JP2003237603A - 作業車両の操向制御装置 - Google Patents
作業車両の操向制御装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操向ハンドルの回転操作が多くなる隣接耕や
周り耕などの作業では、操向ハンドルの回転時に、自動
でパワステシリンダへの油量が多くなるようにすること
を課題とする。 【解決手段】 操向ハンドル19の回動基部に油圧コン
トロールユニット29・30を設け、該油圧コントロー
ルユニットに配管を介して操向輪2と連動連結した油圧
アクチュエータ25と接続したパワーステアリング装置
を有する作業車両において、前記油圧コントロールユニ
ットを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユニッ
トの入力軸と操向ハンドルのハンドル軸20との間に伝
動断接手段21を設けてコントローラ18と接続すると
ともに、前記コントローラに作業と非作業を検知する手
段13・14・16・17を接続し、作業時に前記伝動
断接手段を「接」とする。
周り耕などの作業では、操向ハンドルの回転時に、自動
でパワステシリンダへの油量が多くなるようにすること
を課題とする。 【解決手段】 操向ハンドル19の回動基部に油圧コン
トロールユニット29・30を設け、該油圧コントロー
ルユニットに配管を介して操向輪2と連動連結した油圧
アクチュエータ25と接続したパワーステアリング装置
を有する作業車両において、前記油圧コントロールユニ
ットを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユニッ
トの入力軸と操向ハンドルのハンドル軸20との間に伝
動断接手段21を設けてコントローラ18と接続すると
ともに、前記コントローラに作業と非作業を検知する手
段13・14・16・17を接続し、作業時に前記伝動
断接手段を「接」とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等の作業
車両において、操向ハンドルの操作に対する操向輪の切
れ角を走行速度や作業等に合わせて変更できるようにす
る操向装置の技術に関する。
車両において、操向ハンドルの操作に対する操向輪の切
れ角を走行速度や作業等に合わせて変更できるようにす
る操向装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタや田植え機等の作業車両
には、操向ハンドルの回転操作量に応じて作動させるパ
ワーステアリング等のアクチュエータを備え、該アクチ
ュエータは油圧制御手段等により制御され、油圧ポンプ
からの圧油を油圧制御手段を介して該アクチュエータに
供給し、操向ハンドルの回転操作量に応じて操向輪を回
動するようにしていた。
には、操向ハンドルの回転操作量に応じて作動させるパ
ワーステアリング等のアクチュエータを備え、該アクチ
ュエータは油圧制御手段等により制御され、油圧ポンプ
からの圧油を油圧制御手段を介して該アクチュエータに
供給し、操向ハンドルの回転操作量に応じて操向輪を回
動するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の操向制
御装置では、例えばトラクタによる耕耘作業中におい
て、圃場端に至り次の条に移るために低速走行で旋回動
作を行う際には、操向ハンドルの回転操作量を多くし
て、素早くUターンできるようにしているが、パワース
テアリングを装備したトラクタの場合、回行時にエンジ
ン回転数を低下させると送油量が減少してパワステシリ
ンダの伸縮速さも低下して、操向輪の回動が鈍くなる。
また、エンジン回転数が高くてもUターンする場合に
は、操向ハンドルの回転操作量を多くしなければなら
ず、走行速度に対して操向ハンドルの回転が不足すると
大回りして切り返す回数が増加して作業効率が悪くなっ
ていた。そこで、本発明は操向ハンドルの回転操作が多
くなる隣接耕や周り耕などの作業では、操向ハンドルの
回転時に、自動でパワステシリンダへの油量が多くなる
ようにすることを課題とする。
御装置では、例えばトラクタによる耕耘作業中におい
て、圃場端に至り次の条に移るために低速走行で旋回動
作を行う際には、操向ハンドルの回転操作量を多くし
て、素早くUターンできるようにしているが、パワース
テアリングを装備したトラクタの場合、回行時にエンジ
ン回転数を低下させると送油量が減少してパワステシリ
ンダの伸縮速さも低下して、操向輪の回動が鈍くなる。
また、エンジン回転数が高くてもUターンする場合に
は、操向ハンドルの回転操作量を多くしなければなら
ず、走行速度に対して操向ハンドルの回転が不足すると
大回りして切り返す回数が増加して作業効率が悪くなっ
ていた。そこで、本発明は操向ハンドルの回転操作が多
くなる隣接耕や周り耕などの作業では、操向ハンドルの
回転時に、自動でパワステシリンダへの油量が多くなる
ようにすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、操向ハンドル
の回動基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧
コントロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結
した油圧アクチュエータと接続したパワーステアリング
装置を有する作業車両において、前記油圧コントロール
ユニットを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユ
ニットの入力軸と操向ハンドルのハンドル軸との間に伝
動断接手段を設けてコントローラと接続するとともに、
前記コントローラに作業と非作業を検知する手段を接続
し、作業時に前記伝動断接手段を「接」とするものであ
る。
の回動基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧
コントロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結
した油圧アクチュエータと接続したパワーステアリング
装置を有する作業車両において、前記油圧コントロール
