JP2003249846A - パルス幅変調回路 - Google Patents

パルス幅変調回路

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JP2003249846A JP2002045594A JP2002045594A JP2003249846A JP 2003249846 A JP2003249846 A JP 2003249846A JP 2002045594 A JP2002045594 A JP 2002045594A JP 2002045594 A JP2002045594 A JP 2002045594A JP 2003249846 A JP2003249846 A JP 2003249846A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルスの立ち上りもしくは立ち下りを急峻に
することができるパルス幅変調回路を提供すること。 【解決手段】 パルス幅変調回路は、第1の電源が与え
られ、一定電流から分配された第1の電流と第2の電流
とにより電荷が充電されて、スイッチ素子がオンオフす
ることにより、第1の出力部からパルスを発生させるパ
ルス発生手段と、入力信号に基づいて、第1の電流と第
2の電流との分配比を制御して、電荷の充電を制御する
ことにより、出力パルスのパルス幅を変調するパルス変
調手段と、第1の出力部から出力されるパルスが該第1
の電源電圧に反転する際に、該第1の出力部と該第1の
電源とを短絡させる第1の短絡手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス幅変調回路
に関し、詳細には、立ち上りもしくは立ち下りが急峻な
パルスを出力することができるパルス幅変調回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のパルス幅変調回路61を
示す回路図である。図7は、パルス幅変調回路61の出
力を示す波形図であり、図7aは出力部aの出力を、図
7bは出力部bの出力をそれぞれ示している。パルス幅
変調回路61は、コンデンサC61およびC62を充放
電することにより、トランジスタTR61およびTR6
2を交互にオンオフさせ、出力部aおよびbからパルス
を出力する。そして、トランジスタTR63のベースに
オーディオ信号を入力し、トランジスタTR63のコレ
クタ電流I61、およびトランジスタTR64のコレク
タ電流I62の比を制御し、コンデンサC61およびC
62の充電時間を制御することによって、出力のパルス
幅を変化させることができる。
【0003】図8は、従来の別のパルス幅変調回路81
を示す回路図である。図9は、パルス幅変調回路81の
出力を示す波形図である。パルス幅変調回路81は、図
6のパルス幅変調回路61において、電源およびトラン
ジスタの極性を反転させたものであり、基本的な動作は
同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパルス
幅変調回路61は、図7に示すとおり、出力パルスの立
ち上りが急峻ではないという問題がある。そのため、入
力信号に正確に対応したパルスを得ることができず、パ
ルス幅変調回路61をオーディオ回路に採用した場合に
は、音質の劣化や歪の発生などの問題がある。詳細に説
明すると、トランジスタTR61がオンからオフ状態に
反転した直後、出力部aの電位は−Vccから+Vccに
なる。しかし、出力部aは抵抗R61を介して電源+V
ccに接続されているので、出力部aの電位は徐々にし
か+Vccにならず、図7aに示すとおり立ち上りが遅
くなる。一方、トランジスタTR62がオンからオフ状
態に反転した直後、出力部bの電位は−Vccから+V
ccになる。しかし、出力部bは抵抗R62を介して電
源+Vccに接続されているので、出力部bの電位は徐
々にしか+Vccにならず、図7bに示すとおり立ち上
りが遅くなる。
【0005】同様にして、パルス幅変調回路81は、図
9に示すとおり、出力パルスの立ち下りが急峻ではない
という問題がある。これはパルス幅変調回路61の場合
と同じ理由による。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは、立ち上りもしくは立ち下りが急峻なパルスを
出力することができるパルス幅変調回路を提供すること
にある。
【0007】本発明のパルス幅変調回路は、第1の電源
が与えられ、一定電流から分配された第1の電流と第2
の電流とにより電荷が充電されて、スイッチ素子がオン
オフすることにより、第1の出力部からパルスを発生さ
せるパルス発生手段と、入力信号に基づいて、該第1の
