JP2003247972A - ガスセンサ素子及びその製造方法,再生方法 - Google Patents
ガスセンサ素子及びその製造方法,再生方法Info
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Abstract
法を提供すること。 【解決手段】 部分安定化ジルコニア製の固体電解質体
11と該固体電解質体11に設けた一対の電極141,
151よりなる電気化学セル10を1つ備えた1セル型
のガスセンサ素子1を製造するにあたり,一対の電極1
41,151を介して上記電気化学セル10に直流電流
を通電するエージング処理を行い,エージング処理にお
ける直流電流の電圧Vは,電気化学セル10の限界電流
値における最大電圧をV2とするとV2≦V≦2V2であ
る。また,ガスセンサ素子1の一対の電極141,15
1に挟まれた箇所の固体電解質体11は変色部を有す
る。
Description
スセンサに内蔵され,空燃比フィードバック制御等に利
用するガスセンサ素子及びその製造方法,再生方法に関
する。
質を除去する三元触媒を効果的に機能させるためには,
自動車エンジンの燃焼室において空燃比が特定範囲内に
あることが重要である。従って,空燃比が特定範囲に収
まるように自動車エンジンの燃焼制御を行う(空燃比制
御)。空燃比制御に利用するガスセンサは,固体電解質
体と該固体電解質体に設けた一対の電極よりなる電気化
学セルを備えたガスセンサ素子を内蔵し,上記電気化学
セルが酸素センサセルとして機能して,排気ガス中の酸
素濃度または未燃ガス濃度を検出し,該酸素濃度または
未燃ガス濃度から自動車エンジン燃焼室の空燃比を検出
する。
子は素子活性温度以上にならねば空燃比を検出できな
い。よって,自動車エンジンの始動直後から空燃比制御
を行うことは難しく,多くの場合はガスセンサ素子の温
度が素子活性温度以上に上昇した後から空燃比制御を行
っている。
からガスセンサ素子が素子活性温度に達するまでの間は
空燃比制御ができず,三元触媒が効果的に機能せず,汚
染物質の濃度が高い排気ガスがそのまま大気に排出され
るおそれがある。近年は排気ガス中の汚染物質濃度をよ
り低くするために,エンジン始動直後の早い時期から空
燃比制御を実現できることが望まれており,そのためガ
スセンサ素子が自動車エンジン始動後の非常に早い時間
から酸素濃度を検出できるといった超早期活性が望まれ
ている。
排気管で使用する場合,上記ガスセンサ素子は排気ガス
温度と常温との広い範囲にわたる冷熱サイクルにさらさ
れる。上記冷熱サイクルの熱履歴によってガスセンサ素
子の電気抵抗値が上昇し,当初低かった素子活性温度が
時間の経過と共に上昇し,製造直後に備えていた超早期
活性が次第に失われるおそれがある。
されたもので,超早期活性のガスセンサ素子及びその製
造方法,再生方法を提供しようとするものである。
ア製の固体電解質体と該固体電解質体に設けた一対の電
極よりなる電気化学セルを少なくとも1つ備えたガスセ
ンサ素子を製造するにあたり,上記一対の電極を介して
上記電気化学セルの少なくとも1つに直流電流を通電す
るエージング処理を行い,上記エージング処理における
直流電流の電圧Vは,上記電気化学セルの限界電流域に
おける最大電圧をV2とすると,V2≦V≦2V2である
ことを特徴とするガスセンサ素子の製造方法(請求項
1)にある。
学セルに一対の電極から直流電流を流すエージング処理
を行う。また,複数の電気化学セルを備えたガスセンサ
素子については,少なくとも1つの電気化学セルに上記
エージング処理を行う。ところで,電気化学セルに電圧
を印加した際の電圧と電流との関係,すなわち電圧−電
流特性は,図6に示すように,(1)電圧の増大と共に
電流が増大するA部(0〜V1まで),(2)電圧は増
大するが電流が殆ど変化しないB部(V1〜V2ま
で),(3)電圧の増大と共に電流が増大するC部(V
2以上),という三種類の領域を有し,ここにB部が限
界電流域で,該限界電流域での電流値を限界電流値とい
う。なお,限界電流域においては電圧−電流特性がフラ
ットであり,前記B部において0.1V以内の電圧変化
における電流変化幅が最大で10%以下である状態を
『フラット』とみなす。
化して発生する酸素イオン電流と電気化学セルに印加し
た電圧によって流れる電流とがバランスした状態にある
が,電気化学セルに印加した電圧が上昇し,C部の状態
に達すると固体電解質体のジルコニアが還元され,固体
電解質体における結晶構造が変化する。この変化により
固体電解質体の酸素イオン伝導率が改善され,電気化学
セルの活性温度が低下する。
した酸素が除去され,電極活性が高まる。この点からも
活性温度が低下する。第1の発明は直流電流を流してい
るため,交流電流と比較して固体電解質体や電極を容易
に活性化することができる。交流電流は電流の流れる方
向がサイクルごとに変動するため上述のような特定の電
圧範囲の電流を流すことができない。
固体電解質体と該固体電解質体に設けた一対の電極より
なる電気化学セルを少なくとも1つ備えたガスセンサ素
子で,上記固体電解質体において上記一対の電極により
挟まれた領域は変色部を有することを特徴とするガスセ
ンサ素子にある(請求項5)。
体電解質体の電極に挟まれた領域に変色部がある(後述
する図2,図3参照)。この変色部は固体電解質体を構
成するジルコニアが還元的であることを示し,通常のジ
ルコニアよりも導電性に優れた状態にある。よって,活
性温度も低い。なお,上記変色部は肉眼で確認でき,変
色していない通常の部分のジルコニアの色は白,灰色,
灰褐色,淡褐色であり,変色部の色は黒,褐色,濃茶色
等である。
質体に設けた一対の電極よりなる電気化学セルを1つ備
えた1セル型のガスセンサ素子であって,上記電気化学
セルは,温度700〜800℃において電極間に印加す
る電圧を変化させることなく大気中において限界電流値
を検出可能であることを特徴とするガスセンサ素子にあ
る(請求項6)。
化学セルは温度700〜800℃において電極間に印加
する電圧を変化させることなく大気中において限界電流
値を検出可能であり,これにより内燃機関の始動後は非
常に短い時間で排気ガス中の酸素濃度を検出することが
できる。すなわち,内燃機関の種類にもよるが,自動車
エンジンの排気管に設置したガスセンサ素子が上記温度
に加熱されるまでの時間はだいたい3秒〜8秒程度と非
常に短時間であり,超早期活性を実現することができ
