JP2003243684A - 光充電式二次電池 - Google Patents
光充電式二次電池Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 光電変換素子が形成された可とう性を有
する光電変換シートと、蓄電池とを組み合わせ、充電効
率を高め、劣化の少ない充電性能を備えた光充電式二次
電池を提供すること。 【解決手段】 巻き芯部と、光電変換素子を有する光電
変換シートと、蓄電池と、制御回路部とを備え、巻き芯
部に光電変換シートを捲回した状態で全体円筒略形状を
呈し、巻き芯部には、その両端部に位置してそれぞれ略
円形平板状に形成された上部フランジと下部フランジと
が一体に設けられ、巻き芯部に光電変換シートを巻き取
るように構成されている光充電式二次電池において、光
電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内端部か
ら光電変換シートの内端部に至るシート部と、光電変換
シートにおける光電変換素子の実効部の外端部から光電
変換シートの外端部に至るシート部を有し、両シート部
が、光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾性を
有することを特徴とする光充電式二次電池。
する光電変換シートと、蓄電池とを組み合わせ、充電効
率を高め、劣化の少ない充電性能を備えた光充電式二次
電池を提供すること。 【解決手段】 巻き芯部と、光電変換素子を有する光電
変換シートと、蓄電池と、制御回路部とを備え、巻き芯
部に光電変換シートを捲回した状態で全体円筒略形状を
呈し、巻き芯部には、その両端部に位置してそれぞれ略
円形平板状に形成された上部フランジと下部フランジと
が一体に設けられ、巻き芯部に光電変換シートを巻き取
るように構成されている光充電式二次電池において、光
電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内端部か
ら光電変換シートの内端部に至るシート部と、光電変換
シートにおける光電変換素子の実効部の外端部から光電
変換シートの外端部に至るシート部を有し、両シート部
が、光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾性を
有することを特徴とする光充電式二次電池。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電変換素子によ
って蓄電池を充電する構成とされた光充電式二次電池に
関する。
って蓄電池を充電する構成とされた光充電式二次電池に
関する。
【0002】
【従来の技術】光電変換素子は太陽電池とも言われてお
り、太陽光等の光エネルギーを電気エネルギーに変換す
る素子である。この光電変換素子は、光エネルギーから
電気エネルギーを取り出す際に、従来から利用されてき
た化石燃料等と異なり、二酸化炭素等の排出物を出さな
い。また、光電変換素子は、ほぼ無尽蔵といわれている
太陽光等の光エネルギーから電気エネルギーを取り出す
ことができるために、半永久的に発電を行うことができ
る。そのため、光電変換素子は、地球環境問題に鑑み
て、その利用用途や利用規模が今後も益々拡大してゆく
ものと考えられている。
り、太陽光等の光エネルギーを電気エネルギーに変換す
る素子である。この光電変換素子は、光エネルギーから
電気エネルギーを取り出す際に、従来から利用されてき
た化石燃料等と異なり、二酸化炭素等の排出物を出さな
い。また、光電変換素子は、ほぼ無尽蔵といわれている
太陽光等の光エネルギーから電気エネルギーを取り出す
ことができるために、半永久的に発電を行うことができ
る。そのため、光電変換素子は、地球環境問題に鑑み
て、その利用用途や利用規模が今後も益々拡大してゆく
ものと考えられている。
【0003】しかしながら、光電変換素子は、太陽光等
の光エネルギーに時間的な変動が大きい場合が多く、こ
の光エネルギーを変換して発電した電気エネルギーにも
時間的な変動が大きくなってしまうために、電気または
電子機器の直接の電源とすることには適さない場合が多
い。また、光電変換素子は、太陽光等の光エネルギーが
空間的に希薄な状態で存在していることから、利用に適
した所定量の電力を得るためには大きな受光面積を必要
とする。従って、光電変換素子は、電気または電子機器
の補助的な電流として、または変換した電気エネルギー
を一度蓄電池に充電し、この蓄電池から放電させて利用
するといった用途で用いられている。
の光エネルギーに時間的な変動が大きい場合が多く、こ
の光エネルギーを変換して発電した電気エネルギーにも
時間的な変動が大きくなってしまうために、電気または
電子機器の直接の電源とすることには適さない場合が多
い。また、光電変換素子は、太陽光等の光エネルギーが
空間的に希薄な状態で存在していることから、利用に適
した所定量の電力を得るためには大きな受光面積を必要
とする。従って、光電変換素子は、電気または電子機器
の補助的な電流として、または変換した電気エネルギー
を一度蓄電池に充電し、この蓄電池から放電させて利用
するといった用途で用いられている。
【0004】一方、近年の各種加工技術の進展により、
電気または電子機器の小型化が進んでおり、その結果、
各種電気または電子機器は携帯型の機器とされることが
多くなっている。そのため、電気または電子機器は、そ
の電源として、通常、携帯に便利で手軽に利用すること
ができる乾電池が用いられている。
電気または電子機器の小型化が進んでおり、その結果、
各種電気または電子機器は携帯型の機器とされることが
多くなっている。そのため、電気または電子機器は、そ
の電源として、通常、携帯に便利で手軽に利用すること
ができる乾電池が用いられている。
【0005】そこで、上述したような光電変換素子の利
点と、乾電池の利便性とをくみあわせた光充電式二次電
池が、例えば特開昭63−314780号公報(電池)
や特開平2−73675号公報(円筒形充電式太陽電
池)等に記載されているように提案されている。このよ
うな従来の光充電式二次電池は、発電部としての光電変
換素子と、充放電部としての蓄電池とを円筒形規格電池
型に組み合わせて使用することによって、通常用いられ
ている電気または電子機器を、光エネルギーによって生
産した電力により駆動させることを実現している。
点と、乾電池の利便性とをくみあわせた光充電式二次電
池が、例えば特開昭63−314780号公報(電池)
や特開平2−73675号公報(円筒形充電式太陽電
池)等に記載されているように提案されている。このよ
うな従来の光充電式二次電池は、発電部としての光電変
換素子と、充放電部としての蓄電池とを円筒形規格電池
型に組み合わせて使用することによって、通常用いられ
ている電気または電子機器を、光エネルギーによって生
産した電力により駆動させることを実現している。
【0006】しかしながら、上述したような従来の光充
電式二次電池は、一方向から照射される太陽光等の光エ
ネルギーを、蓄電池の外表面積のすべてを有効に活用し
て光電変換素子に受光させることが困難なばかりか、そ
の構造上、蓄電池の外表面積を超えて光電変換素子の受
光面積を備えることができない。そのため、従来の光充
電式二次電池は、蓄電池を充電する際の充電時間が実用
に耐えないほど長く、さらには光電変換素子が蓄電池を
充電するために必要な電力すら発電できないことがある
といった問題があった。
電式二次電池は、一方向から照射される太陽光等の光エ
ネルギーを、蓄電池の外表面積のすべてを有効に活用し
て光電変換素子に受光させることが困難なばかりか、そ
の構造上、蓄電池の外表面積を超えて光電変換素子の受
光面積を備えることができない。そのため、従来の光充
電式二次電池は、蓄電池を充電する際の充電時間が実用
に耐えないほど長く、さらには光電変換素子が蓄電池を
充電するために必要な電力すら発電できないことがある
といった問題があった。
【0007】そこで、本発明の発明者らは鋭意検討を行
った結果、可とう性を有する光電変換素子と蓄電池とを
組み合わせた構成にすることによって、太陽光等の光エ
ネルギーを通常用いられている電気または電子機器の電
源として利用することを可能とした光充電式二次電池を
発明した(特願平10−351505号)。この発明に
より、本発明者らは、実用的な充電性能を備えるととも
に、通常用いられている電気または電子機器の電源とし
ての利用が容易である光充電式二次電池を実現してい
る。
った結果、可とう性を有する光電変換素子と蓄電池とを
組み合わせた構成にすることによって、太陽光等の光エ
ネルギーを通常用いられている電気または電子機器の電
源として利用することを可能とした光充電式二次電池を
発明した(特願平10−351505号)。この発明に
より、本発明者らは、実用的な充電性能を備えるととも
に、通常用いられている電気または電子機器の電源とし
ての利用が容易である光充電式二次電池を実現してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような光充電
式二次電池は、蓄電池を充電する際に、可とう性を有す
る光電変換素子を繰り返し引き延ばし、受光面積を大き
くして使用する。このとき、光電変換素子が特定の方向
に固定できない場合、安定的に充電ができなかった。ま
た、光電変換素子が固定できない場合、充電時の光電変
換素子が風などの外力により損傷あるいは劣化するおそ
れがあり、素子全体としての発電効率が低下、ひいては
充電性能が低下することが課題であった。さらにこのと
き、光電変換素子を有する光電変換シートは外力を受け
て折れ曲がり、その折れ曲がり部分で切断される等の不
具合を生じることが問題であった。そこで、本発明は、
上記課題を解決することにより、光電変換素子が形成さ
れた可とう性を有する光電変換シートと、蓄電池とを組
み合わせ、充電効率を高め、劣化の少ない充電性能を備
えた光充電式二次電池を提供することを目的とする。
式二次電池は、蓄電池を充電する際に、可とう性を有す
る光電変換素子を繰り返し引き延ばし、受光面積を大き
くして使用する。このとき、光電変換素子が特定の方向
に固定できない場合、安定的に充電ができなかった。ま
た、光電変換素子が固定できない場合、充電時の光電変
換素子が風などの外力により損傷あるいは劣化するおそ
れがあり、素子全体としての発電効率が低下、ひいては
充電性能が低下することが課題であった。さらにこのと
き、光電変換素子を有する光電変換シートは外力を受け
て折れ曲がり、その折れ曲がり部分で切断される等の不
具合を生じることが問題であった。そこで、本発明は、
上記課題を解決することにより、光電変換素子が形成さ
れた可とう性を有する光電変換シートと、蓄電池とを組
み合わせ、充電効率を高め、劣化の少ない充電性能を備
えた光充電式二次電池を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、以下に説明する光充電式二次電池を作製する
ことに成功し、該光充電式二次電池が、上記課題を一挙
に解決することを知見した。より詳細に説明すると、本
発明に係る光充電式二次電池は、円筒形状の巻き芯部
と、前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し自在に配
設された可とう性を有し光電変換素子を有する光電変換
