JP2003228227A - トナーエンプティの検出装置 - Google Patents

トナーエンプティの検出装置

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JP2003228227A JP2002027806A JP2002027806A JP2003228227A JP 2003228227 A JP2003228227 A JP 2003228227A JP 2002027806 A JP2002027806 A JP 2002027806A JP 2002027806 A JP2002027806 A JP 2002027806A JP 2003228227 A JP2003228227 A JP 2003228227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境からうける影響を低減あるいは無くし、
安定した正確なトナーエンプティの検出を行うことがで
きるようにした画像形成装置あるいはトナーエンプティ
の検出装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 プリンタ100内に設けた湿度センサ4
3によって、例えば一日一回湿度が検出され、検出され
た湿度が制御ユニット88に記憶される。制御ユニット
88は、例えば10日分の湿度を積算し、この和に基づ
いて対応テーブルを参照することにより、トナーエンプ
ティを判断するための基準値を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にお
けるトナーエンプティの検出システム、特に、環境の変
化に関わらず安定した精度よいトナーエンプティを検出
できるようにしたトナーエンプティの検出システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置では、帯電
した感光体ドラムの表面に形成しようとする画像に応じ
て光が照射される。この光の照射によって感光体表面の
帯電電荷が感光体ドラムの中心側に流れ去るため、光の
照射された部分と照射されなかった部分とでは異なった
帯電状態になる。つまり、感光体表面に潜像が生じる。
この感光体ドラム表面に帯電したトナーを接近・接触さ
せると粉体のトナーは帯電した部分には静電吸着され、
帯電していない部分には吸着されない。
【0003】こうしてトナーの像が形成され、この過程
が現像である。このトナー像を直接に(あるいは間接
に、つまり転写ベルト、転写ドラム等に一旦転写した後
に、更に、)記録紙に転写し、記録紙に転写されたトナ
ーに熱と圧力をかけてこれを転写紙に固定する(定
着)。このようにして、静電写真方式の画像形成装置で
は、画像形成つまりプリントあるいはコピーが行われ
る。
【0004】画像形成装置内に蓄えられたトナーは上記
現像過程で現像が行われる毎に徐々に消費され、ほとん
どが消費されたとき、つまり、トナーエンプティの状態
になったとき新しくトナーを供給する必要が生じる。
【0005】液体ではその液面位置を検出することによ
り、残されている液体の量を簡単に知ることができる
が、上述のようにトナーは粉体であり、液体のように自
ずと平らな液面とはならないため、この手法をそのまま
トナーエンプティの検出には利用しづらい。
【0006】トナーエンプティ検出手法の一つは、粉体
としての流動性、つまり粉体で形成された斜面が崩落す
る時間を利用し、この時崩落時間が粉体の量に関係づけ
られることを利用して検出するものである。具体的に
は、回転する羽根でトナーをかきあげたとき、できた斜
面が崩落するので、検出用の光の反射光あるいは透過光
が崩落したトナーによって遮られるまでの時間(崩落時
間)を、下方又は側方から検出するものである。トナー
残量が充分多いときには、光が透過あるいは反射される
時間が全くなく、残量が減るにつれて、透過あるいは反
射の時間が現れるので、この崩落時間によって、特にト
ナーが残り少なくなったとき残量が検出できる。
【0007】他の手法の一つは、印刷情報、例えば、形
成されるトナー画像の面積、を積算し、この積算値と予
め求めておいた面積当たりの消費量から全体のトナー消
費量を計算し、これによりトナー残量を推定するもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】粉体であるトナーの流
動性、及び、上記感光体ドラムに吸着されるトナーの量
は、他の条件が同じであっても、画像形成装置が置かれ