ユニットを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユ
ニットの入力軸と操向ハンドルのハンドル軸との間に伝
動断接手段を設けてコントローラと接続するとともに、
前記コントローラに作業と非作業を検知する手段を接続
し、作業時に前記伝動断接手段を「接」とするものであ
る。
【0006】請求項2においては、操向ハンドルの回動
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユニット
の二次側出力ポートと油圧アクチュエータとの間に油路
切換手段を配置し、該油路切換手段をコントローラと接
続するとともに、前記コントローラに作業と非作業を検
知する手段を接続し、作業時に前記油路切換手段を連通
側に切り換えるものである。
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユニット
の二次側出力ポートと油圧アクチュエータとの間に油路
切換手段を配置し、該油路切換手段をコントローラと接
続するとともに、前記コントローラに作業と非作業を検
知する手段を接続し、作業時に前記油路切換手段を連通
側に切り換えるものである。
【0007】請求項3においては、操向ハンドルの回動
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トのポンプポートと油圧ポンプの吐出ポートとの間にフ
ローコントロールバルブを設け、該フローコントロール
バルブを運転部に設けた操作手段により送油量を切換可
能としたものである。
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トのポンプポートと油圧ポンプの吐出ポートとの間にフ
ローコントロールバルブを設け、該フローコントロール
バルブを運転部に設けた操作手段により送油量を切換可
能としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の操向制御装置を有したトラクタの側
面図、図2は操向ハンドルの正面図、図3は操向制御装
置のブロック図、図4は油圧式操向制御装置の油圧回路
図、図5は第一油圧コントロールユニットの油圧回路
図、図6は第二実施例の油圧式操向制御装置の油圧回路
図、図7は第三実施例の油圧式操向制御装置の油圧回路
図である。
る。図1は本発明の操向制御装置を有したトラクタの側
面図、図2は操向ハンドルの正面図、図3は操向制御装
置のブロック図、図4は油圧式操向制御装置の油圧回路
図、図5は第一油圧コントロールユニットの油圧回路
図、図6は第二実施例の油圧式操向制御装置の油圧回路
図、図7は第三実施例の油圧式操向制御装置の油圧回路
図である。
【0009】まず、図1を用いて本発明の操向制御装置
を有するトラクタの全体構成について説明する。エンジ
ンフレーム1にフロントアクスルケースを介して前輪2
・2が支承され、該エンジンフレーム1の後部にクラッ
チハウジングを介してミッションケース6が配置され、
該ミッションケース6の両側にリアアクスルケースを介
して後輪3・3が支承されている。そして、該フロント
アクスルケース近傍には、後述するパワーステアリング
シリンダ25・25が設けられている。前記ミッション
ケース6の後部にトップリンク、ロワーリンク等からな
る作業機装着装置を介して作業機を装着できるようにし
ている。また、該ミッションケース6の前下部に前輪駆
動出力軸が前方に突出されて、ユニバーサルジョイン
ト、伝動軸等を介して前輪2・2を駆動できるようにし
ている。
を有するトラクタの全体構成について説明する。エンジ
ンフレーム1にフロントアクスルケースを介して前輪2
・2が支承され、該エンジンフレーム1の後部にクラッ
チハウジングを介してミッションケース6が配置され、
該ミッションケース6の両側にリアアクスルケースを介
して後輪3・3が支承されている。そして、該フロント
アクスルケース近傍には、後述するパワーステアリング
シリンダ25・25が設けられている。前記ミッション
ケース6の後部にトップリンク、ロワーリンク等からな
る作業機装着装置を介して作業機を装着できるようにし
ている。また、該ミッションケース6の前下部に前輪駆
動出力軸が前方に突出されて、ユニバーサルジョイン
ト、伝動軸等を介して前輪2・2を駆動できるようにし
ている。
【0010】また、前記エンジンフレーム1上にはエン
ジン5が載置され、該エンジン5はボンネット4によっ
て覆われている。該ボンネット4の後部にはダッシュボ
ード11が配置され、該ダッシュボード11は後述する
ステアリングコラム9を覆ってカバーし、該ダッシュボ
ード11上に操作パネルや操向ハンドル19が配置さ
れ、その後方に座席15が配置され、これらダッシュボ
ード11や座席15等の運転部はキャビン12によって
覆われる構成としている。
ジン5が載置され、該エンジン5はボンネット4によっ
て覆われている。該ボンネット4の後部にはダッシュボ
ード11が配置され、該ダッシュボード11は後述する
ステアリングコラム9を覆ってカバーし、該ダッシュボ
ード11上に操作パネルや操向ハンドル19が配置さ
れ、その後方に座席15が配置され、これらダッシュボ
ード11や座席15等の運転部はキャビン12によって
覆われる構成としている。
【0011】前記操向ハンドル19は、図2に示すよう
に、ハンドル軸20の上端に固定されている。該ハンド
ル軸20は上ハンドル軸20aと下ハンドル軸20cか
ら構成されており、該上ハンドル軸20aの上部はステ
アリングコラム9の上部に軸受を介して回転自在に支持
され、該上ハンドル軸20aはスプライン軸で構成さ
れ、所定間隔で外周に軸方向に複数のリング状の係合溝
20b・20b・・・が形成され、スプラインボスに形
成された下ハンドル軸20cに挿入されている。そし
て、前記下ハンドル軸20c上に前記係合溝20bに係
合可能とする平面視C字状のスットパー10が配置さ
れ、該ストッパー10はバネ部材62により係合方向に
付勢されている。このように構成することで、スプライ
ン嵌合によって操向ハンドル19の回転は伝えられて、
ストッパー10が前記係合溝20bに係合することによ
って、ハンドル軸20は回転自在であるが、上下方向に
