JP2003245644A - 汚染土壌の浄化装置 - Google Patents
汚染土壌の浄化装置Info
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- JP2003245644A JP2003245644A JP2002044279A JP2002044279A JP2003245644A JP 2003245644 A JP2003245644 A JP 2003245644A JP 2002044279 A JP2002044279 A JP 2002044279A JP 2002044279 A JP2002044279 A JP 2002044279A JP 2003245644 A JP2003245644 A JP 2003245644A
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- cleaning tank
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚染土壌の浄化装置において、洗浄槽での洗
浄処理や乾燥処理にかかる時間を短縮して土壌浄化作業
の作業効率の向上を図る。 【解決手段】 洗浄槽11を内部容器71と外部容器4
2とから構成することで、上下の空間部84,85と側
方空間部86を形成し、内部容器71が外部容器72内
に収容されて所定位置にあるときは、側方空間部86と
下方空間部85とを遮断する一方、クレーン装置により
内部容器71を吊り上げて上方に移動されると、側方空
間部86と下方空間部85とを連通する。
浄処理や乾燥処理にかかる時間を短縮して土壌浄化作業
の作業効率の向上を図る。 【解決手段】 洗浄槽11を内部容器71と外部容器4
2とから構成することで、上下の空間部84,85と側
方空間部86を形成し、内部容器71が外部容器72内
に収容されて所定位置にあるときは、側方空間部86と
下方空間部85とを遮断する一方、クレーン装置により
内部容器71を吊り上げて上方に移動されると、側方空
間部86と下方空間部85とを連通する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油、PCB、ダイ
オキシンなどの有害な有機物質や水銀や鉛等の重金属、
シアン類などの有害な無機物質により複合汚染された土
壌を浄化する汚染土壌の浄化装置に関する。
オキシンなどの有害な有機物質や水銀や鉛等の重金属、
シアン類などの有害な無機物質により複合汚染された土
壌を浄化する汚染土壌の浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、生活排水、工場、事業所等か
らの排液などの浸漬による土壌汚染、また、工場跡地等
の土壌汚染により本来自然に分解不可能な化学物質で汚
染された土壌、地下水が増加し、その結果、生態系や社
会生活基盤としての土壌環境に深刻な影響を与えてい
る。そのため、このような汚染された土壌や地下水を浄
化処理する各種の方法が提案されている。しかし、上述
した油、PCB、ダイオキシン、水銀や鉛等の重金属、
シアン類などに関しては有効な処理方法がなく、焼却や
封じ込めなどの対策が行われているのが現状である。
らの排液などの浸漬による土壌汚染、また、工場跡地等
の土壌汚染により本来自然に分解不可能な化学物質で汚
染された土壌、地下水が増加し、その結果、生態系や社
会生活基盤としての土壌環境に深刻な影響を与えてい
る。そのため、このような汚染された土壌や地下水を浄
化処理する各種の方法が提案されている。しかし、上述
した油、PCB、ダイオキシン、水銀や鉛等の重金属、
シアン類などに関しては有効な処理方法がなく、焼却や
封じ込めなどの対策が行われているのが現状である。
【0003】従来から一般的に行われている焼却処理
は、油、PCB、ダイオキシン等の各種有害物質に汚染
された土壌をロータリキルン等の焼却設備により高温度
雰囲気下で焼却処理し、汚染土壌に含まれている各種の
有害物質を焼却して分解し、浄化土壌として環境に戻す
ものである。また、この焼却設備にて各種の有害物質が
分解されて排出されるガスは無害化され、燃焼ガスと共
に排ガスとして大気に放出される。
は、油、PCB、ダイオキシン等の各種有害物質に汚染
された土壌をロータリキルン等の焼却設備により高温度
雰囲気下で焼却処理し、汚染土壌に含まれている各種の
有害物質を焼却して分解し、浄化土壌として環境に戻す
ものである。また、この焼却設備にて各種の有害物質が
分解されて排出されるガスは無害化され、燃焼ガスと共
に排ガスとして大気に放出される。
【0004】しかし、このような大規模な焼却設備に関
しては、膨大な汚染土壌を処理するのにエネルギコスト
が大きく、また、処理後の土壌の変質等により廃棄物の
取り扱いとなる可能性を含んでおり、再利用するのが困
難となる恐れがある。一方、前述した汚染土壌の封じ込
め処理は、本質的には汚染土壌の浄化対策とは言えず、
単に自然界からの遮断と言う消極的な処理方法である。
そのため、油、PCB、ダイオキシン等の各種有害物質
に汚染された土壌を適正に浄化して自然界に戻すための
経済的に有利な土壌の処理方法が望まれている。
しては、膨大な汚染土壌を処理するのにエネルギコスト
が大きく、また、処理後の土壌の変質等により廃棄物の
取り扱いとなる可能性を含んでおり、再利用するのが困
難となる恐れがある。一方、前述した汚染土壌の封じ込
め処理は、本質的には汚染土壌の浄化対策とは言えず、
単に自然界からの遮断と言う消極的な処理方法である。
そのため、油、PCB、ダイオキシン等の各種有害物質
に汚染された土壌を適正に浄化して自然界に戻すための
経済的に有利な土壌の処理方法が望まれている。
【0005】そこで、本出願人は、特願2001−282681号
「汚染土壌の浄化装置及び方法」を出願した。この「汚
染土壌の浄化装置及び方法は、洗浄槽内に汚染土壌と溶
剤を投入して浸漬洗浄することにより、この汚染土壌に
含有する有害物質を分離し、その後、この洗浄槽から抽
出溶剤を排出すると共に洗浄槽内にエアを循環すること
により、残留した溶剤を除去して洗浄済土壌を乾燥し、
洗浄槽から排出して環境に戻すようにするものである。
「汚染土壌の浄化装置及び方法」を出願した。この「汚
染土壌の浄化装置及び方法は、洗浄槽内に汚染土壌と溶
剤を投入して浸漬洗浄することにより、この汚染土壌に
含有する有害物質を分離し、その後、この洗浄槽から抽
出溶剤を排出すると共に洗浄槽内にエアを循環すること
により、残留した溶剤を除去して洗浄済土壌を乾燥し、
洗浄槽から排出して環境に戻すようにするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した出願では、洗
浄槽内に汚染土壌と溶剤を投入して浸漬洗浄する場合、
洗浄槽内に投入された汚染土壌に対してその上部あるい
は下部から溶剤を供給し、上下に循環させることで有害
物質を抽出している。ところが、処理する汚染土壌の粒
径や粘度、含水率などにはばらつきがあり、また、洗浄
槽内に投入された汚染土壌の密度にもばらつきがある。
すると、洗浄槽内に溶剤を循環して浸漬洗浄するとき、
汚染土壌の粒径が小さかったり、粘度が高かったり、あ
るいは密度が高かった場合、汚染土壌に対して溶剤が流
動しにくくなり、汚染土壌の処理時間が長くなって浄化
能率が低下してしまう。また、汚染土壌に対する溶剤の
流動性が悪いと、洗浄槽内への溶剤の循環による汚染土
壌の洗浄作業が完了した後、洗浄槽から溶剤を早期に排
出することができず、作業効率が良くない。
浄槽内に汚染土壌と溶剤を投入して浸漬洗浄する場合、
洗浄槽内に投入された汚染土壌に対してその上部あるい
は下部から溶剤を供給し、上下に循環させることで有害
物質を抽出している。ところが、処理する汚染土壌の粒
径や粘度、含水率などにはばらつきがあり、また、洗浄
槽内に投入された汚染土壌の密度にもばらつきがある。
すると、洗浄槽内に溶剤を循環して浸漬洗浄するとき、
汚染土壌の粒径が小さかったり、粘度が高かったり、あ
るいは密度が高かった場合、汚染土壌に対して溶剤が流
動しにくくなり、汚染土壌の処理時間が長くなって浄化
能率が低下してしまう。また、汚染土壌に対する溶剤の
流動性が悪いと、洗浄槽内への溶剤の循環による汚染土
壌の洗浄作業が完了した後、洗浄槽から溶剤を早期に排
出することができず、作業効率が良くない。
【0007】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、洗浄槽での洗浄処理や乾燥処理にかかる時間を
短縮して土壌浄化作業の作業効率の向上を図った汚染土
壌の浄化方法を提供することを目的とする。
あって、洗浄槽での洗浄処理や乾燥処理にかかる時間を
短縮して土壌浄化作業の作業効率の向上を図った汚染土
壌の浄化方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の汚染土壌の浄化装置は、汚染土壌
に浄化液を供給して浸漬洗浄することで、該汚染土壌に
含有する有害物質を分離する汚染土壌の浄化装置におい
て、上部に前記汚染土壌の投入口を有して上部に前記浄
化液の供給口が形成されると共に下部に前記浄化液の排
出口が形成された洗浄槽と、該洗浄槽内の下部に設けら
れて前記浄化液が通過するろ過フィルタと、前記洗浄槽
内に設けられて前記浄化液の流動を促進させる流動促進
部と、前記投入口を閉塞するように前記洗浄槽に装着さ
れた蓋とを具えたことを特徴とするものである。
めの請求項1の発明の汚染土壌の浄化装置は、汚染土壌
に浄化液を供給して浸漬洗浄することで、該汚染土壌に
含有する有害物質を分離する汚染土壌の浄化装置におい
て、上部に前記汚染土壌の投入口を有して上部に前記浄
化液の供給口が形成されると共に下部に前記浄化液の排
出口が形成された洗浄槽と、該洗浄槽内の下部に設けら
れて前記浄化液が通過するろ過フィルタと、前記洗浄槽
内に設けられて前記浄化液の流動を促進させる流動促進
部と、前記投入口を閉塞するように前記洗浄槽に装着さ
れた蓋とを具えたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記流動促進部は前記洗浄槽内における上下方向中
間部に設けられた浄化液排出部であることを特徴として
いる。
は、前記流動促進部は前記洗浄槽内における上下方向中
間部に設けられた浄化液排出部であることを特徴として
いる。
【0010】請求項3の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層の壁面に形成され、
該壁面にろ過フィルタが装着されたことを特徴としてい
る。
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層の壁面に形成され、
該壁面にろ過フィルタが装着されたことを特徴としてい
る。
【0011】請求項4の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内に上下方向あるい
は水平方向に沿って設けられた有孔管であり、該有孔管
にろ過フィルタが装着されたことを特徴としている。
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内に上下方向あるい
は水平方向に沿って設けられた有孔管であり、該有孔管
にろ過フィルタが装着されたことを特徴としている。
【0012】請求項5の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記浄化液排出部を開閉可能な開閉手段を設け、前
記洗浄槽に前記浄化液を循環供給して前記汚染土壌を浸
漬洗浄する洗浄中には前記開閉手段により前記浄化液排
出部を閉止する一方、前記洗浄槽内の前記浄化液を排出
する排出中には前記開閉手段により前記浄化液排出部を
開放することを特徴としている。
は、前記浄化液排出部を開閉可能な開閉手段を設け、前
記洗浄槽に前記浄化液を循環供給して前記汚染土壌を浸
漬洗浄する洗浄中には前記開閉手段により前記浄化液排
出部を閉止する一方、前記洗浄槽内の前記浄化液を排出
する排出中には前記開閉手段により前記浄化液排出部を
開放することを特徴としている。
【0013】請求項6の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記洗浄槽は、上部に前記投入口が形成されて下部
に前記ろ過フィルタが装着された内部容器と、上部に前
記供給口が形成されると共に下部に前記排出口が形成さ
れて該内部容器を所定位置に収容可能な外部容器とから
構成され、前記内部容器が前記外部容器内の所定位置に
あるときに前記浄化液排出部が閉止されることを特徴と
している。
は、前記洗浄槽は、上部に前記投入口が形成されて下部
に前記ろ過フィルタが装着された内部容器と、上部に前
記供給口が形成されると共に下部に前記排出口が形成さ
れて該内部容器を所定位置に収容可能な外部容器とから
構成され、前記内部容器が前記外部容器内の所定位置に