電流と該第2の電流との分配比を制御して、電荷の充電
を制御することにより、充電時間に応じて出力パルスの
パルス幅を変化させるパルス変調手段と、該第1の出力
部から出力されるパルスが該第1の電源電圧に反転する
際に、該第1の出力部と該第1の電源とを短絡させる第
1の短絡手段とを備える。
【0008】好ましい実施形態においては、上記パルス
発生手段は、上記第1の電流と上記第2の電流とにより
電荷が充電されて、スイッチ素子がオンオフすることに
より、パルスを出力する第2の出力部をさらに有し、パ
ルス幅変調回路は、該第2の出力部から出力されるパル
スが該第1の電源電圧に反転する際に、該第2の出力部
と上記第1の電源とを短絡させる第2の短絡手段をさら
に備える。
【0009】好ましい実施形態においては、上記パルス
発生手段は、上記第1の出力部に接続されている第1の
スイッチ素子と、上記第2の出力部に接続されている第
2のスイッチ素子とを有し、上記第1の短絡手段は、該
第1の出力部と上記第1の電源との間に第3のスイッチ
素子を有し、該第3のスイッチ素子がオン状態となるこ
とにより、該第1の出力部と該第1の電源とを短絡さ
せ、上記第2の短絡手段は、該第2の出力部と上記第1
の電源との間に第4のスイッチ素子を有し、該第4のス
イッチ素子がオン状態となることにより、該第2の出力
部と該第2の電源とを短絡させる。
【0010】好ましい実施形態においては、パルス幅変
調回路は、上記第2のスイッチ素子がオン状態となるこ
とにより、上記第3のスイッチ素子がオン状態となり、
該第2のスイッチ素子がオフ状態となることにより、該
第3のスイッチ素子がオフ状態となり、上記第1のスイ
ッチ素子がオン状態となることにより、上記第4のスイ
ッチ素子がオン状態となり、該第1のスイッチ素子がオ
フ状態となることにより、該第4のスイッチ素子がオフ
状態となる。
【0011】以下、本発明の作用について説明する。本
発明のパルス幅変調回路は、第1の出力部から出力され
るパルスが第1の電源電圧に反転する際に、第1の出力
部と第1の電源とを短絡させるので、第1の出力部の電
位を瞬時に第1の電源電圧にすることができる。従っ
て、第1の出力部から出力されるパルスの立ち上りもし
くは立ち下りをきわめて急峻にすることができる。
【0012】好ましくは、さらに、第2の出力部から出
力されるパルスが第1の電源電圧に反転する際に、第2
の出力部と第1の電源とを短絡させるので、第2の出力
部の電位を瞬時に第1の電源電圧にすることができる。
従って、第2の出力部から出力されるパルスの立ち上り
もしくは立ち下りをきわめて急峻にすることができる。
【0013】好ましくは、第1の短絡手段が第3のスイ
ッチ素子を有するので、第1の出力部から出力されるパ
ルスが第1の電源電圧に反転する際に、第3のスイッチ
素子をオン状態とすることにより、第1の出力部と第1
の電源とを短絡することができる。さらに、第2の短絡
手段が第4のスイッチ素子を有するので、第2の出力部
から出力されるパルスが第1の電源電圧に反転する際
に、第4のスイッチ素子をオン状態とすることにより、
第2の出力部と第1の電源とを短絡することができる。
【0014】好ましくは、第2のスイッチ素子がオン状
態となることにより、第3のスイッチ素子がオン状態と
なるので、第1の出力部から出力されるパルスが第1の
電源電圧に反転する際に、確実に第1の出力部と第1の
電源とを短絡することができる。さらに、第1のスイッ
チ素子がオン状態となることにより、第4のスイッチ素
子がオン状態となるので、第2の出力部から出力される
パルスが第1の電源電圧に反転する際に、確実に第2の
出力部と第1の電源とを短絡することができる。さら
に、第2のスイッチ素子がオフ状態となることにより、
第3のスイッチ素子がオフ状態となるので、第1のスイ
ッチ素子と第3のスイッチ素子とが同時にオン状態とな
ることがなく、第1の電源からの貫通電流によりスイッ
チ素子が破損することを防止できる。さらに、第1のス
イッチ素子がオフ状態となることにより、第4のスイッ
チ素子がオフ状態となるので、第2のスイッチ素子と第
4のスイッチ素子とが同時にオン状態となることがな
く、第1の電源からの貫通電流によりスイッチ素子が破
損することを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明
はこれらの実施形態には限定されない。本実施形態で
は、パルスの立ち上りを改善する場合について説明する
が、パルスの立ち下りを改善する場合にも同様にして実
現され得る。図1は、本発明の好ましい実施形態による
パルス幅変調回路1を示す回路図である。パルス幅変調
回路1は、パルス発生手段2、パルス変調手段3および
第1の短絡手段4を備える。パルス幅変調回路1は、必
