JP2003229062A - プラズマディスプレイパネルのエージング処理方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルのエージング処理方法

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JP2003229062A
JP2003229062A JP2002312612A JP2002312612A JP2003229062A JP 2003229062 A JP2003229062 A JP 2003229062A JP 2002312612 A JP2002312612 A JP 2002312612A JP 2002312612 A JP2002312612 A JP 2002312612A JP 2003229062 A JP2003229062 A JP 2003229062A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDPのエージング時間不足でパネルの放電
特性が不安定になる問題点と、過エージングによる蛍光
体劣化及び工程タックタイムが長くなる問題点とを解決
する。 【解決手段】 エージング処理の終了時点を正確に決定
し得るプラズマディスプレイパネルのエージング処理方
法に係るもので、プラズマディスプレイパネルに電源電
圧を供給することで、エージング処理を開始する段階
と、パネルに印加される電流波形の変化を監視して電流
波形の変化によってエージング終了時点を判断する段階
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)のエージング処理方法に係るもの
で、詳しくは、エージング処理の終了時点を正確に決定
し得るプラズマディスプレイパネルのエージング処理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムが発展し、その普及が
拡大することに伴って、視覚情報を伝達する手段として
の表示装置の重要性が高まっている。このような表示装
置の主要な部分としての陰極線管(CRT)は、サイズ
が大きくて動作電圧が高く、表示される画面が歪む現象
が発生するという短所がある。従って、最近は、陰極線
管の短所を解決した液晶表示装置(LCD)や、電界放
出表示装置(FED)、プラズマディスプレイパネルの
ようなフラットパネルディスプレイが開発されている。
フラットパネルディスプレイ中、PDPは、He、Xe
又はNe、Xeから構成された不活性混合ガスが放電中
に発生する147nm波長の紫外線を蛍光体に当てて、
その蛍光体を発光させる現象を利用している。薄型化及
び大型化が容易で、構造が簡単で製作が容易であり、他
のフラットパネルディスプレイに比べて輝度及び発光効
率が高いという長所がある。特に、交流面放電型PDP
は、不活性混合ガスが放電する時に電極の表面に壁電荷
を蓄積させ、且つ、放電により発生されるスパッタリン
グから電極を保護するようにして、低電圧によってもP
DPを駆動させることができ、又、寿命も長い。
【0003】従来の交流面放電型PDPは、図10に示
したように、下部基板107と、上部基板101と、下
部基板107の1面に形成されて下部基板107と上部
基板101とを平行に離隔させる隔壁104と、下部基
板107の各隔壁104の表面に形成されて紫外線によ
り励起されて赤、緑及び青(R、G、B)の可視光を発
生する各蛍光体層105R、105G、105Bと、下
部基板107上に複数形成されて各放電領域を選択的に
放電させるアドレス電極106A、106B、...0
16Nと、上部基板101の上面に設置されて放電領域
内でアドレス電極106A、106B、...、106
Nとの間で放電が行われる放電サステイン電極108
A、108B、...、108Nと、それら放電サステ
イン電極108A、108B、...、108Nの上面
に形成され、プラズマ放電時に発生したスパッタリング
により発生する後述する誘電体層の損傷を防止して2次
電子の放出効率を高める保護膜103と、プラズマ放電
電流を制限させるだけでなくプラズマ放電時に壁電荷を
蓄積する誘電体層102と備えていた。
【0004】上部基板101と下部基板107とは、隔
壁104によって所定距離離され、上部基板101、下
部基板107及び隔壁104により形成された放電空間
にはNe+Xe、He+Xe、He+Ne+Xeのよう
な混合ガスが注入される。
【0005】又、各放電サステイン電極108A、10
8B、...、108Nは、一つのプラズマ放電チャン
ネルの内部に二つが一対として形成され、それら一対の
放電サステイン電極108A、108Bのいずれか、例
えば108Aが、アドレス期間に供給されるスキャンパ
ルスに応答してアドレス電極と共に対向放電を生じさ
せ、また、維持期間には供給される維持パルスに応答し
て他方の放電サステイン電極108Bとの間に面放電を
起こすスキャン/サステイン電極として利用される。ス
キャン/サステイン電極と一対を成す他の一つの放電サ
ステイン電極108Bは維持パルスを供給する共通サス