は摺動できず、ストッパー10の係合を解除して操向ハ
ンドル19を上下摺動させて高さ調整可能としている。
に、ハンドル軸20の上端に固定されている。該ハンド
ル軸20は上ハンドル軸20aと下ハンドル軸20cか
ら構成されており、該上ハンドル軸20aの上部はステ
アリングコラム9の上部に軸受を介して回転自在に支持
され、該上ハンドル軸20aはスプライン軸で構成さ
れ、所定間隔で外周に軸方向に複数のリング状の係合溝
20b・20b・・・が形成され、スプラインボスに形
成された下ハンドル軸20cに挿入されている。そし
て、前記下ハンドル軸20c上に前記係合溝20bに係
合可能とする平面視C字状のスットパー10が配置さ
れ、該ストッパー10はバネ部材62により係合方向に
付勢されている。このように構成することで、スプライ
ン嵌合によって操向ハンドル19の回転は伝えられて、
ストッパー10が前記係合溝20bに係合することによ
って、ハンドル軸20は回転自在であるが、上下方向に
は摺動できず、ストッパー10の係合を解除して操向ハ
ンドル19を上下摺動させて高さ調整可能としている。
【0012】また、図3に示すように、ハンドル軸20
の下端には歯車36が固設され、該歯車36は歯車37
・37と噛合され、該歯車37・37は油圧式操向制御
装置の第一油圧コントロールユニット29、及び第二油
圧コントロールユニット30の入力軸29a・30aと
連結されている。該第二油圧コントロールユニット30
の入力軸30aには伝動断接手段となる電磁クラッチ2
1が介設され、該電磁クラッチ21のソレノイド21a
は後述するコントローラ18と接続されている。
の下端には歯車36が固設され、該歯車36は歯車37
・37と噛合され、該歯車37・37は油圧式操向制御
装置の第一油圧コントロールユニット29、及び第二油
圧コントロールユニット30の入力軸29a・30aと
連結されている。該第二油圧コントロールユニット30
の入力軸30aには伝動断接手段となる電磁クラッチ2
1が介設され、該電磁クラッチ21のソレノイド21a
は後述するコントローラ18と接続されている。
【0013】そして、作業車両の車軸またはミッション
ケース6の出力軸等に走行速度を検知する車速センサ1
3が設けられており、該車速センサ13からの信号をコ
ントローラ18に入力している。さらに、該作業車両に
は、作業機となるロータリ耕耘装置の上昇位置を検知す
るロータリ上げセンサ14がリフトアームの基部に設け
られ、PTOの回転を検知するPTO回転センサ16が
ミッションケース6内のPTO伝動系に配置され、左右
ブレーキペダルが連結状態にあるかを検知するブレーキ
連結センサ17が設けられており、これらのセンサ14
・16・17はコントローラ18と連結されて、作業状
態にあるかを検知している。即ち、走行速度が低速(高
速でなく)で、ロータリ耕耘装置が下げ位置(上げ位置
でなく)にあり、PTO軸が回転し、左右ブレーキペダ
ルの連結が解除されているときは、コントローラ18が
作業状態と判断するのである。なお、車速センサ13の
代わりに副変速レバー位置を検知することもできる。こ
の作業時にはコントローラ18は、前記電磁クラッチ2
1を「接」として第一油圧コントロールユニット29、
及び第二油圧コントロールユニット30を駆動できるよ
うにしているのである。
ケース6の出力軸等に走行速度を検知する車速センサ1
3が設けられており、該車速センサ13からの信号をコ
ントローラ18に入力している。さらに、該作業車両に
は、作業機となるロータリ耕耘装置の上昇位置を検知す
るロータリ上げセンサ14がリフトアームの基部に設け
られ、PTOの回転を検知するPTO回転センサ16が
ミッションケース6内のPTO伝動系に配置され、左右
ブレーキペダルが連結状態にあるかを検知するブレーキ
連結センサ17が設けられており、これらのセンサ14
・16・17はコントローラ18と連結されて、作業状
態にあるかを検知している。即ち、走行速度が低速(高
速でなく)で、ロータリ耕耘装置が下げ位置(上げ位置
でなく)にあり、PTO軸が回転し、左右ブレーキペダ
ルの連結が解除されているときは、コントローラ18が
作業状態と判断するのである。なお、車速センサ13の
代わりに副変速レバー位置を検知することもできる。こ
の作業時にはコントローラ18は、前記電磁クラッチ2
1を「接」として第一油圧コントロールユニット29、
及び第二油圧コントロールユニット30を駆動できるよ
うにしているのである。
【0014】次に、パワーステアリング用油圧アクチュ
エータであるパワーステアリングシリンダ25について
説明する。図3に示すように、前記パワーステアリング
シリンダ(パワステシリンダ)25・25は、ヘッド側
がフロントアクスルケース39に枢支されて、略左右水
平方向に取り付けられており、ピストンロッド25a先
端をナックルアーム40の先端に枢結し、左右のナック
ルアーム40・40間はタイロッド49で連結され、ナ
ックルアーム40・40の基部はキングピンを中心に回
動可能とする前輪2・2の前輪支持ケースに連結されて
いる。こうして、パワステシリンダ25・25を伸縮さ
せることによって、前輪2・2は左右に回動される。そ
して、パワステシリンダ25・25は、後述する油圧配
管43・44を介して第一油圧コントロールユニット2
9と第二油圧コントロールユニット30に接続してい
る。但し、図7に示すように、パワステシリンダは両ロ
ッド式として、一つのシリンダで操向駆動するように構
成することもできる。
エータであるパワーステアリングシリンダ25について
説明する。図3に示すように、前記パワーステアリング
シリンダ(パワステシリンダ)25・25は、ヘッド側
がフロントアクスルケース39に枢支されて、略左右水
平方向に取り付けられており、ピストンロッド25a先
端をナックルアーム40の先端に枢結し、左右のナック
ルアーム40・40間はタイロッド49で連結され、ナ
ックルアーム40・40の基部はキングピンを中心に回
動可能とする前輪2・2の前輪支持ケースに連結されて
いる。こうして、パワステシリンダ25・25を伸縮さ
せることによって、前輪2・2は左右に回動される。そ
して、パワステシリンダ25・25は、後述する油圧配
