JP2003247902A - テンション検出方法と検出装置及びテンション制御方法 - Google Patents
テンション検出方法と検出装置及びテンション制御方法Info
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Abstract
ェッブに付与するテンション値を正確に検出できるテン
ション検出方法と検出装置、およびそれによるテンショ
ン制御装置を提供すること。 【解決手段】 軸受け10の数よりも少なく設けられた
テンション検出器4a、4bで検出した検出値を、テン
ション補正手段6で予め格納されているデータと演算し
て補正し、テンション値として出力する。
Description
を搬送するウェッブ搬送装置で、任意の点でのウェッブ
のテンション値を正確に検出するテンション検出方法と
装置、および、それによりテンションを制御するテンシ
ョン制御方法に関する。
ラント等のウェッブを搬送する装置では、紙やフィルム
等の長尺幅のウェッブの搬送中は、テンションロールで
ウェッブに所定のテンションを付与した状態で搬送する
必要がある。そのため、搬送中のウェッブにかかるテン
ションは常に、所定の値が幅方向に均等に加わっていな
ければならない。
任意の点でのウェッブのテンションの検出は以下のよう
に行われている。
うに、1本の分割されていないテンションロールRで、
搬送するウェッブ31にテンションを付与する場合、テ
ンションロールRは、テンションロールRの両端部32
の段差の個所をそれぞれアーム33で回転自在に支え、
このアーム33の他端はテンション検出器34a、34
bを内蔵した軸受け35で回動自在に保持されている。
それにより、アーム33を介してテンションロールRの
両端のテンションは、それぞれテンション検出器34で
検出することができる。なお、テンション検出器34
a、34bは場合によってはテンションロールRの一方
の端部のみに取り付けている場合もある。
ぞれ説明図を示すように、テンションロールRが長くな
り、それに伴い軸受け35間の距離が長くなった場合
は、図12に示したように一本のテンシヨンロールR4
の径D1を太くする、又は図13に示したようにテンシ
ョンロールR5、R6を2分割、あるいは、図14に示
したようにテンションロールR7、R8、R9を3分割
して、それぞれテンションロールR5、R6、R7、R
8、R9の直径を細くした場合でもテンションロールR
5、R6、R7、R8、R9の機械的強度を所定値に維
持している。これらの場合は、それぞれのテンションロ
ールR5、R6、R7、R8、R9の端部をアーム33
で保持し、各アーム33をそれぞれテンション検出器3
4a、34b、34c、34dを内蔵した軸受け35で
支持している。
1に示したように、ウェッブ31を搬送している際に、
テンションロールR4にかかる全体テンションはテンシ
ョン検出器34aの値+テンション検出器34bの値と
なる。テンションロールR4の中心点Aとウェッブ31
の中心点Bが一致して同じ位置にある場合は、テンショ
ン検出器は軸受け35、軸受け35の両方に配置しなく
てもよく、片側のみの配置で片側のテンション検出器3
4a(34b)で検出したテンション値を2倍すること
により全体のテンション値を検出することができる。
(現状のシステムでは、テンションロールR4の中心点
Aとウェッブの中心点Bが、常に同一でない場合でもテ
ンション検出器34aの出力は正確であると考えている
場合が多い)しかしながら、テンションロールR4の中
心点Aとウェッブ31の中心点が異なる場合は、テンシ
ョン検出器34aとテンション検出器34bの検出した
テンション値が同じ値ではないので、片側の検出値を単
純に2倍することでは、全体のテンション値を正確に検
出することはできない。
た場合でもまったく同様である。なお、図14に示した
場合に、両端のテンション検出器34a、34dを削除
しているものもある。その場合はウェッブ31の幅が変
わるとウェッブ31のテンションの検出誤差を生じてい
た。
を測定するためには、テンションロールをアームを介し
て支持する軸受けの数が増えると共に、テンション検出
器の数も増えていた。テンション検出器の数を増やすこ
とは、装置のコスト面や保守面で好ましくはない。
たもので、少ない数のテンション検出器で、搬送するウ
ェッブに付与するテンション値を正確に検出できるテン
ション検出方法と検出装置、およびそれによるテンショ
ン制御装置を提供することを目的としている。
搬送中のウェッブにテンションロールでテンションを付
与した状態の該テンションを前記テンションロールを支
持している軸受けに設けられたテンション検出器で検出
するテンション検出方法において、前記テンション検出
器は、前記軸受けの数よりも少なく設けられ、前記テン