あるときに前記浄化液排出部が閉止されることを特徴と
している。
【0014】請求項7の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内にて前記ろ過フィ
ルタの上部に投入された砂層であることを特徴としてい
る。
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内にて前記ろ過フィ
ルタの上部に投入された砂層であることを特徴としてい
る。
【0015】請求項8の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内にて前記ろ過フィ
ルタの上部に上下方向あるいは水平方向に沿って投入さ
れた砂層であることを特徴としている。
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内にて前記ろ過フィ
ルタの上部に上下方向あるいは水平方向に沿って投入さ
れた砂層であることを特徴としている。
【0016】請求項9の発明の汚染土壌の浄化装置で
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内にて前記ろ過フィ
ルタの上部に設けられた立体網状体であることを特徴と
している。
は、前記浄化液排出部は前記洗浄層内にて前記ろ過フィ
ルタの上部に設けられた立体網状体であることを特徴と
している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明するが、本発明は以下に説明する
実施の形態に限定されるものではない。
施の形態を詳細に説明するが、本発明は以下に説明する
実施の形態に限定されるものではない。
【0018】図1に本発明の第1実施形態に係る汚染土
壌の浄化システムに使用される洗浄槽の概略、図2に洗
浄槽の分解斜視、図3に溶剤排出時における洗浄槽の概
略、図4に本実施形態の汚染土壌の浄化システムの全体
概略を示す。
壌の浄化システムに使用される洗浄槽の概略、図2に洗
浄槽の分解斜視、図3に溶剤排出時における洗浄槽の概
略、図4に本実施形態の汚染土壌の浄化システムの全体
概略を示す。
【0019】本実施形態の汚染土壌の浄化システムにお
いて、図4に示すように、汚染土壌を投入して浄化処理
するための洗浄槽11は汚染土壌の処理場所に設置して
使用するものである。タンクユニット12は、精製溶剤
タンク13と、排出溶剤タンク14,15と、洗浄液タ
ンク16とを有している。精製溶剤タンク13は、汚染
土壌に含有する有害な有機物質(例えば、油、PCB、
ダイオキシン等)を抽出するための溶剤(浄化液)を貯
留するものであって、精製溶剤供給ポンプ17を有する
供給配管18を介して各洗浄槽11に連結されている。
一方、排出溶剤タンク14,15は、洗浄槽11内で汚
染土壌から抽出した有機物質を含有する溶剤を貯留する
ものであって、操作弁19及び抽出溶剤排出ポンプ20
を有する排出配管21を介して各洗浄槽11に連結され
ている。また、供給配管17と排出配管21との間に
は、操作弁22及び循環ポンプ23を有する循環配管2
4が連結されている。
いて、図4に示すように、汚染土壌を投入して浄化処理
するための洗浄槽11は汚染土壌の処理場所に設置して
使用するものである。タンクユニット12は、精製溶剤
タンク13と、排出溶剤タンク14,15と、洗浄液タ
ンク16とを有している。精製溶剤タンク13は、汚染
土壌に含有する有害な有機物質(例えば、油、PCB、
ダイオキシン等)を抽出するための溶剤(浄化液)を貯
留するものであって、精製溶剤供給ポンプ17を有する
供給配管18を介して各洗浄槽11に連結されている。
一方、排出溶剤タンク14,15は、洗浄槽11内で汚
染土壌から抽出した有機物質を含有する溶剤を貯留する
ものであって、操作弁19及び抽出溶剤排出ポンプ20
を有する排出配管21を介して各洗浄槽11に連結され
ている。また、供給配管17と排出配管21との間に
は、操作弁22及び循環ポンプ23を有する循環配管2
4が連結されている。
【0020】従って、操作弁19,22を閉止した状態
で精製溶剤ポンプ17を駆動すると、精製溶剤タンク1
3内の溶剤を供給配管18を介して各洗浄槽11に供給
することができ、また、操作弁19を開放して抽出溶剤
排出ポンプ20を駆動すると、各洗浄槽11内の抽出溶
剤を排出配管21を介して各排出溶剤タンク14,15
に排出することができる。一方、操作弁19を閉止して
操作弁22を開放した状態で、循環ポンプ23を駆動す
ると、洗浄槽11に対して循環配管24により溶剤を循
環給排することができる。
で精製溶剤ポンプ17を駆動すると、精製溶剤タンク1
3内の溶剤を供給配管18を介して各洗浄槽11に供給
することができ、また、操作弁19を開放して抽出溶剤
排出ポンプ20を駆動すると、各洗浄槽11内の抽出溶
剤を排出配管21を介して各排出溶剤タンク14,15
に排出することができる。一方、操作弁19を閉止して
操作弁22を開放した状態で、循環ポンプ23を駆動す
ると、洗浄槽11に対して循環配管24により溶剤を循
環給排することができる。
【0021】また、洗浄液タンク16は、汚染土壌に含
有する有害な無機物質(水銀や鉛等の重金属、シアン類
等)を溶解抽出または分解する洗浄液(浄化液)を貯留
するものであって、洗浄液供給ポンプ25を有する供給
配管26を介して各洗浄槽11に連結されている。そし
て、この各洗浄槽11には操作弁27及び洗浄液排出ポ
ンプ28を有する排出配管29が連結されている。そし
て、また、供給配管26と排出配管29との間には、操
作弁30及び循環ポンプ31を有する循環配管32が連
結されている。
有する有害な無機物質(水銀や鉛等の重金属、シアン類
等)を溶解抽出または分解する洗浄液(浄化液)を貯留
するものであって、洗浄液供給ポンプ25を有する供給
配管26を介して各洗浄槽11に連結されている。そし
て、この各洗浄槽11には操作弁27及び洗浄液排出ポ
ンプ28を有する排出配管29が連結されている。そし
て、また、供給配管26と排出配管29との間には、操
作弁30及び循環ポンプ31を有する循環配管32が連
結されている。
【0022】従って、操作弁27,30を閉止した状態
で洗浄液ポンプ25を駆動すると、洗浄液タンク16内
の洗浄液を供給配管26を介して各洗浄槽11に供給す
ることができ、また、操作弁27を開放して洗浄液排出
ポンプ28を駆動すると、各洗浄槽11内の抽出洗浄液
を排出配管29を介して排出することができる。一方、
操作弁27を閉止して操作弁30を開放した状態で、循
環ポンプ31を駆動すると、洗浄槽11に対して循環配
管32により洗浄液を循環給排することができる。
で洗浄液ポンプ25を駆動すると、洗浄液タンク16内
の洗浄液を供給配管26を介して各洗浄槽11に供給す
ることができ、また、操作弁27を開放して洗浄液排出
ポンプ28を駆動すると、各洗浄槽11内の抽出洗浄液
を排出配管29を介して排出することができる。一方、
操作弁27を閉止して操作弁30を開放した状態で、循
環ポンプ31を駆動すると、洗浄槽11に対して循環配
管32により洗浄液を循環給排することができる。
【0023】なお、排出配管21には抽出溶剤に含まれ
る有害な有機物質の濃度を検出する濃度センサ33が装
着される一方、排出配管29には抽出洗浄液に含まれる
有害な無機物質の濃度を検出する濃度センサ34が装着
されている。この場合、有害な有機物質、無機物質の種
類に応じて高精度な濃度を検出する複数のセンサを配設
することが望ましい。
る有害な有機物質の濃度を検出する濃度センサ33が装
着される一方、排出配管29には抽出洗浄液に含まれる
有害な無機物質の濃度を検出する濃度センサ34が装着
されている。この場合、有害な有機物質、無機物質の種
類に応じて高精度な濃度を検出する複数のセンサを配設
することが望ましい。
【0024】また、浄化ユニット35は、洗浄槽11か
ら排出されて排出溶剤タンク14,15に貯留された抽
出溶剤から有機物質を除去して精製する溶剤精製装置3
6と、洗浄槽11から排出された抽出洗浄液から無機物
質を除去して精製する洗浄液精製装置37と、各洗浄槽
11のガスを吸引して有機物質または無機物質が除去さ
れた土壌に対して、残留した溶剤または洗浄液を除去し
て乾燥する乾燥装置38とを有している。
ら排出されて排出溶剤タンク14,15に貯留された抽
出溶剤から有機物質を除去して精製する溶剤精製装置3
6と、洗浄槽11から排出された抽出洗浄液から無機物
質を除去して精製する洗浄液精製装置37と、各洗浄槽
11のガスを吸引して有機物質または無機物質が除去さ
れた土壌に対して、残留した溶剤または洗浄液を除去し
て乾燥する乾燥装置38とを有している。
【0025】この溶剤精製装置36は、砂などの粗粒子
を除去するストレーナ39と、油脂を除去するオイルス
トレーナ40と、ボイラ41が連結された蒸留装置42
とから構成されている。そして、排出溶剤タンク14,
15とストレーナ39とが移送ポンプ43を有する移送
配管44により接続されている。一方、蒸留装置42と
精製溶剤タンク13とが返送配管46により連結されて
いる。また、ストレーナ39、オイルストレーナ40、
蒸留装置42には有機物質排出管47を介して有機物質
処理装置(貯溜タンク、処理装置)48が連結されてい
る。
を除去するストレーナ39と、油脂を除去するオイルス
トレーナ40と、ボイラ41が連結された蒸留装置42
とから構成されている。そして、排出溶剤タンク14,
15とストレーナ39とが移送ポンプ43を有する移送
配管44により接続されている。一方、蒸留装置42と
精製溶剤タンク13とが返送配管46により連結されて
いる。また、ストレーナ39、オイルストレーナ40、
蒸留装置42には有機物質排出管47を介して有機物質
処理装置(貯溜タンク、処理装置)48が連結されてい
る。
【0026】従って、移送ポンプ43を駆動して排出溶
剤タンク14,15の抽出溶剤が移送配管44を通して
溶剤精製装置36に送られると、ここで、溶剤から油、
PCB、ダイオキシン等の有機物質が取り除かれ、浄化
された溶剤を返送配管46を通して精製溶剤タンク13
に戻すことができる。一方、溶剤精製装置36で除去さ
れた有機物質は有機物質排出管47を通して有機物質処
理装置48に送られ、ここで貯留保管して無害化処理す
ることができる。
剤タンク14,15の抽出溶剤が移送配管44を通して
溶剤精製装置36に送られると、ここで、溶剤から油、
PCB、ダイオキシン等の有機物質が取り除かれ、浄化
された溶剤を返送配管46を通して精製溶剤タンク13
に戻すことができる。一方、溶剤精製装置36で除去さ
れた有機物質は有機物質排出管47を通して有機物質処
理装置48に送られ、ここで貯留保管して無害化処理す
ることができる。
【0027】洗浄液精製装置37は、砂ろ過塔49と樹
脂吸着塔50とから構成されており、洗浄液の排出配管
29の下流端部が砂ろ過塔49に連結され、樹脂吸着塔
50と洗浄液タンク16とが返送配管51により連結さ
れ、砂ろ過塔49及び樹脂吸着塔50には無機物質排出
管52を介して無機物質処理装置53が連結されてい
る。
脂吸着塔50とから構成されており、洗浄液の排出配管
29の下流端部が砂ろ過塔49に連結され、樹脂吸着塔
50と洗浄液タンク16とが返送配管51により連結さ
れ、砂ろ過塔49及び樹脂吸着塔50には無機物質排出
管52を介して無機物質処理装置53が連結されてい
る。
【0028】従って、洗浄液排出ポンプ28を駆動して
各洗浄槽11から排出配管29を通して抽出洗浄液が洗
浄液精製装置37に送られると、ここで、洗浄液から水
銀や鉛等の重金属、シアン類等の無機物質が取り除か
れ、浄化された洗浄液を返送配管51を通して洗浄液タ
ンク16に戻すことができる。一方、洗浄液精製装置3
7で除去された無機物質は無機物質排出管52を通して
無機物質処理装置53に送られ、ここで無害化あるいは
濃縮処理することができる。
各洗浄槽11から排出配管29を通して抽出洗浄液が洗
浄液精製装置37に送られると、ここで、洗浄液から水
銀や鉛等の重金属、シアン類等の無機物質が取り除か
れ、浄化された洗浄液を返送配管51を通して洗浄液タ
ンク16に戻すことができる。一方、洗浄液精製装置3
7で除去された無機物質は無機物質排出管52を通して
無機物質処理装置53に送られ、ここで無害化あるいは
濃縮処理することができる。
【0029】また、乾燥装置38は、洗浄槽11から排
出された溶剤(ミスト)を含んだエアを取り込んで含有
するミストを分離するノックアウトポット54と、エア
を冷却する熱交換器55と、溶剤蒸気を吸着する活性炭
塔56と、ブロワ57とから構成されている。洗浄槽1
1はエア排出配管58を介してノックアウトポット54
に連結され、活性炭塔56はエア供給配管59を介して
洗浄槽11に連結されている。また、ノックアウトポッ
ト54及び熱交換器55は溶剤返送ポンプ64を有する
返送配管65を介して排出溶剤タンク15に連結されて
いる。
出された溶剤(ミスト)を含んだエアを取り込んで含有
