JP2003237741A - シュリンク包装体 - Google Patents

シュリンク包装体

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JP2003237741A
JP2003237741A JP2002041008A JP2002041008A JP2003237741A JP 2003237741 A JP2003237741 A JP 2003237741A JP 2002041008 A JP2002041008 A JP 2002041008A JP 2002041008 A JP2002041008 A JP 2002041008A JP 2003237741 A JP2003237741 A JP 2003237741A
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film
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JP2002041008A
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Taeko Matsushita
田恵子 松下
Kozo Mita
浩三 三田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器に筒状の熱収縮性フィルムを装着したシュ
リンク包装体であって、消費者が、包装材のミシン目に
沿って包装材を容易且つ確実に開封できるシュリンク包
装体を提供する。 【解決手段】該包装材を容器周面の口部から首部まで被
覆するキャップシュリンクラベルと、該包装材を前記の
キャップシュリンクラベルの一部が重なり合う容器周面
の首部から底部まで被覆するボディーシュリンクラベル
との2ピースからなることを特徴とするシュリンク包装
体に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装材を容器全体
に被覆し、加熱することにより容器に装着してなる包装
体に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、ビール、ビタミン飲料、乳・乳飲
料、ジュ−ス、炭酸飲料、水、お茶等の飲料水、あるい
は、オイル、調味料、その他種々の液状食品を充填包装
するために、種々の形態からなるプラスチック製ボト
ル、ガラス瓶、金属缶等(以下「容器」という。)が開
発されている。而して、これらの容器の表面に、容器の
保護、結束、ラベル貼り等の目的で、上記の容器の口
部、首部、胴部等の一部または全部を迅速に被覆、ある
いは、結束する包装材料として、シュリンクフィルム
(以下「熱収縮性フィルム」ともいう。)が知られてい
る。シュリンクの包装方法としては、例えば、筒状、若
しくは、袋状のフィルムに少し余裕を持たせて一次包装
した後、熱風、スチーム等によって該フィルムを容器外
周面にシュリンクさせる方法が知られている。また、他
のシュリンクの包装方法としては、フィルムをある程度
緊張状態で包装し、フィルムの端を容器の底部に折り込
んで、該折り込み部をフィルム同士の自己密着力または
熱融着により一次包装した後、シュリンク処理させてフ
ィルムの弛みやシワを除去するストレッチシュリンク等
の方法も知られている。シュリンク包装体としては、角
状、丸状、ひょうたん状等のあらゆる形状の容器にシュ
リンク包装することができるため、容器形状の選択を広
くとることができるものである。また、シュリンク包装
体としては、シュリンクフィルムと容器を直接接着して
いないため、容器と完全に分離することができるもので
ある。このため、環境面においても、リサイクルの観点
から、容器と分別可能なシュリンク包装体は、今後益々
需要の拡大が期待される。また、シュリンク包装体とし
ては、図8に示す如く、これらの容器の全面、密封する
部分を包装するもの(以下「フルシュリンク」とい
う。)である。而して、開封用の摘み片(切離開始部)
を起点として、ミシン目が刻印される場合、摘み片を摘
んで上方に引っ張ることにより、ミシン目に沿って口部
から首部までのキャップシュリンク部と容器本体のシュ
リンク部とを分断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すように、前記のキャップシュリンク部は、摘み片を