た環境に応じて変化する。つまり、環境の変化によって
トナーの流動性が変化し、このためトナーが崩落する時
間が変化する。
【0009】ところが、従来技術ではこの事実の認識が
無く、またその対策もとられておらず、このため、上記
前者の検出手法では、この検出のための比較の基準とな
る基準崩落時間が環境に関わらず一定に設定されてい
た。そのため、トナーの残量が正確に検出されず、未だ
充分にトナーが残量しているにもかかわらずトナーエン
プティの警告または画像形成装置の停止が行われる、あ
るいは、トナー残量が正常な画像形成を行うほどには無
いにもかかわらず、そのまま画像形成作業が行われるこ
とがあった。
【0010】また、後者の手法では、予め求めておいた
面積当たりの消費量が環境及び置かれた環境の履歴に依
存することが考慮されておらず、一定のものとして扱わ
れているため、正確なトナーエンプティの検出を行うこ
とができなかった。
【0011】本発明は、画像形成装置に関して、このよ
うな、環境からうける影響を低減あるいは無くし、安定
した正確なトナーエンプティの検出を行うことができる
ようにすることを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の手段に
よって解決される。すなわち、第1番目の発明の解決手
段は、画像形成装置内のトナーの残量を検出するための
第1の検出手段、トナーのさらされた環境を検出するた
めの第2の検出手段、上記第1の検出手段のための検出
条件を変更するための検出条件変更手段、及び、上記第
2の検出手段の検出結果に応じて上記第1の検出手段の
検出条件を変更するように上記検出条件変更手段を制御
するための制御手段を備えたことを特徴とするトナーエ
ンプティの検出装置である。
【0013】第2番目の発明の解決手段は、第1番目の
発明のトナーエンプティの検出装置において、上記第1
の検出手段を、トナーの崩落時間を検出条件とするもの
である。
【0014】第3番目の発明の解決手段は、第1番目又
は第2番目の発明のトナーエンプティの検出装置におい
て、上記第2の検出手段が検出するトナーのさらされた
環境を、画像形成装置内及び/又は画像形成装置外の温
度及び/又は湿度としたものである。
【0015】第4番目の発明の解決手段は、第1番目か
ら第3番目までの発明のトナーエンプティの検出装置に
おいて、上記第2の検出手段の検出結果を、所定時間に
当たり積算値、又は、平均値としたものである。
【0016】第5番目の発明の解決手段は、画像形成装
置内のトナーの残量を検出するための第1の検出ステッ
プ、トナーのさらされた環境を検出するための第2の検
出ステップ、及び、上記第1の検出ステップで行われる
検出のための検出条件を上記第2の検出ステップにおけ
る検出結果に応じて変更するための検出条件制御ステッ
プを備えたことを特徴とするトナーエンプティの検出方
法である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて本発明を
説明する。図1は実施例であるプリンタ100の中央断
面の概要図である。プリンタ100は、矢印方向に回転
する感光体ドラム1及び周囲にこれに面するように、帯
電装置2、露光装置3、イメージングユニット4、転写
ローラ6、クリーナ7、及びプリンタ全体と各構成要素
の動作を制御するための制御ユニット88を備えてい
る。
【0018】イメージングユニット4は、感光体ドラム
1と現像ユニットとからなっている。現像ユニットに
は、後述するように現像ローラ41が設けられており、
この現像ローラ41が感光体ドラム1に面している。
【0019】プリンタ100の下部には、記録紙を収容
したカセット81、82を装填するための装填部、及び
手差しトレイ83が備えられている。カセット81、8
2、あるいは、手差しトレイ83から一枚ずつ取り出さ
れた適宜の記録紙は多数の搬送ローラ対84によって感
光体ドラム1の方向に搬送される。感光体ドラム1と転
写ローラ6との間に導かれた記録紙には、後述のように
感光体ドラム1上に形成されたトナー像が転写される。
トナー像が転写された記録紙はさらに上方へ進み、定着
ローラ対85の間に導かれ、ここで熱と圧力が加えられ
ることによって、トナー像は記録紙上に定着される。定
着後の記録紙はガイド86によって排出トレイ87上に
排出される。
【0020】図2は上記感光体ドラム1回りを拡大して
示す拡大図である。図2の中で点線は上記イメージング
ユニット4に属する部材を、また、点線はプリンタ10
0本体に属する部材を示している。イメージングユニッ