するミストを分離するノックアウトポット54と、エア
を冷却する熱交換器55と、溶剤蒸気を吸着する活性炭
塔56と、ブロワ57とから構成されている。洗浄槽1
1はエア排出配管58を介してノックアウトポット54
に連結され、活性炭塔56はエア供給配管59を介して
洗浄槽11に連結されている。また、ノックアウトポッ
ト54及び熱交換器55は溶剤返送ポンプ64を有する
返送配管65を介して排出溶剤タンク15に連結されて
いる。
【0030】従って、ブロワ57を作動して洗浄槽11
内のエアを吸引すると、エアはノックアウトポット54
内で含有する溶剤ミストが分離され、また、熱交換器5
5で冷却されて溶剤蒸気が液状となり、更に、活性炭塔
56で浄化されて洗浄槽11に供給され、洗浄槽11内
に残留する溶剤を蒸発して土壌から除去することができ
る。
内のエアを吸引すると、エアはノックアウトポット54
内で含有する溶剤ミストが分離され、また、熱交換器5
5で冷却されて溶剤蒸気が液状となり、更に、活性炭塔
56で浄化されて洗浄槽11に供給され、洗浄槽11内
に残留する溶剤を蒸発して土壌から除去することができ
る。
【0031】なお、ユーティリティユニット60として
ボイラユニット61、冷却ユニット62、コンプレッサ
ユニット63等が設けられている。このボイラユニット
61は洗浄槽11に供給するエアを必要に応じて加熱す
るためのものであり、冷却ユニット62は熱交換器55
で洗浄槽11から排出されたエアを冷却して溶剤蒸気を
凝縮するためのものであり、コンプレッサユニット63
は各種のポンプを作動するためのものである。
ボイラユニット61、冷却ユニット62、コンプレッサ
ユニット63等が設けられている。このボイラユニット
61は洗浄槽11に供給するエアを必要に応じて加熱す
るためのものであり、冷却ユニット62は熱交換器55
で洗浄槽11から排出されたエアを冷却して溶剤蒸気を
凝縮するためのものであり、コンプレッサユニット63
は各種のポンプを作動するためのものである。
【0032】ここで、上述した本実施形態の洗浄槽11
の具体的な構造について説明する。洗浄槽11は、図1
及び図2に示すように、内部容器71と外部容器72と
蓋73とから構成されている。内部容器71は上部に汚
染土壌を投入する投入口74が形成された箱型形状(あ
るいは円筒形状)をなし、上端外周部にフランジ部75
が形成される一方、側壁部及び下部に格子状のフィルタ
支持部76,77が形成され、このフィルタ支持部76
の内側にろ過フィルタ78,79が着脱自在に取付けら
れている。この場合、フィルタ支持部76は流動促進部
であると共に溶剤排出部であり、また、フィルタ支持部
77は溶剤排出部となっており、内部容器71の内部に
供給された溶剤をろ過フィルタ78,79を通してフィ
ルタ支持部76,77から排出可能となっている。な
お、内部容器71のフランジ部75には所定の位置に複
数の吊具80が取付けられている。
の具体的な構造について説明する。洗浄槽11は、図1
及び図2に示すように、内部容器71と外部容器72と
蓋73とから構成されている。内部容器71は上部に汚
染土壌を投入する投入口74が形成された箱型形状(あ
るいは円筒形状)をなし、上端外周部にフランジ部75
が形成される一方、側壁部及び下部に格子状のフィルタ
支持部76,77が形成され、このフィルタ支持部76
の内側にろ過フィルタ78,79が着脱自在に取付けら
れている。この場合、フィルタ支持部76は流動促進部
であると共に溶剤排出部であり、また、フィルタ支持部
77は溶剤排出部となっており、内部容器71の内部に
供給された溶剤をろ過フィルタ78,79を通してフィ
ルタ支持部76,77から排出可能となっている。な
お、内部容器71のフランジ部75には所定の位置に複
数の吊具80が取付けられている。
【0033】外部容器72は上部に内部容器71を収容
する収容口81が形成された箱型形状(あるいは円筒形
状)をなし、下部の内周部に内部容器71の外周底部を
受け止める支持フランジ82が固定されると共にこの支
持フランジ82上にはシール部材83が固定されてい
る。そのため、内部容器71が外部容器72の支持フラ
ンジ82に載置されることで、外部容器72内には内部
容器71内の上方及び下方に上下の空間部84,85が
形成されると共に、内部容器71の外周辺に位置して側
方空間部86が形成される。そして、上方空間部84に
連通して溶剤の供給口87a、洗浄剤の供給口88a、
エアの供給口89aが形成される一方、下方空間部85
に連通して溶剤の排出口87b、洗浄剤の排給口88
b、エアの排給口89bが形成されている。
する収容口81が形成された箱型形状(あるいは円筒形
状)をなし、下部の内周部に内部容器71の外周底部を
受け止める支持フランジ82が固定されると共にこの支
持フランジ82上にはシール部材83が固定されてい
る。そのため、内部容器71が外部容器72の支持フラ
ンジ82に載置されることで、外部容器72内には内部
容器71内の上方及び下方に上下の空間部84,85が
形成されると共に、内部容器71の外周辺に位置して側
方空間部86が形成される。そして、上方空間部84に
連通して溶剤の供給口87a、洗浄剤の供給口88a、
エアの供給口89aが形成される一方、下方空間部85
に連通して溶剤の排出口87b、洗浄剤の排給口88
b、エアの排給口89bが形成されている。
【0034】なお、溶剤の供給口87aは供給配管18
が連結され、洗浄剤の供給口88aは供給配管26が連
結され、エアの供給口89aは形成供給配管59が連結
される一方、溶剤の排出口87bは排出配管21が連結
され、洗浄剤の排給口88bは排出配管29が連結さ
れ、エアの排給口89bは排出配管58が連結され、各
供給配管18,26と各排出配管21,29との間には
循環配管24,32が架設されている。
が連結され、洗浄剤の供給口88aは供給配管26が連
結され、エアの供給口89aは形成供給配管59が連結
される一方、溶剤の排出口87bは排出配管21が連結
され、洗浄剤の排給口88bは排出配管29が連結さ
れ、エアの排給口89bは排出配管58が連結され、各
供給配管18,26と各排出配管21,29との間には
循環配管24,32が架設されている。
【0035】蓋73は平板形状をなし、外部容器72の
収容口81を閉塞して内部容器71の汚染土壌を密閉す
るものであって、外周フランジ91が外部容器72の外
周部に固定された取付フランジ92に密着して締結ボル
ト(図示略)等により取付可能となっている。なお、外
部容器72の蓋73には所定の位置に複数の吊具94が
取付けられている。
収容口81を閉塞して内部容器71の汚染土壌を密閉す
るものであって、外周フランジ91が外部容器72の外
周部に固定された取付フランジ92に密着して締結ボル
ト(図示略)等により取付可能となっている。なお、外
部容器72の蓋73には所定の位置に複数の吊具94が
取付けられている。
【0036】従って、内部容器71が外部容器72内に
収容されてシール部材83を介して支持フランジ82に
載置して所定位置に位置させると、側方空間部86と下
方空間部85とを遮断(閉止)することができる。一
方、図示しないクレーン装置(開閉手段)から吊りロー
プ95を介して吊り下げられた吊り金具96を吊具80
に係止し、これを吊り上げることで、内部容器71を上
方に移動してシール部材83(支持フランジ82)から
離し、側方空間部86と下方空間部85とを連通(開
放)することができる。
収容されてシール部材83を介して支持フランジ82に
載置して所定位置に位置させると、側方空間部86と下
方空間部85とを遮断(閉止)することができる。一
方、図示しないクレーン装置(開閉手段)から吊りロー
プ95を介して吊り下げられた吊り金具96を吊具80
に係止し、これを吊り上げることで、内部容器71を上
方に移動してシール部材83(支持フランジ82)から
離し、側方空間部86と下方空間部85とを連通(開
放)することができる。
【0037】なお、汚染土壌に含まれる油、PCB、ダ
イオキシンなどの有害な有機物質を抽出するための溶剤
と、汚染土壌に含まれる水銀や鉛等の重金属、シアン類
などの有害な無機物質を溶解抽出する洗浄液は、事前に
汚染土壌の調査を行うことで、汚染土壌に含まれる有害
物質の含有量や濃度に応じてその種類を設定する必要が
ある。この場合、溶剤として親水性溶剤(例えば、アル
コール)が好適であり、洗浄液として水、アルカリ液、
酸性液が好適である。具体的には、アルコール貯留タン
クや水タンク、アルカリ液タンク、酸性液タンクを設け
る必要がある。
イオキシンなどの有害な有機物質を抽出するための溶剤
と、汚染土壌に含まれる水銀や鉛等の重金属、シアン類
などの有害な無機物質を溶解抽出する洗浄液は、事前に
汚染土壌の調査を行うことで、汚染土壌に含まれる有害
物質の含有量や濃度に応じてその種類を設定する必要が
ある。この場合、溶剤として親水性溶剤(例えば、アル
コール)が好適であり、洗浄液として水、アルカリ液、
酸性液が好適である。具体的には、アルコール貯留タン
クや水タンク、アルカリ液タンク、酸性液タンクを設け
る必要がある。
【0038】ここで、上述した本実施形態の汚染土壌の
浄化システムによる浄化処理方法について説明する。こ
の場合、事前に土壌の浄化処理を行う現地の汚染状態を
事前に調査し、必要な機材や処理剤等を準備し、現地に
各種の装置を搬送して組み立てて浄化設備を設置する。
なお、処理現場の広さや浄化処理する汚染土壌の処理量
などに応じて洗浄槽11の設置数を設定する。そして、
汚染土壌を浄化処理するための設備が設置されると、図
4に示すように、まず、パワーショベル等を用いて各洗
浄槽11内に汚染土壌を所定量投入して密閉する。
浄化システムによる浄化処理方法について説明する。こ
の場合、事前に土壌の浄化処理を行う現地の汚染状態を
事前に調査し、必要な機材や処理剤等を準備し、現地に
各種の装置を搬送して組み立てて浄化設備を設置する。
なお、処理現場の広さや浄化処理する汚染土壌の処理量
などに応じて洗浄槽11の設置数を設定する。そして、
汚染土壌を浄化処理するための設備が設置されると、図
4に示すように、まず、パワーショベル等を用いて各洗
浄槽11内に汚染土壌を所定量投入して密閉する。
【0039】即ち、図1に示すように、まず、洗浄槽1
1の外部容器72から内部容器71を取り外して汚染土
壌の投入位置に載置し、パワーショベル等を用いてこの
内部容器71の投入口74から内部に汚染土壌を所定量
投入する。次に、この汚染土壌が投入された内部容器7
1を搬送し、所定の処理位置に設置された外部容器72
に収容口81から内部容器71を収容する。このとき、
内部容器71を外部容器72の支持フランジ82上に載
置することで、この内部容器71を外部容器72内に収
容し、側方空間部86と下方空間部85とが遮断された
所定位置に位置決めされる。そして、外部容器72の収
容口81に蓋73を載せ、締結ボルトで締結すること
で、汚染土壌を洗浄槽11内に密閉する。
1の外部容器72から内部容器71を取り外して汚染土
壌の投入位置に載置し、パワーショベル等を用いてこの
内部容器71の投入口74から内部に汚染土壌を所定量
投入する。次に、この汚染土壌が投入された内部容器7
1を搬送し、所定の処理位置に設置された外部容器72
に収容口81から内部容器71を収容する。このとき、
内部容器71を外部容器72の支持フランジ82上に載
置することで、この内部容器71を外部容器72内に収
容し、側方空間部86と下方空間部85とが遮断された
所定位置に位置決めされる。そして、外部容器72の収
容口81に蓋73を載せ、締結ボルトで締結すること
で、汚染土壌を洗浄槽11内に密閉する。
【0040】このように汚染土壌が洗浄槽11内に投入
されて密閉されると、この状態で、図1及び図4に示す
ように、次に、操作弁19,22を閉止した状態で、精
製溶剤ポンプ17により精製溶剤タンク13の溶剤(例
えば、アルコール)を供給配管18を介して各洗浄槽1
1に供給する。この場合、溶剤は外部容器72の上方空
間部84に供給されてから内部容器71内に導かれて汚
染土壌に浸透し、ろ過フィルタ78でろ過されてフィル
タ支持部76を通過して側方空間部86に至る。また、
内部容器71内に導かれて汚染土壌に浸透して溶剤は、
ろ過フィルタ79でろ過されてフィルタ支持部77を通
過して下方空間部85に至る。ところが、内部容器71
が外部容器72の支持フランジ82上に載置されて側方
空間部86と下方空間部85とが遮断されているため、
側方空間部86に流れた溶剤は下方空間部85に流れず
にここに貯留され、ろ過フィルタ79及びフィルタ支持
部77を通過した溶剤だけが下方空間部85に貯留さ
れ、洗浄槽11の汚染土壌が浸漬されていく。
されて密閉されると、この状態で、図1及び図4に示す
ように、次に、操作弁19,22を閉止した状態で、精
製溶剤ポンプ17により精製溶剤タンク13の溶剤(例
えば、アルコール)を供給配管18を介して各洗浄槽1
1に供給する。この場合、溶剤は外部容器72の上方空