摘んで引っ張ると、途中で破断して最後までスムーズに
開封できないという問題がある。上記の問題を解決する
ために、包装材の所定位置に印刷層が設けられていない
無印刷部分が形成され、該無印刷部分に、前記のミシン
目が刻設されてなる包装体により、ミシン目に沿って容
易に開封することができる技術として、特開2000−
53154号公報が提案されている。しかしながら、上
記の場合でも、容器の周方向に延伸された熱収縮性フィ
ルムを高収縮(70〜80%以上)させているキャップ
シュリンク部が、肉厚で硬化しており、ミシン目を起点
として横方向に裂けやすく、開封しにくいことから、上
記のような問題点を解決するに至っていないというのが
現状である。また、シュリンク包装材を下側から上方に
向けて開封するより、上側から下方に向けて開封する方
が消費者にとって開封しやすいものである。しかしなが
ら、キャップシュリンク包装材を上側から下方に向けて
開封する際に、本体を装着した低収縮率(30〜40%
以下)の包装部分が、キャップシュリンク包装部分より
柔らかく、破断しやすいため、誤ってキャップシュリン
ク部分と一緒に本体のシュリンク部分まで破断してしま
うという欠点がある。而して、遮光性を必要とする内容
物を充填した容器をフィルムで外部光と遮断しているフ
ルシュリンク包装体においては、破断部分から、外部光
が遮断できないため、内容物の保存性が失われ、内容物
が劣化してしまうという問題を呈する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記の課題を解決するために、鋭意研究の結果、熱収縮性
フィルムからなる包装材を容器本体の口部から首部まで
シュリンク包装したキャップシュリンクラベルと、該包
装材を前記の包装材の一部が重なり合う容器本体の首部
から底部までシュリンク包装したボディーシュリンクラ
ベルとの2ピースからなるフルシュリンク形態とするこ
とにより、開封性に優れたフルシュリンク包装体を見出
したものである。本発明は、容器に筒状の熱収縮性フィ
ルムを装着したシュリンク包装体であって、前記のフィ
ルムの収縮方向と交差する方向に開封用のミシン目が刻
設され、該ミシン目に沿って容器に装着された該包装材
を破断できる包装体において、該包装材を容器周面の口
部から首部まで被覆するキャップシュリンクラベルと、
該包装材を前記のキャップシュリンクラベルの一部が重
なり合う容器周面の首部から底部まで被覆するボディー
シュリンクラベルとの2ピースからなることを特徴とす
るシュリンク包装体を提供することである。上記におい
て、前記の包装材が、遮光性を有することを特徴とする
シュリンク包装体を提供することもできる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の包装体における実
施の形態について図面を参酌しつつ説明する。図1は、
本発明の第一実施の形態を示す一部断面を含むシュリン
ク包装体の全体斜視図である。図1に示すように、本発
明の実施形態は、例えば、熱収縮性フィルムから構成さ
れる包装材を口部から底部までシュリンク包装した容器
を例示する。本発明にかかるシュリンク包装体として
は、包装材としての筒状の熱収縮性フィルムが容器に外
嵌装着されてなるものである。前記のシュリンク包装体
としては、該包装材を容器周面の口部から首部まで被覆
したキャップシュリンク包装部と、該包装材を前記のキ
ャップシュリンク包装部の一部が重なり合う容器周面の
首部から底部まで被覆したボディーシュリンク包装部と
の2ピースからなるものである。
【0006】図2(a)は、本発明の第一実施の形態を
示す、加熱収縮前の筒状のキャップシュリンクラベルの
正面図である。図2(a)に示すように、本発明にかか
るキャップシュリンクラベルとしては、ラベル開封用の
摘み片(切離開始部)を起点として、ミシン目が貼り合
せ部の両側に設けられているものである。図2(b)
は、本発明の第一実施の別形態を示す、筒状のキャップ
シュリンクラベルの正面図である。図2(b)に示すよ
うに、本発明にかかる別形態のキャップシュリンクラベ
ルとしては、ラベル開封用の摘み片(切離開始部)を起
点として、ミシン目が貼り合せ以外の部分の両側に設け
られているものである。
【0007】図3(a)は、本発明の第一実施の形態を
示す、シュリンク包装体の口部斜視図である。図3
(a)に示すように、本発明にかかるキャップシュリン
