JP2003237512A - 車両内装部材 - Google Patents
車両内装部材Info
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- Air Bags (AREA)
Abstract
防止を図ると共にエアバッグ部品がスムーズに乗員室へ
延出し得るようにする。 【解決手段】 ピラー本体32および支持台部34の境
界部位Sに、エアバッグ支持部材14の押圧力が該ピラ
ー本体32に作用した際に破断する破断予定部56と、
該エアバッグ支持部材14の押圧力が該ピラー本体32
に作用しても破断しない連設支持部58とを夫々形成す
る。これにより、エアバッグ支持部材14の押圧力がピ
ラー本体32に加わった際に前記破断予定部56が破断
し、該ピラー本体32と前記支持台部34とが前記連設
支持部58だけで接合されるようになるから、支持台部
34に対するピラー本体32の変形が容易になされる。
Description
関し、更に詳細には、所要形状に形成されて車両の乗員
室内へ露出する部材本体と、本体裏面の所要位置に一体
成形され、該部材本体の車体取付用部材を固定的に支持
する支持台部とからなり、常には車体と前記部材本体と
の間に収容されたエアバッグ部品を被覆すると共に、エ
アバッグ装置の作動下に前記エアバッグ部品の押圧力が
加わった際に、前記部材本体が変形して該エアバッグ部
品が乗員室内へ延出するのを許容する車両内装部材に関
するものである。
による衝撃から乗員を保護するために、種々のエアバッ
グ装置が標準的または選択的に装備されるようになって
いる。例えば、ステアリングのホーンパッド部およびイ
ンストルメントパネルの内側には、正面衝突時に乗員を
保護するためのエアバッグ装置が搭載されている。また
最近では、側面衝突時に乗員を保護するためのエアバッ
グ装置として、シートバックの側面内部に搭載されて乗
員の胸部を保護するサイドエアバッグ装置や、フロント
ピラーからルーフサイド(およびリアピラー)に亘る部位
の内側に搭載されて乗員の頭部を保護するカーテンエア
バッグ装置等も実用化されつつある。
ッグ装置10の作動によりエアバッグ(エアバッグ部品)
12が膨張展開した状態で示す乗員室内の部分断面図で
あるが、このカーテンエアバッグ装置10の非作動時に
は、フロントピラー16に取付けられたピラーガーニッ
シュ30からルーフ18の端部に取付けられるルーフサ
イドガーニッシュ28に亘る内部空間に、前記エアバッ
グ12が折畳まれた状態で収容されている。そして側面
衝突事故が発生した際には、例えばセンターピラー下部
等に配設した衝撃感知センサー(図示せず)が側面からの
衝突を感知し、フロントピラー下部またはリアピラー下
部等に配設されたインフレータ(図示せず)が作動するこ
とで、前記エアバッグ12が乗員室内へ瞬時に膨張展開
してサイドウインドウガラス22を被覆するようにな
る。なお、カーテンエアバッグ装置10のエアバッグ1
2は様々な形状のものが実用化されており、例えばピラ
ーガーニッシュ30からルーフサイドガーニッシュ28
に亘って延在するもの(図示せず)や、ルーフサイドガー
ニッシュ28の部位にだけ延在するもの(図10に例示
のもの)等があり、前者態様では前記ピラーガーニッシ
ュ30の内側にも該エアバッグ12の一部が収容され、
後者態様では該ピラーガーニッシュ30の内側にエアバ
ッグ12の端縁部を支持するエアバッグ支持部材(エア
バッグ部品)14を備えている。
ッグ12およびエアバッグ支持部材14は、側面衝突事
故の非発生時にはピラーガーニッシュ30およびルーフ
サイドガーニッシュ28の内側へ収容され、乗員室に露
出しないようにすることが望ましい。そこで、図10に
例示のカーテンエアバッグ装置10の場合、前記エアバ
ッグ12はルーフサイドガーニッシュ28とルーフ18
との間に画成された空間24内に収容され、前記エアバ
ッグ支持部材14はフロントピラー16とピラーガーニ
ッシュ30との間に画成された空間26内に収容されて
いる(図11)。そして、カーテンエアバッグ装置10の
作動により膨張を開始したエアバッグ12は、前記ルー
フサイドガーニッシュ28を裏側から押圧して強制的に