シートと、充放電可能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制
御する制御回路部とを備え、前記巻き芯部に前記光電変
換シートを捲回した状態で全体円筒略形状を呈し、前記
巻き芯部には、その両端部に位置してそれぞれ略円形平
板状に形成された上部フランジと下部フランジとが一体
に設けられ、前記巻き芯部に前記光電変換シートを巻き
取るように構成されている光充電式二次電池において、
前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内
端部から光電変換シートの内端部に至るシート部と、前
記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端
部から光電変換シートの外端部に至るシート部を有し、
前記両シート部が、光電変換素子の実効部と実質的に同
一の曲げ弾性を有している。さらに、本発明にかかる光
充電式二次電池は、上記両シート部の層構成が、光電変
換素子の実効部の層構成と実質的に同一である光充電式
二次電池であり、上記巻き芯部に捲回された上記光電変
換素子を有する光電変換シートを覆い、上記光電変換シ
ートの引き出し口となる引き出し孔を有する円筒形状の
外周壁が設けられ、上記上部フランジおよび下部フラン
ジに、上記外周壁の側縁と嵌合して回転自在に支持する
支持部が設けられ、引き出された上記光電変換素子を有
する光電変換シートが、上記外周壁を回転させることに
よって、上記巻き芯部と上記外周壁とにより構成された
内部空間に巻き取られる光充電式二次電池であり、また
上記巻き芯部に上記光電変換素子を有する光電変換シー
トを捲回した状態で、所定の円筒電池規格形状となる光
充電式二次電池であり、またさらに上記蓄電池の放電電
圧が、0.6〜1.9Vである光充電式二次電池であ
り、上記蓄電池が、上記巻き芯部に対して着脱自在であ
る光充電式二次電池であり、さらに上記蓄電池が、所定
の円筒電池規格の形状を有する光充電式二次電池であ
る。
した結果、以下に説明する光充電式二次電池を作製する
ことに成功し、該光充電式二次電池が、上記課題を一挙
に解決することを知見した。より詳細に説明すると、本
発明に係る光充電式二次電池は、円筒形状の巻き芯部
と、前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し自在に配
設された可とう性を有し光電変換素子を有する光電変換
シートと、充放電可能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制
御する制御回路部とを備え、前記巻き芯部に前記光電変
換シートを捲回した状態で全体円筒略形状を呈し、前記
巻き芯部には、その両端部に位置してそれぞれ略円形平
板状に形成された上部フランジと下部フランジとが一体
に設けられ、前記巻き芯部に前記光電変換シートを巻き
取るように構成されている光充電式二次電池において、
前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内
端部から光電変換シートの内端部に至るシート部と、前
記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端
部から光電変換シートの外端部に至るシート部を有し、
前記両シート部が、光電変換素子の実効部と実質的に同
一の曲げ弾性を有している。さらに、本発明にかかる光
充電式二次電池は、上記両シート部の層構成が、光電変
換素子の実効部の層構成と実質的に同一である光充電式
二次電池であり、上記巻き芯部に捲回された上記光電変
換素子を有する光電変換シートを覆い、上記光電変換シ
ートの引き出し口となる引き出し孔を有する円筒形状の
外周壁が設けられ、上記上部フランジおよび下部フラン
ジに、上記外周壁の側縁と嵌合して回転自在に支持する
支持部が設けられ、引き出された上記光電変換素子を有
する光電変換シートが、上記外周壁を回転させることに
よって、上記巻き芯部と上記外周壁とにより構成された
内部空間に巻き取られる光充電式二次電池であり、また
上記巻き芯部に上記光電変換素子を有する光電変換シー
トを捲回した状態で、所定の円筒電池規格形状となる光
充電式二次電池であり、またさらに上記蓄電池の放電電
圧が、0.6〜1.9Vである光充電式二次電池であ
り、上記蓄電池が、上記巻き芯部に対して着脱自在であ
る光充電式二次電池であり、さらに上記蓄電池が、所定
の円筒電池規格の形状を有する光充電式二次電池であ
る。
【0010】さらに、本発明にかかる電気または電子機
器は、円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲
回されて引き出し自在に配設された可とう性を有し光電
変換素子を有する光電変換シートと、充放電可能な蓄電
池と、蓄電池の充放電を制御する制御回路部とを備え、
前記巻き芯部に前記光電変換シートを捲回した状態で全
体円筒略形状を呈し、前記巻き芯部には、その両端部に
位置してそれぞれ略円形平板状に形成された上部フラン
ジと下部フランジとが一体に設けられ、前記巻き芯部に
前記光電変換シートを巻き取るように構成されていて、
前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内
端部から光電変換シートの内端部に至るシート部と、前
記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端
部から光電変換シートの外端部に至るシート部を有し、
前記両シート部が、実質的に同一の曲げ弾性を有する光
充電式二次電池を搭載している。
器は、円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲
回されて引き出し自在に配設された可とう性を有し光電
変換素子を有する光電変換シートと、充放電可能な蓄電
池と、蓄電池の充放電を制御する制御回路部とを備え、
前記巻き芯部に前記光電変換シートを捲回した状態で全
体円筒略形状を呈し、前記巻き芯部には、その両端部に
位置してそれぞれ略円形平板状に形成された上部フラン
ジと下部フランジとが一体に設けられ、前記巻き芯部に
前記光電変換シートを巻き取るように構成されていて、
前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内
端部から光電変換シートの内端部に至るシート部と、前
記光電変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端
部から光電変換シートの外端部に至るシート部を有し、
前記両シート部が、実質的に同一の曲げ弾性を有する光
充電式二次電池を搭載している。
【0011】以上のように構成された光充電式二次電池
は、可とう性を有する光電変換素子を繰り返し引き延ば
し、受光面積を大きくして、蓄電池を充電するに際し、
このとき、光電変換素子を有する光電変換シートの巻き
上げを、スムーズに緻密に行うことができる。さらに、
光電変換素子を有する光電変換シートの上記使用におい
て、損傷あるいは劣化が防止でき、素子全体としての発
電効率が低下、ひいては、充電性能の低下を防止するこ
とができる。要するに本発明はユーザーへの利便性が高
度に高められた光充電式二次電池を提供する。
は、可とう性を有する光電変換素子を繰り返し引き延ば
し、受光面積を大きくして、蓄電池を充電するに際し、
このとき、光電変換素子を有する光電変換シートの巻き
上げを、スムーズに緻密に行うことができる。さらに、
光電変換素子を有する光電変換シートの上記使用におい
て、損傷あるいは劣化が防止でき、素子全体としての発
電効率が低下、ひいては、充電性能の低下を防止するこ
とができる。要するに本発明はユーザーへの利便性が高
度に高められた光充電式二次電池を提供する。
【0012】すなわち、本発明は、(1) 円筒形状の
巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し
自在に配設された可とう性を有し光電変換素子を有する
光電変換シートと、充放電可能な蓄電池と、蓄電池の充
放電を制御する制御回路部とを備え、前記巻き芯部に前
記光電変換シートを捲回した状態で全体円筒略形状を呈
し、前記巻き芯部には、その両端部に位置してそれぞれ
略円形平板状に形成された上部フランジと下部フランジ
とが一体に設けられ、前記巻き芯部に前記光電変換シー
トを巻き取るように構成されている光充電式二次電池に
おいて、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実
効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシート
部と、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効
部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
を有し、前記両シート部が、光電変換素子の実効部と実
質的に同一の曲げ弾性を有することを特徴とする光充電
式二次電池、(2) 上記両シート部の層構成が、光電
変換素子の実効部の層構成と実質的に同一であることを
特徴とする前記(1)に記載の光充電式二次電池、
(3) 上記巻き芯部に捲回された上記光電変換素子を
有する光電変換シートを覆い、上記光電変換シートの引
き出し口となる引き出し孔を有する円筒形状の外周壁が
設けられ、上記上部フランジおよび下部フランジに、上
記外周壁の側縁と嵌合して回転自在に支持する支持部が
設けられ、引き出された上記光電変換素子を有する光電
変換シートが、上記外周壁を回転させることによって、
上記巻き芯部と上記外周壁とにより構成された内部空間
に巻き取られることを特徴とする前記(1)記載の光充
電式二次電池、(4) 上記巻き芯部に上記光電変換素
子を有する光電変換シートを捲回した状態で、所定の円
筒電池規格形状となることを特徴とする前記(1)記載
の光充電式二次電池、(5) 上記蓄電池の放電電圧
が、0.6〜1.9Vであることを特徴とする前記
(1)記載の光充電式二次電池、(6) 上記蓄電池
が、上記巻き芯部に対して着脱自在であることを特徴と
する前記(1)記載の光充電式二次電池、(7) 上記
蓄電池が、所定の円筒電池規格の形状を有することを特
徴とする前記(1)記載の光充電式二次電池、(8)
円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲回され
て引き出し自在に配設された可とう性を有し光電変換素
子を有する光電変換シートと、充放電可能な蓄電池と、
蓄電池の充放電を制御する制御回路部とを備え、前記巻
き芯部に前記光電変換シートを捲回した状態で全体円筒
略形状を呈し、前記巻き芯部には、その両端部に位置し
てそれぞれ略円形平板状に形成された上部フランジと下
部フランジとが一体に設けられ、前記巻き芯部に前記光
電変換シートを巻き取るように構成されていて、前記光
電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内端部か
ら光電変換シートの内端部に至るシート部と、前記光電
変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端部から
光電変換シートの外端部に至るシート部を有し、前記両
