンク部材3,3および4,4を具えてお
り、これら二組のリンク部材3,3および4,4は各々
下端部3a,4aを、床台1上に固定されたブラケット
5,6およびそれらに設けられた支持軸7を介して、図
1に示す如く床台1の左右方向へ延在する互いに平行な
二本の直線L1, L2に直角に延在するとともに床台1
に平行に延在する、図1および図3(a),(b)に示
す如き二本の軸線C1, C2周りに床台1の横方向へ揺
動可能なように床台1上に連結されており、これにより
二組のリンク部材3,3および4,4は、床台1に対
し、図1(a),(b)および図3(b)に示す起きた
所定支持位置と、図2および図3(a)に示す横方向に
倒れた位置との間で起倒可能とされている。
左方)の組の二本のリンク部材3,3の各々の下端部3
aは、上記二本の直線のうちの直線L1上に位置し、ま
たその前寄りの組と異なる組である床台1の後ろ寄りの
組の二本のリンク部材4,4の各々の下端部4aは、も
う一方の直線L2上に位置しており、大きい方のブラケ
ットであるブラケット5は、各組の二本のリンク部材の
うち図1(a)では左側のリンク部材3,4を床台1に
連結し、他方のブラケット6は、図1(a)では右側の
リンク部材3,4を床台1に連結している。
は、上記二組のリンク部材3,3および4,4の各々の
上端部3b,3bおよび4b,4bと上記下端部3a,
3aおよび4a,4aとを結ぶ直線が互いに平行に延在
するようにそれら二組のリンク部材3,3および4,4
の各々に両端部を連結軸8を介して揺動可能に連結され
て床台1に平行にかつ二段に高さを変えて配置された二
枚のステップ板9,10を具えており、これら二枚のス
テップ板9,10は、上記二組のリンク部材のうち前寄
りの組のリンク部材3,3および床台1と共に折り畳み
式ステップ2の前端部で四節平行リンクを構成すると同
時に、上記二組のリンク部材のうち後ろ寄りの組のリン
ク部材4,4および床台1と共に折り畳み式ステップ2
の後端部で四節平行リンクを構成している。
は、上記二組のリンク部材の各組の片方(図1(a)お
よび図2では左方)のリンク部材3,4をそれぞれ床台
1に対して起きた図1(a)および図3(b)に示す支
持位置に解除可能に掛止してステップ板9,10を床台
1から上昇した図1(a)および図3(b)に示す所定
使用位置に固定する、リンク部材掛止手段としての鉤型
の二個のロック部材11を具えており、それら二個のロ
ック部材11は、上記ブラケット5に回動可能に支持さ
れた連結軸12上に固定されることで床台1に揺動可能
に支持されて互いに連動するとともに、その連結軸12
の端部に固定された図示しないレバーの操作で連結軸1
2が回動されることにより、上記支持位置に位置した四
本のリンク部材のうち掛合対象とする図1(a)および
図2では左方のリンク部材3,4の下端部3a,4aに
固設された掛合軸13と掛合する、図1(a)および図
2に示す掛合位置と、その掛合軸13から分離する図示
しない解除位置との間で揺動され、また、図示しないス
プリングによりその掛合位置へ向けて常時附勢されてい
る。
支持位置に位置する掛合対象の左方のリンク部材3,4
の掛合軸13と掛合する掛合位置に揺動されるとそれら
のリンク部材3,4をその支持位置に掛止し、その一
方、上記レバーの操作でそれら掛合対象のリンク部材
3,4の掛合軸13から分離する位置に揺動されるとそ
れらのリンク部材3,4の掛止を解除する
は、上記二組のリンク部材の各組の片方のリンク部材
3,4の上端部3b,4b同士を繋ぐようにそれらの上
端部に固定されて、二組のリンク部材3,3および4,
4が上記起きた所定支持位置に位置するときに床台1に
対し前後方向へ傾斜して延在する二本の手摺り14と、
上記二組のリンク部材の各組の片方のリンク部材3,4
の外側にそれら同士を繋ぐようにそれぞれ固定された二
枚の覆い板15とを具えており、これら手摺り14およ
び覆い板15は、それら本来の手摺りおよび覆いとして
の機能に加えて、二組のリンク部材の各組の片方のリン
ク部材3,4を一体的に結合して折り畳み式ステップ2
の剛性を高める機能を果たしている。
っては、二組のリンク部材3,3および4,4が、一方
の組をなす二本のリンク部材3,3の下端部3a,3a
が同一直線L1上に位置する一方、他方の組をなす二本
のリンク部材4,4の下端部4a,4aが同一直線L2
上に位置るとともに、異なる組をなすリンク部材の下端
部3a,4aおよび3b,4bが互いに平行な異なる直
線L1,L2上にそれぞれ位置する配置にて、移動観覧
