JP2003242859A - ピアノハンドル式スイッチ - Google Patents

ピアノハンドル式スイッチ

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JP2003242859A
JP2003242859A JP2002039333A JP2002039333A JP2003242859A JP 2003242859 A JP2003242859 A JP 2003242859A JP 2002039333 A JP2002039333 A JP 2002039333A JP 2002039333 A JP2002039333 A JP 2002039333A JP 2003242859 A JP2003242859 A JP 2003242859A
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piano
reversing
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JP2002039333A
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Takeshi Kasahara
健 笠原
晋治 ▲高▼山
Shinji Takayama
Manabu Yano
学 矢野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ピアノハンドルの押操作時における押釦ハンド
ルの傾きを抑える。 【解決手段】器体5の長手方向における押釦ハンドル3
2前面の両端部近傍に、器体5の短手方向に沿った断面
形状が略半円の一対の突条部73,73が突設される。
また、突条部73,73との当接部位が平坦面であり且
つ押釦ハンドル32前面とほぼ重なる程度の面積を有す
る操作用リブ44がピアノハンドル43裏面の中央部に
突設される。而して、スライドカム31の掛合カム体3
8が掛合突起34に当接して反転ハンドル31に回動力
を加えているときにおいても押釦ハンドル32前面の両
端部近傍に設けられた突条部73,73がピアノハンド
ル43裏面の操作用リブ44に当接するため、器体5の
前面に対する押釦ハンドル32の傾きを抑えることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアノハンドルの
押操作によって接点を反転させるピアノハンドル式スイ
ッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図9に示すように押操作され
る押釦ハンドル32を前面に具備し、押釦ハンドル32
の押操作毎に接点100を開閉するスイッチ機構部並び
に外部の電線と接続する複数の端子板15,18を器体
5に収納したスイッチ本体1と、器体5の前面側に押釦
ハンドル32に対向する形で配置され一端部が器体5に
枢着されるとともに裏面が押釦ハンドル32に当接した
ピアノハンドル43とを備えたピアノハンドル式スイッ
チが提供されている。ピアノハンドル43はピアノの鍵
盤と同様に一端部を支点として他端部を押し込むことが
できる構成になっている。また、ピアノハンドル43は
押釦ハンドル32よりも操作面が大型であって、指以外
の部位を用いて押操作することも可能になっている。
【0003】ところで、スイッチ本体1は、図9〜図2
0に示すように器体5内に収納されて外部の電線と電気
的に接続する第1の端子板18並びに第2の端子板15
と、第1の端子板18に設けられる固定接点25とを具
備し、器体5に揺動可能に保持される反転ハンドル31
と、押釦ハンドル32の押操作毎に反転ハンドル31を
交互に反対向きに揺動させる反転機構部と、第2の端子
板15に接触導通する一方の端縁を支点として回動自在
に器体5内に収納されるとともに固定接点25に接離す
る可動接点29が設けられた開閉子24と、反転ハンド
ル31と開閉子24を連結し反転ハンドル31の揺動に
伴って開閉子24を反転回動させる反転ばね30とをス
イッチ機構部に設けて構成されている。このように構成
されるスイッチ機構部は、器体5の長手方向の中央部に
収納され、スイッチ機構部を挟んで器体5の長手方向両
側部にはそれぞれ第1並びに第2の端子板18,15が
収納される。
【0004】カバー2aとともに器体5を構成するボデ
ィ5bの内部空間が長手方向において3室に区画され、
両側の区画は端子が収納される端子収納室13,14と
なり、中央部はスイッチ機構部が収納される中央収納室
23を形成している。端子収納室13には第2の端子板
15と2個の鎖錠ばね16と解除釦17とからなる端子
が収納され、端子収納室14には第1の端子板18と2
個の鎖錠ばね19と解除釦21とからなる端子が収納さ
れる。また、端子収納室13,14に対応するボディ5
bの後壁には、図13に示すように、各一対の電線挿入
口13a,14aが貫設され、各一対の電線挿入口13
a,14aの近傍にはそれぞれ1個ずつの解除孔13
b,14bが貫設される。
【0005】鎖錠ばね16,19は、弾性を有する導電
性金属の帯板の両端部をそれぞれ曲成することにより、
中央片16c,19cの両端部に鎖錠片16a,19a
と接触片16b,19bとをそれぞれ形成したものであ
る。鎖錠片16a,19aはJ字状に曲成され、中央片
16c,19cとの連結部位から先端に向かって中央片
16c,19cとの距離を広げるように傾斜する。ま
た、接触片16b,19bはS字状に曲成され、中央片
16c,19cの厚み方向に弾性を有している。
【0006】一方、各端子板15,18は、連結片15
a,18aと、連結片15a,18aにより連結されて
互いに対向する圧接片15b,18bおよび当接片15
c,18cとを備える。鎖錠ばね16,19の中央片1
6c,19cは平板状であり、端子板15,18の当接
片15c,18cに当接し、鎖錠片16a,19aおよ
び接触片16b,19bを圧接片15b,18bに対向