シート部が、実質的に同一の曲げ弾性を有する光充電式
二次電池を搭載していることを特徴とする電気または電
子機器、(9) 円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部
に対して捲回されて引き出し自在に配設された可とう性
を有し光電変換素子を有する光電変換シートと、充放電
可能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制御する制御回路部
とを備え、前記巻き芯部に前記光電変換シートを捲回し
た状態で全体円筒略形状を呈し、前記巻き芯部には、そ
の両端部に位置してそれぞれ略円形平板状に形成された
上部フランジと下部フランジとが一体に設けられ、前記
巻き芯部に前記光電変換シートを巻き取るように構成さ
れていて、前記光電変換シートにおける光電変換素子の
実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシー
ト部と、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実
効部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート
部を有し、前記両シート部が、実質的に同一の曲げ弾性
を有する光充電式二次電池を電気または電子機器に装着
することを特徴とする光充電式二次電池を搭載している
電気または電子機器の製造方法、に関する。
巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲回されて引き出し
自在に配設された可とう性を有し光電変換素子を有する
光電変換シートと、充放電可能な蓄電池と、蓄電池の充
放電を制御する制御回路部とを備え、前記巻き芯部に前
記光電変換シートを捲回した状態で全体円筒略形状を呈
し、前記巻き芯部には、その両端部に位置してそれぞれ
略円形平板状に形成された上部フランジと下部フランジ
とが一体に設けられ、前記巻き芯部に前記光電変換シー
トを巻き取るように構成されている光充電式二次電池に
おいて、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実
効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシート
部と、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効
部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
を有し、前記両シート部が、光電変換素子の実効部と実
質的に同一の曲げ弾性を有することを特徴とする光充電
式二次電池、(2) 上記両シート部の層構成が、光電
変換素子の実効部の層構成と実質的に同一であることを
特徴とする前記(1)に記載の光充電式二次電池、
(3) 上記巻き芯部に捲回された上記光電変換素子を
有する光電変換シートを覆い、上記光電変換シートの引
き出し口となる引き出し孔を有する円筒形状の外周壁が
設けられ、上記上部フランジおよび下部フランジに、上
記外周壁の側縁と嵌合して回転自在に支持する支持部が
設けられ、引き出された上記光電変換素子を有する光電
変換シートが、上記外周壁を回転させることによって、
上記巻き芯部と上記外周壁とにより構成された内部空間
に巻き取られることを特徴とする前記(1)記載の光充
電式二次電池、(4) 上記巻き芯部に上記光電変換素
子を有する光電変換シートを捲回した状態で、所定の円
筒電池規格形状となることを特徴とする前記(1)記載
の光充電式二次電池、(5) 上記蓄電池の放電電圧
が、0.6〜1.9Vであることを特徴とする前記
(1)記載の光充電式二次電池、(6) 上記蓄電池
が、上記巻き芯部に対して着脱自在であることを特徴と
する前記(1)記載の光充電式二次電池、(7) 上記
蓄電池が、所定の円筒電池規格の形状を有することを特
徴とする前記(1)記載の光充電式二次電池、(8)
円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部に対して捲回され
て引き出し自在に配設された可とう性を有し光電変換素
子を有する光電変換シートと、充放電可能な蓄電池と、
蓄電池の充放電を制御する制御回路部とを備え、前記巻
き芯部に前記光電変換シートを捲回した状態で全体円筒
略形状を呈し、前記巻き芯部には、その両端部に位置し
てそれぞれ略円形平板状に形成された上部フランジと下
部フランジとが一体に設けられ、前記巻き芯部に前記光
電変換シートを巻き取るように構成されていて、前記光
電変換シートにおける光電変換素子の実効部の内端部か
ら光電変換シートの内端部に至るシート部と、前記光電
変換シートにおける光電変換素子の実効部の外端部から
光電変換シートの外端部に至るシート部を有し、前記両
シート部が、実質的に同一の曲げ弾性を有する光充電式
二次電池を搭載していることを特徴とする電気または電
子機器、(9) 円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部
に対して捲回されて引き出し自在に配設された可とう性
を有し光電変換素子を有する光電変換シートと、充放電
可能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制御する制御回路部
とを備え、前記巻き芯部に前記光電変換シートを捲回し
た状態で全体円筒略形状を呈し、前記巻き芯部には、そ
の両端部に位置してそれぞれ略円形平板状に形成された
上部フランジと下部フランジとが一体に設けられ、前記
巻き芯部に前記光電変換シートを巻き取るように構成さ
れていて、前記光電変換シートにおける光電変換素子の
実効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシー
ト部と、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実
効部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート
部を有し、前記両シート部が、実質的に同一の曲げ弾性
を有する光充電式二次電池を電気または電子機器に装着
することを特徴とする光充電式二次電池を搭載している
電気または電子機器の製造方法、に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、図
1、図7および図10では、光電変換シート3は、その
始点と終点部分を図示し、その中間部分の図示は省略し
ている。また、図5についても、外周壁51の始点と終
点部分を図示し、その中間部分の図示は省略している。
以下では、本発明を適用した光充電式二次電池として、
図1および図2に示すような光充電式二次電池1につい
て説明することとする。しかしながら、本発明がこれに
限定されないことはいうまでもない。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、図
1、図7および図10では、光電変換シート3は、その
始点と終点部分を図示し、その中間部分の図示は省略し
ている。また、図5についても、外周壁51の始点と終
点部分を図示し、その中間部分の図示は省略している。
以下では、本発明を適用した光充電式二次電池として、
図1および図2に示すような光充電式二次電池1につい
て説明することとする。しかしながら、本発明がこれに
限定されないことはいうまでもない。
【0014】本発明に係る光充電式二次電池1は、円筒
状の巻き芯部2と、この巻き芯部2に対して捲回された
引き延ばし自在に配設された可とう性を有する光電変換
シート3と、巻き芯部2の内部に設けられた蓄電池4
と、制御回路部5とを備える。光充電式二次電池1は、
図2に示すように、光電変換シート3を巻き芯部2に捲
回した状態で、全体円筒形状を呈する。また、光充電式
二次電池1は、図1に示すように、光電変換シート3を
巻き芯部2から引き延ばした状態で、光電変換シート3
に受光させて蓄電池4を充電する。
状の巻き芯部2と、この巻き芯部2に対して捲回された
引き延ばし自在に配設された可とう性を有する光電変換
シート3と、巻き芯部2の内部に設けられた蓄電池4
と、制御回路部5とを備える。光充電式二次電池1は、
図2に示すように、光電変換シート3を巻き芯部2に捲
回した状態で、全体円筒形状を呈する。また、光充電式
二次電池1は、図1に示すように、光電変換シート3を
巻き芯部2から引き延ばした状態で、光電変換シート3
に受光させて蓄電池4を充電する。
【0015】巻き芯部2は、樹脂材料によって円筒形状
に形成されている。該樹脂材料としては、例えばABS
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、S
AN(スチレン−アクリルアミド)樹脂、ASA(アク
リロニトリル−スチレン−アクリルアミド)樹脂、AC
S(アクリロニトリル−塩素化ポリエチレン−スチレ
ン)樹脂またはAAS(アクリロニトリル−アクリレー
ト−スチレン)樹脂等を用いることが好適である。巻き
芯部2は、光電変換シート3が捲回される幅よりも僅か
に長く形成されている。従って、光充電式二次電池1
は、巻き芯部2が光電変換シート3の全幅に亘って巻き
取ることができる。
に形成されている。該樹脂材料としては、例えばABS
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂、S
AN(スチレン−アクリルアミド)樹脂、ASA(アク
リロニトリル−スチレン−アクリルアミド)樹脂、AC
S(アクリロニトリル−塩素化ポリエチレン−スチレ
ン)樹脂またはAAS(アクリロニトリル−アクリレー
ト−スチレン)樹脂等を用いることが好適である。巻き
芯部2は、光電変換シート3が捲回される幅よりも僅か
に長く形成されている。従って、光充電式二次電池1
は、巻き芯部2が光電変換シート3の全幅に亘って巻き
取ることができる。
【0016】また、巻き芯部2には、その両端部にそれ
ぞれ上部フランジ6と下部フランジ7とが設けられてい
る。上部フランジ6および下部フランジ7は、巻き芯部
2と同様な材料によって略円形平板状に形成されてお
り、接着剤等の固定手段により、巻き芯部2の両端部に
それぞれ固定されている。なお、上部フランジ6および
下部フランジ7は、巻き芯部2と一体に形成されていて
もよい。上部フランジ6および下部フランジ7は、その
径が、巻き芯部2に捲回された状態での光電変換シート
3の径と略同一、もしくはやや大となるように形成され
ている。これにより、上部フランジ6および下部フラン
ジ7は、光電変換シート3の側縁部を保護することがで
きるとともに、引き延ばされた光電変換シート3を巻き
芯部2に巻き取る際のガイドとなり、位置ずれせずに光
電変換シート3を巻き芯部2に捲回させることができ
る。
ぞれ上部フランジ6と下部フランジ7とが設けられてい
る。上部フランジ6および下部フランジ7は、巻き芯部
2と同様な材料によって略円形平板状に形成されてお
り、接着剤等の固定手段により、巻き芯部2の両端部に
それぞれ固定されている。なお、上部フランジ6および
下部フランジ7は、巻き芯部2と一体に形成されていて
もよい。上部フランジ6および下部フランジ7は、その
径が、巻き芯部2に捲回された状態での光電変換シート
3の径と略同一、もしくはやや大となるように形成され