変形させ、これにより画成された開口部25を介して乗
員室へ膨張展開する一方(図10)、前記エアバッグ12
の膨張展開に連動して引張られる前記エアバッグ支持部
材14は、前記ピラーガーニッシュ30を裏側から押圧
して強制的に変形させ(図13)、これにより画成された
開口部27を介して乗員室へ延出するようになる(図1
4)。
ラーガーニッシュ30は、図12に示すように、車体の
前記フロントピラー16を被覆し得る形状に形成された
ピラー本体32と、本体裏面の所要位置に一体成形さ
れ、該ピラー本体32を前記フロントピラー16に取付
ける車体取付用部材としてのクリップ36を固定的に支
持する支持台部34とから構成されている。そして、前
記クリップ36を前記フロントピラー16に開設した係
止孔17へ嵌挿して係止させることで該フロントピラー
16から取外し不可能に固定され、これにより前記フロ
ントピラー16とピラー本体32との間に画成された空
間26に収容された前記エアバッグ支持部材14を被覆
する。これによりカーテンエアバッグ装置10の作動時
には、前記エアバッグ支持部材14がピラー本体32の
端縁部(押圧部位)を裏側から押圧することで該ピラー本
体32が変形し、該エアバッグ支持部材14が乗員室へ
延出するのを許容するようになる。
台部34は、図11および図12に示すように、ピラー
本体32の短手方向へ所要間隔に離間して立設された第
1壁部38および第2壁部40により、該ピラー本体3
2の裏面に連設している。従って、ピラー本体32およ
び支持台部34の境界部位は、前記エアバッグ支持部材
14の押圧力により変形するようになる押圧部位42と
は交差しない方向、すなわち該押圧部位42と略平行な
方向に延在した所謂ニ字形となっている。このため、前
記エアバッグ支持部材14の押圧力により変形が許容さ
れる前記押圧部位42は、図13に示すように、支持台
部34の第1壁部38との連設部位から右側部分だけと
され、該押圧部位42はこの第1壁部38との境界部位
を基点として局部的に変形するようになる。従って、例
えばポリプロピレン(PP)等の比較的硬質な樹脂素材か
ら形成されたピラーガーニッシュ30では、ピラー本体
32の押圧部位42と第1壁部38との境界部位に応力
が集中するようになるから、この境界部位でピラー本体
32が割れて破損する可能性があると共に分離した押圧
部位42が乗員席側へ飛ばされることもあり得る。
かった場合には、前述した押圧部位42の分離・飛翔は
回避されるとしても、該ピラー本体32の変形に際して
前記クリップ36に過大な負荷が掛かるようになるか
ら、該クリップ36が係止孔17から脱離してピラーガ
ーニッシュ30が全体的に飛翔する畏れがあり得る。従
って、このような不都合を防ぐために特殊な強化クリッ
プを使用する必要が生じ、これによりコストアップを招
来してしまう問題があった。更には、ピラー本体32の
変形に大きな力を要するから、前記エアバッグ支持部材
14が乗員室へスムーズに延出しないこともあり、前記
エアバッグ12の膨張展開が遅延して乗員保護機能が充
分に発揮され得ない畏れも指摘される。
とつの対策として、例えばTPO(オレフィン系の熱可
塑性エラストマ)等の柔軟性および靭性に優れた素材か
らピラーガーニッシュ30を成形することも提案されて
いる。しかしながら、前記TPOは高価なために材料費
が嵩んでしまい、コストアップを招来する課題は解決さ
れ得ない。
るべく提案されたもので、エアバッグ装置の作動により
エアバッグ部品の押圧力が加わった際に容易に変形する
構造とすることで、自体の破損防止を図ると共にエアバ
ッグ部品がスムーズに乗員室へ延出し得るようにした車
両内装部材を提供することを目的とする。
期の目的を達成するため本発明は、所要形状に形成され
て車両の乗員室内へ露出する部材本体と、本体裏面の所
要位置に一体成形され、該部材本体の車体取付用部材を
固定的に支持する支持台部とからなり、常には車体と前
記部材本体との間に収容されたエアバッグ部品を被覆す
ると共に、エアバッグ装置の作動下に前記エアバッグ部
品の押圧力が加わった際に、前記部材本体が変形して該
エアバッグ部品が乗員室内へ延出するのを許容する車両
内装部材において、前記部材本体および支持台部の境界