る。
固体電解質体と該固体電解質体に設けた一対の電極より
なる電気化学セルを少なくとも1つ有すると共に内燃機
関の排気管に取り付けるガスセンサ素子であって,該ガ
スセンサ素子における素子活性温度を低温に維持するた
めに,上記ガスセンサ素子を上記排気管に取り付けた状
態で,上記一対の電極を介して少なくとも1つの上記電
気化学セルに電圧Vの直流電流を通電し,かつ上記電圧
Vは,上記電気化学セルの限界電流域における最大電圧
をV2とすると,V2≦V≦2V2として,上記素子活性
温度を回復させることを特徴とするガスセンサ素子の再
生方法にある(請求項8)。
関からの排気ガス中で特定ガス濃度を測定したり,内燃
機関の空燃比等を測定するガスセンサ素子は,後述する
実施例11に示すように,熱履歴に繰り返しさらされ,
次第に電気抵抗が高くなって,素子活性温度が上昇し,
超早期活性が失われていく。従って,このようなガスセ
ンサ素子に前述したエージング処理と同じ条件で直流電
流を流してやることで,再び素子活性温度を下げて,超
早期活性を維持することができる。
要な電流,電圧を印加し,またガス濃度検出によって発
生した出力を取り出すための電気回路を接続して使用す
る。通常,排気管においてガスセンサ素子はガスセンサ
に組み込まれ上記電気回路に接続されている。よって,
上記ガスセンサ素子に接続された電気回路を使用して直
流電流の通電を行うことができ,別の回路や装置を用い
ることなく,素子の再生を図って活性温度を回復するこ
とができる。
センサ素子及びその製造方法,再生方法を提供すること
ができる。
ガスセンサ素子,起電力式のガスセンサ素子のいずれに
対しても適用できる。限界電流式のガスセンサ素子と
は,後述する実施例1に示すように,ガスセンサ素子に
電圧を印加して限界電流の大きさを測定して,被測定ガ
ス中の特定ガス濃度を測定するよう構成した素子であ
る。この素子は拡散抵抗層を介することで,被測定ガス
の流量をある程度制限しながら被測定ガスを素子内部の
被測定ガス室に導入するよう構成する。このため,大気
雰囲気のように酸素を充分含んだ雰囲気でガスセンサ素
子の一対の電極に電圧を印加した場合,図6に示すよう
な限界電流域を備えた電圧−電流特性が発現する。
実施例4に示すように,電気化学セルの一方の電極を被
測定ガスに,他方の電極を基準電極にさらし,被測定ガ
スと基準ガスとの間での特定ガス濃度差による起電力を
電極間に発生させ,該起電力を測定して,被測定ガス中
の特定ガス濃度を測定するよう構成した素子である。起
電力式のガスセンサ素子における電気化学セルの電圧−
電流特性において,大気雰囲気では,図12に示すよう
にオームの法則に従っておおよそ電圧に比例した電流値
を得る。
サ素子において,被測定ガスにさらされる電極には,上
述した限界電流式のガスセンサ素子が備える拡散抵抗層
より更にポーラスな多孔質体の層を多孔質保護層として
設けてあるため(後述する図11参照),該多孔質保護
層において若干の絞り効果を得て,図13に示すよう
に,酸素濃度が非常に薄い雰囲気では,明確な限界電流
域(V1とV2との間のフラットな部分)を備えた電圧−
電流特性が発現する。起電力式のガスセンサ素子では,
このような酸素濃度がリーンである雰囲気において得た
電圧−電流特性からV2を求め,該V2に応じた電圧でエ
ージング処理を行うことができる。
理は,電気化学セルの電極のいずれか一方を外部電源の
正極に,他方を負極に接続して直流電流を流すが,図7
に示すごとく,電気化学セルに対し正負いずれの電流を
流しても(範囲D及びE),本発明の効果を得ることが
できる。なお,E部は大気室(各図において120を付
した箇所)の拡散抵抗に基づく限界電流である。
は,請求項3に記載したように,上記ガスセンサ素子に
おける一対の電極の一方は被測定ガスにさらされ,他方
は基準ガスにさらされるよう構成され,上記エージング
処理は,被測定ガスにさらされる電極から基準ガスにさ
らされる電極へと酸素イオンが流れるように直流電流の
電圧Vを印加して行うことがより好ましい。
れ,酸素イオン電流が電気化学セルの被測定ガスにさら
される電極から他方の電極へと流れる。酸素のイオン化
が生じる電極では,該電極に結合した酸素が除去され,
電極活性がより高まる。そしてガスセンサ素子による特
定ガス濃度検出の際は被測定ガス側の電極において酸素
をイオン化するため,電極の活性が高ければ酸素イオン
化の効率も高まって活性温度も低くなる。以上,上述し
たエージング処理を行うことで,より活性温度が低温と
なって,超早期活性のガスセンサ素子を得ることができ
る。
れば,固体電解質体や電極が充分活性しないおそれがあ
る。2V2より大であると固体電解質体のジルコニアの
結晶構造が大きく変化し,機械的強度が低下し,破壊が
発生するおそれがある。さらに好ましくは1.2V2≦
V≦1.5V2とする。
素子の温度を500〜1000℃に保持して行うことが
好ましい。温度が500℃未満である場合は,各ガスセ
ンサ素子の個体差によるV2のばらつきが広くなるた
め,全てのガスセンサ素子に対し直流電流をV2≦V≦
2V2の範囲で印加することが困難となるおそれがあ
る。また温度が1000℃を越える場合は,直流電流を
印加する際に流れる電流の大きさのばらつきが大きくな
って,エージング処理による効果のばらつきも大きくな
る。よって,全てのガスセンサ素子において同様の効果
を得ることが難しくなり,ガスセンサ素子の性能の個体
差が大きくなるおそれがある。
ガスセンサ素子に一体的に設けたセラミックヒータ(図
1参照)等に通電してもよいし,別体のヒータから加熱
してやってもよい(図16参照)。また,上記エージン
グ処理における直流電流の印加は30秒〜15分間で行
うことが好ましい。15秒未満では時間が短すぎて固体
電解質体や電極を充分活性化できないおそれがある。1
5分を越えるとガスセンサ素子の強度低下が生じるおそ
れがあり,またエージング処理にかかる消費電力が増大
し,製造コストの増加につながるおそれがある。
グ処理は,酸素濃度が大気よりも低い低酸素濃度雰囲気
において行うことがある(請求項4)。上述したごと
く,起電力式のガスセンサ素子は低酸素濃度雰囲気で限
界電流域が電圧−電流特性に発現するため,限界電流域
が発現する酸素濃度範囲でエージング処理を行う必要が
ある。なお,100%窒素雰囲気や真空中のような無酸
素雰囲気でエージング処理を行ってもよい。このときの
限界電流は0Aである。