ている。これにより、上部フランジ6および下部フラン
ジ7は、光電変換シート3の側縁部を保護することがで
きるとともに、引き延ばされた光電変換シート3を巻き
芯部2に巻き取る際のガイドとなり、位置ずれせずに光
電変換シート3を巻き芯部2に捲回させることができ
る。
【0017】巻き芯部2、上部フランジ6および下部フ
ランジ7は、電気絶縁性を示す材料によって形成される
ことが望ましい。電気絶縁性を示す材料としては、例え
ば液晶ポリマーの他、耐薬品性、耐熱性および耐クリー
プ性のあるエンジニアプラスチック類である変性ポリフ
ェニレンエーテル(PPE)、ポリエーテルエーテルケ
トン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PP
S)、ポリエーテルサルフォン(PES)またはポリサ
ルフォン(PSF)等が挙げられる。これにより、光充
電式二次電池1は、内部の配線等がこれら各部を介して
短絡したり、これら各部が例えば電気または電子機器の
電池収納部の端子等に接触することによって電気的に短
絡したりといったことを防止することができる。
ランジ7は、電気絶縁性を示す材料によって形成される
ことが望ましい。電気絶縁性を示す材料としては、例え
ば液晶ポリマーの他、耐薬品性、耐熱性および耐クリー
プ性のあるエンジニアプラスチック類である変性ポリフ
ェニレンエーテル(PPE)、ポリエーテルエーテルケ
トン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PP
S)、ポリエーテルサルフォン(PES)またはポリサ
ルフォン(PSF)等が挙げられる。これにより、光充
電式二次電池1は、内部の配線等がこれら各部を介して
短絡したり、これら各部が例えば電気または電子機器の
電池収納部の端子等に接触することによって電気的に短
絡したりといったことを防止することができる。
【0018】また、巻き芯部2、上部フランジ6および
下部フランジ7は、断熱特性の優れた材料によって形成
されることが望ましい。断熱特性の優れた材料として
は、例えばパラ系アラミド樹脂、メタ系アラミド樹脂等
のポリアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂また
はポリウレタン系樹脂等が挙げられる。これにより、光
充電式二次電池1は、例えば自動車のダッシュボードに
放置される等して高温に晒された場合に、内部に収納し
た蓄電池4の温度が上昇して破損してしまうことを防止
することができる。巻き芯部2、上部フランジ6および
下部フランジ7は、同様の理由から、例えば白色等のよ
うに、光や熱を吸収しにくい色に着色されていることが
望ましい。
下部フランジ7は、断熱特性の優れた材料によって形成
されることが望ましい。断熱特性の優れた材料として
は、例えばパラ系アラミド樹脂、メタ系アラミド樹脂等
のポリアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂また
はポリウレタン系樹脂等が挙げられる。これにより、光
充電式二次電池1は、例えば自動車のダッシュボードに
放置される等して高温に晒された場合に、内部に収納し
た蓄電池4の温度が上昇して破損してしまうことを防止
することができる。巻き芯部2、上部フランジ6および
下部フランジ7は、同様の理由から、例えば白色等のよ
うに、光や熱を吸収しにくい色に着色されていることが
望ましい。
【0019】さらに、本発明に係る光充電式二次電池
は、図3および図4に示すように、外周壁51を備えて
構成される。光充電式二次電池1は、図3および図4に
示すように、上部フランジ6および下部フランジ7と略
同径の略円筒形状を呈する外周壁51を備えて構成され
る。光充電式二次電池1は、図5に示すように、上部フ
ランジ6および下部フランジ7にそれぞれ外周壁51の
側縁部が回動自在に嵌合する支持部6aおよび支持部7
aが設けられている。従って、光充電式二次電池1にお
いては、外周壁51が巻き芯部2、上部フランジ6およ
び下部フランジ7に対して自在に回動する。支持部は、
例えば溝またはスラントの形状であってよい。
は、図3および図4に示すように、外周壁51を備えて
構成される。光充電式二次電池1は、図3および図4に
示すように、上部フランジ6および下部フランジ7と略
同径の略円筒形状を呈する外周壁51を備えて構成され
る。光充電式二次電池1は、図5に示すように、上部フ
ランジ6および下部フランジ7にそれぞれ外周壁51の
側縁部が回動自在に嵌合する支持部6aおよび支持部7
aが設けられている。従って、光充電式二次電池1にお
いては、外周壁51が巻き芯部2、上部フランジ6およ
び下部フランジ7に対して自在に回動する。支持部は、
例えば溝またはスラントの形状であってよい。
【0020】また、外周壁51には、図6に示すよう
に、スリット51aが穿孔されている。スリット51a
は、光電変換シート3を引き出すのに十分な幅と厚みと
を有して外周壁51に穿孔されている。さらに、光充電
式二次電池1においては、図6に示すように、光電変換
シート3の最外周部に係止部32が形成されている。こ
の係止部32は、光電変換シート3が巻き芯部2に捲回
された際に、スリット51aに接合するのに十分な厚み
を有して形成されている。係止部32 は、光電変換シ
ート3が外周壁51の内部に完全に巻き込まれてしまう
ことを防止する機能を有するとともに、光電変換シート
3を引き出す際の取っ手としての機能を有している。
に、スリット51aが穿孔されている。スリット51a
は、光電変換シート3を引き出すのに十分な幅と厚みと
を有して外周壁51に穿孔されている。さらに、光充電
式二次電池1においては、図6に示すように、光電変換
シート3の最外周部に係止部32が形成されている。こ
の係止部32は、光電変換シート3が巻き芯部2に捲回
された際に、スリット51aに接合するのに十分な厚み
を有して形成されている。係止部32 は、光電変換シ
ート3が外周壁51の内部に完全に巻き込まれてしまう
ことを防止する機能を有するとともに、光電変換シート
3を引き出す際の取っ手としての機能を有している。
【0021】光充電式二次電池1は、図4に示すよう
に、蓄電池4を充電する際に係止部32が引き出される
ことにより、光電変換シート3が巻き芯部2から引き出
される。また、光充電式二次電池1は、外周壁51を巻
き芯部2に対して回転させることにより、光電変換シー
ト3を巻き芯部2に巻き取ることができる。従って、光
充電式二次電池1は、スリット51aを有する外周壁5
1が回動自在に備えられていることによって、光電変換
シート3の引き出しおよび巻き取りが容易となる。ま
た、光充電式二次電池1は外周壁51を備えることによ
って、電気または電子機器に収納された際に、光電変換
シート3が巻きほぐれてしまうといったことがない。さ
らに、光充電式二次電池1は、外周壁51を備えること
によって、光電変換シート3を保護し、光電変換シート
3が外環境の塵埃や衝撃等によって損傷してしまうこと
を防止するとともに、蓄電池4が直射日光等によって加
熱してしまうことを防止することができる。外周壁51
は、蓄電池4の加熱防止効果をさらに向上するために
は、例えば白色等のように光や熱を吸収しにくい色に着
色されていることが望ましい。
に、蓄電池4を充電する際に係止部32が引き出される
ことにより、光電変換シート3が巻き芯部2から引き出
される。また、光充電式二次電池1は、外周壁51を巻
き芯部2に対して回転させることにより、光電変換シー
ト3を巻き芯部2に巻き取ることができる。従って、光
充電式二次電池1は、スリット51aを有する外周壁5
1が回動自在に備えられていることによって、光電変換
シート3の引き出しおよび巻き取りが容易となる。ま
た、光充電式二次電池1は外周壁51を備えることによ
って、電気または電子機器に収納された際に、光電変換
シート3が巻きほぐれてしまうといったことがない。さ
らに、光充電式二次電池1は、外周壁51を備えること
によって、光電変換シート3を保護し、光電変換シート
3が外環境の塵埃や衝撃等によって損傷してしまうこと
を防止するとともに、蓄電池4が直射日光等によって加
熱してしまうことを防止することができる。外周壁51
は、蓄電池4の加熱防止効果をさらに向上するために
は、例えば白色等のように光や熱を吸収しにくい色に着
色されていることが望ましい。
【0022】上部フランジ6と下部フランジ7とには、
それぞれ正極端子8と負極端子9とが設けられている。
正極端子8と負極端子9とは、誘電性材料によって形成
されており、それぞれ図示しない結線手段により、制御
回路部5の所定の端子と電気的に接続されている。かか
る誘電性を有する材料としては、例えば銅、鉄またはニ
ッケル等の金属、ガラス、石英、セラミックス、酸化マ
グネシウムまたは酸化アルミニウム等の金属酸化物、液
晶ポリマー等の誘電性ポリマー等が挙げられる。
それぞれ正極端子8と負極端子9とが設けられている。
正極端子8と負極端子9とは、誘電性材料によって形成
されており、それぞれ図示しない結線手段により、制御
回路部5の所定の端子と電気的に接続されている。かか
る誘電性を有する材料としては、例えば銅、鉄またはニ
ッケル等の金属、ガラス、石英、セラミックス、酸化マ
グネシウムまたは酸化アルミニウム等の金属酸化物、液
晶ポリマー等の誘電性ポリマー等が挙げられる。
【0023】光電変換シート3は、図7および図8に示
すように、可とう性を有して略矩形シート状に形成され
たシート状基板10と、このシート状基板10上に配置
された複数の光電変換素子11とによって構成されてい
る。シート状基板10は、例えばポリエステル等の絶縁
性を有する材料によって形成され、可とう性を有するよ
うにシート状に形成されている。かかる電気絶縁性を有
する材料としては、ポリエステルの他、例えばポリアミ
ドまたはポリエチレン等の合成樹脂等が挙げられる。
すように、可とう性を有して略矩形シート状に形成され
たシート状基板10と、このシート状基板10上に配置
された複数の光電変換素子11とによって構成されてい
る。シート状基板10は、例えばポリエステル等の絶縁
性を有する材料によって形成され、可とう性を有するよ
うにシート状に形成されている。かかる電気絶縁性を有
する材料としては、ポリエステルの他、例えばポリアミ
ドまたはポリエチレン等の合成樹脂等が挙げられる。
【0024】各光電変換素子11は、シート状基板10
上に、第1の電極層12と、光電変換層13と、第2の
電極層14とがそれぞれ薄膜状に順次積層して形成され
てなる。光電変換素子11を構成する各層は、例えばス
パッタ法や蒸着法に代表される各種PVD法、またはプ
ラズマCVD法やMOCVD法に代表される各種CVD
法によってシート状基板10上に薄膜状に形成されてい
る。光電変換素子11は、各層が薄膜状に形成されてい
ることによって、シート状基板10と同様に十分な可と
う性を有している。
上に、第1の電極層12と、光電変換層13と、第2の
電極層14とがそれぞれ薄膜状に順次積層して形成され
てなる。光電変換素子11を構成する各層は、例えばス
パッタ法や蒸着法に代表される各種PVD法、またはプ
ラズマCVD法やMOCVD法に代表される各種CVD
法によってシート状基板10上に薄膜状に形成されてい
る。光電変換素子11は、各層が薄膜状に形成されてい
ることによって、シート状基板10と同様に十分な可と
