JP2003239596A - フューエルフィラーリッドオープナー用アクチュエータ - Google Patents

フューエルフィラーリッドオープナー用アクチュエータ

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JP2003239596A
JP2003239596A JP2002043977A JP2002043977A JP2003239596A JP 2003239596 A JP2003239596 A JP 2003239596A JP 2002043977 A JP2002043977 A JP 2002043977A JP 2002043977 A JP2002043977 A JP 2002043977A JP 2003239596 A JP2003239596 A JP 2003239596A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力ロッドがロックオフ位置まで駆動したと
きに発生する衝撃力を2つのダンパで効果的に吸収する
ことで、その耐久性を、簡易な構成で大幅に向上させる
ことができるフューエルフィラーリッドオープナー用ア
クチュエータを提供する。 【解決手段】 フューエルフィラーリッドオープナー用
アクチュエータAを、ケース1と、アーマチュア軸2を
もつモータ3と、該アーマチュア軸2に結合されたウオ
ームギア4と、該ウオームギア4により回動するセクタ
ギア5と、該セクタギア5の回動によりロックオン位置
からロックオフ位置まで駆動される出力ロッド6と、ケ
ース1に設けた第1のストッパ7,7に衝突して圧縮さ
れ衝撃力を吸収するメインダンパ9と、上記ケース1に
設けた第2のストッパ11,11に衝突し、該衝撃力の
略一部を吸収するサブダンパ10と、から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のフューエ
ルフィラーリッドを解錠するフューエルフィラーリッド
オープナーに利用されるアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアクチュエータとして
は、例えば、特開2001−65215号に示されてい
るものが知られている。
【0003】この従来のアクチュエータは、アッパーケ
ースとロアケースとで構成されてなるケースと、モータ
のアーマチュア軸に結合されたウオーム軸と、ケースに
回転可能に支持されていてウオーム軸に噛合され、ウオ
ーム軸の回転により回動するセクタと、ケースに支持さ
れていてセクタに連結され、セクタの回動によりフュー
エルフィラーリッドを解錠するロックオフ位置まで直線
的に駆動される出力ロッドと、フューエルフィラーリッ
ドを施錠するロックオン位置に出力ロッドを付勢する戻
しばねと、出力ロッドの一部に一体的にして取付けら
れ、出力ロッドが、戻しばねによりロックオン位置に付
勢される際、および、ロックオフ位置に駆動される際
に、ケースに衝突する衝撃吸収用ダンパを備えて構成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフューエルフィラーリッドオープナー用アクチュエ
ータにあっては、上記出力ロッドがロックオフ位置まで
作動したときに発生する衝撃力を、出力ロッドに取り付
けられた衝撃吸収用ダンパのみで吸収する構造であり、
しかも、この種のアクチュエータでは、上記衝撃吸収用
ダンパで出力ロッドの作動ストロークを規制している構
造であるため、該ダンパーの形状を、より衝撃吸収性能
が向上する形状に変更することができず、従って、上記
衝撃を上記1つのダンパでは十分に吸収することができ
ず、アクチュエータ故障の一因となっていた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、この種のアク
チュエータにおける衝撃力を吸収するダンパの形状を変
更することなく、出力ロッドがロックオフ位置まで駆動
したときに発生する衝撃力を2つのダンパで効果的に吸
収することで、この種のアクチュエータの耐久性を、簡
易な構成で大幅に向上させることができるフューエルフ
ィラーリッドオープナー用アクチュエータを提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明にあっては、ケースと、該
ケースに収容され通電により回転するアーマチュア軸を
もつモータと、該アーマチュア軸に結合されたウオーム
ギアと、上記ケースに回動自在に支持されていて上記ウ
オームギアに噛合され、該ウオームギアの回転により回
動するセクタギアと、上記ケースに摺動自在に支持され
ていて該セクタギアの回動によりフューエルフィラーリ
ッドが施錠されるロックオン位置から解錠されるロック
オフ位置まで直線的に駆動される出力ロッドと、上記出
力ロッドに取り付けられ、該出力ロッドがロックオフ位
置に駆動される際に上記ケースに設けた第1のストッパ