要に応じて(例えば、後述する第2の出力部bからもパ
ルスを出力する場合)、第2の短絡手段5をさらに備え
る。
【0016】パルス発生手段2は、後述する第1の電流
I1および第2の電流I2により、コンデンサに電荷を
充電し、第1のスイッチ素子6および第2のスイッチ素
子7をオンオフさせることにより、第1の出力部aから
パルスを出力する。また、必要に応じて、第2の出力部
bからもパルスを出力する。すなわち、パルス発生手段
2は、コンデンサの充電時間に対応した幅のパルスを発
生させる。パルス発生手段2は、代表的には、無安定マ
ルチバイブレータが採用され得る。無安定マルチバイブ
レータは、例えば、スイッチ素子6(例えば、トランジ
スタTR1)、スイッチ素子7(例えば、トランジスタ
TR2)、抵抗R1〜R4、コンデンサC1、C2およ
び出力部a、bを有している。トランジスタTR1は、
コレクタ(出力部a)が抵抗R1を介して第1の電源
(本実施形態では+Vccとする)に接続され、エミッ
タが第2の電源(本実施形態では−Vccとする)に接
続されている。トランジスタTR2は、コレクタ(出力
部b)が抵抗R2を介して第1の電源+Vccに接続さ
れ、エミッタが第2の電源−Vccに接続されている。
【0017】パルス制御手段3は、入力信号に基づいて
第1の電流I1と第2電流I2との分配比を制御するこ
とにより、出力パルスのパルス幅を変化させる。パルス
制御手段3は、定電流回路8、およびトランジスタTR
3、TR4を有している。定電流回路8は、特に限定さ
れないが例えば図2に示す回路によって構成されてお
り、常に一定の電流Iを発生させる。第1の電流I1は
トランジスタTR3のコレクタ電流であり、第2の電流
I2はトランジスタTR4のコレクタ電流であり、第1
の電流I1と第2の電流I2との和は、定電流回路8で
発生される一定電流Iに等しい。すなわち、第1の電流
I1と第2の電流I2とは、一定電流Iから分配されて
いる。トランジスタTR3のベースに入力信号が与えら
れ、第1の電流I1が制御されることにより、第1の電
流I1と第2電流I2との分配比が制御される。そし
て、コンデンサC1およびC2の充電時間が制御され、
出力のパルス幅を変化させる。
【0018】第1の短絡手段4は、第1の出力部aから
出力されるパルスが第1の電源電圧+Vccに反転する
際に(本実施形態では、立ち上り時に)、第1の出力部
aと第1の電源+Vccとを短絡させる。詳細には、第
1の出力部aから出力されるパルスが第1の電源電圧+
Vccである期間、第1の出力部aと第1の電源+Vc
cとを短絡させる。すなわち、トランジスタTR1がオ
フである期間、第1の出力部aと第1の電源+Vccと
を抵抗を介さずに接続する。第1の短絡手段4は、第1
の出力部aと第1の電源+Vccとの間に(すなわち、
抵抗R1と並列に)、第3のスイッチ素子9を有してい
る。第3のスイッチ素子9は、任意の適切なスイッチ素
子が採用され得るが、代表的にはトランジスタTR5が
採用され得る。トランジスタTR5のベースは、抵抗R
6を介して第2の出力部bに接続されている。
【0019】第2の短絡手段5は、第2の出力部bから
出力されるパルスが第1の電源電圧+Vccに反転する
際に(本実施形態では、立ち上り時に)、第2の出力部
bと第1の電源+Vccとを短絡させる。詳細には、第
2の出力部bから出力されるパルスが第1の電源電圧+
Vccである期間、第2の出力部bと第1の電源+Vc
cとを短絡させる。すなわち、トランジスタTR2がオ
フである期間、第2の出力部bと第1の電源+Vccと
を抵抗を介さずに接続する。第2の短絡手段5は、第2
の出力部bと第1の電源+Vccとの間に(すなわち、
抵抗R2と並列に)、第4のスイッチ素子10を有して
いる。第4のスイッチ素子10は、任意の適切なスイッ
チ素子が採用され得るが、代表的にはトランジスタTR
6が採用され得る。トランジスタTR6のベースは、抵
抗R5を介して第1の出力部aに接続されている。
【0020】以上の構成を有するパルス幅変調回路1の
動作について、図1および図3を参照して説明する。図
3は、パルス幅変調回路1の動作を説明する波形図であ
り、各符号a〜dは図1のパルス幅変調回路1の各点a
〜dに対応している。
【0021】期間T1において、トランジスタTR1は
オフ状態であり、出力部aの電位は+Vccである(図
3a)。一方、トランジスタTR2はオン状態であり、
出力部bの電位は−Vccである(図3b)。ここで、
c点の電位は−Vcc+Vfである(図3c)。d点の
電位は、コンデンサC2が第2の電流I2によって充電
されることにより、−3Vcc+Vfから−Vcc+V
fまで上昇する(図3d)。但し、Vfは、トランジス
タのベース・エミッタ間を順バイアスする電圧である。