う性を有している。
【0025】さらに、上記光電変換シート3には可とう
性を有する高分子積層シートを有することができる。こ
の高分子積層シートは、上記光電変換素子11の受光部
上を覆うもので、この部分は少なくとも光透過性を有す
ることが好ましい。この高分子積層シートは、上記光電
変換シート3の全面を覆うことが好ましく、さらには上
記光電変換シート3の端部より張り出し、上記光電変換
シート3の端部を保護するように形成することが好まし
い。また、上記高分子積層シートは、上記光電変換シー
ト3の受光面側に設けることが好ましいが、上記光電変
換シート3の受光面の裏側に設けることもさらに好まし
い。これにより、可とう性を有する光電変換素子11を
繰り返し引き延ばして、受光面積を大きくして使用する
とき、光電変換素子11の屈曲の繰り返しによる、上記
光電変換素子11の損傷あるいは劣化を低減できる。さ
らに、上記光電変換素子11の引き延ばしの繰り返しに
伴う表面での摺動の繰り返しに対し、上記光電変換素子
11が、損傷あるいは劣化することを防止でき、素子全
体としての発電効率が低下、ひいては充電性能が低下す
ることを防止できる。また、上記光電変換素子11が長
期に捲回状態にあると、上記光電変換シート3は塑性変
形(いわゆる、巻き癖が付く)し、上記光電変換素子1
1の有効な受光を妨げることになるが、上記高分子積層
シートの存在により、上記塑性変形を低減でき、有効な
受光を得ることができる。上記高分子積層シートを、前
記のように光電変換シート3の表裏に用いる場合は、表
裏同一のシート材料で構成することもできるし、適宜異
種のシート材料で構成することもできる。材質として
は、少なくとも光電変換素子11の受光部上を覆うもの
は、光透過性の材料であることが好ましい。また、摩擦
による耐磨耗性や光に対する耐候性を有することが望ま
しい。このような材料としては、ハロゲン化オレフィ
ン、特に、フッ素化オレフィンの重合体、あるいは、こ
れとオレフィンの共重合体が例示される。さらに、これ
らシートを光電変換シート3に固着させるために、接着
層を設けることができる。この接着層の材料としては、
エチレンと酢酸ビニルの共重合体(EVA)等が例示さ
れる。
性を有する高分子積層シートを有することができる。こ
の高分子積層シートは、上記光電変換素子11の受光部
上を覆うもので、この部分は少なくとも光透過性を有す
ることが好ましい。この高分子積層シートは、上記光電
変換シート3の全面を覆うことが好ましく、さらには上
記光電変換シート3の端部より張り出し、上記光電変換
シート3の端部を保護するように形成することが好まし
い。また、上記高分子積層シートは、上記光電変換シー
ト3の受光面側に設けることが好ましいが、上記光電変
換シート3の受光面の裏側に設けることもさらに好まし
い。これにより、可とう性を有する光電変換素子11を
繰り返し引き延ばして、受光面積を大きくして使用する
とき、光電変換素子11の屈曲の繰り返しによる、上記
光電変換素子11の損傷あるいは劣化を低減できる。さ
らに、上記光電変換素子11の引き延ばしの繰り返しに
伴う表面での摺動の繰り返しに対し、上記光電変換素子
11が、損傷あるいは劣化することを防止でき、素子全
体としての発電効率が低下、ひいては充電性能が低下す
ることを防止できる。また、上記光電変換素子11が長
期に捲回状態にあると、上記光電変換シート3は塑性変
形(いわゆる、巻き癖が付く)し、上記光電変換素子1
1の有効な受光を妨げることになるが、上記高分子積層
シートの存在により、上記塑性変形を低減でき、有効な
受光を得ることができる。上記高分子積層シートを、前
記のように光電変換シート3の表裏に用いる場合は、表
裏同一のシート材料で構成することもできるし、適宜異
種のシート材料で構成することもできる。材質として
は、少なくとも光電変換素子11の受光部上を覆うもの
は、光透過性の材料であることが好ましい。また、摩擦
による耐磨耗性や光に対する耐候性を有することが望ま
しい。このような材料としては、ハロゲン化オレフィ
ン、特に、フッ素化オレフィンの重合体、あるいは、こ
れとオレフィンの共重合体が例示される。さらに、これ
らシートを光電変換シート3に固着させるために、接着
層を設けることができる。この接着層の材料としては、
エチレンと酢酸ビニルの共重合体(EVA)等が例示さ
れる。
【0026】上記光電変換シート3においては、各光電
変換素子11が互いに電気的に直列に接続されており、
短手方向の両端部に位置する光電変換素子11の電極層
にそれぞれ正極端子12aと負極端子14aとが形成さ
れている。正極端子12aと負極端子14aとは、それ
ぞれ制御回路部5の所定の端子と電気的に接続されてい
る。また、光電変換素子11は、シート状基板10とは
反対側、すなわち外方に臨む側の主面11aから太陽光
等の光が入射される構成とされている。第1の電極層1
2および第2の電極層14は、誘電性材料によって形成
されており、光電変換層13に対して一対の電極として
の機能を果たしている。光電変換層13は、例えば、a
−Siのpin接合構造に代表される非結晶半導体薄膜
を備えて形成されて、太陽光等の光が入射されることに
よって起電力が生ずる構成とされ、いわゆる光電変換効
果を有する膜構成で形成されている。光電変換層13
は、例えばペリレン等のp型有機半導体と、例えば銅フ
タロシアニン等のn型有機半導体とにより形成されるp
n接合構造であってもよい。なお、光電変換層13は、
上述した薄膜構造に限定されるものではなく、十分な可
とう性を有して光電変換効果を有する膜構成で形成され
ていればよい。
変換素子11が互いに電気的に直列に接続されており、
短手方向の両端部に位置する光電変換素子11の電極層
にそれぞれ正極端子12aと負極端子14aとが形成さ
れている。正極端子12aと負極端子14aとは、それ
ぞれ制御回路部5の所定の端子と電気的に接続されてい
る。また、光電変換素子11は、シート状基板10とは
反対側、すなわち外方に臨む側の主面11aから太陽光
等の光が入射される構成とされている。第1の電極層1
2および第2の電極層14は、誘電性材料によって形成
されており、光電変換層13に対して一対の電極として
の機能を果たしている。光電変換層13は、例えば、a
−Siのpin接合構造に代表される非結晶半導体薄膜
を備えて形成されて、太陽光等の光が入射されることに
よって起電力が生ずる構成とされ、いわゆる光電変換効
果を有する膜構成で形成されている。光電変換層13
は、例えばペリレン等のp型有機半導体と、例えば銅フ
タロシアニン等のn型有機半導体とにより形成されるp
n接合構造であってもよい。なお、光電変換層13は、
上述した薄膜構造に限定されるものではなく、十分な可
とう性を有して光電変換効果を有する膜構成で形成され
ていればよい。
【0027】なお、第1の電極層12は、例えば、A
g、Al、Cr、Ni、Cu等の金属材料によって形成
されて、光電変換層13に受光させる光に対する反射率
が高くなるように形成されていることが望ましい。これ
により、光電変換層13を透過した光を反射して再び光
電変換層13に入射させ、光電変換層13の光電変換効
率を向上させることができる。また、第2の電極層14
は、例えば、SnO2またはIn2O3等の金属酸化物
を主成分とする材料によって形成された、いわゆる透明
電極として形成されていることが望ましい。これによ
り、光電変換層13に受光させる光を効率よく透過し
て、光電変換層13の光電変換効率を向上させることが
できる。
g、Al、Cr、Ni、Cu等の金属材料によって形成
されて、光電変換層13に受光させる光に対する反射率
が高くなるように形成されていることが望ましい。これ
により、光電変換層13を透過した光を反射して再び光
電変換層13に入射させ、光電変換層13の光電変換効
率を向上させることができる。また、第2の電極層14
は、例えば、SnO2またはIn2O3等の金属酸化物
を主成分とする材料によって形成された、いわゆる透明
電極として形成されていることが望ましい。これによ
り、光電変換層13に受光させる光を効率よく透過し
て、光電変換層13の光電変換効率を向上させることが
できる。
【0028】なお、図7および図8においては、特定の
光電変換素子11の第1の電極層12および第2の電極
層14が、それぞれ、この光電変換素子11と隣接する
別の光電変換素子11の第2の電極層14および第1の
電極層12とされて、複数の光電変換素子11が各々の
電極層を共有する構成とされた例を示す。これにより、
光電変換シート3においては、隣接する光電変換素子1
1同士が電気的に直列接続された構成とされている。こ
の場合には、例えば、第1の電極層12および第2の電
極層14を、上述したようにSnO2またはIn2O3
等の金属酸化物を主成分とする材料によって形成し、第
1の電極層12とシート状基板10との間に、例えば金
属材料等によって形成された光反射層(図示せず)を備
えて形成してもよい。これにより、各光電変換素子11
は、第2の電極層14を介して十分な量の光を受光する
ことができるとともに、光反射層によって光電変換効率
を向上させることができる。また、この場合には、各光
電変換素子11同士が、その長手方向の長さと略同等の
長さの電極によって線で接続されていることとなる。従
って、例えば、各光電変換素子11同士が、例えばリー
ド線等によって点で接続された場合と比較して、断線等
の結線不良が生じてしまうおそれを低減することができ
る。
光電変換素子11の第1の電極層12および第2の電極
層14が、それぞれ、この光電変換素子11と隣接する
別の光電変換素子11の第2の電極層14および第1の
電極層12とされて、複数の光電変換素子11が各々の
電極層を共有する構成とされた例を示す。これにより、
光電変換シート3においては、隣接する光電変換素子1
1同士が電気的に直列接続された構成とされている。こ
の場合には、例えば、第1の電極層12および第2の電
極層14を、上述したようにSnO2またはIn2O3
等の金属酸化物を主成分とする材料によって形成し、第
1の電極層12とシート状基板10との間に、例えば金
属材料等によって形成された光反射層(図示せず)を備
えて形成してもよい。これにより、各光電変換素子11
は、第2の電極層14を介して十分な量の光を受光する
ことができるとともに、光反射層によって光電変換効率
を向上させることができる。また、この場合には、各光
電変換素子11同士が、その長手方向の長さと略同等の
長さの電極によって線で接続されていることとなる。従
って、例えば、各光電変換素子11同士が、例えばリー
ド線等によって点で接続された場合と比較して、断線等
の結線不良が生じてしまうおそれを低減することができ
る。
【0029】また、光電変換シート3においては、その
長手方向に対して平行に各光電変換素子11が配置され
ている。すなわち、各光電変換素子11の一対の電極層
は、光電変換シート3の長手方向と平行になるように配
設されている。これにより、光充電式二次電池は、蓄電
池を充電するために光電変換シート3を引き延ばした際
に、この光電変換素子11の一部に光が十分に照射され
ない場合であっても、光電変換シート全体での発電効率
が低下してしまうことを防止することができる。
長手方向に対して平行に各光電変換素子11が配置され
ている。すなわち、各光電変換素子11の一対の電極層
は、光電変換シート3の長手方向と平行になるように配