管43・44を介して第一油圧コントロールユニット2
9と第二油圧コントロールユニット30に接続してい
る。但し、図7に示すように、パワステシリンダは両ロ
ッド式として、一つのシリンダで操向駆動するように構
成することもできる。
【0015】次に、油圧式操向制御装置の油圧回路構成
について、図4及び図5を用いて説明する。油圧式操向
制御装置は、前記第一油圧コントロールユニット29、
第二油圧コントロールユニット30、油圧ポンプ35等
で構成されている。前記第一油圧コントロールユニット
29と第二油圧コントロールユニット30は略同じ構成
として2組並列接続されて、操向ハンドル19の基部
(ハンドル軸の下端)に配置されて、操向ハンドル19
の回転により方向切換バルブ31が切り換えられて、圧
油をパワステシリンダ25に送油して前輪2をキングピ
ンを中心に回動させる。
について、図4及び図5を用いて説明する。油圧式操向
制御装置は、前記第一油圧コントロールユニット29、
第二油圧コントロールユニット30、油圧ポンプ35等
で構成されている。前記第一油圧コントロールユニット
29と第二油圧コントロールユニット30は略同じ構成
として2組並列接続されて、操向ハンドル19の基部
(ハンドル軸の下端)に配置されて、操向ハンドル19
の回転により方向切換バルブ31が切り換えられて、圧
油をパワステシリンダ25に送油して前輪2をキングピ
ンを中心に回動させる。
【0016】前記第一油圧コントロールユニット29に
ついて説明すると、第一油圧コントロールユニット29
は方向切換バルブ31とメータリングポンプ32とチェ
ックバルブ33を一体的に構成したものであり、第一油
圧コントロールユニット29のポンプポートPは第一油
圧コントロールユニット29ケースの外面に開口して油
圧配管41を介して、油圧ポンプ35に接続されてお
り、タンクポートTは油圧配管42を介して油溜めと接
続され、ポンプポートPとタンクポートTの間にチェッ
クバルブ33を介装している。
ついて説明すると、第一油圧コントロールユニット29
は方向切換バルブ31とメータリングポンプ32とチェ
ックバルブ33を一体的に構成したものであり、第一油
圧コントロールユニット29のポンプポートPは第一油
圧コントロールユニット29ケースの外面に開口して油
圧配管41を介して、油圧ポンプ35に接続されてお
り、タンクポートTは油圧配管42を介して油溜めと接
続され、ポンプポートPとタンクポートTの間にチェッ
クバルブ33を介装している。
【0017】また、第一油圧コントロールユニット29
の出力ポートLは、油圧配管43を介してパワステシリ
ンダ25Lのボトム側とパワステシリンダ25Rのロッ
ド側に接続され、出力ポートRが、油圧配管44を介し
てパワステシリンダ25Rのボトム側とパワステシリン
ダ25Lのロッド側に接続されている。メータリングポ
ンプ32の吸排ポートは油路45・46を介して方向切
換バルブ31の出力側と接続されている。そして、方向
切換バルブ31のスプールはバネ47・47によって中
立位置に付勢されとともに、操向ハンドル19のハンド
ル軸20に連動連結され、かつ、前記メータリングポン
プ32のフィードバック系48とも連結されている。そ
して、前記第二油圧コントロールユニット30は第一油
圧コントロールユニット29と略同様に構成されて、出
力ポートLは油圧配管53を介してパワステシリンダ2
5Lのボトム側とパワステシリンダ25Rのロッド側に
接続され、出力ポートRが、油圧配管54を介してパワ
ステシリンダ25Rのボトム側とパワステシリンダ25
Lのロッド側に接続されている。
の出力ポートLは、油圧配管43を介してパワステシリ
ンダ25Lのボトム側とパワステシリンダ25Rのロッ
ド側に接続され、出力ポートRが、油圧配管44を介し
てパワステシリンダ25Rのボトム側とパワステシリン
ダ25Lのロッド側に接続されている。メータリングポ
ンプ32の吸排ポートは油路45・46を介して方向切
換バルブ31の出力側と接続されている。そして、方向
切換バルブ31のスプールはバネ47・47によって中
立位置に付勢されとともに、操向ハンドル19のハンド
ル軸20に連動連結され、かつ、前記メータリングポン
プ32のフィードバック系48とも連結されている。そ
して、前記第二油圧コントロールユニット30は第一油
圧コントロールユニット29と略同様に構成されて、出
力ポートLは油圧配管53を介してパワステシリンダ2
5Lのボトム側とパワステシリンダ25Rのロッド側に
接続され、出力ポートRが、油圧配管54を介してパワ
ステシリンダ25Rのボトム側とパワステシリンダ25
Lのロッド側に接続されている。
【0018】そして、旋回時に操向ハンドル19を回転
操作すると、方向切換バルブ31が中立位置から切り換
えられ、油圧ポンプ35からの圧油が方向切換バルブ3
1を介してメータリングポンプ32を経て方向切換バル
ブ31に戻り、更に、一方のパワステシリンダ25の油
室に送油されて伸長させ、他方のパワステシリンダ25
は縮小させる。その結果、該パワステシリンダ25のピ
ストンロッド25aに連結したナックルアーム40が回
動されて前輪2が旋回運動する。この際、他方の油室の
油はドレンされる。そして、メータリングポンプ32へ
の圧油の送油により回転駆動され、その回転がフィード
バック系48を介して方向切換バルブ31のスプールを
中立位置方向に摺動させ、中立位置で停止する。このと
き操向ハンドル19を回動した分だけ、パワステシリン
ダ25が伸縮されたことになり、中立とすることでパワ
ステシリンダ25の位置が維持されて前輪2の旋回角も
維持される。
操作すると、方向切換バルブ31が中立位置から切り換
えられ、油圧ポンプ35からの圧油が方向切換バルブ3
1を介してメータリングポンプ32を経て方向切換バル
ブ31に戻り、更に、一方のパワステシリンダ25の油
室に送油されて伸長させ、他方のパワステシリンダ25
は縮小させる。その結果、該パワステシリンダ25のピ
ストンロッド25aに連結したナックルアーム40が回
動されて前輪2が旋回運動する。この際、他方の油室の
油はドレンされる。そして、メータリングポンプ32へ
の圧油の送油により回転駆動され、その回転がフィード
バック系48を介して方向切換バルブ31のスプールを