【0022】期間T2において、d点の電位が−Vcc
+Vfとなり、トランジスタTR1のベース・エミッタ
間電圧がベース・エミッタ間を順バイアスする電圧Vf
に達するので、トランジスタTR1がオン状態に反転す
る。そのため、出力部aの電位は−Vccとなる。トラ
ンジスタTR1が反転する直前にコンデンサC1の両端
は2Vcc−Vfの電圧が充電されており、反転直後も
コンデンサC1の間の電位差(2Vcc−Vf)を保持
したまま、出力部aの電位が−Vccになることによ
り、c点の電位が−3Vcc+Vfまで低下する(図3
c)。そのため、トランジスタTR2のベース・エミッ
タ間が逆バイアスとなり、TR2がオフ状態となる。従
って、出力部bの電位が+Vccとなる(図3b)。
【0023】ここで、トランジスタTR1がオン状態と
なり、出力部aの電位が−Vccとなることにより、ト
ランジスタTR6のベース・エミッタ間電圧が2Vcc
となる。従って、ベース・エミッタ間を順バイアスする
電圧Vf以上となるので、トランジスタTR6がオン状
態となる。トランジスタTR6がオン状態となることに
より、出力部bはトランジスタTR6を介して第1の電
源+Vccと導通する。従って、出力部bは抵抗を介さ
ずに第1の電源+Vccと接続された状態となるので、
出力部bの電位をきわめて瞬時に+Vccにすることが
でき、パルスの立ち上りをきわめて急峻にすることがで
きる(図3b)。一方、トランジスタTR2がオフ状態
となり、出力部bの電位が+Vccとなるので、トラン
ジスタTR5のベース・エミッタ間電圧は順バイアスさ
れる電圧Vfに達することなく、トランジスタTR5は
オフ状態となる。従って、トランジスタTR1およびT
R5が同時にオン状態とはならないので、第1の電源+
Vccから第2の電源−Vccへの貫通電流によりトラ
ンジスタが破損することを防止できる。
【0024】期間T3において、トランジスタTR2は
オフ状態であり、出力部bの電位は+Vccである(図
3b)。一方、トランジスタTR1はオン状態であり、
出力部aの電位は−Vccである(図3a)。ここで、
d点の電位は−Vcc+Vfである(図3d)。c点の
電位は、コンデンサC1が第1の電流I1によって充電
されることにより、−3Vcc+Vfから−Vcc+V
fまで上昇する(図3c)。
【0025】期間T4において、c点の電位が−Vcc
+Vfとなり、トランジスタTR2のベース・エミッタ
間電圧がベース・エミッタ間を順バイアスする電圧Vf
に達するので、トランジスタTR2がオン状態に反転す
る。そのため、出力部bの電位は−Vccとなる。トラ
ンジスタTR2が反転する直前にコンデンサC2の両端
は2Vcc−Vfの電圧が充電されており、反転直後も
コンデンサC2の間の電位差(2Vcc−Vf)を保持
したまま、出力部bの電位が−Vccになることによ
り、d点の電位が−3Vcc+Vfまで低下する(図3
d)。そのため、トランジスタTR1のベース・エミッ
タ間が逆バイアスとなり、TR1がオフ状態となる。従
って、出力部aの電位が+Vccとなる(図3a)。
【0026】ここで、トランジスタTR2がオン状態と
なり、出力部bの電位が−Vccとなることにより、ト
ランジスタTR5のベース・エミッタ間電圧が2Vcc
となる。従って、ベース・エミッタ間を順バイアスする
電圧Vf以上となるので、トランジスタTR5がオン状
態となる。トランジスタTR5がオン状態となることに
より、出力部aはトランジスタTR5を介して第1の電
源+Vccと導通する。従って、出力部aは抵抗を介さ
ずに第1の電源+Vccと接続された状態となるので、
出力部aの電位をきわめて瞬時に+Vccにすることが
でき、パルスの立ち上りをきわめて急峻にすることがで
きる(図3a)。一方、トランジスタTR1がオフ状態
となり、出力部aの電位が+Vccとなるので、トラン
ジスタTR6のベース・エミッタ間電圧は順バイアスさ
れる電圧Vfに達することなく、トランジスタTR6は
オフ状態となる。従って、トランジスタTR2およびT
R6が同時にオン状態とはならないので、第1の電源+
Vccから第2の電源−Vccへの貫通電流によりトラ
ンジスタが破損することを防止できる。
【0027】図4aは、図1のパルス幅変調回路1につ
いて、出力部aから出力されるパルスを測定した結果を
示す。図4bは、図6に示す従来のパルス幅変調回路6
1について、出力部aから出力されるパルスを測定した
結果を示す。各々において、横軸は時間を、縦軸は電圧
値を表している。図4に示すとおり、本発明のパルス幅
変調回路1によれば、パルスの立ち上りをきわめて急峻
にすることができる。
【0028】以上、本発明の好ましい実施形態によるパ
ルス幅変調回路について説明したが、本発明はこれらの