させる。端子板15,18および鎖錠ばね16,19と
電線挿入口13a,14aとの位置関係は、上述した電
線挿入口13a,14aから器体5に導入される電線が
鎖錠ばね16,19の鎖錠片16a,19aおよび接触
片16b,19bと端子板15,18の圧接片15b,
18bとの間に挿入されるように設定されている。した
がって、器体5に電線が挿入されると、鎖錠片16a,
19aおよび接触片16b,19bと端子板15,18
の圧接片15b,18bとの間で電線が圧接して挟持さ
れ、鎖錠片16a,19aの先端が電線の芯線に食い込
んで抜止がなされるとともに、鎖錠片16a,19aお
よび接触片16b,19bによって電線と端子板15,
18との電気的接続がなされる。鎖錠ばね16,19の
ばね力を利用して端子ねじを用いることなく電線を接続
することができるこの種の構造の端子は速結端子と呼ば
れている。
【0007】端子収納室14に収納される第1の端子板
18には、中央収納室23に挿入される接点保持片18
dが一体に形成してあり、接点保持片18dの先端部に
は中央収納室23内で固定接点25が設けられる。ま
た、端子収納室13に収納される第2の端子板15に
は、中央収納室23まで延長される連絡片15dが延出
してあり、連絡片15dの先端部には中央収納室23の
後壁内周面に沿って配置される支持片15eが形成され
ている。連絡片15dは当接片15cよりも圧接片15
b寄りに位置するように形成され、中央収納室23内に
配置される接点保持片18dとの絶縁距離を比較的大き
くとってある。支持片15eには開閉子24の後端縁が
当接する。開閉子24の両側縁には突部28が突設さ
れ、突部28は中央収納室23内で設けた前端側が広い
V字状の位置規制凹部27に挿入される。したがって、
開閉子24は支持片15eに後端縁が接触した状態で後
端縁を支点として位置規制凹部27の範囲内で回動可能
になる。開閉子24は接点保持片18dに対向するよう
に配置され、接点保持片18dに設けた固定接点25と
の対向部位には固定接点25とともに接点100を構成
する可動接点29が設けてある。つまり、開閉子24が
回動することにより、可動接点29が固定接点25に接
離し、第2の端子板15と第1の端子板18とを電気的
に接続する状態と分離する状態とが選択される。
【0008】ところで、接点100は開閉子24を回動
させるために設けた反転ばね30、反転ハンドル31、
押釦ハンドル32、スライドカム33、復帰ばね37と
ともにスイッチ機構部を構成する。反転ばね30は圧縮
コイルばねであり、反転ばね30の後端部には開閉子2
4の前縁に突設されたばね座片24aが挿入され、前端
部は反転ハンドル31に設けた後面開口した筒部31a
内に収められる。反転ハンドル31はカバー5aの前面
に設けた凹部51の底壁に貫設された貫通孔52を通し
て前端部がカバー5aの前面側に露出する。また、反転
ハンドル31の中間部の両側面には前端部が先細りとな
る三角形状の支点突起31bが突設され、貫通孔52の
両側縁に形成され後方に開放された軸受部50に支点突
起31bが枢支されることで、反転ハンドル31はカバ
ー5aに対して揺動自在に取り付けられる。つまり、反
転ハンドル31の前端部をカバー5aの貫通孔52に後
方から挿入するとともに、支点突起31bを軸受部50
に挿入することで、カバー5aに対して反転ハンドル3
1が揺動自在になる。上述のように反転ハンドル31は
反転ばね30を介して開閉子24に連結されており、反
転ハンドル31が揺動すると揺動範囲の中間で反転ばね
30がもっとも圧縮される位置を通過する。この位置の
前後において反転ばね30から開閉子24に作用するば
ね力の向きが反転し、反転ばね30のばね力により開閉
子24が急速に移動するのである。
【0009】反転ハンドル31において貫通孔52を通
してカバー5aの前面側に露出する部位の両側部には前
方に突出してスライドカム33に掛合する一対の掛合突
起34を突設してある。スライドカム33はカバー5a
に設けた押釦ハンドル32の押操作時に反転ハンドル3
1の位置関係に応じて反転ハンドル31の揺動方向を含
む面内において押釦ハンドル32の裏面に沿ってスライ
ドするように構成されている。スライドカム33の構成
については後述する。
【0010】押釦ハンドル32は長手方向の両外側面の
後端部に突出するガイド突起36を備え、カバー5aの
凹部51の両側内周面の後部に前後方向(図20の上下
方向)に沿って形成された案内溝35にガイド突起36
が挿入されることによって、前後方向に移動自在かつ前
方への抜止がなされている。
【0011】押釦ハンドル32の後面には突起32dが
突設され、板ばねからなる復帰ばね37の平片37bに
穿孔した孔37dに突起32dを挿入することにより、
復帰ばね37が押釦ハンドル32の後面に取り付けられ
る。復帰ばね37は平片37bから後方に向かって開拡
した2つの復帰ばね片37aを一体に延設して形成さ
れ、復帰ばね37のばね片37aの先端が凹部51の底
面に弾接されることにより押釦ハンドル32が前方に向
かって付勢される。
【0012】スライドカム33はポリアセタールのよう
な弾性に富む熱可塑性樹脂によりロ字状に成形してあ
り、対向する側辺部の後面に反転ハンドル31の掛合突
起34に対応する掛合カム体38が突設され、さらに別
の側辺部の中央部に一対のばね片33aがハ字状となる
ように一体に突設された形状を有している。図20のよ
うに押釦ハンドル32の後面に突設された突起32aが
上記両ばね片33aの間に挿入されることによって、押
釦ハンドル32の後面においてスライドカム33が摺動
自在に装着され、かつばね片33aの弾性によってスラ
イドカム33に復帰力が与えられる。
【0013】スイッチ本体1の器体5のカバー5aの表
面側端部には、ピアノハンドル43を枢着するために、
斜め前方に突出する一対の軸部192が一体に突設して
ある。軸部192の前端部はカバー5aの短手方向に沿
