JP2003239672A - ロータリパーカッション式二重管掘削装置用クリーニングスイベル - Google Patents

ロータリパーカッション式二重管掘削装置用クリーニングスイベル

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JP2003239672A
JP2003239672A JP2002036271A JP2002036271A JP2003239672A JP 2003239672 A JP2003239672 A JP 2003239672A JP 2002036271 A JP2002036271 A JP 2002036271A JP 2002036271 A JP2002036271 A JP 2002036271A JP 2003239672 A JP2003239672 A JP 2003239672A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダウンザホールハンマを併用する二重管掘削工
法において、種々の問題点を解決することができるクリ
ーニングスイベルを提供する。 【解決手段】ドリルヘッドに連結され、空気流路9を有
するトップサブ2、トップサブ9に固定され、その環状
隔壁部14とトップサブ2との間に液圧シリンダ室15
が区画されたアウタロッドサブ3、アウタロッドサブ3
内に挿入されて、その後端部が空気流路9に、中間部が
環状隔壁部14にそれぞれ摺動自在に嵌合され、ピスト
ン17が設けられたインナロッドサブ4、アウタロッド
サブ3からインナロッドサブ4に回転力を伝達するスプ
ライン18,19、内周に環状空気室23、環状液室2
4a,24b及び環状カッティングス室25を有し、外
周に環状空気室、環状液室及び環状カッティングス室と
それぞれ連通する空気流入口26及び液入出口27a,
27b及びカッティングス排出口28を有するスイベル
ケース5を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二重管掘削装置
用クリーニングスイベルに関し、さらに詳細には、ロー
タリパーカッションドリルにダウンザホールハンマを併
用する際に好適なスイベルジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ドリルヘッドを有するロータリパー
カッションドリルによる二重管掘削工法は、外管(アウ
タロッド)により孔壁を保護しつつ掘削できることか
ら、崩壊性のある地質条件下での工法として一般化して
いる。しかしながら、この工法にも以下のような弱点が
ある。
【0003】崩壊性地層を掘り抜いた後、安定した硬岩
層や硬質の転石などに当たると掘削速度が低下する。ま
た、軽量小型のロータリパーカッションドリルでは、パ
ワー不足から十分な掘削能率を得にくい。掘削深度が増
すほど油圧ドリルヘッドによる打撃力は途中で減衰され
てしまう。
【0004】このような弱点を補うために、内管(イン
ナロッド)の先端にダウンザホールハンマを取り付け
て、補助的に打撃力を発生させることがなされている
が、この場合油圧ドリルヘッドによる打撃力がインナロ
ッドを介してダウンザホールの本体に伝達されるため、
以下の問題が発生する。
【0005】一般市販のダウンザホールハンマは、元来
油圧パーカッションによる打撃力を本体に受けることを
想定しておらず、強度的な問題がある。この強度を得る
ために本体の肉厚を大きくするなどの方法もあるが、例
えば外径側に肉厚を大きくするとアウタロッド内径との
クリアランスが小さくなり、カッティングスの排出に支
障をきたすか、あるいはもう一回り大きいアウタロッド
と組み合わせる必要が生じる。また、内径側に肉厚を大
きくすると、打撃力を発生させるピストンも小型化する
必要が生じ、掘削能力が低下する。さらに、ハンマビッ
トは油圧ドリルヘッドとダウンザホールハンマとの双方
から打撃を受けることになり、これら周波数の異なる打
撃によりどのような影響が生じるのか解析は非常に困難
であり、その予測ができない。
【0006】そのため、一般的には油圧パーカッション
による二重管掘削が困難になった時点で、アウタロッド
をケーシングとして残したまま、その下層をダウンザホ
ールハンマのみによるシングル掘削に切り替え、油圧パ
ーカッションは作動させないという手法を採っている。
しかし、この場合以下のような問題が生じる。
【0007】アウタロッドとインナロッドとのクリアラ
ンスを通過して排出されるカッティングスを受け止めホ
ース等によって任意の方向に排出できるクリーニングス
イベルが使えなくなるため、カッティングスの飛散が避
けられない。ダウンザホールハンマのビット径はアウタ
ロッドの内径よりも小さい必要があることから、設計仕
上げ孔径を確保するためには、一回り以上大きなアウタ