中立位置方向に摺動させ、中立位置で停止する。このと
き操向ハンドル19を回動した分だけ、パワステシリン
ダ25が伸縮されたことになり、中立とすることでパワ
ステシリンダ25の位置が維持されて前輪2の旋回角も
維持される。
【0019】このような構成において、非作業中で(P
TO軸が回転されず、左右のブレーキペダルが連結さ
れ、ロータリ耕耘装置は上げ位置にある)、作業車両の
走行速度が設定値以上となると、前記コントローラ18
により電磁クラッチ21が「断」となり、第二油圧コン
トロールユニット30は作動しない。そして、操向ハン
ドル19を操作すると、油圧ポンプ35から供給される
圧油が第一油圧コントロールユニット29に供給され、
該第一油圧コントロールユニット29からだけパワステ
シリンダ25に送油されるため、従来と同様のハンドル
切れ角で操向輪となる前輪2が回動される。例えば、操
向ハンドル19が2回転半のハンドル操作量で前輪2の
切れ角量が最大となるようにしている。
TO軸が回転されず、左右のブレーキペダルが連結さ
れ、ロータリ耕耘装置は上げ位置にある)、作業車両の
走行速度が設定値以上となると、前記コントローラ18
により電磁クラッチ21が「断」となり、第二油圧コン
トロールユニット30は作動しない。そして、操向ハン
ドル19を操作すると、油圧ポンプ35から供給される
圧油が第一油圧コントロールユニット29に供給され、
該第一油圧コントロールユニット29からだけパワステ
シリンダ25に送油されるため、従来と同様のハンドル
切れ角で操向輪となる前輪2が回動される。例えば、操
向ハンドル19が2回転半のハンドル操作量で前輪2の
切れ角量が最大となるようにしている。
【0020】また、回行時、つまり、作業中に圃場端に
至り次の条に移るために旋回動作を行う際などに、ロー
タリ耕耘装置が設定値以上に上昇し、PTOが回転した
状態で(回転を停止させてもよい)、作業車両の走行速
度が設定値以下であり、ブレーキペダルが非連結状態で
あると、前記コントローラ18により電磁クラッチ21
は「接」(連結した状態)となり、第二油圧コントロー
ルユニット30が作動する。そして、操向ハンドル19
を操作すると、油圧ポンプ35から供給される圧油が第
一油圧コントロールユニット29、及び第二油圧コント
ロールユニット30に供給されてパワステシリンダ25
に送油され、パワステシリンダ25へ送油される油の量
が略倍となり、操向ハンドル19の回転角度が小さくて
も前輪2の切れ角は大きくなり、例えば、一回転のハン
ドル操作量で前輪2の切れ角量が最大となる。
至り次の条に移るために旋回動作を行う際などに、ロー
タリ耕耘装置が設定値以上に上昇し、PTOが回転した
状態で(回転を停止させてもよい)、作業車両の走行速
度が設定値以下であり、ブレーキペダルが非連結状態で
あると、前記コントローラ18により電磁クラッチ21
は「接」(連結した状態)となり、第二油圧コントロー
ルユニット30が作動する。そして、操向ハンドル19
を操作すると、油圧ポンプ35から供給される圧油が第
一油圧コントロールユニット29、及び第二油圧コント
ロールユニット30に供給されてパワステシリンダ25
に送油され、パワステシリンダ25へ送油される油の量
が略倍となり、操向ハンドル19の回転角度が小さくて
も前輪2の切れ角は大きくなり、例えば、一回転のハン
ドル操作量で前輪2の切れ角量が最大となる。
【0021】したがって、従来よりも操向ハンドル19
の操作量は小さくても、大きく旋回することができ、旋
回動作から直進状態へも素早く復帰することができ、隣
接耕、周り耕等の作業を容易に行うことができる。ま
た、油量を変化させることで前輪2の切れ量を調整する
ため、制御機構に故障が発生しても第一油圧コントロー
ルユニット29は常に作動しており旋回が可能である。
の操作量は小さくても、大きく旋回することができ、旋
回動作から直進状態へも素早く復帰することができ、隣
接耕、周り耕等の作業を容易に行うことができる。ま
た、油量を変化させることで前輪2の切れ量を調整する
ため、制御機構に故障が発生しても第一油圧コントロー
ルユニット29は常に作動しており旋回が可能である。
【0022】また、前記パワステシリンダ25のドレン
部において、パワステシリンダ25は油路(または油圧
配管)55を介して油溜めと接続されており、該パワス
テシリンダ25と油溜めとの間に抵抗弁56が介装さて
いる。これにより、作業車両の旋回時に、油が抜けた
(ドレン)側のパワステシリンダ25にも設定圧力がか
かることになり、送油された側のシリンダのみで旋回姿
勢を保つことがなくなるため、旋回時の操向輪が安定し
機体の姿勢が安定する。
部において、パワステシリンダ25は油路(または油圧
配管)55を介して油溜めと接続されており、該パワス
テシリンダ25と油溜めとの間に抵抗弁56が介装さて
いる。これにより、作業車両の旋回時に、油が抜けた
(ドレン)側のパワステシリンダ25にも設定圧力がか
かることになり、送油された側のシリンダのみで旋回姿
勢を保つことがなくなるため、旋回時の操向輪が安定し
機体の姿勢が安定する。
【0023】次に、別実施例の油圧式操向制御装置の油
圧回路構成について、図6を用いて説明する。油圧式操
向制御装置は、前記同様に第一油圧コントロールユニッ
ト29、第二油圧コントロールユニット30、油圧ポン
プ35と油路切換手段となる電磁バルブ38等で構成さ
れている。該電磁バルブ38は前記電磁クラッチ21の
代わりに設けるものであり、その他の構成は前記と略同
じ構成としている。即ち、電磁バルブ38は第二油圧コ
ントロールユニット30の二次側の出力ポートL・Rと
アクチュエータとなるパワステシリンダ25の間に接続
され、該電磁バルブ38は、4ポート2位置切換の電磁
バルブであり、該電磁バルブ38の出力ポートが油圧配
管57・58を介して前記油圧配管43・44と接続さ
れている。該電磁バルブ38は、パワステシリンダ25
に供給する第1状態と、圧油をドレンする第2状態とに
ソレノイドの作動により切り換え可能に構成され、該ソ
レノイドが前記コントローラ18と接続されている。
圧回路構成について、図6を用いて説明する。油圧式操
向制御装置は、前記同様に第一油圧コントロールユニッ