部位に、前記エアバッグ部品の押圧力が該部材本体に作
用した際に破断する破断予定部および該エアバッグ部品
の押圧力が該部材本体に作用しても破断しない連設支持
部を夫々形成し、前記エアバッグ部品の押圧力が前記部
材本体に加わった際に前記破断予定部が破断し、該部材
本体と前記支持台部とが前記連設支持部だけで接合され
る結果として、支持台部に対する部材本体の変形が容易
になされるよう構成したことを特徴とする。
につき、好適な実施例を挙げ、添付図面を参照しながら
以下説明する。
取付けた際に該車体との間に画成された空間にエアバッ
グ部品を収容すると共に、エアバッグ装置が作動して前
記エアバッグ部品の押圧力が加わった際には、自体が適
宜変形して該エアバッグ部品が乗員室内へ延出するのを
許容するようになっている車両内装部材であって、例え
ばピラーガーニッシュやルーフサイドガーニッシュ等が
挙げられる。そこで本実施例では、図10に示したピラ
ーガーニッシュ30を例示して説明する。なお、図10
〜図14をもとに説明した従来技術の項で既出の部材お
よび装置と同一の部材、装置は、同一の符号を付して説
明する。
装部材としてのピラーガーニッシュ30を、車体のフロ
ントピラー16に取付けた状態で示す概略断面図、図2
は、該ピラーガーニッシュ30の部分斜視図である。本
実施例のピラーガーニッシュ30は、基本的には図10
〜図14に示した従来のピラーガーニッシュ30と同様
に、前記フロントピラー16を被覆し得る所要形状に形
成されて車両の乗員室内へ露出する部材本体としてのピ
ラー本体32と、このピラー本体32の裏面所要位置に
一体成形され、該ピラー本体32を車体に取付ける車体
取付用部材としてのクリップ36を固定的に支持する支
持台部34とから構成されている。このピラーガーニッ
シュ30は、例えばポリプロピレン(PP)等の樹脂素材
をインジェクション成形して形成されたもので、前記ピ
ラー本体32と支持台部34とが一体的に連設してい
る。
ー16を被覆し得る長尺の樋形状を呈し、このフロント
ピラー16に対して乗員室内の側から取付けた際に該フ
ロントピラー16との間に適宜の空間26を画成するよ
うになっており、この空間26内に収容された前記カー
テンエアバッグ装置10(図10)を構成するエアバッグ
部品としての前記エアバッグ支持部材14を被覆し得る
ようになっている。そして後述するように、エアバッグ
支持部材14により押圧部位42が裏側から押圧された
際に適宜変形して姿勢変位することで、該エアバッグ支
持部材14が乗員室へ延出するのを許容するようになっ
ている。なおピラー本体32の外表面には、質感向上を
図るため成形時にシボ加工が施されたり、あるいは成形
後にファブリックや合成皮革等の表皮材が貼着される場
合もある。
うに、前記エアバッグ支持部材14の押圧力が加わる前
記押圧部位42の側に開口する箱枠状を呈している。す
なわち支持台部34は、ピラー本体32の長手方向に所
要間隔に離間しかつ該ピラー本体32の短手方向へ延在
するよう立設された第1壁部46,46と、これら第1
壁部46,46における該押圧部位42とは反対側の側
端縁間に連設されて前記ピラー本体32の長手方向へ延
在するよう立設された第2壁部48と、これら第1壁部
46,46および第2壁部48の上端縁に連設されて前
記クリップ36を固定的に支持する支持部52を立設し
た第3壁部50とから構成されている。
本体32および支持台部34の境界部位Sは、前記エア
バッグ支持部材14の押圧力が加わる前記押圧部位42
の側に向けて開口する略コ字形に延在している(図5)。
換言すると、ピラー本体32および支持台部34の境界
部位Sは、前記押圧部位42に対して所要角度で交差す
る方向に延在する第1境界部S1と、この第1境界部S
1を挟んで前記押圧部位42と反対側に位置して該第1
境界部S1と交差する方向に延在する第2境界部S2と
に、便宜上区分されている。
ように予備成形されて弾性変形可能とされ、前記支持部
52に対して上方から装着される。このとき、前記クリ
ップ36に形成した係止爪37が支持部52に形成した
係止孔54に係止し、これによりクリップ36は支持部
52に固定される。なお実施例のピラーガーニッシュ3