子が限界電流式であれば,酸素濃度は大気よりも濃くて
もかまわないが,そのような高濃度酸素雰囲気は危険で
あるし,コストも高くなるため大気雰囲気でエージング
処理を行うことが好ましい。
よって挟まれた領域にある程度の体積分存在すれば,本
発明の効果を得ることができる。また,電極で挟まれた
以外の部分に変色部があってもよい。少なくとも電極に
よって挟まれた領域の80体積%以上が変色部であれば
本発明の効果を得ることができる。なお,電極で挟まれ
た領域とは,電気化学セルにおいて酸素イオンの通り道
となる領域のことである。特に,板状の固体電解質体の
同一面上に電極が存在する構成の電気化学セルは,電極
と電極との間を接続する領域に変色部が存在することが
好ましい。
サ素子は温度700〜800℃で限界電流値を検出でき
るが,検出可能となる温度が上記温度範囲より高い場合
は超早期活性が実現し難くなるおそれがあり,上記温度
範囲より低い場合はガスセンサ素子の応答時間が遅くな
り,精密な燃焼制御ができなくなるおそれがある。
ット電極よりなることが好ましい(請求項2)。サーメ
ット電極とは,電極材料に有機物よりなるペーストや共
材(ともざい)等を添加して得た電極ペーストを印刷等
で固体電解質体に塗布,その後焼成して焼き付けて作製
した電極である。
成できるため製造が容易で,共材として固体電解質体と
同様の材料を使用することで固体電解質体との強固な接
合が得られるという有利な点がある。しかしながら,化
学メッキ等で作製した電極と比較して,電極材料の粒径
が大きく,厚さも厚い上,焼成の際に酸素が結合して,
活性が低下することが多かった。本発明は活性の低いサ
ーメット電極であってもエージング処理によって活性を
高めて超早期活性を実現することができる。そのため,
サーメット電極の製造の容易さ,高信頼性という特性を
活かして,優れたガスセンサ素子を製造することができ
る。
で大気中における限界電流値をI700,温度900℃で大
気中における限界電流値をI900とすると,両者の間には
0.8×I900≦I700≦1.2×I900が成立することが好
ましい(請求項7)。限界電流値がこの条件を満たすこ
とで,素子の温度が変化してもセンサ素子の出力変動が
小さくて,精度の高い測定を実現することができる。I
700が0.8×I900未満またはI700が1.2×I900より
大である場合は,ガスセンサ素子の温度変化に伴う出力
変動が大きくなり,精度の高い測定ができなくなるおそ
れがある。
は,上記内燃機関の運転中で,該内燃機関より排気ガス
が排気管に排出されている状態で行うことが好ましい
(請求項9)。これにより,内燃機関の運転中に平行し
てガスセンサ素子の再生を行うことができ,効率的であ
る。また,第4の発明において,上記ガスセンサ素子に
おける一対の電極の一方は被測定ガスにさらされ,他方
は基準ガスにさらされるよう構成され,上記エージング
処理は,被測定ガスにさらされる電極から基準ガスにさ
らされる電極へと酸素イオンが流れる方向で直流電流の
電圧Vを印加して行うことが好ましい(請求項10)。
上述したように,これによってより素子活性温度の低い
ガスセンサ素子を得ることができる。
て説明する。 (実施例1)本例のガスセンサ素子は,自動車エンジン
の排気管に設置するガスセンサに内蔵するもので,排気
ガス中の酸素濃度または未燃ガス濃度を検出し,該酸素
濃度または未燃ガス濃度から自動車エンジンの燃焼室に
おける空燃比を求めて,空燃比制御に利用する。
コニア製の固体電解質体11と該固体電解質体11に設
けた一対の電極141,151よりなる電気化学セル1
0を1つ備えた1セル型のガスセンサ素子1を製造する
際に,図3に示すように,上記一対の電極141,15
1を介して上記電気化学セル10に直流電流を通電する
エージング処理を行う。そして,上記エージング処理に
おける直流電流の電圧Vは,上記電気化学セル10の限
界電流値における最大電圧をV2とすると(図6参
照),V2≦V≦2V 2の範囲とする。
素子1は,図1〜図3に示すごとく,拡散抵抗層13と
固体電解質体11とスペーサ12とセラミックヒータ1
9を積層構成した限界電流式の素子である。本例の素子
は自動車エンジンの排気管に設置して空燃比制御に利用
する。すなわち,排気ガス中の酸素濃度を検出し,該酸
素濃度から自動車エンジン燃焼室の空燃比を得るA/F
センサ素子である。また,電気化学セル10を1つ有す
る1セル型の素子である。
51を有し,スペーサ12側の電極141は基準電極,
拡散抵抗層13に覆われた電極151は被測定ガス側電
極である。リード部142,152が電極として作用し
て生じるリーク電流を防止するため,アルミナ等の絶縁
材料で形成する絶縁層16を固体電解質体11に積層す
る。絶縁層16は窓部160を有し,上記電極151は
この窓部160と対面する。この窓部160によって外
部から拡散抵抗層13を介して被測定ガスを導入する被
測定ガス室が形成される。
3,スルーホール144,絶縁層16に設けたスルーホ
ール161を経て,端子145と導通する。また,電極
151はリード部152を介して端子153と導通す
る。ガスセンサ素子1に対する入出力はこれら端子14
5,153を用いて行う。
する大気室120を形成する。また,上記セラミックヒ
ータ19は基板191に発熱体190とリード部195
を設け,該リード部195はスルーホール196を通じ
て端子197と電気的に導通する。上記端子197から
発熱体190に電力を印加することができる。
1,151に挟まれた部分の固体電解質体11は変色部
119を有する。通常の固体電解質体11は灰色や淡褐
色であるが,変色部119は黒褐色や濃茶色を呈し,こ
れは肉眼ではっきりと識別できる。
する。まず,固体電解質体11用の部分安定化ジルコニ
アグリーンシートを作製する。イットリアとジルコニア
よりなるイットリア部分安定化ジルコニア粉末に,バイ
ンダーとなるPVB(ポリビニルブチラール)等を秤量
し,上記原料をボールミル中にて混合した。
定の厚さに成形し,所定の大きさに切断してグリーンシ
ートを得た。次に,スルーホール用のピンホールを設
け,ピンホールにPt等の導電性のペーストを充填し
た。次に絶縁層16用の印刷部にアルミナペーストをス
クリーン印刷し,電極141,151,リード部14
2,152用のPtペーストをスクリーン印刷し電気化
学セル10を作製した。
のグリーンシートを作製する。アルミナ粉末にバインダ