に衝突して圧縮され衝撃力を吸収するメインダンパとを
備えたフューエルフィラーリッドオープナー用アクチュ
エータにおいて、上記出力ロッドの、上記メインダンパ
取付位置とは離間した位置にサブダンパを取り付け、該
サブダンパは、上記出力ロッドがロックオフ位置まで駆
動される過程において、上記メインダンパが充分に圧縮
される前に上記ケースに設けた第2のストッパに衝突し
て圧縮され該衝撃力の一部を吸収するように構成されて
いることを特徴とするものである。
【0007】このようにフューエルフィラーリッドオー
プナー用アクチュエータを構成することで、この種のア
クチュエータにおける衝撃力を吸収するダンパの形状を
変更することなく、出力ロッドがロックオフ位置まで駆
動したときに発生する衝撃力を2つのダンパで効果的に
吸収することができるので、この種のアクチュエータの
耐久性を大幅に向上させることができる。
【0008】そして、上記サブダンパは、例えば、請求
項2に示すように、断面形状が略X字状の弾性材からな
るリング体で形成し、衝撃吸収性能が向上するように構
成するのが望ましい。
【0009】さらに、この発明にあっては、上記請求項
1または請求項2に係るメインダンパを、請求項3に記
載したように、ゴムを素材とした弾性材で成型して略矩
形状となし、該メインダンパを、一方の側面に突設され
た上記ケースに設けた第3のストッパに衝突可能な半円
柱形状をなす一対の第1の緩衝突部と、他方の側面に突
設され上記ケースの上記第1のストッパに衝突可能な半
円柱形状をなす一対の第2の緩衝突部と、を一体に備え
て構成したことを特徴とするものである。
【0010】この場合、この発明に係るフューエルフィ
ラーリッドオープナー用アクチュエータにあっては、請
求項4に記載したように、上記出力ロッドがロックオン
位置からロックオフ位置まで駆動される過程において、
まず、上記メインダンパの上記一対の第2の緩衝突部が
上記ケースの第1のストッパに衝突し始め、該メインダ
ンパが徐々に圧縮される過程で上記サブダンパが上記ケ
ースの第2のストッパに衝突し、該サブダンパが充分に
圧縮されると、上記メインダンパも充分に圧縮されるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0011】さらに、この発明にあっては、請求項5に
記載したように、上記出力ロッドのロックオフ位置から
ロックオン位置への駆動は、ドアロックの作動と連動さ
せるように構成するのが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の一形
態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0013】図1に示すように、この形態例に係わるフ
ューエルフィラーリッドオープナー用のアクチュエータ
Aは、ロアケース1と、該ロアケース1に収容され通電
により回転するアーマチュア軸2をもつモータ3と、該
アーマチュア軸2に結合されたウオームギア4と、該ウ
オームギア4に噛合され、該ウオームギア4の回転によ
り回動するセクタギア5と、該セクタギア5の回動によ
りフューエルフィラーリッド(図示せず)が解錠される
ロックオフ位置まで直線的に駆動される出力ロッド6
と、該出力ロッド6に取り付けられ、該出力ロッド6が
ロックオフ位置に駆動される際に上記ロアケース1に設
けた第1のストッパ7に衝突して圧縮される衝撃力を吸
収するメインダンパ9と、上記出力ロッド6のメインダ
ンパ取付位置とは離間した反対側の端部に取り付けら
れ、上記メインダンパ9が充分に圧縮される前に、上記
ロアケース1に設けた第2のストッパ11に衝突して圧
縮され、上記衝撃力の一部を吸収するサブダンパ10
と、から構成されている。そして、上記ロアケース1の
開口端を覆うアッパーケース(図示せず)と該ロアケー
ス1とでケースを構成する。
【0014】ロアケース1は、一方側が開放された略矩
形にされており、該ロアケース1内には、モータ取付部
12、ウオームギア支持部13、コネクタ部14、セク
タギア支持部15、車体側固定部17及び上記第1のス
トッパ7,7と、上記第2のストッパ11,11および
第3のストッパ31,31がそれぞれ形成されている。
【0015】モータ取付部12には、モータ3が収めら
れている。モータ3は、モータヨーク18と、モータヨ
ーク18に結合されたエンドカバー19とに図示しない
アーマチュアが収容されており、このアーマチュアに備
えられたアーマチュア軸2がエンドカバー19から突出
して配置されている。
【0016】モータ3は、第1のブラシ端子20がコネ
クタ部14内に配置された第1のコンタクタ22に電気
的に接続され、第2のブラシ端子21が同じくコネクタ
部14内に配置された第2のコンタクタ23に電気的に
接続されている。
【0017】モータ3は、第1のブラシ端子20から第
2のブラシ端子21に向けて通電されることによってア
ーマチュア軸2が回転する。
【0018】ウオームギア支持部13には、ウオームギ