ト4は、トナーが無くなると感光体ドラム1ごと新しい
ものに交換される。
【0021】画像形成時には、感光体ドラム1の回転に
つれて、帯電装置2の前を通過した感光体ドラム1表面
は帯電する。この表面が露光装置3の前を通過するとき
この表面に画像濃度に応じたレーザ光が走査される。
【0022】レーザ光が照射された表面の電荷は感光体
ドラム1の中心側の導電体部分に流れて、そこの電荷が
失われる一方、照射を受けない部分は帯電したままであ
る。このため、不可視的ではあるが電荷の像(潜像)が
形成される。感光体ドラム1表面が現像ローラ41の前
に至ると、現像ローラ41上に保持された帯電したトナ
ーが静電的に吸着される。この吸着は潜像の電荷に応じ
て行われるため、トナーによって感光体ドラム1表面に
は可視的な像(トナー像)が形成(すなわち、現像)さ
れる。
【0023】感光体ドラム1の回転によってトナー像は
転写ローラ6に至り、感光体ドラム1と転写ローラ6と
の間に供給された記録紙上にトナー像が静電的に転写さ
れる。そして既述のように記録紙は定着ローラ対85に
搬送されて定着される。一方、トナーが転写された後の
感光体ドラム1からは表面に残っているトナーがクリー
ナ7によってクリーニングされる。その後、再び帯電装
置2に至って帯電され、同様の動作が繰り返される。
【0024】交換式のイメージングユニット4は、現像
ハウジング49を備えており、現像ハウジング49はト
ナーホッパーと呼ばれるトナーを貯蔵するための第1室
49aとこれに隣接し、現像ローラ41が回転可能に支
持されて納められる現像部と呼ばれる第2室49bとか
らなっている。第2室49bは、現像ハウジング49の
壁とこの現像ローラ41のほぼ半分の部分から構成され
ることになる。
【0025】現像ローラ41は図2中矢印方向時計回り
に回転し、その周囲には、回転方向上流に向かって感光
体ドラム1、第1規制ブレード51、第2規制ブレード
52、回転可能な補給ローラ53、除電部54が配置さ
れている。感光体ドラム1を除きこれらは現像ハウジン
グ49に支持されている。
【0026】補給ローラ53は、一定方向に回転するこ
とによって第2室49b内のトナーを現像ローラ41に
向けて搬送する。第1規制ブレード51及び第2規制ブ
レード52は現像ローラ41上にトナー薄層を形成する
とともに、これを摩擦帯電させる。帯電したトナーは現
像ローラ41の回転につれて感光体ドラム1に面するよ
うになり、ここから静電気力によって潜像帯電部に向け
て移動し、感光体ドラム1に吸着される。除電部54は
現像ローラ41上に残ったトナーを除電リフレッシュす
る。
【0027】第1室49aと第2室49bとの間は通路
孔49cによって連通している。通路孔49cは2つの
室の上側に位置しており、この通路孔49cを通して第
2室49bで消費された分だけ新たなトナーが第1室4
9aから供給される。
【0028】第1室49aにはその下側壁に透光窓5
6、これと対向する上部壁には反射鏡57が設けられお
り、更に、ほぼ室中央には回転可能な搬送羽根55が設
けられている。搬送羽根55は、これが矢印(半時計)
方向に回転するとき、その先端が第1室49aの下側壁
に沿うように変形可能な程度の柔軟性と、第1室49a
内のトナーをかき上げることができる程度の剛性を備え
ている。
【0029】第1室49a内のトナーは、搬送羽根55
によってかき上げられることにより、一部が通路孔49
cにまで至る。この通路孔49cを通って、第2室49
bで消費されたトナー分が第2室49bに流入し、あふ
れたトナーは、再度、第1室49aに環流する。この動
作により、第2室は常に適正な量のトナーで満たされる
ことになる。
【0030】発光・受光素子58が、透光窓56の直下
でこれを望むようにプリンタ100本体側に設けられて
いる。発光・受光素子58の発光部から光が発せられる
と透光窓56を透して第1室49a内に入り、遮るもの
がなければ反射鏡57に反射し透光窓56を透って、再
び発光・受光素子58の受光部側に戻ってくる。
【0031】今、トナーが第1室49a内に充分に存在
し、搬送羽根55が適宜の速さで回転しているとする
と、トナーが搬送羽根55によって図面右側上方に向か
ってかき上げられる。搬送羽根55は、かき上げ時に同
時に透光窓56の内側表面を拭くが、充分なトナーがあ
るため、搬送羽根55にかからなかったその左側(図
2)のトナーが、時間を置くことなく崩落する。崩落し
たトナーは透光窓56上を覆うため発光・受光素子58
の光が遮られることになる。このような状態では光が透
過することはない。