ーとなるPVB等を秤量して添加,上記原料をボールミ
ル中にて混合した。得たスラリーをドクターブレード法
にてヒータ基板191用,スペーサ12用それぞれの所
定の厚さに成形し,所定の大きさに切断してグリーンシ
ートを得た。ヒータ基板191用グリーンシートにスル
ーホール196用のピンホールを設け,ピンホールにP
t等の導電性のペーストを充填した。次に発熱部19
0,リード部195,端子部197用のPtペーストを
印刷し,セラミックヒータ19を作製した。
加工,プレス加工等で大気室120となる窓部を形成
し,スペーサ12を作製した。また,ヒータ基板19
1,スペーサ12用と比較して焼結性の劣るアルミナ粉
末を同様にスラリーにして,ドクターブレード法で所定
の厚さに成形,切断し,拡散抵抗層13用のグリーンシ
ートを得た。
1に示すような順序で積層し,加圧して相互を接着す
る。その後,温度1400〜1500℃で焼成した。焼
成を終えた後に,図3に示すように,電極141,15
1にエージング用の電源21を備えたエージング処理回
路2を接続した。電圧2Vの直流電流を60秒間印加し
た。以上により,電極141,151間に変色部119
を有するガスセンサ素子1を得た。
変色部119をもったガスセンサ素子1と,エージング
処理をせず,変色部を持たない従来例となるガスセンサ
素子との温度及び電圧−電流特性の関係について測定し
た。変色部を持たないガスセンサ素子は,電極に対し+
2Vを30秒,極性を反転して−2Vを30秒それぞれ
印加した。
ンサ素子をそれぞれガスセンサ(図示略)に内蔵し,大
気中に曝露する。ついで,セラミックヒータ19に通電
し,ガスセンサ素子の温度を一定とする。この時の温度
はそれぞれ700℃,800℃,900℃とした。この
状態で変色部のある/ないガスセンサ素子のそれぞれの
電気化学セルに通電した。そして,電圧−電流特性を測
定し,図4,図5の線図にそれぞれ記載した。
0℃の場合は変色部119の有無にかかわらずフラット
な限界電流域が印加電圧が0.1Vを越えたあたりから
生じる。温度が700℃,800℃では,本例にかかる
変色部119有りのガスセンサ素子1は900℃の場合
と同じような限界電流域が存在するが,変色部のないガ
スセンサ素子は,図より明らかであるが,900℃の場
合と電圧−電流特性の形状が大きく違う。このため,変
色部なしのガスセンサ素子を用いて温度700℃,80
0℃において酸素濃度の正確な検知は困難であることが
分かった。
程において通電してエージング処理を施すため,電気化
学セル10の電極141,151間の固体電解質体11
が変色する。この変色した部分の活性は高いため,より
低温での酸素濃度検出が可能となる。従って,本例のガ
スセンサ素子1を自動車エンジンの排気管に設置するガ
スセンサに内蔵した場合,エンジンの始動後,比較的短
い時間(5秒程度)で排気ガス中の酸素濃度を検出でき
るようになる。つまりエンジン始動直後から空燃比制御
が行えるため,三元触媒は効率よく排気ガス中の大気汚
染物質を除去することができる。
ついて記載したが,固体電解質体の形状は板状に限定さ
れるものではなく,コップ形状の固体電解質体をもつガ
スセンサ素子についても同様の効果を得ることができる
(後述する実施例4参照)。さらに,実施例1では1セ
ル型のA/Fセンサ素子について述べたが,本発明はこ
れに限定されることなく,エージング処理を2セル型の
A/Fセンサ素子(後述する実施例6等を参照)に適用
することも可能である。さらにまた,本発明は,A/
F,酸素センサ素子以外にも,NOx,HC及びCOセ
ンサ素子にも適用することができる(後述する実施例5
等を参照)。
ガスセンサ素子に条件を変えてエージング処理を行っ
た。実施例1にかかるガスセンサ素子を何本か準備し,
実施例1と同様にエージング処理を行った。各ガスセン
サ素子に対する直流電流の電圧Vはそれぞれ0.9V2
〜4V2,通電時間は1分とした。また比較のために通
電しないガスセンサ素子も1本準備した。そして,各ガ
スセンサ素子の素子活性温度を大気中にてガスセンサ素
子の基準ガス側の電極を正極,被測定ガス側の電極を負
極として,0.4Vの電圧を印加する。次に内蔵ヒータ
に電力を投入する。このとき放射温度計で素子温度を計
測しながら,所望の温度で安定するようヒータの電力を
調整する。
流れる電流値の関係を得る。このときセンサセルの電極
間に流れる電流は温度が上昇すると共に増加する。素子
の温度が800℃の時の電流値をIL800とすると,セ
ンサセルの電極間に流れる電流が0.8×IL800とな
る温度を活性温度とした。そして,結果を図8の線図に
記載した。図8より,通電しないガスセンサ素子よりも
V2以上の電圧を加えてエージング処理を行うことで急
激に素子活性温度が低下することが分かった。
の直流電流を加えて10分のエージング処理を行った。
また比較のために通電しないガスセンサ素子も1本準備
した。そして,エージング処理終了後の(比較のための
素子はそのままの状態で)ガスセンサ素子の拡散抵抗層
を研磨等で除去し,部分安定化ジルコニア表面を露出さ
せ,被測定ガス側電極の中央を針状のピンで押し,部分
安定化ジルコニアが破壊に至る荷重を測定した。そし
て,結果を図9の線図に記載した。なお,エージング処
理しなかったガスセンサ素子の平均強度を1.0とし
て,他のものの素子強度を相対強度で記載した。図9よ
り,エージング処理の電圧が高くなるとガスセンサ素子
の強度が低下することが分かった。従って,印加電圧は
使用するガスセンサ素子の使用目的等に応じて適当な大
きさとする必要がある。
10に示すごとく,基準ガスである大気を導入する大気
室120に面する電極141を正極に,被測定ガスが拡
散抵抗層13を通じて導入される窓部160に面する電
極151を負極として,直流電流を印加して行った。
内に存在する酸素はイオン化し,電極151から電極1
41へ向かって移動する。すなわち,酸素イオン電流が
電極151から電極141へと流れ,酸素のイオン化が
発生する電極151では,該電極151に結合した酸素
が除去され,電極活性がより高まる。そして,ガスセン
サ素子1による酸素濃度検出の際は電極151において
酸素をイオン化するため,電極151の活性が高ければ
酸素イオン化の効率も高まってより活性温度も低くな
る。
グ処理をしたガスセンサ素子と,本例にかかる方向でエ
ージング処理をしたガスセンサ素子と(電圧は共に1.