った円柱状に形成される。ピアノハンドル43の背面の
一端部には、図15に示すように、板ばねにより形成さ
れた金属製の軸受用ばね191bをはめ込み用穴191
aに装着した軸受部191が設けてある。はめ込み用穴
191aは内周面の片側に係止穴190を備え、はめ込
み用穴191aに収納される軸受用ばね191bの抜け
止め爪191cを係止して軸受用ばね体191bを固持
している。軸受用ばね体191bは先端をはめ込み用穴
191a内へ突出させるように曲げ形成され、突出部1
91dとはめ込み用穴191aとで軸部192を保持す
る。
【0014】はめ込み用穴191aの開口付近には軸受
用ばね191bの突出部191dが設けてあるから、は
め込み用穴191aの内部よりも開口幅が狭く、スイッ
チ本体1に設けた軸部192を軸受用ばね191bのば
ね力に抗してはめ込み用穴191aに弾性的にはめ込む
と、軸部192と軸受部191とが枢着され、容易には
外れないようにしてある。このように軸部192を軸受
部191に回動自在に嵌め込むことでピアノハンドル4
3を回動自在に枢着することができる。なお、ピアノハ
ンドル43の他端部には後方に向かって抜け止め用の抜
止片43aを突設してある。抜止片43aはカバー5a
の前壁に形成した挿入孔54を通して空所12内に挿入
され、抜止片43aの先端部に設けた係止爪43bが挿
入孔54の周縁に係止されることによって、ピアノハン
ドル43の回動範囲が規制される。挿入孔54は図11
に示すように3個並んで設けられている。また、挿入孔
54に近接して設けられている端子板15には、押さえ
片15bから前方に案内片15fが延設され、端子板1
5に接続される電線が挿入孔54側に突出することによ
って抜止片43aに干渉するのが防止されている。
【0015】上記のようにピアノハンドル43がスイッ
チ本体1に取り付けられることにより、ピアノハンドル
43の上記他端部を押操作すると、軸受部191と軸部
192の枢着部を中心にしてピアノハンドル43が回動
する。図14に示すようにピアノハンドル43の後面に
は一対の操作用リブ43cが突設されており、ピアノハ
ンドル43を押操作すれば上記操作用リブ43cによっ
てスイッチ本体1に設けた押釦ハンドル32が器体5に
押し込まれるのである。
【0016】以下に、上記スイッチ本体1の動作を簡単
に説明する。図16は可動接点29が固定接点25に接
触している状態、すなわち接点100が閉成された状態
を示しており、反転ハンドル31は図の右側に倒れてい
る。このときスライドカム33はばね片33aにより移
動範囲の中央位置に位置している。この状態からピアノ
ハンドル43(図16では図示を省略している)に押力
を作用させると、押釦ハンドル32が復帰ばね37に抗
して器体5に押し込まれ、押釦ハンドル32とともにス
ライドカム33が図16の下向きに移動する。このとき
スライドカム33の図中左側の掛合カム体38が反転ハ
ンドル31の左側の掛合突起34に当接して反転ハンド
ル31の左端部を押すから、反転ハンドル31が支点突
起31bの前端を中心として左回りに回転する。スライ
ドカム33の左側の掛合カム体38は反転ハンドル31
の左側の掛合突起34よりも左側に位置しており、反転
ハンドル31が回転するのに伴ってスライドカム33が
左方に押されて図17に示すようにスライドカム33が
図中の左側にスライドする。こうして図18のように反
転ハンドル31が図の左側に倒れるようになり、反転ば
ね30が反転して開閉子24が反転し、可動接点29が
固定接点25から切り離された状態、すなわち接点10
0が開放状態に反転する。その後、ピアノハンドル43
に作用させた押力を解除すると、図19のように復帰ば
ね37のばね力により押釦ハンドル32が押し戻され、
押釦ハンドル32に当接しているピアノハンドル43も
元の位置に復帰する。また同時に、スライドカム33も
ばね片33aのばね力でスライドして中央位置に復帰す
る。
【0017】こうして、接点100が開放状態となって
いるときにピアノハンドル43に再び押力を作用させる
と、上述の動作と同様にして反転ハンドル31を回転さ
せることができる。ただし、接点100が開放状態であ
るときには、反転ハンドル31の右側の掛合突起34が
スライドカム33の右側の掛合カム体38に当接するか
ら、反転ハンドル31は右回りに回転し、反転ばね30
を介して可動接点29を固定接点25に接触させること
になる。こうして接点100を反転させた後にピアノハ
ンドル43から押力を解除すれば、図16に示す状態に
戻る。要するに、ピアノハンドル43の押操作毎に接点
100が開閉されるのである。すなわち、スライドカム
33と反転ハンドル31の掛合突起34と復帰ばね37
とによって、押釦ハンドル32の押操作毎に反転ハンド
ル31を交互に反対向きに揺動させる反転機構部が構成
される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来例に
おいては、押釦ハンドル32の中央に器体5の短手方向
に沿った断面形状が略半円の突条部73’が突設されて
おり、ピアノハンドル43の後面に突設されている一対
の操作用リブ43cが突条部73’に当接し、ピアノハ
ンドル43の押操作時に一対の操作用リブ43cで突条
部73’が押圧されることで押釦ハンドル32が復帰ば
ね37に抗して器体5に押し込まれるようになってい
る。しかしながら、押釦ハンドル32の突条部73が設
けられている位置(器体5の長手方向略中央位置)と、
押釦ハンドル32の押し込みに伴って移動するスライド
カム33が反転ハンドル31の掛合突起34に当接する
位置(掛合カム体38が設けられたスライドカム33の
両端部)とが離れているため、スライドカム33の掛合
カム体38が掛合突起34に当接して反転ハンドル31
に回動力を加えているときに器体5の前面に対して押釦
ハンドル32が傾いてしまい、必要以上に押釦ハンドル
32を押し込まなければならなかった。そして、このよ