0では、ピラー本体32の裏面に合計3個の支持台部3
4が形成されており、各支持台部34に設けたクリップ
36によりフロントピラー16に固定される。
0では、支持台部34を前述のような形態としたもと
で、該支持台部34および前記ピラー本体32の境界部
位Sに、前記エアバッグ支持部材14の押圧力が該ピラ
ー本体32の前記押圧部位42に作用した際に破断する
破断予定部56と、該エアバッグ支持部材14の押圧力
が該押圧部位42に作用しても破断しない連設支持部5
8とが夫々形成されている。具体的には、前記押圧部位
42に対して所要角度で交差する方向に延在する前記夫
々の第1境界部S1(第1壁部46,46とピラー本体3
2裏面との接合部位)に破断予定部56,56が形成され
ていると共に、これら第1境界部S1を挟んで前記押圧
部位42と反対側に位置して該第1境界部S1と交差す
る方向に延在する第2境界部S2(第2壁部48とピラ
ー本体32裏面との接合部位)に連設支持部58が形成
されている(図5)。
図4に示すように、横断面形状が略V字形を呈する凹溝
60を、前記境界部位Sにおける第1境界部S1に沿っ
て延設することで薄肉とされた部位であり、ピラー本体
32の短手方向(押圧部位42の変形方向)へ延在してい
る。ここで、前記第1壁部46の厚みHが約2mmとさ
れることを前提とすると、前記凹溝60の最大深さh1
が約1.2mmとされ、これにより破断予定部56の実
質的な厚みh2は約0.8mm程度となっている。ま
た、夫々の破断予定部56,56において押圧部位42
の側に臨んだ端縁部にはV字形の切欠き64が形成され
ており、前記エアバッグ支持部材14の押圧力が押圧部
位42に加わった際に、該押圧部位42の変形に伴う応
力が前記切欠き64へ集中的に加わるよう考慮されてい
る。
集中すること、破断予定部56,56を形成する前記
凹溝60がV字溝態様で角部を有して応力が集中し易い
こと、破断予定部56,56の延在方向が押圧部位4
2の変形方向と沿っていること、等の諸条件に基き、ピ
ラー本体32の押圧部位42にエアバッグ支持部材14
の押圧力が加わった際には、夫々の破断予定部56,5
6の端縁部に設けた前記切欠き64に応力が集中する
(図6)。これにより、夫々の破断予定部56,56にお
ける押圧部位42に臨む端縁部で破断が始まり、この端
縁部で破断が始まると、押圧部位42の変形に従って破
断予定部56,56全体が一気に破断するようになる(図
7)。
に、横断面形状が半径Rの半円形状を呈する凹溝62
を、前記境界部位Sにおける第2境界部S2に沿って延
設することで適宜薄肉とされた部位であり、ピラー本体
32の長手方向(押圧部位42の変形方向と略直交する
方向)へ延在している。ここで、前記第2壁部48の厚
みWが約2mmとされることを前提とすると、前記凹溝
62の最大深さW1が約0.8mmとされ、これにより
連設支持部58の実質的な厚みW2は1.2mm程度と
なっている。そして、連設支持部58を形成する前記
凹溝62が半円形状で応力が集中し難いこと、該連設
支持部58の延在方向が押圧部位42の変形方向と交差
していること、等の諸条件により、ピラー本体32の押
圧部位42にエアバッグ支持部材14の押圧力が加わっ
て前記破断予定部56,56が破断したとしても、当該
連設支持部58は破断しないようになっている。
2の形成により肉厚が小さく設定されているので、前記
破断予定部56,56での破断完了後には所謂インテグ
ラルヒンジとして機能し、クリップ36によりフロント
ピラー16に強固に固定されている支持台部34に対す
るピラー本体32の容易な姿勢変形を許容するようにな
っている。但し、前記第2境界部S2に沿って凹溝62
を設け、前記連設支持部58の厚みを小さくすることは
必須ではない。すなわち、前記破断予定部56,56で
の破断が完了すれば、支持台部34に対する押圧部位4
2の変形自由度が大幅に高められており、前記連設支持
部58の厚みを小さくしなくとも押圧部位42の容易な
変形が可能となる。
ーニッシュ30では、前記カーテンエアバッグ装置10
が作動して前記エアバッグ支持部材14の押圧力がピラ
ー本体32の押圧部位42に加わった際に、前記夫々の