ロッド・アウタビットを必要とする。
【0008】所定掘削深度の中間に油圧パーカッション
では掘削困難な地層があり、その下方にはアウタロッド
による孔壁の保護が必要な地層があるような場合、一旦
ダウンザホールハンマで芯抜きした後、アウタロッド・
アウタビットによる拡孔が必要となる。しかし、この場
合インナロッド・インナビットを再セットしなければカ
ッティングスの排出が困難であり、セットできない場
合、排出が不充分なカッティングスによってアウタビッ
トの早期摩耗や焼き付きなどの障害が発生する可能性が
高い。また、インナロッド・インナビットを再セットす
る場合もダウンザホールハンマによる芯抜き孔径がイン
ナビットよりも十分小さくないと、インナロッドは空打
撃状態となり、ねじはずれやロッド切断などの試錐事故
の原因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。この発明の目的は、ダウンザ
ホールハンマを併用するロータリパーカッション式二重
管掘削工法において、種々の問題点を解決することがで
きる二重管掘削装置用クリーニングスイベルを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採用している。すなわ
ち、この発明は、回転力及び打撃力を発生するドリルヘ
ッドと、内管及び外管からなる二重管との間を連結する
クリーニングスイベルであって、後端が前記ドリルヘッ
ドに連結され、前端に開口する軸方向部分及び外周に開
口する半径方向部分からなる空気流路を有するトップサ
ブと、このトップサブの前端部外周に後端部が固定さ
れ、その中間部内周に形成された環状隔壁部と前記トッ
プサブとの間に液圧シリンダ室が区画されたアウタロッ
ドサブと、このアウタロッドサブ内に軸方向に移動自在
に挿入されて、その後端部が前記空気流路の軸方向部分
に、中間部が前記環状隔壁部にそれぞれ摺動自在に嵌合
され、外周に前記液圧シリンダ室を摺動自在なピストン
が設けられたインナロッドサブと、前記アウタロッドサ
ブから前記インナロッドサブに回転力を伝達するための
手段と、前記トップサブ及び前記アウタロッドサブの各
外周に相対回転自在に嵌合され、内周に環状空気室、前
後2つの環状液室及び環状カッティングス室をそれぞれ
有し、また外周に前記環状空気室、前記2つの環状液室
及び前記環状カッティングス室とそれぞれ連通する空気
流入口及び2つの液入出口及びカッティングス排出口を
有するスイベルケースとを備え、前記環状空気室は前記
空気流路の半径方向部分と連通し、前記前後2つの環状
液室は前記アウタロッドサブに設けられた連通孔を介し
て前記シリンダ室の前後室とそれぞれ連通し、前記カッ
ティングス室は前記アウタロッドサブに設けられた連通
孔を介して前記アウタロッドサブと前記インナロッドサ
ブとの間の空隙に連通していることを特徴とするロータ
リパーカッション式二重管掘削装置用クリーニングスイ
ベルにある。
【0011】より具体的には、前記インナロッドサブの
後端部に小径部が形成され、この小径部が前記空気流路
の軸方向部分に摺動自在に嵌合されている。また、前記
アウタロッドサブから前記インナロッドサブに回転力を
伝達するための手段は、前記アウタロッドサブの内周及
び前記インナロッドサブの外周にそれぞれ形成されて互
いに嵌合するスプラインである。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照しながら以下に説明する。図1は、この発明によるク
リーニングスイベル(スイベルジョイント)の実施形態
を示す軸方向断面図、図2は図1のA−A線拡大断面
図、図3は分解断面図、図4はクリーニングスイベルを
油圧ドリルヘッドに接続した状態を示す断面図である。
この発明によるクリーニングスイベル1は、トップサブ
2、アウタロッドサブ3、インナロッドサブ4及びスイ
ベルケース5で構成されている。
【0013】トップサブ2は後端に雌ねじ8が設けら
れ、この雌ねじ8に接続されるシャンクロッド7を介し
て油圧ドリルヘッド6に連結される(図4参照)。ま
た、トップサブ2にはその前端に開口する軸方向部分9
aと、外周に開口する半径方向部分9bとからなる空気
流路9が形成されている。軸方向部分9aには段部10
が形成されている。
【0014】アウタロッドサブ3は、その後端部がトッ
プサブ2の前端部外周にねじ11を介して固定されてい
る。このアウタロッドサブ3の前端には、アウタロッド
カップリング12を介して図示されていないアウタロッ
ドが接続される。アウタロッドサブ3には、その中間部
内周に環状隔壁部14が形成され、この環状隔壁部14
とトップサブ2との間に油圧シリンダ室15が区画され
ている。
【0015】インナロッドサブ4はアウタロッドサブ3
内に軸方向に移動自在に挿入されている。このインナロ