テイン電極である。
【0006】放電サステイン電極108A、108
B、...、108Nが形成された上部基板101の面
には、誘電体層102と保護膜103が積層されてい
る。誘電体層102はプラズマ放電電流を制限する役を
果たすと同時にプラズマ放電時に壁電荷を蓄積する。保
護膜103は、通常、酸化マグネシウムMgOから形成
されて、プラズマ放電時に発生するスパッタリングによ
る誘電体層102の損傷を防止して2次電子の放出効率
を高める。
【0007】又、下部基板107には、放電空間を分離
する複数の各隔壁104が垂直に形成され、下部基板1
07及び隔壁104の表面には、紫外線により励起され
て赤、緑及び青(R、G、B)の可視光を発生する蛍光
体層105R、105G、105Bが形成されている。
【0008】以下、このように構成される従来PDPの
製造方法に対して説明する。先ず、上述したようなそれ
ぞれの部材を配置した上部基板101と下部基板107
との間にシーリング材を塗布して重ね、シーリング材を
高温に焼成させることで、上部基板101を下部基板1
07の上に固定する。次いで、排気/放電ガス注入工程
を実施する。その際、下部基板107に空気排出口(図
示されず)を形成し、空気排出口に排気管(図示され
ず)を連結して上/下部基板101、107間の放電空
間の圧力を10−6Torrに維持させた後、Ne、X
e及びHeから成る不活性ガスを放電空間に注入して、
排気管をチップ−オフ(Tip−off)する。排気管
の終端はほぼ800℃以上に加熱すると離脱する。排気
管の離脱により開放された下部基板107の空気排出口
を密封することでPDP製造方法が終了する。このよう
な製造方法により製造されたPDPは、薄膜層、厚膜層
及びガス層から成る複合層構造を有する。これらは、層
及びセル毎に放電条件が均一でないために、全体的に安
定した放電のために長時間のエージングを行うことが必
要である。
【0009】従来のPDPのエージングシステムは、図
11に示したように、上部基板203及び下部基板20
2と、それら上部基板203及び下部基板202を電気
的に連結する各伝導性パッド201、204と、それら
伝導性パッド201、204に電源を供給する電源20
5とを備えていた。
【0010】このように構成されたエージングシステム
のエージング処理方法は、常温(20〜25℃)下で、
上部基板203の各左側放電サステイン電極108
B、...を伝導性パッド201により全て短絡させ、
同様に、上部基板203の右側放電サステイン電極10
8A、...を伝導性パッド204により全て短絡させ
た後、それら各パッド201、204に電源205を接
続させて電源を供給して放電を起こさせ、伝導性パッド
201、204を介する電荷の供給によってエージング
処理を施していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来エージ
ング処理方法においては、エージング終了時点を決定す
る根拠が確立されていなかった。現在まで、PDPのエ
ージング終了時点を決定する根拠としては、電圧、輝
度、色座標及び色温度のような多様な因子が利用されて
いた。しかし、このような各因子によっては、エージン
グ終了時点を正確に決定することができないという不都
合な点があった。
【0012】従来のエージング処理時の時間経過による
輝度、放電電圧及び色温度特性は、図12に示すように
エージング時間によってなだらかに変化し、放電電圧、
輝度及び色温度のような各因子のいずれによってもエー
ジング終了時点を決定するための明確な基準を決めるこ
とができなかった。そのため、以下のような不都合な点
があった。
【0013】電圧は電流に比べて感度が小さいので、数
千Å程度の厚さを有する各薄膜に対する放電特性が安定
になる時点を決定するには一定の限界がある。PDPの
放電電圧は、すぐに飽和される傾向があるので、PDP
パネルが実質的に安定する以前に放電電圧が安定になっ
たと誤認してエージングを終了する傾向があった。その
場合、パネルを駆動する時に放電電圧の特性が均一にな
らず誤放電が発生することがあった。
【0014】輝度及び色温度を検出しようとする場合、
それらの特性は、可視光が発生された後に検出すること
になり、いわゆる2次判断因子であるために、エージン
グ終了時点を正確に決定することには限界がある。その
ため、輝度及び色温度によってエージング終了時点を決
定すると、エージング経過時間があまり長くなる傾向が
あり、蛍光体が劣化して損傷し易くなり、工程タックタ
イム(tack-time)が長くなるという不都合な点があっ
た。
【0015】又、蛍光体の状態及び工程上の変数によっ
てエージング時間が異なることがあるために、エージン
グ終了時点を正確に決定することができないという不都
合な点があった。
【0016】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、PDPのエージング時間が不足するた
めに発生するパネルの放電特性が不安定になる問題点
と、過エージングによる蛍光体劣化及び工程タックタイ
ムが長くなる問題点とを全て解決し得る方法を提供する