うに押釦ハンドル32を必要以上に押し込むことは、復
帰ばね37やスライドカム33に加わる機械的なストレ
スが大きくなるという不具合を招いてしまう。
【0019】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、ピアノハンドルの押操作時における
押釦ハンドルの傾きを抑えることができるピアノハンド
ル式スイッチを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、押操作される押釦ハンドルを前
面に具備し押釦ハンドルの押操作毎に接点を開閉するス
イッチ機構部を器体に収納したスイッチ本体と、器体の
前面側に押釦ハンドルに対向する形で配置され一端部が
器体に枢着されるとともに裏面が押釦ハンドルに当接し
たピアノハンドルとを備え、スイッチ機構部は、器体に
揺動可能に保持される反転ハンドルと、押釦ハンドルの
押操作毎に反転ハンドルを交互に反対向きに揺動させる
反転機構部と、器体内に回動自在に収納され反転ハンド
ルの揺動に応じて接点を開閉する開閉子と、反転ハンド
ルと開閉子を連結し反転ハンドルの揺動に伴って開閉子
を反転回動させる反転ばねとを有し、反転機構部は、押
釦ハンドルの背面に沿ってスライド移動自在且つ押釦ハ
ンドルの移動方向に移動自在に配設されるスライドカム
と、押釦ハンドルを器体の前面側へ弾性付勢する復帰ば
ねと、反転ハンドルの揺動方向における両端部に設けら
れスライドカムの両端部に設けられた掛合カム体と接離
自在に当接する掛合突起とを有してなるピアノハンドル
式スイッチであって、少なくとも反転ハンドルの揺動方
向に沿った押釦ハンドル前面の両端部近傍にピアノハン
ドルの裏面に当接する当接手段が設けられたことを特徴
とし、スライドカムの片方の掛合カム体が片方の掛合突
起に当接して反転ハンドルに回動力を加えているときに
おいても押釦ハンドル前面の両端部近傍に設けられた当
接手段がピアノハンドルの裏面に当接するため、器体前
面に対する押釦ハンドルの傾きを抑えることができる。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、当接手段は、押釦ハンドル前面の両端部近傍に突設
された一対の突条部からなることを特徴とし、当接手段
を押釦ハンドルの前面全体に設ける場合に比較して押釦
ハンドルの厚みを薄くすることができ、押釦ハンドルを
製造するための材料が削減できる。
【0022】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、当接手段が押釦ハンドルと一体に形成された
ことを特徴とし、当接手段が押釦ハンドルと別体に形成
される場合に比較して部品点数の削減によりコストダウ
ンが図れる。
【0023】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、当接手段と当接する部位が平坦面であ
る操作用リブがピアノハンドルの裏面に突設されたこと
を特徴とし、操作用リブにより当接手段との当接面積が
増えてピアノハンドルからの押力を安定して受けること
ができる。
【0024】請求項5の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、ピアノハンドルの裏面における当接手
段と当接する部位に突条からなる操作用リブが突設され
たことを特徴とし、操作用リブを小型化することでピア
ノハンドルを製造するための材料が削減できる。
【0025】請求項6の発明は、請求項4又は5の発明
において、操作用リブがピアノハンドルと一体に形成さ
れたことを特徴とし、操作用リブがピアノハンドルと別
体に形成される場合に比較して部品点数の削減によりコ
ストダウンが図れる。
【0026】
【発明の実施の形態】本実施形態のピアノハンドル式ス
イッチは、図6に示すように、押釦ハンドル32を備え
押操作毎に接点を反転させるスイッチ本体1と、スイッ
チ本体1の前面(図6の上面)に対向する形で配設され
一端部がスイッチ本体1に枢着されるとともに押釦ハン
ドル32を押し込み可能なピアノハンドル43とを備え
る。スイッチ本体1の器体5は、矩形枠状であって器具
取付用の窓孔2aを有した取付枠2に保持される。ま
た、取付枠2の前面側には取付枠2の窓孔2aよりも長
寸かつ広幅の開口窓120a,130aを備えるプレー
ト(プレート枠120および化粧プレート130)が重
ね合わせて配置される。取付枠2は器具取付手段として
の器具取付孔2bを長手方向において3組備える。
【0027】以下では、まずスイッチ本体1について図
1及び図2を参照して説明する。但し、従来例と共通の
構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0028】スイッチ本体1の器体5は直方体状であっ
て、ともに合成樹脂成形品である前面開口したボディ5
bと、ボディ5bの前面側に結合される後面開口したカ
バー5aとにより形成される。すなわち、カバー5aの
短手方向の両側壁の後縁からは後方に向かって組立片3
が延設され、組立片3に設けた組立孔4がボディ5bの
短手方向の両側面に形成してある組立突起6に係合する
ことによりボディ5bとカバー5aとが結合される。組
立突起6にはボディ5bからの突出寸法をカバー5aに
近い側ほど小さくする傾斜面6aが形成され、カバー5
aをボディ5bに近付けるように力を作用させるだけで
組立片3が組立突起6に簡単に結合されるようにしてあ
る。
【0029】器体5の短手方向の寸法は、大角連用形
(JIS C8304参照)と称する埋込型の配線器具
の施工時に用いる取付枠に3個まで取着可能な寸法に形
成してある。つまり、上述した取付枠2の窓孔2aの長
手方向の寸法は埋込型の配線器具の施工時に用いる取付
枠の窓孔の長手方向の寸法と等しく設定してあり、した
がって、本実施形態に示すスイッチ本体1の器体5の短
手方向の寸法は取付枠2の窓孔2aの長手方向の寸法の
略3分の1の寸法になる。この寸法を大角連用形の配線