設されている。これにより、光充電式二次電池は、蓄電
池を充電するために光電変換シート3を引き延ばした際
に、この光電変換素子11の一部に光が十分に照射され
ない場合であっても、光電変換シート全体での発電効率
が低下してしまうことを防止することができる。
【0030】さらに、光電変換シート3は、巻き芯部2
に対して捲回されて引き延ばし自在に配設されており、
最内周側となる一側が巻き芯部2に接続固定されてい
る。光電変換シート3は、上述した正極端子12aおよ
び負極端子14aが、この最内周側の一側に電気的に接
続されている。ここにおいて、光電変換シート3の光電
変換素子部の端部が、引き延ばし状態で、光電変換シー
ト3における光電変換素子の実効部の内端部が、引き出
し状態において実質的に遮光されない位置の外部に存在
するようにすることで、発電効率の低下を防ぐことがで
きる。そのために、光電変換シート3の上記最内周側と
なる一側が巻き芯部2に接続固定位置より、引き出し状
態において実質的に遮光されない位置まで、上記光電変
換シート3に光電変換素子部を有さず、正極端子12a
と負極端子14aを有するシート部31を介在させる。
に対して捲回されて引き延ばし自在に配設されており、
最内周側となる一側が巻き芯部2に接続固定されてい
る。光電変換シート3は、上述した正極端子12aおよ
び負極端子14aが、この最内周側の一側に電気的に接
続されている。ここにおいて、光電変換シート3の光電
変換素子部の端部が、引き延ばし状態で、光電変換シー
ト3における光電変換素子の実効部の内端部が、引き出
し状態において実質的に遮光されない位置の外部に存在
するようにすることで、発電効率の低下を防ぐことがで
きる。そのために、光電変換シート3の上記最内周側と
なる一側が巻き芯部2に接続固定位置より、引き出し状
態において実質的に遮光されない位置まで、上記光電変
換シート3に光電変換素子部を有さず、正極端子12a
と負極端子14aを有するシート部31を介在させる。
【0031】さらに、光電変換シート3の最外周端に係
止部32が形成されているが、光電変換シート3の光電
変換素子11の端部が、引き延ばし状態で、光電変換シ
ート3における光電変換素子11の実効部の外端部が、
引き出し状態において、前記係止部32により、実質的
に遮光されない位置の内部に存在するようにすること
で、発電効率の低下を防ぐことができる。そのために、
光電変換シート3の上記最外周側となる一側が係止部3
2の接続固定位置より、引き出し状態において実質的に
遮光されない位置まで、上記光電変換シート3に光電変
換素子11を有さないシート部33を介在させる。ま
た、図9〜10における外周壁51を有する光充電式二
次電池においては、外周壁51のスリット51aより十
分に外部に存在できるように、巻き芯部2に接続固定さ
れている上記光電変換シート3の最内周側となる一側か
ら、上記光電変換シート3の光電変換素子11の内周側
の端部までの上記光電変換シート3に光電変換素子11
を有さず、正極端子12aと負極端子14aを有するシ
ート部31を介在させる。これにより、充電操作におい
て、引き出し不十分による光電変換素子部の上記外周壁
51の光の遮蔽を防止できる。さらに、曲率の高い内周
から光電変換素子11を、より曲率の低い外周側へ移動
させることができ、光電変換素子11の屈曲による疲労
劣化を低下できる。
止部32が形成されているが、光電変換シート3の光電
変換素子11の端部が、引き延ばし状態で、光電変換シ
ート3における光電変換素子11の実効部の外端部が、
引き出し状態において、前記係止部32により、実質的
に遮光されない位置の内部に存在するようにすること
で、発電効率の低下を防ぐことができる。そのために、
光電変換シート3の上記最外周側となる一側が係止部3
2の接続固定位置より、引き出し状態において実質的に
遮光されない位置まで、上記光電変換シート3に光電変
換素子11を有さないシート部33を介在させる。ま
た、図9〜10における外周壁51を有する光充電式二
次電池においては、外周壁51のスリット51aより十
分に外部に存在できるように、巻き芯部2に接続固定さ
れている上記光電変換シート3の最内周側となる一側か
ら、上記光電変換シート3の光電変換素子11の内周側
の端部までの上記光電変換シート3に光電変換素子11
を有さず、正極端子12aと負極端子14aを有するシ
ート部31を介在させる。これにより、充電操作におい
て、引き出し不十分による光電変換素子部の上記外周壁
51の光の遮蔽を防止できる。さらに、曲率の高い内周
から光電変換素子11を、より曲率の低い外周側へ移動
させることができ、光電変換素子11の屈曲による疲労
劣化を低下できる。
【0032】本発明の光充電式二次電池においては、前
記光電変換シート3における光電変換素子11の実効部
の内端部から光電変換シート3の内端部に至るシート部
31と、前記光電変換シート3における光電変換素子1
1の実効部の外端部から光電変換シートの外端部に至る
シート部33が、光電変換素子11の実効部と実質的に
同一の曲げ弾性を有している。この場合の実質的に同一
とは、シート部31およびシート部33と、光電変換素
子11との曲げ弾性の差が、約10%以内であることを
意味している。かかる条件を満たすためには、シート部
31とシート部33の層構成を、光電変換素子11と実
質的に同一とすることが好ましい。これにより、前記シ
ート部31および前記シート部33と光電変換素子11
の実効部との継ぎ目での屈曲が生ずることがない。これ
により、前記光電変換シート3の捲回が均一になされ、
前記光電変換シート3の使用耐久性が向上する。
記光電変換シート3における光電変換素子11の実効部
の内端部から光電変換シート3の内端部に至るシート部
31と、前記光電変換シート3における光電変換素子1
1の実効部の外端部から光電変換シートの外端部に至る
シート部33が、光電変換素子11の実効部と実質的に
同一の曲げ弾性を有している。この場合の実質的に同一
とは、シート部31およびシート部33と、光電変換素
子11との曲げ弾性の差が、約10%以内であることを
意味している。かかる条件を満たすためには、シート部
31とシート部33の層構成を、光電変換素子11と実
質的に同一とすることが好ましい。これにより、前記シ
ート部31および前記シート部33と光電変換素子11
の実効部との継ぎ目での屈曲が生ずることがない。これ
により、前記光電変換シート3の捲回が均一になされ、
前記光電変換シート3の使用耐久性が向上する。
【0033】また、正極端子12aと負極端子14aを
有するシート部31と光電変換素子11の実効部との継
ぎ目では屈曲が生じ、正極端子12aと負極端子14a
におけるシート部31と光電変換素子11の実効部との
継ぎ目である屈曲部に屈曲が集中し、前記の端子材料の
疲労が集中し、断線に到りやすくなる。また、前記光電
変換シート3全体においても、前記シート部31および
前記シート部33と光電変換素子11の実効部との継ぎ
目で屈曲が生じ、この部分に材料の疲労が集中し、破断
が生じやすい。このような不具合を改善するためには、
前記光電変換シート3の全面にわたって、前記光電変換
素子11の実効部と、シート部31およびシート部33
とを同一の層構成とすることが好ましい。光電変換素子
11の実効部と他部(シート部31と33)との電気的
な接続と絶縁は、通常の半導体プロセスを駆使して行う
ことができる。例えば、はじめに同一の層構造を通常の
半導体プロセスを使用して作製し、その後、光電変換素
子11の実効部と電気的な接続を断ちたい部分(シート
部31と33)の境界となる部分にレーザー光等を照射
することにより、光電変換素子11の実効部と他部(シ
ート部31と33)との電気的な接続を断つことができ
る。
有するシート部31と光電変換素子11の実効部との継
ぎ目では屈曲が生じ、正極端子12aと負極端子14a
におけるシート部31と光電変換素子11の実効部との
継ぎ目である屈曲部に屈曲が集中し、前記の端子材料の
疲労が集中し、断線に到りやすくなる。また、前記光電
変換シート3全体においても、前記シート部31および
前記シート部33と光電変換素子11の実効部との継ぎ
目で屈曲が生じ、この部分に材料の疲労が集中し、破断
が生じやすい。このような不具合を改善するためには、
前記光電変換シート3の全面にわたって、前記光電変換
素子11の実効部と、シート部31およびシート部33
とを同一の層構成とすることが好ましい。光電変換素子
11の実効部と他部(シート部31と33)との電気的
な接続と絶縁は、通常の半導体プロセスを駆使して行う
ことができる。例えば、はじめに同一の層構造を通常の
半導体プロセスを使用して作製し、その後、光電変換素
子11の実効部と電気的な接続を断ちたい部分(シート
部31と33)の境界となる部分にレーザー光等を照射
することにより、光電変換素子11の実効部と他部(シ
ート部31と33)との電気的な接続を断つことができ
る。
【0034】また、光電変換シート3は、巻き芯部2に
対して捲回した状態で、その受光面が内側となるように
配設されることが好ましい。これにより、光充電式二次
電池1は、光電変換シート3が巻き芯部2に捲回させて
放電使用される際に、光電変換シート3の受光面が外方
に露出する事がなく、受光面が傷つくことなどによって
破損することを防止することができる。
対して捲回した状態で、その受光面が内側となるように
配設されることが好ましい。これにより、光充電式二次
電池1は、光電変換シート3が巻き芯部2に捲回させて
放電使用される際に、光電変換シート3の受光面が外方
に露出する事がなく、受光面が傷つくことなどによって
破損することを防止することができる。
【0035】蓄電池4は、巻き芯部2の内部空間に収納
されており、充放電が可能な二次電池である。蓄電池4
は、具体的には例えば、ニッケル−水素二次電池、ニッ
ケル−カドミウム二次電池、ニッケル−亜鉛二次電池、
亜鉛−酸化銀二次電池、鉄−ニッケル二次電池等であ
る。蓄電池4は、ニッケル−水素二次電池であることが
望ましい。これにより、蓄電池4は、体積当たりのエネ
ルギー密度を向上させることができるとともに、鉛やカ
ドミウムといった重金属を使用せず、環境適合性に優れ
たものとなる。
されており、充放電が可能な二次電池である。蓄電池4
は、具体的には例えば、ニッケル−水素二次電池、ニッ
ケル−カドミウム二次電池、ニッケル−亜鉛二次電池、
亜鉛−酸化銀二次電池、鉄−ニッケル二次電池等であ
る。蓄電池4は、ニッケル−水素二次電池であることが
望ましい。これにより、蓄電池4は、体積当たりのエネ
ルギー密度を向上させることができるとともに、鉛やカ
ドミウムといった重金属を使用せず、環境適合性に優れ
たものとなる。
【0036】蓄電池4は、所定の電池規格形状を有する
規格乾電池であってもよい。蓄電池4は、具体的には、
IECやJIS等により定められた、いわゆる単3型と
呼ばれるR6型電池、単4型と呼ばれるR03型電池、
単5型と呼ばれるR1型電池、あるいはボタン型と呼ば
れるR44型電池、R1220型電池等であってもよ
い。これにより、光充電式二次電池1においては、開発
および製造コストを抑えることができる。ただし、蓄電
池4は、蓄電容量の観点からみた場合には、規格蓄電池
を使用せずに、巻き芯部2の内部空間に直接電解液等の
蓄電池構成物を封入することも望ましい。これにより、
蓄電池4は、規格蓄電池の外装部に相当する空間にまで