ッドサブ4の前端には、図示されていないインナロッド
を接続するための雌ねじ16が設けられている。インナ
ロッドサブ4は、その中間部が環状隔壁部14に摺動自
在に嵌合している。インナロッドサブ4の後端部には小
径部13が形成され、この小径部13は空気流路9の軸
方向部分9aに摺動自在に嵌合している。さらに、イン
ナロッドサブ4の外周には油圧シリンダ室15を摺動自
在なピストン17が設けられ、このピストン17によっ
て油圧シリンダ室15は前室15aと後室15bとに区
画されている。以上の説明から、ピストン17を有する
インナロッドサブ4は、ピストンロッドとして機能する
ことが理解される。
【0016】図2に示すように、アウタロッドサブ3に
おける油圧シリンダ室15を区画する部分の内周には雌
スプライン18が設けられている。他方、インナロッド
サブ4の外周には雌スプライン18と嵌合する雄スプラ
イン19が設けられている。雄スプライン19の高さは
雌スプライン18の深さよりも低くなっていて、この結
果これら雌雄スプライン18,19間に形成される周方
向の隙間が油圧シリンダ室15の前室15aであり、作
動油の通過路となる。
【0017】スイベルケース5はトップサブ2及びアウ
タロッドサブ3の各外周に相対回転自在に嵌合されてい
る。このスイベルケース5の後端には、該スイベルケー
スをトップサブ2及びアウタロッドサブ3に保持するた
めのリテーナリング21がねじ20によって固定されて
いる。また、スイベルケース5には共回りを防止するた
めのスイベルストッパ22が設けられている(図4参
照)。
【0018】スイベルケース5の内周には環状空気室2
3、軸方向に互いに間隔を置いた前後2つの環状油室2
4a,24b及び環状カッティングス室25がそれぞれ
設けられている。また、スイベルケース5の外周には環
状空気室23と連通する空気流入口26、2つの環状油
室24a,24bとそれぞれ連通する2つの作動油入出
口27a,27b及び環状カッティングス室25と連通
するカッティングス排出口28が設けられている。
【0019】そして、環状空気室26は空気流路9の半
径方向部分9bと連通している。また、2つの環状油室
24a,24bはアウタロッドサブ3に設けられた連通
孔29a,29bを介して油圧シリンダ室15の前後室
15a,15bとそれぞれ連通している。さらに、環状
カッティングス室25はアウタロッドサブ3に設けられ
た連通孔30を介してアウタロッドサブ3とインナロッ
ドサブ4との間の空隙31に連通している。
【0020】次に上記実施形態のものの作用を説明す
る。図5はダウンザホールハンマを併用して掘削する状
態を示す軸方向断面図である。掘削時において、アウタ
ロッドサブ3にはいずれも外管を構成するアウタロッド
カップリング12、アウタロッド32及びアウタビット
33を有するファーストケーシング34がそれぞれ接続
される。また、インナロッドサブ4にはいずれも内管を
構成するインナロッド35及びスターティングロッド3
6がそれぞれ接続される。さらに、スターティングロッ
ド36にはアダプタサブ37を介してハンマビット38
を有するダウンザホールハンマ39が接続される。
【0021】このダウンザホールハンマ39は周知のも
ので、詳細説明は省略するが、圧縮空気で作動してハン
マビット38に打撃力を与えるピストンが内蔵され、ハ
ンマビット38を掘削孔底に押し付けると打撃を開始す
る(図5(a)の状態)。また、ハンマビット38を掘
削孔底から離間させ、ハンマビット38がダウンザホー
ルハンマ本体からビットストロークS2 だけ下降する
と、圧縮空気のほぼ全量がハンマビット38の先端から
噴出し、この噴出空気によって掘削孔底周囲に残るカッ
ティングスを効果的に排除(フラッシング)できる構造
になっている(図5(b)の状態)。
【0022】図5(a)に示す掘削状態にするには、図
1に示した作動油入出口27bから環状油室24b及び
連通孔29bを経て油圧シリンダ後室15bに所定圧力
の作動油を供給する。これにより、インナロッドサブ4
が軸方向に前進し、ダウンザホールハンマ39のハンマ
ビット38がファーストケーシング34から突出する。
このとき、すなわちインナロッドサブ4がストロークエ
ンドまで前進したとき、スプライン18,19は最大面
積で噛み合い、この位置が標準的な掘削ポジションとな
る。
【0023】掘削時において、油圧ドリルヘッド6で発
生した回転力及び打撃力はシャンクロッド7を介してト
ップサブ2に伝達される。トップサブ2に伝達された回
転力及び打撃力はアウタロッドサブ3、アウタロッドカ
ップリング12、アウタロッド32及びファーストケー
シング34に順に伝播して、アウタビット33に伝達さ
れる。
【0024】他方、インナロッドサブ4に関しては、該
インナロッドサブ4がトップサブ2から離間した前進位