席MSの床台1上に各々下端部3a,4aを上記直線L
1,L2に直角かつその床台1に平行な軸線C1,C2
周りに揺動可能に連結されてその床台1に対し起倒可能
とされ、また、二枚のステップ板9,10が、上記二組
のリンク部材3,3および4,4の各々の上端部と下端
部とを結ぶ直線が互いに平行に延在するようにそれら二
組のリンク部材3,3および4,4の各々に揺動可能に
連結されて上記床台1に平行に配置され、各組のリンク
部材3,3または4,4および床台1と共に四節平行リ
ンクを構成している。
プ2にあっては、二組のリンク部材3,3および4,4
が床台1に対して倒れた位置と起きた支持位置との間で
揺動すると、それら二組のリンク部材が構成する、同一
直線上に位置しない二つの四節平行リンクの作用で、二
枚のステップ板9,10が、図2および図3(a)に示
す、床台1に近接した収納位置と、図1および図3
(b)に示す、床台1から上昇した所定使用位置との間
で床台1に対し平行移動する。そして各組のリンク部材
3,3および4,4の、図1(a)では左側の一本ずつ
が掛止対象として、ロック部材11によって床台1に対
して起きた支持位置に掛止されると、ステップ板9,1
0が上記使用位置に固定されて、図1(b)に示すよう
に、二階席の迫り出し部SAと床台1との間の人の行き
来が可能となり、また人手による上記レバーの操作でロ
ック部材11がその掛止を解除すると、全てのリンク部
材3,3および4,4が揺動可能となって、それらのリ
ンク部材3,3および4,4を倒れた位置へ向けて揺動
させることで当該ステップ2を図2および図3(a)に
示すように折り畳んでステップ板9,10を上記収納位
置へ移動させることが可能となる。
式ステップ2によれば、ステップを構成するリンク部材
3,3,4,4およびステップ板9,10が床台1に連
結されているので、床台1を展開状態にする度に最上部
の床台1までステップを運んで来る必要をなくし得てス
テップの設置の手間を少なくし得るとともに、ステップ
の紛失のおそれをなくすことができ、しかもリンク部材
3,3,4,4の揺動によってステップ板9,10を折
り畳み収納位置と使用位置との間で床台1に対し平行移
動させる簡易な構成となっているので、円滑な作動を維
持するための保守の手間も少なくすることができる。
み式ステップ2によれば、二組のリンク部材3,3,
4,4の上端部3b,3b,4b,4bに、床台1の前
後方向へ延在する手摺り14が設けられているので、ス
テップを使用位置に移動させる最に手摺り14も一緒に
ステップの上方へ移動させ得て、手摺り付きのステップ
を容易に設置することができる。
式ステップ2によれば、二組のリンク部材3,3,4,
4が、床台1の横方向へ揺動することから、床台1上の
前後方向にスペースの少ない場所でもステップを設置す
ることができ、しかも、前後方向へ延在する手摺り14
をリンク部材3,4の上端部3b,4bに固定してもリ
ンク部材3,4を揺動可能とすることができるので、折
り畳み式ステップ全体の剛性を高めることができる。
み式ステップ2によれば、掛止手段としてロック部材1
1を揺動可能に具えているので、容易にリンク部材3,
4の掛止と解除とを行うことができる。
式ステップの他の一実施例を、ステップ板が使用位置に
位置する状態で、かつステップ板の上板部分を除いた状
態で示す平面図、図5は、その実施例の移動観覧席用折
り畳み式ステップを示す、図4の矢印V方向から見た断
面図、図6は、その実施例の移動観覧席用折り畳み式ス
テップを示す、図4の矢印VI方向から見た断面図、図7
は、その実施例の移動観覧席用折り畳み式ステップを、
ステップ板が折り畳み収納位置に位置する状態で示す、
図6と同様の方向から見た断面図、図8は、その実施例
の移動観覧席用折り畳み式ステップを、ステップ板が使
用位置に位置する状態で、展開状態の移動観覧席ととも
に示す側面図、図9は、その実施例の移動観覧席用折り
畳み式ステップを、ステップ板が折り畳み収納位置に位
置する状態で、収納状態の移動観覧席とともに示す側面
図であり、図中、先の実施例と同様の部分は、それと同
一の符号にて示す。
移動観覧席MSの最上部の床台、また22は、この実施
例の折り畳み式ステップを示し、この実施例の折り畳み
式ステップ22は、各々チャンネル状(断面コ字状)を
なしている二本ずつ二組のリンク部材23,23および
24,24を具えており、これら二組のリンク部材2
3,23および24,24は各々下端部23a,24a
を、床台1上に固定されたブラケット25,26および
それらに設けられた支持軸27を介して、図4に示す如