器具と同様に、「1個モジュール寸法」と呼ぶ。
【0030】一方、器体5の長手方向の寸法は窓孔2a
の短手方向の寸法に略等しく、器体5の前部を形成する
カバー5aの長手方向の各側面には、取付枠2の窓孔2
aを囲む部位に設けた上記器具取付孔2bに係合可能な
取付爪11a,11bがそれぞれ一対ずつ突設してあ
り、取付爪11a,11bが器具取付孔2bに係合する
ことによって器体5が取付枠2に保持されるようにして
ある。カバー5aの長手方向の一方の側壁には後端が開
放された前後方向の2本の切り込み溝11cが形成さ
れ、両切り込み溝11cの間の部位は厚み方向に可撓性
を有する撓み片11dを形成している。カバー5a内に
おいて撓み片11dの裏面側には空所12が形成され、
撓み片11dをカバー5aの内側に撓ませることによっ
て取付爪11aをカバー5aの側面から弾性的に後退さ
せることが可能になっている。
【0031】したがって、カバー5aの長手方向の一方
の側面に設けた取付爪11bを取付枠2の器具取付孔2
bに挿入するとともに、取付爪11aをカバー5aの側
面から後退させるようにして取付枠2の窓孔2aに器体
5を挿入すれば、器具取付孔2bに取付爪11aが挿入
されて器体5が取付枠2に保持される。また、撓み片1
1dをカバー5aに押し込むようにすれば、取付爪11
aが器具取付孔2bから抜け、取付枠2から器体5を取
り外すことができる。撓み片11dの後端部外側面には
撓み片11dの押し込みを容易にするために押突起11
eが突設されている。取付枠2は後述するように埋込型
の配線器具と同様に壁面などの施工面に取り付けられ、
器体5の後部は施工面に埋設される。
【0032】従来例で説明したようにボディ5bの内部
空間は長手方向において3室に区画され、両側の区画は
端子が収納される端子収納室13,14となり、中央部
はスイッチ機構部が収納される中央収納室23を形成し
ている。端子収納室13には第2の端子板15と2個の
鎖錠ばね16と解除釦17とからなる速結端子が収納さ
れ、端子収納室14には第1の端子板18と2個の鎖錠
ばね19と解除釦21とからなる速結端子が収納され
る。
【0033】解除釦17,21はユリア樹脂のような熱
硬化性樹脂を用いて形成され、後部を解除孔13b,1
4bに臨ませる形でボディ5bの各端子収納室13,1
4にそれぞれ収納される。解除釦17,21の一部は鎖
錠ばね16,19の鎖錠片16a,19aに接触可能で
あって、解除孔13b,14bを通してマイナスドライ
バのような工具の先端部で解除釦17,21を押操作す
れば、鎖錠片16a,19aを第1及び第2の端子板1
8,15の圧接片18b,15bから引き離して電線の
保持力を弱め、この状態で電線を引き抜くことができ
る。ここに、各解除釦17,21は各端子板15,18
に対応する各一対の鎖錠ばね16,19にそれぞれ跨る
ように配置され、各端子板15,18に対応する2個ず
つの鎖錠ばね16,19の鎖錠片16a,19aを同時
に押すことができるようになっている。なお、速結端子
において電線の機械的接続状態および電気的接続状態と
して所要の性能を得るには、電線挿入口13a,14a
への電線の挿入量を一定にする必要がある。そこで、電
線の絶縁被覆を剥く量が一定であるか否かを簡単に確認
することができるように、ボディ5bの後面にはゲージ
溝22が形成されている。絶縁被覆を剥くときには電線
の端部をゲージ溝22に合わせて絶縁被覆を剥く量を確
認すればよい(図13参照)。
【0034】次に本発明の要旨となる構成について説明
する。既に説明したように従来例においては、押釦ハン
ドル32前面の中央に器体5の短手方向に沿った断面形
状が略半円の突条部73’が突設されており、ピアノハ
ンドル43の後面に突設されている一対の操作用リブ4
3cが突条部73’に当接し、ピアノハンドル43の押
操作時に一対の操作用リブ43cで突条部73’が押圧
されることで押釦ハンドル32が復帰ばね37に抗して
器体5に押し込まれるようになっていた。
【0035】これに対して本実施形態では、図2に示す
ように器体5の長手方向における押釦ハンドル32前面
の両端部近傍に、器体5の短手方向に沿った断面形状が
略半円の一対の突条部73,73が突設されるととも
に、図3に示すように突条部73,73との当接部位が
平坦面であり且つ押釦ハンドル32前面とほぼ重なる程
度の面積を有する操作用リブ44がピアノハンドル43
裏面の中央部に突設されている。すなわち、図1に示す
ようにピアノハンドル43を器体5の前面側に取り付け
た状態では押釦ハンドル32前面の両端部近傍に突設さ
れた一対の突条部73,73がピアノハンドル43の裏
面中央部に突設された操作用リブ44と当接することに
なる。
【0036】而して、図1に示す状態(接点100が閉
成された状態)からピアノハンドル43を押操作する
と、押釦ハンドル32が復帰ばね37に抗して器体5に
押し込まれ、押釦ハンドル32とともにスライドカム3
3が図1の下向きに移動し、スライドカム33の図中左
側の掛合カム体38が反転ハンドル31の左側の掛合突
起34に当接して反転ハンドル31の左端部を押すこと
によって、反転ハンドル31が支点突起31bの前端を
中心として左回りに回転し、反転ばね30の反転に伴っ
て開閉子24が反転して接点100が開成する。ここ
で、スライドカム31の図中左側の掛合カム体38が左
側の掛合突起34に当接して反転ハンドル31に回動力
を加えているときにおいても押釦ハンドル32前面の両
端部近傍に設けられた突条部73,73がピアノハンド
ル43裏面の操作用リブ44に当接するため、器体5の
前面に対する押釦ハンドル32の傾きを抑えることがで
きるものである。また、接点100が開成された状態か
らピアノハンドル43を押操作した場合も同様であっ
て、スライドカム31の図中右側の掛合カム体38が右
側の掛合突起34に当接して反転ハンドル31に回動力
を加えているときにも、押釦ハンドル32前面の両端部
近傍に設けられた突条部73,73がピアノハンドル4