置にあるので、トップサブ2から打撃力は伝達されな
い。インナロッドサブ4には、アウタロッドサブ3から
スプライン18,19を介して回転力のみが伝達され
る。インナロッドサブ4に伝達された回転力は、インナ
ロッド35、スターティングロッド36、アダプタサブ
37及びダウンザホールハンマ39に順に伝播して、ハ
ンマビット38に伝達される。
【0025】また、掘削時において、図示しないエアコ
ンプレッサにより発生した圧縮空気が、図示しないライ
ンオイラによってダウンザホールハンマのための潤滑油
を付加された後、スイベルケース5の空気流入口26を
経て環状空気室23に流入する。なお、その際、まれに
粉塵飛散防止などの目的から、水注入ポンプによって少
量の清水を圧縮空気に混入させることがある。
【0026】圧縮空気はさらに空気流路9に流入し、イ
ンナロッドサブ4、インナロッド35、スターティング
ロッド36及びアダプタサブ37の各内部を経てダウン
ザホールハンマ39に供給される。この圧縮空気により
ダウンザホールハンマ39に内蔵されたピストンが作動
し、ハンマビット38に打撃力を与える。このとき、ハ
ンマビット38の先端から圧縮空気が断続的に噴出す
る。この噴出空気は、アウタロッド32とインナロッド
35との空隙を送気時と逆方向に通過して、アウタロッ
ドサブ3とインナロッドサブ4との間の空隙31に至
る。さらに、噴出空気は連通孔30及び環状カッティン
グス室25を経てカッティングス排出口28から外部に
排出され、この空気流によってカッティングスが地上に
運搬、排出される。
【0027】なお、図1に示すように、インナロッドサ
ブ4の小径部13はシールリング40を介して空気流路
9の軸方向部分9aに常に嵌合保持される長さを有して
いるので、インナロッドサブ4がストローク(図1にS
1 で示される)一杯に前進しても、小径部13が軸方向
部分9aから抜け出すことはない。
【0028】図5(b)のフラッシング状態にするに
は、作動油入出口27aより環状油室24a及び連通孔
29aを経て油圧シリンダ前室15aに所定圧力の作動
油を供給する。これにより、インナロッドサブ4が後退
し、ダウンザホールハンマ39のハンマビット38が掘
削孔底から離間して、ハンマビット38がビットストロ
ークS2 分下降し、圧縮空気の全量が噴出する。この噴
出空気流により、掘削孔底に残るカッティングスが効果
的に排除され、カッティングスは掘削時におけると同様
の経路を通って地上に運搬、排出される。
【0029】なお、アウタロッドサブ3に設けた環状隔
壁部14は、その軸方向長さがインナロッドサブ4のス
トローク量よりも長くなっている。このため、万一イン
ナロッドサブ4に設けたダストシール41が摩耗し、イ
ンナロッドサブ4の外周にカッティングスや泥が付着し
た状態でインナロッドサブ4をストロークエンドまで後
退させても、これらが直接油圧シリンダ前室15aに引
き込まれることはない。
【0030】上記実施形態によれば次のような作用効果
がもたらされる。 (1) インナロッド35は掘削ポジションである前進位置
で油圧ドリルヘッドによる打撃を直接受けない構造にな
っているため、インナロッド先端に取り付けたダウンザ
ホールハンマも打撃を受けることがなく、特別な補強を
必要としない。 (2) ハンマビット38はダウンザホールハンマによる打
撃力のみを受けるので、これとは周波数が異なる油圧ド
リルヘッドによる打撃力も受ける従来のような影響を考
慮する必要がない。
【0031】(3) インナロッドサブ4は油圧力によって
必要時にいつでも前進・後退させることができるので、
油圧ドリルヘッドによるアウタロッドサブへの打撃を停
止することなく、フラッシング操作をすることができ
る。 (4) インナロッドサブ4のストローク量をフラッシング
操作に必要なストロークよりも十分大きくとることによ
り、アウタビットとハンマビットとの軸方向の前後位置
関係を微調整することができるようになるので、地質条
件に合わせた掘削ができる。
【0032】(5) この発明によるクリーニングスイベル
は、カッティングス排出に関し、ロータリパーカッショ
ンドリルによる二重管掘削工法に必ず使われるクリーニ
ングスイベルと同等の機能を有しているため、ダウンザ
ホールハンマを併用してもカッティングスの飛散がな
い。 (6) 従来のロータリパーカッションドリルによる二重管
掘削工法では油圧ドリルヘッドによる打撃力はアウタビ
ット及びインナビットの双方に分散して伝達される。こ
れに対し、この発明によるクリーニングスイベルを使用
した場合、油圧ドリルヘッドによる打撃力はアウタビッ
トにのみ伝達されるので、アウタ側の掘削効率が向上す
る。
【0033】(7) この発明によるクリーニングスイベル
は、ロータリパーカッションドリルによる二重管掘削工
法に必ず使われるクリーニングスイベルと交換して使用