ション検出器で検出した検出値は、テンション補正手段
で予め格納されているデータと演算されて補正されたテ
ンション値として出力することを特徴とするテンション
検出方法である。
ッブにテンションを付与するテンションロールと、前記
テンションロールを支持している軸受けに設けられたテ
ンション検出器とを具備したテンション検出装置におい
て、前記テンション検出器は、検出した検出値を予め格
納されているデータと演算されて補正するためのテンシ
ョン補正手段と接続されていることを特徴とするテンシ
ョン検出装置である。
ン検出器は、前記軸受けの数よりも少ないことを特徴と
するテンション検出装置である。
ン補正手段は、前記テンション検出器からの検出値を入
力する入力部と、この検出値を格納されているデータと
演算して補正値を算出する演算部と、この補正値を出力
する補正値出力部とを有することを特徴とするテンショ
ン検出装置である。
ン補正手段に予め格納されているデータは、少なくとも
テンションロールの長さ、ウェッブ幅及びテンションロ
ール端からウェッブ端の距離であることを特徴とするテ
ンション検出装置である。
ッブにテンションロールで付与したテンションを検出
し、その結果にもとづいて付与するテンションを制御す
るテンション制御方法において、前記テンションの検出
は、上記のテンション検出方法を用いていることを特徴
とするテンション制御方法である。
を参照して説明する。
えたテンション制御装置の構成を示す模式構成図であ
る。
ンション検出手段であるテンション検出装置2と、この
テンション検出装置2からの出力によって、テンション
を制御する制御装置3により構成されている。
ョンロールを支持する軸受けに設けられているテンショ
ン検出器4a、4b(テンション検出器4a、4bは、
テンションロールを支持している軸受けの数よりも少な
く設けられている)からの検出値とテンションロールの
長さ、ウェッブ幅及びテンションロール端からウェッブ
端の距離情報等の情報を入力する入力部5と、この入力
部5に接続した演算部6と、演算部6に接続したメモリ
7と、演算部6での演算結果により補正値を出力する補
正値出力部8を具えている。
に、理論値によるテンション値と検出値によるテンショ
ン値との関係が、テンションロールの長さ、ウェッブ幅
及びテンションロール端からウェッブ端の距離情報に対
応してデータとして格納されている。以下に、グラフの
データについて説明する。
照して説明する。
ッブ9にテンションを付与している状態で、それぞれ、 L1:テンションロールRの軸受け10端からウェッブ
9端までの距離 L2:ウェッブ9幅 L3:テンションロールRの軸受け10端からウェッブ
9中心点までの距離 L4:ウェッブ9中心点からテンションロールR反対軸
端までの距離 L5:テンションロールRの軸受け10間距離 W1:テンション検出値 W2:仮想テンション検出値 W0:全テンション値 としたとき、 W0=W1+W2 (式1) W2:W1=L4:LS (式2) (2)式より W2=(W1*L4)/L3 (式3) (1)式と(2)式より W0=W1+W2=W1+(W1*L4)/L3=W1(1+L4/L3) (式4) なお、L3、L4は以下により算出できます。
の算出について説明する。図4に示すように、テンショ
ンロールR1、R2、R3は3分割されており、テンシ
ョンロールRを支持する軸受け10が4個の場合であ
る。また、テンション検出器4a、4bは2個のみを2
個の軸受け10に対して用いている場合である。
が3分割された構造で、各テンションロールRの長さは
同じと仮定したが、一般式を求める場合は同一長さとし
ないことが要求されるが、説明を容易にする上で同じ長
さとしている。
ロールRの中心と一致するとは限らないが、説明を容易
にする為に一致しているものとした。
bのテンション値を、それぞれW2とW3とすると、 W2=W2a+W2b (式8) W3=W3a+W3b (式9) となる。ただし、 W2a:R1に掛かるテンション分 W2b:R2に掛かるテンション分 W3a:R2に掛かるテンション分 W3b:R3に掛かるテンション分で、また、L1=L
6とし、ウェッブ9幅の最小は、L5/3としたウェッ
ブ9幅の最大は、L5(3×L5/3)とした。
ョン検出器4a、4bである。
幅の最小と、中間およびウェッブ9幅の最大の場合につ
いて順次、具体例を説明する。
9の張力は100kN/mとしている。 (1)ウェッブ9幅の最小の場合は、図5に示すよう
に、2つのテンション検出器4a、4bの位置とウェッ
ブ9の幅L2が位置が一致している場合である。
2=1−1) 誤差は、0%である。 (2)ウェッブ9幅の中間−1の場合は、図6に示すよ
うに、2つのテンション検出器4a、4bの位置よりウ