3裏面の操作用リブ44に当接するため、器体5の前面
に対する押釦ハンドル32の傾きを抑えることができ
る。
【0037】ここで、図4に示すように両端部近傍のみ
ならずその間の部位を含む押釦ハンドル32前面に突台
部74を突設すれば、ピアノハンドル43の操作用リブ
44との当接面積が増えてピアノハンドル43からの押
力を安定して受けることができる。また、図5に示すよ
うに器体5の長手方向に沿った突条からなる一対の操作
用リブ45,45をピアノハンドル43裏面に互いに並
行するようにして突設してもよく、操作用リブ45,4
5を小型化することでピアノハンドル43を製造するた
めの材料が削減できるという利点がある。なお、突条部
73や突台部74、並びに操作用リブ73,74はそれ
ぞれ押釦ハンドル32及びピアノハンドル43と一体成
型によって形成されるものであるから、押釦ハンドル3
2やピアノハンドル43と別体に形成される場合に比較
して部品点数の削減によりコストダウンが図れる。
【0038】ところで、上述した取付枠2は1個モジュ
ール寸法のスイッチ本体1を3個取り付けることができ
るものであるから、3個用の取付枠2と呼ぶことにす
る。すなわち、取付枠2の窓孔2aの両側の側片には、
スイッチ本体1の取付爪11a,11bが係止される2
個1組の器具取付孔2b,2bが3組ずつ設けてあり、
窓孔2a内でスイッチ本体1の取付位置を3箇所選択で
きるようになっている。ここで、窓孔2aの長手方向に
スイッチ本体1の短手方向を一致させてスイッチ本体1
を取付枠2に取り付ける場合の3つの取付位置を、それ
ぞれ上端位置、中央位置、下端位置と呼ぶことにする。
また、取付枠2に1個モジュール寸法のスイッチ本体1
を1個取り付ける際に用いるピアノハンドル43であっ
て、図6に示すようにプレート(プレート枠120およ
び化粧プレート130)の開口窓120a,130aを
1個で覆う程度の寸法を有したピアノハンドル43を1
個用のピアノハンドル43と呼ぶことにする。同様に、
3個用の取付枠2に1個モジュール寸法のスイッチ本体
1を2個取り付ける際に用いるピアノハンドル43であ
って、図7に示すように各スイッチ本体1にそれぞれ取
り付けられプレートの開口窓120a,130aを2個
で覆う程度の寸法を有したピアノハンドル43を2個用
のピアノハンドル43と呼ぶことにし、さらに、3個用
の取付枠2に1個モジュール寸法のスイッチ本体1を2
個取り付ける際に用いるピアノハンドル43であって、
図8に示すように各スイッチ本体1にそれぞれ取り付け
られプレートの開口窓120a,130aを3個で覆う
程度の寸法を有したピアノハンドル43を3個用のピア
ノハンドル43と呼ぶことにする。
【0039】上述した3種類のピアノハンドル43の上
下方向(スイッチ本体1の短手方向)の寸法の関係は、
(1個用のピアノハンドル43の上下寸法)≒(2個用
のピアノハンドル43の上下寸法)×2≒(3個用のピ
アノハンドル43の上下寸法)×3になる。また、上述
したようにプレートの開口窓120a,130aは取付
枠2の窓孔2aよりも長寸かつ広幅であり、この窓孔2
aにスイッチ本体1を挿入して取り付けるから、3個用
のピアノハンドル43の上下寸法はスイッチ本体1の上
下寸法よりも大きくなっている。つまり、いずれのピア
ノハンドル43も押釦ハンドル32よりも操作面の面積
が大きく、したがって押釦ハンドル32を押操作するよ
りもピアノハンドル43を押操作するほうが操作が容易
になっている。
【0040】取付枠2の窓孔2aにスイッチ本体1を1
個だけ取り付ける場合を図6に示す。上述したように、
ピアノハンドル43の背面の一端部に設けられる軸受部
191(図15参照)は、スイッチ本体1に設けた一対
の軸部192に対応するように上下方向の中央部付近に
2つ設けられている。ただし、ピアノハンドル43の各
軸受部191に取り付けられる軸受用ばね191bは連
続した1部材で形成される。ピアノハンドル43は、ピ
アノハンドル43の2つの軸受部191にスイッチ本体
1の2つの軸部192を嵌め込むことにより、スイッチ
本体1の上下方向の中心と1個用のピアノハンドル43
の上下方向の中心とが一致するように取り付けられる。
また、1個用のピアノハンドル43の背面の他端部には
上下方向の中央部付近に2本の抜止片43aが突設さ
れ、各抜止片43aはスイッチ本体1の上下の挿入孔5
4に挿入される。
【0041】ピアノハンドル43の表面における他端部
には、上下方向の中央位置に押位置指示突起114が突
設され、ピアノハンドル43に押力を作用させるべき端
部が押位置指示突起114側であることが示されてい
る。また、ピアノハンドル43の表面には、左右方向の
多数本の平行な直線からなるストライプ状の化粧ライン
115を形成してある。
【0042】ところで、取付枠2の取付窓2aに2個の
スイッチ本体1を取り付ける場合には、図7に示すよう
に、上端位置と下端位置とにそれぞれスイッチ本体1を
取り付けることになる。各スイッチ本体1には2個用の
ピアノハンドル43がそれぞれ取り付けられる。2個用
のピアノハンドル43は3個用のピアノハンドル43と
同様に、上下方向の中央部に2つの軸受部191を備
え、取付枠2に対して上端位置および下端位置に取り付
けた各スイッチ本体1の上下方向の中心位置と、各ピア
ノハンドル2の上下方向の中心位置とが一致するように
取り付けられる。その結果、2個用のピアノハンドル4
3においても上端位置用と下端位置用とを区別すること
なく共通して同じものを使用できる。2個用のピアノハ
ンドル43は上下寸法が1個用のピアノハンドル43と
異なるが、他の構成は1個用のピアノハンドル43と同
様である。
【0043】取付枠2の取付窓2aに3個のスイッチ本
体1を取り付ける場合には、図8に示すように、上端位
置と中央位置と下端位置とにそれぞれスイッチ本体1を
取り付け、各スイッチ本体1にそれぞれ3個用のピアノ
ハンドル43を取り付ける。3個用のピアノハンドル4