間部84に供給されてから内部容器71内に導かれて汚
染土壌に浸透し、ろ過フィルタ78でろ過されてフィル
タ支持部76を通過して側方空間部86に至る。また、
内部容器71内に導かれて汚染土壌に浸透して溶剤は、
ろ過フィルタ79でろ過されてフィルタ支持部77を通
過して下方空間部85に至る。ところが、内部容器71
が外部容器72の支持フランジ82上に載置されて側方
空間部86と下方空間部85とが遮断されているため、
側方空間部86に流れた溶剤は下方空間部85に流れず
にここに貯留され、ろ過フィルタ79及びフィルタ支持
部77を通過した溶剤だけが下方空間部85に貯留さ
れ、洗浄槽11の汚染土壌が浸漬されていく。
【0041】そして、溶剤が洗浄槽11に所定量貯留さ
れたら、精製溶剤ポンプ17を停止して操作弁22を開
放し、循環ポンプ23により循環配管24を介して溶剤
を洗浄槽11に循環給排する。このように溶剤の循環給
排を所定時間行うことで、汚染土壌に含有する有機物
質、つまり、油、PCB、ダイオキシンを抽出すること
ができる。なお、溶剤を洗浄槽11に供給する当初は、
溶剤を洗浄槽11の下方空間部85に供給してろ過フィ
ルタ79を浸水させてから、上方空間部84に供給して
汚染土壌を浸漬させるまで所定量供給することで、ろ過
フィルタ79への浮遊土粒子の付着による目詰まりを抑
制することができる。
れたら、精製溶剤ポンプ17を停止して操作弁22を開
放し、循環ポンプ23により循環配管24を介して溶剤
を洗浄槽11に循環給排する。このように溶剤の循環給
排を所定時間行うことで、汚染土壌に含有する有機物
質、つまり、油、PCB、ダイオキシンを抽出すること
ができる。なお、溶剤を洗浄槽11に供給する当初は、
溶剤を洗浄槽11の下方空間部85に供給してろ過フィ
ルタ79を浸水させてから、上方空間部84に供給して
汚染土壌を浸漬させるまで所定量供給することで、ろ過
フィルタ79への浮遊土粒子の付着による目詰まりを抑
制することができる。
【0042】溶剤を洗浄槽11に所定時間(例えば、3
〜4時間)循環して汚染土壌に含有する油、PCB、ダ
イオキシンが抽出されると、操作弁22を閉じると共に
循環ポンプ23を停止して操作弁19を開放し、抽出溶
剤排出ポンプ20を作動して排出配管21を介して各洗
浄槽11内の抽出溶剤を排出溶剤タンク14,15に排
出する。このとき、図3に示すように、蓋73を外して
から、クレーン装置の吊りロープ95から吊り下げられ
た吊り金具96を吊具80に係止して吊り上げ、内部容
器71を上方に移動してシール部材83(支持フランジ
82)から切り離し、側方空間部86と下方空間部85
とを連通する。すると、側方空間部86の溶剤が下方空
間部85に流れ、更に、内部容器72内の溶剤は側方
(フィルタ支持部76)及び下方(フィルタ支持部7
7)から排出されることとなり、溶剤の排出面積を拡大
して早期に排出することができる。
〜4時間)循環して汚染土壌に含有する油、PCB、ダ
イオキシンが抽出されると、操作弁22を閉じると共に
循環ポンプ23を停止して操作弁19を開放し、抽出溶
剤排出ポンプ20を作動して排出配管21を介して各洗
浄槽11内の抽出溶剤を排出溶剤タンク14,15に排
出する。このとき、図3に示すように、蓋73を外して
から、クレーン装置の吊りロープ95から吊り下げられ
た吊り金具96を吊具80に係止して吊り上げ、内部容
器71を上方に移動してシール部材83(支持フランジ
82)から切り離し、側方空間部86と下方空間部85
とを連通する。すると、側方空間部86の溶剤が下方空
間部85に流れ、更に、内部容器72内の溶剤は側方
(フィルタ支持部76)及び下方(フィルタ支持部7
7)から排出されることとなり、溶剤の排出面積を拡大
して早期に排出することができる。
【0043】そして、洗浄槽11内の抽出溶剤が全て排
出されると、再び、精製溶剤タンク13の新しい溶剤を
洗浄槽11に供給して循環し、前述と同様に、この溶剤
の循環給排を所定時間行うことで有機物質を抽出する。
この作業を数サイクル行いながら、排出された溶剤にお
ける油、PCB、ダイオキシンの濃度を濃度センサ33
により計測する。そして、この濃度センサ33の計測値
が予め設定された所定値以下になったら、洗浄槽11の
土壌に含有する有機物質の残留量が公定法で定められた
基準値以下になったものとし、洗浄作業を終了する。
出されると、再び、精製溶剤タンク13の新しい溶剤を
洗浄槽11に供給して循環し、前述と同様に、この溶剤
の循環給排を所定時間行うことで有機物質を抽出する。
この作業を数サイクル行いながら、排出された溶剤にお
ける油、PCB、ダイオキシンの濃度を濃度センサ33
により計測する。そして、この濃度センサ33の計測値
が予め設定された所定値以下になったら、洗浄槽11の
土壌に含有する有機物質の残留量が公定法で定められた
基準値以下になったものとし、洗浄作業を終了する。
【0044】そして、ブロワ57を作動して洗浄槽11
内のガスを吸引することで、洗浄槽11内の土壌に残留
する溶剤を蒸発してエアと共に排出してこの土壌を乾燥
させる。そして、排出されたエアをノックアウトポット
54内で隔壁に衝突させることで溶剤のミストを分離
し、また、熱交換器55で冷却することで溶剤蒸気を凝
縮し、更に、エアに含有する気体状の溶剤を活性炭塔5
6で吸着する。そして、ノックアウトポット54及び熱
交換器55で除去した残留溶剤を溶剤返送ポンプ64に
より返送配管65介して排出溶剤タンク15に戻す。
内のガスを吸引することで、洗浄槽11内の土壌に残留
する溶剤を蒸発してエアと共に排出してこの土壌を乾燥
させる。そして、排出されたエアをノックアウトポット
54内で隔壁に衝突させることで溶剤のミストを分離
し、また、熱交換器55で冷却することで溶剤蒸気を凝
縮し、更に、エアに含有する気体状の溶剤を活性炭塔5
6で吸着する。そして、ノックアウトポット54及び熱
交換器55で除去した残留溶剤を溶剤返送ポンプ64に
より返送配管65介して排出溶剤タンク15に戻す。
【0045】このように洗浄槽11内の汚染土壌から有
害な有機物質が除去されたら、続いて、洗浄液ポンプ2
5により洗浄液タンク16内の洗浄液(例えば、水)を
供給配管26を介して各洗浄槽11に供給し、前述した
溶剤による有機物質の抽出方法と同様の方法で、洗浄槽
11内の汚染土壌を水により浸漬させる。そして、循環
ポンプ31により循環配管32を介して液を洗浄槽11
に循環することで、汚染土壌に含有する有害な無機物質
を溶解する。そして、水を洗浄槽11に所定時間循環す
ると、この液の循環を停止して洗浄剤排出ポンプ28に
より各洗浄槽11内の抽出水を洗浄液精製装置37に排
出する。この液の排出作業時にも、前述の溶剤の排出作
業と同様に、クレーン装置により内部容器71を上方に
移動して側方空間部86と下方空間部85とを連通する
ことで、内部容器72内の液を早期に排出することがで
きる。
害な有機物質が除去されたら、続いて、洗浄液ポンプ2
5により洗浄液タンク16内の洗浄液(例えば、水)を
供給配管26を介して各洗浄槽11に供給し、前述した
溶剤による有機物質の抽出方法と同様の方法で、洗浄槽
11内の汚染土壌を水により浸漬させる。そして、循環
ポンプ31により循環配管32を介して液を洗浄槽11
に循環することで、汚染土壌に含有する有害な無機物質
を溶解する。そして、水を洗浄槽11に所定時間循環す
ると、この液の循環を停止して洗浄剤排出ポンプ28に
より各洗浄槽11内の抽出水を洗浄液精製装置37に排
出する。この液の排出作業時にも、前述の溶剤の排出作
業と同様に、クレーン装置により内部容器71を上方に
移動して側方空間部86と下方空間部85とを連通する
ことで、内部容器72内の液を早期に排出することがで
きる。
【0046】そして、再び、新しい液を洗浄槽11に供
給して循環し、この液の循環給排を所定時間行うことで
有害な無機物質を抽出する。この作業を数サイクル行い
ながら、排出された液における有害物質の濃度を濃度セ
ンサ34により計測する。そして、この濃度センサ33
4の計測値が予め設定された所定値以下になったら、洗
浄槽11の土壌に含有する有害物質の残留量が公定法で
定められた基準値以下になったものとし、洗浄作業を終
了する。
給して循環し、この液の循環給排を所定時間行うことで
有害な無機物質を抽出する。この作業を数サイクル行い
ながら、排出された液における有害物質の濃度を濃度セ
ンサ34により計測する。そして、この濃度センサ33
4の計測値が予め設定された所定値以下になったら、洗
浄槽11の土壌に含有する有害物質の残留量が公定法で
定められた基準値以下になったものとし、洗浄作業を終
了する。
【0047】そして、液による汚染土壌の浄化処理が完
了したら、同様に、アルカリ液を洗浄槽11に所定時間
循環給排してこの処理を数サイクル行うことで、汚染土
壌に含まれる有害な無機物質を除去する。更に、酸性液
を洗浄槽11に所定時間循環給排してこの処理を数サイ
クル行うことで、汚染土壌に含まれる有害な無機物質を
除去する。この場合、先に酸性液による洗浄処理を行っ
てからアルカリ液による洗浄処理を行ってもよい。
了したら、同様に、アルカリ液を洗浄槽11に所定時間
循環給排してこの処理を数サイクル行うことで、汚染土
壌に含まれる有害な無機物質を除去する。更に、酸性液
を洗浄槽11に所定時間循環給排してこの処理を数サイ
クル行うことで、汚染土壌に含まれる有害な無機物質を
除去する。この場合、先に酸性液による洗浄処理を行っ
てからアルカリ液による洗浄処理を行ってもよい。
【0048】一方、排出溶剤タンク14,15の抽出溶
剤(アルコール)を移送ポンプ43により移送配管44
を介して溶剤精製装置36に送り、ここで溶剤から油、
PCB、ダイオキシン等の有機物質を除去し、浄化され
た溶剤を精製溶剤タンク13に戻す。一方、溶剤精製装
置36で除去された有機物質は有機物質排出管47を通
して有機物質処理装置48に送られ、ここで無害化処理
する。この場合、油は焼却処理し、PCBは水熱分解処
理する。また、洗浄液精製装置37では、洗浄液(水、
アルカリ液、酸性液)から重金属などの無機物質を取り
除き、浄化された洗浄液を洗浄液タンク16に戻す。一
方、洗浄液精製装置37で除去された無機物質は無機物
質排出管52を通して無機物質処理装置53に送られ、
ここで無害化処理する。
剤(アルコール)を移送ポンプ43により移送配管44
を介して溶剤精製装置36に送り、ここで溶剤から油、
PCB、ダイオキシン等の有機物質を除去し、浄化され
た溶剤を精製溶剤タンク13に戻す。一方、溶剤精製装
置36で除去された有機物質は有機物質排出管47を通
して有機物質処理装置48に送られ、ここで無害化処理
する。この場合、油は焼却処理し、PCBは水熱分解処
理する。また、洗浄液精製装置37では、洗浄液(水、
アルカリ液、酸性液)から重金属などの無機物質を取り
除き、浄化された洗浄液を洗浄液タンク16に戻す。一
方、洗浄液精製装置37で除去された無機物質は無機物
質排出管52を通して無機物質処理装置53に送られ、
ここで無害化処理する。
【0049】その後、必要に応じてブロワ57を作動し
て洗浄槽11内のガスを吸引することで、洗浄槽11内
の土壌に残留する水分を蒸発して乾燥させる。
て洗浄槽11内のガスを吸引することで、洗浄槽11内
の土壌に残留する水分を蒸発して乾燥させる。
【0050】上述した処理により洗浄槽11内で汚染土
壌から有害な有機物質及び無機物質を分離除去される
と、洗浄槽11から浄化土壌を排出し、自然界に戻して
再利用が可能となる。即ち、各締結ボルトを弛緩してク
レーン等により蓋73を吊り上げて外部容器72から取
り外し、更に、浄化土壌が入った内部容器71をクレー
ンにより吊り上げて外部容器72から取り出し、このク
レーンあるいは搬送台車を用いて内部容器71を所定の
処理場に搬送する。そして、洗浄槽11から洗浄済土壌
を排出され、この場合、浄化土壌は現地に戻されるか、
埋め立て用の土砂として再利用される。
壌から有害な有機物質及び無機物質を分離除去される
と、洗浄槽11から浄化土壌を排出し、自然界に戻して
再利用が可能となる。即ち、各締結ボルトを弛緩してク
レーン等により蓋73を吊り上げて外部容器72から取
り外し、更に、浄化土壌が入った内部容器71をクレー
ンにより吊り上げて外部容器72から取り出し、このク
レーンあるいは搬送台車を用いて内部容器71を所定の
処理場に搬送する。そして、洗浄槽11から洗浄済土壌
を排出され、この場合、浄化土壌は現地に戻されるか、
埋め立て用の土砂として再利用される。
【0051】このように本実施形態の汚染土壌の浄化シ
ステムにあっては、洗浄槽11を内部容器71と外部容
器72とから構成することで、上下の空間部84,85
と側方空間部86を形成し、内部容器71が外部容器7
2内に収容されて所定位置にあるときは、側方空間部8
6と下方空間部85とを遮断する一方、クレーン装置に
より内部容器71を吊り上げて上方に移動させると、側
方空間部86と下方空間部85とを連通するようにして
いる。
ステムにあっては、洗浄槽11を内部容器71と外部容