クラベルとしては、切り込みを施して形成されたラベル
の開封用の摘み片(切離開始部)が設けられているもの
である。而して、該摘み片を起点としてミシン目が、刻
設されてなる。また、該摘み片としては、該キャップシ
ュリンクラベルの上端に設けて上方から下方に向けて破
断する構成のものである。なお、図示しないが、該摘み
片としては、下端に設けて下方から上方に向けて破断す
る構成のものであっても良い。
【0008】図3(b)は、本発明の第一実施の形態を
示すシュリンク包装体の下部正面図である。図3(b)
に示すように、本発明にかかるボディーシュリンクラベ
ルとしては、包装材を容器の首部から底部内側まで巻き
込んで被覆してなるものである。而して、該摘み片を起
点としてミシン目が、刻設されてなる。なお、図示しな
いが、該摘み片としては、下端に設けて下方から上方に
向けて破断する構成のもの、あるいは、上端に設けて上
方から下方に向けて破断する構成のものであっても良
い。
【0009】図4(a)は、本発明の第二実施の形態を
示す一部断面を含むシュリンク包装体の全体斜視図であ
る。図4(a)に示すように、本発明の実施形態は、例
えば、熱収縮性フィルムから構成される包装材を口部か
ら底部までシュリンク包装した容器を例示する。本発明
にかかるシュリンク包装体としては、包装材としての筒
状の熱収縮性フィルムが容器に外嵌装着されてなるもの
である。前記のシュリンク包装体としては、該包装材を
容器周面の口部から首部の根元の肩部まで被覆したキャ
ップシュリンク包装部と、該包装材を前記のキャップシ
ュリンク包装部の一部が重なり合う容器周面の首部から
底部まで被覆したボディーシュリンク包装部との2ピー
スからなるものである。
【0010】図4(b)は、本発明の第二実施の形態を
示す、シュリンク包装体の口部斜視図である。図4
(b)に示すように、本発明にかかるキャップシュリン
クラベルとしては、切り込みを施して形成されたラベル
の開封用の摘み片(切離開始部)が設けられているもの
である。而して、該摘み片を起点としてミシン目が、刻
設されてなる。
【0011】図5は、本発明の第三実施の形態を示す、
シュリンク包装体の口部斜視図である。図5に示すよう
に、本発明にかかるキャップシュリンクとしては、V字
型の切り込みを施して形成されたラベルの開封用のノッ
チ(切離開始部)が設けられているものである。而し
て、ノッチを起点としてミシン目が、刻設されてなる。
【0012】図6は、本発明の第四実施の形態を示す、
シュリンク包装体の下部正面図である。図6に示すよう
に、本発明にかかるボディーシュリンクラベルとして
は、容器の首部から底部外周縁まで包装材を被覆してな
るものである。
【0013】本発明において、包装材である熱収縮性フ
ィルムとしては、印刷適性を有すれば、特に限定され
ず、一般的にシュリンクラベルに使用されている熱収縮
性のポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリスチレ
ンフィルム、ポリプロピレンフィルム、低密度ポリエチ
レンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、高密度ポ
リエチレンフィルム、低密度直鎖状ポリエチレンフィル
ム、環状ポリオレフィンフィルム、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノ
マー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−
アクリル酸メチル共重合体等の樹脂から製膜されたポリ
オレフィン系フィルム、塩素化ポリエチレン,塩素化ポ
リプロピレンなどの樹脂から製膜された変性ポリオレフ
ィンフィルム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の樹脂
から製膜されたフィルム、アクリル系樹脂系フィルム等
が使用できる。また、前記の熱収縮性フィルムとして
は、顔料等の着色剤で透明あるいは不透明に着色された
ものであってもよい。熱収縮性フィルムの厚みとして
は、特に限定されないが、耐熱性、剛性、ラベルとした
時の作業性、外観等を損なわない範囲で、適宜選択さ
れ、5〜70μm位好ましく、15〜60μm位が望ま
しい。なお、ボディーシュリンクラベルと、キャップシ
ュリンクラベルの包装材としては、互いに異なる種類、