ことを目的とする。
【0017】また、エージング処理時にパネルの電流波
形変化を監視してエージング終了時点を正確に決定した
後、温度、周波数及び供給電圧の大きさ並びに因子を利
用してエージング終了時間を短縮し得る方法を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るプラズマディスプレイパネルのエ
ージング処理方法は、プラズマディスプレイパネルに対
して電源から電圧を供給してエージング処理を開始する
段階と、パネルに印加される電流波形の変化を監視して
電流波形の変化によりエージング終了時点を判断する段
階を備えていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本実施形態に係るPDPの
エージングシステムにおいては、図1に示したように、
上部基板402及び下部基板403と、右側の放電サス
テイン電極および左側の放電サステイン電極にそれぞれ
電気的に接続される伝導性パッド401、406と、そ
れら伝導性パッド401、406に電源を供給する電源
404と、電源404と各伝導性パッド401、406
間に流れる電流を検出する電流検出部405とを備えて
いる。
【0020】このように構成されたプラズマディスプレ
イパネルのエージングシステムによるエージング処理方
法においては、常温(20〜25℃)で上部基板402
の各左側放電サステイン電極を伝導性パッド401によ
り全て短絡させ、同様に上部基板402の各右側放電サ
ステイン電極を伝導性パッド406により全て短絡させ
た後、それら両方の各パッドに電源404を接続させて
繰り返しパルスを加えて放電を起こさせてエージング処
理を行う。
【0021】次いで、電流検出部405によって所定時
間毎に電流波形の変化を検出する。この時、電流検出部
405は、瞬間的な電流値を検出するのではなく、電流
波形の動きの変化を監視する。
【0022】即ち、図1に示したように、エージング処
理時にパネルの伝導性パッド401、406に電源40
4から電力を供給して放電を発生させると、パネルの放
電サステイン電極から検出される電流は、図2に示すよ
うに、初期には変位電流501が発生し、変位電流が発
生された後からは放電電流502が発生する。そして、
エージング時間が経過すると放電電流の最初のピークが
現れる時点が少しずつ早くなってくる。この放電電流の
最初のピークが現れる時点が一定に安定になる時点をエ
ージング終了時点として決定する。(最初のピーク以外
に2番目又はその後のピークの変化によってエージング
終了時点を決定することができる。)なお、図は20分
(MIN)〜30分ごとに測定した結果である。
【0023】以下、このようなエージング終了時点の決
定を図式化して詳しく説明する。本実施形態に係るPD
Pパネルに供給される供給電圧に対する電流の応答時間
を図3に示す。電源404から前記パネルに電圧を印加
した後、図4に示したように、電流検出部405から検
出された放電電流のピークに到達するまでの時間を応答
時間RTとすると、エージング終了時点は図3のように
表現することができる。
【0024】PDPパネルに電圧を供給した後、放電電
流がピークに達するまでの応答時間は、エージング時間
が経過するにつれてだんだん短くなり、所定時点以後に
は、電流の応答時間が一定になることが分かる。従っ
て、その時点をエージング処理終了時間とする。
【0025】例えば、7.5インチテストパネルに対し
て常温(20〜25℃)でエージング処理をすると、エ
ージング時に検出された放電電流の最初のピークが現れ
た後、ピークになる時間が一定になる時点がエージング
開始後のほぼ5時間であると観察された。即ち、常温
(20〜25℃)下でエージングを実施して電流波形の
変化を監視した結果、エージング終了時点は、図3に示
したように、エージング開始後、ほぼ5時間と観察され
た。このような方法によってエージング最適の終了時点
を決定することができる。
【0026】このような決定方法を利用して他の各因子
の数値を変化させてエージング終了時点を操り上げるこ
ともできる。例えば、温度に対して説明すると、次のよ
うである。
【0027】図5は、本実施形態に係るエージング処理
時に高温下で検出される電流波形の変化を示したグラフ
である。図中「H」は時間である。それぞれの時間ずら
して測定した結果を示している。この例におけるPDP
のエージング処理方法は、ほぼ100〜150℃の温度
でエージングを実施した。同様に電流検出部405でパ
ネルの電流波形の変化を監視して、エージング終了時点
を決定することができる。
【0028】即ち、100〜150℃の高温下でエージ
ングを実施すると、パネルの放電サステイン電極から検
出される電流の波形は、常温と同様に初期に変位電流5
01が現れた後に放電電流502が現れ、エージング時
間が経過するほど放電電流の最初のピークが現れる時点
は少しずつ早くなる。電流波形の変化が安定する時間は
常温下でエージング処理する時よりも短くなる。従っ
て、100〜150℃の温度でパネルを放電させると、
蛍光体の励起エネルギーが少なくなり、エージング時間