ェッブ9の幅L2の位置が外側にある場合である。(L
2:3mの場合) L1,L6:1.5(m) L5:6(m) L2:3(m) 張力 3.0kN/3m(1.0kN/m) 検出量 W1:0.0625kN W2:1.4375kN (W2a+W2b=0.4375+1.0) W3:1.4375kN (W3a+W3b=1.0+0.4375) W4:0.0625kN 検出張力合計:W2+W3=1.4375+1.437
5=2.875kN 実張力との誤差:4.16% (1−(W2+W3)/
L2=1−2.875/3) 誤差は、4.16%である。 (3)ウェッブ9幅の中間−1の場合は、図7に示すよ
うに、2つのテンション検出器4a、4bの位置よりウ
ェッブ9の幅L2の位置が外側にある場合である。(L
2:4mの場合) L1,L6:1.0(m) L5:6(m) L2:4(m) 張力 4.0kN/4m(1.0kN/m) 検出量 W1:0.25kN W2:1.75kN (W2a+W2b=0.75+1.0) W3:1.75kN (W3a+W3b=1.0+0.75) W4:0.25kN 検出張力合計:W2+W3=1.75+1.75=3.
5kN 実張力との誤差:12.5% (1−(W2+W3)/
L2=1−3.5/4) 誤差は、12.5%である。 (4)ウェッブ9幅の中間−2の場合は、図8に示すよ
うに、2つのテンション検出器4a、4bの位置よりウ
ェッブ9の幅L2の位置が外側にある場合である。(L
2:5mの場合) L1,L6:0.5(m) L5:6(m) L2:5(m) 張力 5.0kN/5m(1.0kN/m) 検出量 W1:0.063kN W2:1.937kN (W2a+W2b=0.937+1.0) W3:1.937kN (W3a+W3b=1.0+0.937) W4:0.063kN 検出張力合計:W2+W3=1.937+1.937=
3.975kN 実張力との誤差:20.5% (1−(W2+W3)/
L2=1−3.937/5) 誤差は、20.5%である。 (5)ウェッブ9幅の最大の場合は、図9に示すよう
に、2つの仮想テンション検出器4a、4bの位置とウ
ェッブ9の幅L2の位置が一致している場合である。
(L2は6m) L1,L6:0.0(m) L5:6(m) L2:6(m) 張力 6.0kN/6m(1.0kN/m) 検出量 W1:1.0kN W2:2.0kN (W2a+W2b=1.0+1.0) W3:2.0kN (W3a+W3b=1.0+1.0) W4:1.0kN 検出張力合計:W2+W3=2.0+2.0=4.0k
N 実張力との誤差:33.3% (1−(W2+W3)/
L2=1−4.0/6) 誤差は、33.3%である。
ぞれ、テンション検出器4a、4bで検出された検出値
は、それぞれ誤差の補正が行われて、制御装置3により
モータ等の駆動手段(不図示)によりアームの角度が補
正されて、テンションロールRに所定のテンションが付
与されるようになる。
的にはテンションロールの長さ、ウェッブの幅、及びテ
ンションロールの端からウェッブの端の距離情報等によ
る理論値を用いることにより、テンション検出器を軸受
けの全てに取り付けなくても正確にウェッブのテンショ
ンを検出することが出来る。
(テンションロールの中心点とウェッブ中心点が一致し
ていない場合等)になっていても、正確にテンションロ
ールのテンション値を測定することができる。
出装置2は、例えば、抄紙機、ワインダ、コータ等の製
紙プラントやフィルムのコーテングプラント等のウェッ
ブを搬送する装置で広く適用することができ、それらを
適用して制御した各種装置は高精度の制御を行うことが
でき、それによりテンション付与の制御の安定化が図ら
れ、製品の均一化に効果があり、生産性を高めることが
できる。
確に搬送中のウェッブのテンション値を測定することが
できる。
与するテンションを制御することにより、高精度の装置
の制御を行うことができる。
構成図。
ション値との関係を示すグラフ。
…制御装置、4a、4b…テンション検出器、5…入力
部、6…演算部、7…メモリ、8…補正値出力部、9…
ウェッブ、10…軸受け、R…テンションロール。
Claims (6)
- 【請求項1】 搬送中のウェッブにテンションロールで
テンションを付与した状態の該テンションを前記テンシ
ョンロールを支持している軸受けに設けられたテンショ
ン検出器で検出するテンション検出方法において、 前記テンション検出器は、前記軸受けの数よりも少なく
設けられ、前記テンション検出器で検出した検出値は、
テンション補正手段で予め格納されているデータと演算
されて補正されたテンション値として出力することを特
徴とするテンション検出方法。 - 【請求項2】 搬送中のウェッブにテンションを付与す
るテンションロールと、前記テンションロールを支持し