異なる膜厚からなる熱収縮性フィルムを用いても構わな
い。ボディーシュリンクラベルのフィルム種類として
は、印刷適性、剛性、ラベルとした時の作業性の面か
ら、ポリエチレンテレフタレートフィルム等を用いるこ
とが好ましい。キャップシュリンクラベルのフィルム種
類としては、開封性の面からフィルム材質の柔らかいポ
リスチレンフィルム等を用いることが好ましい。キャッ
プシュリンクラベルの膜厚としては、特に限定されない
が、開封性の面から、ボディーシュリンクラベルより薄
くすることが好ましく、9〜50μm程度が望ましい。
【0014】本発明において、前記の熱収縮性フィルム
に印刷層を設けても良く、印刷層としては、熱収縮性フ
ィルムの全面、または、部分的に、グラビア印刷、フレ
キソ印刷、オフセット印刷等の公知の印刷技術を用いて
絵柄を形成したものである。印刷層に使用されるインキ
としては、熱収縮性フィルムと接着性があり、必要な耐
性を有している一般的に用いられているインキが使用で
きる。好ましくは、耐熱性に富むインキで、グラビアイ
ンキで印刷することが望ましい。印刷層の厚みとして
は、特に限定されないが、1〜10μm位が好ましく、
2〜5μm位が望ましい。本発明において、包装材に遮
光性の機能を持たせるために、遮光性を有するアルミペ
ースト、酸化チタン等の顔料を含むインキを使用しても
よい。
【0015】本発明において、熱収縮性フィルムには、
必要に応じて、滑剤、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、着色剤等の各種添
加剤を添加してもよい。また、該フィルムの表面には、
印刷性を向上させるため、コロナ放電処理、プラズマ処
理、火炎処理、酸処理などの慣用の表面処理を施しても
よい。
【0016】本発明において、包装材に遮光性の機能を
持たせるために、前記の熱収縮性フィルムの上にアルミ
ニウム(Al)等の金属の薄膜層を形成しても良い。ま
た、本発明においては、金属の薄膜層としては、金属の
薄膜の1層だけではなく、2層あるいはそれ以上を積層
した積層体の状態でもよく、また、使用する金属として
は、1種または2種以上の混合物で使用し、異種の材質
で混合した金属の薄膜を構成することもできる。上記金
属の薄膜層の厚みとしては、使用する金属によって異な
るが、50〜1000Å位が好ましく、100〜100
0Å位の厚さに形成したものが望ましい。
【0017】本発明において、前記の熱収縮性フィルム
を2枚以上重ねて積層させても良く、シュリンク積層体
を構成する接着剤としては、例えば、ポリウレタン系、
ポリエステル系、ポリアミド系、エポキシ系、ポリ(メ
タ)アクリル系、ポリ酢酸ビニル系、ポリオレフィン系
ないし変性ポリオレフィン系、カゼイン、ワックス、エ
チレン−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリブタジエン
系、その他等をビヒクルの主成分とする溶剤型、水性
型、無溶剤型、あるいは、熱溶融型等の各種のラミネ−
ト用接着剤を使用することができる。上記において、ラ
ミネ−ト用接着剤の塗布量としては、0.1〜5g/m
2 (乾燥状態)位が望ましい。
【0018】本発明において、熱収縮性フィルムに接着
剤を介して積層する方法としては、接着剤を、例えば、
ロ−ルコ−ト、グラビアコ−ト、ナイフコ−ト、デップ
コ−ト、スプレイコ−ト、その他のコ−ティング法でコ
−ティングし、溶剤、希釈剤等を乾燥して、該積層体を
形成することができる。各々のフィルムを貼合する接着
剤は、ウレタン系接着剤が好適に使用されるが、公知の
もので衛生的に支障のないものであればそれ以外の使用
も可能である。
【0019】而して、前記の熱収縮性フィルムの両端部
である下端部、上端部を重ね合わせ、しかる後、その端
部の重合部分を接合部分として、熱融着、あるいは、接
着剤を介して貼り合わせてシ−ル部を形成して、筒状体
からなるシュリンクラベルを得る。なお、上記のシュリ
ンクラベルは、チューブ状のものを用いても構わない。
【0020】本発明にかかるシュリンクラベルに設けら
れているミシン目は、例えば、周囲に切断部と非切断部
とが繰り返し形成された円板状の刃物を押し当てる方法
等により施すことができる。該ミシン目は、該シュリン
クラベルを開封するための摘み片を起点としてラベルの
下端まで刻設された2条の縦ミシン目からなる。なお、