器72とから構成することで、上下の空間部84,85
と側方空間部86を形成し、内部容器71が外部容器7
2内に収容されて所定位置にあるときは、側方空間部8
6と下方空間部85とを遮断する一方、クレーン装置に
より内部容器71を吊り上げて上方に移動させると、側
方空間部86と下方空間部85とを連通するようにして
いる。
【0052】従って、洗浄槽11内に溶剤を循環して汚
染土壌の抽出処理を行うときは、側方空間部86と下方
空間部85とを遮断することで、汚染土壌で溶剤を下方
に流動して汚染土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有機物
質を確実に抽出することができる。一方、洗浄槽11か
ら溶剤を排出するときは、側方空間部86と下方空間部
85とを連通することで、溶剤の排出面積を拡大するこ
とで、溶剤が洗浄層11の側方及び下方から排出される
こととなり、洗浄槽11から溶剤を早期に短時間で排出
することができる。
染土壌の抽出処理を行うときは、側方空間部86と下方
空間部85とを遮断することで、汚染土壌で溶剤を下方
に流動して汚染土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有機物
質を確実に抽出することができる。一方、洗浄槽11か
ら溶剤を排出するときは、側方空間部86と下方空間部
85とを連通することで、溶剤の排出面積を拡大するこ
とで、溶剤が洗浄層11の側方及び下方から排出される
こととなり、洗浄槽11から溶剤を早期に短時間で排出
することができる。
【0053】また、本実施形態の汚染土壌の浄化システ
ムにあっては、複数の洗浄槽11に精製溶剤タンク13
と洗浄液タンク16とを連結し、各洗浄槽11内に投入
された汚染土壌に対して、まず、精製溶剤タンク13の
溶剤を供給して所定時間浸漬させることで、汚染土壌に
含有する有機物質(例えば、油、PCB、ダイオキシン
等)を分離し、次に、洗浄槽11内の溶剤を排出してか
ら、洗浄液タンク16の洗浄液を供給して所定時間浸漬
させることで、汚染土壌に含有する無機物質(水銀や鉛
等の重金属、シアン類等)を分離するようにしている。
ムにあっては、複数の洗浄槽11に精製溶剤タンク13
と洗浄液タンク16とを連結し、各洗浄槽11内に投入
された汚染土壌に対して、まず、精製溶剤タンク13の
溶剤を供給して所定時間浸漬させることで、汚染土壌に
含有する有機物質(例えば、油、PCB、ダイオキシン
等)を分離し、次に、洗浄槽11内の溶剤を排出してか
ら、洗浄液タンク16の洗浄液を供給して所定時間浸漬
させることで、汚染土壌に含有する無機物質(水銀や鉛
等の重金属、シアン類等)を分離するようにしている。
【0054】従って、洗浄槽11の汚染土壌を溶剤によ
り浸漬して含有する有機物質を分離すると共に、洗浄液
により浸漬して含有する無機物質を分離しており、汚染
土壌と溶剤、また、汚染土壌と洗浄液とを混合攪拌せず
に浸漬して分離することで、土の微粒化により分離処理
に長時間を要することがなく、また、フィルタが目詰ま
りすることもなく、汚染土壌の浄化処理を短期間で適正
に行うことができる。
り浸漬して含有する有機物質を分離すると共に、洗浄液
により浸漬して含有する無機物質を分離しており、汚染
土壌と溶剤、また、汚染土壌と洗浄液とを混合攪拌せず
に浸漬して分離することで、土の微粒化により分離処理
に長時間を要することがなく、また、フィルタが目詰ま
りすることもなく、汚染土壌の浄化処理を短期間で適正
に行うことができる。
【0055】また、洗浄槽11を、溶剤、洗浄液、乾燥
エアの供給口87a,88a,89a及び排出口87
b,88b,89bを有する外部容器72内に、上部に
投入口74を有して下部にろ過フィルタ77を有する内
部容器71を収容可能として構成している。従って、洗
浄槽11内に汚染土壌を投入するときや処理された浄化
土壌を外部に排出するときには、外部容器72から内部
容器71を取り外して処理現場に搬送して作業を行うこ
ととなり、溶剤や洗浄液等の各種配管を外して洗浄槽1
1全体を処理現場に搬送する必要がなくなり、作業性を
向上することができる。この場合、溶剤や洗浄液等の配
管には抽出された有害物質が付着している可能性があ
り、この有害物質が付着した配管の着脱作業が不要とな
ることで、作業者の十分な安全性を確保することができ
る。
エアの供給口87a,88a,89a及び排出口87
b,88b,89bを有する外部容器72内に、上部に
投入口74を有して下部にろ過フィルタ77を有する内
部容器71を収容可能として構成している。従って、洗
浄槽11内に汚染土壌を投入するときや処理された浄化
土壌を外部に排出するときには、外部容器72から内部
容器71を取り外して処理現場に搬送して作業を行うこ
ととなり、溶剤や洗浄液等の各種配管を外して洗浄槽1
1全体を処理現場に搬送する必要がなくなり、作業性を
向上することができる。この場合、溶剤や洗浄液等の配
管には抽出された有害物質が付着している可能性があ
り、この有害物質が付着した配管の着脱作業が不要とな
ることで、作業者の十分な安全性を確保することができ
る。
【0056】なお、上述の実施形態では、溶剤として親
水性溶剤(例えば、アルコール)を使用し、洗浄液とし
て水、アルカリ液、酸性液を使用して説明したが、親水
性溶剤としてアルコールの他、ケトン等を用いることが
でき、溶剤として親水性溶剤の他、疎水性溶剤として炭
化水素類、芳香族類等を用いることができる。また、こ
の親水性溶剤(アルコール、ケトン等)と疎水性溶剤
(炭化水素類、芳香族類等)とを用い、含水状態にある
汚染土壌中の水分を親水性溶剤で脱水した後、有機物質
に対して抽出・溶解能力の高い疎水性溶剤により汚染土
壌に含有する有害の有機物質を抽出除去し、洗浄剤によ
り無機物質を溶解・分解して除去するようにしてもよ
い。また、この場合、親水性溶剤と疎水性溶剤を混合し
た混合溶剤を用いることで、処理時間を短縮することが
できる。
水性溶剤(例えば、アルコール)を使用し、洗浄液とし
て水、アルカリ液、酸性液を使用して説明したが、親水
性溶剤としてアルコールの他、ケトン等を用いることが
でき、溶剤として親水性溶剤の他、疎水性溶剤として炭
化水素類、芳香族類等を用いることができる。また、こ
の親水性溶剤(アルコール、ケトン等)と疎水性溶剤
(炭化水素類、芳香族類等)とを用い、含水状態にある
汚染土壌中の水分を親水性溶剤で脱水した後、有機物質
に対して抽出・溶解能力の高い疎水性溶剤により汚染土
壌に含有する有害の有機物質を抽出除去し、洗浄剤によ
り無機物質を溶解・分解して除去するようにしてもよ
い。また、この場合、親水性溶剤と疎水性溶剤を混合し
た混合溶剤を用いることで、処理時間を短縮することが
できる。
【0057】また、上述の実施形態では、洗浄槽11内
の抽出溶剤を排出するとき、蓋73を外してから、内部
容器71を上方に移動して側方空間部86と下方空間部
85とを連通し、内部容器72内の溶剤を側方及び下方
から排出するようにしたが、蓋73と外部容器72との
締結を解除して内部容器71と連結し、蓋73の吊具9
4にクレーン装置の吊り金具96を連結して蓋73と内
部容器71を一体に上方に移動して側方空間部86と下
方空間部85とを連通しするようにしてもよい。
の抽出溶剤を排出するとき、蓋73を外してから、内部
容器71を上方に移動して側方空間部86と下方空間部
85とを連通し、内部容器72内の溶剤を側方及び下方
から排出するようにしたが、蓋73と外部容器72との
締結を解除して内部容器71と連結し、蓋73の吊具9
4にクレーン装置の吊り金具96を連結して蓋73と内
部容器71を一体に上方に移動して側方空間部86と下
方空間部85とを連通しするようにしてもよい。
【0058】図5乃至図8に本発明の第2乃至第5実施
形態に係る汚染土壌の浄化システムにおける洗浄槽を構
成する内部容器の概略を示す。なお、前述した実施形態
で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符
号を付して重複する説明は省略する。
形態に係る汚染土壌の浄化システムにおける洗浄槽を構
成する内部容器の概略を示す。なお、前述した実施形態
で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符
号を付して重複する説明は省略する。
【0059】第2実施形態の汚染土壌の浄化装置におい
て、図5に示すように、洗浄槽100は、内部容器101と外
部容器102と蓋103とから構成されている。内部容器101
は上部に汚染土壌の投入口104が形成された箱型形状を
なし、上端外周部にフランジ部105が形成される一方、
下部に格子状のフィルタ支持部106が形成されると共
に、このフィルタ支持部106に上下方向に沿った複数の
有孔管(流動促進部、溶剤排出部)107が取付けられ、
フィルタ支持部106の上部にろ過フィルタ108が着脱自在
に取付けられている。なお、内部容器101のフランジ部1
05に複数の吊具109が取付けられている。
て、図5に示すように、洗浄槽100は、内部容器101と外
部容器102と蓋103とから構成されている。内部容器101
は上部に汚染土壌の投入口104が形成された箱型形状を
なし、上端外周部にフランジ部105が形成される一方、
下部に格子状のフィルタ支持部106が形成されると共
に、このフィルタ支持部106に上下方向に沿った複数の
有孔管(流動促進部、溶剤排出部)107が取付けられ、
フィルタ支持部106の上部にろ過フィルタ108が着脱自在
に取付けられている。なお、内部容器101のフランジ部1
05に複数の吊具109が取付けられている。
【0060】外部容器102は上部に内部容器101を収容す
る収容口110が形成された箱型形状をなし、下部に内部
容器101の底部を受け止める架台111が各有孔管107に対
応して固定されると共にこの架台111上にシール部材112
が固定されることで、外部容器102内には内部容器101内
の上方及び下方に空間部113,114が形成される。従っ
て、内部容器101が外部容器102内に収容されてシール部
材112介して架台111上の所定位置に載置すると、各有孔
管107内と下方空間部114とを遮断する一方、クレーン装
置により内部容器101を吊り上げて上方に移動すると、
シール部材112(架台111)から離れ、各有孔管107内と
下方空間部114とを連通することができる。
る収容口110が形成された箱型形状をなし、下部に内部
容器101の底部を受け止める架台111が各有孔管107に対
応して固定されると共にこの架台111上にシール部材112
が固定されることで、外部容器102内には内部容器101内
の上方及び下方に空間部113,114が形成される。従っ
て、内部容器101が外部容器102内に収容されてシール部
材112介して架台111上の所定位置に載置すると、各有孔
管107内と下方空間部114とを遮断する一方、クレーン装
置により内部容器101を吊り上げて上方に移動すると、
シール部材112(架台111)から離れ、各有孔管107内と
下方空間部114とを連通することができる。
【0061】蓋103は平板形状をなし、外部容器102の収
容口110を閉塞して内部容器101を密閉するものであっ
て、複数の吊具115が取付けられている。
容口110を閉塞して内部容器101を密閉するものであっ
て、複数の吊具115が取付けられている。
【0062】従って、汚染土壌の浄化処理を行う場合、
洗浄槽100の内部容器101に汚染土壌を所定量投入して外
部容器102に収容し、このとき、内部容器101を外部容器
102の架台111上に載置することで、各有孔管107内と下
方空間部114とを遮断し、外部容器102に蓋103を締結し
て汚染土壌を洗浄槽100内に密閉する。
洗浄槽100の内部容器101に汚染土壌を所定量投入して外
部容器102に収容し、このとき、内部容器101を外部容器
102の架台111上に載置することで、各有孔管107内と下
方空間部114とを遮断し、外部容器102に蓋103を締結し
て汚染土壌を洗浄槽100内に密閉する。
【0063】この状態で溶剤を供給配管18を介して各
洗浄槽100に供給すると、溶剤は上方空間部113から汚染
土壌に浸透し、ろ過フィルタ108でろ過されてフィルタ
支持部106を通過して下方空間部114に至る。なお、各有
孔管107内に浸入した溶剤は下端部がシール部材112及び
架台111により遮断されているため、下方空間部114に流
れることはなく、ろ過フィルタ108及びフィルタ支持部1
06を通過した溶剤だけが下方空間部114に貯留され、洗
浄槽100の汚染土壌が浸漬される。
洗浄槽100に供給すると、溶剤は上方空間部113から汚染
土壌に浸透し、ろ過フィルタ108でろ過されてフィルタ
支持部106を通過して下方空間部114に至る。なお、各有
孔管107内に浸入した溶剤は下端部がシール部材112及び
架台111により遮断されているため、下方空間部114に流