ト29、第二油圧コントロールユニット30、油圧ポン
プ35と油路切換手段となる電磁バルブ38等で構成さ
れている。該電磁バルブ38は前記電磁クラッチ21の
代わりに設けるものであり、その他の構成は前記と略同
じ構成としている。即ち、電磁バルブ38は第二油圧コ
ントロールユニット30の二次側の出力ポートL・Rと
アクチュエータとなるパワステシリンダ25の間に接続
され、該電磁バルブ38は、4ポート2位置切換の電磁
バルブであり、該電磁バルブ38の出力ポートが油圧配
管57・58を介して前記油圧配管43・44と接続さ
れている。該電磁バルブ38は、パワステシリンダ25
に供給する第1状態と、圧油をドレンする第2状態とに
ソレノイドの作動により切り換え可能に構成され、該ソ
レノイドが前記コントローラ18と接続されている。
【0024】このような構成において、路上走行等非作
業中または作業中を、前記同様にセンサーで検知して、
非作業においては、第二油圧コントロールユニット30
に供給された油圧ポンプ35からの圧油は電磁バルブ3
8でドレンされる。また、耕耘作業中に圃場端に至り次
の条に移るために旋回動作を行う際などにおいては、ロ
ータリ耕耘装置が設定値以上に上昇し、PTOが回転し
た状態で、作業車両の走行速度が設定値以下となり、ブ
レーキが非連結状態であると、前記コントローラ18か
ら電磁バルブ38に作動信号が送られて切り換わり、第
二油圧コントロールユニット30に供給された油圧ポン
プ35からの圧油がパワステシリンダ25に送油され
る。したがって、第一油圧コントロールユニット29、
及び第二油圧コントロールユニット30からパワステシ
リンダ25に送油されることとなり、パワステシリンダ
25へ送油される油の量が増加して、少しの操向ハンド
ル19の操作で大きく前輪2を回動することができる。
したがって、前記同様に素早く旋回動作及び直進状態に
復帰することができ、隣接耕、周り耕等の作業を容易に
行うことができる。
業中または作業中を、前記同様にセンサーで検知して、
非作業においては、第二油圧コントロールユニット30
に供給された油圧ポンプ35からの圧油は電磁バルブ3
8でドレンされる。また、耕耘作業中に圃場端に至り次
の条に移るために旋回動作を行う際などにおいては、ロ
ータリ耕耘装置が設定値以上に上昇し、PTOが回転し
た状態で、作業車両の走行速度が設定値以下となり、ブ
レーキが非連結状態であると、前記コントローラ18か
ら電磁バルブ38に作動信号が送られて切り換わり、第
二油圧コントロールユニット30に供給された油圧ポン
プ35からの圧油がパワステシリンダ25に送油され
る。したがって、第一油圧コントロールユニット29、
及び第二油圧コントロールユニット30からパワステシ
リンダ25に送油されることとなり、パワステシリンダ
25へ送油される油の量が増加して、少しの操向ハンド
ル19の操作で大きく前輪2を回動することができる。
したがって、前記同様に素早く旋回動作及び直進状態に
復帰することができ、隣接耕、周り耕等の作業を容易に
行うことができる。
【0025】次に、第三実施例の油圧式操向制御装置の
油圧回路構成について、図7を用いて説明する。油圧式
操向制御装置は、油圧コントロールユニット29、油圧
ポンプ35と、フローコントロールバルブ66等で構成
されている。前記油圧コントロールユニット29は、前
記同様に構成され、該油圧コントロールユニット29の
ポンプポートPと油圧ポンプ35の間にフローコントロ
ールバルブ66が配設され、該フローコントロールバル
ブ66は、電磁比例弁またはアクチュエータ80により
変更される可変絞りより構成して、電磁比例弁のソレノ
イドまたはアクチュエータ80はコントローラ18と接
続され、油圧ポンプ35からの圧油の流量を調整可能と
している。但し、フローコントロールバルブ66を切換
スイッチ80'で切り換えるようにして、該切換スイッ
チ80'を運転席近傍に配置して作業や走行に応じてオ
ペレーターが運転部より任意に切り換えられるように構
成することもできる。
油圧回路構成について、図7を用いて説明する。油圧式
操向制御装置は、油圧コントロールユニット29、油圧
ポンプ35と、フローコントロールバルブ66等で構成
されている。前記油圧コントロールユニット29は、前
記同様に構成され、該油圧コントロールユニット29の
ポンプポートPと油圧ポンプ35の間にフローコントロ
ールバルブ66が配設され、該フローコントロールバル
ブ66は、電磁比例弁またはアクチュエータ80により
変更される可変絞りより構成して、電磁比例弁のソレノ
イドまたはアクチュエータ80はコントローラ18と接
続され、油圧ポンプ35からの圧油の流量を調整可能と
している。但し、フローコントロールバルブ66を切換
スイッチ80'で切り換えるようにして、該切換スイッ
チ80'を運転席近傍に配置して作業や走行に応じてオ
ペレーターが運転部より任意に切り換えられるように構
成することもできる。
【0026】また、該油圧コントロールユニット29の
二次側の出力ポートL・Rは、油圧配管73・74を介
して両ロッド式のパワステシリンダ25’と接続され
て、操向ハンドル19の左右回動により前記同様に方向
切換バルブ31を切り換える構成としている。但し、前
記同様に、第一油圧コントロールユニット29、及び第
二油圧コントロールユニット30を介してパワステシリ
ンダ25・25に送油する構成とすることもできる。
二次側の出力ポートL・Rは、油圧配管73・74を介
して両ロッド式のパワステシリンダ25’と接続され
て、操向ハンドル19の左右回動により前記同様に方向
切換バルブ31を切り換える構成としている。但し、前
記同様に、第一油圧コントロールユニット29、及び第
二油圧コントロールユニット30を介してパワステシリ
ンダ25・25に送油する構成とすることもできる。
【0027】このような構成において、路上走行等非作
業時においては、切換スイッチ80'を切り換えて、フ
ローコントロールバルブ66を通過する流量が減少する
ようにし、作業時においては切換スイッチ80'を切り
換えて流量が多くなるようにする。したがって、非作業
時では、従来と同様に操向ハンドル19の切れ角を大き
くすることで前輪を最大切れ角とすることができ、作業