3の背面の一端部には4個の軸受部191がスイッチ本
体1の軸部192に対応する一定間隔で設けられる。ま
た、上2個の軸受部191と下2個の軸受部191とに
対応する軸受用ばね体191bはそれぞれ一体に形成さ
れている。つまり、4個の軸受部191に対して軸受用
ばね体191bを2部材で実現してある。また、3個用
のピアノハンドル43では抜止片43aはピアノハンド
ル43の上下方向の中央付近に1個ずつ設けられる。
【0044】取付枠2に3個のスイッチ本体1を並設し
た場合、中央位置のスイッチ本体1に取り付けるピアノ
ハンドル43は、中央の2個の軸受部191にスイッチ
本体1の軸部192をはめ込んで取り付ける。つまり、
中央位置のスイッチ本体1についてはスイッチ本体1の
上下方向の中心とピアノハンドル43の上下方向の中心
とが一致する。また、ピアノハンドル43の抜止片43
aはスイッチ本体1の中央の挿入孔54に挿入される。
一方、上端位置のスイッチ本体1に取り付けられるピア
ノハンドル43は、下側の2個の軸受部191にスイッ
チ本体1の軸部192をはめ込んで取り付ける。つま
り、上端位置についてはスイッチ本体1の上下方向の中
心よりもピアノハンドル43の上下方向の中心が上にず
れて位置することになり、ピアノハンドル43の抜止片
43aはスイッチ本体1の上の挿入孔54に挿入され
る。また、下端位置のスイッチ本体1に取り付けられる
ピアノハンドル43は、上側の2個の軸受部191にス
イッチ本体1の軸部192をはめ込んで取り付ける。つ
まり、下端位置についてはスイッチ本体1の上下方向の
中心よりもピアノハンドル43の上下方向の中心が下に
ずれて位置することになり、ピアノハンドル43の抜止
片43aはスイッチ本体1の下の挿入孔54に挿入され
る。
【0045】取付枠2の前面側に取付ねじ123によっ
て取り付けられるプレート枠120は、図6に示すよう
に、ABS樹脂のような合成樹脂によって矩形枠状に形
成された成形品であって、上片と下片とにそれぞれ取付
ねじ123が挿通されるねじ挿通孔121が設けてあ
る。また、プレート枠120の左片および右片にはそれ
ぞれ化粧プレート130の係止片(図示せず)が挿入係
止される係止孔122がそれぞれ3個ずつ設けてある。
さらに、プレート枠120の四隅には金属製の簡易耐火
プレート(図示せず)を取り付けるためのプレート保持
孔125も設けられている。プレート枠120の周部に
は全周に亘って段部124が形成される。
【0046】プレート枠120に結合される化粧プレー
ト130は、プレート枠120と同様にABS樹脂のよ
うな合成樹脂によって矩形枠状に形成される。また、化
粧プレート130の裏面にはプレート枠120に結合す
るための係止片が6本突設されている。なお、プレート
枠120および化粧プレート130はともに角部に丸み
がほとんどなく、アール部分を形成する場合に比較する
と金型の製造が容易になっている。
【0047】スイッチ本体1を取り付けた取付枠2に取
付ねじ123によってプレート枠120を取り付け、さ
らに化粧プレート130をプレート枠120に結合する
とともに、スイッチ本体1にピアノハンドル43を取り
付けると、プレート枠120および化粧プレート130
の中央部の開口窓120a,130aを通してピアノハ
ンドル43の一部をプレートの前方に突出させることが
でき、この状態でピアノハンドル43を押操作すること
ができることになる。また、化粧プレート130はプレ
ート枠120に対して係止片によって係合しているだけ
であるから、プレート枠120の下端部に設けた外し溝
126にマイナスドライバのような工具の先端部を挿入
し、プレート枠120から化粧プレート130を引き離
すように力を作用させれば、化粧プレート130をプレ
ート枠120から外すことができる。したがって、化粧
プレート130を取り付けた状態では表面に取付ねじ1
23が露出しないようにして優れた外観に仕上げながら
も、メンテナンス時には化粧プレート130を比較的容
易に取り外すことができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明は、押操作される押釦ハ
ンドルを前面に具備し押釦ハンドルの押操作毎に接点を
開閉するスイッチ機構部を器体に収納したスイッチ本体
と、器体の前面側に押釦ハンドルに対向する形で配置さ
れ一端部が器体に枢着されるとともに裏面が押釦ハンド
ルに当接したピアノハンドルとを備え、スイッチ機構部
は、器体に揺動可能に保持される反転ハンドルと、押釦
ハンドルの押操作毎に反転ハンドルを交互に反対向きに
揺動させる反転機構部と、器体内に回動自在に収納され
反転ハンドルの揺動に応じて接点を開閉する開閉子と、
反転ハンドルと開閉子を連結し反転ハンドルの揺動に伴
って開閉子を反転回動させる反転ばねとを有し、反転機
構部は、押釦ハンドルの背面に沿ってスライド移動自在
且つ押釦ハンドルの移動方向に移動自在に配設されるス
ライドカムと、押釦ハンドルを器体の前面側へ弾性付勢
する復帰ばねと、反転ハンドルの揺動方向における両端
部に設けられスライドカムの両端部に設けられた掛合カ
ム体と接離自在に当接する掛合突起とを有してなるピア
ノハンドル式スイッチであって、少なくとも反転ハンド
ルの揺動方向に沿った押釦ハンドル前面の両端部近傍に
ピアノハンドルの裏面に当接する当接手段が設けられた
ので、スライドカムの片方の掛合カム体が片方の掛合突
起に当接して反転ハンドルに回動力を加えているときに
おいても押釦ハンドル前面の両端部近傍に設けられた当
接手段がピアノハンドルの裏面に当接するため、器体前
面に対する押釦ハンドルの傾きを抑えることができると
いう効果がある。
【0049】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、当接手段は、押釦ハンドル前面の両端部近傍に突設
された一対の突条部からなるので、当接手段を押釦ハン
ドルの前面全体に設ける場合に比較して押釦ハンドルの