蓄電池構成物を封入することができ、蓄電容量を増大さ
せることができる。
規格乾電池であってもよい。蓄電池4は、具体的には、
IECやJIS等により定められた、いわゆる単3型と
呼ばれるR6型電池、単4型と呼ばれるR03型電池、
単5型と呼ばれるR1型電池、あるいはボタン型と呼ば
れるR44型電池、R1220型電池等であってもよ
い。これにより、光充電式二次電池1においては、開発
および製造コストを抑えることができる。ただし、蓄電
池4は、蓄電容量の観点からみた場合には、規格蓄電池
を使用せずに、巻き芯部2の内部空間に直接電解液等の
蓄電池構成物を封入することも望ましい。これにより、
蓄電池4は、規格蓄電池の外装部に相当する空間にまで
蓄電池構成物を封入することができ、蓄電容量を増大さ
せることができる。
【0037】また、蓄電池4は、巻き芯部2に対して着
脱自在であるように構成してもよい。具体的には、例え
ば下部フランジ7の一部を開閉自在として、この開閉部
から巻き芯部2に対して蓄電池4を挿脱するように構成
してもよい。あるいは、例えば、光電変換シート3を引
き延ばした状態で外方へと露出する巻き芯部2の一部を
開閉自在として、この開閉部から巻き芯部2に対して蓄
電池4を着脱するように構成してもよい。これにより、
光充電式二次電池1においては、蓄電池4が充放電を繰
り返して寿命が尽きた場合でも、この蓄電池4のみを交
換することができる。従って、光充電式二次電池1は、
蓄電池4に比べて長い寿命を有する他の各部を、寿命が
尽きた蓄電池4とともに廃棄する必要がなくなり、資源
の有効活用の観点から望ましいものとなる。また、これ
により、光充電式二次電池1は、蓄電池4を充電するた
めの充電器として利用することができる。すなわち、光
充電式二次電池1によって蓄電池4を充電し、充電が完
了した蓄電池4を光充電式二次電池1から取り出して、
この蓄電池4を他の電気または電子機器の電源として利
用することもできる。
脱自在であるように構成してもよい。具体的には、例え
ば下部フランジ7の一部を開閉自在として、この開閉部
から巻き芯部2に対して蓄電池4を挿脱するように構成
してもよい。あるいは、例えば、光電変換シート3を引
き延ばした状態で外方へと露出する巻き芯部2の一部を
開閉自在として、この開閉部から巻き芯部2に対して蓄
電池4を着脱するように構成してもよい。これにより、
光充電式二次電池1においては、蓄電池4が充放電を繰
り返して寿命が尽きた場合でも、この蓄電池4のみを交
換することができる。従って、光充電式二次電池1は、
蓄電池4に比べて長い寿命を有する他の各部を、寿命が
尽きた蓄電池4とともに廃棄する必要がなくなり、資源
の有効活用の観点から望ましいものとなる。また、これ
により、光充電式二次電池1は、蓄電池4を充電するた
めの充電器として利用することができる。すなわち、光
充電式二次電池1によって蓄電池4を充電し、充電が完
了した蓄電池4を光充電式二次電池1から取り出して、
この蓄電池4を他の電気または電子機器の電源として利
用することもできる。
【0038】さらに、蓄電池4は、上述したように規格
蓄電池を利用すると共に、巻き芯部2に対して着脱自在
としてもよい。このように、蓄電池4として規格蓄電池
を着脱自在に使用することで、光充電式二次電池1は、
蓄電池4を交換する際に、この交換作業を簡便かつ容易
に行えるようになる。また、この場合にも、上述したよ
うに、蓄電池4を充電するための充電器として光充電式
二次電池1を使用してもよい。これにより、規格蓄電池
形状を有する蓄電池4は、光充電式二次電池1から着脱
自在とされて、通常の規格電池を電源とする電気または
電子機器に対して用いることが容易となる。
蓄電池を利用すると共に、巻き芯部2に対して着脱自在
としてもよい。このように、蓄電池4として規格蓄電池
を着脱自在に使用することで、光充電式二次電池1は、
蓄電池4を交換する際に、この交換作業を簡便かつ容易
に行えるようになる。また、この場合にも、上述したよ
うに、蓄電池4を充電するための充電器として光充電式
二次電池1を使用してもよい。これにより、規格蓄電池
形状を有する蓄電池4は、光充電式二次電池1から着脱
自在とされて、通常の規格電池を電源とする電気または
電子機器に対して用いることが容易となる。
【0039】また、蓄電池4の放電電圧は、約0.6〜
1.9V程度であることが望ましい。これにより、光充
電式二次電池1は、通常の筒型規格電池を電源として用
いる電気または電子機器に対して用いられた場合に、そ
れら電気または電子機器の動作電圧に満たずに動作させ
ることができなかったり、許容電圧を超えて該機器を破
損するおそれを低減することができる。
1.9V程度であることが望ましい。これにより、光充
電式二次電池1は、通常の筒型規格電池を電源として用
いる電気または電子機器に対して用いられた場合に、そ
れら電気または電子機器の動作電圧に満たずに動作させ
ることができなかったり、許容電圧を超えて該機器を破
損するおそれを低減することができる。
【0040】制御回路部5は、図1および図2に示すよ
うに、上部フランジ6に、図3に示すように、巻き芯部
2の内部空間に配設されている。制御回路部5は、例え
ば光電変換シート3と蓄電池4との整流機能、光電変換
シート3による蓄電池4の過充電防止機能、蓄電池4の
過放電防止機能等から選ばれる機能を適宜備える。制御
回路部5は、具体的には、ダイオードやオペアンプ等を
用いた電気的な回路によって構成することができるが、
電気または電子分野で通常用いられているような整流回
路、過充電防止回路および過放電防止回路によって構成
することができるため、その回路構成についての詳細な
説明を省略する。また、制御回路部5は、少なくとも4
つの端子を備えており、これら端子にそれぞれ光電変換
シート3の正極端子12aおよび負極端子14aと、蓄
電池4の正極端子および負極端子とが電気的に接続され
る。そして、制御回路部5は、蓄電池4の光電変換シー
ト3による充電と、蓄電池4からの放電とを効率よく行
うことができるように機能する。
うに、上部フランジ6に、図3に示すように、巻き芯部
2の内部空間に配設されている。制御回路部5は、例え
ば光電変換シート3と蓄電池4との整流機能、光電変換
シート3による蓄電池4の過充電防止機能、蓄電池4の
過放電防止機能等から選ばれる機能を適宜備える。制御
回路部5は、具体的には、ダイオードやオペアンプ等を
用いた電気的な回路によって構成することができるが、
電気または電子分野で通常用いられているような整流回
路、過充電防止回路および過放電防止回路によって構成
することができるため、その回路構成についての詳細な
説明を省略する。また、制御回路部5は、少なくとも4
つの端子を備えており、これら端子にそれぞれ光電変換
シート3の正極端子12aおよび負極端子14aと、蓄
電池4の正極端子および負極端子とが電気的に接続され
る。そして、制御回路部5は、蓄電池4の光電変換シー
ト3による充電と、蓄電池4からの放電とを効率よく行
うことができるように機能する。
【0041】光充電式二次電池1は、以上で説明したよ
うに構成され、光電変換シート3を巻き芯部2に捲回し
た状態で、図2に示すように、全体略円筒形状を呈す
る。この状態で、光充電式二次電池1は、電気または電
子機器の電源として、これら電気または電子機器に対し
て着脱して用いることが容易となる。
うに構成され、光電変換シート3を巻き芯部2に捲回し
た状態で、図2に示すように、全体略円筒形状を呈す
る。この状態で、光充電式二次電池1は、電気または電
子機器の電源として、これら電気または電子機器に対し
て着脱して用いることが容易となる。
【0042】また、光充電式二次電池1は、光電変換シ
ート3を巻き芯部2に捲回した状態で、所定の筒型電池
規格形状を有するように各部の寸法等を定められること
が望ましい。光充電式二次電池1は、具体的には例え
ば、IECやJIS等により定められた、いわゆる単1
型と呼ばれるR20型電池、単2型と呼ばれるR14型
電池、あるいは単3型と呼ばれるR6型電池等であって
もよい。これにより、光充電式二次電池1は、通常の筒
型規格電池を収納して使用するように設計された電気ま
たは電子機器に対して用いることを容易とすることがで
きる。従って、この場合に、光充電式二次電池1は、太
陽光の光エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄え、
通常用いられているような筒型規格電池を使用する電気
または電子機器の電源とすることができる。
ート3を巻き芯部2に捲回した状態で、所定の筒型電池
規格形状を有するように各部の寸法等を定められること
が望ましい。光充電式二次電池1は、具体的には例え
ば、IECやJIS等により定められた、いわゆる単1
型と呼ばれるR20型電池、単2型と呼ばれるR14型
電池、あるいは単3型と呼ばれるR6型電池等であって
もよい。これにより、光充電式二次電池1は、通常の筒
型規格電池を収納して使用するように設計された電気ま
たは電子機器に対して用いることを容易とすることがで
きる。従って、この場合に、光充電式二次電池1は、太
陽光の光エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄え、
通常用いられているような筒型規格電池を使用する電気
または電子機器の電源とすることができる。
【0043】また、光充電式二次電池1は、図1、図
4、図9、図10に示すように、光電変換シート3を巻
き芯部2から引き延ばした状態で、蓄電池4を充電す
る。このとき、光充電式二次電池1は、光電変換シート
3の受光面積全てを光の照射方向に向けることができる
ために、この光電変換シート3の発電力を向上させるこ
とができる。従って、光充電式二次電池1は、蓄電池4
を充電する際の充電時間を実用上十分に短くすることが
できる。
4、図9、図10に示すように、光電変換シート3を巻
き芯部2から引き延ばした状態で、蓄電池4を充電す
る。このとき、光充電式二次電池1は、光電変換シート
3の受光面積全てを光の照射方向に向けることができる
ために、この光電変換シート3の発電力を向上させるこ
とができる。従って、光充電式二次電池1は、蓄電池4
を充電する際の充電時間を実用上十分に短くすることが
できる。
【0044】なお、本発明に係る光充電式二次電池は、
蓄電池4の形状、個数または収納位置等に限定されるも
のではない。蓄電池4は、例えば、光充電式二次電池1
の内部に複数設けられて、コイルスプリングや板バネ等
の弾性体によって位置ずれしないように支持固定されて
もよい。
蓄電池4の形状、個数または収納位置等に限定されるも
のではない。蓄電池4は、例えば、光充電式二次電池1
の内部に複数設けられて、コイルスプリングや板バネ等
の弾性体によって位置ずれしないように支持固定されて
もよい。
【0045】また、本発明に係る光充電式二次電池は、
上述したように、光電変換シート3の最内周側となる一
側が巻き芯部2に対して接続固定された構成に限定され
るものではなく、例えば、光電変換シート3を光充電式
二次電池1に対して着脱自在としてもよい。これによ
り、光充電式二次電池1は、光電変換シート3に物理的
あるいは電気的な破損が生じた場合等に、これを正常な
光電変換シート3に交換して使用することができる。す
なわち、本発明に係る光充電式二次電池は、光電変換シ
ート3が少なくとも充電時には蓄電池4と電気的に接続