時等では流量を多くして操向ハンドル19の切れ角が小
さくても前輪を大きく回動できるようにし、旋回後には
素早く直進状態に復帰することができ、隣接耕、周り耕
等の作業を容易に行うことができる。
業時においては、切換スイッチ80'を切り換えて、フ
ローコントロールバルブ66を通過する流量が減少する
ようにし、作業時においては切換スイッチ80'を切り
換えて流量が多くなるようにする。したがって、非作業
時では、従来と同様に操向ハンドル19の切れ角を大き
くすることで前輪を最大切れ角とすることができ、作業
時等では流量を多くして操向ハンドル19の切れ角が小
さくても前輪を大きく回動できるようにし、旋回後には
素早く直進状態に復帰することができ、隣接耕、周り耕
等の作業を容易に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
以下に示すような効果を奏する。
【0029】即ち、請求項1に示す如く、操向ハンドル
の回動基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧
コントロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結
した油圧アクチュエータと接続したパワーステアリング
装置を有する作業車両において、前記油圧コントロール
ユニットを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユ
ニットの入力軸と操向ハンドルのハンドル軸との間に伝
動断接手段を設けてコントローラと接続するとともに、
前記コントローラに作業と非作業を検知する手段を接続
し、作業時に前記伝動断接手段を「接」とするので、路
上走行等の非作業時には、一つの油圧コントロールユニ
ットにより油圧アクチュエータを駆動して、操向ハンド
ルの回転に対して操向輪の切れ角は従来と略同じとな
り、隣接耕や周り耕等の作業時においては、二つの油圧
コントロールユニットより圧油がパワステシリンダに供
給されて、操向ハンドルを大きく回転しなくとも、操向
輪は大きく切ることができて、回行時では少ない操作で
容易に方向転換でき、作業効率を向上することができ
る。また、油量を変化させることで前輪の切れ量を調整
するため、制御機構に故障が発生しても旋回が可能であ
る。
の回動基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧
コントロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結
した油圧アクチュエータと接続したパワーステアリング
装置を有する作業車両において、前記油圧コントロール
ユニットを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユ
ニットの入力軸と操向ハンドルのハンドル軸との間に伝
動断接手段を設けてコントローラと接続するとともに、
前記コントローラに作業と非作業を検知する手段を接続
し、作業時に前記伝動断接手段を「接」とするので、路
上走行等の非作業時には、一つの油圧コントロールユニ
ットにより油圧アクチュエータを駆動して、操向ハンド
ルの回転に対して操向輪の切れ角は従来と略同じとな
り、隣接耕や周り耕等の作業時においては、二つの油圧
コントロールユニットより圧油がパワステシリンダに供
給されて、操向ハンドルを大きく回転しなくとも、操向
輪は大きく切ることができて、回行時では少ない操作で
容易に方向転換でき、作業効率を向上することができ
る。また、油量を変化させることで前輪の切れ量を調整
するため、制御機構に故障が発生しても旋回が可能であ
る。
【0030】請求項2に示す如く、操向ハンドルの回動
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユニット
の二次側出力ポートと油圧アクチュエータとの間に油路
切換手段を配置し、該油路切換手段をコントローラと接
続するとともに、前記コントローラに作業と非作業を検
知する手段を接続し、作業時に前記油路切換手段を連通
側に切り換えるので、路上走行等の非作業時には、一つ
の油圧コントロールユニットにより油圧アクチュエータ
を駆動して、操向ハンドルの回転に対して操向輪の切れ
角は従来と略同じとなり、隣接耕や周り耕等の作業時に
おいては、二つの油圧コントロールユニットより圧油が
パワステシリンダに供給されて、操向ハンドルを大きく
回転しなくとも、操向輪は大きく切ることができて、回
行時では少ない操作で容易に方向転換でき、作業効率を
向上することができる。また、油量を変化させることで
前輪の切れ量を調整するため、制御機構に故障が発生し
ても旋回が可能である。さらに、第一油圧コントロール
ユニット、及び第二油圧コントロールユニットを一つの
ポンプで作動させることが可能であり、コストを低減す
ることができる。
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トを2組並列接続し、一方の油圧コントロールユニット
の二次側出力ポートと油圧アクチュエータとの間に油路
切換手段を配置し、該油路切換手段をコントローラと接
続するとともに、前記コントローラに作業と非作業を検
知する手段を接続し、作業時に前記油路切換手段を連通
側に切り換えるので、路上走行等の非作業時には、一つ
の油圧コントロールユニットにより油圧アクチュエータ
を駆動して、操向ハンドルの回転に対して操向輪の切れ
角は従来と略同じとなり、隣接耕や周り耕等の作業時に
おいては、二つの油圧コントロールユニットより圧油が
パワステシリンダに供給されて、操向ハンドルを大きく
回転しなくとも、操向輪は大きく切ることができて、回
行時では少ない操作で容易に方向転換でき、作業効率を
向上することができる。また、油量を変化させることで
前輪の切れ量を調整するため、制御機構に故障が発生し
ても旋回が可能である。さらに、第一油圧コントロール
ユニット、及び第二油圧コントロールユニットを一つの
ポンプで作動させることが可能であり、コストを低減す
ることができる。
【0031】請求項3に示す如く、操向ハンドルの回動