れることはなく、ろ過フィルタ108及びフィルタ支持部1
06を通過した溶剤だけが下方空間部114に貯留され、洗
浄槽100の汚染土壌が浸漬される。
【0064】溶剤が洗浄槽100に所定量貯留されたら、
循環ポンプ23により溶剤を洗浄槽100に所定時間循環
することで、汚染土壌に含有する有機物質を抽出する。
このとき、汚染土壌と各有孔管107との間で溶剤の流動
が生じて汚染土壌の抽出を促進できる。その後、所定時
間が経過して汚染土壌の有害物質が溶剤に抽出される
と、溶剤の循環を停止して洗浄槽100内の抽出溶剤を排
出する。このとき、蓋103を外してから、クレーン装置
により内部容器101を上方に吊り上げて移動してシール
部材112から離し、各有孔管107と下方空間部114とを連
通すると、各有孔管107内に浸入した抽出溶剤がろ過フ
ィルタ108及びフィルタ支持部106を通して下方空間部11
4に流れて溶剤を早期に排出することができる。
循環ポンプ23により溶剤を洗浄槽100に所定時間循環
することで、汚染土壌に含有する有機物質を抽出する。
このとき、汚染土壌と各有孔管107との間で溶剤の流動
が生じて汚染土壌の抽出を促進できる。その後、所定時
間が経過して汚染土壌の有害物質が溶剤に抽出される
と、溶剤の循環を停止して洗浄槽100内の抽出溶剤を排
出する。このとき、蓋103を外してから、クレーン装置
により内部容器101を上方に吊り上げて移動してシール
部材112から離し、各有孔管107と下方空間部114とを連
通すると、各有孔管107内に浸入した抽出溶剤がろ過フ
ィルタ108及びフィルタ支持部106を通して下方空間部11
4に流れて溶剤を早期に排出することができる。
【0065】洗浄槽100内の抽出溶剤が全て排出される
と、再び、新しい溶剤を洗浄槽100に供給して循環し、
前述と同様に、この溶剤の循環給排を所定時間行うこと
で有機物質を抽出する。この作業を数サイクル行い、濃
度センサ33の計測値が予め設定された所定値以下にな
ったら、洗浄作業を終了する。その後、前述と同様に、
土壌に残留している溶剤の乾燥処理、洗浄液による土壌
の洗浄処理及び乾燥処理を行い、浄化土壌として再利用
する。
と、再び、新しい溶剤を洗浄槽100に供給して循環し、
前述と同様に、この溶剤の循環給排を所定時間行うこと
で有機物質を抽出する。この作業を数サイクル行い、濃
度センサ33の計測値が予め設定された所定値以下にな
ったら、洗浄作業を終了する。その後、前述と同様に、
土壌に残留している溶剤の乾燥処理、洗浄液による土壌
の洗浄処理及び乾燥処理を行い、浄化土壌として再利用
する。
【0066】第3実施形態の汚染土壌の浄化装置におい
て、図6に示すように、洗浄槽120は、内部容器121と外
部容器122と蓋123とから構成され、内部容器121は上部
に投入口124とフランジ部125が形成され、下部に格子状
のフィルタ支持部126が形成されてろ過フィルタ127が取
付けられている。また、内部容器121には水平方向に沿
った複数の有孔管(流動促進部、溶剤排出部)128が取
付けられて側方に貫通しており、内部にろ過フィルタ12
9が取付けられている。なお、内部容器121のフランジ部
105に複数の吊具130が取付けられている。
て、図6に示すように、洗浄槽120は、内部容器121と外
部容器122と蓋123とから構成され、内部容器121は上部
に投入口124とフランジ部125が形成され、下部に格子状
のフィルタ支持部126が形成されてろ過フィルタ127が取
付けられている。また、内部容器121には水平方向に沿
った複数の有孔管(流動促進部、溶剤排出部)128が取
付けられて側方に貫通しており、内部にろ過フィルタ12
9が取付けられている。なお、内部容器121のフランジ部
105に複数の吊具130が取付けられている。
【0067】外部容器122は上部に収容口131が形成さ
れ、下部に内部容器121の外周底部を受け止める支持フ
ランジ132が固定されてシール部材133が取付けられるこ
とで、上方空間部134、下方空間部135、側方空間部136
が形成される。蓋123は平板形状をなし、複数の吊具137
が取付けられている。
れ、下部に内部容器121の外周底部を受け止める支持フ
ランジ132が固定されてシール部材133が取付けられるこ
とで、上方空間部134、下方空間部135、側方空間部136
が形成される。蓋123は平板形状をなし、複数の吊具137
が取付けられている。
【0068】従って、汚染土壌の浄化処理を行う場合、
洗浄槽120の内部容器121に汚染土壌を投入して外部容器
122に収容し、蓋123を締結して密閉する。この状態で洗
浄槽120に溶剤を供給すると、溶剤は上方空間部113から
汚染土壌に浸透し、ろ過フィルタ127でろ過されてフィ
ルタ支持部126を通過して下方空間部135に至る。なお、
各有孔管128内に浸入した溶剤は側方空間部136に流れる
が、この側方空間部136の下部がシール部材133により遮
断されているため、下方空間部125に流れることはな
く、ろ過フィルタ127及びフィルタ支持部126を通過した
溶剤だけが下方空間部125に貯留される。
洗浄槽120の内部容器121に汚染土壌を投入して外部容器
122に収容し、蓋123を締結して密閉する。この状態で洗
浄槽120に溶剤を供給すると、溶剤は上方空間部113から
汚染土壌に浸透し、ろ過フィルタ127でろ過されてフィ
ルタ支持部126を通過して下方空間部135に至る。なお、
各有孔管128内に浸入した溶剤は側方空間部136に流れる
が、この側方空間部136の下部がシール部材133により遮
断されているため、下方空間部125に流れることはな
く、ろ過フィルタ127及びフィルタ支持部126を通過した
溶剤だけが下方空間部125に貯留される。
【0069】溶剤が洗浄槽120に所定量貯留されたら、
この溶剤を所定時間循環して汚染土壌に含有する有機物
質を抽出する。このとき、汚染土壌の溶剤が途中で有孔
管128にて拡散されて再び汚染土壌に浸透するため、汚
染土壌の抽出を促進できる。その後、所定時間が経過し
て汚染土壌の有害物質が溶剤に抽出されると、溶剤の循
環を停止して洗浄槽120内の抽出溶剤を排出する。この
とき、蓋123を外してから、クレーン装置により内部容
器121を上方に吊り上げて移動してシール部材133から離
し、側方空間部136と下方空間部125とを連通すると、抽
出溶剤がろ過フィルタ129を通して各有孔管128内に浸入
し、側方空間部136から下方空間部125に流れて溶剤を早
期に排出することができる。
この溶剤を所定時間循環して汚染土壌に含有する有機物
質を抽出する。このとき、汚染土壌の溶剤が途中で有孔
管128にて拡散されて再び汚染土壌に浸透するため、汚
染土壌の抽出を促進できる。その後、所定時間が経過し
て汚染土壌の有害物質が溶剤に抽出されると、溶剤の循
環を停止して洗浄槽120内の抽出溶剤を排出する。この
とき、蓋123を外してから、クレーン装置により内部容
器121を上方に吊り上げて移動してシール部材133から離
し、側方空間部136と下方空間部125とを連通すると、抽
出溶剤がろ過フィルタ129を通して各有孔管128内に浸入
し、側方空間部136から下方空間部125に流れて溶剤を早
期に排出することができる。
【0070】洗浄槽120内の抽出溶剤が全て排出される
と、再び、新しい溶剤を洗浄槽120に供給して循環し、
前述と同様に、この溶剤の循環給排を所定時間行うこと
で有機物質を抽出する。この作業を数サイクル行い、濃
度センサ33の計測値が予め設定された所定値以下にな
ったら、洗浄作業を終了する。その後、前述と同様に、
土壌に残留している溶剤の乾燥処理、洗浄液による土壌
の洗浄処理及び乾燥処理を行い、浄化土壌として再利用
する。
と、再び、新しい溶剤を洗浄槽120に供給して循環し、
前述と同様に、この溶剤の循環給排を所定時間行うこと
で有機物質を抽出する。この作業を数サイクル行い、濃
度センサ33の計測値が予め設定された所定値以下にな
ったら、洗浄作業を終了する。その後、前述と同様に、
土壌に残留している溶剤の乾燥処理、洗浄液による土壌
の洗浄処理及び乾燥処理を行い、浄化土壌として再利用
する。
【0071】このように第2、第3実施形態の汚染土壌
の浄化システムでは、洗浄槽100,120を内部容器101,1
21と外部容器102,122とから構成して内部容器101,121
に複数の有孔管107,128を装着することで、内部容器10
1,1201が外部容器102,122内に収容されて所定位置に
あるときは、各有孔管107と下方空間部114あるいは側方
空間部136と下方空間部135とを遮断する一方、クレーン
装置により内部容器101,121を吊り上げて上方に移動さ
せると、各有孔管107と下方空間部114あるいは側方空間
部136と下方空間部135とを連通するようにしている。
の浄化システムでは、洗浄槽100,120を内部容器101,1
21と外部容器102,122とから構成して内部容器101,121
に複数の有孔管107,128を装着することで、内部容器10
1,1201が外部容器102,122内に収容されて所定位置に
あるときは、各有孔管107と下方空間部114あるいは側方
空間部136と下方空間部135とを遮断する一方、クレーン
装置により内部容器101,121を吊り上げて上方に移動さ
せると、各有孔管107と下方空間部114あるいは側方空間
部136と下方空間部135とを連通するようにしている。
【0072】従って、洗浄槽100,120内に溶剤を循環し
て汚染土壌の抽出処理を行うときは、有孔管107と下方
空間部114あるいは側方空間部136と下方空間部135とを
遮断することで、汚染土壌で溶剤を下方に流動して汚染
土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有機物質を確実に抽出
することができる。一方、洗浄槽100,120から溶剤を排
出するときは、有孔管107と下方空間部114あるいは側方
空間部136と下方空間部135とを連通することで、溶剤の
排出面積を拡大することで、溶剤が複数の有孔管107,1
28から下方空間部114,135に排出されることとなり、洗
浄槽100,120から溶剤を早期に短時間で排出することが
できる。
て汚染土壌の抽出処理を行うときは、有孔管107と下方
空間部114あるいは側方空間部136と下方空間部135とを
遮断することで、汚染土壌で溶剤を下方に流動して汚染
土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有機物質を確実に抽出
することができる。一方、洗浄槽100,120から溶剤を排
出するときは、有孔管107と下方空間部114あるいは側方
空間部136と下方空間部135とを連通することで、溶剤の
排出面積を拡大することで、溶剤が複数の有孔管107,1
28から下方空間部114,135に排出されることとなり、洗
浄槽100,120から溶剤を早期に短時間で排出することが
できる。
【0073】なお、上述の各実施形態にて、有孔管10
7,128の形状は円筒形状に限らず、角筒形状などであっ
てもよく、また、その方向や位置も上下方向、水平方
向、傾斜方向のいずれでもこれを混在させてもよい。更
に、有孔管107,128を一対の有孔壁としてもよい。
7,128の形状は円筒形状に限らず、角筒形状などであっ
てもよく、また、その方向や位置も上下方向、水平方
向、傾斜方向のいずれでもこれを混在させてもよい。更
に、有孔管107,128を一対の有孔壁としてもよい。
【0074】第4実施形態の汚染土壌の浄化装置におい
て、図7に示すように、洗浄槽140は上方が開口した槽
本体141と蓋142とから構成され、槽本体141の内部には
下方に位置して格子状のフィルタ支持部143が一体に形
成され、このフィルタ支持部143上にろ過フィルタ144が
敷設されている。一方、蓋142には複数の吊具144が取付
けられている。
て、図7に示すように、洗浄槽140は上方が開口した槽
本体141と蓋142とから構成され、槽本体141の内部には
下方に位置して格子状のフィルタ支持部143が一体に形
成され、このフィルタ支持部143上にろ過フィルタ144が
敷設されている。一方、蓋142には複数の吊具144が取付
けられている。
【0075】従って、汚染土壌の浄化処理を行う場合、
まず、洗浄槽140の槽本体141に砂を投入して下部砂層
(溶剤排出部)146を形成し、次に、この下部砂層146の
上に汚染土壌を投入して汚染土壌層147を形成する。続
いて、この汚染土壌層147の外周部及び中間部を管状あ
るいは板状に掘削し、再び砂を投入して縦砂層(流動促
進部)148を形成する。そして、槽本体141に蓋142を締
結して密閉する。この状態で洗浄槽140に溶剤を低速で
循環供給すると、溶剤は汚染土壌層147に浸透し、縦砂
層148や下部砂層146を通って下降し、ろ過フィルタ144
でろ過されてフィルタ支持部143を通過する。このと
き、汚染土壌層147を流動するの溶剤が途中で縦砂層148
に流れて拡散され、再び汚染土壌層147に浸透するた