することができ、したがって既存の掘削機をそのまま使
用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、内管
の先端にダウンザホールハンマを取り付けて掘削するロ
ータリパーカッション式二重管掘削工法において、ドリ
ルヘッドの打撃力が内管には伝達されないので、ダウン
ザホールハンマが受ける種々の影響を回避することがで
きる。また、外管への打撃を停止することなく、フラッ
シング操作をすることができるので、掘削効率を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるクリーニングスイベルの実施形
態を示す軸方向断面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】同クリーニングスイベルの分解断面図である。
【図4】クリーニングスイベルを油圧ドリルヘッドに接
続した状態を示す断面図である。
【図5】ダウンザホールハンマを併用して掘削する状態
を示す軸方向断面図である。
【符号の説明】
1:クリーニングスイベル 2:トップサブ 3:アウタロッドサブ 4:インナロッドサブ 5:スイベルケース 6:油圧ドリルヘッド 7:シャンクロッド 9:空気流路 9a:軸方向部分 9b:半径方向部分 12:アウタロッドカップリング 13:小径部 14:環状隔壁部 15:油圧シリンダ室 15a:油圧シリンダ前室 15b:油圧シリンダ後室 17:ピストン 18:雌スプライン 19:雄スプライン 23:環状空気室 24a:環状油室 24b:環状油室 25:環状カッティングス室 26:環状空気室 26:空気流入口 27a:作動油入出口 27b:作動油入出口 28:カッティングス排出口 29a:連通孔 29b:連通孔 30:連通孔 31:空隙 32:アウタロッド 33:アウタビット 34:ファーストケーシング 35:インナロッド 36:スターティングロッド 38:ハンマビット 39:ダウンザホールハンマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転力及び打撃力を発生するドリルヘッド
    と、内管及び外管からなる二重管との間を連結するクリ
    ーニングスイベルであって、 後端が前記ドリルヘッドに連結され、前端に開口する軸
    方向部分及び外周に開口する半径方向部分からなる空気
    流路を有するトップサブと、 このトップサブの前端部外周に後端部が固定され、その
    中間部内周に形成された環状隔壁部と前記トップサブと
    の間に液圧シリンダ室が区画されたアウタロッドサブ
    と、 このアウタロッドサブ内に軸方向に移動自在に挿入され
    て、その後端部が前記空気流路の軸方向部分に、中間部
    が前記環状隔壁部にそれぞれ摺動自在に嵌合され、外周
    に前記液圧シリンダ室を摺動自在なピストンが設けられ
    たインナロッドサブと、 前記アウタロッドサブから前記インナロッドサブに回転
    力を伝達するための手段と、 前記トップサブ及び前記アウタロッドサブの各外周に相
    対回転自在に嵌合され、内周に環状空気室、前後2つの
    環状液室及び環状カッティングス室をそれぞれ有し、ま
    た外周に前記環状空気室、前記2つの環状液室及び前記
    環状カッティングス室とそれぞれ連通する空気流入口及
    び2つの液入出口及びカッティングス排出口を有するス
    イベルケースとを備え、 前記環状空気室は前記空気流路の半径方向部分と連通
    し、前記前後2つの環状液室は前記アウタロッドサブに
    設けられた連通孔を介して前記シリンダ室の前後室とそ
    れぞれ連通し、前記カッティングス室は前記アウタロッ
    ドサブに設けられた連通孔を介して前記アウタロッドサ
    ブと前記インナロッドサブとの間の空隙に連通している
    ことを特徴とするロータリパーカッション式二重管掘削
    装置用クリーニングスイベル。
  2. 【請求項2】前記インナロッドサブの後端部に小径部が
    形成され、この小径部が前記空気流路の軸方向部分に摺
    動自在に嵌合されていることを特徴とする請求項1記載
    のロータリパーカッション式二重管掘削装置用クリーニ
    ングスイベル。
  3. 【請求項3】前記アウタロッドサブから前記インナロッ
    ドサブに回転力を伝達するための手段は、前記アウタロ
    ッドサブの内周及び前記インナロッドサブの外周にそれ
    ぞれ形成されて互いに嵌合するスプラインであることを
    特徴とする請求項1又は2記載のロータリパーカッショ
    ン式二重管掘削装置用クリーニングスイベル。
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