く、床台1の前後方向(図では上下方向)へ延在する互
いに平行な二本の直線L3, L4に直角に延在するとと
もに床台1に平行に延在する二本の軸線C3, C4周り
に床台1の前後方向へ揺動可能なように床台1上に連結
されており、これにより二組のリンク部材23,23お
よび24,24は、床台1に対し、図5および図6に示
す起きた所定支持位置と、図7に示す前方に倒れた位置
との間で起倒可能とされている。
方)の組の二本のリンク部材23,23の各々の下端部
23aは、上記二本の直線のうちの直線L3上に位置
し、またその右側寄りの組と異なる組である床台1の左
側寄り(図4では右方)の組の二本のリンク部材24,
24の各々の下端部24aは、もう一方の直線L4上に
位置しており、軸線C3上に位置するブラケット25
は、各組の二本のリンク部材のうち床台1の前寄り(図
4では下方)のリンク部材23,24を床台1に連結
し、軸線C4上に位置する他方のブラケット26は、床
台1の後ろ寄り(図4では上方)のリンク部材23,2
4を床台1に連結している。
2は、上記二組のリンク部材23,23および24,2
4の各々の上端部23b,23bおよび24b,24b
と上記下端部23a,23aおよび24a,24aとを
結ぶ直線が互いに平行に延在するようにそれら二組のリ
ンク部材23,23および24,24の各々に両端部を
連結軸28を介して揺動可能に連結されて床台1に平行
にかつ配置された一枚のステップ板29を具えており、
このステップ板29は、上記二組のリンク部材のうち床
台1の右側寄り(図4では左方)の組のリンク部材2
3,23および床台1と共に折り畳み式ステップ22の
右端部(図4,図5では左方端部)で四節平行リンクを
構成すると同時に、上記二組のリンク部材のうち床台1
の左側寄り(図4では右方)の組のリンク部材24,2
4および床台1と共に折り畳み式ステップ22の左端部
(図4,図5では右方端部)で四節平行リンクを構成し
ている。
2は、上記二組のリンク部材の各組の片方(図4では下
方)のリンク部材23,24をそれぞれ床台1に対して
起きた図5および図6に示す支持位置に解除可能に掛止
してステップ板29を床台1から上昇した図5および図
6に示す所定使用位置に固定する、リンク部材掛止手段
としての支持部材として、上記二個のブラケット25を
具えており、それら二個のブラケット25は、床台1上
で、上記二組のリンク部材のうちの、それらのリンク部
材の揺動方向の一端すなわちこの実施例では床台1の前
寄りの端(図4では下方)に位置する二本のリンク部材
23,24の下端部23a,24aに嵌設された上記支
持軸27を実質的に上下移動可能に支持する、上方へゆ
く程床台1の前方へ近づくように傾斜した長孔25a
と、床台1の前寄りの端の上記二本のリンク部材23,
24が床台1に対し概略起きた位置からさらに起こされ
ながらその下方の上記支持位置に下ろされると図6に示
すようにそれら二本のリンク部材23,24の下端部2
3a,24aに固設された掛合軸33と掛合してそれら
二本のリンク部材23,24を上記支持位置に掛止し、
それら二本のリンク部材23,24がその支持位置から
持ち上げられると掛合軸33から分離してそれらのリン
ク部材23,24の掛止を解除して図7に示す如き前方
へのそれらのリンク部材23,24の揺動を可能にする
U字状溝25bとを有している。
あっては、二組のリンク部材23,23および24,2
4が、一方の組をなす二本のリンク部材23,23の下
端部23a,23aが同一直線L3上に位置する一方、
他方の組をなす二本のリンク部材24,24の下端部2
4a,24aが同一直線L4上に位置るとともに、異な
る組をなすリンク部材の下端部23a,24aおよび2
3b,24bが互いに平行な異なる直線L3,L4上に
それぞれ位置する配置にて、移動観覧席MSの床台1上
に各々下端部23a,24aを上記直線L3,L4に直
角かつその床台1に平行な軸線C3,C4周りに揺動可
能に連結されてその床台1に対し起倒可能とされ、ま
た、一枚のステップ板29が、上記二組のリンク部材2
3,23および24,24の各々の上端部と下端部とを
結ぶ直線が互いに平行に延在するようにそれら二組のリ
ンク部材23,23および24,24の各々に揺動可能
に連結されて上記床台1に平行に配置され、各組のリン
ク部材23,23または24,24および床台1と共に
四節平行リンクを構成している。
プ22にあっては、二組のリンク部材23,23および
24,24が床台1に対して倒れた位置と起きた支持位