【0032】第1室49a内のトナーが少なくなると、
トナーが崩落して透光窓56を覆うまでに時間がかかる
ようになる。このため、発光部から出た光が受光部に戻
ってくるような時間が現れ、また、その場合でも透光窓
56の一部面積しか覆われなくなり、戻ってくる光量も
増加する。
【0033】更にトナーが少なくなると、崩落すべきト
ナーがないため崩落が生じなくなり、搬送羽根55がト
ナーをかき上げた後、次に搬送羽根55が回転してくる
まで光の遮蔽は起こらない。
【0034】以上のようにトナー残量に応じて光の透過
時間と戻ってくる光量が変化するため、発光・受光素子
58の受光部から出る信号を監視することによってトナ
ー残量(トナーエンプティ)を監視することができる。
図3はトナー残量に応じて発光・受光素子58が発生す
る出力波形と、これを成形した波形を示す波形チャート
の例である。発光・受光素子58は、受光量の増加につ
れてその出力電圧がレベルHからレベルLまで下がる特
性を有し、受光量が一定値以上(出力電圧は一定値L0
以下)のトリガレベルになったとき、タイマー59がカ
ウントを開始し、このトリガレベルが継続した時間tが
計測される。
【0035】トナー残量が充分に多いときには、上述の
ように発光・受光素子58の光は遮光されないため、そ
の出力電圧は高いまま維持される。この場合、タイマー
59はカウントを開始しないので、カウント時間はt=
0である。適宜の量トナーが消費されると、発光・受光
素子58の光が透過する時間が現れはじめ、またトナー
消費量が増加するにつれてタイマー59のカウント値t
が大きくなる。
【0036】カウント閾値t0は、カウント値tがカウ
ント閾値t0を超えたときトナー残量が規定量以下であ
り、もはやこれ以上プリントするのは適当でないことを
示す比較用の設定値である。したがって、タイマー59
のカウント値tがカウント閾値t0を超えたとき、警告
あるいは画像形成装置の停止が行われる。
【0037】ただし、トナーの崩落時間は、偶然によっ
て遅速があるため、連続する複数回の計測結果のいずれ
もが、カウント閾値t0が超えたときに、あるいはその
頻度に基づいて、上記警告あるいは停止させる方が好ま
しい。また、イメージングユニット4の一例について、
第1室49a内のトナー残量とタイマーカウント値tと
の関係を表したグラフの例を図4に示す。
【0038】既に説明したように、粉体であるトナーの
流動性は、他の条件が同じであっても、画像形成装置が
置かれた環境に応じて変化するため、トナーが崩落する
時間も変化する。従来、このことが認識されておらず、
またその対策もとられていないため、上記カウント閾値
t0が環境に関わらず一定に設定されていた。そのた
め、トナーの残量が正確に検出されず、未だ充分にトナ
ーが残量しているにもかかわらずトナーエンプティの警
告または画像形成装置の停止が行われる、あるいは、ト
ナー残量が正常な画像形成を行うほどには無いにもかか
わらず、そのまま画像形成作業が行われることがあっ
た。
【0039】この実施例では、トナー流動性に最も影響
がある環境条件として、湿度が選ばれ、これにより上記
のようなトナーエンプティ検出の不正確性を改善してい
る。まず、図5は、流動性が湿度から受ける影響を見る
ため、補給ローラ53の頂きからトナー表面までの高さ
h(図2)を長手方向(図2における紙面奥行き方向)
の各位置について実測し、これをプロットしたグラフで
ある。このグラフからわかるように、湿度が低いほど上
記高さhが高くなることから、トナーの流動性が低下
し、崩落が起こりにくくなる傾向にあることがわかる。
逆にいえば、トナーの流動性が低下した結果、上記高さ
hが高くなったものといえる。更に、この高さhは、第
2室49b内のトナー量を示してもいるから、高さhが
高いときにはイメージングユニット4内全体で見るとそ
の分だけ多くのトナーが残されていることになる。
【0040】したがって、低湿時には、トナーの残量が
現実には同じであっても低湿時に比べて上記タイマーカ
ウント値tが大きくなることがわかる。つまり、低湿時
には、必要なトナーが残っているにもかかわらず、トナ
ーエンプティの信号が出される場合がありうることがわ
かる。
【0041】以上のように、湿度等の環境条件は、トナ
ーエンプティの検出に誤差を生じさせるので、環境条件
を検出するため、この実施例では湿度センサ43がプリ
ンタ100の内部に設けられている。なお、湿度センサ
43等の環境センサは、第1室49a内など適宜の場
所、プリンタ100の外側、あるいは、これと離れた装