5V 2),まったくエージング処理をしていないガスセ
ンサ素子とを準備して,それぞれの素子活性温度を比較
した(測定方法は実施例2を参照)。その結果,実施例
1のガスセンサ素子は650℃,本例では630℃であ
り,エージング処理をしていないものは750℃となっ
た。以上,本例に示すようなエージング処理を行うこと
で,より活性温度が低温となって,更に超早期活性のガ
スセンサ素子を得ることができる。
素子にエージング処理を行う場合について説明する。本
例にかかるガスセンサ素子3は,図11に示すごとく,
多孔質保護層31と固体電解質体11とスペーサ12と
セラミックヒータ19を積層構成した起電力式の素子で
ある。固体電解質体11は一対の電極141,151を
有し,スペーサ12側の電極141は基準電極,多孔質
保護層31に覆われた電極151は被測定ガス側電極で
ある。
は,被測定ガスと基準ガスとの間の酸素濃度の差により
発生する電極141,151間の電位差を測定すること
で,酸素濃度を測定する。本例にかかるガスセンサ素子
3の多孔質保護層は気孔率が18%と,実施例1の限界
電流式の素子で用いた拡散抵抗層(気孔率14%)より
も更にポーラスである。
性は,大気雰囲気では,図12に示すようにだいたいオ
ームの法則に従って電圧に比例した電流が流れる。しか
しながら,電極保護層において若干の絞り効果を得るた
め,図13に示すように酸素濃度が非常に薄い雰囲気
(0.1%)で,明確な限界電流域を備えた電圧−電流
特性が発現する。このような酸素濃度がリーンである雰
囲気において得た電圧−電流特性からV2を求め,実施
例1や実施例3に示したようなエージング処理を酸素濃
度が非常に薄い雰囲気で行う。その他,本例にかかるガ
スセンサ素子は実施例1と同様の構成を備え,同様の作
用効果を有する。
素子について説明する。本例にかかるガスセンサ素子4
は,図14に示すごとく,多孔質保護層43と固体電解
質体44,46とスペーサ45,12とセラミックヒー
タ19を積層構成した2セル型で,被測定ガス中のNO
x濃度を測定する素子である。
4と一対の電極411,412とよりなり,電極411
は多孔質保護層43を介して外部の被測定ガスと接して
おり,電極412はガスセンサ素子4の内部の被測定ガ
ス室450と対面する。被測定ガス室450はスペーサ
45に設けた窓部にて構成され,またスペーサ45はポ
ーラスなアルミナセラミックよりなるため,スペーサ4
5を介して外部から被測定ガスを導入することができ
る。また,第2電気化学セル42は,固体電解質体46
と一対の電極421,422とよりなり,電極421は
上記被測定ガス室450と接し,電極422は大気が導
入される大気室120と対面する。
する。第1電気化学セル41は通電により被測定ガス室
450と外部の被測定ガスとの間で酸素のポンピングを
行うことができる。よって,第1電気化学セル41を用
いて被測定ガス室450の酸素濃度を調整し,酸素濃度
を略0としたり,酸素濃度が時間的に殆ど変動しないよ
うにできる。
1はNOx分解活性を備えており,電極421は被測定
ガス中のNOxを窒素イオンと酸素イオンとに分解する
ことができる。従って,第2電気化学セル42に通電す
ることで,NOxが分解して発生した酸素イオンが電極
421から固体電解質体46を通って電極422に移動
する。また被測定ガス室450内の酸素濃度は第1電気
化学セルによって調整されているため,第2電気化学セ
ル42に流れる電流を測定することで被測定ガス室45
0内のNOx濃度を測定することができる。
ついても,実施例1と同様に第1電気化学セル41及び
第2電気化学セル42において直流電流を電極411,
412の間,電極421,422の間に流してエージン
グ処理を行うことで,第1及び第2電気化学セル41,
42の活性が向上し,素子活性温度が低下する。従っ
て,超早期活性のガスセンサ素子を得ることができる。
電極422を正極に接続することで更に素子活性温度を
下げることができる。その他詳細は実施例1と同様であ
る。
2のいずれか1つに対してのみエージング処理を施すこ
とで,超早期活性の効果を得ることができる。少なくと
も一方の電気化学セルの活性が高まるためである。勿
論,両方にエージング処理を行うほうがより好ましい。
かかる構成のガスセンサ素子と同じ2セル型のガスセン
サ素子で,空燃比センサ素子として用いることができる
素子について説明する。なお,実施例5と同じ図面,同
じ符合を用いて説明する。
は,図14に示すごとく,多孔質保護層43と固体電解
質体44,46とスペーサ45,12とセラミックヒー
タ19を積層構成した2セル型で,自動車エンジンの排
気管に設置して,排気ガス中の酸素濃度からエンジンの
空燃比を測定する素子である。
4と一対の電極411,412とよりなり,電極411
は多孔質保護層43を介して外部の被測定ガスと接して
おり,電極412はガスセンサ素子4の内部の被測定ガ
ス室450と対面する。被測定ガス室450はスペーサ
45に設けた窓部にて構成され,またスペーサ45はポ
ーラスなアルミナセラミックよりなるため,スペーサ4
5を介して外部から被測定ガスを導入することができ,
拡散抵抗層として機能する。
6と一対の電極421,422とよりなり,電極421
は上記被測定ガス室450と接し,電極422は大気が
導入される大気室120と対面する。また,電極421
は実施例5とは異なり,NOx分解性を持たせなくても
よい。
ガス室450と外部の被測定ガスとの間で酸素のポンピ
ングを行うことができる。このときポンピングによって
酸素イオン電流Ipが流れる。第2電気化学セル42の
電極421と422との間で被測定ガス室450内と大
気室120の酸素濃度差による濃淡起電力Vsが発生す
る。ここでVsが一定の値になるようにIpを調整し被
測定ガス室450の酸素濃度を一定に保つようにすれば
空燃比に対応したIp値が得られる。
した2セル型のガスセンサ素子について説明する。本例
にかかるガスセンサ素子5は,図15に示すごとく,固