ア4の先端軸部4aが回転可能に支持されており、この
ウオームギア4は、基端部がモータ3のアーマチュア軸
2に相対回転不能に結合されており、アーマチュア軸2
とともに回転する。尚、上記ウオームギア4は、セクタ
ギア5の歯部25と噛合している。
【0019】コネクタ部14内には、上記したように第
1及び第2のコンタクタ22、23が配置されている。
コネクタ部14は、図示しない制御回路に備えられた相
手側コネクタに装着されることによって、第1及び第2
のコンタクタ22、23が制御回路に電気的に接続され
る。
【0020】セクタギア支持部15は、丸棒状の軸形を
なし、ロアケース1の底板24より突出して形成され、
このセクタギア支持部15にセクタギア5が回動可能に
支持されている。
【0021】車体側固定部17は、略円筒形に形成され
ており、上記ロアケース1の一端部から外側に向け、出
力ロッド6の軸方向に突出形成されている。そして、こ
の車体側固定部17には、出力ロッド6の第1軸部6A
が挿通されており、該車体側固定部17は図示しないフ
ューエルフィラーリッドのインナパネルに形成された取
付孔に挿通されて、図示しない締結手段により該インナ
パネルに締め付けられて固定されるように構成されてい
る。
【0022】尚、上記セクタギア5には、歯部25をも
つ扇形セクタギア本体26の中央部にセクタギア支持部
15が挿入される孔27が形成されているとともに、こ
の孔27を中心として上記歯部25の反対側に、板状に
突出したレバー28が形成されている。そして、レバー
28上に、丸棒形にされたセクタギア出力軸29が突出
形成されている。
【0023】このように構成されてなるセクタギア5
は、歯部25がウオームギア4と噛合しているため、ウ
オームギア4が、一方向に回転されると、該セクタギア
5のセクタギア出力軸29は、ロアケース1のセクタギ
ア支持部15を回動中心として図1実線位置から反時計
方向に回動する。このセクタギア出力軸29は、出力ロ
ッド6に形成されたセクタギア出力軸挿入孔30に挿入
され連結されている。
【0024】ロアケース1の一端部(図1における右側
端部)には、出力ロッド6の図1右方向への移動を規制
する第3のストッパ31が形成されており、該第3のス
トッパ31は、その上端縁からコ字状に切除して形成さ
れており、この第3のストッパ31には、メインダンパ
9に形成された第1の緩衝突部9A,9Aが衝突する。
【0025】また、上記第1のストッパ7,7は、ロア
ケース1の中央部に配置された板をその上端縁からコ字
状に切除して形成されており、該第1のストッパ7,7
には、上記メインダンパ9に形成された第2の緩衝突部
9B,9Bが衝突する。
【0026】ロアケース1の他端部(図1における左側
端部)には、出力ロッド6の図1左方向への移動を規制
する第2のストッパ11が形成されており、該第2のス
トッパ11は、その上端縁からコ字状に切除して形成さ
れており、この第2のストッパ11には、サブダンパ1
0がサブストッパ用係止片8を介して衝突する。また、
ロアケース1の他端部に開設された出力ロッド用開口1
6には、出力ロッド6の第3軸部6Cが挿通されてい
る。上記サブストッパ用係止片8は、上記第3軸部6C
に遊嵌されており、例えばワッシャーにより形成され
る。
【0027】このサブダンパ10は、図2に示すよう
に、断面形状が略X字状のリング体で形成されており、
例えば軟質合成樹脂或はゴム材からなる弾性材から成型
され、衝撃緩衝性能が向上するように形成されている。
サブダンパ10は、上記出力ロッド6に取り付けられ、
該出力ロッド6から膨出形成された座部6Fに当接され
るように構成されている。尚、上記第2のストッパ11
近傍のロアケース6の底板24には、上記サブストッパ
用係止片8の図1右方向への移動を規制する移動規制用
突片32,32が突出形成されている。
【0028】このように構成されたサブダンパ10の出
力ロッド6への取付位置は、上記出力ロッド6が上記ロ
ックオン位置からロックオフ位置まで駆動される過程に
おいて、上記メインダンパ9の第2の緩衝突部9B,9
Bが、図3(A)に示すように、上記第1のストッパ
7,7に衝突し始めたときには、まだサブダンパ10は
第2のストッパ11には衝突せず、上記メインダンパ9
が、図3(B)に示すように、上記第1のストッパ7,
7に衝突して圧縮されているもののまだ充分には圧縮さ
れない状態のときに、上記サブダンパ10がサブストッ
パ用係止片8を介して第2のストッパ11,11に衝突
して衝撃力の一部を吸収し、図3(C)に示すように、
該サブダンパ10が充分に圧縮されると、上記メインダ
ンパ9も充分に圧縮されて上記衝撃力を吸収するように
取り付けられている。
【0029】以上説明したように、上記出力ロッド6
は、ロアケース1の第3のストッパ31から第2のスト
ッパ11までの長さ寸法よりも大きい長さ寸法をもって
おり、この出力ロッド6には、一端部から他端部に向
け、図1と図4に示すように、第1軸部6A、ダンパ取