置設置室内/外の適宜の場所に設けることができる。
【0042】湿度センサ43は、定期的に、例えば毎日
定時に、そこの湿度を計測し、このデータは制御ユニッ
ト88(図1)に一定期間蓄積される。制御ユニット8
8はこれらのデータに基づいて湿度による誤差の影響を
求め、トナーエンプティ検出動作のパラメータ(カウン
ト閾値t0)を変更する。
【0043】図6は、制御ユニット88の動作を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンがスタート(S
00)すると、まず、検出タイミングかどうかが判断さ
れる。このタイミングは、一日一回湿度を検出する場合
にその日最初のプリントに当たるかどうかである。「N
O」の場合、ステップS05に進み、タイマー59のカ
ウント値tと既にその時点で決まっているカウント閾値
t0を比較し、カウント値tの方が大きい場合が2回
(この回数はそれ以上の回数としてもよい)連続したか
どうかが(S06)判断される。
【0044】この判断結果が「NO」の場合、ステップ
S99に進みこのサブルーチンを抜ける。「YES」の
場合ステップS06に進みトナーエンプティの警告を出
す(あるいは、プリンタの停止でもよい)。
【0045】上記ステップS01における判断が「YE
S」の場合ステップS02に進み、ここで湿度センサ4
3からその出力を取り込む。ついでステップS03に進
み、古いデータを捨て新しく取り込んだ湿度データを記
憶し、過去数日分、例えば10日間分、の湿度データの
和(湿度の和)を求め、次のステップS04に進む。
【0046】ステップS04では、ステップS03で求
めた湿度の和に基づいて、次に説明する対応テーブルを
参照して新しいカウント閾値t0を求める。次のステッ
プS05以降は、既に説明したとおりである。
【0047】図7は、上記湿度の和に対する設定すべき
新しいカウント閾値t0の関係を示す対応テーブルであ
る。数日分(10日分)の湿度の和の区分に応じて、カ
ウント閾値t0が関係づけられている。湿度が低い日が
続いたときには、トナーの流動性が低下しカウント値t
が大きく出ることに対応して、比較のもとになるカウン
ト閾値t0を大きくするように、また、反対にこれが高
湿であった場合、トナーの流動性が高まりカウント値t
が小さく出ることに対応して、カウント閾値t0を小さ
くする内容となっている。なお、上に示した湿度は相対
湿度のことであるが、これは絶対湿度とすることも可能
であり、上記「和」を平均値とすることもできる。
【0048】以上に開示したプリンタでは、環境条件と
して湿度が選ばれているが、トナーエンプティ検出に誤
差をもたらす他の環境条件を選ぶことができる。例え
ば、温度もトナーエンプティ検出に誤差をもたらすの
で、環境条件として湿度に代えて、あるいは湿度と併せ
て、温度を選ぶようにすることができる。この場合、湿
度センサ43に代えて、あるいはこれと併用して温度セ
ンサが設けられる。また、これに伴い上記対応テーブル
も別な数値、項目のものとなることは言うまでもない。
【0049】更に、上記湿度、温度等の環境条件、トナ
ーがその環境にさらされた期間の影響は、複雑に絡み合
って流動性の変化となって現れ、しかも、プリンタの構
造毎に現れ方が異なるため、実験を積み重ねて対応テー
ブルを作成しなければならないことは言うまでもない。
【0050】この例に挙げた画像形成装置はモノクロプ
リンタであるが、カラープリンタ、モノクロ複写機ある
いはカラー複写機のようにトナーを使用する画像形成装
置であれば、ここに開示の技術を適用することができる
ことは明らかである。更に、ここではかき上げ式のトナ
ー残量検出が行われている例が示されているが、残量検
出に音波、磁気などを利用したトナー残量検出装置に対
しても適用できることは明らかである。
【0051】また、制御ユニット88はあたかも単一の
もののように図示されているが、これは単にそのように
図に記載されているだけであるから、これが複数の制御
ユニットからなるものでもよく、さらに、画像形成装置
外のプリントサーバに上記機能の一部を行わせるように
することも可能である。
【0052】更に、上に示すイメージングユニットのよ
うに、単一のユニットに制限されるものではなく、上記
第1室と第2室が分離された形式のものであっても本発
明を適用することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、トナーのさらされた環
境を検出することにより、この環境に応じて画像形成装
置内のトナーの残量を検出するための検出手段の検出条