置との間で揺動すると、それら二組のリンク部材が構成
する、同一直線上に位置しない二つの四節平行リンクの
作用で、ステップ板29が、図7に示す、床台1に近接
した収納位置と、図5および図6に示す、床台1から上
昇した所定使用位置との間で床台1に対し平行移動す
る。そして各組のリンク部材23,23および24,2
4の、図4では下側の一本ずつが掛止対象として、掛合
軸33とブラケット25のU字状溝25bとの掛合によ
って床台1に対し起きた支持位置に掛止されると、ステ
ップ板29が上記使用位置に固定されて、図6および図
8に示すように、二階席の迫り出し部SAと床台1との
間の人の行き来が可能となり、またその状態からステッ
プ板29の前端部(図4では下端部)が手で持ち上げら
れてブラケット25のU字状溝25bから掛合軸33が
外れ、ブラケット25が上記の掛止を解除すると、全て
のリンク部材23,23および24,24が揺動可能と
なって、それらのリンク部材23,23および24,2
4を倒れた位置へ向けて揺動させることで当該ステップ
22を図7に示すように折り畳んでステップ板29を上
記収納位置へ移動させることが可能となり、この結果、
図9に示すように、当該実施例のステップ22に妨げら
れずに、移動観覧席MSを、ホール等の二階席の迫り出
し部SAの下の引っ込んだ壁際の収納位置に収納するこ
とが可能となる。なお、図8,図9中符号34は最上部
以外の床台、FSは座起立式椅子をそれぞれ示し、特に
床台1,34上の座起立式椅子FSは、全体として、図
8に示す起きた位置と図9に示す倒れた位置との間で、
図示しない駆動機構により自動的に揺動されるものであ
る。
式ステップ22によれば、先の実施例と同様、ステップ
を構成するリンク部材23,23,24,24およびス
テップ板29が床台1に連結されているので、床台1を
展開状態にする度に最上部の床台1までステップを運ん
で来る必要をなくし得てステップの設置の手間を少なく
し得るとともに、ステップの紛失のおそれをなくすこと
ができ、しかもリンク部材23,23,24,24の揺
動によってステップ板29を折り畳み収納位置と使用位
置との間で床台1に対し平行移動させる簡易な構成とな
っているので、円滑な作動を維持するための保守の手間
も少なくすることができる。
み式ステップ22によれば、二組のリンク部材23,2
3,24,24が、床台1の前後方向へ揺動するので、
床台1上の横方向にスペースの少ない場所でもステップ
を設置することができる。
み式ステップ22によれば、ブラケット25が掛止手段
としても機能するので、ステップの構成を簡易ならしめ
ることができる。
式ステップのさらに他の一実施例を、ステップ板が使用
位置に位置する状態で示す、図6と同様の方向から見た
断面図、図11は、その実施例の移動観覧席用折り畳み式
ステップを、ステップ板が折り畳み収納位置に位置する
状態で示す、図6と同様の方向から見た断面図、図12
は、その実施例の移動観覧席用折り畳み式ステップを、
ステップ板が使用位置に位置する状態で、展開状態の移
動観覧席とともに示す側面図、図13は、その実施例の移
動観覧席用折り畳み式ステップを、ステップ板が折り畳
み収納位置に位置する状態で、収納状態の移動観覧席と
ともに示す側面図であり、図中、先の実施例と同様の部
分は、それと同一の符号にて示す。
移動観覧席MSの最上部の床台、また32は、この実施
例の折り畳み式ステップを示し、この実施例の折り畳み
式ステップ32は、二段のステップ板29,30を具え
るとともに、上側のステップ板30を支持するために、
床台1の後方側のリンク部材23,24が、下側のステ
ップ板29に設けられた長孔29aを通って上方に延長
され、また下側のステップ板29の左右端部付近に支持
軸27で下端部を揺動可能に支持された追加の二本のリ
ンク部材31,31が、下側のステップ板29に設けら
れた長孔29bを通って上方に延在しており、それら床
台1の後方側のリンク部材23,24と追加の二本のリ
ンク部材31,31とが互いに平行になるように、それ
ら四本のリンク部材の上端部がそれぞれ上側のステップ
板30に、連結軸28を介して揺動可能に連結されてい
る点で、図4〜図9に示す実施例と異なっており、その
他の点ではその実施例と同様の構成を具えている。
テップ32によれば、先の実施例と同様、ステップを構
成するリンク部材23,23,24,24,31,31
および二枚のステップ板29,30が床台1に連結され
ているので、床台1を展開状態にする度に最上部の床台
1までステップを運んで来る必要をなくし得てステップ