される構成であればよい。
上述したように、光電変換シート3の最内周側となる一
側が巻き芯部2に対して接続固定された構成に限定され
るものではなく、例えば、光電変換シート3を光充電式
二次電池1に対して着脱自在としてもよい。これによ
り、光充電式二次電池1は、光電変換シート3に物理的
あるいは電気的な破損が生じた場合等に、これを正常な
光電変換シート3に交換して使用することができる。す
なわち、本発明に係る光充電式二次電池は、光電変換シ
ート3が少なくとも充電時には蓄電池4と電気的に接続
される構成であればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光充
電式二次電池は、光電変換素子を特定の方向に固定がで
き、安定的に充電ができ、充電時の光電変換素子の外力
により損傷あるいは劣化が防止することができ、素子全
体としての発電効率が低下、ひいては充電性能が低下を
防止することができる。従って、本発明に係る光充電式
二次電池によれば、太陽光等の光エネルギーを電気また
は電子機器の電源として利用することが実用的となり、
有害な排出物の発生による環境汚染を防止することがで
きるとともに、地球資源を有効に活用することができ
る。
電式二次電池は、光電変換素子を特定の方向に固定がで
き、安定的に充電ができ、充電時の光電変換素子の外力
により損傷あるいは劣化が防止することができ、素子全
体としての発電効率が低下、ひいては充電性能が低下を
防止することができる。従って、本発明に係る光充電式
二次電池によれば、太陽光等の光エネルギーを電気また
は電子機器の電源として利用することが実用的となり、
有害な排出物の発生による環境汚染を防止することがで
きるとともに、地球資源を有効に活用することができ
る。
【図1】光電変換素子を担持している光電変換シートが
引き出された状態を示す光充電式二次電池の概略図であ
る。
引き出された状態を示す光充電式二次電池の概略図であ
る。
【図2】光電変換シートを捲回した状態の本発明にかか
る光充電式二次電池の正極端子から負極端子方向の断面
図である。
る光充電式二次電池の正極端子から負極端子方向の断面
図である。
【図3】光電変換シートを捲回した状態の本発明にかか
る光充電式二次電池の正極端子から負極端子方向の断面
図である。
る光充電式二次電池の正極端子から負極端子方向の断面
図である。
【図4】光電変換素子を担持している光電変換シートが
一部引き出された状態の光充電式二次電池の概略図であ
る。
一部引き出された状態の光充電式二次電池の概略図であ
る。
【図5】外周壁の側縁部が回動自在に嵌合するように支
持部が設けられている上部および下部フランジを有する
光充電式二次電池の縦断面図である。
持部が設けられている上部および下部フランジを有する
光充電式二次電池の縦断面図である。
【図6】図4の縦断面図である。
【図7】巻き芯部から引き延ばされた状態の光電変換シ
ートの概略図である。
ートの概略図である。
【図8】図7のA−A’断面図である。
【図9】光電変換素子を担持している光電変換シートを
引き出された状態の光充電式二次電池の斜視概略図であ
る。
引き出された状態の光充電式二次電池の斜視概略図であ
る。
【図10】図9の縦断面図である。
1 光充電式二次電池
2 巻き芯部
3 光電変換シート
4 蓄電池
5 制御回路部
6 上部フランジ
6a 支持部
7 下部フランジ
7a 支持部
8 正極端子
9 負極端子
10 シート状基板
11 光電変換素子
11a 主面
12 電極層
12a 正極端子
13 光電変換層
14 電極層
14a 負極端子
31 シート部
32 係止部
33 シート部
51 外周壁
51a スリット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 渡辺 富一
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ
ー株式会社内
Fターム(参考) 5F051 BA15 GA05 JA17 JA20
Claims (9)
- 【請求項1】 円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部に
対して捲回されて引き出し自在に配設された可とう性を
有し光電変換素子を有する光電変換シートと、充放電可
能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制御する制御回路部と
を備え、前記巻き芯部に前記光電変換シートを捲回した
状態で全体円筒略形状を呈し、前記巻き芯部には、その
両端部に位置してそれぞれ略円形平板状に形成された上
部フランジと下部フランジとが一体に設けられ、前記巻
き芯部に前記光電変換シートを巻き取るように構成され
ている光充電式二次電池において、前記光電変換シート
における光電変換素子の実効部の内端部から光電変換シ
ートの内端部に至るシート部と、前記光電変換シートに
おける光電変換素子の実効部の外端部から光電変換シー
トの外端部に至るシート部を有し、前記両シート部が、
光電変換素子の実効部と実質的に同一の曲げ弾性を有す
ることを特徴とする光充電式二次電池。 - 【請求項2】 上記両シート部の層構成が、光電変換素
子の実効部の層構成と実質的に同一であることを特徴と
する請求項1に記載の光充電式二次電池。 - 【請求項3】 上記巻き芯部に捲回された上記光電変換
素子を有する光電変換シートを覆い、上記光電変換シー
トの引き出し口となる引き出し孔を有する円筒形状の外
周壁が設けられ、上記上部フランジおよび下部フランジ
に、上記外周壁の側縁と嵌合して回転自在に支持する支
持部が設けられ、引き出された上記光電変換素子を有す
る光電変換シートが、上記外周壁を回転させることによ
って、上記巻き芯部と上記外周壁とにより構成された内
部空間に巻き取られることを特徴とする請求項1記載の
光充電式二次電池。 - 【請求項4】 上記巻き芯部に上記光電変換素子を有す
る光電変換シートを捲回した状態で、所定の円筒電池規
格形状となることを特徴とする請求項1記載の光充電式
二次電池。 - 【請求項5】 上記蓄電池の放電電圧が、0.6〜1.
9Vであることを特徴とする請求項1記載の光充電式二
次電池。 - 【請求項6】 上記蓄電池が、上記巻き芯部に対して着
脱自在であることを特徴とする請求項1記載の光充電式
二次電池。 - 【請求項7】 上記蓄電池が、所定の円筒電池規格の形
状を有することを特徴とする請求項1記載の光充電式二
次電池。 - 【請求項8】 円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部に
対して捲回されて引き出し自在に配設された可とう性を
有し光電変換素子を有する光電変換シートと、充放電可
能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制御する制御回路部と
を備え、前記巻き芯部に前記光電変換シートを捲回した
状態で全体円筒略形状を呈し、前記巻き芯部には、その
両端部に位置してそれぞれ略円形平板状に形成された上
部フランジと下部フランジとが一体に設けられ、前記巻
き芯部に前記光電変換シートを巻き取るように構成され
ていて、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実
効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシート
部と、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効
部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
を有し、前記両シート部が、実質的に同一の曲げ弾性を
有する光充電式二次電池を搭載していることを特徴とす
る電気または電子機器。 - 【請求項9】 円筒形状の巻き芯部と、前記巻き芯部に
対して捲回されて引き出し自在に配設された可とう性を
有し光電変換素子を有する光電変換シートと、充放電可
能な蓄電池と、蓄電池の充放電を制御する制御回路部と
を備え、前記巻き芯部に前記光電変換シートを捲回した
状態で全体円筒略形状を呈し、前記巻き芯部には、その
両端部に位置してそれぞれ略円形平板状に形成された上
部フランジと下部フランジとが一体に設けられ、前記巻
き芯部に前記光電変換シートを巻き取るように構成され
ていて、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実
効部の内端部から光電変換シートの内端部に至るシート
部と、前記光電変換シートにおける光電変換素子の実効
部の外端部から光電変換シートの外端部に至るシート部
を有し、前記両シート部が、実質的に同一の曲げ弾性を
有する光充電式二次電池を電気または電子機器に装着す
ることを特徴とする光充電式二次電池を搭載している電
気または電子機器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002035917A JP2003243684A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 光充電式二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002035917A JP2003243684A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 光充電式二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003243684A true JP2003243684A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27777970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002035917A Pending JP2003243684A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 光充電式二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003243684A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2502661A (en) * | 2013-02-20 | 2013-12-04 | Renovagen Ltd | A mobile solar power plant |
-
2002
- 2002-02-13 JP JP2002035917A patent/JP2003243684A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2502661A (en) * | 2013-02-20 | 2013-12-04 | Renovagen Ltd | A mobile solar power plant |
| GB2502661B (en) * | 2013-02-20 | 2014-04-16 | Renovagen Ltd | Mobile power system |
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