厚みを薄くすることができ、押釦ハンドルを製造するた
めの材料が削減できるという効果がある。
【0050】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、当接手段が押釦ハンドルと一体に形成された
ので、当接手段が押釦ハンドルと別体に形成される場合
に比較して部品点数の削減によりコストダウンが図れる
という効果がある。
【0051】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、当接手段と当接する部位が平坦面であ
る操作用リブがピアノハンドルの裏面に突設されたの
で、操作用リブにより当接手段との当接面積が増えてピ
アノハンドルからの押力を安定して受けることができる
という効果がある。
【0052】請求項5の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、ピアノハンドルの裏面における当接手
段と当接する部位に突条からなる操作用リブが突設され
たので、操作用リブを小型化することでピアノハンドル
を製造するための材料が削減できるという効果がある。
【0053】請求項6の発明は、請求項4又は5の発明
において、操作用リブがピアノハンドルと一体に形成さ
れたので、操作用リブがピアノハンドルと別体に形成さ
れる場合に比較して部品点数の削減によりコストダウン
が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】同上におけるスイッチ本体の斜視図である。
【図3】同上におけるピアノハンドルの背面側から見た
斜視図である。
【図4】同上における他の構成のスイッチ本体の斜視図
である。
【図5】同上における他のピアノハンドルの背面側から
見た斜視図である。
【図6】同上で1個用のピアノハンドルを用いる使用形
態での分解斜視図である。
【図7】同上で2個用のピアノハンドルを用いる使用形
態での分解斜視図である。
【図8】同上で3個用のピアノハンドルを用いる使用形
態での分解斜視図である。
【図9】従来例を示す分解斜視図である。
【図10】同上におけるスイッチ本体の斜視図である。
【図11】同上におけるスイッチ本体の正面図である。
【図12】同上におけるスイッチ本体の側面図である。
【図13】同上におけるスイッチ本体の背面図である。
【図14】同上におけるピアノハンドルの背面図であ
る。
【図15】同上の軸部近傍を示し、(a)はピアノハン
ドル取付前の断面図、(b)はピアノハンドル取付後の
断面図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 スイッチ本体 5 器体 31 反転ハンドル 32 押釦ハンドル 33 スライドカム 34 掛合突起 37 復帰ばね 38 掛合カム体 43 ピアノハンドル 44 操作用リブ 73 突条部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 学 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G019 CP25 CY05 CY13 CY19 JJ02 MX04 SK20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押操作される押釦ハンドルを前面に具備
    し押釦ハンドルの押操作毎に接点を開閉するスイッチ機
    構部を器体に収納したスイッチ本体と、器体の前面側に
    押釦ハンドルに対向する形で配置され一端部が器体に枢
    着されるとともに裏面が押釦ハンドルに当接したピアノ
    ハンドルとを備え、スイッチ機構部は、器体に揺動可能
    に保持される反転ハンドルと、押釦ハンドルの押操作毎
    に反転ハンドルを交互に反対向きに揺動させる反転機構
    部と、器体内に回動自在に収納され反転ハンドルの揺動
    に応じて接点を開閉する開閉子と、反転ハンドルと開閉
    子を連結し反転ハンドルの揺動に伴って開閉子を反転回
    動させる反転ばねとを有し、反転機構部は、押釦ハンド
    ルの背面に沿ってスライド移動自在且つ押釦ハンドルの
    移動方向に移動自在に配設されるスライドカムと、押釦
    ハンドルを器体の前面側へ弾性付勢する復帰ばねと、反
    転ハンドルの揺動方向における両端部に設けられスライ
    ドカムの両端部に設けられた掛合カム体と接離自在に当
    接する掛合突起とを有してなるピアノハンドル式スイッ
    チであって、少なくとも反転ハンドルの揺動方向に沿っ
    た押釦ハンドル前面の両端部近傍にピアノハンドルの裏
    面に当接する当接手段が設けられたことを特徴とするピ
    アノハンドル式スイッチ。
  2. 【請求項2】 当接手段は、押釦ハンドル前面の両端部
    近傍に突設された一対の突条部からなることを特徴とす
    る請求項1記載のピアノハンドル式スイッチ。
  3. 【請求項3】 当接手段が押釦ハンドルと一体に形成さ
    れたことを特徴とする請求項1又は2記載のピアノハン
    ドル式スイッチ。
  4. 【請求項4】 当接手段と当接する部位が平坦面である
    操作用リブがピアノハンドルの裏面に突設されたことを
    特徴とする請求項1又は2又は3記載のピアノハンドル
    式スイッチ。
  5. 【請求項5】 ピアノハンドルの裏面における当接手段
    と当接する部位に突条からなる操作用リブが突設された
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のピアノハ
    ンドル式スイッチ。
  6. 【請求項6】 操作用リブがピアノハンドルと一体に形
    成されたことを特徴とする請求項4又は5記載のピアノ
    ハンドル式スイッチ。
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