該ミシン目は、2条に限らず、1条、あるいは、3条以
上の複数条を設けることも可能である。また、図2
(a)に示す如く、該ミシン目は、貼合わせ部の両側に
位置に設けてもよく、また、図2(b)に示す如く、貼
合わせ部以外の位置に設けても良い。また、該ミシン目
は筒状体からなるシュリンクラベルを製造する工程、即
ち、シュリンクフィルム断裁工程、筒貼り工程、シュリ
ンクラベル断裁工程のうち、適宜の段階で施すことがで
きる。前記のミシン目としては、70〜90℃の温水1
0秒間で、熱収縮が最大70〜80%以上であって、ポ
リエチレンテレフタレートフィルム等の硬い熱収縮フィ
ルムの場合、切断部の長さ0.7mmで、非切断部の長
さ1.4mmが好ましい。また、前記のミシン目として
は、70〜90℃の温水10秒間で、熱収縮が最大70
〜80%以上であって、ポリスチレンフィルム等の柔ら
かい熱収縮フィルムの場合、切断部の長さ0.6mm
で、非切断部の長さ2.4mmが好ましい。
【0021】上記で製造した本発明にかかる2ピースシ
ュリンクラベルの筒状体を、容器にラベル装着する方法
について、以下に説明する。図7は、本発明の第1実施
の形態を示すシュリンク包装体の自動ラベル装着装置の
一例を示す概略的構成図である。図7に示すように、前
記の容器としては、下方側に直径eが略均一な胴部が形
成され、該胴部の上方には、胴部より直径が小さい口部
が形成されている。口部は、上方の開口部に向かって直
径が徐々に小さくなった先細状に形成され、最も細い最
小部の直径fは、前記の胴部の直径eの37%であり、
また、前記の筒状にしたシュリンクフィルムの直径g
は、胴部の直径gの103〜110%になっている。ま
た、口部の上方に開口する開口部は、王冠やスクリュー
キャップ等の閉塞体で閉塞されている。
【0022】図7に示すように、自動ラベル装着装置の
第1ラベラーAにおいて、ボディーシュリンクラベル連
続体を、スリッターで所望の大きさに切断させ、連続し
て供給される充填した容器の外表面に嵌着させる。次
に、ボディーシュリンクラベルを嵌着した容器を、ボト
ムシュリンカーBに受け渡し、ボディーシュリンク包装
材の底部の巻き込み量を必要な長さに調整後、ボディー
シュリンカーCに入り、シュリンクトンネルに通して、
所定温度、例えば、80〜200℃の熱風や、水蒸気、
及び、水蒸気が結露した湯気により加熱するスチーム
や、赤外線等の輻射熱を作用させて、周方向に高収縮さ
せることによって、ボディーシュリンクラベルを容器本
体の首部から底部まで設けた、ボディーシュリンク包装
体を得ることができる。次に、第2ラベラーDにおい
て、キャップシュリンクラベル連続体を、スリッターで
所望の大きさに切断させ、上記で得られたボディーシュ
リンク包装体の口部の外表面に嵌着させ、キャップシュ
リンクラベルの上部の巻き込み量を必要な長さに調整
後、キャップシュリンカーEに入り、シュリンクトンネ
ルに通して、周方向に高収縮させることによって、シュ
リンクラベルを容器本体の口部から底部まで設けた、本
発明にかかる2ピースからなるシュリンク包装体を製造
することができる。
【0023】図1を参酌して説明すると、まず、容器周
面の下端部aから首部(口部の根本部分)cまでボディ
ーシュリンクラベルが外装されて、加熱されることによ
り、容器の下端部aから首部cまでシュリンク包装され
る。次に、前記の閉塞体の上面外周縁も、筒状に形成さ
れたキャップシュリンクラベルが外装されて加熱される
ことにより、前記の閉塞体は、上端部dから前記のボデ
ィーシュリンクラベルの一部が重なり合う首部bまでシ
ュリンク包装される。即ち、本発明にかかる包装体とし
ては、ボディーシュリンクラベル及び、キャップシュリ
ンクラベルで、容器の周囲全体を被覆すると共に閉塞体
の周縁もシュリンク包装されるフルシュリンク形態から
なる包装体を得るものである。
【0024】このシュリンクラベル装着の際に、ボディ
ーシュリンクラベルとキャップシュリンクラベル2の2
ピースを装着するので、胴部に対して径差の大きい口部
まで確実に被覆できて均一な被覆状態が得られる。
【0025】熱収縮後のシュリンク包装体としては、ボ
ディーシュリンクラベルとキャップシュリンクラベルの
2ピースを装着する包装体のため、底部から口部まで1
ピースのシュリンクラベルを熱収縮させた場合と比べ、
胴部の部分と口部の部分とのラベル収縮量が大きく異な
ることがない。従って、口部の部分が胴部の部分に比し