の設置の手間を少なくし得るとともに、ステップの紛失
のおそれをなくすことができ、しかもリンク部材23,
23,24,24,31,31の揺動によって二枚のス
テップ板29,30を折り畳み収納位置と使用位置との
間で床台1に対し平行移動させる簡易な構成となってい
るので、円滑な作動を維持するための保守の手間も少な
くすることができる。
プ板29,30を二段に配置して連動させているので、
床台1と二階席の迫り出し部SAとの段差が比較的大き
い場合でもそれらの間の行き来を可能にすることができ
る。
式ステップ32によれば、先の実施例と同様、二組のリ
ンク部材23,23,24,24,31,31が、床台
1の前後方向へ揺動するので、床台1上の横方向にスペ
ースの少ない場所でもステップを設置することができ
る。
み式ステップ32によれば、先の実施例と同様、ブラケ
ット25が掛止手段としても機能するので、ステップの
構成を簡易ならしめることができる。
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、図10に
示す実施例において、追加の二本のリンク部材31,3
1の下端部を支持軸27で床台1に揺動可能に支持する
とともにそれらの中間部を連結軸で下側のステップ板2
9に連結しても良く、そのようにすれば、下側のステッ
プ板29を六本のリンク部材で支持するので、ステップ
板の支持剛性ひいては折り畳み式ステップ全体の剛性を
より高めることができる。そして、同様にしてさらに多
くの枚数のステップ板を設けることもできる。
す実施例において、掛合軸33と掛合するU字状溝25
bおよびそれらの掛脱をもたらす長孔25aに代えて、
リンク部材23またはリンク部材24が床台1に対して
起きた位置になったときにねじ込まれてそのリンク部材
23またはリンク部材24をその位置に掛止するストッ
パボルトを、ブラケット25または、リンク部材23も
しくはリンク部材24に設けても良い。
ステップは、移動観覧席の最上部の床台上のみならず、
途中や最下部の床台上に設けても良く、そのようにすれ
ば、移動観覧席が床台間の段差は比較的少ないがステッ
プの設置が必要なものの場合等に、ステップに妨げられ
ずに移動観覧席を縮小状態にすることができる。
式ステップの一実施例をステップ板が使用位置に位置す
る状態で示す正面図、また(b)は、その実施例の折り
畳み式ステップをステップ板が使用位置に位置する状態
で示す側面図である。
板が収納位置に位置する状態で示す正面図である。
をステップ板が収納位置に位置する状態で示す斜視図、
また(b)は、その実施例の折り畳み式ステップをステ
ップ板が使用位置に位置する状態で示す斜視図である。
の他の一実施例を、ステップ板が使用位置に位置する状
態で、かつステップ板の上板部分を除いた状態で示す平
面図である。
プを示す、図4の矢印V方向から見た断面図である。
プを示す、図4の矢印VI方向から見た断面図である。
プをステップ板が折り畳み収納位置に位置する状態で示
す、図6と同様の方向から見た断面図である。
プを、ステップ板が使用位置に位置する状態で、展開状
態の移動観覧席とともに示す側面図である。
プを、ステップ板が折り畳み収納位置に位置する状態
で、収納状態の移動観覧席とともに示す側面図である。
プのさらに他の一実施例を、二枚のステップ板が使用位
置に位置する状態で示す、図6と同様の方向から見た断
面図である。
ップを、二枚のステップ板が折り畳み収納位置に位置す
る状態で示す、図6と同様の方向から見た断面図であ
る。
ップを、二枚のステップ板が使用位置に位置する状態
で、展開状態の移動観覧席とともに示す側面図である。
ップを、二枚のステップ板が折り畳み収納位置に位置す
る状態で、収納状態の移動観覧席とともに示す側面図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 移動観覧席の床台上に、各組をなす複数
のリンク部材の下端部が同一直線上に位置するととも
に、異なる組をなすリンク部材の下端部が互いに平行な
異なる直線上に位置する配置にて、各々下端部を前記直
線に直角かつ前記床台に平行な軸線周りに揺動可能に連
結されて、前記床台に対し起倒可能とされた複数組のリ
ンク部材(3,3,4,4)と、 前記複数組のリンク部材の各々の上端部と下端部とを結
ぶ直線が互いに平行に延在するようにそれら複数組のリ
ンク部材の各々に揺動可能に連結されて前記床台に平行
に配置され、前記各組のリンク部材および前記床台と共
に平行リンクを構成する一または複数枚のステップ板