が短縮されるため、蛍光体の劣化や損傷を少なくするこ
とができる。
【0029】例えば、7.5インチテストパネルに対し
て高温(100〜150℃)でエージング処理をする
と、エージング時に検出される放電電流の最初のピーク
が現れる時間が一定に安定するエージング終了時点は、
図6に示したように、エージング開始後ほぼ1時間であ
ると観察された。
【0030】このように、高温下でエージングを実施す
ると、常温で実施したエージング処理に比べて、放電電
流の最初のピークが現れる時間を一定に安定する時点で
あるエージング終了時点がより早くなる。
【0031】このようなエージング処理方法は、放電電
圧及び輝度の変化によってその正確性を確認することが
できる。
【0032】本実施形態に係るエージング処理時の高温
におけるエージング経過時間の放電電圧の変化は、図7
に示したように、エージング時間が経過するほど放電が
開始する放電開始電圧Vは低くなって、エージング開
始後のほぼ1時間後には放電電圧Vが195[V]〜
196[V]で一定に維持される。図における「H」は
時間である。従って、高温でエージング処理を行ってエ
ージング経過による放電電流変化を監視すると、前述し
たように、エージング開始後にほぼ1時間以後の経過時
点で電流の最初のピークが現れる時点が一定に安定する
ことは勿論、放電電圧Vも一定になるので、パネルの
放電特性が一定に安定になるエージング終了時点が正確
に決定されることが分かる。
【0033】又、温度に係るエージング結果の場合、図
8に示したように、エージング前の初期輝度に比べて高
温でエージング処理する時は、時間が立つにつれて輝度
が急激に減少する。然し、高温下でエージングが終わっ
た後の常温における輝度の測定を表している図9に示し
たように、エージング後の温度を常温に維持させて輝度
を再測定すると輝度が一定に維持される。したがって、
通常高温でエージングを実施した場合に発生する蛍光体
の劣化が見られず、常温エージングの場合と比較してあ
まり差が無いことが分かる。
【0034】以上説明したように、温度を変えてエージ
ング処理時間を短縮させる方法以外にも、温度以外に他
の因子として周波数(供給電圧パルスの周波数を上昇さ
せて電流波形の変化を監視することで、最適の周波数を
捜し出して最短時間でエージング終了時点を捜すことが
できる。)、供給電圧の大きさ及び各因子を調節するこ
とでエージング終了時点を短縮できることが分かるであ
ろう。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本実施形態に係る
PDPのエージング処理方法においては、エージング処
理時にパネルの電流波形の変化を監視し、エージング終
了時点を正確に決定することで、エージング時間が不足
して発生するパネルの放電特性が不安定になる問題点及
び過エージングによる蛍光体の劣化と工程のタックタイ
ムが長くなる問題とを全て解決できるという効果があ
る。
【0036】又、本実施形態に係るPDPのエージング
処理方法においては、エージング処理時にパネルの電流
波形変化を監視してエージング終了時点を正確に決定し
た後、温度、周波数及び供給電圧の大きさのような因子
を利用してエージング終了時間を短縮し得るという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るエージングシステムの構成
を示した図である。
【図2】 本実施形態に係るエージング処理時に常温下
で検出される電流波形の変化を示したグラフである。
【図3】 本実施形態に係るPDPパネルに供給される
供給電圧に対する電流の応答時間を示したグラフであ
る。
【図4】 本実施形態に係るエージング処理時の常温下
でエージング経過時間による供給電圧に対する電流の応
答時間の変化を示したグラフである。
【図5】 本実施形態に係るエージング処理時に高温下
で検出される電流波形の変化を示したグラフである。
【図6】 本実施形態に係るエージング処理時に高温下
でエージング経過時間による供給電圧に対する電流の応
答時間の変化を示したグラフである。
【図7】 本実施形態に係るエージング処理時に高温下
でエージング経過時間による放電電圧の変化を示したグ
ラフである。
【図8】 本実施形態に係るエージング処理時に高温下
でエージング経過時間による輝度変化を示したグラフで
ある。
【図9】 本実施形態に係るエージング処理時に高温下
でエージング終了後、常温で測定された輝度変化を示し
たグラフである。
【図10】 従来の交流面放電型プラズマディスプレイ
パネルを示した構成図である。
【図11】 従来のPDPのエージングシステムを示し
たほぼ平面面である。
【図12】 従来のエージング処理時の時間経過による
輝度、放電電圧及び色温度特性を示したグラフである。
【符号の説明】
401、406:伝導性パッド 402:上部基板 403:下部基板 404:電源 405:電流検出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマディスプレイパネルに対するエ