付部6D、第2軸部6B、セクタギア連結部6E、第3
軸部6Cがそれぞれ形成されている。
【0030】第1軸部6Aは、図4に示すように、丸棒
形にされており、その先端部に傾斜面6Gが形成されて
いる。また、この第1軸部6Aには、フューエルフィラ
ーリッド(図示せず)に備えられた穴に係止される穴係
止部6Hが形成されている。この第1軸部6Aは、ロア
ケース1の第1のストッパ7,7内の軸方向に移動可能
に収められる。
【0031】また、上記ダンパ取付部6Dは、上記第1
軸部6Aに連結されており、このダンパ取付部6Dに
は、断面がT字形状にされた一対のダンパ取付突起が備
えられており、該一対のダンパ取付突起に上記メインダ
ンパ9が取付けられている。
【0032】メインダンパ9は、ゴムを素材とした弾性
材から成型され、略矩形をなし、上記メインダンパの一
方の側面には、上記第2のストッパ11,11に衝突可
能な半円柱形の第1の緩衝突部9A,9Aが一体に突設
され、また、他方の側面には、上記第1のストッパ7,
7に衝突可能な半円柱形の第2の緩衝突部9B,9Bが
一体に突設されて形成されている。
【0033】一方、上記第2軸部6Bは、角棒形にされ
てダンパ取付部6Dから連続形成されている。この第2
軸部6Bは、ロアケース1の第1のストッパ7,7内の
軸方向に移動可能に収められる。
【0034】また、上記セクタギア連結部6Eは、第2
軸部6Bに連続して形成されており、その中央部にセク
タギア出力軸挿入孔30が形成されている。
【0035】このセクタギア出力軸挿入孔30は、出力
ロッド6の長さ方向と直交する幅方向の寸法が長くなる
ように開設されている。
【0036】セクタギア出力軸挿入孔30の幅寸法は、
セクタギア5が回動する際のセクタギア出力軸29の移
動量に対応した大きさが選ばれている。このように構成
することで、出力ロッド6がロックオン位置にあるとき
に、フューエルフィラーリッドが手動で閉じられると
き、フューエルフィラーリッドの穴が出力ロッド6の上
記傾斜面6Gに衝突することによって、フューエルフィ
ラーリッドから与えられた外力により出力ロッド6がロ
ックオン位置からロックオフ位置まで強制的に動かされ
るが、そのときに、図1実線位置にあるセクタギア5の
セクタギア出力軸29を押圧しないようにしてセクタギ
ア5を回さずに、出力ロッド6のみが単独でロックオフ
位置へと移動する空振り動作を行えるようになる。
【0037】また、第3軸部6Cは、丸棒形に形成され
ており、上記出力ロッド用開口16の軸方向に移動可能
に収納される。尚、上記第3軸部6Cの端部には、緊急
解錠用のフック(図示せず)が形成されている。このフ
ックは、バッテリ上がり等により、万が一に、モータ3
への通電ができなくなった場合に、トランク内から手で
引っ張ることにより、出力ロッド6をロックオン位置か
らロックオフ位置に動かすのに用いられる。
【0038】出力ロッド6は、モータ3への通電時には
フューエルフィラーリッドのロックオン位置からロック
オフ位置へと移動するように構成されている。この出力
ロッド6の移動ストローク量は、上記半円柱形の第1の
緩衝突部9A,9Aが第3のストッパ31,31に当接
している状態から、上記半円柱形の第2の緩衝突部9
B,9Bが第1のストッパ7,7に衝突して充分に圧縮
されるまでの直線距離である。
【0039】出力ロッド6は、モータ3への通電が行わ
れ、セクタギア5が図1実線で示される位置から、図1
反時計方向に回動されると、セクタギア5のセクタギア
出力軸29がセクタギア出力軸挿入孔30の左内側壁に
係合して、該出力ロッド6は図1中左方向へ押圧され
る。これにより、出力ロッド6は、ロックオフ位置(解
錠位置)まで直線移動する。そして、出力ロッド6がロ
ックオフ位置まで移動することによって、第1軸部6A
の穴係止部6Hがフューエルフィラーリッドの穴から外
れるので、この状態でフューエルフィラーリッドを開方
向へ引き出すことにより給油口(図示せず)が露出す
る。
【0040】このとき、メインダンパ9は、第1の緩衝
突部9A,9Aが第3のストッパ31,31から離れ、
第2の緩衝突部9B,9Bが第1のストッパ7,7に衝
突し、メインダンパ9が徐々に圧縮する過程で、上記サ
ブダンパ10がサブストッパ用係止片8を介して第2の
ストッパ11,11に衝突して衝撃力の一部を吸収し、
該サブダンパ10が充分に圧縮されると、上記メインダ
ンパ9も充分に圧縮されて上記衝撃力を完全に吸収す
る。
【0041】また、上記出力ロッド6のロックオフ位置
からロックオン位置への駆動は、この形態例では、ドア
ロックと連動してロックオン作動するように構成されて
おり、モータ3を前記ロックオフ作動とは逆作動させる
ことによりなされる。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わるフューエルフィラーリッドオープナー用アクチュエ
ータによれば、衝撃力を吸収するメインダンパの形状を