(9,10)と、 前記複数組のリンク部材の少なくとも一つを前記床台に
対して起きた所定支持位置に解除可能に掛止して前記ス
テップ板を前記床台から上昇した所定使用位置に固定す
るリンク部材掛止手段(11)と、 を具えることを特徴とする、移動観覧席用折り畳み式ス
テップ。 - 【請求項2】 前記複数組のリンク部材の上端部には、
前記床台の前後方向へ延在する手摺り(14)が設けら
れていることを特徴とする、請求項1記載の移動観覧席
用折り畳み式ステップ。 - 【請求項3】 前記複数組のリンク部材は、前記床台の
横方向へ揺動するものであることを特徴とする、請求項
1または2記載の移動観覧席用折り畳み式ステップ。 - 【請求項4】 前記複数組のリンク部材は、前記床台の
前後方向へ揺動するものであることを特徴とする、請求
項1または2記載の移動観覧席用折り畳み式ステップ。 - 【請求項5】 前記掛止手段は、前記床台上に移動可能
に支持され、前記支持位置に位置したリンク部材の少な
くとも一つを掛合対象としてその掛合対象のリンク部材
と掛合する位置に移動されるとそのリンク部材をその支
持位置に掛止し、前記掛合対象のリンク部材から分離す
る位置に移動されるとそのリンク部材の掛止を解除する
ロック部材(11)を具えることを特徴とする、請求項
1から4までの何れか記載の移動観覧席用折り畳み式ス
テップ。 - 【請求項6】 前記掛止手段は、前記床台上で、前記複
数組のリンク部材のうちの、それらのリンク部材の揺動
方向の一端に位置する複数のリンク部材の下端部を上下
移動可能に支持し、前記複数のリンク部材が前記床台に
対し概略起きた位置からその下方の前記支持位置に下ろ
されるとそれら複数のリンク部材の少なくとも一つを掛
止対象としてその掛止対象のリンク部材を前記支持位置
に掛止し、前記複数のリンク部材が前記支持位置から持
ち上げられると前記掛止対象のリンク部材の掛止を解除
する支持部材(25)を具えることを特徴とする、請求
項1から4までの何れか記載の移動観覧席用折り畳み式
ステップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002026769A JP3914777B2 (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 移動観覧席用折り畳み式ステップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002026769A JP3914777B2 (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 移動観覧席用折り畳み式ステップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003227239A true JP2003227239A (ja) | 2003-08-15 |
| JP3914777B2 JP3914777B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=27748500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002026769A Expired - Fee Related JP3914777B2 (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 移動観覧席用折り畳み式ステップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3914777B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101517340B1 (ko) * | 2015-02-10 | 2015-05-06 | 주식회사 유니테크 시스템 | 접철식 관람석 배치 시스템 |
| JP2017071894A (ja) * | 2015-10-05 | 2017-04-13 | 四国化成工業株式会社 | 階段構造物 |
-
2002
- 2002-02-04 JP JP2002026769A patent/JP3914777B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3914777B2 (ja) | 2007-05-16 |
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