実施形態には限定されない。例えば、図5に示すとお
り、図8に示す従来のパルス幅変調回路81に、第1の
短絡手段54および第2の短絡手段55を備えることに
よって、パルスの立ち下りを急峻にすることができる。
この場合、第1の電源が−Vcc、第2の電源が+Vc
cにそれぞれ対応する。
【0029】
【発明の効果】本発明のパルス幅変調回路は、第1の短
絡手段および第2の短絡手段を備えるので、出力パルス
の立ち上りもしくは立ち下りをきわめて急峻にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態によるパルス幅変調
回路を示す概略回路図である。
【図2】定電流回路の実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態によるパルス幅変調
回路の動作を説明する波形図である。
【図4】aは本発明のパルス幅変調回路のシミュレーシ
ョン結果を、bは従来のパルス幅変調回路のシミュレー
ション結果を示す図である。
【図5】本発明の別の実施形態によるパルス幅変調回路
を示す回路図である。
【図6】従来のパルス幅変調回路を示す回路図である。
【図7】従来のパルス幅変調回路の動作を説明する波形
図である。
【図8】従来の別のパルス幅変調回路を示す回路図であ
る。
【図9】従来の別のパルス幅変調回路の動作を示す波形
図である。
【符号の説明】
1 パルス幅変調回路 2 パルス発生手段 3 パルス変調手段 4 第1の短絡手段 5 第2の短絡手段 6 第1のスイッチ素子 7 第2のスイッチ素子 9 第3のスイッチ素子 10 第4のスイッチ素子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月19日(2002.12.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 仁孝 大阪府寝屋川市日新町2番1号 オンキヨ ー株式会社内 (72)発明者 檜座 秀一 大阪府寝屋川市日新町2番1号 オンキヨ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源が与えられ、一定電流から分配
    された第1の電流と第2の電流とにより電荷が充電され
    て、スイッチ素子がオンオフすることにより、第1の出
    力部からパルスを発生させるパルス発生手段と、 入力信号に基づいて、該第1の電流と該第2の電流との
    分配比を制御して、電荷の充電を制御することにより、
    充電時間に応じて出力パルスのパルス幅を変化させるパ
    ルス変調手段と、 該第1の出力部から出力されるパルスが該第1の電源電
    圧に反転する際に、該第1の出力部と該第1の電源とを
    短絡させる第1の短絡手段とを備える、パルス幅変調回
    路。
  2. 【請求項2】前記パルス発生手段が、前記第1の電流と
    前記第2の電流とにより電荷が充電されて、スイッチ素
    子がオンオフすることにより、パルスを出力する第2の
    出力部をさらに有し、 該第2の出力部から出力されるパルスが該第1の電源電
    圧に反転する際に、該第2の出力部と前記第1の電源と
    を短絡させる第2の短絡手段をさらに備える、請求項1
    に記載のパルス幅変調回路。
  3. 【請求項3】前記パルス発生手段が、前記第1の出力部
    に接続されている第1のスイッチ素子と、前記第2の出
    力部に接続されている第2のスイッチ素子とを有し、 前記第1の短絡手段が、該第1の出力部と前記第1の電
    源との間に第3のスイッチ素子を有し、該第3のスイッ
    チ素子がオン状態となることにより、該第1の出力部と
    該第1の電源とを短絡させ、 前記第2の短絡手段が、該第2の出力部と前記第1の電
    源との間に第4のスイッチ素子を有し、該第4のスイッ
    チ素子がオン状態となることにより、該第2の出力部と
    該第2の電源とを短絡させる、請求項2に記載のパルス
    幅変調回路。
  4. 【請求項4】前記第2のスイッチ素子がオン状態となる
    ことにより、前記第3のスイッチ素子がオン状態とな
    り、該第2のスイッチ素子がオフ状態となることによ
    り、該第3のスイッチ素子がオフ状態となり、 前記第1のスイッチ素子がオン状態となることにより、
    前記第4のスイッチ素子がオン状態となり、該第1のス
    イッチ素子がオフ状態となることにより、該第4のスイ
    ッチ素子がオフ状態となる、請求項3に記載のパルス幅
    変調回路。
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