件が変更されるので、画像形成装置、更にはトナーエン
プティ検出装置が、環境からうける影響が低減あるいは
無くされ、安定した正確なトナーエンプティの検出を行
うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例プリンタ100の中央断面の概要図であ
る。
【図2】上記感光体ドラム1回りを拡大して示す拡大図
である。
【図3】トナー残量に応じて発光・受光素子58が発生
する出力波形と、これを成形した波形を示す波形チャー
トの例である。
【図4】第1室49a内のトナー残量とタイマーカウン
ト値tとの関係を表したグラフである。
【図5】補給ローラ53の頂からトナー表面までの高さ
hを長手方向の各位置についてプロットしたグラフであ
る。
【図6】制御ユニット88の動作を示すフローチャート
である。
【図7】湿度の和に対するカウント閾値t0の関係を示
す対応テーブルである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 露光装置 4 イメージングユニット 6 転写ローラ 7 クリーナ 41 現像ローラ 43 湿度センサ 49 現像ハウジング 51 第1規制ブレード 52 第2規制ブレード 53 補給ローラ 54 除電部 55 搬送羽根 56 透光窓 57 反射鏡 58 発光・受光素子 59 タイマー 81、82 カセット 83 手差しトレイ 84 搬送ローラ対 85 定着ローラ対 86 ガイド 87 排出トレイ 88 制御ユニット 100 プリンタ 49a 第1室 49b 第2室 49c 通路孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 久 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 林 英明 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 上村 健一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AB04 AB13 AE03 BA02 DA16 DA18 DA34 DA64 DA78 DA81 DB03 DB10 DB14 DB22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置内のトナーの残量を検出す
    るための第1の検出手段、 トナーのさらされた環境を検出するための第2の検出手
    段、 上記第1の検出手段のための検出条件を変更するための
    検出条件変更手段、及び、 上記第2の検出手段の検出結果に応じて上記第1の検出
    手段の検出条件を変更するように上記検出条件変更手段
    を制御するための制御手段を備えたことを特徴とするト
    ナーエンプティの検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたトナーエンプティ
    の検出装置において、 上記第1の検出手段は、トナーの崩落時間を検出条件と
    するものであることを特徴とするトナーエンプティの検
    出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    されたトナーエンプティの検出装置において、 上記第2の検出手段が検出するトナーのさらされた環境
    は、画像形成装置内及び/又は画像形成装置外の温度及
    び/又は湿度であることを特徴とするトナーエンプティ
    の検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載されたトナーエンプティの検出装置において、 上記第2の検出手段の検出結果は、所定時間に当たり積
    算値、又は、平均値であることを特徴とするトナーエン
    プティの検出装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置内のトナーの残量を検出す
    るための第1の検出ステップ、 トナーのさらされた環境を検出するための第2の検出ス
    テップ、及び、 上記第1の検出ステップで行われる検出のための検出条
    件を上記第2の検出ステップにおける検出結果に応じて
    変更するための検出条件制御ステップを備えたことを特
    徴とするトナーエンプティの検出方法。
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