ている軸受けに設けられたテンション検出器とを具備し
たテンション検出装置において、 前記テンション検出器は、検出した検出値を予め格納さ
れているデータと演算されて補正するためのテンション
補正手段と接続されていることを特徴とするテンション
検出装置。 - 【請求項3】 前記テンション検出器は、前記軸受けの
数よりも少ないことを特徴とする請求項2記載のテンシ
ョン検出装置。 - 【請求項4】 前記テンション補正手段は、前記テンシ
ョン検出器からの検出値を入力する入力部と、この検出
値を格納されているデータと演算して補正値を算出する
演算部と、この補正値を出力する補正値出力部とを有す
ることを特徴とする請求項2記載のテンション検出装
置。 - 【請求項5】 前記テンション補正手段に予め格納され
ているデータは、少なくともテンションロールの長さ、
ウェッブ幅及びテンションロール端からウェッブ端の距
離であることを特徴とする請求項2記載のテンション検
出装置。 - 【請求項6】 搬送中のウェッブにテンションロールで
付与したテンションを検出し、その結果にもとづいて付
与するテンションを制御するテンション制御方法におい
て、 前記テンションの検出は、請求項1記載のテンション検
出方法を用いていることを特徴とするテンション制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002049084A JP4074765B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | テンション制御方法及びテンション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002049084A JP4074765B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | テンション制御方法及びテンション制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003247902A true JP2003247902A (ja) | 2003-09-05 |
| JP4074765B2 JP4074765B2 (ja) | 2008-04-09 |
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ID=28661687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002049084A Expired - Fee Related JP4074765B2 (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | テンション制御方法及びテンション制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4074765B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007129549A1 (ja) | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Opt Corporation | カメラ装置および画像処理方法 |
| US7723930B2 (en) | 2006-12-12 | 2010-05-25 | Abb Oy | Method and system in connection with tension measurement of material web |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002049084A patent/JP4074765B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007129549A1 (ja) | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Opt Corporation | カメラ装置および画像処理方法 |
| US7723930B2 (en) | 2006-12-12 | 2010-05-25 | Abb Oy | Method and system in connection with tension measurement of material web |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4074765B2 (ja) | 2008-04-09 |
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