変更することなく、出力ロッドがロックオフ位置まで駆
動したときに発生する衝撃力をメインダンパとサブダン
パの2つのダンパで効果的に吸収することができ、この
種のアクチュエータの耐久性を、簡易な構成で大幅に向
上させることができる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るフューエルフ
ィラーリッドオープナー用アクチュエータの構成を示す
一部断面平面図である。
【図2】同アクチュエータのサブダンパの断面図であ
る。
【図3】(A)乃至(C)は、同アクチュエータのメイ
ンダンパとサブダンパの衝撃力吸収過程を順に示す説明
図である。
【図4】同アクチュエータの出力ロッドの構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
A フューエルフィラーリッドオープナー用アクチュエ
ータ 1 ロアケース(ケース) 2 アーマチュア軸 3 モータ 4 ウオームギア 5 セクタギア 6 出力ロッド 7 第1のストッパ 8 サブストッパ用係止片 9 メインダンパ 9A 第1の緩衝突部 9B 第2の緩衝突部 10 サブダンパ 11 第2のストッパ 31 第3のストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、該ケースに収容され通電によ
    り回転するアーマチュア軸をもつモータと、該アーマチ
    ュア軸に結合されたウオームギアと、上記ケースに回動
    自在に支持されていて上記ウオームギアに噛合され、該
    ウオームギアの回転により回動するセクタギアと、上記
    ケースに摺動自在に支持されていて該セクタギアの回動
    によりフューエルフィラーリッドが施錠されるロックオ
    ン位置から解錠されるロックオフ位置まで直線的に駆動
    される出力ロッドと、上記出力ロッドに取り付けられ、
    該出力ロッドがロックオフ位置に駆動される際に上記ケ
    ースに設けた第1のストッパに衝突して圧縮され衝撃力
    を吸収するメインダンパとを備えたフューエルフィラー
    リッドオープナー用アクチュエータにおいて、 上記出力ロッドの、上記メインダンパ取付位置とは離間
    した位置にサブダンパを取り付け、該サブダンパは、上
    記出力ロッドがロックオフ位置まで駆動される過程にお
    いて、上記メインダンパが充分に圧縮される前に上記ケ
    ースに設けた第2のストッパに衝突して圧縮され該衝撃
    力の一部を吸収するように構成されていることを特徴と
    するフューエルフィラーリッドオープナー用アクチュエ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記サブダンパは、断面形状が略X字状
    の弾性材からなるリング体で形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のフューエルフィラーリッドオー
    プナー用アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 上記メインダンパは、ゴムを素材とした
    弾性材から成型され、略矩形状をなし、該メインダンパ
    には、一方の側面に突設された上記ケースに設けた第3
    のストッパに衝突可能な半円柱形状をなす一対の第1の
    緩衝突部と、他方の側面に突設され上記ケースの上記第
    1のストッパに衝突可能な半円柱形状をなす一対の第2
    の緩衝突部とを一体に備えていることを特徴とする請求
    項1または請求項2のいずれかに記載のフューエルフィ
    ラーリッドオープナー用アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 上記出力ロッドがロックオン位置からロ
    ックオフ位置まで駆動される過程において、まず、上記
    メインダンパの上記一対の第2の緩衝突部が上記ケース
    の第1のストッパに衝突し始め、該メインダンパが徐々
    に圧縮される過程で上記サブダンパが上記ケースの第2
    のストッパに衝突し、該サブダンパが充分に圧縮される
    と、上記メインダンパも充分に圧縮されるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のフューエル
    フィラーリッドオープナー用アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 上記出力ロッドのロックオフ位置からロ
    ックオン位置への駆動は、ドアロックの作動と連動させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載のフューエルフィラーリッドオープナー
    用アクチュエータ。
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