体電解質体53,55,スペーサ52,54,絶縁板5
1,セラミックヒータ19を積層構成した2セル型で,
被測定ガス中のNOx濃度を測定する素子である。
5と一対の電極561,562,563とよりなり,電
極561は外部の被測定ガスと直に接しており,電極5
62,563はガスセンサ素子5の内部の被測定ガス室
540と対面する。この被測定ガス室540はスペーサ
54に設けた窓部にて構成され,固体電解質体55や多
孔質層541に設けた貫通穴542を通じて被測定ガス
が被測定ガス室540に入るよう構成する。
質体53と一対の電極563,565,566とよりな
り,電極563,565は上記被測定ガス室540と接
し,電極566は大気が導入される大気室520と対面
する。なお,大気室520はスペーサ52と絶縁板51
とによって囲まれている。
する。第1電気化学セル56は通電により被測定ガス室
540と外部の被測定ガスとの間で酸素のポンピングを
行うことができる。よって,第1電気化学セル56を用
いて被測定ガス室540の酸素濃度を調整し,酸素濃度
を略0としたり,酸素濃度が時間的に変動しないように
できる。
3,565はNOx分解活性を備えており,電極56
3,565は被測定ガス中のNOxを窒素イオンと酸素
イオンとに分解することができる。従って,第2電気化
学セル57に通電することで,NOxを分解して得た酸
素イオンが電極563,565から固体電解質体53を
通って電極566に移動する。被測定ガス室540内の
酸素濃度は第1電気化学セル56によって調整されてい
るため,第2電気化学セル57に流れる電流を測定する
ことで被測定ガス室540内のNOx濃度を測定するこ
とができる。
ついても,実施例1や実施例5と同様に第1電気化学セ
ル56及び第2電気化学セル57において直流電流を電
極561と562,564との間,電極563,565
と566との間に流してエージング処理を行うことで,
第1及び第2電気化学セル56,57の活性が向上し,
素子活性温度を下げて,超早期活性のガスセンサ素子5
を得ることができる。なお,エージング処理は第1電気
化学セル56,第2電気化学セル57のいずれか一方で
もよい。その他詳細は実施例1や実施例5と同様であ
る。
かかる構成のガスセンサ素子と同じ2セル型のガスセン
サ素子で,空燃比センサ素子として用いることができる
素子について説明する。なお,実施例7と同じ図面,同
じ符合を用いて説明する。本例にかかるガスセンサ素子
5は,図15に示すごとく,固体電解質体53,55,
スペーサ52,54,絶縁板51,セラミックヒータ1
9を積層構成した2セル型で,自動車エンジンの排気管
に設置して,排気ガス中の酸素濃度からエンジンの空燃
比を測定する素子である。
5と一対の電極561,562,563とよりなり,電
極561は外部の被測定ガスと直に接しており,電極5
62,563はガスセンサ素子5の内部の被測定ガス室
540と対面する。この被測定ガス室540はスペーサ
54に設けた窓部にて構成され,固体電解質体55や多
孔質層541に設けた貫通穴542を通じて被測定ガス
が被測定ガス室540に入るよう構成する。
質体53と一対の電極563,565,566とよりな
り,電極563,565は上記被測定ガス室540と接
し,電極566は大気が導入される大気室520と対面
する。なお,大気室520は固体電解質体53,スペー
サ52,絶縁板51とによって囲まれている。また,電
極563,564は実施例7とは異なり,NOx分解性
を持たせなくてもよい。
ガス室540と外部の被測定ガスとの間で酸素のポンピ
ングを行うことができる。このときポンピングによって
酸素イオン電流Ipが流れる。第2電気化学セル57の
電極563,565と566との間で被測定ガス室54
0内と大気室520の酸素濃度差による濃淡起電力Vs
が発生する。ここでVsが一定の値になるようにIpを
調整し被測定ガス室540の酸素濃度を一定に保つよう
にすれば空燃比に対応したIp値が得られる。
ついても,実施例1や実施例5と同様に第1電気化学セ
ル56及び第2電気化学セル57において直流電流を電
極561と562,564との間,電極563,565
と566との間に流してエージング処理を行うことで,
第1及び第2電気化学セル56,57の活性が向上し,
素子活性温度を下げて,超早期活性のガスセンサ素子5
を得ることができる。なお,エージング処理は第1電気
化学セル56,第2電気化学セル57のいずれか一方で
もよい。その他詳細は実施例1や実施例5と同様であ
る。
6はセラミックヒータ19を独立に設け,かつ基準ガス
室を持たない構成である。図16に示すごとく,独立し
たセラミックヒータ19と素子本体60とよりなり,素
子本体60は,固体電解質体61,63,スペーサ62
とよりなり,被測定ガス中のNOx濃度を測定する素子
である。
1と電極641,642とよりなり,電極641は固体
電解質体61内部に埋め込まれ,電極642はガスセン
サ素子6の内部の被測定ガス室620と対面する。この
被測定ガス室620はスペーサ62に設けた窓部にて構
成され,またスペーサ62はポーラスなアルミナセラミ
ックよりなり,スペーサ62を介して外部から被測定ガ
スを導入することができる。
3と電極651,652とよりなり,電極652は被測
定ガス室620と対面し,電極652は素子本体60と
セラミックヒータ19との間に広がる素子外部の被測定
ガス雰囲気にさらされる。
する。第2電気化学セル65は電源656を備えた回路
655を用いて通電することにより被測定ガス室620
と外部の被測定ガスとの間で酸素のポンピングを行うこ
とができる。よって,第2電気化学セル65を用いて被
測定ガス室620の酸素濃度を調整し,酸素濃度を略0
としたり,酸素濃度が時間的に変動しないようにでき
る。
2はNOx分解活性を備えており,該電極642は被測
定ガス中のNOxを窒素イオンと酸素イオンとに分解す
ることができる。また,第1電気化学セル64は電源6
46と測定器647を備えた回路645に接続される。