て肉厚になることなく、容器全体をほぼ均一な厚みを有
する包装材でシュリンク包装することができる。
【0026】次に、以上のように製造されたシュリンク
包装体において、キャップシュリンクラベルを開封す
る。即ち、摘み片を下方に引っ張りミシン目に沿ってキ
ャップシュリンクラベルを左右に二分して除去する。こ
の際、キャップシュリンクラベルの途中切れの発生が少
なく、キャップシュリンクラベルの下端まで容易且つ確
実に開封することができる。
【0027】しかも、ボディーシュリンクラベルとキャ
ップシュリンクラベルの2ピースから包装されているの
で、開封の際、キャップシュリンクラベルをボディーシ
ュリンクラベルまで破断することがなく、キャップシュ
リンクラベルのみを除去することができる。
【0028】このように、口部のラベルを除去すること
により、閉塞体の封緘が解かれ、口部を開封することが
できる。
【0029】本発明にかかるシュリンク包装体の容器と
しては、例えば、ガラス瓶、プラスチックボトル、金属
缶等の容器などが挙げられる。前記のプラスチック製容
器を構成する樹脂として、例えば、ポリプロピレンなど
のオレフィン系重合体やポリスチレンなどのスチレン系
重合体等のビニル重合体、ポリエステル、塩化ビニル樹
脂などが挙げられる。上記の容器の形状としては、丸
型、角型、八角型、ひょうたん型でも良い。
【0030】上記の容器の内容物としては、ビール、ビ
タミン飲料、乳・乳飲料、ジュ−ス、炭酸飲料、水、お
茶等の飲料水、あるいは、油脂、調味料、その他種々の
液状食品、化粧水、液状洗剤等が挙げられる。
【0031】
【実施例】以下、本発明にかかる包装体の実施例につい
て詳細に説明する。ボディーシュリンクラベル用の熱収
縮性合成樹脂フィルムとしては、厚さ50μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム(東洋紡株式会社製、S
7553)を準備した。
【0032】前記の熱収縮性合成樹脂フィルムの上に、
格子目柄の絵柄印刷層として、クリオス950シロ(ザ
・インクテック株式会社製)で、版深40μm、線数1
75線の網版を用いてグラビア印刷を施した。
【0033】前記の絵柄印刷層の上に、銀色インキ(全
面ベタ刷り)層として、クリオス高輝度銀(ザ・インク
テック株式会社製)で、版深40μm、線数175線の
網版を用いて全面ベタ刷りのの2度重ね刷りでグラビア
印刷を施した。
【0034】前記の銀色インキ(全面ベタ刷り)層の上
に、白色インキ(全面ベタ刷り)層として、クリオス9
70コンクシロ(ザ・インクテック株式会社製)で、版
深40μm、線数175線の網版を用いて全面ベタ刷り
のグラビア印刷を施した。その結果、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム/絵柄印刷層/銀色インキ(全面ベ
タ2回刷り)層/白色インキ全面ベタ刷層からなるのボ
ディーシュリンクフィルムを得た。
【0035】しかる後、上記のようにして得られたボデ
ィーシュリンクフィルムを、ロール状に巻き返した。所
望の大きさのラベル用シートに断裁後、貼り合わせ部の
両側に15mm幅で、切断部の長さ0.7mm、非切断
部の長さ1.4mmのミシン目を、収縮方向と交差する
方向に2条施した。しかる後、ボディーシュリンクフィ
ルムの収縮方向が容器の周方向で、(容器外側)ポリエ
チレンテレフタレートフィルム/絵柄印刷層/銀色イン
キ(全面ベタ2回刷り)層/白色インキ全面ベタ刷層
(容器内側)となるようにしてボディーシュリンクフィ
ルムの両端部を重ね合わせ、該重ね合わせ部を溶着シー
ルで熱接着させて容器周方向110mmの長尺筒状のボ
ディーシュリンクラベル連続体を得た。
【0036】キャップシュリンクラベル用の熱収縮性合
成樹脂フィルムとしては、熱収縮性合成樹脂フィルムと
しては、厚さ50μmのポリスチレンフィルム(東洋紡
株式会社製、DXL21945)を準備した。
【0037】前記の熱収縮性合成樹脂の上に格子目柄の
絵柄印刷層として、X−PS950シロ(大日精化株式
会社製)で、版深40μm、線数175線の網版を用い
てグラビア印刷を施した。
【0038】前記の絵柄印刷層の上に、墨色インキ(全
面ベタ刷り)層として、OSM(大日精化株式会社製)
で、版深40μm、線数175線の網版を用いて全面ベ
タ刷りの2度重ね刷りでグラビア印刷を施した。