破断予定部56,56が適時に破断するから、該ピラー
本体32と支持台部34とが前記連設支持部58だけで
接合されるようになる。この結果としてピラー本体32
(押圧部位42)は、連設支持部58をヒンジ中心とし
て、比較的小さい押圧力を受けただけで前記支持台部3
4に対して全体的に姿勢変位するようになる(図7)。
を受けた前記押圧部位42だけが局部的に変形しないか
ら、ピラー本体32と支持台部34との接合部位に応力
が集中することがなくなり、この接合部位でピラー本体
32が割れて破損が生じたり、破損により分離した押圧
部位42が乗員席側へ飛翔することを好適に防止し得
る。また前記破断予定部56,56が破断した後には、
ピラー本体32が比較的小さい押圧力で全体的に姿勢変
位するため、前記クリップ36に過大な負荷が掛かるこ
ともなくなり、ピラーガーニッシュ30全体がフロント
ピラー16から脱離して飛翔する畏れもない。更には、
ピラー本体32の変形に大きな力を要しないから、前記
エアバッグ支持部材14が乗員室へスムーズに延出する
ようになり、前記エアバッグ12の乗員保護機能を阻害
することもない。
エアバッグ支持部材14の押圧力が加わった際に、前述
したように破断予定部56,56の破断によりピラー本
体32が容易に姿勢変位して破損が防止されるため、材
料費が低廉な前記ポリプロピレン(PP)で成形すること
が可能となる。従って、材料費が嵩むTPO(オレフィ
ン系の熱可塑性エラストマ)から形成する場合と比較し
て、製造コストの低減を図ることが可能である。
れた前記支持台部34は、前記実施例の形態に限定され
るものではなく、前述したように、これらピラー本体3
2および支持台部34の境界部位Sが、前記押圧部位4
2に対して所要角度で交差する方向に延在する第1境界
部S1と、この第1境界部S1を挟んで前記押圧部位4
2と反対側に位置して該第1境界部S1と交差する方向
に延在する第2境界部S2とからなることを前提とすれ
ば、これ以外の形態としてもよい。例えば、図8に示す
ような支持台部34とすることで、前記ピラー本体32
および支持台部34の境界部位Sを、前記第1境界部S
1および第2境界部S2が略L字形に延在するようにし
た形態や、図9に示すような支持台部34とすること
で、前記ピラー本体32および支持台部34の境界部位
Sを、前記第1境界部S1および第2境界部S2が略T
字形に延在するようにした形態でもよい。何れの形態に
あっても、前記第1境界部S1に破断予定部56が形成
されると共に前記第2境界部S2に連設支持部58が形
成されており、エアバッグ支持部材14の押圧力が加わ
った際には、前記破断予定部56が適時に破断して押圧
部位42が容易に変形するようになる。
施例に例示したピラーガーニッシュ30に限定されるも
のではなく、前述したように、車体のルーフ18に取付
けられてエアバッグ12を収容するルーフサイドガーニ
ッシュ28(図10)等も含まれる。
装部材によれば、エアバッグ部品の押圧力が加わった際
に部材本体が局部的に変形することがないから、該部材
本体が割れて破損が生じたり、分離した部材本体の押圧
部位が乗員席側へ飛翔する不都合を回避し得る有益な効
果を奏する。そして、部材本体が比較的小さい押圧力で
全体的に姿勢変位して変形するため、車体取付用部材に
過大な負荷が掛かることもなくなり、車両内装部材全体
が車体から外れて飛翔する畏れもない。また、部材本体
の変形に大きな力を要しないから、エアバッグ部品が乗
員室へスムーズに延出するようになり、エアバッグ装置
の乗員保護機能を阻害することがない。更には、材料費
が低廉なポリプロピレン等で成形することが可能とな
り、製造コストの低減を図り得る等の利点もある。なお
車両内装部材は、例えば車体のピラーに取付けられるピ
ラーガーニッシュや、車体のルーフに取付けられるルー
フサイドガーニッシュ等である。
のピラーガーニッシュを、車体のフロントピラーに取付
けた状態で示す概略断面図である。
体裏面に形成された支持台部を示す概略斜視図である。
ピラーガーニッシュのピラー本体を裏側から押圧するこ
とで、該ピラー本体が変形し始めた状態を示す説明断面
図である。
ラー本体と支持台部との境界部位に設けた破断予定部が