従って,電源646から第1電気化学セル64に通電
し,NOxを分解して発生した酸素イオンは電極642
から固体電解質体61を通って電極641に移動する。
被測定ガス室620内の酸素濃度は第2電気化学セル6
5によって調整されているため,第1電気化学セル64
に流れる電流を測定器647で測定することで被測定ガ
ス室620内のNOx濃度を測定することができる。
ついても,実施例1や実施例5,実施例7と同様に第1
電気化学セル64及び第2電気化学セル65において直
流電流を電極641と642,651と652との間に
流してエージング処理を行うことで,第1及び第2電気
化学セル64,65の活性が向上し,素子活性温度が低
下する。従って,超早期活性のガスセンサ素子6を得る
ことができる。なお,エージング処理は第1電気化学セ
ル64,第2電気化学セル65のいずれか一方でもよ
い。その他詳細は実施例1や実施例5,実施例7と同様
である。
にかかる構成のガスセンサ素子と同じ2セル型のガスセ
ンサ素子で,空燃比センサ素子として用いることができ
る素子について説明する。なお,実施例9と同じ図面,
同じ符合を用いて説明する。図16に示すごとく,独立
したセラミックヒータ19と素子本体60とよりなり,
素子本体60は,固体電解質体61,63,スペーサ6
2とよりなり,被測定ガス中のNOx濃度を測定する素
子である。
1と電極641,642とよりなり,電極641は固体
電解質体61内部に埋め込まれ,電極642はガスセン
サ素子6の内部の被測定ガス室620と対面する。この
被測定ガス室620はスペーサ62に設けた窓部にて構
成され,またスペーサ62はポーラスなアルミナセラミ
ックよりなり,スペーサ62を介して外部から被測定ガ
スを導入することができる。
3と電極651,652とよりなり,電極652は被測
定ガス室620と対面し,電極652は素子本体60と
セラミックヒータ19との間に広がる素子外部の被測定
ガス雰囲気にさらされる。
する。第2電気化学セル65は電源656を備えた回路
655を用いて通電することにより被測定ガス室620
と外部の被測定ガスとの間で酸素のポンピングを行うこ
とができる。このときポンピングによって酸素イオン電
流Ipが流れる。
で,回路645の電源646から第1電気化学セル42
の電極642と641とに対し微弱な電圧を印加してや
る。これによって,電極642付近の酸素イオンがイオ
ン化して,電極641側に移動し,電極642と電極6
41との間で電位差Vsが生じ,この電位差Vsを測定
器647を用いて測定することができる。ここでVsが
一定の値になるようにIpを調整し被測定ガス室620
の酸素濃度を一定に保つようにすれば空燃比に対応した
Ip値が得られる。
サ素子71とエージング処理とについて説明する。図1
7に示すごとく,本例のガスセンサ素子71は,ガスセ
ンサ7のハウジング70に挿通固定して使用するタイプ
の素子である。ガスセンサ素子71の先端側は被測定ガ
ス側カバー701によって保護され,基端側は大気側カ
バー702によって保護される。大気側カバー702の
内部において,ガスセンサ素子71はリード端子72
1,接続端子722,リード線723によって,外部の
回路と電気的に導通し,この回路に設けた電流計や電源
によって,電圧が印加されたり,電圧の印加により生じ
た電流を測定することで,被測定ガス側カバー701内
において酸素濃度を測定することができる。
子71の固体電解質体710の内部は大気を導入する大
気室719と該大気室719に面する電極711と該電
極711と電気的に導通したリード部713とを有し,
ガスセンサ素子71の外部には電極712と該電極71
2と電気的に導通したリード部714とを有し,電極7
12とリード部714を覆う多孔質保護層(または拡散
抵抗層)715がある。
18はガスセンサ7に取り付けたときに被測定ガス側カ
バー701内に位置する部分であり,電極711,71
2と固体電解質体710より構成される。そして,この
ガスセンサ素子71は,リード部713,714を介し
て電気化学セル718の電極711,712に電圧を印
加することで起電力式の素子として用いることができ
る。
についても,実施例1と同様に,電源716を備えた回
路715からリード部713,714を通じて電極71
1,712に直流電流を与えることでエージング処理を
行って,電気化学セル718の活性を高めて,素子活性
温度を下げることができる。従って,超早期活性のガス
センサ素子71を得ることができる。その他詳細は実施
例1と同様である。
取り付けたガスセンサが内蔵するガスセンサ素子に対し
て,本発明にかかる再生処理を行う場合について説明す
る。図19は自動車エンジンの模式図である。燃焼室8
1から発生した排気ガスを車外に導出するための排気管
83及び86との間に触媒コンバータ84を設置する。
この触媒コンバータ84に内蔵された三元触媒によって
排気ガス中の大気汚染物質であるNOx等が除去され
る。
が理論空燃比であるときもっとも浄化効率が高くなるた
め,触媒コンバーター84の排気ガス流れ上流側には空
燃比センサ82を設けて,排気ガス中の酸素濃度に基づ
いて燃焼室の空燃比を検出し,該空燃比を利用して燃焼
室を制御する。また,排気ガスの浄化を長時間を行うこ
とで三元触媒が劣化するため,三元触媒の劣化状態を検
出するために,触媒コンバータ84の排気ガス流れ下流
側にNOxセンサ85を設けて,排気ガス中のNOx濃
度を測定し,該NOx濃度に基づいて触媒コンバーター
84の再生処理を行う。
1に示したようなガスセンサ素子1(勿論,他の実施例
に示した素子を用いることもできる)が内蔵されてお
り,上記NOxセンサ85には例えば実施例5の図14
のようなガスセンサ素子4が内蔵されている。このよう
に空燃比センサ82,NOxセンサ85の測定値に基づ
いて自動車から排出される排気ガスの状態が定まるた
め,空燃比センサ82やNOxセンサ85の性能は排気
ガス浄化に大いに影響する。
動車が停車している際は自動車の周囲環境に応じた温度