【0039】前記の白色インキ(全面ベタ刷り)層の上
に、白色インキ(全面ベタ刷り)層として、PS−10
コンクシロ(大日精化株式会社製)で、版深40μm、
線数175線の網版を用いて全面ベタ刷りのグラビア印
刷を施した。その結果、ポリスチレンフィルム/絵柄印
刷層/墨色インキ(全面ベタ2回刷り)層/白色インキ
全面ベタ刷層からなる実施例のキャップシュリンクフィ
ルムを得た。
【0040】しかる後、上記のようにして得られたキャ
ップシュリンクフィルムを、ロール状に巻き返した。所
望の大きさのラベル用シートに断裁後、貼り合わせ部の
両側に15mm幅で、切断部の長さ0.6mm、非切断
部の長さ2.4mmのミシン目を、収縮方向と交差する
方向に2条施した。しかる後、キャップシュリンクフィ
ルムの幅方向が周方向で、(容器外側)ポリスチレンフ
ィルム/絵柄印刷層/墨色インキ(全面ベタ2回刷り)
層/白色インキ全面ベタ刷層(容器内側)となるように
してキャップシュリンクフィルムの両端部を重ね合わ
せ、該重ね合わせ部を溶着シールで熱接着させて容器周
方向75mmの長尺筒状のキャップシュリンクラベルの
連続体を得た。
【0041】容器としては、高さ226mm、胴部の直
径が65.8mm、口部の直径が24.6mmの口部が
形成されているものを準備した。なお、口部の直径は、
前記の胴部の直径の37%である。内容物(乳飲料)5
00mlを充填したガラス製瓶の容器、及び、得られた
筒状のボディーシュリンクラベル連続体を図8に示すよ
うな自動ラベル装着装置に供給した。上記の連続体を1
85mm間隔に切断した結果、容器の周方向に110m
m、周方向と交差する方向に185mmのボディーシュ
リンクラベルを得た。また、上記のボディーシュリンク
ラベルの幅は、容器の胴周りの108%となっている。
次に、ボディーシュリンクラベルを容器の外表面に嵌着
後、底部の巻き込み量kを20mmに調整し、底部をス
チームヒータで90℃、10秒間加熱し、底部にシュリ
ンク装着した。次に、胴部においても底部と同様の方法
で上記のラベルをシュリンク装着した。その結果、該ボ
ディーシュリンクラベルを容器本体の首部から底部まで
設けた実施例のシュリンク包装体を得た。次に、得られ
た筒状のキャップシュリンクラベル連続体を自動ラベル
装着装置に供給し、75mm間隔に切断した。その結
果、図2(a)を参酌して説明すると、周方向に75m
m、周方向と交差する方向に75mmの大きさで、上端
に上辺j7mm、底辺i15mm、高さh5mmの台形
状の摘み片を設けたキャップシュリンクラベルを得た。
次に、容器の口部の外表面に嵌着し、キャップシュリン
クラベルの巻き込み量rを5mmに調整後、スチームヒ
ータで90℃、10秒間加熱し、口部にシュリンク装着
した。その結果、該キャップシュリンクラベルを容器本
体の首部から口部まで設けた実施例のキャップシュリン
ク包装体を得た。即ち、本発明にかかる包装体として
は、ボディーシュリンクラベル及び、キャップシュリン
クラベルで、容器の底部と周囲全体を被覆すると共に閉
塞体の周縁もシュリンク包装されるフルシュリンク形態
であって、且つ、遮光性に非常に優れ、かつ、意匠性に
優れた2ピースシュリンク包装体を得た。
【0042】また、得られた2ピースシュリンク包装体
について、ミシン目に沿って、上端部から下方に向けて
ラベルを開封した結果、摘み片が硬くないため、容易に
開封できた。しかも、首部から底部まで被覆するシュリ
ンクラベルまで破断することがなく、キャップシュリン
クラベルのみを除去することができた。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明のシュリンク包装
体によれば、胴部の外形寸法と口部の外形寸法が大きく
異なる容器に包装材を高収縮させた場合であっても、首
部から底部周縁まで被覆するボディーシュリンクラベル
と口部から首部まで被覆するキャップシュリンクラベル
の2ピースを装着するフルシュリンク包装体を提供でき
る。従って、1ピースで装着するフルシュリンク包装体
と比較して、バリエーションに富んだ容器形状を被覆す
ることができるため、意匠性を付与したシュリンク包装
体を提供することもできる。また、キャップシュリンク
ラベルとボディーシュリンクラベルで異なったフィルム
の種類、厚みのものを使用することができる。従って、
キャップシュリンクラベルをボディーシュリンクラベル