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トのポンプポートと油圧ポンプの吐出ポートとの間にフ
ローコントロールバルブを設け、該フローコントロール
バルブを運転部に設けた操作手段により送油量を切換可
能としたので、路上走行等の非作業時には、油圧コント
ロールユニットへの流量は抑えて、操向ハンドルの回転
に対して操向輪の切れ角は従来と略同じとなり、隣接耕
や周り耕等の作業時においては、油圧コントロールユニ
ットへの流量を増加してパワステシリンダに供給され
て、操向ハンドルを大きく回転しなくとも、操向輪は大
きく切ることができて、回行時では少ない操作で容易に
方向転換でき、作業効率を向上することができる。
基部に油圧コントロールユニットを設け、該油圧コント
ロールユニットに配管を介して操向輪と連動連結した油
圧アクチュエータと接続したパワーステアリング装置を
有する作業車両において、前記油圧コントロールユニッ
トのポンプポートと油圧ポンプの吐出ポートとの間にフ
ローコントロールバルブを設け、該フローコントロール
バルブを運転部に設けた操作手段により送油量を切換可
能としたので、路上走行等の非作業時には、油圧コント
ロールユニットへの流量は抑えて、操向ハンドルの回転
に対して操向輪の切れ角は従来と略同じとなり、隣接耕
や周り耕等の作業時においては、油圧コントロールユニ
ットへの流量を増加してパワステシリンダに供給され
て、操向ハンドルを大きく回転しなくとも、操向輪は大
きく切ることができて、回行時では少ない操作で容易に
方向転換でき、作業効率を向上することができる。
【図1】本発明の操向制御装置を有したトラクタの側面
図。
図。
【図2】操向ハンドルの正面図。
【図3】操向制御装置のブロック図。
【図4】油圧式操向制御装置の油圧回路図。
【図5】第一油圧コントロールユニットの油圧回路図。
【図6】第二実施例の油圧式操向制御装置の油圧回路
図。
図。
【図7】第三実施例の油圧式操向制御装置の油圧回路
図。
図。
13 車速センサ
14 ロータリ上げセンサ
16 PTO回転センサ
17 ブレーキ連結センサ
18 コントローラ
19 操向ハンドル
20 ハンドル軸
21 電磁クラッチ
25 パワーステアリングシリンダ
29 第一油圧コントロールユニット
30 第二油圧コントロールユニット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 衛藤 哲郎
大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ
ー農機株式会社内
Fターム(参考) 2B062 AA02 AB01 BA41
3D033 GA01
Claims (3)
- 【請求項1】 操向ハンドルの回動基部に油圧コントロ
ールユニットを設け、該油圧コントロールユニットに配
管を介して操向輪と連動連結した油圧アクチュエータと
接続したパワーステアリング装置を有する作業車両にお
いて、前記油圧コントロールユニットを2組並列接続
し、一方の油圧コントロールユニットの入力軸と操向ハ
ンドルのハンドル軸との間に伝動断接手段を設けてコン
トローラと接続するとともに、前記コントローラに作業
と非作業を検知する手段を接続し、作業時に前記伝動断
接手段を「接」とすることを特徴とする作業車両の操向
制御装置。 - 【請求項2】 操向ハンドルの回動基部に油圧コントロ
ールユニットを設け、該油圧コントロールユニットに配
管を介して操向輪と連動連結した油圧アクチュエータと
接続したパワーステアリング装置を有する作業車両にお
いて、前記油圧コントロールユニットを2組並列接続
し、一方の油圧コントロールユニットの二次側出力ポー
トと油圧アクチュエータとの間に油路切換手段を配置
し、該油路切換手段をコントローラと接続するととも
に、前記コントローラに作業と非作業を検知する手段を
接続し、作業時に前記油路切換手段を連通側に切り換え
ることを特徴とする作業車両の操向制御装置。 - 【請求項3】 操向ハンドルの回動基部に油圧コントロ
ールユニットを設け、該油圧コントロールユニットに配
管を介して操向輪と連動連結した油圧アクチュエータと
接続したパワーステアリング装置を有する作業車両にお
いて、前記油圧コントロールユニットのポンプポートと
油圧ポンプの吐出ポートとの間にフローコントロールバ
ルブを設け、該フローコントロールバルブを運転部に設
けた操作手段により送油量を切換可能としたことを特徴
とする作業車両の操向制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002039104A JP2003237603A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 作業車両の操向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002039104A JP2003237603A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 作業車両の操向制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003237603A true JP2003237603A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27780236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002039104A Pending JP2003237603A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 作業車両の操向制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003237603A (ja) |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002039104A patent/JP2003237603A/ja active Pending
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