であり,自動車の走行時で熱い排気ガスが排出されてい
る場合は1000℃近い温度となる。よって,空燃比セ
ンサ82,NOxセンサ85に内蔵されるガスセンサ素
子は−20℃くらいから1000℃に至る冷熱サイクル
にさらされ,長期の使用においてこの冷熱サイクルによ
る熱履歴から電気化学セルの活性が低下する。
の素子活性温度を高くしてしまう。よって,本例に示す
構成で使用する空燃比センサ82,NOxセンサ85に
対し,自動車の走行中に定期的に電圧Vの直流電流を通
電して,素子活性温度が回復する再生処理を行う。
を取り出したり,素子に電圧を印加するための回路を利
用して,空燃比やNOx濃度測定のインターバル時に行
うことが望ましいが,再生処理専用の電気回路を別回路
で設けることもできる。また,このときの電圧Vは,エ
ージング処理の場合と同様にV2≦V≦2V2とする。V
2は,各ガスセンサ素子における電気化学セルの限界電
流域における最大電圧である。
のエージング処理であるが,本例に記載したように自動
車に取り付けて使用するガスセンサ素子の場合は,ガス
センサ素子を製造し,ガスセンサに内蔵し,自動車の排
気管の所定の位置に取り付けてからエージング処理にか
かる直流電流を印加してもよい。勿論,ガスセンサ素子
製造の際にエージング処理用の電気回路を用いて,ガス
センサに内蔵させる前に処理することもできる。また
は,ガスセンサに内蔵させた後にエージング処理を行う
こともできる。
図。
の断面説明図。
断面説明図及びエージング処理の説明図。
子の各温度における電圧−電流特性を示す線図。
温度における電圧−電流特性を示す線図。
を示す線図。
理のときに流す電流の大きさを示す線図。
と素子活性温度との関係を示す線図。
とガスセンサ素子の強度との関係を示す線図。
電極から基準ガスにさらされる電極へと酸素イオンが流
れるようにエージング処理を行う方法を示す説明図。
子の断面説明図。
子における大気中での電圧−電流特性を示す線図。
子における酸素濃度0.1%での電圧−電流特性を示す
線図。
子の断面説明図。
子の断面説明図。
ータが分離したタイプのガスセンサ素子の断面説明図。
素子を内蔵したガスセンサを示す説明図。
素子に対するエージング処理の説明図。
管に設置した空燃比センサとNOxセンサの説明図。
Claims (10)
- 【請求項1】 部分安定化ジルコニア製の固体電解質体
と該固体電解質体に設けた一対の電極よりなる電気化学
セルを少なくとも1つ備えたガスセンサ素子を製造する
にあたり,上記一対の電極を介して上記電気化学セルの
少なくとも1つに直流電流を通電するエージング処理を
行い,上記エージング処理における直流電流の電圧V
は,上記電気化学セルの限界電流域における最大電圧を
V2とすると,V2≦V≦2V2であることを特徴とする
ガスセンサ素子の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において,上記電極の少なくと
も1つはサーメット電極よりなることを特徴とするガス
センサ素子の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2において,上記ガスセ
ンサ素子における一対の電極の一方は被測定ガスにさら
され,他方は基準ガスにさらされるよう構成され,上記
エージング処理は,被測定ガスにさらされる電極から基
準ガスにさらされる電極へと酸素イオンが流れるように
直流電流の電圧Vを印加して行うことを特徴とするガス
センサ素子の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
上記エージング処理は,酸素濃度が大気よりも低い低酸
素濃度雰囲気において行うことを特徴とするガスセンサ
素子の製造方法。 - 【請求項5】 部分安定化ジルコニア製の固体電解質体
と該固体電解質体に設けた一対の電極よりなる電気化学
セルを少なくとも1つ備えたガスセンサ素子で,上記固
体電解質体において上記一対の電極により挟まれた領域
は変色部を有することを特徴とするガスセンサ素子。 - 【請求項6】 固体電解質体と該固体電解質体に設けた
一対の電極よりなる電気化学セルを1つ備えた1セル型
のガスセンサ素子であって,上記電気化学セルは,温度
700〜800℃において電極間に印加する電圧を変化
させることなく大気中において限界電流値を検出可能で
あることを特徴とするガスセンサ素子。 - 【請求項7】 請求項6において,温度700℃で大気
中における限界電流値をI700,温度900℃で大気中に
おける限界電流値をI900とすると,両者の間には0.8
×I900≦I700≦1.2×I900が成立することを特徴とす
るガスセンサ素子。 - 【請求項8】 部分安定化ジルコニア製の固体電解質体
と該固体電解質体に設けた一対の電極よりなる電気化学
セルを少なくとも1つ有すると共に内燃機関における排
気管に取り付るガスセンサ素子において,上記ガスセン
サ素子を上記排気管に取り付けた状態で,上記一対の電
極を介して上記電気化学セルに電圧Vの直流電流を通電
して上記ガスセンサ素子における素子活性温度を低温に
維持するために上記素子活性温度を回復させ,かつ上記
電圧Vは,上記電気化学セルの限界電流域における最大
電圧をV2とするとV2≦V≦2V2であることを特徴と
するガスセンサ素子の再生方法。 - 【請求項9】 請求項8において,上記直流電流の通電
は,上記内燃機関の運転中で,該内燃機関より排気ガス
が排気管に排出されている状態で行うことを特徴とする
ガスセンサ素子の再生方法。 - 【請求項10】 請求項8または9において,上記ガス
センサ素子における一対の電極の一方は被測定ガスにさ
らされ,他方は基準ガスにさらされるよう構成され,上
記エージング処理は,被測定ガスにさらされる電極から
基準ガスにさらされる電極へと酸素イオンが流れる方向
で直流電流の電圧Vを印加して行うことを特徴とするガ
スセンサ素子の再生方法。
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