より柔らかい材質や、膜厚の薄い包装材料を選択的に用
いることによって、消費者が容易、且つ、確実に開封し
やすいフルシュリンク包装体を提供することができる。
また、ボディーシュリンクラベルを印刷適性に優れたフ
ィルムを用いることによって、意匠性に優れたフルシュ
リンク包装体を提供することができる。しかも、キャッ
プシュリンクラベルを開封する際、首部から底部まで被
覆するシュリンクラベルまで破断することがなく、キャ
ップシュリンクラベルのみを除去可能なシュリンク包装
体を提供できる。また、遮光性の機能を持たせた該包装
材で、ビール、乳・乳飲料などの外部光により劣化しや
すい内容物を充填した容器をフルシュリンク包装するこ
とにより、非常に優れた遮光性シュリンク包装製品を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態を示す一部断面を含む
シュリンク包装体の全体斜視図である。
【図2】(a)本発明の第一実施の形態を示す加熱収縮
前の筒状のキャップシュリンクラベルの正面図である。
(b)本発明の第一実施の別形態を示す筒状の加熱収縮
前のキャップシュリンクラベルの正面図である。
【図3】(a)上記のシュリンク包装体の口部斜視図で
ある。(b)上記のシュリンク包装体の下部正面図であ
る。
【図4】(a)本発明の第二実施の形態を示す一部断面
を含むシュリンク包装体の全体斜視図である。(b)上
記のシュリンク包装体の口部斜視図である。
【図5】本発明の第三実施の形態を示す、シュリンク包
装体の口部斜視図である。
【図6】本発明の第四実施の形態を示す、シュリンク包
装体の下部正面図である。
【図7】本発明の第一実施の形態を示す、シュリンク包
装体の自動ラベル装着装置の一例を示す概略的構成図で
ある。
【図8】従来の1ピースのフルシュリンク包装体を示す
斜視図である。
【図9】従来の1ピースのフルシュリンク包装材を開封
する状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ボディーシュリンクラベル(包装材) 2 キャップシュリンクラベル(包装材) 3 容器(被装着物) 31 胴部 32 肩部 33 首部 34 口部 35 底部 36 貼合わせ部 37 口部巻き込み部 38 底部巻き込み部 4 フルシュリンクラベル(包装材) 5 閉塞体 6 摘み片 7 ノッチ 8 ミシン目 8a 切断部 8b 非切断部 10 1ピースシュリンク包装体 20 2ピースシュリンク包装体 a 下端部 b 首部(下側) c 首部(上側) d 上端部 e 胴部の直径 f 口部の直径 g 筒状のシュリンクフィルムの直径 h 摘み片の高さ i 摘み片の底辺 j 摘み片の上辺 k 底部巻き込み量 r 口部巻き込み量 A 第1ラベラー B ボトムシュリンカー C ボディーシュリンカー D 第2ラベラー E キャップシュリンカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA03 AB26 BA03B BA21C BB08B BB11B BB14B BC03B BC03C CA01 CA12 EB06 EB11 FA04 FB01 FC01 GD01 3E084 AA04 AA12 AA24 AA32 AB01 AB02 BA02 BA03 BA08 CA01 CB01 CB04 CC03 DA01 DB01 DC03 FA09 FD09 GB08 GB17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に筒状の熱収縮性フィルムを装着し
    たシュリンク包装体であって、包装材としては、前記の
    フィルムの収縮方向と交差する方向に開封用のミシン目
    が刻設され、該ミシン目に沿って容器に装着された該包
    装材を破断できる包装体において、該包装材を容器周面
    の口部から首部まで被覆するキャップシュリンクラベル
    と、該包装材を前記のキャップシュリンクラベルの一部
    が重なり合う容器周面の首部から底部まで被覆するボデ
    ィーシュリンクラベルとの2ピースからなることを特徴
    とするシュリンク包装体。
  2. 【請求項2】 前記の包装材が、遮光性を有することを
    特徴とする請求項1記載のシュリンク包装体。
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