め、汚染土壌に含有する有害物質の抽出を促進すること
ができる。
まず、洗浄槽140の槽本体141に砂を投入して下部砂層
(溶剤排出部)146を形成し、次に、この下部砂層146の
上に汚染土壌を投入して汚染土壌層147を形成する。続
いて、この汚染土壌層147の外周部及び中間部を管状あ
るいは板状に掘削し、再び砂を投入して縦砂層(流動促
進部)148を形成する。そして、槽本体141に蓋142を締
結して密閉する。この状態で洗浄槽140に溶剤を低速で
循環供給すると、溶剤は汚染土壌層147に浸透し、縦砂
層148や下部砂層146を通って下降し、ろ過フィルタ144
でろ過されてフィルタ支持部143を通過する。このと
き、汚染土壌層147を流動するの溶剤が途中で縦砂層148
に流れて拡散され、再び汚染土壌層147に浸透するた
め、汚染土壌に含有する有害物質の抽出を促進すること
ができる。
【0076】なお、汚染土壌の粒径が小さく粘土が多い
場合には、洗浄槽140に供給した溶剤が汚染土壌層147に
十分浸透せずに、縦砂層148や下部砂層146を通って排出
されやすいため、洗浄槽140に対する溶剤の供給速度を
低速とすることで、汚染土壌層147を確実に浸透させる
ことができる。また、洗浄槽140内に下部砂層146、汚染
土壌層147、縦砂層148を形成した後、所定時間放置する
ことで、汚染土壌を脱水することができ、有害物質の抽
出効率を向上できる。更に、この下部砂層146と縦砂層1
48の形成位置や形状は実施形態に限定されるものではな
い。
場合には、洗浄槽140に供給した溶剤が汚染土壌層147に
十分浸透せずに、縦砂層148や下部砂層146を通って排出
されやすいため、洗浄槽140に対する溶剤の供給速度を
低速とすることで、汚染土壌層147を確実に浸透させる
ことができる。また、洗浄槽140内に下部砂層146、汚染
土壌層147、縦砂層148を形成した後、所定時間放置する
ことで、汚染土壌を脱水することができ、有害物質の抽
出効率を向上できる。更に、この下部砂層146と縦砂層1
48の形成位置や形状は実施形態に限定されるものではな
い。
【0077】このように第4実施形態の汚染土壌の浄化
システムでは、洗浄槽140内に下部砂層146、汚染土壌層
147、縦砂層148を形成している。従って、洗浄槽140内
に溶剤を循環して汚染土壌の抽出処理を行うとき、溶剤
が汚染土壌層147を流動する途中で縦砂層148に流れて拡
散され、再び汚染土壌層147に浸透することとなり、汚
染土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有機物質を確実に抽
出することができる。また、溶剤排出部や流動促進部と
して砂を用いているため、洗浄済土壌を洗浄槽140から
排出した後にそのまま再利用することができる。
システムでは、洗浄槽140内に下部砂層146、汚染土壌層
147、縦砂層148を形成している。従って、洗浄槽140内
に溶剤を循環して汚染土壌の抽出処理を行うとき、溶剤
が汚染土壌層147を流動する途中で縦砂層148に流れて拡
散され、再び汚染土壌層147に浸透することとなり、汚
染土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有機物質を確実に抽
出することができる。また、溶剤排出部や流動促進部と
して砂を用いているため、洗浄済土壌を洗浄槽140から
排出した後にそのまま再利用することができる。
【0078】第5実施形態の汚染土壌の浄化装置におい
て、図8に示すように、洗浄槽140は上方が開口した槽
本体141と蓋142とから構成され、槽本体141の内部には
下方に位置して格子状のフィルタ支持部143が一体に形
成され、このフィルタ支持部143上にろ過フィルタ144が
敷設されている。そして、ろ過フィルタ144上に立体網
状体(流動促進部、溶剤排出部)151が載置されてい
る。この立体網状体151は、プラスチック製あるいは金
属製の糸や紐などによって形成されたものである。
て、図8に示すように、洗浄槽140は上方が開口した槽
本体141と蓋142とから構成され、槽本体141の内部には
下方に位置して格子状のフィルタ支持部143が一体に形
成され、このフィルタ支持部143上にろ過フィルタ144が
敷設されている。そして、ろ過フィルタ144上に立体網
状体(流動促進部、溶剤排出部)151が載置されてい
る。この立体網状体151は、プラスチック製あるいは金
属製の糸や紐などによって形成されたものである。
【0079】従って、汚染土壌の浄化処理を行う場合、
まず、洗浄槽140の槽本体141に汚染土壌を所定量投入
し、蓋142を締結して密閉する。この状態で洗浄槽140に
溶剤を循環供給すると、溶剤は汚染土壌に浸透し、立体
網状体151を通って下降し、ろ過フィルタ144でろ過され
てフィルタ支持部143を通過する。このとき、汚染土壌
を流動するの溶剤が途中で立体網状体151に流れて拡散
され、再び汚染土壌に浸透するため、汚染土壌に含有す
る有害物質の抽出を促進することができる。
まず、洗浄槽140の槽本体141に汚染土壌を所定量投入
し、蓋142を締結して密閉する。この状態で洗浄槽140に
溶剤を循環供給すると、溶剤は汚染土壌に浸透し、立体
網状体151を通って下降し、ろ過フィルタ144でろ過され
てフィルタ支持部143を通過する。このとき、汚染土壌
を流動するの溶剤が途中で立体網状体151に流れて拡散
され、再び汚染土壌に浸透するため、汚染土壌に含有す
る有害物質の抽出を促進することができる。
【0080】このように第5実施形態の汚染土壌の浄化
システムでは、洗浄槽140内に立体網状体151を形成して
いるため、洗浄槽140内に溶剤を循環して汚染土壌の抽
出処理を行うとき、溶剤が汚染土壌を流動する途中で立
体網状体151に流れて拡散され、再び汚染土壌に浸透す
ることとなり、汚染土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有
機物質を確実に抽出することができる。また、溶剤排出
部や流動促進部として立体網状体151を用いているた
め、洗浄済土壌を洗浄槽140から排出した後に立体網状
体を再利用することができる。
システムでは、洗浄槽140内に立体網状体151を形成して
いるため、洗浄槽140内に溶剤を循環して汚染土壌の抽
出処理を行うとき、溶剤が汚染土壌を流動する途中で立
体網状体151に流れて拡散され、再び汚染土壌に浸透す
ることとなり、汚染土壌全域を浸漬洗浄し、含有する有
機物質を確実に抽出することができる。また、溶剤排出
部や流動促進部として立体網状体151を用いているた
め、洗浄済土壌を洗浄槽140から排出した後に立体網状
体を再利用することができる。
【0081】なお、上述した第1〜第3実施形態では、
内部容器71,101,121を吊り上げて溶剤を洗浄層11
から排出するようにしたが、溶剤の供給速度を低速とす
ることで、前述と同様の作用効果を奏することができ
る。また、各実施形態では、洗浄槽11内での溶剤によ
る汚染土壌の浸漬洗浄作業時並びに溶剤の排出作業時に
おいて、洗浄槽11内での溶剤の流動を促進させる流動
促進処理について説明したが、洗浄槽11内での洗浄液
による汚染土壌の浸漬洗浄作業時並びに洗浄液の排出作
業時や洗浄槽11内で浄化済土壌に残留する溶剤や洗浄
液の乾燥作業時において、洗浄槽11内でのエアの流動
を促進させるようにしても前述と同様の作用効果を奏す
ることができる。
内部容器71,101,121を吊り上げて溶剤を洗浄層11
から排出するようにしたが、溶剤の供給速度を低速とす
ることで、前述と同様の作用効果を奏することができ
る。また、各実施形態では、洗浄槽11内での溶剤によ
る汚染土壌の浸漬洗浄作業時並びに溶剤の排出作業時に
おいて、洗浄槽11内での溶剤の流動を促進させる流動
促進処理について説明したが、洗浄槽11内での洗浄液
による汚染土壌の浸漬洗浄作業時並びに洗浄液の排出作
業時や洗浄槽11内で浄化済土壌に残留する溶剤や洗浄
液の乾燥作業時において、洗浄槽11内でのエアの流動
を促進させるようにしても前述と同様の作用効果を奏す
ることができる。
【0082】更に、上述した各実施形態では、洗浄槽1
1内に溶剤を供給して汚染土壌に含有する有害な有機物
質(例えば、油、PCB、ダイオキシン等)を分離する
と共に、洗浄槽11内に洗浄液を供給して汚染土壌に含
有する有害な無機物質(水銀や鉛等の重金属、シアン類
等)を分離するようにしたが、その処理順序は逆であっ
てもよく、また、汚染土壌に含まれる有害物質の種類に
応じて溶剤だけ、あるいは洗浄液だけを供給して浄化処
理を行ってもよい。
1内に溶剤を供給して汚染土壌に含有する有害な有機物
質(例えば、油、PCB、ダイオキシン等)を分離する
と共に、洗浄槽11内に洗浄液を供給して汚染土壌に含
有する有害な無機物質(水銀や鉛等の重金属、シアン類
等)を分離するようにしたが、その処理順序は逆であっ
てもよく、また、汚染土壌に含まれる有害物質の種類に
応じて溶剤だけ、あるいは洗浄液だけを供給して浄化処
理を行ってもよい。
【0083】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の汚染土壌の浄化装置によれば、
上部に汚染土壌の投入口を有して上部に浄化液の供給口
が形成されると共に下部に浄化液の排出口が形成された
洗浄槽を設け、この洗浄槽内の下部に浄化液が通過する
ろ過フィルタを設けると共に、洗浄槽に浄化液の流動を
促進させる流動促進部を設けたので、汚染土壌内を流動
する浄化液が流動促進部によりその流動が促進されて拡
散することとなり、汚染土壌の全域にわたって浸透する
ため、汚染土壌の抽出を効率的に行うことができ、洗浄
槽での洗浄処理にかかる時間を短縮して土壌浄化作業の
作業効率を向上することができる。
ように請求項1の発明の汚染土壌の浄化装置によれば、
上部に汚染土壌の投入口を有して上部に浄化液の供給口
が形成されると共に下部に浄化液の排出口が形成された
洗浄槽を設け、この洗浄槽内の下部に浄化液が通過する
ろ過フィルタを設けると共に、洗浄槽に浄化液の流動を
促進させる流動促進部を設けたので、汚染土壌内を流動
する浄化液が流動促進部によりその流動が促進されて拡
散することとなり、汚染土壌の全域にわたって浸透する
ため、汚染土壌の抽出を効率的に行うことができ、洗浄
槽での洗浄処理にかかる時間を短縮して土壌浄化作業の
作業効率を向上することができる。
【0084】請求項2の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、流動促進部を洗浄槽内における上下方向中間部に
設けられた浄化液排出部としたので、汚染土壌を抽出処
理した後の抽出浄化液の排出処理時間を短縮することが
できる。
れば、流動促進部を洗浄槽内における上下方向中間部に
設けられた浄化液排出部としたので、汚染土壌を抽出処
理した後の抽出浄化液の排出処理時間を短縮することが
できる。
【0085】請求項3の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、浄化液排出部を洗浄層の壁面に形成し、この壁面
にろ過フィルタを装着したので、汚染土壌の処理容積を
減少させることなく容易に浄化液排出部を形成すること
ができる。
れば、浄化液排出部を洗浄層の壁面に形成し、この壁面
にろ過フィルタを装着したので、汚染土壌の処理容積を
減少させることなく容易に浄化液排出部を形成すること
ができる。
【0086】請求項4の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、浄化液排出部を洗浄層内に上下方向あるいは水平
方向に沿って設けられた有孔管とし、この有孔管にろ過
フィルタを装着したので、洗浄槽の全域にわたって浄化
液排出部を形成することができ、抽出浄化液の排出処理
時間を短縮することができる。
れば、浄化液排出部を洗浄層内に上下方向あるいは水平
方向に沿って設けられた有孔管とし、この有孔管にろ過
フィルタを装着したので、洗浄槽の全域にわたって浄化
液排出部を形成することができ、抽出浄化液の排出処理
時間を短縮することができる。
【0087】請求項5の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、浄化液排出部を開閉可能な開閉手段を設け、洗浄
槽に浄化液を循環供給して汚染土壌を浸漬洗浄する洗浄
中には開閉手段により浄化液排出部を閉止する一方、洗
浄槽内の浄化液を排出する排出中には開閉手段により浄
化液排出部を開放するので、簡単な構造で、汚染土壌の
洗浄時には有害物質の抽出処理効率を向上することがで
き、汚染土壌を抽出処理した後の抽出浄化液の排出処理
効率を向上することができ、浄化処理時間を短縮するこ
とができる。
れば、浄化液排出部を開閉可能な開閉手段を設け、洗浄
槽に浄化液を循環供給して汚染土壌を浸漬洗浄する洗浄
中には開閉手段により浄化液排出部を閉止する一方、洗
浄槽内の浄化液を排出する排出中には開閉手段により浄