    ージング方法であって、 前記エージング処理が始まった後、前記パネルに印加さ
    れる電流波形の変化を監視する段階と、 前記監視中前記電流波形の変化が一定に継続維持される
    時点を前記エージングの終了時点に判断する段階を備え
    ていることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの
    エージング処理方法
  2. 【請求項2】 前記終了時点を判断する段階は、 前記プラズマディスプレイパネルから放電される放電電
    流の最初のピークが現れる時点を所定時間毎にチェック
    する段階と、 前記チェックの結果、前記放電電流の最初のピークが現
    れる時点が継続一定に維持されると、これを前記エージ
    ングの終了時点に決定する段階を備えていることを特徴
    とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルのエ
    ージング処理方法。
  3. 【請求項3】 前記終了時点を判断する段階は、 前記エージングを実施する温度を変化させる段階と、 前記温度の変化中、前記エージングを実施するための最
    適の温度を決定する段階と、 前記電流波形の変化に基づいて前記エージングの終了時
    点を決定する段階を備えていることを特徴とする請求項
    1記載のプラズマディスプレイパネルのエージング処理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記終了時点を決定する段階は、 前記プラズマディスプレイパネルから放電される放電電
    流の最初のピークが現れる時間を所定時間毎に検出する
    段階と、 該検出段階から検出された前記放電電流の最初のピーク
    が現れる時点が継続一定に維持されると、該一定に維持
    される時点を前記エージングの終了時点に決定する段階
    を備えていることを特徴とする請求項3記載のプラズマ
    ディスプレイパネルのエージング処理方法。
  5. 【請求項5】 前記最適の温度は、実験結果100−1
    50℃であることを特徴とする請求項3記載のプラズマ
    ディスプレイパネルのエージング処理方法。
  6. 【請求項6】 プラズマディスプレイフェンネルの上部
    基板及び下部基板を夫々準備し、前記上部基板と下部基
    板間にシーリング材を塗布した後、該シーリング材を高
    温に焼成させて前記上部基板と下部基板とを合着する段
    階と、 前記下部基板上に空気排出口を形成し、該空気排出口に
    排気管を連結して前記上部基板と下部基板間の放電空間
    を一定に維持させた後、Ne、Xe及びHeから成る不
    活性ガスを放電空間に注入する段階と、 該不活性ガスの注入が完了すると、前記排気管をチップ
    −オフ(Tip−off)する段階を備えているプラズ
    マディスプレイパネルの製造方法であって、 前記パネルに電源電圧を供給することで、エージングを
    開始する段階と、 前記パネルに印加される電流波形の変化を監視して前記
    エージングの終了時点を判断する段階を備えていること
    を特徴とするプラズマディスプレイパネルのエージング
    処理方法
  7. 【請求項7】 前記終了時点を判断する段階は、 前記プラズマディスプレイパネルから放電される放電電
    流の最初のピークが現れる時点を所定時間毎にチェック
    する段階と、 該チェックの結果、前記放電電流の最初のピークが現れ
    る時点が継続して一定に維持されると、前記一定に維持
    される時点を前記エージングの終了時点に決定する段階
    を備えていることを特徴とする請求項6記載のプラズマ
    ディスプレイパネルのエージング処理方法。
  8. 【請求項8】 前記終了時点を判断する段階は、 前記エージングを実施する温度を変化させる段階と、 該温度の変化中、エージングを実施するための最適の温
    度を決定する段階と、 前記電流波形の変化に基づいてエージングの終了時点を
    決定する段階を備えていることを特徴とする請求項6記
    載のプラズマディスプレイパネルのエージング処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記終了時点を決定する段階は、 前記プラズマディスプレイパネルから放電される放電電
    流の最初のピークが現れる時点を所定時間毎に検出する
    段階と、 該検出段階から検出された前記放電電流の最初のピーク
    が現れる時点が一定に継続維持されると、前記一定に維
    持される時点を前記エージングの終了時点に決定する段
    階を備えていることを特徴とする請求項8記載のプラズ
    マディスプレイパネルのエージング処理方法。
  10. 【請求項10】 前記最適の温度は、実験結果、100
    −150℃であることを特徴とする請求項8記載のプラ
    ズマディスプレイパネルのエージング処理方法。
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