適時に破断し、これらピラー本体および支持台部が連結
支持部だけで接合される結果として該ピラー本体が容易
に姿勢変形し得るようになった状態を示す説明断面図で
ある。
態例を示す概略斜視図であって、これらピラー本体およ
び支持台部の境界部位が略L字形に延在する形態を示し
ている。
態例を示す概略斜視図であって、これらピラー本体およ
び支持台部の境界部位が略T字形に延在する形態を示し
ている。
グが膨張展開した状態で示す乗員室内の部分断面図であ
る。
ー本体裏面に形成された支持台部を示す概略斜視図であ
る。
がピラーガーニッシュのピラー本体を裏側から押圧する
ことで、該ピラー本体が変形し始めた状態を示す説明断
面図である。
ピラー本体の押圧部位が局部的に変形するため、ピラー
本体と支持台部との境界部位に応力が集中して該ピラー
本体に破損が生じ、分離した押圧部位が飛翔する畏れが
あることを示す説明断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 所要形状に形成されて車両の乗員室内へ
露出する部材本体(32)と、本体裏面の所要位置に一体成
形され、該部材本体(32)の車体取付用部材(36)を固定的
に支持する支持台部(34)とからなり、常には車体と前記
部材本体(32)との間に収容されたエアバッグ部品(12,1
4)を被覆すると共に、エアバッグ装置の作動下に前記エ
アバッグ部品(12,14)の押圧力が加わった際に、前記部
材本体(32)が変形して該エアバッグ部品(12,14)が乗員
室内へ延出するのを許容する車両内装部材(28,30)にお
いて、 前記部材本体(32)および支持台部(34)の境界部位(S)
に、前記エアバッグ部品(12,14)の押圧力が該部材本体
(32)に作用した際に破断する破断予定部(56)および該エ
アバッグ部品(12,14)の押圧力が該部材本体(32)に作用
しても破断しない連設支持部(58)を夫々形成し、 前記エアバッグ部品(12,14)の押圧力が前記部材本体(3
2)に加わった際に前記破断予定部(56)が破断し、該部材
本体(32)と前記支持台部(34)とが前記連設支持部(58)だ
けで接合される結果として、支持台部(34)に対する部材
本体(32)の変形が容易になされるよう構成したことを特
徴とする車両内装部材。 - 【請求項2】 前記部材本体(32)および支持台部(34)の
境界部位(S)は、前記エアバッグ部品(12,14)の押圧力が
加わる該部材本体(32)の押圧部位(42)に対して所要角度
で交差する方向に延在する第1境界部(S1)と、この第1
境界部(S1)を挟んで前記押圧部位(42)と反対側に位置し
て該第1境界部(S1)と交差する方向に延在する第2境界
部(S2)とからなり、前記第1境界部(S1)に前記破断予定
部(56)が形成されると共に前記第2境界部(S2)に前記連
設支持部(58)が形成されている請求項1記載の車両内装
部材。 - 【請求項3】 前記部材本体(32)および支持台部(34)の
境界部位(S)は、前記第1境界部(S1)および第2境界部
(S2)が略コ字形に延在している請求項2記載の車両内装
部材。 - 【請求項4】 前記部材本体(32)および支持台部(34)の
境界部位(S)は、前記第1境界部(S1)および第2境界部
(S2)が略L字形に延在している請求項2記載の車両内装
部材。 - 【請求項5】 前記部材本体(32)および支持台部(34)の
境界部位(S)は、前記第1境界部(S1)および第2境界部
(S2)が略T字形に延在している請求項2記載の車両内装
部材。 - 【請求項6】 前記部材本体(32)および支持台部(34)
は、ポリプロピレン等の樹脂素材を材質とする請求項1
〜5の何れかに記載の車両内装部材。 - 【請求項7】 前記車両内装部材(28)は、車体のルーフ
(18)に取付けられるルーフサイドガーニッシュである請
求項1〜6の何れかに記載の車両内装部材。 - 【請求項8】 前記車両内装部材(30)は、車体のピラー
(16)に取付けられるピラーガーニッシュである請求項1
〜6の何れかに記載の車両内装部材。
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