化液排出部を開放するので、簡単な構造で、汚染土壌の
洗浄時には有害物質の抽出処理効率を向上することがで
き、汚染土壌を抽出処理した後の抽出浄化液の排出処理
効率を向上することができ、浄化処理時間を短縮するこ
とができる。
【0088】請求項6の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、洗浄槽を、上部に投入口が形成されて下部にろ過
フィルタが装着された内部容器と、上部に供給口が形成
されると共に下部に排出口が形成されて内部容器を所定
位置に収容可能な外部容器とから構成し、内部容器が外
部容器内の所定位置にあるときに浄化液排出部が閉止す
るようにしたので、汚染土壌の洗浄処理から抽出浄化液
の排出処理に移行する作業を簡素化することができる。
れば、洗浄槽を、上部に投入口が形成されて下部にろ過
フィルタが装着された内部容器と、上部に供給口が形成
されると共に下部に排出口が形成されて内部容器を所定
位置に収容可能な外部容器とから構成し、内部容器が外
部容器内の所定位置にあるときに浄化液排出部が閉止す
るようにしたので、汚染土壌の洗浄処理から抽出浄化液
の排出処理に移行する作業を簡素化することができる。
【0089】請求項7の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、浄化液排出部を洗浄層内にてろ過フィルタの上部
に投入された砂層としたので、洗浄済土壌を洗浄槽から
排出した後にそのまま再利用することができる。
れば、浄化液排出部を洗浄層内にてろ過フィルタの上部
に投入された砂層としたので、洗浄済土壌を洗浄槽から
排出した後にそのまま再利用することができる。
【0090】請求項8の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、浄化液排出部を洗浄層内にてろ過フィルタの上部
に上下方向あるいは水平方向に沿って投入された砂層と
したので、洗浄済土壌を洗浄槽から排出した後にそのま
ま再利用することができる。
れば、浄化液排出部を洗浄層内にてろ過フィルタの上部
に上下方向あるいは水平方向に沿って投入された砂層と
したので、洗浄済土壌を洗浄槽から排出した後にそのま
ま再利用することができる。
【0091】請求項9の発明の汚染土壌の浄化装置によ
れば、浄化液排出部を洗浄層内にてろ過フィルタの上部
に設けられた立体網状体としたので、洗浄槽から立体網
状体を容易に取り外すことができ、立体網状体の再利用
を可能とすることができる。
れば、浄化液排出部を洗浄層内にてろ過フィルタの上部
に設けられた立体網状体としたので、洗浄槽から立体網
状体を容易に取り外すことができ、立体網状体の再利用
を可能とすることができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る汚染土壌の浄化シ
ステムに使用される洗浄槽の概略図である。
ステムに使用される洗浄槽の概略図である。
【図2】洗浄槽の分解斜視図である。
【図3】浄化排出時における洗浄槽の概略図である。
【図4】本実施形態の汚染土壌の浄化システムの全体概
略図である。
略図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る汚染土壌の浄化シ
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
【図6】本発明の第3実施形態に係る汚染土壌の浄化シ
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
【図7】本発明の第4実施形態に係る汚染土壌の浄化シ
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
【図8】本発明の第5実施形態に係る汚染土壌の浄化シ
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
ステムにおける洗浄槽を構成する内部容器の概略図であ
る。
11,100 , 120, 140 洗浄槽
13 精製溶精タンク
14,15 排出溶剤タンク
16 洗浄液タンク
18 供給配管
21 排出配管
24 循環配管
26 供給配管
29 排出配管
32 循環配管
35 浄化ユニット
36 溶剤精製装置
37 洗浄液精製装置
38 乾燥装置
71,101 ,121 内部容器
72,102 ,122 外部容器
73,103 ,123 蓋
76,77,106 ,126 ,143 フィルタ支持部(流動
促進部、溶剤排出部) 78,79,108 ,127 ,129 ,144 ろ過フィルタ 82,132 支持フランジ 84,113 ,134 上方空間部 85,114 ,135 下方空間部 86,136 側方空間部 96 吊り金具(開閉手段) 111 架台 107 ,128 有孔管(流動促進部、溶剤排出部) 146 下部砂層(溶剤排出部) 147 汚染土壌層 148 縦砂層(流動促進部) 151 立体網状体(流動促進部、溶剤排出部)
促進部、溶剤排出部) 78,79,108 ,127 ,129 ,144 ろ過フィルタ 82,132 支持フランジ 84,113 ,134 上方空間部 85,114 ,135 下方空間部 86,136 側方空間部 96 吊り金具(開閉手段) 111 架台 107 ,128 有孔管(流動促進部、溶剤排出部) 146 下部砂層(溶剤排出部) 147 汚染土壌層 148 縦砂層(流動促進部) 151 立体網状体(流動促進部、溶剤排出部)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 英夫
兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1
号 三菱重工業株式会社神戸造船所内
(72)発明者 上島 直幸
兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂研究所内
(72)発明者 浜崎 彰弘
兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂研究所内
(72)発明者 有川 究
兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号
三菱重工業株式会社高砂研究所内
Fターム(参考) 4D004 AA41 AB02 AB03 AB05 AB06
AB07 CA13 CA15 CA40 CA42
CB44 CB45 CB46 CC12 CC15
4D041 AA04 AB18 AD08 AD11 CB00
CC08
Claims (9)
- 【請求項1】 汚染土壌に浄化液を供給して浸漬洗浄す
ることで、該汚染土壌に含有する有害物質を分離する汚
染土壌の浄化装置において、上部に前記汚染土壌の投入
口を有して上部に前記浄化液の供給口が形成されると共
に下部に前記浄化液の排出口が形成された洗浄槽と、該
洗浄槽内の下部に設けられて前記浄化液が通過するろ過
フィルタと、前記洗浄槽内に設けられて前記浄化液の流
動を促進させる流動促進部と、前記投入口を閉塞するよ
うに前記洗浄槽に装着された蓋とを具えたことを特徴と
する汚染土壌の浄化装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記流動促進部は前
記洗浄槽内における上下方向中間部に設けられた浄化液
排出部であることを特徴とする汚染土壌の浄化装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記浄化液排出部は
前記洗浄層の壁面に形成され、該壁面にろ過フィルタが
装着されたことを特徴とする汚染土壌の浄化装置。 - 【請求項4】 請求項2において、前記浄化液排出部は
前記洗浄層内に上下方向あるいは水平方向に沿って設け
られた有孔管であり、該有孔管にろ過フィルタが装着さ
れたことを特徴とする汚染土壌の浄化装置。 - 【請求項5】 請求項1において、前記浄化液排出部を
開閉可能な開閉手段を設け、前記洗浄槽に前記浄化液を
循環供給して前記汚染土壌を浸漬洗浄する洗浄中には前
記開閉手段により前記浄化液排出部を閉止する一方、前
記洗浄槽内の前記浄化液を排出する排出中には前記開閉
手段により前記浄化液排出部を開放することを特徴とす
る汚染土壌の浄化装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記洗浄槽は、上部
に前記投入口が形成されて下部に前記ろ過フィルタが装
着された内部容器と、上部に前記供給口が形成されると
共に下部に前記排出口が形成されて該内部容器を所定位
置に収容可能な外部容器とから構成され、前記内部容器
が前記外部容器内の所定位置にあるときに前記浄化液排
出部が閉止されることを特徴とする汚染土壌の浄化装
置。 - 【請求項7】 請求項1において、前記浄化液排出部は
前記洗浄層内にて前記ろ過フィルタの上部に投入された
砂層であることを特徴とする汚染土壌の浄化装置。 - 【請求項8】 請求項1において、前記浄化液排出部は
前記洗浄層内にて前記ろ過フィルタの上部に上下方向あ
るいは水平方向に沿って投入された砂層であることを特
徴とする汚染土壌の浄化装置。 - 【請求項9】 請求項1において、前記浄化液排出部は
前記洗浄層内にて前記ろ過フィルタの上部に設けられた
立体網状体であることを特徴とする汚染土壌の浄化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044279A JP2003245644A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 汚染土壌の浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044279A JP2003245644A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 汚染土壌の浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003245644A true JP2003245644A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28659083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002044279A Withdrawn JP2003245644A (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | 汚染土壌の浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003245644A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010221105A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Taiheiyo Cement Corp | 重金属含有土壌の浄化方法 |
| JP2014054613A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Set:Kk | 液体処理塔 |
| CN111687204A (zh) * | 2020-07-19 | 2020-09-22 | 上海康恒环境修复有限公司 | 一种污染土壤修复设备及方法 |
| KR20230049382A (ko) * | 2021-10-06 | 2023-04-13 | 안동대학교 산학협력단 | 화학사고에 따른 오염퇴적토 현장형 임시 저장 장치 |
-
2002
- 2002-02-21 JP JP2002044279A patent/JP2003245644A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010221105A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Taiheiyo Cement Corp | 重金属含有土壌の浄化方法 |
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| KR20230049382A (ko) * | 2021-10-06 | 2023-04-13 | 안동대학교 산학협력단 | 화학사고에 따른 오염퇴적토 현장형 임시 저장 장치 |
| KR102620848B1 (ko) * | 2021-10-06 | 2024-01-03 | 국립안동대학교 산학협력단 | 화학사고에 따른 오염퇴적토 현장형 임시 저장 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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